市川房枝 参議院議員
4期国会発言一覧

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市川房枝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは市川房枝参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

市川房枝[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第21号(1957/03/30、4期、第十七控室)

○市川房枝君 私は、ただいま議題となっております国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案、すなわち鉄道運賃の値上げに反対でございます。(拍手)  今度の汽車賃の値上げに対して、国民の各層が強く反対していることは皆様御承知の通りでございますが、家庭の財布を預かっております主婦たちも反対をいたしております。(拍手)家庭の主婦で組織されております東京の主婦連合会を初め、大阪の関西主婦連合会、大阪主婦の会及び全国に七百万の会員を持っております全国地域婦人団体連絡協議会の四団体が、国会、政府、国鉄当局に反対の陳情をいたしております。それらの文書によりますと、婦人たちは、洞爺丸、紫雲丸、参宮線等の事故や、朝夕……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 参議院本会議 第2号(1957/11/02、4期、第十七控室)

○市川房枝君 議員になりまして、初めて実は総理の施政方針演説に対して質問する機会を与えられました。もっとも時間は五分でございます。三人の会派に五分は、だいぶおまけをしていただいたことになりましょうが、今日のような場合には、最低を十分ないし十五分ということにしていただいて大会派の持ち時間や人数をもっとおふやしいただきたいと思います。この本会議で、多数の方々が十分に質問されることは、一般国民、有権者の方々も望んでおられるのではないかと思います。私には、言論の最も自由であるべきはずの国会が、どうも最も不自由な場所のような感じを受けております。  さて、総理にはいろいろお伺いをしたいことがございますが……

市川房枝[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

市川房枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1957/08/30、4期、第十七控室)

○市川房枝君 今度の私鉄の値上げの問題は、実はこの前国鉄の運賃の値上のときから心配をしておったことでございます。国鉄の運賃を値上げをすれば、当然それに続いて私鉄が値上げをするであろう。従って、この一般の国民といたしましては、国鉄の値上げによってそれだけ家計の支出がふえるだけでなく、また私鉄の方の値上げによって支出がふえる、こういうことで国鉄の値上げに反対をいたしましたのは、まあその一つの理由でもありますけれども、国鉄の値上げしましてから、この四月から私鉄の値上げがどの程度実際に行われたか、今監督局長のお話によりますと、三十二年は三十六社ということでございましたが、せんだって私が官報を偶然に見ま……

第26回国会 運輸委員会 第5号(1957/02/26、4期、第十七控室)

○市川房枝君 第一班の報告を申し上げます。  松浦清一氏と私二人でございます。私どもは名古屋、四日市地区の運輸事情、特に港湾事情に重点を置いて、二月十日の夜行で東京を出発し、十一日、四日市港及びこれに関連する鉄道事情、十二日、名古屋港及び名古屋市を中心とする鉄道事情、十三日、小牧空港及び名古屋地下鉄工事現場を視察し、調査して十三日に帰京いたしました。  まず四日市港より申し上げます。四日市港は特定重要港湾でありまして、三重県が管理者であります。戦後繊維工業を中心とする生産力の回復と、臨港地帯、特に旧海軍燃料廠跡に進出した各種近代工業の躍進もあり、港勢はとみに発展し、昭和三十年度の入出荷量は二百……

第26回国会 運輸委員会 第閉会後5号(1957/09/28、4期、第十七控室)

○市川房枝君 時間ももうありませんので、私ただお願いだけしたいのですが、それは三十三年度の運輸省の重要施策の中で、今高良さんがちょっとお触れになりました交通安全と災害の防止の問題でございますが、これは国民の立場からすれば、直接生命に関する問題でありますから、非常に重要な問題だと思うのです。で、政府としては災害が減るように――だんだん毎年ふえているのでは困るので、減るような具体的な施策――まあここにあがっておりまするけれども、もう少し具体的にこれを私伺いたい。ことにいただきました資料の中で、高良さんもちょっと御引用なさいましたけれども、自動車関係の事故の数字が出ているんですが、これを見て多いとい……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 運輸大臣並びに国鉄総裁にお伺いしたいのでありますが、この間の二十三日の国鉄の抜き打ちストの問題でございます。あの日私、自分の家で友人を少し夕食に呼んでおりましたが、あの事故のために、そろいましたのは夕方八時過ぎになってしまいました。そういう人たちから、各駅でのいろいろな状態の報告も受け、一般の大衆の人たちがどんなに憤慨していたかということも実は聞いたわけであります。その程度の被害は大したことありませんけれども、しかし、全国的にいってずいぶん、あのために大衆の受けました被害というものは相当大きかった、いや、実際的な被害といいますよりも、心理的なといいますか、非常な憤慨をし、ついに一……

第26回国会 運輸委員会 第14号(1957/03/28、4期、第十七控室)

○市川房枝君 運輸大臣にお伺いいたしますが、国鉄は運輸大臣の監督のもとにあるわけでございますか。その運輸省としての国鉄に対する監督の内容といいますか、そんなことを一応伺わせていただきたいです。
【次の発言】 きのうのどなたかの質問のときに、運輸省当局からの御答弁の中に、私鉄に対してはずいぶん、法的に監督権が非常に強いと、まあ実際は、その監督権がどの程度発動されているかどうかということは、これは問題でありましょうけれども、その際に、国鉄とは違って、私鉄にはずいぶん運輸省の監督権が強いというようなふうに私は受け取れたのであります、それから国鉄の、今お話がありました運輸大臣の監督権を直接所管なさるの……

第26回国会 運輸委員会 第18号(1957/04/16、4期、第十七控室)

○市川房枝君 定員の問題について、少し運輸当局に伺いたいのでございます。同僚委員からもいろいろ御質問がありましたが、同じような事件が、相模湖の問題があった、あのときにやはり定員をこして乗せたということがあの事故の大きな原因であったと思います。おそらくその当時この問題は国会で問題になり、運輸省としてはきょうと同じような質問応答があったと思うのですが、あの事故以後今日までに運輸当局として、ことに船の定員の問題について、何らかの対策をおとりになったかどうか、それを具体的に伺いたいと思うのです。
【次の発言】 定員のきめ方の問題が一つあるだろうと思うのですが、これは専門的な問題になるのでしょうけれども……

第26回国会 運輸委員会 第21号(1957/05/07、4期、第十七控室)

○市川房枝君 ちょっと簡単に今の問題に関連してお伺いしたいと思うのです。相澤さんがちょっとおっしゃったんですが、春闘処分の発表になっておりましたときに、新聞に、二十三日の抜き打ちストは責任が組合だけでなく、国鉄にも運輸省にもあるというか、国鉄や運輸省にも手落ちがあったのだと、だからその抜き打ちストの分は処罰をしない、春樹だけについてするのだと、こういうふうな記事が出ておりましたのですが、まあ一体それが事実かどうか、といいますか、そういう記事が出る根拠が一体どこにあるのかということを、これは運輸大臣並びに国鉄の副総裁からも伺いたいと思います。この記事といいますか、かりに、それが新聞記事だから全部……

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/05/14、4期、第十七控室)

○市川房枝君 前の委員会ですでにお話が出たかもしれませんけれども、このモーターボート競走法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を拝見いたしますると、このモーターボート競走は類似競技の競馬、競輪と同様に、射幸業務として社会的に悪影響を及ぼすおそれがありますので、こう出ておりますが、そのおそれがあるというのと悪影響があるというのとはちょっと違うように思うのですが、政府当局はその点をどういうふうにお考えになっておりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 今のお説ですと、悪影響を及ぼしていることをお認めになっているように聞えたのですが、私どもは、婦人側といいますか、ああいう競走に行っておる人……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、第十七控室)

○市川房枝君 まず、総理及び法相に対して眞鍋氏の事件に関してお伺いしたいと思います。  売春汚職容疑で逮捕されていた眞鍋儀十氏に対しまして検察当局はまだ捜査すべきことが残っているので、勾留延長を主張しておりましたが、九日それを撤回して起訴いたしました。それで同氏は一両日中に釈放されて出所されるようでありますが、この決定に対し各新聞は、政界の圧力が加わった結果で売春汚職捜査は壁にぶつかり、うやむやに終るのではないかと申しております。また戒能通孝教授は十日の毎日新聞の紙上で、法務大臣が指揮権を発動する以前に、検察首脳部がなんかして第一線の捜査を押えたことになり、汚職捜査打ち切りとしてはきわめて露骨……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/04/01、4期、第十七控室)

○市川房枝君 航空法は民間航空機の航行の安全と発展をはかることがおもな目的となっております。従って、操縦士とか航空士とか、機関士等の技能証明なんかについては詳細な規定があるわけです。しかし、客室乗務員であります、主としてスチュワーデスでありますが、何も規定がないようであります。しかし、航行の安全及び発展については、スチュワーデスの役割もある程度私はあると思うのですが、大臣はスチュワーデスについてどういうふうにお考えいただいておりますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 日本航空会社は盛んにサービスの向上を宣伝しておいでになり、その結果、このごろ日本航空の業績もだいぶ上って、株の値段も上ってい……

第28回国会 法務委員会 第34号(1958/04/23、4期、第十七控室)

○委員外議員(市川房枝君) 先ほどの亀田委員からの御質問に関連しまして、ちょっと補足をさしていただきたいのでありますが、恩赦制度は、終戦後新らしい憲法のもとで、芦田内閣総理大臣の時代に恩赦制度審議会というものを設けて、そこで新たに恩赦制度の検討をしているようであります。そうして二十三年の六月に、恩赦制度審議会委員長、法務総裁鈴木義男氏から総理大臣に対して答申が出ております。意見書が出ております。それに従ってまあ現在の恩赦法が制定された経過をとっているわけでございます。それで、その鈴木法務総裁の名で出されております意見書を拝見しますると、その中に、恩赦の権限は、先ほどからお話しがあります通りに、……

第28回国会 予算委員会 第7号(1958/03/07、4期、第十七控室)

○市川房枝君 岸総理に対しまして、まず、売春汚職の問題についてお伺いいたします。  売春汚職の捜査は、昨年の暮に大した発展もいたしませんで終ってしまいました。総理初め、ほっとなすった方がだいぶんあったろうと思いますが、国会としても体面上、あまりボロを出さないで、あの程度で済んでよかったと言えるかもしれません。しかし国民は、造船汚職、全購連汚職等と同じように、また途中で消えてしまったと、非常な不満を持ち、国会に対しての不信を深めております。どうして売春汚職が、いや、その他の政府、国会関係のありまする汚職が途中で消えてしまうのか、少くとも国民にはそういう印象を与えておりまするが、どこに原因があるの……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、第十七控室)

○市川房枝君 先般の総括質問の際に残りました社会教育に閲する問題について伺いたいと思います。それも時間をいただきましたので、少し詳しくお伺いをしようと思っております。この問題は非常に重大な問題と存じますので、実は岸総理にも伺いたかったのでありますが、きようは文部大臣にお伺いをいたします。  まず最初にお伺いしたいことは、この社会教育というものについての大臣の御所信と申しますか、あるいは御信念と申しますか、それを伺いたいと思うのであります。私は社会教育は学校教育とともに非常に重要である、考え方によりまするというと、学校教育よりも重要だ、こう言ってもいいかと思います。社会教育の対象は社会教育法に規……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 運輸委員会 第4号(1958/06/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 参考人にお伺いしたいのですが、国鉄の経営しておりました志免炭鉱を切り離して民間に譲渡する、いわゆる払い下げとでも申しましょうか、ということは、国民の側からいいますと、国民の税金で買い入れというか、経営してきた財産を民間に払い下げるということになるわけですが、これはこの問題だけでなく、そういう場合には、実はいろいろなことが行われている、不公正なことが行われているということを国民は心配をしていると思います。今度の国鉄の問題なんですが、国鉄も今までは少くとも国民からある程度非常に信用されておいでになったとは言いかねるようなことも相当あると思いますが、それで今度の問題は、そういう意味から……

第29回国会 予算委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、第十七控室)

○市川房枝君 第五班の視察につきまして御報告を申し上げます。第五班は塩見俊二、坂本昭、市川房枝の三名をもちまして、去る七月十七日から八日間にわたり、香川、愛媛の両県下を視察いたしました。  まず日程を申し上げますと、七月十七日夜、東京を立ち、十八日の午後、高松の四国財務局において、同財務局及び四国通産局の各担当部長より管内の一般経済並びに財政、金融事情の説明を聞き、次いで香川県庁におもむいて、県及び市町村の財政概況並びに雇用、失業情勢等につき事情を聴取いたしました。翌十九日は坂出市役所において、坂出を中心とする香川県製塩業の実情について、関係業者及び専売公社高松地方局の担当官より説明を聞いた後……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 運輸委員会 第4号(1958/10/20、4期、第十七控室)

○市川房枝君 バス、私鉄の値上げについて、簡単に運輸大臣にお願いを申し上げたいと思います。  私、一般のバス、私鉄の利用者の立場から申し上げてみたいと思いますが、先ほどからもお話が出ておりますように、中村前運輸大臣のときには、一度上げそうになって、それでこの委員会でだいぶ論議をして、その後、これは政府の方針として上げないということになって、ずっと今日まできたのですが、永野運輸大臣が御就任になりましてから、地方などで、バス、私鉄運賃は値上げをしなきゃならないというようにとれる御発言をなすったので、一般の人たちが、実はびくびくして心配をしておるといいますか、いつ、バスや運賃が上るのだ、こういう心配……

第30回国会 運輸委員会 第5号(1958/10/29、4期、第十七控室)

○市川房枝君 運輸大臣に、国会議員の特急の無賃乗車のことについてお伺いしたいと思います。  運輸省の方で、国会議員日本国有鉄道無賃乗車令の改正を去る二十四日の内閣に御提案になりまして、そこで可決されたようでございます。その政令はもう出ましたか。あるいはいつ出ますか。実施期日は、いつからになっておりますか。それから、内容は、どういうふうになっておりますか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一等の特急券も、そうですか。
【次の発言】 この改正について、運輸大臣は、二十四日の朝日新聞を見ますと、当りまえのことなんだ。閣議では何の反対も出なかった。こうおっしゃっておりますが、当りまえのことな……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 運輸委員会 第2号(1958/12/22、4期、第十七控室)

○市川房枝君 私鉄運賃の値上げの問題でありますが、これは先ほどお話しがありましたように、これは運輸大臣の権限でありまして、国会はこれに対する何ら権限を持っておらないことはよく承知しております。しかし、問題は非常に国民に関係の深い問題でありますので、この問題については岩間さんと同じように、もう少し委員会で早く時間をとっていただきたかったと思うわけであります。もう値上げがほとんど決定されているような段階でいろいろ申し上げても、何にもならないのでありますけれども、まあ私どもは、消費者の側からこの問題については相当な陳情を受けております。やはり値上げは困るというので。  簡単に伺いたいのでありますが、……

第31回国会 運輸委員会 第5号(1959/02/05、4期、第十七控室)

○市川房枝君 行政管理庁の方にちょっと伺いたいのですが、許可、認可の問題は、申請をいたします個人といいますか、会社といいますか、あるいは団体と申しますか、許可される、認可されることによって非常な利益を得る、こういうふうに了解されるのですが、従って、国民一般の間にあるこれは常識と申しますかは、許可、認可されるときには、やはり一種の関係者に対しての供応といいますか、あるいは金品の授受といいますか、金品の方なんかはっきりすれば一種の汚職になるのかもしれませんが、それはつきものなんだというようなふうに思われていると思います。それで、監察の結果のさっきの御報告を伺いますと、非常に認許可がおくれている、あ……

第31回国会 運輸委員会 第17号(1959/03/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 詳しい質問は、この次と思いますが、さっき警察庁の保安局長から、箱根での調査の数字を伺ったんですが、あれを伺っていると、長距離トラックに対しては、取締りも何もないような、無政府状態のような感じを実は受けたのでありますが、その資料ですね、さっき伺ったんですけれども、何か数字的なものとして、一ぺんそれをいただきたいと思います。  それから事故に対しての補償ですね、これはトラックと、それから普通のタクシーと両方でありますが、これら両方の補償のことの調査を一つほしいと思います。  それから、さっきトラック協会が五月一杯を正しいトラック運送月間としてなさるように、さっきお話し伺ったのですが、……

第31回国会 運輸委員会 第18号(1959/04/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 志免炭鉱の問題は前にこの委員会で青山委員長からお話を伺いました。で、そのときに私質問を申し上げたんですが、私は志免炭鉱が黒字なんだ、もうかっておる、それならば何も払い下げる必要はないじゃないか、結局国民の財産なんですから、国民が納得した上でないとそういう処分はしない方がいいじゃないか、ということを実は申し上げたことを記憶しております。その後しかしだんだん進みまして払い下げることに決定をされ、しかも払い下げの期日ですかなんかもおきめになっておるようなんですけれども、きょう問題になっておる埋蔵量が青山委員会は八百万トン、ところがこの委員会の委員の方々が調査においでになりましたときには……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、第十七控室)

○市川房枝君 私は、岸総理に実は貸しがあるわけです。といいますのは、昨年秋の臨時国会の予算委員会で、総理は、私の質問の直前に、御不浄に行くとて逃げ出しておしまいになりまして、とうとう私は質問ができなくなってしまいました。もっとも、その御不浄においでになるということは、総理御自身がおっしゃったのではなくて、当時の与党の理事の方がおっしゃったわけなんです。そういうわけで、きょうの私の質問に対しては、一つ明確にお答えを願いたいと思います。第一に、参議院のあり方ということについて、総理のお考えを伺いたいと思います。昨年秋の臨時国会は、ただいま申しましたように、参議院の予算の審議中に、衆議院における会期……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、第十七控室)

○市川房枝君 恩赦の問題につきましては、午前に森委員から御質問がございましたが、私にはどうも納得できない点がございます。総理が大赦と個別恩赦とを混同しておった、こうおつしゃいましたけれども、総理が御存じのないはずはないと思います。何だか、そこには少しごまかしがあるような気がいたします。私が三月五日の総括質問で、この恩赦についてお伺いしましたとき、総理はこういうふうに答えて下さいました。過去の皇太子御成婚の場合にも選挙違反は「含めておりません。私は十分に各方面の情勢等も勘案して、最後の決定の決定をいたしたいと思っておりますが、しかし、選挙違反の問題を特にこれに含めるということはこの際として適当で……

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、第十七控室)

○市川房枝君 何度もここに立ちますのは、少し面はゆい感じがいたしますが、時間をいただきましたので、前から総理に、ぜひお伺いしたいと思っておりました婦人に関する問題についてお伺いしたいと思います。  その前にちょっと、先ほど恩赦についての、また論議がございまして、森委員の御質問に対して、総理は、まだ最後的に決定してない、だから、もう一へん考慮するというようなことをおっしゃったように私受け取れましたのですが、今、新聞に発表されておりますよりも、幾らか内容が縮少されるといいますか、変更されるような希望を幾らか持ってもいいかどうですか。
【次の発言】 何かよくわからないのですが、今、この前からの総理の……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1958/03/20、4期、第十七控室)

○市川房枝君 この間の一般質問のときに伺いましたことで、ちょっと納得のできないこと、あるいはそのとき残りましたことを少し伺いたいと思うのであります。  この間の一般質問のときに、文部省の社会教育局の、社会教育に関する講師のブラック・リストがあるということを申し上げたのでありますが、大臣はそのときに、ちっとも知らない、初めて聞いたとおっしゃっておりました。福田社会教育局長からは、ブラック・リストを使用しているなんというようなことは全然ない。こうお答え下さったのですけれども、どうもそれで納得をいたしかねるのでありますが、大臣はあのあと、事務当局にその点について何かお調べをいただきましたかどうか、そ……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/03/25、4期、第十七控室)

○市川房枝君 簡単に一つだけ保健所の問正題で伺いたいのですが、御承知の通り、昨年の国会で、旅館業法が改正になりまして、従来は公衆衛生の立場に立ってだけ監督しておられたのですが、あの改正によって、善良なる風俗という言葉が加えられたので、これは売春防止法の実施に関連しての改正であったと了解しております。ところがその保健所で、たとえば東京で聞きますと、保健所で旅館の方の監督をしておる方は一人しかいらっしゃらない、それで、実際問題としては、ほとんど旅館なんかを回っては歩けない、実際上は何にも監督していないのだということを聞いたのですが、この法律の実施以来、何か保健所としてそれに対する対策を、人あるいは……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/03/26、4期、第十七控室)

○市川房枝君 事務当局の方からでけっこうですが、婦人少年局の海外会議に出席の費用として、ここ数年来毎年七十万円計上されてきたはずなんですが、三十三年度にはそれが入ってないやに聞くんですけれども、その事実を伺わしていただきたいと思います。
【次の発言】 どうしてそれは少くなったわけなんでしょうか。
【次の発言】 労働省婦人少年局の方は費用は幾らかふえておりますし、それから大臣はしきりにふやしたふやしたと、漸増だ、そうおっしゃっておりますけれども、婦人少年局の予算でなくて、そのほかの費目の中での婦人少年局の関係の予算が、いつの間にやら削られておる。今の御説明は、ちょっと納得いたしかねるが、これは大……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1959/03/24、4期、第十七控室)

○市川房枝君 文部大臣、それから緒方大学学術局長、福田社会教育局長にお伺いしたいと思います。おそくなりまして皆さん大へんお疲れでしょうけれども、私はどうせしろうとでございますし、きわめて常識的なことしかお伺いしませんから、どうぞお楽な気持で一つ……。
【次の発言】 大体六時ちょっと過ぎくらいで終るようにしたいと思っております。  大臣にお伺いしたいのでございますが、行政庁の中で特に婦人や子供を対象とした部署、あるいは婦人の職員が適当だと思われますような部署には、きわめて少数でございますけれども婦人の局長または課長が任命されております。ところが文部行政では、社会教育その他で非常に婦人に関係が深い……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/03/26、4期、第十七控室)

○市川房枝君 私は労働省の会計課長、それから婦人少年局の局長代理、大蔵省の担当主計官に簡単に少しお伺いしたいと思うんですが、労働省の予算の中で外国旅費として千二百八十一万七千円が計上されておりますが、その中で婦人少年局関係の予算がどれだけ今まれているか、三十二年度、三十三年度と比較して、労働省の会計課長かち御説明をいただきたいと思うんです。
【次の発言】 その前の予算は幾らであったか、ちょっと説明していただきたい。
【次の発言】 今会計課長のお話しのように、七十万円国連の婦人の地位委員会へのオブザーバーとして予算が計上されているということは私も承知しています。それが三十二年度だけでなくてもう数……



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データ更新日:2022/12/18

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