久保亘 参議院議員
10期国会発言一覧

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久保亘[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは久保亘参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

久保亘[参]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第3号(1977/02/04、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。

第80回国会 参議院本会議 第5号(1977/02/22、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。

第80回国会 参議院本会議 第8号(1977/03/31、10期、日本社会党)

○久保亘君 社会労働委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。

第80回国会 参議院本会議 第10号(1977/04/22、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。

久保亘[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

久保亘[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 決算委員会 第閉会後10号(1974/11/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に、建設省に対して、昭和四十七、四十八年度における日建連加盟の大手四十三社といわれる建設業者の総受注額及びそのうち公共事業費に関する額について御報告をいただきたいと思います。昨日、私のほうからお知らせしてありますので、資料をすでに用意をされているものと思いますので、御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 資料をお持ちであれば、それをひとつ提出をいただきたいと思います。
【次の発言】 そのことに関連をして、自治省見えておりますか、選挙部。――自治省の選挙部にお尋ねいたしますが、四十七年度、四十八年度政治献金について、国民協会及び各政治団体に対して行なわれました政治献……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後1号(1974/08/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 先ほど長官の所信表明をお聞きしたのでありますが、所信表明を単なる作文に終わらせないために、いま環境庁長官の真価を問う試金石となっているものは、五十一年規制が中公審から答申をされております自動車の排出ガス規制の問題であろうかと考えるのであります。この問題について、所信表明の中で、五十一年度規制についてはできる限り既定方針に沿った規制を実施したいと言われておりますが、実際に長官が今日とられております措置は、中公審に対して、企業側の要請を背景にしながら再審議を中公審に次められているということでありまして、この点については国民の側にはたいへん不満が多いわけであります。  それで、私がこの点……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後2号(1974/09/20、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、排ガス規制は国民の健康と快適な生活環境を守る国家的、社会的な要請の上に行なわれるものであると考えております。もちろん今日の経済体制のもとで企業採算性を全く無視することは困難であっても、少なくともこの要請は企業利益に優先して達成されなければならないものと考えるのでずが、この点についてメーカーを代表される参考人の方で、もし御異論がありましたら御意見を承りたいと思います。――特別に御異論もないようでありますから、そのような前提に立つで私はいろいろお尋ねをしてみたいと考えております。  最初に石原参考人にお尋ねをいたしますが、先ほどの御意見の中で、五十一年規制は可能とも困難とも言える……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後3号(1974/10/18、10期、日本社会党)

○久保亘君 午前中の矢田部委員の質問に関連をしてお尋ねいたしますが、昨日十月十七日、自動車公害専門委員会は開かれたのでしょうか、それからお尋ねいたします。
【次の発言】 大臣は、昨日の自動車公害専門委員会の審議の模様について報告を受けておられますか。
【次の発言】 それでは大臣にお尋ねいたしますが、八月九日の当委員会におきまして、大臣は、中公審の審議結果を待って環境庁としての態度をきめたいということを言っておられます。そしてまた、四十七年の中公審答申を後退させる考えはないということを述べられておりますが、現在もそのことについてはお考えは変わっておりませんか。

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後4号(1974/11/11、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、先ほどの質問の中で、一〇〇%の安全性を求めるということなどが、安全性についての地域住民や国民のコンセンサスを得ることを非常に困難にしてくるのではないかというようなお話もありましたので、先生方にちょっとお尋ねしたいと思うんですが、原子力の場合には一〇〇%の安全性を住民の側が求めるということは、原子力の性格からして当然のことなんでありますが、しかしそのことが科学的に非常にむずかしいとしても、安全審査の体制というのは、今日の科学技術の立場から見ましても、また行政の機構、運営の立場から見ましても、一〇〇%の体制がとられなければならないと考えております。  そういう意味で、十月の十八日……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後6号(1974/12/06、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に八田委員長にお尋ねいたしますが、今回あなたの専門委員会で出されました報告による暫定規制によって、少なくとも東京都において光化学スモッグが発生した以前の状態まで大気の浄化が可能であるという判断に立っておられますかどうか、その点をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 いまたいへん広い話をされたんでありますが、環境庁の試算によりましても、自動車による大気汚染の要因が三九%というのは七〇年度の試算で出ているわけです。そして私が何よりもいま八田先生のお答えの中で期待をいたしましたことは、四十七年十月に答申を出されました内容で、自動車排出ガスの許容限度の設定に関する基本的な考え方として、……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1974/12/25、10期、日本社会党)

○久保亘君 時間の関係できょうはあまり詳しく質問ができませんが、私がぜひ大臣のお考えとして明らかにしていただきたいと思っていますことば、自動車公害専門委員会が報告をまとめましてから、その後大気部会が開かれ、そしてこれはさらに中公審の総会の議を経るところまで進んできておると思うのでありますが、今後中公審の最終的な結論が得られる見通し、時間的な見通しですね、そして環境庁の告示のめどをどの辺に置いて進められるつもりであるか、まずそういう日程的な面でのお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣のお答えの中で、この排ガス規制の問題については十分審議が尽くされたと考えているという環境庁の御説……

第74回国会 文教委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、いま審議をされております法案に賛成をする立場でありますが、この法案が影響をしてまいります私立幼稚園の問題について、 その関係にどういう配慮が考えられているかということでお尋ねをしたいと思います。  国家公務員の給与が改定をされますと、地方公務員の給与の改善などには制度的に連動をしていく仕組みになっております。しかし、いま大臣が最後にお述べになっておりましたように、幼稚園の教育は、他のすべての段階に比べて著しく私立の経営に負うている部分が多いわけであります。したがって、この給与の改善等が行なわれますと、それは私立幼稚園の経営や教職員の確保などには制度的な連動を伴わないで大きな影……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 決算委員会 第3号(1975/01/23、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に大蔵大臣に、守秘義務と国政調査権の関係について、先般参議院予算委員会において統一見解を示されておりますその内容について、本日の審議と関係がありますので、最初にお尋ねをいたします。  統一見解の第二項で述べられております守秘義務と国政調査権の公益の比較考量について、今日問題となっておりますいわゆる田中金脈の疑惑については、これは一般論としてではなくて、具体的なケースに対して判断を求められている問題であると考えております。三木総理大臣はこの問題について、第一次的判断は大蔵大臣にゆだねてあると申されておりますので、大平大蔵大臣は、このすでにケースがきまっております田中金脈の問題……

第75回国会 決算委員会 第4号(1975/02/05、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は会計検査院長にお尋ねをいたします。会計検査院長並びに事務総長は、参議院の大蔵委員会において、昨年の十一月十二日、会計検査院も過去五年間の首相と関連企業に対する徴税事務の見直しを鋭意進めているということを述べられております。また、十一月の十五日の決算委員会においては、院長は、田中角榮氏について疑惑が生じておるということについては検査院としても責任を感じている、かような疑惑の生じないように検査を適切に行うべきであったと考えている、目下鋭意再検討中であると述べられております。同時に、事務総長も、会計検査院が経理の見直し等をしている関連会社が十五社であるということについても述べておられ……

第75回国会 決算委員会 第7号(1975/03/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、特殊法人の問題については、考え方の基本というのを、特殊法人のために天下りして来たその役人が必要であるのか、役人の天下り先を確保するために特殊法人があるのか、その辺のところを実態に即してきちんとしなければいかぬという気持ちがいたします。  ここで一つの例を挙げますと、本州四国連絡橋公団というのがありますが、これは四十五年七月にできましてからずっと、かなりな職員と役人で運営されていますけれども、四十八年度の事業決算書を見ますと、特に事業費の部分などでは、当年度執行されず翌年に繰り越される分が莫大な額になっておりまして、この公団で完全に執行されるのは人件費だけと言ってもいいんじゃな……

第75回国会 決算委員会 第8号(1975/05/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 ただいまの報告を聞きまして大変不愉快な気持ちであります。そのことを前提にしてお尋ねいたします。  問題は一国の総理大臣がこれらの問題をめぐって辞任せざるを得なかったという事件なのであります。それらの問題が本人の事情聴取も行わず、また、現地の調査もなし得ず、これは行わずというよりは、国税庁がやれなかったと言った方が正しいと思うのであります。そういうことで大きな非違は発見できなかったという一言でもって、そして詳細は守秘義務によって明らかにできないということで、国民の政治への信頼、また徴税に対する国民の平等感とか、信頼とかいうものを完全に回復できるとお考えになっておりますか。大蔵大臣、完……

第75回国会 決算委員会 第11号(1975/05/28、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、原子力船「むつ」の新定係港の決定をめぐる問題等に関連して最初にお尋ねをしたいと思いますが、つい先般発表されました「むつ」放射線漏れ問題調査委員会の報告について、科学技術庁長官はこの報告をどのように受けとめておられるのか、その点について最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この調査委員会の報告によって、「むつ」の安全性を確認する保証が与えられたとは考えられないのでありまして、かえって、この調査委員会の報告によって、「むつ」の安全性の問題については、多くの技術上の問題、それから行政責任に関する問題、これらの問題が存在することをあらためて指摘されたものである、このように理解……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/02/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、一昨日二月の十七日に鹿児島県が発表いたしました「新大隅開発の方向」と称する開発構想について御意見を承りたいと考えております。この新大隅開発というのは、すでに御承知のように、四十六年の十二月に、鹿児島県が新全総に沿って計画し、「新大隅開発計画」と題しました志布志湾臨海巨大開発構想を引き継ぐものであります。この四十六年の十二月に発表されました構想では、起爆剤として石油コンビナートが計画され、そのためにその石油企業の大体の構想は日産百万バーレルの精油所と、年産エチレン換算八十万トンの石油価格を含むものでありました。この計画はその構想が余りにも巨大でありましたことと同時に、この……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/02/21、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、先ほど森下委員の発言の中で、当委員会における質疑を聞きながら考えたこと、感じたことということで前置きをされましたので、当委員会においてずっと発言をいたしてまいりました私の立場もまた申し上げておかなければならないだろうと考えます。  私は、自動車自体のユーティリティーや社会的貢献を否定するものではありません。むしろ、それらのものを認めているからこそ排ガス規制措置を考えなければならないと思っております。もしこれを否定するものであるならば排ガス規制措置などは必要がなくなってくるのであります。車の生産をやめてしまえばよい、こういうことになるんであります。私どもはそういうような立場でこ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1975/03/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に石連の中島参考人にお尋ねいたしますが、あなたのほうでは衆議院の予算委員会で、鹿児島の日石喜入原油基地については、防油堤その他の設備が十分であるから、海上に油が流出することは絶対にないというお答えをなさっているようでありますが、私がいま申し上げましたことは間違いありませんか。
【次の発言】 消防庁の次長がお見えになっておりますが、長官は喜入の日石原油基地におけるタンクの不等沈下はきわめて小さく、何ら問題はないと、衆議院の予算委員会で答えられたと新聞に報道されておりますが、間違いありませんか。
【次の発言】 中島参考人は絶対にとは言っていないということでありますから、これは報道の……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/06/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 先ほど御報告のありました六月十五日から二十六日までの梅雨前線豪雨による災害のうち、鹿児島県における死者七名は急傾斜地の崩壊による一カ所における犠牲であります。なお、鹿児島県におきましては、この垂水市牛根地区における七人の犠牲者を初めとして、県下に現在判明しておりますだけで六十億近くの被害を出しているのでありますが、それらの問題に関連をして二、二点御意見をお聞かせいただきたいと思います。  一つは、この急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律の区域指定を今回事故のありましたところも受けているわけでありますけれども、この牛根地区を初めとして鹿児島県だけでも二百七十九カ所の指定を受けて……

第75回国会 文教委員会 第3号(1975/02/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に、永井文部大臣に対して、所信表明の中で述べられている「国民の教育、特に学習に励む児童、生徒、学生の立場に身を置いて考えるとき、教育の場に政争を持ち込むようなことがあってはならない」という大臣の表明についてお尋ねしたいと思います。  三木首相が本会議でも述べられておりますことは、民間人の――あえて民間人という言葉を使わしてもらいますが、民間人の永井さんを文部大臣に起用した意味の一つは、教育を政争の外に置きたい、こういうことであるという意味のことを述べられております。あなたもまた所信表明の中でそういう言葉を述べられたのでありますが、これは大変抽象的であります。具体的に、教育……

第75回国会 文教委員会 第5号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○久保亘君 お二人の参考人にお尋ねしたいと思いますが、私は戦後の大学教育は、教育を受ける者の量的なすそ野を広げたかわりに、戦前よりも大学の格差をはっきりさせてそれぞれの大学が特色を失ってきたのではないかと考えております。そして、この大学の格差によるランクだけが非常にはっきりして、先ほど御意見がありましたように、それが社会的地位やあるいは社会的ないろいろの資格につながる傾向が強くなってまいりましたから、今日ではどこの大学に入るかということが問題であって、大学で何を学ぶかということが小供や親の重要な関心事になっていないのではないかと考えられるような面さえ見られると思っております。そういう意味で、い……

第75回国会 文教委員会 第6号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昭和二十二年、学校教育法が制定された際、教育基本法第一条が教育の目的は「心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」と定めた趣旨に基づいて、学校における健康及び健康教育の重要性が強く認識され、小・中学校には児童生徒の養護をつかさどる職員として養護教諭を置かなければならない旨が規定されました。言うまでもなく、養護教諭の制度は、戦後急に確立されたものではなく、大正年代における学校看護婦の普及、昭和四年学校看護婦令を経て昭和十六年の養護訓導としての制度化……

第75回国会 文教委員会 第7号(1975/04/01、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま矢原委員の方からもお尋ねになっておったんですが、歯学部の設置について、大学の側からもまた地域からも緊急の要請が非常に強いわけでありますが、徳島大学について四十九年度は教官の確保などに難点があって、さらに一年準備期間を置くことになったということをいま大学局長もお答えになりましたが、私どももそのように聞いております。なお、現在要請のあります地域について五十年度関係の講座をつくるというのは口腔外科のことだと思うんでありますが、そういうことでは、これ百年河清を待つようなもんで、なかなか進まないんですが、さしあたり教養課程を開設しながら専門課程の必要な教官の確保というようなことをやってい……

第75回国会 文教委員会 第8号(1975/05/06、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま質問がありましたことに関連をして、ちょっとお尋ねをしたいと思うのですが、台湾における歯科医師の養成のあり方と、それから日本と比べて歯科医師の数というのが、人口密度に対する歯科医師の数がどういう状態になっているのか、それはおわかりありませんか。
【次の発言】 いまのような問題が起きて、そして政府の機関でもそのことについて別に余り問題とせぬというだけではなくて、むしろ、何かこういう方法があるぞというようなことで情報提供しているというような先ほど答弁もありましたんで、そういうことになってまいりますと、台湾における歯科医師の存在の状況というのがどういう状況にあることを知った上でやってお……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連して一、二点お尋ねいたしますが、学士院法による年金、それから文部省設置法に基づいて芸術院会員に支給されます年金と文化功労者年金とは性格的にどういう差がありますでしょうか。
【次の発言】 学士院、芸術院の会員に支給されます年金と文化功労者年金は併給されておりますか。
【次の発言】 学士院や芸術院は国家の機関的なその役割りがごく一部分でありますが存在しておりまして、それに対する若干の報酬的な意味合いもあるということをお答えになりました。私もそう思っております。文化功労者年金というのは、これは全く年金を支給するための法律に基づいてやられているものでありますから、私はむしろ文化功労者の……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○久保亘君 私の質問の時間は約十分でありますから、端的にお答えいただきたいと思います。  最初に、文部大臣に、文部省にとって文化財保護という一般的な学問的な解釈じゃなくて、文化財保護行政というのは一体何であるか、文部大臣の行政の立場に立った率直な見解をお尋ねしてみたい、できるだけ短い言葉でお答え願います。
【次の発言】 私がお尋ねしたいと思っておりますのは、行政の運営面からの基本的な考えにちょっと触れたいと思うんですが、従来ともすれば、文化財保護というのは開発に気がねをしながら行われてきたと見る人が多いわけです。むしろ、開発が文化財の保護に気がねをするような行政というものを文部省としては確立す……

第75回国会 文教委員会 第14号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました文化財保護法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、以上五党の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  お手元に配付をしてございますので、朗読をして提案にいたします。    文化財保護法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   今日の社会的経済的条件の激しい変化の中で、文化及び自然の遺産は、破壊の危険にさらされている。これらの文化財は、国民全体の貴重な共同財産であり、日本文化の豊かな発展の基礎であることにかんがみ、その保護についての国民の理解協力と行政施策の徹底が図られなければならない。   本改正は……

第75回国会 文教委員会 第15号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、いま粕谷委員から質問がありました問題で、リジンの使用について体育局長は大変自信に満ちて、問題ないんだから取り消すつもりはないというお答えになったんですが、これを使わなければならない理由はありますか。
【次の発言】 やっぱりこれは自然食物から摂取されるということをやるべきであって、添加物でやります場合には、これは全く疑いが残らないという形でやることがよいと思うんです。したがって、裁判には疑わしきは罰せずということがあるけれども、特に学校給食のようなものについては、疑わしき場合にはその疑いが晴れるまではその使用を中止をするということがあなた方の指導方針として正しいのではないか、……

第75回国会 文教委員会 第16号(1975/06/24、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、教科書の問題について少し質問をしたいと思います。  初中局長にお尋ねいたしますが、最近、初中局長の方で教科書発行者に対して編集業務に関する調査を行われた事実がありますかどうか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この編集業務に関する調査というのは従来も行われた例がありますでしょうか、今回初めて実施されたものですか。
【次の発言】 今回新たにと言われている部分が主として「教科書発行者の編集業務等に関する調査」、こういう表題になったものだと思うのです。それでこの教科書発行者の編集業務等に関する調査は、法的にはどのような根拠法令に基づいて行われたものなのか御説明をいただき……

第75回国会 文教委員会 第17号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に槇枝参考人にお伺いいたします。  道徳教育という場合の道徳の具体的な価値判断の基準をどこに置いて学校で道徳教育をやったらよいかという問題、何にそれを求めるかということについて、先ほど憲法と教育基本法をお話の中で挙げられたんでありますが、現在の学校教育の中において、憲法教育というのはどういうふうに扱われているのか。また、憲法教育というのがその道徳の一つの具体的な価値判断の基準とも考えられるということになれば、どういうふうになければならないというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 もう一つ、一八九四年から一九四五年に至る日本の日本史の教訓から学んだ証拠は、ほかならぬ日本……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/07/01、10期、日本社会党)

○久保亘君 私立学校振興助成法案についてただいま趣旨説明がございましたが、二、三点お尋ねをいたしたいと思います。  私立学校の振興助成を行うことによって私立学校に学ぶ学生生徒の負担を軽減をするとともに、私立学校の教育条件を向上させるということは私どもの年来の主張であり、国民のすべての人たちが希望していたところでありますから、私どもは、そのような法案が成立することに賛成をするものでありますけれども、しかし、この法案については、その中に少し問題点があるように考えております。一つは、今回のこの助成法案の中で国の補助を「二分の一以内」としたことであります。当初、この法案を作成をする話し合いの段階では、……

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/03/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 大平さんは、田中内閣から三木内閣にかけて、政変とも言える内閣の交代の中で大蔵大臣を続けておられますが、前の内閣から新しい内閣にかわって、政治姿勢の上でどのような変化が起こったと感じておられますか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 副総理に同じことをお聞きいたします。
【次の発言】 大蔵大臣と副総理の間では大分受け取り方が違うようでありますが、そこで大蔵大臣に、田中金脈の問題についてお尋ねをいたします前提として、いわゆる田中命脈にまつわる疑惑が引き起こした政治不信は、今日解消されたとお考えになっておりますか。
【次の発言】 それでは、金脈に関連をして具体的なお尋ねをいた……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、午前中に引き続いて主任問題をめぐる問題について質問をいたしたいと思います。  最初に永井さんに、文部大臣を一年以上勤められて、あなたが理想とされておりました教育を政争の外に置くということは大変むずかしいことであるという実感を持っておられるかどうかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 特に、この主任問題をめぐる最近の動きの中では、あなたが自民党文教部会の圧力に対して教育を政争の外に置くという立場を守り切ろうとすれば、むしろ私どもにうわさで聞こえてくるところでは、もう思うとおりにならないなら文部大臣として永井は無用であるという声も聞こえるし、また、あなたの方はそういう圧力をはね……

第76回国会 文教委員会 第3号(1975/12/11、10期、日本社会党)

○久保亘君 文部省の構想や見解については、時間を次の機会にいただいていろいろまた御質問したいと思います。  私は先ほど、高橋委員の文部大臣の質疑応答の中で、少し考えてみなければならない問題があると思いましたので、ほんの一、二点お尋ねしますから、簡潔にお答えください。  今日の日教組と文部省の対立、教育の現場と行政の対立の激化について、あなたが原因分析を、従来の文部大臣からはなかなか述べられなかった真剣で謙虚にとらえようとする反省を出されている点について、私は深い関心を持っております。しかし、大臣のその認識が一つの評論に終わって、これがあなたの文部大臣としての勇気を裏づけにした実践論としてとらえ……

第76回国会 文教委員会 第4号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま、私は衆議院の十二日の諸沢局長の答弁をめぐっての質疑応答を聞いておりまして、文部省としてもかなり苦慮されてどういうふうにここのところを逃げ切るかということでずいぶんと努力をされたような答弁とお聞きいたしました。しかし、その中身は全く禅問答でありまして、そのことによって私どもは問題をぼやかしちゃいかぬと思うのです。だから私はいまの問題についてはっきりしたお答えをいただきたいと思うのです。  最初に、十二日の衆議院文教委員会において諸沢初中局長が発言をされたということで報道されておりますその要旨は、主任は職務上の上司と言えないことはないし、必要があれば職務命令も出せる、こういう意味……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後3号(1976/06/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、余り時間がありませんので簡単にお答えいただきたいと思うんですが、官房長官にお尋ねいたします。  五月二十六日の三木総理の記者会見で、人心一新と言っても、実際からいえばロッキード事件の究明が大前提になると思っている、人心一新と言っても、ロッキードが究明されない段階では人心  一新にならないと、御発言になっております。なお、五月二十九日は民放の「総理と語る」のテレビ番組の録画撮りの中で「「人心一新」も結構だが、ロッキード事件の真相が究明される前の「人心一新」では、解明後もう一度「一新」しなければならないかもしれない。事件解明が先決で、その結果をみないと「一新」のあり方がわか……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後4号(1976/06/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は日本社会党の久保亘です。  最初にお尋ねいたしますが、片山さんは日本語は不自由なく話し、また理解されることができると思いますが、そのとおりですか。
【次の発言】 日本の警視庁並びに検察庁の事情聴取に応じられたときには、通訳がついておりましたか。
【次の発言】 それでは、もし私のお尋ねを通訳なしで御理解ができました際には、できるだけそのままお答えいただければ大変幸いです。  最初にお尋ねいたしますのは、あなたの主たる住所はどこになっておりますか。
【次の発言】 東京であなたが日本に登録された会社で仕事をされておりまして、で、東京にも住所をお持ちでありますが、あなたの所得の申告は日……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後10号(1976/06/29、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連。  いま証人喚問の問題について瀬谷委員の方からいろいろとお尋ねがありましたけれども、私は、きょうの質問に当たって、竹下国務大臣の出席をお願いをいたしております。現在出席願えておりませんが、閣僚が委員の要請に基づいて答弁のために出席するのは、特別の事情がない限り、当然のことだと考えております。この点については、委員長の方で午後再開に当たってはぜひ出席ができるように、お取り計らいをいただきたいと思います。  また、いま瀬谷委員の方からも言われましたように、後藤田、相澤両氏は、前々から、もし国会の証人喚問が求められるならば、進んで出席して黒白をつけたいということを公の席で表明をされ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後17号(1976/07/23、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、昨日衆議院の特別委員会が行いました児玉譽士夫の臨床尋問について質問いたします。  この質問に先立って確かめておきたいことは、児玉譽士夫の起訴容疑は何であるか、それから国税庁は児玉譽士夫の脱税について顧問料以外の金銭の授受についても追徴の根拠と、脱税の根拠としているのかどうか、その点について最初にお伺いいたします。
【次の発言】 いま児玉の起訴容疑で御説明になりました外為法違反の合計五億七千八百万の問題については、国税庁としては問題にされておりませんか。
【次の発言】 いや、いまの問題でロッキード社からの報酬の中には、いわゆる顧問料四千五百万ないし五千万以外の金銭の授受に……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後18号(1976/07/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 今回の田中角榮氏逮捕について、私は三木総理大臣にその政治責任を明らかにしていただきたいと思って質問いたします。  総理は、ロッキード事件について、日本の民主主義の根幹にかかわる問題だから徹底的に究明されなければならないと言われてきました。いまこの事件の核心に迫ると思われる前総理・前自民党総裁田中角榮氏が逮捕されたことは、事件の解明とその責任を明らかにする上に大変大きな意味を持っていると思っております。あなたは記者会見で、この際自民党は結党以来最大の試練に立っているから結束しなければならぬということを言われたようでありますが、いま国民が求めておりますのは、自民党がどうなるかということ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後20号(1976/08/04、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、福田副総理にお尋ねいたしますが、ロッキード事件の解明がいま進みつつある中で、副総理が主張されております出直し改革論というのは具体的にどういう意味を持っているのか、少しお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、あなたが、これは逮捕されました田中前首相一人の責任ではなくて、自民党の戦後三十年間の政治を根本から考え直すべき問題だというような主張をされておりますことについて、そのことはよくわかるんでありますが、出直しが自民党そのものの改革について言われていることについて、私がここでいま福田副総理の意見に対して私の見解を述べようと思いませんけれども、自民党が内閣を組織してい……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後26号(1976/08/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連してちょっとお尋ねいたしますが、福田さん、大平さんは統治能力の問題から体制の一新ということを主張されているように聞いております。あなた方が言われます統治能力に問題があるというのは、三木総理大臣を指すのですか、三木内閣を指すのですか、自民党としての政権のあり方を指すのですか、その点についてあなた方のお考えをお聞きしておきたいと思うのです。
【次の発言】 それは三木さんが結局そういうような党内の動揺を抑える力がない、こういう意味で統治能力に問題があるということなんですか。
【次の発言】 そういうふうに言われますと、これは三木内閣を、三木総裁や三木総理をお助けしているとあなた方が言わ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後28号(1976/09/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま秦野委員から述べられました意見について、自民党のロッキード調査特別委員会ですか、この委員会においてまとまった意見であるということでありましたから、自民党のロッキード調査特別委員会の公式見解をお述べになったものと理解して、これからお尋ねしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、自民党ロッキード調査特別委員会の一応取りまとめられた御見解としてお尋ねいたしますが、最初に、ロッキード事件解明に関する基本的な認識で一致できるのかどうかということで、私、三点ほど申し上げますので、その点についてお考えがもし一致できるなら、そのようにひとつ御意見をお示しいただきたいと思うんです。 ……

第77回国会 決算委員会 第閉会後1号(1976/06/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は原子力発電の問題と、それから開発と環境保全の問題、最後に当委員会が昨年警告決議をいたしました田中金脈に関して信濃川河川敷の処分についての問題を質問いたします。  最初に原子力発電に関する問題でありますが、いまアメリカのカリフォルニアにおいて原発に反対する住民から提起のありました件に関して住民投票が行われておりますが、従来科学技術庁、あるいは政府と言った方がいいのかもしれませんが、住民に対する原発の安全性を説明をしていく場合にいつも出されておりましたのは、原発先進国であるアメリカにおけるこの安全性の経験的な根拠をもって住民に対してその安全性を説明をしていくという態度が非常に強くと……

第77回国会 決算委員会 第2号(1976/01/16、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、過ぐる四十七年度の決算の総括に当たって本委員会が決議いたしました警告の趣旨に基づいて、三木内閣の政治姿勢の問題と、それから田中金脈のその後についてお尋ねをしたいと思います。  最初に、三木内閣の政治姿勢を示す最大の国民に対する公約とまで言われてまいりました政治資金規正法の改正施行を前にして、昨年末に行われたと言われる自民党の百億の借金肩がわりのための駆け込み献金について、報道されているようなことが事実であるとすれば三木内閣はみずから国民を裏切ることになると思うのですが、この法律改正の直接の責任者でもありました自治大臣の見解を伺っておきたいと思います。

第77回国会 決算委員会 第3号(1976/01/22、10期、日本社会党)

○久保亘君 十六日の委員会で建設大臣にお尋ねをする予定にいたしておりましたところ、仮谷建設大臣御不幸のためにその機会を得ませんでした。きょう竹下新大臣に対して、私がお尋ねすることになっておりました件についてお尋ねいたしたいと思いますので、率直なお答えをいただきたいと思います。  最初に、信濃川河川敷の問題についてでありますが、新大臣は、田中金脈の中で最も大きな問題の一つでありました信濃川河川敷の処理について、今日までの国会における審議の経過等について十分に御承知のことと思います。その河川敷の廃川処分については、衆議院予算小委員会の審議を待って判断をすること、及びその判断は国民の納得を得られるか……

第77回国会 文教委員会 第3号(1976/02/12、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は午前中の宮之原委員の質問に関連をしながら少しお尋ねをしたいと思います。  きょう大臣の所信表明をお聞きしまして、所信表明の中で、「伸び伸びとした自主的で創造的な人間の育成を」目指すということを言われまして、「競争第一主義の風潮を排し、」「学校にゆとりのある雰囲気を取り戻し、」――いまゆとりがないからそう言われているんだと思うんですが、「学校にゆとりのある雰囲気を取り戻し、学ぶ者、教える者がそれぞれ互いに助け合う気風を醸成する」、こういうことを言われている反面で、主任制度の問題に関しては、あなたのこれまでたびたび言葉で表明をされてきたこととは違って、主任制度を実施していくその手続……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連。  いまの問題で、この調査を私どもの方が求めましたのは二月の十二日なんです。そして、十七日一理事会で二十六日に報告を求めるという段取りを決めたわけです。二十四日に関係者を呼んで、関係者というよりは教育委員会を呼んでお聞きになったというふうにさっきお聞きするのですが、それは間違いありませんか。二十四日ですか。
【次の発言】 教育次長ですね。
【次の発言】 その事情聴取の仕方も、やっぱり非常に文教委員会の日程に合わせて少し報告書づくりのためにやられたような感じもいたします。もう少し、十二日に私どもの方は調査を求めているのですから、もっと積極的に時間をかけていろいろ調査をせられるべ……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/11、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、質問に先立って、先ほど高橋委員から意見として述べられたような問題について、一般的に考え方の違いますことについて触れようと思いませんが、重要な二点について大臣の見解を伺っておきたいと思います。  一つは、日教組が教育課程の編成やあるいは主任制の問題について教育委員会に対してあるいは文部省に対して協議を求めることが教育行政への介入ではないかといったような意味の御発言がありました。このことについて、私は、従来文部大臣が述べられてきた考え方からするならば、そういう立場に立たれないと思うわけであります。特に、教育課程といいますか、教師の教育研究の問題につきましては、日教組の教研集会が日……

第77回国会 文教委員会 第6号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○久保亘君 七、八点についてお尋ねいたしますが、一番最初に、独立大学院の構想に関して、この独立大学院は、いわゆる共同利用研究所を基礎として設置をされていく場合が考えられているようでありますが、大学の学外にある共同利用研究所を基礎にして大学院が設置をされてまいります場合には、この独立大学院は従来の大学院と大変性格の異なったものになるであろう。と申しますのは、大学の学部と強い連携を持った形でつくられている共同利用研究所に大学院が設置をされる場合と違って、教育機関としての立場よりもむしろ研究機関としての部門が非常に強くなってくるわけでありますから、そういう意味では純然たる一つの研究機関に大学院が置か……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました国立学校設置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、以上五党共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、技術科学大学の設置及び運営に当たつては、大学の重要性と本案審査における各意見にかんがみ、次の事項について特に配慮すること。  一 学問の自由、大学の自治を尊重するとともに、人事等管理運営については現行法令に基づいて行うこと。  二 十分な財政措置を講じ、いやしくも、民間資金を前提とした教育研究体制にならない……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○久保亘君 福田副総理にお尋ねいたしますが、挙党協と言われる会で、自民党の新しい総裁の候補者として推薦をされ、これを受諾されたそうでありますが、福田さん自身は、三木総裁ですか、三木総理に対して不信感を持っておられるのかどうか。特に任期途中で、みずからは退陣の意思を表明されておりません総裁に対して交代を迫る新総裁の受諾をされたわけでありますから、その不信感をどのようにお持ちになっているのか、具体的に何が不信であるのか、最初にそこからお尋ねいたします。
【次の発言】 あなたはよく日本国が私を必要とするとか日本国の問題だとかいう言葉をお使いになりますが、今度の問題についても、十月の二十日の早朝の福田……

第78回国会 決算委員会 第閉会後1号(1976/12/22、10期、日本社会党)

○久保亘君 三木内閣はいよいよあすでその任務を終わろうとしておりますが、私は、三木内閣の評価は別にして、いま三木内閣がやっておかなければならないことがあるのではないか、そういう立場で稻葉法務大臣にお尋ねをしたいと思うんであります。  それは、三木内閣は、ロッキード事件の徹底解明を内閣の最大の使命としてやってこられたんでありまして、国民に対してしばしばこの事件の徹底解明に基づく真相報告を行って、主権者である国民の適切な判断ができるようにしたいということを繰り返し主張されてきました。しかしいま、十月十五日の捜査に関する中間報告を最後にして、三木内閣はその責任を果たさずに消え去ろうとしております。そ……

第78回国会 社会労働委員会 第4号(1976/10/21、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、雇用促進事業団が勤労者財形貯蓄を原資とする勤労者の持ち家融資制度について行っております勤労者福祉促進の事業に関連してお尋ねをいたしたいと思います。特に参考人の方々には御多忙中を御出席をいただきましたが、ぜひ的確なお答えをいただきたいと考えております。  最初に、この持ち家融資制度は、弱小な中小零細企業に働く勤労者並びにその雇用主であります事業主にとっては大変有利な制度でありますから、この制度が有効に活用されるということは大変望ましいことだと考えております。特に零細な事業主の場合に、事業主が直接この融資事業にかかわることは大変むずかしい点もありますから、そういう意味では法に定め……

第78回国会 文教委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、いま質疑応答のありましたことに関連しまして一点だけ文部大臣のお考えをお聞きしておきたいと思うのです。  文部大臣、ずいぶん力を込めて業者テストの問題についてお話しになりました。業者テストが学校教育を支配している、教師が教育を放棄している、こういう言い方をされました。私は、文部大臣の熱のあるところはわからぬわけじゃありませんけれども、そういうような非常に短い表現でこの問題を片づけられてしまうということについて非常に気になります。業者テストが学校教育を支配しているというならばその原因を、もっと国の文教行政上の責任という立場からはっきりしなければ、教師が教育を放棄しているという短……

第78回国会 文教委員会 第3号(1976/10/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、先般の委員会で御質問いたしました坂元学園の問題に関して、なお現地における紛争が続いておりまして、大変憂慮すべき事態だと考えますので、その後、文部省が学園の理事長を直接招致をされて事情聴取あるいは指導等を行われたのではないかと思いますから、その辺の事情について最初に御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、先般私どもが指摘しました問題について、逐一いろいろ事情をお聞きになっているということでありますが、私どもが先般申し上げましたのは、現在この学園において紛争の原因となっておりますいろいろな問題の非常に代表的な問題を申し上げただけでありまして、個々の問題を……

第78回国会 文教委員会 第7号(1976/11/02、10期、日本社会党)

○久保亘君 先般来委員会でいろいろお尋ねいたしました問題でありますが、坂元学園の九州学院大学における紛争について、その後、学長等から文部省は直接事情聴取を行われ、なおかつ現地に調査団を派遣されて実態調査を行われたと思いますので、それらの状況の報告をお聞きしたいと思います。  なお、その後、現地では学園側が大変強硬な手段に出まして、学園側が雇ったアルバイトと称するやや暴力じみた連中との間に紛争がさらに複雑な状態を起こしたりしまして告発事件等が出ておりますし、またいままで静観するというか、余り動きのありませんでした教官側も、理事長兼学長に対して退陣を求めるというような動きになったと聞いております。……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/03/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 官房長官の御出席の時間内にちょっとお尋ねしておきたいと思いますが、今度の日米首脳会談の中でアメリカ政府並びにアメリカ上院に対して、ロッキード事件、なお、いま問題となっております日米韓にかかわる汚職の問題等の解明に対して積極的に協力を要請をされる御予定がおありかどうか、それが一つであります。  もう一つは、FBIが小佐野賢治のアメリカにおける経済活動並びにロッキード社から受け取ったと思われる金の流れ等について捜査を開始したと報ぜられておりますが、このFBIの捜査に対して日本政府として協力を求められている事実があるかどうか、なお、今回の首脳会談においてこれらの問題についても話題となるの……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/03/25、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま国税庁に関する質問に関連をしてちょっとお尋ねをいたしておきますが、先般のこの委員会で田中元総理の五億円の課税について御報告をいただいたのでありますが、その際、国民は法のもとにすべて公正平等という立場から田中角榮に対する課税処理も行われたと、こういうことで山橋次長ですか、御報告になったのでありますが、最近地方自治体で起こっております汚職について、その収賄に対する税務処理は脱税犯として処理されたと私どもは聞いておりますが、一点この例として、岐阜県の汚職についてはどういうふうに処理されたのか。特に岐阜県汚職の当事者であります和田某についてはどういう脱税の処理が行われたのか、簡単に御報……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1977/04/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 法務大臣はお忙しいそうですから、最初にお尋ねいたします。  二月の二十四日に「ロッキード事件の捜査処理に関する法務大臣報告」をお出しになったわけでありますが、ロッキード問題閣僚連絡協議会はその後存続して開かれておるのかどうかですね。ロッキード問題閣僚協議会はいまも機能しているかどうか、その点をちょっと御報告いただきたい。
【次の発言】 やっぱり私たち、福田内閣にかわりましてから、ロッキード問題と取り組まれる政府の態度というのは、かなり変わってきたんじゃないかという感じを強くするわけです。それでロッキード問題閣僚連絡協議会の問題についてお尋ねしたわけですが、全く開かれていないというこ……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1977/05/18、10期、日本社会党)

○久保亘君 余り時間がありませんから端的にお尋ねをいたしますので、率直にお答えいただきたいと思います。  私は、先般衆議院で行われました中曽根証言について、これは中曽根さんがロッキード事件に関して自分はかかわりがないという立場を釈明をされるためにいろいろ述べられたんだと思うのであります。その中に政府のあり方についてきわめて重要な問題があります。だから私、いまからその点についてお尋ねいたしますので、総理のお考えを率直にお答えをいただきたいと思うんです。  一つは閣議や国防会議などにおいて、閣僚は総理から特別諮問や下問がなければ発言をしないのが大体慣例であって、そういうことが一貫して流れてきている……

第80回国会 外務委員会 第3号(1977/04/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は領海十二海里、漁業専管水域二百海里の実施について、今日の国際情勢及びわが国の漁業保護という立場から急がなければならない問題だということは理解ができるのでありますが、特定海域について三海里凍結を行うということは主権の放棄につながる問題でありますから、これは大変重大な問題だと考えております。この問題については、法案の審議の際にいろいろとまた私どもの意見を申し上げなければならぬと考えておりますけれども、きょうお聞きしたいのは、いまも質問がありました漁業に関連をして、もし大隅海峡などについていわゆる国際海峡として現状三海里にとどめる場合、本来十二海里の領海に含まれるべき当該海域、ここは……

第80回国会 外務委員会 第7号(1977/04/21、10期、日本社会党)

○久保亘君 この条約は、一九七六年七月十四日、西ドイツの三十六番目の加入によって条約発効条件を満たしたことになっておりますが、そのためにことしの七月十五日に効力を発するということのようでありますが、もし、日本が積極的にこの条約を批准し加入をするという意思を持っておったとするならば、この条約発効の条件を満たすことができた時期はいつごろになりますか。西ドイツの加入を待たず日本が先にこの条約に加入をしたとするならば、条約の発効条件を満たしたのはいつ可能であったのか、その点をひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 七六年の一月一日以降ならば条件が整えば発効するようになっておるんでしょう。

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、日ソ漁業交渉についてお尋ねいたしますが、昨日日ソ漁業交渉が鈴木・イシコフ会談によって大筋合意に達したと伝えられ、なお報せられるところでは、政府として昨日最終訓令をモスクワへ送ったというように言われておりますが、その後、重大な内容を含むソビエト側の新しい提案があり、局面が大変むずかしくなったと言われております。これは、その鈴木・イシコフ会談の合意の受け取り方において、政府側に判断や見通しに問題があったのではないかとも考えられるわけでありますから、それらの問題も含めて、今日までの経過と見通しを問題点を中心にして御報告をいただきたいと思います。

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/06/04、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に外務大臣の御見解をお聞きしたいと思うんですが、この経済協力に関する日本国とモンゴル人民共和国との間の協定の調印に先立って、国交樹立の段階で、戦争による損害賠償請求をめぐる両国間の協議が行われたと聞くのでありますが、モンゴル人民共和国は国際的に見て、国際法上というか、国際的な慣行といってもいいのかもしれませんが、一般的には戦争による損害に対する賠償請求権というのは日本に対して持ち得たという解釈に立っておられるのか、それとも損害賠償請求権は日本に対してモンゴルが請求する権限はないという立場を日本政府はお持ちになったのか、その辺はどういう御認識でありますか。

第80回国会 外務委員会 第19号(1977/06/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、漁業水域に関する暫定措置法が施行をされます場合に、この暫定措置法の適用を受ける相手国が協定なしにわが国の二百海里水域内で操業ができなくなるのはいつからですか。
【次の発言】 ソ連の漁船がこの二百海里の水域で、ソ日協定が締結されない場合には七月一日から操業は不可能になるということで理解してよろしいのですか。
【次の発言】 農林大臣、先ほどからの答弁で、ソ日協定の大前提として暫定措置法による線引きを明確にしなければ協定の交渉に入れない、こう言われておりますが、このことは漁業水域に関する暫定措置法では、北方四島に関係する部分についても明確な線引きを行い、第三条による水域適用除外は……

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/04/01、10期、日本社会党)

○久保亘君 先ほど公述されました瀬戸参考人、地頭参考人のこれまでの空散の実施に当たってのお話がありましたが、私お聞きしておりまして、薬品の空中散布を実施するに当たって大変慎重に事前の準備をなされたということはわかりました。しかし、それは危険や被害を防止をするため、十分にこの空中散布の実施を地元の住民に周知させるためにやられたということが主のようでありまして、この空中散布のもたらす影響について十分な事前の準備が行われたと、必ずしもそういうふうにはお話を聞いて受け取れないのであります。  私はそれでお聞きしたいのは、空中散布を行われた後、その事後の調査が、ここに私は防除緊急対策推進協議会の本年二月……

第80回国会 文教委員会 第5号(1977/03/10、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、大臣の所信に関連をして少し最初に教育に対する基本的な考え方や行政姿勢のあり方についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、永井前文部大臣の主張でありました教育の場を政争の外に置く、すなわち教育に静かな環境を保障したいという考え方について大臣は再三述べられてきたんでありますが、この考え方について海部文部大臣はこれを支持される立場なのかどうか、最初にその点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ところで、永井文部大臣は二年間の文相体験を通じて、教育を政争の外に置くということがどんなにむずかしいものであるかということを感じてきたという所感を述べられております。その中で特に最近……

第80回国会 文教委員会 第6号(1977/03/15、10期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました女子教育職員の出産に際しての補助教育職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  学校教育がその目的を達成するためには、児童・生徒に対する指導活動のほか、財務・管理・環境整備や子供の安全福祉にかかわる活動が一体として機能しなければなりません。そのため、学校内に教諭のほか養護教諭、栄養職員、寮母等いろいろな職種が、法律に基づいて配置されております。事務職員につきましても、学校教育法二十八条に原則として置かなければならないと定められておるのであります。現在、学校事務職員が担当している職務には、まず一般的な事務……

第80回国会 文教委員会 第7号(1977/04/05、10期、日本社会党)

○久保亘君 村松先生いろいろお詳しいと思うので……。私は、いま学歴偏重主義といいますか、学歴偏重の日本の社会的な風潮を一番よく知っている人たちの間で、自分の子供の教育については学歴中心主義の立場を非常に強くとっている、そういうことが現実にあり過ぎるように思うんです。だから、この改革というのは観念的にいろいろ考えられてもなかなかむずかしい。だから、どこかで何か思い切った改革の方法というのが考えられないと、たとえば学校の教師というのは学歴偏重社会というのを非常によく知っております。ところが自分の子供をどうするかということになれば、非常に進学率の高い学校へ子供を出そうとするというような風潮がありがち……

第80回国会 文教委員会 第11号(1977/04/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 私、最初に今度の法案の中にあります総定員法と国立学校の定数との関係についてお尋ねいたしますが、教育機関、大学における定員といいますか、教職員の定数を一般的に総定員法でもって規制を加えるということは教育機関にとっては致命的と言っていいほど深刻な影響を与えている実情については、文部省は実態を十分に把握されておりますでしょうか。
【次の発言】 医科大学の設置などに伴ってそういう特別な措置をおとりになるということはわかりますが、それだけではなくて、いま教育機関は、総定員法による定員の削減を受けたために実際には研究部門に非常に大きなしわ寄せをもたらしているという実情はおわかりになっているんで……


久保亘[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院10期)

久保亘[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本社会党)

○久保亘君 それでは最初に、三菱石油水島製油所の事故原因調査委員会の調査結果はどういうふうになっているか、お尋ねいたします。
【次の発言】 三十一日予定どおりということでありますが、三月七日の公害対策及び環境保全特別委員会の理事会で、消防庁のほうから、大体三月二十六日ごろには発表できる予定であるということを述べられておりますが、どうしておくれたんでしょうか。
【次の発言】 それでは少し、私のほうで調査をいたしました具体的な問題について、特に九十日備蓄が、通産省を中心にして国策的に進められようとしていることと関連をして、タンクの安全性確保という立場からお尋ねしてみたいと思うのですが、すでに公にさ……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は九十日間の備蓄の問題についてお尋ねしたいと思いますが、通産省が石油備蓄強化対策の中で強調をされておりますことの一つに、石油備蓄に要するコストについては国民経済全体、すなわち国民一人一人がいわば経済的な安全に対する一種の保険料として負担すべきものである。このような主張をされておりますが、備蓄を業とすること、つまりCTSというのは企業として成立するのかどうか、その辺はどういうふうにお考えになっているのでしょうか。
【次の発言】 デッドストックの部分というものが、今日でも六十日備蓄ということで、備蓄会社にはデッドストックの部分があるわけでしょう。それを考慮に入れて企業として出荷する原……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○久保亘君 簡単にお尋ねいたしますから、ひとつ要領よくお答えください。  造船業界の不況回復の見通しと造船所の新たな立地の可能性について、いま運輸省はどういう展望といいますか、考え方を持っておられるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の六月海運造船合理化審議会の答申、それから十一月の運輸大臣の操業短縮勧告、それから本年三月に出されました船舶局長名による建造設備の許可に係る事務処理方針についての通達など一連のものを通して見ますときに、造船業界の不況回復の見通しは大変厳しいものがあると思います。加えて、いまECとの間にも問題がありますし、OECDの造船政策に関する一般指導原則な……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に下垂体性侏儒症の問題についてお尋ねをいたしますが、 いま全国で下垂体性侏儒症として認められる方々が何人ぐらいおられると厚生省は把握されておりますか。
【次の発言】 この下垂体性侏儒症については、日本ではつくられておりません、スウェーデンの会社がつくっております薬品か、ホルモン剤か、これが非常に効果があると言われているのでありますが、この人間の脳下垂体からつくられる薬品の効果というのは、厚生省でも顕著な効果があると認められておりますか。
【次の発言】 現在全国に八百人程度存在すると厚生省で見ておられる方々は、その大部分の人たちがこの薬品の使用を希望しておられると考えてもよ……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、私、午前中第三分科会で運輸省に対して造船業界の著しい不況が地方の開発にもたらしている影響が大変大きいことを申し上げて、その例として石川島播磨重工業の鹿児島進出が大幅に延期され、事実上計画が断念に近い状態になってきていることについて運輸省のお考えをいろいろとお聞きしたのであります。私がIHIから聞いております状況とそれから運輸省がIHIから聴取をされております報告とはほぼ一致いたしておりまして、明後日十五日石川島播磨重工業は鹿児島市においてこの進出計画を長期間少なくとも数年間は延期せざるを得ないという事情について地元の了解を求めようとしているのでありますが、このことの中で四十……



久保亘[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2022/12/18

久保亘[参]在籍期 : |10期|-11期-13期-14期-15期-16期-17期-18期
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