このページでは木内四郎参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○木内四郎君 私は、ただいま議題となりました衆議院送付の二案につき、委員長報告の修正案中、税率及び税額に関する部分に対しましては反対であります。その他の修正部分及びこれを除いた衆議院送付案には賛成するものであります。 税率及び税額にかかる修正案の根本といたしましては、歳入予算の基礎になるところの揮発油の消費量の見込みを増加いたしまして、これを基礎として税率を引き下げよう、こういう案でありまするけれども、まず一般的に見まして、歳入予算の基礎になった数字につきまして、確かな根拠もなく増減することは、きわめて危険であり、かつ不健全であると思うのであります。特に慎重を要するところのこの歳入予算の見積……
○木内四郎君 ただいま議題となりました二法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、たばこ耕作組合法案について申し上げます。 本案は、第二十六国会において衆議院議員竹山祐太郎君外三十五名の提出にかかわるものでありますが、衆議院において継続審査となり、今国会に至り、修正議決され、本院に送付されたものであります。 次に、本案の提案の理由及び主なる内容について申し上げますと、現在、任意団体として運営されている、たばこ耕作組合は、事業の自主的運営、資産の保全、対外信用等に種々不利不便がありますので、今回、たばこ耕作者の経済的、社会的地位の向上をはかる……
○木内四郎君 この間大へんこまかに御説明になったのですけれども、そのとき私、聞き落したかもしれないのだが、ここに「軽減」と「免除」と書いてあるのですね。その境はどの辺のところで引くつもりにされておったのか。この間説明されたのかもしれませんが、作柄がどのくらい悪ければ免除するのですか。どの辺で線を引くことにおきめになったのか。まだ話がきまっておらなければおらないでもいい……。
【次の発言】 収穫が七十より少い所ですな。七十以上……。
【次の発言】 免除ですか。
【次の発言】 あとは……。
【次の発言】 今のはあなたの方で考えておられるだけですか。農林省その他とも話がまとまった案ですか。
○木内四郎君 ちょっとさっき非常にコールの高いものがあって、それを解消するためにいろいろ努力しておるということ、けっこうだと思うのですが、ところがこのコールの取り手いかんによっては、あるいは使い方いかんによっては、こっちから一片の通牒を出しても、どうしても集められないものがありはしないかと思うのです。そこで、私はおくれてきて大へん申訳ないのですが、あるいは御説明があったかもしれませんが、高いコールを取る取り手は一体どういう人なのか、そのコールを取った資金は一体どういう方面に使われておるのかということをちょっと参考のために、勉強のために聞かしていただきたい。
○木内四郎君 関連質問。さっき塩脳部長からお話があった、六百五十円ですか、下げる可能性があるということをお話になったようです。これはまあ塩の買い上げの価格は全国一律である点を考慮してのお考えじゃないかと思うのですが、そこで私の伺いたいのは、しかも今日問題になっておるのは、あなたの方で指導された流下式ですか、枝条架式ですか、それの収量がずっとふえたというところに問題があると思うのですが、そこであなたの方が初め指導されるころは一ヘクタールあたり百五十トンという計算で指導をして、そしてそういう計算で設備費が幾らかかる、国庫の補助をどうする、資金の融通をどうする、それでそれに対する運転の資金もどのくら……
○木内四郎君 ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 今の問題に関連して、ちょっと私は主税局長にお聞きしたいことがあるのですが、証券取引所というものは、あそこで投資家が売ったり買ったりするわけですね。その売ったり買ったりする過程において受ける配当ですね。たとえば、今、三月の末日に近い、そうしてきょうならきょう、失礼だけれど、たとえば平林さんが百万円の株を買ったとする。そうするとそれに対して三月末に配当が一割なら一割で十万円くる。そうして四月の初めになったときにはもう配当が落ちて、それだけ値が下ったものになっておるわけですね。それをかりに平林さんが売ったとされるならば、その場合に平林さんの受……
○木内四郎君 ちょっと一言主税局長に伺いたいのですが、この租税特別措置法の「鉱業用坑道等の特別償却」というのは今度新らしく入れられたのですね、新らしい制度でしよう。
【次の発言】 そうしますと、従来もあったのだが、多少弾力性を持たした点を加えた、こういうふうにとったのですが、従来よりも会社にとって不利益にするという意味は入っておらないのだと思うのですが、それはどうです。
【次の発言】 こまかなことはいいのです。
○木内四郎君 ちょっとお聞きしておきたいのですが、特別会計のもとになる法律ですね、その関係において、今度十億円保証協会の方に貸すことになるらしいのですが、これは返済はどういうことになるのですか。返さないでいい金ですか。
【次の発言】 そこで一つ伺いたいのですが、従来金融機関などの場合に、一定額の出資があった場合、あるいは払い込みがあった場合に、その信用を基礎にして、その何倍まで債券を発行していいとか、あるいは何倍まで保証していいとかいうことにきめるのが従来の常であったように思うのですが、ところがこの場合に、これが借金である。借入金であって、借入金というか、すなわち負債ですね、負債というのは信用……
○木内四郎君 修正案文はすでに委員長を経ましてお手元へ配付しておりまするので、朗読を省略いたしまして、速記に載せることをお許し願いたいと思います。
【次の発言】 私は、自由民主党を代表いたし決して、ただいま杉山委員から提案されました案のうち、税率に関する点につきましては反対でありまして、その他の修正の部分、及びそれを除きました衆議院送付原案につきまして賛成の意見を述べたいと思います。
杉山委員の今御説明になりました修正案の根本は、歳入予算の基礎になりました揮発油の消費見込み量をこの際動かしてみよう、それによって税率を下げよう、こういう意味であるのでありますが、まず第一に、一般的に申しまして、……
○木内四郎君 今の継続審査に御決定願いました二つの法案につきましては、休会中におきましても審議を続けまして、次期国会におきましては、それについて結論を出すようにしていただきたいということで各位の御了解を得ているつもりなんですが、そういうことで御異議ないと思うのですが、委員長からも一つ……。
○理事(木内四郎君) ただいまより大蔵委員会を開きます。
厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案及び補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案を議題にいたしまして、大蔵省当局より内容の説明を聴取いたしたいと思います。
【次の発言】 次に、補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案の説明を願います。
【次の発言】 両案に対しまして質疑がありましたならば願います。両案に対して質疑がなければ、両案に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 それでは引続きまして、所御税法等の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する……
○理事(木内四郎君) ただいまより大蔵委員会を開きます。
まず、たばこ専売法の一部を改正する法律案を議題といたします。御質問のある方はお願いいたします。
【次の発言】 他に御質問もないようでありますから、質疑は終局したものと認めて差しつかえありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。質疑は終局いたしました。これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。なお、修正意見のある方は討論の段階においてお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言ありませんか。――他に御発言がなければ、討論は終局したものと認めます。
○木内四郎君 速記をとめてもらいたい。
○木内四郎君 議事進行。私はただいまの大矢委員の散会の動議に反対いたしますとともに、ただいま審議中の二法案に対する質疑を打ち切って、直ちに討論、採決に入られんことの動議を提出いたします。(「賛成」「反対」「まだ質問中だ」「おかしいじゃないか」「打ち合せておいて直ちに散会の動議を出す手はない、質問は全然始めたばかりで質疑打ち切りはおかしい」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)
○木内四郎君 この際、両案に対しまして質疑を打ち切りまして、直ちに討論、採決に入られんことの動議を提出いたします。(「賛成」「反対」と呼ぶ者あり)
○木内四郎君 どなたもなければ、私、一つだけ参考人にお伺いいたしたいと思います。参考人の方が、企業と資本充実の問題について非常に関心を持っておられる。よくわかるのです。で、まあ資本充実のために、自己資本充実のために、この二法案が非常に役立つという御意見、これはまことにごもっともでよくわかるのですが、今お話しになったこの自己資本充実に非常に障害になっておる税制上の大きな問題がある、その一つだと、こういうお話だったのですが、税制上もっと大きな障害がないでしょうか。
【次の発言】 何か、あるというお考えだったら、一つお考えを伺わしていただきたい。
○木内四郎君 ちょっと政府委員に伺いたいんですが、連合国財産の返還等に伴う損失を処理されることはきわめて当然なことだと思うんですが、私今、ちょっと手元に書類を持っていないし、はなはだ不完全な質問じゃあるかもしれませんけれども、例の政府が接収した船舶、これに対しては何らの補償は今日までされておらないように思うんだが、これとは問題は違いますけれども、その点はとうだろう。――まあいいですよ。それじゃあ、これは接収された日本の船舶については、船会社の方については補償されておらないんだというふうにまあ思っておるんですが、そうすると、一方こういう、形は違うけれども、こういう損失がいろいろ戦後の処理として補……
○木内四郎君 関連して質問……。ただいま宮澤同僚の質問に対してはちょっとお答弁になり得ないと思いますが、その点はその点としていずれ御答弁を待って、私ども重ねて関連の質問をしたいと思いますが、先ほど春日議員は初年度においては地方公共団体の債務保証云々ということでありましたが、すべてのものに地方公共団体は保証することになっておるのですか。
【次の発言】 今のお話は、あなたの唯一のよりどころとすれば、この地方公共団体の保証だと思うのですが、それも義務づけられておらない、やるかもしれない、こういうようなお話で、しかも非常に赤字団体が多い、赤字団体が必ず保証するというようなふうには、私は限らないだろうと……
○木内四郎君 私は誤解しておる点があるかもしれませんから一つだけ……。先生はさっき利子所得の課税、あれは取るべきだという御意見なんですが、配当所得の方は先生どうおっしゃったのでしょうか。配当所得は総合課税しておるから、今の一〇%引くということは、理論的には無意味だと思います。のみならず、小額所得者たちは、栗山委員からもさっき言われましたように、証券の民主化をいたしまして、小さい人がたくさん証券を持っておる。計算すると課税の限度に達しない人が相当持っておる。その人たちは期日までに正確な申告をして払い戻しを請求しなければ、国家に納むべからざるものをただ取られておるという結果になるので、私は一〇%は……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。