このページでは中尾辰義参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○中尾辰義君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部改正案について、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 独禁法は、二十二年の制定以来、二回の後退のための改正を見ましたが、今日ほど国民がこれに重大な関心を持ち、その改正強化が時代の要請として大きく叫ばれたことはないのであります。 御承知のように、一昨年の石油ショックとその後の狂乱物価の際、石油業界に代表されるようにやみカルテル行為が横行し、商社、大企業は物不足につけ込み、製品の大幅値上げを行い、巨額の利益を上げ、国民生活は激しい物価高に追いやられたのであります。このような商……
○中尾辰義君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 国鉄財政の現状は、いまさら申し上げるまでもなく、昭和五十年度で長期債務は六兆七千八百億円、繰越欠損金は三兆一千六百億円に上り、まさに破局的状況にあります。この国鉄財政をいかにして再建するかは国民注視の重要な政治課題であります。と申しますのは、国鉄財政再建の成否が国民生活とわが国経済に重大な影響を及ぼすものであります。従来の経緯から見ましても、単に一時的対策でなく、各般にわたる抜本的施策が講ぜられない限り、国鉄財政の再建はあり得な……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆さま方の御推挙によりまして本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆さま方の御指導、御協力を賜わりまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は五名でございますが、都合により、本日は三名選任し、あと二名につきましては後日指名することといたします。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
去る九月九日、中村利次君が委員を辞任され、その補欠として木島則夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本原子力船開発事業団理事長佐々木周一君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、原子力船「むつ」に関する件につ……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、欠員中の理事二名の選任を行ないます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩動道行君及び中山太郎君を指名いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についておはかりいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月十四日、中山太郎君及び高橋誉冨君が委員を辞任され、その補欠として熊谷太三郎君及び林ゆう君が選任されました。
【次の発言】 ただいまの委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任は、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に熊谷太三郎君を選任いたします。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月十八日、向井長年君が委員を辞任され、その補欠として中村利次君が選任され、また二十一日熊谷太三郎君及び林ゆう君が委員を辞任され、その補欠として中山太郎君及び高橋誉冨君が選任されました。
また二十八日、船田譲君が議員を辞職され、その補欠として三十日西村尚治君が選任されました。
【次の発言】 ただいまの委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選挙を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いた……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆さま方の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆さま方の御指導、御協力を賜わりまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行ないます。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩動道行君、中山太郎君、辻一彦君、塩出啓典君及……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動につきまして御報告をいたします。
去る十三月十人目、高田浩運君及び西村尚治君が委員を辞任され、その補欠として、源田実君及び中村禎二君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事辞任の件につきましておはかりいたします。
去る二十三日、岩動道行君及び中山太郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につき……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆さま方の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆さまの御指導、御協力を賜わりまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それではただいまから理事の選任を行ないます。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に源田実君、中村禎二君、辻一彦君、塩出啓典君及……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨四十九年十二月二十八日、茜ヶ久保重光君、辻一彦君及び浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として野々山一三君、山崎昇君及び志苫裕君が選任されました。
また本年一月二十四日、野々山一三君が委員を辞任され、その補欠として竹田現照君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件につきましてお諮りいたします。
ただいま御報告いたしました委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日、全国電力労働組合連合会会長稲垣武臣君及び日本原子力船開発事業団理事倉本昌昭君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、手続等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、昭和五十年度……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十八日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として野々山一三君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日、日本原子力船開発事業団理事長島居辰次郎君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、原子力船「むつ」に関する件についての質疑を行います。 本日はお手元に配付のとおり参考人の方々の御出席を願っております。 参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず御出席いただきましてまことにありがとうございました。 本日の委員会の進め方でありますが、まず大山参考人から「むつ」放射線漏れ問題調査報告書について十分程度御意見を伺いましてから各委員の質疑にお答えいただきたいと存じます。 それでは、大山参考人お願いをいたします。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第二三三号診療放射線技師に放射線取扱主任者の資格付与に関する請願外三十八件を議題といたします。
先刻理事会におきまして協議の結果、右請願三十九件は、いずれも議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致しました。理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中尾辰義君 関連。 大臣にお伺いしますが、今度の補償の問題ですが、まだ的確には把握されておりませんし、新聞等には百億をオーバーするようなことが書いてある。いまあなたから御答弁がありましたように当然これは企業側が負担しなきゃならない。けれども、いま額の面からいってはたして三菱石油がそれを払えるのかどうか。あるいはまた今回の原因がはたしてどこにあったのか、施工の段階にあったのか、設計の段階にあったのか、基礎工事の段階なのか、タンク自体のいろんな欠陥があったのか、その辺がはっきりしないというと三菱だってはっきりできないというようなことを言っているでしょう。そうしますと、この問題は補償だって相当長……
○中尾辰義君 私は、繊維の問題につきまして若干お伺いをいたします。 今日の経済状態につきましては、先ほどからいろいろありましたように、非常に失業者も百万人以上を超えておりますし、倒産も相当な数にふえておるし、長年にわたる総需要抑制、金融引き締め作用によって景気が非常に冷え切っておる、こういう状態でありますが、その中でも繊維業界はもうこれは手のつけようのないようなひどい状況になっておることは、大臣も十分御承知だろうと思うわけであります。すでに業界におきましても、再三にわたる陳情等も来ておるわけですが、政府はいま繊維業界の現状をどのように掌握しておるのか、まずそこからお伺いしましょう。
○中尾辰義君 経企庁長官お見えになっておりますから、不況対策につきまして若干お伺いします。 大臣も十分御承知のとおりの経済状態でございまして、長期にわたる総需要抑制、金融引き締め等によりまして倒産、失業者が続出している。きのうはまた新聞情報では、一月度の鉱工業生産では戦後最大の落ち込みを示している、こういう状態であります。まあ政府も、さきに不況対策の案を一応発表なさったわけでありますが、年度末を控えまして、さらにまた三月は相当の失業者、倒産等も考えられるような非常に厳しい状況になっております。そういうことで、大臣の答弁につきましても、予算委員会の答弁等も新聞情報では心得ておりますけれども、改……
○中尾辰義君 今回の特許法の改正の一つの柱になっております、物質特許制度の導入ということがうたわれておるわけですが、この制度は、従来は特許法に取り入れられてなかったわけですが、今回始めて化学物質、医薬等初め、飲食物、嗜好物の発明についても特許を付与する、こういうことであります。これには審議会の答申もありますけれども、いろいろ問題があるように思われますので、若干お伺いしますが、今日までこの制度を採用しなかった理由は、わが国の化学工業、医薬工業、飲食品工業など、技術開発力あるいは国際競争力が弱かったためにこれらの技術を外国企業による特許の支配から保護しようとする立場によったものと思われるわけであり……
○中尾辰義君 私は、商標につきまして若干お尋ねいたします。 弁理士会の会長の小橋さんにお伺いしますけれども、今回の商標の改正は、累積しているこの商標出願を何とかもう少し審査期間を短くして整理していかなきゃならぬ、こういう趣旨でございます。それでこういう改正ができておりますが、一つは、今回の改定で果たしてこの法改正の趣旨というものが生かされるかどうか、こういう点につきまして、たとえば更新登録の場合、商標を使用してなければこれは削除される。それだったらもう新しく最初から出願したらどうだ、場合によっては連合商標を出願しておいたらいいじゃないか、こういうような対応策も考えられるわけですが、そうしたよ……
○中尾辰義君 商標につきましてお伺いをいたします。
今回の改正は、商標出願の急増に対処するために、その出願の前三年以内に使用されないものは更新登録をしない、こういうことでありますが、更新チェックによってどの程度の効果を予定しておるのか。更新出願の何%をこれによって拒絶でき得るのかですね。
さらに、現在更新出願は出願件数全体の何%ぐらいになるのか。また、更新率はどのくらいなのか。その辺をまず概括的にお伺いいたします。
【次の発言】 出願人は、この高い出願料あるいは登録料、手数料を払ってでも、いままで使ってない商標の出願をしてくるわけであります。それはそれなりに出願人にどうしてもその商標が必要……
○中尾辰義君 余り時間もありませんけれども、若干お伺いいたします。 この石油開発公団は四十二年の十月に設置をされまして、それからもう約八年間を経過をしておるわけですが、その間における業務の実績の概要をまず最初にお伺いをしまして、それから、今度の法改正はただいま趣旨説明がございましたけれども、不安定な世界の石油情勢のもとで自主的な石油供給源を確保する、こういうことで石油開発公団の機能の強化、あわせて五十四年度までの九十日分の備蓄の達成ということが大きな柱になっておるわけでありますが、四十二年に石油公団のいわゆる三〇%目標ですか、昭和六十年度までに所要原油の三〇%をわが国の企業の手で自主開発をす……
○中尾辰義君 渡辺総裁、ちょっと事務的なことですけれども、細かいことで恐緒ですけれども……。 いま金融のやり方で直貸しと代理貸しがある、こういうふうにおっしゃったんですが、直貸しの金額は、私の承っているのは二千万円以上ですか、それ以下はまあ地方銀行であるとか信用金庫の代理貸しであるとかいうようなことを聞いておるんですが、この代理貸しにつきましていろいろ批判もあるようでありますし、ちょっと承っておきたいんですが、どうも地方の中小公庫の支店に行くと、それはどうか銀行に行ってくれと、こういうお話がある。銀行に行きますというと、一つは、そこの銀行と取引の関係がなければなかなか非常に不利である。そんな……
○中尾辰義君 それじゃ、最初に砂糖取引所の問題についてお伺いをいたします。
砂糖は、四十九年三月十五日以来取引が停止をされまして、一年数ヵ月を経過して今日に至っておるわけでありますが、その経過措置につきましてまず最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 砂糖相場が暴騰いたしまして、小売指導価格を行政介入で決められておるわけでありますけれども、現在はかなり下がっているように思うわけですが、それで行政介入となりますと、石油の問題でもそうでありますけれども、なかなかこれは弾力性がないわけでありまして、結局高値安定みたいになっておるわけですね。ですから、いつも消費者は高い物を買わされておる、こういう……
○中尾辰義君 最初に、福田副総理に若干景気問題でお伺いします。 いまも話がありましたが、三木内閣は社会的不公正を是正すると、これを最大の眼目として今日まで、経済統括の責任者として福田副総理を中心に、インフレ、物価を鎮静すると、これを最大の眼目にして今日までおやりになった。そのために、金融引き締め、総需要抑制というものが長期にわたってきたわけであります。私が申し上げるのは、インフレによる社会的不公正、これはまあ当然でありますが、一方におきまして今日のようにこのように非常に不況がありますというと、働く者は仕事がない、失業者が続出する、企業が倒産する、こういうことで、不況による社会的不公正というも……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に源田実君、中村禎二君、杉山善太郎君、塩出啓典君及び小巻敏雄君を指名……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日、日本原子力船開発事業団専務理事倉本昌昭君、動力炉・核燃料開発事業団副理事長瀬川正男君及び同事業団東海事業所再処理建設所長中島健太郎君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案について、内閣委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時二十三分散会
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振
興対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
請願第二〇五七号診療放射線技師に放射線取扱主任者の資格付与に関する請願を議題といたします。
先刻理事会におきまして協議の結果、本請願は議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと意見が一致しました。
理事会申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中尾辰義君 景気問題につきましては、小柳君から質問がありましたので大体見解をお伺いしましたけれども、それで、中小企業庁長官もまた衆議院に行っておられますが、この第四次対策がスタートいたしましたけれども、御承知のように、非常に足どりが重い。倒産の方もかなりふえてきておりまして、従来の倒産というのは、放漫経営というか、本業以外に不動産なんか買って、そういったところで失敗したというような例もありましたけれども、最近の倒産は、いわゆる不況型といいますか、採算が悪化して企業がもたなくなった、そういうようなことが多発しているようでありますけれども、倒産の実情をちょっとお伺いしたいのですが。
○中尾辰義君 最初に、本論に入る前に一つお伺いしたいんですが、石油開発に関連をしてですが、例の一九六八年に、国連のエカフェ調査団が、日韓両国に隣接する海域を含めて東シナ海に豊富な石油資源が埋蔵されている、こういうふうに指摘をされておるわけであります。それに基づいてか、最近はいろんな新聞、雑誌等に、九州沖海底油田から石油が噴出した、こういうような記事であちこち出ておるわけですが、これが一体どうなっているのか、その辺まずお伺いしたいのですが。
【次の発言】 ですから、日本近海の東シナ海に大油田があるということは確認をされたといまおっしゃったんですが、それで、これは週刊誌ですけれども、こんな見出しで……
○中尾辰義君 私は今回の訪米議員団の一員といたしまして、ロッキード事件発端の一つであります米国の証券取引委員会のヒルズ委員長と会談をしてきたわけでありますが、その中でヒルズ委員長はこういうふうに言っているんです。「日本政府へ渡した資料はこれまでにSECが調べた約六千ページの資料のうち、関係者の供述書を含め二、三千ページである。外国政府高官への不正支払いを調べたものであり、贈収賄容疑を裏付けるのに十分値打ちのあるものだ」まあこういう発言をしているんですがね。そこで日本側は当然これは受け取ったと思いますけれども、その中に政府高官の贈収賄容疑を裏づける十分な資料が入っていることを法務大臣は報告を受け……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に源田実君、中村禎二君、杉山善太郎君、塩出啓典君及び小巻敏……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日、塩出啓典君、野々山一三君、山崎昇君、竹田現照君及び志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として柏原ヤス君、阿具根登君、松永忠二君、赤桐操君及び森下昭司君がそれぞれ選任されました。
また、本日加藤進君が委員を辞任され、神谷信之助君が選任をされました。
【次の発言】 一言ごあいさつ申し上げます。
私、委員長在任中、おかげさまで大過なくその職責を果たすことができましたことは、皆様方の絶大な御支援と御協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第であります。ここに厚くお礼を申し……
○理事(中尾辰義君) 科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行います。
【次の発言】 ちょっと私からお伺いします。
いま柏原君の質問は、核燃料を最終的に、使用済み燃料を最終的に処理してプルトニウムが残るというんでしょう。プルトニウムの管理につきまして国民が不安を持っているから、どういうような管理をしておるかということですから、まだ動燃の方はいま試運転中ですけれども大体計画があるわけでしょう。その辺のところをもう少し国民が安心できるような答弁をしてもらいたい。何だか聞いていてはっきりしない。
【次の発言】 ついでにもう一つ聞きますけれども、当分の間は硝酸プルトニ……
○中尾辰義君 最初に、ロッキード献金関係について若干お伺いをいたします。 今回のロッキード事件に関する特使派米とその目的についてでありますが、去る四月三十日の閣議決定で斉藤特使をアメリカに派遣することになったわけです。その中に、「ロッキード事件をめぐる日本国内の実情を米側に説明し、」「相互の協力関係を増進する」云々と、こういうふうにあるわけですね。総理は、この日本国内の実情というものをどういうふうに把握されていらっしゃるのか。午前中の質問にもありましたけれども、いわゆる灰色高官を公表することについて刑事訴訟法の第四十七条をめぐって与野党に非常に意見の相違があるようでありますし、そういう点で、……
○中尾辰義君 最初に、国鉄財政問題について若干お伺いをいたします。 国鉄の財政再建に当たりまして、政府は再建対策要綱で五十一年度、五十二年度の二年間で収支均衡を図ると、こういうふうにしておるわけでありますが、しかし、五十一年度の計画を見ましても、なお四千九百四十億円の赤字が発生することになっておるわけですね。また、本改正案成立のおくれによりましても、その赤字額は相当大幅にふえるんじゃないかと、こういうことも予想されるわけであります。さらに、この過去債務対策を見ましても、政府は二兆五千四百億円のたな上げをするものの、五十一年度末にはなお五兆三千億円の債務を背負っておると、こういうことになるわけ……
○中尾辰義君 私は、放射性廃棄物の海洋投棄の問題について若干お伺いをしたいと思います。
その前に、放射性廃棄物の処理につきましては、従来高いレベルの廃棄物は政府が担当し、低いレベルのものは民間が処理すると、こういうような方針が打ち出されておったわけですが、今度民間の原子力関係では、原子力環境センターというのが設立をされることになって、昨日総会もあったわけですが、まずこの原子力環境センターの性格、業務、廃棄物の処理の方法、今後の計画、こういつた点について最初御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、原発はトイレのないマンションと、こういうふうにとやかく批判をされてきたわけでありまして……
○中尾辰義君 余り時間もありませんが、一番最初に繊維問題を少しお伺いします。
繊維業界が非常にいま景気の先行きに不安感が出始めておりまして、お先真っ暗な繊維業界というような見出しで大きく新聞でも取り上げられておるわけですが、ほかの産業に先駆けてことしは不況局面にある、一時は減産効果など順調な市況回復を見せていた、これは御承知のとおりであります。ところがまたここへきて、全くお先見当がつかないというような状況になっておるようでありますが、繊維不況の現況と見通しについて通産省はどう判断をしているのか、最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この構造改善の問題も非常に言われて久しい問題ですけれ……
○中尾辰義君 最初に竹島問題で若干お伺いをいたしますが、最近の報道によりますというと、韓国は、竹島に漁船退避所、船着き場、灯台、そういうものを造設するような方針で関係各省庁と協議を進めておりまして、近く具体的な措置がとられると、こういうような新聞情報もございますが、これは明らかに竹島の韓国領土であることを対外的に明確にして既成事実の固定化を図ろうとするものである、われわれはこう思うわけでございますが、外務省はどういうふうに情報をキャッチされていますか。
【次の発言】 竹島問題は、今日まで衆議院におきましても参議院におきましても議論もされておるわけですけれども、その外務大臣の答弁を見ましても、ど……
○委員長代理(中尾辰義君) ただいまから、内閣委員会、科学技術振興対策特別委員会連合審査会を再開いたします。 午後の連合審査会の会議は私が主宰をいたします。 休憩前に引き続き、科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。