立木洋 参議院議員
10期国会発言一覧

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立木洋[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは立木洋参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

立木洋[参]本会議発言(全期間)
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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 参議院本会議 第5号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十九年度補正予算三案に対し、反対討論を行ないます。  反対の第一の理由は、本補正予算が、金脈政治で世論の糾弾を浴び、退陣を余儀なくされた田中内閣のもとで編成された経費の支出に限られ、今日の物価高、インフレと不況に悩む国民の切実な声にこたえる新施策が全くない点であります。  第二の理由は、軍国主義復活強化をはかる軍事費、陸上自衛隊の運営費四十四億円、さらに四次防に含まれる艦船の建造費の継続費総額で百七十億円以上もふやしているものとなっている点であります。  第三の理由は、前田中内閣の列島改造を依然として継続し、大企業奉仕の公共投資を改めていないことで……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第9号(1975/03/31、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は日本共産党を代表して、沖繩県における米軍の県道を封鎖しての不当な実弾射撃演習について、三木総理並びに関係閣僚に対して緊急質問をいたします。  米軍は、沖繩県恩納村喜瀬武原地域において、同村住民にとって必要不可欠の生活道路である県道百四号線を封鎖し、復帰以来本年三月十一日までに、十回にわたり百五ミリ、百五十五ミリりゅう弾砲の実弾射撃演習を強行し、あるいは強行せんとしてまいりました。また、現在いつ強行されるかわからない事態にあります。  総理、いやしくも独立国において、自国国民の生活道路であり、公共の用に供されている県道も封鎮し、その頭越しにりゅう弾砲の実弾演習を行うことを外国の軍……

第75回国会 参議院本会議 第21号(1975/07/03、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました選挙二法の中間報告を求める動議を議題とする動議に対し、質問を行うものであります。  まず、次のことをお尋ねしたい。  言うまでもなく、国会法五十六条の三に定める中間報告は、特別に必要な場合に限ってのみ許されることとされているのであります。そうでなければ、本会議から付託された委員会の審議権、審査権と自主性を奪い、議会制民主主義のルールをじゅうりんすることになることは明白であります。したがって、中間報告は、これを必要とする明確かつ具体的な理由が認められる場合でなければなりません。今国会で言うならば、国民の生活を守るために、五党一致の独禁……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 参議院本会議 第9号(1976/05/10、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、核兵器不拡散に関する条約の批准承認案件について総理並びに外務大臣に質問いたします。  日本共産党は、当初から核防条約の重大な問題点を指摘し、批准反対の態度をとってまいりました。この条約の発効から六年間の内外情勢の経過は、わが党の指摘と批判の正しさを立証していると考えています。  第一に、核防条約の基本的な性格は、新しい核兵器国はつくり出さないというだけであって、 すでに核兵器を持っている国については全く手を触れず、核独占の維持、強化をねらうものであります。本条約で述べている核軍拡競争の早期の停止及び核軍備の縮小に関する効果的な措置についても、この六年間全……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 参議院本会議 第6号(1976/09/29、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、総理の所信表明に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  言うまでもなく、今国会の重要な任務は、ロッキード問題の徹底解明であり、同時に、国民生活の防衛であります。しかるに、一昨日、昨日の衆議院本会議で、また本日のこの会議においてでも、国会の演壇を党利党略の反共宣伝と個人攻撃の場にかえ、すでに決着済みの四十年前の治安維持法下の裁判事件を蒸し返し、わが党に不当な攻撃を加えてきた発言に対し、私は強く抗議し、断固として反論するものであります。(拍手)  先ほど、この席から公明党の多田議員が、昨日の衆議院本会議におけるわが党の不規則発言に対して非難をする発言……

立木洋[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

立木洋[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 外務委員会 第閉会後1号(1974/08/01、10期、日本共産党)

○立木洋君 あしたから原水爆禁止世界大会が開かれることになっておりますが、南ベトナム共和国臨時革命政府の三名の代表が入国を希望したことに対して拒否された。これについて、きわめて遺憾に思うわけですが、端的にこの拒否された理由についてお尋ねしたい。
【次の発言】 それは理由になっていないんじゃないかと思うんですがね。第七十二国会で、当時の大平外務大臣が、人と人との交流については、政治的に非常な支障のない限り認めていく方針であるという答弁をされておりますし、現に南ベトナム共和国臨時革命政府の代表については、去年も入国しておりますし、ことしも四月に入国しているわけですね。さらに、原水爆禁止世界大会には……

第73回国会 外務委員会 第閉会後2号(1974/08/29、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、沖繩の伊江島で行なわれましたBDU8Bの投下訓練についてですが、この件についてお尋ねしたいと思いますが、この件については、すでにわが党の衆議院議員の瀬長亀次郎議員が七月三十一日に政府に質問主意書を提出しました。さらに、八月二日には衆議院の外務委員会でその質問がなされました。八月の六日に政府のほうから回答書がありました。しかし、その回答書は、われわれが判断するところではきわめて不満足なものであるというふうに考えざるを得ませんし、また、今日この問題というのは、沖繩復帰後には投下訓練をしない方向で努力するということが当時の佐藤首相並びに福田外相によって述べられたわけでありますけれど……

第73回国会 外務委員会 第閉会後3号(1974/10/18、10期、日本共産党)

○立木洋君 アメリカの上院外交委員会の権威筋は、十七日、アメリカ政府は、核を積んだ軍艦が日本に寄港する場合に、日本政府との事前協議の必要はないと了解しておる。続いて、このアメリカ政府の立場については、議会でも、政府側証人の声明や発言でも明確にされているというように、きょうの昼のニュースで述べられておりますが、この点について、外務大臣の明確な見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いままで政府は、日本の領域を通過す核船艦については事前協議の対象になると繰り返し述べてこられた。それならば、これがいま出された今日、そういう事実はないと明確に否定できるんですか。明確にお答えいただきたい。

第73回国会 決算委員会 第閉会後3号(1974/09/10、10期、日本共産党)

○立木洋君 まず日韓の問題についてお尋ねしたいと思います。  御承知のように、いわゆる狙撃事件があってから、韓国側がこれを最大限に利用して反日感情をあおるというような事態も感ぜられますし、またこういう狙撃事件が日本のせいで起こったというふうなことすら言われております。その後、六日にはソウルの日本大使館襲撃事件が発生いたしましたし、また昨日は外相から後宮大使に対する謝罪的な特使の派遣の要求というような強硬な態度が出てきて、異常な事態が続いておるわけです。それで、後宮大使に対しましてこういう田中総理の親書は朴大統領あてにすること、また大物の特使を派遣してほしいということ、また朝鮮総連に対する規制対……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 外務委員会 第2号(1974/12/24、10期、日本共産党)

○立木洋君 工業所有権の保護に関するパリ条約のストックホルム改正条約なんですが、これについて国内法、特に特許法で改正をしなければならないという条項はどこどこですか。何条と何条ですか。
【次の発言】 しかし、特許法の第二十六条に、「特許に関し条約に別段の定があるときは、その規定による。」という条項が特別にうたってあるわけですが、別に問題ないんじゃないかと思いますが、この点はどうなんですか。
【次の発言】 これらの特許法のいまに関連する部分というのは、大体いつまでに解決するのか、その時期的な見通しはどうなんですか。
【次の発言】 簡単に、時期だけでいいです。時期の見通しだけで。


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/03/28、10期、日本共産党)

○立木洋君 海水博も大分近づいてまいりまして、いろいろと輸送の面でも準備が進んでおるかのように伺っておるわけですが、きょうはそのうちの一つの伊江島空港の問題についてお尋ねしたいと思うんです。この伊江島空港のつくられる経緯とその問題点、いま残されておるという問題点について、通産省のほうから最初にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 いま残されている問題点というのはどういう問題があるでしょうか、その伊江島空港の問題に関して。
【次の発言】 運輸省にお尋ねしたいんですけれども、当初、人を輸送する――伊江島空港の実情の問題ですが、現在の状態では当初予想されておった状態、満足できる輸送計画になる……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/06/13、10期、日本共産党)

○立木洋君 時間がありませんので、端的にお答えいただきたいと思うのです。  第一点は、先般私が質問申し上げました伊江島の民間空港の件につきまして、いよいよ海洋博も始まるわけですし、射爆場を隣に置いてわずか二時間半ということではきわめて危険である、この点については長官も安全を確保するために努力されたい。なお、射爆場が隣にあるというふうな状態では私としても好ましくないと考えておるというふうなお話もありましたので、この点、その後努力された結果どのようになっておるのか、その点をお尋ねしたいのです。  それからもう一つは、外務政務次官の羽田野さんにお尋ねしたいのですが、先般も私外務省にお伺いして直接お話……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1975/06/25、10期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、戦後、沖繩がアメリカ軍の、アメリカのアジア戦略の中でいろいろな役割りを担ってきたという問題については、大臣御承知のとおりだと思うんです。この問題はここで取り上げて新しくまた論戦するつもりは毛頭ないわけですが、ただお尋ねしたいのは、ベトナムのああいう新しい事態が起こって後、アメリカにとって沖繩の果たす役割りが変わったのか変わらないのか、つまり沖繩に対するアメリカの評価、態度、政策、そういうものに変化があるのかないのかという点ですね。もしか変化があるとしたらどういう点で変化があるのか、その点をお尋ねしたいと思います。大臣にひとつ、大臣せっかくお……

第75回国会 外務委員会 第3号(1975/02/13、10期、日本共産党)

○立木洋君 最近のベトナム情勢について、また新たな重大な事態が起こっておるということは御承知のとおりだと思うんですが、きょうはこの問題に関連して幾つかのことをお聞きしたいと思うんです。  きょう防衛庁の方はおいでになっていますかね。  私は、去る十日の日に沖繩の基地の視察に参りました。ボーン大佐あるいはデスペイン中佐、こういう人たちに会っていろいろ話を聞きました。  防衛庁の方にちょっとお尋ねしたいんですが、戦略偵察機であるSR71、これはいま沖繩に存在しているのかどうか。存在しているとしたら何機存在しているのか。
【次の発言】 そのSR71はいまどういう行動を行っているでしょうか。

第75回国会 外務委員会 第4号(1975/02/20、10期、日本共産党)

○立木洋君 きょう、ベトナムのことについて少しお聞きしたいと思いますが、御承知のように、ベトナム民主共和国と国交を樹立してすでに一年半近くになるわけです。当時の交換公文でもはっきりされているわけですが、いまだに相互に大使館が設置されていない。また、経済協力その他必要な実務問題についてもまだ実現を見ていないという状態にあるわけですが、どうしてそういうふうになっているのか、この辺の事情ですね、それから今後の見通し、その点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日本側としては別に問題がないと――ベトナム民主共和国側に問題があるかのようにもうかがうことができるのですが、そういうことなんです……

第75回国会 外務委員会 第5号(1975/02/25、10期、日本共産党)

○立木洋君 他に、いままでの当委員会で二回にわたってSR71の問題をお尋ねしたんですが、満足のいく答弁がなかったものですから、きょう重ねてこの問題でお尋ねしたいと思います。  SR71については、三好さんの前回のお話では、三機ないし四機沖繩に駐留しておるというお話がありましたが、このSR71は沖繩に常駐しているんですか。いつごろからあったんですか。その点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 四十七年の八月十七日に松田さんが、国会の答弁の中で、その当時、三年前からすでに配属されておるということを述べられておるんですが、それから後、いなくなったということが確認される時点がありましたか。

第75回国会 外務委員会 第8号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○立木洋君 日中海運協定の問題でちょっとお尋ねしたいのですが、中国は沿岸に軍事警戒区域だとか、あるいは軍事航行禁止区域、軍事作戦区域など、いわゆる軍事ラインというものが設けられているわけですが、これに関して、この軍事ラインというのは、いわゆる日本の海運、日中の海運についてどういう問題があり、またどういう問題が起こり得るのか。協定の過程でこの問題について何らか話し合われたことがあるのかどうか。また、この軍事ラインの問題に関して日本政府はどのような考えを持っておられるのか、そのことをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今度の海運協定がつくられたことによって、日中航路に就航を望む船会社というのは……

第75回国会 外務委員会 第9号(1975/04/15、10期、日本共産党)

○立木洋君 いまの問題に引き続いてなんですけれども、大臣はそのようにおっしゃいますけれども、ワシントンで聞かれたときにはそのとおりだというお答えがあって、帰国後になって細かい国会答弁的な答え方をするのはあまり意味がないと思ったのでそのとおりと答えたと、私はこれはあまり外務大臣としては見識のある記者会見での発言ではなかったように思うんですが、失礼かもしれませんけれども。ただ、韓国の安全が日本の安全にとって緊要であるという問題は、朝鮮が御承知のように二つに分断されておるこういう状態で、一方の側とだけいわゆる運命共同体的なそういう発想に基づく考え方での韓国条項というのと、それから朝鮮半島全体の安全の……

第75回国会 外務委員会 第10号(1975/04/24、10期、日本共産党)

○立木洋君 関税及び貿易協定に関連してお尋ねしたいのですが、先ほど大臣もちょっとお触れになりましたけれども、今回外相が訪米されたときにデント・アメリカ通商交渉特別代表と新国際ラウンドの件についてお話し合いされたということですが、そのお話し合いをされた内容について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 とにかく新国際ラウンドになると、関税が引き下げられる、輸入の拡大が図られますと、中小企業にきわめて多い伝統的な産業あるいは農業などでいろいろと重大な影響を与えるという問題が考えられるわけですが、そうした場合、農林省や通産省の場合はどういうふうな問題が起こり得ると考えておられるのか、そうした場……

第75回国会 外務委員会 第11号(1975/05/29、10期、日本共産党)

○立木洋君 この法案に関連して二、三お尋ねしたいんですが、最近外国で居住される邦人もふえておる、さらには海外の旅行者も増加しておるという状況の中で、在外公館での仕事というのは一段とふえている傾向があるわけですが、そういうふうに感じられるわけですが、在外公館の仕事の一つの中に、海外における邦人の保護ということがあると思うんですけれども、この点については一応考えられるわけですが、一応この海外における邦人の保護というのはどういうふうな点を指すのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 海外に居住する邦人あるいは旅行者の中からいろいろと意見、要望、苦情等々ですか、いろいろと私も外国から帰ってき……

第75回国会 外務委員会 第12号(1975/06/03、10期、日本共産党)

○立木洋君 昨年の五月から七月に第十七会大会議が行われたわけですが、ここでは万国郵便連合憲章の一般規則、郵便条約等々が出され、これには加盟国は必ず承認しなければならない。そのほかに決められた八つの約定ですね、八つの約定のうち日本が参加すべきだというふうに出されてきているのが四つの約定で、あと四つの約定は参加しない。それは代金引換郵便物に関する約定、貯金の国際業務に関する約定、現金取立に関する約定、新聞紙及び定期刊行物の予約に関する約定、この四つには、実際に必要と認められる四つの約定外であるとしてこれには参加という提案が出されていないわけですが、これが必要ないというふうに判断される理由について御……

第75回国会 外務委員会 第13号(1975/06/05、10期、日本共産党)

○立木洋君 最初に、いま塩出委員の質問に対して外務大臣がマヤゲス号事件に関して、双方の事情を聞いていないから論評は差し控えるといたしまして、と言われたわけですが、これはアメリカのとった措置が自衛措置だということを取り下げられるという意味に理解してよろしいんですか。
【次の発言】 それじゃ、きょうは朝鮮の問題に関連して幾つかお尋ねしたいと思うのですが、先般の当委員会でもいろいろ外務大臣の見解を聞きまたし、衆議院でもいろいろ問題になったようでありますけれども、朝鮮の現在の状況に関連しまして、朝鮮が最近緊張緩和の方向に向かっているというふうにお考えになるのか、必ずしもそうではないというふうにお感じに……

第75回国会 外務委員会 第14号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○立木洋君 先ほども出ておりましたけれども、ILO六十九号の国会提出がおくれたという理由について二つ挙げられたと思うんですね。人員確保の問題と、もう一つは司厨部、料理士の組織化の問題、二点を挙げられたと思うんです。確かにそういう要因も私はあっただろうと思いますけれども、海員学校の司厨部本科の設置が昭和四十四年に設置されておりますし、以上挙げられた二点については、大体二、三年前にはほぼ整備されておったというふうに考えることも私はできるだろうと思う。ですから、問題は、この提出がおくれたというのは、一つは、やはり船主の反対があった。これは船舶料理士に、資格を持たなければならないとすると、御都合主義で……

第75回国会 外務委員会 第16号(1975/06/26、10期、日本共産党)

○立木洋君 提案者にお尋ねしたいと思うんですが、先ほど来問題になっておりました、つまり国会で対外経済協力を承認するという場合にいろいろな問題が起こり得る、あるいは運営上きわめて困難な点もあると、そういうお話も局長の方からあったわけですが、私としては、やはり基本的な考え方として、国会承認をするということが私たちの憲法の立場から考えて当然なのか、あるいは先般も問題になりましたけれども、行政権の侵害になるおそれもあるんではないかというふうな懸念も示されておったわけですが、この点、やはり国会で承認することが行政権の侵害になるかならないかという問題、このあたりの見解を提案者として少し説明していただきたい……

第75回国会 予算委員会 第6号(1975/03/10、10期、日本共産党)

○立木洋君 ラロック証言以来、核持ち込みの問題、特に核通過の問題というのは重大な問題になっておるということは、皆さん御承知のとおりだと思う。  ここで改めて外務大臣に確認しておきたいわけですが、アメリカの艦船がわが国の領海を通過する場合、それが単なる通過であっても、いかなる形の通過であろうとも、これは核持ち込みとして事前協議の対象にかかるという点についてはいかがでしょうか。
【次の発言】 十七日からジュネーブで第三回海洋法会議が開かれますが、この問題に関連して、十二海里が領海であるということが国際法上の原則になった場合、核積載艦船がわが国の関連のある国際海峡を通航する場合には自由航行というふう……

第75回国会 予算委員会 第7号(1975/03/11、10期、日本共産党)

○立木洋君 昨日の質問で、その時点で再検討される、その時点で決められるというお話でありましたけれども、この際はっきりさせておきたいのですが、宗谷海峡や対馬あるいは津軽海峡など国際海峡について、非核三原則と事前協議について例外規定を設けることはないと国民の前にはっきり述べることができるかどうか、総理から明確な御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 総理、明確に言えるかどうか。
【次の発言】 きわめてあいまいだと思うのですが、それではさらにお聞きいたしますけれども、キッシンジャーが七三年の十一月に証言されたというものによりますと、沖繩返還交渉の中で、沖繩の核通過について、一時通過と一時中継……

第75回国会 予算委員会 第9号(1975/03/13、10期、日本共産党)

○立木洋君 私の提示した文書が断片的だというふうなお話ですが、この文書は米軍のどういう文書であるか、表題も明記してありますし、その重要な主な部分もはっきりと提出したわけです。私たちとしてもこのような米軍の文書を入手することができるわけですから、政府としては、米側にその資料を要求されてはいかがでしょうか。また、要求する上で何かお困りになることがあるのかどうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 文書の番号だけと言いましたけれども、ちゃんと表題もあるわけです。もちろん私たちがそれを示すのは決してやぶさかではありませんけれども、しかし、この問題というのは、核を輸送する任務を持った空輸中隊が沖繩にいると……

第75回国会 予算委員会 第23号(1975/06/12、10期、日本共産党)

○立木洋君 外交問題で関連して三木総理に二つの点をお尋ねいたしたいと思います。  総理が八月に訪米されるという予定になっております。三木総理は、この間の衆議院の予算委員会でも、日本の核持ち込みの事前協議に関してはいかなる場合でもノーと言うということを国会で答弁されました。それならば、いままでアメリカは日本に対して核持ち込みをしないということをアメリカ政府は日本に明言したことはありません。また、核の持ち込みに関しては、その核持ち込みがどういうものであるかということについても国会で繰り返し論議され、きわめて問題点は解明されていないわけであります。ですから、三木総理は、この際、アメリカに行かれるなら……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、日本共産党)

○立木洋君 本日は、沖繩での航空機騒音の問題についてお尋ねしたいと思います。  この問題につきましては、この委員会でも質疑が行われまして、沖繩の航空機騒音の問題に関しては長官も御存じのことだと思います。  去る十一月二十七日の日に、大阪空港の公害訴訟の高裁の判決が出されました。沖繩の航空機騒音の問題と関連しまして、この大阪空港公害訴訟の高裁判決について、長官どのようにお考えなのか、まず最初に、長官の御所見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの問題ですが、大阪の高裁判決に関して環境庁のお考えを聞いておきたいと思います。
【次の発言】 沖繩の航空機騒音の問題に関しては、実態を調査されて……

第76回国会 外務委員会 第2号(1975/10/21、10期、日本共産党)

○立木洋君 この協定の一つの重要な柱が、事故を防止するということになっているのは先ほど来の説明ではっきりしているわけですが、これが協定が効力を発すると大幅に改善されるだろうと長官おっしゃいましたけれども、いままでの起った事故が、三海里から十二海里の間に起こった事故というのが比較的多いという話を聞いているんですけれども、事故の件数から見て、三海里から十二海里までの間で起こった事故というのは全体の事故の大体どのくらいのパーセンテージを占めておりますか。
【次の発言】 大幅に改善されるとおっしゃって、私たちも改善されるだろうという期待はあるわけですけれども、基本的には、漁民の方々も要求されているよう……

第76回国会 外務委員会 第3号(1975/11/13、10期、日本共産党)

○立木洋君 大臣も御承知のように、朝鮮半島の問題というのは国際的にも重要な焦点の一つになっておるわけです。それをめぐって、日本の政府がそれにどう対応していくのかということが注目されておるところだと思うのです。  それで、その問題に関連してお尋ねしたいのですが、去る十日の日に、いわゆる韓国の国防相が、米韓連合軍に含まれる米軍は左韓米軍のみでなく、日本、グアムなどに駐留する米軍全体が含まれる、こういう発言がされておりますけれども、この点について大臣、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 これ自体でしたらまあ大臣そのように言われるだろうと思うのですけれども、去る十一月四日の日、大臣が予算委員会……

第76回国会 外務委員会 第4号(1975/11/20、10期、日本共産党)

○立木洋君 先ほども問題になりましたけれども、六カ国首脳会議が終わりまして、これをめぐってのいろいろな評価もありますし、その後の動向も、この会議が何を意味するのかといういろいろな注目を集めているところだと思うんですが、この問題と関連して、日本政府の外交姿勢の幾つかの点についてお尋ねしたいと思います。  御承知のように、ベトナム民主共和国とは援助協定が結ばれまして、ハノイに大使館が設置された、日本にも近くベトナムの大使館が設置されるというふうに考えておるわけですが、このベトナム民主共和国との今後の外交関係、いろいろな具体的な実務協定なんかも問題になってくるんではないかと思いますけれども、これらの……

第76回国会 外務委員会 第5号(1975/12/09、10期、日本共産党)

○立木洋君 この法律案に関連して二、三お尋ねしたいのですが、外務省並びに在外公館の仕事として海外邦人の保護という仕事があるように法案にも書かれてあるわけですけれども、戦後三十年たちまして、いま中国に残っている在留邦人、日中国交回復を契機としまして親捜しあるいは兄弟を捜すというふうな要望の手紙がいろいろ来ていると思うんです。ここらあたりの事情については大臣も御承知かと思いますが、戦後の大変混乱した状況の中で、戦争の被災を避けるために中国におった日本人が大量に避難をしなければならない。その場合に、足手まといになるからということで自分の子供を山の中に残して逃げるだとか、あるいは全然見も知らない中国人……

第76回国会 外務委員会 第6号(1975/12/11、10期、日本共産党)

○立木洋君 海上航行船舶の所有者の責任の制限に対する国際条約は、一九五七年ブラッセル第十回会議で成立した。その当時は日本政府としては棄権されたわけですが、先ほど話も出ましたけれども、十八年間、今日までおくれてきておるという事情について、伊達さんの方から国内法の充実という問題が提起されておりますけれども、海運界の特殊事情というふうなことも問題であったんではないでしょうか。海運局長、どうですか。
【次の発言】 制度としては確かにいままでとっておった委付主義よりも金額責任主義の方が合理的だというふうに考えられると思うんですが、しかし、問題は金額ですね。これは物損がトン当たり一千フランで、人損がトン当……

第76回国会 外務委員会 第7号(1975/12/16、10期、日本共産党)

○立木洋君 日中漁業協定の交渉が長引いたという点については、話を聞いて大体内容についてはわかっているわけですが、一般的に言って、公海上で一定の水域にラインを引いてその水域へ入ることを禁止するというふうなことは、これは好ましいことではないというふうに私も考えるわけですが、それに対して政府がどういう措置をとったかということもお聞きしておるわけですけれども、中国が軍事警戒ラインを引いた経緯、それをどういうふうに考え、その事実をどういうふうに判断されておるのか、その辺について説明してください。
【次の発言】 機船底びき網漁業の禁止区域というのがつくられて、そこに、先ほど来お話を伺っていますと、民間漁業……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 外務委員会 第閉会後1号(1976/07/09、10期、日本共産党)

○立木洋君 昨日開かれました日米安保協議委員会で日米防衛協力小委員会というのが設置されたということですが、この点については午前中から大臣も若干お話しになっておりますけれども、最初に、この日米防衛協力の小委員会は安保条約上どういう性格を持つのかということが一点と、それからこの小委員会で協議される範囲、内容等々についてはどのようになっているかということをまず最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 昨日の夕刊、けさの新聞でもいろいろ書かれておりますけれども、この協議をしていく結果として、何らかの協定あるいは協定に準じる合意書みたいなものが作成される見通しなのかどうなのか、その点はどうでしょう。

第77回国会 外務委員会 第閉会後2号(1976/08/24、10期、日本共産党)

○立木洋君 いま問題になりました朝鮮問題ですけれども、先般開かれました非同盟諸国首脳会議で朝鮮問題の決議がどういうふうな行方になるかという点については外務省も非常に注目されておったというふうなことを新聞報道で見たわけですが、今回非同盟諸国首脳会議で行われた朝鮮問題の決議の内容と、それから国連の三分の二に上る多数の国々が集まったそういう国際的な会議の場でこういう朝鮮問題の決議がああいう内容で行われたということについて、宮澤大臣はどのような御所見をお持ちですか。
【次の発言】 経緯や全文等々明確になった時点で、またその点については大臣の御見解を承りたいと思いますが、先ほど言われました、お互いに決議……

第77回国会 外務委員会 第3号(1976/03/04、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、ロッキード問題についての外務省当局の姿勢についてお尋ねしたいんですが、最初に、チャーチ委員会の公聴会の会議録は、もうすでに大臣お読みになっておいでになるだろうと思いますが、この委員会、公聴会の会議録をお読みになったときにどういうふうにお感じになったのかということが一つ、それから一カ月間たった今日、この問題について大臣どのような御認識をお持ちになっておられるのか、その点を最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 政府委員の方で結構ですけれども、この問題が起こってから外務省がおとりになった措置、まあアメリカ政府に対する資料要求も含めて、どういうふうな措置をおとりになったのか、……

第77回国会 外務委員会 第4号(1976/05/11、10期、日本共産党)

○立木洋君 本協定の批准によっていろいろな利点があるという点については、前回いろいろお話がありましたから、きょうはその点は省きますけれども、いままでの質疑の中でも、いわゆる国際特許分類の業務に関して、それの機構との関連の検討の問題、それから国際特許分類への移行体制の整備、あるいは滞貨期間の問題等々、いろいろな問題が出されておると思うんですが、私もその点について若干質問したいと思うんです。  現在、国際特許分類と日本特許分類が併記されておる、これが一本化するというのが大体五年先の見通しだというふうなお話でしたが、この一本化されるに至るまでの間にいろいろとやらなければならないことがあると思うんです……

第77回国会 外務委員会 第5号(1976/05/13、10期、日本共産党)

○立木洋君 すずの協定とココアの協定とに関連して、若干の問題をお尋ねしたいと思います。  すずの協定に加入した場合、わが国としては安定輸入やいろいろなメリットがあると思うわけですが、このすずの会議が行われて議論された中での非常に大きな問題になったのは、緩衝在庫に対して消費国の供与の問題が非常に議論になったというふうに聞いておるわけですが、その中で日本としてはどういう主張をし、どういう態局をとったのかということを、まず最初にお聞きしたい。
【次の発言】 先ほど、どうせ拠出するならば真っ先に述べた方が外交的にもいいではないかというふうなお話もありましたけれども、すでに拠出を表明している国というのは……

第77回国会 外務委員会 第6号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○立木洋君 この暫定条約が発効されてからいままでの期間、日本側としてはどういう調査をされてきたのかというお話もいま聞きましたし、それからその調査を行った結果、現時点における一定の結論といいますか、調査した結果ですね、どういう状態に達しているという内容も聞いたわけですが、一応ここに書かれてあります第二条の調査項目が二項目あって、それに関連する研究事項としては九項目挙げられているわけですけれども、特に日本側の調査としてはどういうふうな問題点が残っているのか、残っている問題点をちょっと。
【次の発言】 先ほどいろいろ猟銃で海上で捕獲する場合の難点が四つか五つほど挙げられて、網による捕獲の方法というの……

第77回国会 外務委員会 第7号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○立木洋君 まず、最初に、金融支援基金設立協定に関してお尋ねしたいのですが、先ほど若干大臣お触れになりましたけれども、一九七三年末、いわゆる石油ショックがありまして、いろいろ国際的にも問題になりました。日本としても、その後政府はいろいろ苦慮されたと思うんですが、つまり石油危機とその後の事態の中から、日本としては、今後特に経済外交上どういうふうな数訓をお引き出しになったのか、そして当面どういうふうな点に力点を置いてその教訓を生かしておいきになるつもりなのか、その点を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一つの面をお述べになったと思うんです、産油国との関係で。しかし、日本の経済の自主的なあ……

第77回国会 外務委員会 第8号(1976/05/21、10期、日本共産党)

○立木洋君 外務、防衛関係まだお尋ねしたいこともございますけれども、きょう後で総理もおいでになりますから、総合的にそのときにお尋ねすることにしたいと思います。  時間も短かいので、科技庁の方おいでになっていただいているのでお尋ねさしていただきたいと思います。  政務次官御案内だと思いますけれども、アメリカで、GESMOの問題ですね。プルトニウムの安全管理に関する諮問等々の問題が出されておりますが、これに関して日本の政府としてはどのようにお考えになっているのか、また、どういう意見をお持ちなのか、その点について最初にお尋ねしたいと思います。

第77回国会 外務委員会 第9号(1976/05/22、10期、日本共産党)

○立木洋君 IMFの件についてお尋ねしたいんですが、一九四七年にIMFが活動を開始してから三十年近くなるわけですけれども、その時期その時期、いろいろな出されてくる問題にどう対応するかということ自身非常に大切な問題だろうと思うんです。しかし、やはり長期的に見てIMFの問題、つまり国際通貨基金制度の問題をいまの時期でもう一遍よく考えてみる必要があるんじゃないかというふうな感じを私自身持っているわけです。  それで、最初に大臣の御所見をお伺いいたしたいわけですけれども、四七年に創設されて活動開始したIMF、一九六〇年に先進工業国が経済的な発展を遂げて、それによって相対的にIMF自身がアメリカのドルや……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 外務委員会 第1号(1976/10/07、10期、日本共産党)

○立木洋君 最初に大臣にお尋ねしたいわけですが、いま御承知のように国会の中でロッキードの問題というのが大変な問題になっておりますが、このロッキードの疑獄事件に関して大臣がどのような御認識をお持ちなのか、またその基本的な政治姿勢といいますか、これに対して閣僚とされてどういう態度をとっていくおつもりなのか、その点を最初にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで、山崎さんにお尋ねするのですが、九月十三日にアメリカのチャーチ委員会でチーザム氏が証言した点に関して、この間予算委員会で若干局長答弁されておりました。  十三日にあの証言が起こってからいろいろ調べられた内容を予算委員会でお述べになっ……

第78回国会 外務委員会 第3号(1976/10/19、10期、日本共産党)

○立木洋君 まず、コーヒー協定に関連してお尋ねしたいと思うんですが、いまも問題になりましたように、大臣御承知の一次産品問題というのは非常に国際的にもいろいろ問題になっておりますし、前回のANCTAD会議でも問題が提唱されて議論されておるところでありますけれども、そういう状況の中で、先般国際すず協定が締結された、さらにはココア協定が締結された、今回コーヒー協定、こういうふうになってきたわけでございますが、一次産品の問題を正しく解決していくというふうな観点から見て、今回のこのコーヒー協定というのをどういうふうに評価され、お考えになっておられるのか、最初に大臣の御見解を賜っておきたいと思います。

第78回国会 外務委員会 第4号(1976/10/21、10期、日本共産党)

○立木洋君 きのうの衆議院の外務委員会で問題になりました領海十二海里の問題ですが、去る十九日、参議院の農林水産委員会で大石農林大臣が、領海十二海里は国内法で処理できることがわかったので、来年の海洋法会議の結論を待たずに、次の通常国会に法案を提出して成立さしてもらえるように努めたいという趣旨の答弁をなさって、それに関連してきのうの衆議院の外務委員会でも問題になったと思うのですが、この件に関して外務省としての、大臣としてのお考えをもう一度改めて最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 前の農林大臣の安倍さんでしたか、のときも大体農林省は漁民の要求を踏まえて、もちろん積極的に領海十二海里宣……

第78回国会 外務委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本共産党)

○立木洋君 ベトナムとの関係の問題でございますが、午前中いろいろ質疑がなされまして、大臣も、いままでの不幸な問題についてはそういう事態を再び繰り返さないと、今後友好的な関係を発展させるために一層努力をしたいという趣旨のお話がございました。  最初に、今後ベトナムとの友好的な関係を一層発展させるために特にどういう点で努力をなさるおつもりなのか、基本的な問題、どういう問題をお考えになっておられるのか、その点を最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 それからASEANのタイで御承知のようなクーデターがあって、ベトナムとの国交樹立という方向で、タイとの関係もうまくいきそうな状態にあったわけ……

第78回国会 外務委員会 第6号(1976/10/28、10期、日本共産党)

○立木洋君 去る十八日に日米防衛協力小委員会の第二回の会議が開かれたということですが、これに出席された山崎局長の方から、日本側としてどういうふうな話をされたのか、日本側が述べた点について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 防衛庁の方で特に前提条件となる点について述べた点、特にあったら……。
【次の発言】 その内容について、ちょっと、どういうふうに説明したのですか。
【次の発言】 その小委員会でアメリカ側はどういうふうな話をされたんですか。意見の交換をされたと言うんですが、アメリカ側としてはどういうふうな意見の表明があったのか。

第78回国会 外務委員会 第7号(1976/11/02、10期、日本共産党)

○立木洋君 最初に一点をお尋ねしておきたいんですが、先日当委員会で問題になりました、公海上における日本の船舶に対してのいわゆる韓国護衛艦の臨検という事件がありました。これはもう先般来問題になりましたので、詳しくは内容を言いませんけれども、それに対して、当時、政府の側としてはよく調査をしてしかるべき処置をとりたいというお話だったわけですが、その後どういう措置をとられたのか、また、その結果どういうふうになっているのか、ちょっと知らしていただきたいと思います。
【次の発言】 引き続いて、きちっと対処していただきたいということを要望しておきます。  それから、二十九日に閣議で決定されました「防衛計画の……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 外務委員会 第3号(1977/04/07、10期、日本共産党)

○立木洋君 まず最初に、来年の国連軍縮特別総会に関連してちょっと一言お尋ねしたいんですが、四月十五日に国連加盟国政府が国連事務総長に政府の見解並びに議題に関する伝達を行うということになっておると思うんですが、もうあと八日後に迫っているので、大体検討されて一応の考えはまとまっておるんじゃないかと思うんですけれども、それについての考え方と、その大体の内容を説明していただければ。
【次の発言】 大臣、ほかの国がどういうふうな内容を提起するかというふうなのをいろいろこう状況を見るということは、これは必ずしも悪いとは言いませんけれども、少なくとも日本は唯一の被爆国ですし、この問題については積極的に国際世……

第80回国会 外務委員会 第4号(1977/04/12、10期、日本共産党)

○立木洋君 万国著作権条約についてお尋ねしたいのですが、今回の改正が主として著作権者の保護を強めるという内容、あるいは開発途上国の著作物利用、これはある点では容易にしていくというふうな問題点についてはそうだと思うのですが、その点で若干お尋ねしたいのですけれども、第三条で述べられているいわゆる〇の条項を設けた問題ですね。これは方式主義と無方式主義をとるそれぞれの国が問題を解決するために設けたという点ですが、これは条約改正会議でどういうふうな点が問題になってこういうふうな形に落ちついたのか、実際運用上は問題がないのかどうか、第三条に関連してお尋ねします。

第80回国会 外務委員会 第5号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○立木洋君 ILO百三十九号を批准するについて、国内法としての要件を満たしたということで批准するという点については、これはきわめて結構なんですけれども、いまお話があったように、これから徐々にというふうなことが、こういう公式の場でも部長さんから公然と言われるぐらい、国内的な実情、いわゆる労働者のそういう健康管理、つまり職業がん防止という面から見て、実情上、実際上はいろいろ問題があるのではないかというふうなことを感じるわけです。その点で、労働省として職業がんの防止に関する基本的な態度ということを、まず最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 お話で、先手行政というふうにおっしゃったんです……

第80回国会 外務委員会 第6号(1977/04/19、10期、日本共産党)

○立木洋君 第七条の第二項ですが、(g)のところに、「基金は、理事会に貸付けの承認を求める前に、当該貸付けの管理を委任される国際的機関が当該事業計画又は当該総合計画の評価の結果に同意していることを確認する。」というふうに述べてありますが、これは結局委任される国際機関が同意しないとつまり貸し付けが承認されないということになるだろうと思うのですが、この協定を討議した国際会議の経緯、そういうふうにどうしてなったのかという点が一点と、それからさらに第二点は、それに対しての日本政府の見解、どういうふうにお考えになったのか、その二点。
【次の発言】 この協定の作業部会で投票権の問題に関して、アメリカが三分……

第80回国会 外務委員会 第7号(1977/04/21、10期、日本共産党)

○立木洋君 先ほど規則九条(c)項と国内法との表現の問題についていろいろ質問があってお答えがあったわけですけれども、これについては問題がないし、運用上についても周知徹底させて万全を期すようにいたしますというお話でしたが、この点については問題点をいろいろ感ずる点もあるんですけれども、時間がありませんから再び繰り返しませんが、その点で船主協会の方としても、この問題点についての解釈について周知徹底を図るという条件をつけてこれを認められた、原案どおり決定をされたというふうになっているわけですが、この周知徹底させる、させなければならない関係者、先ほど船の数では大体五万隻くらいだろうというふうに言われたん……

第80回国会 外務委員会 第9号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○立木洋君 先般開かれたロンドンでの会議のことなんですが、今度の会議では宣言というのと宣言の付属文書という二つの文書が採択されておるという形になっておりますが、こういうのは余り例を見ないと思うんですけれども、どうしてこういう宣言と付属文書という形になったのか、その経緯、この二つの文書の関係について最初にお尋ねしておきたい。
【次の発言】 手続上のようなお話をされましたけれども、実際には十分に準備して、会って話し合ってみると意見の異なっている点も大分出てきたというふうな問題点も私はあるんじゃないかと思うんですが、第一回のランブイエ会議が開かれて、第二回目にサンフアン会議があった。今回ロンドンで行……

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○立木洋君 条約と協定に関連して二、三お尋ねしたいんですが、最初に日豪友好協力基本条約の第六条の点で、エネルギー資源の問題でありますけれども、去る七四年の十一月に日豪首脳会談が開かれたわけです。共同新聞発表がなされておりますが、その中では、豪州からの日本へのウラン鉱石の供給のうち七六年から八六年まで既契約分九千ショートトンを供給するという内容での合意が見られておるというふうになっておりますが、この合意は今日でも有効なんでしょうか、それとも何らかの変更が生じておるのかどうか、その点まず最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 現在アメリカのカーター政権、カーター大統領が新しい原子力政策を打ち……

第80回国会 外務委員会 第15号(1977/06/02、10期、日本共産党)

○立木洋君 この大陸だな協定がきわめて重大な問題を多々含んでおるというふうなことはいままでも議論をされているわけですが、特に、事実上日本の主権を、メジャーに関してはその主権の大半、権益の大半を五十年間の長きにわたって売り渡すにも等しい内容のものであり、しかも、この共同開発に至る経過を見ても、また今日の時点の中で、日韓癒着の問題が大きな問題として取り上げられておるそういう事態の中でこの批准を急ぐという問題点も大変な問題であるわけです。きょう私はすべての問題について質問するわけにはまいりませんけれども、その中の幾つかの点についてお尋ねしたいと思います。  最初に、特に一九五〇年代から一九六〇年代に……

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/06/03、10期、日本共産党)

○立木洋君 先ほど、権益がメジャーに渡されようとしておるという御指摘がありまして、私も全く賛成なわけですが、事実上メジャーが一九六〇年代に支配の体制が揺るいでいくという状況の中で、メジャーの支配を強めるために海外の進出を強める、資源の再分割を図るという動きが強まってきた。その対象の一つとして東シナ海の問題も浮かび上がってきたと思うんですが、今度の協定が事実上こういうメジャーの進出、資源の再分割を助ける、あるいは保障するといいますか、そういうものになっているんではないかというふうに考えるわけですが、この点先生の御見解を第一点。  それから第二点は、政府が言っておりますので、御承知のように日韓の交……

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/06/04、10期、日本共産党)

○立木洋君 いま問題になっております在外公館の法律に関連しまして、在外公館に勤務する大使の任務と役割りという問題についてお尋ねしたいと思います。  一九六八年に韓国に勤務された金山大使、それから一九七二年以降勤務された後宮大使が、日韓の共同開発に関連してこれが決められる過程の中でどういう役割りを果たされたのか、これが大使として適正であったかどうかという問題に幾つかの問題点を感じるわけであります。この点についてお尋ねしたいわけです。  最初に、田中通産大臣お忙しいところ来ていただいたので、早速大臣にお尋ねしたいと思いますが、この問題に関して五月の十日の衆議院の本会議で、「あなたは当時日韓協力委員……

第80回国会 外務委員会 第19号(1977/06/08、10期、日本共産党)

○立木洋君 領土問題についてお尋ねしたいと思いますが、領土の問題というのは民族の主権にかかわる基本的な問題でありますし、政府としては全力を挙げてそれを解決しなければならない責任があるというふうに考えるわけです。もちろん、大臣も御承知のように、ソ連に行って話し合ったからといって領土問題簡単に解決するものではなくて、やはりこれまでの歴史的な経過を正しく踏まえなければならない。同時に、返還を求める場合どういう理論構成で日本の主張を述べるのか、本当に相手に納得させ理解させる、それだけの理論的な構成を持っていないと相手を理解させ納得させることもできない。同時にまた、適切な時期をとらえて外交交渉を正しく巧……

第80回国会 外務委員会 第20号(1977/06/09、10期、日本共産党)

○立木洋君 総理、私から申し上げるまでもなく、千島列島等領土の返還の願いというのは全国民的な悲願であるというふうに考えるわけです。すべての国民が千島列島の返還を願っておると思うんです。しかし、この念願というのはただ単に日本民族だけの念願ということだけではなしに、これは国際正義に基づくものでもありますし、また国際的な民主主義の原則に立脚したものでもあるというふうに考えております。同時にまた、これは今後将来とも日ソ両国の友好をしっかりした基礎の上に固めていくという問題にもなり得るのではないかというふうに考えているわけです。先ほど総理が言われましたように、領土問題の解決というのはきわめて困難であるし……


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各種会議発言一覧(参議院10期)

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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、まず最初に防衛庁の方にお伺いいたしたいわけですが、時間がございませんので一つの問題に限ってお伺いしたいと思います。それは、自衛隊員の選挙に際して自由に選択する権利が保障されておるかどうかという問題、自衛隊施設内での公的選挙活動の問題に関連してであります。  自衛隊員にももちろん一般の国民と同じように、選挙に当たりましてすべての候補者並びにその候補者の政見、これを十分に知る権利、また見る権利、聞く権利が保障されておるというふうに考えておりますが、長官いかがでしょう。
【次の発言】 一般的には保障されておるというお話でございますけれども、実際にいろいろ調べてみますと、なかなか制限……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会、外務委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本共産党)

○立木洋君 農林大臣が先ほど領海十二海里の設定がおくれたことについて反省しておるというお話がございましたけれども、この設定がおくれたことについて、日ソ漁業交渉の中でどういうふうな影響がおくれたことによってあったのかという点について、最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 外務大臣にそこでお尋ねしたいわけですが、いま農林大臣がそういう反省の弁を述べられたわけですけれども、これは数年前から漁民の中では、十二海里に早くしてほしいという要望がありましたし、昨年の一月も政府において領海法を本国会でやったらどうかというふうな話もあった。しかしその議論の過程では、常に外務省がそれに対して慎重論を唱えて……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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