加藤シヅエ 参議院議員
2期国会発言一覧

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加藤シヅエ[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは加藤シヅエ参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

加藤シヅエ[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第7号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 私は今回の改正案が旅館業の粛正に一声を進める点において賛意を表するものであります。  営業の自由は、公共の福祉をそこなわない範囲においてのみ認められることは申すまでもございません。従つて営業が公衆道徳に反するような経営方法によつて行われる場合に、これが制限を受けるということは当然のことでございます。昭和二十三年旅館業法の制定に当つて、旅館業に対する法律の干渉は、宿泊者に対する衛生と社会生活に対する公衆衛生の面から最小限度にとどめらるることとなつたのでございます。で、これは旅館業経営者の良識ある公衆道徳が法律によつて干渉されるまでもなく十分に発揮されるであろうことを前提としていた……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第39号(1951/05/10、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 私は日本社会党を代表いたしまして、昨日本議場で行われました総理大臣の外交問題に関する発言に対しまして、若干の質問を試みたいと存じます。  先ず第一にお伺い申上げたいことは、吉田総理大臣の外交問題に対する態度であります。昨日の吉田総理の本議場における発言は、日本国の将来の違命をかけての講和の問題でございます。吉田首相とダレス特使との第二次東京会談において、米国の対日講和の仮草案の内容に基いて会談がなされたと聞いておるにもかかわらず、総理の御発言は余りにもあつけなく、国民をして多大の失望を感じさせられました。これは吉田首相が、かねてより旧式な秘密外交を以て外交官の使命と考えておられ……

加藤シヅエ[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

加藤シヅエ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 外務委員会 第閉会後2号(1950/09/12、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 中国の代表が今日本に非常に好意的な態度であつたということをおつしやられたのですが、中国の政府はユネスコというものに対してどういう態度なんでございますか。

第8回国会 外務委員会 第閉会後3号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 軍事協定その他について今政務次官から御答弁がございまして了承いたしましたのでございますが、この前の国会の終る頃に総理大臣、外務大臣が御出席なさいましてやはり同じことを明言されました。それから丁度一週間目くらいに毎日新聞に英国の新聞記者との御会見のときに、バーミユダ島の例に倣う云々の記事が出ておりましたので御承知と存じますけれども、あれはあの当時に外務大臣もお話しなさつたのでございましようか、如何でございましよう。
【次の発言】 そういたしますと、今の御発解とあの御発言とはちよつと矛盾するのでございますけれども。

第8回国会 労働委員会 第閉会後2号(1950/10/12、2期、日本社会党)

○委員外議員(加藤シヅエ君) それでは私は委員外質問のお許しを頂きましたので、労働省内の婦人少年局の問題について伺いたいと思うのでございますが、最初に労働大臣に二十六年度の労働省内の行政費の中の婦人少年局に対する予算はどのくらいになつておりますか。
【次の発言】 昨年度は。
【次の発言】 大分減つておりますのでございますが、只今も伺いますと総額において五十六億、まあ專ら失業対策の方において増額なさつたのでございますが、一般行政費の方も増額なさつたように伺うのでございますが特にこの婦人少年局だけがこんなに大きく一桁間違つておつしやるくらいお削りになるのはどういうわけなのでございましようか。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 外務委員会 第1号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 文化活動というものは、どういう範囲のことを考えていられるのですか。過去においてはいろいろあつたかと思いますが、この際新らしくこういう活動が起るということになりますと、その範囲というようなものを少し具体的に示して頂きたいと思います。
【次の発言】 今後のその文化活動というものはユネスコと何か特別な連絡、関係をお持ちになるということがあるのでございましようか。或いは将来そういうことをお考えになつていらつしやいましようか。

第9回国会 外務委員会 第2号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 総理大臣にお伺いいたします。この前の国会の最終の外務委員会におきまして、同僚の金子委員、その他伊達委員から軍事基地を日本に設けるようなことはないかというようなことについて御質問がございましたのに対しまして、総理大臣は、はつきりと今日においてはまだ軍事基地を日本に要求する国もなければ、又むしろ軍事基地を設けないほうが、少くとも日本の四つの大きな島には軍事基地を設けたくないという議論が多いのであります。従つて日本のこの土地、例えば横須賀を軍事基地として貰いたいというような要求、提案は少しも出ておりません。故に将来のことを想像いたして、私は安全保障と基地はこういう関係であるということ……

第9回国会 厚生委員会 第5号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○委員外議員(加藤シヅエ君) この池上特殊喫茶店街設置反対の請願は三通になつて出ておりまして、一つは大田区内の十七の中等学校の校長から、一つは全国高等学校長協会及び東京都公立高等学校長協会、この連名で以て出ております。三番目は、池上特殊喫茶店街設置反対学校連盟となつておりまして、PTAの会長の梶原泰治氏が代表者となつて請願いたしております。その内容は皆同じでございますが、先だつて問題になりました池上に突如として特殊喫茶店街が実現しようといたしておりまして、而もそのすぐ目の先に小学校がございますし、附近には中等学校、高等学校もございまして、この問題になりました地域は、今まで住宅地域として誠に静か……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会 第5号(1951/02/09、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 畜産局長の御説明の中に、有畜営農に関する御説明の中に、何か五十カ所の場所を指定して何とかというような御意見があつたのですが、ちよつともう一度それを聞かして頂いて、その御指定なさる地域が若しおわかりでございましたら聞かして頂きたい
【次の発言】 それから酪農技術指導者養成の費用をお取りになつていらつしやるようでございますが、二三年前に関係筋のほうでは日本のような国土の狭いところでは、酪農というような問題は余り有望視されないというような御意見だつたように私は聞いておりましたのですが、今日は酪農はやはりだんだんだん奨励なさるよう方向に向つていらつしやるのでございますか。それとも現在の……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○加藤シヅエ君 私はこの平和條約締結に当りまして、かねてから私ども日本民族にとりまして、非常に重大な問題になつておりますところの人口問題につきまして、総理大臣が如何なる御認識をお持ちになつていらしやるか、そのことをこの際はつきりと御答弁頂きますことは、国民にとりましても、特に又この講和條約締結に当りまして、多大の好意を日本に示してくれましたところの諸外国の人々にとりましても、これは大きな関心事と存じますので、この際、総理大臣よりその深い御認識のあるところの御説明を承わりたいのでございます。かねて日本の人口問題は、とにかく文化国といたしまして、これほど狹い土地にたくさんの人間がひしめき合つて住ん……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第21号(1951/11/17、2期、日本社会党第三控室(右))

○加藤シヅエ君 先ほどから安全保障條約の審議に当りまして、この委員会の席上に幾たびか日本の平和と安全という言葉が委員の中からも、又政府御当局の間からも交わされたのでございますが、私はこの審議の最後に当りまして、婦人としてこの政府の御答弁を伺つておりますと、どうもこの條約というものは、私たちの生活と誠にかけ離れておる高い遊離したところで論議されているというようなことで誠に遺憾に感ずるものでございます。日本の安全と平和を守るのは、外国から借りて来た軍隊でもなく、日本の警察予備隊でもなく、日本全部の国民が本当に自分の国を愛するというその精神に燃えましたときに、初めて日本の平和と安全が守られるのであろ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 今津島全権からいろいろお話を伺いましたのでございますが、この将来フイリピンから今度は日本のほうに来られて、更に又いろいろ御交渉がおありになるということでございますが、私も実はサンフランシスコの講和会議を傍聴いたしましたときに、フイリピンの全権がまあ非常な熱弁をおふるいになつて縷々と御自分の国の疲弊状態、そうして日本が侵略国である、フイリピンに対しては非常に迷惑をかけた国であるにもかかわらず、日本の生産回復、国民の総所得、それから街を見ると立派なビルデイングが回復したり、或いは飲食店その他相当な贅沢な面も見られる。街行く人の衣服その他も相当整つている。こういうような状態と、それか……

第13回国会 外務委員会 第5号(1952/02/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 その属人主義というのがなかなかどうも私ども納得ができないのでございますが、行政協定ができましていよいよ駐留軍ということになりましてから、問題はやはり我々庶民階級の日常生活にそれがどういうふうな影響があるかということから、大変な小さなことも重大な問題に転換する虞れが多分にあると思いますから、この点はもう少しお時間を頂いて十分に御説明頂きたいと思いますけれども、今ちよつと簡單に伺いたいことは、日本の法律を守るということになりますと、例えば日本の交通規則などは自動車の番号は日本の鑑札で番号は與えるとか、或いはスピードの問題、運転の方法、すべて日本の今までの慣習に従つた法律を駐留軍の軍……

第13回国会 外務委員会 第10号(1952/03/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 一言だけ簡單なことを伺いたいのですが、今度の場合、旅券法によつて旅券を発行する場合に、占領下にあるわけですけれども、而も旅行先がいわゆる法律的には交戰国関係になつているソ連へ行くという場合には、司令部の許可といつたようなものを必要といたしますかどうか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一つちよつと。この旅券を申請しておられるかたの立場からいたしますと、船が十五日に出るそうでございますから、少くとも十日にはイエスなりノーなりどちらにしても当局のほうから御決定をみて頂かなければ非常に不便を来たすわけでございますし、又勢いそういうようなことは人権蹂躪の問題にもからんで来……

第13回国会 外務委員会 第19号(1952/04/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 どうも外務委員会がこういうような乱暴な言葉によつて質疑応答が交わされるということは甚だ遺憾だと存じます。それで兼岩委員は、国会議員が公務員であるか、国務大臣が公務員の資格で出られたとかいうようなことを言われますけれども、たとえ……。
【次の発言】 言われたのですけれども、たとえ誰が公務員でありましようとも、公僕ということは、召使ということは、主人から怒鳴りつけられるということが召使であるということでは私はないと思うのです。奉仕をするということが召使であり公僕であるということであると思いますから、お互いが召使であるならば、こういう乱暴な言葉を以て終始するということは、誠に封建的な……

第13回国会 外務委員会 第30号(1952/05/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 駐留軍の土地接収の問題につきまして、その買上げ価格の中に地上権がどういうふうに取扱われておりますかという問題について御質問申上げたいと思います。問題は昭和二十年に羽田飛行場の用地として接収されましたのですが、そのときに大田区の羽田鈴木町の地主伊藤松太郎ほか七十数名でございましたが、この接収に対しまして昭和二十七年の三月になりましてこれが買上げと決定になつて、その代金が支拂われたことがございますが、その詳細な地主の氏名、坪数、買収価格、これを承わりたいのでございます。尤も今外務大臣はお時間もお急ぎと存じますので、これはあとから書面を以て速記に残すように御回答を伺いたいのでございま……

第13回国会 外務委員会 第31号(1952/05/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 前回の委員会におきまして、私が政府に質問いたしました羽田の飛行場接収土地の問題につきまして、前回の委員会における政府の御答弁はまだ納得できませんので、重ねて今日質問をいたします。政府より提出されました買上申請書を見ますと、その第六項の「構造等財産説明」という事項がございますが、その中に「本土地は私等の祖先が干拓造成し、以来今日まで定住した土地であるだけに、私等は本土地に対して財産以上の価値を認めていたのであるが」云々と記してございます。ところがこの土地は徳川中期において鈴木嘉右エ門という人が干拓造成した土地でありまして、それなるが故に鈴木新田の名称がつけられたのでございます。買……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 厚生・文部連合委員会 第閉会後1号(1950/11/15、2期、日本社会党)

○委員外議員(加藤シヅエ君) 小畑公安委員長にちよつとお伺い申上げます。今の御発言で、小畑さん個人としての非常な御理解と御決意のほどを承わりましたのでございますが、今池上の問題が眼前に控えておりまして、我我こういうものができないようにということを願つておりますものといたしましては、この東京都公安委員会が、今度これを願い出たときに、どういうような解釈を下されるかということを非常に注目して見ているわけでございます。そこで私ちよつと伺いたいと思いますことは、今度の願い出をいたしますときに、最初からこれは風俗を乱すものであるという建前で願い出るのでなくして、旅館であるとか、カフエーであるとか、喫茶店と……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務・法務連合委員会 第4号(1952/04/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 議事進行ですが、まだ出入国管理令の審議が済まないのに、問題がほかに逸れておるようでありますから、こちらのほうを先にして頂きたいと思います。

第13回国会 外務・法務連合委員会 第6号(1952/07/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○加藤シヅエ君 巣鴨プリズンに受刑中のかたがたに今日初めてお会いいたしまして得ました印象は、見たところ皆さんが大変健康そうで、血色もよろしく、衣服も清潔なものを着て、運動場その他の出入りも比較的自由なような有様をちよつとお見受けいたしまして、その点はやや安堵いたしましたのですが、話が一たびその留任家族の問題に及びましたときに、そこにいましたかたがたの表情が一瞬変つたのを私は見てとりました。このことはもうここまで辛抱に辛抱し切つて来た自分たちの焦燥感と、更に家族の生活のことを思うと、一日もこうやつてここに安閑として食べさしてもらつているからいいというようにしてはもういられないという気持がよく見え……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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