立木洋 参議院議員
11期国会発言一覧

立木洋[参]在籍期 : 10期-|11期|-12期-13期-14期-15期-16期-17期-18期
立木洋[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは立木洋参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

立木洋[参]本会議発言(全期間)
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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 参議院本会議 第6号(1978/10/18、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、日中平和友好条約批准案件に対し、賛成の討論を行うものであります。  日中両国間に平和五原則に基づく友好関係を正しく確立することが、両国関係の今後にとってだけでなく、両国がそれぞれ重要な地位を占めるアジアの将来にとってもきわめて重要な課題であることは言うまでもありません。  その点で、まず初めに、日中両国の関係を不正常なものにしてきた過去及び現在の事情について明らかにする必要があります。  第一に、戦前、日本軍国主義が中国に対して侵略戦争を行い、中国人民に甚大な被害を与え、また戦後も、日本政府はアメリカと共同して、台湾政権を中国を代表する正統な政府とみなす……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第16号(1979/06/01、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、農業、林業、漁業三日書について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  農業白書では、農業が安定的に発展しつつあるかのように描き出していますが、それは、今日の農業、農民の実態から全くかけ離れているのであります。米ばかりか、牛乳もミカンも野菜も過剰で、畜産物価格は二年連続の据え置き、都市に出て働くにも兼業の機会も狭められている、これが農民の声であります。しかも、米以外の穀物の自給率はわずか四%にまで落ち込んでいるのであります。このように、わが国の農業、食糧危機はむしろ深刻になっているのであります。総理、あなたは、この深刻な日本農業の現状を危機的な状況とし……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 参議院本会議 第13号(1980/05/14、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、ただいまの大平総理の帰国報告について質問いたします。  イラン、アフガニスタン問題など緊迫する国際情勢のもとで開かれた日米首脳会談で、総理がカーター戦略への全面協力と軍事分担を増大する努力を約束したことは、八〇年代の日本の進路と国民生活にとってきわめて重大な選択を行ったと言わなければなりません。この選択は、日本の平和と安全のみならず、国民生活にも重大な事態をもたらすものであります。  質問の第一の点は、アメリカが、昨年十一月、第七艦隊のアラビア海出動という軍事脅迫に続いて、今度は直接イランの主権を乱暴にじゅうりんした人質奪還作戦と称する軍事行動を展開した……

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委員会発言一覧(参議院11期)

立木洋[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 外務委員会 第3号(1977/10/25、11期、日本共産党)

○立木洋君 日中の問題で、ひとつお尋ねしておきたいんですけれども、先ほど来いろいろ問題になっております平和友好条約の交渉の過程がどうなっているのか、どこに問題があるのかという点については大臣はどうしてもお答えにならないので、私が質問いたしても同じだろうと思いますから、その点はあえて重ねて質問いたしませんけれども、ただ、いわゆる覇権条項について現在の時点で大臣がどういう見解をお持ちになっておられるのか、その点だけお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 いや、取り扱いの問題はもうわかっているわけなんですけれども、つまり覇権条項そのものに対する大臣の御認識、この前、宮澤さんが大臣のときには四点……

第82回国会 外務委員会 第4号(1977/10/27、11期、日本共産党)

○立木洋君 投資保護協定についてお尋ねしたいんですが、今回のエジプトとの相互保護協定に関してはエジプトの側からの積極的な申し入れがあって結ばれたというふうに聞いているわけですが、エジプトが一九七三年以来積極的に外資導入の政策に踏み出して、国内における外資保護法も改正したというふうに聞いているわけですけれども、エジプトがそういうふうな政策を取り出した背景といいますか、エジプトの状況について日本としてはどういうふうにお考えになっておられるのか、まず、その点からお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 エジプトの歴史的な経過、さらには、あそこの外貨事情や国内的な経済の事情というのが非常に大変になってお……

第82回国会 外務委員会 第5号(1977/11/01、11期、日本共産党)

○立木洋君 アメリカ局長が来ないと、ちょっと質問ができないのですか――。  中島さん、きょう、日米防衛協力小委員会の問題についてお尋ねしたいんですけれども、局長は八月の会議に参加されておったかどうかわかりませんけれども、内容については全部引き継いでおいでになると思うんでお尋ねしたいんですが、小委員会が開かれて五回になりましたが、第四回ですか、四回の小委員会で三つの部会が設置され、さらに第五回の小委員会では、それぞれの各部会での研究・協議項目というのが決められております。  それで、この部会がいつどこで、それからどういうメンバーで開催されたのか、あるいは開催されるのか、その点についてまず最初にお……

第82回国会 外務委員会 第7号(1977/11/17、11期、日本共産党)

○立木洋君 先般、NPTの審議をした際、政府としては、このNPTが不平等性を持っておるということは認められたわけですが、あの際に、これはこれ以上核兵器保有国をふやさないものである、また、それについては役に立つ、これ以上核兵器をふやさないという点でですね。もう一つは、平和利用についてはその推進を保障し、国際協力を進めるねらいを持っている、こういうことも述べられたんですね。そしてまた、今後、この条約に参加しないと、核燃料の提供とか技術協力など、平和利用の面での不利益が増大する可能性があるということも述べられたと思うんですが、現在の時点になって、あの当時このように述べられておったNPTに関する評価と……

第82回国会 外務委員会 第8号(1977/11/22、11期、日本共産党)

○立木洋君 いままでも何回か問題になってきましたけれども、いわゆる韓国の防衛産業の問題についてお尋ねしたいと思うんです。  御承知のように、一九六九年、七〇年、韓国では軍の近代化、防衛産業の育成ということが取り組み始められて、二年前にその事態が再検討され、七六年から五年間にわたる戦力増強五ヵ年計画というものが発足をして、外国からの兵器の輸入等と同時に、国内では自力による軍需産業の育成というふうなものが進められておると思うんですね。  で、ことしの一月十八日に、全国治安・予備軍関係官会議というのが開かれたその席上で、朴大統領が「今年は、われわれの当面の目標である自主国防を強力に推進するため国軍の……

第82回国会 内閣委員会 第6号(1977/11/24、11期、日本共産党)

○立木洋君 総理、端的にお伺いしたいんですが、現在の日本においてアーミーデー、つまり軍隊記念日というふうなものが現在の日本に存在するかどうか、それからお尋ねしたい。
【次の発言】 軍隊記念日というのがないというのは、これは当然だと思うんですが、そこで去る十一月の三日、カイロにおいて日本の大使館がアーミーデーと称してレセプションを行った。これはきわめて重大な問題だと思いますけれども、総理、その点についてはどのようにお考えですか。
【次の発言】 それは明確に招待状を取り寄せて調べたのですか。アーミーデーということは現地での私の確かな情報によって確認されていますけれども、それは間違いないですか。


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第1号(1977/12/20、11期、日本共産党)

○立木洋君 日ソ・ソ日の漁業協定について、長期の安定した操業ということがひとつ大切な点だと、日本政府としては五年間ということで出されたけども、結果としては一年間、そういうふうになった経緯については先ほどお話を聞いたわけですが、来年、大臣が訪ソされたときに、その問題も出して、何とか努力してみたいというお話を先ほどされました。  しかし、先ほどのお話ですと、海洋法会議で結論が出るまでソ連としては幹部会令が暫定的な措置としてなされておる。海洋法会議というのはいますぐ結論が出るような状態でない。とすると、そういうソ連側が出してきている条件が変わるということはなかなかないだろう。とするならば、努力をされ……

第84回国会 外務委員会 第閉会後1号(1978/08/18、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、今回の中国との平和友好条約の交渉締結に当たって、私も当委員会で何回か大臣に御要望申し上げたと思いますので、その点は繰り返しませんが、本当に中国との関係で恒久的な平和的友好的な関係が確立できるかどうかということが非常に重要な問題だと思っているわけです。  その点で、現在の段階で本当に両国の恒久的な平和友好関係を確立していく上での主権の問題や領土等々の問題が一体どうなっているのか。あるいはいま日本で進められているいろいろな日米共同作戦体制の問題あるいは有事立法その他の関連において、本当にアジアの平和と安全に貢献するというかかわり合いで一体どう考えたらいいのか。さらには、日本の自主……

第84回国会 外務委員会 第2号(1978/02/16、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、国連軍縮特別総会がいよいよ間近に迫ってきたわけですが、諸国の政府の意見といいますか見解といいますか、大体出されておりますし、それも見せていただいたのですけれども、今日の核兵器がどんどん増大しておる現状というのは大変な状態になっておると思うのです。  これは前回出されました国連の事務総長の報告等々によりましても、核兵器を中心とする軍事費が、一九六〇年代の後半では、年間世界的には大体二千億ドルぐらいの規模だった。それが今日一九七五年段階に来ると、三千五百億ドルという大変な増加を示しておる。これが世界の平和と安全を脅かしているだけではなくて、いろいろな経済的な圧迫をもたらしておると……

第84回国会 外務委員会 第3号(1978/02/21、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣が今度の国会で所信を述べられた中で「朝鮮半島、中東、アフリカ等における緊張の継続は、国際政治の不安定要因になっている」ということを述べられました。  最初にお伺いしておきたいのは、この朝鮮半島の緊張の継続という点について、具体的に大臣としてはどのように判断をされておられるのか、その点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いままでも、朝鮮半島に対しては一日も早く緊張が緩和されるような事態を政府としても望んでおるということを繰り返し言っておられたわけですが、この点できわめて思わしくない事態があるんではないかということで、昨年の十一月、実は、私が韓国の防衛産業に日本の企業が……

第84回国会 外務委員会 第5号(1978/03/02、11期、日本共産党)

○立木洋君 観光の問題については、先ほど大臣が言われたように、これはただ単なる観光ではなくて、相互の理解を深め、国際協力の点から見ても非常に大切な点であるというふうなお話があったわけですが、いままでこうした観光の分野で日本政府として国際的に援助を行ってきた実績というのは、どういうふうになっているんでしょうか。
【次の発言】 いままでの状態はわかったわけですが、この今度の第三条の目的では、WTOが「観光の分野において中心的な役割を果たす」というふうなことになり、日本の政府がこれに加盟した場合、今後、どういうふうないわゆる観光の問題に関する援助の方針といいますか、これをいままで要請があった枠内にお……

第84回国会 外務委員会 第7号(1978/03/23、11期、日本共産党)

○立木洋君 レコード製作者の保護に関する条約についてですが、これは去年の四月でしたか、万国著作権条約の審議を行った際にも問題になった点でありますけれども、当時、鳩山大臣から、レコードの条約については前向きに条約を批准するという趣旨の答弁があり、今回、こういう形で提起されてきておるものと考えるわけですが、レコード条約が今回批准されるに至るまでの間、どういうふうな実害というか問題点があったのか、その点についての把握はどういうふうにされておるのか、文部省なり外務省なり説明をしていただきたいんですが。
【次の発言】 いま言われましたその同じときに、実演家及び放送関係の問題についても、いわゆるローマ条約……

第84回国会 外務委員会 第8号(1978/03/28、11期、日本共産党)

○立木洋君 予算委員会の集中審議でどうも時間が同じ時間になりましたもので大変失礼いたしました。  きょうは、問題になっております事前協議の問題と、日中平和友好条約の問題についてお尋ねしたいと思います。  事前協議の問題では、いろいろいままでも何回か質問を行ってまいりましたけれども、事実上、この事前協議ということが空洞化に等しくなっているんではないかというふうな点を非常に強く感じざるを得ない状態にあるわけです。それで改めてお尋ねしておきたいわけですが、この事前協議の対象となるべき戦闘作戦行動とは何かという点ですが、これは四十七年の六月七日に統一見解が出されております。この統一見解は今日でも一字一……

第84回国会 外務委員会 第9号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○立木洋君 最初に、いま戸叶委員、渋谷委員がそれぞれ質問なさって、私予算委員会の方に出ておりましたので、その質問の内容をお聞きしていないものですから、ダブる点があるかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。  この条約では、日本の特許庁が国際調査機関及び予備審査機関にならなければメリットが十分にないということだと思うんですが、この選定は四月の十日から始まる設立総会で選定されるというふうに聞いておりますけれども、それはどうでしょうか。
【次の発言】 この条約の締約国になるには、国会で批准承認を得る、そして批准書を事務局長に寄託する必要があるわけですが、外務省の方としてはいつの時期を考えてお……

第84回国会 外務委員会 第11号(1978/04/06、11期、日本共産党)

○立木洋君 いまの問題で引き続いて運輸省にお尋ねしたいのですが、運輸省が五十二年度を初年度とする第三次船員災害防止基本計画という五カ年計画を進めるということですが、ここでは、先ほども問題になりましたように、陸上労働との比較においていまなお格差を縮めることができない結果になっているという点、死傷者の問題について述べているわけですが、非常にこれは災害件数が陸上に比べて三倍、死亡が千人率で出しておるわけでしょうが、十七倍、これは大変な状態だと思うのですね。どうしてこのような陸上労働に比較してこういうふうに事故が多く、また死者が多いのか、その原因についてどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか。

第84回国会 外務委員会 第12号(1978/04/11、11期、日本共産党)

○立木洋君 私も、関連して、日中平和友好条約の問題についてお尋ねしたいんですが、御承知のように、いまの国際情勢というのは非常に複雑多様でありまして、この中でそれぞれの在外公館に勤務されておられる大使及び外交官の役割りというのは非常に重要だと思うんです。いま日中平和友好条約の締結という問題を前にして北京駐在の大使並びに外交官の方々は、特にどういうふうな役割り、どういうような仕事をなさっておられましょうか、日中平和友好条約に関連して。
【次の発言】 外交官の活動としては、特にやはり相手の考え方を十分に知ること、そしてそれを正確に本省に報告するといいますか、また同時に、日本政府の考え方を過不足なく相……

第84回国会 外務委員会 第13号(1978/04/13、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、今日の情勢の中で対外経済技術協力というのが非常に重要な意味を持っていると思うんですね。これは今後の情勢の発展の中でこの重要性というのはますます強まりこそすれ、弱まることはないだろうというふうに考えられるわけです。だからこそ、この対外経済協力というのを公正適正に行うかどうか、あるいはそれを過つかどうかという問題は、世界経済の新しい秩序に貢献するという観点から見るならば、非常に重要な問題だろうと思うんです。  そういう点で、海外技術協力の額をふやしていく、同時に質の問題も含めて、まず最初に大臣の基本的なお考えをお聞きしておきたいと思います。

第84回国会 外務委員会 第15号(1978/04/18、11期、日本共産党)

○立木洋君 フリートーキングの時間を設けて、その席で時間をとってやりますから。
【次の発言】 質問に入ります前に、きょうの午前中の委員会で戸叶議員が何回か共産党のことについてお触れになりましたが、共産党のことについてお触れになられることはもちろん結構でございますけれども、間違った御理解で触れていただかないように一言申し上げておきたいと思います。  それでは質問いたします。  尖閣列島の領海に対する侵犯問題が問題になっておりますが、これは中国側の意向がどうであったのかということはまだ明確な回答がないので、いまの時点では明らかではないという状態になっておると思うのですね。しかしいずれにしろ、領海が……

第84回国会 外務委員会 第16号(1978/04/20、11期、日本共産党)

○立木洋君 この条約の条文について若干お尋ねしたいんですが、第四条の1項の(1)の中で、ここでは引き渡しが行われない場合のことが述べられてありますが、政治犯罪というのが(1)に挙げられておりますね。この政治犯罪というのは日本の政府としてはどういうふうな定義といいますか、これはどうなっているんですか。
【次の発言】 明確な規定がない、大体常識的にと、幅もあると、これは事実上運用する場合に、法務省どうなんですか、問題は起こりかねませんか、起こるということはありませんか。
【次の発言】 どうもはっきりしてないから、よくわからないんですね、これも。  交換公文のところで、もちろん第2項のところに述べら……

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/25、11期、日本共産党)

○立木洋君 私も、この際、ちょっと二、三点お伺いしておきたいんですが、一つは、尖閣列島の領海侵犯問題ですが、この問題は中国の漁船が領海から退いたというように聞いておりますが、やはりこの処理を正しくするということは、今後のこういう領海侵犯問題を再び起こさないという上から考えましても、また日中両国の友好を発展させる、条約の締結を進めるという問題からも非常に大切な点ではないだろうかというふうに考えるわけです。  そういう点でお尋ねしたいんですが、二十日までの時点については当外務委員会で中国漁船の動向についてはお聞きしたわけですが、その後の動向についてはどういうふうになっているのか最初にお尋ねしておき……

第84回国会 外務委員会 第18号(1978/04/27、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、今度の日米加の漁業交渉、さらに引き続き日ソ漁業交渉で大変だったと思うんですけれども、今度の両方の漁業交渉の問題をめぐっていろいろ新聞紙上でも報道されております。先ほどその一端を、批判的な見解も大臣は述べられましたけれども、日本の外交の対応の仕方として誤算があったんではないかというふうな一部の報道もありますし、あるいは一方では、沖取りが禁止されるというふうな状態の中で、四万二千五百トンですか、そこまでよく努力されたんではないかというふうな評価等々もありますけれども、今度の両方の漁業交渉全体を通じて、大臣としてはどのように評価なさっておられるのか、その点最初にお伺いしたいと思いま……

第84回国会 外務委員会 第22号(1978/05/25、11期、日本共産党)

○立木洋君 国際砂糖協定に入ります前に、二、三日中平和友好条約の問題でお尋ねしたいのです。  最近の新聞の報道によりますと、政府の方でも交渉再開に踏み切るということで積極的な動きが開始されているわけですが、どういうふうな見通しでお進めになっておるのか、その段取り、計画等々について最初にちょっとお尋ねしたいのですが。
【次の発言】 二十八日、大臣はアメリカにお立ちになって、当初、向こうに行かれたときには中国の外相とも話し合いをするような話も新聞紙上では見たわけですけれども、向こうに滞在する期間というのが非常に短いということもあるわけですが、向こうにおいでになって中国の外相と会われて話し合いをなさ……

第84回国会 外務委員会 第25号(1978/06/06、11期、日本共産党)

○立木洋君 イラクの航空協定の問題に関連して、幾つかの航空協定の問題、成田の騒音問題等々でちょっとお尋ねしたいんです。  一つは、ことしの三月からでしたか、香港、バンコク経由の航空がベトナムやラオスの上空を通れるようになったというふうなことで、燃料問題その他が節約できるようになってきたと思うんですけれども、現在、日航や全日空が月一回ベトナムに対して着陸する許可をベトナム側から得ているという状況ですが、ベトナムとの航空協定の問題について、政府としては、現在、どのように考えておられるのか。それから、この便をもしかつくるとするならば、需要の状況だとかというふうなものがどうなっているのか、現在、航空協……

第84回国会 外務委員会 第26号(1978/06/15、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、最初に日中平和友好条約の問題でお尋ねしたいんですが、先ほどのお話では、もしか経過の進展によって大臣が七月に向こうに訪中なさるかもしれない、そうしますと、それ以前にもう大臣に直接お尋ねする機会はないだろうと思うんです。それで二、三点だけお尋ねしておきたいと思うんです。  今度の交渉再開に当たって、交渉を進めていく基本的な姿勢といいますか、基本的な考え方といいますか、先ほども若干述べられておりますけれども、その点、最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 先ほどの渋谷委員長のお尋ねにもあったわけですが、この間いろいろな経過があったわけですね、今度の交渉再開に至るまでに、……

第84回国会 予算委員会 第18号(1978/03/25、11期、日本共産党)

○立木洋君 日中平和友好条約交渉再開が近いという状況にあるわけですが、こういう時期に当たってとるべき政府の態度というのはきわめて重要だと思うんです。  そこで、条約についての基本的な政府としての考え方、いまの状況についてはまたどのように御判断になっているのか、その点をまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 中川大臣、この点について大臣は慎重であるというふうな御見解のようでありますけれども、これはただ単に自民党内部で意見が違うという問題だけにとどまらないで、あなたは国務大臣として、日中の平和友好を願う国民に対して責任を負うという観点から、この条約についてはどのようにお考えになっているの……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/28、11期、日本共産党)

○立木洋君 中川大臣、先日水田利用再編対策についてお尋ねして、大臣の方からは、今回の施策というのが単なる米減らしだけではなくて、日本の農業の再編を図るのだという趣旨のお話がありました。特に大豆、麦に関しても積極的に増産のために努力をしたいという趣旨のお話もございました。きょうは大豆の転作の問題について特にお尋ねをしたいわけでございますけれども、政府が発表されております農産物需給の長期見通しで見せていただきますと、大豆については、六十年には食用大豆の六割を自給するというふうになっております。その内容は、水田転作大豆の増産というものが相当の比重を持っておりますし、この大豆転作の定着がこの長期見通し……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 外務委員会 第2号(1978/10/12、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、この小麦協定に賛成することができないわけですが、そういう点から若干の点をただしておきたいと思うんです。  一つは、いま問題になりましたし、それからいままでも当委員会で何回か議論をしてきているわけですけれども、この協定、いわゆる貿易規約の内容でいま問題になりました、つまり商品協定としての最大の欠陥がある。これはやはり価格帯の問題であり、さらには供給保証といういわゆる経済条項が欠落しておる。このことは、この貿易規約にもうたってある市場の経済的安定性だとか国際協力の促進だとか輸出国・輸入国の双方の利益にかなうだとかというふうなことに事実上即していない。これは先ほども問題になりました……

第85回国会 外務委員会 第4号(1978/10/17、11期、日本共産党)

○立木洋君 私たちは日中平和友好条約の審議に当たって、この条約が平和五原則に基づく日中関係の発展にこたえ得るかどうかという問題点を解明するという立場をとりまして、その結果、私たちは賛成をするという態度を決定したわけであります。  しかし、今日の複雑な国際情勢、さらには十余年にわたる中国からの日本に対する内政干渉的な問題、こういうような問題を考えまして、やはり今後の日本の政府としてどういう具体的な外交姿勢で進むべきかという問題については、さらに十分に審議しなければならないだろうというふうに考えているわけです。ですから、平和五原則、で覇権には反対するという問題がただ単に文言上だけではなくして、これ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣、千島の問題ですけれども、歯舞、色丹、これは北海道の一部である。国後、択捉、これは一度も外国の領土になったことのない日本固有の領土である。御承知の北千島、これは一八七五年ですか、交換条約で日本のものになった。正当な手続といいますか、これを踏んで日本の領土になったという意味では、歴史的に言えばこれは日本の領土。だから私たちはこのすべてをやっぱり返還を求める。これはポツダム宣言のいわゆる領土不拡大の原則に照らしても私は正当な要求だろうと思うんです。  それで今日問題になっておりますいわゆる軍事施設が国後、択捉で設置されたという点については、いまのソ連が行っている千島の占有状態を……

第87回国会 外務委員会 第1号(1978/12/23、11期、日本共産党)

○立木洋君 この協定についてお尋ねする前に、最近アジアでいろいろな動きがありますので、その点について若干お尋ねをしたいと思います。  米中が国交正常化したということがアジアの状況にどういう影響をもたらすのか、その点について大臣の御見解をまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この米中国交正常化の問題について、中国側がどういう見解を発表されておるかということは大臣先刻御承知のことだろうと思いますが、中国側の見解については大臣はどういうふうな認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 華国鋒首相がこの点に関する記者会見を行った中で、当然米中正常化が長い間の希望であったという歓迎の言葉が述べられてお……

第87回国会 外務委員会 第3号(1979/02/20、11期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣、暴支膺懲という言葉がありましたよね。大臣御承知だと思うんですが、かつて盛んに叫ばれた暴支膺懲というのはどういう意味だったでしょうか。
【次の発言】 いや、その暴支膺懲の中身をちょっと言ってやってください。
【次の発言】 それはいつごろ言われた言葉だったですか。
【次の発言】 つまり中国はけしからぬからこらしめてやるというのが、日本がかつて中国を侵略したとき、これが盛んに叫ばれてやられたことだったわけですね。そういう暴支膺懲という言葉が叫ばれて、中国に対してかつて日本がとった行為について、大臣、いまはどのようにお考えでしょうか。

第87回国会 外務委員会 第4号(1979/02/22、11期、日本共産党)

○立木洋君 水鳥の方からお尋ねしますけれども、この湿地に関する条約ですね、これに加入すればどのような国際的な義務が生じるのか。これはいろいろ指定していく上でも、地元の人々の了解を得る上でも、いろいろ誤解が生じたりして困るようなことがあってはいけないわけですから、国際的にどういう義務が生じるのかということを最初にはっきりさしておいていただきたいと思うんですが。
【次の発言】 その点について後でもう少しまたお尋ねしますけれども、ここで言われている「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地」というふうになっていますですね。日本だけで湿地が、ここが重要で、あすこが重要でないじゃなくて、これは「国際的に……

第87回国会 外務委員会 第6号(1979/03/01、11期、日本共産党)

○立木洋君 文化協定に関連して一言だけですが、文化交流は相互の国の国民の理解を増進して、これは長期的に見れば友好関係を増進しながら日本のあり方、日本の考え方、民族の問題等々を十分に理解していただく、これは今後の外交上の問題としては非常に重要な点だと思うのですね、ただ単なる経済交流だけではなくして。  いままでのところを伺えば、文化協定が結ばれているのは十七カ国、その他文化交流に関する交換公文ですかが数カ国ありますけれども、やはり今後の世界の情勢を考えていった場合、特に開発途上国との文化交流だとか、広範な世界、何しろ百五十近くもある国の中で協定が結ばれているのがまだ十七カ国。これは一面から言いま……

第87回国会 外務委員会 第7号(1979/03/20、11期、日本共産党)

○立木洋君 いままでも当外務委員会で中国のベトナム侵略行為についていろいろお尋ねしてきたわけですが、この点については、大臣は、覇権行為であるとも言ってないし、覇権行為でないとも言ってないと、事態の推移を慎重に見守りたいというお話でありました。あれからもうすでに一カ月の経過を経ているわけですが、中越関係のこの戦争問題ですね、これについて現状どのようにお考えになっているのか、また、この問題に関して、現在の時点でどのような評価を大臣がお持ちになっているのか、最初にその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今度の評価という点にはまた大臣お触れにならなかったわけですが、これはもう再度お尋ねしてもお……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/24、11期、日本共産党)

○立木洋君 大平総理が近く訪米される予定が発表されたわけですが、その下準備ということで外務大臣は先般訪米なさってこられたと思うんですね。  それで、けさ午前中からいろいろ問題になっておりました日米経済関係の問題について、いろいろな委員からすでに質問がありましたけれども、しかし、もう一つはやはり今日の世界情勢、とりわけアジアの情勢を踏まえながら、こういう情勢の中で日本とアメリカとの関係がどうあるべきかという問題ももちろん重要な問題ではなかっただろうかというふうに考えるわけです。そういう点で外務大臣がブラウン米国防長官と九日の日に話し合われたときに、日米安保関係の問題を中心にしてどういうふうな意見……

第87回国会 外務委員会 第9号(1979/04/26、11期、日本共産党)

○立木洋君 今回の交渉で確かにいま漁獲量から言って減船は避けられた。それから禁漁区の拡大、これも撤回さした。しかし、状況を見てみますと、やっぱり操業期間の問題、それから魚種の問題等々、やっぱり規制が一段と厳しくなってきていますし、それから漁業協力費の問題でも大変な引き上げか行われた。こういうことを考えてみると、今後の展望として、和戦両様という言い方をさっきされておりますけれども、相当今後の見通しをも重要に考えなければならない時期に来ておるんではないか、今後どうするかという問題をですね。  それで、この締結が行われたときに、長官が記者会見で述べられているこの意味をちょっとお尋ねしたいんですが、今……

第87回国会 外務委員会 第10号(1979/05/08、11期、日本共産党)

○立木洋君 この条約に関連して、水難救助の問題をお尋ねしたいと思うんですが、SOLAS条約では、第五章「航行の安全」の第十規則で、海上における船舶の船長は遭難しているという信号を受けたときも全速力で遭難者の救助に赴かなければならないというふうになっていますが、この点、日本ではどのようになっているのか、最初に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまちょっと述べられたんですけれども、遭難信号が発信されて具体的に海難救助を行う場合には、どういうような段取りといいますか連絡を取り合いながらやるのか、具体的に現在どういうふうに行われているのか、もし少しちょっと説明していただきたいと思うんですがね。

第87回国会 外務委員会 第11号(1979/05/22、11期、日本共産党)

○立木洋君 国際人権規約の審議を行っているわけですが、基本的な人権の問題、あるいは民族の主権の侵害の問題として久しく議論されてまいりました金大中事件について、午前中の質疑もありましたけれども、きょうは、その点について特にお尋ねをしたいと思うんです。  きょうは、大臣がおいでになりませんので、若干事実関係を最初にお尋ねしたいわけですが、日本政府、外務省としてはアメリカの国務省から届くことになっておるいままでの百四十二通の公電のほか、さらに百一通の秘密公電をも要求したという趣旨の報道がございましたが、これは間違いないでしょうか。
【次の発言】 じゃ、さらにその百一通とかというのは要求されていないわ……

第87回国会 外務委員会 第12号(1979/05/24、11期、日本共産党)

○立木洋君 国際人権規約が批准されてしまえばそれで終わりということではなくて、これから実際に人権が十分に守られ、保障されていくということが非常に今後大切なことになると思うんです。これはただ単にそういう権利が恵みとして与えられるという性格のものではなくて、やはり国民の一人一人が自覚を持って自分たちの権利がどういうものであるかを十分に認識し、そしてそれがみんなの力によって正しく保障されていく、そういう状態をつくり出していくということが少なくとも考えていかなければならない点になるだろうと思うんです。  もちろん留保されている問題についても、これは漸進的ということで徐々にそういう条件を整えていけるよう……

第87回国会 外務委員会 第13号(1979/05/28、11期、日本共産党)

○立木洋君 先日、外務省の方からいただいた資料で、国連が中心になって作成した人権に関する条約、今回のA規約、B規約、これを批准するといたしますと、人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約と婦人の参政権に関する条約、合わせて四つの条約に加入、批准しておるということで、あと十四残るということになるわけですが、これらの人権に関する条約について、今後、どういう方向で対応していかれるのか、局長の方から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いまお述べになった中で、戦争犯罪及び人道に対する罪に対する時効不適用に関する条約というのは局長は触れられなかったわけですが、これは一九六八年国連で採択……

第87回国会 外務委員会 第15号(1979/06/05、11期、日本共産党)

○立木洋君 先般、アメリカの秘密公電が明らかにされてから、政府、外務省当局としてはこれについて検討を開始し、しかるべき早い時期に結論を出すように努力をするというふうに言われましたけれども、きょうの総理の御答弁は、その検討がすべて終了し結論を得たという段階での御答弁なのか、あるいは検討はまだ進行中であるけれども、現在までのところ、このように考えておるという意味での御答弁なのか、まず、その点最初にはっきりさしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 これはもう明白なことですけれども、総理のお考えをお伺いしておきたいんですが、日本の捜査当局では金東雲というのは金大中を連行した犯人の一人であると……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/03/24、11期、日本共産党)

○立木洋君 防衛庁長官にお尋ねしますが、いまの自衛隊は天皇の軍隊だというふうにお考えになっているかどうか。
【次の発言】 それじゃ改めてお尋ねしますが、軍人勅諭の冒頭はどういう書き出しで始まっていますか。この軍人勅諭はどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 どういう書き出しか忘れましたか。
【次の発言】 それじゃ、現在の憲法のもとでこの軍人勅諭は法的にはどうなっておるでしょうか、法制的には。
【次の発言】 大臣が言わないから私が言いますが、この冒頭の書き出しは、「我國の軍隊は、世世天皇の統率し給ふ所にそある。」――思い出しましたでしょうか。この軍人勅諭を自衛隊の基本精神あるいは規範と……


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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/11/14、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、台風二十号の被害についての対応で若干お尋ねしたいと思いますが、十六号よりも被害の大きかった台風二十号に対して、先ほど当初説明がございましたけれども、天災融資法や激甚災害法等々の発動の見通し、その時期等々をもう少し説明していただきたいんですが。
【次の発言】 最初に農林省の方からお伺いしたいんですが、今度の長雨、台風等によりまして、先ほども問題になりました穂発芽の状態が発生し、規格外米が大量に出ておる。先ほど言いましたように十月三十日ですか、政府の方の通達によりまして、食糧事務所の方に自主流通米として取り扱うというふうな説明がなされておるわけですが、宮城県等々幾つかの県でも積極……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 外務委員会 第1号(1979/12/06、11期、日本共産党)

○立木洋君 日米教育交流計画についてお尋ねしたいんですが、一九四六年にアメリカで確定されて、その後フルブライト・ヘイズ法としてその内容が拡大され、これらの計画がすべてアメリカの国務省の管轄下で進められてきたと思うんですが、そのねらいが一体どこにあったのか、アメリカ政府としてのねらいを日本側はどういうふうに考えていたのか、その点について伺います。
【次の発言】 平岡さんの説明を聞いていると大変美しく聞こえますがね、私はそういうものではないと思うんですよ。このフルブライト・ヘイズ法が拡大されて事実上進められてきた経過というのは、アメリカの対日政策の中でこのフルブライト法に基づくいわゆる文化教育交流……

第90回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1979/12/07、11期、日本共産党)

○立木洋君 長官、灯油の価格の問題でお尋ねしますが、御承知のようにあれ指導価格外したのが五月でしたか、それから第一次の値上がり、まあ第五次まで値上げが進んで十二月になってから第六次ということが進んでいるわけですね。これは私いろいろ調べてみますと、たとえば青森県の県庁の調べによりますと、十一月の段階で一かん千九十八円、昨年同期が六百三十六円ですが、岩手の場合ですと千六十三円、秋田の場合ですと千六十五円というのが十一月段階の価格でした。さらに、先ほど同僚議員からの質問もありましたように、第六次が値上げされて北海道では千二百円にものぼるという状況になっているわけですが、この大変な値上がり、これは国民……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 外務委員会 第2号(1980/03/04、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、いま問題になりました大臣の訪米の問題ですが、私も最初にそのことに関連してちょっとお尋ねしたいんですけれども、大臣が訪米されるのが三月の十九日から二十三日までというふうに聞いております。御承知のように、ちょうどこの期間というのは参議院で予算の重要な審議が行われる日程であるわけですね。これは、参議院を軽視して外務大臣が訪米するのはけしからぬと言えば、いや、決してそうではございませんと、軽視はいたしておりませんといって答弁が返ってくると思うので、そのことを改めて私の方から質問はいたしませんけれども、しかし、問題はそういう重要な国会審議の日程の過程であえて五日間外務大臣が訪米される。……

第91回国会 外務委員会 第3号(1980/03/27、11期、日本共産党)

○立木洋君 今日の状況の中で、アメリカ側からいわゆる日本の防衛費分担増の問題について、防衛分担増の問題について、矢継ぎ早に要望が出されてきた。先般そういうこともあって外務大臣訪米されてきたわけですが、それらの内容については前回も幾つかお尋ねをいたしました。きょうは時間がないので、その中での問題になっておる一つの点、在日米軍の駐留費分担の問題ですね、この点についてお尋ねをしたいと思うんです。  これは外務大臣が訪米されてからいろいろ日本側の態度について説明をされた点、アメリカ側からは評価をされたというふうに新聞で報道されております。さらに、帰国されてから大平総理の方からこの駐留費の分担についてさ……

第91回国会 外務委員会 第4号(1980/04/01、11期、日本共産党)

○立木洋君 いま議題になっております条約に入る前に、前回との質問でちょっとお尋ねしておきたい点があるのでお尋ねさしていただきますが、三月の二十八日の新聞の報道によりますと、バンス・アメリカ国務長官が、二十七日にアメリカの上院外交委員会で、八〇年代のアメリカ外交方針を説明した、その中で、日本駐留の米軍が中東などに出動できるよう日米安保条約の適用範囲を広げるよう日本に事実上要請したという報道があるんですけれども、この事実関係について最初に御説明いただきたいと思うんです。
【次の発言】 この問題についての解釈のやりとりをまたやっておりますと、これは大変長くなるし、また大臣にいろいろお尋ねするとまた議……

第91回国会 外務委員会 第5号(1980/04/08、11期、日本共産党)

○立木洋君 私も本題に入る前に、けさのカーター米大統領の発言、これは日本の今後の外交にとっても非常に重要な点でありますので、二、三お尋ねしておきたいと思います。  先ほど大臣が発表された談話の中身で、今回とったカーター米大統領のこういう措置といいますか、これは理解できるところであるという内容でございましたけれども、この理解できるところであるという点をもう少し御説明いただきたいのですがね。どういう意味合いなのか、今後のやはり日本がこの問題に対処していく主な点になるだろうと思いますので。
【次の発言】 先ほども問題になりましたように、いろいろと経緯が二転三転しているわけですけれども、いままでこうし……

第91回国会 外務委員会 第6号(1980/04/10、11期、日本共産党)

○立木洋君 大臣、先日イラン問題に関するカーター米大統領の発言ですね、外交関係の断絶やあるいは輸出の全面的な禁止、こういう制裁措置については同調すべきではないということを私は主張いたしました。またもう一点は、こうした事態がさらに危険な状況に進んでいく可能性が全くないわけではないので、こういう点についてはアメリカ側に対してもう大臣はきちっと日本の立場を申し述べるべきであるという点を、前回、私の方で述べて、大臣の御答弁をいただいたわけですが、きょうのいろいろな議論の進展の中で、同調する点もあるし同調できない点もあるというお話です。その点最初に確認しておきたいんですが、つまり、いまアメリカが提起して……

第91回国会 外務委員会 第7号(1980/04/24、11期、日本共産党)

○立木洋君 農林水産大臣、いわゆる二百海里時代と言われるような状況のもとで各種の漁民の方々の意向を聞いてみますと、政府の示す二百海里時代における漁業政策といいますか、これに対してはきわめて見通しが持てないというか、十分な確信を持って今後やっていくというふうな状況にないというようなことが各地で言われているわけですね。この問題についてきょう全部取り上げてお尋ねすることができないわけですが、そのうち、先日も日韓漁業問題で実務者会談等々をやられ、また週休明けに引き続いて行われるというお話もありますので、その点にしぼってきょうお尋ねしたいと思うんですが、この問題というのは、二百海里になってからずっと繰り……

第91回国会 外務委員会 第8号(1980/05/13、11期、日本共産党)

○立木洋君 私も先ほど来、いろいろ問題になっている点について重ねてお伺いしたいんですが、きょうの大臣の御答弁を私も注意深く聞いておりました。日米首脳会談で問題になりましたいわゆる防衛力の増強問題ですが、出発される前大平さんが言われていたのは、ああいう中期業務見積もりというものは単なる資料である、だからそれを一々取り上げて云々するというようなことはあり得ない、というふうなことまで言われていたわけですね。そして、いわゆる防衛力の増強等々の問題は、これは自主的に判断すべきことである。ところが、御承知のようなアメリカでの会談の内容を見てみますと、きわめて積極的に受けとめておる。単なる資料にすぎないなど……

第91回国会 農林水産委員会 第7号(1980/04/08、11期、日本共産党)

○立木洋君 この改正案につきまして、大臣の提案理由の説明の中では、制度が農業事情の変化の実態に即応しない面があらわれてきておるので、そういう点から第一に果樹共済の改善と合理化という点が挙げられていると思うんです。それで、お話をお伺いしますと、このことによっていま膨大な保険収支上の赤字を解消したいし、さらには大変加入率が低いわけですから、これを何としてでも高めて改善していきたいというふうな御趣旨だと承っているわけです。しかし、この赤字が出てきた原因が一体どういうことにあったのか、その背景が一体どうなっていたのかということがやっぱり明確に把握されないと、これは今後の改善の上で実際に生かされないとい……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/03/24、11期、日本共産党)

○立木洋君 外務大臣、きのうアメリカからお帰りになったそうで、時差で大変だろうと思いますけれども、御答弁の方は誤差のないようにひとつお願いいたしたいと思います。  今回の訪米でアメリカの首脳といろいろ会談されてきたと思いますけれども、特に国際情勢の問題あるいは日米安保条約の運用の問題、あるいは防衛費分担等々の問題についてどのような話し合いがなされてきたのか、最初に御説明願いたいと思う。
【次の発言】 日本の軍事費の着実かつ顕著な増額の要望ということが出されたようでありますけれども、この点については具体的にはどういう内容で、大臣はどのようにお話をしてこられたのでしょうか。


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 商工委員会、外務委員会、農林水産委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1978/06/07、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、先般日韓大陸だな協定のときにも、この問題については幾つかお尋ねをしました。主権の問題、経済権益の問題、その他幾多の問題をお尋ねしたのですが、十分な納得のいく回答が得られなかったし、大変な問題が残されておるという点で、本日は二つの点にしぼってお尋ねをしたいと思うのです。  それで、この日韓大陸だなの共同開発についての問題ですが、南部の境界画定をめぐる問題で、いわゆる沖繩海盆までが韓国の大陸だなだ、ですから、そこまでを大陸だなの外縁だと韓国が主張していたように記憶しているわけですが、韓国がそういうふうに述べた根拠について改めてお尋ねしたいと思うのです。

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○立木洋君 御承知のように、ことしの冬は二十数年ぶりの大雪とかということで非常に雪害も生じまして、この雪害地帯における方々の中からこれに対する対策を拡充強化していただきたいという要望が多く出されてきている点については長官も十分に御承知のことだろうと思いますが、その点に関連して本日は幾つかお尋ねしたいと思います。  最初に、特別豪雪地帯の指定の問題につきまして、去る五十二年の五月十九日、衆議院の災害対策特別委員会で決議がなされました。現在その指定基準の見直しの作業が小委員会で行われておるというふうに承知しているわけですが、その審議の状況についての主な点を最初に御説明いただきたいと思います。


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本共産党)

○立木洋君 造船不況の問題についてお尋ねしたいんですが、造船の過剰設備、これを処理する上でいろいろ深刻な事態があるようでございますけれども、その処理の方法として、先般通過しました特定船舶製造業安定事業協会法、俗に買い上げ法と言われていますけれども、これの実施状況、申請を希望された事業主がどの程度あるのか、その実施状況についてお尋ねしたいんです。
【次の発言】 報道等ではこの買い上げ法の第一号に函館ドックがなるんではないかというふうなことが言われておりますが、先日も函館ドックの問題では大臣にお話しを申し上げていろいろ御検討いただき、その後のお話では大分御努力をいただいたというふうなことであります……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/29、11期、日本共産党)

○立木洋君 最初に運輸大臣にお尋ねいたしたいわけですが、けさも議論になっておりましたように、東低という問題が大分問題になりまして、いろいろ改善してほしい、もっとよりよくしてほしいという要望は大分多いわけですね。ところが、今度の国鉄再建基本構想によりますと、あれを基準にしてみると、切り捨てられるいわゆるローカル線ですか、北海道、東北を合わせますと、全国の線の件数からすると、約半分近くになるわけですね。それからキロ数にするとこれまた北海道が約二分の一、もうそれは私が言わなくても、大臣北海道にお住まいだからよくおわかりだろうと思うんですけれども、これは、やはり今後の国全体を開発していかなければならな……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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