このページでは市川房枝参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○市川房枝君 私は、議員一同を代表いたしまして、ただいま就任されました新議長並びに新副議長に対しまして、お祝いの言葉を申し上げ、あわせて、退任されました前議長並びに前副議長に対しまして、お礼の言葉を申し上げたいと存じます。 安井謙君は議長に当選せられ、加瀬完君は副議長に当選せられました。私ども一同衷心より祝意を表する次第でございます。 御両君は、皆様御承知のとおり、本院議員として豊富な御経験を有せられますとともに、そのお人柄も、またその御識見も、きわめてすぐれた方でありまして、かかる御両君が本院を代表する議長並びに副議長に御就任になりましたことは、私たち参議院のためにまことに御同慶にたえな……
○市川房枝君 私は、第二院クラブを代表して、総理及び関係大臣に若干の質問をしたいと存じます。もっとも、時間が十分間でございますので、詳細は別の機会に譲り、ここではポイントだけ伺うことにします。 第一には、婦人関係問題について、総理及び労働大臣に伺いたいと存じます。 大平総理の施政方針の演説の前半は、大平哲学をお述べになったようで、興味深く拝聴しました。しかし、「経済中心の時代から文化重視の時」に移ったと断定されているのは、引き続いての不況と雇用不安の現状を前にして、納得できません。その他了解しかねる点が多々ありますけれども、まず、私ども婦人に関係の深い家庭について総理に伺いたいと思います。……
○市川房枝君 私は、年長のゆえをもちまして、議員一同を代表し、ただいま就任されました新副議長に対しましてお祝いの言葉を、あわせて、退任されました前副議長に対しましてお礼の言葉を申し上げたいと存じます。 ただいま本院の副議長に秋山長造君が当選されました。私ども一同、衷心より祝意を表する次第でございます。(拍手) 秋山君は、皆様御承知のとおり、長年にわたり本院議員として在職され、豊富な御経験を有せられますとともに、御人格といい、御識見といい、きわめてすぐれた方であります。このようなりっぱな方が副議長に御就任になりましたことは、私ども参議院のためにまことに御同慶にたえない次第でございます。 ど……
○市川房枝君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの秦豊君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に秦野章君を指名いたします。
○市川房枝君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの上田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に秦野章君を指名いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
理事の選任は、委員長が行うことになっておりますが、委員長が欠席のため私がかわって行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○市川房枝君 きょうの審議の主な題目は円高問題についてでございますが、これは非常に重大な問題でございますけれども、それらはいままで各党の同僚委員の方々がお取り上げになりましたので、私は、消費者の立場で、円高による利益を特定の企業、団体等に独占させないで、一般消費者に還元してほしいと、そういうことについて簡単に関係当局の方にお伺いしたいと思います。 この問題については、総理の指示があったろうと思いますけれども、すでに十月十四日に企画庁が各省の物価担当官会議で、この円高の差益を消費者に還元するために六項目からなる値下げを行政指導するということに決定して発表になりました。どういう基準でこの外国たば……
○市川房枝君 文部大臣は今度新たに御就任になりましたので、この機会に、私は、前から疑問に思っていた文部行政についての幾つかの点をお伺いしたいと思います。ただ、時間が短いので、伺うことも意を尽くさないでありましょうし、お答えも簡潔にお願いをしたいと思っております。 第一は、文部行政というのは婦人に最も関係が深い部門だと思いますが、その文部行政の政策決定にはほとんど婦人が参加していない、させられていない、こう言っていいと思います。その具体的なことはいま省きますが、はっきりした一つの例として申し上げたいのは、一年置きに開かれておりまするユネスコの総会へ婦人の代表は、坂西志保さんが前に一度おいでにな……
○市川房枝君 最初に私は、消費者の立場で実は輸入牛肉について伺いたいと思っておりましたけれども、いままでに同僚議員の方から質問がありましたのでそれは省いて、婦人に関係の三つの問題だけについて、農林大臣及び事務当局からお答えをいただきたいと思います。 第一番目は、現在の日本の農業は、五十一年の農林省の調査によりますと、農業従事者の六二・二%が婦人ですね。さらに基幹的農業従事者の五四・八%、これが婦人になっている。したがって、婦人が日本の農業を支えていると、こういうことになると思いますが、一体そんな国はほかにありますか。農林大臣はもちろんこのことは御存じだと思うんですが、まずこのことについての御……
○市川房枝君 総理、日本は、国際連合を初め、その関係機関に対して分担金とか審付なんかを払っておりますが、その全額が非常に少ないですね。特に、人道的な問題、子供や婦人関係は少ないんです。それで、いままで日本の代表として国連の会議に出席しました人たちはみんな恥ずかしい思いをしていたようです。ユニセフに対しては日本は五十二年度には二百四十万ドルで九位だったんです。五十三年には二百六十万ドルにふえ、来年の国際児童年に対して二十万ドル寄付することになっているらしいので、幾らか順位が上がるかもしれませんが、まだこれでも足りないと思います。 難民救済については、五十二年には中東のパレスチナ難民について六百……
○市川房枝君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの秋山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に秦野章君を指名いたします。(拍手)
○市川房枝君 私は、いま議題となっております公職選挙法の改正については、最高裁の判決の結果に従ったものであり、その内容は、現状のままで特に費用がふえるわけではないので、賛成をするつもりでございます。ただ、念のために提案者及び政府当局に対して一点何っておきたいと思います。 私は、いわゆるうずくい嬢の行動は、最高裁の解釈どおり、労働者ではなく選挙連動者だと前から考えております。この判決に対して、衆議院の選挙法改正特別委員会がいち早く改正案を提案されたことに敬意を表しますが、これは政府当局、自治省当局が提案をなさるべきじゃなかったのかとも思いますけれども、その辺の経緯がどういうことになっております……
○市川房枝君 私は、きょうは法律や予算と関係なく、消費者、特に消費を担当しています一般婦人の立場で大蔵大臣に幾つかの質問を申し上げたいと思います。
第一は、七%の経済成長の目標はアメリカとの約束なので、いやそうじゃないとおっしゃるんだろうけれども、達成されなければならぬと思うんですが、そのために、大臣は消費者である婦人に対して何を期待しておいでになりますか、それをまず伺いたい。
それから、一般婦人にわかるようにGNPだのあるいは七%の内容についても簡単にちょっとおっしゃっていただきたい。
【次の発言】 いま私が大臣に伺ったのは、消費者としての婦人と伺ったので、何も母親としてとか主婦としてと……
○市川房枝君 この委員会でのいままでの御質問と重複するようですけども、こういう問題についてほとんど知識がありません。素人の私に納得できない点が三、四点ありますので、それをお伺いしたいと思います。
まず、有価証券取引税法の一部改正についてでありますが、今回の法改正の主要な目的は、深刻な財政危機、つまり歳入欠陥対策としての増税であると理解しててよろしいでしょうか。
【次の発言】 有価証券、特に株券の所持者は大企業であったり、ある程度豊かな個人である場合が多いと思われるのでありますが、増税のためにはその税率をもっと大幅に上げたらいいんではないか。五〇%程度では少し低過ぎるという気がしますが、このパ……
○市川房枝君 いままで質問なさいました方と重複するかもしれませんけれども、消費者に関係のある点二、三点だけをちょっと伺いたいと思います。
今度石油税が新設されますと、結局税額分だけが石油製品の価格を押し上げて消費者の負担になるのではないかということを心配するんですが、その点いかがですか。
【次の発言】 いまの局長の御答弁ですと上がらないと言うんですけれども、本当にそうですか。どうもちょっと信用ができない。
【次の発言】 局長は三月二十二日の衆議院の大蔵委員会で、石油税は本来の性格として消費者負担になるべきものであると、そうおっしゃっているんですが、それでいまの御答弁なんか伺いますと、どうも安……
○市川房枝君 私は、アルコールの入ったものはいただかないことにしていますけれども、しかし禁酒論者ではございません。疲れをいやしたり元気を出したりするためのお酒には賛成ですが、飲み過ぎて体を壊したり他人に迷惑をかけるお酒には反対をしてきております。 その立場で、三十六年に酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律というのを、自民党の紅露みつさんを中心に婦人議員が超党派で提案をいたしまして、男子の議員の方々の御賛成を得て成立し、今日に至っております。 この立場で、まず大蔵当局に二、三お伺いしたいと思いますが、酒税は今度の値上げで一兆四千百六十億円ですか、収入があるはずですが、もしお酒……
○市川房枝君 総理のアメリカ訪問に関連したことは委員の皆様方から御質問が出ていましたので、私は毎日の生活で苦労している中産階級の主婦の立場で、きわめて常識的な問題について首相に幾つか伺いたいと思います。 総理初め各閣僚の方々は、国民の生活をよくするためにいろいろお骨折りをいただいておると思いますが、多くの主婦の人たちの間には現在いやなこと、心配なことがいろいろあるわけでございます。 第一の問題は、五十三年度の予算は、言うまでもなく非常に莫大な三十四兆何ぼというような予算、しかもそのうちの三二%といいますか、三七%は公債、借金している。この状態を主婦の立場から見ますと、主婦はそれぞれ自分の家……
○市川房枝君 私は、大蔵大臣及び当局に対してきわめて常識的な二、三の点についてお伺いしたいと思います。
第一番は、皆様から御指摘がいままでしばしばありましたように、この、五十三年度の予算は三七%か国債に依存している、すなわち三分の一は借金でやりくりする国の財政でありますが、一般の国民、特に一家の生計の責任を負っております正婦は驚きまた心配しております。まず、この国債はいつどうして返済されるのか、国民にわかるようにひとつ説明していただきたいと思います。
【次の発言】 いつまで。
【次の発言】 結局、その借金を返すためにまた借金をするというようなふうに聞こえたんですけれども、いままで、五十三年度……
○市川房枝君 まず大蔵大臣にお伺いをしたいと思います。 五十三年度の予算を見ますと、東南アジアを中心としてのいわゆる国際経済協力の総額が六千四百億円前後に上っている、このことは国民として大体賛成だと思うんですが、ただ納税者として、この金が相手国の一般の庶民にまで及んでいるかどうかという点で心配をしておるわけです。いままでに伝えられているところで見ますと、仲介に立った企業あるいは相手国の政府あるいは企業のふところに入ってしまっている、そういうようなことがあるので心配をするわけですが、大臣のこの問題についての御感想をまず伺いたいと思います。
○市川房枝君 私は、進学ローンを借りたいと思う庶民の立場で大蔵大臣及び当局に二、三伺いたいと思います。 子供の教育費の質料がだんだん重くなって困っております一般庶民としては、今度の進学ローン制度が発表されましたときにはみんな非常に喜んだんです。ところが内容が発表されたのを見て、これでは利用できないと失望している人がたくさんおります。 その主な点は、委員の皆様からもすでに指摘されておりますように、金利が高過ぎる、返済期間が高校または大学の在学中に限られているということだと思います。私は今度の進学ローンは、いわゆる育英資金制度を低所得者までに拡大したものと受け取っておるわけでありまするが、その……
○市川房枝君 まず稻村総務長官にお伺いしたいと思います。
長官は、国際婦人年に際して内閣にできました婦人問題企画推進本部の副本部長を今度なさることになったわけでございます。それから総理府にいま婦人問題担当室というものができまして、そこも長官の指揮下にあるわけでございます。そこで、私どもは、長官の婦人に対する態度といいますか、あるいは婦人問題に対する基本的な方針というものを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 次に長官にお伺いしたいのは、数日前の記者会見で、長官は、婦人の日を祝日とすることについての世論調査をして、そして早急にそれを祭日にするということの決意をお持ちになっているように伝えら……
○市川房枝君 最初に、大臣及び大蔵当局に対して、公益法人であり婦人の社会教育施設である婦人会館についての税制について伺い、関連して自治省当局に対して、婦人会館に対しての地方税について伺いたいと思っております。
まず、公益法人一般に対しては国税として税制上どういうふうになっていますか、当局から伺いたいと思います。
【次の発言】 公益法人の中に婦人会館というのがありますが、大臣なり大蔵当局はそれはどういうものか御存じでしょうか。昨年、埼玉県に国立の婦人教育会館というのができまして、これは国費七十億円ぐらい出て建った実にりっぱなものができておりますから、あるいはそれはごらんになって、あるいは覚えて……
○市川房枝君 ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)
○市川房枝君 ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)
○市川房枝君 私は、法務、自治両大臣並びに関係当局に対して二、三の質問をしたいと思います。
最初に刑事局長に伺いたいんですが、ロッキード問題に続いてグラマン・ダグラスの事件の進展に関して私は関心を持ってきておりましたが、特にその中心人物と見られる日商岩井の元副社長の海部氏の行動あるいは人物について注目をしてまいりました。最近彼は逮捕されて、ただいま取り調べ中だと思いますが、その取り調べは順調に進んでおりますかどうか、おっしゃれるだけの範囲内で結構でございますけれども、伺いたいと思います。
【次の発言】 次には、法務大臣に伺いたいと思います。
大臣は、五十一年二月十九日に三木内閣の閣議の口頭……
○市川房枝君 いままで御質問になりました委員の方々の内容と重複するかもしれませんが、私は私なりの常識的なことを二、三伺いたいと思います。それも、去る四月十六日のこの委員会での私の発言と重複するかもしれませんが、今度明らかになった松野前防衛庁長官の、日商岩井から五億円という莫大な金をもらったというのに、地検の捜査は名前も発表されず罪にもならないと、こういうのを国民一般は非常に怒っております。それで、時間をいただきましたので、そういうことに関連して、法務、自治、国税当局に対して、国民の立場で簡単な質問を二、三伺いたいと思います。 法務当局に対して、まず法務省刑事局長さん、先ほどからいろいろお疲れ……
○市川房枝君 松野証人に対して、私が第一に伺いたいのは、五月二十四日の衆議院での証人の質問で、あなたが答弁された態度、あなたの答弁の内容について、マスコミを初め一般国民の間に非常な反響を呼んでおりまして、私のところへも、全国の有権者から感想や抗議が電話や手紙で参っております。翌二十五日の朝日の社説では、「怒りと空しさの松野氏喚問」という社説書いておりますし、毎日では「うっ積する航空機疑惑への不満」、読売では、「政治献金の壁に隠れた松野証言」といったように、国民のこれらは大部分の気持ちを代弁しているんだと思いますが、お読みになったでしょうかそういうものを。特に朝日の社説の中に、「証人喚問が終わっ……
○市川房枝君 金子大蔵大臣には、大蔵委員会でお目にかかって質問をする機会を与えられましたので、この機会に、大臣に対してまず政治資金に対する課税について伺いたいと思います。 去る二月五日、東京地裁の刑事部で開かれましたロッキード事件の全日空ルート公判の際に、全日空の若狭前社長が、有力な政治家には盆暮れに百万円ずつ二百万円ぐらい配っているのはもう慣例なんだと、それで一年にはやっぱり四、五千万円そのためにかかっているというか、それはまあ全日空のことでなく、一般的にということでおっしゃっておったようですが、このことは各新聞にも大きく伝えられ、実は、国民はそういうことはあるんだろうということは知ってい……
○市川房枝君 私は最初に、この租税特別措置法についての私の到達した考えを申し上げて、大蔵大臣または大蔵当局からそれについての御意見を伺いたいと思います。それから交際費について少し伺い、ついでに、所得税法になりますけれども、寄付金についても伺いたいと思います。 今回の租税特別措置法の改正案は多様な問題を含んでおりまして、これを理解するのに私としては骨が折れました。同僚議員の方々の御質問を初め、大蔵当局の方からも御説明を伺いましたし、また友人たちからも意見を聞きまして、私なりの解釈をいたしたわけでございます。 医師優遇税制の手直し、あるいは有価証券譲渡益の課税の強化や交際費課税の強化等、国民か……
○市川房枝君 いままでの各委員の方々の御質問と重複いたしますけれども、私は、一般家庭の主婦たちが持っている、きわめて常識的な疑問の幾つかを、大臣及び関係当局の方から伺いたいと思います。 きょうの各新聞によりますと、大蔵省はきのう、この四月発行予定の五十四年度の分の国債のうち、市中消化分をゼロにする、これは売り出さないということなんでしょうね、ことを決定されたと出ておりますが、それはどういう理由でございましょうか。 新聞によりますと、四月六日には額面百円の国債が、大口売買で八十八円六十九銭に値下がりして売れなくなったと、こういうんでしょうか。私どもは、これは大変なことになったと実は思いますが……
○市川房枝君 私は、五月一日に発表された五十三年分の一千万円以上の高額所得者の問題について、大蔵並びに自治省当局に二、三お伺いしたいと思います。 五月二日の新聞は、一日の発表を大きく各紙とも報道しておりますが、その中で、国会議員の申告所得の異常な低さが強調されております。 毎日新聞は、「政治家の所得ほどハッキリしないものはない。」、「今年もまた、税金のかからない巨額な〃政治資金〃のベールに包んだ〃不正直申告〃がまかりとおったようだ。」と言っておりますし、読売新聞は、「首をかしげたくなるような国会議員の納税実態」、「重税にあえぐ国民には、どうにも割り切れない税の不公平」と言っております。また……
○市川房枝君 いままで御質問なさいました各党派の委員の方々と重複をいたすかもしれませんけれども、たばこの値上げに関連しての幾つかの問題について大蔵大臣並びに関係当局にお伺いしたいと存じます。 現在、国民、特に一家の生計を担当しております婦人は、物価が非常に高くなっていくということを心配しております。大平内閣発足以来公共料金が相次いで引き上げられましたが、特に最近の国鉄の運賃の値上げは近距離地区が特に大幅であったということで国民は不満を大きくしており、大平インフレ内閣というような声まで出てきているようであります。 また、イランの政変を契機として原油の価格の上昇に加えて、アメリカのスリーマイル……
○委員以外の議員(市川房枝君) まず最初に、委員長並びに委員の方々にお礼を申し上げたいと思います。二院クラブは内閣委員会に席を持っておりませんので、先般、議員一同で話しましたところ、委員外発言をもしお許しいただけるならということでお願いをいたし、私が担当することになりましたのを、皆さんで御相談の上お許しをいただいて、ありがとうございました。 委員会でのいままでの質疑を伺っておりませんので、同じことをお聞きするかもしれません。また、きわめて常識的な質問を申し上げることになるかもしれませんが、それもあらかじめ御了承いただきたいと思います。 最初に伺いたいのは、本案の提案の理由として、国民の多数……
○市川房枝君 ただいまから航空機輸入に関する調査特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)
○市川房枝君 ただいまから航空機輸入に関する調査特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中尾君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)
○市川房枝君 私は緊急を要する婦人関係の問題、二点について総理に伺いたいと思います。 第一は、家庭の日を国祭日とし、来る参議院議員選挙直前である六月の第一土曜日から実施しようとする国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案の要綱を、この二、三日前に衆議院の内閣委員会に提示され、各党の意向を打診をしておいでになるようです。この問題については、今年早々内閣に家庭の日に関する懇談会を設け、各方面の有識者二十名で三回にわたって協議をされましたが、参加していた婦人委員四名の中から強硬な反対の意見があり、とうとう統一見解が出されませんでしたね。また、去る四月十二日に開催されました民間の全国的な組織を持……
○市川房枝君 ただいまから航空機輸入に関する調査特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中尾君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に森下泰君を指名いたします。(拍手)
○市川房枝君 まず、法務大臣に伺いたいと思います。 昨年の五月二十八日に開かれました本委員会で、元防衛庁長官松野頼三氏を証人として喚問、委員の皆様方から質問がありました。ここで松野氏は、ダグラス、グラマン社から約五億円もらったが、届け出もしなかったし、税金も払っていたいし、自分の正しいと思ったことに使ったと言明されました。検察当局からは告発もされず、名前も発表されませんでした。もちろんその理由があったでしょうけれども、しかし、これに対して一般国民は非常に憤慨をし、昨年十月の総選挙で選挙区の有権者によって松野氏は裁かれ、落選されました。このことについての法務大臣の御感想をまず伺いたいと思います……
○市川房枝君 まず、大蔵大臣にお伺いしたいことは、一月三十日に行われました本会議で、国務大臣の演説に関する代表質問というので、二院クラブ代表の青島幸男氏の、政治家個人に対しての政治献金の税法上における扱いについての大臣の答弁について伺いたいと思います。 大臣は、あのとき第一に、政治家個人に対して税制上の特別な義務を付することは一般国民と差別することが問題であるとおっしゃっております。それから第二番目には、税法上守秘義務を課されている税務署への届け出にするとガラス張りにはならないということをおっしゃっておるし、そこで引き続いて政治資金規正法の領域の問題として検討していくべき課題だろうと思うと、……
○市川房枝君 私は、この税理士法の改正案について二、三お尋ねをしたいと思っております。 きょう傍聴席に税理士の方が多数おいでになっているようですが、私は納税者としての立場から率直に申しますと、本当は税理士の方はなくてもいい、納税者自身が簡単に申告できるというように税法を簡素化し、手続を簡単にするということが望ましいのではないかと、こう思いますけれども、大蔵当局はどういうふうにお考えになっておりますか。 納税をしますときに、申告に行きますときに、税務署では税理士の方の手を通った申告は簡単にわりあいに受け付けられるけれども、納税者自身が持っていったのは何だかいろいろめんどうな手続だというふうに……
○市川房枝君 私は、いま議題となっております二法案について、大蔵大臣及び関係当局に二、三お伺いをしたいと思います。
日本は、昨年のサミットで五%の石油消費量の節約を約束をしましたが、五十四年度の日本の節約量は一体どれだけであったか、それをまず伺いたい。
【次の発言】 私は、四月一日の日経新聞をここに持っていますが、これをよく読んでみましたら、いまのお話の五%というのは大体目的を達しているというお返事でございましたけれども、それはいまもちょっと話が出てきておりましたけれども、五十四年度に増加すべきそれを需要する量を見て、そしてそれと比較して五%になるので、実際の石油の五十四年度の消費節約量は〇……
○市川房枝君 私は、長橋さんと清水さんにお伺いしたいと思いますが、時間が限られておりますので、一緒に申し上げますから、後で簡単にお答えをいただきたいと思います。 まず、長橋さんに伺いたいんですが、日本は昨年のサミットの会合で石油の五十四年度の消費の節約を五%するという約束をしたと思うんですが、それは日本としては実現できたかどうか。政府に伺いますと、それは実現できたんだとおっしゃいますけれども、一方ではそうじゃない、それは悪い言葉で言えば少しインチキで、実際は〇・五%しか節約になっていないんだと、こういう意見もあるんですが、その点はどうお考えになりますか伺いたい。 それから、清水さんに対して……
○市川房枝君 私がいただいております時間は、江田さんと同じように往復で十二分でございますので、私の発言は約六分ぐらいしかございません。しかし、いままで各党派の代表の方がいろいろな婦人問題を御質問になっておりますので、私は現在問題となっております点二点だけを簡単に伺いたいと思っております。 まず労働大臣に伺いたいんですが、婦人少年室の府県移管の問題についてでございます。労働大臣はこの問題について、きょう午前の石本委員の質問に対しまして、婦人少年室の活発な活動を認め、これを存続し強化したいとお答えになりました。私も婦人少年室が三、四人ぐらいの小人数でありながら地域とよく連絡をとり、働く婦人、一般……
○市川房枝君 最初に、政治の倫理化について大平総理に伺いたいと思います。 ここ数日来、三木、福田、中曽根三氏から浜田幸一議員問題についてはっきりとしろという申し入れがあったようです。それから自民党の有志の方たちで党刷新連盟というのが結成されたということを伝えられております。ますますひどくなってまいりますこの政治のといいますか、政治家の腐敗に愛想を尽かしている国民はこの傾向を喜んでおられます。もっともこれらは反主流派の何かの思惑もあるらしいですけれども、それは別として、私は、国民は喜んでおると思いますが、これに対しての総理の御感想あるいはそれにどう対処なさるか、伺いたい。
○市川房枝君 ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。
本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして私が主査及び副主査の選任につきその議事を主宰いたします。
これより主査及び副主査の選任を行いますが、選任は投票によらず、主宰者の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、主査に亀長友義君、副主査に原田立君を指名いたします。
【次の発言】 私は、まず選挙違反の問題について警察当局に伺いたいと思います。
昨年十月七日に行われました衆議院議員選挙の選挙違反の件数といいますか、あるいは内容といいますか、それを伺いたい。……
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