このページでは小平芳平参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○小平芳平君 私は、三井三池争議に関しまして、その社会不安のあまりにも大きいのを見て総理並びに関係大臣に若干の質問をいたしたいのでございます。 初めに、私の立場を申し上げますと、私が今、国会議員とか、そういう立場でなくて、一人の国民として、一市民として、大牟田や荒尾の町を歩いてみますと、警官に呼びとめられたり、ピケ隊に尋問されたり、まるで内乱の町を歩いているような状態であります。こうして私は、一市民として激しい対立抗争の中から受けたものを基本として質問いたしたいのでございます。いわゆる理論的に武装されたといわれる人々は別といたしまして、大多数の大牟田市民は次のように叫んでいるのではないでしょ……
○小平芳平君 賛成です。
○小平芳平君 先日のこの委員会でもお話があったのでございますが、大工とか左官とか、そういう特殊技術者が非常に現地で足りなくて困っているのではないかということでございますが、今回の労働省のこの予算の中にそういう点が考えられておるかどうか。 それからもう一つ、先ほどの通産大臣のお話にあったのですが、工場は水に浸っていないのに労務者の住宅が水に浸っていて仕事ができないというような実情なのでございますが、そういう点について労務管理の上から工場で住宅を作る場合に、これを労働省の方で何か考えておられるかどうか、お伺いしたいと思います。
○小平芳平君 その失業対策事業に関する特別措置法案関係という、そういう関係の資料はこれ一枚じゃないですか、要するに経費が二億円かかるというだけ……。それでこちらの法案の方は、だいぶこう分厚くはなっておりますけれども、結局国が補助する労力費五分の四、資材費二分の一、事務費五分の四、それだけしか内容がわからないので、ただいまの藤田委員の御質問のような問題が当然起きてくると思いますが、もう少し具体的に資料を御提出願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど御説明があったか、あるいはなかったか、ちょっと聞き漏らしたかもしれないのですけれども、社会保障制度審議会からの答申がこの資料に載っておりますけれども……
○小平芳平君 だいぶ先ほどの質問の蒸し返しで恐縮でございますけれども、宗教法人の被害状況についてというこの資料が提出されまして、それに対する草葉委員の質問に対してのお答えが、宗教法人を、被害額が十一億にもなるのだから、少しめんどうを見てやるかのようなお答えがあったのでございますが、このことについて、大臣からはっきりお答え願いたいと思うのでございますが、宗教が国家で保護されてはならないとか、宗教が国家に保護されて堕落したというようなことはもちろん常識でございますし、また災害があった、裸になって民衆を救うべき宗教が、国教から保護してもらいたいというようなことも、常識で考えてもまことにおかしなことだ……
○小平芳平君 住宅の被害というのは、滅失四万五千、半壊十一万七千というふうな滅失と半壊になって被害状況が出ておりますけれども、たとえば十日とか二十日とか、そういう長い期間塩水につかっていたような住宅は、滅失の方に入っているのですか。半壊の方に入っているのですか。
【次の発言】 そうしますと、倒れなければ床上浸水の扱いになるわけですか。たとえば十日、二十日という長い同水につかっていますと、あとどのくらい持つかということはどうでしょうか。
【次の発言】 やはり半壊か床上浸水かはむずかしいところと思いますけれども、水につかってすぐ引いた所と、長い間水につかっていた所とは、相当区別して扱っていただかな……
○小平芳平君 台風が過ぎ去って二ヵ月になりますし、また補正予算も成立した今日でございますので、いかにして一日も早く民生を安定し、また生業に励まさせるようにするにはどうしていくか、そのような建設的な観点から二、三御質問を申し上げたいと思うのでございます。
岸総理大臣が、あの史上まれに見るような大災害にかかわらず、相当の措置が緊急に行なわれたということは十分に認められていると思います。とこのように御答弁になられました中部日本災害対策本部ですが、これは今日どのような活動をしているのでしょうか、この点についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、もう実際には活動していないのでござい……
○小平芳平君 救農土木事業の状況はおわかりですか。
【次の発言】 ちょっとよくわかりかねるのですが、耕地整理などをおやりになるわけですね。
○小平芳平君 大臣にお伺いしたいところだけ二つお伺いしたいのでありますが、その一つは、縦貫自動車道中央道の方の調査費用と、それから東海道の調査費用と両方の予算がついているようでございますが、それでこの前の縦貫自動車道建設審議会のときに、大臣から、今回の国会に予定路線の法案を提出して、今度国会で十分成立できるような目標で提出なさるということの答弁があったわけでございますが、この問題についてはずいぶん政治的とかあるいは利権と申しましょうか、そういうようなことでもやもやときめられたという印象を残さないように、すみやかに建設審議会なり、あるいはその議を経て、国会の公式な場で早く論議されるようにお取り計……
○小平芳平君 私、しろうとでよく見当がつかないから、簡単なことで、恐縮ですけれども、たとえば、一号線の場合ですが、六十九億、三十五年の予算でかけた場合に、どの辺まで伸びることができるということが今わかるですか。
【次の発言】 建設省の方から出ている、この首都高速道路公団の予算規模が百十一億四千万円というふうになっておりますが、先ほどの御説明の事業計画は、初めは百三億になるようにおっしゃっています。それから、あるいはまたあとでおっしゃったのは、八十二億になるようにおっしゃっているのですが、そういう点を、三十五年度の計画と、要すれば将来の計画も、もしわかっている分がありましたら、今御説明いただける……
○小平芳平君 こういうような場合ですね、今の同じ問題ですけれども、災害があって海岸堤防が切れた。それを復旧工事をするというのに、市の方でそのうちに埋め立て工事をするかもしれないから堤防復旧はちょっと待ってくれと、そうすると一致しないわけですね。要するにそういう場合にまた災害が起きてその市が全滅するような被害を受けた場合、どちらの責任になるのですか。
【次の発言】 そうしますと、先ほどのお話では、ずいぶん陳情とかたくさんくるから、その陳情の中から選んでいくというふうな意味のことをおっしゃったのですが、やはり陳情ももちろん聞きますでしょうが、建設大臣としての責任で相当動かれるわけですね。
○小平芳平君 三十四年度までは第二公営住宅で同じような仕事をやってきた、こういう御説明があったわけですが、そこで第三種公営住宅でやる場合と、それから今度改良住宅法でやる場合と違っている点をちょっと御説明願いたいと思う。たとえば国庫の補助の場合でも清掃費というようなものを新しく作るとか、あるいは用地費も、第二種公営住宅の場合の用地収用より、今度の改良法による場合は土地を収用するのがずいぶん楽になるように思いますけれども、そういう点とか、家賃とかそういう点を第二種公営住宅と対比しながら御説明願ったら、非常にわかりいいじゃないかと思いますから、お願いします。
○小平芳平君 この治山治水緊急措置法案、それからまた治水特別会計、この両法案が出されまして今審議中のわけですが、非常に災害を防止し、国土を関発し、また国土の保全を十分に期そうとするこの画期的な両法案が出されましたことは、建設大臣、それから建設省当局の非常な御努力の結果だと思います。 そこで、私が若干御質問いたしたい点でございますが、まず第一に、この緊急措置法案の目的でありますが、治山治水事業の緊急かつ計画的な実施を促進することによって国土の保全と開発をはかるという目的でありますが、従来も治山治水事業は緊急かつ計画的に行なわれてきたと思うわけでありますが、特にこの緊急措置法によってどういう点が……
○小平芳平君 関逃して。この二千戸は一つの地域が全部五十戸以上ですか。
【次の発言】 その二十万戸という資料は、どういうような計算からかちょっとわかりかねるのですけれども、大体五十戸以上という所は少ない。大てい二十戸とか三十戸とかそういう所が多いように思うのですけれども、二十万戸のうちで、先ほどの御答弁のように、六割程度はみんな五十戸以上の集団になりますか、その点どうでしよう。
○小平芳平君 やはりその川地問題ですけれども、今日までやってきておる公営住宅、あるいは公庫の住宅そのほか公団あるいは厚生年金用地住宅、いろいろあるわけですが、それは、みな用地の問題は、野放しの状態ですね。 たとえば公団が、予算があっても、用地がなければ、どうしようもない、別に、その用地費としては、もちろん公営住宅の場合見てはいるようですか、それは、ごくわずかなものであって、しかも用地が入手できなければどうしようもない、まことに公営住宅の場合でも、公団住宅の場合でも、用地の問題が野放しの状態、戦国時代のような状態にある、こういう実情でしょうか。
○小平芳平君 給与局長から先ほど御説明のあった点なんですが、人事院で給与をきめる場合に職務の何と責任によってきめるのですか。
【次の発言】 そこで職務の複雑、困難と責任で給与はきまるわけですが、今、問題にしている点は、建設省じや職務訓練を受けた人あるいは検定試験を受けて合格証明書をもらつたそういう人の給与が、合格証明書をもらつたからといって優遇されるかどうかという点が問題になっているわけです。そこで給与は確かに職務の複雑、困難と責任で、人事院の方でそこに非常に科学的な、合理的な職務内容に応ずる格つけがなされて、それはすでにもう体系が立てられて、できているわけです。ですから確かに今合格証明書をも……
○小平芳平君 昭和三十五年度予算案が審議されるようになりましてから、多くの時間が安保改定等の外交問題に費やされてきたわけでありますが、私は国内問題、特に国民生活の地域的な較差をどのように解消していくか、また国民各層の所得階層別の較差をどのように解消して経済の総合的な発展をはかっていくか、こういうような点について御質問いたしたいと思うのでございます。といいますのは、国民大衆が非常な関心を持って見詰めていることの一つに、はたして今年度の予算案によって大衆の生活がどの程度豊かになるかどうか、いわゆる食の面では買物かごの内容が豊かになるのかならないのか、衣類の面で、あるいは住宅の面で、はたして豊かにな……
○小平芳平君 私も、附帯決議を含めて賛成いたしたいと思います。ただ先ほど来も、たびたび問題になっておりますし、また各委員会でも、問題になっておることと思いますが、九州総合開発、北海道開発、東北開発、とにかく地域的な、そういうばらばらな計画であって、全国総合開発計価をやるやると言いながら、なかなかできない。どうか一つ、所得倍増計画以上の熱意をもって、国土総合開発計価に着手していただきたい。
○小平芳平君 住宅災害復旧対策のこの表ですけれども、災害公営住宅建設戸数、三十五年度建設戸数、三十六年度建設計画と、このチリ地震津波を受けた地方は、地形上やはり高潮とか津波に、いつも洗われる特別の地域だと思います。当然耐火建築で、しかもしっかりした鉄筋建築の耐火建築が建てられなければいけないと思うのです。ここにこの特例法の適用町村になっている宮城県志津川町という、この町の例ですけれども、学校も役場も木造で、鉄筋の建物は、銀行ただ一軒だけだというような話を聞いたのですが、そういう状態では、こういうように津波がきたような場合には、さらに災害が大きい。 そこでこの一千一戸の計画の中で、どの程度が耐……
○小平芳平君 先ほどの長官のお答えで、来年の三月くらいを目標にして総合開発計画をお立てになる、それは政府で盛んにおやりになっているところの所得倍増計画に匹敵するような国土の総合開発計画が近々のうちに作り上げられる、このように了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 それで総理大臣も非常に所得倍増計画、それに応ずる地域格差の解消ということに、大いに力を入れていかなければならないと言われていたし、また長官も、そのようにお答えになっていらっしゃるわけですが、そこで先ほどの田中一委員の御質問に対しては、あまりはっきりお答えがなかったように思ったのですが、そういうことを来年三月を目途に検討を始める……
○小平芳平君 初めに総理大臣にお伺いしたいのでありますが、わが国の経済にも、また国民生活にもいわゆる二重構造という格差が大きい、同じ産業の中でも、企業の規模別に見ても、いわゆる大企業と中小企業、あるいは大企業と零細企業というふうに非常に一人当たりの賃金にしても、労働生産性にしても大きな格差がある。また、産業別に見ても第一次産業と第二次産業というふうな格差が大きい。あるいは地域別に見ても、いわゆる低開発地域というような大きな格差が存在している。こういうことはわれわれが現実にも感ずることでありますし、また統計資料でも詳しくわかっているのであります。ところで、そういう格差を解消して国民全体が繁栄を満……
○小平芳平君 資料についてですが、三ページの不燃率ですね。ある程度の木造平屋建がなければ、用地の関係なんかで困るというふうな御説明が前にあったのですが、公営住宅の不燃率ですね。公営住宅の不燃率は、本来からいうと不燃建築がよろしいのだけれども、ある程度の木造も用地の関係なんかで必要がある。それからまた、三十六年度予算では全部不燃高層建築を要求する、そういう説明もあったのですが、前の委員会で。それで実際問題、今度の三十六年度予算のこの説明書では五八・五%になっているわけですが、三十五年度の分でもいいと思いますけれども、その都道府県別の不燃率を出していただきたいと思います。
○小平芳平君 私の質問は後日にいたしますから、簡単にちょっと一つだけお聞きしたいのですが、資材と労務費の値上がりが、現に公団住宅には入れてあるとおっしゃっているわけです。道路は、一つも見ていないとおっしゃているわけですね。それでは公団住宅には入れて、公営住宅にはどうかということも議論になるわけで、そういう点は後日にしまして、一つだけ、河川局の方は一二・九%という中身は、資材あるいは労務費の値上がりを見ての一二・九%なのか、それとも純粋の事業量の拡大なのか、その点いかがでしょう。
【次の発言】 それから三十五年度に比較して、労務費、資材費の値上がりを見込んでの金額になっておるかどうかということで……
○小平芳平君 前回に要求した資料と説明事項を先にやっていただきたいと思います。
○小平芳平君 サービス会社の点ですが、託児所三カ所、それから倉庫施設三百坪というのは、これはどこへ予定されるのでしょう。
【次の発言】 倉庫の方はどうですか。それからついでに、倉庫の方はどういうような利用価値があるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この託児所の方は意味がわかるような気がするのですけれでも、倉庫の場合は、一戸当たりの面積が小さいとか、あるいは最初入ったときよりも、世帯人員がふえてきたとか、要するにその住居そのものが狭いから。こういうことであって、それはむしろ公団がサービスで建ててやるべきじゃないですか。託児所とは少し性格が違う。託児所と倉庫施設と並べて出すのは、性格が……
○小平芳平君 私も、この付帯決議を付して本法案に賛成いたします。 ただいまの御意見で、ほとんど尽きているように思うのでありますが、第一の商店、事務所等の「用に供する施設の建設、賃貸その他の管理及び譲渡を行なうこと。」を、公団の業務として明定するという点でありますが、この点は、大いに推進していただきたい。それは都市計画の問題にしましても、道路の問題にしましても、あるいは公園その他住宅いずれにしましても、非常な用地難でありますから、大いに、げたばき住宅式のもので解決していく以外に方法がないと思います。この点は、大いに賛成なんであります。 それから次のサービス会社の点ですが、この点も、この付帯決……
○小平芳平君 道路が非常に悪くて、日本の国では特に大都市も悪いし、いなかも悪いし、非常に道路が悪い。満足な高速道路も一本もいまだにない。いろいろ原因はあったことと思いますが、どうしてもこの際道路を緊急に整備しなければならないという段階であることは、国民ひとしく待望している点でありますし、今回の道路整備緊急措置法を改正して大々的に道路を整備しようというこの案に対しては、だれしも大きな期待を持っているところと思います。ところで一番この際不安に思うことは、そういう五年間二兆一千億というような大きな将来の事業をここで策定していこうというときに、経済の見通しでありますね、いろいろ経済の長期見通しについて……
○小平芳平君 ただいまの説明で大体御説明なさいました部分はわかりましたのですが、(2)の施設建築敷地の共有持分の割合という項目ですが、この場合に、ある人が百五十坪の土地を持っていた、そこへこういうような地下一階、地上四階の建物ができた、そうしてこの建築された部分は譲り受け希望者にそれぞれ売り渡された、百五十坪の土地はまたもとの地主が譲り受ける、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると、この百五十坪分の地代をどのように分担するかというような問題は起きないわけですね。たとえば、この四階建の中の一人がその土地を持っているような場合――ここにA、B、C、Dという四人の人が住んでいるとしますね、そ……
○小平芳平君 簡単に二、三お伺いいたしたい。 きょう午前中に参考人の意見をお聞きしまして、それからまたこの法律施行令第二次案というのをいただきまして、それでちょっと第七になりますが、第七の「共用部分の共有持分の割合は、その者が譲り受ける施設建築物の一部の床面積の施設建築の床面積に対する割合」云々となっておりますが、この場合はこういう量的なものだけでよろしいわけでしょうか。ただ床面積だけで、たとえば同じ一階の部屋をもっている人でも、表に面した部屋とか裏の部屋とか、そういうようなことは考慮に入れる場合がないでしょうか、その点いかがでしょうか。
○小平芳平君 本法案に付帯決議を含めて賛成いたします。公共施設の整備も市街地の改造も緊急を要する問題でありますから、一日も早くその目的を達成するよう本法が施行されていくことが、国民大多数の待望するところであると思います。 次に、本法の施行は、こまかい権利関係が入り乱れている市街地のことでありますから、付帯決議の第一、第二、第三、第四とも、十分配慮されていかなければならない。ただ道路ができればよろしいとか、高層建築ができさえずれば、あとは住民まかせと、強い者が得をする、弱い者が損をするような結果にならないような配慮が必要であると思います。 それから一つつけ加えさせていただきたいことは、住宅政……
○小平芳平君 この第三条、ちょっとお聞きしたいのですが、第三条で、関係市町村の申し出に基づき建設大臣が指定するという、その申し込みですが、きょういただいた資料のこの申し込みの件数、間口というこの申し込みが、今回の法律では第三条に規定されるこの「申出」になるわけですか。
【次の発言】 それで、この口数は違うと思いますが、三十五年度で、大体申し込みに対して決定が件数で三分の一、間口も三分の一くらいになっているようですが、その前の年度を三十四年、三十三年とずっとたどっていきますと、半分くらいの年もありますし、また、もっと申し込み数と決定数の接近している年もあるわけですが、三十六年度の新しい法律による……
○小平芳平君 住宅金融公庫の融資についてですが、この五十七条の国の補助は建築物に対する補助ではないというわけで、その建築物の費用は自己負担でやるものと、それから金融公庫の融資によるものと両方あるわけなんです。その大体の見通しはどのくらいですか。
【次の発言】 個人貸付の方と、この中高層融資の四十億程度のその申込者に対する当選率といいますか、それは個人の方がなかなか当選できないものか、それとも中高層融資の方が四十億程度ではなかなか当たらないものか、その点。
【次の発言】 もう一度最初にお尋ねしたことをお尋ねしたいのですが、防災建築街区に指定されて、そうして国並びに地方公共団体の補助を受けて土地が……
○小平芳平君 現行の土地収用法で公共用地の取得難が相当解決できるのではないか、というような相当強い意見があると思います。公共用地の取得難を何としても打開しなければならぬという点ではみんな一致しておると思いますけれども、はたしてこういうような意味の特別措置法がどの程度必要かと、疑問に思っている向きが相当多いと思うわけです。建設省として特別措置法によって新しくPRするとか、あるいは期間を短縮するとか、緊急裁決に持ち込むとか、そういう手を打つ今度の緊急措置法のほかに、起業者としてはどういう点をどういうふうに変えていかなければならないか、あるいは実際、官庁でどういう点をどういうふうに変えていかなければ……
○小平芳平君 今の二十メートル道路を作るという案のできたとき、それから修正案のできたときは何年ごろのことですか。
【次の発言】 それから昭和二十三年の最初の案はそれはもうずいぶん時代がかわっているのじゃないかと思いますがね、それを十八メートルに減らしたものを諮問中という、それはいつごろ結論が出る予定なんですか。
【次の発言】 私は、田上委員提案の付帯決議を付して原案に賛成の討論をいたします。
公共用地の取得難が公共事業の施行に大きな隘路となっていることは、すでに幾たびか指摘されてきた通りであります。こうした隘路を打開して、道路、ダム、駅前広場等々の建設、拡張等の事業が推進されていくことは、国……
○小平芳平君 本国会の予算委員会が開かれるようになりましてから、所得倍増計画、経済の高度成長、所得格差の是正等々の問題について、しばしば質疑が続けられて参ったのであります。私は昨年の三月と十二月の二回にわたって、当予算委員会で所得倍増計画、所得格差の問題について質問をいたしたのでありますが、その後いろいろと具体化されてきた問題も多いので、今回もまた所得格差の縮小、それを実現するための公共投資、総合計画等について御質問を続けたいのであります。 最初に池田総理大臣にお伺いいたしたいことは、所得倍増計画は、計画というよりも構想というふうに表現した方が妥当であるとか、あるいは国民の決意というものが大……
○小平芳平君 第二班として、私は後藤委員長とともに、去る十一月七日より四日間にわたり大分県下の集中豪雨の被害状況を調査して参りました。以下その概況を御報告申し上げます。 まず日程についてであります。七日の夜東京を出発し、翌八日は門司より国道十号線を下り、中津市より大分県に入り、杵築、安岐、武蔵など国東地区の現地を視察、翌九日は仏崎電車事故現場より県庁に立ち寄り、知事その他係官より被害概況の説明を聴取し、後、大野川をさかのぼり、大南、鶴崎、三市、野津から臼杵、津久見の各現地を視察、翌十日は佐伯市郊外を視察、各所において地元住民より災害状況の説明を聴取、あわせて幾多の要望事項を承ったのであります……
○小平芳平君 がけくずれや土砂崩壊などで災害を受けたのは、今度の梅雨前線豪雨だけでなしに、神奈川県でも横須賀あるいは横浜あたりでは再三にわたってこういう災害を繰り返してきているわけです。で、そのがけくずれの実際、家が崩壊したような跡を見ましても、まあ私どもしろうとが見ると、こんなところがと思うようなところがくずれていたり、かと思うと非常に危険だなと思うようなところでも、別にくずれてはいなかったりということがよくあるわけですけれども、そういう点、先ほどの岩沢先生の質問に対してお答えになっておられました、非常に科学的な基準があって、そういう点をほんとうに防げるものか、どうなんでしょう。
○小平芳平君 この宅地造成規制法によりまして、許可を受けて造成した宅地は相当安全なものであるはずですが、建設省のほうとしても、技術屋さんたちがいろいろ研究して、そうして許可の基準がきめられて、その許可を受けて造成した宅地だから、よほどの雨が降っても、あるいはその他の災害に際しても、相当な安全度があるというふうに考えていいと思うのです。それにもかかわらず、この法律によって許可を受けて造成したその宅地にも、第十六条の改善命令が出されるということがあり得ますか。
【次の発言】 その許可、不許可が決定される場合ですけれども、同じ条件の土地にありましても、建築する建築物によっても相当危険の度合いというも……
○小平芳平君 関連して。先日の委員会で、今の改善命令と罰則についてですが、何十年も安全に住んできたところで、そこで行政官庁ではそこは危険だから改善しなさいというと、ところが住んできた人は、いや、もう何十年も住んできたのだから大丈夫だという、そういうような場合はまず勧告をする、災害防止のため必要な措置を勧告する場合がある。それからその住んでいる人が自分でもなるほどこれは少し危険だと思う、だけれども金がなくてできない。そういうような場合には金融公庫の融資を大幅にふやしてやっていきたい。こういうようなことがあったわけですが、またきょうのお話ですと、限度をこえた改善をしなければならないような場合には公……
○小平芳平君 最近の新聞で「「環7」など六路線」「ついに用地強制収用」「東京都法の適用を申請」というような新聞記事があるわけですが、土地収用の伝家の宝刀、公共用地取得に関する特別措置法を初めて適用することになったというような記事でありますから、この点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 東京の道路の問題、ここに限ってお答えいただけばいいと思いますが、東京の場合は道路の整備が非常におくれている。そのおくれている原因は、用地の取得難が大きな原因であるというふうに今まで説明されてきたわけですが、この強制収用まで持っていかざるを得ないというふうな、そういう問題もあるとは思いますけれども、……
○小平芳平君 住宅問題について非常な関心をみんな持っているのですが、先ほど来の内村委員の御質問に対する御答弁でわかりました点が多くありますから、ダブってお答えしていただかなくてけっこうですが、若干御質問いたしたいわけであります。 先国会で宅地造成等規制法というものを審議しましたときに、そのときにやはり宅地の問題は、ただ規制するだけで解決できるものではない、むしろ政府の総合政策、総合対策というものが立てられないことには解決できないではないかというような意見が述べられまして、その際、建設大臣からは、今日の段階においては宅地造成法というようなものを、この次の国会に出そうというように、検討中であると……
○小平芳平君 公団の問題について、先ほど来ずいぶんとお答えがありまして、私も一つ持っているわけでありますが、先ほどの御答弁以外のことは、ちょっとどうかと思いますので、この点はまた別の機会にいたしたいと思うわけです。
私が一点、お尋ねしたいと思いますことは、新道路整備五カ年計画を立てるときに、この阪神高速道路公団の阪神高速道路ということが、そのときの計画の予想の中へ入っておられたかどうか、この点をお尋ねしたい。
【次の発言】 で、その高速道路ができた場合に、接続点が非常に交通が詰まってくるんじゃないかということが予想されるんですが、大体、このどの部分が初めに営業が始められるか、それが何年ごろか……
○小平芳平君 先ほどの一番初めの御説明の中で、三十四年四月にこの法が施行せられて以来、新たに許可したものが二件あった。相当この制限に関する法律によって制限効果をあげているという御説明があったようにお聞きしているわけです。と同時にまたこちらのほうの工業従業員数の推移で見ると、三十五年度においても十万人から増加している。これは工場を制限しておるにもかかわらず十万人というたくさんの人が増加している。しかも工業労働者が増加をしておるというその原因はどの辺にあるのですか。
【次の発言】 ですから今回の改正によって十万人の増加は相当抑さえ得る、こういうことですね。
○小平芳平君 初めに、首都圏市街地開発区域整備法についてお伺いをしたいと思います。 この今回の市街地開発区域整備法の改正は、工業団地の造成ということが主眼点になっているようでありますが、この工業団地の造成についての改正を行なうに至った経過、それからこの市街地開発区域整備法が今日までどのように適用され、活用されてきたか、第一に、市街地開発区域の整備のために、事業計画に基づいて地方公共団体が実施する土地区画整理事業、工業用水道の布設その他の事業に対して、国が必要な資金の確保その他の援助に努めるというふうに第一になっております。 第二に、地方公共団体または日本住宅公団が一団地の宅地を造成する場合……
○小平芳平君 初めに大蔵大臣にお尋ねしたいのでありますが、日本経済の二重構造の解消とか、所得格差の是正とか、こういう問題については、幾度か論議を尽くされてきた点でございます。三十七年度予算を編成するにあたりましても、こういう点が大きく注目される一つの点であると思います。ところが、予算の内容を見ましても、またその後の経済情勢あるいは物価の動き、そういうような点に対する政府の対策から考えましても、かえって格差が拡大するのではないか、大衆の生活がかえって苦しくなる傾向になりはしないか。こういう点が非常におそれられているわけであります。予算編成の過程はもちろん、こういう点について、減税とか社会保障とか……
○小平芳平君 中部地建の定員の概略はどのような構成になっているか、ちょっとおっしゃっていただけませんか。定員とそれからほかに雇いというのがあるんですが、準職員とか、非常勤とか。
【次の発言】 中部地建の定員がわかりますか。雇とか、準職員とか、人数が……。
【次の発言】 労働省関係の失対事業、それから今度は農林省関係で救農土木事業といって、相当な予算を計上して始めているようですけれども、これが直接建設省の復興計画にどの程度使われているか、いないか、その実情についてお聞きしたいのですが。
【次の発言】 救農土木事業の方は。
【次の発言】 今の、定員内で事務が四百五十九。技術が……。
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