このページでは高市早苗衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(高市早苗君) 赤羽議員より、私には、国民生活センターなど関係行政機関等の事故情報の共有化についての御質問がございました。 内閣府といたしましては、最近の製品事故等にかんがみ、関係行政機関などが事故情報を共有していくことが事故防止のために重要であると考えております。 このため、内閣府では、去る九月末に「消費者の安全・安心に向けた取組みについて」を公表したところでございます。その内容は、第一に、全国消費生活情報ネットワークシステムを通じて国民生活センターが入手した死亡重篤事故情報の関係省庁へのより迅速な提供、第二に、関係省庁間の広範な情報共有のため、消費者政策会議のもとに設置される……
○国務大臣(高市早苗君) 高井美穂議員から私には、まず、「こうのとりのゆりかご」、いわゆる赤ちゃんポストについてのお尋ねがございました。 厚生労働省の見解につきましては、先ほど柳澤大臣が発言をされたとおりでございます。 私のところにもさまざまな御意見が今寄せられております。例えば、児童福祉法に定められた保護者の責任の観点でどう考えていくかということ、それから新しい生命を授かるという非常にとうといことに関する認識、こういった問題、それから匿名の行為によって子供の出自、これが不明になるという問題をどう考えるか、そしてまた、いわゆる赤ちゃんポストの設置の状況ですとか、対応の仕方によっては、これも……
○国務大臣(高市早苗君) 近藤議員から私には、政府研究開発投資についての御質問がございました。 我が国の政府研究開発投資の対国内総生産比は、平成十七年度において〇・八%でございます。これは、米国に比べては低い水準にありますけれども、欧州の主要国とはほぼ遜色のない水準にございます。しかし、我が国におきましては、民間部門の研究開発活動が諸外国と比較しても相対的に活発でございますので、研究費総額における政府の負担割合は低くなっております。 そこで、近藤議員から御指摘がありましたとおり、昨年三月に閣議決定をされました第三期の科学技術基本計画では、一定の前提のもと、平成十八年度からの五年間、つまり平……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 具体的な論点に関しまして、幾つか申し上げたいと思います。 一つは、憲法改正手続において国民投票を行う有権者の範囲ということですが、私は国政選挙の有権者と一致させるべきだと考えております。過去のこの衆議院憲法調査会の議論では、公民権の停止者ですとか、未成年者にも投票させるべきというような意見があったと承知いたしておりますけれども、これは、すべての法律に影響を及ぼす最高法規だからこそ、国民として十分に責任も、義務も負う主体によって判断されるべきだと考えます。 成人とされる年齢を十八歳に引き下げる云々という議論は、これはまた別個でございます。それは一……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 本委員会のこれまでの御議論や、それから参考人の御意見を伺っておりまして、その中で、国民投票権者の範囲を低年齢者や公民権停止者まで広げることですとか、それから国民投票運動に外国人や青少年が参加できるようにすることですとか、それから国民投票運動には公職選挙法のように厳しい規制やマスコミ報道規制をかけない努力をするといった形で、どちらかといえば国民投票参加者の範囲を広げる方向性、それからまた規制を緩くしていく、そういった方向性の御意見が有力だったように私は感じております。 ただ、この方向性には私は懸念を感じます。現在、憲法九十六条一項は、国民による憲法……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。 実は私は、民主党の前原代表とは二つの共通項がございます。一つは、阪神タイガースのファンだということで、きのうあたりから二人とも笑いがとまらないんです。もう一つは、二十代のころ、伊藤大臣もそうなんですが、松下政経塾で学びました。大学卒業後の五年間、松下幸之助氏のもとでいろいろ薫陶を受けながら過ごさせていただいた、そんな二十代を私も送ったのでございます。 人それぞれ、どういったことを学び取るかというのは違いがあると思うんですが、私自身が松下幸之助さんの教えの中で一番印象に残っているのは、政治は国家経営であるという言葉です。そ……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 まず、辻元委員の基調発言につきまして、三点ほど先に続けてお伺いしたいと思います。 まず、辻元委員は、そもそも今の憲法を変える必要はない、よって憲法改正国民投票法、この制定の必要性を現段階で感じておられないということで御発言を始めていただきましたけれども、私も社民党は護憲政党ということは承知いたしております。現行憲法と現実の乖離を埋めるために、例えば、では現実と現行の憲法が乖離しちゃっているんだったら憲法の方を変えて現実に近づけるべきだという意見もある一方で、社民党の方では憲法の実効性をきちっと確保する、むしろ憲法を守ることによって現実との乖離を埋……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 まず、投票率要件ということについて意見を申し上げます。 投票結果の正当性に疑問が残ってしまうといった理由から、過半数の意味につきまして有権者の過半数と解すべきであるという意見をおっしゃる委員もおいでなんですけれども、私は、あくまでも有効投票の過半数にすべきだと考えるものでございます。 例えば、投票結果の正当性ということでいいますと、私たちの衆議院の小選挙区選挙の当選者などにつきましても、投票率が仮に六〇%で四〇%の得票率で当選いたしました議員は、有権者の二四%にしか支持されていない、それでも一選挙区でたった一つの議席を獲得することになる。さらに……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 個別の論点につきましてはこれまでも発言の機会をいただきましたので、本日はもう少し大きな見地から申し上げたいと思います。 現行憲法の九十六条は、これは憲法改正のための規定でございます。ところが、国民投票手続法、こういったものが備えられていない。この不備というものは、国民みずからが主体的に判断する権利を奪うものでございまして、何といっても国民主権の理念に反する、私はやはりそう思います。憲法の条文を変える変えないにかかわらず、この国民の権利、憲法改正に対して主体的に判断する力を持つという国民の権利は担保されるべきであると思います。 次に、平成十二年か……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、小林先生、伊藤先生、大変御多用の中、国会までお出ましいただきまして、ありがとうございます。 まず、伊藤先生にお伺いをしたいと思います。 今お話を伺いまして、率直なところ、この国民投票法整備の必要性について、今急いでやる必要はないとお考えなのかなというふうに感じました。ずばりどちらなのかわかりにくかったんですけれども。 これまでは国民が憲法改正の必要を感じていなかったから国民投票法をつくる必要がなかっただけだというような御指摘もございました。しかし、先生おっしゃいましたとおり、各種世論調査で既に憲法改正を必要と考える……
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。 まず冒頭に、ライブドアに関することで、安倍官房長官また与謝野大臣にお伺いをいたします。 昨年の夏、ライブドアの前社長であります堀江容疑者を自民党で公認するもしくは推薦するというようなことが検討されたやに聞いておりますが、その当時、当時幹事長代理であられました安倍さんが強硬に反対されたというふうに聞いております。 当時から、堀江容疑者またはライブドアグループに証券取引法違反容疑といった可能性があるというような情報を持っておられたんでしょうか。官房長官にお願いします。
○高市委員 第七分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、経済産業省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、新経済成長戦略における地域経済活性化策、我が国の資源開発への取り組み、中心市街地活性化策、商工組合中央金庫民営化問題、対内直接投資の推進、原子力施設における災害対策、ネットワークビジネスの現状、中小企業の人材育成及び再生支援等々であります。 以上、御報告申し上げます。
○高市国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣になりました高市早苗でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 昭和四十七年の本土への復帰以来、沖縄の振興開発のための諸施策を積極的に講じてきました。こうした取り組みを通じて、施設整備面を中心に次第に本土との格差が縮小するなど、着実に成果を上げてきたところです。また、観光や情報通信産業の振興等においても、一定の成果を上げております。 しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるように厳しい状況にあり、産……
○高市国務大臣 本日の決議に関し、沖縄及び北方対策担当大臣として一言発言をさせていただきます。 政府におきましては、関係省庁及び関係団体と密接な連携をとりつつ、引き続き、北方地域旧漁業権者等に対する援護措置を着実に実施するとともに、本日の決議の趣旨を十分踏まえ、北方領土問題の解決に向けた取り組みに全力を尽くしてまいる所存でございます。どうかよろしくお願いいたします。
○高市国務大臣 私も、バイオエタノールの自動車用燃料としての実用化というのは、地球環境対策はもちろんのこと、新エネルギーの利用促進という意味とそれから地域の経済を活性化するという観点から非常に重要だと思い、強い関心を寄せております。 ただ、では、直ちに沖縄県でE3化を義務化するということになりますと、先ほど来他省からも答弁がありましたように、技術的な問題、品質の問題ですね、それから、やはりきちっと材料を確保できるかどうか、原料確保の問題、それから生産コストの削減といった課題がございますので、やはり今の実証事業を着実に進めて、きちっと課題を克服した上で検討されるべき問題だと考えております。
○高市国務大臣 ジェンダーという言葉につきましては、第二次男女共同参画基本計画におきまして明確な定義をしております。「社会的性別」(ジェンダー)という表現なんですけれども、読み上げますと、「人間には生まれついての生物学的性別がある。一方、社会通念や慣習の中には、社会によって作り上げられた「男性像」、「女性像」があり、このような男性、女性の別を「社会的性別」(ジェンダー)という。」となっております。
【次の発言】 基本計画に書いております「社会的性別」(ジェンダー)というのは、それ自体によいとか悪いとかいう価値を含むものではなくて、特定の思想を帯びた用語じゃありません。
ただ、よく使い間違えら……
○高市国務大臣 失礼いたします。 私が高校生に、なぜ援助交際をしてはいけないのと聞かれたときに、私がその人に答えるとしたら、性というのはとてもとうといものであり、私たちが御先祖様からずっとずっと受け継いできた命の源でもある大変厳粛な行為であります、これを金銭のやりとりの対象にするような行為というのは本当に人間として恥ずかしいことです、もっともっと自分を大切にして、たった一度の今しかない青春の時を生きてください、このように申し上げると思います。
○高市国務大臣 御配慮いただきまして、ありがとうございます。 私は、今の少子化の現状というもの、それから核家族化、こういったものが家庭教育に及ぼす影響というのは非常に大きいんじゃないかなと思っております。 特に、私たち子供のころは、兄弟、弟や妹の面倒を姉、兄が見たり、それで割と幼児の時期の育ち方、何に注意すればいいか、そんなことを自分で体験したものでございました。また、私の家も両親が共働きでしたが、一緒に住んでいた祖父が、例えば、人に迷惑をかけてはいけないとか、そんなことをしたらおてんとうさまの下を歩けないとか、絶対にうそをついちゃいけないとか、いろいろなことを教えてくれた、そんなふうに思……
○高市国務大臣 おはようございます。このたび、青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 青少年は、我が国社会の未来の担い手であります。 近年、少年による重大な犯罪や子供が殺害される事件の発生、児童虐待等の問題、社会的自立のおくれなど、青少年をめぐる状況は大変厳しくなっております。 他方、スポーツなどの分野で力強く活躍する若者や、災害時などに献身的にボランティア活動に取り組む若者の姿は、我が国社会に希望と活力を与えております。 政府といたしましては、青少年をめぐるこうした状……
○高市国務大臣 ここで申し述べたいことは山のようにありますけれども、御視察に行かれたケースでは、恐らく児童相談所が適切な対応を行い得なかった、そしてまた、適切な実態把握、実際にそちらの家に行ったとしても、親と話して正しい実態把握ができないというケースもあるんじゃないかと思います。それから、一時保護した後に、その後のフォローアップ、この体制というのも今の社会にまだ欠けている、まだまだ強化しなきゃいけない点じゃないかなと思います。 いずれにしましても、今地域で、それぞれの市町村で児童虐待防止ネットワーク、この整備が進んでおります。ただ、まだ七割ということですから、まずこれを一〇〇%にすること、そ……
○高市国務大臣 このたび、科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 日本経済に新たな活力をもたらす政策課題や国民の暮らしや生活に直結する政策課題を幅広く担当することとなり、身の引き締まる思いをいたしております。内閣委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、日本社会に新たな活力をもたらし成長に貢献するイノベーションの創造に向け、医薬、工学、情報工学などの分野ごとに、二〇二五年までを視野に入れた、長期の戦略指針「イノベーション25」を、来年五月から六月を目途に策定いたします。 また、こ……
○高市国務大臣 私が閣僚としてお答えさせていただきますが、私は、核保有論につきましては否定をいたします。これは、日本は非核三原則ということを堅持いたしておりますし、実際の法律でも、私に関係するところでは原子力基本法、これによって我が国の原子力活動は平和目的に厳しく限定をされておりますので、NPTの非核兵器国としての義務もございますから、私自身は核保有論にはくみをしたくないと思います。 また、議論の是非についてでございますけれども、私は、政党の中ですとか広く国民の中で自由な議論が行われることは結構かと思います、もちろん国会の場でも。ただ、もしも閣僚である立場の者がこの場で答弁をできるとしたら、……
○高市国務大臣 今、児童虐待といじめの問題、総合的に内閣府で一元化した部署をという御提言をいただきました。 児童相談所ですとか教育委員会ですとか、それぞれ地域で身近な直接関係のあるところで今御対応いただいているんですけれども、国の方には内閣総理大臣を本部長とする青少年推進本部がございまして、また、その各省庁の課長連絡会議も設置しております。 さらには、私自身が今内閣府特命担当大臣ということで、私の権限は、例えば、厚生労働省と警察庁で十分調整していただかなきゃいけないとか、また厚生労働省の取り組みがちょっとまだ足りないんじゃないかとか、地方によって随分、児童虐待防止のネットワークでも設置がま……
○高市国務大臣 先ほどフランスの例を挙げてくださいました。確かにフランスは、今、出生率が非常に高くて、一・九四とヨーロッパ最高でございますが、フランスの少子化対策の特徴は二つあると思うんですね。 一つは、乳幼児期も含めて家族に対する手当が非常に手厚い。約三十種類あると聞いております。それからもう一つは、仕事との両立がしやすい形でございます。これもいろいろな制度がございます。 これらを参考にして、恐らく、前大臣の猪口先生がつくってくださったのが新しい少子化対策だと思います。両方の視点が入っております。特に乳幼児期に手厚い対策と、それから働き方という点が入っておりますので、これを十分に参考にさ……
○高市国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命大臣として所信の一端を申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的に講じてきた結果、社会資本整備面を中心に、次第に本土との格差が縮小し、また観光や情報通信産業の振興等においても成果を上げております。しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、全国に比べ低い県民所得や高い失業率に示されるように厳しい状況にあります。 本年は、沖縄振興計画の後期五年に入る節目の年に当たります。近く取りまとめられる後期展望も踏まえ、昨年末に就任された仲井眞知事とも連携協力しながら、地元自治体と……
○高市国務大臣 沖縄県そして関係市町村と十分に調整をしながらできるだけ早い時期に開催したいと希望いたしておりますけれども、まだ具体的な日時そして議題については決定いたしておりません。
【次の発言】 宮古、八重山地域の地上デジタル放送でございますが、NHKは二〇〇九年までに順次放送を開始する予定となっておりますけれども、民放についてはまだ検討中といったところで、このほか、沖縄の離島以外でも、放送事業者の自助努力ではとても整備が進まないという地域が全国にたくさんあることから、総務省で助成措置を十九年度予算に計上したといったところです。
この総務省の助成措置でございますが、これは市町村または第三セ……
○高市国務大臣 まず、安次富議員の優しいエールに感謝申し上げます。 本土復帰から三十五周年を迎えまして、やはり沖縄県民の方々の御努力、それから政府や県の取り組みの中で、社会資本整備を中心にかなり進展してきたかなと思います。 それからもう一つは、平成十四年度に開始しました沖縄振興計画に沿いまして、情報通信産業ですとか観光産業に関しましては好調に推移していると思います。 課題ということでございますが、そうはいっても、まだ県民一人当たりの所得、それから失業率の高さ、そういったことは、所得水準も全国最低という形でございますので、まだまだ、豊かな、元気な沖縄ということでは課題はあると思います。 ……
○高市国務大臣 藤村委員御指摘の点と同じ問題意識を私も持ちました。 就任早々に、個人情報保護に対する国民の意識は確かに法施行後高まってきましたし、それぞれ企業でもお取り組みは進んできていると思うんですが、ただ、必要なときに、例えば人の命を守ったり身体財産を守らなきゃいけないときに必要な情報がとれない。火事のときに、高齢者の方ですとか障害者の方の情報が消防団にすら伝わっていない、また、伝えられないと思い込まれているというようなケースも多く耳にしましたので、まず、内閣府内で、国民生活局に対しまして、過剰反応の問題にきっちり取り組むようにという指示をいたしました。 それで、昨年でしたら十八年の二……
○高市国務大臣 現在、政府の方では、昨年六月に決定いたしました「新しい少子化対策について」、これに基づきまして、ことしの四月から執行されております予算の中で、四十項目の提案がございましたから、適宜新しい政策も含めて展開をいたしております。 しかしながら、結婚したいけれどもちゅうちょするとか、子供をすごく欲しいんだけれども、産みたくても産めない、こういうお声があるのも事実だと思います。だからこそ、安倍総理の御指示によりまして、今、「子どもと家族を応援する日本」重点戦略会議というものを立ち上げまして、この中で、結婚したいのにできないとか、それから、出産したいんだけれどもちゅうちょするといった、そ……
○高市国務大臣 青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し上げます。 近年、急速な少子化、情報化社会の進展、就業形態の多様化等により、青少年を取り巻く状況は大きく変化しております。 このような状況のもと、いじめによる子供の自殺、児童虐待事件、子供が殺害される事件や少年による重大な事件等が発生しており、子供を非行や犯罪被害から守り、子供の安全、安心を確保することは、政府が最優先に取り組むべき課題であります。 また、フリーターやいわゆるニートと呼ばれる若者も高水準で推移するなど若者の社会的自立のおくれが課題となっておりますが、若者が自立し、職業を持ち、結婚や子育てを積極的……
○高市国務大臣 西本委員がおっしゃったとおり、思いやり、優しさ、親切心、こういった心を持った子供を育てるというのは、いじめを防ぐための対策になると思います。そして、その役割を担うのは家庭であり学校であり、そしてまた地域社会であるということでございます。 その中で、今、高齢者の方々の御経験ですとか、お知恵をおかりしてというお話がございましたけれども、そういった形で高齢者の方々に御参加をいただきながら、子供さんの教育、地域社会で子育てをしていくといった体制をつくることはもちろん重要ですし、それから、今、観光産業という御指摘もありましたが、それぞれの地域の実情に合った形で体験活動を充実するというこ……
○高市国務大臣 基本的には、民法を所管する法務省で検討がなされるものと思っておりますが、しかし、日々、虐待で命を落としたり、傷を負ったり、苦しんでいる子供たちがいて、その権利を擁護しなきゃいけない。そのために親権の議論というのが非常に大きなポイントになってくるというのは、これまで超党派の議員の先生方が一生懸命話し合ってこられた論点であると思いますので、一刻も早く検討に入っていただくという意味では、私の方から法務大臣にもお話をさせていただきたいと思っております。
【次の発言】 まず、子供の教育は、第一義的に親、保護者の責任であると思います。ですから、基本的な生活習慣を身につけさせる、そしてまた自……
○高市国務大臣 井脇委員が御指摘の青少年健全育成基本法案につきましては、これまで立法府で大変熱心に検討されてきた経緯もございますので、基本法案そのものにつきましては、私は立法府での今後の御検討の動向を見守りたいと思います。 ただ、井脇委員が指摘されたように、青少年を取り巻く有害情報、または犯罪にかかわる違法情報、こういったものから青少年を守る、これは非常に大事なことでございます。ですから、政府といたしましては、やはり青少年育成推進本部の枠組みを活用しながら、各省庁にまたがる問題については対応していきたいと思うんですね。 それで、現状でございますけれども、出会い系サイトにかかわる児童買春被害……
○高市国務大臣 科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 まず、成長の大きな原動力であるイノベーションの創出については、二〇二五年までを視野に入れた長期の戦略指針「イノベーション25」を、イノベーション25戦略会議の二月の中間報告を踏まえ、五月までに策定し、活力ある社会の実現を目指してまいります。 また、これを支える科学技術の力を強化し、引き続き、科学技術創造立国の実現を目指すため、第三期科学技術基本計画に基づく科学技術の振興を強力に推進します。 原子力政策については、安全の確保を大前提に、原子力委員会が……
○高市国務大臣 「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議の方なんですけれども、こちらは、やはり子育て支援、子供を育てている家族、そしてまた子供を持ちたいと思っている多くの人を支援するという意味でのワーク・ライフ・バランスの検討でございます。ですから、どちらかといえば、企業の中で、例えば育児休暇ですとか産休をきちっと権利として取得できるとか、短時間労働、こういったものも検討する、テレワークの充実、こういった観点での御議論が多くなるんじゃないかと思っております。 それから、男女共同参画会議の方では、これは子育て、少子化対策に限らず、非常に幅広く、男性であれ女性であれ、例えば地域の活動ですと……
○高市国務大臣 冒頭に当たりまして、私の体調管理が十分でなかったばかりに、委員長初め与野党理事の皆様、委員の皆様に御迷惑をおかけしました。今回改めて貴重なお時間をいただくことになり、済みません、ありがとうございました。 田端委員の御質問でございますけれども、確かに御指摘のとおり、第二次ベビーブーム世代が三十代である残り五年程度に速やかな対応が必要であるという状況になっております。そして、今般立ち上げました重点戦略の検討会議でございますけれども、最初にお尋ねになりました今後の日程でございますが、六月には基本的な考え方を取りまとめて、本年中には全体像を提示するという段取りでございます。 これは……
○高市国務大臣 民の組織でございます。
【次の発言】 もともとは公益は官が担うものという考え方だったんですけれども、今回は民がその公を担うというための環境整備でございますので、これを行政改革に位置づけられたんだろうと思っております。
【次の発言】 特定非営利活動法人制度につきましては、制度発足後八年間で、法人数が約三万となっております。
それで、社会に着実に定着してきていること、そして、今回の制度改革に際しまして有識者会議も開かれておりますが、その中での指摘でございますけれども、これを抜本的に見直すべきとの社会的要請も乏しいこと、また、公益性を判断する新たな制度というのは規律のしっかりした公……
○高市国務大臣 まず、男女共同参画会議の有識者議員からお答えいたします。 この議員の選任は、男女共同参画社会基本法の第二十五条に基づいて要件が決まっております。男女共同参画社会の形成に関しすぐれた識見を有する者のうちから内閣総理大臣が任命することとされていて、男女のいずれか一方の有識者議員の数は有識者議員総数の十分の四未満であってはならないこととされております。 それから、男女共同参画推進連携会議、いわゆるえがりてネットワークにつきましては、現在の議員は、平成十七年七月に選任された方々、任期二年ということでございますが、男女共同参画大臣が依頼する各界の有識者をもって構成することとされており……
○高市国務大臣 この国際比較報告書でございますけれども、これによりますと、国民一人当たりGDP一万ドル以上のOECD二十四カ国で見ると、まず、出生率と女性の労働力率の関係は、時系列的に変化しておりますけれども、二〇〇〇年の時点では、女性の労働力率が高い国の方が出生率が高いという傾向が見られました。それから、女性労働力率を上昇させながら出生率も回復している国では、男性を含めた働き方の見直しや保育所整備等の両立支援などが進んでいるとの特徴が見られました。 また、翌年の国内分析報告書でも同様の傾向で、女性の有業率が高い都道府県の方が出生率が高い傾向、そしてまた、働き方の見直しや地域における子育て支……
○高市国務大臣 一九六〇年には五六・八%、一九六五年には五三・六%でございます。
あえて申し上げますけれども、前回の委員会で、女性が外に出て働けば少子化がとまるといったような答弁は私はいたしておりません。前回、小宮山委員の御質問にお答えしたんですが、出生率と女性の労働力率の関係は時系列的に変化しておりますけれども、二〇〇〇年の時点では、女性の労働力率が高い国の方が出生率が高いという傾向が見られました、そうお答えいたしております。
【次の発言】 まず申し上げますが、その時点だけを見て傾向をとらえるのはおかしいとおっしゃいますけれども、毎年毎年、その年の傾向、それも諸外国と比較した傾向ということ……
○高市国務大臣 政府の銃器対策推進本部でございますが、おっしゃるとおり、塩崎官房長官が本部長、そして溝手国家公安委員長と私が副本部長ということでございますが、この銃器対策推進本部は平成七年に設置されまして、それ以降ずっと、銃器対策推進要綱、これも平成七年に決定された要綱の中にあるそれぞれの政策の柱ごとに、毎年、銃器対策推進計画を策定しております。 先生がおっしゃった四月二十五日の会議では、平成十八年度の計画に基づく行動の効果をきちっと報告していただき、そして新たな推進計画を策定したわけなんでございますが、その中で私の役割というのは、事務的な調整ということになるかと思います。当然、本部のトップ……
○高市国務大臣 銃器対策の推進本部では、大体年度初めの時期に開きます。ここで何をやるかといったら、前年度の進捗状況、それも各省庁すべての取り組みの進捗状況の報告を受けて、そして新しい年度の計画をつくるというのが目的でございますので、私は、この推進本部自体は、よほど新たな何か追加をするとか年度途中で新たな取り組みをする場合以外は、一度でいいと思います。それでずっと毎年毎年一年分の計画を立てて、かなり各省庁間の連携、合同訓練ですとか合同捜査ですとか情報の共有も進んでおりますし、そしてまた、それをきちっとフォローアップしておりますので、それでいいと思うんです。 ただ、昨今の状況を受けまして、この推……
○高市国務大臣 前の内閣で、小泉内閣で猪口大臣がリーダーシップをとられて、すべての閣僚がメンバーになって、新しい少子化対策、すばらしい四十項目にも及ぶ施策をつくっていただきました。 平成十九年度の予算案の編成に当たりましては、一つでもこれを早く動かそうということで、先ほど来お話が出ておりますような、放課後子どもプランも全小学校区で実施するんだということですとか、それから、先ほど猪口委員がおっしゃいました乳幼児加算の創設もそうでございます。それから、こんにちは赤ちゃん事業、これも、今までの日本にはなかった事業が予算化されて始まる見通しでございますし、それから育児休業給付、これも給付率を上げると……
○高市国務大臣 私の手元にあるのは、これはウエブニュースですね、山陰中央新報でのインタビューでございます。「少子化問題でも、生産性が高い東京が、子どもの生産性は一番低い。」とおっしゃった部分、この資料はちょうだいしているんですが、ただ、私自身は、菅議員の発言をその場で聞いていたわけでもございませんし、また、本人の真意を伺ってもおりませんので、あくまでも、菅議員の発言云々というよりは、一般論として申し上げますと、出産ということを生産性という言葉で表現するのは適切ではないと私は考えます。 やはり出産というのは、生命の誕生というのは非常に厳粛なものです。もう皆さんでイメージを一緒にしていただくしか……
○高市国務大臣 尾身大臣の御長女が出席されていた会議の件でございますけれども、いずれも内閣府及び運営委員会、機構になってから運営委員会がその同席を認めたということでございます。 それで、一つ一つの会議についてちょっと具体的に申し上げます。 通訳の必要があったかないかということなんですけれども、十五年六月の会議は、同時通訳は入っているんですけれども、聞いていただけますか、ウイスパリングという形で委員同士が話すような場合に必要だったと。それから、十五年一月も同時通訳は入っているんですけれども、これも、レセプションそれから会議の合間のウイスパリングを御長女がされていたということです。 あとの会……
○高市国務大臣 これは、概算要求を一回したものを取り下げようと決めた場所なんですけれども、実は私自身もその場におりました。 なぜかといいますと、私は九月の二十六日に大臣に就任をいたしました。十月、十一月と、主に十月ですけれども、八月の概算要求の内容も細かく見ながら、私なりにいろいろわからないところとか疑問、事業の意義、そういったものを職員と話をしておりました。十月だったか十一月だったか、ちょっと日までは覚えていないんですけれども、今局長が答弁申し上げたような内容が理由のすべてでございます。 まず、概算要求の表を見ていますと、このNPOがやっているSTSフォーラムというのが一つぽこっとついて……
○高市国務大臣 この発注者は、独立行政法人の沖縄科学技術研究基盤整備機構でございます。 内閣府とこの機構の関係ですけれども、やはり独立行政法人制度というのは、国から法人への事前関与を極力排除する、ただ、事後のチェックは行うということでございます。ですから、この発注時には内閣府としてかかわれない、発注作業にかかわれるという状態じゃなかったんですけれども、やはり納税者を代表する国会議員の皆様の前で、もしもその税金の使い道が不十分であったり、それから、事後にチェックした結果、おかしい、例えば法令に適応していないというような点があったら、ここはしっかりと物を言っていくというのは、これはまた内閣府の仕……
○高市国務大臣 きのうの時点までで、私自身も局長も認識をしていたのは、先方からの説明を受けて認識をしていたのは、設計がおくれたことで分割発注が必要だという説明だったんですけれども、委員の御指摘で、初めて内閣府内になかった資料も含めて取り寄せました。
その結果、予算の制約から分割発注したという新しい事実が浮かび上がりましたので、結果的には前回の答弁は間違いであったということになります。これは深くおわびを申し上げます。
【次の発言】 まず、御説明申し上げますけれども、今の原口委員の御指摘を受けまして、まず、私といたしましては、機構の事務局を沖縄から呼びまして、もう一度しっかりと確認をさせていただ……
○高市国務大臣 まず、機構がこの工事に関してさまざまな意思決定をしていく中で、政治家からの働きかけは全くなかったのかどうかということは、金曜日の聞き取り、約三時間行いました聞き取りのときに、私自身から機構に確認をいたしました。これは、誓ってもないということでございました。 また、内閣府の職員にも、これはもう昨年就任直後の話でございますが、もしも政治家から何か行政の執行をねじ曲げるような働きかけがあった場合には速やかに大臣に報告すること、大臣は報告を受けて、その政治家に対して、行政の公正な執行を担保するために話をつけますから、私が責任をとりますから言ってくださいということを伝えておりました。こ……
○高市国務大臣 課長に確認をいたしました。そうすると、内閣府側から松岡事務所に電話をかけたということはなかったということで、課長の方から記者に対しまして訂正をしているとのことでございました。
【次の発言】 済みません、何月何日の記者会見でしょうか。(馬淵委員「一月五日」と呼ぶ)一月五日、私の話は、松岡事務所の秘書と名乗る人からと申し上げておりますね。お名前……(馬淵委員「わかりませんか」と呼ぶ)ごめんなさい。
【次の発言】 済みません。池田さんという人だと、私の控えで、そうでございました。
【次の発言】 今お読み上げいただいた、最初の「(参)」というのは参議院議員の参を示します。ですから、松岡……
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。 それではまず、上川大臣にお伺いをしたいと思います。 上川大臣には、少子化対策そして男女共同参画施策について特に強い関心を持って精力的にお取り組みと伺っております。まず、心から敬意を表したいと思います。 私の方から上川大臣に引き継がせていただきました施策ですが、私の在任期間中に既に報告書等の形で仕上げておりますキャリア教育等推進プラン、食育推進国民運動の重点事項、女性の再チャレンジ支援プラン改定版、それから、内閣改造時にまだ作業継続中でございました子どもと家族を応援する日本重点戦略の策定、有害情報から子どもを守るための検討……
○高市委員長代理 次に、佐々木隆博君。
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 昨年の四月二十四日に、安倍内閣が、パッケージとしての公務員制度改革を行うために法整備をするということで閣議決定をいたしました。福田内閣になりましても、引き続き渡辺大臣が大変な御苦労をされて、ついに法律案の形にされました。粘り強い御努力にまずは心から敬意を表します。お疲れさまでございました。 それから、本委員会での熱心な御議論を受けまして修正案をおまとめいただきました与野党の提案者にも感謝を申し上げます。お疲れさまでございました。 議院内閣制の我が国では、選挙で国民の負託を受けた主権者の代表である国会議員が、最も重いと言われます首班指名の一票……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。
質疑の時間をちょうだいいたしまして、同僚委員の皆様に感謝申し上げます。また、今村副大臣には、御多用の中お出ましいただきまして、本当にありがとうございます。
ちょっと冒頭につかぬことを伺いますけれども、副大臣が私からの質疑通告内容を知ったのはいつでしょうか。また、副大臣の方から、私の質問に対して、自分は答弁したくないとか、部長に答弁させるようにといった指示を出されましたでしょうか。
【次の発言】 きのうは、午後の理事懇で本日の委員会開会が合意されましたことと、私の質問が決まりましたことで、その後質問を考えまして、通告をしたのはきのうの午後七時前後だ……
○高市副大臣 おはようございます。 経済産業副大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 経済産業省で副大臣という立場で仕事をするのはこれで三度目になりますが、これまでに比べまして最も厳しい経済情勢の中にあると承知をいたしております。 吉川副大臣、そして松村大臣政務官、谷合大臣政務官ともども力を合わせて二階大臣を支え、今回は特に、中小企業などに対します資金繰り支援、それから農商工連携など地域の活力を引き出します政策の推進、そしてまた、WTO、EPA、資源外交などの課題に力いっぱい取り組んでまいりたいと思っております。 東委員長を初め経済産業委員会の先生方の御指導を心からお願い申し上げ……
○高市副大臣 ありがとうございます。 太陽光発電につきましては、これも、普及を進めるために来年度税制でも要求をいたしております。ローンを組んだ場合、ローンを組まない場合、いろいろございますけれども、両方で普及が進むようにといった姿を目指していきたいと思っております。 それから、今国会で成立しました補正予算の中で住宅用太陽光発電に係る補助事業を盛り込みましたので、しっかりと市場拡大をしていきたい、安全を前提に進めていきたいと思っております。 それから、次世代自動車ですけれども、来年度はいよいよ電気自動車とプラグインハイブリッド車の市場投入が予定されております。これも、近藤委員が指摘された内……
○高市副大臣 木挽委員が御指摘のとおり、本当に商店街というのは、商品ですとかサービスを提供するだけではなくて、地域のコミュニティーの中核となっていると思います。本当に、お仕事も遅くまである中でも、お祭りですとかいろいろなイベントを一生懸命皆さん御準備いただいているのは、木挽委員の選挙区でも一緒だと思いますね。 それで現在は、とにかく、木挽委員初めあきんど議連の皆様からもさまざまな御提言をいただいておりますので、商店街振興、ここを強力に応援しようということで、その方向性、まさに今検討中でございます。これは来年度の予算要求でも大幅に拡充をいたしておりますし、税制に関しましても、土地譲渡の方で税制……
○高市副大臣 中野前副大臣には、イラクと日本の未来志向の関係構築に向けて大変大きな御貢献をいただいたことに敬意を表しております。 その後のことなんですが、ことしの一月に、安倍元総理が麻生総理の特使としてイラクを訪問して、経済、ビジネス関係の強化を通じた新しい関係構築を目指す日・イラク・パートナーシップに署名いたしました。 ことしの三月一日に、日本を代表する民間企業十二社、それから経済産業省、外務省から成るイラク経済ミッションがイラクを訪問しまして、マリキ首相を初めとするイラクの政府首脳と直接かつ率直な意見交換を行いました。 経済産業省といたしましては、経済、ビジネス関係の強化を通じて、日……
○高市副大臣 平成十一年度に本法が施行されましてからことしの四月一日までに、全省庁で合計四百九十二の計画を認定して、企業の組織再編や新規事業への取り組みを積極的に支援してまいりました。 こうした実績を通じまして、事業者の生産性を向上させ、我が国の産業活力の再生に一定の成果を上げてきたと考えております。 今回の法改正によりまして、資源価格の乱高下といいました構造変化に対応した中長期的な成長を実現するといった視点、それから、世界的な金融危機に対応して経済、雇用を下支えするという視点、こういった考え方から、既存の計画の見直し、それから新たな計画、支援措置の追加などによりまして、これまで以上に強力……
○高市副大臣 赤羽先生おっしゃるとおり、非常に厳しい経済状況でございますので、具体的に民間出資についての見通しがしっかりと立っているというわけではございません。 ただ、産業革新機構及びこの機構が出資する投資事業組合などに民間出資を呼び込むということは、機構が規律のある投資を行うためにも大変重要でございます。 ですから、機構が分野別の投資事業組合に出資することなどによって関心のある分野ごとに民間が投資しやすい仕組みとすること、それから実績のある民間人材を活用することで民間が信頼して投資しやすい組織とするということ、それから民間資金にとっても魅力的な成長分野で案件組成を行うことで民間の投資意欲……
○高市副大臣 今委員から資料をお示しいただきましたが、世界における商品取引所の出来高、過去五年間で四倍に増加している一方で、我が国のそれは同じ期間で三分の一となっております。 主な原因は何かというお尋ねですけれども、一つは、取引所の魅力が欠如している、それから、商品取引業者の信頼性が欠如している、それから、それに起因して商品取引に対する不安感が存在しているということで、結局、事業者などプロの商品先物取引への参加というものが十分に進んでいないということにあると考えています。 ですから、委託者の保護というのはやはり商品市場の健全な発展の前提であると思いますので、むしろ品ぞろえを拡大していく、ま……
○高市副大臣 今の原油価格の上昇でございますけれども、足元の石油需要は依然として低水準でございます。在庫水準も高い状態でございますから、ファンダメンタルズから乖離していると考えております。今、近藤委員おっしゃいましたとおり、金融市場からの資金の流入というものの影響が既に生じていると考えております。
これからの市場動向を見通すというのは非常に難しいのですけれども、市場は引き続き不安定な状況でございますので、今後も注視をしてまいる予定でございます。
【次の発言】 国境を越えた相場の操縦行為の存在でございますが、これは問題でございます。
商品市場の透明性向上というものは喫緊の国際的な課題で、やは……
○高市副大臣 今言っていただいたのは、高木委員のお地元の東京都の例でございました。ここで大変成果が上がっているということも、私どもは大変うれしく思っております。 私の地元の天理市の本通りの商店街でも、天理大学の学生と連携して、さまざまなイベントも手がけ、またショップも出しましたし、また、町の方々がサテライト講義をそこで聞けるというような取り組みも成功しております。 こういった若い方々の知恵を商店街に取り込むというのは、商店街も新鮮な目でまちづくりができるというメリットもありますし、また、みずから企画に携わった若い方々がお客さんとして商店街に足を運んでくださるというメリットもあります。また、……
○高市副大臣 五月二十六日に試験機関を韓国内の四機関とするといった告示が出されて以来、事務的に韓国側に申し入れを行ってまいりました。が、一昨日のことなんですけれども、二階大臣が記者会見で、これが実質的な貿易障壁となり得るといったことで懸念を表明されまして、何と、きのう、韓国政府が記者会見をして、運用面での見直しを発表いたしました。 この規制については、本年十二月末まで経過期間として行政処分などについては猶予するということと、それから、韓国国外から輸入される電池、ここが日本にとって大事なんですけれども、韓国政府が能力を認めた試験機関が発給する試験成績書を活用できることとするといった運用面での見……
○高市副大臣 まず信用保証協会を通じました緊急保証でございますけれども、十月三十一日からの制度開始でございますが、先週末の一月九日金曜日までで十八万一千件、金額にいたしまして、規模にいたしまして四兆千五百二十五億千六百万円となっております。また、日本政策金融公庫のセーフティーネット貸し付けでございますが、これは十月一日から昨年末までのデータで約五万件、五千六百四十八億円の実績となっております。さらにこれを拡充していくということで私ども考えておりますので、第二次補正予算早期成立への御協力をお願いしたいと思っております。 そしてまた、先生が先ほど、これでは十分じゃないじゃないか、中小企業の実感、……
○高市副大臣 失礼いたします。 むしろ具体的に名前を挙げていただいた方がいいかと思うんですけれども、経済産業省では、二つの団体がございます。いずれも、従来の公益法人から移行した場合、一定期間、計画的に公益事業を行う義務があります。 名前を申し上げてもいいでしょうか。(市村委員「はい。お願いします」と呼ぶ)二例挙げられたと思うんですが、後者の方は、一般社団法人日本鍛圧機械工業会であると承知しています。これは鍛圧機械工業の関連企業の業界団体で、鍛圧機械の安全性に関する調査、規格・基準の作成などを主な事業としておりまして、三月から一般社団法人に移行しました。ただ、この事業の性格は変わらないという……
○高市副大臣 失礼いたします。 昨年の十月末にスタートいたしました緊急保証でございますけれども、きのうまでに約九兆七千億円に上る御利用をいただいております。これは、日本政策金融公庫や商工中金によるセーフティーネット貸し付けと合わせますと、十一兆円を超える利用となっております。 先生が相談を受けられたようなケース、それぞれ国会議員の皆様方、相談を受けられていると思うんですけれども、信用保証協会に対しましては、今回、赤字だとか債務超過だとかいった形式的な指標だけではなくて、中小・小規模企業の実態をよく見て判断することが重要である、そういった点については繰り返し周知徹底をいたしております。 た……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、公述人の先生方におかれましては、御多用の中お出ましいただきまして、すばらしい御見解をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。 冒頭に、小さな政府と官の役割ということで、田中先生に伺いたいと思います。 自民党は、昨年の総選挙で小さな政府の実現を公約いたしました。民間でできることは民間で、地方でできることは地方でということで、官が民の邪魔をしない、それから、官が使うお金を減らすこと、これを目標にいたしました。そして、自民党総裁の小泉総理は、今国会で審議される法制度改正ですとか、それから十八年度の予算、税制、こうい……
○高市主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
本分科会は、経済産業省所管について審査を行うことになっております。
平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算及び平成十八年度政府関係機関予算中経済産業省所管について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。二階経済産業大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま二階経済産業大臣から申し出がありました経済産業省の平成十八年度予算及び財政投融資計画の詳細な説明につきましては、これを省略して、本日の会議録に掲載いたしたいと存じ……
○高市主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算及び平成十八年度政府関係機関予算中経済産業省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。黄川田徹君。
【次の発言】 片山政務官、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 これにて黄川田徹君の質疑は終了いたしました。
次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 西野副大臣、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 これにて佐藤茂樹君の質疑は終了いたしました。
次に、糸川正晃君。
【次の発言】 これにて糸川正晃君の質疑は終了いたしました。
この……
○高市国務大臣 教科書の検定制度、これは文部科学省の所管でございますので、私の方から、制度のあり方そのものですとか学者の方々による検定の結果、そしてまた教科書の書きぶり等について私の所感を申し上げる立場にはございません。ただ、沖縄県の知事初め県民の皆様から、大変残念だ、これでは困るというお声が上がっていることも、私も沖縄タイムスや琉球新報等地元紙も読んでおりますので、皆様の御発言も承知をいたしております。 私自身は、集団自決も含めて沖縄戦の記録ビデオ等、何度も見た経験がございます。それはもう筆舌に尽くしがたい悲惨な光景でございました。今は沖縄の振興を推進する立場でございます。それは、そういっ……
○高市副大臣 安井委員とは、私もあきんど議員連盟のメンバーの一人で、さまざま御指導いただいてまいりましたし、また、現在、補正予算にしましても来年度の予算にしましても、安井委員の御指摘というものがさまざま反映されていると思います。使い勝手のいいものにすべく、私たちも頑張ってまいります。 商店街が地域の安全、安心に資する空間であってほしいということは、住民からの御要望の中でも非常に大きな部分だと思います。第二次補正予算の中では、AED、それから防犯カメラ、防犯灯の設置などに対する支援措置が盛り込まれているわけなんですけれども、この支援事業というのは、任意団体であっても、またNPO法人などであって……
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