喜屋武真栄 参議院議員
11期国会活動統計

喜屋武真栄[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期-15期-16期
喜屋武真栄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは喜屋武真栄参議院議員の11期(1977/07/10〜)の国会活動を整理しています。国会での質問や答弁は11期国会発言一覧で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■質問主意書へ ■会派履歴へ ■議会・政府役職へ

本会議発言(参議院11期)

本会議発言統計

国会会期
期間
発言
文字数
議会役職
政府役職



第81回国会
(臨時:1977/07/27-1977/08/03)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第82回国会
(臨時:1977/09/29-1977/11/25)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第83回国会
(臨時:1977/12/07-1977/12/10)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第84回国会
(通常:1977/12/19-1978/06/16)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第85回国会
(臨時:1978/09/18-1978/10/21)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第86回国会
(臨時:1978/12/06-1978/12/12)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第87回国会
(通常:1978/12/22-1979/06/14)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第88回国会
(臨時:1979/08/30-1979/09/07)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第89回国会
(特別:1979/10/30-1979/11/16)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第90回国会
(臨時:1979/11/26-1979/12/11)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

第91回国会
(通常:1979/12/21-1980/05/19)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



11期通算
(1977/07/10-1980/06/22)
0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職

 期間中、参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。


喜屋武真栄[参]本会議発言(全期間)
8期- 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期-15期-16期

■ページ上部へ

委員会・各種会議(参議院11期)

委員会出席・発言数

国会会期
出席
幹部
発言
議会
政府
文字数
 議会
 政府


5回
(0回)
1回
(0回
0回)
4048文字
(0文字
0文字)

13回
(0回)
10回
(0回
0回)
28937文字
(0文字
0文字)

第83回国会
1回
(0回)
0回
(0回
0回)
0文字
(0文字
0文字)

27回
(0回)
12回
(0回
0回)
50573文字
(0文字
0文字)

7回
(0回)
5回
(0回
0回)
15644文字
(0文字
0文字)

3回
(0回)
3回
(0回
0回)
9192文字
(0文字
0文字)

24回
(0回)
13回
(0回
0回)
47015文字
(0文字
0文字)

第88回国会
3回
(0回)
0回
(0回
0回)
0文字
(0文字
0文字)

第89回国会
1回
(0回)
0回
(0回
0回)
0文字
(0文字
0文字)

6回
(0回)
3回
(0回
0回)
7783文字
(0文字
0文字)

16回
(0回)
8回
(0回
0回)
23104文字
(0文字
0文字)


11期通算
106回
(0回)
55回
(0回
0回)
186296文字
(0文字
0文字)

※出席数は委員としての出席を数えています。大臣、政府委員など委員以外の立場での出席は含まれません。「幹部」は委員長、委員長代理理事、委員長代理、理事として出席した場合を数えています。発言数、発言文字数には大臣など委員以外の立場での発言を含みます。「議会」は委員長などの議会内の幹部役職の立場での発言、「政府」は大臣などの内閣、政府の立場での発言を集計しています。


※画面が狭いためデータの一部を表示していません。

各種会議出席・発言数

※本会議、常任委員会、特別委員会以外の集計可能な各種会議について集計したものです。具体的には、調査会、連合委員会、小委員会、分科会、連合審査会などです。

国会会期
出席
幹部
発言
議会
政府
文字数
 議会
 政府


1回
(0回)
1回
(0回
0回)
4614文字
(0文字
0文字)

1回
(0回)
1回
(0回
0回)
5273文字
(0文字
0文字)


11期通算
2回
(0回)
2回
(0回
0回)
9887文字
(0文字
0文字)

※出席数は会議の構成員としての出席を数えています。大臣、政府委員など構成員以外の立場での出席は含まれません。「幹部」はその会議の幹部として出席した場合を数えています。発言数、発言文字数には大臣など構成員以外の立場での発言を含みます。「議会」はその会議の長などの議会内の幹部役職の立場での発言、「政府」は大臣などの内閣、政府の立場での発言を集計しています。一部会議の出席は未集計です。


※画面が狭いためデータの一部を表示していません。

委員会別出席・発言統計

順位
出席
幹部
発言
議会
政府
委員会名



1位
39回
(0回)
25回
(0回
0回)
農林水産委員会

2位
24回
(0回)
21回
(0回
0回)
決算委員会

3位
23回
(0回)
6回
(0回
0回)
沖縄及び北方問題に関する特別委員会

4位
19回
(0回)
3回
(0回
0回)
予算委員会

5位
1回
(0回)
0回
(0回
0回)
大蔵委員会


※委員以外の発言者は出席数にカウントされないため、発言数が出席数よりも多くなることがあります。

※画面が狭いためデータの一部を表示していません。

各種会議別出席・発言統計

順位
出席
幹部
発言
議会
政府
各種会議名


1位
1回
(0回)
1回
(0回
0回)
予算委員会第四分科会

1位
1回
(0回)
1回
(0回
0回)
予算委員会第三分科会


※委員以外の発言者は出席数にカウントされないため、発言数が出席数よりも多くなることがあります。

※画面が狭いためデータの一部を表示していません。

委員会委員長経験

 期間中、委員長経験なし。

※開催された委員会に委員長として出席した場合を委員長経験として数えています。記録上委員長に就任していても、該当委員会が開催されなかった場合や一度も出席しなかった場合には経験なしとなっています。


委員会委員長代理経験

 期間中、委員長代理経験なし。

※開催された委員会に委員長代理、委員長代理理事として出席した場合を委員長代理経験として数えています。記録上これら役職に就任していても、該当委員会が開催されなかった場合や一度も出席しなかった場合には経験なしとなっています。


委員会理事経験

 期間中、理事経験なし。

※開催された委員会に理事として出席した場合を理事経験として数えています。記録上理事に就任していても、該当委員会が開催されなかった場合や一度も出席しなかった場合には経験なしとなっています。


各種会議役職経験

 期間中、各種会議役職経験なし。

※開催された各種会議にその会議の役職として出席した場合を各種会議役職経験として数えています。記録上役職に就任していても、該当会議が開催されなかった場合や一度も出席しなかった場合には経験なしとなっています。

喜屋武真栄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
8期- 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期-15期-16期

■ページ上部へ

質問主意書(参議院11期)

質問主意書提出数

国会会期期間提出数


第81回国会(臨時:1977/07/27-1977/08/03)3本
第82回国会(臨時:1977/09/29-1977/11/25)5本
第83回国会(臨時:1977/12/07-1977/12/10)0本
第84回国会(通常:1977/12/19-1978/06/16)6本
第85回国会(臨時:1978/09/18-1978/10/21)4本
第86回国会(臨時:1978/12/06-1978/12/12)0本
第87回国会(通常:1978/12/22-1979/06/14)8本
第88回国会(臨時:1979/08/30-1979/09/07)2本
第89回国会(特別:1979/10/30-1979/11/16)2本
第90回国会(臨時:1979/11/26-1979/12/11)2本
第91回国会(通常:1979/12/21-1980/05/19)4本


11期通算(1977/07/10-1980/06/22)36本
※画面が狭いためデータの一部を表示していません。

質問主意書・政府答弁書一覧


第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

沖縄県に対する国庫負担のあり方等に関する質問

第81回国会 参議院 質問主意書 第2号(1977/08/03提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県は、三十二年前の戦災と長期にわたる米軍の軍事支配によつて、復興投資が大きく遅れていることは周知の通りである。
海洋博開催による投資で、沖繩本島の主要道路・空港・港湾等の整備は、ある程度進められたが、離島の社会資本整備及び都市公園・医療施設等の整備は未だに大きく遅れている。これらの遅れを是正するためには、国による強力な施策が必要である。
そこで以下の諸点について質問する。
一 沖繩県に対…
答弁内容
一及び二について
昭和五十年度決算における沖繩県の人口一人当たり国庫支出金の額は五八、八九八円、地方交付税の額は四八、一三八円であり、沖繩県と人口規模が類似する団体と比べて格段の差異は認められない。
また、沖繩県における地方道路譲与税の譲与基準については、沖繩県に対する道路に係る国庫補助率が極めて高率であることに伴い、所要の補正を行つているものである。
三について
合衆国軍隊の構成員等の私…

沖縄周辺における外国船による領海侵犯に関する質問

第81回国会 参議院 質問主意書 第3号(1977/08/03提出、11期、会派情報無し)
質問内容
去る七月一日から領海法が施行されたが、施行前から問題となつていた尖閣列島を中心とした沖繩近海における外国漁船による領海侵犯は依然として続いているようである。これは日本の主権の侵害になるのみならず、地元漁民の操業を妨げることにもなる。
そこで以下の点について質問する。
一 領海法施行後の沖繩近海における領海侵犯状況(海域別侵犯数・侵犯者の国籍等)、警備体制及び対策(いかなる取締をやつているか、外…
答弁内容
一について
沖繩県の周辺海域の警備については、海上保安庁において、第十一管区海上保安本部の巡視船艇八隻及び航空機四機を運用するとともに、必要に応じ他の管区海上保安本部からも巡視船艇及び航空機を派遣して、監視・取締りを行つているところである。
領海法が施行された本年七月一日から八月十五日までの間に沖繩県の周辺の我が国の領海内で不法操業等を行つた外国船舶の隻数は、尖閣諸島の周辺海域において二十四隻…

沖縄県における未買収道路用地(潰地)に関する質問

第81回国会 参議院 質問主意書 第4号(1977/08/03提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県民は、第二次世界大戦から米国占領下の間に、旧日本軍ならびに米国軍隊によつて一方的に土地を接収され、また米国占領下という特殊事情の下で、権原の取得なしに旧琉球政府及び市町村によつて土地が使用されていた。これらの土地のうち、道路用地については昭和四十六年九月三日の閣議決定による沖繩復帰対策要綱(第三次分)を受けて復帰後五年間を目途に買収することとされていた。しかるに復帰後五年を過ぎた現在、国道、…
答弁内容
沖繩県における未買収道路用地(つぶれ地)の処理すべき面積は、国道で約二百七十五万平方メートル、県道で約百八十一万平方メートルである。
復帰後昭和五十二年度末までの処理済み及び処理予定は、合計約百十四万七千平方メートル、うち国道約七十三万二千平方メートル、県道約四十一万五千平方メートルであつて、それぞれ処理必要量の約二十七パーセント及び約二十三パーセントであり、これに要した経費は、累計国道分約三百…

■ページ上部へ

第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

沖縄県の倉庫業振興に関する質問

第82回国会 参議院 質問主意書 第1号(1977/10/12提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県の倉庫業は貿易と結び付いた港湾倉庫として発展して来たが、本土復帰により本土からの物品が国内貨物扱いとなり通関手続が撤廃されたことや近年のコンテナ輸送の普及及び景気の沈滞等により営業倉庫の利用貨物は年々減少し、昭和四十六年度の月末平均在庫高に比べるとその六十八・二パーセントにまで低下している。かかる窮状の打開には企業側の努力も勿論必要であるが、政府としても何らかの救済策が必要であると思われる。…
答弁内容
一について
日本専売公社は、原料工場の規模及び配置の最適化を図るため所要の統廃合を進めてきており、沖繩県産葉たばこの生産量からみて、これを処理するための原料工場を沖繩県に設置することは適当でないと考えている。
また、原料葉たばこの保管倉庫については、たばこ製造工場への効率的輸送及び品質の保持等の観点からこれを選定しており、沖繩県の倉庫を利用することは困難であると考えている。
二について
飼…

畑作物(さとうきび)共済制度に関する質問

第82回国会 参議院 質問主意書 第6号(1977/10/31提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県における基幹作物であるさとうきび作については、農業災害補償法の適用がないため、台風をはじめとする諸々の災害に悩まされて来た。
国としては、昭和四十九年度から畑作物(さとうきび)共済の試験実施の施策をとつている。しかしながら、これまでの試験実施の状況をみると沖繩県の畑作農業の実情にそぐわない面がある。
そこで以下の諸点について、政府の考えを伺いたい。
一 填補方式について
現行の填補方…
答弁内容
一から五までについて
政府としては、現在試験実施を行つている畑作物共済及び園芸施設共済を本格実施に移すための農業災害補償法の一部改正等について検討を進めているところである。
填補方式、単位当たり共済金額並びに料率の算定及び事業責任分担については、試験実施の実績等にかんがみ慎重に定めることとしたい。
加入方式については、農家の意向の尊重の重要性、多数の農家の加入の必要性等にかんがみ慎重に定める…

在サンタクルス(ボリヴィア)日本国領事事務所の領事館昇格等に関する質問

第82回国会 参議院 質問主意書 第11号(1977/11/22提出、11期、会派情報無し)
質問内容
ボリヴィア国サンタクルス州には、サンファン・オキナワ第一・オキナワ第二・オキナワ第三の四つの日系人集団移住地があり、農業振興の担い手として活躍しているなど、サンタクルス市を中心として約三千五百人の日系人が、農業・商業・工業の各分野で活躍している。
ところで、サンタクルス市には領事事務所が開設されてはいるが、日系人在住者の職務遂行、経済活動等に必要な各種証明・登録その他の手続は、同事務所に権能が与…
答弁内容
一について
ボリヴィアの主要な農業地域たるサンタクルス州には本邦より相当数の移住者が入植し、また近年同地の在留邦人も増加する傾向にあるが、政府としてもかねてよりこれら在留邦人及び日系人に係る領事移住事務処理体制の整備の必要性を認識し、同地には在ボリヴィア日本国大使館より駐在官を派遣し所要の事務処理に当たらしめているところである。
他方、現段階では、サンタクルスに早急に領事館を設置することは、「…

「天野博物館」(在ペルー国リマ市)の助成等に関する質問

第82回国会 参議院 質問主意書 第15号(1977/11/25提出、11期、会派情報無し)
質問内容
海外との文化交流が先進諸外国と比べ比較的少ないと思われる従来のわが国の海外協力のあり方は、再検討の必要がある。特に、日本人移住者が多く、その発展は日本の将来をも占うものと信ずる南米に対しては、もつと目と心を向ける必要がある。すなわち、目とは経済援助であり心とは文化交流である。
ところで、ペルー国リマ市には「天野博物館」があるが、同博物館は周知の通り天野義太郎氏(リマ市在住)が私財を投じて開設し年…
答弁内容
一及び二について
天野博物館はペルー国政府に認可された民間の財団法人であり、我が国は現在のところ財政的に政府からの資金援助を行うことは困難であるが、同博物館に展示、保管されているアンデス古代文明の遺物は学術的、芸術的な観点から極めて高く評価されていることにもかんがみ、政府としても広く民間等に援助を奨励する等できる限りの支援を行つているところである。

沖縄県の社会教育・文化施設等の整備に関する質問

第82回国会 参議院 質問主意書 第16号(1977/11/25提出、11期、会派情報無し)
質問内容
一 沖繩県の社会教育施設等の整備について
沖繩県の社会教育・社会体育施設に対する国の補助率は、学校教育施設等に対するそれと比べて低いため、地方公共団体の財政負担が過重となり、その整備が遅れ全国や類似県と比較して格差が依然として大きい。例えば、市町村の社会教育の拠点としての公民館についてみると、昭和五〇年現在で都道府県当たり施設数全国平均三三五館・類似県平均二〇五館に対し、沖繩県は一三館、社会体育…
答弁内容
一について
地域住民の社会教育活動の拠点となる社会教育施設の整備は、我が国の社会教育の振興を図る上で重要な課題であり、政府としても社会教育施設の建設に対して補助し、その整備促進を図つているところである。
沖繩県の社会教育施設については、整備要望館数を勘案し、補助館数の増に努めるとともに、補助金額についても本土の補助金額に比して、その割合を高め補助するなどしているところであるが、毎年その基礎とな…

■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

パーキンソン病の難病指定等に関する質問

第84回国会 参議院 質問主意書 第5号(1977/12/26提出、11期、会派情報無し)
質問内容
パーキンソン病は、現在のところ発病原因が不明で、根本的治療方法もないといわれている。それにもかかわらず国による難病としての指定がなされておらず、患者は放置されている。ところでこの病気は、振戦や筋肉の硬直から来る歩行障害・言語障害・書字障害などの症状が生じ、患者は日々進行するこれらの症状をどうすることもできず、長く苦しい闘病生活を続けざるをえないのが現状である。そのうえ、この病気による失業、高騰する…
答弁内容
一について
現在、原因不明、治療方法未確立であり、かつ、後遺症を残すおそれが少なくない疾病を特定疾患とし、これら特定疾患について、調査研究の推進、医療費の自己負担の解消及び医療機関の整備の三点を柱として対策を推進している。ただし、既に別個の対策の体系が存するものについては、この対策の対象から除外している。
昭和五十二年度において医療費の自己負担解消のため治療費補助を行つている特定疾患は、ベーチ…

沖縄県の心臓病児の手術に必要な輸血用血液の確保等に関する質問

第84回国会 参議院 質問主意書 第6号(1977/12/26提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県では、先天性だけでも毎年百六十人の心臓病児の出生が推測されており、それに加えて後天性の弁膜症は、全国平均の十倍の発生率をもつているといわれている。
ところで沖繩県の心臓病児は、全国心臓病の子供を守る会沖繩県支部をはじめとする関係者の努力により、県外の専門病院に送り出し手術を行つている。また昨年四月からは、琉球大学附属病院でも開心手術が実施されている。しかし、心臓手術に必要な輸血用血液の確保…
答弁内容
一について
新鮮血液を含む各種血液製剤の供給は、各血液センターにより行われているが、心臓病の手術等に必要な新鮮血液については、その有効期間が短いこと等を考慮し、献血の予約登録者を確保して必要に応じ献血を依頼することにより、その供給の円滑化を図るよう試みることとし、昭和五十三年度予算の政府原案において、予約登録推進員の設置、県単位の新鮮血液確保対策推進委員会の設置等に要する経費数県分を計上している…

沖縄県の航空運賃に関する質問

第84回国会 参議院 質問主意書 第11号(1978/02/22提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県は、離島県であり本土との距離が遠く、本土との交通手段は航空路と海上輸送路に限られている。そのうえ、国鉄のない唯一の県である。そして、沖繩の出入域者の八十五パーセント前後は航空路を利用しており、航空路は沖繩県民の生活の安定と福祉の向上及び経済発展の大きな支柱となつている。その意味で、航空路は生活路線として既に定着しているといえる。
ところで政府は、今年の九月から特別着陸料と航空援助施設利用料…
答弁内容
一について
特別着陸料及び航行援助施設利用料の額の引上げは、第三次空港整備五箇年計画の推進を図るための必要から予定しているものであり、航空運賃と国鉄運賃とのバランスをとることを意図してのものではない。
二及び三について
本土・沖繩間の航空運賃の改定及び割引運賃制度の取扱いについては、航空運送事業者からの申請の審査において、当該路線の特殊性、当該路線における需要動向及び航空運送事業者の収支状況…

沖縄県における重症心身障害児者のための施設・設備の整備拡充等に関する質問

第84回国会 参議院 質問主意書 第16号(1978/03/28提出、11期、会派情報無し)
質問内容
先進諸国のなかでもわが国は、重症心身障害児者のための施設・設備の整備が遅れているが、なかでも四半世紀にわたつて米軍占領下にあつた沖繩県では本土に比べ特にその遅れが大きい。
そこで以下の諸点について質問する。
一 国立療養所金武精神病院内に、重症心身障害児のためのベッドが八十床確保されていると聞いているが、看護婦等の要員不足のために利用率は半分以下とのことである。この設備を十分に利用するためには…
答弁内容
一について
国立療養所琉球精神病院の重症心身障害児病棟の利用率は、昭和五十三年二月でおおむね七十パーセントである。
同病院の職員については、看護婦等はおおむね確保されているが、医師が充足されていない状況であり、今後その確保に努めたい。
二について
国立療養所沖繩病院(仮称)の整備については、当初三か年計画により昭和四十九年三月に着工したところ、石油危機による資材不足、建設費の高騰等があり、…

沖縄県中城湾港開発に関する質問

第84回国会 参議院 質問主意書 第18号(1978/04/04提出、11期、会派情報無し)
質問内容
祖国復帰六年目を迎えている沖繩県では、未だに産業基盤の整備が進まず、また、失業率も全国平均の二倍強を超える状態が続いている。これらの諸問題を解決する一つの有力な方策は、沖繩県をはじめとして関係市村及び住民が切望しており現在国と沖繩県が一体となつて進めつつある中城湾港の開発であると考える。すなわち、中城湾に新港を建設して都市機能を分散し、中南部地域の均衡ある発展をはかる布石とするとともに、同港を中核…
答弁内容
一について
沖繩振興開発計画には、本島の東海岸の適地に港湾の新設を検討する、としているが、中城湾港開発はこの趣旨にのつとつたものと考えている。
二及び三について
中城湾港の具体的な計画は、港湾法第三条の三に基づき、港湾管理者である沖繩県が策定することとなるが、国としても、計画立案の基礎的な条件となる中城湾の自然的特性等について、調査を進めている。
四について
具体的な計画について、成案が…

沖縄航路配船調整規程の延長に関する質問

第84回国会 参議院 質問主意書 第19号(1978/05/11提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩復帰の特別措置の一つである沖繩航路配船調整規程が来る五月末日で期限切れとなる。ところでこの規程によつて設置された沖繩航路運賃同盟の加盟社である沖繩県の海運企業三社中二社が会社更生法による会社更生手続開始の決定を受け、現在企業再建に向けて合理化対策に取り組んでいる最中であるなど、復帰六年を経た現在でも沖繩県の海運企業は依然としてぜい弱である。それに加えて、国内の経済情勢の影響により、本土・沖繩間…
答弁内容
本土・沖繩間及び沖繩諸島相互間の航路(以下「沖繩航路」という。)における配船調整は、沖繩の復帰に際しての暫定措置として認めたものであり、当該配船調整を実施している日本内航海運組合総連合会は、昭和五十三年五月末をもつて当該配船調整を打ち切ることを予定していたが、沖繩航路における船腹過剰の状況等を考慮して、今後の取扱いについて検討しているところであると聞いている。
政府としても、御指摘の事情等を考慮…

■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

沖縄県の雇用対策等に関する質問

第85回国会 参議院 質問主意書 第1号(1978/09/19提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県の失業率は、昭和五十三年七月現在約六パーセントで全国の失業率二・二パーセントに比べ極めて厳しい状況にある。これは狭い労働市場にあつて、本土復帰に伴つて発生した失業者、駐留軍労働者の一方的な大量解雇者、海洋博後の経済落ち込み等による民間企業からの解雇者、更には県外就職者のUターンによる失業者等の要因によるものであるが、今後も米軍基地の再編成等により多数の解雇者の発生が予想されている。
このよ…
答弁内容
一について
政府は、今回の在沖繩米陸軍の日本人従業員の解雇問題に関しては、できる限り多くの者の雇用を引き続き確保するとの方針の下に、米側との交渉を鋭意重ねてきた結果、今回の発表にみられるとおり、当初の解雇計画よりも解雇者数の減少をみたところである。
政府としては、今後とも解雇者を一人でも少なくするようあらゆる努力をするとともに、解雇される従事員に対して万全の措置を講ずる所存である。
二につい…

沖縄県在住の被爆者の援護に関する質問

第85回国会 参議院 質問主意書 第3号(1978/10/16提出、11期、会派情報無し)
質問内容
昭和二十年に広島県と長崎県に投下された原子爆弾によつて被爆した人々は、戦後三十三年を経過した今日でも、肉体的・精神的・経済的に苦しい状態にあり、政府の抜本的な援護対策が講じられない限り救えない実情にあることは周知のことと思う。
ところで右の原爆被爆者に対しては、昭和三十二年に制定された「原子爆弾被爆者の医療等に関する法律」により、不十分ながらもその健康管理と医療保障が行われてきた。
しかし、同…
答弁内容
一について
昭和五十三年十二月末現在において、沖繩県に在住し、被爆者健康手帳を有する被爆者の数は三百四十四人である。また、沖繩県在住被爆者が過去に支払つた医療費総額を算出することは困難である。
二について
原子爆弾被爆者の医療等に関する法律が施行された昭和三十二年から復帰前の沖繩において同法に準ずる措置が講ぜられた昭和四十一年までの間において、同法による医療の措置を受けることができなかつた沖…

沖縄戦被災者への補償に関する質問

第85回国会 参議院 質問主意書 第4号(1978/10/18提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県は、今次大戦において国内唯一の決戦場となり、その激しい戦闘により十二万余人の尊い県民の生命・財産・文化遺産等に多大の被害を受けた。
ところが戦後三十三年を経た今日、いまだに沖繩戦において被害を受けた一般県民に対し何らの援護措置もとられていない。
沖繩県は、本邦において戦地に指定された唯一の県であり、住民は八十日間余にわたつて激戦場のまつただなかにあつたこと、当時の状況並びに島しよであるた…
答弁内容
一について
戦傷病者戦没者遺族等援護法による援護の措置は、軍人軍属等国と使用関係のあつた者又はそれに準ずる者に対し、国が使用者としての立場から行つているものである。
このような事情にない一般の沖繩戦被災者及びその遺族については、同法による援護の対象とすることは考えていない。
二について
一般の沖繩戦被災者及びその遺族で生活上の援助を必要とする者については、一般の社会保障施策の充実により対処…

嘉手納飛行場(沖縄県嘉手納町)の一部の民間との共同使用に関する質問

第85回国会 参議院 質問主意書 第8号(1978/10/21提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県嘉手納町の役場庁舎は、建設後二十年を経過し、行政需要の多様化等から職員数が増加したため、現庁舎では収容不可能となり一部事務室を他に移し分散執務している状態であると聞いている。また議会議場も公民館の一部を改造して使用しているが、一般傍聴席の設置さえも不可能であるとのことである。したがつて、住民の政治的・行政的要求に応えるためには役場庁舎の新築が必要である。しかし、同町はいまなおその総面積の八十…
答弁内容
沖繩県中頭郡嘉手納町の庁舎用地確保の困難な事情は理解できるところであるが、米側の事情もあるので、嘉手納飛行場の一部を同庁舎用地とすることの可否について、嘉手納町の意向も踏まえて検討してまいりたい。


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

わが国の過剰米対策に関する質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第1号(1978/12/26提出、11期、会派情報無し)
質問内容
わが国の過剰米は年々累積の度を加え、昭和五十三年十月末の古米在庫量は、五百七十二万トンにも達し、五十四年秋には七百万トンにものぼるものとみられている。このようなことは断じて放置できない問題であり日本農政の根本的対策が講じられねばならないと思うものである。
そこで以下の諸点について質問する。
一 このような過剰米が増加した原因は何か。
二 米の需給均衡対策としていかなる施策を考えているか伺いた…
答弁内容
一について
わが国の米需給については、昭和四十六年以降米の生産調整が実施され、各年における米需給の均衡が図られてきたが、近年再び古米在庫量が増加しているのは、生産面において、昭和四十九、五十年ころから国際的な穀物需給のひつ迫等を背景として国内自給力の強化についての国民的関心が強まつた等の事情の下で再び生産者の稲作志向が強まつたこと及び昭和五十一年の冷害を除き連年豊作が続いたことによるところが大き…

沖縄県における混血児の無国籍問題に関する質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第12号(1979/04/05提出、11期、会派情報無し)
質問内容
在日米軍基地の五十三パーセントが集中する「基地の島」沖繩では、他県ではほとんどなくなつた混血児の無国籍問題が依然深刻である。国際福祉沖繩事務所の調べによると、沖繩には四千人近い混血児がおり、その父親は圧倒的に米国人が多く、父母と同居している者はわずか二十五パーセント程度で残りの七十五パーセントが別居生活をしている。父親は父親として当然行わねばならない子の出生届や母と婚姻を解消するに当たつての離婚手…
答弁内容
一について
日本人母と外国人父との間に出生した嫡出子について無国籍が生ずるのは、各国の国籍法令が整合していないことに原因がある。
ちなみに、アメリカ合衆国移民及び国籍法第三百一条a項七号によれば、アメリカ合衆国国籍を有する父が一定の居住要件を欠くときには、子はアメリカ合衆国国籍を取得しないものと定められており、また、かかる子は、出生によつては当然には我が国の国籍を取得するものとはされていないた…

沖縄振興開発計画に関する質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第14号(1979/04/23提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県が長年にわたり祖国から隔絶されていたことなどによつて生じたいろいろな面での本土との格差を是正し、自立的発展の基礎条件を整備し、平和で明るい豊かな沖繩県を実現する目的で策定された沖繩振興開発計画が、昭和五十六年度で終了することになつている。ところでその終了を間近に控えた現在、本計画の目的が必ずしも達成されたとは言えないし、また達成する可能性も極めてうすいと思われてならない。
そこで以下の諸点…
答弁内容
一について
沖繩振興開発特別措置法を延長するかどうかについては、沖繩振興開発計画の目標達成状況、沖繩の経済社会情勢などを十分勘案して行う必要があるので、今後、そのための種々の調査を進めるとともに、沖繩振興開発審議会等において検討審議を願い、これらの結果を踏まえて結論を出したいと考えている。
二について
沖繩の復帰以来、社会資本の整備など本土との格差是正や自立的発展の基礎条件の整備については、…

廃油による海岸汚染防止等に関する質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第15号(1979/04/24提出、11期、会派情報無し)
質問内容
人類の生存に欠くことのできない要素の一つである酸素の八割は海水から発生し、残りの二割は陸上の樹木(緑)から発生するといわれている。ところでその海洋が年々汚染され、自然は乱開発によつて破壊されつつあり、加えて自動車の排気ガス等による公害は年々増幅しつつある。最近海洋汚染の中でも沖繩の海岸汚染が地元では問題となつている。
そこで以下の諸点について質問する。
一 沖繩県八重山群島の各島々の海岸はタン…
答弁内容
一について
八重山列島を含む南西諸島周辺の海域においては、従来から、海洋汚染の防止のため、特別の監視・取締りを行つてきたところであるが、本年度からは、第十一管区海上保安本部に整備増強された航空機及び巡視船艇を効率的に運用することにより、更に監視・取締りを強化することとしている。
二について
御質問の二地点における石油備蓄基地建設に関する構想があることは聞いているが、その具体的な内容については…

沖縄県の教育の諸問題に関する質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第16号(1979/05/08提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県が祖国に復帰してから、既に満七年有余の年月が経過し、その間二十七年間にわたる行政分離による教育格差も次第に是正されてきた。しかし今日、依然として本土との教育諸条件の格差はなお大きいといわざるをえない。これはとりもなおさず沖繩のおかれてきた特殊事情から発生したものであり、当然のことながら復帰処理として解決されるべきであつたのが、未解決のまま残されているものである。政治の空白は許されるとしても、…
答弁内容
一について
沖繩県においては、不良鉄筋校舎の改築を計画的に進めており、政府としては、それに対応した助成を行うことによりその促進を図つている。
また、解体撤去費についても、沖繩県の特殊事情にかんがみ、昭和五十四年度から国庫補助の対象とすることとしている。
なお、改築事業の国庫補助については、他の都道府県の場合も新増築事業の国庫補助と異なる補助率によつており、沖繩県に係る現行の補助率の引上げを行…

沖縄県におけるミバエ類の防除等に関する質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第19号(1979/05/16提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩の果菜類を中心とする園芸作物は、同県がわが国唯一の亜熱帯農業圏に属し、特に温暖な気象条件に恵まれているところから、近年大いに脚光をあびている。
しかしながら、ミバエ類の病害虫のため有望品目の県外移動制限及び禁止措置がとられ、同県の園芸振興の重大な阻害要因となつている。
政府は、沖繩の祖国復帰以来南西諸島の特殊病害虫防除に力を入れ、特にウリミバエについてはコバルト六〇を照射した不妊化虫の放飼…
答弁内容
一について
(1)及び(2) ウリミバエの防除については、久米島における成功例を基礎に本虫の根絶を図るため、大規模な不妊虫放飼方法の実施技術等について関係機関と検討しているところである。
(3) 不妊虫関係施設の設置について助成する場合には、地域及び施設の特殊性についても配慮してまいりたい。
二について
ミカンコミバエの防除については、昭和五十二年度から誘殺ひもによる防除につき助成しており…

国立療養所沖縄愛楽園及び宮古南静園の施設整備等に関する質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第20号(1979/05/18提出、11期、会派情報無し)
質問内容
ハンセン氏病患者は、沖繩県以外の府県では年々減少しつつあるが、沖繩県においては今なお施設への入所者数は増加の傾向にある。一方施設整備の面をみると、沖繩県以外の施設ではほぼ整備されてきているが、沖繩県の場合は大幅な遅れがみられる。沖繩県のハンセン氏病の解決に対して熾烈な要望があるにもかかわらず復帰八年目を迎えた今日、いまだに本土並みが実現しないのはまことに遺憾とするところである。これでは日本のハンセ…
答弁内容
一について
本土との格差是正については、復帰時以降職員定員の大幅な改善(復帰時に比して昭和五十三年度で四十パーセント増)を図るなど種々努めてきたところであるが、なお今後とも努力してまいりたい。
二について
本土と比較して不足を生じている職種については、今後とも緊急度等を勘案しつつ増員に努めてまいりたい。
なお、賃金職員の処遇については、今後とも改善に努めてまいりたい。
三について
国立…

沖縄戦被災者への補償に関する再質問

第87回国会 参議院 質問主意書 第23号(1979/06/11提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県は、今次大戦における国内唯一かつ最後の決戦場となり、その激しい戦闘により前線と銃後の区別もなく十二万余人の尊い住民の生命が失われ、財産・文化遺産等も灰壗に帰し多大の被害を蒙つた。
ところが戦後三十三年を経た今日、いまだに沖繩戦において被害を受けた一般住民に対し、戦後処理は勿論被災者への補償もなされず、特に当時六歳未満であつた負傷者(現在私の調査により把握している該当者数二百十人)に対し何ら…
答弁内容
一について
沖繩の戦没者等に係る戦傷病者戦没者遺族等援護法による援護について、沖繩が戦場となつた事実を十分認識して実施しているところであるが、同法による援護の措置は、軍人軍属等国と使用関係のあつた者又はそれに準ずる者に対し、国が使用者としての立場から行つているものであつて、このような事情にない一般の沖繩戦被災者及びその遺族を同法による援護の対象とすることは考えていない。
二について
一般の沖…

■ページ上部へ

第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

敗戦によって失われた在外私有財産に関する質問

第88回国会 参議院 質問主意書 第3号(1979/09/04提出、11期、会派情報無し)
質問内容
わが国は、太平洋戦争の敗北の結果日本人の在外財産をいわゆるサンフランシスコ条約等で放棄した。このため多数の在外日本人は生活の根拠を一瞬にして失い帰国せざるをえなかつた。国はこれらの引揚者に対し、引揚者等に対する特別交付金の支給に関する法律等で援護措置をしているが極めて不十分である。
そこで以下の点について質問する。
一 戦時中の在外私有財産の額はいくらであるか、国別に示されたい。
二 国は、…
答弁内容
一について
戦時中の在外私有財産の額については、客観性又は信ぴよう性のある資料がなく、また、今日改めてこれを確認あるいは推定することも不可能なので、当該財産の総額及び国別の額を明らかにすることはできない。
二及び三について
御質問のいわゆる在外財産の放棄については、政府としては、国に当該財産の旧所有者に対する法律上の補償の責任はないとの立場に立つており、かかる立場は、最高裁判所の判例(昭和四…

インドシナ難民問題に関する質問

第88回国会 参議院 質問主意書 第4号(1979/09/04提出、11期、会派情報無し)
質問内容
四十万人にものぼるインドシナ難民は、周知のように世界的問題となつており、難民自体の窮状は勿論のこと難民の流入している国の一部ではその対策に苦慮している。そしてこの政治問題化している難民問題は、今後短期間に解決できる見通しはない。わが国もその解決に努力をしていることは十分承知しているが、人道的立場から考えてもなお不十分と思われるので、以下の点について質問する。
一 わが国におけるインドシナ難民の状…
答弁内容
一について
昭和五十年以降、我が国に一時上陸した難民は、二千八百五十七人(上陸後我が国で出生した者五十三人を含む。)で、我が国滞在中に死亡した二人及び日本に定住した三人を除く二千八百五十二人のうち、千七百二十一人が既に出国し、千百三十一人がなお我が国に一時滞在中である。難民の出国先は、アメリカ千二百四十五人、カナダ百五十九人、ノルウェー八十八人、ベルギー六十一人、イギリス四十六人、スイス四十一人…

■ページ上部へ

第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

在日米軍基地内の貯油施設に関する質問

第89回国会 参議院 質問主意書 第3号(1979/11/06提出、11期、会派情報無し)
質問内容
静岡県御殿場市の米軍キャンプ富士において、先月十九日台風二十号により野戦用燃料貯蔵袋からガソリンが流出して火災が発生し、多数の死傷者が出たことは周知の通りである。
また、沖繩県具志川市においては、那覇防衛施設局による米軍貯油施設の増設許可申請に対し、市当局は増設後の住民の安全が確保されないとして反対している。
そこで以下の諸点について質問する。
一 前述の米軍キャンプ富士での事故の状況及び事…
答弁内容
一及び二について
火災が生じた原因は、富士営舎地区内廠舎区域の隣接地に設置されていた燃料貯蔵施設の保護土塁が豪雨により決壊し、土塁内に置かれていたいわゆる野戦用燃料貯蔵袋が流されてその給油ホースが外れたこと等によりガソリン約一九キロリットルが流出し、次いでこれが雨水とともに廠舎区域に流れ込み、これに引火したためであると承知している。
この火災により、米兵七〇名及び当該営舎地区に出入りする業者等…

在日米軍日本人従業員の雇用の安定等に関する質問

第89回国会 参議院 質問主意書 第10号(1979/11/16提出、11期、会派情報無し)
質問内容
先日発表された本年九月の沖繩県の完全失業率は、前月より〇・七パーセント減じたとはいえ、依然として全国平均の完全失業率の二倍を超える五パーセントという高率にある。このような慢性的高失業率の重要な要因として、基地の整理縮小を伴わない沖繩の在日米軍日本人従業員の一方的な大量解雇がある。
そこで以下の点について質問する。
一 昨年の日米首脳の話し合いによつて、日本政府は、在日米軍の経費の一部を肩代わり…
答弁内容
一について
在日米軍等に勤務している従業員の雇用については、政府としては、更に、その雇用の安定確保につき十分な配慮を行うよう米側に強く求めていくこととしたい。
二について
今回の沖繩の米空軍における従業員の解雇は、業務量の減少によるものである。政府としては、解雇者をできる限り少なくするよう最善の努力をしているところである。
また、那覇港湾施設等に勤務している従業員については、現在、米軍内部…

■ページ上部へ

第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

沖縄県のつぶれ地(未買収道路用地)に関する質問

第90回国会 参議院 質問主意書 第5号(1979/12/11提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県のつぶれ地(未買収道路用地)は、周知のように第二次大戦の終結に伴う、米軍による軍事基地優先政策の下で土地の利用を妨げられていた住民に対し、当時の沖繩群島政府が「沖繩群島割当土地に関する臨時処置条例」を制定し、地主の承諾なしに道路等を建設したために生じたものである。したがつて、憲法で保障されている財産権を侵害しているこのつぶれ地問題は、日本国政府の戦後処理の一つとして措置しなければならない問題…
答弁内容
一について
1 国道及び県道の未買収道路用地の面積及び価格並びにそれらの買収状況は、次表のとおりである。
図 表
2 国道及び県道未買収道路用地の買収については、第八次道路整備五か年計画期間内(昭和五十七年度まで)に概成させる目標で努力してまいりたい。
二及び五について
1 講和条約の発効前に生じた市町村道未買収道路用地の面積及び価格は、次表のとおりと推計している。
図 表
2 市町…

在日米軍基地内の貯油施設に関する再質問

第90回国会 参議院 質問主意書 第6号(1979/12/11提出、11期、会派情報無し)
質問内容
今年十一月六日に、在日米軍基地内の貯油施設に関する質問主意書を提出し、同月三十日に答弁を得たが、その答弁が抽象的のみならず質問に対して答えていない部分がある。
そこで再度質問する。
一 今年の十月十九日に静岡県御殿場市の米軍キャンプ富士において事故を起こしたのと同種のいわゆる野戦用燃料貯蔵袋は、国内の米軍施設・区域内にいくらあるのか、その数及びそれぞれの容量を施設別に示されたい。
特に膨大な…
答弁内容
一及び二について
富士営舎地区で事故があつたいわゆる野戦用燃料貯蔵袋と同種のものは、岩国飛行場、キャンプ・シュワブ及び普天間飛行場において使用されていると承知している。これらの貯蔵袋の数及び容量については、米軍は、公表しないこととしている。
政府としては、米軍がその貯油施設等の安全管理について十分な措置を講じているものと承知しているが、今後とも、米側との間の関係機関による不断の接触を通じ、又は…

■ページ上部へ

第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

那覇空港からの自衛隊基地の撤去等に関する質問

第91回国会 参議院 質問主意書 第3号(1980/01/29提出、11期、会派情報無し)
質問内容
沖繩県は離島県であり、県外との交通手段は空路と海路に限られている。これらの交通機関を充実させることは、経済面のみならず、文化・社会の向上にも大きく貢献するものである。空路の拠点である那覇空港は、第二種空港として管理運営されているが、自衛隊基地との共用を余儀なくされ、純民間空港としての機能を十分に果たしているとはいい難い。特に本年の一月二十五日には、航空自衛隊那覇基地で空対空ミサイル・サイドワインダ…
答弁内容
一について
那覇空港における昭和五十三年の民間機、自衛隊機及び米軍機の着陸回数は、それぞれ二万二千七百二十六回、一万三回及び五十回である。
二について
昭和五十五年一月二十五日午前八時五十分頃、那覇市にある航空自衛隊那覇基地内の弾薬作業所において、南西航空混成団第八十三航空隊整備群装備隊武器小隊所属の隊員がサイドワインダーのロケットモーターを点検中、突然ロケットモーターが燃焼した。この事故に…

沖縄電力株式会社の民営移管及び電力料金の値上げ反対に関する質問

第91回国会 参議院 質問主意書 第4号(1980/01/31提出、11期、会派情報無し)
質問内容
昨年十二月に行政改革に伴う特殊法人の統廃合計画によつて、沖繩電力株式会社が昭和五十六年度末を目途に、民営に移管することが決まり、また昨年十一月には同電力株式会社が燃料高騰等を理由に、平均四十六・四九パーセントの電力料金の値上げを申請していると聞いている。このことは消費者にとつて重大な問題であるので以下質問する。
一 沖繩県の経済状況とりわけ本土との格差の存在、経済基盤の弱さ及び離島が多いという不…
答弁内容
一について
1 沖繩電力株式会社は、沖繩振興開発特別措置法に基づき設立されているが、同法は、昭和五十七年三月三十一日限り、その効力を失うこととなつている。政府としては、電気事業については、効率的かつ弾力的運営を図る見地から、民営により行うことが望ましいと考えているところである。このため、同社についても、昭和五十六年度末を目途に民営移行する旨昨年十二月二十八日に閣議決定した次第である。
2 政府…

沖縄県における米軍基地に起因する問題に関する質問

第91回国会 参議院 質問主意書 第24号(1980/05/14提出、11期、会派情報無し)
質問内容
日本全土の米軍基地のうちその約五十三パーセントが沖繩県に集中し、復帰後九年を迎える現在も、依然として軍用地問題をはじめ、基地公害、演習被害、軍人による犯罪など基地と軍隊に起因する数多くの人権問題が後を断たない。
そこで、以下の点について質問する。
一 軍用機から発生する航空機騒音について
この航空機騒音も、基地公害の重大なものである。特に、嘉手納飛行場、普天間飛行場周辺の騒音が激しい。
(…
答弁内容
一について
(1)及び(2) 飛行場周辺地域においては、航空機騒音により、学校教育、医療、日常会話、テレビ視聴、電話聴取、家庭団らん等について障害を受けている。
航空機騒音が心身に及ぼす影響については、医療機関に委託して調査を行つているが、まだ結論を得るに至つていない。
(3) 政府は、米側に対し、米軍が飛行場を使用するに当たつては、周辺住民に及ぼす騒音の軽減について配慮するよう申し入れてい…

沖縄戦当時6歳未満であった戦傷病者に関する質問

第91回国会 参議院 質問主意書 第27号(1980/05/16提出、11期、会派情報無し)
質問内容
政府は今国会において、沖繩県の特殊事情(第二次大戦中国内で唯一の決戦場であつたこと、島嶼であるため民間人が容易に戦場を離脱できなかつたこと)を考え、沖繩戦当時六歳未満であつたか否かを問わず、個々の実情を調査し、戦傷病者戦没者遺族等援護法の適用の可否を検討している旨答弁している。
そこで以下の点について質問する。
一 右の実情の調査はいかなる方法で行つているか、調査の進捗状況はどうか、またいつま…
答弁内容
一及び二について
戦傷病者戦没者遺族等援護法の適用については、申請に基づき、個別の事案につき十分に調査し、遺漏のないように行うべきことは当然であり、いつせいにいわゆる実態調査を行うことは、考えていない。


喜屋武真栄[参]質問主意書(全期間)
8期- 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期-15期-16期
■ページ上部へ

会派履歴(参議院11期 ※参考情報)

第二院クラブ (第81回国会、初出日付:1977/09/22、会議録より)
第二院クラブ (第82回国会、初出日付:1977/10/05、会議録より)
第二院クラブ (第84回国会、初出日付:1978/02/10、会議録より)
第二院クラブ (第85回国会、初出日付:1978/10/13、会議録より)
第二院クラブ (第86回国会、初出日付:1978/12/14、会議録より)
第二院クラブ (第87回国会、初出日付:1979/02/28、会議録より)
第二院クラブ (第90回国会、初出日付:1979/11/28、会議録より)
第二院クラブ (第91回国会、初出日付:1979/12/21、会議録より)

※このデータは、議員の本会議、委員会等での発言時の記録から作成しています。そのため、議員がこれらの活動を行わなかった場合には会派は記録されません。会派への所属期間が短い場合、会派の存続期間が短い場合、会派名称が短期間で変更される場合なども、所属会派が記録されない可能性が高くなります。また、会議録の不正確なデータを修正していないため、会派移動を繰り返したような履歴が表示されることがあります。


議会・政府役職(参議院11期 ※参考情報)

 期間中に国会での議会役職、政府役職の立場からの発言記録なし。

※このデータは、国会会議録検索システムの発言データに付随する情報を元に補完、修正して作成しています。重要役職に就いていた場合でも、本会議、委員会等での発言がない場合には記録なしとなります。発言回数が膨大なため誤記録の絶対数が多く、また修正を機械的に行っているため、粗いデータとなっています。委員会の委員長など委員会、各種会議の役職については、出席データを元に作成している委員会のデータを参照して下さい。

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■質問主意書へ ■会派履歴へ ■議会・政府役職へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

喜屋武真栄[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期-15期-16期
喜屋武真栄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 11期在籍の他の議員はこちら→11期参議院議員(五十音順) 11期参議院議員(選挙区順) 11期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。