青山正一 参議院議員
1期国会発言一覧

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青山正一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは青山正一参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

青山正一[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第19号(1947/08/04、1期、緑風会)

○青山正一君 生鮮食料品とは生鮮魚介藻類野菜或いは生果等、範囲は広うございますが、私は専らこの中の水産物につきまして一言申述べたいと存ずるのでございます。皆様御承知のごとく、この魚の面程計画性と安定性を欠いておるものはございません。同じ原始産業でも、農業生産と比較いたしますと、全く異なつた特殊な存在であります。私をして忌憚なく言わしむれば、こうした特殊な存在たるものを対象として統制の枠内に収め、豊凶常なき、而も貯蔵にも堪えないものに公定価格を設定すること自体に、非常な無理と矛盾があるのでございます。(拍手)併しながら乏しい物を等しく分け與えるためには、こうした強行手段も避け得られなかつたと申さ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第10号(1948/02/03、1期、緑風会)

○青山正一君 緑風会は三好始君を指名いたします。
【次の発言】 緑風会は市來乙彦君を指名いたします。
【次の発言】 緑風会は小杉イ子君を指名します。

第2回国会 参議院本会議 第13号(1948/02/21、1期、緑風会)

○青山正一君 只今の岡本君の動議に賛成いたします。

第2回国会 参議院本会議 第14号(1948/02/23、1期、緑風会)

○青山正一君 只今議題となりました内閣総理大臣の指名に関する両院協議委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、その指名を議長に一任するの動議を提出いたします。

第2回国会 参議院本会議 第34号(1948/04/28、1期、日本社会党)

○青山正一君 只今の北條君の動議に賛成いたします。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○青山正一君 只今の天田君の動議に賛成いたします。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第21号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○青山正一君 私は社会党を代表いたしまして、漁業法、同施行法の原案並びに修正案に対しまして反対し、少数意見を開陳するものであります。  本法案は、申すまでもなく日本漁業の再建、漁村の民主化、延いては沿岸漁民大衆の運命にもかかわる重大法案であります。第五国会に本法案が提出され、継続審議に付せられ、その後休会中なり、或いは本国会にかけまして愼重に検討いたし、その結果、只今委員長の報告のような修正案がでつち上げられたのでありますが、この内容のままで果してよく漁業制度改革の目的を達成し得るかに多くの疑問のあることを誠に遺憾とする次第であります。御承知のように農地改革は、大地主とか或いは不在地主とかいう……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第11号(1950/01/26、1期、日本社会党)

○青山正一君 本員はこの際、魚類の配給統制並びに漁船拿捕に関して緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は魚類の配給統制並びに漁船の不法拿捕に関しまして、以下の諸点につきまして、内閣総理大臣、農林大臣及び経済安定本部長官に対しまして率直なる所見を承わりたいと存ずる次第でございます。先ず最初に、内閣総理大臣の御意見を左の三点について伺いたいと思うのであります。  第一に、すでに御承知のごとく水産業は、我が国人口食糧政策の上から、はた又自立経済確立の点から、重要な役割を担わされていることは、これは申すまでもありません。然るに最近に至りまして、例えば水産資材に対する補給金の廃止、……

青山正一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

青山正一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/09/27、1期、緑風会)

○青山正一君 私は今話は別なんですが、委員長にお聽きいたしますが、只今この專門委員の説明によりますとこの陳情書の受附が六月二十七日になつております、そうすると今日は九月の二十七日になります。丁度三月前のことになります。三月後にその陳情書が論議されなければならんということは、これはどうかと思いますが、これは在來の議會の行き方のようではなく、一つそういうふうな陳情書は懇切丁寧に、而も迅速にやらなければならんと思います。これは初めてだからいろいろ今まで延ばされたようなふうだと思うのでありますが、一つそういう事柄も、これは檢討すべき事柄は檢討しなければならんだろうと思います。或いはこれは委員會として採……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/10/02、1期、緑風会)

○青山正一君 私も大体この阪神の方の近くにおるのですが、この武庫郡の方の関係は、いろいろな地勢の関係からして、これは殆ど神戸なり、大阪なりのどこかへ編入してもいいようなふうな、町村とはいえ、形体自身はそういうふうなものになつておるようにも見受けられますが、例えば大阪魚市場とか、或いは神戸魚市場の配給関係も、ただその町村という名前がついておるために、武庫郡という名前があるために、殆ど都市なみに扱つておられないような状態なのです。この結果はこの請願の趣旨は御尤もだろうと私はそういうふうに考えておりますが、ただどうなんですか。現在西宮とか、そういうところに合併するとかいう話も全然出ていないのですか。……

第1回国会 水産委員会 第4号(1947/07/30、1期、緑風会)

○青山正一君 只今江熊さんが発言した通りの氣持で、私も田中さんと同じでありますから、さよう御承知を願います。
【次の発言】 これはボロを突くわけではないですが、一・九四倍を加えるのではなしに、掛けたのでありますね。
【次の発言】 その当時、この「いわし」は南鮮、北鮮に氾濫しておりまして、その当時は現在の十倍以上の数量があつたわけです。その点を一つお含み置き願いたと思います。

第1回国会 水産委員会 第6号(1947/08/23、1期、緑風会)

○青山正一君 そうですか。まあちよつと簡單に御報告申上げます。  去る四日の本會議の席上、水産物の集出荷及び配給制度に關する調査のため議員派遣の件が決定されましたが、不肖私も關西と九州方面擔當を命ぜられまして、田中、遠山、三好議員等七名の驥尾に附しまして、生産、集荷、出荷、配給の全般を通じまして、京都、大阪、神戸、下關、福岡の各地につきまして十日間、つぶさに施設なり或いは設備の視察と關係者の忌彈のない意見、希望等を一應調査いたして参つた次第でございます。で尚進行の形式は座談會方式で行いまして、できうる限り關係者の意見開陳に便宜なるごとく進めまして、どの會場におきましても、三時間から四時間以上に……

第1回国会 水産委員会 第7号(1947/08/27、1期、緑風会)

○青山正一君 只今岡專門調査員の説明によりまして陳情書の内容は私共の常に頭から離れない問題ばかりでありますが、この陳情書はできる限り例えばどんな簡單なものでありましても、懇切丁寧にその申請者に對して返答を與えて貰いたい、在來の國會というものは殆ど、その陳情書というものに對して握り潰しである。その陳情者に對して確たる何らかの返答も與えていない、新憲法の第一囘の國會議員として登場した私共は在來の握り潰しというような考え方を棄てて頂いて、こういつた申請者に對しても納得の行くようにできるだけの丁寧な返答を與えなければいけないとこういうふうに私は考えております。特に專門調査員とか書記のお方にこの點を御留……

第1回国会 水産委員会 第10号(1947/10/07、1期、緑風会)

○青山正一君 本日の委員会についてこれは私ばかりの意見ではありませんが、委員諸君殆んど全部の御意向であろうと思いますが、私はこういうことを建言いたしたいのであります。それは御存じのごとく議会も延長になつたとはいえ、会期も非常に残り少なくなりまして、漁業法の改正法案なり、或いは漁業協同組合法案の上程も、恐らく今議会には到底実現不可能の模樣でありますし、又待望の水産廳の問題も只今局長からのお話があつたごとく、運輸省なり或いは商工省との関係上、これ亦早々に解決の見込も薄いことに思われるのであります。勿論我々審査委員も一生懸命になりまして、いろいろな問題につきまして有らん限りの力を集中しておるわけであ……

第1回国会 水産委員会 第12号(1947/10/16、1期、緑風会)

○青山正一君 本日は水産業界における各先輩においで願いまして、私共いろいろな有益なお話を承りまして、誠に有難く厚く御礼申上げる次第であります。殊に先代なり先先代の水産局長であらせられた井出さんなり或いは寺田さんから、局長という官僚的に立場を去られた個人的な御意見を伺い、この席上においで願つておる官聽の係官も、やがてはその立場をとられると、必ずやこの御両人の意見と同様のお氣持を抱くものと想像いたしまして感慨無量、誠にその立場の苦しき点、御察し申上げる次第であります。併しながら現在における官僚統制は、先程からの皆さんの御説明にあつた如く、いずれの角度から眺めましても、失敗に帰しておることは事実で、……

第1回国会 水産委員会 第14号(1947/11/10、1期、緑風会)

○青山正一君 今、局長さんからそういうふうにおつしやつておりますけれども、行政府である水産局内において相當そういうふうな問題を採上げて話しているような向きもありまするので、それで念のために千田君もそういうふうにおつしやつたのだろうと思います。これは念のために申上げておきます。
【次の発言】 只今水産局長からいろいろ御意見も聽いて、大體の經過も分つたわけなんですが、只今委員長からのお話によつて、進んで行く時には、どうしてもやはり衆議院の馬越さんの御意見通りに、この漁船の關係と、それから或いは漁網綱の關係、詰り商工省の所管事項、或いは運輸省所管事項が一應これが問題になるとすれば、これに拘わらず進ん……

第1回国会 水産委員会 第16号(1947/11/28、1期、緑風会)

○青山正一君 只今水産局長の御説明にあつたごとく、本日の新聞紙上を見ましたところ、水産物の配給確保に関する緊急措置というものが出ておりましたが、これを見まして、これがいわゆる最後の政府案で、統制するならこれぐらい徹底してやらなれけばいけない。これは外の委員諸君はどういうふうに考えておられるか知りませんが、私自身といたしましては、局長なり、当面の責任者である水産課長も、よくここまでやつたと褒めてやつてもいいと考えておるのであります。併し水産局長に一言叱言を申上げたいと存じます。それは少くとも参議院の水産委員会において、國会から派遣されまして統制の問題をいろいろと研究しておるということを、これはよ……

第1回国会 水産委員会 第17号(1947/12/06、1期、緑風会)

○青山正一君 ちよつと今日の問題とは懸け離れておりますが、一つ漁業権の問題についていろいろ承りたいと思います。この質問の事柄の非常に重大な事柄でありますからして、一つ局長も私の意のあるところをよく聽いて頂いてその上一つ本省にお帰りに願つて十分に議を決めて一つ御返事を願いたいと思います。  一、すでに放棄したる旧漁業権の保護区域というものがあるかどうか。  二、府縣知事が魚業免許の如き國家行政事務を処理したるに対し、その後において府縣議会において右の行政処分の取消等を要求する決議のあるとき、当局のこれに対処する方策如何。かかる國家行政事務に対し府縣議会の容喙は越権行爲と考えられるが当局の所見如何……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/30、1期、緑風会)

○青山正一君 只今矢野委員から、この鹿兒島縣の被害の状況について詳細に御説明であつたわけでありますが、先程委員長からお話のあつた見舞電報、これを出すのは勿論非常に結構だと思うのでありますが、この水産災害の状況調査のため、議会から調査のために議員を派遣するということは、余程愼重に考えてやらなければいけないと、こういうふうに考えておるのであります。事実私は、ここにおられる委員長が全漁連の常務理事におられた際において、この常務理事の命令によりまして、島根縣、或いは鳥取縣、大分縣、宮崎縣、鹿兒島縣あたりを、その当時農林大臣は確か井野さんであつたようにも思われますが、井野さんの名刺を頂きまして、農林省と……

第2回国会 水産委員会 第2号(1948/02/05、1期、緑風会)

○青山正一君 これは大体小賣の問題についていろいろお聞きしたいと思いますが、その前に先般矢野委員からお話しになりました鹿兒島の報告書は、これは水産課の報告かどうか知りませんが、どうも余りに船の損害などの関係が非常に少いように思われるので、一つ改めて水産局の方で十分に御調査の上、若し必要であるならば調査員でも派遣すると、こういうふうにしたらどうかと考えております。  それから鹿兒島の突風の問題と同樣に、長崎の方にも同じ日に相当の被害を受けたように思われるので、若しその機会があるようならば、委員長から委員長名で関係係りの方に見舞の電報を一つ打つて頂きたい、こういうことを考えております。  それから……

第2回国会 水産委員会 第3号(1948/03/26、1期、緑風会)

○青山正一君 現内閣の方針として政務官を二人置くというように聞き及んでおるわけでありますが、その中に一人を水産關係者からお選びになるお氣持がないかどうか。今年度は、先程から丹羽委員からいろいろお話のあつたように、水産方面に取つて最も重大な時でありますから、局長一人きりでは倒底切り廻すことができないでしようから、是非とも水産關係議員からその一人を選んで貰いたいということを率直に希望しておきます。  今一つ、これに附隨する問題としまして行政機構の刷新、これはこの頃叫ばれておりまする整理の問題ではありません、刷新です。御存じのごとく、水産行政面の内容は局長ただ一人きりの孤軍奮闘で、立法府との受け答え……

第2回国会 水産委員会 第4号(1948/05/05、1期、日本社会党)

○青山正一君 ちよつと簡單に述べさせて頂きます。只今矢野先生から干拓の問題につきましていろいろお話がありましたが、それに附随いたしましてお話申上げたいと思いますが、ちよつと局長さんにお聽きしたいと思います。この政府の方針といたしましては、日本各地におきまして、潟とか或いは湖を干拓しようという計画があちらこちらと見受けられるのでありますが、干拓事業というものが、その施行地の適不適によりまして、その生死の分れるものであります。現に各地の干拓の実際を見まするに最適地の施行したものが成功し、不適の土地の耕地は最大の犠牲を拂つて尚且つ不成功に終つたものが多いのでありますけれども、例をこの石川縣の色知潟に……

第2回国会 水産委員会 第5号(1948/05/06、1期、日本社会党)

○青山正一君 水産局長にお伺いしたいと思います。後から農林大臣が参りました節に金融の問題と、それから野溝大臣が來た場合に税金の問題とをお聞きしたいと思います。  先ず水産局長にちよつとした問題についてお伺いしたいと思います。一つは、荷受機関の手数料及びマージンの問題でございます。先般の魚價改訂並びにこれに伴う通牒によりまして、卸賣手数料は五分に引上げておりますが、又最近六分に引上げられるというようなことを承つておりまするが、たとえ五分でありましても、六分であつても、結構でございますが、これを全部が全部生産者とか或いは出荷業者に負担させるということはどうかと思うのであります。で、これを生産者に三……

第2回国会 水産委員会 第6号(1948/05/25、1期、日本社会党)

○青山正一君 本日の委員會の席上におきまして、こういうことを提言いたしたいと思います。只今委員長から申述べられました原始産業税である税金の問題についてであります。この提言は「水産委員會今事業税説定に相對する。」、理由を申上げます。この理由は先般の委員會の席上におきましても申上げた次第でありますが、御存じのごとく、漁業者というものは戰爭中徴用とか或いは戰災によりまして、漁船とか漁具その他いろいろな施設は殆んど失つてしまい、被害の大きなことはいろいろな産業中類例がないのであります。その上、政府の補償金及び保險金は悉くこれを妥結せられまして、その再建復興に當りまして、復興金庫とかその他の金融機關の援……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 水産委員会 第2号(1948/11/09、1期、日本社会党)

○青山正一君 中央水産業会の閉鎖命令を受けましてから、水産業会とか或いは漁業会というような系統機関の拠りどころというものは、全くなくなりまして、その内容も縮小に縮小を重ねまして、例えば二百人もおりました大きい設備の水産業界も、僅か十人足らずの陣容というようなことにもなつて、殆んど有名無案のような状態であります。それがためいろいろな面におきまして、漁業者も非常な苦難の道を歩み続けて参つておるのであります。何とかしてこれが打開の途を開くより他に途がないのでありますが、只今大臣から力強いお言葉、つまりこの第三國会には、遅くとも十二日には必ず提案するという力強いお言葉を承りまして非常に嬉しく思つている……

第3回国会 水産委員会 第4号(1948/11/16、1期、日本社会党)

○青山正一君 協同組合法は急速に審議し、早急に施行しなければなりませんが、解散があるからとの理由で、審議の意を盡さずに片附けるということは、絶対に反対であります。やはり悪いところは悪い。疑問のあるところは疑問ありとして、一つ十分に研究しなければならないと思うのであります。で悪いところも、疑問のあるところもそのままにして押し通すことは、私は絶対にいけない。その点十分に一つ御留意願いたいと思うのであります。それからこれは、この水産業協同組合法の本審査に当る前に、委員長としての一つ心構えをお聞きいたしたいと存じます。敢えてこれは自分の私情とか、情実というものを殺しまして、お伺いするわけでありまするか……

第3回国会 水産委員会 第5号(1948/11/18、1期、日本社会党)

○青山正一君 この法案の第八十八條において連合会の規模を制限した理由はどうか、それから第二としまして、連合会の規模は組合数三百を標準とした根拠はどうか、この二点について承りたいと思います。
【次の発言】 大体御説明によりまして承知いたしましたが、連合会は所属員たる協同組合の数が三百をこえないことになつておりますが、この点はこれでよいかもしれませんが、この漁民の啓蒙教育とか、或いは総合的調査研究という面では非常に具合が惡いと私は思うのですが、何か全国的な組織の教育とか、或いは文化、或いは指導的な批判というものが絶対に必要だと私はおもつております。で、農業の方面に許しておりまするのにこの独占形態で……

第3回国会 水産委員会 第7号(1948/11/22、1期、日本社会党)

○青山正一君 只今の淺岡さんの質問に附随いたしまして、私も質問いたしたいと思います。只今お話のあつたような中経営者以下に対しまして、復金の融資が冷淡であることは、只今の淺岡さんのお話の通りでありますが、こういつた資金の不足がいろいろな形で漁村を苦しめますと、勢い資本漁業的な関係のものが、能率的な船なり或いは網なり、その資材をうんと持込んで、漁民の漁場を独占しようというような氣持になつて來る。これは私が申上げるまでもなく、マツカーサー・ラインで封鎖されておるとき、何とかして沿岸の方へ行つて漁業をしようというのは、これは理の当然でありまして、この傾向はますます強まつて來ますということは、大臣もよく……

第3回国会 水産委員会 第8号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○青山正一君 漁業協同組合法外二件に関しまして、國会より神奈川縣の眞鶴へ派遣を命ぜられ、現地の実情を聽取して参りました。以下報告を極く簡單に委員長外皆さんに御報告申上げます。会場は眞鶴町役場で、参加者は思つたより少なく、水産廳、縣水産課、地方事務所、縣水産業会、その他眞鶴漁業会以下十一組合代表者、それから経営者、加工業者、眞鶴町長以下町役場吏員、或いは漁業組合等約八十名ばかりの人がその公聴会に出席なすつておりました。開会時間は午後一時で閉会時間が六時に至るまで、約五時間に亘る間熱心に論議されたわけで、千田委員が座長をしまして、不肖私が司会となり討議をしたわけであります。問題の焦点はやはり当委員……

第3回国会 水産委員会 第9号(1948/11/26、1期、日本社会党)

○青山正一君 水産業協同組合法案他二案に対しまして、社会党を代表いたしまして、原案に賛成するということを意思表示いたします。且つ次の如き希望意見を強く申入れておきます。 第一に漁業権の問題は、この法案には全然の載つていない、これは恐らく來議会あたりに漁業法に改正法案として載るのだろうと思いますが、漁業協同組合法を施行する場合に、この点が重視されるのではないかと思うのであります。漁業協同組合にどんな漁業権を與えられるだろうか、例えば根付け漁業ばかりでなしに、定置とか或いは区割りの漁業権を付與されるかどうか、これが問題になるのじやないかと思うのであります。その結果によつては漁業協同組合も有名無実的……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 水産委員会 第1号(1948/12/03、1期、日本社会党)

○青山正一君 金融小委員会の委員長は前國会通りに、一つ江熊さんにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 今國会も十三日でどうも終りになりそうですが、差当つて金融問題とか、それから配給制度のクーポン制の問題、漁業権の問題、こういつたいろいろな問題がありますからして、委員長の方で適宜お考え願つて、そのことについて、農林省もそういう計画があるようにも聞いておりますから、議員を派遣して十分に調査を進めて行くように希望いたします。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 水産委員会 第2号(1949/03/23、1期、日本社会党)

○青山正一君 質問も大分あるようにも思われますし、これからずつと続けて頂けば結構でありますけれども、大分陳情者もお見えになつておりますから、その方もやつて頂いたらどうかと思います。若しこれの継続会を明日か二十五日の朝にして頂けば……明日できなければまあ併し近いうちに一つやつて頂くように希望いたします。

第5回国会 水産委員会 第3号(1949/03/25、1期、日本社会党)

○青山正一君 劈頭に一つ御質問いたします。歴代の農林大臣の中で最も水産に御認識のあるこの大臣の御就任中に、この水産関係のいろいろな懸案事項を解決しなければ、これはいつまで経つても非常にむずかしいと、こういうふうに私は考えておりますが、そういうような氣持で、反対党でありますが、私さえも絶大なる信頼を農林大臣に持つておるのであります。そういつた信頼の氣持で二、三の問題についてお聞きいたしたいと思いますが、先ず第一にお聞きしたいとこは、経済九原則と水産金融の関係についてであります。昨年の暮、経済九原則が発表されましてから、この金融の関係は殆んどゼロに等しいというような状態で、生産の上におきましても、……

第5回国会 水産委員会 第5号(1949/05/11、1期、日本社会党)

○青山正一君 農林省の水産廳の方の今度の二十四年度の予算の中に、大体沿岸漁業に関する漁業権の調査費用、或いは内水面に関する調査費用、こういつたものが沿岸の方では一億四千万円、或いは内水面の方には大体二千万円程度の予算は組んであるわけなのでありますが、この予算の内容は只今漁業調整委員会の費用などもそのうちに含まれてあるのかどうか、例えば今までの起案といたしまして、第三次案には、この地区調整委員会というようなものがあることになつておりましたのですか、そういつた費用を多分含まれておるようにも考えられるわけなんですが、その点を一つ内容の点について承りたいと思います。

第5回国会 水産委員会 第閉会後5号(1949/10/15、1期、日本社会党)

○青山正一君 只今御説明のあつた税金の問題ですね。これは不漁の場合の課税法の制度を設けたのであつて、つまり過去の損失を考えておる、或いは災害の損失も考え、その上三年間で通計するという点においては非常によく出來ておる、こういうふうに考えております。それから又その他の点につきましても案外納得の行くところはありますのですが、地方税である事業税、それから第二種事業税、こういつた問題についても只今の御説明を聞きますと、農林省の方ではこの方面は余り力を入れていないようにも思われるわけなんですが、なんか具体策を考えておるわけなんですか、どうなんですか、その点について一應お聞きしたいと思います。

第5回国会 水産委員会 第6号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○青山正一君 先ず私のお尋ねいたしたいのは、漁業法の立法の精神と申しましようか、つまりこの度の新らしい漁業権制度を法律案として提出するに当りまして、その底を流れておるいろいろなことを想像いたしますとき、果してこの法律案を通過させていいものか、非常に頭を混乱させておるのであります。勿論先き頃の委員会におきまして、農林大臣の、確か、これは一昨日の委員会であつたろうと思いますが、その趣旨の説明があつたのでありますが、如何にもいろいろな美辞麗句一応納得の行くかのごとき文章で以て書き列ねておりましたのですが、その法律案の内容についていろいろ檢索して見ますと、これは昨日の委員会において江熊委員からも話があ……

第5回国会 水産委員会 第閉会後6号(1949/10/17、1期、日本社会党)

○青山正一君 この法案に関する総括的な質問を申上げたいと存じます。漁業法の改正という問題は、それこそ我が國の漁業が今後どうなるかという非常に大きな問題であります。で、この方法を間違つた行き方で進んで行くということになりますと、この日本の漁業というものは、つまり今度の漁業法改正の趣旨には民主化とか或いは生産の拡充とかいろいろな美辞麗句で表現しておるのでありますが、それどころかむしろ反対に生産を阻害されやしないか、却つて非民主的に流れることになりはしないか、漁業経営の安定にもならず、漁民の生活の確保どころか逆に大多数の漁業者が昔に戻りまして、乞食のような扱いを受ける結果になりはしないかと非常に私は……

第5回国会 水産委員会 第7号(1949/05/17、1期、日本社会党)

○青山正一君 昨日の朝日新聞とか或いは読賣新聞などに、農林省の方で融資法案というものを準備しておる、こういうふうなことを発表しておるのであります。その内容は大体中央金庫を対象としておるわけでありますが、これは先般委員会におきまして確か大藏省の銀行局長からも説明があり、そういうふうな角度で進んで行きたいいうふうな御意見もあつたようにも思われるのでありますが、その内容を見ますと大体農林、水産業の長期資金は対日援助資金六十五億円、その外に大藏省の預金部資金が四十三億円、その合計が百八億円となつておつて、農林債券の引受けによつて確保するものとして、そのために現在の農林中央金庫の発行の限度は、現在の拂込……

第5回国会 水産委員会 第8号(1949/05/26、1期、日本社会党)

○青山正一君 今日は長官がお出でにならなくて、この立案の当局者である松本技官にお出で願つたわけなんですが、先般の委員会に私の質問に対しまして、水産長官なり或いは次長、組合課長、それぞれの立場で御回答があつたわけで、それと同じような問題でありますが、どうしても私には納得が行き兼ねますので、左に御質問申上げたいと存じます。  先般の農林大臣の提案理由の説明に、この漁業権制度を改革するという一片の法律によつて、直ぐに生産力が増大したり、或いは漁業の民主化が達成されるものではない。政府としてはこれを改革することによつて、漁業経営の安定と漁民生活の確保に関する施策を総合的に推進せしめる所以であるが、漁村……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 水産委員会 第1号(1949/10/29、1期、日本社会党)

○青山正一君 緊急動議を提出いたしたいと思います。それは二十七日夜半から二十八日朝にかけまして、パトリシア颱風という大きな颱風が千葉或いは神奈川方面に相当猛威を振つたように承つておりますが、漁業の方面におきましても銚子とか或は館山方面におきまして相当船が沈没したり或いは資材を流失したりして、相当の被害があつたようにも思われるようなわけで、一昨日或いは昨日にかけまして相当陳情者も多いように思われますからして、この点非常に近い所でもありますから、一つ議員を派遣いたしまして十分に御調査願つた方がいいのじやなかろうかと思いますが、一つその点を議題に供したいと思います。

第6回国会 水産委員会 第3号(1949/11/09、1期、日本社会党)

○青山正一君 それに関連して……。只今江熊さんからお話のあつたやはり第五の共助という問題が非常に大きな問題だろうと思つておるのでありますが、これは先程課長からお話のあつた学説とか或いは反対論とか或いは憲法というものは、これは予算がとれなかつたためにそういうふうなことをおつしやつているのではないかということを考えるのでありますが、これは今度の、本年度の農林省の予算の関係と、この共助という問題についての結びつきは、どの程度進んでおるかどうかということを一つ十分に、これは速記を止めてよいからお話を願いたい。もう一つは、以東底曳、今度の対策は、以西底曳とトロールとこの二つになつておりますが、例えば以東……

第6回国会 水産委員会 第4号(1949/11/11、1期、日本社会党)

○青山正一君 只今西山さんからいろいろ千葉県の事情についてお話がありましたのですが、これは千葉県のみならず、神奈川県、愛媛県、福井、石川、京都、鳥取、兵庫、こういつた方面にも相当の被害があつたように思われるのでありまして、この漁船の修理或いは漁港の修築或いは紛失資材の復旧、金融の関係など、日本全国に亘つて相当の損害があつたように思われますからして、これはただ軍なる千葉県の報告のみではなしに、委員長の方から政府の方へ適当に御指示頂きたいと、こういうふうに考えております。以上であります。
【次の発言】 私らの意向ではまだこれでは足らん。こういうふうな意向ですが、そこは一応皆さんも分つているのですか……

第6回国会 水産委員会 第5号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○青山正一君 そうすればあなたのおつしやることはですね。現行法は漁業協同組合に対して非常に有利であつた。ところが今度の法案は殆んどそういつた零細な漁民とか、或いは中小漁民の生活権を脅かされるようなふうにできておるんだと、だからこういうことでは困るから、一つ漁場の管理は漁民及び団体に渡した方がよかろうと、こういう意見なんですね。
【次の発言】 そうすればあなたの御意見は、つまり協同組合にすべての定置漁業権とか、その他の全部の漁業権を與えなければ漁業権制度は完全とは言われない。要するにこういうわけですね。それであなたの方のいわゆる漁業経営者というものは非常に個人的な経営者が多いのじやなかろうかと思……

第6回国会 水産委員会 第6号(1949/11/15、1期、日本社会党)

○青山正一君 いろいろの関係でちよつと遅れまして失礼いたしましたが、一つ菅原公述人に御質問申上げたいと思いますが、この第六條の「主務大臣の指定する定着性の水産動物を目的とする漁業」について、これは平素からあなたと私も同様な意見を持つておりますのですが、これはどういうふうな反対の理由を平素から持つておられるのか、一つ具体的に細部の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 外の方にもやはり約束というものがあるだろうと思いますから、今一人やつて頂いてそうして時間が十一時二十分ぐらいで終るだろうと思いますから、それから三十分なり四十分なり休憩して、御飯を召上つて頂くとか或いはその方が頂いてずつと公述……

第6回国会 水産委員会 第7号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○青山正一君 大分時間が長くなりますから、さよう御承知を願いたいと思います。  私は社会党を代表いたしまして、原案並びに衆議院において可決されました修正案に反対することを、誠に残念に思つておる次第であります。この法案がこれまでに至つた経過というものを徐ろに考えて見まするに、この法案に対する衆議院の小委員会案なるものは、多数をたのむ民自党案でありまして、而も專門員の言葉を藉りて言えば、個人資本漁業を極度に擁護する案なのであります。若しその案が、果して個人資本漁業を擁護する修正案ならば、その小委員会の委員長は、曾ては組合運動華やかなりし頃の鈴木君であり、本委員長は中水の副会長でもあり、現在三重県連……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 水産委員会 第1号(1949/12/16、1期、日本社会党)

○青山正一君 只今委員長から調査要求に関しまして、二つの大きな問題を取上げるようにとの問題があつたわけでありますが、更に私からもう一つ動議を提出いたしたいと思います。それは今国会は、前国会以上に、非常に大きな問題が法案として出ることになろうと思います。例えば水産資源枯渇防止法案とか、或いは漁船法案、或いは協同組合改正法案、それから漁船保險法改正問題、猟虎膃肭獸猟獲取締法、それから水産庁設置法に関して行政機構改革の問題、こういつた問題があります。そういうふうな大きな問題が法案として出ることだろうと思います。更にこの配給の問題に関しまして市場法の改正、つまり中央卸売市場を如何に改正するかという問題……

第7回国会 水産委員会 第4号(1950/02/01、1期、日本社会党)

○青山正一君 掠奪した物件は返つて来ましたかどうですか。各証人に一つ承りたいと思います。
【次の発言】 門崎証人の先程のお話は、私物を取られたというわけですか、どうなんですか。
【次の発言】 外務当局に承わりたいと思います今回の不法拿捕事件に、韓国側の方に政治的意図ある結果起つたものと解するかどうか、例えば米国の韓国への対援助資金がストツプになつた結果、或いは軍事協定を結ばんためのゼスチュア、或いは学校閉鎖による報復のためとか、そういつた何かしら含むところがあるに違いないと思うのでありますが、その原因について御承知になつている分をお話し願いたいと思います。

第7回国会 水産委員会 第6号(1950/02/14、1期、日本社会党)

○青山正一君 先程水産資源涸渇防止法案について前国会においていろいろお話もあつた際におきましても、この業者の相互の共助金ということで大体三百万円を見当として支払うと、こういうようなお話であつたんですが、今度は私共が出しました漁業法の法律によりまして、この点が国が補償するというふうに変つたのでありまするが、これはどういうことになつておるんですか。例えばやはり国が全部負担するというようなことになつておるんですか。それともやはり部分的に業者の相互の共助金というものも多少含まれるわけですか。その点を承りたい。
【次の発言】 只今大沢課長の説明によりますと、大体似西底曳は一千隻のうち六百五十隻が整理にな……

第7回国会 水産委員会 第7号(1950/02/16、1期、日本社会党)

○青山正一君 魚類の配給統制問題につきまして、このままに放任して置きますと非常に重大な社会問題を惹起する心配があるので、この際御質問申上げますが、一つ懇切丁寧にお答え願いたいと思います。これは一月二十六日の本会議の席上、私から総理大臣なり或いは農林大臣、安本長官なりに、漁船の不法拿捕事件と共に緊急質問申上げたわけでありますが、満足すべき御回答を得られなかつたので、本日改めてその衝に当る次長に今日はおいで願うことになつておりましたですが、おいでにならないので、統制課長から一つ心から納得の行くまで御回答願いたいと存じます。  質問の第一点は、もう世間にははつきりと知れ渡つていることで、今更お聞きす……

第7回国会 水産委員会 第8号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○青山正一君 先ず第一に、最近非常にやかましく論ぜられております農林人事の問題について一つ承りたいと思います。第一点に、飯山長官罷免の理由は、新聞紙上などにもいろいろ拜見しておるのでありますが、如何にも抽象的で私共には判然としないのであります。今少しく具体的に納得の行くような理由を挙げて一つ御説明願いたいと考えておるのであります。何かこの水産行政上落度があつたか、その点も一つお示し願いたいのであります。  第二点は、農林大臣は、これは新聞紙上などでいろいろ拜見しておるのでありますが、その筋なり、或いは業界、或いは水産庁内の職員組合その他の輿論で、絶対的に飯山長官が支持を受けておられることのよう……

第7回国会 水産委員会 第9号(1950/03/23、1期、日本社会党)

○青山正君 委員長に申入れて置きたいと思いますが、衆議院の鈴木さんから非常に詳しく御説明の漁業法の改正案が、ただ單に瀬戸内海に関する海区の変更ということばかりでなしに、瀬戸内海のすべての問題が全部関連しておりまして、ただ單に紀伊水道を瀬戸内海より開放すべきいわゆる海区変更に関する問題だけを取上げるわけには行かないと思うのです。それに関連するものとして、まあいろいろ只今御説明もあつたわけでありますが、例えば漁業調整委員会の問題も今少しく参議院として研究なり、調査が必要だろうと思いますし、又内海の漁業秩序の問題、これも鈴木さんからいろいろ御説明もありましたし、或いは資源保護に関して内海の秩序が非常……

第7回国会 水産委員会 第14号(1950/04/14、1期、日本社会党)

○青山正一君 社会党を代表いたしまして、本案に賛成するものであります。最近舞鶴、佐世保、呉、横須賀、この四軍港が平和産業港として転換するものでありますが、今まであつたいろいろな軍の設備が、漁港の設備として転換する面も中には五割乃至三割あるものだと考えるのであります。そういつた施設を有効適切にこの法案に織込んで頂くように、持に申入れ頂きまして、本案に賛成するものであります。

第7回国会 水産委員会 第15号(1950/04/19、1期、日本社会党)

○青山正一君 只今の臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する修正法律案に対しまして、社会党を代間いたしまして賛成するものであります。但しこの問題は「さけ」とか、或いは「ます」、「にしん」などの漁獲に及ぼす影響が非常に大きいのであります。この点十分に御考慮願いたいのであります。法律に基いて如何なる範囲でやるかは省令によつてはつきり決めて頂きたいのであります。尚、今後の許可などの問題も国際情勢の関係もあるけれども、現在までの漁業者の栄績など十分に御考慮願い、将来の目安を立てて頂くことを希望いたしまして、本修正案に賛成するものであります。
【次の発言】 只今緑風会の矢野さんの御意見の通り、私も社会党を代……

第7回国会 水産委員会 第16号(1950/04/28、1期、日本社会党)

○青山正一君 結論だけ付て貰おうじやないですか。
【次の発言】 証人の発言は許すのですか。
【次の発言】 先日現地へ調査したところが、農林省の方でこの紀伊水道に面しておる方面に対して三〇馬力くらい許してもいいだろう、瀬戸内海に対しましては一〇馬力で抑えるとかいうようなことをラジオのニユースに聞いたわけなんですが、その点、何か水産課長会議か、水産主任官会議の席上に農林省が何か関係府県の了解を求めたとかこうだとかいうようなお話なんですが、そういうことを発表したことがあるんですか、どうなんですか。その点ここで一つはつきりお示しを願いたいと思います。

第7回国会 水産委員会 第17号(1950/04/29、1期、日本社会党)

○青山正一君 この法案についての今までの折衝過程でGHQからOKを受けられなかつたところ、それからこの始めからの原案と違つているところをお示し願いたい。
【次の発言】 何か運輸省の造船の方の関係で、二重に重複しておるところがオミツトされたとかされんとかいうお話でありますが、その点をちよつと…… 衆議院議員(川村善八郎君) 本法案では何ら重複しておりません。ただ我々に考えさせますというと、いわゆる縄張争いからこじつけたような意見であつたのであります。そうしたような点で、関係方面の造船の係りのウインゴという人は相当強い意見でありましたそうでありますが、これらもやはり私らの意見によつて了承して下さつ……

第7回国会 水産委員会 第18号(1950/05/01、1期、日本社会党)

○青山正一君 水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対する修正案が衆議院から廻つておりますが、この法案は、参議院とともに出した修正案でありますけれども、大分肝腎なところが拔けまして、非常に不満足ではありますが、前の法律よりは多少プラスになつておるような意味合いで、本案に賛成いたします。


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 水産委員会漁価に関する小委員会 第1号(1947/07/29、1期、緑風会)

○青山正一君 互選は投票の方法を省略いたしまして、管理者において指名せられんことの動議を提出いたします。

第1回国会 水産委員会漁価に関する小委員会 第2号(1947/07/29、1期、緑風会)

○青山正一君 大體今度の魚價というものは、これは物價廳の一・六倍、これから衆議院の一・九四倍の原案というものは、これは大體昭和九年、十年、十一年、三ケ年を基本として、見たのではなく、ただ單に昭和十一年の一ケ年のみを、それも六大都市の一つである東京魚市場の卸賣相場を參考として、原案を作つたものと解釋されるわけであります。現在のところ、魚價は早急に決めなければならんという建前にあるわけでありますが、若し假に衆議院の原案をこのまま承認するならば、或る嚴重な附帶條件を附けて決めか方がよかろうと思います。只今江熊さんからいろいろ意見もあつたわけでありますが、これには全面的に賛成いたします。

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第2号(1947/08/21、1期、緑風会)

○青山正一君 只今小委員長からいろいろお話を承わつたわけでありますが、現在の状態を見まするに、この水産廳の問題も一應白紙に返つて、初めからやり直すというやうなことになつたとは言いますものの、まあいろいろな角度から考えて見ますと、早急に実現も困難の模樣だし、それから價格の問題も、昨日物價廳の第二部長から報告のあつた通り、これも今明日中に発表になるわけですが、果して資材の裏付けのないのに、たとえ價格を二倍にしても、或いは三倍にいたしましてもやつて行けるかどうか、これも亦一つの残された問題であろうと、まあこういうふうに考えております。又集出荷とか、或いは又配給の面におきましても、今議会中には解決しな……

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第3号(1947/09/26、1期、緑風会)

○青山正一君 どうですか、この第百六十七號と第二百四號と、これは同じようなものですからして、併合してやつたらどうですか。
【次の発言】 この間大體專門調査員の方からおのおのあれについて大體の説明があつたのじやないですか。ですからただ百六十七號、それから後から出て來ますこの二百四號、つまり兩方共只今水産局長から説明になつたいわゆる漁業權の問題とか、漁業協同組合法案の問題に絡む問題なんですが、それはまだちよつと發表もできにくい立場にありますからして、他日農林省が發表する機會に、これに對する方向を決めて行つた方がよいのじやないかと、私こういうふうに考えておりますが、如何でございましようか。

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第4号(1947/10/01、1期、緑風会)

○青山正一君 これは只今丹羽さんからおつしやつたように、一つこの陳情第百七十一号、つまり沿岸漁民の加配米の件は極めて必要なことと認めますから、これを参議院規則第百七十條に基きまして議院の会議に付し、後から申上げますが、その意見書案を附しまして内閣に送付することにお願ひしたいと思います。
【次の発言】 大体陳情書の方の関係は、先程丹羽さんがおつしやつたような意味合も多分に折り込んで出した方がよかろうと思いますが、私共の方で腹案を持つております。一つ読んでみます。  沿岸漁業者も遠洋漁業者と同樣重勞働であります。現在漁業労務者の加配米は二十トン以上のトロール漁業、以西底曳網漁業、鰹鮪漁業、三十トン……

第1回国会 水産委員会水産物集出荷及び配給制度に関する小委員会 第1号(1947/08/02、1期、緑風会)

○青山正一君 座長に指名を願います動議を提出いたします。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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