このページでは平岡秀夫衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○平岡秀夫君 民主党の平岡秀夫でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の少年法等の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手) さて、今回の改正法案は、もともと、昨年の通常国会に提出されながら、多くの反対の声もあって廃案となったものが、さきの通常国会で再提出されたものであり、その内容は、前回、六年前の改正から続いている少年事件の厳罰化の流れを一層推し進めようとするものです。児童福祉関係者や法律家などから、今回の改正法案は、少年法の精神を後退、変質させるものであると危惧する声が上がっています。 前回の改正から今日までの間に発生した幾つか……
○平岡秀夫君 民主党の平岡秀夫でございます。 私は、法務委員会におきましては、政府提出に係る犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する民主党提出に係る修正案に賛成するとともに、同修正案が万が一否決される場合には、犯罪被害者の方々の権利利益の拡大という基本的方向性が同じであるという観点に立って、数々の問題点はありますが、与党提出に係る修正案及び同修正案の修正部分を除く政府原案に賛成する立場から討論を行いましたが、残念ながら、民主党修正案は本会議に上程されていないため、以上申し上げたような立場に立って、民主党・無所属クラブを代表して、討論を行います。(拍手……
○平岡秀夫君 民主党の平岡秀夫でございます。 民主党・無所属クラブを代表いたしまして、いわゆる海賊対処法案を再議決すべしとの動議に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手) 海賊行為は犯罪行為であり、国連海洋法条約においても、旗国主義の例外としてすべての国に取り締まりの権限が与えられていることから、民主党としても、各国が連携して対策を講じる必要があると強く認識しています。特に、ソマリア沖・アデン湾の海賊対策は、累次、国連安保理決議も発出されており、我が国としても我が国にふさわしい取り組みを行っていくことが必要であると考えます。 しかしながら、本来、犯罪行為への対処であるべき海賊対策につ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、銀行代理業の問題を中心に質問させていただきたいというふうに思うのでありますけれども、その前に、私が質問をする視点といいますか、どういう視点から質問をするかということをまず前置きをしておきたいというふうに思います。 どうもいろいろと銀行代理業の話を聞いてみると、銀行代理業というものは、こういうふうに一般的に認められた後、かつ、郵政民営化が行われた後に、一体、金融業界というのはどんな形で動いているのかなというところが私には余りよくつかめない。何か知らぬけれども、ごちゃごちゃになっていて、節度のない社会になってしまっているんじゃないかなという……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。発言の機会をいただきましてありがとうございます。 時間が限られているので、二点に絞って発言をさせていただきたいと思います。 まず、憲法第九条の改正問題でございますけれども、この点については、現在、私は、現憲法下において我々の努力が行われていない部分があるのではないかというふうに思っています。 憲法についてはいろいろな考え方があろうかと思いますけれども、いろいろな理想を掲げている部分もあれば、そうでない部分もあろうかと思いますけれども、やはり、理想と現実が違っているときに、それを現実に引き戻していくことが憲法の改正であるというふうには私は考えていま……
○平岡委員 きょうの議論を聞いていて単純に疑問に思ったところを少しお話しさせていただきたいと思います。 大きく分けて二点ほどあります。 まず一つは、きょう、現憲法の改正の正当性という議論が大分出ていたようでありますけれども、これに関してちょっと申し上げると、現在の憲法九十六条の第二項に、「憲法改正の公布の形式」ということで配られている議論の中にも指摘されているんですけれども、「この憲法と一体を成すものとして、」天皇が国民の名において公布する、そういう表現がとってあるわけですね。 これを素直に読むと、憲法の全文改正のようなことを仮に考えていたとすると、これは今の現憲法が予定している、考えて……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 せんだっての南野法務大臣のごあいさつ、我々は所信表明というふうに位置づけておりますけれども、それを受けまして、今回は、特に法務省を中心とした法務行政あるいは最高裁判所に来ていただいて、司法についていろいろとお聞かせいただきたいと思っております。 きょうの私の質問の視点というのをまず最初に申し上げたいと思うんですけれども、私は今、日本の社会というものがこれからどうなっていくのか、ある意味では大変不安に思っています。心配しています。 今進もうとしている日本の社会がどんな社会かということを、ちょっと簡単に私の感想を申し上げますと、権力を持っている人た……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょう、私は、条約刑法の中でも国際組織犯罪防止条約に関連する法案の質問を中心にやらせていただきたいというふうに思っておりますけれども、冒頭、中身に入る前に、我々としては、この法案を審議するに当たっては、やはり条約の交渉経緯というものがしっかりとわからないと充実した審議ができない、場合によっては、そうした交渉経緯によってこの法案のあるべき姿というのが違ってくるのかもしれない、こういう視点でいろいろな資料提出を要求してきたところでございます。 しかし、残念ながら、こうした私たちの要求に対しては、ある程度の概要を説明したペーパーはいただきましたけれども……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 私の方からも幾つか質問させていただきたいと思うんですけれども、私は、全員の方々にそれぞれ質問させていただきたいというふうに思っています。 きょうの皆さん方の御説明を伺って、テーマを少し私なりに整理いたしまして、まず最初は、共謀罪の位置づけをどう考えるかということでございます。 この点については足立参考人の方から大変詳しい話もありましたし、まさに一般の人たちが、既遂処罰しかない犯罪、あるいは既遂、未遂処罰があるけれども予備が処罰されていないというようなものについてまでどうして共……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 前回に引き続きまして質問をさせていただきたいと思うんですけれども、せんだっての水曜日に参考人質疑をさせていただきました。参考人質疑の中でいろいろな論点もまた加わったというよりは、もともとあった論点だとは思いますけれども、少し掘り下げて検討しなければいけないのかなというふうなこともありましたものですから、そういう論点も加えながら、きょうは、皆さん方とともに審議をしていきたいと思っております。 まず最初は、共謀罪というものを我が国の刑事法の体系としてどのようにとらえるかという問題でございます。 先日の参考人質疑の中では、足立参考人の方から、共謀罪と……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、この委員会で質問をさせていただく機会をいただきましたこと、大変感謝しております。 せんだって予算委員会の分科会で外務大臣には質問させていただきましたけれども、私の地元が岩国だということを途中で気づかれたということでございますので、最初に申し上げさせていただいておきたいと思います。 私は、今回の米軍再編問題について言えば、検証しなければならない点が大きく二つあるのではないかというふうに思っております。その一つは、日米安保条約の適用範囲を逸脱するようなものになってはいないか。もう一つ、自衛隊の側から見ると、自衛隊の役割が変質させられようと……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 私は、きょう、政策金融改革そのものについて、総理のいろいろな御見解をお聞かせいただきたいというふうに思っております。 というのも、昨年十二月に閣議決定された行政改革の重要方針、この中身と、今回提出されている法案を見比べてみますと、今回の政策金融改革が本来目指しているものが何なのかというのがどうもよくわからない、見えてこない、こんなふうに思うんですね。どうも、勘ぐってみれば、何か改革のための改革というものを標榜しているとしか言えないんじゃないかというふうに私は思います。 そういう意味で、きょうは大きな点に絞って、時間もありませんので、総理の御認識……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、後半の方は率直に財務大臣あるいは与謝野大臣と、日本の財政、経済、金融問題についていろいろ御教示を願いたいというふうに思っておるわけでございますけれども、その前に、今回の法案についても少し確かめておきたいことがございますので、質問をさせていただきたいと思います。 先ほど同僚議員の質問の中でも、酒税の今回の見直しに関して、アルコール課税という方式ではどうかというような議論があったわけでありますけれども、そのときにちょっと気になる答弁があったものですから、まず最初に酒税の見直しについて、確認をしておきたいことがあります。 谷垣大臣、なぜお酒……
○平岡委員 この国民投票法案については、よく与党の議員の方々から立法不作為だというような発言があるので、ちょっと気になるので発言をさせていただきたいというふうに思います。 そもそも立法不作為というものがどういうものであるかということについては、いろいろ議論がありますので省略させていただきますけれども、一つ指摘したいのは、憲法九十五条のところにこういうくだりがあります、既に皆さんも御存じだとは思いますけれども読み上げておきます。「一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができ……
○平岡委員 前回のこの委員会で、憲法九十五条に規定される一つの地方公共団体に適用される特別法に関係する住民投票について私の方からちょっと発言をさせていただきまして、その際に、少し調べてまた発言したいことがあるということで申し上げました。この関連について発言させていただきたいというふうに思います。 地方特別法の住民投票に関する立法というのは、前回も指摘がありましたように、地方自治法二百六十一条及び二百六十二条として昭和二十二年に立法されているということでございますけれども、この法令に基づいて昭和二十六年までの約五年間には十五の法律について住民投票が行われておりますけれども、その後は全く実施され……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょう、大臣所信に対する質問ということで、私もいろいろな分野にわたって質問を用意してまいりました。よろしくお願い申し上げたいと思います。 そこで、まず最初に、実は、特別国会のときに、昨年の十月でありましたけれども、私が、某県において行われた総選挙の際の県会議員による公職選挙法の戸別訪問禁止違反の捜査についてちょっと聞きました。直接答えていただいたのは、そのときは警察庁でございましたけれども、質問通告だけは警察庁のほかにも法務省にもしておりましたので、その当時答弁も用意しておいていただいたんだろうというふうに思いますけれども、あれから大分たちました……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 先月二十四日に、東京地検による捜査状況に関するコメントが発表されたことについて質問させていただきました。その質問事項について、当日、東京地検の次席検事の参考人としての出席を要求いたしましたけれども、理事懇での一応の合意に基づきまして、再度、法務大臣、法務省に質問するということになりましたので、質問させていただきたいと思います。時間も余りありませんので、端的にお答えいただきたいと思います。 三月一日の静岡新聞にこういうことが出ています。「「東京地検特捜部の捜査の範囲内では問題のメールは存在しない」。首相や自民党の強気を支えたのは、法務省サイドからの……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 今回の法案については、いろいろな観点から問題点が非常に多いといいますか、慎重に考えなければならない点があるように私としては思っております。そういう意味で、この法案については慎重審議をお願いするとともに、我々としても、どうしても我々としてはここは認めがたいという点については修正案というような形で今後検討も進めていきたいというふうに思っておりますので、その点もぜひ御協力いただきたいというふうに思います。 そこで、まず最初に、この法案を審議入りするに当たって、前提条件ができているのかというような話としてひとつお聞きいたしたいと思うのであります。 手元……
○平岡委員 二回目の質問にはなりますけれども、随分いろいろと問題のある法案でありまして、第一回目に質問したことだけじゃなくて、ほかにもたくさんあるものですから、まず最初に、前回質問していなかったことを中心に質問させていただきたいというふうに思います。 いわゆる退去強制事由に関する規定の整備に関してでございますけれども、ここで、公衆等脅迫目的の犯罪行為あるいはその予備行為あるいはその実行を容易にする行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者については強制退去の対象者としていくんだというような法制が今度とられようとしているわけであります。 この法務大臣の認定についてでありますけれ……
○平岡委員 お答え申し上げます。 まず、今回、凍結をしようとする趣旨でありますけれども、そもそも、この指紋押捺制度というものについては、最高裁の判決の中でも極めて慎重な考え方が示されています。すなわち、指紋については、性質上、万人不同性、終生不変性を持つということでございますので、採取された指紋の利用方法次第では、個人の私生活あるいはプライバシーが侵害される危険性があるというふうに判示されているところでございます。 そうした状況を踏まえまして、民主党の修正案では、附則において、別に法律で定める日まで、上陸審査時に提供する個人識別情報には指紋を含まないものとしているということでございます。 ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。
今、枝野委員の方からいろいろ質問がありました。私も、それとの関連で、少し確認をしておきたいことがありますので、まず、先にその話をしていきたいと思います。
弁護人等との面会停止規定の問題でございますけれども、先ほど、この停止規定を働かさなければいけないようなケースということでるる説明がありましたけれども、その中で、何か、アクリル通話孔を破ったとか、あるいは遮断板を破ったとか、そういうような話がありましたけれども、このケースのときは、そのとき当局はどういうふうな対応をされたんでしょうか。
【次の発言】 それは、法律に基づいて面会停止という措置をとった……
○平岡委員 御答弁申し上げます。 そもそも、未決拘禁者の処遇原則については、何を規定すべきかということを考えてみると、本来は、無罪推定を受ける者にふさわしい処遇というものが掲げられるべきであるというふうに考えています。 拘禁をする当局にとってみれば、逃走を防ぐあるいは罪証隠滅の防止をしていくということについては、わざわざ書かなくてもこれらのことは十分にわきまえていることであると思いますし、逆に、文理的に見ても、極めて不自然な規定になっているというふうに思います。未決の者としての地位を考慮して逃走の防止に留意をする。そうしたら、では、逆に既決の者については逃走の防止を留意する必要はないのか。……
○平岡委員 お答え申し上げます。 この委員会でもいろいろな議論が行われておりますけれども、我々の修正案でいきますと、犯罪の予備ということを処罰条件という形にさせていただいております。このことは、やはり日本の国内法制の基本というものをしっかりと踏まえて私たちとしては組み立てなければいけない。実行に資する行為というような、我が国にとってみて何のことかさっぱりわからない、これまでの経験もなければ実例としての法律もない、そういうような状況の中でこれを導入するということに対しては、やはり非常に大きな問題があるというふうに考えております。 御質問の件について言いますと、この委員会でも既にいろいろ答弁さ……
○平岡委員 お答え申し上げます。 先生御指摘のように、民主党におきましても、暴力団などの組織的犯罪集団による犯罪を防止するための対策ということは講じなければいけないという考え方に立っておりまして、先生御指摘ありました国際組織犯罪防止条約につきましても、この条約の趣旨、目的には異論はないということでございまして、平成十五年の条約の締結に関する国会承認について賛成をさせていただいております。 ただ、この賛成ということも、前にもちょっと議論がありましたけれども、国会における議決の方式としては留保つき賛成というのがあるわけではないということで、賛成なのか反対なのかというそういう位置づけの中で。ただ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 共謀罪については本当にたくさんの問題があるということで、まだまだ議論しなければいけないことがたくさんあるわけでございます。今、組織的犯罪集団の問題について特に河村委員の方から質問がありまして、私もこの点についてはしっかりと質問していきたいんですけれども、ほかの論点もあったり時間の都合もありますので、最初に、この共謀罪についての数限りない国民が持っておられる不安の中から、捜査の問題についてちょっとだけ取り上げてみたいと思います。 実は、私たち民主党は、当局の捜査のあり方について、取り調べとか捜査をできるだけ可視化していくべきだということで法案も提出……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 今、同僚の枝野議員から、越境性の問題について、条約の三十四条あるいは第五条、第三条というものを引用しながら、政府が解釈していることの不当性というものを追及させていただいたわけでありますけれども、私も、そういう意味では、この政府が主張している文理解釈というものの根拠がいかにあいまいなものであるか、おかしいものであるかということについて、ここで重ねて質問させていただきたいというふうに思っております。 五月十二日の私の質問に対して、外務省の方から、なぜ、この国際的な性質については、共謀罪そのものではなくて、共謀罪の対象となっている重大な犯罪について国際……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 先ほどちょっと入った情報によりますと、河野衆議院議長も、与党がこの共謀罪を含む条約刑法について強行採決をするというような事態を心配して、もっと修正について協議せよと言われているというような話のようでございます。我々としては、強行採決という事態に至らないように、与党がこれから抜本的な修正に踏み出していただくことを期待しておきたいと思います。 そういうことで、法案の中身について審議をしていきたいと思いますけれども、この共謀罪の創設については多くの心配があるということでありますけれども、いろいろなことをこれから精査しなければいけないと私も思っています。……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、法の適用に関する通則法の審議ということでございます。近年、いろいろな分野で国際化というものが進んできているというふうに思いますけれども、その中でも、証券取引についても国際化をしているということで、その取引の準拠法をどのようにしていくのかというのは、ある意味で言えば、現代的な課題の一つだろうというふうに思います。 そこで、まずお聞きいたしたいと思いますけれども、外国の投資家とかあるいは外国の証券会社が我が国の証券市場において取引をする場合の準拠法というのは、今回の法案ではどのようになっているのか、この点についてまず御答弁をいただきたいと思……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。
きょうは、お時間をいただいて質問させていただくことになりました。よろしくお願いします。
談合問題に入る前に、米軍再編に関連して、最近地元の方で大きく報道された件がありましたので、ちょっと確認をさせていただきたいというふうに思うのであります。
十一月四日付の地元新聞の中で、NLPを実施する訓練施設を岩国基地から百八十キロ以内で選定するよう、米国側は十月に開かれた再編問題に関する日米外交、防衛当局者の作業部会で要求したという記事が出ておりましたけれども、これは事実なんでしょうか。
【次の発言】 一々途中の話についてはコメントしないという話で、これは……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 順次質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども、最初に、国民投票と他の投票、選挙とか住民投票といったようなものの関係についてお聞きしたいと思います。 御高承のとおり、憲法第九十六条では、国民の承認というのは、「特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、」行われるということが定められているわけでありますけれども、今回の法案を見てみますと、第一条で言っているのは「国民の承認に係る投票に関する手続」ということで、憲法上の位置づけとしてはどっちの投票になっているのかなというところが必ずしも明確ではないんですけれども、私が個人的……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 野党の大臣所信に対する質問としてはトップバッターにならせていただいておりますけれども、先日の大臣の所信を伺わせていただいても、あるいは今回質問をいろいろ準備するにしても、法務行政には非常に多くの課題が今あるということを、私、痛切に感じました。 質問を準備するに当たって、いろいろ限定をして質問を絞っていったつもりなんでありますけれども、場合によっては、質疑応答の進展いかんによっては時間が足りなくなってしまって、きょうお越しいただいた方々に質問できない時間になってしまうかもしれないということで、その際には、必ず別の機会にしっかりと一般質疑の時間をとっ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、信託法、そして信託法の施行に伴う関係法律の整備等に関するそれぞれ法律案を審議するということでございます。 信託法の第一条を見てみますと、非常に簡単な言葉で始まっておりまして、「信託の要件、効力等については、他の法令に定めるもののほか、この法律の定めるところによる。」という規定しかないということです。 よく考えてみますと、教育基本法とかそういう本当に憲法に準ずるようなものについては前文というのがあって、非常に大切な法律であるということをしっかりと書いているというのがある一方、並みの法律と言うとちょっと言葉が悪いんですけれども、普通の法律……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、信託法そしてその関係整備法の審議ということではありますけれども、緊急な問題がありまして、ちょっと時間をおかりして、先にその件について少し質問をさせていただきたいというふうに思っております。 課題は部落差別問題に関してでありますけれども、十月の二十七日にいろいろな全国紙の中に掲載された記事でありますけれども、ネット上に部落地名総鑑が掲載されたという報道がありまして、それに関連して、法務省の人権擁護局の方が、この問題については、同和問題について誤った印象を与えかねないとして調査を始めたというふうに報道されているわけでありますけれども、この件……
○平岡委員 民主党の平岡でございます。 渡辺副大臣、帰ってしまわれるのは大変寂しいですけれども、今の議論を続けようと思っているんですけれども、実はちょっと、きょうは質疑が終局されそうだということで法務大臣以下しか質問通告をしていませんので、済みません、残念ながら、ルールに違反して質問しようとは思いませんので、法務大臣それから法務省の方に、ちょっと今の流れの中で聞いていきたいと思います。だから、法務省が承知している範囲で答えていただければいいんだろうと思いますけれども、私のきょう予定していた質問の順序を変えさせていただいて、今議論が盛り上がりました自己信託の話、適用延期の話についてちょっと質問……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案の審議ということでございます。 当然のことながら、この法案を審議するに当たっては、その前提条件となっている米軍の再編問題についてしっかりと議論をしておかなければいけないということだろうと思います。特に、今回の米軍再編について言えば、将来にわたる我が国の安全保障政策、そのもとにおける日米安保条約、そして自衛隊の役割といったような重要な課題がやはりこの中に含まれているというふうに思いますので、しっかりと議論をしたいのではありますけれども、ほかに今回この法案について相当議論しなければいけないところ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、基本的な我が国の安全保障政策について聞こうということで考えてはおりますけれども、その前に、先月二十三、二十四日の決算行政監視委員会で、私が安全保障問題に関して質問した事項で、まだちょっと十分な回答が得られていないという部分もございますので、その点をまず先に確認させていただいた上で、安全保障の基本的な問題について入っていきたいというふうに思います。 最初に、例の防衛施設庁の入札談合問題でありますけれども、先月二十四日の決算行政監視委員会でも質問を申し上げました。昨年の十一月七日の安保委員会で官製談合事件について審議をし、そのときに、公正取……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、外務委員会の質疑ということではありますけれども、私は、法務委員会と外務委員会の連合審査をすべきであるということで要求をいたしておりましたけれども、いろいろ時間の制約等もあって、出張して質問するというふうな形になりました。ちょっと残念ではありますけれども、法務副大臣も含めてしっかりと議論をさせていただきたいというふうに思います。 国際刑事裁判所については、我々は、できるだけ早くこれを批准し、我が国も国際的な役割をしっかりと果たしていくべきだという主張をしてきておりますので、基本的には批准そのものについては大きな問題があるとは思っておりませ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 最初に、法律の呼称について保岡委員にちょっと抗議を申し上げたいと思うのでありますけれども、保岡委員は先ほど併合修正案の趣旨説明の中で、「国民投票法案については、」ということで、この法案を国民投票法案というふうに呼んでおられるわけでありますけれども、本来、この特別委員会にかかっている法案、特に与党提案のものは日本国憲法の改正手続に関する法律案ということであって、どこをどう読んでもそういう呼称をこの委員会で使うということは適切ではないと私は思います。私は、あえて憲法改正手続法案というふうに呼ぶべきであるということを指摘させていただきたいと思います。 ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、大臣所信に対する質疑ということでありますけれども、私、きょうのテーマを自分なりに最近のテーマということで選んでみたんですけれども、やはり人権にかかわる問題というのが随分いろいろ課題としてあるなというのが実感です。 特に、最近法案審議をしていると、間接的には人権にかかわるのかもしれませんけれども、刑事の問題であるとか民事の問題であるとかという中で、どうも人権の問題についての議論が余り進んでいないんじゃないかな、こんな感じを受けているので、結果的に、拾ってみたら人権にかかわる問題が非常に多かった、こういうことでございましたので、そんな話題を……
○平岡委員 我が党の同僚委員が質問のたびごとに申し上げておりますけれども、この委員会の開催そのもの、職権で強行的に立てられているということで、私たちは、この委員会、今すぐにでも流会して、お互いに真摯に議論ができるような状況になってから開会すべきであるというふうに思います。委員長、いかがですか。
【次の発言】 委員長が職権で開いているわけでありますから、そこは、まず委員長の見識を私は問わなければいけない。
委員長、今このタイミングというのは、何も職権でごりごりと委員会を立てて進めていかなければいけないような状況に至っているとは思えないんですよね。これは日切れ的法案であって、日切れ法案じゃない。……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、実は、大臣には詳しい質問通告はしておりませんけれども、この趣旨は、私が大いに怒りを持っているということでございます。その怒りの内容は、これは大臣にとってみれば自分の責任ではないのかもしれませんけれども、昨日の憲法調査特別委員会で中央公聴会の開催を強行採決したことに対して強く抗議をするということでございます。 私もこの特別委員会のメンバーでございまして、中山委員長の席に行って、強行採決をしないようにということで抗議を申し上げましたけれども、そのときに隣にいた与党の理事は、一歩一歩進めているんだからいいじゃないかというようなことを言っており……
○平岡委員 ちょっと定足数が足りていないような気がするので、定足数の確認をお願いできますか。
ちょっと時間をとめてください。
【次の発言】 ちょっとそろわないみたいですから、休憩を宣していただくように要請します。
【次の発言】 大事な法案でありますから、与党の方々もしっかりと質問もしていただきたいと思いますし、今倉田先生から大変いい質問がありましたが、時間が足りなかったようでありますから、倉田先生、またしっかり時間をとっていただいて、政府の法案について問題があるときにはやはり国会としての立派な見識を示していただきたいと思いますので、ぜひ質問していただきたいと思います。
きょうは、第一回目の……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、各参考人の方々、本当にありがとうございました。お疲れだと思いますけれども、最後でございますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、久保参考人にお伺いしようと思いますけれども、実は私、昨年の十一月十四日に本会議で質問をさせていただいたときに、久保参考人の著書から少し引用させていただいた部分がございまして、ちょっと思い入れがあって、久保参考人にまず最初に質問させていただくということでございます。 今回の少年法の改正の背景というのは一体何なのか、立法事実というのは一体何なのか、これは非常に意図的なものがあるのかなというふうな気もしてい……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 今の国会運営、私は極めて遺憾です。きょうの朝、与党修正案が出され、それに対して、我々としても検討する時間の余裕がないままに、こうして委員会が職権で強硬に開会され、さらに、提案としては採決まで本日強行しようという姿勢は、私は、議会制民主主義を否定するに等しいということで、強く抗議を申し上げたいと思います。 これからいろいろと質問させていただきますけれども、私は、これまでの議論をちょっと振り返ってみて、今回の少年法改正は、端的に、今残っている問題としては、ある程度大きなものとしては三つの点に集約されるのかなというふうに思っています。一つは、小学生も少……
○平岡委員 きょうの委員会、極めて異常な状態で開会されている、職権によって立てられておるということではありますけれども、異常な事態で終わってしまった少年法の一部改正法案の審議について補充質問をするという位置づけでございますので、我々としては、やむなくではありますけれども、こうして審議をさせていただいているということでございます。 それにしても、少年法の一部改正法案の審議、特に採決、修正案提出後の審議、採決については、私は極めて遺憾に感じておるわけであります。 これまでの審議時間、少年法の今回の改正については、結果的には十六時間四十六分ということでありますけれども、前回の少年法改正は二十五時……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 またきょうもこういう異常な事態で、職権によって立てられた委員会で質問しなければいけないという事態を私は大変憂えております。 これまでこの委員会、更生保護法案の審議についてはすべて職権で委員会立てが行われ、参考人質疑も異例の職権日程立て、与党片肺での審議というような状況になりました。私は、今の与党は絶対的な力を持って、圧倒的な多数を持って、強い力を持っている、そういう立場にある人はしっかりと少数意見に対しても耳を傾けるという姿勢が必要であるというふうに思います。私は、そういう状況を許してきた委員長の責任は極めて重いものがあると思います。 そこで、……
○平岡委員 本日、私は動議を提出いたしました。 その内容は、 本委員会は、委員長七条明君を信任せず。 という動議です。 以下、その趣旨及び理由を申し述べます。 昨年十月十三日の本委員会で、七条明委員長は、「委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいりたいと考えているところでございます。」とあいさつをしました。しかしながら、これから申し上げるように、その言に反する言語道断の委員会運営が行われたのであります。 その第一は、少年法等の一部を改正する法律案の審議に関してであります。 四月十八日水曜日に本委員会で強行採決された少年法等の一部改正法案は、一昨……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 法案の質問の前に、四月二十五日の本委員会で少年法の改正法案の補充質問をした際に、ちょっと見逃せない事態が発生しておりますので、私としてはしっかりとけじめをつけさせていただきたいという思いで、まず質問をさせていただきたいと思います。 同日の法務委員会で私の質問がありまして、今回の少年法改正に当たって、文部科学省は、今度小学生でも少年院に収容される可能性があるということになるということを踏まえて、こうした少年院に収容される小学生についてどういう教育を行っていくかについて、いつ、どの段階で、どれだけの協議を行いましたかということを質問したわけであります……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 犯罪被害者の方々の権利利益を保護する、あるいはそうしたものを拡充していくということにつきましては、私、今から思い出すと、初当選した二〇〇〇年に、私は民主党で当選したわけでありますけれども、そのときに、くしくもこの法務委員会に初めて所属させていただきまして、犯罪被害者基本法案というものを民主党が出しているということで、早くから民主党が犯罪被害者の方々についての権利利益の保護、拡充の問題について取り組んでいるということを初めて知ったわけであります。 そのときもなかなか委員会で審議してもらえないという状態が、前からずっと私も申し上げているように、与党多……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 犯罪被害者の方々の権利利益の保護を図っていくという問題については、私たちも早い段階から取り組ませていただきまして、議員立法でも提案をさせていただいていたというような経緯もございます。そういう意味で、この問題については、本当に私たちも真剣に受けとめて、しっかりと考えていかなければいけない、そういう立場に立っておりますし、きょう参考人に来ていただいた皆様方からは、私たちの党の部門会議でそれぞれお話も伺わせていただいているということで、我々がこの問題について本当に真剣に悩みながら今一生懸命審議しているということをまずお伝え申し上げたいというふうに思います……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうの委員会、私は、大変重要な法案を審議するということの中で、こうした委員長職権で委員会が開会されるというような事態に至っているということについて、極めて遺憾であるというふうに思っております。いろいろな理由があるのかもしれませんけれども、まだこの衆議院で審議する時間的余裕は、参議院の審議を踏まえてみても十分にあるということでありますから、正常に審議される状況の中で、しっかりと慎重に審議していくべきだということを私は申し上げたいと思います。 そういうことをまず申し上げまして、大変重要な法案ではありますけれども、法務行政に関する話で、極めて重要なこ……
○平岡委員 お答えいたします。 この委員会でも参考人の方々に来ていただきまして、皆さんから本当にいろいろな貴重な御意見をいただきました。その中でも、今回の政府案に示されている被害者参加制度に対して、極めて慎重な立場に立って発言しておられた刑事訴訟法の専門家の方もおられました。 その方のお話によりますと、政府案は、職権主義を採用しているドイツやフランスの被害者参加制度とは似て非なるものである、そして、被害者の方々が応報感情を満足させる存在として法廷に登場することとなる危険性もあるというようなことで、刑事裁判が復讐裁判と化して、これまでの刑事裁判の構造を崩して機能不全に陥ってしまうおそれを内包……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 ちょっと法律名が長いので、簡単にDV法というふうに省略させていただきたいと思いますけれども、DV法というのは、家族の問題について法がどうかかわるかという基本的な問題を含んでいるというふうに思います。 ただ、家族の問題といってもいろいろな視点があるわけでありまして、この法務委員会でも、少年法の審議等を通じて、家庭の中で子供に対してどう向き合うのか、あるいは子供が家庭にどういう影響を与えるのか、そういうことは考えてきたわけであります。 そうやって考えてみると、何でこのDV法は配偶者だけの問題を取り上げており、あるいは児童虐待法は児童の視点だけをとら……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうはいろいろな基本的なところをぜひ聞かせていただきたいというつもりで質問させていただきたいというふうに思います。 幾つか質問ありますけれども、まず、総論的に最初に質問いたします。 ことしの九月十日の安倍総理の所信表明演説では、今回の問題となっているテロ特措法に基づく給油活動については、そこで働いている自衛隊の方々の美談のような形で話が展開されているんですね。ちょっとその箇所だけ読み上げますと、「灼熱のインド洋で黙々と勤務に従事する自衛隊員こそ、世界から期待される日本の国際貢献の姿です。」こういうふうに書きまして、よくこういうふうに言われるん……
○平岡委員 まず最初に、守屋前防衛次官とそして河村元防衛課長との投資資金をめぐる動きについて確認をしたいと思います。
河村元防衛課長が守屋前事務次官から四千五百万円の投資資金を預かって、その後、その資金を運用、そして返済あるいは損失補てんしたという問題がありましたけれども、この件について防衛省の方では調査をしているというふうに聞いております。まず、その調査結果をここで明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 今の事実関係の流れを聞いても、全くその事実関係がはっきりとしていないというのが率直な印象ですよね。防衛省ですから、国の安全保障をつかさどっておって、しっかりと情報について分析す……
○平岡議員 お答えいたします。 小川先生から、本当にこれからの日本の国会運営のあり方にもかかわる大変重要ないい質問をしていただいたので、まず、この法案についての理論的な根拠というのはちょっと後にしまして、最初にちょっとだけ、これまでの国会でどんなことが行われていたのかということについても触れさせていただきたいというふうに思うんですね。 先ほど葉梨提案者の方から、こういうふうな提案理由説明がありました。この法案については、行政や関係団体、さらに衆議院の法制局の手をかりることなく、与党の国会議員自身が法案骨子を作成したんだ、こういうふうにありまして、言外に、これまでは与党は行政等におんぶにだっ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 午前中は増田大臣だけになろうかと思います。どうぞ皆さん、もうお引き取りいただければと思います。 まず、今の国と地方との関係、それから将来目指すべき国と地方の関係、増田大臣、この所信で、先ほど同僚議員からも指摘がありましたように、地方が主役の国づくりを目指し、いいと思いますね。それから、国と地方の役割分担や国の関与のあり方の見直しを行うんだ、こういうことを言っておられます。私も、今まさに見直しを行わなければいけないという時期に来ているとは思うんですけれども、現状起こっていることと、今国が、あるいは増田大臣が言われていることとが本当に整合しているのか……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 私の質問は、銃器対策の問題と、それから法案の中身について質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、銃器対策の方ですけれども、平成十九年度の銃器対策推進計画というのがございまして、そこにいろいろな省庁がいろいろなことをやろうということで書いてあるわけでありますけれども、その中に、銃器犯罪に対する通信傍受法の適用をしっかりやっていくんだと。我々は盗聴法とも呼んでいますけれども、一応、政府の表現に従って通信傍受法というふうに呼びますけれども、通信傍受法の適用をしっかりやっていくんだというような表現があるわけですね。 私自身は、通信傍……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょう、最初、お二人の大臣を予定しておったんですけれども、きょうの報道があったものですから、国家公安委員長にも質問をしなければいけないという事態になりましたものですから、ちょっと、先にその話を質問させていただきたいというふうに思います。 きょうの報道を見ますと、先月の十四日に広島市で起こった、在日米軍の海兵隊の四人が日本人女性十九歳に対する集団暴行事件を起こしているということについて、ここからが報道ですけれども、昨日、警察当局は、海兵隊員四人を集団強姦、強盗などの疑いで書類送検したというふうに報じられております。 なぜ、集団強姦とか強盗とかいう……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、遺棄化学兵器の問題を中心にやろうと思っておりますけれども、その前に、ちょっと昨今の話題で取り上げておきたい話がありますので、法務省の刑事局長に来ていただいておりますので質問させていただきたいと思います。 昨年のライブドア事件に関連して、東京地検が昨年の二月の十六日に、例のにせメールと言われているものですけれども、この問題に関連してコメントを出しました。メールの存在及び指摘された事実関係について当庁では全く把握していないというコメントを出したわけですね。この問題について、私も、昨年の二月二十四日、三月十日の法務委員会でいろいろと、経緯ある……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。
私は、遺棄化学兵器処理事業の問題について全般的にちょっと取り上げていきたいと思います。
まず最初に、中国の遺棄化学兵器の処理事業についてでありますけれども、せんだって十八日に、閣議後の記者会見で岸田大臣は、中国の遺棄化学兵器処理事業については一般競争入札で決めていくんだというようなことを話されたというふうに報道されていました。そういうような方針を決められた理由とか経緯というのはどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 来年度からそういうふうにするというお話でありましたけれども、具体的には入札というのはいつごろ行われるのかということと、あわせて、……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 久しぶりに国会の質問に立たせていただきまして、補欠選挙のときにいろいろなことがございまして、改めて税金の使い方というのはどうあるべきなのかということを考えさせられたわけでございます。 いわゆる三点セットというのがございました。消えた年金問題、それから道路特定財源、暫定税率の問題、そして後期高齢者医療制度の問題、これらはマスコミがあえて三点セットというふうにプレーアップしたような気もしますけれども、こうした問題に共通しているのはやはり税金の使い方の問題だと思います。 税金の使い方という場合、いろいろな側面があります。一つは、どういう政策分野に税金……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。
きょうは、本当に重要な法案を審議するということで、総理にも来ていただきましたけれども、これらの法案を審議するに当たって、まず、総理のこの国のあり方についての基本的な認識というものをしっかりとやはり確認しておかなければいけないんじゃないかというふうに思いますので、端的にお聞きしたいと思います。
小さな政府か大きな政府かという議論がありますけれども、総理の現状認識というのは、今どういう認識でしょうか。また、その理由は何でしょうか。
【次の発言】 現状認識としてはそうなのかもしれませんけれども、その理由というのは一体何なのか。なぜそういうふうに、大きく……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、年金・医療等社会保障問題の集中審議ということで、私は、薬害問題、そして時間があれば産科医療の問題について取り上げさせていただきたいというふうに思っております。 ことしの一月、薬害肝炎問題については議員立法という形で解決がされたということで、それ自体は高い評価がされてしかるべき問題だというふうに思いますけれども、ちょっと私が思うのは、内閣の主導的な姿勢というのが見えなかったのではないかというふうに思いまして、福田総理は、自民党総裁としては解決できても内閣総理大臣としては解決できなかったということに関して、今どういうお考えをお持ちでしょうか……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 限られた時間でございますので、答弁は簡潔にお願いしたいというふうに思います。 さきのサミットでいろいろなことが話題になりましたけれども、私、どうしても不満というか、日本がリーダーシップを示せなかったということの一つに、原油価格の高騰に対する問題についてサミットの場でちゃんとした結論が出なかった。結論が出なかったのは、多分、その準備段階から日本がリーダーシップをとってこの問題に取り組んでいこうとしていなかったんじゃないか、こんなふうな気がしておるわけであります。結果的に、サミットでの合意というものについて言えば、財務大臣会合の声明の中にもありました……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうの給油新法の延長法案については、テレビ入りということもありますので、精緻な議論は来週月曜日にさせていただくということにさせていただいて、きょうは、国民の皆さんの良識に問いかける、そうした質問にさせていただきたいというふうに思います。簡潔にして率直な答弁をお願いしたいと思います。 まず最初に、この給油新法を議論するに当たりまして、議論の前提として麻生総理の基本認識を問うていきたいというふうに思います。 先ほど、与党の質問のときに委員の皆さんにこんなものが配られたんですけれども、これは、何か使うのかと思ったら全然使わなくて、何のために配られた……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。
具体的な質問に入る前に、一言、委員長に申し上げておきたいと思います。
十七日の金曜日、私が総理に対して質疑をする中での発言について、委員長から御発言がありました。私も議事録でチェックいたしましたけれども、その際の委員長の御発言は誤解に基づく発言であったというふうに思います。
私としては、委員長として発言すべきことではなかったということで、委員長から陳謝をしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 それでは、よろしくお願いします。
それで、せんだっての質問の中でも触れさせていただいたわけでありますけれども、新法になってから、給油活動が……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうのこの特別委員会の海賊対策新法の審議というのは、第一回目ということでもございますので、できる限り全体像がわかるような、そういう質問をしていきたいというふうに思います。 特に、私は、今回の政府による海賊対策の進め方、海上警備行動の発令とか、あるいは、きょう審議しております海賊対処法案の内容等について、多くの国民の皆さんが不安に感じていることがある、その不安というものをしっかりと受けとめて質問をしていきたいというふうに思っています。 その不安を、ちょっと典型的に三つほど挙げさせていただきますと、一つは、ソマリア沖で自衛隊が武力紛争に巻き込まれ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 前回は、少し全体像を見るというような意味で幅広く問題を取り上げさせていただきましたけれども、きょうは、法案の中身も含めまして、少し気になっているところについて質問をしていきたいというふうに思います。 最初に、ちょっと私、印象として言えば、今回の海上警備行動の発令にしても海賊対策新法の法案の内容にしても、どうもいろいろごまかしがあるような気がしてしようがないんですね。初めにやはり自衛隊派遣ありきということから物事が進んでいるのではないか、こんなふうな気が非常にするものでありますから、この前からもいろいろ質問させていただいているんです。 その中の一……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 質問に先立ちまして、与党の皆さんに強く抗議をしたいと思います。 本委員会では、この法案について一週間ちょっとしかまだ審議をしていないという状況であり、かつ、自衛隊が武器を使用する活動をするということを前提にして海外に派遣されるということに対して国会の関与が十分でないというこの法案について、修正協議を民主党としても求めてまいりましたけれども、それが打ち切られたということでございます。十分な審議と十分な修正協議を行うべきであるということで、本日の質疑終局と採決については強く反対をいたしたいというふうに思います。 そこで、海賊対策の問題でありますけれ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、北朝鮮特定貨物の検査等に関する特別措置法案の審議ということで、これまで同僚議員を初めとしていろいろな質問がございました。私も同じような質問を考えておったんですけれども、聞いておりますと、もう少し発展的に聞かなければいけないかなというところもありますので、御容赦いただきたいというふうに思います。 最初に、今回の貨物検査等の活動の法的な性格という点なんでありますけれども、これについて、長島同僚議員が大森内閣法制局長官の答弁も引き合いにし質問し、先ほど佐藤委員も質問をされたわけでありますけれども、聞いていてちょっと違和感を感じております。 ……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 先ほどの鉢呂委員の最後の質問のところにもありましたけれども、今回のこの協定について言えば、手続的にも内容的にも非常に問題があるというふうに私は思っております。一八五四年に日米で結ばれた日米和親条約、不平等条約とも言われておりますけれども、それ以来ずっと続いている、ある意味での日米間の不平等関係をあらわしている、不平等協定であるというふうに私は思っています。これから、そういうものであるということについて、私は質問の中で皆さん方にただしていきたい、このように思っております。 まず最初に、四月三日の鉢呂委員の質問に答えまして、外務大臣がこのように答えて……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、たくさん質問を用意し過ぎちゃって余り時間がとれないので、端的な答弁でお願いいたしたいと思います。 まず最初に、厚生労働大臣に対して、肺がん治療薬イレッサの問題について昨年の二月の二十六日に予算委員会でちょっと質問をさせていただきまして、そのときは大臣からかなりいろいろな、ちゃんと調査をするとか検討するとかという御答弁をいただいたんですけれども、その後の推移を見ていると、余り事態が進んでいないなというのが私の実感でございます。厚生労働大臣もいろいろとお忙しい仕事がたくさんあるということであろうかと思いますけれども、一つだけ確認をさせていた……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。
早速、国土交通省関係の公用車談合の問題について御質問させていただきたいと思います。
報道で、国土交通省発注の車両管理業務に関して、公正取引委員会が、不当な取引制限、談合を認定し、近く業者に対して排除措置命令、課徴金納付命令を行うとともに、国土交通省の職員やOBの関与の疑いもあり、官製談合防止法に基づく改善措置要求を国土交通省に対して行うというふうに報じられているわけでありますけれども、この報道されている内容は事実であるかどうか、公正取引委員会にまず確認をしたいと思います。
【次の発言】 今、職員の関与については審査中だという話があって、さらに、改……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、大きく分けて三つの問題ですけれども、いずれもそれぞれの大臣が所信表明で触れている点に関連してでございますけれども、させていただきたいと思います。 まず最初に、海賊対策ということでございます。 ソマリア沖への自衛隊の派遣というのが、三月十三日に海上警備行動ということで発令をされました。これを見ていますと、どうも、新聞報道等でも、初めに自衛隊派遣ありきという印象が非常に強いんですね。私、その点について非常に疑問に思っておりまして、その点を伺いたいというふうに思っているんです。 まず最初に、原則の話として、海賊対策、海賊抑止とか海賊取り締……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 最初に、前回、十八日の内閣委員会で質問をし、宿題といいますか、お願いをしておった件について確認をさせていただきたいというふうに思います。 前回、漆間官房副長官の国策捜査の問題について取り上げました。東京地検の問題しかり、そして警察庁、警視庁の問題しかりということでありまして、昨年の十月の二十九日、そして十一月の二十七日、警視庁が強制捜査をしました在日朝鮮商工会の税理士法違反事件に関して、私の方から、漆間副長官から指示があって捜査等をしたということなのかということについて、佐藤大臣の方から、指示があって捜査等々をしたという事実は私はないというふうに……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 両林大臣におかれましては、このタイミングでの大臣御就任、おめでとうございますというか、御苦労さまでございます。特に、林芳正大臣におかれては、山口県の中では、私も山口県ですけれども、安倍総理の後は林さんだという声が非常に高うございますので、県民の期待も大いにあるところでございます。ということで、ぜひ期待にこたえられるような仕事をしていただきたいと思いますし、国民の目線に立った政治も目指していただきたいというふうに思います。そういう意味では、ちょっときょうは耳ざわりな質問があるかもしれませんけれども、その点は御容赦をいただきたいというふうに思います。 ……
○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、米軍再編問題について、特に外務大臣と議論をさせていただきたいというふうに思っております。 分科会の性格上、時間が限られておりますので、先に地元負担の問題に関連して、地元との関係というものをまず最初に御質問させていただきたいというふうに思うわけであります。 実は、二〇〇四年の十月一日に、小泉首相は、午後二時半に東京・東新橋にあります共同通信社で、共同通信加盟社編集局長会議というので講演をしておられまして、そこで、政府は自治体に事前に相談し、自治体がオーケーした場合には米国と交渉するんだということを表明されたというふうに報道されておりま……
○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。きょうはよろしくお願いします。 最初に、ちょっと大臣に、簡単な質問なんですけれどもさせていただきたいと思います。 私の選挙区というのは、山口県の東の方でございますけれども、今、米軍再編問題で相当地元が揺れ動いておりまして、公明党さんの市会議員さんたちもいろいろな立場をとっておられるものですから、大変事態が複雑になってきているという状況ではあるんですけれども、その複雑にしている一つの要因というのが、愛宕山地域開発事業というのがあるのでございます。 大臣はその愛宕山地域開発事業というのを聞かれたことはありますか。
○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。 防衛庁、防衛施設庁の決算についての質問、何か私一人しかいないということなので、しっかりと答えていただければというふうに思います。 まず最初に、昨年の十一月七日に安保委員会で例の官製談合事件について審議をした際に、私からもいろいろと質問させていただきました。その際、公正取引委員会に対して質問させていただいたところ、当時の公正取引委員会の方からは、防衛施設庁が発注する建設工事の入札談合事件については現在調査をしているところだというような答弁があったわけでありますけれども、あれから約半年がたとうとしているという状況にあるので、今、公正取引委員会として……
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 法務委員会の立場から幾つか質問をさせていただきたいと思います。 組織的犯罪処罰及び犯罪収益規制法に基づいて没収・追徴保全命令というのが出されるわけでありますけれども、この問題については、新聞報道等でも、知らない間に口座が凍結されてしまって困っちゃったというようなことが事例的に紹介もされているわけであります。まず最初に、組織的犯罪処罰法の第二十三条の規定による起訴前の没収保全命令については、どれだけ請求があり、そしてそのものについてどれだけ公訴が提起されたのか、それぞれ検察官と司法警察員別にお答えいただきたいと思います。過去三年ぐらいで結構ですから……
○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。 最後の質問になっているようでございますけれども、ぜひ緊張感を持って答弁していただきたいというふうに思います。 まず最初に、北朝鮮の飛翔体発射の問題でありますけれども、政府は、五日の北朝鮮による飛翔体発射に関して、私が七日に防衛省から説明を受けたときには、文書でも、飛翔体発射事案についてというふうに表現しておったんですけれども、十日ぐらいになりますと、記者会見での総理の発言では、ミサイルの発射を強行している、あるいは官房長官の発表の中でも、ミサイル発射というふうに表現が変わってきているわけであります。 これに関して、まず、いつからどのような手続……
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