このページでは山花郁夫衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○山花郁夫君 今野議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、交通安全対策について御指摘がございました。 この重罰化を図る法案というものは、社会的公正の実現のために必要であると考えて提出したものでありますけれども、この法案だけによって直ちに交通事故が劇的になくなるであろうとは考えておりません。 厚生統計によりますと、年間およそ一万三千人の方が道路交通の事故によって命を落とされております。先ほど、今野議員は一万四百三人という数字を挙げられましたが、これは恐らく警察統計によるものではなかろうかと思います。警察統計は二十四時間を基準といたしておりますから、いわゆる即死の数が一万四百三人ということ……
○山花郁夫君 ただいま議題となりました育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 本法律案は、ただいま厚生労働大臣から趣旨説明がございました政府提案の育児・介護休業法の改正案では、仕事と家庭の両立支援策としてはなお不十分であるとの思いから提案させていただくものであります。 平成四年に育児休業等に関する法律が制定されて以来、介護休業の制定、育児休業給付、介護休業給付の創設など、男女労働者が仕事と家庭を両立できる環境整備が一歩一歩進んできてはおります。 平成十一年には、出産した女性労働者に占める育児休業取得者の割合は五……
○山花郁夫君 山花郁夫です。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成十五年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手) 初めに、財政状況の悪化についてお尋ねいたします。 政府は、平成十五年度一般会計予算に八十一兆八千億円を計上していますが、税収で賄えるのは約半分の四十一兆円余りであります。そして、この財源不足を補うために、実に三十六兆四千億円分の新規国債を発行しようとしております。 これは、当初予算における国債発行高の最高記録であり、補正予算分を加えて比べても、平成十一年度に小渕内閣が発行した三……
○山花郁夫君 山花郁夫でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました裁判の迅速化に関する法律案について質問をいたします。(拍手) アメリカによるイラク攻撃の終結が近いと言われております。しかし、バグダッドでは略奪などが頻発し、無秩序状態に陥っているなどといった報道がなされています。 民主党は、国連安保理決議によらない今回の米国のイラク攻撃を、国連憲章など国際法に違反する行為ではないかと考え、武力行使の中止を求めてまいりました。これ以上、人々の命が奪われることがないように、早急に米国等を国連の場へ引き戻す働きかけを行うべきであると考えます。 ところで、三月……
○山花郁夫君 近藤議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、在留資格の付与について、難民認定希望者に対して在留資格を与えるかどうか、第三国経由により入国した難民に在留資格を与えるかという御質問がございました。 本案は、難民認定希望者の上陸に際し、出入国管理法内に掲げる上陸のための条件に適合している場合、難民申請者上陸特別許可を付与する。難民のほとんどが第三国経由での入国であることを考慮し、第三国経由による上陸者も在留特別許可の付与の対象といたします。難民の認定を受けようとする者に対しては、難民申請者在留特別許可を付与いたします。 ただし、濫用を防ぐため、収容令書または退去強制令書の発付を……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 まず、本日は八月四日でありますけれども、これから約十日ほど経過いたしますと八月十五日から、いわゆる盗聴法と呼ばれておりますが、通信傍受法というものが施行されるという予定になっているわけであります。 この法律についてなんですけれども、八月二日にいろいろと、かなり詳細な訓令であるとか通達が出されているようでありまして、準備作業も進行しているのかなという印象は受けているのですけれども、この法律に係るこうした訓令や通達は、言い方は失礼かもしれませんが机の上だけでつくれるものでありますが、通信傍受に当たってはさまざまな物的な諸設備も必要になってくるものと思……
○山花委員 参考人の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、急であったにもかかわらず御出席いただきまして、お礼を申し上げる次第でございます。 さて、十月二十三日からこの審議に入っているのでありますけれども、我が党の堀込征雄委員からの質問に対しまして、この時間は参考人からの意見聴取ということで、提案者の方はいらしておりませんが、その中で、片山参議院議員から、この審議の経過に対しまして、「野党の皆さんには、与党は法案を出させてもらいます、国会の委員会で十分な審議を尽くしましょうと、」こういうことを言っておられます。「同時に、政党間の話も代表者懇を中心にやるのはいささかもやぶさかではありません、や……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 与党の提出者の方に質問をいたします。 私からの質問通告とはちょっと違うのですが、午前中の阿久津委員の方から通告が行っているかと思われます、権限の範囲等について御質問をしたいと思います。 与党案の方の第一条の構成要件を拝見いたしますと、「衆議院議員、参議院議員又は地方公共団体の議会の議員若しくは長が、国若しくは地方公共団体が締結する売買、貸借、請負その他の契約又は特定の者に対する行政庁の処分に関し、請託を受けて、」その後でありますけれども、「その権限に基づく影響力を行使して公務員にその職務上の行為をさせるように、」以下とあります。「その権限に基づ……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 この野党案を取りまとめるに当たりまして、私もちょっと末席の方で参加させていただきましたので、今回の法案には少し思いがあるわけでございますが、この法案の審議が始まってから、与党の皆さんの方から、今回の野党案というのは、与党案を見てその後慌ててつくり直したのではないかとか、あるいは、民主党も政治家と金というところでは問題があったのではないかというような御指摘がございました。この点について少しお話をさせていただきたいと思うのです。 総選挙が終わりました後、確かに私たちの党に所属しておりました元代議士が刑事事件で逮捕されて、大変国民の皆様の不信を買ったと……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 私は、実は昨年まで、資格試験の予備校の方で講師を務めていた者であります。資格試験と申しますと、司法試験であるとか公認会計士の試験など、最近は予備校を使う学生さんが非常にふえているわけでありますが、私が担当していたのは、国家公務員の採用試験に関する分野を担当しておりました。 そう申しますと、一昔前、二昔前でありますと、公務員試験について、何かそういう予備校のようなところに通ってまで、あるいは卒業して浪人をしてまで受けるという人は少なかったのではないかと思いますが、人事院からもかつて予備校の方にいたときに調査の依頼がございましたので御承知のことかと思……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 本日は、参考人の皆様、貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 先ほど森岡委員の方から、少年が勾留される場合について、民主党案では拘置所で勾留という御発言がございましたが、民主党案でも少年法四十八条によって鑑別所で拘禁になるので、その点は指摘をさせていただきたいと思います。 また、事実認定の点についてもいろいろな御質疑がございました。検察官と付添人の間で激しい応酬がという話がございましたけれども、あくまでも審判は和やかに行うということになっておりますので、この点も指摘をさせていただきたいと思います。 さて、今回の改正案に……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 まず、法案の審議というものに先立ちまして、保岡法務大臣にお伺いしたいことがございます。 大臣は、十月十日の法務委員会で、憲法改正や教育基本法の見直しということについて、この少年法の改正という論議に絡んで言及をされているわけであります。既に何度か御説明がございました。また、十月二十五日の当委員会でも野田委員がこの点に質問をしておりまして、御答弁がございましたけれども、いま一つちょっと私にはよくわからない点があるのであります。私たち民主党は、憲法について論じるということについて全く否定するつもりは毛頭ないのでありますが、しかし、やや唐突な印象を否めな……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。最後のバッターということになりますので、少々法律の細かなところについてお伺いしていきたいと思います。
本法案によって、今までの障害給付金の支給対象の範囲が拡大されてきているわけでありますが、第二条の第四項によりますと、「この法律において「障害」とは、負傷又は疾病が治つたときにおける身体上の障害で政令で定める程度のもの」とありますけれども、政令で定める程度というのはどの程度のものか、お答え願います。
【次の発言】 先ほど来もちょっと似たような質問は出ているのでありますけれども、政令で定めている十四級の等級、そして二条三項でありますけれども、重傷病に至ら……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 質問に先立ちまして、冒頭、六年前、昨日に当たりますけれども、地下鉄のサリン事件で亡くなった方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、現在もなおその被害で苦しんでおられる方がいらっしゃいます。心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 私ごとで恐縮でございますが、そのころ、私もこの近くの赤坂のアークヒルズというところに勤務いたしておりまして、私の妻は、国会議事堂の駅まで丸の内線に乗ってきまして、赤坂の駅まで通勤をしていたわけでありますけれども、ちょうどその電車に乗り合わせておりました。国会議事堂の駅から赤坂方面へ、千代田線に乗りかえようとしますと、……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。しばらくおつき合いをお願いいたします。
福田内閣官房長官にお尋ねをいたします。
平成七年に地下鉄のサリン事件が起こったわけでありますけれども、平成八年以降、三月二十日の日になりますと、総理大臣であるとかあるいは元総理、また内閣官房長官が、昨年まで、霞ケ関の駅のところで慰霊のための献花を行ってきたと承知いたしております。
ちょっとこれは事実関係だけ確認をいたしたいのでありますけれども、これは何年にどなたが行かれたかということはおわかりでしょうか。
【次の発言】 これまでこうやって献花をされてきたということでありますけれども、この献花を行ってきた経緯……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。私は、主として道路交通法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、百一条の二の二という改正案についてお尋ねいたします。 今回の改正案によって、優良運転者についてでありますけれども、住所地以外の都道府県公安委員会を経由して更新の申請ができるようになりました。このことは歓迎すべきことだと思うわけであります。 自分も、東京都の調布市に住んでいるのでありますが、免許の更新に行きますと、京王線に乗って十数分、多磨霊園という駅に行って、そこからさらにバスに乗ってということで、かなり公安委員会が遠いところにあります。私ごと……
○山花議員 御指摘のように、この法律の対象となる道路交通法の違反の罪としては、酒酔い運転、麻薬等運転、共同危険行為等禁止違反、無免許運転、酒気帯び運転と並んで、過労運転の罪というものを規定しております。 このたびの道交法の改正案に従って見ますと、自由刑の罰則については、五年以下、三年以下、二年以下、一年以下、六月以下、三月以下の懲役というものと、六月以下の禁錮、三月以下の禁錮という形で、八段階に分かれております。このような法定刑の違いというのは、それぞれの違反行為の道路交通における危険性の度合いに応じて定められているものというふうに考えられますので、一年以下の懲役及びこれよりも重い法定刑の上……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 裁判所定員法の一部を改正する法律案に関して質問をさせていただきます。 これは最高裁判所にお尋ねしたいと思いますけれども、この裁判所職員定員法の一部を改正する法律案によりますと、裁判官以外の裁判所の職員の員数を九人増加することとございます。本法案の提案理由、さきに法務大臣よりございましたけれども、これによりますと、地方裁判所における民事訴訟事件、倒産事件、民事執行法に基づく執行事件並びに家庭裁判所における家庭事件の適正迅速な処理を図るためということなようでございます。 昨今、倒産事件やあるいは民事執行事件が大変増大している、こういう景気の時代でご……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 弁護士法の質疑に入ります前に、森山大臣にハンセン病の控訴問題についてお伺いしたいと思います。 ただいま枝野委員からも少々質問がございましたけれども、違う論点についてちょっとお伺いしたいのですけれども、森山大臣も大変悩まれているというお話でございました。大臣に就任されて、先ほど枝野委員からも、女性政策などについても大変期待をされているというお話もございましたし、また私自身としても、森山大臣は大変マイノリティーに対する配慮ということをされる方だと思って尊敬をいたしておりますが、ただ、ちょっとここのところの報道で気になる報道がございます。 と申します……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 中間法人法案の質疑に先立ちまして、少々森山法務大臣そして法務省の方にお尋ねをしたいことがございます。 二〇〇一年ですから、ことしの五月十一日の熊本地裁のハンセン病の判決に関する問題をまずお尋ね申し上げます。 例のハンセン病の国家賠償請求訴訟の判決に対しまして、五月二十三日に本委員会におきまして、森山大臣の方に政治決断の方をよろしくお願い申し上げますとお願いいたしました。そして、控訴せずという結論に至りましたことにつきまして、御尽力には感謝を申し上げたいと思います。 ただ、その後なんですけれども、少々気になることがございます。と申しますのも、そ……
○山花議員 ただいま議題となりました育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 男女共同参画社会基本法の前文にもうたわれておりますように、男女共同参画社会の実現は、二十一世紀の最重要課題でございます。本法律案は、これを労働法制の側面から推進しようとするものでございます。 それでは、本法案の内容を簡単に御説明申し上げます。 第一に、法律の題名を、労働者の職業生活と家庭生活との両立を支援するための育児休業、介護休業等に関する法律に改めます。 第二に、育児休業制度を改正し、男親も取得しやすい制度に変更いたします。 ま……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 育児休業法等の改正について、何点か御質問を申し上げます。 午前中も質疑がございましたけれども、男女雇用機会均等対策方針、これは平成十二年の七月の十四日に発表されたものでございます。 これによりますと、「仕事と育児・介護の両立が図られるためには、女性だけでなく男性も含め、育児・介護休業を取得しやすく、また、就業しつつ子どもの養育や家族の介護を行いやすい職場環境づくりを促進することにより、男女労働者とも育児・介護について家族の一員としての役割を円滑に果たすことができるようにすることが重要である。 このため、固定的な性役割分担意識の解消や職場優先の組……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。育児・介護休業法について、政府案に対して御質問を申し上げます。 本日午前中、参考人の質疑が行われまして、秋元参考人から、一番最後、時間がないんだけれども一言申したいということで、この育児・介護休業法にせよ、産めよふやせよというような話になってはこれはちょっと違うのじゃないかというお話がございました。私も、そのとおりだと思います。 先ほど委員の方から、少子化対策という観点からというお話がございました。結果として少子化対策になることはあるのかもしれませんけれども、私なんかの世代でも、割と年配の世代の方から、子供ができて初めて一人前だというようなお言葉を……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 きょうは、公務員制度改革などに関連をして御質問を申し上げたいと思います。 昨年の十二月一日に行政改革大綱というものが閣議決定されまして、本年三月二十七日に公務員制度の大枠、あるいは六月二十九日に公務員制度改革の基本設計などが発表されまして、公務員の制度改革というものが議論されております。 この中で、かねてより公務員の労働基本権については議論があるわけでございますけれども、石原大臣にお伺いしたいと思いますが、六月二十九日に発表された基本設計のところの最後の方です。「労働基本権の制約の在り方との関係」という項目がございまして、「この基本設計に基づき……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 ただいまも御質問がございましたが、引き続きまして同様の問題について御質問申し上げたいと思います。 できるだけ重複は避けたいと思いますけれども、今の質疑の中でもございましたけれども、夫婦の氏のあり方については、夫婦の同じ氏を強制する、同氏を強制するという国で、日本、インド、タイ、トルコという国が紹介されました。また、原則自由にしている国ということで、イギリスであるとかアメリカ。また、選択を自由にしている国ということで、スウェーデン、デンマーク、ドイツという御紹介がございました。もっと言えば、オーストラリアであるとかほかの国でも採用されております。 ……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 参考人の皆様方におかれましては、早朝より大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。 早速でございますけれども、井手参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 昨日も本委員会の方で少し議論がございましたけれども、以前、私も提案者になっておりましたが、内閣委員会の方で、危険運転致死罪という、今回の法案に非常に似た法案というものが審議がされましたが、結果的に否決をされるということになりました。そのときにも井手参考人にはおいでいただきまして御意見をいただいたと記憶しておりますが、そのときには、大変法案の成立に期待感をにじませているよう……
○山花議員 お答えを申し上げます。 まず、質問、二点ほどあったかと思いますけれども、保護法益に関して、刑法の第二十五章「汚職の罪」、百九十三条以下の保護法益について、公職にある者の廉潔性ということが保護法益だという御指摘がございましたけれども、わいろ罪のケースですと、正当な職務をやった場合についても違法であって処罰されることがあります。したがいまして、説明の仕方としては、廉潔性だけではなくて、それに対する国民の信頼ということも入っているというふうに認識をいたしております。野党案のあっせん利得処罰法でありますけれども、この保護法益については、公職にある者の廉潔性及びこれに対する国民の信頼という……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 本日は、この道路関係四公団民営化推進委員会の設置法案ということで、既に三人の委員の方が質問されました。二巡してこれで三巡目ということですので、いろいろと石原大臣の御議論などもお聞かせいただいたわけであります。 それをずっと拝聴いたしておりまして、この委員会なんでありますが、八条委員会ではなくて、やはり三条委員会でやった方がベターなのではないかという思いが、議論を聞いておりましてもするわけでありまして、そういった観点から少し質問をさせていただきたいと思います。議論の組み立て上、少々質問項目がダブることもあろうかと思いますけれども、御容赦をいただきた……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。
冒頭、今の吉井委員の質問と関連いたしまして少々質問をさせていただきたいと思います。
総務大臣、今、調査の結果、情報提供したという事実、そして圧力をかけたという事実は一切ないんだという御答弁だったかと思いますが、もう一度確認をお願いいたします。
【次の発言】 それで、先ほどの質疑の中で、役所の方の担当者からヒアリングをしたということをおっしゃっておられましたが、私も、きのう夜の時点で聞いたときには、四名の方からヒアリングをしているんだと。四人の人と、あと関係の団体と言っていましたから、恐らく行政書士会なんでしょう。ただ、担当者四人ぐらいから聞くのに……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 森山法務大臣におかれましては御案内のことかと思いますけれども、私、亀井静香会長のもとで死刑廃止を推進する議員連盟の事務局次長をやっておりますので、きょうはそのことに関連をいたしまして少し御質問申し上げたいと思います。私は死刑廃止論者なんですが、きょうは、現行のままであったとしても、少し制度の運用として問題があるのではないかと思うところについて何点か御質問を申し上げたいと思います。 議連の方では今、死刑を廃止して、ただ仮釈放のない終身刑というものを法定しようではないかという形で今検討をいたしております。三月三十一日、この間、日曜日ですけれども、亀井……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 今週の月曜、火曜と、司法人権セミナーを開催させていただきまして、法務委員長、法務大臣、ごあいさついただきまして、ありがとうございました。法務大臣のごあいさつの中身は、ちょっと気になるところもあったわけでありますけれども。 あと、副大臣も、二日間にわたりまして本当に長時間、本当はこちらの本意でないような運営のところもちょっとございまして、何か二日間、委員会におつき合いをいただいたような感じにもなってしまいましたけれども、感謝を申し上げたいと思います。 その司法人権セミナーは、欧州評議会の議員の方々をお招きして開いたわけでありますが、この国際受刑者……
○山花委員 山花郁夫でございます。よろしくお願いいたします。 まず、原案について質問をいたします。 ただいま修正案の提出者からも、原案については、この法律の位置づけとして規制緩和ということを特区という形で行って、これがもしうまくいったらそれを全国的なものに展開していく、本来そうあるべきなんじゃないかという話があって、ただ、今回の法案では必ずしも明らかでない点が見られるというような趣旨の説明があったわけであります。 改めまして、今回この法案の目的と申しましょうか、位置づけについて、もちろん今までも質疑がございましたし、冒頭で当然趣旨の御説明があったわけでありますけれども、私といたしましては……
○山花委員 山花郁夫でございます。 法務大臣は、今回内閣改造がございましたけれども、また御留任ということで、引き続きよろしくお願いを申し上げたいと思います。 きょうは、昨日ございましたごあいさつに関連をいたしまして、法務行政であるとか国内治安の問題を中心に質疑をさせていただきたいと思いますが、それとは別に、冒頭お話を聞きたいことがございます。 今回の内閣改造で一部大変、森山大臣が留任されるのかどうか心配をされていた方たちがいらっしゃいます。と申しますのも、これまで法務大臣は、選択的夫婦別姓を内容とする民法改正についてはぜひ頑張りたいという旨、意見の表明を今まで何度かされてまいりました。官……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 参考人の皆様におかれましては、早朝よりありがとうございました。 五人の参考人の皆様お一人お一人に伺いたいと思います。予備試験の位置づけについてどういう御認識かということについてであります。 このことについてお問い立てをする前に、少しお話をさせていただきたいと思うのですが、恐らく、きょうお越しの方々は、司法試験の予備校でLEC、東京リーガルマインドというところを御存じかと思います。余り皆さんには評判がよくないかもしれないですが、私は、そこで昔、講師をやっておりました。ただ、司法試験のセクションではなくて、公務員試験のセクションにおりました。法律系……
○山花委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律案並びに司法試験法及び裁判所法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、両法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 法科大学院を中核とする新たな法曹養成制度の構築及びその運用に当たっては、司法制度改革の理念及び司法制度改革審議会の意見を踏まえつつ、国際的にも通用し得る専門的な能力及び優れた多様な資質を有する多数の法曹の養成に努めること。 二 法科大学院の設置基準の策定及び評……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 今回の、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の中身についてお伺いをしたいと思います。 まず、法務大臣、昨日趣旨の御説明はいただきましたので、私自身は、検察官というのも行政にかかわる方々ですので、検察官が人事院勧告に従って俸給が引き下げられるというのは、これはある話だろうと思います。 ただ、今植田委員からも、本法案は憲法違反だから反対だという意見の表明がございましたけれども、確かに、憲法の七十九条、八十条を見ますと、裁判官の報酬は下げてはならない、「報酬は、在任中、これを減額することが……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。
午前中の質疑の中でも、会社更生法の関連で、労働債権の保護についての議論がございました。
そこで、厚生労働省にお伺いしたいんですけれども、賃金確保の手段として賃金不払い罪というものがございますけれども、この賃金不払い罪での送検事件数は年間どれぐらいでしょうか。また、ここ十年でどれぐらいの推移をしているのでしょうか。全国の事件数であるとか、あるいは東京労働局管内の件数とか、おわかりになればお願いします。
【次の発言】 平成四年が百十四で、平成十三年が五百八ですから、大変ふえてきているわけでありますけれども、厚労省としては、この賃金不払いの事案について……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 冒頭、ちょっと大臣に確認をさせていただきたいことがあるんですけれども、過日もこの問題について少しお伺いをいたしましたが、そのときには、しかるべきときに報告をしたいという御発言がございました。 ただ、きょう御報告いただいたことにつきましては、十一月の事件については比較的事案などについても御報告があったんですが、五月の死亡事案については、捜査中ということで短い御説明だったんですけれども、これは本当に我が国の法務行政の信頼の回復、あるいは本当に今回それを傷つけたということだと思いますので、これについてはまた別途御報告をいただけるというふうに理解してよろ……
○山花委員 山花郁夫でございます。よろしくお願いいたします。 実は、私、調布に地元の事務所を持っているんですけれども、昨年、ピッキングの被害に遭いまして、金額は大した額じゃないので、数万円ということなので、余り金のない事務所でよかったなと思っていますけれども。ですので、ピッキング対策の必要性というものは、大変、それは身をもって感じるところがございます。 ただ、今、山内委員からもるる指摘があったように、私、この法律の実効性についてはちょっと疑問を持っているんです。法律の提案理由説明によりますと、「建物に侵入して行われる犯罪の情勢にかんがみ、その防止に資するため、」と、ピッキングの防止というこ……
○山花委員 山花郁夫でございます。 本来であれば、私は、予算委員会でも法務大臣はその任にはないのではないかと申し上げてまいりましたので、ただ、審議はしなければいけません、その点は留保しながら、ただ、再度、その責任などについては明確にしてまいりたいと思います。 昨日、私ども野党のメンバーで、安部譲二さんをお呼びしていろいろお話を伺いました。その折に、今回の事件は虐殺だというふうにおっしゃっておられたのが印象的でしたけれども、まず冒頭、外務省にお伺いしたいと思います。 今回のケース、大変外国でも、リンチ殺人だとかそういうふうな衝撃的な言い方をされておって、大変日本の国としても不名誉なことでは……
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。 大変長い名称の法律でありますけれども、債権譲渡円滑化法というふうに略させていただきたいと思います。この債権譲渡円滑化法でありますが、もともとは平成十年でしょうか、与党の金融再生トータルプランというものでしょうか、ここで最初に議論されまして、当時は四本の法律があったようですね。債権管理回収業に関する特別措置法案。これが今回延長されるというものでしょうか、金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律案。ほか二法あります。競売手続の円滑化等を図るための関係法律の整備に関する法律案、特定競売手続にお……
○山花委員 山花郁夫でございます。 前回は、当委員会におきまして、法務省から提出されました資料について紛糾をいたしましたが、その点につきましては後ほど少し議論させていただきたい点があるわけでありますけれども、それとは別に、前回取り上げました八街少年院の問題で積み残した課題が幾つかございますので、その点について確認を何点かさせていただきたいところがございます。 まず、少年院でプールで逆飛び込みをさせて、その少年が大変な大けがをして、身体障害者等級表の第一級の、それほどの大けがをしたという事件がありました。この事故があった際に、プールを見せてほしいと親御さんが言われたりとか、あるいはその親御さ……
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。
資料配付をお願いしていますので、よろしくお願いをしたいと思いますが――ちょっと待っていてもらえますか。
【次の発言】 山花郁夫でございます。
資料配付について、済みません、私も少し不手際があったようで、おわびを申し上げます。御尽力いただきまして、ありがとうございました。
当委員会におきまして、かつて一度、私の質疑の際に、質疑が紛糾をいたしまして、休憩になって、そのままとまったことがございました。そのときの、何が原因だったかということについて、ひとつ区切りをつけておかなければいけないと思っております。
矯正局からの、当時中井局長で……
○山花委員 山花郁夫でございます。 道参考人、永井参考人、朝早くからありがとうございます。 永井参考人にお伺いしたいんですけれども、今の議論の中でも、大学の自治についての議論がございました。仮に現職の判検あるいは役人としての身分を持った人が来たとしても、教授会としては、教授の先生方は皆さん独自の意見を持っていらっしゃるので大丈夫だろうと、そういった御意見だったと思います。 ただ、確かに、そういった先生方個人個人の顔を思い浮かべて、その人たちを疑うというつもりは毛頭ありませんけれども、ただ、制度として見たときに、先生の御専門の、例えば商法の例えでいいますと、取締役会に、その場に経済産業省の……
○山花委員 山花郁夫でございます。 質問に先立ちまして、法務大臣、先日の本会議の質疑の中でも少し驚いたんですけれども、例のイラク攻撃があったときの閣議の話であります。 小泉総理は、イラク攻撃が、米国によります攻撃が始まってから数時間後に、その方針を支持するという声明を出されましたけれども、閣議の折にはそういった話が個々にはなかったと。私はてっきり、総理がああいう方針を出されたわけですから、閣議でそういう方針だと、つまりは、この内閣ではそういう方針でいくんだという話があったんだと思っていたんですけれども、そうではなかったようですが、それは間違いないんですね。
○山花委員 山花郁夫でございます。 質疑の通告をしていないんですが、官房長、ちょっとお答えいただきたいと思います。 今、河村委員からいろいろ質問があって、ただ、物によっては答えられないものがいろいろあったようですけれども、先日指摘をさせていただきましたように、「行刑問題に関する資料」、法務省の名前で出している中で、要するに、もう事実認定をしちゃっているような書き方をしているから、結局、質問に対しても本来答弁しなければいけないような形になっていると思うんですよ。前回の質疑のときにも申し上げましたとおりで、本来であれば、例えばこういう嫌疑があるとか、こういう嫌疑で今起訴されているんだとか、そう……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 法務大臣に、裁判の迅速化に関する法律案についてお伺いしたいと思います。 本法案は、裁判を迅速に行うということを目的としているようです。 ところで、私ごとで恐縮ですが、三年ぐらい前に父を亡くしまして、アミロイドーシスという病気だったんです。アミロイドーシスというのは、余り聞いたことのない方もたくさんいらっしゃると思いますけれども、難病指定されていて、治らない病気だったんですね。治らない病気ですから、どこのお医者さんに行っても恐らく結果は一緒だったのかな、そんなふうに思っているんですけれども、ただ、いろいろとできる処置をやっていただいて、手を尽くし……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。よろしくお願いいたします。 昨日、裁判の迅速化に関する法律案、その他の法律案も衆議院を通過いたしましたので、本来であればこの法案の審議の際にお尋ねできればよかったのでありますけれども、司法制度改革推進本部の本部長たる小泉総理に改めてお伺いしたいことがございます。 と申しますのも、この迅速化に関する法律案の中で、二年以内のできるだけ短い期間内に第一審の訴訟手続を終わらせよう、そういった目標が掲げられているわけです。ただ、当委員会でも一時委員会が紛糾をした時期がありまして、と申しますのも、もともと総理の司法制度改革推進本部顧問会議におけるあいさつがあっ……
○山花委員 山花郁夫でございます。
ただいま佐藤委員からも指摘がございましたけれども、今回のこの死亡帳調査班による調査結果中間報告ですけれども、私だけではないと思います、ほかの理事の先生方もそうだと思うんですけれども、何か十五件ほどあって今後も調査するということは、土曜日の新聞で初めて知ったというような状態だったんです。
本来であれば、こういった報告については、委員会に報告をしてから記者発表すべきだと思うんですけれども、これはどういう認識なのか、官房長に伺いたいと思うんです。
【次の発言】 しかし、これは落ち度があったということを認められていますけれども、この経緯について、私は、どこか廊下……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。参考人の皆様、貴重な御意見、朝早くからありがとうございます。 まず、今回の法改正の一つの事物管轄のことについてお伺いしたいと思います。 まず、成田参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、先ほどのお話の中で、例えば不動産については、本来、簡易裁判所の審査に適さないケースもあるんだというお話がございました。 確かに、ここのところ景気が大変悪くなっておりまして、資産デフレなんというふうに言われることもあって、土地、建物の価格が下がっていますね。特に、土地だと百四十は微妙かなと思いますが、建物の明け渡し請求訴訟なんかですと、百四十で入ってくるケースもか……
○山花委員 ただいま議題となりました私外一名提出の修正案について、提出者を代表して、その概要を御説明いたします。
第一に、司法試験合格後、衆議院または参議院の職にあった期間が通算して五年以上になる者を、弁護士資格を有する者から除くものとすること。
第二に、いわゆる特任検事となった後、その職にあった期間が通算して五年以上になる者を、弁護士資格を有する者から除くものとすること。
第三に、その他所要の規定の整備を行うこと。
以上が、本修正案の概要であります。
何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 山花郁夫でございます。
本日、私どもは、今回出されております裁判……
○山花委員 山花郁夫でございます。 仲裁法案についての質疑をさせていただきたいと思います。 今回提案されておりますこの仲裁法案ですけれども、もともとこれはモデル法があって、それに対して司法制度改革審議会などで議論がされてこういう形で出てきたものと承知をいたしておりますが、副本部長たる森山大臣にお伺いしたいと思います。この司法制度改革審議会の意見書でも、仲裁制度の整備と利用促進ということがうたわれております。今回の立法に際して、国としてこの仲裁制度を民事司法制度の全体の中でどういう位置づけと考えておられるのか、この点についてお伺いしたいと思います。
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。
冒頭、法務大臣、過日、先週ですか、この委員会で議論をした際に、警察庁の方においでいただきまして、警察庁としては第三次の覚せい剤乱用期であるという認識があったという話がありました。また、矯正施設でもそういった中毒の方が結構いらっしゃるという話があったことについて、覚えていらっしゃいますね。
【次の発言】 前回は、そういう中で、例えば、覚せい剤中毒の後遺症の方が精神疾患のような症状を呈して、十分な医療的な措置がとられているのかどうかということについて私は疑いがあって、やはり、今回いろいろな問題が出てきている一つの問題は、そういった人たちが大声を上げたり……
○山花委員 山花でございます。よろしくお願いいたします。 前回の続きという形になろうかと思います。前回、法案の方の第二十九条で、時効中断のところについて後日伺いますというふうに聞いた問題についてです。 二十九条の第二項を見ますと、「仲裁手続における請求は、時効中断の効力を生ずる。ただし、当該仲裁手続が仲裁判断によらずに終了したときは、この限りでない。」とあります。仲裁の申し立ての後、仲裁の合意が取り消されたような場合には時効中断の効力がなくなるということなんでしょうけれども、例えば、仲裁判断によらずに終了したというケース、この二十九条二項のただし書きのケースでは、この時効中断効はどうなるん……
○山花委員 山花でございます。
矯正局長にお尋ねしたいと思います。
前回、歯科医療のことについて質問をさせていただきましたけれども、実際の治療の実態について調査をしてほしいということをお願いいたしました。取り急ぎ、できたところまでで結構ですので、どういった治療がなされていたのか、あるいは待ち時間、願せんを出してから治療をしてもらうまでの待ち時間などについてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 治療の中身なんですけれども、義歯の治療であるとかあるいは自己負担で治療したものが何件か、そういうことについてはわからないでしょうか。
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。 今回もまた束ね法ということで、民法の部分と執行法の部分、いろいろあるわけですけれども、こういった提出の仕方については、次期国会以降配慮いただきたいということを申し上げまして、法務大臣からもそのように検討したいという答弁をいただいておりますので、それぐらいにいたします。 今、山内委員、鎌田委員の話などを聞いておりまして、若干価値判断として、法務省の民事局というか法務省全体として、どこまで立法事実の調査で御認識されているのかなと思うところがございます。 と申しますのも、例えば先取特権について範囲を広げるということ、それはそれとして結構……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 参考人の皆様方におかれましては、早朝よりありがとうございます。 まず、藤川参考人にお伺いをしたいと思います。 先ほど松森参考人から、執行法制の改正について、特に財産開示手続についてどういうイメージを持って考えるかということが重要ではないかという御指摘がございましたけれども、私も、ここのところ、言ってみれば、余りいいイメージを持っていないのかもしれません。 つまり、藤川参考人が先ほど、執行手続のところでは、裁判所が一生懸命やるというよりも、パンチパーマをかけたような人たちが出てくるという話をされておりました。まさにこの財産開示手続についても、商……
○山花委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その趣旨及び概要を御説明いたします。 原案では、現行の短期賃貸借制度を廃止する一方、抵当権者に対抗することができない建物賃借人に対して三カ月間明け渡しを猶予する制度を創設しておりますところ、競売による建物の売却によって突然に生活、営業の本拠から退去を求められることにより建物賃借人がこうむる不利益をより少なくするため、明け渡し猶予の期間を六カ月に改めるとともに、これに伴う所要の修正を行うものであります。 以上が、本修正案の趣旨及び概要であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。 きょう、いろいろと議論させていただこうと思っていて、こちらから主張しようと思ったことは塩崎議員から随分答弁をいただきまして大変盛り上がっているところですけれども、もう一回、今回の法案の最初のところに戻ってまいりたいと思います。 ただ、それに先立ちまして、私どもとして一言申し上げたいことがございます。 今回のは議員立法ということでありますけれども、当委員会にはもう随分前からかかっている議員立法がございまして、一つは民法の一部改正ですし、もう一つはオートバイの二人乗りというものもございます、高速道路の。本来、委員会運営としては閣法を先……
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。 心神喪失者等医療観察法案に関連して、反対の立場から討論をいたします。以下、その理由を申し述べます。 そもそも心神喪失等医療観察法案は、一昨年の大阪・池田小学校事件における不幸な事件を契機とし、小泉総理の誤った認識に基づく軽率な発言からその立法化の動きが一気に加速されたものであり、関係する審議会の意見を聞くこともなく策定されたものであります。 本来、十分に検討が加えられるべき司法と精神医療の連携の実情、措置入院制度の実態等々の現行法上の問題点には一切目が向けられず、新たな強制医療法を制定しようとするものであって、当初よりノーマライゼ……
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。本日は、参考人の皆様、朝早くからありがとうございます。
大森参考人にお伺いをしたいと思います。
別姓の議論の中では、通称使用でいいじゃないかという議論もあるわけですが、これについて、かつて大森参考人は読売新聞などでも、いや、それはいかがでしょうかという御意見を開陳されていらっしゃいますけれども、この点についてのお考えをお聞かせいただければと思います。
【次の発言】 森参考人、榊原参考人にお願いいたします。
我が国では、現在、法律上の婚姻のためには同姓をとるべし、こうなっておりますが、こうした法制度をとっている国は、私は、日本とインド……
○山花委員 山花郁夫でございます。 法務大臣、ここのところ刑務所の過剰収容というのが大変問題となっておりまして、この点について、今度の予算でも拘置所の新設であるとか刑務所の増設など、予算がついていることは承知をいたしておりますが、まず、法務委員会でも指摘をさせていただいております話でありますけれども、代用監獄、あれは留置場ですから所轄は警察ということになるんでしょうけれども、本来であれば拘置所の新設ということが必要なのではないかということを、まず冒頭指摘をしておきたいと思います。 その上で、刑務所は今大変なことになっておりますね。十二日にまた逮捕者が出ております。昨年、名古屋の刑務所では五……
○山花委員 山花郁夫でございます。 過日の予算委員会でも、最後のところで、これで終わる話ではないということを申し上げましたが、改めてこの問題について取り上げたいと思います。 また、法務大臣、今までいろいろと意見の合うところもあったんですが、これから大変残念なことをいろいろ指摘しなければならないと思います。 まず、今の質疑の中でも、私は、今回の事件について大臣の認識はちょっと軽過ぎるのではないかと思っています。つまり、今、不祥事だという言葉がありました。戦後役所が起こした不祥事の中でも、いろいろありました、最近でも、警察もありました、覚せい剤を使っていたとか。あるいは近年でいえば、BSEで……
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。 きょうは、また引き続きまして、名古屋刑務所の事件について何点か御質問を申し上げたいと思います。矯正局長、いらっしゃっていますか。 名古屋の件だけではなくて、刑務所の中で正常じゃない形で亡くなる方がいらっしゃるようでありますが、特に、昨年の法務委員会でも質問をさせていただきましたが、府中であるとか横須賀でも、保護房に収容されている方が亡くなった件がございます。府中で二件、横須賀で一件ですけれども、この点について、どういう形で亡くなられたと少なくとも報告を受けているのか、そのことについて御答弁ください。
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。 野沢大臣、星野副大臣、まずは御就任おめでとうございます。また、中野政務官におかれましては、留任ということで、引き続きよろしくお願いをいたします。 おめでとうございますと申し上げましたけれども、法務に関しては課題が大変山積をしているときでございますので、大変なときになられたのだなと思っております。ただ、私どもはできるだけ早い時期に政権交代をと思っておりますので、余り長期間在任されて御苦労されないように私どもとしては頑張ってまいりたいという決意でございます。 ところで、きょうは、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、そして……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 先ほど、野田委員の方から、現行の憲法は百八日間でできたものであるという御指摘がございましたけれども、これだけ短期間の間でできた現行の憲法が半世紀以上改正がなかったということについて、いろいろ御意見はあるかと思いますけれども、基本的には多くの国民の方が支持をしてきているものであると認識しております。 また、制定当時は非常に先駆的な内容を持っていたものではないかと認識している次第でありますけれども、その後、多くの時を経過いたしまして、現実との間に多くのギャップが出てきたということは、先国会でも参考人の方から御意見がございましたし、冒頭多くの委員の方か……
○山花委員 民主党の山花郁夫でございます。 私たち民主党は、この憲法のいろいろな条文について精査を行った上で、場合によっては、改正すべきと考えられるところがあればそれについて積極的に論じる、いわゆる論憲という立場をとっているわけであります。護憲という立場をとられている政党もございますが、決してそうではないわけでありまして、憲法調査会をつくるということについて決して白眼視するということは思っていないわけでありますが、やや私と鳩山邦夫委員との間では、国家観あるいは歴史観の違いというものがあるように感じられました。 したがいまして、市村先生の御講演あるいは御論文に対する私の意見といたしましては、……
○山花分科員 民主党の山花郁夫でございます。しばらくの間、おつき合いを願いたいと思います。 昨年の秋のことであります。日付で申しますと十月の十六日の朝なのでありますけれども、私の自宅の方に、「直訴状」と書かれた、こういうものがポストに入っておりました。切手も張っていないわけであります。この世界に身を置いていますといろいろなものが来ますので、最初は何事かと思ったわけでありますが、ちょっとお時間をいただいて、中身を読ませていただきます。御近所に住む宮本さんという方なんですが、途中から読ませていただきます。 平成十二年九月二十一日、私の娘(小学一年生、六歳)が、自宅風呂で入浴中、浴槽(「ノーリツ……
○山花分科員 民主党の山花郁夫でございます。しばらくの間おつき合いを願いたいと思います。 御案内のように、昨年の臨時国会で公職選挙法の一部改正ということが行われました。比例代表選出議員について、いわゆる拘束名簿方式から非拘束名簿方式へ改正されたというものであります。私は、概念的にはこれは比例代表の制度だという説明はございますけれども、事実上の全国区の復活に近い、類似したものだと思っております。 当時、片山虎之助議員が、提案者ということでいろいろ倫理選挙の委員会で御答弁されておりました。私も、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会のメンバーでございましたので、そのときのことなどを……
○山花分科員 民主党の山花郁夫でございます。 長時間にわたりましてお疲れさまでございます。約三十分ほどおつき合いのほど、お願いを申し上げます。 今の原陽子議員の大変大きな議論に比べると、ややもすると技術的なことかもしれませんけれども、平成十年の建築基準法改正に伴いまして導入されました指定確認検査機関のことについて、何点か質問させていただきたいと思います。 今、いわゆる民間の主事というふうに言われておりますけれども、これが導入される以前でありますが、建築主事の方の数が非常に少ない、それに比べて、着工件数が大変多いという事情があったと言われております。当時の主事の方、大体一人当たり年間六百件……
○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。
政府案と民主党案、そしてこの臨時国会になりまして与党の修正案というものが出てまいりました。与党の修正案の中で幾つか私はまだ疑問があるところがあるんですけれども、その前提として、政府案の方について少々基本的なことをお聞きしたいと思います。
法務大臣、刑事法の基本的な話だと思いますけれども、心神喪失であるとか心神耗弱の場合に刑法では犯罪が不成立であったりあるいは刑の減免があるわけですけれども、これはそもそもどういう理由に基づくものでしょうか。
【次の発言】 つまりは、責任主義がとられているということは、責任能力がなければペナルティーは科……
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