橋本敦 参議院議員
11期国会発言一覧

橋本敦[参]在籍期 : 10期-|11期|-13期-14期-15期-16期-17期-18期
橋本敦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは橋本敦参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

橋本敦[参]本会議発言(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 参議院本会議 第1号(1977/12/19、11期、日本共産党)

○橋本敦君 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 参議院本会議 第6号(1980/03/05、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、所得税法及び租税特別措置法の一部改正案につき、総理並びに大蔵大臣に質問いたします。  政府は、来年度を財政再建元年と称しています。しかし、果たしてそうなるのか。来年度予算の内容を見ると、国民にとっては、公共料金、物価の値上げ、福祉の後退、重税と、文字どおりの三重苦予算、そしてこの国民犠牲の上で依然として財界本位の従来どおりの政策を進めるものであります。これでは、財政再建元年どころか、財政危機を一層深めることは明らかであります。  現に、その破綻はすでに深刻な物価問題となってあらわれ、インフレの危機はいまや重大局面に突入しているのであります。卸売物価は、こ……

橋本敦[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

橋本敦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/02、11期、日本共産党)

○橋本敦君 この問題については、いま国民は小佐野だとか児玉とかいうような、こういう人たちが黒幕として動いて、病気を理由にあいまいなままで真相が解明されないで終わってしまうのではないかという大きな疑惑と不安を持っているわけですね。いま局長のお話でも、病状の回復を待って鋭意捜査は続けるというお話がありましたが、私はいまの病状に照らして鋭意捜査を続けるために逮捕をし、病監もございますから身柄をそこに収容して捜査を遂げるという方向に検察庁は踏み切るべきではないか、こう思っておりますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 私は起訴後の取り調べを特に要求しているわけではなくて、たとえば、冒陳でも、二十五……

第82回国会 議院運営委員会 第2号(1977/10/08、11期、日本共産党)

○橋本敦君 本件について一言だけ意見を述べさしていただきます。  言うまでもありませんが、国立国会図書館の地位はきわめて高いものであり、したがって、同館長の任命についても、それにふさわしい人を得るように、私どもの党は、かねてから、この任命については慎重に、図書館関係者、学識経験者、国会の意見を徴する適当な方法をとるべきものであることを主張してまいりましたが、近年、事務総長退任に伴って順次交代で任命されるというような実情にございます。そこで、しかし個人の識見その他については十分私ども承知はいたしておりますが、この件についてはそのような慎重な任命手続をとっていただきたいという趣旨で、この件について……

第82回国会 法務委員会 第2号(1977/10/27、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私もただいま伺いました大臣の所信に関連をして二、三質問をさしていただきたいと思います。  大臣は、ハイジャックの問題にお触れになりまして、断固たる決意でこのようなことを再発させないという決意を御表明になりました。それ自体私は全面的に賛成でありますし、赤軍派など過激暴力集団の凶悪な犯罪は断じて許せないことは国民の総意だと思っております。この点で私は大臣の御発言で多少気になる点がございましてお伺いしたいと思っておったのですが、あの事件が起こりまして直後に大臣が就任をされて、今後は多少血を流しても法秩序を守るという決意を御表明になりました。多少血を流してもという御表現は大臣としてはきわめ……

第82回国会 法務委員会 第4号(1977/11/17、11期、日本共産党)

○橋本敦君 それでは本法案に関連をしてお伺いをしたいと思うのですが、まず第一の問題は本法案が可決成立したとして、この法案が果たして乱用もしくは拡張解釈等によって国民の権利と人権に対する侵害を惹起しないか、これを防止する必要があるという問題であります。  言うまでもありませんが、赤軍派など非人道的な過激暴力集団に対する取り締まりの強化というのは、これは当然でありまして、今回の非道なハイジャック事件に関連をして国民の怒りも大きく沸き起こっておりますから、こういう中で刑罰法規の改正ということで今後の取り締まりを強化していくということは、一面で国民の世論に沿う面があると同時に、この世論に便乗した形で新……

第82回国会 法務委員会 第5号(1977/11/22、11期、日本共産党)

○橋本敦君 ハイジャック防止法の審議が総理にお越しいただきましていよいよ終ろうということになっておりますけれども、この機会に、私は総理並びに政府の基本姿勢について一、二点お尋ねをしておきたいと思います。  まず第一は、このハイジャック防止法が可決されましても、これによってハイジャックのような凶悪な犯罪が絶滅されるということには必ずしもならないということは意見の一致をするところであります。したがって、今後、こういったハイジャックを含む非人道的な暴力の絶滅ということが重要な国民的な政治課題の一つになっておるわけですが、この点について、こういったハイジャックというような非人道的な凶悪なテロと暴力、こ……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/20、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、まず金大中事件から質問をしたいと思うのであります。その理由は、何といっても、今国会は金大中事件など日韓問題のさらに進んだ解明と、あわせて国民生活を守る課題が重大な課題であるからであります。  言うまでもありませんが、総理並びに閣僚も御存じのように、金大中事件は四年前の昭和四十八年の八月、白昼、東京のど真ん中のグランドパレスホテルから韓国野党の指導者である金大中氏が不法に暴行によって拉致され、連行され、あわや命まで奪われかねなかったという重大な事件であります。そして、この事件は何といっても自由と民主主義に関する重大な問題であるし、さらにわが国の主権にかかわる重大な問題であるから……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 議院運営委員会 第1号(1977/12/07、11期、日本共産党)

○橋本敦君 ただいまの会期の件について、反対の意見を一言表明さしていただきたいと思います。  わが党は、通常国会を間近に控えた本臨時国会については、全会一致の国民生活を守るための離職者対策臨時措置法あるいは主任手当を切り離した公務員給与法案の処理に限定すべきであると主張してまいりました。それを行うとすれば、それらの審議に要する会期は、二日ないし三日もあれば十分であると考える次第であります。また、四日間の会期ということになりましても、先国会で大きな国民の反対の中で廃案となった国鉄、健保あるいは防衛二法等、こういったものを成立させるということについて、わが党は強く反対をしている次第であります。特に……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/04/21、11期、日本共産党)

○橋本敦君 まず法務省にお伺いをいたしますが、久しぶりにロッキード委員会が開かれまして、最大の課題になっていた、つまり児玉、小佐野ルート、この問題の解明が依然として十分でないという問題で、重大な関心を持っておりますが、現在の児玉、小佐野の健康状況、それからその後検察庁での取り調べの状況は現時点でいかがになっておりましょうか。
【次の発言】 なかなか病状という関係で困難だという事情が報告されたわけですが、二つだけ確認をしたいんです。  一つは、児玉へ入ったロ社の金の出は完全に解明されたかどうか。いままではほとんど解明されたということで、完全ではなかったまま推移しておると思います。それから第二点目……

第84回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1978/08/18、11期、日本共産党)

○橋本敦君 八月十二日に、私鉄十三社の運賃値上げ申請がありまして、国鉄運賃の値上げに続きましてこの問題が国民生活全体にとって非常に重要な大きな問題言ってみれば政治的な課題、そういうことで大問題になってきているわけですが、この問題についてきょうはお伺いしたいと思いますが、まず今度の申請で平均一七・一%という値上げ率の申請をしておる、この一七・一%という値上げ率が国民生活全体にとって一体いまの時点でどういう大きなウエートを持つものであるか、そこらあたりを運輸省はどうお考えかということからまず話を進めさしていただきたい。それを考える指標として、ことしの春闘での民間労働者の賃上げ率が一体幾らであったか……

第84回国会 運輸委員会 第13号(1978/06/08、11期、日本共産党)

○橋本敦君 騒音防止法が成立をいたしまして早くも四年になろうとするわけでありますが、成田新空港の開港にもあらわれておりますように、空港周辺の騒音対策あるいは周辺整備事業というものが住民の生活の安全あるいは切実なその要求に照らしてますます重要になってきております。運輸省としても、かねてからこの問題については何かと御尽力をなさっていることは、私どももよく承知はいたしておりますが、さりとてその周辺整備事業が着々と計画どおりに進んでいるのかどうか、この問題についてもまた疑念なしとしない点がございます。そういう立場で、きょうは私は大阪空港周辺の整備事業の進捗問題、とりわけこの事業の一つの盲点ではないかと……

第84回国会 決算委員会 第9号(1978/04/07、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私は公団家賃の問題でお伺いするつもりでおりますが、その前に、午前中も問題になりました信濃川河川敷問題、これも重要な問題ですから、大臣並びに河川局長にお伺いをしたいと思うのです。  まず第一は、この河川敷問題の問題の核心は何であったか、それは言うまでもありませんが、当決算委員会のこれまでの審議を振り返っても、あの室町産業が広大な河川敷所有地を入手した以後、霞堤が本堤になっていくというような経過をめぐって、まさに室町産業が巨利を博すために河川行政をゆがめたのではないかという、こういう重大な疑惑があった。そういう核心的な疑惑が本当に国民の前に晴らされたのかとこう言えば、決して完全に晴らさ……

第84回国会 法務委員会 第1号(1977/12/20、11期、日本共産党)

○橋本敦君 法務省の職員の皆さんの増員要求については寺田委員からも詳しい質問があり、宮崎委員からも御指摘があったのですが、この問題は一つには国民の権利義務に深く関係する奉仕業務を円満に遂行していくという問題と、法務省の職員の皆さんの労働条件をぜひとも改善しなくてはならぬという二つの要請の面から非常に大事な問題であると思いますので、私もこの問題について質問をさしていただきたいと思うわけです。  一つ取り上げておく必要がある問題は、先ほど香川局長からも御答弁がありましたが、いわゆる大量複写業務の増大に伴って複写機から当然問題になってくるアンモニア公害の問題でありますが、この問題についてはすでに五十……

第84回国会 法務委員会 第5号(1978/03/28、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私も、初めに成田問題について大臣の若干の所見を伺いたいと思います。  まず第一に、国民も私どもも、あのような暴力的な無法な破壊活動が激化をして、開港直前に重大な事態が起こりはせぬかという重大な不安と心配をしていたわけです。たとえば、成田への航空燃料の輸送、この列車に対して火炎びんを積んだトラックを暴走させるとか、あるいは木を切り倒して脱線転覆をはかるとか、もし仮にこれが成功しておれば大変な惨事が起こるわけですね。こういう彼らの過激な闘争ということがいよいよ開港に向けて一層激化して、付近住民やあるいは開港それ自体に重大な支障が起こりはせぬかという不安を持っていたことは事実です。言って……

第84回国会 法務委員会 第7号(1978/04/13、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、まずきょうの一般調査でロッキード問題についてお尋ねをしたいと思っておるわけです。といいますのは、けさの朝日新聞でも皆さん御承知だと思いますが、四十七年の十月三十日に問題の丸紅からきわめて多額の政治献金が自民党を主体に八千五百万円集中的になされたという記事が出ているわけであります。この出所が、この新聞記事によりますと、これは検察庁がいま進行中の公判に関して立証のために提出をされた証拠の一部だというように書いてあるわけですが、まずこの点について立証の一部としてこのような献金一覧表のような丸紅の献金寄付勘定一覧が出されているのは事実かどうか、この点お伺いしたいと思います。

第84回国会 法務委員会 第8号(1978/04/20、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私は刑事補償法の一部を改正する法律案につきまして、この法案に賛成するという立場ではありますが、若干の問題点について質問をさせていただきたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのですが、いままで刑事補償法の金額というのが昭和二十四年以降順次引き上げがなされてまいりました。それ自体は結構なことであるのですが、いままでの引き上げが大体どういう基本的な考え方と基準に基づいてなされてきたのか、今日までその考え方は基準としては一貫しているのかどうか、まずこの点についてお伺いをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 そういう方式で今回を見てみますと、提出されております資料第一表「賃金・物……

第84回国会 法務委員会 第11号(1978/05/09、11期、日本共産党)

○橋本敦君 最高裁事務総長に伺いますが、恒例となっている毎年憲法記念日を前にしての最高裁長官の談話の発表、これはどういう立場で行われているものですか。
【次の発言】 司法行政だけですか。この談話の内容を見ると、たとえば、「今後とも、公正中立の立場を堅持しながら、司法権の行使が適正迅速に行われ、これまでにも増して国民の納得が得られる司法の実現に努力する決意であります。」と、こういうことで、憲法記念日を迎えるに当たって談話を発表されている。これは司法行政という立場だけにとどまらず、文字どおり裁判機能も兼ね備えた最高裁長官として憲法記念日を迎えるに当たっての談話と見るのが当然ではありませんか。

第84回国会 法務委員会 第12号(1978/05/11、11期、日本共産党)

○橋本敦君 イタリアのモロ事件あるいは西ドイツのシュライヤー事件、文字どおり世界を震憾させた凶悪な事件でありまして、こういう事件が起こったことに対してまことに遺憾であると同時に、このような凶悪な事件を起こす極左暴力集団のテロ行為には等しく怒りを持って対処しなければならぬという、そういう決意も一層深いわけでありますが、そういう中でこの法案がきょう審議をされて採択されようとしている。そういう観点から言いまして、私は、凶暴な手段により人質という残忍かつ陰惨な手段で不法な目的を遂げようとするようなことは断じて許さるべきでないし、法の立場からもこれを防遏する、禁圧をするというそういう趣旨はこれそれなりに……

第84回国会 法務委員会 第13号(1978/06/01、11期、日本共産党)

○橋本敦君 大臣、 お昼も大分過ぎまして、おなかもすいてらっしゃると思うのですが、私のおなかもすいてるのですが、きょうはお昼抜きで審議を続けるということになっておりますので、審議を続けさしていただきたいと思っております。  まず、この逃亡犯罪人引渡法の問題でありますが、政府のこの法案の提案理由の説明の中に、いわゆる国際犯罪が最近増大をしたこと、犯罪者の国外逃亡事例がますます多くなっていること、まあこういう今日の情勢がこの改正法案を提案する理由として説明されております。まさにそのとおりであろうと思うのですが、具体的に法務省は最近の事例として、どういう事案に着目されておられるのか。この具体的な中身……

第84回国会 法務委員会 第17号(1978/06/16、11期、日本共産党)

○橋本敦君 それじゃ、私、続きまして司法書士法の一部を改正する法律案について、この法案に賛成する立場でありますが、若干の質問をさしていただきたいと思います。  まず第一に、第一条で新しくこの法の目的が定められまして、第一条によりますと、「この法律は、司法書士の制度を定め、その業務の適正を図ることにより、」云々とあって、「もつて国民の権利の保全に寄与することを目的とする。」と、こう定めてあります。私はこの趣旨自体は賛成でありますが、ここに言う国民の権利の保全に寄与するということも非常に重大な問題でありまして、登記がいわゆる国民の権利義務関係に深くかかわっておることを考えますと、司法書士の制度の改……

第84回国会 予算委員会 第6号(1978/03/09、11期、日本共産党)

○橋本敦君 委員長、関連。
【次の発言】 いまの中江局長の答弁は、全く事実にも反するし、信用することができません。韓国政府に聞いて、KCIAがやっているなんということを向こうが答える道理がないのがKCIA問題です。  実は、総理、私はこの二月十日に正森衆議院議員と一緒に訪米調査に参りまして、ニュージャージーのバーゲンというところでクリントンホテルで金炯旭氏と金大中事件、地下鉄ソウル事件に限って話をしよう、こういうことで会ってきました。そのときに、金炯旭氏は、このリストに基づいて在日韓国大使館の公使についてKCIA部員であることを彼は確認をした。総理にお見せをしますが、写真に大きくしておりますの……

第84回国会 予算委員会 第23号(1978/04/03、11期、日本共産党)

○橋本敦君 関連。
【次の発言】 いま問題の日韓問題あるいはロッキードの徹底究明というのは依然として重要な政治課題だと私は思うんですが、まず初めに聞きたいのは、きょうも伊藤専務が東京地裁でいわゆるロッキードの三十ユニットについて具体的な証言をいたしました。橋本登美三郎五百万、田中角榮一千万、二階堂氏に五百万渡したと、こういう証言をした。  ところで、総理並びに法務大臣に伺いたいのですが、橋本登美三郎の全快祝いに現職の法務大臣が、まさにロッキード徹底究明をやる最高の責任者でありながら、出席をしておられる。これで検察の威信が保たれるか、これで第一線で徹底究明に立っている検察官の士気が鼓舞激励できる……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/10/20、11期、日本共産党)

○橋本敦君 委員長、ちょっと関連。  関連で伺いますが、いま神谷議員が指摘しましたような、四十七年十月五日ごろ、コーチャンが言っているような、冒陳に書いているような、こういう決定を政府、具体的には運輸省ですが、こういう決定を政府がした事実はないということは、これは検察庁としては捜査をして知っていらっしゃる事実ですか。
【次の発言】 それじゃなぜこういうような、福田から電話でコーチャンに言ってきてコーチャンがびっくりするというような事態が起こったのかということに一つのなぞがある。これは後で神谷議員が引き続き質問をいたします。  重ねて航空局長に伺いますが、四十七年十月の五日ごろ、小佐野か児玉から……

第85回国会 決算委員会 第3号(1978/10/16、11期、日本共産党)

○橋本敦君 ことしの農作物に対する干ばつ被害というのは大変なもので、農水省が御調査いただいておる点でも一千三百億を超えると言われておりますが、大臣初め農水省でも、この対策についてはいろいろと救済処置を御検討いただいておるところだと思います。  そこで、私はこの問題につきまして農水省の対応策を尋ねさせていただきたいと思うのでありますが、まず最初に、現在の調査で被害総額がどのくらいに及んでいるかということ。それから二つ目には、天災融資法あるいは激甚災害法、こういったことの発動が強く要請されておりますが、現在農水省のお考えではいつごろ、どのような対象地域に発動されるおつもりか。この点はいかがでござい……

第85回国会 法務委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本共産党)

○橋本敦君 裁判官の報酬等に関する法律の一部改正について、ごく簡単に質問を一点だけしておきたいと思います。  先ほども議論になりましたし、寺田委員からもお尋ねがございましたが、法務大臣はこの〇・一%の問題について憲法違反にならないという、そういう考えで処置されているというお話がありました。それの議論はともかくとして、憲法に違反するということにまで至らないとしても、裁判官にとって待遇上の不利益を生ずる事態であるということは端的に認めていいのではないかと思いますが、そういう判断はいかがですか。
【次の発言】 最高裁の人事局長にお伺いしたいのですが、裁判官の報酬等に関する法律の第十条の規定によります……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 議院運営委員会 第6号(1979/02/21、11期、日本共産党)

○橋本敦君 発言の機会をお与えいただきましてありがとうございます。  一言発言をお許しいただきたいのですが、本来、重要な国政問題にかかわる本会議の決議案は、全会一致で行われるべきものと考えます。参議院では、数年来このよい慣行がとられつつありますし、このことは議会制民主主義の本旨に照らしても当然のことであろうと思います。特に今回の問題は、国の領土に関連をいたしまして院としての統一した意思を国の内外に決議として表明する性質のものでありますから、この慣行を守ることはきわめて重要であると思います。しかし、残念ながら、本決議案は、わが党の重要な意見提起にもかかわらず、各党一致とならないまま本会議に上程さ……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号(1979/04/16、11期、日本共産党)

○橋本敦君 ちょっといまの質問に関連をして簡単に確認をしておきますが、選挙部長がさっきおっしゃった事務所の所在地ですが、われわれが確認したところ、松籟会の事務所は五十二年まではフルールモンドにあったことは間違いないんじゃありませんか。
【次の発言】 いや、五十二年度の。
【次の発言】 私が聞いているのは、五十二年度までの報告の事務所は、松籟会はフルールモンドではなかったかと言っているんです。
【次の発言】 こっちは見てきておるから。
【次の発言】 それはもうけしからぬじゃないですか、そんなことぐらいわからぬようでは。間違いないんですよ。  で、五十二年度までフルールモンドだとすると、さっき神谷……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第4号(1979/05/25、11期、日本共産党)

○橋本敦君 先ほどからの刑事局長の御答弁を伺っておりますと、裏を返して申しますと、この五億円の松野氏への日商からの支払いにつきましては、松野氏に職務権限ありとせば贈収賄罪は成立したということが、逆に言えばはっきり言えると思いますが、いかがですか。
【次の発言】 だから、したがって、詰めてみなければならないというのは事実関係の話ですが、あなたのおっしゃることを逆に裏返せば、職務権限がありということになれば、この五億円というものは法律上賄賂の性格を持った、賄賂性のある金だということは、一層強くはっきりあなたも報告できたはずだと、こう思いますが、いかがですか。

第87回国会 社会労働委員会 第7号(1979/05/08、11期、日本共産党)

○橋本敦君 けさから、年金制度基本構想懇談会の答申が出まして、同僚委員からも多くの問題が指摘をされました。当委員会でも重要な論点となっておるわけですが、まず最初に私厚生大臣にお伺いしたいと思いますのは、この報告が出まして、多くの新聞はいろいろ論評いたしておりますけれども、その一つとして重要な指摘として、「今回の報告は将来のビジョンがはっきりせず、今後目指すべき方向をある程度、示唆するにとどまっている。」、こういう評価もあるわけであります。確かに財源の問題にしろ、あるいは年金制度全体の整合性の問題にしろ、サゼスチョンはありますが、改革の基本的方向というのは具体的になかなか明確には出ていない。そう……

第87回国会 社会労働委員会 第9号(1979/05/24、11期、日本共産党)

○橋本敦君 大変長時間の審議で大臣以下局長もお疲れだと思いますが、しばらく質問をさしていただきたいと思います。  いまも港湾労働の暗い部分について指摘がありました。局長は暴力事犯はないという、そういうたてまえをおっしゃったんですが、現に午前中も目黒委員から、大阪の港で起こりました株式会社上組の暴力による労働争議に対する不法な介入、このことによって全港湾労働組合の役員である人が、平穏公然とピケットを張っていた中で、全身打撲の重傷を負って入院する、現にこういう事件が二十二日に起こっているわけであります。港湾労働の近代化という問題は、一つには体制の近代化もありますけれども、その裏にはやみの手配師、暴……

第87回国会 法務委員会 第4号(1979/02/22、11期、日本共産党)

○橋本敦君 まず最初に国税庁にお伺いしたいのでありますが、実は十四日の証人喚問でもわが党の東中議員が取り上げた問題でありますが、これはわが党の訪米及び国内調査によって私どもが確実な事実として情報をつかんだ問題に関するわけであります。これについてまずお伺いをいたしたい。  つまり、日商岩井自身もほぼ認めているように思いますが、アメリカの国税庁――IRSから情報提供があって、さきに国税庁がいわゆる百五万ドルにかかる使途不明金を含む問題について調査をされたわけですが、それ以外に日商岩井が約二百七十万ドルの領収証をボーイング社に出しているという事実、これについて調査をなさったと思いますが、いかがですか……

第87回国会 法務委員会 第5号(1979/02/27、11期、日本共産党)

○橋本敦君 両参考人、本日はまことにありがとうございました。いろいろ貴重な御意見を伺いまして、大変参考にさしていただきました。  一、二点私も質問したいと思うのですが、まず、田中利正執行官に御意見として伺っておきたいのですが、今回執行官の権限が強化拡大をされた、そのこと自体私は異論はございませんが、そのことは、同時に、この執行という問題が、債務者、執行される側との関係で、人権にかかわるいろいろな問題があるわけでございますので、法全体が執行官の権限を強化して執行体制の早期促進ということに向かっておりますが、一面では、差し押さえを受けたり、あるいはいろいろ立入検査ないし質問を受けるという側の人権を……

第87回国会 法務委員会 第6号(1979/03/01、11期、日本共産党)

○橋本敦君 一般的な問題に属することですが、若干執行法に関して質問をしたいと思います。  まず第一点は、今回配当要求に関して五十一条関係で債務名義主義が貫かれるということになってくるわけでありますが、この問題で、一つは公正証書というのが非常に増加するという傾向が出るだろう、そのことは、公正証書というのは大抵債務者が費用を負担するということが多くありますので、債務者の負担というのが増大するという傾向も助長するでしょうし、また一方、小さな債権者の立場に立ってみますと、債務者が公正証書の作成に同意してくれないということもこれはあり得る。そうすると、その小債権者が配当要求をするという権利が侵害されると……

第87回国会 法務委員会 第10号(1979/05/31、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私はきょうは航空機輸入問題をめぐって幾つかの質問をしたいと思いますが、まずDC10をめぐる問題について質問をしたいと思うのです。  いまDC10はシカゴの空港における墜落という問題がありまして、全世界がこの点を非常に注目をしてその安全性の問題に大変な不安と危惧を抱いております。日本でも日本航空がDC10を導入しておるわけでありますが、まず運輸省にこのDC10の安全対策について根本的にはどのような対応をお考えか、そして運航許可ということが日本政府はやられているようですが、世界的には運航の全面停止ということが当面重大な問題として提起されておる。こういう中でこのDC10の安全対策について……

第87回国会 法務委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本共産党)

○橋本敦君 今回の法案につきまして、他の委員のいろいろな御質問もあり、かなり重複をするところもあるのですが、お許しをいただきまして私からも質問をさせていただきたいと思います。  提案理由説明、これを拝見いたしますと、一つには、今回の法改正案の主眼が「土地家屋調査士の資格に関する制度を合理化する」、そしてその「職責業務等に関する規定を整備しようとするもの」である、こういう御説明がございます。私は、この法案が今回こういう形で出た主眼のもう一つ大事な問題は、土地家屋調査士会の社会的な地位、あるいはそれぞれの調査士の皆さんの社会的な責任、それに伴う地位の向上、そして同時に会自体として自主性、自律権を持……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/03/17、11期、日本共産党)

○橋本敦君 先日、検察庁が日商岩井に対していよいよ強制捜査に踏み切った、そういう事態を受けまして、グラマン・ダグラス、こういった疑惑の解明は私はきわめて重大な段階にいよいよ差しかかってきた。そしてこの強制捜査の突入という事態は、疑惑の基本的な解明へ向けて重大な突破口になり得る、そういう重大なメスが入れられつつある、こういうように考えているわけでありまして、そういう観点から、まず検察庁、法務当局に質問をするわけですが、第一に、日商岩井がRF4Eの導入に関連をして受け取った、いわゆる問題になっております二百三十八万七千六百三十四ドルというこの巨額の金、このうちの四十五万ドルをわざわざ違法な文書偽造……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、日本共産党)

○橋本敦君 証人、御苦労さまです。  御存じのように、いま問題になっております航空機をめぐる疑惑を解明するということは、日本の政治を正す上で非常に大事ですし、国民もそのことを心から期待しておるわけですね。あなた自身も、前回衆議院での証言におきまして、自分が一番こわいのは自分の良心だと、こうはっきりおっしゃった。だから、私は、あなたがおっしゃる、自分が刑事訴追を受けるおそれがあると考えられる以外の問題については可能な限り真実を明らかにする、そういうお気持ちがおありだと思いますが、その点は間違いありませんか。
【次の発言】 その範囲でお聞きしたいこともたくさんあるのですが、先ほど、あなたは、海部さ……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/03/22、11期、日本共産党)

○橋本敦君 いま先ほど山村さんは、日商岩井が四十三年四月から五十三年三月まで十年間にあなたのおっしゃる、正当だということですが、政治家への政治献金合計は九億八千万に達するというお話がございました。ところが、自治省に届け出られている届けを見ますと、同じ年度間に合計一億一千四百六十一万円、これは政治家から、日商岩井から受け取った寄付名義で、届けている金額です。だから、自治省へ届けられているのは九億幾らのうちわずかに一億余りと、こういう実態なんですが、日商としてはどういう名目で、どういう政治家へお渡しになったという、そういう一覧表が先ほどのお話ですと合計九億ということでつくられている、こういうお話で……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私からも証人にお伺いをさしていただきたいと思います。  まず最初に、証人がいまおっしゃったダグラスのエコノミックアドバイザーにおなりになったとき、ダグラスDC10の日本への販売の代理店は日本の商社では三井物産がおやりになっていた、このことは証人は御存じだったわけですか。
【次の発言】 そうですか。  先ほども証人のお考えを伺ったわけですが、SECの報告書の中で、証人のおっしゃるアドバイザーではございません、コンサルタントという名前になっておる問題ですが、ここで五万ドル、それから追加の五万ドルを日本の独立した商業コンサルタントがダグラスから受領したと、こう書かれているここをお読みにな……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/04/02、11期、日本共産党)

○橋本敦君 まず、捜査に関連する問題から質問に入りたいと思いますが、刑事局長にお伺いいたします。  海部氏に対する事情聴取の必要性、それを早くやるという方向については御答弁があったと思うのですが、海部氏の事情聴取の必要性は、直接にはいま当面偽証問題とは別に、山岡らの逮捕された事実に関する捜査の必要があってその必要があるということで理解をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 いまおっしゃった、四月四日に勾留満期という関係が問題になりますのは、四月四日になりますと検察庁は山岡らの処分をお決めにならなければならぬ。起訴されれば保釈という問題があるし、あるいは勾留をやめて捜査を続けられるというこ……


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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 法務委員会 第閉会後1号(1979/11/20、11期、日本共産党)

○橋本敦君 官房長官に伺いますが、問題の法務大臣の発言が、要するに大事な部分、それが法務大臣は、いわゆるロ事件の関係の皆さんとは懇意な人たちである、だからしたがって、公明正大で青天白日になることを友人として念願していると、こういうことをおっしゃったこの事実は、官房長官も明確に認められるわけですか。
【次の発言】 じゃ、いま私が指摘した部分は確認をされておるわけですね。  官房長官に伺いますが、いまあの重大なロッキード事件について、検察当局は、東京地裁の公判で公訴の維持、つまり起訴された事実の立証に向けて全力を挙げて検察官は奮闘しておる、そのことについて官房長官はよく御存じでしょうね。


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 外務委員会 第閉会後1号(1979/12/18、11期、日本共産党)

○橋本敦君 当面、激動すると言われておる世界情勢の中で、外交問題の課題というのはずいぶんと重要な問題が山積みをしておるわけですが、きょうは短い時間ですのでかいつまんで数点について外務大臣を中心にお伺いしたいと思います。  まず、金大中事件問題ということが改めて重要な視点を浴びてきておるわけですが、けさの伊東官房長官の記者会見によりますと、六年ぶりの須之部大使と金大中氏との会談におきまして、金大中氏から大平総理あての書簡が寄せられたということが官房長官から記者会見で出されておりますが、外務大臣はこの書簡内容についてはすでに連絡を受けておられますか。

第90回国会 法務委員会 第1号(1979/12/11、11期、日本共産党)

○橋本敦君 最初に、法務大臣はいわゆる青天白日発言、ロッキード被告人の皆さんの無罪を期待するという御発言に関連をして、きょうは本会議で陳謝の意を表明されたわけでありますが、私どもとしてはあの問題は非常に重大な問題であって、法務大臣が陳謝をなさるというその御誠意のほどは理解はいたしますが、それだけでは済まない重大な問題があって、これからもこの問題については、私どもの立場としては法務大臣の姿勢を追及していかなくちゃならぬと、こんなふうに考えておるわけであります。  それはさておきまして、この法務大臣の姿勢に関連をして、どうしてももう一つ伺っておかねばならぬ問題として、いま大きな問題になってまいりま……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1980/02/29、11期、日本共産党)

○橋本敦君 村田先生のお話で、わが国が石炭問題についてその研究をやめてしまったということがいまになったら非常に悔やまれるというように私も思うわけです。ところで、その石炭研究にしても、先生のお話によれば大体三十年サイクルという長期の研究を要する。そういたしますと、今後、石炭問題についてわが国が積極的にどのように研究に追いついていくか、どういうようにポリシーとしてやっていったらいいか、先生の御意見があれば、ひとついただきたい。  それからもう一つは、この暫定見通しを見ましても、国内石炭というのが二千万トンで現状と変わらないわけです。だから政府の方としても、現状から出発して国内炭をどう開発するか、こ……

第91回国会 決算委員会 第4号(1980/03/24、11期、日本共産党)

○橋本敦君 まず最初に警察庁からお伺いをしたいと思うんですけれども、検察庁がロッキード事件で冒陳の補足、補充をなさいました。ラスベガスでのバカラ賭博事件というのが大きな問題になってまいりました。それより先に警察庁としてはいわゆる暴力団の犯罪の国際化、そういう中で暴力団がアメリカ西海岸、東南アジア、あるいは韓国、こういったところに賭博ツアー、こういったようなことをやっているということで鋭意その取り締まりに腐心をなさっておられる様子は犯罪白書でも出ているわけですが、稲川会賭博ツアー詐欺事件というのが五十三年に検挙されております。これはどういう事件だったのか、まず簡単にお伺いをしたい。

第91回国会 社会労働委員会 第6号(1980/04/09、11期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、きょうはまず労働省の基準行政の問題、特に基準監督官の増員が非常に重要ではないかという問題で御質問さしていただきたいと思っております。  実は、この問題はもう古い話ですが、五十年の二月二十六日の参議院におきまして私この問題を取り上げました。当時労働大臣は長谷川峻先生でございましたけれども、特に監督行政の重要性にかんがみて増員の問題、それから監督官に対する検査等の出張に要する費用増大、あるいは検査器具の充実改善、こういった問題については真剣に前向きに取り組むという御答弁をいただいておりまして、それなりの努力は労働省としてもしていただいたと思うんですが、今日の情勢の中では労働省自身……

第91回国会 法務委員会 第3号(1980/03/27、11期、日本共産党)

○橋本敦君 刑事局長がお越しになるまでに、議題となっております定員法に関連をいたしまして家庭裁判所の調査官問題について、まず最高裁にお伺いをしたいと思います。  きょういただきました関係資料の一番最後のページを見ましても、家庭裁判所の家事・少年新受件数を見ますと、五十一年から家事事件が横ばい的でありまして、一向に減っていない。特に、少年事件では保護事件が五十一年から五十二年に三万三千件、五十二年から五十三年へ四万三千件、五十三年で五十三万八千八百三十四件というように急増している状況でございます。この傾向は五十四年、そしてまた、五十五年度へと減ることはないという状況のように私は思いますが、まずこ……

第91回国会 法務委員会 第5号(1980/04/08、11期、日本共産党)

○橋本敦君 きょうは大変貴重な御意見を承らしていただきまして、ありがとうございました。  二点だけ私も関連をしてお聞きをしたいのですが、いまお話を伺って、諸外国と比べてのはなはだしいおくれという問題もよくわかりました。日弁連がおまとめになった「法律扶助制度研究資料集」という、こういうりっぱな資料もいただいておりますが、これに関連して、一つの大きな将来の方向といたしまして大屋先生の御意見も伺っておきたいのですが、この日弁連の本によりましても、「法律扶助制度は、いまや「訴訟における社会保障」の中核であって、」と、こういうようなお考えを述べておられます。私も非常に大事なことだと思います。そういう点か……

第91回国会 法務委員会 第6号(1980/04/17、11期、日本共産党)

○橋本敦君 初めに、この法案に関連して二、三お伺いしたいと思います。  今回の法による調整というのはそれなりに一定の合理性があるというように私どもも思っておりますが、この調整の結果、私債権の執行及び滞納処分の執行というのが、言ってみればスムーズにいくということにもなるんでしょうが、それによって債務者に過大な負担を与える結果になりはしないか。債務者保護という観点から見てどうだろうかということも一つは考えてみたいと思うんですが、そういう点について民事局長どういうようにお考えでしょうか。
【次の発言】 いも局長がおっしゃった続行決定をめぐってまさにそういう問題が起こりやすいわけですね。たとえば民事執……

第91回国会 法務委員会 第7号(1980/04/24、11期、日本共産党)

○橋本敦君 まず、法案に関連をしてお伺いさしていただきますが、今回の補償額の引き上げそれ自体は一定の改善であることは間違いないわけですが、午前中も同僚委員から議論されましたように、最高限度額が四千八百円で果たしてこれで妥当だろうか。先ほども宮崎委員からも出された問題であります。私も同じような問題意識を持っておりますので、まずこの点を伺ってまいりたいと思いますが、最高裁の総務局からいただきました資料で、刑事補償の補償決定人員が四十九年から五十三年までいただいております。それで、この補償決定の中で最高額が決定されたのはどのくらいのパーセンテージになるか、これを知りたいんですが、これすぐわかるでしょ……

第91回国会 法務委員会 第8号(1980/05/08、11期、日本共産党)

○橋本敦君 きょうは御意見ありがとうございました。  二点だけちょっと伺いたいんですが、まず第一点は、単純に考えてみますと、妻の座を尊重しまた権利を守るということでの、今度の相続分についても寄与分についても御賛成ということで、また問題点は別として、御意見を伺って私どもの参考にさしていただくことができますが、単純に考えますと、夫婦が結婚いたしまして、二人で一生懸命働いてやって一軒の家を持ちました。その相続財産がその家だけだといたしますと、妻が二分の一を相続する。そうしますと、実質的には夫婦の共有であったその自分の共有分を相続すると、こういうことになるわけですね、二分の一ですから。しかし、そうでは……

第91回国会 法務委員会 第9号(1980/05/13、11期、日本共産党)

○橋本敦君 まず最初に、外国人登録法の関係からお伺いをします。  わが国に在留する外国人に対してどういう法制をわが国が持っておるかという問題については、わが国の自由と民主主義ということが本当に世界に開かれておるかどうかということとも関係して、在留する外国人の地位や権利を保障する上で非常に大事な問題ですね。そういう観点で見ますと、現在の外国人登録法には、かねてから言われまして問題にはなっておりますが、私もやっぱり余りにも治安立法的、取締法的要素が強過ぎはしないか、そういう感じを深く持っているわけであります。  たとえば一つの問題で、登録証の常時携帯ということが先ほども議論になりました。これを呈示……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/04/03、11期、日本共産党)

○橋本敦君 当面アメリカの要請にこたえての防衛力増強問題というのが非常に重大な問題になってきておりますが、この問題はいやおうなしに現在の深刻なわが国の経済という問題との関係で重大な幾つかの問題を私は提起せざるを得ないと、こう思っております。深刻な問題は幾つもありますけれども、まずその例の一つとして、依然として中小企業が高水準の倒産を続けているという事態は、これは大変深刻であります。  まず通産省に伺いますが、中小企業倒産の実態はいかがになっておりますか。
【次の発言】 七七年が中小企業倒産では史上最高と言われたわけですが、七七年の一月、二月に比較しても倒産件数は多くなっている、負債額も多くなっ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 内閣委員会、地方行政委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号(1979/05/30、11期、日本共産党)

○橋本敦君 まず最初に長官にお伺いしたいと思うんですが、三原長官もまた法制局長官もこの元号法案というのは、国民に対しては将来ともその使用を強制するものでないということを繰り返し御答弁になりました。そういう考え方は、これは長官だけじゃなくて大平内閣全体の考え方、閣僚すべての考え方、こう伺ってよろしいわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、現在の閣僚の中にはこの元号法案の制定によって事実上元号の使用に強制力を持たせようというお考えの方は一人もいないと、まあこういうお話のようですが、もし仮にそういう閣僚がおられたとしたら、これは内閣としてのこの問題について、大事な問題について意思が統一されてい……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1980/04/01、11期、日本共産党)

○橋本敦君 大臣、私は大阪にあります社会福祉法人大阪暁明館の問題について質問をするわけです。  大臣はもちろん大阪のこの病院を御存じないと思いますけれども、私がきょうこの問題を取り上げて質問をいたします趣旨は、実はこの病院というのは、実に地域に密着して貧しい人たちに対する医療を進めてまいった伝統のあるよい病院でございます。ところが、最近この病院に、人事問題研究所というそこの代表取締役をやっております清水増三という人が常務理事に就任をいたしまして、そしてその清水一派の理事を引き込む、こういう経過がございまして、この人事問題研究所というのは、定款で営業目的を見ますと、病院、社会福祉、そういったこと……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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