市川房枝 参議院議員
3期国会発言一覧

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市川房枝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは市川房枝参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

市川房枝[参]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第34号(1953/08/05、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 私はどの政党にも関係しませんし、又、資本家には勿論のこと、労働組合にも関係はございません。労働委員会を実は望んだわけではありませんが、到頭所属することになつてしまいました。この立場で委員会においての皆様方の論議を拝聴して参つたわけであります。本会議でもいろいろな御質問が出ておりますので、重複を避けまして、私がどうしても伺いたいと思います常識的な幾つかの点を、総理大臣、労働大臣、通産大臣にお伺いしたいと思つております。  先ず総理大臣に二つの点についてお尋ねを申上げたいと思います。この法律は、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案という名称で、これだけを読み……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第27号(1956/03/28、3期、第十七控室)

○市川房枝君 私は、ただいま議題となっておりまする政府のいわゆる小選挙区制案に対しまして、直接の利害関係は持っておりませんけれども、非常に重要な問題と思われますので、二、三鳩山総理にお伺いしたいと思っております。  いわゆる小選挙区制案に対しましては、私は基本的には反対ではありませんが、しかし、日本の現状では時期尚早であると考えております。もし現在小選挙区制を採用するとすれば、西ドイツでやっておりますように、小選挙区制と比例代表制を併用したらよいと考えておるものであります。両制度の併用については、選挙制度調査会において、蝋山政道氏が提案されたようでありまするが、ほとんど審議されなかったのを遺憾……

第24回国会 参議院本会議 第38号(1956/04/20、3期、第十七控室)

○市川房枝君 私は、ただいま議題となっておりまする家事審判法の一部を改正する法律案の委員会修正案、すなわち政府原案に賛成するものでございます。政府案並びに修正案の内容については、委員長報告あるいは亀田さんの御説明がございましたので、重複を避けて、その他の点について簡単に申し上げたいと思います。  私は、政府から提案されました原案全体について、実は不満な点が多々あります。それは今度の改正案については、債務者が履行しない場合に命令をする、あるいは罰金を科するということを規定しておりまするけれども、しかしイギリスでやっておりますように、資力がありながら扶助料あるいは慰謝料等を支払わない人たちに対して……

第24回国会 参議院本会議 第45号(1956/05/09、3期、第十七控室)

○市川房枝君 私は、ただいま議題となっておりまする政府提出の売春防止法案について、鳩山総理並びに船田防衛庁長官に簡単にお伺いしたいと思うのであります。  売春問題についての直接間接の被害者は婦人でありますので、勢いこの問題については婦人議員あるいは婦人団体が非常に関心を持っております。これは当然でありまするけれども、しかしこの問題は重要な社会問題あるいは経済問題でございますので、男子の方々の協力を得なければ解決はできないと常々考えておるものであります。ところがまあ、きょうの売春防止法案に対する質疑には、たまたま婦人議員ばかり壇上に立つことになりまして、その点から申して非常に遺憾に思うわけであり……

市川房枝[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

市川房枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 労働委員会 第8号(1953/07/08、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 ちよつと労働省の当局の方に伺いたいのですが、日雇労働者の方、殊に女の方からの訴えを実は伺つたんですが、手帳をまあ取られるといいますか、退職させられるといいますか、こういう人たちは殆んど女が多い。尤も男の方の中にもあるんだけれども、男の方たちは腕力といいますか、奪い返す方が多いので、結局女は弱いから取られてしまうんだ、こういうことなんですが、そういう事実があるかどうか。  それからそういうことがありとすれば、一体その理由はどういう理由になつているか、それからなおもう一つは、一つの世帯からは一人という仮に規定があるとしますれば、そうすれば一人の場合、先ほどからお話が出ておりまする通り……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 労働委員会 第2号(1953/12/04、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 この頃新聞などで東北並びに北海道地方なんかの凶作地帯におきましていわゆる人身売買が行われかけておる。いわゆる職業安定法によらざる仲介人が青少年を前借或いはその他の方法によつて紹介するというような事態が発生する心配があると言われておりますが、その実態がどうであるか、或いはまあ現在はまだそれほど表に出ていないとしましても、将来どういうふうな見通しを政府として持つておられますか。それについての政府の対策というようなものを伺いたいと思います。  この人身売買が冷害、水害等によつて殖えているのじやないかというような御質問でございます。私どもといたしましても、水害が始まり冷害が始まりましてか……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 地方行政委員会 第8号(1954/03/09、3期、各派に属しない議員)

○委員外議員(市川房枝君) 只今議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につき、その提案理由及び内容のあらましを御説明いたします。  政界の腐敗は、政治と金との結び付きに由来し、そして、選挙のために巨額の運動費用を調達しようとすることが、このような結び付きの生ずる大きな原因の一つをなしているのであります。そこで、金のかからない選挙ということが前から唱えられて来ましたが、残念ながらその実が上つていないのであります。これは根本的には選挙民の自覚の如何にかかる事柄ではありますが、ここに公職選挙法を改正して、いわゆる連座規定を強化し、併せていわゆる公民権の停止を厳しくして、法律の面から選挙を公……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/05/25、3期、各派に属しない議員)

○委員外議員(市川房枝君) 私どもが提出いたしました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提出者といたしまして先般提案の理由の御説明だけは申上げたのでありまするが、そのとき御質問もございませんでしたし、なおその後の委員会における審議の経過に鑑みまして、提出者として一言申上げたいと思います。そのことを委員長に申上げましたところが、今皆様がたの御許可を頂きましたので、簡単に申上げさせて頂きたいと思つております。  私どもの提案いたしました法案は、御承知の通りに連座制の強化をまあ主とした極めて簡単な内容を持つておるものでございます。でこれを提案いたしました理由はこの前申上げましたけれども、な……

第19回国会 労働委員会 第3号(1954/02/09、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 この間の労働大臣の御所信の中に婦人、少年の福祉向上については、その啓蒙調査活動を更に活発化してこれに対処する所存でありますとございましたのは、大変に私どもとして嬉しいと思いままが、併し活発化するためには予算並びに人員の問題があると思いますが、その問題についてどうなつておりまするかお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そのあとに地方の婦人少年室に協働員を置いて大いにやるということを伺つたのでございますが、この問題は地方婦人少年室の府県への移管の問題と関連があると思うのです。これは婦人少年室ばかりではなくて、基準監督局の問題も一緒になつて来ると思いますけれども若し地方委譲になりま……

第19回国会 労働委員会 第閉会後3号(1954/08/05、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 簡単にちよつと二、三の点だけ労働大臣にお伺いしたいと思いますが、失業者がだんだんたくさん出て来ます場合に、しわ寄せは一番弱い婦人に来るのです。女教員の首切りの問題、女子だけの停年制の問題とか、或いは共稼ぎの場合やめさせるというような事態もすでに出て来ておるようですが、併し婦人も食わなきやならない、いや未亡人なんかの場合には夫に代つて子供たちまで養育しなけりやならんという責任を持つている場合がたくさんありますけれども、その問題について労働省としてといいますか、労働大臣としてどんなふうなお考えを持つておるのでありますか、お伺いしたい。  それからもう一つは、失業者がだんだん出て来ます……

第19回国会 労働委員会 第閉会後4号(1954/08/06、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 昨日ちよと労働大臣に御質問したのですが、時間が十分ありませんので、細かいことは直接の担当のかたから伺うほうが適当かと思つて、今日に延ばしたのでありますが、私まあ心配しておりますことの一つは、失業者がだんだん殖えて来て、頂きました資料、最近における雇用、失業状況を拝見しましても、完全失業者の動向のところでも殖えて来ております。まあ公共職業安定所の求人の状況でも殖えて来ておりますが、その数字がまあ男女両方の合計の勿論数字となつておりますが、性別のこの数字はちよつとわからないのでございますが、これは安定局長に伺いたいと思います。

第19回国会 労働委員会 第閉会後6号(1954/09/10、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 労働大臣に二、三の点についてお伺いをしたいのですが、先ず第一の問題は、この間八月の三十日に、労働大臣から任命されました中央労働基準審議会の委員の問題であります。今まで基準審議会には婦人の委員が一人ずつと入つておりました。今度御任命の名前の中には婦人の委員が入つておりません。これは一体どういう理由によりますか。この基準審議会では、いわゆる基準法に関する問題を審議することになつておるようでありますが、今度の新らしい基準審議会には、安全衛生規則の改正の問題或いは事業附属寄宿舎規則の改正に関する事項が労働省のほうから提案されておるようでありますが、そういうふうな規則は、非常にこの婦人の働……

第19回国会 労働委員会 第21号(1954/05/11、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 女子年少者労働基準規則改正要綱に対する答申案の中の第十一条の二の関係の問題ですが、「新聞及び放送の事業における取材員並びに放送又はテレビジヨンの事業におけるプロデューサー、アナウンサー及び美粧職の業務」、この項目は最初の諮問事項の中には入つていなかつたと思いますが、何かどこかから要求があつてお加えになりましたかどうか、それを先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 直接この規定の適用を受けます婦人記者といいますか、或いは放送のほうの関係者、そういう人たちからの意見をお求めに、何か陳情か何かございましたでしようか。
【次の発言】 この条項については、私は個人的にはこういう機能的な職業……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第6号(1955/05/20、3期、第十七控室)

○市川房枝君 平田長官に滞納のことについてちょっとお伺いしたいのですが、実はせんだってから地方議会の議員の人たちに相当滞納者があるということが新聞に出ておりました。そこで自治庁は地方自治法の改正案をまあ今国会に提出されるらしいのですが、その原案の中で、滞納者は職務を停止するという案が原案として入っておる。ところが与党の政務調査会でそれは削られたのだ、こういうことが新聞に出ておりました。その納税は、それこそ国民の義務でありまして、議員はまっに国民としての義務を当然果すべきだと思うのです。従って自治庁の原案の中にそういうのを挿入されたということは私としては大賛成なわけですが、地方議会の議員に滞納者……

第22回国会 決算委員会 第閉会後6号(1955/11/19、3期、第十七控室)

○市川房枝君 ただいまの食糧庁長官の御説明で、滞貨になっております黄変米を主食として配給しない、そういうことに御決定になったことを伺いまして、私どもとしては安心といいますか、知らないうちに黄変米が配給されるんじゃないかという、まあ消費者の心配が解消されるわけでうれしいと思うんですが、その滞貨になっております黄変米をみそ、しょうゆ、あるいはお酒、お菓子等に回すということについて、先ほどから厚生省の方からもいろいろ御説明を伺ったんですが、少量ならば害毒はないという御説明を伺ったんですけれども、あるいは厚生省の方での有害であるかどうかという調査の経過といいますか、状態もさっき伺ったんですが、私ども消……

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/25、3期、第十七控室)

○市川房枝君 長官にちょっとお伺いしたいのですが、防衛庁、保安庁が非常な予算を取っておいでになるといいますか、その費用は、これは国民の税金でありますが、そのことについて国民の中に相当多数まだ納得していない者があるということは長官御自身御承知の通りだと思いますが、その防衛庁の予算の使い方について会計検査院から批難されました事項、それに関連しての金額というものが相当の額に上っている。前の委員会で会計検査院から御指摘もありましたけれども、三百数億の中で国損が八億以上に逃しているという状態、その一つ一つの内容は報告書の中にある通りでありますが、このことが国民にはっきり具体的に一つ一つ知らされるとします……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、第十七控室)

○市川房枝君 皆さんからお話しがありましたあとで、また同じことを伺うことになるかもしれませんけれども、先はどからのお話を承わっておりまして、非常に不満に思うわけであります。さっき主管課長は、それで裁定の通知があれば、それを郵便局へ持っていけばすぐ支払いが受けられるんだとおっしゃいまして、またあとで御訂正になりましたが、それはあとで、裁定のあったと同じころに、別な郵政省の関係方面を経由して郵便局に行くんだ、それが同じく一カ月ぐらいかかるので、ちょうど裁定の通知があったのを持っていけば受け取れるんだと、こういうふうにさっき御訂正になっているんですが、私は主管課長がそういう手続を直接御存じなかったと……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、第十七控室)

○市川房枝君 御坊市長にちょっとお尋ねしたいのですが、災害が発生してから、国庫の補助の申請あるいは査定、いろいろな段階によって補助金が交付されることになるのでありますが、その間にそれぞれいろいろな方面からの現地調査にお見えになる人たちがある。そういう人に対して、何とかいいますか、一応のまあ儀礼的な会合といいますか、何かもなすっておるのじゃないかと思いますが、あるいは市長初め市会議員その他有力者の方が県庁に、あるいはまあ農林省といいますか、中央の方に補助金のことについて幾たびか上京もなさっておるのじゃないかと思います。そういう費用、つまりこの補助金をもらいますために市当局としてお使いになりました……

第22回国会 決算委員会 第32号(1955/07/26、3期、第十七控室)

○市川房枝君 私もただいま議題となっておりまする会計三案に対して、承認に賛成をいたします。ただ先ほど小林議員が仰せられました通りに、私も不満ながら賛成を申し上げたいと思います。  この機会に、決算委員として審議に参加しましたことから、感想あるいは官庁の方々に対しての希望を、少し申し述べさしていただきたいと思います。私は今度初めて実は決算委員になりまして、具体的に会計検査院の指摘されました検査報告によって、いわゆる批難事項、不正不当事項の審査をやったわけであります。それを拝見しますと、全く国民の一人々々の立場から憤慨にたえないことばかりでございます。国民たちが汗水をたらして納めておりまする税金が……

第22回国会 逓信委員会 第3号(1955/03/29、3期、第十七控室)

○市川房枝君 直接予算に関連した問題ではございませんけれども、予算を審議するに際して、平生から疑問に思い心配しております点一二をこの際お伺いしたいと思うのですが、それはまず大臣に対してお伺いしたいのですが、私ども放送に関連して心配なことは、放送そのものが事実を伝えておるかどうか、あるいは不偏不党ではなくて多少片寄っている、あるいはまた政府の宣伝というものがだんだん入って来るんじゃないかというようなことを、これは過去の事実から実は心配をしておるわけであります。もっともこれは放送法の第一条でもって「放送の不偏不党、真実及び自律を保障する」云々という条項があるわけでありますが、この第一条に掲げられて……

第22回国会 法務委員会 第閉会後1号(1955/10/14、3期、第十七控室)

○市川房枝君 先ほど来の藤原、赤松両委員と法務大臣との質問応答を伺っておりますというと、法務大臣は、出す、出そうという意思はありますけれども、常識によって、決定に従わなければならぬといまではおっしゃいませんけれども、御趣旨はどうもそういうふうに聞えるのです。まあ率直に言いますというと、あまりお出しになりたくないので、結局党に押しつけるというか、責任を党に転嫁するというようなふうに実は受け取れるのですが、しかしこの問題は、一法務大臣の意思というか、そういう問題ではなくて、鳩山内閣自身の問題だと思う。いや、内閣に設けられました売春対策協議会、これは自由党内閣のときにできましたけれども、しかし鳩山内……

第22回国会 法務委員会 第5号(1955/06/09、3期、第十七控室)

○市川房枝君 協議会についての関連質問で……。今法務大臣から伺っておりますると、法務大臣は内閣の売春対策協議会の答申を待って考える。協議会に対して非常な期待を持っておいでになるように伺ったのでありまするが、聞くところによりますと、その協議会に対しては予算が一つも計上されていない。関係各省が、この協議会に関する経費をそれぞれ分担して、持ち寄っている。いや、その協議会の委員に対しての委員手当なども、関係各省がそれぞれ分担して支払っている、こういう状態であるということを漏れ聞いているのです。そこでいわゆる事務当局の方では、一体政府自身が本気でこの問題を取り上げる意思があるかどうか。その協議会に対する……

第22回国会 法務委員会 第7号(1955/06/21、3期、第十七控室)

○市川房枝君 今の宮城さんと局長の問答を伺っておりまして、私は法律にはきわめてしろうとでございますから、あるいは見当違いのことを申し上げるかもしれませんけれども、今の十四条の「連れ戻すことができる。」という、それだけを見ますというと、どうしてもこれは強制とは思えないのです。もしこの法律のほかに、この条項のほかに今局長のおっしゃいましたように裁判所で判決があったのだ、その少年がまあ逃亡した場合にこれを連れ戻すといいますか、逮捕するというのは当然だ、それはわかりますけれども、その場合にだれが一体連れ戻すか、それは警察官が当然やるのだ、こういう規定がこの条項のどこかにあって、そうして警察官とは別にこ……

第22回国会 法務委員会 第18号(1955/07/19、3期、第十七控室)

○市川房枝君 実は今日の参考人の一人として、ジャーナリストの方にお願いをしたいということで、人選を新聞協会の方にお願いをして、先生に出席をしていただいたわけですが、まあ私ども新聞のこの法案に対する態度といいますか、論説あるいはまあ「天声人語」とか「余録」とか、いろいろそういうところで御批評をいただいておるのを実は拝見をしております。読売、まあ朝日とか毎日三社を比べますと、私ども拝見しておるところでは、朝日と毎日は賛成をしていただいている。この法案にはいろいろ欠陥がある、しかしながら現段階においては、やはりこれを通すべきだ、こういうふうな御意見のように伺っているのです。読売は、いわゆる更生施設も……

第22回国会 法務委員会 第22号(1955/07/28、3期、第十七控室)

○市川房枝君 今中山委員からお話もありましたけれども、提案者の方から資料、これによって起き得ると想定される件数といいしますか、そういうことについての資料というものは参っておりませんでしょうか。
【次の発言】 そういうものをやはりいただきたいと思います。
【次の発言】 家庭局長にちょっとお伺いを申し上げたいのですが、売春業者つまり全国性病予防自治会という赤線業者の全国的の組織がございますことは局長よく御存じと思いますが、その会が売春等処罰法に反対することを目的として、女たちの実態調査あるいは特飲業の実態調査なるものをすることを決定をして、今調査に着手しておるわけでありますが、その調査は家庭局の事……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会 第9号(1956/03/15、3期、第十七控室)

○市川房枝君 私は二十二国会で二十八年度の決算報告の承認に対するその採決の際に、私承認に賛成の討論をいたしましたが、その討論の中で、実はどうもお役所の会計というものは信用できないけれども、まあ辛うじて会計検査院だけは信用できるんじゃないかということを実は申し上げておるわけであります。もっとも、そのときに私そこへつけ加えて、その会計検査院の内容はよくわかりませんかと、まあちょっとつけ加えてはおりますけれども、私としては会計検査院に対して相当程度の信頼を実は持っておったわけであります。ところがせんだって来衆議院の決算委員会においてあるいは新聞紙上等において、その会計検査院の綱紀が紊乱をしておる幾つ……

第24回国会 法務委員会 第8号(1956/03/12、3期、第十七控室)

○市川房枝君 「することができる。」という問題で先ほど宮城委員からお話がありましたが、私も二十二国会の少年院法の問題のときに法制局長に御質問申し上げたところ、「することができる」という文字には、先ほどからお話に出ておりましたねばならないという意味と、そうでなくて、たとえば改正になります前の国会法の第五十六条に「すべて議員は、議案を発議することができる。」とありまして、このときのお答えでは、これはねばならぬではなくて、それは発議してもしなくてもいい、こういう意味があるのだということを実は伺ったわけです。先ほどからの宮城さんの御質問に対しての局長の御答弁では、私はこの家事審判法の改正に掲げられてお……

第24回国会 法務委員会 第21号(1956/05/18、3期、第十七控室)

○市川房枝君 関連質問。今赤松委員から御質問になりましたその婦人相談所の所管の問題でありますが、行政機構からいって、一応厚生省の所管になる、地方のこの保護更生関係の部門が一応これを担当するということも、まあ当然といえるかもしれないと思うのですが、ただ私も赤松委員と同じような心配を実はするわけです。で、この法案は単に婦人の救済保護だけでなく、婦人の人権といいますか、それが目的の主要な部門になっているわけであります。婦人の人権保護という面からいきますというと、これはむしろ法務省の中にもそれこそ人権擁護局があり、それから今お話の出ております婦人少年局の婦人課が、その婦人の地位の向上の問題を取り扱って……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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データ更新日:2022/12/18

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