このページでは徳永正利参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○徳永正利君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりますじん肺法案及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案に賛成の意見を申し述べるものであります。 まず、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案につきましては、 今回の改正の第一点は、業務上、けい肺及び外傷性脊髄障害にかかった労働者に対しましては、治癒するまで長期保護を行なうこととしたことであります。現行の労災保険法または労働基準法では、業務上の傷病者に対する補償は三年間を限度とし、あとは一時金の打ち切り補償によって保護が打ち切られることとなっておりまして、特にけい肺及び脊髄障害の場合でも、保護が約四年間延長さ……
○徳永正利君 私は一年生で、質問のやり方もよく知らぬのでありますが、あまり時間をとりませんから、答弁も簡単でけっこうでありますが、ちょっとお聞かせいただきたい。私はまず議長に伺いますが、新聞でもちらほらデモ規制の法律とか何とか出ておりますが、そういうものは二の次だと思います。全学連を仲間に入れないとか、反省すべきところがあったというようなことでお茶をにごすというようなこの事態ではない。ほんとうは、もう少しわれわれが党派をあげて、先ほど阿部先生からも、決して私どもはまことにけっこうなことであったとは思わないと言っていられましたけれども、私はその御発言を待つまでもなく、そう思っていらっしゃるだろう……
○徳永正利君 最後に私は答弁は要りませんが、さっきから聞いていますと、非常にお医者さんの方の人権、基本的人権擁護の問題があるので、そうしますと、結論的にはだんだん患者に対して、被保険者に対して、一般国民に対してこれの傍証固めが強力にやられるのではないかという気がするのです。で、二、三年前に私が医者にかかって、その医者が何か悪いことをしておる。何べん病院に行ったとか、いろんなことを聞かれたことがあります。そのときの気持としては非常に不愉快な、しかも何か取り調べを受けておるような口調でやられたわけなんです。どうかそういうことのないように、特に私は気が小さいものでそういうような感じを受けたのかもしれ……
○徳永正利君 ちょっと関連して。一人当たりの額は非常に多いのですが、移住資金というのは税金はどうなるのですか。
【次の発言】 この今の生活指導の問題ですがね。これは、ただ慰めたり、元気出せと言っただけじゃ、これはやっぱり何にもならぬだろうと思うんです、やらないよりいいかわかりませんが。
それで、第二項の、この二百三十円と百三十円の手当を支給すると、こういうところにひっかかってきて、この二号ではずいぶん議論があったんですが、実際もう、収入がこれ以外になくて、家族は別に、自分だけ宿舎に入って手当をもらっておるというような場合には、これはもう生活保護法からいきますと、当然これはもう、生活保護法の、……
○徳永正利君 私この法案は賛成でございますが、二、三点お聞きしておきたいと思うのでございますが、宿屋なんかでお客さんの洗たくをやって料金を取るというのは、クリーニング業法の適用があるわけでございますか、どうでございますか。
【次の発言】 それから今までにクリーニング師の試験を受けられた合格率でございますね、これはどのくらいの程度になっておりますか。
【次の発言】 まあいろいろな、県によってまちまちのようでございますが、一番御心配の、付帯決議がついております。廃業のやむなきに至らぬというのは、クリーニング師の試験の問題だろうと思うのですが、この点、今は比較的厳格におやりになっておるだろうと思うの……
○徳永正利君 ありません。
○徳永正利君 それでは今までの質問がございましたので、重複を避けまして、先ほど来いろいろ各位から御指摘がございましたが、この法案を実施するのに大体五年以内ぐらいでやりたいといったようなお考えのようでございますが、私は少なくともおよそ官庁関係の雇用というものは、この中にはたくさんに産業災害者やあるいはまた、いくさで傷ついた連中がおるだろうと思います。そういうものはむしろ国の責任なんですね。一般の雇用主に対する雇用義務、これは努力義務なんですが、なかなか困難であろうと思いますけれども、少なくとも国の雇用に関しましてはもう少し積極的に努力を願いたいと思うのです、五年と言わずに。これは明確にお答えがご……
○徳永正利君 私は、この船員保険法の一部改正にあたりまして二、三の点を御質問申し上げたいと思います。この法律案の改正は、前に成立しました労災法の一部改正とどういうような関連にあるのか、要点だけ承りたいと思います。
【次の発言】 労災法の一部改正にさらに修正を加えたわけでございますが、その点と船員保険法の改正案との均衡と申しますか、不均衡はございませんか。
【次の発言】 三十年にけい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法あるいは臨時措置法が制定されたのでございますが、船員に対しましては同様の法措置が講ぜられていなかったと、その理由はどこにあるか、お伺いいたしたいと思います。
○徳永正利君 実態調査をやると言われますが、実態調査の結論は、大体見通しはいつごろにどういう格好で出てくる――格好といいますか、結論を出されるつもりか。それを明確にもう一ぺんお答えを願いたい。
【次の発言】 せっかく国が補助金を出しておやりになるのですから、そのどのくらいにやられるだろうというようなことでなくて、もう少しはっきりした厚生省の態度で、いつまでにやれ、やれないところはいろいろな指導をするなりされて、その辺を、だろうじゃなくて、もう少し踏み込んだ結論をお願いしたいと思います。
それから未帰還者留守家族等援護法というこういう法律は、これはこの中に適用されるのはどういう人々がこれは対象……
○徳永正利君 この三表の千四百十七名患者が今出ている、この中で全快したのは何人あるか、それが一つと、それから注射一回、二回やった人は病気の重度はどういう状況か、それがもしわかったらそれと、先ほど藤原先生や藤田先生からもお話がございましたが、私、今度小児麻痺の視察をさせてもらって意外に感じたことはお母さん方が小児麻痺は一体どんなものかということを知らないのに驚いた。これは私も実はよく知らなかった。小児麻痺というのは最初の症状は一体どういう症状が出てくるのか、それから伝染というのは何か空気伝染でもやるようなつもりでおられる。口から入るんだということと、それから最初の症状は腹下しをやったり熱が出るん……
○徳永正利君 ちょっと関連しまして。
先ほど私、議運で席を立って聞き漏らしましたが、コンプレッサーの設置が五十馬力以上は届出制、届け出るだけだ、許可は要らないのですか。
【次の発言】 わかりました。それでわかりましたが、その届け出て、これはいかぬと言ってあなたの方で変更させるなり、あるいは指示した今まで例がございますか。
○徳永正利君 この法律で見ますと、「登録患者等」というような言葉が使ってあるのですが、この「登録患者等」というのは、どういうことを意味しているのですか。
【次の発言】 現在登録患者というものが日本に何人ぐらい登録しておるのか。
それから、この登録患者という手続、どういうような手続によって登録されるのか、その辺を一つ御説明願いたい。
【次の発言】 ここで問題になりますのは、強制入所ということが私はこの法案では山だろうと思いますが、その前に、結核予防法、これはあくまで病気というのは予防が問題なのでしょうが、現在厚生省で考えており、しかも、対策としてやっている予防、現実にどういうような予防をやって……
○徳永正利君 私が質問しようと思ったことは大がいみなほかの方がやられましたから、私一つだけ最後にお聞きしたいんですが、今度のこの国民健康保険の改正のねらいというのが、療養が長期にわたってしかも金がよけい要るということが一つのねらいのようでございます。そこで、ここに結核性の疾病というのと精神障害というものが取り上げられたわけなんです。で、ほかにいろんな病気があるだろうと思うんです。特に脊髄損傷なんというような病気は、これは、箱根の療養所に行ってごらんになってもわかると思うんですが、いろんな保険によって手当を受けておりますけれども、国民健康保険によって入っている人たちもおるわけなんです。数は非常に……
○徳永正利君 この法案が提出されました機会に……。いくさが終わりましてから十六年たっておるわけでございますが、今まで法律の内容において、あるいはまた、その均衡の問題においていろんな矛盾が出て参っておるのでございますが、今までの厚生省の態度というものはどうも前向きに戦争の跡始末を一ぺんつけてやろうという熱意に欠けておるのじゃないか。いつも何か引っ込み腰でやっておられるから、いつまでたってもこんな小さい問題が、しかも人数にしても予算にしても大したことがない問題がくすぶっている、こういうような感じが私はするわけなのです。 まず、大蔵省の関係の問題で、お忙しいようですから一、二点だけお伺いしたいので……
○徳永正利君 私時間もないようでございますから、答弁は要りませんが、お願いをしておきます。これは先ほど駐留軍の離職者の問題も出ましたし、雇用促進でございますから、そういう人も含めて雇用を促進しようという趣旨の法案でございます。この前の国会においても私は堀安定局長にもお願いしているんですが、片親のない子供がいまだにまだ取り残されているんです。この就職期に私はこれをかかえて実は弱ったんです。ですからこれをもう少し、この雇用促進事業団が発足するにあたって腰を入れて一つ前向きにお考えいただきたい。 それから駐留軍の離職者も、私は友人が実は逗子に長いこと住んでおってたくさんおるんですが、年をとっておる……
○徳永正利君 ごく簡単に終わらしたいと思いますが、あるいは質問の中に出たかもしれません。私おくれて来たものでわかりませんが、重度障害者の家族の就職のことなんですが、これは前の国会でも、この法律案をめぐっていろいろ論議されたことでありますが、まあ身体障害者の雇用促進、これはもちろんやらなければなりません、なければなりませんが、翻って考えてみますと、やはり働こうにも働けぬ、重度障害者の家族の妻なり、今、子供たちは職業につけると思いますけれども、子供なりその妻なりというのは、これは中高年令層のところの就職より以上に、むしろ私は狭められていると思う。で、この点について、われわれは前の国会で盛んに論議し……
○徳永正利君 先ほど来いろいろの御意見があったように、この二件については保留いたしたいと思います。
【次の発言】 私は、ちょっと説明しますけれども、請願の趣旨には賛意を表しまして、採択が適当と思います。
【次の発言】 今入っていないとか、あるいは今度は採用されていないとかということなんですけれども、しかし、住民の願いとしては、それはもう百年先のことを今というなら話は別ですけれども、住民の願いの筋は僕は妥当だと思うのですよ。そういう意味で、こういう請願は、はなはだとてつもないものなら別として、願意は僕は妥当として賛成すべき筋合いがあると思うのですがね。
○徳永正利君 よろしくお願いいたします。
○徳永正利君 大臣がお見えになっておりませんから、大臣に対する質問は保留いたしまして、局長に二、三お尋ねいたしたいと思います。この中の制限規定で、まあいろいろな制限規定があるわけでございますが、扶養義務者が五十万以上の所得がある場合にはこれを切る、いわゆる福祉年金は切るということに相なっておるのですが、こういったいわゆる制限規定を設けている法律は、他にどういうものがございますか。
【次の発言】 ほかの法律も、おそらく国民年金にならった思想に立っておると思うのです。これも御存じのように、子供がちりぢりばらばらになって、今日の状態でございますから、なかなか五十万円くらいの所得があっても、親を離れて……
○徳永正利君 私は、この際、ただいま採決されました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し、附帯決議をつけることの動議を提出いたします。
【次の発言】 附帯決議案を朗読いたします。
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案
戦傷病者、遺族及び未帰還者留守家族に対しては、昭和二十七年戦傷病者戦没者遺族等援護法の制定以来関係法律の施行により、逐次援護の充実が図られてきたところであるが、今なお改善を図るべき幾多の問題が残されている。
よって政府はこれらの問題の全体についてさらに充分検討を加えるとともに、特に次の諸点については、すみやかに必要な措置……
○徳永正利君 私は、この問題については、あまり詳しく知らないのですが、現在に至るまで、診療報酬の改訂が数次行なわれておると思うのです。その経緯を一ぺん参考に聞いておきた
いと思います。御説明を願います。
【次の発言】 事柄がすらすらと簡単に進まなかったということなんですが、従来、この改訂にあたってすらすらと進まぬだけでなくて、非常な紛糾が重ねられておるわけですが、そのいろいろな立場にあってものを言っておられるから、そう簡単にいかぬと思うのですけれども、その原因というものは一体どこにあるというふうに厚生省はお考えですか。
【次の発言】 そういうふうな長い歴史、いわば紛争の歴史を持っているわけな……
○徳永正利君 関連して。先ほど吉武先生の御質疑に、通産大臣は、四十八百万トンくらいを維持したいというお話でございましたが、四千八百万トンの中には石炭でなければどうにもならぬ、重油とかガスとかじゃどうにもまかなえない、もう石炭でなければどうにもならぬというものはどのくらいあるのですか。
【次の発言】 そうじゃなくて、もう石炭を使わなければいけない。重油とかガスとかではまかなえないというものなんでございますね。
○徳永正利君 もう時間もだいぶたちましたから、私はごく簡単にお尋ねいたしますから、お答えもごく簡単にお願いを申し上げます。 第一点は、杉村先生にお願いいたしたいのでありますが、先ほど菅原先生から、この法案は非常に遠慮した法案であるというようなお話があったのでございます。この国会開会中に国会周辺にデモ禁止区域を法律で設けて、そうやったらどうかというようなお話もあったのでございますが、これはまあアメリカ、イギリス、西ドイツ等がやっているのでございますけれども、この点について、憲法上差しつかえはないものか、これをちょっとお伺いしたい。 さらに、沼田先生にお伺いいたしますが、昨年の十一月二十七日の……
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