このページでは志苫裕参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○志苫裕君 私は、日本社会党を代表をして、ただいま報告のありました農業、林業、漁業に関するそれぞれの報告について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 三木総理には御静養のところ、おいでいただきまして感謝いたしますが、無理のない程度にお答えをいただきたいと思います。 さて、ことしの農業白書は、端的に言って、不況は農業発展のチャンスだという見方をとっております。つまり、わが国農業は、これまでの高度成長のもとで、消費水準が急に上がったり、労働力や土地の流出、生産資材の高騰、地力の減退、生態系や環境の問題など、さまざまな困難を抱え込んでいたが、景気の鎮静化、不況で消費の伸びも山を越し、農地の転用……
○志苫裕君 私は信濃川水系一級河川鳥屋野潟のことについてお尋ねをするわけですが、なかなか地方の土地カンがありませんとわかりにくいと思いまして、若干の資料をお配りをいたしております。これを参考にしながら、若干お尋ねをしたいと思うんであります。 まず一般論としてそれぞれお伺いをいたしますが、まず河川でありますが、この場合には一級河川を例にとりますが、河川は所有権その他財産権の対象となり得るかどうか。後ほどこの一級河川鳥屋野潟についてさまざまなお尋ねをするつもりでおりますので、その大前提としていま申し上げましたように、河川は所有権その他財産権の対象となり得るかどうか。特にこの場合には建設省からもお……
○志苫裕君 私は通告をしておきました一級河川信濃川水系鳥屋野潟の整備計画についてお尋ねをするんでありますが、大臣就任以来初めてのことでもありますので、最初にちょっと一つだけ大臣にお尋ねしておきまして、それから少しこまかい問題に入ろうと思います。 いわゆる金脈問題の解明あるいは調査、追及等が行なわれておりますけれども、実は幾つかの事件とでもいいますか、それらが建設省の行政分野に実はかかわることが多いことを私ども調べてまいりまして、大臣にも注意を喚起したいと、このように思うわけです。きょうの私の質問はそういうことには直接関係はないんですが、ただどうしても建設省の分野にそういう事柄が多いので、今日……
○志苫裕君 新人ですからおそるおそる質問をいたしますが、少しこう初めてですから、慣例にそぐわぬ点があるかもしれませんが、我流でやりたいと思います。 実は独禁法の問題と合板のカルテルの問題、二つを通告をいたしておきましたが、最初に独禁法の問題について若干お尋ねをいたします。 平均的な国民の感覚でお伺いしたいと思いますが、率直に申し上げて、独禁法あるいはそれを扱う公取委員会というようなものは従来あまり一般大衆にはなじみが深かったとは言えないと思うのですが、またその取り扱いというのもどっちかというと法の重さに比べて非常に軽く扱われ、あるいは法律を骨抜きにするのかどうなのかという議論だけがいままで……
○志苫裕君 限られた時間のようでありますから、最初に一般的なことを簡単にお聞きしまして、後刻柏崎の問題についてお尋ねする予定です。 開発を急ぐのではなくて、安全の確認、国民的な合意の取りつけというものに力を注ぐべきだという、そういうことがだんだん大方の合意になりつつあるわけでありますが、三木総理も予算委員会等では、特に安全性の確保、国民の理解と信頼を確保することに全力を挙げる、これはどうもいままで十分でなかったという発言をしばしば行っておりますし、特にこの長官の所信表明を私ずっと過去のものも点検してみたのでありますが、初めてことしの所信表明の中で、「その安全性について、必ずしも国民から万全の……
○志苫裕君 いま杉山委員からもいろいろと伺いましたので、ダブるところは省きますが、おいでになっていますか、内閣――。私は中心は柏崎部会のことに置きますけれども、ちょっとそこへ入ります前に少しお伺いをしておきます。 まあ原子力問題、安全性の確保、国民の理解と信頼の取りつけというものが重点課題だということになって、いわゆる見直し作業が進んでおるはずでありますが、その現状をあらまし聞きたいわけであります。 一つは内閣の方から、原子力懇談会が六回にわたって持たれておるようでありますが、主として何が問題になって、そろそろ問題点がしぼられているか、いつごろまとめに入って、それはどのような形で生かされて……
○志苫裕君 この間、趣旨説明いただきましたから、法案の内容は承知しておるんでありますが、まず、この豚の水胞病ですが、いろいろ説明によりますと、一九七三年の十一月、神奈川県を中心にして発生をしたといういきさつをたどっておりますが、これの侵入経路はどのような経路になっておりますか。
【次の発言】 どこから入ってきたのかわからぬということなんですがね、これは何か記録によりますと、諸外国でもいろいろと発生しておるようですが、ちょうど一年前にイギリスで初めて水胞病として確認をされた。日本では、これは初めて出ておるもののようですが、諸外国との関係でいきますと、何かその辺の、あの辺で見当のつくようなものござ……
○志苫裕君 農振法の審議に先立ってちょっとお伺いしておきたいんでありますが、二月二十日の本委員会におきまして、農林大臣は、五十一年度以降の稲作転換事業について、米の需給その他を見で六月ごろまでには決めたい、こう述べておるんでありますが、その方針は決まりましたか。
【次の発言】 六月中にはという御答弁ですが、さまざまな検討要素としては、何が入っておって、大体方向はどっちの方向を向いているんでありますか。
【次の発言】 いずれまた、委員会が続いておりますから、適当な時期にお伺いしますが、そろそろ米価の時期にも入るわけでありまして、米の需給問題というようなのは、米価の問題とからむようでいて、からまぬ……
○志苫裕君 改正法案のことに入る前に、ちょっとお伺いしておきますが、さきに可決をされました伝染病予防法の改正案の審議の際に、私は牛の異常産、アカバネウイルスの問題に触れていろいろとお尋ねしたのでありますが、そのときに早い機会にワクチンの製造もやろう、こういうお話だったのですが、具体的にワクチンの製造の作業というか、研究ですか、これがどの程度進んでおるのかお伺いしたいのですが、聞くところによりますと、技術研究会議の重点研究テーマに入っていないやに聞いておるんでありますが、その辺の事情について。
【次の発言】 いまいろいろな経過はわかりましたが、この間の審議の際にも大体それに似たような答弁をいただ……
○志苫裕君 最初に、この間六月の十三日ですか、五十年の何か農業観測出ておったようですが、ことしの需給見通し、まあ生産見通しといいますか、それはどうなっていますか。
【次の発言】 済みません。米について……。
【次の発言】 いまのお話でいくと、五十一年の帳じりのときに百五十万トン、それがいわゆる百五十万トンの備蓄計画という話になってきているんだと思うんでありますが、備蓄計画というのはそれから先のことといいますか、将来展望というふうなものはいまどの程度立てておられますか。
【次の発言】 そうすると、当面考えておるのは常時百五十万トンぐらいをと。将来のことはなお検討したいというんですが、六十年の長期……
○志苫裕君 少し国会の状況もざわざわしていますので、余り質問の時間ないようですが、二、三の問題、簡単にお聞きしたいと思います。 質問に入る前に、ちょっと長官に見解を聞いておきたい。これは予告しておかぬで恐縮ですが、私、この間ちょっと機会がありまして、ソビエトのエネルギー問題といいますか、原子力の利用問題などを少し視察に行ってきたんですが、御多分に漏れず解決のできない問題などあって、いろいろと苦労されているようですが、そこで、あの国もやっぱり科学者といいますか、試験研究やっている者と行政の衝に携わっている者との間で表現も大分違うようですが、そこでひとつ非常に印象に残ったことをちょっと申し上げて……
○志苫裕君 きょうは青刈り問題、それから超過米の問題、時間があれば少し沖繩の農業の問題についてお尋ねしようと思って通告しておきましたが、冒頭に、国土庁が十五日に発表いたしました新全総点検作業中間報告「農林水産業の問題とその対策」というのが発表されておりますが、これに対する農林大臣の見解を伺いたいと思います。 実は、私はこれまだ詳しくは読んでおりませんが、ざっと見ただけでも、何とこうそらぞらしいといいますか、実は新全総そのものが農業を今日に持ってきた犯人じゃないかなあ、というような気持ちに打たれたんでありますが、しかし、見直しの時期に来て、まあ意気地のない農林省よりは言いたいことは言ってるとい……
○志苫裕君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○志苫裕君 私は、きょう主として柏崎における原子力発電建設計画の問題について質問する予定でありますが、その前に二、三のことを伺っておこうと思います。 私は、しばしば本委員会で原子力発電の安全性に関する論議を行ってきましたし、その主張をここで改めて繰り返す時間的余裕はありませんが、要すれば、わが国の原子炉に関する技術というのはまだ成熟されたものではなくて、実験研究を重ねる段階にある。また、安全性という場合にも、単に軽水炉の工学的な安全というだけにしばるのではなくて、環境放射能の影響であるとか、あるいは温排水の問題、燃料資源の確保、使用済み燃料及び廃棄物の処理、膨大な設備投資が日本経済に及ぼす影……
○志苫裕君 二、三お尋ねをいたしますが、その前に大平大蔵大臣の政局に対する認識を若干お伺いをいたしたいと思います。 率直に申し上げて、自由民主党は何をやっているのかわかりません。自民党がごたごたされるのは党内事情としてはそれで結構でありますけれども、ただ政権党が党内のことと日本の政治のこととをごちゃごちゃにされますと国民は大変迷惑をするわけであります。そこで三木内閣の主要な閣僚であり、実力者であり、派閥のリーダーであり、保守本流と、こう言われておる大平正芳氏の時局認識を問うわけでありますが、報道によりますと、大臣は五月の二十日の派閥の総会で、今日の事態は保守支配体制三十年のあかが積もってこう……
○志苫裕君 二、三お尋ねをいたします。 最初に社会福祉施設の労働条件の問題についてお伺いをいたします。労働省では五十年の七月に「社会福祉施設に対する監督指導結果の概要」というものを発表いたしましていろいろと努力をいただいておるのでありますが、これによりますと政府が福祉国家論をうたい上げていることとはうらはらに、公共施設においてさえもずいぶんと法律違反の状況さえもあるという状況が明らかになったわけでありまして、わが国の福祉政策はこの法律以下の劣悪な条件のもとで働く労働者によって支えられているか、さもなければハンディキャップを背負った人々の切り捨て政策で成り立っておるかどちらかということになるわ……
○志苫裕君 関連して。
PXLのことについてお伺いします。いま小谷委員とのいろいろ質疑応答がありましたが、それでも裏づけられるんですが、防衛庁がことしの四月二十九日までに東京地検の特捜部に出したとされるPXL選定をめぐる経過報告書は、新聞に掲載されている内容――私この場合、四月三十日の毎日新聞と言っておきますが、基本的に大体これに沿ったものですか。
【次の発言】 直接四月三十日付の毎日新聞で総まとめしているものについては触れないようでありますが、いまほどの小谷委員とのやりとりでも、ほぼ日付等の問題が符合しますので、私はこれを参考にしながら二、三お伺いをいたします。
まず第一に、これは予算委……
○志苫裕君 幾つかの通告をしておきましたが、少し時間も詰まっているようなので、あるいはカットすることが出るかもしれません。出席者にあらかじめ御了解いただきます。 まず最初に、アメリカの多国籍企業の一つでありますユナイテッドフランズ、これが例のアメリカ証券取引委員会の調べによりますと、ロッキード同様の不正行為を海外で働いておると、こう言われておるわけでありますが、ユナイテッドフランズの不正行為の内容をどのように把握をしておられるか。言うまでもないことでありますが、それらの事件に日本の商社等が関与している事実はないか、農林省の現在の状況をお伺いするところであります。
○志苫裕君 きょうは、国民食糧会議の問題と、不況と農業の関係、それから地方における政策動向と農林省の政策との関係、そういうものを中心にいたしまして、それから農林行政と地方財政負担、そういう項目について通告をしておきましたが、時間の関係もありますから、やれるところまでやって、お尋ねをしたいと思うんです。 実は、去年の白書に次いでこのたびの大臣の所信表明で、実はわが国農林漁業が容易ならぬ事態にあるということが明らかにされました。特に、大臣所信表明の末尾のくだりは、私は、あのわずかな文字から危機感のようなものを感ずるんでありまして、それに対しようとする大臣の決意も出ているように感じます。決意を多と……
○志苫裕君 私は、農業者年金基金法に焦点をしぼりましてお伺いをいたします。
まず、私自身、この法制定のいきさつにはかかわりがないので、当時の経過を調べたり法律を読んだりするのでありますが、率直に申し上げて、本法の目的、ねらいが何であるのか非常にわかりにくいわけでありまして、たとえば社会保障審議会の答申などにおいても社会保障制度における年金のあり方としては疑念が表明をされておるし、農業の政策的要望ということで消極的に受けとめている節もあるようでありまして、私は、改めて本法の目的、ねらいは何なのかお伺いを、まず、したいわけであります。
【次の発言】 そういうことは、この法律の第一条にも書いてある……
○志苫裕君 先ほどの法務大臣自身の発言の中にも、あすかあさってはもうおやめになると、こういうことでありますから、大変どうも御苦労さまでした。しかし、断っておきますが、労はねぎらいいたしますが、必ずしもほめるというわけではないわけであります。で、わずかな時間の間にいろんなことをお伺いするのも恐縮でありますが、いま久保委員からもいろいろお尋ねがありまして、幾つかの見解や判断が述べられておりますが、できるだけダブらないようにして、若干まず法務大臣にお伺いをいたします。 選挙の結果は、自民党に厳しい国民の審判が下ったわけでありますが、三木総裁などによりますと、その原因はロッキード事件あるいは分裂選挙……
○志苫裕君 ちょっと関連して。 ちょっといまの点に関連しますが、私も実は新潟にいまして、ずいぶんこればっかりやっていたんですよ。そこで、いまあなたがおっしゃるように、確かにあの種の統計では、本当に欲しい医師が幾らで、足りない医師が幾らかというのは出にくいと思うんですが、自治体単位ではずいぶん最近はもうこれ神経使って対策していますから、調べる気になれべ調べられます。 ただ、統計だけですと、もともと医師が、診療所があって医師がいたんだけれども、いないもんだからやめたとか、それから診療所、病院はあるけれども、しかし、特定の科の医師が充足をされない、何年も笛、太鼓で探し回ったけれども、ついに見つか……
○志苫裕君 ちょっと関連して。 いまの御答弁ですが、五十年度からこれは事実上この沿岸漁場整備開発事業はスタートを切っているわけですが、その当時はやはり五カ年計画で二千億とか三千億とか言われておりました。いまの長官の答弁ですと、身分不相応でそれを七カ年計画に引き延ばしておるわけですが、よく言われておりますように、水産庁の予算は漁港を引っ張ったら何も残らないと言われるぐらいに実は酷評をされて、この委員会でもさんざけつをたたかれているわけですよ。しかも、これからの先の展望を考えれば、遠洋が切り詰められてきますと、そこに重点を入れなけりゃいけないということがわかり切っておるわけですから、この点を私は……
○志苫裕君 私は、最初豪雪対策、雪の方にしぼってお伺いをいたします。
で、総まとめをしていなさる国土庁、豪雪対策本部の方にお伺いをしますが、今度の豪雪をめぐってさまざまな対策が講じられたわけでありますが、関係住民、関係方面からさまざまな豪雪対策の要望があって、それらのうち、処理というか、措置ができたものと、それから、制度その他の問題で十分に措置を講ずることができなかったというものと、項目別にちょっと分けて御報告いただけますか。こういう点はできたが、こういう点はだめだったというようなことで整理をできますか。
【次の発言】 じゃ、少しぼつぼつ中身を聞きますが、いまのまず第一番目に手当てをしました……
○志苫裕君 私は、きょうは通告をしておきましたように、五十二年度の地方財政対策と自治行政におけるたてまえと本音といったようなものを少しお伺いをしよう、こう思います。
最初に、まず五十二年度地方財政対策ですが、すでに衆議院でも、また本委員会でももう論議し尽くされておる感もありますので、少しそれらを問題点を整理する意味でちょっとお伺いしますが、まず、今日の事態は地方交付税法六条の三第二項の規定に該当するとお考えですか。
【次の発言】 次に、確認を求めますが、この交付税法六条の三の二項は、行財政制度の改正をまずやって、それでも足りないときは税率の改定もする、あるいは考えるという二段構えに解していい……
○志苫裕君 原子力発電の問題について若干お伺いいたします。
実はきのう、場所は違いますが科学技術の委員会で、電調審に先駆けて行われる環境審査について、どの範囲でどの程度のものが行われるのかということを確かめたわけでありますが、これは同様に電調審を受け持つ経済企画庁にお伺いするわけでありますが、環境審査のデータというふうなものは電調審ではどの程度の扱いをされているんでしょう。
【次の発言】 そうするとあれですか、電調審というところは、通産省が事前に行った環境審査というものはまるっきり見ないわけですか。大体そういう手続が終わっておるという形式の確認とでもいいますか、それをするだけであって、その審……
○志苫裕君 大臣ね、先ほど天下りの議論がありましたが、私は、よしあしをいま議論しようとは思いません。概して評判が悪いということだけは申し上げておきたいと思うのです。 そこで、ちょっと気がついていることで、やっぱり御注意を喚起しておきたいのでありますが、たとえばささやかなことですけれども、「このたび自治省へ帰ることになりました。」こういうことを、抜け抜けと地方議会なんかでよくあいさつする。帰ることという発想の中に、ずいぶん問題意識のずれがあるような気がするわけです。私は、そういうことを幾つか体験をしながら、やっぱり皆さんの方で考えておくべきだと思いますのは、たとえば二年ぐらいの間に自治体の中で……
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