立木洋 参議院議員
12期国会発言一覧

立木洋[参]在籍期 : 10期-11期-|12期|-13期-14期-15期-16期-17期-18期
立木洋[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは立木洋参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院12期)

立木洋[参]本会議発言(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 参議院本会議 第18号(1981/05/15、12期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、原子爆弾被爆者に対する特別措置法改正案に関し質問いたします。  一九四五年八月、広島、長崎に投下された原爆によって一瞬のうちに両市を廃墟と化し、人間の想像を絶した地獄を現出し、数十万の非戦闘国民を殺傷したのであります。「両手とも指先から肘まで肉がついたまま、くるっとはがれている。両方の膝坊主も黒い皮がめくれている。このまま死ぬのだろうかしら……」、これは当時十九歳の女子挺身隊員の記録であります。このような無数の惨状、地獄図は、いまだに被爆者四十万人とその家族に大きな傷跡を残しております。  原爆が人間の命、暮らし、心の全面にわたって大きな被害を与えたこと……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 参議院本会議 第10号(1983/04/04、12期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十八年度政府予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  現在、国民が求めている切実な予算は、平和と軍縮、国民生活防衛と景気回復、そして民主的財政再建のための予算であります。しかるに、本予算はどうでしょうか。わが国の平和と安全を脅かす際立って危険な道を歩むものであり、同時に国民生活を犠牲にし、果てしない財政破綻の道を進むものであります。  中曽根内閣の軍事・外交路線は、アメリカ国内でさえ厳しい批判と反対にさらされ、支持をなくしつつあるレーガン米大統領の核戦略構想に積極的に加担するものであります。この路線は、わが党の官本議長が代表質問で指摘したよ……

第98回国会 参議院本会議 第11号(1983/04/20、12期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法案について、総理並びに運輸大臣に質問いたします。  言うまでもなく、深刻な危機に陥っている国鉄の経営を再建し、国鉄を真に国民に奉仕する公共交通機関の根幹として位置づけ、さらに発展させることは、国民のすべてが願い、また関心を寄せているところであります。  ところが、今回政府が提案したこの法案は、このような国民の期待にこたえ得るものにはなっていないのであります。本法案は、長年にわたって自民党政府がつくり出し、拡大させてきた現在の国鉄危機の責任を真剣に反省することなく、したがって危機の根源にまでメスを入れ……

立木洋[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院12期)

立木洋[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 決算委員会 第閉会後1号(1980/09/25、12期、日本共産党)

○立木洋君 宮澤長官にお尋ねしますが、先ほど金大中事件に関して政治決着の見直しをする考えはないというお話でございました。政治決着というのは、これは先ほど言われたように、主権侵害を確認することができなかったからという意味だと思うんですね。これは歴代の総理大臣にしろ、外務大臣にしろ、新しい事実が出てきたならば、これは見直すこともあり得るということを述べられてきたわけです。  ところが、昨年来の事態を振り返って見れば明らかなように、スナイダー公電というのが出ました。これは当時の金東祚韓国外相が明確に、金大中を拉致したKCIAの要員である金東雲、これをひそかに解任したということが公電の形で金東祚外相が……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/10/24、12期、日本共産党)

○立木洋君 長官、安全保障の問題については、長官御存じのように、私たちと長官との考えとは大変な隔たりがあるということは長官も御存じのとおりだと思うのですが、私たちも安全保障の問題についてはきわめて重視しておりますし、そういう点から、現存しておる自衛隊がどういうふうになっているのか、また、これから自衛隊がどうなっていくのだろうか、あるいは日米安全保障条約がどのようになっていくのか、これは私たちも重大な関心を持っているわけです。きょうは時間が短いですから、すべての問題について触れることはできませんけれども、特にいままでの国会の中でも問題になってきました防衛予算の問題をめぐって幾つかお尋ねをしたいと……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/10/31、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、二十四日の御発言の中に、中東問題、中東情勢について憂慮される発言がなされて、特にイラン・イラク紛争の問題に関して、「戦闘が一日も早く停止され、紛争が平和的に解決されることを強く希望しており、また、わが国として果たすべき適切な役割りを探求しているところであります。」ということが述べられたわけですが、イラン・イラク紛争に対する日本政府としての基本的な立場といいますか、この点はどういうことなのか。  それからもう一つは、ここでおっしゃっておる「適切な役割り」というふうに述べられておりますけれども、具体的にはどのようなことをお考えになっておるのか、その点をまずお伺いします。

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/11/12、12期、日本共産党)

○立木洋君 総理、日米安保セミナーの問題に関連してちょっとお尋ねしたいんですが、ことしの八月に行われました安保セミナー、これは国会でも問題になりましたから総理も御承知だろうと思うんです。ところが、来年の三月にワシントンで第二回の安保セミナーが予定されているわけであります。これに関連して、御承知のあのウィリアム・ミッデンドーフという元海軍長官から自民党の安全保障調査会の方に提案が来ておるということが新聞で報道されております。この元海軍長官というのは、ニクソン、フォード時代の海軍長官をされた人で、御承知のように、今日のレーガン、当選された大統領になる人物の防衛、外交、経済等々の政策のメンバーの一人……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第5号(1980/11/14、12期、日本共産党)

○立木洋君 永野参考人にお伺いしますが、中期業務見積もりですね、あれが去年の八月、山下・ブラウン会談でアメリカ側に口頭で概要が説明されたというふうに国会の中では答弁されているわけですが、日米の制服間でこの中期業務見積もりの問題について説明をしたりあるいは問題にしたようなことがいままであったでしょうか。
【次の発言】 知る限りというと、知らないところで行われた可能性もある……。
【次の発言】 もっと詳しく私は述べていただけるかと思って期待を持って質問をしたのですが、そうすると全然話していないというわけですが、中期業務見積もりが山下・ブラウン会談で口頭によって概要が説明された。ところが、アメリカ側……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号(1980/11/26、12期、日本共産党)

○立木洋君 先月二十九日のキャンプ・ハンセンの米軍の演習中に発生した山火事の問題です。先ほど同僚議員からも質問があったのですが、関連してお尋ねしたいと思うのです。  これは二十九日に山火事が着弾地から発生して明朝直ちに消火を依頼したけれども、事実上米軍が消火についたのは火災が発生してから三日目だった。それも何といいますか、新聞の報道によりますと、ヘリでタンクで水を運ぶという事実上焼け石に水のような消火態勢しかほとんどとられていない。結局、消火に至ったのが四日目。これだけの期間、こういうふうな火災が起き、民間地にも延焼するとか水源地にも影響を与えるとか、いろいろな被害が出てきたわけですが、このよ……

第93回国会 外務委員会 第2号(1980/10/23、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、きょう委員会が終わったら韓国の大使と会われるというふうな何か予定がおありなそうで、そこでちょっと申し述べておきたいわけですが、きょうお会いになって判決文を要求されると思うんですが、もちろんこれは野党が要求してくれと言われているから要求するのではなくて、当然政府みずからが政治決着との関連で明らかにされる必要があるというふうにお考えになって要求されるものというふうに解釈していいでしょうね。
【次の発言】 それからもう一つ、これを韓国の大使に申し入れられる場合の姿勢の問題にもかかわるかと思うんですが、一時期、この金大中裁判の問題に関して日本政府が批判的な見解を述べたりいろいろすると……

第93回国会 外務委員会 第3号(1980/11/06、12期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣、大臣もこの中で「多くの開発途上国において食糧不足が年ごとに深刻化しており、」というふうにお述べになっていますが、食糧問題というのは国際的に見ても、私は新たな大変な問題になってきておると思うんですね。同時に、やはり国内の問題としても、この問題はきわめて考えなければならない重要な時期に来ているだろうと思うのです。で、私は当然国際的な協力によって食糧問題を解決していくということは一面必要だろうと思います。その場合には、開発途上国やあるいは食糧を必要とする関係諸国に対して対等、平等の協力がなされていくということは私は必要だろうと思うのです。しかし私は、この条約については賛成しない……

第93回国会 外務委員会 第4号(1980/11/13、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、この間、安保・沖特の委員会で所信の発言をなさったことに関連して、あの中で述べられておる自衛力の整備の促進という問題と、それから日米安保の円滑な効果的運用という点について述べられているわけで、その真意をお尋ねしたいと思うんです。  ここで述べられておるのは、アメリカや西欧諸国が協調しながら、そうしてそれぞれが与えられた条件のもとでなし得る最大限の努力をするということが世界の平和を守っていく上で非常に大切だ、その努力の一環としてソ連の世界的な軍事力の増強が西側にとって不利な状況をもたらさないようにする、そのための防衛努力の強化に努めているという趣旨のことが述べられましたが、これは……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 安全保障特別委員会 第閉会後1号(1981/09/03、12期、日本共産党)

○立木洋君 防衛庁長官に最初にお尋ねしたいんですが、先ほどいわゆる防衛予算の中で、後年度負担分の問題が、二兆二千六百億という膨大なものになるというお話がありました。それがこれからの年度別でどういうふうになるかということで、五十八年度が一兆七百億という金額が示されたわけですが、先ほどの同僚議員の質問で、五十七年度はGNP一%に抑えるという趣旨の答弁がなされました。後年度負担が一兆七百億という、五十八年度になると、これは膨大なものですね。後年度負担が単年度で一兆七百億、これはGNPが五十八年度どれぐらいになるかということがありましょうが、大体の伸び率から考えられるわけですけれども、五十八年度一兆七……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/25、12期、日本共産党)

○立木洋君 長官、先日の所信表明の中で、沖繩県につきましては本土との格差を是正する、さらには開発を促進していくための計画も着実につくって実行していかなければならないという趣旨の所信表明がございました。本日も同僚議員の質問に対して、特に沖繩における自立的な経済のあり方の重要性ということも先般に引き続いて本日も強調されているわけですが、それで当然県の財政等々についても十分に指導すべき立場にある官庁として十分目を配っていかなければならないと思うのですが、きょうは多くを述べる時間がありませんので、ただ一つの点だけお尋ねしたいのですが、聞きますと、あそこでいま下水道の特別会計が数十億に上る借金が累積して……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1981/04/27、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、先日の当委員会において外務省の所管事項を説明なさった中で、北方問題に関して、アフガニスタンにおけるソ連軍の軍事介入ですね、さらには北方におけるソ連の軍備増強また領土問題等々を取り上げられて、きわめて厳しい情勢にあるという御指摘があったと思うのですね。先ほども問題になりましたように、レーガン政権で今度対ソ穀物の輸出禁止を緩和するという措置が発表されたり、あるいはソ連の二十六回大会等々があったわけですが、こういう状況の中で、日本の政府としては対ソ関係の上でどういう基本姿勢をおとりになっていくのか、これが一つと、それから、当面日ソ関係を打開する打開策、当面の打開策としては何かお考え……

第94回国会 外務委員会 第1号(1980/12/22、12期、日本共産党)

○立木洋君 両協定に関連して若干の漁業問題をお尋ねしたいんですが、去る十月、日韓漁業交渉をおやりになって、いままで長年問題になってきましたが、北海道沖合いにおける韓国漁船の操業問題について私は再三水産庁の方に努力をしてくださるように要望したし、当該委員会でも何回かお尋ねしたわけですが、十一月一日からこの操業規制に関して効力を発するということになったわけですが、この操業を規制する取り決めがなされてどういう効果、つまりメリットがどういう点にあるのか、あるいはまたどういう問題が残されているというふうに水産庁の方としてはお考えになっておるのか、その点最初にお尋ねしたいんですけれども。

第94回国会 外務委員会 第閉会後1号(1981/09/08、12期、日本共産党)

○立木洋君 私も日韓閣僚会議が目前に迫っておりますので、この問題で若干最初にお尋ねしたいと思うんですが、もう大臣御承知のように、レーガンの大変な力の政策ということがいろいろ言われております。また、先般の日韓の外相会談等々で見られた韓国側の態度ですね、これもいろいろ新聞で報道されております。まあ非常にそういう、きわめて何といいますか厳しい状況の中で行われる。同時にことしの二月、米韓首脳会談が行われて共同声明が出され、さらに五月には、同じように米韓の安全保障会議が行われて、これまた共同声明が出されたわけですね。同時に日米間においては、ことしの五月に大統領と首脳会談が行われて共同声明があり、その後、……

第94回国会 外務委員会 第2号(1981/03/31、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、アメリカを訪問されていろいろ会談をなさってきた内容について私もお尋ねしたいのですが、アメリカ側としては日米首脳会談に向けて両国間での国際情勢の基本的な認識の一致ということを非常に重視されておったと、大臣自身も、国際情勢についての認識の一致を共有するという趣旨のことをスピーチでも述べられておりますし、こういう点で、いままで帰ってみえられてから各種の発言の中で、どういう点での認識の一致があったかということはもう何回かお述べになっているし、またどういう点で認識が一致しなかったかという点についても二点ほどお述べになっているわけですね。  私は、そこでお尋ねしたいのは、国際情勢の基本的……

第94回国会 外務委員会 第3号(1981/04/16、12期、日本共産党)

○立木洋君 私も、条約の質疑に先立って、米原潜の衝突の件について若干お尋ねしたいと思うのですが、十三日の夜からウィリス・リッチ米海軍大佐が日本に主任調査官として来られているということですが、政府としてはリッチ大佐と接触をされたのかどうなのか。されたとしたならばその内容と、それからもうすでに四日近くなるわけですが、この間の調査官の行動についてどのように把握されているのか、いかがでしょうか。
【次の発言】 やっぱりこうした問題は調査の初動が大切でありましてね、だからそういう点から言えば、つまり疑いが持たれるような、後々で、問題を残すような調査をやられてはこれはいけないと思うのですが、新聞報道により……

第94回国会 外務委員会 第4号(1981/04/21、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、この間アメリカ側からのステートメントとそれから補足説明のあれをいただいてよく見せていただいたのですが、このステートメントと補足説明の中に食い違いがあるのですね。大臣もお読みになっているだろうと思いますけれども、ステートメントの方では「商船は霧と雨による視界不良のため視界から消え去った。」と、そして「被害があつたか否か確認することができなかつた。」と、つまりどうなったか不明だということがステートメントでは述べられているわけですね。ところがこの補足説明の中では、「当該船舶が遭難の様子もないまま航行し去るのを目撃した。」と、片一方はどうなったか不明ですと、片一方は遭難がないのを、そ……

第94回国会 外務委員会 第5号(1981/04/23、12期、日本共産党)

○立木洋君 まず、アメリカの原潜事件の問題からお尋ねしたいと思いますが、局長、アメリカであらゆる艦船が事故を起こした場合に適用される法律というのは、どういう法律が適用されるのでしょうか。
【次の発言】 いや、賠償の請求ではなくて、事故を起こした場合に、たとえば救助をしなければならないとか、報告の義務だとかそういうふうな内容を規定しておるアメリカの法律、どういう法律が適用されるのでしょうか。
【次の発言】 いわゆる一般的に言われている公海に関する条約、あれはそれぞれ国内法で日本は日本なりの国内法がありますが、これがアメリカのあらゆる艦船に適用される、つまり海軍規則の基本になる条約というのはどうい……

第94回国会 外務委員会 第7号(1981/05/12、12期、日本共産党)

○立木洋君 午前中も大臣、問題になりましたけれども、同盟関係の問題やあるいは分担の問題ですね、私は非常に危険な方向に大幅に踏み出したという感を強くするわけです。これは、もちろん大臣としてはそういうふうには肯定されないでしょうけれども。そこで私は、この八項の問題に限ってきょうはお尋ねしたいと思います。  ここで述べられております、この役割り分担の問題なんですが、午前中も同僚議員がお尋ねしましたが、大臣はそこで、日本としては、ここで言う日本の防衛の問題のみであって、そして、極東の平和及び安全に寄与できるものではもちろんないのだということを述べられたわけですが、しかし、ここの文脈から言えば、この日本……

第94回国会 外務委員会 第8号(1981/05/14、12期、日本共産党)

○立木洋君 淺尾さん、最初にちょっと事実関係だけをお尋ねしておきたいのですが、日米共同声明が発表される前に総理に最終的な確認はいただいたのでしょうか。
【次の発言】 最終的な確認をいただいた時間はいつでした。
【次の発言】 大臣、どうも新聞の報道によりますと、総理が第二回日米首脳会談の前に共同コミュニケがもうすでにできてしまっていたと、それで私としてはもっとつけ加えたい部分があったのだということを言われたということが出されておりますが、大臣このことについてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 まあコミュニケのつくり方をいま御講釈いただいたのですが、いろいろあるかと思うのですね。私もわから……

第94回国会 外務委員会 第9号(1981/05/21、12期、日本共産党)

○立木洋君 午前中ごあいさつがございましたが、外務大臣に最初にお尋ねしたいのは、この核通過の問題に入ります前に、アメリカの原潜の当て逃げ事件、それから今度問題になっております、米艦船が起こしました、はえなわ切断事件ですね、これはきわめて遺憾な事態でございますし、この点について、御承知のような、われわれから見るならばきわめて不誠実な中間報告がなされてきておる、こういう事態について、一連の今度のこの二つの事件について、大臣はどのようにお答えになっておられるのか。これを最後まで究明して、再びこういう事態が起こらないような措置をとるという、そういう強い決意でこの問題に対処されるのかどうなのか。このこと……

第94回国会 外務委員会 第10号(1981/05/26、12期、日本共産党)

○立木洋君 アメリカの海軍の対外広報方針規則書という中に、どのような軍艦、どのような基地、どのような飛行機の上にある核兵器または核兵器の部分品、コンポーネントの存在についても否定も肯定もしないのがアメリカ政府の確固たる政策である、というふうに述べられてあります。これはもう大臣も局長も十分おわかりのことだと思いますが、この存否を明らかにしないというアメリカ政府の政策の根拠について、どのように御理解なさっておるのか、まず、その点からお伺いします。
【次の発言】 実は、一九七六年のアメリカ上下両院合同原子力委員会の第二次年次報告書の中に、核兵器の海外持ち込みの問題に関して次のように述べられているわけ……

第94回国会 外務委員会 第12号(1981/06/04、12期、日本共産党)

○立木洋君 難民条約に先立って、私もいままでの関連で幾つかの問題についてお尋ねしたいと思うのですが、これは北米局長にお尋ねした方がいいかと思うのですが、アメリカとスペインの核持ち込みに関する了解がどういうふうになっているのか。それからノルウェーとNATOの間では、これは北米局長ではないのかな、外務省でどなたか、どういうふうになっているのか、おわかりだったら説明していただきたいのですが。
【次の発言】 事前にあれでしたから、私の方で調べたのをちょっと述べさせていただきますと、アメリカとスペインの場合ですね。これは合意書が取り交わされているわけですが、ここではアメリカ合衆国はスペイン領土に核爆発装……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/03/19、12期、日本共産党)

○立木洋君 先日の上田議員の核弾頭のコンポーネントに関する質問についていろいろな答弁の仕方があったので十分に理解しかねたわけですが、これはきわめて重要なので、核弾頭そのもののコンポーネントの持ち込み問題について政府の見解を最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 大臣、いま局長が述べられたとおりですが、私たちも、アメリカの統合参謀本部の責任ある資料によりますと、「核弾頭のコンポーネントというのは外被セクションズと関連コンポーネントを含むが、それは一個の完成した核弾頭を組み立てるものとなっている」というふうに明確に述べているわけです。ちょうど一昨日、わが党は御承知の核問題について非常に……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 外務委員会 第2号(1981/10/15、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、時間が短いので端的にお尋ねしたいんですが、去る十三日の日に沖縄に駐留しております第三海兵隊のオムステット司令官が記者会見で発言されて、第三海兵隊の作戦展開の範囲は限定されていない、命令があれば、地球上どこであろうとあらゆる条件のもとで戦闘行動に出動するという趣旨の記者会見での発言がなされておるという報道を見たわけですが、これはどういう意味なのか、お確かめになられたのかどうなのか。あるいは、この問題に関して安保条約上あるいは事前協議制の上から見てどういうふうに御判断になっているのか、その点をお聞かせいただきたいと思います。

第95回国会 外務委員会 第3号(1981/11/12、12期、日本共産党)

○立木洋君 去る九日の衆議院の安保特で外務大臣が、最近のヨーロッパにおける平和運動の急速な高まりについて、これは一時のデモだとか、関係団体のみの運動とは判断できないというふうに述べられて、これが多くの国民感情のあらわれあるいは平和への羅針盤等々の表現を使って評価をされたということを聞いたわけですが、この運動が欧州で急速に高まってきた要因については大臣、どのようにお考えになっておられるでしょうか。
【次の発言】 大臣はお避けになりましたが、やはり直接には戦域核の配備の問題だと思うんですね。SS2〇がソ連の西部に配備され、それに対抗する意味でNATOとしては今度はやっぱり戦域核を八三年目途にして配……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/05、12期、日本共産党)

○立木洋君 鈴木総理にお尋ねいたします。  本当の行政改革というのはむだをなくすということだと思うのですね。だけれども、やはりむだの最たるものは軍備の拡張、またスパイ事件だとかそれから盗聴器事件、こういうような人権や民主主義をじゅうりんするような事態、そのような政党に対して秘密の調査を行うようなやり方というのは、これは何としてもこういうところに金を使うべきではないというのが私たちの主張であります。総理も御承知のように、アメリカのウォーターゲート事件で、大統領の政治生命にまでかかわるようなこれが根本問題であるということは総理も十分御存じのことだと思うのですが、まず盗聴事件に関する総理の政治認識を……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1982/03/24、12期、日本共産党)

○立木洋君 長官、先般の所信表明の中で、今日置かれておる沖繩の状態が依然としてきわめて厳しい状態にあるというふうにお述べになっているわけですが、この沖繩のきわめて厳しい状態にあるということを考えましたときに、午前中長官お述べになりましたけれども、やっぱり米軍の基地が日本の中で最も集中的に存在している。これは、私たちの場合としてはこれは基地の撤去ということを主張しているわけですが、そこまで長官に申し上げないとしても、しかし現存の米軍の基地が多量に存在するということは、御承知のように米軍の犯罪の問題もありましたし、あるいは射撃訓練等々で生命、財産が危機にさらされるというような状態もありましたし、あ……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本共産党)

○立木洋君 特別措置法に基づいて今日までやってきた経過を見てみますと、やはり沖繩の生産構造、これは依然として第二次産業が全国的な水準から低く、第三次産業がきわめて高い。これが雇用状態にも非常に大きな影響を及ぼしておるということはもう御承知のとおりです。  とりわけやはり建設業が沖繩の中で占めている比重というのも、これまた全国的に見ても非常に高い状態になっているわけです。それで、この十年間沖繩の振興開発の事業費として投じられたのが総額として一兆二千億余りになっておりますが、このうちの公共事業が約八六%、ところが高率補助あるいは定額負担制度の保護などがあったわけですが、しかし実際に見てみますと、先……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1982/04/02、12期、日本共産党)

○立木洋君 再々当委員会でも問題になりましたが、昨年の夏以降断水状態が沖繩で続いており、水の問題というのは非常に深刻になっておるという状況にあります。これはもちろん当面直ちに手を打たなければならないと同時に、これから長期的に見てもやっぱり水を確保していく、水資源の確保ということは重要な問題になるだろうと思うんです。  それで、水資源の確保についてはもう繰り返されておりますけれども、ダムが重要であり、あるいはさらに水資源を確保するために水源涵養林の保護育成の問題がやっぱり問題になるだろうと思うんです。ところが、この県民の水がめだと言われているダム群が集中しておるのが北部の訓練場内にあるという状況……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1982/04/28、12期、日本共産党)

○立木洋君 領土問題をお尋ねする前にちょっと二、三点お聞きしておきたいのですが、対韓経済援助の問題で、あした二十九日に柳谷外務審議官が訪韓するということをきょう政府が決定されたというお話ですが、これは事実でしょうか。
【次の発言】 それは相手側に伝えて相手側も受け入れるということになっているのでしょうか。会うとするとだれと会うのか。そこらあたりはどうでしょうか。
【次の発言】 持っていく、大臣御自身の意思を持っていってもらうということなんですが、内容的にはいろいろもめておったのですけれども、どういうふうな具体的な内容になるか、もしかよろしかったらお話しいただきたいのですが。

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1982/08/19、12期、日本共産党)

○立木洋君 先ほど提案者の提案理由説明をお聞きしまして、一つはこの法案が未解決の北方領土問題の解決促進を図りたいというそういう問題点と、それからもう一つは、まだ北方領土の問題が未解決であるために生じている元居住者あるいはその関係地域、隣接地域の方々がいろいろな困難があるからそれの救済措置を講じたい、その二点が主に説明されたと思うのですね。  それで、私がまずお尋ねしたいのは、つまり提案者御自身がこの北方領土問題の解決促進をどういうふうな見地で、つまり領土問題の解決をどういうふうな形で解決する、その立たれておる見地ですね、それをまずお聞きしておきたいと思うのです。

第96回国会 外務委員会 第2号(1982/03/30、12期、日本共産党)

○立木洋君 防衛局長時間が詰まっているようですから先にお尋ねさしていただきますけれども、先日ワインバーガー米国防長官が来られて、防衛庁長官との定期協議を初め一連の話し合いが行われたと思うんですが、いろいろ新聞で報道されていますけれども、きわめて厳しい対日要求が出されてきているというふうに思うんですが、まず最初に、米側ワインバーガー長官が出してきた対日要求というか、あるいは問題提起というか、どういうような問題が出されてきたのか、まずその点を最初にお伺いしたいと思うんです。
【次の発言】 きょうは時間が限られていますから全面的にいろいろお尋ねすることはできませんけれども、ワインバーガー長官が来た時……

第96回国会 外務委員会 第3号(1982/04/01、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、この三年来、国際情勢というのはいろいろ緊張の度合いが高まってきておりますし、そうした中で、改めて軍縮の重要性が叫ばれているというふうに思うんですが、第二回国連軍縮特別総会を前にして、改めて大臣の御所見をお伺いしたいんですが、日本の外交の中で軍縮というものをどういうふうに位置づけておいでになるのか、そこからお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 大臣、それでもう一つですが、日本の政府としては、しばしば国連を重視するという姿勢が強調されてきましたけれども、国連重視という姿勢はお変わりにならないのか。日本の外交の中で国連というものをどういうふうに位置づけ、考えておられるのか、この……

第96回国会 外務委員会 第4号(1982/04/08、12期、日本共産党)

○立木洋君 協定のお尋ねに入ります前にちょっとお尋ねしたいんですが、最近、新聞の報道によりますと、大分大詰めに来ているように言われておりますいわゆる対韓援助の問題ですが、大体どういう段階までいま来ているのか、また、その過程の中でどういう点がほぼ固まり、またどういう点がまだ残されているというふうに考えたらいいのか、そこらあたりの状況を少し御説明いただきたいと思うんです。
【次の発言】 外務大臣、お見通しの方はどんなふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 局長、いままで韓国に対して行ってきたいわゆる援助のやり方といいますか形式といいますか、それと今後進めようとしておる、まだ決まってはいませんけれど……

第96回国会 外務委員会 第5号(1982/04/13、12期、日本共産党)

○立木洋君 本日は、経済協力の幾つかについてお尋ねをしたいと思います。  経済協力をどのように行うかというのは、国にとっては外交の基本的な姿勢にかかわる重要な問題だというふうに思いますし、それなりに一定の基準が明確に定められて、それを具体的に適用していくという形で進められているのではないかというふうに考えております。  最初に、そういう点でお伺いしたいんですが、最近の中米・カリブ海においていろいろな国の内部で紛争がありますし、厳しい内戦状態もある、あるいは国家間での対立、これが軍事的な問題を含むかもしれないような、そういう厳しい状況というのが中米・カリブ海において見られるわけですが、この地域に……

第96回国会 外務委員会 第6号(1982/04/15、12期、日本共産党)

○立木洋君 文化協定に入ります前に、去る十二日のワシントンでの日米農産物協議の問題についてちょっとお尋ねしたいのですが、最初に大臣に御所見をお伺いしたい。  ワシントンにおける先日の協議が、アメリカ側は輸入制限存続を前提とした話し合いには応じる気配がもはやなくなったという状態で、この農産物協議の問題がまた新たな局面に立ち至ったというふうに判断せざるを得ないと思うんですが、こういう局面に立ち至った点について、大臣としてどのように受けとめておいでになるのか、また今後の問題についてのお考えもあればあわせてお尋ねしたいんです。
【次の発言】 いま大臣もお触れになったけれども、農林省にお尋ねしたいんです……

第96回国会 外務委員会 第7号(1982/04/20、12期、日本共産党)

○立木洋君 まず、国際小麦協定に関連してちょっとお尋ねしたいんですが、小麦貿易規約ですね。いままでこれは繰り返し問題にされてきた、つまり価格帯の問題や供給の安定、こういうふうな問題について事実上商品協定としての内容がない、そういう点は非常に欠陥ではないかということが繰り返し問題にされてきたと思うんですね。この点について政府がいままでこの種の協議の中で、こういう商品協定としての体裁を整え、充実した内容にするようにどういう点で努力をされたのかということが一つと、それから今回、先ほど午前中問題になりました備蓄や、それから開発途上国に対する特別措置の点で一致しなかったということから、パロットの新協定代……

第96回国会 外務委員会 第8号(1982/04/22、12期、日本共産党)

○立木洋君 まず防衛庁の方に、条約の問題に入ります前に若干お尋ねしたいことがありますが、先日から中部太平洋で行われておるリムパック82に関して、海上自衛艦が強襲上陸作戦あるいは対地艦砲射撃訓練等々に参加したのかどうかという問題をめぐっていろいろと問題になっているようでありますが、まずこの事実関係、参加したのかどうなのか、この点について最初にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 実は去る十九日に、アメリカの海兵隊輸送部隊の第七両用戦隊のジェサップ中佐が、日本の海上自衛艦も参加している、海上自衛隊の三隻の護衛艦が演習が始まった当初から強襲上陸作戦部隊である戦艦上陸輸送船との行動をサポートし……

第96回国会 外務委員会 第9号(1982/04/28、12期、日本共産党)

○立木洋君 先ほど今度の交渉の過程の一つの特徴が取り締まりの強化といいますか、こういう面に見られたというお話でしたが、これはやっぱり違反船の状態から見て、これは漁業上の問題として当然そういうことが問題になり得た、なり得るというふうに判断されるのか、あるいは現在の日ソ関係が何らかの意味で取り締まり強化という形で影響してきているというふうに受けとめられるのか、そのあたりを大臣はどのようにお受けとめになっておられるでしょうか。
【次の発言】 それからもう一点は、これは外務省の方にお尋ねいたしたいんですが、ことしの一月に柳谷さんがおいでになって事務レベル協議をなさったと思うんですが、その際に日本側が主……

第96回国会 外務委員会 第10号(1982/05/11、12期、日本共産党)

○立木洋君 私もいまの問題に関連してお尋ねしたいんですが、先般の柳谷外務審議官がおいでになってぎりぎり精いっぱいのところを説明をされた、それに対して韓国側としては非常に厳しかったと外務省からいただいた資料の中には書いてあるんですが、いままで日韓問題でいろいろおやりになってこられた宮澤さんとして、韓国側のこういう厳しい態度ということについてどういうふうな御所見をお持ちでしょうか。
【次の発言】 今回の日本側の提示がぎりぎり精いっぱいの線だということですが、これは今後も妥協できない日本側としては当面考えられるぎりぎり精いっぱいの線というふうに文字どおり解釈してもよろしいんでしょうか。

第96回国会 外務委員会 第11号(1982/06/03、12期、日本共産党)

○立木洋君 いま議題になっていますこの三条約については、軍縮にかかわるものであって、国際的な平和あるいは人道的な見地から見ても前向きのものであるというふうに評価できることは当然だと思うんですが、ただしかし、われわれ人類が要求している今日の軍縮という目的から見るならば、やはりこれは微々たるものである、それだけではなくて、それぞれの条約自体の内容を見ても不十分さがやはり残されている。ですから、どうしてももっと人類の目的にかなった軍縮をより実現していくための努力というのはますます強めなければならないし、それぞれの条約にある不備な点、不十分な点というのをより完全なものにしていく努力が私は当然求められな……

第96回国会 外務委員会 第13号(1982/07/06、12期、日本共産党)

○立木洋君 総理は先月の二十一日に、衆議院の本会議でこのように答弁なさっておるわけです。欧州のようにソ連が通常戦力の分野で圧倒的に優位に立っている状況でアメリカが核の先制使用をしないということを表明すれば、米国の柔軟かつ有効な防戦態勢に対する信頼性を失わせ抑止力を損なうことが西側諸国の一致した基本認識である、わが国としてもこれを理解しているという答弁があります。  そこでお尋ねしたいのですが、総理のおっしゃる抑止力というのは、核の使用を前提としておられるのでしょうかどうでしょうか、端的にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 核の使用ということを含んでおりますか、総理のおっしゃる抑止力は……

第96回国会 外務委員会 第14号(1982/08/19、12期、日本共産党)

○立木洋君 まず、教科書をめぐる問題でお尋ねしたいのですが、これはもうすでに御承知のように外国から大変厳しい批判が寄せられております。これはまあ中国、韓国だけに限らないで、アジアのその他の諸国においてもそういう批判がありますし、また、ヨーロッパの新聞報道などを見ましても批判がなされておる。  最初に、こういう教科書をめぐる問題で国際的な厳しい批判が寄せられている、そういう点についてどのように外務大臣は受けとめておいでになるのか、まずその点をお伺いしたいと思う。
【次の発言】 受けとめられる姿勢というのはほぼいま述べられたことでわかりますけれども、この批判の問題ですね、つまり、単なる教科書記述上……

第96回国会 大蔵委員会 第13号(1982/05/13、12期、日本共産党)

○立木洋君 先ほど、局長の御答弁の中に、同僚委員の述べられたように、IBRDが発足して三十六年、IFCやIDAが発足してそれぞれ二十数年たっわけですね。この間の世銀グループの活動についてどういうふうに評価されるかという質問があったのに対して、まあ開発、民生の安定等々で積極的な役割りがあったというふうな趣旨のことを述べられたわけですが、私はそうではないんではないかという認識を持っているわけですね。これは、もちろん世銀グループが発足してそれぞれの時期でとっておる政策というのは変わってきておりますね。もちろん当初は戦争からの復興、開発等々の問題が問題にされ、さらにその後貧困問題だとか農業開発だとか、……

第96回国会 予算委員会 第15号(1982/03/26、12期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣、先ほど来いろいろお話を伺っておったわけですが、大臣の日米貿易摩擦に関する受けとめ方とされまして、午前中は、内容的にはきわめて厳しく感じた、しかし表現としてはアンフェアなどというふうな表現はなかったというお話でしたが、この受けとめ方についてさらに突っ込んでお話をお伺いしたいんですが、アメリカ側の対日要求の内容というのは妥当なものだというふうにお考えになるのか、それとも無理な要求だというふうにお考えになるのか。包括的に見て大臣の受けとめ方を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 農林大臣、先ほどもお話がありましたが、先日の日米貿易小委員会で、四月にやられますね、これは農……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 安全保障特別委員会 第3号(1983/04/11、12期、日本共産党)

○立木洋君 最初に海原参考人にお尋ねしたいんですが、お尋ねする前に、先ほど同僚議員の質問に対しまして、有事のシナリオについて、第二の点をお述べになっております。米軍が日本から撤退をして、共産日本を実現しようという動きが活発になると、北海道に民主連合政府ができるような場合、ソ連の軍隊を導き入れて、アフガニスタンの例を引かれて述べたわけですが、これは民主連合政府というふうな言葉を私たちが使っておるのですから、念のために申し上げておきたいんですが、私たちは手法的に民主連合政府をつくるなんという方針は持っておりません。それから同時に、われわれはソ連を導き入れるなんというふうなことも毛頭考えておりません……

第98回国会 運輸委員会 第7号(1983/04/26、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣に、まずお尋ねしたいんですが、大臣はこの法案について国鉄の再建ということを繰り返し述べられているわけですけれども、私は、この法案というのは国鉄の再建ではなくて国鉄を解体に導くものである、しかも大変な五人の委員会に強力な権限を持たして、これをつまり強行する、そういう大変な法案であるというふうに指摘せざるを得ないと思うんですね。  その点から、まず最初にはっきりさせておきたいのは、先ほど来問題になっておりますように、この設置されるということが問題になっているこの法案での委員会というのが、いわゆる臨調答申、これを尊重する。経営形態の変更という点で明確に臨調の答申の中では、「国鉄の事業……

第98回国会 運輸委員会 第8号(1983/05/10、12期、日本共産党)

○立木洋君 長谷川大臣、この間、私がお尋ねしたのは、やはり国鉄を根本的に再建するという場合には、こういう事態に至った根本的な原因が明確にされなければならない、それをはっきりさせないで幾ら手を打ってもだめだということで、無責任な投資のあり方の問題から、実際には自分の意思から離れた結局投資の責任を負わなければならないような状態や、あるいは借金財政や無計画な交通総合政策の問題等々、いろいろお尋ねをしました。大臣は、その席で、その点についてはさらにもっと勉強してみたいというお話でした。きょうは私は、分割民営の問題について若干立ち入ってお話をして、いろいろとお尋ねをしたいと思うんです。最初に、私は林さん……

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/05/12、12期、日本共産党)

○立木洋君 加藤参考人が山同さんと御一緒に書かれました「再生の構図」、これは参考人のお考えがよくわかるので読ましていただいたんですが、臨調の考え方については数字の裏づけのない観念論だという批判があることを承知の上で、なおかつ分割民営という方針を提起した、しかしそうではなくてやはり数字と施策の裏づけがあったんですよということをお述べになっている。  そこで、ここに、「事務局はこの見地から国鉄および運輸省の提出する限定された資料をさまざまな角度から分析して、一つの未来像を描き上げていた。」、こういうふうに百三十八ページにお書きになっているわけです。  この「一つの未来像」というのは、端的に言って、……

第98回国会 運輸委員会 第10号(1983/05/17、12期、日本共産党)

○立木洋君 船特法の一部改正について若干お尋ねしたいと思いますが、雇用の状況ですけれども、船員の求職者状況というのはどういうふうになっているのか、まず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その求職者の年齢別構成というのはどういうふうな状況になっておりましょうか。
【次の発言】 おたくの方からいただいた資料ですけれども、確かに内航が急増しているという状況が出ております。これで見てみますと、二十代、三十代、四十代、つまり働き盛りの方々の求職者の状況を見てみますと大体五六%ぐらいです。それから五十歳代が三七・八%。大変な状況だと思うんですが、こういう大変な雇用情勢の中で現在中核六社あるいは中核六……

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1983/03/25、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣にお尋ねいたしますが、午前中来沖縄問題に関して大臣から繰り返し決意のほどをお聞きしたんですが、大臣も御承知のように、沖縄には米軍の基地、施設が非常に密集しておりますし、今日に至るも米兵による犯罪事故が絶えないということはきわめて遺憾とするところです。  御承知のように、先月の二十三日の夜にも金武町において目取真さんと言われる日本人の運転手の方が米兵によって基地内で刺し殺されるという事件が起こりました。また、去年も城間さんという方が殺害されておりますし、近辺においては米兵による婦女暴行等々不安な状態があるというふうなことも言われているわけです。こうした問題については、やはり厳正に……

第98回国会 外務委員会 第4号(1983/03/24、12期、日本共産党)

○立木洋君 まず最初に、大臣に外交、防衛に対する基本的な考え方をお尋ねしたいのですが、御承知のように、中曽根総理がアメリカを訪問されてきわめてタカ派的な発言が繰り返された。これに対していろいろマスコミ等々、国民からもいろいろと不安や懸念が表明されるというふうな事態があるわけですが、大臣は中曽根総理が述べられているこういう具体的なタカ派的な発言に完全に考えを同じくされるのか、あるいは若干問題があるというふうにお考えになるのか、まずその辺の御認識からお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 基本的にはとおっしゃったので、やはり個々には若干違うニュアンスを大臣自身はお持ちになっておるというふうに理解……

第98回国会 外務委員会 第5号(1983/03/30、12期、日本共産党)

○立木洋君 本件に入ります前に若干の問題で大 臣にお尋ねしたいのですが、御承知のように、先般チームスピリット83が行われ、またそれに対する朝鮮民主主義人民共和国側の厳しい反応というのがあったわけですが、現在の朝鮮半島の情勢ですね、これを大臣はどのように御認識になっていますか。
【次の発言】 いわゆる北の脅威という問題についてはどういうふうに御認識になっておりますか。
【次の発言】 いわゆる韓国の側から見れば北の脅威というふうなことになるかもしれないが、日本としてはそういう見方を、必ずしも同じ見方をとっておるわけではないというふうに理解していいのですか。

第98回国会 外務委員会 第6号(1983/04/12、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、総理のASEAN訪問について若干お尋ねしたいと思うのですが、中曽根内閣になって最初に韓国を訪問し、次いでアメリカを訪問して、今回、第三回目のASEAN訪問ということですが、中曽根内閣のつまり外交的な方針、政策という観点から、このASEAN訪問というのをどういうふうに位置づけておられるのか、まずその点からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまも若干お話が出ましたけれども、ASEAN五カ国並びにブルネイを訪問されて、いわゆる準備は進行されているだろうと思うのですが、どういうテーマで話し合いなさるのか、あるいはまた特別に解決する議題があるのかどうなのか。そういうテーマ、議題と……

第98回国会 外務委員会 第7号(1983/04/19、12期、日本共産党)

○立木洋君 最初に夏目局長にお尋ねしたいのですが、きのうの決算委員会での発言ですね、新聞で見たのですが非常に重大な発言ではないかというふうに私感じたので、ひとつその本意を確かめておきたいというふうに思ってお越しいただきました。  それは、核を積載した米艦船との共同対処があり得るということあるいは核を積載した艦船の護衛ということもあるというのですが、その意味について、きのう述べられた発言がどういうことだったのか、またその意味がどういうものなのか、ちょっと最初に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 これは前回の予算委員会で私がお尋ねしたときの答弁の域から見ますとさらに一歩危険な発言になって……

第98回国会 外務委員会 第10号(1983/05/17、12期、日本共産党)

○立木洋君 この間、外務大臣が総理と御一緒にASEANを訪問されたことについて若干お尋ねしたいと思うのですが、大臣は、お帰りになってからASEANの訪問は非常に成功したというふうに記者会見等でお述べになっていますけれども、日本側が主張した軍事大国にならない、あるいは自衛の限度内での防衛云々、こういうことについてASEAN諸国がどのように受けとめたというふうに判断されているのか、まずその点からお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 毎回ASEANに日本の首脳が行かれたときに、日本のかつての東南アジアに対する侵略行為についての反省のことだとか、あるいは日本の軍事姿勢といいますか防衛姿勢が繰り返し問……

第98回国会 予算委員会 第9号(1983/03/18、12期、日本共産党)

○立木洋君 いまの政府見解についてですが、これは第五条発動時に自衛隊が米軍と共同対処しているということが想定されているわけですが、この場合わが国に対する武力攻撃を排除するため、また国民の生活を維持するために必要不可欠の物資の日本向け輸送は共同で戦闘に当たっているアメリカの艦船が最も多いというふうに想定されるが、それはどうかという問題が一つ。  それから、ここに述べられておる有事の際における継戦能力の保持、この継戦能力の保持ということは、日本とともに戦闘状態に入っている米軍の継戦能力の保持ということも含まれるのかどうなのか、この点明確にしていただきたい。

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/04/04、12期、日本共産党)

○立木洋君 まず、総理にお尋ねしたいんですが、非核三原則というのはきわめて重要な問題になっているということは御承知のとおりだと思うんです。  それで、昨年の十二月のNHKの世論調査によりますと、いわゆる核持ち込みに関しては、寄港や領海通過を含めて核が持ち込まれているんではないかという結果が七九%というふうに出ております。核の持ち込みは一切行われていないと思うというのが七%という結果に出ておりますが、このNHKの世論調査を総理はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 総理。
【次の発言】 これほど八割近くの人々が、日本に核が持ち込まれているんではないかという疑惑を持っているわけですね。ですか……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1980/11/21、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣に、まずお尋ねしたいんですが、今度の郵便料金の値上げというのは国民生活に非常に大きな影響を与えるというふうに私たち考えております。先ほど大臣のお話では、今度の料金値上げというのが物価に与える影響がどうかということはいろいろなかなかはじきにくいけれども、今期で見れば〇・〇四ぐらい、例年としては〇・〇七ぐらいというふうなお話でした。だから何とかお願いしたい。数字というのはやっぱり魔術ですから〇・〇四というと非常にささいなみたいに見えますけれども、しかし国民生活に与える影響というのは私は甚大なものがあると思うんですね。とりわけ、先ほども同僚議員の方からもいろいろ指摘がありましたけれど……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1981/04/01、12期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、水田再編対策、再編の第二期対策が始まるということで、私も農家に行っていろいろ話を聞いてみますと、やはり依然として何を転作するかということを悩んでおられるという実情が依然として続いておるわけですが、もちろんこれは農家の方々もどういうふうにするかということで一生懸命努力をされておるし、もちろん政府が何もしていないということを私は言うつもりではありませんけれども、しかしこういう事態、第二期対策を控えた状況の中で、転作で依然として農家の方々悩んでおられるという状況から、どのようなことをお考えになっておられるか、最初にまずお願いしたいと思います。


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会公聴会 第1号(1982/03/23、12期、日本共産党)

○立木洋君 公述人お三方の御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  時間が六分しかございませんのですべての先生にお聞きすることはできませんので、池間先生に貿易摩擦の点についてお尋ねをしたいと思います。  先生がお書きになった「日米貿易摩擦―自動車の場合」というのを読ましていただいたのですが、あれはすでにもう二年近く前になっておりますから、今日は先ほど来指摘されておりますように、日米貿易摩擦の点が全般的な問題になってきております。  それでお尋ねしたいことは、最近の状況を見ていますと、どうも一方的に非は日本にあるとするようなアメリカ的なアプローチが濃厚になってききいるように思われ……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会公聴会 第1号(1983/03/22、12期、日本共産党)

○立木洋君 持ち時間が短いものですから、端的にお答えいただければ幸いだと思います。  新田公述人にお伺いしたいのですが、先ほど内需主導への転換ということを強調されまして、そしてそれに対する若干の施策を積極的に展開するべきであるというふうにお述べになりました。いまの質問とも関連するわけですが、そのときに短期的には七%程度の賃上げと所得減税ということなんですけれども、短期的という意味をちょっと御説明いただきたいのですが、この内需という面から言えば確かに可処分所得の増大ということが問題になりますし、これは施策にはいろいろあるかと思いますけれども、施策としてそういう短期的という意味を述べられたのか、何……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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