このページでは加藤シヅエ参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○加藤シヅエ君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております本条約の承認に賛成するものでございます。 いまさらここに繰り返して申し上げるまでもないことでございますけれども、私ども日本民族が、広島に、長崎に、原爆の洗礼を受けまして、被爆犠牲者の苦悩は、これは単なる戦争の惨害の程度をはるかに越えた、人類そのものを破滅に追い込む人道問題として、これを深刻に体験し、しかも、その後に至っても、水爆実験による死の灰の犠牲者をも出し、原爆に対する恐怖をわが肌によって感じ、この脅威を取り除くことについては、国民の総力をあげての熱意が表明されているのでございます。したがって、日本国民として……
○加藤シヅエ君 私は、ただいまの鹿島君の動議に賛成いたします。
○加藤シヅエ君 大臣の所信表明につきましての質問は、次の委員会に譲ることを了承したいと思いますけれども、それとは別に、この御所信の中に含まれていることの一部分にもなりますことなので、近藤長官のお考えでちょっと一つ承りたいことがあるんでございますけれども、その質問を許していただけますか。
【次の発言】 この今日の御所信の表明の第(六)に書いてございます中に「海洋の研究」というような項目も入っているわけでございます。また前のほうに、民間のいろいろ科学技術の研究についても大いに協力助成したいと、そういうような御所信も述べられたわけでございます。
最近新聞に出ました、一人の青年が小型のヨットをもって……
○加藤シヅエ君 その点でちょっと関連の質問があるのでございますけれども、今、災害を防止することについての科学技術がもっと奨励されて、予算が取られなければならないという御発言に対して、私も全面的に賛成いたします。特に日本の災害の中でも、台風と集中豪雨による災害というものは、もっと予防措置が十分にとられているならば、これは防げるのであって、天災である部分と人災である部分とが非常にそこに密接な関連があって、むしろ避けられるものを避けなかったというようなことが事実起こっておるということは、たびたび私どもが見るわけでございます。その中で、特に白書の中に提起されております三十六年の六月二十七日に伊那の谷を……
○加藤シヅエ君 私は科学技術庁長官に対しまして、科学技術振興の問題、将来日本でどういうような進み方をしていくかという問題と、池田総理のお考えになっていらっしゃる所得倍増計画との問題に関連いたして、二点だけ質問をいたしたいと思います。その問題は、所得倍増計画というのは、生産力の増大ということを背景にしての政策だと私どもは理解しているわけでございますが、その生産力を増大するということは、いろいろな質的な問題、量的な問題、あるいは量と質と同時に向上しなければならない問題、いろいろの内容の見方があると思いますけれども、今日この倍増計画を進めていかれます上に隘路がある、これが科学技術の問題に密接な関係の……
○加藤シヅエ君 外務大臣にお伺いいたします。お伺い、兼十分な御考慮を願いたい問題でございます。 これは純粋な外交問題ではないわけでございますけれども、先ごろの新聞では、今日韓国に、日本婦人で韓国人と結婚して韓国に国籍がある日系婦人、これが約二千人くらいおるそうでございます。その日系婦人たちが今日非常に生活が苦しい環境に置かれておるそうでございまして、助け合い団体というので弥生会というのをこしらえて、会長の原富美さんという方がソウルから日本に来られまして、その実情を日赤本社にいろいろと訴えられましたことが新聞に報道されておるわけでございます。また先ごろ作家の平林たい子さんも現地に行かれまして、……
○加藤シヅエ君 地震学及び地震工学、その違いはどういうふうなことなんでございますか。簡単なことでよろしゅうございますから、御説明を願います。
【次の発言】 さっき、国連のほうから七十六万ドル、日本のほうから百五万ドル、そういうふうな両方の基金を出し合う、そしてその職員は国連の職員になるわけでございますね。日本人も国連の職員として認められる、それでこの特権を授けられる、こういうことなんですね。
○加藤シヅエ君 それでは、インドネシアの情勢について少し承りたいのでございます。
それは、最近、劉少奇あるいはマリノフスキー共産圏の巨頭の訪問、あるいはアメリカのまた要人の訪問等がございまして、いろいろそれによって大きく外交的な立場が動いているのじゃないかと思うのでございます。で、その情勢を日本の外務大臣としてどういうふうに御認識なさっていらっしゃるか。そういう点を承りたいと思います。
【次の発言】 まあいろいろ憶測をする必要はないと大臣は申されましたけれども、やはり日本AAがグループの中に入って国連でもいろいろ活躍をしなければならない状態にあるわけでございますから、やはり今中共とソ連との関……
○加藤シヅエ君 外務大臣にお伺いいたします。 海外移住事業団法案についての午前の審議の状況をいろいろ承っておりましたのでございますが、また、同僚議員の方たちから非常によいポイントをついた御質疑、それに対する外務大臣の御答弁も伺っておりましたのでございますが、その結果私が感じましたことは、海外移住の問題につきましての日本の根本的な政策というようなものが、現段階の国内の情勢及び海外の情勢というものが変わったということに対して、日本の国策としての方針というものが、どうもまだほんとうに、はっきりここにあるとか、こういう点に立つとか、こういうところに 力を入れていかなければならぬとかというような点が……
○加藤シヅエ君 関連石今大蔵大臣のいろいろ御説明で――補償と報償の違いについての御説明で、農地の解放が国家に対して貢献があったので、それに対して国家が認めるというような意味があってごほうびを出すと、その犠牲に対して報いるというような意味があって報償だと、そういうふうにおっしゃった、そういうふうに理解してよろしいのでございますか。
【次の発言】 今の御説明によりますと、この報償の問題についていろいろ調査をなさるわけでございますね。それに関連して、未亡人に対するまた報償というものでございますね。これは、今大臣御説明になったのは、未亡人に対してもある金額を与えるということを考えていらっしゃるわけです……
○加藤シヅエ君 ちょっと関連。
決算に直接関係がないかもしれませんけれども、幸い長官がおいでになるので、念のために承っておきたいのでございますが、この日本のジェット機が落ちました場合には、その操縦士が最後までハンドルを持って、そして殉職をしたと、こういう報告になっておりますが、この米軍のほうは、当時搭乗員は何名であったか、そしてその搭乗員はどういうふうな処置をとって死んだのか、あるいはどうなったのか、その辺をちょっと御報告していただきたい。
【次の発言】 何名乗っておりましたのですか。
【次の発言】 その二名は、結果において脱出したのでございますか、そして負傷したのでございますか、何にも負傷……
○加藤シヅエ君 私は、去る三月二十二日、エジプト展覧会が上野の博物館で催されました際、両陛下の御臨席がございましたそのときに起こりました事件につきまして、宇佐美宮内庁長官にお伺いしたいのでございます。私はこの問題に対しまして何にも偏見も持たないで、事柄を明らかにしていただいて、そしてこれが将来禍根を残さないような解決というものをしていただきたい、こういう観点からお伺いを申し上げるわけでございます。 最初に、事がどういうようなところで起こったかということを、私の存じております限りを申し上げまして、それが誤りがないかどうか長官にまずお伺いいたします。 私が聞いておりますところでは、三月の二十二……
○加藤シヅエ君 私は、今度のケネディ大統領のなくなられましたことに対しまして、総理大臣並びに外務大臣が葬儀に参列のための渡米をされましたその前後のことにつきまして、少し申し上げたいのでございます。 それは、総理大臣、外務大臣は、最近毎年アメリカに、あるいはヨーロッパに、あるいは東南アジアにおいでになりまして、日本の国が諸外国から非常に高く評価されている、そして日本はいまや世界の三本の柱である、こういうような御発言があるわけでございます。この三本の柱の一本に、もし日本がそういうような重要な役割りを果たすことができるとしたら、それは非常に日本にとっても大事なことでございまして、ぜひその使命を果た……
○加藤シヅエ君 ちょっと伺いますが、南米の国々は全部低開発国に入るのでございますか、南米、中米は。
【次の発言】 プレビッシュさんが前々からこの問題について非常に研究されて、一種のプレビッシュさんの哲学のような理念を基礎にして会議をリードなすったというお話があるのでございますが、これはもちろん貿易会議ではございますけれども、そのさらに深い意味は、貿易を通じて低開発国の発達、そうして開発及びその発展、それが将来世界の平和と結びつく、こういう考え方でございますね。そうなりますと、今後先進国が積極的に援助するというような場合には、やはりある程度の適当な指導というようなことが加わらなければ、いままでの……
○加藤シヅエ君 その招待外交なんでございますけれども、こちらからお招きをするというのは、招待外交ですからお招きをするという形をとりますが、お招きをしなくて向こうから来たいという希望があれば、お招きをするという形になるのですか。それとも、いつでもこっちから、ぜひおいでくださいというふうに積極的に出ていくということになるのですか。
【次の発言】 元首がおいでになった場合とか、あるいは総理大臣とか外務大臣とか、そのランクによって何かこちらの御接待の基準というものができておりますか。
【次の発言】 この予算の中でちょっと伺いたいのであまりますけれども、六ページの「国際文化交流事業の強化」の中の「留学生……
○加藤シヅエ君 私も例について、今後起こり得ると思われるような例をひとつつくって考えてみたいと思うのでございますけれども、たとえば日本人がアメリカとかあるいは南米のどこかに土地を買って、それを自分の財産として持っている。それでその遺言を、その土地をだれだれに相続させるというような遺言をして、それで日本以外の、アメリカとか南米とかそういうような土地で死亡した。それで、そういうような場合に、その外国に持っていた土地は、日本の法律で認める遺留分のその分野より過ぎた、遺留分でもって、あと被害を受けたと思われる遺族の人が抗議することができるほどのものになっているというような場合にでも、たとえばアメリカと……
○加藤シヅエ君 本問題と少しそれるかもしれませんけれども、原子力研究所の争議とか役員人事問題とかがたびたび新聞紙上に出ておりまするけれども、その問題についての経過を、いまどういうふうになっておりますか、その辺の御説明をちょっと聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 もう少しくわしいその争議の理由、労働契約がどういうふうになっているかというような、そういうようなことをもう少し説明していただきたい。
【次の発言】 事前二十四時間前に通告をしないと何か危険があるとか、非常に設備その他に何か損害がかかるとか、それはどういうような理由で二十四時間ということなんですか。
○加藤シヅエ君 少しこの条約直接でない質問をしてよろしゅうございますか。――女性で、外交官試験を受けて、合格して外交官の資格を持った婦人が、その夫の方がやっぱり外交官である場合には、日本の外務当局としては、そういう御夫婦の任地というものはどういうふうに考慮されるか、考えていらっしゃいますか、それを伺いたい。
【次の発言】 やはり大国らしく外交をやる人はたいへんであると思うのですけれども、いろいろな点から一向大国らしくなくて、ずいぶんみみっちくて、出先の公館の方は非常に苦労しておられることが多いように拝見いたしますが、その中でも、たとえばアメリカとかソ連とかいうほんとうの大国では、在外公館は、も……
○加藤シヅエ君 関連。ただいまの御説明を承っておりますと、台所の経済を預かっておる主婦は何にも納得するような御答弁をいまの御答弁の中に発見することができないのでございますけれども、当局はほんとうに何にも案がないというふうにはっきりおっしゃったほうがもっとわかりいいのじゃないかと思うくらいの答弁だと思うのですが、たとえばこの夏にキャベツがたいへんでき過ぎて、持って行ってくれればただでもあげるというようなときには、そんなにたくさんキャベツを台所に持ってきて積んでおくわけにはいきませんから、安いと思ってもたくさん買うことができない。いまになってキャベツが一個五十円、たいへん高くて百円もするキャベツも……
○加藤シヅエ君 関連。どこに幾ら配分なすったということと、それからその配分先でどういうふうに使われたかということをお調べになったものを資料として提出していただきたいのでございますけれども、いまもしここでおわかりでございましたら、簡単でよろしゅうございますから答弁していただきたいと思います。
○加藤シヅエ君 関連して。いま大臣の御答弁の中に、結婚に対しては別途考慮中という御答弁でございましたが、その考慮中の中にはどういうような案がおありになりますか。
○加藤シヅエ君 この中に、在外公館の新営及び工事というのがございますけれども、在フランス大使公邸土地建物という件でございますけれども、ちょっと伺っておりますと、いまのフランスの大使の公邸をこわしておしまいになるということを聞いておるんですけれども、そうなんでございますか。また、なぜそうしなくちゃならないか。それで土地建物は新しく別のところをお買いになるのか、どういうことになるんですか。
【次の発言】 その新しくお買いになる土地とかあるいは建物は、もう予定があるわけでございますか。
【次の発言】 たくさんの方が、いまの大使の公邸には皆さんいらっしゃっていて、非常に何か由緒のある建物で、フランスの……
○加藤シヅエ君 関連。さっき御説明の中に、東南アジアで六十何件か発見したとおっしゃるのですけれども、それは具体的にどういう品物で、どんなふうに盗用されたかということを、もう少し具体的に御説明いただきたい。 それから、いまの御説明の中でわからないのは、意匠登録とか、デザインの登録とかいう場合に、何か精密な機械か何かで特許を取っているというようなものは、それをもし無断で借用すれば、それはすぐ発見されることだろうと思いますけれども、意匠なんかの場合には、たとえば日本がもと英国なんかから非常にいろいろ言われたときには、英国製の陶器の意匠をそのまま日本で使うというようなことで、非常に盗用したというふう……
○加藤シヅエ君 放射性物質の輸送が許される、その放射性物質というのはどういうものでございますか。
【次の発言】 航空便のほかにエクスプレスというのがございますね。それはどこの国とでもエクスプレスという方法で航空便のほかにまた追加の料金を払って行なわれておりますけれども、それはどこの国でも航空便の到達するところにはみなそういう制度があるのでございますか。
【次の発言】 その別配達制度というのは、具体的に向うの国へ行ってから、航空便として着いたものが今度どんなふうに扱われるのでございましょう。
【次の発言】 どことどこがいまやってくれることになっておりますか。やってくれないほうが多かったら、くれな……
○加藤シヅエ君 いま佐多さんが資料の要求をなさったその関係でございますけれども、開発途上の国々がいろいろ訴えておりますことには、生活水準を上げようと思って経済成長を望んでも、一次産品の値が、国際価格でございますか、あるいは輸入の取りきめですか、とかく下がりがちであるにもかかわらず、そうした国が輸入しなければならない工業製品の価格はだんだん上がる傾向にある、したがって、そのギャップがいよいよ大きくなっていくので、非常に開発をするために困難を感じておるといった訴えをたびたび聞いておるのでございますが、日本との場合は、第一次産品の輸入価格は下がる傾向であって、工業製品を売る場合には上がる傾向にあると……
○加藤シヅエ君 国有財産局長に伺いたいと思いますけれども、戦争中に供出いたしましたダイヤモンドのことでございますが、ときおり問題になっておりますけれども、まあ私ども、たくさんの供出をなすった婦人の方から、よく、あれがその後どうなったのだろうということを聞かれますので、その後どんなふうに管理していらっしゃるのか、この結末はどういうふうにおつけになるのか、その辺のことを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 そのときに一定のお金を払ったから、供出したけれどもお金を払ったから、所有者は国であるということになりますと、ダイヤモンドの場合も、それから金、銀、銅の場合も同じなんですか。それとも、そ……
○加藤シヅエ君 通産大臣からお答えいただくことかと思いますけれども、私は一九三四年のシカゴ博覧会、一九六二年のシアトル博覧会、そして本年度ニューヨークで開かれました博覧会、たまたま当地に滞在しておりまして、こうした博観会をみんな見てまいっておりますけれども、だんだん年とともに博覧会の開き方というようなものが非常に変わってきております。先ほど通産大臣の御説明でもございましたように、一つのテーマを持った博覧会というようなことでございまして、今度のニューヨークで開かれております博覧会にも、日本は民間機関であるジェトロを通じて日本館の出品があったというようなことを承っておるのでございますが、そのテーマ……
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