柏原ヤス 参議院議員
12期国会発言一覧

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柏原ヤス[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは柏原ヤス参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院12期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
柏原ヤス[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院12期)

柏原ヤス[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 文教委員会 第1号(1980/10/16、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 去る九月九日から十一日までの三日間、私ども第一班は、山形、福島両県に派遣されましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。  第一班の派遣委員は、降矢敬義委員長、世耕政隆理事、粕谷照美理事、小野明委員と私、柏原ヤスでございます。  まず第一日は、山形県庁において知事、教育長等より県全般の教育行財政の状況あるいは今後の施策などについてお話を伺った後、県下唯一の大学である国立山形大学を訪れ、特に、新設されて間もない医学部や附属病院を視察いたしました。次いで、山形県最大のマンモス校である山形市の鈴川小学校において、過大過密校の実態とその抱えている問題についてつぶさに調査し、最後に……

第93回国会 文教委員会 第3号(1980/10/23、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 最初に、教科書のことについてお聞きしたいと思います。  去る八日、参議院本会議の代表質問において、わが党の田代議員が、鈴木総理に対して、財政再建の名をかりて義務教育教科書無償、また児童手当、こういうものを見直ししたり削減するのは福祉切り捨てではないかという質問をいたしました。それに対して総理は、文教費と社会保障は今年度予算で三〇%を占める、歳出見直しに当たって特別の聖域とするわけにはいかないという答弁がございました。この特別の聖域としないという総理の答弁について、文部大臣はどういう御見解をお持ちになっていらっしゃるのか伺っておきたいと思います。

第93回国会 文教委員会 第4号(1980/10/28、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は母乳について質問をしたいと思います。  それは、母乳のことにつきましては高等学校の教科書に母乳の問題が取り上げられております。その教科書に取り上げられている範囲の中での母乳の問題についてお聞きしたいと思うわけです。  それは、母乳については子供の幸福というものを考えますと、母乳で育った子供は一生幸せではないかと、幸せだと、こう思うておりますので、こうした母乳について文部省で取り扱っている教科書にこれがどのように扱われているか。母乳のことはここ数十年私たちが牛のお乳で子供を育てるというようになってまいりました。そういう中で学者の中にもいかにもそれが結構なことだというような講演を……

第93回国会 文教委員会 第5号(1980/11/13、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 最初に高等学校の新増設についてお伺いいたします。  高校不足という問題はいままでも大きな社会問題になっておりますが、戦後第一次ベビーブームの二世が昭和六十年代の前半、そこを中心に高校進学期を迎えるわけでございます。特に昭和五十八年度から六十五年度にかけては高校人学者の数が急増するということが予測されております。そこで、これに対して各都道府県は、高校新増設事業、これを重点施策として取り組んでおりますが、その建設費並びに用地費、大変なものであって、財政難の自治体としては大きな負担になっております。これは申し上げるまでもないことですが、そこで、この事態に適切に対処するためには、文部省と……

第93回国会 文教委員会 第7号(1980/11/20、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 放送大学についてはいままでいろいろ問題点が指摘されてまいりました。参議院では最初の質疑になりますので、基本的な点について二、三お伺いしたいと思います。  まず、放送大学が電波を利用するものである、また準備が国の主導で行われてきたということなどから、教育研究の自由をいかにかく保障し、国の支配をいかに排除するか、これが課題になっていると考えられます。そこがやはり衆議院でも論議の中心であったと思います。この点についてもう一度どのように考えていらっしゃるか、放送大学学園及び放送大学の機構と制度面で配慮されている点を述べていただきたいと思います。


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 文教委員会 第4号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 今国会において文部大臣の所信をお聞きいたしました。所信の一端を述べるのだと、こういうふうにお断りになって述べられたのでやむを得ないとは思いますが、相変わらず総花的であり、抽象的文言の羅列であると、このように感じます。しかし、田中文部大臣が初めて述べられた所信でもありますので、この所信の中に大臣の考えておられる特色、いわゆる田中文部行政のカラーというべきもの、こういうものがどのようにあらわれているのか御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、大臣はわが国の教育の現況、問題点、これをどのように把握しておられますか。それに対してまた施策をどのように講じようとしておられる……

第94回国会 文教委員会 第6号(1981/04/09、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、高校生のバイク問題について何点かお聞きしたいと思います。  まず、バイクの免許取得が十六歳から可能になっております。四輪車よりも二歳若い。こうした理由と根拠はどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 諸外国における免許取得可能年齢、これはバイクの場合、四輪車の場合、どういうふうになっておりますか、おわかりでしたらお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 高校生のバイクによる事故が非常に多くなっております。そこで、十六歳から二十歳までの各年齢別、そして二十一歳以上は一括して結構ですが、ハイクによる事故数、それと死者数、これがどうなっていますか。これは過去五年間にさかのぼっ……

第94回国会 文教委員会 第7号(1981/04/14、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 放送大学の内容に入ります前に、大学の開放あるいは生涯教育といったことについてお聞きしておきたいと思います。  大学には、教育、研究、社会サービス、こういう三つの役割りがあると言われておりますが、わが国では特に社会サービスという点が軽んじられてきたのではないかと思っております。しかし最近、社会教育の活発化あるいは生涯教育の考え方が普及してまいりました。しかし、いま申し上げましたように、大学はもっと社会に大きく門戸を開いて、それらの中心的役割りを果たしていかなければならないと思います。大学教育の今後のあり方に大きなこうした役割りが強調されなければならないと思うのです。そこで、国立・公……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/21、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 時間がないので済みません。  残る時間を坂元先生と室先生に二問ずつお尋ねいたします。坂元先生にはイギリスにおける公開大学、これについていろいろ御研究をなさっていらっしゃるというのでお聞きするわけなんですが、その経験の中で放送大学に生かすべき点、どういうことがあるかということが一つ。  それから、イギリスの公開大学は成功していると、こういうふうに受けとめていいと思いますが、その背景を比べますと、イギリスの場合はそうだけれども、日本の場合、放送大学が実現しても果たしてどうだろうかと、こういう否定的な考えもあるわけで、この点をどうお考えになっているか、これが一つです。  それから、坂元……

第94回国会 文教委員会 第11号(1981/05/07、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 前回、大学の開放、学問の公開、主として公開講座についてお伺いいたしましたが、大学教育を公開する点でもう一つ重要なことは、通信教育の充実、発展であると思います。  戦後三十余年の間、もっぱら私立大学によって担われてきた通信教育の果たしてきた役割り、これについて大臣はどう評価していらっしゃいますか。
【次の発言】 通信教育は、大臣のおっしゃるとおり、勤労者の学問的レベルの向上に大変な貢献をしてきたということは紛れもない事実であると思います。私はこの通信教育がいま放送大学ができるということによって衰退することになってはならない、こういうことを強調する意味で、またそれを願う立場から御質問……

第94回国会 文教委員会 第12号(1981/05/14、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 まず、前国会でこの法案が審議されましたときに、四項目の附帯決議がなされました。その後どのような対処がされたのかをお伺いいたしたいわけです。  先ほど粕谷議員から四番目の点は御質問がございましたので、四番目を除いて、一、二、三について御説明お願いいたします。
【次の発言】 お伺いしておりますと、努力している努力しているというお話で、努力はしていらっしゃるでしょうけれども、やはりこの附帯決議というものがもっと尊重され、そして一歩でもそれに対して結果を出しているというような点を期待しまして、今後も、附帯決議を出してもさっぱり実績が出ないということのないようにがんばっていただきたいと思い……

第94回国会 文教委員会 第13号(1981/05/21、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 この法律案を拝見いたしますと、大学と放送事業者とをそれぞれ別の設置主体としております。 これに対して衆議院の文教委員会の放送教育に関する小委員会の中でこうした問題が論議されたかどうかということを調べてみますと、やはり大学と放送局を分ければどうなるかというような議論もいろいろされております。その結論は、NHKを使うことは非常に難点が多いということで大学と放送局を一つにした特殊法人方式によらざるを得ないという報告になったと思います。  そこで、この難点を小委員会の中で東大教授の伊藤正己先生、この方は放送法制の権威者と聞いておりますが、この先生が問題点を三つ指摘しているわけです。  そ……

第94回国会 文教委員会 第14号(1981/05/28、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、ただいま可決されました放送大学学園法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合の四会派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     放送大学学園法案に対する附帯決議(案)   政府及び放送大学学園の関係者は、学園の設  置する大学が広く国民に開かれた大学として充  実発展し、わが国の高等教育の改善と、生涯学  習の機会の拡充に役立つとともに、学問の自  由・大学の自治と放送の公共性・公平性とが十  分に確保されるよう、左記事項の実現に努める  べきである。  一、学園の役員及び運営審議会委員の選任に当 ……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/06/02、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 社会党が提案なさった育児休暇に関するこの法案をいろいろ拝見いたしました。  そこで、この法案の内容に入ります前に、出産そしてそれに伴う育児、こういう問題は人類始まって以来のことであって、ずっとこうした出産とか育児という問題をいままでどのように考えられてきたか。それは、出産にしろ育児にしろ女の問題だ、女どものやることだ、こういうふうにされてきたと思います。そういう点では、これは日本に限らず世界共通の問題で、そこに歴史的な差別というものがされてきた。そういう点で女性というものは非常に不利な立場に立った面が多いと思います。この育児休暇の問題も、そうした考え方の中で取り扱われてきていると……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 文教委員会 第2号(1981/10/22、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 教科書問題について質問をさせていただきます。  教科書問題、その中でもとりわけ教科書検定をめぐる論議、これがいろいろされておりますが、余りにイデオロギー的に過ぎるのではないかという感じを持っております。偏向した教科書を是正するには検定の強化こそ必要だと自民党が言っております。一方では、現在行われている検定は国定と同じであり、政府・自民党の考え方を教科書を通じて押しつける手段であるというふうに批判しております。子供にとって教科書はどういう役割りを果たすべきか、よりよい教科書をつくるためにはどうしたらいいかと、こういう視点が欠如した論議だと私は思っているわけです。  最近の教科書問題……

第95回国会 文教委員会 第6号(1981/11/12、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 今回、日本学校健康会法、この法律によって安全会と給食会が統合されることになりますが、まず給食会の今日までの経緯を見ますと、昭和四十二年と昭和四十五年の二回にわたって廃止を決定する閣議が開かれております。なぜ廃止を決定するに至ったかという理由、またその後廃止決定があったにもかかわらず今日まで続いてきている、それにはどんな理由があったのか、こういう問題につきましては文部省の御説明がいろいろございました。要するに、指定物資四品目というような給食の中で、非常に大事な物資を取り扱うためにこの給食会という会はあった方がいいんだ、仕事がやはりあるから今日まで続いているんだ、こういうふうに簡単に……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 文教委員会 第4号(1982/03/30、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 大臣の所信表明を拝見いたしますと、教科書の無償制度については引き続き存続させると述べていらっしゃいます。いまさら申し上げるまでもなく、教科書無償は憲法の義務教育無償の精神にのっとったものであり、法律で定められた国民の意思であると、こう思っております。次代を担う子供たちにとっても学校教育に不可欠で重要な教材、国民全員の負担で提供をしようとするこの考え方に立った施策でございます。この教科書無償は将来にわたって堅持すべきだと考えておりますが、大臣の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 教科書無償については中教審で論議されております。田中前文部大臣は、当然中教審でも無償の答申が出る……

第96回国会 文教委員会 第6号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 きょうは海外子女教育について質問をいたします。  近年、わが国も国際的活動が拡大され、それにつれて海外に在住する日本人もふえております。その子女の数も三万人を超えたと言われております。この海外子女教育のために、現在日本人学校が七十校、補習枝が八十二校、国の援助で設置されております。若い時期に海外生活を経験するということは、語学その他その人にとってははかり知れないメリットがあると思います。そこで海外子女教育の理念というか目的というか、日本人としての自覚を持ちながら豊かな国際性ある人材を養うという点にあると思いますが、この点について大臣の御見解をお伺いいたしたいと思います。  また、……

第96回国会 文教委員会 第7号(1982/04/08、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 与えられた時間が三十分でございまして、十問くらいお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最初に足達参考人にお尋ねいたしますが、先ほども問題が出ておりました学校災害は施設設備の不備といったことから起こる問題が非常に多い。そこで、実際に起こった災害の事例から施設設備の改善にどうこれが生かされたかと、これを足達参考人が実際に当たられた事例がございましたら、具体的にお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 もう一問お願いいたします。  学校安全のために福岡県として独自の施策をとっておられるかどうか御紹介いただければ結構だと思います。

第96回国会 文教委員会 第8号(1982/04/13、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、学校給食の問題についてお伺いいたします。  大臣は、昨年都内の小学校で子供たちと一緒に給食を試食されたようですが、そのときの御感想はいかがだったのですか。
【次の発言】 大臣はランチルームで食事をなさったわけですが、ランチルームを備えた学校は全体として非常に少ない。五十四年度の文部省の調査ではわずか全体の三・一%という現状です。学校食堂が教育上きわめて有意義だということはどなたもおっしゃるわけです。その必要性については国際的にも認識されており、一九五一年の国際公教育会議では学校食堂を設置するよう各国文部省に対して勧告する旨の決議までして、それが採択されております。  そこで……

第96回国会 文教委員会 第9号(1982/04/15、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、公明党・国民会議を代表して、政府提出の日本学校健康会法案、日本社会党提出の修正案、自由民主党・自由国民会議提出の修正案に反対し、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の共同提出にかかる修正案に賛成する討論を行うものであります。  この法案は、放送大学学園を特殊法人として設立したかわりに、文部省関係の法人を一つ減らさなければならないため、日本学校給食会と日本学校安全会とを無理やりに統合したにすぎないということが、先国会以来の慎重な審議によって、ますます明白になったと思うのであります。  私どもの考えによりますと、学校安全の問題は大変に重要であり、施設設備、環境衛生等を含めてさら……

第96回国会 文教委員会 第11号(1982/07/06、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、私学共済の審議に当たって、特に高齢者の医療の問題を取り上げてお尋ねしたいと思います。  公務員の定年制が法定されておりますが、そのことによって私立学校の教職員の停年年齢に何らかの影響が出ていますでしょうか。その点お願いいたします。
【次の発言】 そこで、私立学校における教職員の停年年齢の実態がどうなっておりますでしょうか。また、その実態の上から、国公立学校の停年年齢と比較してどうであるのかを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 私学共済で行ったアンケート調査を見たんですが、それには私学の教職員の平均停年年齢は六十三・四歳となっております。この平均停年年齢を取り上げて……

第96回国会 文教委員会 第12号(1982/07/29、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 先ほどから、るる議論がございましたが、教科書の記述内容に対する外国の抗議をめぐる問題点、私も若干質問させていただきます。  まず、今回中国及び韓国が問題にしております教科書の記述、一体どういう部分に対してどのような抗議がなされたのか、その内容を明らかにしていただきたいと思います。新聞の報道だけでははっきりいたしませんので、お願いいたします。
【次の発言】 そこで、中国から、また韓国から、この部分、これはこういうふうにという抗議がはっきりしているわけで、いまの御説明では漠然として正しい理解ができないわけです。ぜひこれもう少し明らかにしていただきたい。  それから、これを明らかにする……

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/08/03、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 初めに教科書問題について若干質問させていただきたいと思います。  中国が大臣の訪問を拒否してきたわけですが、これは、検定説明で理解されると楽観していた政府に、予想以上に事態が深刻であるということを理解させたと思います。私は、ここで政府も思い切って措置を講ずる必要があると思います。その点いかがでしょうか。そうしない限り、事態はますます深刻化してしまうと思います。この点をお伺いいたします。
【次の発言】 中国側は政府に、改ざん部分の是正、すなわち再検定を強く求めております。大臣はこれにこたえる用意があるかどうか。文部省は、改めて検定の説明をすると言っておりますが、さきの説明内容、方法……

第96回国会 文教委員会 第16号(1982/08/19、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 今回の教科書問題の一連の動きを見ておりますと、国の内外とも、その動きが鎮静化するどころかエスカレートする一方だと思っております。こうした状況を国民のだれもが憂慮しております。特に文部省の対応に不満を感じ、外国に対しては済まない、恥ずかしいというような気持ちでいるのが偽らざる心境であると思います。したがって一日も早い解決が望まれるわけですが、私はきょうこの場で、これまでの政府、また文部省の取り組み方に反省を促すとともに、今後どう解決に臨むべきかという観点から若干質問させていただきたいと思っております。  そこで、従来の政府の対応では鎮静しない、一層問題が大きくなる、この内外の不満は……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 文教委員会 第1号(1982/12/23、12期、公明党)

○柏原ヤス君 次に、去る十月五日から七日までの三日間、福井県及び石川県に派遣されました第二班の調査結果について、その概要を御報告申し上げます。  第二班の派遣委員は、大島友治理事、小野明理事と私、柏原ヤスでございます。  まず第一日目は、福井県庁において県全般の教育事情と要望を聴取いたしました。次いで福井県陶芸館を視察した後、宮崎村唯一の中学校である宮崎中学校を訪れ、その特色ある施設を拝見し、説明を伺いました。最後に、全国有数の戦国遺跡である朝倉氏遺跡を訪れ、整備の状況と今後の方針を伺うとともに現地を視察いたしました。  第二日目は、まだ建設のつち音の響く福井医科大学において附属病院の整備計画……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 文教委員会 第2号(1983/03/03、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 割り当てていただきました時間が二十分の中で御出席の六人の方に御意見をお聞きいたしたいので、私はそれぞれ先にお聞きしたい点を申し上げて、そしてお一人三分ぐらいの程度でお答えいただければ大変ありがたいと思いますので、先に質問さしていただきます。  まず、沖原参考人にお聞きしたいことは、少年非行、校内暴力の一つの対策として、学力が授業に追いついていけない生徒に対する教育をどうするか、これが重要な問題の一つであると思います。そこで、いわゆる学力遅進児対策として参考になる諸外国の例を教えていただきたいと思います。  それからもう一点は、先生を尊敬している生徒の割合が、わが国の場合は諸外国に……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/24、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 最初に教科書無償制度についてお伺いいたします。  大臣は、昨年の暮れの臨時国会でわが党中野明議員の教科書無償制度に対する質問にお答えになっております。その中で、予算編成ごとに財政当局との間で論議があるが、憲法二十六条あるいは教育基本法の精神に基づいて人間の平等、教育の機会均等という大きな精神から発して、無償の制度が確立されている、これは基本原則であるから文部省としてはぜひ崩してはならないと考えていると、こう述べていらっしゃいます。これは歴代の文部大臣の考え方と同じ趣旨のもので、当然と思いますが、大臣は現在もその考えにいささかも変更がない、こういうふうに理解していてよろしゅうござい……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/17、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 学校教育法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  今回の修業年限の延長は、獣医学関係者にとっては昭和二十年代からの懸案であったわけですが、それが今日まで実現しなかった、そういう理由はどこにあったのでしょうか。
【次の発言】 次にお聞きしたいのは、先ほどもお話がございましたけれども、現在の修士積み上げ教育の教育課程は今回の改正によってどのように改善されたのか。修士課程の積み上げ教育、これは四年プラス二年で六年間だ、今回改正された修業年限も変わらない。一貫した六年間の修業年限になったということは形の上でそうなんですが、どこが改善されたのか、どこが充実され、また整理され、改……


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各種会議発言一覧(参議院12期)

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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/11/20、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 新聞報道によりますと、先日、第十三期中央教育審議会の委員が決定され、また二十四日には初会合が開かれて教育の諮問題について諮問するということですが、この諮問の内容はどんな項目について諮問されるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまお答えいただいたその中で、小中高校における教育内容、教育方法、教科書のあり方、これが一つの柱となって諮問されるようでございますが、この中で「教科書の在り方」というのは、具体的にはどのように答申をお求めになっていらっしゃるのか。詳しく諮問内容がはっきりしているのでしたら、お答えいただきたいと思います。



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データ更新日:2022/12/18

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