このページでは小平芳平参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております国民健康保険法の一部を改正する法律案に関し、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 わが国において国民皆保険の計画が立てられてから、医療保険は順調な足取りを見て、いまでは国民のほとんどが何らかの形で医療保険の適用を受けるようになっております。その中にあって、国民健康保険の被保険者は四千三百万人にのぼり、全国民の半ばに近い人口を対象とする大きなものになっております。しかるに、国民健康保険事業をはじめ、他の医療保険も同様でありますが、保険財政はいまや危機に瀕しており、わが国の医療保障全体の建て直しこそ、緊急に解決しな……
○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和四十二年度予算三案に対し、反対の討論をいたすものであります。 まず、反対の根本的な理由としまして、本予算案の基本的な性格を批判せざるを得ないのであります。わが国の経済は、昨年来の景気上昇に続いて、かなり早い速度で上昇に向かっております。この上昇は、すでに政府の経済見通しの一三・四%を上回ることは確実とみられております。そして一部には景気の過熱すら心配されているのであります。政府の予算案は、この経済実勢を無視した景気刺激のインフレ的性格を持つ予算案であると言わざるを得ません。すなわち、四十二年度のわが国経済は、さきの……
○小平芳平君 私は公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております公害対策基本法案について、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたすものであります。 質問に先立ち、まず総理にお願いいたしたいことは、公害問題は十数省にもわたる複雑な問題でありまして、それだけの大臣全部をここに御出席願うわけにはまいらないので、私は基本的な問題についてお尋ねいたしますので、関係大臣のいない問題については、総理から一括して御答弁をお願いしたいわけであります。 産業公害の現状については、多くの説明をここに述べるまでもなく、いまや人命にかかわる重要な問題であり、公害対策こそ、最も焦眉の急を要する政治的課題であると……
○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に反対の討論を行なうものであります。 まず反対の第一の理由は、政府自民党の医療問題に取り組む基本的な姿勢についてであります。現在日本の医療制度は、極端な赤字財政に悩まされてきたことは、周知の事実であります。そうして、この難問題解決のためには、政府も地方公共団体も、与野党を問わず各政党も、あるいはまた各労働組合、経営者団体、医師の諸団体、病院関係の諸団体等各階各層から、いわゆる抜本的な対策について種々検討がなされ、また制度改正に対する各団体の意見も発表されてきたところであり……
○小平芳平君 ただいま議題となりました最低賃金法案につき、提案者を代表いたしまして、提案理由並びに内容の概要を御説明申し上げます。 申すまでもなく、国家が強制力をもって賃金の最低限を規定する労働者保護の立法、すなわち最低賃金制は、近代国家に不可欠の制度であります。ゆえに、ILO三十六号条約(最低賃金決定制度の設立に関する条約)は、一九二八年のILO総会で採択されて以来、七十二カ国が批准を終了しております。わが国は、先進工業国として大きな躍進を遂げながらいまだにこれが批准されないのは、政府の労働政策の重大な欠陥と言わざるを得ません。近代産業国家においては、いかなる労働者に対しても、労働者の最低……
○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました国民年金法の一部を改正する法律案について総理並びに関係大臣に若干の質疑を行なうものであります。 社会保障制度の重要性及びその大幅な改善の必要性については論ずるまでもないところでありますが、わが国の制度の現状は、社会保障制度の本義にもとり、福祉国家の建設とは名ばかりの、きわめて貧弱なものであると断言せざるを得ません。 昭和四十三年度予算で、国民生活と密着した社会保障関係予算は、政府のいわれもない財政硬直化を理由に、総予算の伸び率より低く押えられ、わずか一一・三%にとどまったのであります。しかも、四十三年度予算で厚生省の……
○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま政府から報告のありました十勝沖地震について、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたすものであります。 質問に先立ち、不幸にしてこのたびの災害でなくなられました数十名の方々に対し、衷心より哀悼の意を表し、その御冥福をお祈り申し上げるとともに、災害者の方々が一日も早く立ち上がられんことを心より御期待申し上げる次第でございます。 質問の第一は、総理にお尋ねいたしますが、激甚災害法の適用についての見通しはいかがでありますか。いま総理は、すでは一部地域は指定されたと言われ、他の地域は調査を待ってと答えられましたが、災害のたびにこの問題が起きるわけで……
○小平芳平君 ただいま議題となりました刑事補償法の一部を改正する法律案について、法務委員会における審議の経過と結果を報告いたします。 本法律案は、最近における経済事情にかんがみ、刑事補償法による補償金の算定基準を引き上げることとし、その基準を、拘束については、一日六百円以上千三百円以下に、また、死刑の執行を受けた場合については、三百万円以内に、それぞれ改めるものであります。 委員会においては、質疑の後、討論に入りましたところ、青田委員は、原案に賛成の意見を述べるとともに、各派共同提案にかかる刑事補償の拡充に関する附帯決議案を提出し、次いで、法律案及び附帯決議案について採決の結果、いずれも全……
○小平芳平君 身体障害者の雇用促進、それから労働条件等についてお尋ねしたいのですが、この点についてもいろいろ労働省のほうであらかじめ資料をお願いしたり、また、できるかどうかお尋ねしたいこともあるのですが、どうもはっきりした資料についてのお答えもないままにきょうの質問になったわけですが、それで、最後にまたいろいろと資料についてもお願いしたいと思うのですが、まず最初にお尋ねしたいことは、申すまでもなく、高度経済成長をうたい、また、福祉国家をうたって政策を推進してきておる現状でありますから、したがって、身体障害者という一番弱い立場のこういう人たちに対してもいままでの考え以上の新しい政策のあり方という……
○小平芳平君 関連。この制度を変えたということですが、どうして急に制度を変えたのか。鈴木さんが指摘しているように、三月三十一日に予算が通ったとたんに変えたという、そのいろんな考え方のあることも、政府自体が制度を変えたということもいま御説明ありましたが、どうして急に変えたか、その辺の理由を鈴木さんが指摘しているように、金が足りないから変えたということだったら、そういうふうに御答弁願いたい。
【次の発言】 関連。いまの水道の問題ですが、前に東京都で非常に水がなくなって、それこそ空前の水の危機だというようなときが何回かあったわけです。そういうときにも、私はこの委員会でよく厚生大臣、大蔵大臣に質問した……
○小平芳平君 初めに外務大臣に、日本の移住政策について一点だけお尋ねいたしたいのです。 日本のいまの移住政策が非常に無責任な移住政策であったということが、つい最近二、三日前の新聞の夕刊の片すみでありますが、「夢破れ二家族帰る」、「ブラジルから農業移民」という見出しで出ております。このブラジルのプナウ移住地というところに昭和三十四年に十家族で農業移住をした。そのうちの二家族が、何とも募集要綱で内地で聞いていたことと現地の移住地の状況とは違い過ぎる、とてもこれではどうにもならないということで二家族が引き揚げ、それがまだ横浜港に入ったまま船の中にいる、そういうような状況がこの新聞に出ているわけであ……
○小平芳平君 私も、総理府に対して要求しておりませんでしたので、いろいろ申し上げませんけれども、あまりにも、要は政府が災害に対する一貫した対策というものがないので、いつもいつも災害の委員会のたびにいまのようなことが繰り返されている、これが現状ではないかと思うのですが、したがって、当委員会としても、また必ず基本問題についてやっていただきたいと私は念願しておるものです。 一つだけ総理府にお尋ねしますが、現に起きた災害に対してすら、いまのように資料の統一性もないという、こういう現状ですから、したがって――すでに中央防災会議がある。中央防災会議では防災基本計画を立てた。防災基本計画は、防災体制につい……
○小平芳平君 両省の説明を承っておると、結局、調査調査で、実際公害防止までいってないわけです。ですから、公害防止対策予算というよりも、公害防止調査予算みたいな現状にあるわけです。そこで、私がお尋ねしたいことは一つ二つだけにいたしますが、一つは、ばい煙等影響調査費ですね。昭和四十年度には一千百九十一万五千円、大阪、三重(四日市)では、成人、学童四千二百人調査したことになっておりますが、この結果は、いま御報告できますか。
【次の発言】 その二ないし三倍という……。簡単でけっこうですが、四千二百人のうち、どうなったかということを御報告願います。
○小平芳平君 私は、ただいま議題となりました身体障害者福祉法等の一部を改正する法律案の提案の理由について説明申し上げます。 戦後二十年を経て日本の現状を見ると、経済の高度成長や科学の進歩発進により、国民生活は大きく成長したが、その、反面、社会福祉は立ちおくれ、特に身体障害者に対する援護対策は顧みられないままになっているのであります。身体障害者福祉法が昭和二十四年に制定されましたが、当時は占領下という特殊な事情で、軍人軍属等の戦争による戦傷病者に対しては、特別に優遇する道はかたく禁じられていたため、現行の身体障害者の援護対策は不備の点が多いのであります。その後数次にわたる法の改正により、逐次内……
○小平芳平君 私は、労働委員会制度の問題についてあとで御質問したいと思っておりますが、いまの労働委員の給与の問題についてまた同じことが繰り返されるのは委員会の運営上ちょっとどうかと思いますので、特にお許しを得てお聞きしたいわけですが、自民党の亀井委員もいらっしゃるところでちょっと質問しにくいですけれども、いまの給与の問題は労政局長はあまりはっきり言わないし、大臣もあまりはっきりおっしゃらないのですが、結局地方の地労委の場合は、月額で会長が東京は九万円、大阪が七万円、あるいはさっきおっしゃった山梨が二万六千円ですね。ところが、中労委の場合は、さっき局長がおっしゃった四千五百円というのは日額であっ……
○小平芳平君 私は、医療制度について全くのしろうとでありますので、また、お医者さんにもほとんどあまりかかったことがないので、非常に門外漢でありますので、質問も聞きにくいかもしれませんが、若干質問したい点がございますので、御答弁願いたいと思います。 先ほど山崎委員から、医者に行った場合にこういうふうな料金で、どうも不可解だというような質問に対して、局長からは、それは自由診療だから別なんだ、こういう答弁で終わったわけですが、確かに自由診療ならば厚生省で基準をきめるべきものじゃないだろうと思います。けれども、いまここで国民は非常に、先ほど来各委員が御指摘のように、不況下でもあり、物価高でもあり、ま……
○小平芳平君 先ほど来いろいろ御質問がありまして、御答弁の過程で私またお尋ねしたいと思いますことは、第一に、失業保険の被保険者数を昭和三十五年以降くらいでお願いしたいと思います。
【次の発言】 予算上でけっこうだと思いますが、四十年、四十一年についてもおわかりでしたら。
【次の発言】 結局、森委員からもいろいろ御指一摘があった点は、こうした失業保険、特に日雇い労働者並びにその日雇いの失業保険を受ける人たちの労働条件というものが非常に悪い、また、雇用も不安定であるということが、言えるわけです。したがって、経済の成長に件って、経済の成長と雇用問題についても午前中もいろいろお話があったのでありますが……
○小平芳平君 いろいろと藤田委員との閥に質疑応答がありまして、いろいろ明らかにしていただいたわけでありますが、ちょっと私お聞きいたしたい点は、国庫補助を、いままでの厚生省の方針として、療養給付改善をした場合の財源は、四分の三は国庫補助をするから、残りの四分の一は当然料金改定なり、そういうことによってまかないなさいと、また、逆に言えば、保険料を改定をしなければ国庫補助は出せないというようないきさつになっていたのですか。
【次の発言】 ですから、したがって、ここで法律改正になって定率四割がきまっても、実際には四十三年一月一日から、ともかくそれまではこの法律改正によっても四割の国旗補助はもらえないと……
○小平芳平君 午前中もだいぶお話が出ておりました、名古屋市で注射液を間違って予防注射したというこの点について、防疫行政の問題点について若干お尋ねしたいと思います。 初めにお尋ねしたい点は、こうしたワクチンの保管の義務はどのようになっているかということであります。国民は強制的にワクチンの接種をさせられるのです。そうした強制される国民の側から見れば、安全を確保するための十分なる処置があらかじめきめられていなければ、国民の不安は増大し、節一に予防接種を積極的にしようということ自体がなくなってきはしないかということを感ずるわけです。確かにそうした注射液は冷蔵庫に保管されていた、看護婦さんが出す場合は……
○小平芳平君 私がお尋ねしたい点は、重度精薄扶養手当の問題と、それから児童扶養手当法との関係についてお尋ねしたかったわけですが、先ほどの森委員との質疑応答の中に、大臣から今後の基本的なお考えについての御答弁がありましたので、その点は私は了解いたしまして、それで、あと二、三の点を念のためにお尋ねしたいのですが、まず、第一に、私ども部外者であり、また、たいへん不勉強で申しわけないのですが、どうしてこういう児童扶養手当法と重度精神薄弱児扶養手当法という、非常に内容的に同じような性格に感じられるわけですが、先ほども大臣のお答えでは、これは根本的に違うものである、重度精薄のほうは介護手当的なものであり、……
○小平芳平君 私は、お尋ねしたいことは簡単なことですが、先ほどちょっとお尋ねがあったようでしたが、この戦傷病者あるいは戦没者の遺族という方々が、自分は戦傷病者、あるいは自分は戦没者の遺族であるというふうにしていろいろ手続をとっているのですが、やはりその立証の関係が困難な関係かなんかで、いまだにそういう認定を受けられない、もうそれこそ十何年にわたって何回も何回も手続を繰り返しているけれども、いまだに最終結論が出されないというような場面の人にぶつかったことがありますが、実際問題としてそういうような人がどのくらいいらっしゃるものか、あるいは最終的にそういう人を救う道はないものか、そういう点については……
○小平芳平君 この雇用問題が非常に重要な問題であるところから、私たちもいろいろ問題点を持っているわけでありますが、いろいろの関係で時間が非常に少ないそうでありますので、ごく大綱的な、基本的な考え方をお尋ねいたします。また、簡単に御答弁くださってけっこうでありますので、基本的なことをはっきりお答え願いたいと思います。 まず、最初に私がお尋ねしたい点は、雇用対策法をつくる場合は、人間性を中心とした雇用対策法というものを私たちは期待しておりました。この雇用対策法によって労働者の生活内容がどれだけ充実をしていき、どれだけ生活が向上していくか、しかも、産業経済計画の裏づけを持った経済の発展が労働者の生……
○小平芳平君 炭鉱離職者の方々のいろいろな問題点について、すでにもう質疑があったようでありますので、重複を避けまして、私として一点だけお尋ねしたい点は、この事業団の住宅についてですが、事業団住宅と、それから就職後の状況についてですが、非常に今後改正になりましても手当そのものも少ないわけですが、五百七十円では非常に少ないという点もしばしば問題にされてきたようでありますが、さて、今度就職した人は、ある程度職業が安定して、また、生活が安定しておられるかどうかという点について労働省として配慮していらっしゃるかどうか。特に私の聞いた範囲では、非常に低い賃金で、職場環境としても、名古屋の例でありましたが、……
○小平芳平君 初めに景気の問題について、総理に経済問題について御質問したいのであります。 いま景気の問題については、特に不況の克服ということが、これはもう国民の最大の願いであります。政府は公債発行、公共投資の拡大、繰り上げ等々の対策を打ち出しておりますが、はたして景気が回復するかどうかというような点について、国民は非常に不安に思っているわけであります。池田内閣の時代には、昭和三十五年十二月二十七日に所得倍増計画というのを閣議決定しまして、その当時の池田総理は、当予算委員会でも、国民総生産が十二兆六千億にもなっている、これを拡大して年平均成長率九%にもいくんだ、そうして向こう十カ年たてば所得が倍……
○小平芳平君 私は、おもに経済問題についてお尋ねをしたいと思います。
初めに、国債について大蔵大臣に若干お尋ねをしたいと思いますが、国債については、衆参両院の予算委員会においてもいろいろ論議がかわされてきておりますので、重複点は結論的にお答え願えればけっこうだと思いますので、よろしくお願いいたします。
初めに、大蔵大臣は本会議で答弁なさったときに、政府が借金しても国民に資産をお持ち願う、国債というものは政府が借金して国民に資産を持ってもらうことだ、このように答弁されておられましたが、これはどういう趣旨ですか。
【次の発言】 その点は、なぜ国債を発行するかという点については重々御説明を伺って……
○小平芳平君 関連。大蔵大臣、いつも国有財産の管理について用途指定を――売る場合にですね、用途指定を厳格にしてやっていきますということをよく大蔵大臣も言われておると思うのですが、それがいま鈴木さんが言われているように、用途指定をして売り払ったけれども、実際使うのは三分の二である、あと三分の一は変更して積極的にジェトロというものが名のりをあげてきた場合には、積極的に自分も考えてやるみたいにさっき言われましたけれども、そうすると、用途指定というものが何も意味がないようになりませんですか。
○小平芳平君 私は、公明党を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に最後の締めくくり総括質問をいたします。 私のお尋ねいたしたい根本は、きょうから始まったこの昭和四十一年度において、国民がどれだけ明るい希望が持てるか、また、当面する内外の多くの問題、不安を克服して安定と成長を期待できるか、こういう点について質問したいわけであります。 初めに、外交について、もう特にきょうは朝から亀田委員の質問に対して、いろいろ総理からも、政府から御答弁があったわけでありますが、私たちといたしまして、政府の外交方針についてもいろいろ意見があり、また、不満も持っているわけであります。要するに、日本の政治のあり方、……
○小平芳平君 いま両委員から御質問のとおりに私もまた思っておるのですが、結局、何もやっていないわけじゃなくて、通産省としても、建設省としても、厚生省としても、農林省としても、やってはおります。やってはおりますが、公害対策の現状というものがなお調査研究の段階であって、実際に公害をどれだけ防止していくかというところに、なかなか進みがたいのが現状であって、調査研究からさらに公害を防止するところまでいっている施設等もありまするけれども、事業等もありますけれども、やはりもう一歩ここで進めなくちゃならないだろうというところから、厚生大臣は先ほど説明なさっていらっしゃるように、公害対策基本法というものが必要……
○小平芳平君 私がお尋ねしたい点は、赤痢やチフスの集団発生についてお尋ねしたいのであります。 最近は、今年に入ってから特に赤痢、チフス等が集団発生して、その発生の状況についてもしばしば報告されております。特に私は、ここでは時間も限られておりますので、私はいまここで一つの観点からお尋ねしたいのですが、それはこのような集団発生の状況についてまずお尋ねしたい点と、それから、特にきょう重点的にお聞きしたい点は、原因を追及していくということが非常に大事ではないかという点を取り上げていきたいと思うのです。たいてい、集団赤痢が発生、そうすると、その原因としては、新聞には、おそらく簡易水道が原因ではなかろう……
○小平芳平君 ただいま御発言のように、たいへんにおそくなっておりますので、私がお尋ねする点は、一つは基本的な問題と、もう一つは労働省の関係の住宅に関する問題ですが、一つは基本的な問題、もう一つは当面の問題というふうにお尋ねしたいのでありますから、根本的な問題については、今回は問題を提起したにとどめて、大臣からまた詳しく別の機会にお尋ねしたいと思いますが、当面する問題については、現に住宅に住んでいる人たちのたいへんに困っている問題がありますので、そういう点についてはできるだけの解決への努力をお願いしたいわけです。 まず一つ、労働者用の住宅をお建てになるということが、どういう意味でお建てになるか……
○小平芳平君 私がお尋ねしたい点は、身体障害者の問題について、初めに基本的な考え方について、政府の特に重点施策いかんについてお尋ねしたい。また、若干の具体的な問題についてもお尋ねしたいわけであります。 で、身体障害者の問題について、昭和四十二年度予算を編成するにあたって、厚生省の基本的な構想としまして、四十二年度の重点施策の中に身体障害者対策を厚生省としてお考えになっていらっしゃるかどうか。まあお聞きするところでは、老人問題は重点施策として取り上げているけれども、身体障害者問題は取り上げていないではないかというふうにもう言われますが、厚生省の基本的な考え方として、四十二年度予算を編成するにあ……
○小平芳平君 大臣に対する質問を、大臣の御都合で、二、三初めに聞きたいと思います。 公害基本法案が提出されたときに、参議院の本会議で総理大臣にも厚生大臣にもお尋ねしたわけですが、十七日に衆議院本会議を修正通過したという新しい今日の段階で、なお、大臣に二、三お尋ねしておきたいことがあるわけであります。 まず、先ほど来、戸田委員あるいは大倉委員からも指摘されておりましたが、「経済の健全な発展との調和」ですね。佐藤総理は、こうして公害を防止することとともに産業の発展が大事であると……。たとえば、四日市のような例を私があげたのに対して、そうした例をあげましても、全部工場をなくして昔のような状態に返……
○小平芳平君 きのう厚生大臣にお尋ねいたしました点でありますが、これは厚生大臣から非常にはっきりと言われた経済の健全な発展と調和の問題ですが、厚生省としては国民の健康保護を第一に考えていく。それでまた、公害の問題については因果関係を明らかにして、まず公害をなくすということを最重点にしてやっていくというふうな概略御答弁を伺ったわけであります。私が申し上げたい点も、大臣がおっしゃる点も大体同じだと思います。といいますのは、経済発展のほうを厚生省は一生懸命やる省でないのであって、また通産省、その他運輸省等は国民の健康の保護を一生懸命やる省でないのであって、これは当然厚生省としては大臣が御答弁くださっ……
○小平芳平君 大臣がお急ぎで、大臣に初めに質問しろという時間の御都合のようでありますので、私は、理容師、美容師の問題についてお尋ねしたいわけですが、まず、理容師、美容師の養成施設がある。それから、養成施設、いわゆる学校を出てから実地訓練をやり、試験を受け、免許をとり、そうして登録をする。こういう場合に、臨時行政調査会ですか、そちらのほうから理容師及び美容師、こうしたものを就業制限を緩和する、それから、資格の付与については規制の緩和をする、それから、登録についてはこれを廃止するというような意見が出されておりますが、厚生省当局としてももちろんいろいろ検討なさっていらっしゃることと思いますし、また、……
○小平芳平君 この雇用促進事業団の非常に大きく占める仕事としまして、やはり離職者用の宿舎の問題で先ほど藤田委員からいろいろ御質疑もあり、大臣からの御答弁もありましたが、この点について私も若干御質問したいと思う次第です。 まず、失業保険特別会計からのお金でこういうような宿舎を建てることについての問題点、そのような問題点については先ほどお話がありましたので、これを省きますけれども、ただ、大臣にお伺いしたい点は、結局建設省の住宅が、先ほどの御説明だと五カ年計画で公営住宅が五十二万戸、こちらのほうの移転宿舎は五万戸、さらに、また、融資を受けて会社の建てるのが六万戸、計十一万戸。ですから、そのほか公庫……
○小平芳平君 いま厚生大臣から、将来に対する、まあ重点的に社会福祉関係を政治の姿勢として推進していくという御答弁がございまして、私たちも心強く思うわけです。ただ、かつてやったような高度経済成長、経済が高度成長すれば、こうした恵まれない人たちも自然に上がってくるんだというような考えではなくて、やはりそこに経済成長とともに、また、社会開発、社会の発展をしていくという。この行き方がいま必要だというように私たちも考えるわけです。ところで、この競馬、競輪、それから競艇等について、柳岡委員からも、また、藤田委員からも指摘がありまして、大臣から御答弁がありましたのですが、まあ佐藤内閣として、経済社会の発展を……
○小平芳平君 ただいま議題となりました身体障害者福祉法等の一部を改正する法律案の提案の理由について説明申し上げます。 わが国の身体障害者に対する援護対策はきわめて不十分であり、特に最近における経済社会のめざましい発展を見るときに、身体障害者対策などは顧みられないままになってきたかの感さえあるのであります。その援護対策として、身体障害者福祉法が昭和二十四年に制定されましたが、当時は占領下という特殊な事情で、軍人、軍属等の戦争による戦傷病者に対しては、特別に優遇する道はかたく禁じられていたため、同法による身体障害者の援護対策はきわめて不備の点が多かったのであります。その後、数次にわたる法の改正に……
○小平芳平君 初めに雇用促進事業団についてですが、前回――今国会でも雇用促進事業団の一部改正が審議されたわけですが、で、労働省としては、この雇用促進事業団に対してどのくらいの重点を置いて今後やっていかれるか。で、その業務によっては、この前私が申し上げたことは、住宅についての建設省の住宅政策との関係についてでありましたが、この事業団そのものが業務を行なっていく上において、いろいろな面で、今回の場合は自営業の支度金制度の問題でありますが、このような制度が政府部内で重なって設けられていくという面が非常に多くなるんじゃないかと思うんですが、この雇用促進事業団自体はどういう面を重点にして今後運営をしてい……
○小平芳平君 いまの御答弁で私が御質問したいこともずっと出ておりますので、ダブっては申し上げませんが、治癒認定をめぐっていろいろと問題が起きているように聞いておりますが、この人たちの中毒患者の方々に対する労働条件、あるいは収入について、こういう点については先ほどの御答弁でよく承知いたしましたが、はたしてこの治癒認定というものをめぐっての問題点、また、現状、そういう点についてはいかがですか。
【次の発言】 したがいまして、その納得のいく、また、医学的な、客観的にこれでだいじょうぶという、そういう納得のいかれるような現状にあるかどうか、この点についてお尋ねをしているわけです。
○小平芳平君 藤原委員から非常に大事な点について質問がありましたが、やはり私も限られた時間でありますので、真剣に私たちは質問をし、また、御答弁もしていただかなくちゃならないと思います。ですから、最初に児童手当について藤原委員から御質問がありましたのに、非常にはっきりしないわけです、御答弁が。で、私もう一度申し上げます。 私のお聞きする観点は、予算委員会等でも、児童手当は昭和四十三年から実現するというような御答弁もあったかと思えば、ちょっと四十三年ではできないというようなことも言われたわけです。ところで、この今回の改正に関連してお尋ねする点は、大蔵大臣も総理大臣も厚生大臣も、現在いろいろな児童……
○小平芳平君 初めに、ケネディラウンドの五年ごしの交渉が妥結しまして、これについて外相から閣議に報告して了承されたと報道されておりますが、これについて外務大臣からその概要等について御報告願いたい。
【次の発言】 いま外務大臣御説明のように、大局的に見れば、また将来を考えれば、決してこれは日本にとって不利なものではない。というよりも、まず喜ぶべき結果であると、その点はそのように思いますが、そこでもって問題になります点を若干御質問いたしたいわけでありますが、一つは、米国が関税を引き下げますと、いわゆる開発途上の国から輸出する綿製品や雑貨などに日本製品が押される、競合した場合に日本製品のほうが不利に……
○小平芳平君 関連。総理大臣に伺いますが、鈴木厚生大臣のころから、児童手当は四十三年を目途に検討を進めるということは、もうしばしば答弁も発言もありましたように私は記憶をしておりますが、そこでまた、衆議院の予算委員会で、先ほど総理が読み上げられましたんですが、確かに鈴木前厚生大臣は四十三年ということも言ったし、また、総理も、そのときの御答弁では、四十三年を目途に各方面で検討をしている最中であるというふうに答えられまして、そのあと、四十三年から始めるという重大な総理の発言がありまして云々ということに対しても、別にそのとき否定もなさらなかったわけです。ですから、聞いている人たちは、なるほどいよいよ四……
○小平芳平君 朝からの委員会でありまするし、またたいへんに時間もおそくなりましたので、端的にお尋ねいたしたいと思いますので、御答弁のほうも端的にお答え願いたいと思う次第です。 まず、先ほど武内委員からも白井委員からも御質問のあった中央防災会議、また災害対策本部の問題ですけれども、これは二十八日の災害に、九月五日になってやっと対策本部がきまったと、で、防災会議を九月五日になってやっと開かれたというようなですね、まあのんびりしているといいますか、のろまといいますか、防災の意味にならないと思うのですね。ですから、いままでもこうした災害は何回か経験したことではあるし、また対策本部を設置したことも、も……
○小平芳平君 災害のつど、個人災害の問題について、政府はどう対処をするかという点についていろいろ論議されてきたわけでありますが、この前の委員会のとき、私はその点については総理府に対しての御質問はしなかったわけでありますが、大体県やあるいは市で見舞金を出した場合どうするかというようなことをお尋ねして終わったわけでありますが、これは新潟、山形地方の災害にしましても、結局農家の方が多い。その農家の方がお金を借りても、実際利息も払えないような現状にあるわけですが、それで個人災害に対してどのようにお考えか、これについてまずお伺いしたい。
【次の発言】 貸し付け金のほうは、これは限度額を引き上げてくださっ……
○小平芳平君 柳岡委員から指摘がありますように、まあ概算要求の段階ですから、そうこまかい政策的なことは御答弁願うのは無理かもしれませんけれども、要はこれから大蔵省と折衝の段階でも、これ以上に地域が拡大されるとか、これ以上に予算がふえるということはあまりないわけですね。ですから、いまここでもってどういう姿勢で取り組んでいくかということが非常に大事な問題だと思うのです。で、これも柳岡委員のおっしゃっているように、公害対策会議なり、あるいは公害対策審議会、これはいつお持ちになる予定か、これはいかがですか。
【次の発言】 こういう問題がその会議にかかるべき問題かどうか、ちょっとまあ私もよくわかりません……
○小平芳平君 今回の臨時特例法案については、すでに社会党の各委員の方といろいろ質疑応答がかわされておりますので、私としまして重複する点は避けてまいりますが、初めに基本的な問題、また、財政問題について、重複する点は御答弁はけっこうでありますが、特に国民の立場として、医療を受ける者の立場として重要な点について初めに若干お尋ねしたいわけであります。 今回の臨時国会に、前国会で審議未了で廃案になったものをすぐまた提案をしというような点については、私も前の質問者と同じ考えでありますが、その点については省略いたしまして、一つだけ厚生大臣にお尋ねいたしますことは、特別国会の終わり、あるいは、また、この臨時……
○小平芳平君 その違う点は、今回の特例法は赤字対策である、これはもう総理もおっしゃっておる。ところで、この赤字はどこからくる赤字かといえば、医療制度の欠陥からくる赤字ということがたくさん考えられる。とともに、また、これは審議会の答申でもいっているように、政府の過去の無為無策からくる赤字、それも考えられる。したがって、そうした赤字対策を、確かに国庫からもお金を出します、確かに国庫からお金は出しますが、この際、保険料率を上げて大衆の負担をふやし、特にまた、いまおっしゃっている意味は、患者に対して入院料、初診料の値上げ、特に薬代の二部を負担してもらうという、これはいままでにない制度を新しくつくること……
○小平芳平君 委員長。
【次の発言】 関連。資料をよく見ると言いましても、いま矢追委員が言っているように、きのうから要求していた問題でもあるし、また、こうした百万円、二百万円の違いで、ちょうど並行して二社がだんだん下げていくと、九回が九回とも並行してだんだん下げている、これははっきりしているんですから、なんだったらあるいはこれごらんになって答弁してくだすったらいかがでしょうか。こんな簡単な資料をそんな何日もかかって見なければ答弁できないような資料ではないだろうと私たちはしろうとながら思いますので、ただ資料を見て考えますというだけでは、議事進行上困ると思いますが、いかがでしょう。
○小平芳平君 まず、総理にお伺いしたいのでありますが、今回の補正予算が二千五百二十五億という史上空前の補正といわれておりますが、しかし既定経費の増額がほとんどであって、ここにすでに硬直化が目立っているわけであります。で、こうした硬直化の原因について、しばしばここでも論議されてきましたが、その最大の原因は、政府の予算編成時に圧力団体やあるいは人気とりの総花主義とか、官庁間のなわ張り争いとか、こういうことが原因になって、こうした放漫財政を続けてきたために、多額の赤字国債を発行するようになって、これが硬直化の最大の原因ではないか、このように考えますが、いかがでございますか。
○小平芳平君 長官の御趣旨はよくわかりましたですが、一局削減で、将来観光事業自体もっと伸ばす方向だという長官の説明があるわけですけれども、しかし、現実問題として局が部になるわけですね。それは将来大きな観光行政の一本化ということになれば、そうなれば確かにいま局が部になってもそれは一時的なことで、将来の一本化という線が、ほんとうにいま長官が答弁されたように進められていけば、大きな収穫だと思うんです。そこで観光局長としては、その見通しですね。特に一本化する場合に何省のどういうものが最も適当であると思われるか、これは行政管理庁のほうからも、政府委員でけっこうですが、御答弁願いたいと思います。
○小平芳平君 初めに伺いますことは、都市再開発法案がまだ成立していないのに、都市再開発法案の一部改正ということで向こうの都市計画法施行法案の中に盛り込まれている。こういうことは、たまに前例があるそうですけれども、非常におかしいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 その遺憾なことだと言われますけれども、これが両方とも一緒に同じように成立すればいいですけれども、それが成立しない場合にはまるっきり何を審議したか意味がないことになるわけですよ。ですから、こういうことは、都市計画――大体都市関係の法案かたくさんあって、しかもほかの省からもそれに関連するような法案が出てきている。まず法律がたくさんあ……
○小平芳平君 私は前回も質問をして、また今回質問を続けさせていただきますが、私はこの業界にしろうとなものですから、この前のようにいろいろな説明をされるとわからなくなってくる。ですから、率直に質問したことに答えていただきたい。これをまずお願いしておきます。 私はこの事業には全然しろうとで、何らタッチしておるわけではないのでありますが、昭和三十六年に市街地改造法が国会を通過するときに、私も建設委員で審議に当たり、それで国民大多数の待望するところであるというふうに賛成討論をしているわけです。それが七年過ぎた今日、これだけ私たちが待望するところと賛成してできたこの市街地改造法を、建設省として一体この……
○小平芳平君 厚生大臣、いまのこの被害老救済基金、それからまた紛争処理の問題ですが、厚生省としてはもう四十三年度予算要求のときに具体案を立てたわけですね。それでもうこの参議院の産業公害及び交通対策特別委員会――当委員会でそのときの坊厚生大臣また政府側が具体的に説明しているわけです。これはもうその企業に八分の五を持たせる、それでその八分の五持てといっても、中小企業をどうするかとか、そういうような具体的な質問に対して答弁をしているのです。それにもかかわらず、結局、新聞記事で見れば予算折衝の過程で大蔵省に削られたと、こういうわけでしょう。ですから、もしそうだとすれば、いま大臣が答弁なさったように早急……
○小平芳平君 きょう私が初めに御質問しますことは、自動車の教習所についての問題であります。
普通、文部省で学校という場合は、いろいろ文部省のほうで学校に対するいろんな意味での指導なり監督がなされていると思うんですが、文部省のほうではこの自動車教習所に対してはどういうような面を指導しておられますか。
【次の発言】 概括的に言うと、そういうことになると思いますが、いま振興課長さんの御説明で、自動車教習所の場合は、道路交通法の関係もあるので、そちらのほうの省から指導がなされているだろうと言われますが、いかがでしょうか、警察庁のほうは。
【次の発言】 実際は、指導員、それから検定員というのもあるので……
○小平芳平君 いまの御質問とそれからお答えで私は特にまた新しく問題にするようなこともないわけでございますけれども、最初の労働大臣の提案説明では、駐留軍関係離職者が今後ともなお相当数発生するものと予想されるというふうに説明をなさっておられるわけですが、防衛施設庁長官は特に相当数発生するようなふうには考えておらないように答弁されたわけですが、ここでもって、労働省の考えは、ベトナム和平の動き、あるいは先ほど言われたドル防衛、あるいは日本の国自体も財政の引き締め基調、そういうことを考慮に入れた上で相当数発生すると言われるのか、あるいは、そうした米国内の問題が発生する以前にこれを想定されたものか、その点……
○小平芳平君 ただいま議題となりました最低賃金法案につき 提案者を代表いたしまして、提案理由並びに内容の概要を御説明申し上げます。 申すまでもなく、国家が強制力をもって賃金の最低限を規定する労働者保護の立法、すなわち最低賃金制は、近代国家に不可欠の制度であります。ゆえに、ILO二十六号条約、最低賃金決定制度の設立に関する条約は、一九二八年のILO総会で採択されて以来、七十三カ国が批准を終了しております。わが国は先進工業国として大きな躍進を遂げながらいまだにこれが批准されないのは、政府の労働政策の重大な欠陥と言わざるを得ません。近代産業国家においては、いかなる労働者に対しても、労働者の最低生活……
○小平芳平君 専門家の大橋先生からいろいろ質問がありましたので、私のお尋ねする点はごく大まかな問題であります。
まず、現在、大学で、この研修制度が発端となって、卒業試験を拒否している、あるいは国家試験を拒否している、卒業はしたけれども試験は拒否している、こういう人たちがどのくらいあるか、一番新しい現状について御説明を願いたい。
【次の発言】 それで、先ほど御指摘があったように、医師の不足が現状であって、優秀なお医者さんがもっともっとどんどん輩出してもらわなければ国民医療の面から重大な問題になるという現状にあるときに、こうした授業も放棄する、あるいは国家試験も資格はあるけどれも受けない、こうい……
○小平芳平君 この清掃施設整備緊急措置法案でありますが、前に五カ年計画でやってきたわけですが、この五カ年計画をやったときの生活環境施設整備緊急措置法は廃止して、新しい五カ年計画で昭和四十二年から出発するというわけであります。ところが、一年ずれているわけですね。もうすでに四十三年である。したがって、この前の五カ年計画の成果はどういう成果をあげてこられたか。それを出発点として基本として新しい五カ年計画を立てられたと思いますが、一年ちょっとずれた点で御説明もしにくいかと思いますが、この際基本的なあり方についてお尋ねしたい。
【次の発言】 計画についてはいま御説明がありましたが、最初の五カ年計画と今度……
○小平芳平君 いま藤田先生からいろいろ御質問がありましたので、私のほうでもダブって御質問いたしませんので、また、御回答も、ダブって御回答はしてくださらなくてけっこうだと思います。 いま御質問のあった、最低賃金をきめる場合に、労働者の生計費、類似の労働者の賃金、通常の事業の賃金支払能力、こういうものが賃金決定の要素になるということであります。それで、事業の賃金支払能力というものは必要ないではないかということに対して、それはILOのこれこれという答弁があったわけですが、私も必要ないと思うんですが、それでなおかつ必要であるという御意見でしたが、地方で十六条の決定をされたものがありますですね。たとえ……
○小平芳平君 ただいま議題となりました児童手当法案につき、提案者を代表いたしまして提案理由並びに内容の概要を御説明申し上げます。 この児童手当法案は、国が児童について児童手当を支給することにより、児童の福祉を増進することを目的としております。児童の福祉を増進して、次代の社会をになう児童の心身ともに健全な成長を期することは、両親の責任であるとともに、また社会の重大な責任であります。すなわち、児童の扶養義務は、まずその両親にあることは永久に変わりませんが、ますます複雑化する近代社会においては、ただ両親にまかせておいただけでは児童福祉を完全に守っていくことは困難であります。ゆえに、一九五九年の国連……
○小平芳平君 あとで私質問させていただくことになっておりますが、ちょっと同じ問題ですから関連で。 いまの田中委員から指摘されているように、この国立療養所の広い土地を結局処分して建物を建てようというわけでしょう。いま名古屋市昭和区の梅森光風園というのがありますね。これは七階建てのりっぱなビルができておりますが、これはビルまでできるくらいですから相当前だと思うのですね。ちょっと私も記憶がないんですが、何年か前ですよ。ですから、それはいつ大蔵省へ移管したか、それを受け継いだ大蔵省はいつそれをどういう名目で売られたか、その点御答弁願いたい。
○小平芳平君 初めに、名古屋市西区押切町二の十八出口辰己君という人が六月五日に名古屋拘置所から出てきてすぐなくなったわけですが、まあ家族は拘置所の中で死んだんではないかということを言っているわけですが、法務省のほうからいただいた資料だと、タクシーの中で死んだというふうに警察からも報告があったと言われております。それで、拘置所の中のことについてはあらためてまたお尋ねすることにしまして、初めに、警察のほうにこの三日の日に連行されたわけですが、そうして本人の病気は解剖の結果はすい臓壊死となっておりますが、これはもう何年も前からすい臓が腐ってきていて、それで突発的に死んだので、脳溢血とか心臓麻痺とかと……
○委員長(小平芳平君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして一言ごあいさつ申し上げます。
このたび私、法務委員長に選任されました。微力ではございますが、練達たんのうな委員各位の御指導、御協力をいただきまして、円満なる当委員会の運営を行ないたいと存じます。何ぶんよろしくお願いいたします。
簡単ではございますが、これでごあいさつといたします。(拍手)
なお、北條前委員長より発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨五月二十二日、鈴木万平君が委員を辞任され、その補欠として北畠教真君が委員に選任されました。
○小平芳平君 関連。いまの運輸大臣の御答弁で、研究をさらに進めている、この点は長野県の松代でずいぶん長い間にわたって非常に不安な思いをしたわけですが、そのときに、もっと予算があれば、より正確な予報ができるのだというようなことを聞いたこともありましたが、そういう点はどうかということ。 それから建設大臣に。一番不安なのはやはり住宅問題だと思うので、さしあたっていま大臣からは道路の復旧についてのお話がございましたが、住宅の復旧について、特にいますぐ耐震性の住宅をすべて建築するというわけにもまいらないかと思いますので、木造の場合だったらこういうようにすることがこういう効果があるということは、すでにこ……
○小平芳平君 関連。初め総理と運輸大臣からこの問題についての御答弁があったときに、総理は、日本通運というのは戦争中にできた統合された国策会社である、そういうことがいま頭の中にあって、今日の新しい姿を認識してかからなければならないような意味のことを総理は言われましたが、運輸大臣はまた誤解を受けるような事件が起きたとか、誤解を受けるような事業に手を出したとか、誤解を受けるようなというふうな答弁をしておられたわけです。けれども、ずっといま何時間にもわたる質疑応答を通じて、はたして総理が言うような戦争中の統合のその姿が現在の日通の姿、つまり新免業者の株を買い占めた、勧告をされて八年にもなるけれども、そ……
○小平芳平君 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十三年度暫定予算三案に反対の討論をいたすものであります。 本予算案の年度内不成立の発端は、倉石発言に対する総理の憲法姿勢の明確を欠いたことが最大の原因であります。国会空転の責任を明らかにせず、暫定予算にすりかえるということは、国民をしてますます政治不信を増大させることになるではありませんか。総理は、この責任を国民の前に明らかにする意思があるならば、内閣の総辞職をすべきであります。しかも、従来の暫定予算編成の過程とは、全く異なっているのであります。過去五回の場合は、終戦直後の占領下とか、あるいは衆議院の解散等によるものであり……
○小平芳平君 私は、初めに経済問題についてお尋ねをいたしますが、私がおもに質問いたしますことは、住宅、社会保障等でありますので、経済関係についても国民大衆の生活に特にこういう影響がある、こういう関係があるというような点について結論的にお述べ願えれば幸いだと思います。 初めに、宮澤長官から、経済社会発展計画は、去年は盛んにこのことについて言われましたが、ことしはだいぶ統計の上で数字も食い違ってきてもおりますが、また、政府としても積極的にこれをおっしゃらないようですが、これは練り直すおつもりなのか、続けていくおつもりなのか、いかがですか。
○小平芳平君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十三年度一般会計予算三案に対して、反対の意見を述べるものであります。 まず反対の第一は、予算の規模についてでありますが、政府は四十三年度予算編成方針では、抑制型予算を宣伝し、対前年度予算の伸び率、政府財貨サービスの伸び率、ともに経済成長率を下回るために抑制型予算と自画自賛しておりますが、国立療養所の経費や公共事業の繰り延べ分を調整した実質規模は一八%と、まことに高率であります。まさに景気刺激型であり、財政は景気調整機能を放棄し、そのしわ寄せはあげて金融政策に背負わされているのであります。一月の公定歩合の再引き上げはこのこ……
○小平芳平君 自動車交通関係についてお尋ねいたします。先ほど来の吉田委員に対する質疑応答は全部お聞きしておりますので、ダブっては必要ないのでありますが、それで、具体的に初めにお尋ねしますことは、去年六月に監査を行なったというふうに局長さっき述べておられましたが、この監査の結果どういう結果が出たか、それに対する処置を具体的に会社の経営者に対してはどういう処置をおとりになり、また、個々の運転手さんたちに対してはどういう処置をおとりになったか、監査の結果並びにこれに対する処置について具体的にお尋ねします。
【次の発言】 ですから、その行政処分の具体的な内容はいまおわかりになりませんか。
○小平芳平君 初めに、農林省のその資料にもありまする「家畜衛生の強化」というところのニューカッスル病について、「予防注射につき助成を行ない、法定予防措置に先立つ組織的な自衛防疫の推進を図る。」とお述べになっておりますが、この病気についての御説明をお願いいたします。
【次の発言】 それで、爆発的な発生状況につきまして、四十一年はどのくらい、それから四十二年はどのくらいということがおわかりになりますか。
【次の発言】 それで、病気が発生した場合に、これが結局百万羽の発生の中で死んだのが何羽ということがおわかりになりますか。
【次の発言】 何羽という資料ください、殺したの。
○小平芳平君 それではいまの質問の続きといたしまして、鈴木委員のいま質問なさったことについては、私も関係しているので、一言だけお聞きしておきたいと思います。 建設省関係の予算はきょうの大臣の御説明でも七千二百億からの予算でありまして、しかも、建設省関係の予算というものは、きょうの分科会を通じてお聞きになっても、ごみ焼却場一つにしましても、これは時と所によって、それこそ地域住民にとっては頭をかかえる、寝るにも寝れない心配な問題でもあるし、また道路にしても、治山治水にしても、住宅にしても、これが一般民衆にとっては非常に大事な問題でありますので、きょうのこの分科会もなるべく実のある分科会にしていた……
○小平芳平君 もうすでにこの問題については、衆議院においても、また、参議院大蔵委員会においても、あるいは予算委員会においても社労委員会においても、各委員会で論議を尽くしてきているのでありますが、ここで私は大臣にお尋ねしたいことは、この特別会計へ移行するというこの件について、大臣は当初からこのような事態を予想されておられたかどうか。つまりこの特別会計に移行することによって首が切られるではなかろうか、従業員が首切られるではなかろうか、患者負担が増大するではないか、あるいは長期療養者への圧迫、サービス低下、国民医療制度の後退、こういうようなおそれがあるということは当初から論議されてきておられたことと……
○小平芳平君 建設省の中に専門委員という制度があるようですが、これについて説明してください。
【次の発言】 大臣、何か専門委員に諮問したことがございますか。
【次の発言】 それでは官房長から、いま大臣の言われた、人についてはいろいろあると言われましたが、だれだれがいまこの専門委員になっていて、その前歴はどうということを発表してください。
【次の発言】 一人ずつ前の職を。
【次の発言】 いま発表のように、前衆議院議員という方は、いま何人かおるわけですね。そのほかにも選挙に立候補して落選をなさっている人がいるわけでしょう、いま官房長が発表された前衆議院議員と言われた方のそのほかにも、選挙に出て落選……
○小平芳平君 初めに農民年金についてのことについてお尋ねしたいと思います。
この農民年金については新聞で再三報道されておりますが、四十四年から開始されるというふうな見通しも報道されておりますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで基本的な考え方としまして、審議会でいま検討中であり、これから答えが出るということでありますが、農林省のお考えとしては、基本的にいまの国民年金とは別の年金を、農民の要するに老齢か、移譲か、離農か、そのいずれかに重点を置いた、国民年金とは別個のものをお考えになっていらっしゃるのか、あるいは国民年金から分離したものをお考えになっていらっしゃるのか、その点はいかがでしょ……
○小平芳平君 初めに、郵便の番号制度が七月一日から実施されるというふうに承っておりますが、これについての沿革とか趣旨について御説明を願いたい。
【次の発言】 この機械化の趣旨、また外国でも採用している状況、そういうものはよくわかりますけれども、それで、それじゃ問題点がないかというと、やっぱりないでもない。特に終戦後配達局名を書きましょうということで、だいぶこのほうがわれわれよくまだ残っているわけですけれども、番号制については、はたして現在どのくらい浸透しているかということは非常に疑問に思うのです。それで結局、この配達局名を書き入れ上うということも、ごくわずかな人の範囲である期間に行なわれたにす……
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