このページでは柏原ヤス参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○柏原ヤス君 私は公明党を代表して、ただいま提案のありました児童手当法案に関し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 児童手当については、すでに世界の六十二カ国が実施しているにもかかわらず、福祉国家を目ざすわが国が、今日までその制定を見なかったことは、まさしく政府の怠慢と言わざるを得ません。児童手当制度の制定は、豊かな暮しを願う国民的な強い要求であることは論を待たないところであります。 わが党は、昭和四十三年の第五十八国会以来、独自の児童手当法案を毎国会提案し、すみやかな実現を政府に迫ったのもそのような理由からであります。ようやく児童手当が日の目を見ようとするわけでありますが、法案の内容に……
○柏原ヤス君 大学紛争がいま問題になっておりますが、私学の紛争の多くを見ますと、経営、経理等の経済的な要因が多いように思います。私も、そのような紛争は早く解決したいものと思う立場から、私学の補助についてお聞きいたします。 現在、私立大学の学生の数は国立大学の学生の数に比べて三・五倍も多い。しかし、その私立大学に対する補助は、国立学校費の約二十五分の一というわずかな補助が予算の上に盛られております。したがって、私学の学生は国立に比べて十倍以上の納付金を納め、国立大学に比べて非常に恵まれない環境に置かれておりますが、このような私学の現状に対して文部省はどのように考えて対策を立てておられるのでしょ……
○委員以外の議員(柏原ヤス君) ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案についてその提案理由と概要について御説明申し上げます。 わが国の母子保健活動は、昭和二十三年の児童福祉法によって実施されてまいりました。 しかしながら、母子保健対策は、母子一体の体系のもとに進めることが、母子保健水準の向上のため、最も必要であるという観点に立って、昭和四十年四十九国会において母子保健法が制定されたことは、御承知のとおりであります。 このような母子保健対策の推進により、わが国の母子保健の現状は、一歩前進を示しているが、いまだ改善しなければならない点が少なくないのであります。 すなわち、先進諸国に……
○柏原ヤス君 幼児教育、また幼稚園のことについてお伺いいたしたいと思います。 文部省の調査によりますと、四十三年度の幼稚園の就園率は四九・四%です。これは就学前の幼児の約半数が幼稚園の教育を受けているということで、十年前は約二五%であったことから考えますと、幼児教育の重要性から見てたいへんに喜ばしいことと思います。しかし、幼児教育の将来を考えてみますと、いろいろと疑問が出てまいりますので、その点についてお聞きしたいと思います。 まず、幼児教育の機関は大きく分けると幼稚園と保育所に分かれておりますが、質問の第一は、幼稚園教諭の資格と、保母の資格はどのようになっているか。第二は、幼稚園における……
○柏原ヤス君 児童手当制度についてお聞きしたいと思います。
九月十六日に児童手当審議会から児童手当制度の創設について中間答申がございましたが、その経過と内容についてお伺いいたします。
【次の発言】 なぜ中間答申としたかという点、これは今後児童手当審議会はどうなるのか。またあといろいろ問題が残されておりますが、そういう問題は政府まかせにしてしまうのか、こういう点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 答申が出ましたし、また総理は大蔵大臣、厚生大臣にも昭和四十六年度実施をするようにという指示がございました。そうした喜ばしい状況になったかと思いましたら、一方には、財政制度審議会が九月二十八日に開……
○柏原ヤス君 藤原委員の質問と重複をしない点で二点だけお伺いしておきたいと思うんです。
一つは、今度の改正で、検疫のしかたの問題について、衛生的に安全だと判断される船舶については、例の検疫地域ですか、そこに寄らずに港に行けると、こういうことになっておるわけですが、安全と判断をするというその基準はどういうところに置かれるのか、こまかく答えていただきたい。
【次の発言】 いま藤原委員からいろいろの御発言がありまして、大体のことがわかりましたが、私も多少お聞きしたいのですが、つけ加える意味においていろいろ伺わせていただきます。
最初に、過去十年間において、わが国の検疫網によって防がれた病名、また……
○柏原ヤス君 ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案についてその提案理由と概要について御説明申し上げます。 わが国の母子保健活動は、昭和二十三年の児童福祉法によって実施されてまいりました。 しかしながら、母子保健対策は、母子一体の体系のもとに進めることが、母子保健水準の向上のため、最も必要であるという観点に立って、昭和四十年四十九国会において母子保健法が制定されたことは、御承知のとおりであります。 このような母子保健対策の推進により、わが国の母子保健の現状は、一歩前進を示していますが、いまだ改善しなければならない点が少なくないのであります。 すなわち、先進諸国に比べて、わが国の……
○柏原ヤス君 大臣にお聞きしたいと思いますが、新経済社会発展計画というものが経済審議会から出ております。これを見ますとその中に「とくに経済発展に取り残されがちな老令者や心身障害者に対し、格段の配慮を払うものとする。」とか、「心身障害者、老人、母子世帯等の不適応階層に対する社会福祉施設については、とくに立ち遅れのいちじるしい現状にかんがみ、その拡充を計画期間中の急務とする。」と示されております。確かに、社会保障の中で最もおくれているこの心身障害児あるいは障害者に対する対策として、今後どのように充実強化していくお考えであるか、特に具体的に五カ年計画というものをお持ちであるかどうかお聞きいたします。
○柏原ヤス君 公害問題が各委員会を通じて議論がなされておりますが、私はここで、公害問題を考えれば考えるほど、もう一歩進んで自然保護の重要性を強く感ずるものでございます。そこで、文化財の保護というような問題について質問をいたします。
まず、国宝、重要文化財、重要美術品、こういうものはどのくらいありますでしょうか。
【次の発言】 重要美術品のほうはおわかりでしょうか。
【次の発言】 これらの保存、管理はどのように行なわれておりますでしょうか。
【次の発言】 この保存、管理などに関する予算はどのくらいとられておりますか。
【次の発言】 そこで、この貴重な国民的財産である文化財の保護を考えますと、非……
○柏原ヤス君 日本私学振興財団の方々にはお忙しいところを参考人としておいでくださいまして、まことにありがとうございます。財団の方に直接お聞きしたいと思っておりましたのでおいでを願ったわけでございます。安永委員の質問が午前中にございまして、経過については伺いました。そこで私は直ちに問題に入りたいと思っております。持ち時間がきめられておりますので、なるべく時間を短くお答え願いたいと思います。 まず、今回の補助金は、少ないながらも、私学は財政の苦しい今日大きな期待を持っておるわけでございますが、新聞等の報道によりますと、補助金交付の対象から除外されたり保留されたりした大学があるようでございます。で……
○柏原ヤス君 学校給食法の一部を改正する法律案提案理由。 ただいま議題となりました学校給食法の一部を改正する法律案について提案理由及び改正の内容を御説明申し上げます。 わが国の学校給食は、戦後の経済的困窮と食糧不足から児童生徒を救済するための応急的措置として始められたのでありますが、その後学校給食法の制定、予算的措置の改善により、今日のような普及を見るにいたりました。 近年、わが国の児童生徒は戦前に比べ、著しくその健康が増進され、体位が向上しつつありますが、これは学校給食の普及により、食生活と栄養の改善が推進された結果によるものと言っても過言ではありません。 今後においても学校給食が心……
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