志苫裕 参議院議員
13期国会発言一覧

志苫裕[参]在籍期 : 10期-11期-12期-|13期|-14期-16期-17期
志苫裕[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは志苫裕参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

志苫裕[参]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第5号(1984/02/10、13期、日本社会党)

○志苫裕君 社会党を代表して幾つかのお尋ねをいたしますが、通告をした質問の前に、今も降り続いております雪の対策について政府の対応をお伺いいたします。  日本海側を中心とする雪は、既に五六豪雪を上回る地域も出て、人命を失うなど大きな痛手を受けております。政府は、災害救助法を発動するなどそれなりの手を打っておりますが、なお万全を期されるとともに、特に交通確保のための除雪費用が底をついてしまった自治体も多いので、とりあえずは五六豪雪の例に倣って特別の措置を講じられるよう、即席で恐縮ですが、雪国の人々のために総理の言明をお願いしたい、かように考えます。  さて、本題に入ります。  まず、新聞の投書欄か……

第101回国会 参議院本会議 第21号(1984/07/11、13期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、日本社会党を代表して、ただいまの趣旨説明に関し若干の質問を行います。  「「警察官僚」が日本を制圧する」というショッキングなレポートが本になっておりますが、そこでは、かつて警察国家と言われた時代に地方を統治し、警察権も握った血統を持つ官僚集団の内務省復活のもくろみが追跡されております。名づけて新内務官僚。彼らには、内務省解体によってつくられた戦後の日本が欠陥だらけで、およそ行政の統合力が欠けているように映る。一方、民主警察のあかしとしてその職務を限定されたはずの警察は、いつの間にか総合治安対策を唱えて国の隅々にまで目を光らすほどにはみ出しております。これらの新内務官僚たちは、……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 参議院本会議 第11号(1985/04/05、13期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和六十年度予算三乗に対し、反対の討論を行います。  中曽根政権誕生以来二年四カ月、この間の総理は「戦後政治の総決算」をうたい上げ、すべての価値の中心であり国政の規範である平和憲法をないがしろにして、ひたすら軍拡路線を突っ走るとともに、アメリカ・レーガン政権の世界戦略に深くコミットして、スターウオーズ構想にまで理解を表明するなど、その言動は平和を愛好する日本国民の気持ちを逆なでするものであって、厳しく糾弾されなければなりません。  また、中曽根総理は、行政改革を金看板に掲げて政権の座についたのでありますが、第二臨調の答申を金科玉条……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 参議院本会議 第7号(1986/03/24、13期、日本社会党)

○志苫裕君 日本社会党を代表して、地方税法と地方交付税法等の一部改正案及び六十一年度地方財政計画に関して若干の質問を行います。  まず、質問通告になくて大変恐縮でありますが、神奈川県逗子市では、池子弾薬庫跡に米軍住宅を建てたいという国の政策とのかかわりにおいて住民のリコール運動が展開され、これを推進する議会のリコールが成立し、反対の立場に立つ市長のリコールは不成立となりました。地方自治の本旨にかんがみ、住民の意思はあくまでも尊重さるべきであるが、まず総理の見解を求めます。  さて、昭和六十一年度の地方財政は、六十年度に続き、国庫補助負担率の引き下げがなければ収支が均衡するとされております。しか……

志苫裕[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

志苫裕[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/11/21、13期、日本社会党)

○志苫裕君 いま抑止論、防衛論議をめぐっておるのでありますが、ちょっといまのに関連をしますが、防衛大綱は基盤防衛力という立場に立って策定されたということになっているのですが、それとの関連はどうなりますか。
【次の発言】 言うている割りには答えてないので、時間がないから一問一答でいいですよ。  基盤防衛力論というのをとったはずなんです。抑止均衡論というのは、最近ここ二、三年声高に言い始めてきたわけだ。ですから、防衛大綱で言う基盤防衛力論というものに変化が来たのかどうかということを聞いているのですよ。
【次の発言】 おいおいと詰めますが、総理、いま脅威論、抑止論をやっておるのですが、総理はこれから……

第100回国会 地方行政委員会 第2号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと法案に入る前に二、三伺っておきますが、まず自治大臣、いわゆる政治倫理の問題、田中元総理の出処進退をめぐって御承知のような状況にあるわけでありますけれども、この問題についての自治大臣としての所見、閣僚の一員でもあるし、政治家個人でもあるし、どのような立場でもよろしいのだが、あなたの何か所見があればまず伺っておきたい。
【次の発言】 余りくどい問いかけはしませんけれども、刑事問題は、これはそれこそ二審も三審もあることですから、被告人として無罪を推定して争うということにわれわれどうこう言っておるわけでもないわけだし、しかし元総理大臣といえば世の中で言うと偉い人なわけでして、そうい……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1984/10/23、13期、日本社会党)

○志苫裕君 本題に入る前に大臣の所見を二、三伺います。  田川さんなのか自治大臣なのかちょっとその辺の区分けはわかりませんが、百一国会終了以来、田中元首相の言動について再三発言をなさっております。発言に共鳴するところはもちろん多いのですが、また、このまま放置すれば民主主義の危機を招くという認識にも同感でありますが、まずはひとつ真意を伺いたい。
【次の発言】 特に百一国会閉会直後の発言、さらに十月十二日のいわゆる田中判決一周年での発言、いろいろなことを言っておられるのですが、一々内容は問いませんが、あなたの特に、このまま放置するということは民主主義の危機を招くというその認識についてもう少し説明い……

第101回国会 地方行政委員会 第2号(1984/02/23、13期、日本社会党)

○志苫裕君 まず、国税が減ったので交付税法の改正という段取りになったわけですが、ちょっと国税の方から――大蔵省来ていましたかね。ちょっとお願いします。  これ中身を見ますと、自然減収の分と、それから政策減税に基づく政策減収分の両方にまたがっておるわけですが、私の理解が違っていますか。千五百億円の減税を決めたころのお話では、当初予定額は確保できる、大体そんな脈絡で話があって、そのように承知をしておったんだけれども、これは交付税で三百五十億というと一千百億ぐらいになりますかね、三税の方が。ちょっと済みませんが、それがどういう事情でどの税がどの程度落ち込むということになったんですか。

第101回国会 地方行政委員会 第5号(1984/03/31、13期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  行政改革の名のもとで、政府の経済財政政策を初めとする縮小均衡化政策は、国民生活はもとより、国、自治体間の税財政関係にも多くのひずみ、矛盾をもたらしております。とりわけ、昭和五十九年度に至っては、臨調答申の言う「自立・自助」を、何らの基盤整備を行うこともなく、国、自治体間の税財政制度にストレートに持ち込んでおることから、それは地方自治の発展を大きく阻害するものとなっております。  すなわち、政府の地方税制改正は、基本的思想の全くないままに取りやすいところから税を取り立……

第101回国会 地方行政委員会 第10号(1984/05/08、13期、日本社会党)

○志苫裕君 自治大臣、またしても兵庫県警ですけれども、まあ警察官も数が多いですし、二十数万人もおれば、二十数万の市のことを考えると、奇妙なやつもおる生言えばそれまでの話ですけれども、なかなか警察官となるとそうもいきません、これは。このケースは警察庁からも説明に来てくれたからその中のことは聞きませんが、どうなさいますね。毎回同じ答弁をここでされても困るんですが、まずは大臣の所見を伺っておきたい。
【次の発言】 きょうは長官お見えにならぬで官房長いらっしゃるようですが、皆さんの方ではこの問題今どんな手を打っておられるかということと、関西の警察という話がありましたが、何だかあの辺はしょっちゅうこうい……

第101回国会 地方行政委員会 第12号(1984/05/11、13期、日本社会党)

○志苫裕君 どうも大変貴重な御意見ありがとうございました。社会党の志苫です。実は全体の時間が短いので、一括お尋ねをいたしまして、順次お答えをいただきたいと思います。  いろいろ御意見もございましたように、この委員会でも私どもの議論の中心は、果たしてこの五十九年地方財政対策、自治省の方では、これは新しいルールだとこう言うのですが、それが交付税制度の根幹である財源保障の機能を持ち得るものなのかどうなのかということが中心的に議論をされておるわけです。言いかえれば、財源確保の手段なのか、あるいは付則三条あるいは四条の改正というのが果たして本則の六条の三の二項のいわば代替手段なのか、あるいは全く別の論理……

第101回国会 地方行政委員会 第13号(1984/05/15、13期、日本社会党)

○志苫裕君 大蔵大臣、わざわざおいでいただきまして、たまには人の委員会もいいでしょう。  まず地方財政についての大臣の認識といいますか、所見を一、二お伺いしたいと思うんですが、国も地方財政もともに巨額の赤字を抱えておりますことから、地方財政対策に当たっては、国も苦しいんだから地方も我慢しろよという論理が使われるんですが、一見もっともなようですけれども、しかしよく考えてみると、これは国と自治体との性格あるいは制度、機能などの違いを故意に見落としているのではないかと、こういう感じがいたします。早い話が、国の財政という場合には現実の予算のことですけれども、地財計画の場合には、何せ三千三百に及ぶ大小の……

第101回国会 地方行政委員会 第14号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○志苫裕君 衆参を通じて地方財政対策など交付税法の改正に絡んで長い審議を続けてまいりましたが、それらの審議の経過を振り返りながら、大臣に幾つかの点で確認を求めておきたい、こう思います。  まず、今度の法律改正の目玉であります特例措置の問題ですが、大蔵大臣とも少しやりとりをしましたが、なかなか本委員会で大臣初め各局長が希望的観測も込めて答弁をしておるものとは若干ニュアンスが違う、随分ガードがかたい、そういう印象も受けます。いずれにしてもこの特例措置というのは、不足財源があった場合に、その不足額の一〇〇%からゼロまでの可能性を持つわけでして、大蔵の態度などから見ますと、限りなくゼロに近くなる懸念も……

第101回国会 地方行政委員会 第16号(1984/07/12、13期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと公安委員長の所感を伺っておきたいんです。  きのう、松山事件の判決ございまして、被告に――今度は被告ではないわけですが、まさに斎藤さんにすると半生をこういう問題に費やしたことになったわけですが、私、判決を全部読んだわけじゃありませんけれども、特にちょっと心を打たれますのは、例えば布団の襟当てについた血痕は後からつけたんじゃないかということが推認をできるようなくだり等もございまして、捜査当局にはそれなりに言い分があるのかもしらぬが、しかし判決はそれやこれやで無罪になった。一体、やっぱり捜査に瑕疵があったことになるわけで、まずは、こういう問題についての公安委員長の所見を伺ってお……

第101回国会 地方行政委員会 第18号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと関連。  衆議院で御努力いただきまして、今、岡田先生、草野先生のお話聞きますと、修正者の意図は大変明確にわかるわけです。法律ができますと、これはまたこれでだれかがこいつを運用するわけで、そこでまた解釈が行われる。その場合に我々は、岡田先生や草野先生から今お話がありましたように、修正者の意図が有権解釈だ。改正案そのものは政府がいろいろなことを考えて出したんでしょうけれども、それを直したわけですから、それはこういう意味だよとくどいほど言って直したのでありますから、それはやっぱり修正者の意図がこれは有権解釈になる。これを警察庁が確認をすればよろしいんです。  ところが、確認するか……

第101回国会 地方行政委員会 第21号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○志苫裕君 委員長。
【次の発言】 通産省、確認しますが、見てないというからなにだけれども、いずれ状況であなたおわかりのように、画面にゲームがちゃがちゃか出ているのを、何かソケット抜いたりしますと別の画面にころっと変わるわけです上ね。そういう実験があったわけで、我々も見たわけです。その実験が行われたそのゲーム機械が、これは電取法でどういう種類、どういう位置づけですか、その機械は。
【次の発言】 保安部長、先ほどの答弁、正確じゃないが、あの程度のものなら電取法上も問題はないと、こういう答弁ですね。電取法上問題ありませんか。
【次の発言】 私も素人だから、素人が聞いてまことに恐縮ですが、しかし電取……

第101回国会 地方行政委員会 第22号(1984/08/02、13期、日本社会党)

○志苫裕君 いろいろと衆参を通じて議論も重ねられておるわけですが、一巡目の最後の質問になりますので、少し繰り返しになる点が出ることもひとつ御了承をいただきます。  本論に入る前に少し外回りの問題を伺っておきたいのですが、長官、警察法第一条の「民主的理念を基調とする警察の管理と運営を保障し、」という目的規定がありますが、これはどのように理解なさっていますか。
【次の発言】 その民主的理念の中身を伺っているわけです。
【次の発言】 余り的確な感じは受けておりませんが、ではその次に行きましょう。  警察の管理と運営の保障というのはどうですか。

第101回国会 地方行政委員会 第23号(1984/08/07、13期、日本社会党)

○志苫裕君 本法案の審議もいよいよ大詰めに来ているようですが、衆議院を起点にいたしますと随分長い時間をかけて審議をしたような感じもいたしますが、しかし審議をすればするほど、対象の営業その他が多岐にわたっているせいもあり、また長い間法律に目的がなかったので次々といろんなことを書き連ねてきて、それをまたまとめ上げた、規定を整備したということから来る問題点などもあって、必ずしも今までのところで法案の趣旨なり目的とするところがそうすとんと胸に落ちているわけではありませんが、一応今までの経過を振り返りながら、少しまとめになるような質問をしたいと思います。  まず最初に、警察組織を管理する公安委員長、同時……

第101回国会 予算委員会 第7号(1984/03/19、13期、日本社会党)

○志苫裕君 私もいささかプライバシーにわたる質問をしたいと思っているんですが、小此木さん、私には質問する権利がありますか。
【次の発言】 総理、資産公開は政治倫理の上で非常に大事な問題でして、我々も意見も提案も持っているわけですよ。幸いせっかくあなた、この問題に手をつけて議会でも議論をしておるわけですから、できるだけいいものにした方がいい。そういう意味でいろいろとお伺いをしているのですが、公開の趣旨をめぐっては論議はありますけれども、政治家というのは大体余りいいことしていないので財産でもため込んだんだろうと、こういう不信感が一般にないわけではない。そういう意味ではガラス張りにした方がいいという……

第101回国会 予算委員会 第8号(1984/03/21、13期、日本社会党)

○志苫裕君 いろんな言い回しがありますが、田川さんはついていないと言うし、総理はついたと。総理と自治大臣の見解が違うわけですが、違う政党がやっておるんですから違って構いませんが、しかしそうなると、私は、実はそういう食い違いを持った連立政権の性格について本会議でただしました。改めてこの問題について少し中身に入りますが、総理、総理としては自民党単独政権の方がいいと思っていらっしゃいますか。
【次の発言】 総理、自民党の運動方針の原案のときは、政治的安定勢力の確保のため現時点における一つの選択ととらえて、あくまでも単独政権を目指すということじゃなかったんですか。

第101回国会 予算委員会 第9号(1984/03/22、13期、日本社会党)

○志苫裕君 田川さん、きのう、あなた、私の質問時間が切れたところで言いたいこと言ったみたいですけれども、要は社会党も変わっておるんだからおれのところでも変わったというような意味なんだろうね。私が問題にしておるのは、新自由クラブが雄図むなしく自民党の補完勢力になったのかということを聞いたわけ。社会党を引き合いにして変わりましたということなんですか。
【次の発言】 そういうことです。
【次の発言】 これ、長くやったってしようがないので、自主性を確保するということもおっしゃっておりますが、一般論でいきますと、大きい政党にごく小さい政党が連立をすると小さい政党は滅びてしまう。俗に死の接吻と言われるわけ……

第101回国会 予算委員会 第12号(1984/03/27、13期、日本社会党)

○志苫裕君 総理、あちらでは大変熱烈歓迎を受けたようでありまして、総理の言動にも大きな評価が与えられているようであります。しかし、日中間の真の友好は訪問期間中のわずかな期間のリップサービスだけで築かれるものでないことはもう当然でありまして、まさに問題はこれからだと思います。日本の外交スタンスが日中のみならず国際社会でのあらゆる分野で平和と友好を貫くかどうか、それによって顕証されていくだろう、このように存じます。  そこで、順次お伺いいたしますが、今度の首脳会談で取り上げられたもの、そのテーマの多くは去年の十一月に胡耀邦総書記おいでの際の会談の延長線上にあるようには思われますが、なお改めて新たに……

第101回国会 予算委員会 第13号(1984/03/28、13期、日本社会党)

○志苫裕君 当局の方から、この間の答弁をお願いいたします。
【次の発言】 今の答弁では説得力がないし、納得はできません。ただ、今若干数字の訂正ありましたが、この間のときには南一〇〇に対して北二三○、きょうは一三〇というふうに一〇〇も違っておりますが、いずれにしても、あるときにはミリバラを使い、あるときには防衛庁独自の推定を使い、しかも同じ日本政府の中でも、外務省は国際的に権威のある数字としてミリバラを使ったと。まさに答弁がまちまちであります。  いずれにしても納得できないんですが、これをやっておってもしようがないんで長官にお伺いしますが、私は防衛白書の記述の年々の変化であるとか、あるいは見出し……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/04/04、13期、日本社会党)

○志苫裕君 きょうは主として談合問題でお尋ねをいたしますが、その前にちょっと一、二問。  防衛庁長官、ワインバーガー・アメリカ国防長官の五月来日が伝えられておりまして、当然に日米防衛首脳会談なども予定されるでしょう。それで、例のアメリカの国防報告に盛られておるシーレーンの防衛慫慂が、要求されるといいますか、慫慂されることも考えられますし、また報道によりますと、シーレーン絡みでこの硫黄島の基地機能の強化というものが求められるとも言われておりますし、懸案の艦載機の発着場というのですか、訓練場というのですか、これの問題、いわば厚木の代替基地の問題についても決着が求められると思うんですが、日本側の対応……

第101回国会 予算委員会 第18号(1984/04/05、13期、日本社会党)

○志苫裕君 外務大臣、三月十九日の本委員会での資産公開のやりとりの中で、今お住まいの富ケ谷の土地建物は前に持っておった自分の土地を売って得た資金で求めたというお話でしたが、ところが三月二十九日の衆議院の予算委員会では、福交不動産からの借り入れを充てたと、このように述べておられるんですが、食い違っておるようですが、御説明いただけますか。
【次の発言】 資産公開はガラス張りに意味があるわけですが、なぜそのときにそのお話をされなかったんですか。
【次の発言】 今の家をお求めにたるのに福交不動産から一億円お借りになったんでしょう。
【次の発言】 前に持っておった土地建物というのは世田谷区代沢の土地のこ……

第101回国会 予算委員会 第20号(1984/04/10、13期、日本社会党)

○志苫裕君 農林大臣、大変御苦労さまでした。きのうこの委員会でも同僚委員からいろいろお話ありまして、総理からも詳しいお話を伺ったところですが、当事者として特につけ加えて御報告いただくことありますか。
【次の発言】 内容はもうすでに明らかになっているんですが、四年たてばやっぱりまた同じ問題にぶつかつて同じことの繰り返しになる。周りの環境がどのように推移するかにもよりますが、同じ対応の繰り返しということになるわけでしょうか。
【次の発言】 ちょっと今後のことを占う意味でもありますが、アメリカの大統領選挙の直前であるということはアメリカ側の態度にどのような影響を及ぼしたでしょうか。


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第5号(1985/06/21、13期、日本社会党)

○志苫裕君 五九中業の策定作業が、今もちょっと議論がありましたが大詰めに来ているようでありまして、可能な限り主要な点について内容の報告ができますか。
【次の発言】 時間がないから内容にちょっと入れませんが、特に局長が後段で述べました、いろいろなものを組み合わせた総合的な洋上防空体制あるいは能力を整えたいと。さまざまな細み合わせの中には、今もお話しありましたようにOTHレーダーであるとか、あるいは軽空母まではありませんがAEGIS艦とか、いろいろなものを組み合わせてくるわけでありますが、実は洋上防空能力、シーレーン洋上防空というこの考え方は大綱の内か外かという議論、今までは空の方はなくて海の方が……

第102回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1985/08/07、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  議事に先立ち、去る七月二十六日に発生いたしました長野市地附山地すべり災害により亡くなられた方々に対し御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る二日、青木薪次君及び松本英一君が委員を辞任され、その補欠として小山一平君及び村沢牧君が選任されました。  また、昨六日、坂元親男君、服部信吾君及び栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として夏目忠雄君、鶴岡洋君及……

第102回国会 災害対策特別委員会 第閉会後2号(1985/09/25、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月七日、伊藤郁男君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。  また、去る六日、鶴岡洋君が委員を辞任され、その補欠として服部信吾君が選任されました。  また、昨二十四日、仲川幸男君、吉村真事君、久保亘君及び青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として石井道子君、柳川覺治君、大木正吾君及び片山甚市君が選任されました。
【次の発言】 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。井……

第102回国会 災害対策特別委員会 第6号(1985/06/24、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました。まことに微力ではございますが、委員の皆様方の御協力をいただき、この重責を果たしてまいりたいと存じます。  どうぞ格別の御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第102回国会 地方行政委員会 第3号(1984/12/11、13期、日本社会党)

○志苫裕君 若干の前提を置きますが、我々は公社の民営化に反対であります。しかし、さきにもうたばこ会社法案は成立をしておりますし、電電会社も御審議中で成立の公算もありますので、そのことを前提にして、若干中身に関して質問します。  まず、たばこ消費税ですけれども、いろいろと説明を伺っておりますと、大体従来の枠組みとは変わっていないのですが、課税標準に従来の従価割に加えて従量割が入っておること、それから算定の仕方で、前年の一本当たりの平均価格を使わないで現年度の定価を使うということに変化があるようですが、従前の枠組みがこの二点で変わっているんですが、ちょっと変えた理由を説明してもらいましょうか。

第102回国会 地方行政委員会 第16号(1985/05/23、13期、日本社会党)

○志苫裕君 まず、地方財政対策からお伺いをしますが、六十年の地方財政は国庫補助負担率の一割カットがなければ収支均衡の状態であったと、こうされるんですが、地方財政参考試算、去年の見通しなどからいうとうれしい誤算ということになるのでしょうか、この原因は何ですか、簡単にひとつ答弁してください。
【次の発言】 検証してないからわからないけれども、念を押しますが、需要算定を小さく見積もったということはないですね。
【次の発言】 それじゃ、補助負担率の引き下げで五千八百億円が地方負担増、財源不足ということですな。この財政措置について以下二、三聞きますが、経常費系統二千六百億のうちの一千億円は交付税総額に特……

第102回国会 地方行政委員会 第21号(1985/06/21、13期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと関連して一問だけでいいんですが、いろいろと佐藤委員と警察当局の永野会長殺害事件のやりとりを伺っておるんですが、国家公安委員長も警察庁長官も発言なさらぬが、せっかく地方行政委員会が開かれておるのですから、私は、法の手続によらないで白昼公然暴力で人の命が奪われたということは紛れもない警察の責任だと思いますし、このことはやっぱりはっきり認めておかないと、この次にあいまいさやさまざまな価値判断を生んでしまう、このように思います。  それは佐藤さんの発言にもあったけれども、あんちくしょう殺してやりたいと思っている人は多いでしょう。特に本当に何十年を経た老後の人に被害者が多いということ……

第102回国会 予算委員会 第3号(1985/02/13、13期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十九年度補正予算三案に反対の討論を行います。  反対の第一は、政府の経済運営が全くもって無策だということであります。本年度の我が国経済が政府公約の内需型ではなく、専ら対米依存の成長に終わろうとしていることは既に明らかでありますが、政府はこれに何ら有効な手段をとっておりません。  五十九年度の貿易黒字は四百億ドルを超える勢いで、さらに六十年度においてもこれを上回ることが必至と見込まれます。そこで再び日米間を初めとする通商摩擦の危機が広がろうとしておるのであります。にもかかわらず、中曽根内閣は内需拡大の具体策を持たず、減税要求も……

第102回国会 予算委員会 第4号(1985/03/11、13期、日本社会党)

○志苫裕君 最初に、ちょっと通告にない部分もあるかもしれませんが、今、国の内外で注目を集めております二つの問題から尋ねます。  一つは、あした十二日からジュネーブで始まります米ソ包括軍縮交渉、いろいろと事前の駆け引きやあるいは宣伝は行われておりますが、両国が交渉再開にこぎつけたエネルギーから見てその期待は大変大きい、このように思いますし、また、過去の手詰まり状況を打開するためにも、米ソはこれを成功させる以外に道はない、このように思います。どうもこの米ソ両大国というのは似た者同士で、お互いに相手をしのぐことだけに精いっぱいで、地球が人類共存のものだということを忘れがちだ、このように思えてなりませ……

第102回国会 予算委員会 第6号(1985/03/14、13期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと時間がないので一問ぐらいになるかもしれません。  厚生大臣、あなたこの間、生活保護費等の地方負担転嫁に関連しまして、私が昭和二十九年の故事を引き合いにして厚生大臣に制度を守るように激励を兼ねて決意を促したところが、二十九年に比べて今は地方財政に余裕があると、こういうまことに心琴にさわる発言をなさったのですが、時間切れだったんで追及できなかったんです。あなたは大分地方財政に詳しいようだが、僕は地方財政を三十年やっているんだけれども、地方財政に余裕があるという実感に触れたことはない。あなたが地方財政に余裕があると言う根拠を述べてください。

第102回国会 予算委員会 第13号(1985/03/23、13期、日本社会党)

○志苫裕君 議事進行について。  ただいまの委員長見解につきましては、理事会において各派が一致したことでもありますので、一つの決着として了承いたします。  しかし、参考人の出席要求も、一般消費税に関する国会決議の解釈も、それ自体は何ら解決したものではなく、社会党委員の要求は満たされておりませんので、今後の発言権を留保し、久保君、和田君の残余の時間を残したまま総括質疑が終了をしたことを宣言することについては依存がありません。

第102回国会 予算委員会 第20号(1985/04/04、13期、日本社会党)

○志苫裕君 まず、本委員会の審議を通じまして長田予算委員長は二つの委員長見解を表明しました。その一つは、内閣及び各省庁による審議会等の多用に対する立法府の懸念の表明でありまして、もう一つは、予算の空白によって国民生活に迷惑がかからないように政府の対処を求めたものであります。私は委員長の見識に敬意を表します。実は冒頭の総括質問で、総理がお気に入りのメンバーを集めて政策を誘導する政治手法について私も批判をいたしました。運用を一つ間違いますと議会民主主義を形骸化するのではないかという懸念も表明しましたが、現にその兆候が著しいというふうに私も思います。また、予算の空白は現実に生じておるところでありまし……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 災害対策特別委員会 第1号(1985/10/14、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、その職責を全うしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に井上孝君、浦田勝君、久保亘君及び原田立君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十七分……

第103回国会 災害対策特別委員会 第2号(1985/12/19、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第二三号台風第十三号災害に関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十六分散会


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 災害対策特別委員会 第1号(1985/12/24、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) 一言ごあいさついたします。  このたび、重ねて委員長の重責を担うことになりました。委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に井上孝君、浦田勝君、村沢牧君及び原田立君を指名いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  自然休……

第104回国会 災害対策特別委員会 第2号(1986/02/07、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として稲村稔夫君が選任されました。  また、五日、鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として長谷川信君が選任されました。
【次の発言】 次に、山崎国土庁長官及び白川国土政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。山崎国土庁長官。
【次の発言】 白川国土政務次官。
【次の発言】 この際、去る一月二十六日に発生しました新潟県能生町の雪崩災害により亡くなられた方々に対して御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じま……

第104回国会 災害対策特別委員会 第3号(1986/03/28、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議・題といたします。  まず、災害対策の基本施策について国土庁長官から所信を聴取いたします。山崎国土庁長官。
【次の発言】 次に、昭和六十一年度防災関係予算に関し、政府から概要の説明を聴取いたします。杉岡国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策についての国土庁長官の所信並びに昭和六十一年度防災関係予算に関する概要の説明の聴取は終わりました。  本件に関する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時二十分散会

第104回国会 災害対策特別委員会 第4号(1986/04/23、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十二日、村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として上野雄文君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上野雄文君を指名いたします。

第104回国会 災害対策特別委員会 第5号(1986/05/22、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(志苫裕君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十三日、上野雄文君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に村沢牧君を指名いたします。

第104回国会 地方行政委員会 第9号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論を行います。  日本国憲法がかつての明治憲法と大きく異なるのは、「戦争の放棄」と「地方自治」の章が設けられたことであります。辻清明氏はその著書の中で、憲法は第九十二条以下の四カ条の規定を新設することによって、地方自治の原理を保障するだけではなく、逆に地方自治が憲法の原理を保障する関係にあることを身をもって証明した。言うならば、地方自治の原理は、憲法規範としての地位を持つに至ったと言ってよいとまで評価していることは御案内のとおりであり、私は、平和主義と民主主義の基盤こそ地方……


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各種会議発言一覧(参議院13期)

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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第閉会後1号(1984/10/23、13期、日本社会党)

○志苫裕君 お手元にとりあえずの意見をまとめてまいりました。この意見は、一つは小委員会の性格あるいは役割あるいはこれからの論議の進め方、運営ですね。そういう部分が一ページの「一、小委員会の性格と役割について」です。それから一番末尾の八。ページの「三、今後の議論の進め方について」というところに述べてございます。これは小委員会を設置するに至る審議過程における理事懇などで十分小委員会側としては意思統一がされているところでありますが、改めて取りまとめをしてみたところであります。  委員各位からもひとつ御了承をいただいた上で、ただいまとりあえず政令事項及びこれからの作業日程について警察庁から説明があった……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号(1985/04/10、13期、日本社会党)

○志苫裕君 社会党の志苫です。何せ十分でやりとりしようというのですから、私も二問両先生に伺って終わります。  一つはGNP一%論なのですが、これを突破しようという諸君は、軍事的合理性がないと言うわけですが、言っている方にどれだけの軍事的合理性があるかはもちろん詰まっていないように思います。ところが防衛大綱のシナリオというのは、極端に言えば相手はソ連でありまして、ソ連が大規模に攻めてくることはない、小規模な単独の侵攻があり得るということを前提に組み立てておるのですが、世界の軍事専門家もそれぞれの当局者もさまざまな場所での発言で、そんなことはない、あるとすればどこぞで紛争があって米ソが首を突っ込ん……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第2号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○志苫裕君 社会党の志苫です。きょうはどうもありがとうございました。  実は一人当たりで往復で十分しかないのです。ごくかいつまんでだけお伺いしますが、山川先生、先ほどずっと一連の演習の経緯などお話がありましたが、この間も元統幕とか海幕、陸幕の話も聞いたのですが、インターオペラビリティーの向上、相互運用性の向上というのが、兵器の互換性から共同作戦面あるいはC3Iまでずっと向上させていきますと、実際問題として一つの作戦あるいは一つの戦闘とか、そういう場合に国と国との壁とか主権の壁とか、そういうものは取っ払わられてしまうのじゃないのかという点が大変気になるところでして、この間、元制服に聞きますと、い……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第4号(1985/06/07、13期、日本社会党)

○志苫裕君 私から意見を申し上げます。  一、自衛隊の現状と問題点  防衛庁が今編成作業を急いでいる五九中業に日本の自衛隊の現状と問題点が象徴されている。  第一に、五九中業は、極秘の五九統長(統合長期防衛見積もり)や五九統中(統合中期防衛見積もり)の国際軍事情勢の分析を踏まえ、陸海空の三自衛隊の統合戦力による三海峡封鎖、シーレーン防衛並びに制海、制空圏確保、敵策源撃破のための洋上阻止、侵攻作戦などを想定している。これは明らかに防衛計画の大綱に定められた「限定的かつ小規模な侵略」への対処を基調とする専守防衛戦略を覆し、かわりに公海上、公空上でなるべく本土から遠いところで敵を迎え撃つ前方防衛、反……

第102回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第1号(1984/12/13、13期、日本社会党)

○志苫裕君 十月の二十三日に小委員会がございまして、法案審議の経過を踏まえながら、下位法令及び運用に関する意見書を出しました。この意見につきましては、小委員各位からもおよその賛同が得られたものというふうに了解をしておりますし、また警察庁からも多くの部分で了解をいただきつつも、二条一項八号営業であるとか少年指導委員の選任などについてちょっと同意しがたいという異なった見解などもいただきました。しかし、この小委員会におけるやりとりは、私が提出をしました意見書の全文によったものではございませんで、事前にメモとしてお上げしました要旨についての意見交換でありましたので、後日警察庁の方からも、全文についての……

第102回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第2号(1985/01/31、13期、日本社会党)

○志苫裕君 お手元に文書をお配りしてありますが、若干ミスもありますので読みながら、法施行を前にしているわけですので、少し総括的な意見と若干の質問にわたる事項もありますので、御了解をいただきたいと思います。  新風俗営業法は二月十三日に施行されるが、既に府令、施行規則、依命通達、解釈基準及び都道府県条例が定められました。また、本小委員会において表明した意見書に対しても警察庁の回答が示されております。  本法は、国会提出以来多くの関心と論議を呼び、衆議院においては修正と附帯決議がなされ、また本院においても特別決議と継続的な調査検討のための小委員会が設置されるなど、慎重な審議が行われてきました。その……

第102回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第3号(1985/06/18、13期、日本社会党)

○小委員外委員(志苫裕君) 法が施行されてからかれこれ四カ月近い歳月が過ぎますので、ちょっとただいまの報告をもとにしながら若干伺います。  一つは、取り締まり状況の表をいただきました。九百七十件、千二百九十一人の違反を検挙しているのだと思うんですが、これを大まかに分けられませんか。各号まで要りませんが、二条一項の各号、いわゆる風俗営業とそれから四項の各号、関連営業の区分けくらいはできませんか。
【次の発言】 感じとしてわからぬかな。というのは、ちょっとなぜそういうこと聞くかといいますと、この法律はいろいろいきさつを経て、ここでも真剣な議論を経てやったのですが、大まかに分けて風俗営業と言われるの……

第102回国会 逓信委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,社会労働委員会,商工委員会連合審査会 第1号(1984/12/07、13期、日本社会党)

○志苫裕君 先ほど国が取得をする株式の売却益をどうするかというやりとりがありましたが、大蔵大臣は使途は特定をしない、国民共有の財産であることにかんがみて国益にかなうように政府部内で検討すると、こう言うんですが、その論拠はしばしば言っているように財政法上特定財源でないということにあるようなんだけれども、竹下さん、この財産は普通政府が税金を使って形成をする、そういう財産とは性格が違っているんですよ。加入者などがつくられたものでしょう。したがって、そのいきさつに見合うように使途が特定されて当然じゃないですか、その点いかがですか。
【次の発言】 あなた長々言っておる割にはちっとも進歩してないからね。 ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

志苫裕[参]在籍期 : 10期-11期-12期-|13期|-14期-16期-17期
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