久保亘 参議院議員
13期国会発言一覧

久保亘[参]在籍期 : 10期-11期-|13期|-14期-15期-16期-17期-18期
久保亘[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは久保亘参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

久保亘[参]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第22号(1984/07/13、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました国民教育審議会設置法案について、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  激発する少年の非行、暴力、登校拒否、高校中退者の激増など今日の教育の荒廃はもはや一刻も放置できない事態であり、偏差値教育に象徴される現在の教育が早急に改革されなければならないことは国民共通の認識となっております。  この国民的要請にこたえるためには、まさに国家百年の計としての教育改革の重大性にかんがみ、慎重かつ民主的に審議を行う機関を設置し、その意見に基づいて国民の合意を得ながら改革を推進することが必要であると考えるものであります。その際、真に国民が求める教育改革を実現するた……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 参議院本会議 第2号(1985/10/17、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、日本社会党を代表し、中曽根総理の所信に関して質問いたします。  最初に、航空事故史上最大と言われる日航機墜落事故を初め、長野市の地すべり、国鉄能登線の脱線転落、中央自動車道の二階建て観光バスの転落、そして台風十三号による海難事故など、事故、災害が相次ぎ、多くのとうとい人命が失われたことはまことに遺憾であります。亡くなられた方々と御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。  これらの事故は、総理の「安心、安全、安定」の所信に反し、安全第一主義を忘れた乱開発や営利優先の企業体質と政府の行政監督指導上の責任に負うところが大きいのであ……

久保亘[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

久保亘[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/11/22、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、行政改革の前提となるべき政治倫理の問題について最初にお尋ねをいたします。  松村謙三先生が、かつて中曽根さんのことを緋縅のよろいをつけた若武者と評されたことがございます。私も中曽根さんの若い時代のいろいろな演説や御発言等について、ずいぶん当時も読んだり聞いたりさせていただきましたが、今度もまた少し念入りに調べさせていただきました。私は、その時代の中曽根康弘さんがいま同一人物なんであろうかと思うほど、あなたのお考えがお変わりになっているのじゃないかと思うことがあるのでございます。  まず、その点についてお尋ねいたしますが、昭和二十九年二月二十二日、衆議院予算委員会において造船汚……

第100回国会 予算委員会 第1号(1983/09/21、13期、日本社会党)

○久保亘君 開発の問題に関連をして二、三質問をいたします。  環境破壊か地域開発かということで対立をいたしております志布志湾の石油国家備蓄基地の問題についてでありますが、石油税収の激減による石特会計の逼迫、そして民間のタンクの大量余剰の利用が可能となっているというようなことがございまして、政府は国家石油備蓄基地の建設ペースをダウンさせるなど備蓄計画を見直す方針と聞いておりますが、このことについて通産大臣の具体的な考え方をお聞かせいただきたいと思うのであります。  特に、八月二十二日、総合エネルギー調査会の報告「長期エネルギー需給見通しとエネルギー政策の総点検について」では、昭和六十五年度エネル……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 建設委員会 第3号(1984/03/31、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま議題となりました法案のうち、奄美群島振興開発特別措置法についてお尋ねをいたしたいと思います。  この法案の提案理由説明の中でも述べられておりますが、奄美群島と本土との格差が今日なお存在することからこの措置法を延長すると述べられておりますが、奄美群島と本土との格差の現状を、所得の面から、また物価と生活上の負担の面での格差について御説明をいただきたいと思うのであります。あわせて交通、医療、教育などにおける社会基盤の整備における公共施設等、つまり社会資本整備面での格差をどのようにとらえられておるか、お聞かせいただきたいと思います。

第101回国会 災害対策特別委員会 第3号(1984/05/09、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、きょうは桜島の降灰と土石流の問題について政府のお考えをお聞きしたいと思います。  桜島と鹿児島を合わせる形で世間では東洋のナポリと呼んでおりますが、観光の面からいたしますと、桜島は鹿児島の象徴でもございます。しかし、かなり長期にわたります桜島の火山活動によって、その降灰、土石流はこの周辺に住む人々にとって大きな脅威となってまいっております。この桜島の火山活動について、国土庁としては最近の活動の状況をどのように把握されておりますでしょうか。
【次の発言】 私が報告を受けておりますところでは、最近十カ年間の爆発回数は年々ふえてまいっておりますが、特に昨年昭和五十八年は一年間で史上……

第101回国会 災害対策特別委員会 第5号(1984/07/20、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、質問に先立ちまして、ただいま田代理事から御報告がございましたように、委員長を初め、各党の委員の方々、そして関係省庁の皆さん方が直接桜島の降灰等の災害について現地を調査、御視察くださいましたことを大変感謝をいたしております。心からお礼を申し上げます。  なおまた、国土庁の稻村長官も、先般のこの委員会で私、現地を御調査いただくようお願いを申し上げておりましたが、早速現地に赴いていただきまして、適切な御判断や御指示をいただいておりますようで、この点につきましても、地元の一人として心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。  なおこの際、長官に最初にお尋ねをいたした……

第101回国会 内閣委員会 第15号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました国民教育審議会設置法案につきまして、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  激発する少年の非行、暴力、登校拒否、高校中退者の激増など、今日の教育の荒廃はもはや一刻も放置できない事態であり、偏差値教育に象徴される現在の教育が早急に改革されなければならないことは国民共通の認識となっております。  この国民的要請にこたえるためには、まさに国家百年の計としての教育改革の重大性にかんがみ、慎重かつ民主的に審議を行う機関を設置し、その意見に基づいて国民の合意を得ながら改革を推進することが必要であると考えるものでありま……

第101回国会 内閣委員会 第16号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 突然のお尋ねでございますけれども、私は、この種の審議会の場合にはどんな人が、どんな方法で選ばれるかということが審議会の役割の大半を決するのではないかと考えております。中央教育審議会の欠陥もこの審議会の委員の選び方に非常に大きな原因があったと思っておりまして、私どもがこの国民教育審議会の委員を選ぶに当たって特に参考とすべきものということになりますと、一つはフランスの中央教育審議会の委員の選び方も参考になろうかと思っております。これは八十一名の委員を選出することになっておりますが、国公立の学校の教員の代表が二十五名、私学の代表が六名、教育行政機関の代表が二十五名、社会……

第101回国会 内閣委員会 第17号(1984/07/24、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 私は国民教育審議会を提案させていただいておりますけれども、この審議会は文部大臣のもとに設置をされる、つまり政府の側に設置をされる審議会でございますから、何を諮問するかということについて私がここで申し上げましても大変複雑な関係になるものだと思っておりますけれども、私が提案者として期待をしているという立場でお聞きいただきたいと思うのでありますが、それは鳩山内閣のときに臨時教育制度審議会の設置が提案されましたが、そのときには明らかに戦後の教育を支えてまいりました日本国憲法と教育基本法を見直して戦後教育をやり直すという意図が大変強かったのでありまして、国民の支持を得ること……

第101回国会 内閣委員会 第18号(1984/07/26、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 私は森文部大臣よりも少し年長でございまして、昭和四年の生まれでございます。そして、私は戦時中、少年のころに陸軍の幼年学校に入学いたしました。終戦のときは士官学校に在学中でございました。私どもは、そういう意味では戦前の日本の教育というものを実際に教育を受ける側の者として体験をしてきた人間の一人だと思っております。  そのとき、私どもが少年時代に思いましたことは、国家の命ずるところに従って天皇のために命を捨てることが日本人としての一番の生きがいである、こういうふうに教えられてまいりましたし、そう信じてまいりました。そして、戦争に負けてから民主主義という新しい言葉を初め……

第101回国会 内閣委員会 第19号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 審議会の公開の問題から申し上げたいと思いますが、私どもが対案として出しております法律案は、審議会は公開を原則といたしております。先ほど政府の側のお考えをそれぞれの方がお述べになりまして、この考え方は一致していないと私はここに座っておって感じたのでございます。特に、古い内務省御出身の先輩の方とお若い文部大臣や官房長官との間にはまた大変考え方に開きがあるように感じてまいりました。特に、後藤田さんは文部大臣の考え方を全面的に支持という立場に立ちながら、この審議会の中でだれが何を言ったかというようなことは明らかにされてはならない、こういう立場をお述べになったように私は思い……

第101回国会 内閣委員会 第20号(1984/08/02、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) ただいまのお尋ねに対して、私は細かい、どこをどういうふうに機構を改革するとかいう問題ではなくて、文部行政のあり方という立場からお答えをしたいと思うのであります。  森さんが文部大臣におなりになりましたときに、ある新聞のインタビューをお受けになって、その中で戦後一番力の弱くなったのは文部省だ、こういうことをおっしゃっております。これは、私は自民党文教部会の幹部としてやってこられた森文部大臣の就任のインタビューとして率直な御感想であったのではないか、こう思っております。  なぜ、文部省はそういうふうに無力な役所と考えられるようになったのか。私は、やっぱり憲法や教育基本……

第101回国会 内閣委員会 第22号(1984/08/06、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいまここで議題とされております国民教育審議会設置法案の提案者でございますが、きょうは内閣委員会のメンバーとして、政府提案の臨時教育審議会設置法案について、特に中曽根総理にお尋ねをいたしたいと思います。  教育改革は国民の声である、そして教育改革は国民合意のもとに進められなければならないという点において、言葉の上では総理と私どもの考え方は一致しているように思います。しかし、なぜ国民が教育改革を求めているか、そしてその教育改革を何の目的でやるかということになってまいりますと、かなり総理と私の考え方は違いがございます。その点について、本会議並びに委員会の審議を通じて政府の見解を……

第101回国会 文教委員会 第2号(1984/02/28、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に飯島先生にお尋ねいたしますが、国大協の入試改善に関するテーマは、先生のお話でよくわかりました。  しかし、受験生にとってはどう変わるのかということと同時に、いつから変わるのかというのが大変重要なことでございますが、国大協の入試改革の検討は何年度を改革のめどとして、時期的には何年度をめどにおいて検討されているのでしょうか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 あとは座って質問さしていただきます。  今、そういうことお尋ねいたしましたのは、文部省の方では五教科七科目の科目の選定について大学に自主的な選択を認める方向で、六十年度以降そういうことで運営したいという方……

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○久保亘君 予算に関連して質疑をいたします前に、一、二点ちょっと文部大臣の御答弁をいただきたいことがあります。  一つは、既に国会に提出されました臨時教育審議会の設置法案に関連して、法案自体に関する質疑はこの法案の審議の段階でやりたいと思っておりますが、再三にわたって審議会設置法案の提出前の段階で各党の意見等を求めたいということを総理も文部大臣も言ってこられたんでありますが、このことはどうなりましたでしょうか。
【次の発言】 党間の協議の問題についても、私どもが承知しておりますことでは、与野党閥のこの問題に関する協議が法案提出前に行われたというふうには聞いておりませんけれども、この問題について……

第101回国会 文教委員会 第8号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に大学の急増対策といいますか、六十一年から六十七年のピークに至るまで十八歳人口が急増してまいりますこのことに対して、大学の教育計画ですね。これを文部省としてどのようにお考えになっているか、そのまず基本的な立場をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 その場合の基本的な考え方というのは、現在の大学の進学率を六十七年度ピーク時においても傘として維持すると、こういうことなんですね。
【次の発言】 それでは、何ですか、六十七年度において、一番ピーク時に大学の募集定員といいますか、入学定員を国立の場合に幾ら、私立大学の場合に幾らふやせばよいのですか。

第101回国会 文教委員会 第11号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、この法律案にかかわって提出していただいております資料について少しお尋ねいたします。「学校種別加入状況」の表の中で標準給与の平均月額が示されておりますが、幼稚園の標準給与の平均月額が全体の平均に比べて六一%と著しく低くなっておりますのは、これは単に幼稚園の教職員の年齢が低いということだけが原因でしょうか、どのように把握をされておりますか。
【次の発言】 そうすると今度は、公立学校の共済組合の場合の標準給与の平均月額について文部省から教えていただきましたのでは、私立の二十二万四千五百四十八円に対して二十四万六十八円とお聞きいたしておりますが、幼稚園が組合員数の四分の一を占め……

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○久保亘君 文化庁御存じだと思いますからお尋ねいたしますが、レコードが再販価格維持制度になっている国は日本以外にどこがございますか。
【次の発言】 そのこととも関連して、レコードが消費者のいろんな動向といいますか、ニーズというものと関係を持ちながら値段がある一定の幅で動いてくるというのではなくて、どのような曲であろうと何であろうと、その盤の種類や大きさによって値段が決まっておる、そしてこれは、どこで売られても動かないというところに、一つレコード業界の今の営業実績に問題が出てくる点があるんじゃないかと思っておるんですが、そういう問題を離れて、レコード業界は一方的に営業実績の低下をレンタル業の進出……

第101回国会 文教委員会 第14号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま官房長から御報告がございましたけれども、文部省が今回の大阪大学のワープロ購入にかかわって起こりましたこの事件を中心にして、その後、文部省の責任ある立場まで及んでおりますこの収賄汚職に関係して、具体的にどんな措置をおとりになり、責任をどのように明らかにされようとしているのか、その点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 昨日、何か文部省としては予算にかかわる改善の検討委員会をおつくりになったということですが、いかにも取り組みが遅いのでありませんか。大阪大学でこの事件が発覚いたしましたのは、もう一カ月前でございます。大阪大学には調査委員会もつくられ、文部省もその報告を求……

第101回国会 文教委員会 第16号(1984/07/24、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に、先般、慶應大学の委託研究費の問題についてお尋ねをいたしました際に、国立大学の場合には大学会計に入ることになっているから、このような問題は起こりようがないという意味の御答弁をいただいたのでありますが、その後、東京工大の工業振興会について慶應大学の場合と同じような取り扱いが行われていることが報道をされております。この東京工大の財団法人工業振興会について、文部省は、これまで、このことについては全く関知されておらなかったのか、そしてこの問題が公にされてから、どのような御調査になっておりますか、お答えいただきたいと思います。

第101回国会 文教委員会 第18号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま議題となりました学校教育法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は、盲学校、聾学校及び養護学校の寄宿舎における寮母の教育的役割の重要性にかんがみ、その専門性を確立し、もって障害児教育の一層の充実を図ろうとするものであります。  昭和五十七年度において、全国の盲・聾・養護学校八百八十二校中、約二百九十校に寄宿舎が設置され、約一万四千四百名の子供たちがそこで生活しております。そして、四千七百四十六名の寮母がこれらの子供たちの生活指導と世話に当たっているのであります。  障害児教育においては、教科等に関……

第101回国会 予算委員会 第2号(1984/02/23、13期、日本社会党)

○久保亘君 昨日、社会保険審議会は、健康保険法の改定に関連をして賛否両論併記の答申をいたしましたが、期待どおりの答申が行われるということを前提にしてこられた厚生大臣は、この答申をどのように受けとめておられますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 審議会としては、賛否両論を併記する答申を出さざるを得なかったということは、政府の諮問を了承できなかったということではないんですか。
【次の発言】 解釈の問題じゃなくて、あなたの諮問は了承されたのかされなかったのかということを聞いているんです。
【次の発言】 この両論併記の答申が了承されたのだという解釈は、それはあなたの勝手な解釈じゃないですか。

第101回国会 予算委員会 第4号(1984/03/14、13期、日本社会党)

○久保亘君 今の総理が御答弁になりました教育改育のための新たな審議機関の設置法案は、国会に御提出になるのはいつを予定されておりますか。
【次の発言】 新しい審議機関の主管省はどこをお考えになっておりますか、総理大臣。
【次の発言】 主管省が総理府であります場合に、事務局は文部省というのはわかりますが、主務大臣はどなたですか。
【次の発言】 審議会の委員は国会の同意人事をお考えになっておりますか。
【次の発言】 いや、私お聞きしているのは、この審議機関の委員は国会の同意を求められる大事になりますかどうですかということです。
【次の発言】 この設置法の中に問題になっております教育の政治的中立を保障……

第101回国会 予算委員会 第9号(1984/03/22、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、農林水産大臣にお尋ねいたしますが、十五日、十六日のサンフランシスコの非公式協議で日米交渉に歩み寄りが見られたと、あなたが言われたと報道されておりますが、その内容を少し説明してください。
【次の発言】 二十二日からのワシントンの佐野・スミス会談といいますか、この協議で佐野代表は日本側の最終的な譲歩案というのをお持ちになっているんですか、どうですか。
【次の発言】 今、牛肉の場合で言いますと、日本とアメリカとのそれぞれが歩み寄っているその開きは何千トンですか。
【次の発言】 佐野さんは、ガードはかたくやるが決着は大胆にやるということを言われたことがございます。それで、今伝えられ……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/04/04、13期、日本社会党)

○久保亘君 事務レベルの協議のまとまらないまま山村農水大臣が渡米されたのでありますが、政府として、農産物日米交渉の決着の見通しをどのように持っておられるか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 決着できない場合にはどのような事態が考えられますか。
【次の発言】 官房長官、中曽根総理大臣は山村さんに全権を委任するということをおっしゃっているようですが、全権を委任するというのは、譲歩の限界を示してあるのですか。それとも、もうすべて農水大臣の判断に任すと、こういうことですか。
【次の発言】 農林水産省としては、アメリカ側の譲歩が引き出せるんじゃないか、アメリカ側の弾力が期待できるんじゃないか……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 災害対策特別委員会 第3号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、桜島火山の噴火降灰対策について質問をいたします。  五十三年に、桜島の四十七年以来続きます火山活動に対して、特に活動火山対策特別措置法を制定していただきました。しかし、その後の桜島の火山活動は大変地域住民に深刻な被害と影響を与えておりまして、稻村前国土庁長官のもとで昨年の七月に桜島火山対策懇談会が設置されたのでありますが、この懇談会は、その後会議を重ねて十二月十三日、三十一項目にわたる火山対策の提言を行って終了されたのであります。この三十一項目の提言につきまして、地域の住民や自治体の立場からは非常にその努力を多としているのでありまして、これらの提言が速やかに具体化される……

第102回国会 災害対策特別委員会 第4号(1985/06/14、13期、日本社会党)

○久保亘君 国土庁長官は、大変多忙な日程の中を六月の四日と五日にわたって、先般の委員会でお願い申し上げました桜島降灰の実情視察のために鹿児島までわざわざお出向きいただきまして、あわせて半島振興にかかわる御視察もいただいたと伺っておりますが、大変御苦労さまでございました。  きょうは、まず最初に、御視察をいただきました率直な印象と所感についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 この際、桜島の降灰対策に関する問題をお尋ねいたしますに先立って、同時に長官が視察の目的となさいました半島振興に関して二、三御質問申し上げたいと思うのでございますが、長官が鹿児島からお帰りになりましてすぐ、六月の七……

第102回国会 内閣委員会 第16号(1985/06/13、13期、日本社会党)

○久保亘君 それじゃ最初に長官に、法案の内容についての質疑に先立って、感想をちょっと伺っておきたいことがあるんですが、総務庁という役所は戦前の内務省を超える非常に強力、強大な官庁になっているというお話がありますが、長官として総務庁という現在の役所をどういうふうに感じておられますか。
【次の発言】 私がそれをお尋ねいたしましたのは理由があるんであります。総務庁は、規制緩和とか民間活力とかあるいは地方自治体への権限の移譲とか、そういうような問題を調整される、あるいはいろいろ企画をされるとかというようなお立場というのはわかりますが、そういうような規制緩和など、つまり各省庁の権限に触れることを変更する……

第102回国会 文教委員会 第閉会後1号(1985/07/09、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいまの粕谷委員の質問に少し補足をする意味でお尋ねをしたいと思いますけれども、今度の答申をお出しになりました会長のお立場でございますが、臨教審の会長というのは委員によって選ばれた会長ではなくて、政治家である総理中曽根康弘によって任命をされた会長ですね。だから、会長代理というのは単なる運営上の名称であって、会長代理は会長を代行することはできない、設置法上そういうものだと私は思っております。そういうお立場である会長に今度の答申についてお尋ねしたいんです。  一つは、今度の答申は二十五人の臨教審の委員の総意に基づくものであるか、臨教審の委員の審議を取りまとめて会長の責任で答申をお出しに……

第102回国会 文教委員会 第3号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○久保亘君 きょうは最初に、今度総理が日本文化研究所をおつくりになるということで、文部大臣の方にもそのことでいろいろと指示があっているという報道ございますが、この日本文化研究所構想についてどういうふうに総理の方からは、総理と文部大臣の間では話し合われているのか、ひとつその概要をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、今の問題については総理と文部大臣との間ではまだ具体的な構想などについての話は全然ないわけですか。
【次の発言】 それでは、またこの問題は改めて文化研究所設置の目的やその構想などについてお聞きしたいと思いますが、次に私がお尋ねしたいのは、文部省は教育改革の理念につ……

第102回国会 文教委員会 第4号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に文部大臣に、予算委員会に対して臨教審の会長が御出席いただきませんでしたので、この際文部大臣にお尋ねをしておきたいと思うんでありますが、現在、臨教審においては、いわゆる教育の自由化に関する論争は決着したのかどうか、個性主義という表現に改められたという過程を私どもは御報告を受けておりますけれども、自由化という考え方はもう個性主義という言葉に置きかえられて決着をしたのかどうか、それから個性主義という考え方の中には、いわゆる教育基本法とも触れていくような教育制度の自由化は含まれていないと解していいのかどうか、この点について現在文部大臣がどのように理解をされているか、お尋ねしたいと……

第102回国会 文教委員会 第8号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○久保亘君 昨日の衆議院に引き続いて御出席をいただきまして大変御苦労さまでございます。  私は、参議院の予算委員会の審議中に臨教審の会長としての岡本先生の御出席をお願いをいたしたのでございますけれども、その機会を得ることができませんでした。私どもが先生に出席をお願いをいたしておりますのは、臨教審で教育改革の方針をお決めになりました場合、そのことに従ってのいろいろな制度の改革や予算等を決定する責任は国会にございます。また、教育改革を実施していきます責任は文部省を中心とする政府にございます。  そういうような関係からいたしますと、臨教審が方針をおまとめになります段階で私どもとして はぜひ臨教審の審……

第102回国会 文教委員会 第12号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○久保亘君 今度の改正案で平均アップ率を三・四%とされた、この数字の根拠を説明してください。
【次の発言】 それなら、準じた国家公務員の平均アップ率の三・四%というのはどういう根拠になっているのか。ただ向こうの平均アップ率をそのままやっただけだということでなくて、三・四の根拠がないと、私学共済法の中で決められている精神といいますか、それからこの改定される母法で年金の改定について決められているその考え方からいって、三・四%が妥当であるのかどうかという判断は私学共済自体が持たなければならぬ問題だと私は思いますので、三・四%の数字的根拠を聞いたわけです。

第102回国会 文教委員会 第13号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま文部大臣の方から養育という御説明がございましたけれども、もともと障害児学校の寄宿舎における寮母の職務は、世話並びに教育となっておりましたものを、その後「養育」と改正をされたものでございまして、私どもはこれを「教育及びこれに必要な世話」と、こういうことにすることによって、寄宿舎の持っております障害児教育における教育的機能、その教育的な立場を明らかにしなければならない。そのことに基づいて寮母を寄宿舎教諭として身分を位置づけて、障害児教育における寄宿舎のあり方というものを法律上明確に定める必要がある、このように考えて提案を申し上げている次第でございます。

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第6号(1985/05/11、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、大蔵大臣、補助金整理特例法の目的と国の立場からの財政効果についてわかりやすくちょっと説明をしてみてください。
【次の発言】 この問題について少し今法律の目的とその財政効果について説明がありましたが、これで詳しくあとお尋ねいたします前に、一つだけまず河本国務大臣に伺いたいのでありますが、今度の十三日の日には政府・与党の連絡会議が開かれると聞いておりますし、また十七日には対外経済対策推進本部の第二回会合をお開きになると伺っておりますが、この中で内需の拡大についての具体的な対策として所得税減税を主張されるお考えがおありでしょうか。かねて河本大臣の御主張は報道等を通じて伺っておりま……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第9号(1985/05/15、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は本題に入ります前に、国民の重大な関心事となっております日東丸の沈没事故について二、三お伺いをしておきたいと思います。  この事故はまことに不幸な出来事でありまして、事故に遭われた乗組員の皆さん、まことにお気の毒であると思っておりますが、三人の方々が生存されて救出されましたことは不幸中の幸いと言うべきことかもわかりません。しかし、この半月以上にわたる想像を絶する漂流の苦労などを考えたりいたしますと、このような事故が再発しないために沈没の原因とか、あるいは救助体制のあり方とかいうような問題について徹底した究明がなされていかなければいけないのではないかと、こう思っております。  お伺……

第102回国会 予算委員会 第6号(1985/03/14、13期、日本社会党)

○久保亘君 今回の補助金一括法案に絡めて、義務教育費国庫負担制度に踏み込んで補助金の削減が行われようといたしておりますが、これは臨調による行革の考え方を教育の分野に実現しようとするいわゆる教育臨調の考え方に基づくものであるか、この点について文部大臣と大蔵大臣のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 この制度は、その長い沿革から見ましても、またこの制度が国庫負担制度としてでき上がっていく節目節目で、文部省や大蔵省が評価をされておりますその経過を見ましても、国の義務教育に対する責任を明らかにしたものであって、単なる財政上の理由でもって国と地方の負担区分の線引きを変えるというような性格のものでは……

第102回国会 予算委員会 第7号(1985/03/15、13期、日本社会党)

○久保亘君 私の質問に当たって、臨教審会長の岡本先生に参考人として御出席いただくようにお願いいたしておりますが、どうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 それは参考人の側の事情ですか、理事会の事情ですか。
【次の発言】 教育改革というのは、これ国政上の今日の最重要な課題でございます。私は、臨教審の目的な審議を拘束する気持ちは全くありません。しかし、臨教審の組織、運営、審議の方法、公表の仕方、あるいは答申をいつ出すのかといったような問題について私どもは深く関心を持たなければならないし、そういうことについてただしていかなければならない問題もたくさんあると考えております。これらの点は国政上国会が……

第102回国会 予算委員会 第8号(1985/03/16、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、教育改革の問題はすべて臨教審に任せられているという考え方は誤りであると思っております。国会は臨教審の答申待ちになっているのではなくて、臨教審に立法府の権限を委譲しているわけでもありません。また、文部省は必要な当面の教育に関する改革等を臨教審の設置によって先送りしているわけではないと思うのであります。そういう意味で、国会はみずからの責任で教育改革に関する調査、審議を行うことも必要でありますし、さらに臨教審についても教育基本法に基づいて審議が行われているか、審議の方法、公表の仕方などが国民的合意を得るような十分な努力を払って進めるれているかなどについて関心を持ち調査をすることは国……

第102回国会 予算委員会 第17号(1985/03/30、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、国鉄の余剰人員問題について、雇用不安を生じないよう政府としてはこれにどのように対応なさる御方針でございますか。官房長官に、政府の見解としてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 余剰人員については、これは単に国鉄労使の問題ということだけではなくて、政府全体として真剣に取り組むべき問題だと思っておりますが、この点についてそのようなお考えで対処していただけますか。
【次の発言】 既に労使の間で話し合いが行われて、その結果二万人を超える合理化の問題が出てきているわけでありまして、結果的にはこの余剰人員の問題は、国鉄労働者並びにその家族に対して雇用と生活の大きな不安を与えており……

第102回国会 予算委員会 第21号(1985/04/05、13期、日本社会党)

○久保亘君 六十年度の文教予算に計上されました国際日本文化研究センターというのは、総理が「新しい保守の論理」の中で言われております一大精神文化センターをつくるという、この構想の一環でしょうか。
【次の発言】 自分でお書きになったものを気負ったものだと言われると大変不思議な感じがするのですが、この一大精神文化研究所というのは何ですか。
【次の発言】 この問題は、具体化いたしますとまたいろいろお尋ねをしたいと思っておりますが、いわゆる日本精神文化とか日本というものについてちょっとお尋ねしておきたいのですが、防衛庁長官、富士学校で出版されました雑誌の中に「死生観教育の提言」というのが自衛官の入賞論文……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 文教委員会 第2号(1985/11/26、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、岡本会長にお尋ねいたしますが、臨教審の第一次答申には明確に教育基本法の精神にのっとって審議を進めたと、こう書かれてございますし、そしてまた臨教審の設置そのものも教育基本法の精神にのっとって審議をすることで設置をされているのでございますが、基本答申をいよいよ検討するに当たって、という会長の――ここへ、「臨教審だより」ナンバーテンの中にお言葉がございまして、「いよいよ基本答申をという秋を控えて、「教育基本法の精神」をこそしっかり理解・納得していなくてはと思って、本夏は万事を放擲して基本法制定の経緯から本文の逐条までゆっくり勉強した。その経緯にもいろいろと感慨があるが、年齢のせい……

第103回国会 文教委員会 第3号(1985/11/28、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました法案について文部省にお尋ねいたしますが、今回のこの法人の統合によって、健康会並びに国立競技場がそれぞれ統合に伴うメリットに何があるのか、どういうふうに文部省では受けとめておられますか。
【次の発言】 私がお尋ねいたしておりますのは、財政上人件費が節減になるということだけなのか、それぞれの法人の事業が統合することによって進んでいくのか、その点をお聞きしているわけです。
【次の発言】 この国立競技場が法人として出発いたします。その動機は、第三回アジア大会の開催だったと思っております。この第三回アジア大会から次は東京オリンピックを目標にして国立競技場は拡充整備をさ……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第2号(1986/04/23、13期、日本社会党)

○久保亘君 昨日来、衆参の本会議で問題になっておりまして、総理からもたびたびお答えがされている問題でもございますが。私はリビアに対するアメリカの武力攻撃について、この際、お尋ねをしたいと思います。  私は、いかなるテロ行為も一切これを認めてはならないと思っております。しかし、テロ防止を理由として、多くの一般市民を巻き添えにして殺傷する軍事行動が認められていいはずはないと思うのであります。日米首脳会談で、アメリカがリビアに対して近く必要な措置をとるという、武力行使を示唆するような説明をしたと報道されておりますが、総理はこのようなレーガン大統領の説明に対して、日本の首相としてどのような立場を御主張……

第104回国会 環境特別委員会 第4号(1986/04/03、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に環境庁にお尋ねいたしますが、志布志湾の国家石油備蓄基地の建設に関連して現地では賛否両論がありまして、十数年にわたっていろいろと問題を含みながらこの問題が進んできております。そして最終的には、志布志湾の埋め立てについて環境庁が同意をされたことによって着工されることになってきたわけでございますが、環境庁が同意をされますに当たって、国定公園の環境保全についていろいろと環境庁からも意見のあったところであります。この点について、現在進行中の備蓄基地建設のための埋め立てについて、環境庁として国定公園志布志湾の環境保全のためにどのような措置をとっておられるのか。現在進んでいる工事について環……

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第1号(1986/04/11、13期、日本社会党)

○久保亘君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第2号(1986/04/24、13期、日本社会党)

○久保亘君 参議院の予算委員会において、安倍外務大臣も中曽根総理大臣も、今回のいわゆるマルコス疑惑の解明については徹底的に行うべきだという決意を御披瀝になっております。しかし、昨日開かれました衆議院の特別委員会での政府側の答弁の要点を見せていただきました。それによりますと、どうもマルコス疑惑の認識の仕方に大変問題があるのではないかと私は感ずるのであります。  この問題は、政府側では、第一義的にフィリピンの問題である、フィリピン政府が先にこの問題を解明すべきだという御主張が非常にきのうは多かったようでありますが、これは基本的にこの問題に関する解明の姿勢や対外経済援助の見直しをしていくに当たっての……

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第3号(1986/05/16、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいまの事情調査の報告に関連をして質問いたしますが、最初に、四省庁によって行われた事情調査はいつ行われたのか明確にしてください。
【次の発言】 調査を行った四省庁のそれぞれの責任者はどなたですか。それから調査に応じた企業側の出席者は企業のどのような地位にある人物か、御報告をいただきたい。
【次の発言】 そういう答弁をされたら困るんですよ。四省庁を代表して事情調査に当たったのはだれかと聞いているんだから、何々課長、だれだれときちんと言ってください。  それから調査に応じた企業側がその企業を代表し得る人物ということではわからない。だから、名前は言えないというなら、どういう地位にある人……

第104回国会 大蔵委員会 第7号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、予算委員会で既に問題となっております平和相互の不良債権をめぐる問題についてお尋ねしたいと思います。  大蔵省は、平和相互の貸付債権の中身が非常に悪いということを定例検査によってもう古くから容易に知り得たはずでありますが、今回の異例の長期検査によって巨額の不良債権が突如発覚したかのように振る舞われていることは理解しがたいことであります。平和相互の巨額の粉飾を今日まで見逃してきたのはどういう理由によるものかお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 既にこの問題については昭和五十五年に目黒議員も国会において質問をいたしておりますし、私も昨年の五月に大蔵省にお尋ねをしたのでござ……

第104回国会 文教委員会 第2号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、きのうですか、臨教審が大蔵省の意見を求められたと報道されておりますが、その中で、大蔵省は、教育改革に対する財政上の制約について、かなり厳しい意見を主張した、こういうことのようであります。このことについて、今教育改革の当面の責任者であります文部大臣はどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 臨教審は、これから教育改革に関するいろいろな意見を取りまとめられる中で、大蔵省のスクラップ・アンド・ビルドの考え方を淡々と聞かしていただいておってはいかぬのじゃないですか。臨教審の設置法にも明確に、教育改革に関する臨教審の答申は尊重するとなっているんですから、当然、具体的な提案が……

第104回国会 文教委員会 第3号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○久保亘君 文部大臣が先般この委員会で所信表明をなさいまして、その際にも、教育改革の当面する最も重要な具体的課題として大学入試制度の改善について表明をされたのであります。また、私も先般の文教委員会で、この問題について大臣にいろいろお尋ねいたしました。どうしても明らかにならない問題があるんで、大学入試改善の考え方についていろいろな意見が交錯しているその根源というのは、臨教審が一次答申でお出しになりました、大学入試制度の改善についての考え方というのが必ずしも明確になっていないところにあるんじゃないか、このように思っております。  一次答申では、「受験競争過熱の是正のために」ということで、「大学入学……

第104回国会 文教委員会 第5号(1986/04/17、13期、日本社会党)

○久保亘君 教育学部を改組して総合科学部を置くということになっておりますが、総合科学部というのは改組される教育学部とどういうふうに関係をしてまいりますか。  それから、総合科学部というのは私どもには大変わかりにくい名称でありますが、総合科学部というのを国民に理解してもらうためにどういうふうにその総合科学部というのを説明したらいいのか、文部省のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 ということは、徳島大学の場合には、教員養成を一つの目的として持っている教育学部というのはこれは廃止をされる。そして、いわゆる全的な教養学部というのか、そういうのもどこかありましたですね、そういうようなものとして新……

第104回国会 文教委員会 第6号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○久保亘君 たびたび御出席をいただきまして、どうもありがとうございます。  最初に、臨教審の性格についてお尋ねをしておきたいのでありますが、臨教審設置法が国会で審議をされました際に、私どもは、教育に対する政治の権力介入が起こることを憂慮いたしましていろいろと御意見を申し上げてまいりました。しかし、その後臨教審は、東京都議選を前にして第一次答申をお出しになり、今度は東京サミットに照準を合わせるような形で第二次答申が提出をされました。そして、第二次答申が提出されて間もなく、臨教審の任期半ばにして委員の一人が衆議院選立候補のために委員を辞任されるということを新聞で承ったのでございますが、これらのこと……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1984/08/03、13期、日本社会党)

○久保亘君 公述人の皆さん大変御苦労様でございます。私は社会党に所属いたしております久保亘でございます。  私の住んでおりますのは九州の南の鹿児島県でございまして、特に電気通信事業等につきましては、離島、僻地等をたくさん持っております地域でありますだけに、その公共性の確保というようなことについてかねがね強い関心を持っておるのでございまして、そういうような立場等を含めてこれから皆さんにお尋ねをいたしたいと思います。  最初に先ほどから質問が集中いたしておりまして大変申しわけありませんが山岸さんにお尋ねいたしますが、先ほどのお話で、この段階では電電三法を成立させることがベストではなくてもベターであ……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 予算委員会公聴会 第1号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○久保亘君 社会党の久保亘でございます。  参考人のお二人の先生方にお尋ねいたしますが、最初に、初めに公述をしていただきました原先生にお尋ねいたしますが、将来の展望、つまり高齢化社会の到来に向けて、中長期の展望を持つめり張りの効いた予算を組むべきであったという御指摘がございました。私どもも非常に先生の御指摘がよく理解できるのでありますけれども、具体的に、めり張りの効いた中長期の展望を持つ予算ということになります場合に、具体的に御指摘いただけるようなものがございましたら、教えていただきたいと思うのでございます。  それから、医療制度についてお話をお聞かせいただきましたけれども、医療制度の中で、医……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号(1986/03/05、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、二年次にわたって中間報告が出されておりますが、その中で我が党の委員が述べております問題を、新しい情勢にかんがみて、補足する立場から意見を申し述べます。  最初に、自衛隊の現状と問題点についてであります。  国防会議を経て一九八五年九月十八日に閣議決定されました新中期防衛力整備計画の策定は、日本の防衛政策の極めて危険な転換点であります。これまでの中期業務見積もりのような防衛庁限りの計画とは異なり、これは政府自身の公式計画であるからであります。それは、この政府計画によって防衛計画の大綱に定められた専守防衛戦略や防衛費のGNP対比一%枠をみずから破壊、突破しようとする危険な企図を秘……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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