立木洋 参議院議員
15期国会発言一覧

立木洋[参]在籍期 : 10期-11期-12期-13期-14期-|15期|-16期-17期-18期
立木洋[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは立木洋参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

立木洋[参]本会議発言(全期間)
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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 参議院本会議 第3号(1990/10/18、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、まず、今日の緊急問題であるイラク問題への対応について総理に質問をいたします。  質問に先立ちまして、昨日の我が党の不破委員長の質問に対する総理の答弁は、まともに答えるものではなく、極めて遺憾であります。答弁は誠意を持って、質問に対し正確に答えるように最初に要求しておきます。  では、まず第一に、政府がこのイラク問題を利用して、国の最高法規である日本国憲法の解釈を変え、自衛隊の海外派兵を図ろうとすることは絶対に許せないことです。  総理は、国連の集団安全保障機能発動のための国連軍がつくられるとき、集団自衛権と集団安全保障は区別されるとして、現憲法下でのそれ……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 参議院本会議 第5号(1991/01/18、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、湾岸地域での開戦という重大な事態とそれに対する日本政府の態度について質問をいたすものであります。  湾岸地域の平和的解決を願う国際世論と国際社会の努力の中で、十七日午前、アメリカ軍などの大規模な空爆によって湾岸戦争が開始されるに至ったことは極めて遺憾なことであります。  言うまでもなく、今日の問題の根源が昨年の八月二日イラクの野蛮なクウェート侵略と不法な併合にあることは明らかであります。国際的な厳しい糾弾にもかかわらず、イラク大統領フセインはあくまで侵略主義の立場をとり、その合理化を図り続けてきました。これは絶対に容認されるものではありません。この日本共産……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 参議院本会議 第4号(1991/11/13、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、首相の所信に対して質問をいたします。  まず、昨日の衆議院本会議における日本共産党の不破委員長の質問に対するあなたの答弁は、全く不誠実、不公正きわまりないものと言わなければなりません。国会は言論の府であります。誠意を持って答弁すべきことを、まず最初に強く要求しておきます。  さて、今回の自民党と内閣の人事は、国民の厳しい批判を呼び起こしています。それは、ロッキード、リクルート、明電工事件に関する黒色及び灰色と言われる議員が相次いで復権し、とりわけ、大臣二十一人中十人もがリクルートに関係があること、これはまさに政治の浄化を願う国民に対する挑戦とを言うべきもの……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 参議院本会議 第3号(1992/01/30、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、首相の施政方針に対し質問をいたします。  激動する世界情勢の中で、軍拡に走り国民生活をないがしろにした大国の政治が国民の厳しい批判にさらされている深刻な事態は、日本の進路にとっても極めて教訓的であります。世界的にも経済大国と言われる日本の国民生活の実態は、真の豊かさが感じられないところか、さまざまな貧しさが指摘されているように、長時間過密労働などの過酷な労働条件、都市におけるマイホームの夢の崩壊、社会保障、福祉の貧困、さらに国民の食糧を供給する農業の危機、環境破壊など、国民生活は新たな重大問題に直面しているのであります。これらの事態が、大企業優遇、アメリ……

第123回国会 参議院本会議 第22号(1992/06/08、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、PKO協力法案等についての反対の討論を行うものであります。  政府・自民党及び公明、民社の各党が、質疑継続についての特別委員会における一切の約束を踏みにじって審議中断を強行したのみならず、不当にも本会議での採決を求めていることに対し、満身の怒りを込めて抗議をするものであります。どのような策を弄したとしても、「法案を採決するという意味の起立は行われていません」と述べたNHKのテレビ中継によっても明らかなように、いかなる採決も存在しなかったということは冷厳な事実であります。採決は、質疑の打ち切り動議。及びPKO協力法案を初め五法案など六回にわたって行わなければ……

立木洋[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

立木洋[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 外務委員会 第1号(1989/11/09、15期、日本共産党)

○立木洋君 最初に、この二つの租税条約に関連して大臣のお考えをお聞きしたいんですが、つまり外交上とのかかわりで、こういう税の問題をどう考えていくのかという問題で若干お尋ねをしたいんです。  今までの租税条約は、日本の政府としてやってきたのはOECDのモデル条約に基づいて相互主義という、先進国間のあり方としてやってきた。一九七九年に先進国と開発途上国との間でのモデル条約というのができまして、今度のインドの租税条約を見ると、今までのOECDのモデル条約に基づいて日本がやってきたのとやっぱり違っている点も個々見ることができるわけですね。それで、そういう状況にあるその国連のモデル条約というのは、開発途……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 外務委員会 第1号(1990/03/29、15期、日本共産党)

○立木洋君 法案に入る前に一つお尋ねしておきたいと思いますが、それは、去る三月の八日に日米両国の間で核物質の遠隔監視についての共同研究について口上書が交わされ、決定されたという問題です。  これは日本原子力研究所とアメリカのサンディア研究所との間での共同研究、共同実験ということになっております。このサンディア研究所というのは、もう御承知のように、ネバダの実験場を持って核兵器の開発などを進めてきた軍事中心の研究機関でありますし、こことの共同研究ということになればこれは問題があるのではないかという懸念がありますので、この点についてただしておきたいという点です。  最初に、その交わされた口上書の内容……

第118回国会 外務委員会 第閉会後1号(1990/09/19、15期、日本共産党)

○立木洋君 今までの質疑の中でも大分出ましたけれども、イラク問題についての日本政府の対応としては、憲法に忠実で憲法の枠内でなければならないということや、また国連中心で努力するんだというふうなことを政府は再三述べておられますけれども、果たしてその点どうなんだろうかという問題が多々あると思うんですね。私は、イラクの問題の中で今日本政府が国の内外で厳しく問われているのは、やはり日米関係のあり方の問題が一つ厳しく問われているんじゃないかと思うんです。日本がいろいろな貢献策を出す、しかしこれに対する批判、国際的にどんな批判があるかというふうなことも大臣はいろいろとごらんになっているだろうと思うんですが、……

第118回国会 外務委員会 第4号(1990/05/24、15期、日本共産党)

○立木洋君 最初に、日タイ租税条約の問題についてお尋ねしたいと思います。  先ほどの御説明でありましたように、旧条約は二十七年間実行されてきて、二十七年目に改定されたということになったわけですね。それはこれまでタイにあった産業投資奨励法が廃止されたということに基づいて、タイ側の要請もあり、実情に合う形で改定したいということだと思うんですが、幾つかの改定の条項があるんですが、政府として改定された一番中心的な点といいますか、最も主要な改定だというふうにお考えになっている点はどういう点でしょうか。
【次の発言】 今言われた点、産業投資奨励法で認めていたみなし控除の問題については、確かにこういう法に合……

第118回国会 外務委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本共産党)

○立木洋君 大臣にお尋ねしたいんですが、米ソ間の戦略核削減交渉が先般のベーカー・シェワルナゼ両者の間で基本的な合意を見るという状況になって、今度米ソ首脳会談でこれについての言及がされるという、言及した後コメントが発表されるんではないかと。もちろん、その後も続くわけですが、問題点が残されているわけで。この米ソ戦略核の削減交渉が今日基本的な合意が見られたという点についての大臣の評価としますか、見解と申しますかをお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 きょうこの問題全般にわたっていろいろお尋ねする時間もありませんし、またさらに残されている問題点、今後詰めていくことになるでしょうから、きょうは一……

第118回国会 外務委員会 第6号(1990/06/12、15期、日本共産党)

○立木洋君 麻薬あるいは覚せい剤などの乱用というのが大きな社会問題になっているということは御承知のとおりですが、今回の向精神薬、これ一方から言えば国民の医療にとっても重要な役割を持っている。しかし、もちろんこれは乱用ということはきちっと規制されなければならないということですが、先ほど来お話があったこの条約の審議がおくれたという点については、種々御説明がありましたから、これ以上お尋ねしませんが、ぜひ今後の対応の中では十分万全を期していただきたいということを御要望申し上げておきたいというふうに思います。  それで、第二条の「物質の統制範囲」という問題にかかわるわけですが、今回の向精神薬の条約により……

第118回国会 外務委員会 第7号(1990/06/14、15期、日本共産党)

○立木洋君 きょうは中東問題に対する日本外交という点についてちょっとお尋ねしたいと思いますが、御承知のように、パレスチナ国家が独立宣言をして二年半を経たわけですが、この間順調に進むかのように見えた時期も一時期ありましたけれども、依然として問題が山積しておりまして事態は大変だと思うんですね。  それで、世界の平和と安全という問題を考えるならば、当然この地域における民族自決権の完全な確立、同時に平和と安全が守られるということが非常に重要ですし、最近問題になっておりますソ連、東欧などのユダヤ系住民の移住の問題、これはこの間の米ソ会談でも問題になったところで、またアラブ諸国としてもなかなか強い反応を示……

第118回国会 外務委員会 第8号(1990/06/19、15期、日本共産党)

○立木洋君 最初に、この協定とのかかわりもありますが、日米原子力協定の問題で去る五月の四日アメリカの上院の本会議で問題になった点についてお尋ねをしたいと思います。  二年前に日米原子力協定がこの国会で批准をされたわけですが、この五月四日の米上院本会議では、この日米原子力協定について協定の作成の手続上不正があったという問題が出され、その調査とこの協定についての見直しを求めるということが問題になったとされていますが、この事態を政府としてほどのように把握されておられるのか、まず基本的な考え方を大臣の方からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今お話がありましたが、アメリカのエネルギー省が日……

第118回国会 外務委員会 第10号(1990/06/25、15期、日本共産党)

○立木洋君 日本共産党の立木ですが、参考人にお伺いしたいと思います。  鈴木参考人に最初にお伺いしたいんですが、プルトニウムの利用ということを今国際的に見てみますと、本格的に利用しようとしているのは日本だけだというふうに承知しております。西ドイツのバッカースドルフは、反対運動等があってこれはやめました。それからイギリスでも、先ほど来問題になっているセラフィールドは、結局軍用処理との兼用で、関連で行われているというふうに承知しております。アメリカでも、民用の開発というのは中止をしました、軍用処理だけですね。  いろいろそういうふうに見てみますと、先ほどの参考人のお話では、廃棄物の点から見てもある……

第118回国会 外務委員会 第11号(1990/06/26、15期、日本共産党)

○立木洋君 先日来、使用済み核燃料の再処理の技術的な安全性がまだ未確立であるという問題が大きな問題になってきました。  最初にお伺いしたいんですが、日本ではこの再処理工場というのは東海村で十二年余り稼働してきたわけですが、その実際の状況を見ますと、年間の処理能力が百二十トンだと言われるので十二年間とすると千四百四十トン、しかし現実には四百四十トンの処理状況だというんですから約三分の一ですね。その間、故障等によって運転が行われていない等々その他の事情による未運転というふうな状態があったと思うんですが、この東海村の再処理工場で事故、故障というのはどれくらいあったのか、それから同時に、それがどういう……

第118回国会 予算委員会 第6号(1990/05/14、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、まず政治改革に関連して中選挙区の定数是正の問題について質問いたします。  総理は今度の選挙改革の問題について、あなたの命運をかけるというふうに述べられました。選挙の根本的な問題は、これは主権者が国民なんですから、主権者の意思と選択が正確に公平に反映するように行うのが選挙制度の根幹であります。この問題について言うならば、まさにこれまで国会でも明確に速やかに定数是正、抜本改正をやるべきだということになってきたわけですから、これを直ちにやるということがまさにその要求にこたえる基本だと思うんです。なぜそれを総理はおやりになってこられなかったのか、その点についてまずお尋ねします。


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 外務委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本共産党)

○立木洋君 議題の五件については賛成ですから、大臣にイラク問題についての日本の対応について、時間が短いので簡潔にお答えいただきたいと思います。  御承知のように、今アメリカの議会では、中東湾岸地域に展開した米軍の展開経費というのが当初よりも倍以上に見込まれるという数字等が挙げられて議論になっている。日本を含め海外にももっと資金援助をふやしてもらいたいということが大いに問題になっております。それから、米政府当局でそういう立場が表明されているという状況にあります。こういう問題について、中東で展開している米軍に対して今後資金援助を増額してほしいというそういう動向について、大臣はどのようにお考えになっ……

第120回国会 外務委員会 第2号(1991/03/26、15期、日本共産党)

○立木洋君 協定の質問をする前にちょっと二点ほどお聞きしたいんですが、一つは日ソ領土問題です。  これはもちろんベススメルトヌイフ外相が来日される前ですし、またゴルバチョフ大統領も来られることを直前にしてですから、なかなかお答えにくいということはわかりますが、可能な範囲でお答えいただければということで、最初に私の方から考えている幾つかの問題点を述べますので、それについて兵藤さんの方から具体的にこの点はこうだということを答えられる範囲内で答えていただいて、その後外相の方から御意見をいただければと思います。  確かに、戦後幾つかの時期、日ソ領土問題を解決するという幾つかの過程を経てきましたが、今日……

第120回国会 外務委員会 第4号(1991/04/02、15期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣、五日から中国を訪問されるそうですが、今回の訪中は極めて短期間だと聞いておりますけれども、どういうお話し合いの内容を予定しておられるのか、目的といいますか、最初に協定の前にちょっとお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 中国に対する評価等の問題についてはまた別の意見がありますけれども、それを議論している時間がありませんから一言だけあれしますと、カンボジア問題、これは話し合われる予定に入っていますか。
【次の発言】 カンボジア問題で御承知のような東京会談が行われたというその後の経緯も詳しくきょう述べる時間がありませんけれども、やっぱりカンボジア民族の主権がきちっと保障さ……

第120回国会 外務委員会 第5号(1991/04/09、15期、日本共産党)

○立木洋君 湾岸戦争後の中東問題に対する日本政府としての対応について質問いたします。  湾岸戦争の後に、外務省の方ではイスラエルとの関係を強化するということが再々強調されております。また、外務大臣もイスラエルを訪問するということが計画の中に入っておるということですし、先般の日米首脳会談でもアラブ・ボイコットの問題について見直しをするというふうなことが問題になったということも報道されていますが、イスラエルに対して日本政府の対応というのは今後どういう点が変化していくのか。現在のイスラエルに対する基本的な考え方というか方針といいますか、どういうものなのか、まずその点からお聞きしたいと思います。

第120回国会 外務委員会 第6号(1991/04/23、15期、日本共産党)

○立木洋君 三月のときだったですか、ゴルバチョフ来日に際しての領土問題についてお尋ねしましたが、あのときなかなか状況は厳しいですよと私は申し上げました。そして同時に、やはり国際的に公正な原則の立場に立って問題を解決するということが非常に重要だということを強調したわけですが、言うまでもなく領土問題というのはカイロ宣言、それを受けたポツダム宣言で明確にされていますように、領土不拡大の原則というのが明確になっているわけですね。この点を正す、原則に基づいてこれを正すということがやっぱり基本だと思うのです。それで、それを犯したスターリンの当時の指導部自身の誤りが是正されなければならない。それが根本的な問……

第120回国会 外務委員会 第7号(1991/04/25、15期、日本共産党)

○立木洋君 掃海艇の派遣問題についてただしておきたいと思いますが、防衛庁おいでですね。  最初に基本的な点をちょっと聞きたいのですが、海上自衛隊の掃海隊の任務は何ですか。
【次の発言】 そうすると、それ以外の任務というのはないわけですね、掃海隊は。
【次の発言】 そこで大臣、お尋ねしたいのですが、きのう発表されました政府声明、あのことと関連があるのですが、今お話を聞かれたように、掃海隊、これを部隊として編成するにしても、基本的な任務というのは掃海活動なのです。それ以外の任務というのはないのです、掃海隊には。いわゆる掃海隊というのはそういうことを任務として自衛隊に編成されている部隊なのです。  ……

第120回国会 予算委員会 第11号(1991/03/28、15期、日本共産党)

○立木洋君 海部首相にお尋ねいたしますが、中東の状況を振り返ってみて、八年間にわたるイラク・イラン戦争、あれはイラクの侵略で始まって、国際的には厳しい批判を受けることなしに、かえって大国からの武器の援助を受けるというふうなことで軍事大国になったというふうな事態があの湾岸問題ということを考える場合でも非常に重大じゃないか、こういうことを世界的にも今後の重要な教訓とすべきじゃないかというふうに考えるんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 ところで、アメリカ政府が三月二十二日にイスラエルとサウジアラビアへ十二億ドルの武器の売却をするということを議会に通告いたしました。引き続いて、今湾岸五カ国に対……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 外務委員会 第2号(1991/09/05、15期、日本共産党)

○立木洋君 今日、世界が大きな変動の中にあるということはもう言うまでもないことですから、これはさまざまな角度からいろいろな問題を取り上げることができるだろうと思うのですが、きょうはその一つの重要な問題として軍縮の問題との かかわりで幾つかの点について質問をしたいと思うのです。  先ほどお話がありました九月十一日にインディペンデンスが日本に来るということが既に決まっているというわけですが、私はこれは世界の軍縮の流れに逆行する一つの典型として指摘されなければならない問題だというふうに考えております。このインディペンデンスは核戦争を想定した最初の核空母と言われておりますし、米海軍の主力戦闘機、これは……

第121回国会 予算委員会 第2号(1991/08/26、15期、日本共産党)

○立木洋君 海部首相、去る七月六日に日本共産党の不破委員長が党首会談の中であなたに対して、選挙制度の問題を含む国政上の重要な問題で党首間の公開討論をやりたい、こういう提案をしたと思うんです。それに対してあなたは、喜んでお受けいたします、国会の特別の枠で実現したい、このように述べられました。ところが現実には、不誠実にもそれをあなたは結果的にはほごにされている、こういう態度をあなたはとっておられてどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 あなたの弁解は成り立たないんですよ。  国会の特別の枠ということはあなた自身が明確に述べられているんです。特別な枠というのは、本会議だとかあるいは予算委員会で討……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/12/06、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、まず質問に入ります前に、これまでの衆議院からの審議の経過を聞いてまいりまして、これが全く法案の体をなさない大変な矛盾を含んでいる法案だと言うにとどまらないで、これが憲法違反の極めて重大な問題だということを最初に述べなければならないと思うんです。  宮澤首相も御承知のように、現地で武力で任務を妨害するという事態が起こったときに実力で抵抗する、これは武力の行使になるからそういうことはいたしません、そういう場合には撤退します、中断しますと。ところが、きのうの答弁を聞いていますと、そういうふうな問題では全くなくて、そういう場合でも全部武力行使になって全部憲法違反になる、そういうふうに……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号(1991/12/19、15期、日本共産党)

○立木洋君 国連文書の問題について、質問に入る前に一言申し上げておきたいと思うんです。  SOP、いわゆる標準作戦規定なる国連で作成された文書というのは、これは加盟国の利用に供するという決定に基づいて作成された文書であります。それが立法府は持たないで、まさにその問題を審議するところへ提出をされないということは不当にして、これはあり得ないことなんです。これは、政府は、国連が提出してはいけないというふうに言っているからと言いますけれども、国連のこの問題に関する文書あるいは決議、議事録、一切提出してはならないなどというふうな文言は毛頭ありません。これは、日本の政府がこの提出を妨げておるというふうに言……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 外務委員会 第1号(1992/02/27、15期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣、朝鮮の従軍慰安婦の問題について改めてこの機会にお尋ねしておきたいと思うのですが、国会の中でも大分議論されましたですから問題点はおわかりだろうと思いますけれども、私がまず最初にお尋ねしたいのは、朝鮮の従軍慰安婦の問題という大変遺憾な事態が起こったというのはこれは偶然でもないし自然でもないと思います。やっぱりその背景があった。つまり、国が関与してまでこういういまいましい事態が起こるというふうなことになったその原因といいますか背景といいますか、それは大臣、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 そういう戦争ですね、つまり侵略戦争、そういうものが背景にあったと、これは私も賛成……

第123回国会 外務委員会 第2号(1992/03/26、15期、日本共産党)

○立木洋君 この法律案については、在外公館の新設等これは当然の措置だと思いますし、また公務員の諸手当などについてもこれは賛成です。ですから、この中にあるホーチミン市に総領事館を新設するという問題と関連して、日本とベトナムとの関係について若干お尋ねしたいと思います。  最近、日本とベトナムとの関係が進み始めている、あるいは経済的な状況についても動き出しているというふうなことを見るわけですが、一月に政府が経済調査団を政府の調査団として出されたわけですが、この調査の結果がどうだったのか、まず最初に知らしていただきたいと思うのです。
【次の発言】 外務大臣、昨年ベトナムを訪問されて最近もいろいろと動い……

第123回国会 外務委員会 第3号(1992/04/07、15期、日本共産党)

○立木洋君 五年ほど前から米軍の低空飛行の問題がいろいろ問題になりました。 さまざまな被害が生じた。また最近、米軍の低空飛行が頻発しておるという状況があります。それによって被害も起こってきており、さまざまな外務省等に対する要請等も出てきていると思うのですが、これは防衛施設庁に聞いた方がいいのかどうかわかりませんが、今の米軍機による低空飛行の訓練の実態、また被害の状況、これについて防衛庁か外務省がどちらか述べていただきたい。
【次の発言】 一九八七年の八月十二日に奈良県の十津川村でワイヤーロープが切断されるという事件がありましたね。あのときの高度が二百五十四メートルだというふうに承知しております……

第123回国会 外務委員会 第4号(1992/04/14、15期、日本共産党)

○立木洋君 旅券法の一部改正の問題でちょっとお伺いしたいのですが、手続が簡素化され迅速化される、これは当然のことだと思うのですが、午前中同僚議員の方からも指摘がありましたように、さらに改善する余地があるのではないか。例えば旅券の期間の問題だとかあるいはその他の手続上の問題で私も同じような意見を持ちながらお聞きしていたのです。ですから、ここで改めてそれを繰り返して申し述べることはいたしませんけれども、十分検討して、国民自身が本当にさらに改善して得るところがより大きいものになるように今後とも検討していただきたいということを私からもあわせて申し上げておきたいと思うのです。  手数料の問題ですが、これ……

第123回国会 外務委員会 第5号(1992/04/16、15期、日本共産党)

○立木洋君 アジア=太平洋郵便連合と郵便条約についてお尋ねします。  万国郵便条約とのかかわりについては午前中の同僚委員の質問で大体明確になってきていると思います。郵便を確実に正確にというふうなことでいろいろ問題があるというふうなことになったのですけれども、アジア=太平洋郵便連合においては、この地域での開発途上国の郵便業務の技術協力、これを重視しているというふうに期待されているのですが、その内容についてちょっと説明していただけませんでしょうか。
【次の発言】 この郵便研修センターの運営理事会で内容を取り仕切るというふうになっているのですけれども、この運営理事会というのは今何カ国で構成されている……

第123回国会 外務委員会 第6号(1992/04/21、15期、日本共産党)

○立木洋君 投資保護協定の問題から先に。  まず投資保護協定そのものについてちょっとお聞きしたいのですが、日本としてこうした投資保護協定の締結を政策として促進を始めたのはいつごろからでしょうか。
【次の発言】 これまで日本が結んできたのは、エジプトから始まってスリランカ、中国と、今回が四回目ですね。四つの投資保護協定になっておるのだろうと思うのですが、結局一九七〇年代、つまりそういう環境整備の形でこの協定の締結を進めるという施策を進めてから今日まで四カ国だということは、何か非常に少ないような気がするし、その点はどうなのでしょうか。
【次の発言】 先進国間の投資については、これはもう言うならばほ……

第123回国会 外務委員会 第7号(1992/04/23、15期、日本共産党)

○立木洋君 条約についてのお尋ねですが、サケ・マスの漁業についての沖取りの全面禁止ということが私はやっぱり問題だと思うのです。この点、本当に全面禁止を行う科学的な根拠があるのかどうなのか、あるいは今の国際的な趨勢から見て整合性があるのかどうかという問題が考えられるだろうと思うのです。  もちろん私たちの主張としても、資源の保存、これは非常に重要な問題ですし、資源を保存し再生産をしながら、しかもこの資源については最適利用というふうなことも考え方としては明確にされているわけですから、そういう点は当然のことだと思うのですね。それから母川主義の問題についてももちろんこれは否定するものではありません。し……

第123回国会 外務委員会 第8号(1992/05/12、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、フィリピンの米軍基地が撤収するということが日本にどういう影響をもたらしているのかちょっとお尋ねしたいと思うのです。  まず事実関係ですけれども、フィリピンのスビックの基地撤収について米軍の方から日本側にどういうふうな情報を提供してもらっているのか、それに関して何らかの通知が、スビックの基地の問題についてその人員の問題だとかあるいは機能の問題だとか、どういうふうな連絡が来ているのか、最初にお尋ねします。
【次の発言】 四月十六日の神奈川新聞によりますと、「横須賀に移る人員は家族百人を含め二百四、五十人程度。施設、部隊の移動は現在のところ考えられない」というような一部の移動が既に……

第123回国会 外務委員会 第9号(1992/05/14、15期、日本共産党)

○立木洋君 租税条約の問題についてですが、これらの問題についてはこれまでも、近年、当委員会でインドあるいはベルギー、タイその他の租税条約について審議をしてきました。  その際に私の方でも繰り返し問題点を指摘してまいったのですが、日本の外国税額控除制度というのが御承知のように一括限度額方式をとっているわけで、結局は国別の控除額あるいは所得区分別の控除額、これが算定できないような状態になっている。この問題については大蔵省の幹部の方々の中でも、こういう問題はいろいろ問題が起こりかねないということで内部的にも指摘されてきた点がありますし、また税制調査会においても、このような日本の外国税額控除制度につい……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号(1992/04/28、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本が国際的な協力あるいは貢献をするという場合には、かつての専制支配の誤り、そして大変な惨禍をもたらしたあの侵略戦争、この厳しい反省の上につくられた日本国憲法の平和原則、これを厳守することが極めて重要だ。同時に、他民族の民族の主権、これを尊重して、そしてその中で積極的な役割を果たしていくべきだというふうに考えます。  宮澤首相も繰り返しおっしゃっているように、憲法の枠内で可能な限りということを常に述べておられます。ところが、実際の内容を見てみますと、今回の自衛隊の派遣を含むこのPKO法案、これが合憲だというふうに政府が主張している点については、どういう名目であっても私たちは容……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/05/08、15期、日本共産党)

○立木洋君 まず最初に、宮澤首相にお尋ねしたいと思うんですが、今の同僚議員の質問に対して、あなたは軍事大国がやっているような軍事貢献はできないと答弁されました。軍事大国がやっているような軍事貢献はできない、その答弁でよろしいんですか。
【次の発言】 そうすると、軍事大国としてではない軍事貢献は行うと。軍事貢献を行うということが問題なんですよ。  私が一番最初にあなたに質問したときに、軍事は何かと言ったら、軍事とはどういう意味でしょうかとあなたはおっしゃったんです。それをあなた、軍事貢献ができるということにこの表現ではなるんです。これは今までの国会の答弁全体を覆すことになるんです、日本が軍事貢献……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1992/05/12、15期、日本共産党)

○立木洋君 どうもお久しぶりでございます。時間が十分しかないものですから、ひとつ簡潔にお答えいただければありがたいと思います。  私たちは、カンボジア問題というのを一貫して重視してまいりまして、民族自決権の尊重のもとで真に平和、復興ということが実現できることを願っておりますし、それについては憲法の平和原則に基づいて積極的な協力を行うべきだというのが私たちの考え方です。  そういうことで、二つの点を特にお尋ねしたいと思います。  一つの問題は、今後のカンボジア問題の決解ということ、それから将来の問題も展望したときにどうしても一つの懸念として残るのはクメール・ルージュの問題、ポル・ポトの問題がある……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第11号(1992/05/22、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、まず最初に法制局長官にお尋ねしたいと思います。  今まで憲法の問題について何回かお尋ねをしてまいりました。きょうは、そういうことを踏まえて、まず最初に幾つかの点を確認的にお尋ねをしていきたいと思います。  日本では、自衛隊の存在を合憲だとする人々の中でも、あるいは自衛隊の存在が違憲だというふうに主張する人々の間でも、自衛隊の海外出動については一致して憲法に反するというのがこれまでの見解として存在していたと思うんです。これは参議院で決議をいたしました自衛隊の海外出動なさざることに関する決議ということを引用するまでもなく、明確なことだろうと思います。  そこで、今回のこの国際的な……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第12号(1992/05/27、15期、日本共産党)

○立木洋君 カンボジアにおけるUNTACの決定で業務が進められているわけですが、これは国連を中心とする関係二十カ国、その参加のもとで締結したパリ協定、これに基づいて進められているわけです。  ところが、そのパリ協定に加盟している国々の中で、日本がこのカンボジアのUNTACの軍事部門に自衛隊が参加することについては、異論や事実上の反対意見が複数の国から出ている。しかも、そのうち中国は国連安保理の常任理事国である。つまり、パリ協定に基づいて作業を進めるその加盟国の中で日本の参加に異論が出ているという状態を、国連中心主義だと言われる日本としてはどのようにお考えになっているのか。これをこのまま放置して……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、日本共産党)

○立木洋君 日本共産党の立木洋です。どうも貴重な御意見ありがとうございました。  早速質問に移らせていただきますが、最初に大久保先生の方からお尋ねをさせていただきたいと思います。  今のこの法案が憲法とのかかわり合いで大変な問題になっている重大な一つなんですが、長期にわたって憲法を専門的に研究なさっておられる憲法学者の方々の御意見というのは非常に貴重な御意見ではないかというふうに考えるわけです。先生の方で、日本の多数の憲法学者がこの法案に対してどういうふうな考えを持っておられるのか、もしそうした事情がおわかりでしたら述べていただければ幸いだと思います。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第16号(1992/06/03、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、まず最初に再修正案を提案された三党の方々にお尋ねすることにいたします。  最初に、自民党の岡野さんにお尋ねいたしますが、現在カンボジアのUNTACの軍事部門、幾つがあり」ますが、その中に派遣できるのはどの部隊で、派遣できないのはどの部門になるのか。  言いますと、UNTACの軍事部門には軍管区本部、軍事監視員グループ、歩兵部門、工兵部門、航空支援グループ、通信部隊、衛生部隊、混成憲兵中隊、兵たん大隊、海軍部門ということで成り立っているわけですが、どこに派遣できてどこに派遣できないのか。
【次の発言】 民社党の田渕さんにお尋ねしますけれども、きのうのあなたの御答弁の中で区分けす……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第18号(1992/06/05、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、まず最初に委員長にお尋ねしたいと思います。  御承知のように、参議院の一九五四年六月二日に採択されました自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議、これはどんなことがあっても自衛隊を海外に出してはいけないという重大な決議であります。この決議は、自衛隊の存在が合憲であると認めた議員も、あるいは自衛隊の存在が違憲であるとする議員も一致して海外に出動することは許されないという決議であり、これは既に定着しておる決議であります。  この有権的な解釈は参議院にあることは明確であります。既に三年前から参議院でこの問題が協議がなされ、今日においてもこの問題が引き続いて協議がなされておると承知……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1991/02/18、15期、日本共産党)

○立木洋君 湾岸危機が起こってからの経過を見てみますと、そういう中での一九九〇年代を展望すると幾つかの重要な問題があると思うんです。  一つの問題は、国際情勢が変化してきた中でイラクのああいう前代未聞の野蛮な侵略、併合が行われたという事態が起こった。これが平和的に解決されるのではなくて、大国の主導によって武力行使する、こういう手段にまで進んだ。これがこれからの新しい世界の秩序の確立という点から見ると極めて重大な逆行になるんではないかという問題が一つあると思うんです。  もう一つの問題は、この期間における国連の機能と役割は一体どうだったか。もちろん、国連が他に代替できない基本的な精神に基づく重要……

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、日本共産党)

○立木洋君 参考人が先ほどお述べになった点で、日本の憲法の平和原則といいますか、平和主義というお言葉を使われましたけれども、これは今後とも重要度が増していくということを述べられた点、私も注目しているわけです。その点と関連してお尋ねしたいんですが、国連の当初のイラク問題に関する対応の仕方というのは国連憲章に基づいて対応していったと思うんですね。それが十一月二十九日の六七八でああいう事態になって、私たちもこの点については批判的な見地を持っているわけですが、国連の動向の中で、大国の特に力の政策に依拠した覇権的な行動というものは、これはソ連においてもバルト三国に対する問題などもありますし、アメリカのグ……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1991/09/06、15期、日本共産党)

○立木洋君 来年の六月にブラジルで開かれる国連環境開発会議、これも成功させるために努力をしていかなければならない重要な会議だと思うんですが、先ほど丹波さんも言われましたように、地球環境の保全という問題については対応に非常に時間がかかる、だから早くその問題点をとらえて、きちっとした対応が必要だという趣旨のことを述べられましたけれども、まさに来年の会議はそういう意味では非常に大切だと思うんです。  そこで、日本の国としてどういう役割を果たすべきかという問題もあり、外務省と環境庁が中心になってまとめられ、八月に出されました国別報告書「環境と開発」、これを見せていただきましたが、お尋ねする前に、会議ま……

第121回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/09/20、15期、日本共産党)

○立木洋君 最初に、西岡参考人にお尋ねしたいと思いますが、参考人がお書きになった資料の中に、地球の温暖化の問題というのは早くから人類が注目してきた問題で、その後いろいろな国際会議等で、現在のままで進行するならば将来の予想値はどうなるかというふうなことがいろいろ出されておりますし、同僚議員の質問に対してもいろいろお答えになりました。非常に重要な問題だろうと私たちも考えておるわけです。  ただ、日本政府が今回発表した数値、この努力目標ということの中に、CO2の排出量について二〇〇〇年以降一九九〇年レベルでの安定化を図ると、これは一人当たりの排出量ということになっているわけですね、そういう条件がつけ……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1991/11/21、15期、日本共産党)

○立木洋君 最初に、進藤参考人にお尋ねしたいんです。  お聞きしたい基本的な点は、先ほど言われました。国際情勢が非常に大きく変わってきている、そういう中での日本の安全保障のあり方というのが今のままでいいんだろうかという問題意識なんです。  先生も言われましたように、帝国の終えん、ヘゲモニーの終えん、軍事力が意味を持たなくなった時代、意味を持つとしてもそれが相対的に低下した時代というふうな指摘がされましたが、ワルシャワ条約機構がああいうふうにして解体し、それでもう軍事ブロックによってどうこうするというふうな問題ではなくなってきている。それから、核兵器の削減計画をブッシュ大統領が提案したときも、ソ……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1992/02/27、15期、日本共産党)

○立木洋君 一九九〇年代の日本の役割、安全保障のあり方についてということなんですが、九〇年代に入ってもはや一年余を経過しましたけれども、これからのあり方を考える場合には、やはりこれまで九十年歩んできた二十世紀がどうだったのかということを考えることが私は非常に重要だと思うんです。  これはもう言うまでもなく、二十世紀のこれまでの歩みというのは、二十世紀が始まった当初は共和制の国家はわずか三つしかなかった。それがその後、君主制国家が漸次減って、共和制国家が続出してきたということに見られるように、民主主義の前進の過程がやはり二十世紀だったし、それから当初は植民地、従属国というのが極めて多かったのが、……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、引き続いて第二の「新しい時代の平和秩序を求めて」についての意見を述べさせていただきます。  この課題の中で、国家の機能及び国家のつき合い方を変えていこうという相互依存の仕組みの問題が提示されています。ここでは「積極的平和」という表現を使っていますが、この内容を充実させるということを前提にして私は同感です。ただ、ここで重視されなければならない問題は、民族問題についての叙述がほとんどないことです。  民族の自決権の尊重という問題は、国家間、民族間の相互関係においても極めて重要であり、民族の自決権の尊重は世界の平和の前提であるということを考えるならば、これらの叙述は補足すべき点があ……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会公聴会 第1号(1992/05/26、15期、日本共産党)

○立木洋君 日本共産党の立木洋といいます。貴重な御意見、どうもありがとうございました。  早速、質問させていただきますが、まず最初に、渡辺公述人にお考えを述べていただきたいと思います。  現在問題になっているこの法案、これがこのまま通るなんというようなことは政府自身も思っていないという状況にあるわけです。ですから、さまざまな修正論議が報道されております。その一つに、PKF凍結論というふうな論議もあります。もともとパリ協定では、カンボジアのUNTACの軍事部門はすべて一体であって、武装して武力行使が認められているというふうに定められております。それを、その一部の軍隊、部隊を、これはより軍事的な色……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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