青山正一 参議院議員
2期国会発言一覧

青山正一[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期
青山正一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは青山正一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

青山正一[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第10号(1951/02/02、2期、日本社会党)

○青山正一君 私は講和條約と漁業問題との関係などにつきまして、総理大臣、外務大臣、農林大臣並びに大蔵大臣に対しまして、少しくお伺いをいたしたいと存じます。(「大蔵大臣どうした」と呼ぶ者あり)  最近講和問題に関する論議が漸く活溌化しつつありますことは、我が国の運命にかかわることでありますからして、誠に当然のことがあると考えられます。然るに海洋国としての日本にとりまして極めて重大な役割を持ちますところの漁業問題と講和條約との関係につきましては、余り関心が拂われていない感がいたすことを誠に遺憾とするものであります。我が国は戰前から、人口、食糧問題に悩まされていたことは、これは周知の事実であるのであ……

青山正一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

青山正一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 水産委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○青山正一君 理事の数は二名とし、その互選の方法は委員長の指名によられんことの動議を提出いたします。

第8回国会 水産委員会 第2号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○青山正一君 只今の問題ですね。私共はその理窟は分つておりますが、例えば原始産業に附加価値税を課せられるのは、実質的な漁業だけであるとか、そういつた理由ですわ。この漁業には地租の負担がないからということを理由にしているが、漁業には土地に代るに漁船に対する固定資産税がある。從つて外の産業と同じ率で漁船に課税するならば、漁業に対する附加価値税は止めるべきであろうというふうな理由などもはつきりして置かぬことには、各党派に帰つて行きましても意見が区々になると因りますから、そういつた意味合いのことをやはり專門員の方で一つ纏めて頂いて、それぞれ納得の行くようなふうのことで党内に諮る。こういうふうな方法を講……

第8回国会 水産委員会 第3号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○青山正一君 今日は安本の方からどなたかお見えになるわけであつたのですが、まだお見えになつていないので、又安本の方が来て重複するというようなことになるかも知れませんが、一つ大蔵省の銀行局長にちよつとした点についてお聞きしたいと思います。  先ず第一に、この見返資金の問題とそれから預金部の問題でありますが、見返資金の問題は、これは大体北海道の魚田関係の七千七百万円と、それから高度利用、これも北海道の関係で一億円、それから図南丸の引揚げの問題、これが九億円の大体七割内外というふうに決まつておられるようで、これ以上食い込む余地があるかどうかという問題と、それから預金部の問題でありますが、最近水産経済……

第8回国会 水産委員会 第4号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○青山正一君 ちよつと政府当局にお聞きしたいのであります。この問題は、例えば政府で責任を持つてやらなければならんというお気持になつておるかどうか、例えば衆議院あたりの圧力で以てこれをこういうふうにしたのだというふうなお考えが若しあると困りますが、そういう点があるかないか、その点をはつきりして頂きたい。
【次の発言】 政府はこの点が非常に責任が重大であろうと思うのでありますが、衆議院におきましても、それから参議院におきましても、大体北海道の調整委員は各市町村ごとに置く、こういうふうな御説明になつているように僕は聞いているわけでありますが、ところが今度の立案によりまして、大体いつの間にやら四十九海……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 水産委員会 第1号(1950/11/21、2期、日本社会党)

○青山正一君 私はこの二回ありました委員会に欠席いたしまして、この内容のことははつきりわかりませんですが、先ほど委員長のその決議の内容を見ますと、七分というふうに限定してありましたのですが、その七分という言葉も私は差挟むことはいけないと思うのであります。それから只今千田さんのおつしやつたことに関連いたしまして、後ほど水産長官にもいろいろお聞きしたいと思うのでありますが、只今千田さんのおつしやつた市場法の改訂後ということが一番の先決問題でありまして、市場法が改訂せられまして、そうしてその様子を見た上で手数料を上げるというふうなことで、一つはつきり線を引いて頂いたほうが一番結構じやなかろうかと思う……

第9回国会 水産委員会 第2号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○青山正一君 これは議員提出ですか。
【次の発言】 それでは一つ二、三日余裕を置いて少し勉強したいと思いますから。
【次の発言】 ちよつと長官にお聞きしたいんですか、二十三日からこの手数料が上るということで、東京都のほうで一方的に生産者と相談なしに決めたと、まあこういうふうなことになつておりますが、現在この生産者の中で、東京都へ入つております荷物のうち値上げした手数料で取引しておるところがあるかどうかその問題と、それから東京都の仲買人は、この値上げの問題に対してどういう態度をとつておられるか。この二点について一つお聞きしたいと思います。

第9回国会 水産委員会 第3号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○青山正一君 以西底曳の問題ですね、大体百二組に対して一組二百十六万円、こういうようなことで予算が計上されておるようなわけでありますが、政府においてはやはり当初の希望の通り一組三百万円というふうな考えの下に、いろいろ船長が退職したり何かする、そうした費用で早急を要する関係のものはこれはすぐしなければならない関係からして是非必要だろうと思いますけれども、その残つたかに対しては、又来年もその残つた分の予算を要求するというふうな考え方をしておいでになるかどうか。その問題と、それからもう一点は漁船保険の関係、こればこの前の國会においても当委員会から、これは國庫補助があつて然るべきだというふうなことで、……

第9回国会 水産委員会 第6号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○青山正一君 朗報居士が農林大臣でありますから、水産長官以下がすべてこれに伝染したようなふうであつて、何でもかでも朗報的に扱つておることが非常に不都合だ、私はそういうふうに考えております。例えば只今秋山委員からお話の漁区の問題と言い、或いは手数料の問題と言い、一言半句だつて信用はできない。どうも農林大臣の朗報居士と同じような行きかたである、こういうふうに私どもは考えておるわけであります。何から何まで都合が悪いことがありますと、向う様がどうだとか、こうだとかいうふうに責任を負わず、そういう気持が私どもは非常に気に食わないと思います。できるだけやはり水産長官なり或いは農林大臣が自主的に考えてやつて……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 水産委員会 第2号(1950/12/13、2期、日本社会党)

○青山正一君 魚の取引は戰時、戰後を通じまして長期間に亘つて統制されていたのでありますが、その後いろいろな変更がありまして、残念ながら成功したとは言いにくいのであります。殊に自由取引へ転換するに当りまして、参議院委員会におきまして何か適切な善後措置をとるようにということは、今の水野課長ではありませんが、奧田課長時代に再三再四に亘つて委員会の席上において、或いは本会議の席上において、総理大臣とか或いは農林大臣に対しまして注意しているにかかわらず、十分な準備もされなかつたことは非常に遺憾に思つているところであります。最近非常な騒ぎを起しておる手数料の問題でも、これは現在の中央卸売市場法の欠陷を暴露……

第10回国会 水産委員会 第3号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○青山正一君 只今各地の海員組合、乗組員、船員を代表いたしましていろいろな陳情があつたわけでありますが、この陳情の内容の漁区の拡張の問題、或いは拿捕の問題、或いはダンヒングの問題、或いは歩合金の課税対策の問題、これらは非常に重要な問題のみでありますからして、一つ是非とも委員会で取上げてもらいたいとこういうふうに考えております。例えば拿捕の問題に関しまして、先ほど川南の第十雲仙丸が拿捕されたというふうなお話でありましたが、先般の拿捕の問題はいわゆる韓国の拿捕の問題でありまして、非常にこれが処し易い立場にあつたわけでありますが、今度の場合は中共の拿捕でありまして、時節柄なかなか大変なことだと私は考……

第10回国会 水産委員会 第閉会後3号(1951/07/28、2期、自由党)

○青山正一君 ちよつと質問だけして、次長にお答え願うという程度にしておいたらどうですか。

第10回国会 水産委員会 第4号(1951/01/27、2期、日本社会党)

○青山正一君 ここに大阪、東京、横浜、神戸、京都の方皆さんおられるそうですから、その人たちにも一つちよつといろいろ数字的なことも聞きたいと思いますから、各都市から一名ずつこちらへ列んで頂きたいと思います。運輸省から仲買組合に変じたものもおりますが、その方にも一つお願いいたします。ちよつと東京のお方にお聞きしたいのですが、東京の仲買人は何人おられるのでありますか。その点を……。
【次の発言】 有難うございます。それならばちよつとこれはあなた御存じかどうか知りませんが、東京の小売商人は一体東京都全部で何人ほどおいでになりますか。
【次の発言】 そうすると六千人ですか。

第10回国会 水産委員会 第閉会後4号(1951/07/30、2期、自由党)

○青山正一君 私どもが国元に或いはいろいろな用件があるにかわらず、その用件を捨てましてですね、相当の旅費を払つて東上しておるわけでありますが、もう十五日前からはつきりと二十八日には委員会があるのだ、若し継続するならば三十日も委員会があるのだという建前でこちらに来ておるわけですが、一昨日の委員会と言い、本日の委員会と言い、誠に何のために上京したか、その理由を見付けるのに非常に困難な状態であります。こういうふうなことを続けておるのでは、少くとも立法府の建前といたしまして、運営が非常にむずかしかろうと思うのですが、今後こういうことのないように、一つ委員長のほうから運営委員会にこの公務員の状態をはつき……

第10回国会 水産委員会 第5号(1951/01/29、2期、日本社会党)

○青山正一君 この問題は一応、後ほど委員長なり秋山委員なり或いは林專門員を交えて一つそういう字句的なことはお話合い願うということにいたしまして、大体私の考えといたしましては、この点は全部賛意を表したいと思います。ただ併し私はその前に一つ委員長に、別に惡い意味で申上げるのじやないのですが、どの新聞にも、本日只今御配付になつたこの案というものが発表されておる。而も参議院の決議によつて大体まとまつたものだというふうなことで発表されておるわけなんです。而もその中には、この案に消してあるところのオットセイ條約参加とか、或いは日米鮭鱒の問題なども出ておるように窺われるのです。私はもとよりですね、このオット……

第10回国会 水産委員会 第9号(1951/02/12、2期、日本社会党)

○青山正一君 大体衆議院が先議しなければならない建前のものが、参議院から発議して先議するというふうなことについて、何か根本的な理由があるわけなんですか。その点を一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 委員長にお伺いしたいのですが、これが参議院から先議するというようなことになるとすれば、参議院としては相当の決心を持たなければならんものと、こういうふうに考えますが、例えば各党派別に過半数の署名を得たというふうにおつしやつておるわけでありますが、私の考えといたしまして、これは個人的に賛成者は非瀞に多いというわけになつておりますが、これが各党々々というふうなことになりますと、或いはその党自体の気持という……

第10回国会 水産委員会 第10号(1951/02/14、2期、日本社会党)

○青山正一君 只今詳しく本日の新聞紙上に出ておりました講和條約と漁業の問題についていろいろ意見を承わつたのでありますが、この問題は非常に結構だと、こういうふうに考えておりますが、ただ申上げたいことは、お聞きしたいことは、このアメリカ側のいわゆる百五十マイル説というものと、今度の首相とダレス氏の手紙の関連性は一体今後はどうなるかという問題と、それから第二点として、今度の書簡にいわゆる以西底曳の関係、或いは北千島とか北海道の関係、勿論オホーツク海とかべーリング海とかいうような字句も出ておつたのですが、この近廻りの、日本の内地に近い北千島或いは北海道の関係の漁場、そういつたような結附がないのでござい……

第10回国会 水産委員会 第11号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○青山正一君 陳情者に対する質問というよりも、実は私昨日大蔵省から農林省へ回つておる公文書を見たわけなんであります。その公文書の中身を見ますと、今度の漁業権補償額百七十億に対しまして、大体五割五分から六割近くのものを法人税として課する、こういうふうなかつこうになつております。内容の計算を見ますと、九十五億が課税の対象になる、五十五億が協同組合に與えられるいわゆる金である、あと二十億が個人に與えられる金である。こういうふうな文書が大蔵大臣から今度の金融問題に絡んで水産庁のほうへ行つておつた。その公文書を見たわけであります。こういうことになりますと、これは非常な大きな問題でありまして、最行人税をい……

第10回国会 水産委員会 第12号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○青山正一君 大蔵省の国税庁の調べによりますと、百七十億の補償金に対しまして九十五億三千八百万円、約五六%余りが課税対象となつているらしく、そのうち漁業会所有、つまり漁業協同組合所有の漁業権に対する補償金百三十五億に対する税金として、先ほど久宗さんから御説明があつたわけでありますが、法人税が四十五億五千万円、それから事業税が十億四千万円、それから所得税が二十三億七千三百万円、百三十五億の補償金に対しまして合計七十九億六千三百万円が税金として差引かれておると、その差引手取が五十五億三千七百万円という非常な僅かな数字であります。即ち収入に対しまして、手取は四一%の僅少さであると聞き及んでおります。……

第10回国会 水産委員会 第13号(1951/02/21、2期、日本社会党)

○青山正一君 只今委員長のおつしやつたことは至極御尤もであります。ただ私らの問題とすべき点は、この十二億で、朝日新聞に出ておる記事を見ますと、十二億の資本金というような恰好になつておりますが、十二億が漁業者のいわゆる今度の漁業証券を担保として、漁業証券の資金化、これを担保として考えておるのかどうか、その点を一つ承りたいと思います。
【次の発言】 その場合におきまして、最近中金を利用しようというような議論が非常に行われておりますが、これは私も当然だろう、思います。つまり沿岸漁業者が与えられる百七十億のこれを資金化する、換金化してそうしてそれによつてやるのだからして、そういうふうな部面を中金へ入れ……

第10回国会 水産委員会 第14号(1951/02/23、2期、日本社会党)

○青山正一君 委員長も同感だろうと思いますが、今のいろいろな答弁のやりとりを聞いていますると、外務省のほうで余りこれは本腰になつていないというふうにも非常に考えられるわけなんです。それでやはり相当委員長といたしましても、こういうような重大な問題は、外務省も同じようにその所在をはつきりして頂くように一つ申し入れて頂きたいということが第一点であります。  それから第二点といたしまして、今のお話を聞いていますと、どうもぴんと来ないところが非に多いのではなかろうかと思うのです。例えば今の連合軍というものは、中共政府を相手にしていない。それから中共政府も連合軍を相手にしていない。そういうふうなことになり……

第10回国会 水産委員会 第15号(1951/02/28、2期、日本社会党)

○青山正一君 これは條約局長ではなしに、水産庁長官からお聞きしたいと思いますが、この條文の中に全長が、「しろながす」鯨は七十フィートとか、「ながす」では五十五フィート、或いは「ざとう」、「まつこう」は三十五フィート、「いわし」四十フイト、こういうことを限度としなければならないというふうに出ておりますが、今まで日本の戰時中或いは戰争前において、この條約の中に入つていないときに、日本がこういつた線を守つていなかつたのですか、どうか、その点につしてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 戰争後アメリカの好意によりまして、南氷洋に捕鯨に出漁しておつたのでありますが、そういつた線はやはりこの国際捕鯨取締……

第10回国会 水産委員会 第17号(1951/03/19、2期、日本社会党)

○青山正一君 議事進行について。今次長からいろいろお話があつたのですが、時間も大分切迫しておりまするから、水産庁と海員組合あたりがこれに参画してやつたわけでありまして、大体法律も殆んど賛成してもいいようなふうなことは漏れ承わつておるわけなんですが、ただ水産庁としてどこをどういうふうにして修正してもらいたいというような意見、そいつがどういうふうにして取上げられたという要点のみを説明して進めて頂きたいと、こううふうに考えるのであります。
【次の発言】 これは今聞いたところなんですが、この次も質問を続行するそうです。今こちらへ来ておつた松浦委員の祕書の人が日本海員組合の教育部長ほか五、六人連れて来て……

第10回国会 水産委員会 第18号(1951/03/20、2期、日本社会党)

○青山正一君 今秋山先牛がおつしやつたように、二十トン未満、五十トンというような関係のものは、全部合わせますと、大体の数字は二万見当だろうと思いますが、実際には大体四万なんです。ところが今五トンとか七トン、八トンぐらいの船に乗つておる船長という者は、恐らく小学校を出たような人は一人もいません。場合によつては自分の名前ぐらい書く程度で、あとは恐らく字も知らないという人が安いのではないか、こういうふうに思つております。現にこの前の公聴会に出ておられた機関士なり、或いはああいう人たちの言葉つきを見ましても、それは殆んど淳朴でありまして、学校よりも、むしろ十ぐらいの時分から先ず第一に船の、甲板、それか……

第10回国会 水産委員会 第19号(1951/03/23、2期、日本社会党)

○青山正一君 今御説明のですね、このここに書いてあります一とか或いは二の……、一の漁業会の所有する漁業権の場合とか、或いは二の個人有の漁業権等の場合、この二つの問題に絡んで、大体額とすればどのくらいですか、その点一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この免許許可料にですね、証券の利息を含めてあるわけですね。
【次の発言】 つまりこの久宗さんのおつしやつたことは、例えば十万円で買つた漁業権が、再評価されて、百二十万円になつた、そういう場合において、十万円の十倍の価格の、百万円のものは六%でやるのだ、で百万円を超える、つまりあとの二十万円に対しては税法通り三十六万円かけるのだ、こういうわけ……

第10回国会 水産委員会 第20号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○青山正一君 この法案に小型磯船底曳網漁業の整備の問題を載せてあるようでありますが、この問題を吟味するには只今お話のあるようにいろいろな時期をどうするかと、この法律には大体二年というふうに載せてありますけれども、三年後になるか、或いは五年後になるかという問題も出て来ようし、それから補償の問題も以西底曳同様どういうふうに取扱つたらいいだろうかという問題が出て来るし、それから転業先をどうするかというような問題もこれは付いて廻ろうと思うのであります。それから先ほど御説明の中にあつたようにこの政令に定めると規定してあるのですが、この定めるべき具体的なものは農林省にできているのですか、どうなんですか。そ……

第10回国会 水産委員会 第22号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○青山正一君 只今鈴木衆議院議員からいろいろ今度の修正案について御説明願つたわけでありますが、問題は予算の裏付、つまり補償の問題、転業の問題或いはこれはお話の中には入つておりませんですが、転業させるにつきましては期限は原案には三年になつておりますが、或いは五年、六年、七年とかいうふうにも考えられるわけでありますが、こういつた問題が水産庁のほうで、十分に処置する段階にまでなつていないというふうなことでこれを引下げたということになつておりますか、それならば、大体瀬戸内海だけで十億の補償を要するというふうに考えられるわけでありますが、日本全国で一体水産庁としてどれだけの補償をやろうというようなお気持……

第10回国会 水産委員会 第25号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○青山正一君 全般的のことについて安本のかたにお聞きしたいと思いますが、最近水産業の資材、或いはこういうことに関係のあるものは統制を外されたり、或いは外される趣のように聞いておるわけなのですが、最近の国際情勢から考えて見まして、朝鮮の動乱もなかなかやみそうもありませんし、場合によれば世界の第三次戦争に捲込んで行きはせんかということを非常に心配しておるわけなのです。そうなるとしますると、重油にいたしましても或いは綿花にいたしましても、ロープにいたしましても、これは殆んど全部が戦争資材であり、而も殆んど全部が米国からの輸入を仰いでおるようなわけでありますが、そうなつた場合においてアメリカあたりは殆……

第10回国会 水産委員会 第26号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○青山正一君 本件については、大体予算は五百億、そのうち国庫補助として二百五十億というようなことで、半額を計上してあるわけでありますが、この年限は、提案者の説明によりますと大体の希望は三カ年若しくは五カ年というようなふうなことになつておりますが、少くとも一方の港湾法におきましては、相当の力を持つて進んでおるわけでありますからして、この漁港伝に載つておる補助の関係についても、金額のほうにおいてできるだけ国家補助を取る。少くともこの三カ年なり、五カ年の関係をできるだけ早く全都補つてしまうというふうなことで、お考え置き願いたいと思います一以上のことを希望條項といたしまして、本茶に賛成するものでありま……

第10回国会 労働委員会 第5号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○青山正一君 先ほどの久宗さんからのお話では、主として法人税の四十五億五千万円の関係を何とかして少くしようというふうな問題について述べられたわけでありまするが、この所得税も二十三億七千三百万円という非常な厖大な数字になりますが、この点を何かこれは解決する途はないのですか。その点を一つ。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 水産委員会 第閉会後2号(1951/09/06、2期、自由党)

○青山正一君 質問の先に、陳情者もお見えになつておるように見受けられますので、その内容もいろいろ絡んでおるわけですが、そういう陳情者の意見を、この際陳情を行わしめたらどうかと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 この漁船損害補償制度の問題は、すでにいつでしたか、例の韓国なり、中共のあの拿捕された際において外務と水産の委員会の席上において、当委員から列席しておりましたところの秋山さんあたりから強力にこれを申入れまして、その際におきまして大蔵省の主税局あたりも、これは何とかしなければならんという話合にもなつておりますし、参議院におきましても、殆んど決議同様の形で押し進んでおるわけなんですが、一つ……

第11回国会 水産委員会 第閉会後3号(1951/09/27、2期、自由党)

○青山正一君 ちよつと陳情者に質問があるんですが……。
【次の発言】 講和条約の締結によつて果して以西底曳漁業が受ける影響は、締結すればよくなるか悪くなるか、その点について一つ業者自体の気持を承わりたいと思います。
【次の発言】 マツカーサー・ラインが外されることによつて皆さんの船が却つて拿捕されるような危険性が今まで以上に起きて来やせんかということを私どもは心配しておるのですが、それに対するお気持はどうですか、ちよつと承わつておきたいと思います。
【次の発言】 先ほどのお話によりますと、この政令の三百六号に対しまして、五十トン以上の船に対しては無線設備をしなければいかんというふうなことになつ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 水産委員会 第1号(1951/10/13、2期、自由党)

○青山正一君 議事進行について……。一応昨日やはり衆議院のほうでこの委員会があつたらしいんです。衆議院の結論はどうだつたかということを、この委員会で一つやはり専門員なり、或いは水産庁のおかたか、誰かわかつておられるんじやないかと思いますので、各位の御説明を願いたい。それからもう一つは、根本的にこちらは漁業油のほうのことは、私たちとしてはどちらかというと素人なんですから、初めからそのほうの関係も、今少しく詳しく聞いて、そうして今日すぐに結論を出すということもなかなかむずかしい問題だからして、月曜日あたりにもう一度これについて委員会を開いて、そうして火曜日あたりに通産省のほうの人を呼ぶとか、どうと……

第12回国会 水産委員会 第3号(1951/11/07、2期、自由党)

○青山正一君 政府当局にお聞きしたいと思いますが、この中型船ですね、「中型船(五トン以上六十トン未満)」、こういうふうになつておるのでありますが、その特殊海域として農林大臣が指定する予定である三陸、それから日本海中部及び日本海西部海域において操業するものは大臣許可漁業、この三陸とか或いは日本海中部或いは日本海西部の区域は大体どういうふうなことになつておるか。その点について御説明を願いたいということと、それからこういつた特殊海域は、例えば五トンとか十トン、そういつた小型のものも全部大臣許可とするかどうか、その点についてお聞きしたい。  第三点は、この瀬戸内海の機船船びき網漁業、これはいろいろあり……

第12回国会 水産委員会 第6号(1951/11/16、2期、自由党)

○青山正一君 私ちよつと席を外しまして、或いは質問が重複するかも知れませんが、この法律に載つておつて、具体的に一体どことどことどこを整理の対象にしておるか。その点を聞かんと、この法律全部の点がわからんと思うのですが、この点も第三項の問題に関連しておるわけなんですが、一体まき網はどういうふうな建前で進んで行つておるか、例えば小型は広島県のほんの一部分というふうな対象になつておるらしいのですが、それから今言うこの徳島県の北灘というふうな建前で進んでおるわけなんですが、法律を施行して行く建前の上において、そういつたことがいいですか、惡いですか、その点を一つお聞きしたいと思います。

第12回国会 水産委員会 第7号(1951/11/20、2期、自由党)

○青山正一君 秋山さんに補足して申上げたいと思いますが、この衆議院の修正箇所を含めたこの漁業法の一部を改正するこの法案は、一応は体裁が整つてもおり、又文章も一応形式立つております。併しその底に流れるいろいろな部面を十分に検討すると、非常な不満足な点が多々あるように思われます。例えばこの法案は濫獲漁業を禁止することによつて水産資源の涸渇を防止するための、いわゆる漁業の増勢を停止することを狙いとしている法律であります。併しその予算的措置がほんの二億二千六百万円というちつぽけなものでは十分でない。それから農林当局の調査が不十分なるがために、今年度内において適用を受けるところは、広島県の安芸海区、小型……

第12回国会 水産委員会 第11号(1951/11/27、2期、自由党)

○青山正一君 これは先ほど委員長からの質問にありましたのですが、この五条の第一項、「農林大臣の助言を求めることができる。」という点とか、それから第三項に「資金をあつ旋するものとする。」という言葉ですが、これはえらい抽象的な言葉ですが、こういうような法律がほかにあるのですか。何かほかの法案を参考にしてこういうものを持つて來たのですか。その点について承わりたいと思います。
【次の発言】 つまり、この石原さんの本当の真意というものは、この真珠というものは殆んど全部が輸出の対象となつておる、ところがこれは一例なんですが、輸出罐詰などはこういつた法律がないためにいろいろな面において非常な掣肘を受け、非常……

第12回国会 水産委員会 第12号(1951/11/28、2期、自由党)

○青山正一君 どうも衆議院の様子を見ますと、今国会でこれがはつきり可決になるか、ならんかという点が非常に疑問になるわけなんですが、今国会にこれが可決しないというようなことになるとすれば、この第四条とか第五条とか、やはりいろいろGHQとの折衝の関係上こういうふうなことになつておるのだろうと思いますが、もう少しはつきりした御意見を入れて進むべきが本当だろうと思うが、それに対する考え方はどうですか。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 図書館運営委員会 第5号(1952/07/30、2期、自由党)【議会役職】

○理事(青山正一君) これより委員会を開会いたします。本日は委員長が所用のため御出席ができませんので、私に委員長の職務を委託されましたから、私が委員長の職務を行います。どうぞよろしく御協力を願います。  先ず国立国会図書館法第二十條の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案、この取扱について御協議願います。  ちよつと速記を中止して懇談に入りたいと思います。
【次の発言】 それでは速記を開始して下さい。  それでは只今の御懇談の結果、本法律案の継続審査を要求して、閉会中審査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第13回国会 水産委員会 第4号(1952/01/25、2期、自由党)

○青山正一君 お二人……まあその他随行者もおられましたですが、ただあちらに行つての空気で、立法の精神とか立法の目的は僕は非常にいいと思いますけれども、ただこの法案を出す上について、何か暗い点が、法案を出すまでの間において何か暗いとか、向うから何か報告になつていましたですか。
【次の発言】 ちよつとその件について水産庁長官に……、予算のことについて、前国会において衆議院の松田さんあたりがこの真珠法について今年度の予算に何か予算の中に盛られておるというようなことが出ておりまするが、それは事実ですか。
【次の発言】 そのときに松田さんのお話ではまだ立法をしない先に、つまり法律をはつきりきめない先に予……

第13回国会 水産委員会 第5号(1952/01/28、2期、自由党)

○青山正一君 南鮮側の今度の主張は、先頃予備会談が行われました日米加の漁業協定の問題ですね、そういうふうな問題にからんで、いわゆる米国側とか加洲側の意向にいろいろな含みがある、その含みを考えて南鮮側がそういう大きい主張をしておるのじやないですか。その点についてちよつとお聞きしたい。つまり米国なり加洲側のほうでは日本に対していろいろな漁業協定をやつておられますが、内容的に非常な強い意向を持つておられた。そういつた面が南鮮側に多少気持が動いて、そうしてアメリカとか或いはカナダ側と同じような意向で進んで来ておるのじやないでしようか。その点についてお聞きしたい。

第13回国会 水産委員会 第7号(1952/02/08、2期、自由党)

○青山正一君 ちよつと申添えますが、北洋の漁業問題ですが、この問題が非常に世間を賑わしているのですが、こういつた問題について相当衆議院の水産委員会あたりは積極的に進んでいるわけなんですが、参議院としても、衆議院の行き方とは全然違つた意味合におきまして、公正なる建前から、こういつた問題は一体どう進んでいるか聞く必要があろうと思います。こういつた問題を聞くために、農林大臣がどうしても暇がなくて来られないというならば、一度水産庁長官を、例えば月曜の委員会あたりに呼んで頂いて、こういつた問題について細部的にお聞きしたいということと、それからもう一つは、最近南方の漁業問題が非常に積極化して、例えばインド……

第13回国会 水産委員会 第8号(1952/02/11、2期、自由党)

○青山正一君 只今の千田さんの質問に附随してお聞きしたいと思いますが、只今の長官の御説明によつてカニ工船につきましては大体一船団に限つて特定の会社に対して許可をするというふうに承わつておるわけなんですが、これをいろいろ、内容的に伝えられるところによりますと、相当その間に大きな問題があるようにも見受けられるわけであります。例えば新聞紙上などを見ますと、大体カニ工船につきましてはいわゆる自由出漁というような建前からしていわゆる日水のほうの行き方、それから又大洋、日魯の行き方とこの二つの行き方があるわけでありますが、果して長官としてはつきりと特定の会社として一船団、いわゆる一つの母船による船団という……

第13回国会 水産委員会 第9号(1952/02/13、2期、自由党)

○青山正一君 北洋の問題についてお尋ねいたしたいと思います。或いは大臣にお答えできない分は、一つ水産庁長官から補足願いたいと思います。大体先般の委員会において水産庁長官から懇切丁寧な御説明がありました。私も農林省の行き方について賛意を表していた次第でありますが、その後の御当局の動きを見ますと、必ずしも従来の農林省の御方針と何かしら変つているように思われるのであります。というのは、一応その話は私としては打切つたわけでありますが、やはりざつくばらんに私の疑問とするところを御質問いたしたいと思います。  第一点の質問は農林省はもと満業総裁の高崎達之輔氏に日魯、日水、大洋、この三社の行き方から、いつま……

第13回国会 水産委員会 第10号(1952/02/15、2期、自由党)

○青山正一君 堀口証人それから青木証人、それからお二人に対する質問に関連いたしますから、水産庁に、この三者にお尋ねいたしたいと思います。本法案に対する反対意見は相当強いようにも見受けられますし、又寄附申出者の中にも脱落者も出るようにも想像できるのでありますが、堀口証人は予定通り一億円の寄附ができ得ると考えられますかどうか。それは堀口証人に承りたいと思います。  又青木証人は殊にこの問題について斡旋の労をとつておられるようでありますが、仮に本法案が成立した場合一億円の寄附に責任が持てると考えられるかどうか。その点について承わりたいと思います。  又この機会に、関連しておりますから水産庁にお尋ねい……

第13回国会 水産委員会 第14号(1952/02/25、2期、自由党)

○青山正一君 この問題じやないのですが、この補償金にからんでいろいろお聞きしたいと思いますが、大体国の計画といたしまして、今年度十二ヵ所の海岸なり或いは潟、湖、こういつたところを干拓しようというふうなことで、国家の方針が進んでおり、現に実施しつつあるところが相当あろうと思いますが、私の聞き及んでおるところでは、大体今年度は十二ヵ所の湖なり或いは海岸を干拓するというふうに聞いておりますが、そういつた場合に、例えば算定方式とかいうものはできておるかどうか、何か絶えず農地局とその漁業者側との間において、いろいろ折衝しておられるかどうか。それからこういつた面の補償金はやはり課税の対象になるかどうか。そ……

第13回国会 水産委員会 第16号(1952/03/03、2期、自由党)

○青山正一君 先般も御質問いたしたのですが、干拓の問題です。今年度の全国の干拓事業は十二カ所というふうに承わつておるわけなんですが、主管庁が農地局である関係上、殆んど水産庁とは話合いせずに、一方的に、農地局の独断で補償の関係とかその他の関係をきめて行つておるように承わつておるわけなんですが、先般のこの委員会の席上におきまして、米国軍の演習地に対する補償というふうなものが、非常に大きく、僅か一年、二年の操業不能によるいわゆる補償というものが非常に大きく算定されておるわけなんですが、この干拓の問題、今年は十二カ所あるわけなんですが、その問題について水産庁あたりは力を霊しておるかいないか殆んどわから……

第13回国会 水産委員会 第18号(1952/03/12、2期、自由党)

○青山正一君 田口さんにお伺いしたいと思いますが、委員会の席上でなく、安本長官は、この問題に関して三億円若しくは四億円を融資するというような何か確約でもあるわけなんですか。それはいつそういうふうなお話があつたのですか、その点についてお聴きしたいと思います。
【次の発言】 衆議院の委員会の議決は只今田口さんのおつしやつたことを根拠として議決したわけでありますか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと高橋課長にお聞きしたいのです。先ほど高橋課長から、この融資の問題について今事務的に折衝中だ、そういうふうにおつしやつておりますが、私どもはどうもそれだけではちよつと満足できかねる節が……

第13回国会 水産委員会 第20号(1952/03/19、2期、自由党)

○青山正一君 国立東京水産大学について二つの事柄に関しましてお伺いいたしたいと思うのであります。その第一点は、最近旧制の大学は大学院を設置することができると承わつたのでありますが、東京水産大学は新制大学であるがため、大学院の設置が許されないかというような疑問があるのであります。御承知の通り、同大学の前身でありますところの農林省水産講習所は、明治三十年創立せられました我が国水産教育機関中の長老であるのであります。当初は専門学校に準じたものでありましたが、後には四カ年の本科のほかに二カ年の専攻科を備えた、実質的には旧制大学と異るところがなかつたのであります。のみならず、その教授陣には学位を有する者……

第13回国会 水産委員会 第22号(1952/03/27、2期、自由党)

○青山正一君 結構です。
【次の発言】 それに関連して私からもちよつと……先般公務出張で兵庫県、和歌山県のほうへ参つたのですが、その際に会合の席上において兵庫県の当局者からいろいろ、話を承わつたわけなんですが、兵庫県自体は今度の小型機船底曳の減船整理に関しまして、県自身がいわゆる一割の失業対策費を出すというふうな建前に進んでおられます。大阪も大体その見当で進んでおられるのだろうと思いますが、各府県が共通して、各府県ごとにそういつたものを出して頂ければ結構なんですけれども、恐らく和歌山はそれが不可能に近いし、或いはその他の府県も大阪とか、或いは兵庫県並みにこの失業者に対するいろいろな費用というも……

第13回国会 水産委員会 第23号(1952/03/28、2期、自由党)

○青山正一君 本案に対して只今の水産庁長官の弁明によりまして、そのお言葉を多といたしまして本案に賛成するものであります。  ただ問題は、昨年衆議院の川村水産常任委員長から、この底曳の整理を受ける各府県へ参りまして、政府のほうの意見として、つまり水産庁の意見といたしまして、大体の構想は、乗組員に対して国家補償が三分の一であり、地方財政より三分の一を補助し、残りの三分の一は残存漁船、漁民から三分の一を補助するのだというふうな建前の下に、各府県へ参りまして言明しておられるように聞いているのであります。で、こういつたお言葉は、恐らく現在水産庁に関係しているところの水産長官なり、或いは各課長は御承知はな……

第13回国会 水産委員会 第24号(1952/03/31、2期、自由党)

○青山正一君 これは昨年来、いろいろ水産庁長官にお伺いしたいと思いますが、例の越佐海峡の問題ですね、当委員会にも陳情がありましたのですけれども、又政治的にもいろいろな問題を惹起しておる、かように聞いておるわけですが、その後何か解決したというふうに承わつておるわけなんですが、その後の経過について一つ長官からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その問題について大体水産庁長官から御説明のあつた通りに、その大型漁船、いわゆる大型底曳漁業につきましては、大体そういうふうな方針で進んでいるようにもまあ聞いているわけなんですけれども、例えば越後の能生、それから出雲崎、それから柏崎、こういつた方面の沿岸漁……

第13回国会 水産委員会 第27号(1952/04/16、2期、自由党)

○青山正一君 十二月の十二日のこの讀賣新聞ですね。非常に紊乱を極めているというような記事を書いてあつたようですが、私はあいにく見ていなかつたのですが、只今この坂根部長の報告のような記事、そういつた記事を書いてあつたのですか、どうなんですか。
【次の発言】 先ほどこの委員長から御質問もあつたようでありますが、これは東京だけをお調べになつたわけですか、それからまあ大阪を対象にして大阪も見たとおつしやつておりますが、京都とか、神戸、名古屋、横浜、そういつた六大都市をお調べ願いましたのですか、どうですか。
【次の発言】 先ほどこの紊乱を極めた一原因といたしまして前渡金による対策ですかね、この集荷灘策の……

第13回国会 水産委員会 第31号(1952/05/07、2期、自由党)

○青山正一君 ちよつとそれについて……。実は軍港都市平和産業転換に因む議員連盟とういうものがありまして、その議員連盟の会議の席上におきまして、いろいろ報告を聞きますと、大橋国務大臣から文部省当局へ、水産大学が越中島のほうは返還できないというふうな申入れがあつたらしいように承わつているのであります。それと同時に横須賀の市長な。、外務省の伊関という局長が中心となりまして、その筋、いわゆるGHQといろいろ折衝し合つて、或いは文部当局といろいろ話合もやつて、最近横須賀のいわゆる予備隊をどこかへ移しまして、その本館を水産大学へ提供したいというような地元の熱意が非常に大きいので、そういうふうな運動が非常に……

第13回国会 水産委員会 第32号(1952/05/14、2期、自由党)

○青山正一君 私は一点についてお聞きしたいと思います。水産に関する予算の少いこと、これを私が体験した一例を以て示しまして、皆さんの御参考に供し、併せて港湾局長なり或いは安本にお聞きしたいと思います。実は私昨日私の生れ故郷の村長と一緒に連れ立ちまして、港湾局とそれから水産庁漁港謀二ヵ所行つて見ましたのですが、この村には甲という部落と乙という部落があるわけでございますが、甲という部落は水産庁の面で災害復旧費は国庫補助として頂いておるわけでございます。乙という部落は港湾局の関係で災害復旧費を頂いておるわけでございます。で、先ず最初に水産庁のここにおられまする林課長にお目にかかりまして、二十五年度の災……

第13回国会 水産委員会 第34号(1952/05/23、2期、自由党)

○青山正一君 今日住さんなり或いは桐本さんからいろいろ陳情が来ましたのですが、ここで重ねて水産庁長官にちよつとお聞きいたしたいと思いますが、この小型底曳の漁船の整理の問題などは、恐らく資源の保護というような建前から出て来た問題だろうとは思いますが、こういつた際におきまして、勿論各県の実態なり実情なりを水産家とか或いは漁民からいろいろ意見を聞いてまあこういつたことになつたのだろうと思いますが、ただ問題は先ほど桐本さんのお話にもあつた通り、資源保護とかいうような問題からこの整理の問題が起るにいたしましても、一応その漁村政策とか或いは漁村の経済政策、いわゆる漁民をどうして今後生活せしめるかというふう……

第13回国会 水産委員会 第36号(1952/05/30、2期、自由党)

○委員外議員(青山正一君) その鈴木さんのお話があつた後段の話ですが、ちよつとわかりにくいのですがもう一回でも……。

第13回国会 文部委員会 第43号(1952/06/12、2期、自由党)

○青山正一君 只今水産大学の問題にちよつと触れられましたが、大橋国務大臣にこの水産大学の問題で一、二点お聞きいたしたいと思います。  この学校の移転問題に関しまして、この水産大学の学生諸君が、学生全員の署名入りで、何か七月二十八日までに移転を完了してもらいたいというような意味の決議文を、それから又、若しどうしても移転できないならば、何らかの方策を七月二十八自までにやつてもらいたい。でその回答を六月二十日までに何とかしてほしいといつた、そういつた決議文を大臣は受取つておられますかどうか。又受取つていたならば、その決議文に対してどんな回答を與えておりますかどうか。それから又回答を與えていないとすれ……

第13回国会 文部委員会 第49号(1952/07/10、2期、自由党)

○委員外議員(青山正一君) 貴重な時間をお與え願いまして有難う存じます。水産大学の問題で参議院の文部委員会が八月以来一年間に亘りましていろいろお骨祈願い、各党派ともこの問題に関する限り協力一致いたしまして、涙ぐましい御努力を願つておる事実、これは水産関係議員として厚く御礼里げ享。実はいろいろな葉曲折がありましたが、最近の状勢を極く簡単に申上げますと、実は先月の二十六日ですか、この水産大学の校舎獲得の問題で、学生代表二名をお連れいたしまして、大橋国務大臣に面会いたし、学校のこの移転の問題に関しまして懇談いたしましたのであります。そのとき大橋国務大臣は、自分のほうではこの予備隊なり、或いは海上保安……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 水産委員会 第2号(1952/11/27、2期、自由党)【政府役職】

○青山正一君 只今の千田委員の問題に関連いたしまして、私からも一つ御質問申上げたいと思いますが、先月の二十四日に私からこの演習の問題とか或いは更生後の問題につきまして総理大臣に質問書を出したわけでありますが、その質問に対して三十一日に回答書があつたわけであります。その回答書を見ますると、これは多分伊関さんの関係のほうが書いたものだと私は思いますのですが、こういつた問題を解決するのは地方庁と、それから地元関係者の意見は十分尊重してあるというような返答があるわけなんです。で私の考え方としてですね、従来の行き方は関係当局が一方的に事を進めて、これに重大なる関係のある住民の意向が十分に尊重されていない……

第15回国会 水産委員会 第3号(1952/11/28、2期、自由党)【政府役職】

○青山正一君 アラフラ海のその漁業は、真珠のみを対象としておるかどうかという問題を一つお聞きしたい。それから第二の問題として、只今御説明のあつたその日本のほかに濠洲というふうにおつしやつておりましたのですが、これが蘭印とか、或いはフイリピンなども操業しておるかどうか、こういつた問題。それから第三の問題として、先ほどの御説明によりますと、日本の操業船が百七十隻となつておると、戦前におきましてはそれが他国との割合は一体どうなつておるかと、こういつた問題。それから五十トン級のものを大体二十五隻というふうにして現在きめておるわけなんですが、これは昔からの漁業の実績者のみを対象としておるかどうか。例えば……

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、2期、自由党)【政府役職】

○青山正一君 この農林中金と、それから只今のこの法案の関係の基金との関連性、この問題ですが、例えば先ほどの御説明で農林中金の関係者も学識経験者としていわゆるその構成分子として入ることができるというふうなこと、こういうお話もあつたわけですが、そういつた農林中金と基金との関連性はどういうものか、その点について一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 只今の質問に関連いたしまして、先ほどの質問というのは、例えば農林中金に私の組合なら私の組合が今まで借りておつた、ところがそんな結構な制度ができた、こちらのほうで又借りようとする場合において、そういつた農林中金等の発言力が非常に強くなると、なかなか借……

第15回国会 水産委員会 第14号(1952/12/23、2期、自由党)【政府役職】

○青山正一君 ちよつと課長にお聞きしたいのですが、生活物資全部の平均値上げ率はどんな工合ですか、生漬物資全部の平均値上げ率というものは一体どの見当でしようか。
【次の発言】 米は一割七分じやないですか。
【次の発言】 それは先ほどこの水産庁の係りのかたから聞いたのですが、この上級魚、例えば上物とか中物とかいうような魚の平均が大体〇・三から〇・二五ですから、二割五分、そういうことになつておりますがそうすると米に比べると、この魚のほうの関係が大分上つておりますね。これは大体米が一割七分の仮定の下にこういう数字が出ておるわけなんですか、大分上つておるのでありますが、それは事実なんでか、どうなんですか……

第15回国会 水産委員会 第18号(1953/02/18、2期、自由党)【政府役職】

○青山正一君 ちよつとこの際この問題に関連するかしないか、一つ長官なり或いは第八管区の本部長に一つ私お聞きしたいと思いますが、今のお話によりますと、そういつた命令は出したこともないし、又管区の本部長さんも七ういつた命令を受けたこともないこいうふうなお話でありますが、私のまあ拙い考え方かも知れませんが、恐らく海上保安庁と海上警備隊との又聞遅いあたりが、ここへこういうふうに現われたんじやないかとも考えられるので、一つこの際お聞きしたいと思います。海上警備隊のいわゆる組織とそれから海上保安隊の組織、どういつた方面に海上警備隊がおるか、そういつた点をお話願つて、そういつた点に或いは間違いが起つておるの……

第15回国会 水産委員会 第19号(1953/03/02、2期、自由党)【政府役職】

○青山正一君 大体小林さんのお話になつたように、むしろ漁網用の合成繊維というか、ナイロン、或いはビニロン或いは塩化ビニロン、これは何というのですかサランというのですか、そういうふうな関係のものが相当研究も積まれ、例えば昨年度の北洋の漁業の鮭鱒に使う漁業用の網とか、或いは今年度便おうとする漁業用の網、こういつたものは相当需要度が高められ、実際使われている。ところがむしろ中央においての施策のほうが非常に遅れているというような感じがしてならないのですが、一体この昨年度の予算は大体千三百万円、こういうふうにおつしやつておりましたのですが、今年度のこういつた漁業用の化学繊維に対してどれだけの予算が計上さ……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 水産・外務連合委員会 第1号(1951/03/06、2期、日本社会党)

○青山正一君 田中参考人と高橋参考人の御両人に政府委員に対する質問の前に御質問申上げたいと思います。  先ず第一点といたしまして、田中参考人に御質問申上げたいと思います。第一点は漁業者側のほうでは漁船保護のため、快速の哨戒船を配置してもらいたいと言つているようでありますが、海上保安庁の警備船の増強を希望するのか、それとも水産庁の監視船を増強せよという意味であるか、その点について承わりたいと思います。
【次の発言】 同じく田中さんにお願いします。それならばですね、水産庁の監視船は拿捕防止に果して役立つておるか、その点について承わりたいと思います。

第10回国会 大蔵・水産連合委員会 第1号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○青山正一君 議事進行について……。昨日衆議院の大蔵、水産の連合委員会があつたわけなんですが、その際において大蔵大臣に対しまして衆議院の各委員からいろいろ質問した際に、大蔵大臣のお話では事務当局が何をやつておるか、そういうことはこちらは知らんというふうなお言葉がたびたびあつたように見受けられるわけなんです。でこの際、やはり大蔵大臣に出席を求めて本日の連合委員会が、後でもかまわんですからして、一応これは大蔵大臣の見えるまで中止なすつて、そうして大蔵大臣が見えてからお話するというふうにしなければ、結局事務当局は何を言つたか、それは知らんというようなお話では、ここに事務当局のおかたは何人もおられます……

第10回国会 大蔵・水産連合委員会 第2号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○青山正一君 漁業制度の改革というものは、漁業経営の切替を根本的な狙いとしているのであります。従つて旧漁業権の補償、それから証券の資金化、それから新経営体の発足、免許料の支払、補償財源に充当というようなこの一連の循環が円滑に計画的に実施されて、初めてこれは完了するわけであります。循環の鍵を握るものは、只今大臣がおつしやつた証券の資金化であつて、課税問題の処理もこれらを総合的に考えてこれは処理されるべきであろう、こういうふうに考えております。で先ず先決問題として漁業権証券の内容とその資金化の方法について大臣に承わりたいと思います。
【次の発言】 この資金化に当りましては、この重点をどこに置くかと……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 文部・水産連合委員会 第閉会後1号(1951/08/28、2期、自由党)

○青山正一君 非常に細かい点ですが、一つ承わりたいと思いますが、これは棚橋証人に承わりたいと思いますが、予備隊は水産大学の構内に、この図面を見ますとはつきりこの敷地というものは区別されてありますが、どうですか、この水産大学の構内に自由に出入りしておるかどうか、そういつたような問題についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういうことで生徒との間に或いはいろいろ摩擦があるかないか。それから思想上の問題はどうであるか、その点について承わりたい。
【次の発言】 有難うございました。次に岡田さんにお伺いしたいのですが、先ほどのお話の際に便所を改造して実験室に使用しておる、こういつた問題があるので……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

青山正一[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期
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