このページでは柏原ヤス参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○柏原ヤス君 幼児に関する教育問題についてお尋ねをいたします。
まず、幼稚園教育の振興のために昭和四七年度から幼稚園教育振興計画が実施されているわけですが、その進捗状況はどのようになっているでしょうか。
【次の発言】 施設整備がおくれているということがいまの御答弁でわかるわけですが、収容児の数、就園率が計画どおりにいっている、これについて行政管理庁の勧告がございます。それには認可定員を超過して幼児を入園させていることになるというふうに言われておりますし、私も収容児童数は計画どおりだけれども、設備の方はおくれていると、そのとおりだと思いますが、この点については文部省としても改善しようと取り組ん……
○柏原ヤス君 ただいま教科書無償配付制度について、大蔵省が有料化するような傾向であるということについて、大臣が非常に大事な問題であるから、この制度は断固維持していくという力強い御答弁をいただきました。私もこれについて御質問申し上げようと思っておりましたが、略して、ただ一言、きのう公明党として大蔵省の官房長に申し入れをいたしました。そのときに感触を自分なりに感じまして、相当この問題は文部省として推し進めていただきませんと、大蔵省は有料化するのではないかという懸念を持ったわけでございます。そのときの言葉のやりとりは略させていただきますけれども、私はそういう感じを強く持ちました。ぜひ大臣を中心として……
○委員以外の議員(柏原ヤス君) ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案につきまして、その提案理由と概要について御説明申し上げます。 近来、わが国の母子保健活動は昭和四十年に制定された母子保健法によって実施されてまいりました。 顧みて、当時の法案を諮問した社会保障制度審議会の答申にも、「母子の健康確保の方向にわずかに一歩を踏み出したにすぎないもので、今後引き続き改善をはかるべきである」と指摘していることは御承知のとおりであります。しかしながら、法律の不備のまま今日に至っているため、妊産婦の死亡率は先進諸国に比べて二倍ないし四倍の高率を示しているなど、なお努力を要する幾多の課題が残され……
○柏原ヤス君 衆議院文教委員会の学校災害に関する小委員会の審議を契機として、今回提案されているように日本学校安全会の給付の内容が大幅に充実した、これは大きな前進であると私は率直に評価いたしたいと思います。しかし、学校災害に対する対応策として、安全会の充実だけでは不十分でございます。損害賠償請求の訴訟が今後も起こるということは十分考えられます。引き続き学校災害に対する補償のあり方について抜本的な改革を図っていく必要があると考えております。 具体的には学校災害補償制度の創設が日本弁護士連合会や日本教育法学会からも提案されております。文部省としてはこうした制度の創設について、その実現の可能性、それ……
○柏原ヤス君 私は、養護学校の義務化について、何点かお聞きしたいと思います。
来年――昭和五十四年四月一日から養護学校は義務化になります。義務教育は制度的に完成することになるわけでございます。で、この養護学校の義務化というのは、実質的にはすべての障害児に就学する機会を保障するということになる。すべての障害児に教育を受ける権利を保障するということになるんだと、こういうふうに思います。そして、その対応すべき問題と文部省が取り組まなければならないと、こういうふうに考えておりますが、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、養護学校義務化に当たりまして、政府は障害児を持つ保護者に対して、全員就……
○柏原ヤス君 国立学校設置法改正案につきまして、何点かにわたりお尋ねいたします。
いままでの教員養成大学における教員養成に対しては、各方面から問題点が出され、また限界の問題も指摘されております。文部省としては教員養成のあり方についてどのように考えていらっしやるか、またそのお考えを踏まえて、今回提案されております教員大学では、どのような教師を養成しようとしているか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 それでは教員大学について具体的にお尋ねいたしますが、文部省が考えている教員大学の内容で、いままでの教員養成大学の内容と違う点、特徴とでも言いましょうか、それは何ですか、御説明をお願いいたします……
○柏原ヤス君 本日は諸先生に大変貴重なお話をお聞かせいただきまして、感謝いたしております。本当にありがとうございました。 最後でございますので、なるべく簡単にお聞きしていきたいと思います。 これは重複する問題でございますけれども、先ほどから出ておりました教員大学を特別な名称にするということについて御意見がございました。私もいままで文部省とのやりとりで、いろいろと教員大学の大学院と、教育大学の大学院との関係をお聞きしたのですが、それを整理いたしますと、大学院の部分については、いままでの教育大学の大学院と性格、本質においては同じであるというふうに受け取れるわけです。 また、学部についても、広……
○柏原ヤス君 教員大学という名称の点について再度お尋ねいたします。
一昨日の参考人の方にこの名称の点についてお聞きしましたところ、教育大学でよいのではないかというのがほとんどの先生方の御意見でした。繰り返ししつこいようですが、この教員大学という名称については、全然再考の余地はないか、教員大学という名称に固執する真意はどこにあるのか、もう一度お願いいたします。
【次の発言】 それでは教員養成の大学で、現在、東京学芸大学と大阪教育大学に大学院が置かれてありますが、その大学院に修学している現職教員の実態についてお尋ねいたします。
その大学院に入学している現職教員は何処で、どういう身分で入学してい……
○柏原ヤス君 教員大学並びに放送教育開発センターについてお尋ねいたします。
まず放送教育開発センターについてお尋ねいたします。
いただきました資料の1に「放送教育開発センター設置の経緯」、その(1)に「文部省においては、かねてから、放送大学創設の構想を推進してきたが、」とございます。文部省が推進してきた放送大学創設の構想、これはどういうものなのか、何点かお尋ねいたします。
まず、放送大学を創設する目的、これは何でしょうか。
【次の発言】 設置形態をどうするかという点についてお伺いいたしたいんですが、昨年文部省は特殊法人放送大学学園、仮の名前ですが、それを設立して要求を出したわけです。この……
○柏原ヤス君 私は、自由民主党・自由国民会議、公明党、民社党及び新自由クラブを代表して、本案に対する四派共同提案による修正案について御説明申し上げます。 修正案の案文は、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。 修正の趣旨は、上越教員大学及び兵庫教員大学の名称を、それぞれ上越教育大学及び兵庫教育大学に改めるものであり、その理由は次のとおりであります。 今回提案されております上越教員大学及び兵庫教員大学の名称は、必ずしも国民になじみがなく、むしろ教育大学という名称の方がより適当であると考えますので、両大学の名称をそれぞれ上越教育大学、兵庫教育大学に改めようとする……
○柏原ヤス君 私は国際児童年についてお尋ねいたします。
一昨年――一九七六年の国連総会で、来年一九七九年が国際児童年というふうに決定されたわけでございます。ちょうど児童の権利に関する宣言の二十周年にも当たり、また同宣言の実施をさらに促進する機会となるということで、来年の国際児童年、これは非常に大事な年であると思います。
そこで、外務省にお尋ねいたしますが、この国際児童年の中心機関に指定されたユニセフの事務局長が外務大臣に、国際児童年についての協力要請に関する書簡を出しておりますが、その内容の主なところはどういうことでしょうか。
【次の発言】 その主な内容についてはいかがですか。
○柏原ヤス君 学校給食制度がスタートして三十三年になります。私はこの学校給食をよりよいものにしていきたいという立場から、いろいろとお尋ねしたいと思います。 現在、学校給食を義務化せよという意見、また反対に廃止せよという意見、非常に幅広い意見が出ておりますが、こうした批判や問題の中で、まず普及上の問題についてお聞きいたしますが、特に中学校の場合に、地域的に普及上の格差があります。都道府県ごとの実施状況を見てみますと、おくれているところが大阪、学校の数で見ますと二四・五%、生徒の数から一二・九%、これに続いて京都三一・四%、生徒は一五・三%という状況でございますけれども、この原因がどこにあるか、……
○柏原ヤス君 先日、文部大臣の所信表明及び来年度予算の説明を承りましたが、内容を見てみますと、例年のとおり総花的、抽象的で、大臣が過去四十数年の経験を生かし、「二十一世紀への展望に立って、」と、非常に力強い御決意のもとに発表された所信にしては、またそれを実現するための予算にしては、私は非常に、何と言いましょうか、教育のわかる大臣にしてはもっと張り切ってもらいたい。なるほどといわれるような、内藤文部大臣らしい、そうした息吹というものが具体的に感じられるようにしてほしい、示してほしいと思いました。そうした点が非常に私としては不満足であり、感じられない。 そこで、所信表明の点はそれとして、こうして……
○柏原ヤス君 図書館情報大学についてお尋ねいたします。
その前に、まず図書館の役割りについてですが、図書出版物を初めとして、資料、情報の生産、またその利用の状況はすさまじいものがあります。いわゆる情報化社会と言われておりますが、また別の面では生涯教育の時代と言われていますが、そうした中で、国民にとって図書館の果たすべき役割りはますます重要になっていると思います。こうしたことを考えますと、図書館というものを国民の要望にこたえられるように改善、充実していかなければいけないと思いますが、大臣はこの点どうお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、今度つくられるこの図書館情報大学の目的、性格を示された……
○柏原ヤス君 最初に行政管理庁にお伺いをし、そして文部省にお聞きしたいと思います。
まず、このオリンピックセンターの廃止が決定されるまでの経緯についてお尋ねしていきたいと思います。このオリンピックセンターが、行政改革の、いわゆる特殊法人の整理合理化の対象となったのは昭和五十年の閣議了解のときからでございますが、そこを見ますと、「オリンピック記念青少年総合センターについては、昭和五十一年度中に、国立競技場との統合の可否を含めその在り方を検討する。」と、こういうふうに書いてございますが、この意味がどういう意味なのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 いまの御説明ですと、この文章のとおりのことにと……
○柏原ヤス君 大臣の所信、また五十五年度の文教予算について何点か質問をいたします。
大臣は所信の初めに、「教育、学術、文化の振興を図ることは国政の基本であると考えます。」と、このようにおっしゃっております。そこで、国の財政と国の教育費の比率を見ますと、昭和五十年の一二・七%、これがピークであって、五十一年一二・三%、五十二年は一一・七%、五十三年は一一・四%、五十四年は一〇・八%と徐々に落ち込んでおります。このようなことで教育が国政の基本であると言えるかどうか、大臣にお答えをお願いいたします。
【次の発言】 いろいろ御説明がありましたが、私が最初にお聞きしたのは、五十年度がピークで、年々国の……
○柏原ヤス君 国立学校特別会計予算についてお尋ねいたします。 予算書を見ますと、国立学校特別会計の中の一般会計よりの受け入れ、これが五十五年度の金額九千五百八十七億となっております。そして昨年の額に比べて、その伸び率が三・五%というふうになっております。せんだっての委員会でも、文部省予算の一般会計が五・七%だと、これは国の一般会計予算の伸び率一〇・三%に対して半分ではないかと、教育に対する姿勢がもっと強気で行っていただきたいというふうに申し上げたんですが、その文部省予算一般会計の中から、国立学校特別会計の方に受け入れている額の伸び率がまた三・五%、一〇・五%に対して文部省一般会計予算がその半……
○柏原ヤス君 オリンピックセンターを廃止し、文部省に直轄した後の運営や、そのあり方などを中心にお尋ねしたいと思います。
まず、利用する側で大きな不安を持っております点は、国立にした場合も、国民の側に立った運営をしてくれるかどうかということです。そういう点から、この利用については、いままでの実態どおりだ、直轄後も変わりませんという答弁をなさっておりますが、利用者の使用目的、また使用の内容、こういうものに対して、制限あるいは制約がかかるようなことはないか。これをもう一度念を押してお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、青少年団体以外の利用についてお尋ねしておきますが、特殊法人である……
○柏原ヤス君 いわゆる第五次定数改善計画についてお尋ねいたします。 まず、計画の期間が十二年間というきわめて長いという点についてですが、この点については、所信に対する質問の際にも申し上げてありますので、繰り返して申し上げませんが、この計画の実施の仕方についてですが、ことし、五十五年から五十七年までの三年間は、児童減少市町村から実施するということだそうです。しかも、初年度はその中でも教室をつくる必要のない学校から進めるということでございますが、五十六年、五十七年、このときもこうしたやり方で進めるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
○柏原ヤス君 私学共済の長期給付費についてお尋ねいたします。 ここ十年、特に十年というところに力を入れて申し上げるんですけれども、毎回、しかも十年、私学共済の年金改定法案の審議のたびに、長期給付に対する国の補助率を百分の二十に引き上げるべきであるという附帯決議が全会一致で行われてきているわけです。しかも、ことしもこの百分の二十の補助率の実現が見送られた。十年にわたって、当然百分の二十にすべきだというこの補助率の、また補助の実現ができない。これはこの委員会では年じゅう取り上げられ、きょうも先ほどから取り上げられているわけですけれども、私もくどいようですけれども、この問題について取り上げ、文部大……
○柏原ヤス君 母子保健法についてお尋ねいたします。
橋本前大臣がこの母子保健法について、何度か見直しを表明してきておりましたが、野呂厚生大臣もこの点、母子保健法は見直しをし、改正の必要があると、こういう御認識でいらっしゃるのでしょうか。いかがですか。
【次の発言】 そこで、改正をする方針であるということでございますが、それに大きな期待をかけてもう少し具体的にお聞きいたしたいと思います。
この前の橋本大臣が家庭保健基本問題検討委員会を設置して、そしてその検討を依頼したわけですが、こうした委員会でいずれ結論としてこれが意見書あるいは報告書と呼ばれるようなもので提出されると、このように理解してい……
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