志苫裕 参議院議員
12期国会発言一覧

志苫裕[参]在籍期 : 10期-11期-|12期|-13期-14期-16期-17期
志苫裕[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは志苫裕参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院12期)

志苫裕[参]本会議発言(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 参議院本会議 第14号(1981/04/24、12期、日本社会党)

○志苫裕君 日本社会党を代表して質問いたします。  田園都市国家の理念をうたい上げた大平前総理の承継者として東北出身の総理が誕生したことは、地方の時代を象徴するようではあった。が、やがて一年を迎えようとする鈴木内閣からは、その理念もリーダーシップも感じ取ることができない。  二度にわたる総理の施政方針演説が、個性に乏しい原稿の棒読みであったことは、はからずも総理に選ばれた者の緊張、まじめさと受け取れないでもないが、「地方」の問題についての認識が一言も表現されなかったのはなぜか。言うまでもなく、「地方の時代」は、爛熟した産業社会としてのわが国が直面するさまざまな課題、難問を乗り越える歴史的キーワ……

志苫裕[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院12期)

志苫裕[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 決算委員会 第1号(1980/07/24、12期、日本社会党)

○委員以外の議員(志苫裕君) お許しをいただきまして一言ごあいさつ申し上げます。  前委員長のゆえをもちまして特に発言の機会を与えられたことに深く感謝いたします。  顧みますと、私の在任中は衆・参選挙などいろんなことが重なりまして、実質的な審査期間が大幅に制限されました。勢い委員会の日程や審議時間に大変な無理をいたしまして、委員各位を初めスタッフの皆さんに多大な御迷惑をおかけいたした次第であります。特に鉄建公団など特殊法人及び政府関係機関の一連の乱脈経理がクローズアップされたことから、総選挙中にも委員会を開くなど、異例な事態もありましたが、幸い皆様の御理解と御鞭撻をいただきまして、職責を全うす……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 地方行政委員会 第1号(1980/10/23、12期、日本社会党)

○志苫裕君 きょうは大臣初めてですから、少し大臣の物の考え方などについて最初に伺います。  まず、就任に当たって選挙制度の改革に強い熱意を表明をされました。まず、そのことについて所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 いえ、いま仰せのように、確かに大変強い熱意を表明されたわけでありますが、その選挙制度の改革について、あなたの所見を伺いたいということです。
【次の発言】 その辺の人が評論的に選挙制度を改革しなきゃならぬなと、政治家はどうも汚くて困るとか、お茶飲み話に言うている分にはそれはそれで済むのですが、大臣が、選挙担当の国務大臣として就任をして、選挙制度の改革について一声ぶち上げるというこ……

第93回国会 地方行政委員会 第2号(1980/11/11、12期、日本社会党)

○志苫裕君 わずかな時間ですが、財政問題を中心にして少し伺います。  五十六年度の重点施策の第二は、「地方財政の健全化」という項目でありますが、まず、ここにも載っておりますように、財政危機状況だから財政体質の健全性を回復をするということが緊要の課題というのでありますが、大臣からまず基本的にこの地方財政危機の本質といいますか、基本的な要因と財政体質の健全性、ここに言うこの財政体質というものについてひとつ御見解を承りたい。
【次の発言】 抽象的のようですけれども、財政危機の本質、基本的な要因と財政体質の健全性というのはこれはつながってくるわけでありまして、原油を例に引いて言えば、経済変動というのが……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/13、12期、日本社会党)

○志苫裕君 関連。  ただいま和田質問に対する総理の答弁がありましたが、にもかかわらず、最近の憲法改正論はわが国の軍事化路線とストレートにつながっておりまして、ひたすらその雰囲気づくりをねらっておる。しかし、それには現在の国際関係の認識が深くかかわっているように思うんでありますが、そこでもう少し深く、この際、国際情勢と日本の安全保障のあり方について総理の基本的な認識を伺っておきたいと思うんです。  まず第一に、総理は、現代世界の国際関係を冷戦時代の再現と見るのかどうかということであります。  言うまでもありませんが、国際関係はデタントのもとで総体的には安定した状態で推移をしましたけれども、最近……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 地方行政委員会 第4号(1981/02/24、12期、日本社会党)

○志苫裕君 私の時間は短いですから、一、二点に限ってお伺いしますが、私は、去る十二日の予算委員会で、地方議会が憲法の改正あるいは自主憲法の制定等の決議を自治法第九十九条によって行っていることに問題があるのではないかと思いまして、幾つかお伺いをしたんですが、なお若干それに関連をして伺っておきたいと思うんです。  九十九条の意見書決議は、もう言うまでもなく、意見書の内容について執行権限を有する行政庁に意見書を出すと、こうなっておるものですが、一体、憲法改正あるいは自主憲法制定について執行権限を有する行政庁というものはないのではないかということをお伺いしたんですが、改めてこれをまず法制局からお伺いい……

第94回国会 地方行政委員会 第5号(1981/03/24、12期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと関連して。  二、三関連をしてお伺いしますけれども、新潟の場合――私も新潟なんですが、二つばかり問題点を提起して見解を伺いたいんですが、一つは、新潟も御多分に漏れずマクロの意味で人口の集積とか出荷額とかというものは、自然増であるにはありますけれども、あそこの臨海工業地帯の造成という視点から見ますと余りうまくは行ってない。そこで、いわゆる石油備蓄、石炭火力というふうに、少し当初の計画とは違った要素ですね、備蓄基地をどの辺に置くといったって、雇用効果なんかは余りないわけでありまして、石炭火力というと、何か世界一という規模を考えているとかという話なんですが、そういったものになって……

第94回国会 地方行政委員会 第6号(1981/03/26、12期、日本社会党)

○志苫裕君 われわれは、大臣の所信は伺ったけれども、それに対する質問はまだ行っていないわけです。ですから、本来であればじっくりそれをやりまして、一体安孫子自治行政というのはどんなものなのか確かめてから法案の審査に入るのが筋だと思うのでありますが、残念ながらいろんな関係でその時間は取れていないようです。その問題はいずれ後に譲りますけれども、ただ、自治大臣というよりは鈴木内閣の閣僚としてどうしても伺っておきたいことがあります。  一説によりますと大臣は田中派だそうでありますけれども、田中さんは、いわゆる金脈問題で辞任をするに当たりまして、いずれ真実を明らかにして国民の理解を得たい、こう表明をしまし……

第94回国会 地方行政委員会 第7号(1981/04/16、12期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと関連。  財政局長、さっきのギャンブルの益金の話、やりとりありましたね。行政管理庁は責任者でありませんから言いませんでしたが、一部にやっぱりそれに目をつけて、税金でもぶっかけて国税として取っちゃおうという、こういうことになったのではこれは元も子もないわけですね。地方財源としてわれわれは均てん化をどうするかということを考えるわけでありますからね、どん欲な大蔵が別の方から目をつけて取るなんということになると、これでは、あなたの方が対応がもたもたしていますとそういうことにもなる可能性がありますので、その辺はきっちりとらまえておいてください。

第94回国会 地方行政委員会 第10号(1981/05/26、12期、日本社会党)

○志苫裕君 ここしばらく、地方財政の財源不足を見積もって、さまざまな対策を講じておるのですが、前々から主張しておるのですけれども、ことしは一兆何がし足らぬのですが、その不足額が果たして相当であるかどうかという判断は一般の者にはわからない。いろいろ自治省なりに計算をして、そして最終的には大蔵大臣と自治大臣が話をしてこれだけ足らぬのだという決め方をする。それでわれわれは前から、暫定的にいまのような財源対策をしているんですが、それはそれで仮に認めるとしても、財源はしかじかかくかくで足りません、足りないものを埋め合わせる方法はこういうルールでいたしたいと。毎年風のおもむくままに折衝だか話し合いだかわか……

第94回国会 地方行政委員会 第11号(1981/05/27、12期、日本社会党)

○志苫裕君 どうも先生方、御苦労さまです。いろいろの参考になる御意見をいただきまして、大変判断の材料をいただいたわけでありますが、少し時間の制約もございますので、全部にお尋ねすることができないかもしれませんが、御了承いただきます。  最初に石川参考人にお願いしたいんですが、これは、直接現場でおやりになっておりますので、ちょっと具体的な問題なんですがね。先ほどのお話で、補助金のことにかかわって、仕事の順番が仮に八番、九番であっても、何といっても補助金のつく仕事ということになると二番、三番に上がらざるを得ない。単独事業がその分後ろに下がるということなんですが、実はことしの地方財政計画を見ましても、……

第94回国会 地方行政委員会 第12号(1981/05/28、12期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、本案に対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合の共同提案に係る修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これよりその趣旨について御説明申し上げます。  地方財政は、御承知のとおり本年度においても一兆三百億円という膨大な財源不足に見舞われ、六年続きの深刻な財政危機に直面いたしております。地方財政がこうした状況に直面することとなったのは、歴代自民党政府が、住民福祉の充実や生活基盤の整備よりも、産業基盤の整備など中央集権化のもとに大企業優先の高度成長政策を推進してきたためであります。そのため自治体においては過疎過密、……

第94回国会 地方行政委員会 第13号(1981/06/02、12期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     昭和四十二年度以後における地方公務員     等共済組合法の年金の額の改定等に関す     る法律等の一部を改正する法律案に対す     る附帯決議(案)   政府は、共済組合制度の充実を図るため、次  の事項について善処すべきである。  一、長期給付に要する費用の公的負担分につい   ては、厚生年金等の負担と異っている現状に   かんがみ、公的年金制度間の整合性に配意し ……

第94回国会 地方行政委員会 第14号(1981/06/04、12期、日本社会党)

○志苫裕君 関連。午前中も終わりになるんですが、少し関連をして私の方から申し上げておきたいと思います。  一つは、先ほどの本岡委員とのやりとりで、定年制に関する他国の例について資料を要求をしたが提出されなかったというやりとりがありました。法案の審議に、政府が責任を持って法案を出しているわけでありますから、求められる資料についてはひとつ提出を願いたいということが第一点です。  それから第二点は、先ほど、それで一体人事院かというやりとりがありましたけれども、人事院が総理府に送った書簡、これが政府の説明によると、人事院の御意見もこうでありましたということを提案の趣旨の一つに加えておるわけであります。……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/12、12期、日本社会党)

○志苫裕君 生涯を婦人の地位の向上と政治浄化のために尽くされました市川房枝さんが亡くなりました。総理は病床中の市川さんを見舞ったことがありますか。
【次の発言】 官房長官はどうですか。
【次の発言】 報道によりますと、ASEAN訪問中の総理はジャカルタで、田中角栄氏倒れるの知らせを受けて一瞬色を失ったが、やがて回復の報告に生気を取り戻した、できることなら飛んで帰りたい模様であったと報ぜられています。あなたが、とつ思い、とつ考えた心の内は、推量以外にありませんけれども、総理、あなたにとって田中角栄さんとは何ですか。
【次の発言】 まあいいでしょう。親しい人の消息や安否を気遣うのは人間的なことです……

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/03/14、12期、日本社会党)

○志苫裕君 大蔵大臣、ここ十年間に会計検査院から指摘をされた不当件数及びその金額を報告してください。
【次の発言】 合計幾らになります、十年間で。
【次の発言】 とにかく決算規模は、この間に約四・八倍です。不当金額は十四倍ですね。この統計でいくと、ことしは幾ら出ますか。
【次の発言】 まあ約〇・〇三%です、十年間は。ことしの予算規模に合わせますと、一番多かったのが五十四年ですから、そのでんでいきますと三百億円出る勘定になるわけです。しかもこれは検査院が八%という範囲でしか調べていない。しかもいま問題になっておりますように、その政策融資のそこから先のことは触れられていないわけであります。  こう……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/03/19、12期、日本社会党)

○志苫裕君 質問の順序が変わりましたが、まず通産大臣にお伺いしますが、大手石油会社の日本石油が、四月の中旬にも石油製品の値上げを実施したいという意向を表明したと伝えられておりますけれども、これに対して通産大臣の見解をお伺いしておきたい。
【次の発言】 ですから、どう対応されるといいますか、見解を聞きたいわけですよ。
【次の発言】 通産大臣結構です。  文部大臣、医科系の国立大学から公的病院等に医師をいろいろ派遣していますね。それは相当の報酬を受けてもおるわけでありますが、この派遣をすること、あるいは報酬を受けること、それらについての根拠や手続など取り扱いをお伺いしたいわけです。

第94回国会 予算委員会 第18号(1981/03/28、12期、日本社会党)

○志苫裕君 一連の日米協議で防衛問題はどのように取り扱われたのか。何かぽろぽろぽろぽろと後から報道が出てくるようですが、ひとつ隠さずに御報告願いたい。
【次の発言】 そう長々と……簡単に答えてください。
【次の発言】 あなたね、隠さず話せというのと長長話せというのは違うんだ。隠さずに話してもらうが、簡潔に話してくださいよ。  外相は、防衛で身構えて行ったわりには簡単で拍子抜けの表情だったと、去年のように着実も顕著も数字も出なくて、重荷を背負わぬでよかったというようなこと、そういうことを語ったそうですが、果たしてそうだろうか。それは、アメリカが自動車を持ち出すために防衛を引っ込めたという説や、あ……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第5号(1981/11/09、12期、日本社会党)

○志苫裕君 まず最初に、この二十一日の日本武道館における自衛隊音楽まつりに三笠宮寛仁殿下御夫妻が出席される予定と、このように伺っておりますが、どのようないきさつによるものでありますか。まず宮内庁、それから防衛庁にお伺いいたします。
【次の発言】 皇室が自衛隊の行事に出席されるということは初めてのことでありますから、少し立ち入ってお伺いをしたいと思うのです。  いろいろと国民の間にもこの問題について意見のあることは当然でありますから少し立ち入りますが、いま宮内庁の答弁で、殿下は音楽その道に造詣の深い方であるから自衛隊の吹奏楽などをお聞かせしたらいいのではないかと、こういうお話でありましたが、それ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/11/11、12期、日本社会党)

○志苫裕君 九日の私の質問を受けまして、きのう本岡委員といろいろとやりとりがありましたが、私の質問にかかわったことでありますので、若干関連をさせてもらいます。  きのうの教育長承認制の問題について、各大臣の答弁を正確に聞いておりますと、総理は、三十一年にこの制度改正が行われて、その後、確かに第一次臨調答申や地方制度調査会の答申あるいは勧告等があったけれども、当時の政府はそれを取り入れなかった、私はその判断はいまでも正しいと思っておるし、今後も変える気はない、これが総理の答弁ですね。それから中曽根長官は、過去の答申や地方六団体のいろんな意見は地方分権を進めるという観点からなされているものだと思う……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/11/27、12期、日本社会党)

○志苫裕君 十一月九日の本委員会におきまして、私は、ただいま小柳委員の発言にかかわることですけれども、茨城県の谷田川改修工事の請負にかかわる問題点、いわゆる裏ジョイント問題を取り上げました。証拠書類をもとにいたしまして問題点を指摘をしました。資料の要求、調査を求めたわけでありますが、まず、指摘した事実の有無を含めて調査あるいは捜査等の結果を報告してもらいたい。長々やってもらっても困りますので、覚書や決算書の存在の有無、裏ジョイントのいきさつ、工事原価及び利益配分、この三点について御答弁をいただきたい。
【次の発言】 警察庁。
【次の発言】 検査院、ありますか。

第95回国会 地方行政委員会 第2号(1981/10/15、12期、日本社会党)

○志苫裕君 きょうは主として行政改革の問題について自治省の見解をただしたいと思うんですが、行革につきましてはいずれ本院におきましても本格的な審議が行われるわけでありますが、それに先立って自治省なりの見解をこの機会に伺っておきたいというのが質問の趣旨であります、  まず、臨調に対して、臨調は答申の作成等に当たりまして各方面の意見なども求めておるわけでありますが、自治省としてはどういう対応をなさってきたのか。まずは第一次答申、すなわち当面の五十七年度予算編成に向けた改革案を政府は求めたわけですが、それの答申に当たってどのような問題の提起を行ったか、あるいは説明ないし主張を行ったのか、その点について……

第95回国会 地方行政委員会 第3号(1981/10/20、12期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと関連をして。  その点については、四十二年法案の審議でそういういきさつがあります。いまあなたがお答えになったように、なぜ制定当時に定年が盛り込まれなかったのか。公務員制度本来からいって排除をされたのか、憲法との関連で排除をされたのか、アメリカさんが言わなかったので忘れておったのか、いろいろ議論があったようです。あったようですが、わからぬということになっているわけです、答弁において。本国会に入って、衆参を通じての答弁の中に、その当時はそういう必要性がなかったんだろう、年齢構成や社会環境その他から見てその当時は定年制というものの必要性が薄かったんだろうという答弁をしていますよね……

第95回国会 地方行政委員会 第4号(1981/10/22、12期、日本社会党)

○志苫裕君 九十四国会以来ずっと衆参を通じて本法についての審議が続けられてきました。なお、自治省に関して言えば、昭和三十一年から続いておるわけであります。私は、およそその議事録には目を通したつもりでありますので、同じことはそう尋ねません。ですから、皆さんも、前にどこでどんな答弁をしておるかということについては大体頭の中で整理をしてお答えをしてもらいたいと思います。必要なことはこちらから議事録を言いながら確認を求めますから。  まず、総理府と自治省の当局に確認をいたします。しばしばありますが、代表的なのは四月二十三日の衆議院内閣委員会における答弁で、定年制は長期的人事管理政策の問題であって、財政……

第95回国会 地方行政委員会 第6号(1981/10/29、12期、日本社会党)

○志苫裕君 二十二日にあらましの質問をいたしましたが、きょうはそれに引き続きまして若干お伺いしたいと思います。  一般職員、安全、現業等については、衆参を通じてただすべきものはただしておるようですが、きょうはまず、消防と警察についてあらましのお伺いをしたいと思うんですが、警察庁、消防庁・順序どちらでもいいですが、警察職員及び消防職員の退職管理は現在どのようになっておられるかお伺いいたします。
【次の発言】 警察と消防いずれも、勧奨による退職という、制度というよりは、そういうことをやっておるようですが、警察庁の場合、警視、警部、警部補以下、若干年齢の食い違いがありますが、退職勧奨率とでもいうか、……

第95回国会 地方行政委員会 第7号(1981/10/30、12期、日本社会党)

○志苫裕君 総理、おいでいただきましたが、本題に入ります前にちょっとお伺いいたします。  伝えられるところによりますと、奥野法務大臣は、本日の閣議後の記者会見におきまして、二十八日の東京地裁で開かれたロッキード事件丸紅ルート公判の法廷における榎本三恵子検察側証人の証言に触れて、検察当局は人の道をわきまえてやるべきで、人倫に反することはしない方がよいと発言をされたそうであります。これは明らかに検察側の公判維持に対する干渉でありまして、事実上の指揮権の発動であります、検察庁法では、その十四条において法務大臣に個別指揮権を与えてはおりません。にもかかわらずこの発言が行われておることはまことに不当であ……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 地方行政委員会 第5号(1982/03/30、12期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、ただいま議題となりました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案に対し、日本社会党提出修正案に賛成し、原案に反対する立場で討論を行います。  申し上げるまでもなく、昭和五十七年度における地方税制改正の課題は、第一に、所得税以上に過重となっている住民税の負担を制度的に緩和するため、大幅減税を実現することであります。第二には、財政再建を単なる帳じり合わせに終わらせないために、国、自治体間の税財政制度に根本的なメスを入れること、そして第三には、増税なき財政再建のもとで、とかく現状維持に陥りがちな不公平税制、とりわけ企業優遇税制を整理すること……

第96回国会 地方行政委員会 第6号(1982/03/31、12期、日本社会党)

○志苫裕君 第二臨調の答申作業が進んでおるようです。特に第三部会がわれわれにとってはかかわりのある関心事項ですが、これについて自治省はどの程度承知をしていますか。どの程度関心を持っていて対応をしておるのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 ここに取り上げられるであろう課題については、私この席でしばしばやりとりをいたしておりますが、少しわかってくるとまた大臣がかわりまして、今度の大臣が地方自治行政についてどのような経歴をお持ちの方か私にはよくわからぬけれども、恐らく自治省としては系統的に取り組んでおるんでしょうが、率直に申し上げて、地方分権に対する慎重論が強いということを聞きます。  この……

第96回国会 地方行政委員会 第10号(1982/04/27、12期、日本社会党)

○志苫裕君 五十七年度の地方財政の対策、あるいは地方財政計画、それをもとにした交付税等を一括して伺うんですが、大臣、五十七年度の地方財政の収支見通しといいますか、地方財政計画の特徴を挙げてみてください。
【次の発言】 おいおいと尋ねますが、まず、いま個々について少し評価を伺ったんだけれども、四十九年の下期――五十年の上期といいますか、そこから始まった、言うなら地方財政の危機といいますか、これは脱したことになるんですか。地方財政事情というのは好転をしたというふうに皆さんはとらえるんですか。そこのところはどういう評価ですか。
【次の発言】 八年ぶりに収支均衡した、なるほど帳面づらで言いますと均衡が……

第96回国会 予算委員会 第7号(1982/03/13、12期、日本社会党)

○志苫裕君 きのう経済企画庁が去年の十―十二月期の国民所得統計を発表したようですが、それによりますと、思ったよりもひどいといいますか、前期に比べて、あるいはまた年率にして三・五%ぐらい落ち込んでおるということですが、その内容と、これからの見通しといいますか、特に経済見通し四・一%などとのかかわりにおいてどのように見られるのか、報告をいただきたい。
【次の発言】 田中元総理は、いわゆる資産形成の疑惑を持たれて退陣をしました。そして、いずれ国民の前にそれを解明をするという約束もされましたが果たしてはおりません。その際田中氏は、疑惑などないと、いずれ国民の前に解明すると、こう言ったんですが、それの疑……

第96回国会 予算委員会 第17号(1982/03/29、12期、日本社会党)

○志苫裕君 きょうは集中的に公共事業と談合の問題を取り上げたいと思いますが、 ちょっとその前に一つだけお伺いしておきたいんでありますが、実は三月十三日の本委員会におきまして、私は新潟遊園という会社をめぐる田中系企業の大変不可解な動きを取り上げて関係当局の注意を喚起し適正な対処を求めたのでありますけれども、またぞろ次々と明るみに出てくるこの種ファミリー企業の行為は、私もずいぶん手元にいま材料がありますが、大変不愉快きわまりない。しゃにむにというのですか、天をも恐れぬというのか、そういう感がしますが、この機会に私は政府に、改めて、田中金脈問題を集中的に調査審議した本院の決算委員会及び本会議が、政府……

第96回国会 予算委員会 第20号(1982/04/05、12期、日本社会党)

○志苫裕君 政治倫理に関して一、二尋ねますが、まず委員長、私は本委員会に証人の喚問を求めておるんですが、それはどうなりましたか。
【次の発言】 証人の喚問ができないということは大変遺憾に存じます、詰められることも詰めないんでありますから。  そこで、本委員会の審議を通じて、とにかく談合の実態が告発をされて、公共事業の執行の適正化が強く求められました。談合それ自体は刑罰の要因となるばかりでなく、税金のむだ遣い、汚職、不正経理の誘因となりますし、業界の健全な発展そのものをも阻害をします。さらに政官業の癒着を形成をして政治不信を醸成する。そこでこれを根絶することが焦眉の政治課題、とりあえずは発注者サ……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 地方行政委員会 第2号(1982/12/25、12期、日本社会党)

○志苫裕君 大臣新任になられたんで、この委員会というのはまず大臣が新任になりますと一体どういう物の考え方であるかということから始めて大臣の所信をただす、でないと法案の審議なんかしないという当委員会伝統のある見識を持っているんですよ。見識を持っておるんだからそこから始めぬといかぬのですが、ちょっと時間がないので、見識こっちに置きまして――委員長、よくないよ、これは。まず先にその場を持たなきゃいかぬですよ。これはひとつ注文申し上げておきますが。  ただひとつこれからのこともありますので、一連の臨調答申、わけても第三次答申と言われる基本答申について、国と地方の自治体にかかわる分について大臣のまず評価……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 地方行政委員会 第3号(1983/03/23、12期、日本社会党)

○志苫裕君 第二次臨調が一次から五次までの答申を出しまして一つの区切りをつけておるわけでありますが、この答申にかかわって、とりわけ国と地方との関係を中心にしてお伺いをしていこうと思います。  第二臨調はずいぶん鳴り物入りで、さまざまな期待や評価や憶測も含めて今日まで推移してきたんですが、率直に申し上げて、自治体に関係のある者としては、せっかくの機会であれば地方分権の推進に何がしか寄与できればなと、こういう期待はあったと思うんですが、以下おいおい尋ねますけれども、まず大臣、総じてこの一次から五次に及ぶ臨調の答申をどのように評価をなさいますか。

第98回国会 地方行政委員会 第5号(1983/03/30、12期、日本社会党)

○志苫裕君 私は、本案に対し、日本社会党及び日本共産党の共同提案にかかわる修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配布されております案文のとおりでございます。これよりその趣旨について御説明申し上げます。  昭和五十年度以来の地方財政における財源不足額の発生状況を見れば、昭和五十八年度のそれは、従来とは大きく性格の異なるものと言えます。すなわちマイナスシーリングによる景気政策を排した厳しい予算編成下でも、なお生じた二兆九千九百億円という膨大な財源不足額は、地方財政の歳入歳出における構造的な不均衡がいまや頂点に達していることを示しています。それなるがゆえに、今後の地方財政対策は、国、自……

第98回国会 地方行政委員会 第6号(1983/04/19、12期、日本社会党)

○志苫裕君 きょう私は、BG財団と俗に言われているのですが、ブルーシー・アンド・グリーンランド、この財団と、あるいはこの財団が行うプラン、事業と自治体とのかかわり、地方自治とのかかわり一本にしぼって少し細かく質問をいたします。三月二十三日の当委員会で若干問題点を指摘しておいて、いずれこの次にやりますからと予告をしておきましたので、皆さんの方もそれなりの御準備をいただいたものと思います。  まず、BG財団というものはいかなるものなのか、何をしようとしておるのか、まず監督官庁ですか、運輸省の方から答えてください。
【次の発言】 そのぐらいのことはわかっているので、もう少しはっきり目的、事業、その財……

第98回国会 地方行政委員会 第7号(1983/05/10、12期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっとこの間に引き続きましてBG財団の問題について、まず続きの質問をしたいと思うのですが、日本船舶振興会の笹川会長、このBG財団の理事長でもあるわけですが、その方の強い願いといいますか理念というようなものをもとにして、BGプランと言われるこの運動を推進をするために幾つかの仕事がやられておるが、そのうち地域海洋センターを各地につくって、自治体がそれとかかわって土地を提供したり、あるいはまたでき上がった施設を借りたり運営をしたりということをやっておるいきさつをこの間一通り話をいたしまして、なぜ自治体がそれに食いついておるのかといいますか、受け入れておるのかというと、セールスポイントが……

第98回国会 地方行政委員会 第8号(1983/05/12、12期、日本社会党)

○志苫裕君 私は「本案に対し、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の共同提案に係る修正の動議を提出いたします。  その内容はお手元に配布されております案文のとおりでございます。これよりその趣旨について御説明申し上げます。  地方財政の財源不足額が恒常化して以来、すでに九年目を迎えておりますが、一向に改善の兆しは見られまぜん。この間政府は、地方交付税法の規定を無視しつつ、交付税及び譲与税特別会計における借り入れと地方債の増発を軸とする借金政策によってこれを措置してきました。  しかしながら、昭和五十八年度の財源不足額の発生過程が示すように、本年度の財源不足は従来のそれとは大……

第98回国会 地方行政委員会 第9号(1983/05/19、12期、日本社会党)

○志苫裕君 ちょっと、法案の個々の内容に入る前にあらまし二、三伺っておきますが、人口年齢がどんどん高齢化をしてまいりまして、当然のことながら、現行のさまざまな年金制度が、まずは財政の面からも大変厳しくなって破綻してくるというようなことで、さまざまな議論を呼んでおるわけでありますが、いま問題にしようとしておる地方公務員共済といってもたくさんあるわけですが、これらを大まかに見て、地方公務員共済のこれからの見通しとでもいうのですか、収支比率なり成熟度なり、そういうものは大体どんな状況になっていくのか、その見通しをまず明らかにしてほしいと思います。


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 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2022/12/18

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