小平芳平 参議院議員
10期国会発言一覧

小平芳平[参]在籍期 : 5期- 6期- 7期- 8期- 9期-|10期|-11期-12期
小平芳平[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小平芳平参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

小平芳平[参]本会議発言(全期間)
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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 参議院本会議 第4号(1974/12/18、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、公明党を代表して、去る十四日に行なわれました政府演説に対し、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。  すでに代表質問も三日目になっており、総論的なものはだいぶ出ましたので、私は具体的な問題を提起いたします。具体的な問題に対する政府の具体的な答弁を多くの国民が期待していることを確信いたしますので、誠意ある御答弁をお願いいたします。  まず三木総理の演説についてですが、ただ「重大時局」だとか「難局打開」などと言い、「御協力をお願いする」というだけでは問題の解決に前進がないわけであります。以下数点にわたり総理の率直な御答弁を期待いたします。  第一に、三木総理はほんとうに金……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第21号(1975/07/03、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま提案理由の説明がありました参議院副議長前田佳都男君の不信任決議案について、提案者に若干の質問をいたすものであります。  質問の第一は、本国会における公職選挙法の一部改正案並びに政治資金規正法の一部改正案の審議に当たり、前田副議長の果たした役割りが本院の副議長として適切なものであったかどうかという点であります。  副議長の責務は、本院の議事運営をつかさどる最高責任者としての議長を補佐するものであります。副議長の置かれています立場は、不偏不党、中立かつ公正でなければならないことは申すまでもありません。したがって、多数党の横暴を戒め、少数意見を尊……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 参議院本会議 第5号(1975/09/20、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、去る十六日行われた政府演説に対し、若干の質問をいたします。  今回の政府演説は、総理の所信表明と外相の外交演説だけという、実に変則的なものでありました。深刻な不況、倒産、雇用不安の中に召集されたこの国会がこのような変則なスタートを切ることについて総理はどのように責任を感じますか。  しかも、総理の所信表明においては、不況からの脱却を前面に押し出したおつもりかもしれません。しかし、その対策が肝心のところは何らの提案もなく、ただ国民に一、二年のしんぼうを求めるというようなことでは、政府をどのように国民が信頼してよいかわからないではありませんか。一年でも……

小平芳平[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

小平芳平[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後1号(1974/08/09、10期、公明党)

○小平芳平君 公害による健康被害救済について若干お尋ねをいたします。  長官の先ほどの所信表明では、公害健康被害補償法により補償給付の支給等の措置を講ずることといたしておりますが、結論としては中公審でいま検討している、近く政令の公布をいたしたいと考えておりますということでありますが、その辺をもう少し御説明いただきたい。
【次の発言】 水俣病――熊本県の水俣病につきまして、認定の申請、あるいは認定された件数、現在行なわれている進行状況、それらの点について御説明いただきたい。
【次の発言】 そこで、いま、六月には認定がなくて、七月、八月へかけて相当現地のほうでは作業を急いでいるということと、それか……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後2号(1974/09/20、10期、公明党)

○小平芳平君 最初に運輸省に伺いますが、運輸省では、きょう参考人として四社の方が御意見を述べられておられますが、五十年規制について型式指定を受ける、運輸省から指定を受けなければ市販はできないわけだと思いますが、この四社の製品の中で、型式指定をすでに受けた製品、それから市販されている台数。それからなおかつトヨタ、日産については、型式指定を申請中で云々というような御答弁が先ほど参考人の方からありましたが、これらの進行状態はどうなっておりますか、御答弁いただきたい。
【次の発言】 五十年規制のための型式指定は運輸省でどのくらいの期間かかるのか。いつころそれが申請が出されて、いつころ決定になるのか。そ……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後3号(1974/10/18、10期、公明党)

○小平芳平君 けさほど来のずっと質疑を聞いておりまして、あと繰り返しての質問は一切いたしませんので、ひとつ簡単に結論だけお答えいただきたいと思います。  つい先ほどの質問に対する御答弁で長官は、五十一年規制については後退もしていない、固まってもいないというふうな答弁をされたのを、春日局長はさらに具体的に、もしそれが技術的にできないなら暫定規制値を設けるというような趣旨の答弁をされたんですが、ということは、確かにこの現段階では四十七年答申から後退はしておりません、環境庁としては。しかし、それが技術的に困難、できないということになったならば、規制をそのまま二年、三年延期するということではなくして、……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後4号(1974/11/11、10期、公明党)

○小平芳平君 時間もだいぶおそくなっておりますので、簡単に二、三お教えいただきたいと思います。  初めに服部先生に伺いたいと思いますが、先生が午前中の御意見のところで、クリプトン八五とそれからコバルト六〇の例をお出しになってお話しくださいました。そうしてまた先ほどの質問に対するお答えの中で、平常運転している限り安全だという意見には私は賛成でないという御主張をなさっておられました。で、ごく私たちきわめて常識的なことを知りたいのでございますが、空気中の排ガスとそれから排水に分けまして、どういうものが排出される可能性がありますか。また、特にクリプトン八五は危険だということを年数をあげてお述べください……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後5号(1974/11/25、10期、公明党)

○小平芳平君 私の質問は午後に予定されておりますが、いまの自動車排ガスに関係いたしまして簡単に二、三お尋ねしておきたいと思います。  先ほど御指摘の五十年規制のツー・サイクル・エンジンのHCにつきまして、新聞報道によりますと、自民党政調会が環境庁に対して要請をしていると、あるいは代議士を動員して環境庁に陳情しているというような報道がなされておりますが、これは事実かどうか。これに対して毛利長官はどう受け取っておられますか。どうしてそうした記事を私はここで取り上げるかと申しますと、とにかく家庭の主婦あるいはお年寄り、一日じゅう家の中あるいは家の周囲において排気ガスに悩まされ続けている。そしてかぜを……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後6号(1974/12/06、10期、公明党)

○小平芳平君 各メーカーの参考人の方にお尋ねをいたしたいのでございますが、先ほど河野参考人からは、一トン以下にはこの暫定値はきびしい規制だと 一トン以上のものにはむしろゆるい規制だというお話がございました。この点について私ずっと各参考人の方、長島参考人、杉浦参考人、それから持田参考人にそれぞれ御意見を伺いたいわけです。  一つは、〇・六というものが達成可能かどうか。この点について前回の委員会でもまた本日の委員会でも再三御発言がございましたが、もう一度あらためてわかりやすくひとつ。一トン以下にはきびしいという河野参考人の御発言もございましたが、はたして達成は十分可能というふうにお考えでありますか……

第73回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1974/10/25、10期、公明党)

○小平芳平君 薬品による健康被害者に対する救済制度、これを厚生大臣は、齋藤厚生大臣になってからも再三、つくりますと、次の国会に提案しますという答弁までなされたこともあったわけですが、今日の段階では被害者に対する救済制度がなかなかできそうもないというような結果になっているようですが、いきさつはお述べいただかなくてけっこうですが、見通しについて、どういう見通しに立っておられるか。聞くところによりますと、せっかくつくられた研究会もほとんど開かれておられないというふうに伝えられておりますが、その辺についてお尋ねいたしたい。
【次の発言】 検討を急ぐということは、もう数年来の同じ答弁でありまして、いま私……

第73回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1974/11/14、10期、公明党)

○小平芳平君 本委員会を代表して、山崎委員長、片山、沓脱の両委員、それに私、小平によりまして、去る十月二十九日から五日間の日程で、沖繩県下の厚生、労働行政の実情調査をしてまいりましたので、御報告いたします。  今回の調査は、医療及び米軍基地の日本人労働者の離職対策等の問題に焦点を当てて行ないました。沖繩県庁において、屋良知事をはじめ関係者の方々から調査項目についての概況を聴取した後に、沖繩本島及び宮古島の現地で調査をしてまいりました。  まず、本調査を通しまして、結論的に申し上げますと、沖繩県は四十七年に本土に復帰して満二年半を経過しておりますが、今日においても依然として経済、社会の両面におい……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/23、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、最初に労災関係について質問をいたします。特に労災関係については、去る四月四日の社会労働委員会で、当時の渡邊前基準局長、それから長谷川労働大臣の御答弁がありまして、で、私がそのとき指摘した点は、職業病の予防、職業上の疾病がふえる、技術革新の結果、そうした職業病は減るのがほんとうだと思うのですが、かえって技術革新の結果、職業病といわれる疾病がふえる傾向にも過去にあったというような点から、どうこのことを予防していくかという点で質問いたしましたところ、作業管理基準、あるいは指導要綱等により予防を徹底的に進めていくということで答弁があったわけです。で、ただ、それで私はよろしいと思うの……

第74回国会 社会労働委員会 第3号(1974/12/24、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、ただいま可決されました労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党及び民社党共同提案の附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    労働者災害補償保険法等の一部を改正する    法律案に対する附帯決議(案)   政府は、左記事項に関し速やかに所要の措置  を講ずべきである。  一、労災保険の給付水準、給付基礎日額の算定   方法、スライド制等については、今後ともそ   の改善を図るよう努力すること。  二、労災保険の全面適用を早急に実現するこ   と。  三、労災保険給付と他の社会保険給付との関係   につい……

第74回国会 社会労働委員会 第4号(1974/12/25、10期、公明党)

○小平芳平君 日雇い健保の問題点についていま質問があり、御答弁がありましたが、基本的にこの厚生省の考えは日雇い健保を充実発展させていこうという考えなのか、それとも赤字の荷物をかかえて、もうどうにもこうにもならないというような考えなのか。どうも大臣が一番最初、三木内閣云々という御発言と、それからいまの日雇い健保に対する個々の問題点に対する御答弁と、あまりにも食い違っているように感じますが、いかがですか。
【次の発言】 それでは、先ほど来の御答弁について一々取り上げるわけではありませんが、たった一点だけ受給要件について局長は保険の原理・原則などと言って、それで、足りない人はやむを得ないんだ、要する……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/02/19、10期、公明党)

○小平芳平君 きわめて短時間でありますので、要点だけ質問をいたします。答弁なさる方も簡潔に御答弁いただきたいと思います。  第一に、土壌汚染防止法に基づく特定有害物質として砒素を指定するのはいつか。
【次の発言】 私の提出した質問主意書に対する政府の答弁は、ただ中公審に審議をお願いしているということだけであって、そうした具体的な答弁がまるでない。で、これはきのうやきょう問題提起していることではなくて、私が最初島根県津和野町笹ケ谷鉱山の農業被害を国会で取り上げましたのは昭和四十七年です。この砒素の被害を地元の人たちが訴えているのはすでにもう百年も前からです。明治の初めからなんです。  そこで、農……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/02/21、10期、公明党)

○小平芳平君 春日局長に最初お尋ねしたいのですが、先ほどの内田委員の質問に対して局長は、健康問題は、あるいは光化学スモッグの原因等十分審議を尽くしてきましたと、こういうような答弁をされましたが、そうしますと、この自動車公害専門委員会というここでは、そうした技術の問題とともに健康の問題も審議したわけですか。
【次の発言】 そうして局長は、先ほど慶應大学医学部外山敏夫教授、この方が専門家だというふうに、光化学スモッグの専門家だというふうに名前を挙げられましたが、そのほかにも入っておられますか。
【次の発言】 この国立衛生試験所の山手昇委員はどういう方ですか。

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/02/28、10期、公明党)

○小平芳平君 露木参考人にお伺いいたしたいのでございますが、せっかくおいでいただきまして当委員会に御出席いただいているわけでございますので、先ほど来の御答弁は、申しわけないという一点ばりであって内容について一向お触れになりませんでした。で、ただ、あの事故直後私も伺いまして、そして直接工場長さん初め幹部の方からお話を伺ったこともありますし、それからまた、新聞にも再三報道されていることもございますので、そういう当然わかっていることは、やはりこの際、そういう手抜かりもありましたということは、そういうふうにやっぱおっしゃった方がいいじゃないかと思うのであります。  で、まず第一に、確かに安全体制といい……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1975/03/07、10期、公明党)

○小平芳平君 ただいま議題となりました環境影響事前評価による開発事業等の規制に関する法律案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  われわれ人間も生物の一種であって、自然の生態系の循環の一部に組み込まれ、自然と一体となってその微妙なバランスの中で生存しているのであります。  しかるに、近代における産業の発展と科学技術の進歩の過程において、人間はこの厳粛な法則を無視し、環境受容能力の限界を超えた自然の侵奪を行い、人類みずからを含むすべての生物の生存をすら、脅かすまでに至っております。  特に、わが国においては、諸国に比べて相対的に稀少な大気、水、国土といった環境上の制約の中で、しかもパルプ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1975/05/23、10期、公明党)

○小平芳平君 当面の問題につきまして二、三お尋ねしたいと思います。  最初に、自動車排気ガス規制につきまして、先ほど栗原委員からの質問に対し小沢長官は、環境庁としてはきわめてスムーズに事を運んでいるかのように、あるいは環境庁としては何ら問題はないかのような御答弁をなさっているように私は感じました。で、私がいま直接ここで明らかにしていただきたいと思いますことは、この猶予期間ということですね。これは、五十年度規制は四月一日から実施されましたが、なおかつ猶予期間が八カ月でございますか。それから五十一年度規制は五十一年四月一日から実施されるわけですが、猶予期間、十一カ月ですか。こういうふうな点について……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1975/06/18、10期、公明党)

○小平芳平君 最初に、静岡県の富士市周辺の製紙工場のスラッジの処理につきまして、これは猶予期間も設けられたり、いろんないきさつがあったように伺っておりますが、現在の段階でどう処理されているか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 大変抽象的で、それでは問題がどこにあるかということがつかみがたいのですが、四十七年九月一日から四十九年八月三十一日の間、この二年間は暫定指導要領ですね、暫定指導要領によって山へ捨てに行っていたんですね、ですから、田子ノ浦で問題になったヘドロが富士へ登るという現象が起きていたわけです、この二年間は。ところが、この暫定期間の二年間が過ぎましたので、いま、お答えに……

第75回国会 社会労働委員会 第2号(1975/02/27、10期、公明党)

○小平芳平君 先ほどの労働大臣の所信表明に対しまして、基本的な問題について若干質問をいたしたいのであります。  これは午前中も質問が出ておりまして、答弁もございましたが、最初に、雇用調整給付金につきまして、労働省の御答弁によりますと、一月、二月、――二月の途中までの集計で三千三百九十一事業所ですか、当初五十億円程度を予想していたが、七十ないし八十億円くらいの雇用調整給付金がかかるであろうというふうに答弁なさったかと私聞いておったわけです。で、五十年度予算は、きょうのいただいた資料の御説明によりますと、雇用改善事業二百七十二億円、うち雇用調整給付金百四十二億円というふうになっておりますので、この……

第75回国会 社会労働委員会 第3号(1975/03/11、10期、公明党)

○小平芳平君 ただいまの治るかどうかという点につきまして、引き続いてお尋ねをいたしたいと思います。  昨年の十二月一日に全国集会がございまして、その全国集会の集会の席上では自主検診班の先生からはいまちょうど今井先生からお話のあった御報告がございました。まず手術によって治るということは不可能のそういう患者がいるというような趣旨だったかと思いますが、そういう点はございませんか、ちょっと。
【次の発言】 中間広筋型及び混合型では手術で完全に治すということはできませんと、こういう御趣旨でよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこで、私は、そういう学問的なことは全然わかりませんが、医学上のことはわかり……

第75回国会 社会労働委員会 第6号(1975/03/18、10期、公明党)

○小平芳平君 大臣の所信表明につきまして、何点かにわたって、質問内容が飛び飛びになって恐縮ですが、何点かにわたって質問いたしたいと思います。  大臣の所信表明に直接関係がないかもしれませんが、いま歯科診療の差額徴収について、非常に、毎日のように新聞に報道されております。この点について余り細かい説明は必要ありませんので、四十八年八月二十七日、歯科医師会が出したマル秘通達というものがあるということが報道されております。これに対して厚生大臣は、そういうものが本当にあったのかどうか、撤回したのかどうかということを調査するように指示したというふうな報道がありますが、この点についていかがですか。

第75回国会 社会労働委員会 第7号(1975/03/20、10期、公明党)

○小平芳平君 この作業環境測定につきまして、こうした制度を設けるという点については異論がありませんので、特にそうした基本的な問題で反対意見を述べるとか、あるいは政府の態度を究明するというような趣旨ではありません。趣旨ではありませんが、果たしてこういう制度ができた場合にどれだけ労働者にとってプラスになるのか、あるいはこういう制度の運用上企業なり労働者なり職場なり、あるいはすでに同じような測定をしている既存の機関なりにどういう影響が起きてくるかというような点について私は若干質問したい、このように考えております。  最初にこの労働災害と職業上の健康被害とそれから公害についてです。公害問題は過去私も何……

第75回国会 社会労働委員会 第11号(1975/04/16、10期、公明党)

○小平芳平君 ただいま議題となりました母子家庭の母等の雇用の促進に関する特別措置法案について提案理由並びに内容の概要を申し上げます。  突発的な事故や不慮の災害等で主たる稼動者であった父や夫を失った母子家庭は四十八年度末で六十一万六千二百世帯を数えます。しかもこの数値は、交通事故、海難事故、労働災害及び自然災害など最近の発生状況にかんがみさらに増大するものと思います。  これらの災害を未然に防止するための効果的な対策の確立は国民の強い願望であり、国がその施策の万全を図る責任のあることは言うまでもありませんが、当面の母子家庭の生活基盤の確立もまたきわめて重要な課題であり一日たりとも放置できるもの……

第75回国会 社会労働委員会 第13号(1975/05/08、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、今回の一部改正の内容そのものについては格別の異議を差しはさんでいるわけではありません。ただ問題は、財形貯蓄ということ、そのものの意義につきまして、現在の状況、労働者の生活実態、そういうところからして果たして財形貯蓄というものがどういう目的でどういう運営を現在されているか、将来どういう方向へ持っていかれるか、そういうような点について質問したいと思います。  で、まず最初に、総理府の発表された四十九年平均の家計調査がありますが、全国勤労者世帯一ヵ月当たりの実収入、それから消費支出ともに実質では前年を下回っているという事実、こういう点について、労働省としては、昨年のあの大幅賃上げ……

第75回国会 社会労働委員会 第15号(1975/05/29、10期、公明党)

○小平芳平君 中小企業の退職金に入ります前に、中小企業の置かれている現状につきまして二、三お尋ねし、また意見も申し上げたいと思います。  婦人少年局がつい最近発表されました「労働災害遺族の生活実態に関する調査」、これによりまして婦人少年局のねらいとしましては、ずっと項目を、こういうねらいでこの調査を行ったということが書いてありますが、この調査結果から考えた中小企業の問題点、特に中小企業の労働者という観点から見た場合に、この調査結果についてどういうことが言えるかという点をお尋ねしたい。
【次の発言】 ただいまのお話のように、労災遺族の調査をしましてみたところが、夫が勤務していた事業所は従業員数百……

第75回国会 社会労働委員会 第16号(1975/06/03、10期、公明党)

○小平芳平君 今回の年金改正につきまして、厚生大臣は昭和五十一年度は年金の見直しをするということですが、そしてまた、福祉年金の額は月額二万円に引き上げますということ、それからそうなりますと、障害福祉年金は月額三万円というふうなことが、厚生大臣の答弁として受け取ってよろしいかどうか。
【次の発言】 大分、伝えられていた厚生大臣の見解と、いま述べられる見解とかけ離れてしまったように伺いますが、やはりこの福祉年金は一万二千円から、老齢福祉年金は一万二千円から二万円を目指して、その達成のために努力をいたしますというふうに従来受け取っておりましたが、それでよろしいかどうか、それが第一点。  それから第二……

第75回国会 社会労働委員会 第18号(1975/06/17、10期、公明党)

○小平芳平君 最初に田沼先生に伺いたいと思いますが、先ほど来ずっと両委員の質問に対する参考人のお答えを伺っておりまして、きわめて大きな現在の問題点は、認定制度があると思います。で、私もこうした認定制度は廃止すべきであると、先生が先ほどそのようにお述べになったように伺ったのですが、私もそのように考えております。特にこの原爆の傷害作用の影響によるものでないことが明らかなものだけを除いて、影響の疑いがある、あるいは影響がまだはっきりわかっておらないというようなものは対象とすべきであるというふうにお述べになったように伺いました。で、この点につきまして、いま御出席の他の先生方にも逐次またお伺いしたいので……

第75回国会 社会労働委員会 第19号(1975/06/24、10期、公明党)

○小平芳平君 けさ来の当委員会の審議をずっと伺っておりまして、政府の答弁は、局長は至れり尽くせりやっておりますと言わんばかりの答弁を繰り返しますし、大臣はまた野党提案の援護法についてはいま直ちにそれには賛成できないということを一生懸命繰り返しておられるのみです。非常に私は不満なんですが、若干具体的な問題を取り上げて、見解をただしたいと思います。  先ほどのたとえば原爆病院に対する目黒委員の質問に対する答弁では、結論はどういうことですか、本年度は赤字にならないだろうということだったのですか。それとそれから局長は原爆病院へ行ってみて、現地調査をしてきましたと言いましたが、いつ行って来られたのですか……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/03/27、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、主として隠れた公害の被害者、あるいは広い意味で言われる隠れた被害者、言いようによっては隠された被害者、この被害者をどう救済するか、即刻救済すべきである、こういう観点から二、三の点を取り上げて質問をいたしたいと考えます。  初めに、宮崎県の土呂久、松尾、この地区の砒素による被害者の健康障害につきまして、私は参議院の各委員会で何回か問題提起をいたしてまいりました。しかし、労働省は労災保険の適用の上で、環境庁は公害健康被害補償法の適用の上で、こうした砒素の被害者に対しましては、皮膚と鼻と、それから神経炎、こうしたきわめて限定された適用しかしておりません。 健康被害に対する措置しか……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/11/19、10期、公明党)

○小平芳平君 私は長野県にある昭和電工塩尻工場の従業員の労働災害、それから周辺の環境汚染、それから周辺の環境汚染による健康被害等について質問をいたします。  この塩尻工場の問題はすでに何回か私は当委員会で取り上げてまいりましたし、またきょうもこうした一地域の、一工場の公害問題を取り上げるという趣旨は、それは被害者同盟あるいは信州大学その他の調査研究が発表されますとすぐ会社から反論が出るわけです。それで、反論が出る、そうこうしているうちにだんだん会社も一部を認めるというようなことをもう数年にわたって繰り返してきております。したがいまして、今回、この現時点でどういうことが問題かという点を取り上げた……

第76回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/12/17、10期、公明党)

○小平芳平君 ソーダ業界が、例の水銀の問題が発生して、その時点で水銀法から隔膜法に転換するということで来ておりますが、なかなか思うように転換もできてないというふうに新聞にも報道されております。この間の事情について、政府から御説明いただきたい。
【次の発言】 その、いろいろな事情というのがのみ込めないわけです。  ですから、五十年九月までに三分の二ということは、どういうことでそういう目標が立てられたのか。可能性があったのかなかったのか。そして、今日、転換が進まないいろいろな事情というのは、どういう事情があるか。簡単でいいですから、要領よくお答えいただきたい。

第76回国会 社会労働委員会 第2号(1975/11/18、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、産業廃棄物について質問をいたします。特に産業廃棄物の中でも、きょうはメッキのスラッジに限って質問をいたします。  厚生省は、中小零細企業の圧倒的に多いメッキ業界の、そのメッキの産業廃棄物はどのように処理されているかということを、実態を把握しておられますか。おられる実態を御説明いただきたい。
【次の発言】 その調査した中に岡山県は入っておりますか。
【次の発言】 そう部長は簡単に自社の敷地内に積んでおくのが一般的だように言われますが、これは岡山県の実例ですけれども、ドラムかんに百二十本、このドラムかんももう二年、三年たちますからドラムかんの上に上がっただけでふたがぽんとはずれ……

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/12/09、10期、公明党)

○小平芳平君 三木総理に伺いますので、端的にお答えをいただきたい。きわめて私も専門家ではありませんので端的にわかりやすく御答弁をいただきたい。  最初に三木総理は、国会の場において解決すべき問題だということを再三言われておりますが、それは国会の場において法律改正は審議されるということは十分承知しております。ただ従来政府がこの秋までに結論を出そうという努力は、具体的にこの争議権、当事者能力、こうしたことについての結論を具体的にこの秋までに出そうという努力をなさったのかどうか、その点いかがですか。
【次の発言】 要するに、政府としては争議権、当事者能力等について具体的な結論をもっと出そうという目標……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1976/03/31、10期、公明党)

○小平芳平君 私は公明党を代表して政府原案に反対の討論をいたします。  今回の改正案が、原案が成立するときに、昭和四十九年五月二十九日、当委員会でも、果たしてこうした重量税の引き当てがいいかどうかということは十分議論されたわけであります。当時政府から出席をいたしておりました城戸局長も、「私ども重量税が一番いい方法であるというぐあいに考えておるわけではございません。」、また、結論として、「重量税の引き当てというのが一番現実的であるということで、二年間の暫定措置として今回改正案を提案している次第でございます。」と、このように答弁をしていることは御承知のとおりであります。そしてまた、当委員会としまし……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1976/05/14、10期、公明党)

○小平芳平君 長官行かれる前に一言だけ。「環境影響評価の技術手法」というふうにこのきょうの所信表明で述べられておりますが、これは「この結果をも踏まえて、そのための法案を提出いたすべく」というふうになっておりますが、今国会に出されるつもりかどうか、それをひとつ。
【次の発言】 じゃあ環境庁当局に伺いますが、先ほど原理事から派遣の報告がありましたが、そのときに、海田湾の埋め立てについて、県側の説明、それからまた地元の反対運動をしている方の説明を聞きまして、先ほど御報告があったとおりです。それで、何か県側の説明だと、これが環境影響事前評価の第一号であるとか、こういうふうにそのりっぱな事前評価をやった……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、公明党)

○小平芳平君 ただいま議題となりました環境影響事前評価による開発事業等の規制に関する法律案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  われわれ人間も生物の一種であって、自然の生態系の循環の一部に組み込まれ、自然と一体となってその微妙なバランスの中で生存しているのであります。  しかるに、近代における産業の発展と科学技術の進歩の過程において、人間はこの厳粛な法則を無視し、環境受容能力の限界を超えた自然の侵奪を行い、人類みずからを含むすべての生物の生存をすら、脅かすまでに至っております。  特にわが国においては、諸国に比べて相対的に稀少な大気、水、国土とついた環境上制約の中で、しかもパルプ、化……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1976/05/21、10期、公明党)

○小平芳平君 初めに野村参考人にお伺いしたいことは、この箔団地は私も三年ほど前に行って、まあわざわざその機械の動いているときに隣のうちの部屋へ座ってみたりしてそのひどいのに驚いたわけですが、地元の周辺の人の話だと、先ほど位牌の話をなされておられましたが、先祖が仏壇から出てくると言う、何のことかと思ったら位牌が仏壇から出てきてひっくり返って落ちていたというような状態だったわけですが、きょうのお話を伺いますと、大分技術開発が進んできているということを伺って、むしろもう驚くくらいの気持ちであります。で、空気バネでありますか、それから地盤の構造でありますか、そういう点の成果を上げられたということですが……

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/05/11、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、廃棄物の処理関係について質問をいたします。  今回の改正につきましては、厚生省の努力は承知いたしておりますが、私たちはこういう今回のような改正では、きわめて不十分であるというふうに考えております。で、昭和四十五年、第六十四回国会で、従来の清掃法が大改正になり、現在の体制になった。あるいは昨年夏の六価クロム問題を契機として法の整備が強く要請されるようになった、こういうようないきさつ、あるいは今回の改正に対して、全国都市清掃会議というところから、本法案を早く成立させてほしいというような要請がきているという自治体の御意見も承知いたしております。しかし基本的に現在の法律体制、あるい……

第77回国会 社会労働委員会 第4号(1976/05/13、10期、公明党)

○小平芳平君 初めに、当面の二、三の問題点についてお伺いいたしたい。  長野県にある昭和電工大町工場で労働基準法違反があった。その基準法違反を基準局と監督署が強制捜査をし、三月二十九日書類送検をしたと、こういうことが新聞に報道されております。で、この件については、私は何回となくこの前から、また強制捜査以後も現地でいろんな実情調査をしております。非常に企業と行政に対する不満、あるいは企業と行政に対する不信、これは相当なものがあるということは大体御想像いただけると思うんです。その間の事情について御説明をいただきたい。
【次の発言】 そう、監督を契機にと言いますけれども、これはもう労働組合が主体とな……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/18、10期、公明党)

○小平芳平君 労災法関係につきまして、私の最初に社会保障制度審議会の一月二十七日の答申、この点について御見解を承りたいと思います。  この答申は、御承知のように「おおむね了承できる」ということが最初でありまして、「おおむね了承できるが、労働者災害補償保険法は労働基準法を受けて出発したにもかかわらず、今日、同法との関係においてその性格に不明確な点が生じつつある」、そして「以下の点に留意されたい。」となっておりますが、こういう点について制度審議会ではこういうふうな見解を答申しておりますが、労働省当局としては何かそういうことについての検討をされましたかどうか。

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/20、10期、公明党)

○小平芳平君 私は健康保険法等の一部改正の関係について初めに質問をいたします。  田中厚生大臣もよく御承知のように、健保の改正のときにはいつものように抜本改正とか、あるいは政府のいつもの財政対策が政府は主眼であると、そういう財政対策主眼でなくて、より根本的に医療供給体制の整備、あるいは保険外負担、差額ベッド等、こうした解決が先決だという議論がいつもなされておりますが、そうした点についても今回ははなはだ不満足のまま、結局財政対策先行でそうした基本的な解決は後回しになったというふうに感じておられますか。
【次の発言】 そうした点についての検討をしているというふうに言われますところの内容を、どういう……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1976/10/20、10期、公明党)

○小平芳平君 これからの環境行政の大きな柱の一つとして、環境影響事前評価について私は質問をいたします。  長官からもごあいさつの中で所信を述べられておられましたが、私たちも、公明党としましても、事前評価についての法案を再三参議院、国会に提出をいたしております。で、政府の方でも、環境庁として前国会に法案を提出するやに伝えられておりましたが、環境庁案はできなかったのかどうか。その辺のいきさつを最初お尋ねしたい。それと同時に、また、先ほどの長官の御発言の中では、早期に提出するようにも受け取れるように聞こえましたが、見通しについて伺いたい。
【次の発言】 中公審としては、この五十年十二月二十二日の検討……

第78回国会 社会労働委員会 第2号(1976/10/14、10期、公明党)

○小平芳平君 私は雇用問題、特に高齢者の雇用問題についてお尋ねをいたします。六月十八日、閣議決定の雇用対策基本計画を見ますと、二十二ページに高齢者雇用対策ということについて、本当に事こまかに述べておられております。特にこのイとして六十歳までについては、ロとして六十歳から六十四歳については、ハとして六十五歳以上についてはと、こういうふうにこれは政府は決定をしているわけでありますが、どうも現実問題、高齢労働者は一たん退職したら再就職がなかなかむずかしい。再就職しても待遇がきわめて低い、こういう状況にありますが、果たして労働者としてはこうした基本計画に沿った施策が実現可能であるというふうにお考えか、……

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、10期、公明党)

○小平芳平君 先日の予算委員会で質問をいたしました薬による健康被害者の救済制度について若干お尋ねをして、問題点を明らかにしておきたいと思います。  きのうから厚生省に薬害被害者の方々が数十人泊まり込んで、何とかして実際の被害者の声を聞いてほしい、救済制度をつくるということについては私もその必要なことは数年前から当委員会で再三問題提起をしてまいりましたわけであります。しかし、実際現に発生しておられる被害者の方がそういう制度では反対だと、われわれの意見を聞いてほしいと、こういうことに対してどうも新聞の記事を、報道されているニュースを見るについても、どうも厚生省の対応がよろしくないではないか。私もけ……

第78回国会 社会労働委員会 第6号(1976/10/28、10期、公明党)

○小平芳平君 再三、私はクロムによる健康障害について当委員会で質問をし、あるいは問題提起してまいりましたが、どうも先回の委員会でも労働省の当局の答弁ははなはだすっきりしておりませんので、三十分の限られた時間ではありますが、クロムの健康障害について重要な点を二、三挙げて質問し、明らかにしたいと思います。  その第一点は、従来クロム障害は皮膚それから呼吸器系統の炎症、これが主体というふうに言われておりましたが、今日では臨床病理学的観点等からして全身疾患であると、そういう皮膚と呼吸器に限らない、全身疾患を起こすのがクロムの障害である、このように言われておりますが、こういう点について労働省はどう判断を……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/05、10期、公明党)

○小平芳平君 最初に総理に伺いますが、ロッキード事件につきまして、いわゆる灰色高官の発表について総理は姿勢が後退したと、こういうふうに報道されております。また、本会議等で再三総理の答弁は聞いてまいりましたが、ごく簡単に、灰色高官名公表について、これこれの方針であるというふうに御答弁をいただきたい。
【次の発言】 四月三日に総理は記者会見で、刑事訴訟法四十七条ただし書きをわざわざ引用して、政府が決定し発表すると、こういうような趣旨の発言をしておられますか。
【次の発言】 したがって、最初、四十七条ただし書きを引用して総理が記者会見でお話しなさったその段階では、国会において要請があればとか、国会に……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1977/03/25、10期、公明党)

○小平芳平君 きょうの私の時間がきわめて限られておりますので、具体的な問題はまた別の機会に質問したいと思います。  で、きょうはこの開かれた環境庁ということと、それからそれに関連しまして環境影響評価法案等について若干質問したいと考えます。  石原環境庁長官は、先ほど来の青木委員からの質問に対していろいろ答弁なさっておられますが、福田内閣が出発されるときに、石原さんが環境庁長官に就任された、それはどういうことを期待されて就任されたんですか。
【次の発言】 それはそうだと思いますが、開かれた環境庁ということで、歴代の環境庁長官、いろいろその長官の立場とかその考え方とか、そういうことによって若干の相……

第80回国会 社会労働委員会 第3号(1977/03/01、10期、公明党)

○小平芳平君 先般、戸田委員長、森下理事、粕谷、片山、内藤各委員、それに私小平と、一月二十五日から二十七日の三日間、岐阜県と滋賀県の救急医療対策、母子保健対策、心身障害児者の福祉対策及び公衆浴場法をめぐる諸問題に関する実情を調査してまいりました。  両県からそれぞれ右施策の説明を聴取し、岐阜県では川島町母子総合センター、水野町地域特殊浴場、県立整肢学園、大垣市民病院を、滋賀県では雄琴特殊浴場、大津日赤病院、第一びわこ学園、守山母子健康センターを視察いたしました。  以下簡単に調査の概要を御報告申し上げます。  まず、救急医療について申し上げます。救急告示医療機関の設置者では、岐阜県は私的機関が……

第80回国会 社会労働委員会 第4号(1977/03/03、10期、公明党)

○小平芳平君 最初に冨永参考人にお伺いしたいと思いますことは、立法化するという場合に、具体的に問題点は先ほど御指摘をされましたのですが、特に救急法を制定するという段階になった場合にどういうことをぜひ必要かという、そういう具体的な御提言がありましたら、もう項目的でも結構でございますので、挙げていただいたら大変参考になるではないかというふうに考えます。で、片桐参考人からも同じ趣旨でそういう御提言がありましたらおっしゃっていただいたら、将来さあ立法化しようと、あるいは立法化すべきであると、救急法を制定すべきであるということを提言する場合に、これだけのことはぜひ入れてほしい、あるいは先ほど五項目挙げら……

第80回国会 社会労働委員会 第5号(1977/03/10、10期、公明党)

○小平芳平君 初めに私は身体障害者の職業訓練について伺いたいわけですが、大臣の所信表明にも余りそれらしいことは触れられておりませんが、身体障害者の職業訓練、それから、訓練を終わってからの職場への進出、こういう点については労働省は基本的にどのような対策をとっておられますか。
【次の発言】 そういう手厚い措置をとっていこうという考え方はそういう考えでしょうけれども、実際問題として、ではこの職業訓練も、一般の職業訓練校とそれから身体障害者職業訓練校と、その定員、それから在校数、それから卒業した後の就職数、こういう点について比較をしてみるとどういうことがいま結果として出ておりますか。

第80回国会 社会労働委員会 第7号(1977/04/26、10期、公明党)

○小平芳平君 午前中、医療制度についていろいろ質疑が交わされておりましたが、私は救急医療制度について、三月三日の当委員会で参考人の方の出席を得て審議をいたしましたその結果について、最初若干お尋ねしたいと思います。特に、厚生大臣は救急医療体制の整備について御熱心だと承っておりますし、また予算も大きくついたということも伺っておりますが、私がここで取り上げたいと思います観点は、制度自体をどういう制度にしていくか、現行制度のままでいくか、それとも改善すべき制度はどう改善するかという点についてお尋ねしたいわけであります。  最初に、救急医療法というものを制定するかどうか、これは参考人の方の中では外国の例……

第80回国会 社会労働委員会 第9号(1977/05/17、10期、公明党)

○小平芳平君 初めに、年金関係について質問をいたします。  午前中の質問にもそういうような系統の質問が出ておりましたが、もう一つはっきりさせていただきたいことは、四月二十六日の当委員会で厚生大臣が積極姿勢で答弁したというふうに新聞にも報道されております。その第一は、未加入者に三回目の特例納付を設けるかどうかという点であります。その大臣の説明の中には、なるべく納付を怠っていて、そして後で一括して納付すれば得するという、そういう風潮があっては困るということを再三おっしゃっておられますが、それは確かにそうだと私も了解いたしますが、実際問題、いま具体的にもう私は年金権がなくなって困っているというふうに……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/04/13、10期、公明党)

○小平芳平君 私は、きょうは限られた時間で短かい時間ですので、現在時点で多くの国民生活に欠くことのできないプロパンガスの問題について質問をいたしたいと思います。  最初に通産省から、現在の家庭用燃料と言えば都市ガスとプロパンガスがほとんどだと思いますが、その需要世帯はどのくらいになっているか。そしてまた、そう遠い将来でなくて、将来この都市ガスとプロパンガスの傾向といいますか、あるいはそれ以外に考えられることがあるかどうか、将来の見通し等についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、都市ガスに切りかえていくということに対して頭から反対するとか、それをどうこうしようというような趣旨で……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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