橋本敦 参議院議員
16期国会発言一覧

橋本敦[参]在籍期 : 10期-11期-13期-14期-15期-|16期|-17期-18期
橋本敦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは橋本敦参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院16期)

橋本敦[参]本会議発言(全期間)
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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 参議院本会議 第7号(1993/11/26、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、公職選挙法、政治資金規正法及び法人税法の一部を改正する法律案について、その趣旨並びに提案理由について御説明申し上げます。  佐川急便事件、金丸巨額脱税事件に続き、底知れないゼネコン疑惑が広がる中、今、国民の圧倒的多数が求めているのは、これまでのどの世論調査でも明らかなように、選挙制度を変えることではありません。金権腐敗政治の根絶であります。  ところが、細川内閣と連立与党は、この国民の声に背を向け、ゼネコン疑惑の徹底解明を棚上げした上、民意をゆがめ、虚構の多数で強力な政治を進める憲法違反の小選挙区比例代表並立制を強行しようとしています。さらに、政党などに……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 参議院本会議 第22号(1994/06/17、16期、日本共産党)

○橋本敦君 日本共産党提出の製造物責任法案につきまして、その趣旨と提案理由を御説明申し上げます。  現代社会の大量生産、大量消費のもとで、製品の欠陥による被害から国民の生命、身体、財産を守るとともに、損害の発生に対し迅速かつ適切な賠償が受けられるようにすることは、安全で豊かな国民生活を確保するための今日の緊急課題であります。  ところが、現在、これらのさまざまな製品は高度で複雑な技術と製造方法で生産され、製品の安全性や欠陥に関する情報は事実上製造業者の手に独占されております。そのため、欠陥商品による被害の損害賠償訴訟を提起いたしましても、現行法のもとでは欠陥や過失の存在を消費者が立証しなければ……


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第130回国会(1994/07/18〜1994/07/22)

第130回国会 参議院本会議 第3号(1994/07/22、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、総理の所信表明について質問いたします。  国民不在の果てしない政権抗争の中から新たに発足した社会党首班の村山内閣のもとで、ハト派、護憲、優しい国などの宣伝とともに、それとは正反対の政治が行われようとしています。  総理は所信表明で、自社それぞれ互いに自己変革を遂げる決意で連立を組んだと言いましたが、自民党は何ら変わらないのに、社会党が憲法問題まで含めて自民党政治を受け入れ、その本流に合流するところまで自己変革を遂げようとしているのではありませんか。  以下、主要な点について総理の基本姿勢をただします。  第一は日米安保条約についてであります。  ……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 参議院本会議 第7号(1995/02/24、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、政府の財政演説等に関し、総理に質問いたします。  阪神・淡路大震災は、戦後最悪の大惨事となりました。一カ月を過ぎた今も、二十万人を超える被災者は依然として暖房も温かい食事も入浴もままならず、プライバシーもない厳しい避難所生活を余儀なくされています。果たしてこの状態がいつまで続くのか、人々のストレスと疲労はもはや限界に来ています。そのため、被災者への救援の規模とスピードを今回の甚大な被害の実態に即応したものに引き上げることは、国政の緊急かつ最大の任務となっています。  まず、人間らしい家庭生活を最低限取り戻すために何よりも今急がれるのは、仮設住宅の大量建設……

第132回国会 参議院本会議 第25号(1995/05/24、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は日本共産党を代表して、オウム真理教関連事件について質問いたします。  初めに、サリンで不幸にして亡くなられた多数の方々に心から哀悼を表し、さらに、今なお重大な負傷で呻吟されておられる多数の負傷者の皆さんに対して心からお見舞いを申し上げるものであります。  さて、オウム真理教は、東京都に圧力をかけてまで宗教法人の認証を受け、以来、拉致監禁を初め数々の反社会的行為を重ねてきました。そして、ついに猛毒サリンまで製造し、一般市民に対する許しがたい無差別テロを組織的に行い、殺人容疑で多数の幹部とともに麻原教祖が逮捕されるに至ったのであります。  言うまでもなく、この麻原逮捕はオウム関連事……

橋本敦[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院16期)

橋本敦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1992/12/08、16期、日本共産党)

○橋本敦君 まず、国土庁長官にお伺いすることになると思うんですが、先ほどから論議されておりますように、問題の発端は東京の一極集中という問題なんです。私どもも、ここまでひどくなった東京の一極集中の是正、解消というのは、東京に住んでいらっしゃる皆さんの生活の問題、安全の問題、そういった観点から一刻も猶予できない重大な課題であることは、これは当然だと思うわけです。今度の法案は、その前文でも明らかでありますけれども、東京の一極集中というこういう現実に照らして、まず一極集中を排除しよう、それから地震等の大規模災害に対する脆弱性を克服しようということが前文でも問題の発端として明らかにされている。  私がま……

第125回国会 文教委員会 第1号(1992/12/07、16期、日本共産党)

○橋本敦君 最初に、両参考人にお伺いいたします。  今回の報酬請求権制度が創設をされまして、著作権者とユーザーとのバランスのとれた今後の発展が期待されることになるわけですが、国民の理解を得てこの制度が定着していく上で大事なのが、一つは乙骨参考人もお触れになりましたが報酬額がどうなるかという問題でございます。  これは、当面三年までの間は決まっておりまして、四年以後が新たな協議の主体になるわけです。これについては文化庁長官の認可ということでございますが、それも文化庁長官の認可だけではなくて、慎重を期すために諮問機関として著作権審議会、これにかけるという制度になって、国の方も慎重を期しております。……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 議院運営委員会 第6号(1993/03/11、16期、日本共産党)

○橋本敦君 ただいま議題となりました議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律、いわゆる議院証言法の一部を改正する法律案につきまして、発議者を代表して提案の内容と理由を御説明いたします。  現行の議院証言法は、一九八八年十一月、我が党以外の賛成で、証人尋問中のテレビ放映を含む写真撮影等を禁止するなどの重大な改悪が行われましたが、テレビ放映を復活して国民の知る権利を保障せよという声は、以来日ごとに大きく広まっております。改正案はこの国民の声にこたえるもので、同法第五条の三、撮影はこれを許可しないという条項、これを削除し、同時にまた第八条第二項で、委員会の偽証等の告発には出席委員の三分の二以上の……

第126回国会 議院運営委員会 第11号(1993/04/09、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、我が党以外の各派共同提案に係ります政治の信頼確立と政治改革の推進に関する決議案の委員会審査省略の審議に当たりまして、反対の意見を述べます。  そもそも国会決議は、国政の重要問題に関して国権の最高機関である国会としての意思を内外に向かって表明する重大なものでありますから、全会一致で行うことは当然の原則であります。そのため我が党も、全会一致の決議がなされるように我が党の決議案を提示して各党の協議を求めたのでありますけれども、残念ながら合意に至らず、本決議案が我が党反対のまま本会議にかけられようとしていることは極めて遺憾であります。  我が党は、金権腐敗政治の……

第126回国会 文教委員会 第2号(1993/02/23、16期、日本共産党)

○橋本敦君 続きまして、私の方からは私立幼稚園の問題について質問をしたいと思います。  我が国における教育の中で私学教育が占める重要性については当委員会でもるる議論をされ、その認識についてはお互いに重要性を疑う者はだれもいないわけでありますが、きょうはその中でも幼稚園教育の問題についてお尋ねをしたいと思うわけであります。  まず、文部省の学校基本統計によります数字で見てみますと、因数は、私立幼稚園が八千七百三十五、公立幼稚園が六千二百二十二、国立幼稚園が四十九園、こうなっております。在園者数を同じくその統計で見てみますと、私立幼稚園が約百五十五万、公立が三十九万一千、国立幼稚園の幼児が六千六百……

第126回国会 文教委員会 第5号(1993/04/15、16期、日本共産党)

○橋本敦君 まず最初に、この法案に即しての質問でありますけれども、名古屋大学の教養部改組についてちょっと経過を検討いたしまして気になりますので、念のための質問ではありますが、お尋ねをしておきたいと思います。  名古屋大学では、この改組問題で当初は教養部を教養学部にしたいということで、そういう案が大学の合意でまとまりまして、八六年から九〇年までその立場で概算要求なども出されておったようであります。それが平成三年には科学文化学部ということで、平成四年には人間情報学部ということ、そして平成五年に至りまして情報文化学部ということで今回の改組ということになったようであります。  この経過で一つ私が気にな……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 議院運営委員会 第11号(1994/01/13、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、反対の意見を表明いたします。  まず最初に、私は公聴会承認要求のこの件が、特別委員会で突然の動議によって強行可決されたこと並びに今行われているこの委員会が、我が党などがこの問題について重大な疑義があるために、徹底的にその議決の有効、無効の判断をきわめるべきであるということを厳しく指摘して、この承認案件のための委員会を開くこと自体に反対だということを表明いたしましたが、職権でこの委員会が開かれることになりました。こうした強行的な措置に対して、まず最初に強く抗議の意を表明するものであります。  この小選挙区並立制法案なるものが、実は民意をゆがめ、虚構の多数の……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1993/12/09、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、公職選挙法及び政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨並びに提案理由について御説明申し上げます。  佐川急便事件、金丸脱税事件に続いて公共事業にたかる底知れないゼネコン疑惑が広がる中、国民の大きな怒りが高まっておりますが、今国民の圧倒的多数が求めているのは、この間のどの世論調査でも明らかなように選挙制度の改変ではありません。金権腐敗政治そのものの根絶であります。  ところが、細川内閣は、ゼネコン疑惑の徹底解明を求める国民の声に背を向け、民意をゆがめる虚構の多数で強力な政治を進めることをねらい、憲法の民主的原理に反する小選挙区比例……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1993/12/27、16期、日本共産党)

○委員以外の議員(橋本敦君) 一井委員からの御質問にお答えいたしますが、世界の大きな流れが比例代表制の方に向かっておるという状況でございます。私ども日本共産党といたしましては、当面現在の中選挙区制を維持しまして、そのもとで定数の抜本是正を行って可能な限り公正に民意を反映したい、こう考えておりますが、将来の方向としては、民意を少数意見も含めてより正確に反映し、また国民の皆さんが政党を正確に選定ができる比例代表制の方向に行くのが筋であろう、こう考えております。  現在、そういう立場で中選挙区制を維持する理由でございますが、基本的には現在の中選挙区制度そのものに重大な欠陥がある、あるいは時代おくれだ……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第8号(1994/01/07、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、小選挙区比例並立制そのものの問題につきまして、その核心的な部分に触れながら質問をしたいと思います。  私ども日本共産党が、この小選挙区比例並立制につきましては民主主義の根本原理に反する、また我が憲法にも反するという立場で反対を貫いていることは総理も御承知のとおりであります。  その根本的な理由として私どもが重視しておりますのは、何といっても重大な主権者たる国民の民意をゆがめるという問題であります。  その民意のゆがみがどこに出てくるかという問題ですが、最大の問題は、これは得票以上の議席を比較第一党に与える、いわば虚構の多数、つくられた多数をつくる、こういう重大な欠陥を小選挙区……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第14号(1994/01/19、16期、日本共産党)

○委員以外の議員(橋本敦君) 御指名をいただきましたから、平野委員の御質問にお答えいたします。  まず最初に、平野委員は民意の集約と反映というのをバランスさせるというのが一番中庸で並行的な意見だと、こういう御意見でございます。私たちは、せっかくの御意見でありますけれども、このバランス論には同意できないのであります。といいますのは、小選挙区制と比例代表制がそれぞれ持っている機能的本質、原理というのが実は相反するという関係にあって、バランスをとろうとしてもとりようがないという関係にあると思うんですね。  そこで、おっしゃるところの民意の集約というのは、集約という名前で実はどういうことが小選挙区制度……

第128回国会 文教委員会 第2号(1993/11/09、16期、日本共産党)

○橋本敦君 具体的な問題から質問に入りたいと思うんですが、一つは国立大学の授業料の値上げの問題であります。  この問題を質問する背景ということになりますと、私は、今まさに国民の教育を受ける権利、教育の機会均等ということが教育費の大変な増大の中で重大な危機に直面していると言っても過言ではない状況がある、そのことを非常に憂えるわけであります。  言うまでもありませんけれども、憲法二十五条は、すべて国民は健康で文化的な生活をする権利があることを宣言をいたしました。人間らしい文化的な生活となりますと、教育を受ける権利というのはまさにその根幹をなすわけであります。続いて憲法二十六条は、国民はひとしく教育……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 外務委員会 第5号(1994/06/23、16期、日本共産党)

○橋本敦君 去る二十日の当委員会で我が党の立木議員が、被爆国としての我が国としては国連での核兵器の使用禁止決議には賛成する方向で努力すべきではないかという質問をいたしまして、柿澤外務大臣は立木議員の言う方向で努力したいと、こういう御答弁をなさっておるんですが、そういう方向でぜひ努力していただくように、政務次官としても御尽力をお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 我々日本の被爆体験というのは、実際核兵器を廃絶していく大事な世界的課題から見て、この状態を世界に訴えていくということが非常に大事な課題になっていると思うわけです。その点で広島の原爆ドームあるいは長崎の原爆遺跡、こ……

第129回国会 規制緩和に関する特別委員会 第4号(1994/06/20、16期、日本共産党)

○橋本敦君 続きまして、私から質問をさせていただきます。  規制緩和ということがまさに今日の大きな流れ、政治の重要なキーワードになっている感じがするわけですが、私どもは、確かに非常に複雑な時代おくれの官僚的規制が国民生活に押しつけられている側面がある、これは撤廃しなくちゃならない、こう考えております。それと同時に、今日の複雑な現代社会におきまして、社会的規制を含めて、国民生活を維持するために、また安全を守るために環境を守るために一層の規制が必要だという側面もある、こういうふうに思っているわけです。  したがって、規制緩和そのものについては、私どもとしては一つ一つ政府の具体的な施策、打ち出されて……

第129回国会 商工委員会 第5号(1994/06/09、16期、日本共産党)

○橋本敦君 続きまして、私から質問させていただきたいと思います。  今回の改正案は、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の第四回締約国会合の採択を受けて、代替フロン等を特定物質に追加するということが重要な内容の一つとなっておるわけです。  この問題について今までの経過で一つお伺いしておきたいことは、代替フロン等は二〇三〇年初めに生産を全廃ということになっておるわけですが、九二年当時の議論、それが新聞等で報道されておりますが、当時トルバ国連環境計画事務局長から代替フロンHCFCを二〇〇五年に全廃を目指すという案が出された。この提案に対して多くの国は賛成をしたわけですが、日本とアメリ……

第129回国会 商工委員会 第6号(1994/06/16、16期、日本共産党)

○橋本敦君 続いて、私から質問をさせていただきます。  まず、ガス事業法について質問をしたいと思います。  今回の法改正がガス事業分野における重要な規制緩和の政府の施策によるものであることは言うまでもありませんが、その根幹となる部分について提案理由説明では、「大口需要者は、都市ガスについても他燃料と同様に、交渉に基づく価格で供給され、供給区域外でも供給が受けられることを強く要望しております。」、こう述べられております。  そこで、ここで言う大口需要者とはということになりますと、鉄鋼、セメント、化学、紙・パルプ、こういったエネルギー多消費型の製造業あるいは大きなホテル等考えられるんですが、全国的……

第129回国会 商工委員会 第7号(1994/06/20、16期、日本共産党)

○橋本敦君 ただいま議題となりました製造物責任法案につきまして、その提案理由と趣旨を御説明申し上げます。  現代社会の大量生産、大量消費のもとで、製品の欠陥による被害から国民の生命、身体、財産を守るとともに、損害の発生に対し迅速かつ適切な賠償が受けられるようにすることは、安全で豊かな国民生活を確保するための今日の緊急課題であります。  ところが、現在、これらさまざまな製品は高度で複雑な技術と製造方法で生産され、これらの製品の安全性や欠陥に関する情報は事実上製造業者の手に独占されており、そのため、欠陥商品による被害の損害賠償訴訟を起こしても、消費者に欠陥や過失の立証責任がある現行法のもとでは消費……

第129回国会 商工委員会 第8号(1994/06/21、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私に与えられた時間が大変短うございますので、簡潔にお伺いをさせていただきたいと思っております。  まず、田中参考人にお伺いしたいのですが、これまでPL法についてたくさんの皆さんがいろいろと苦労なさり運動なさってまいりまして、もともと財界や政府には反対意見が強かったんですが、ようやくここまで来たということで、皆さんのこれまでの御苦労と御奮闘に私も敬意を表しておる次第でございます。  このPL法でありますが、今まで皆さんの運動の中で、被害者の保護と救済を徹底させていくというそういう観点から議論された点を検討してみますと、一つは開発危険の抗弁は認めないでほしい、二つ目には欠陥と因果関係と……

第129回国会 商工委員会 第9号(1994/06/22、16期、日本共産党)

○橋本敦君 前回に続きまして、質問をさせていただきます。きょうは、いわゆる開発危険の抗弁の問題から入りたいと思います。  この問題については、これまで消費者の皆さんや実際の裁判に携わってこられた弁護士の皆さん、あるいは関係団体の皆さんから、開発危険の抗弁を認めないことが、消費者である立場の被害者の迅速かつ的確な救済には極めて重要な課題だということで主張されてきたところであります。ところが、財界の方は一貫してこれに反対をしてきたわけであります。そういうことの中で、残念ながら政府案では開発危険の抗弁が入れられるということになったわけであります。  この点、私ども日本共産党案につきましては、「当該製……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1994/03/03、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、政治改革関連四法案の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  そもそも、小選挙区並立制など政治改革四法案なるものは、一月二十一日の本院本会議におきまして大差で否決されたものであります。したがって、国民を代表する本院の意思として明確にされたこの否決の重みを真摯に受けとめ、憲法第五十九条第一項の原則に基づいてこれを廃案とすべきが当然であったのであります。  ところが、あえて両院協議会が開かれ、しかもその協議会で成案を得る見込みがないことが明確になったにもかかわらず、土井衆議院議長の意見をきっかけに細川総理と河野自民党総裁による政治的談合が……

第129回国会 文教委員会 第2号(1994/05/13、16期、日本共産党)

○橋本敦君 今回の国立学校設置法改正によりまして、宇都宮大学と岡山大学で教養部が廃止されて新学部が設置をされることになるわけですが、この改組に伴って真にその目的が達成されるように若干の問題点を感じておるところがございまして、それをぜひ文部省の方の御意見も踏まえながらフォローアップをしていただきたいという期待を込めて質問をさせていただくわけであります。  といいますのは、教養部に所属しておられる教官が新設学部及び既設学部等に分属することになるというお話を伺いました。ところが宇都宮大学の場合、伺ってみますと、既設学部に移る教養部教官の研究室のスペースが十分確保できるのかという面で、当面それはなかな……

第129回国会 文教委員会 第5号(1994/06/22、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私学助成の問題は極めて重大な問題でありまして、予算委員会の総括でもこの問題が取り上げられ、また本委員会でも重要な課題として先ほど田沢委員からも質問がありました。私もこの問題に絞って予算の関連で質問をしたいと思います。  言うまでもありませんけれども、今日、私学が我が国教育において果たしている役割の重要性、そしてまた毎年私学助成の充実のために二千万を超える請願署名が国会に寄せられているというこの重み、こういうことを考えますと、二五%削減という問題は実に重大な国民要求に対する逆行であると私は言わざるを得ないと思うわけであります。  この問題について一つ文部省にただしておきたいことは、私……

第129回国会 予算委員会 第10号(1994/06/03、16期、日本共産党)

○橋本敦君 日本共産党の橋本でございます。  私からも両参考人に御意見を伺わせていただきたいと思います。  金丸事件に端を発しまして、地方政界、中央政界を巻き込んだいわゆるゼネコン汚職は、国民の血税を使っての犯罪という点から見ましても、また清潔な政治を望む国民の今の政治的な願いから見ましても、徹底的な解明が必要であることは言うまでもありません。問題は、その背景なりそういった汚職が生み出される構造的なものをどうとらえるかということがまず第一だと思います。  その点私は、まず第一に、高級官僚の天下りと普通よく言われておりますが、それに象徴される大手業界と政官との癒着の構造がある、これが一つでありま……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第2号(1994/11/09、16期、日本共産党)

○橋本敦君 ただいま議題となりました統一地方選挙法案に関連をいたしまして質問をしたいと思います。  九一年の地方選挙におきまして大阪でも知事選挙が施行されたわけでありますが、その選挙に関連をして、今、大阪では重大な政治資金規正法違反の事案が発覚をして捜査が続けられております。これは言うまでもありませんけれども、政治資金の公明、透明性を確保するという、そしてまた府民や国民の政治信頼を高めるという、そういった観点からしても看過することのできない重大な事件であります。  この事件の概要は、伝えられるところによりますと、元大阪府の知事室長を務めておりました福田順一氏が知事の中川和雄氏の後援会の事務局長……

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第4号(1994/11/16、16期、日本共産党)

○橋本敦君 委員長、私の質問は大臣と政府に対してお願いをしたいので、提案者の皆さんにはきょう質問はございませんので、大変御多忙のようでもありますからどうぞ御退席いただいても私としては結構です。
【次の発言】 それでは質問に入ります。  今回の法案によりまして政党助成もいよいよ具体的に仕上げられていくわけですが、政党助成そのものについては、我が党はかねてから国民の政党支持の自由を侵す憲法違反の重大な問題だということを指摘してまいりました。  また、その金額につきましても決してささいなものではありません。国民一人当たりコーヒー代に匹敵する二百五十円などと、こう言われておりましたが、総額は三百九億円……

第131回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1994/10/26、16期、日本共産党)

○橋本敦君 規制緩和一般について、後で議論に加わりたいと思っておりますが、端的に言えば、私どもはまさに時代おくれの不必要な規制とか不合理な規制とか、そういったものは当然撤廃をしたり緩和をしたり正さねばならぬというように思っております。しかし、今規制緩和という声が内外ともに非常に多くとうとうと伝えられておりますが、挙げて今の風潮になっている規制緩和を強力に推進するということだけで果たして日本の経済の将来や国民生活にとっていいのであろうか。その点については、効果の点なりあるいはそれが及ぼす影響と国民生活の度合いなりについて厳密な検証と検討をしていかなくちゃならぬのじゃないかという、そういう態度が私……

第131回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号(1994/11/30、16期、日本共産党)

○橋本敦君 日本共産党の橋本でございます。  先ほど恒松先生の御意見の中で、大事なことは基本的には民主主義の推進だという観点から、住民参加の住民自治を大きく進めるということがやっぱり基本でなくちゃならぬというお話がございまして、私もその御意見に賛成なんですね。  だから、そういう点からいいますと、地方分権ということがよく言われますけれども、基本は中央の権限をどれだけ地方に分けるかという権限の分け合いの問題じゃなくて、住民参加の地方自治をどう進めるかということ、ここを基本にして、そしてそれにふさわしい権限を地方自治体にどう与えるかということと、それから、それに応じた自主財源の確保をどのように総合……

第131回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1994/12/14、16期、日本共産党)

○橋本敦君 それでは、続いて質問をいたします。  まず防衛局長に伺いたいんですが、今月の二日に村田防衛局長は、武村大蔵大臣、また野中自治大臣を訪ねて、再検討の結果につきまして、ガルフ機の採用が最適であるという結論を得た有識者の報告書をお示しした上で理解を求めるよう、そういった報告をされたということが一斉に報道されました。これは事実、間違いないですね。
【次の発言】 私は、まず伺いたいんですが、この再検討委員会、有識者会合なるものですが、これの報告書を私どもは十二月六日付でいただきましたね。この添付資料で価格が抜けていたということで委員長から厳しい指摘がございました。先ほど出されました。  私の……

第131回国会 内閣委員会 第8号(1994/11/29、16期、日本共産党)

○橋本敦君 官房長官、御多忙中恐縮でございます。記者会見がおありになるそうなので、最後にお聞きしたかったことを最初に回さざるを得ないんですが、お待ちをいたしておりました。  このUX問題については、防衛庁は防衛庁の立場で、選定過程にはいささかも疑義を挟む、そういった問題はないという立場で終始答弁されておられます。しかし事はそれで済むものではない。だから、したがって閣僚懇談会でも議論になり、また再検討委員会、防衛庁の言葉で言えば有識者の委員会もつくられ、そして官房長官もいささかの疑惑もないようにしたいということを当委員会でも宣言されるという、こういう事態になっているわけであります。  私は、これ……

第131回国会 文教委員会 第閉会後1号(1994/12/13、16期、日本共産党)

○橋本敦君 大河内君がいじめに耐え切れなくて、まだまだ長く生きたいという気持ちいっぱいの中で、ついにみずから幼くして命を絶たざるを得なかったという問題はまことに痛ましい悲しい出来事でありますが、同時に、教育の場でこういうことが起こる、そのこと自体が一体どういうことなのかという根本に立ち返って私どもは検討していく必要があるということを痛感いたします。  文部省の調査によりましても、九二年度でいじめの件数が二万三千二百五十八件あった、九三年は若干減って二万一千五百九十八件ということでありますが、しかし実際の数字はこれより多いということは容易に想像される。なぜなら、その文部省の調査自身が明らかにして……

第131回国会 文教委員会 第2号(1994/10/27、16期、日本共産党)

○橋本敦君 けさの新聞各紙を見て文部大臣も驚かれたと思うのですが、私も非常に驚きました。小学校の校庭で学童の授業中に自衛隊が演習訓練をした。しかも、小銃、迫撃砲、機関銃、これを校庭に持ち込んでのことであります。私ども小学生のころは、教科書は「サイタ サイタ サクラガ サイタ」から「スズメ スズメ ヘイタイスズメ」に変わりました。「きょうも学校へ行けるのは兵隊さんのおかげです」という歌も歌ってまいりました。まさに数十年タイムスリップしたような驚きの思いをしたわけであります。  戦後今日まで、平和憲法の理念、教育基本法の理念に基づいて教育が平和の問題を大事な課題として進められてきたこれまでの間に、……

第131回国会 文教委員会 第3号(1994/11/01、16期、日本共産党)

○橋本敦君 続いて、私から質問させていただきますが、今回の法案の最大の問題点は、国民にとって年金の満額支給開始年齢を六十歳から六十五歳に繰り延べる、これが一つの重要な問題であります。この問題について村山首相は、安らかに老いていかれる社会、こういったことをおっしゃいましたが、果たしてこれでそういった状況になるのかどうか、重大な疑問があるわけです。  そこで、端的にまず最初に伺いますが、六十歳から六十五歳までの間に部分年金を支給する、こういうことでありますが、私学共済の場合、報酬比例部分のその部分年金は大まかに言って平均してどれくらいになるか、つまり、私の見当では満額年金の半分程度ではないかと思う……

第131回国会 文教委員会 第4号(1994/11/02、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、退職共済年金の満額支給開始年齢を現行の六十歳から六十五歳に繰り延べることであります。私学の場合、ほとんどが六十歳定年制をとっておりますが、中には四十歳や五十歳定年制をとっているところさえあります。とりわけ女性にとっては厳しい労働条件、教育条件のもとで、定年まで働きたくとも働けない実態も多く見られます。また、現在の不況のもとで雇用調整は高齢者の就職をますます困難とくせております。こうしたもとでの退職年金の六十五歳繰り延べは、まさに生存権にかかわる重……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1995/02/15、16期、日本共産党)

○橋本敦君 国の選挙の費用について地方自治体が財政的に持ち出しをしなくちゃならぬというのは、これはもうやっぱり基本的に解消しなければならないわけでありますから、今回の法案について賛成の立場で質問させていただきます。  私が大阪府の方に照会をして伺いますと、平成五年の衆議院選挙で大阪府としては交付金総額が二十一億五千九百万、府市町村の決算額が二十一億六千九百万で、ちょうど一千万の持ち出しということになっております。これは、全国的に各都道府県ではどのくらいの実態であったのか、そして今度の改正でどの程度これが解消される見込みであるのか。自治省、おわかりでしたら御答弁いただきたいと思います。

第132回国会 選挙制度に関する特別委員会 第3号(1995/03/08、16期、日本共産党)

○橋本敦君 被災地の甚大な災害の実情を考えますと、現地の自治体から要望があって選挙期日の延期ということは、これはまあやむを得ない処置であるというように私どもも考えておるわけですが、法律は法律として問題点はただしておかなくちゃならぬという問題がそれ自体としてはあるもんですから、ひとつ最初に伺いたいんです。  先ほど憲法九十五条との関係の議論がございました。内閣法制局の御意見を伺ったんですが、自治省としてこの問題についてはどのように検討され、どうお考えになっておるかということを伺っておきたいわけですね。  とりわけ、この法律では特定の地方公共団体は自治大臣が指定する、こうなっています。しかし、実際……

第132回国会 文教委員会 第1号(1995/02/09、16期、日本共産党)

○橋本敦君 今回の大震災に対して教育の問題でも切実な課題が随分たくさんあるわけですが、時間がありませんので、当面、焦眉の問題に絞って端的にお伺いをしたいと思います。  まず第一は、子供たちや父母、教育関係者が切実に要望しております一日も早い授業再開ですが、そのために被災した学校で校舎が使えないところでは早急に仮設の教室を建設していかなくちゃなりません。現に建設も始まっております。  そこで、教育現場の要望を伺いますと、この建設について国がどれだけの財政的手当てをしてくれるのかという問題が深刻な切実な問題としてあるわけです。災害復旧の場合には、仮設教室の設置は、これは施設の復旧、激甚災の場合は九……

第132回国会 文教委員会 第2号(1995/02/28、16期、日本共産党)

○橋本敦君 続いて、私からも質問をさせていただきます。  最初に、総理府に念のために伺っておきたいと思うんですが、国際的には、アースデー四月二十二日、あるいは国連の世界環境デー、こういった国際的な祝日というのもあるようですが、海の日というのは国際的にはそういったことになっているのかどうか。  それからもう一つは、国民的コンセンサスということとの関係で念のために伺っておきたいんですが、総理府は各種の世論調査をこれまで行っておられました。例えば、祝日全般について調査をされたこともある、あるいは婦人の日とか家庭の日とか、こういったことで世諭調査をされたこともあるようですが、海の日については世論調査を……

第132回国会 文教委員会 第3号(1995/03/10、16期、日本共産党)

○橋本敦君 続いて、私から質問をさせていただきます。  まず最初に、今大きな政治問題になっております東京協和信用組合の乱脈経理、倒産、こういったことに関連をいたしまして、福原学園の問題をただしていきたいと思うんです。  この北九州の学校法人であります福原学園、これはもう皆さん御案内のように、昭和五十九年に九州女子短期大学の学生数の虚偽報告というとんでもない問題が明るみに出まして、私学の経常費補助金の返還、そしてまた五年間の交付停止という厳しい処分を文部省もなさったことがあるわけであります。  この学園が今また三十八億円に上る巨額の無担保融資という問題で、学校経理としてそれは健全なのかということ……

第132回国会 文教委員会 第5号(1995/03/17、16期、日本共産党)

○橋本敦君 きょうは、依然として大事な阪神・淡路大震災に関連をして教育の復興という緊急の課題について質問をさせていただきたいと思います。  大震災から二カ月がたったわけでございますが、被災地の学校では一応授業が大変な苦労の中で再開をされる方向に行っておりますが、本格的な再開あるいは正常化という点から見ますと、まだまだほど遠い状況であると思います。神戸市では、いまだに一千人以上の被災者が避難をしている避難所になっている学校が小中学校で三十四校もあると聞いております。  こうした中でそうした学校がどういう現状になっているか。これはもう大変深刻な状況でございまして、先日私も、例えば神戸市立の長田工業……

第132回国会 文教委員会 第6号(1995/05/11、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私も、まず震災問題についてお伺いすることから質問を始めたいと思います。  文部省は、被災した児童生徒のために就学援助の認定の弾力的取り扱いなどを含めて、授業料の減免及び教育委員会等にその点の配慮を含めて要請をしていただくとか、日本育英会の奨学金の貸与についても配慮をしていただくとか、いろいろ御尽力をいただきまして特別の手だてをとっていただいたわけですが、どれくらいの児童生徒がこの特別措置を受けたのか、そしてまた希望する生徒にほぼすべて適用可能であったのか、現状はどうでしょうか。まず、この点を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 ありがとうございました。  いろんな点で御尽力、御……

第132回国会 予算委員会 第14号(1995/03/15、16期、日本共産党)

○橋本敦君 日本共産党の橋本敦でございます。  今、問題の東京協和、安全という信用組合の乱脈な経営実態が明るみに大きく出てまいりまして、こういった乱脈な経営をやったところに国民の税金や公的資金を使ってどうして救済をする必要があるのか、こういった国民の批判は大きく高まっております。  本来、信用組合というのは、言うまでもありませんが、法律によって地域の商工業者、勤労者、こういった皆さんの自主的経済活動、これを基本として地位向上を図るということで地域に密着して運営されるということになっておりますから、そういった法の基本性格を曲げてはならぬためにいろんな法律上の制約が課せられているわけであります。 ……

第132回国会 予算委員会 第15号(1995/03/16、16期、日本共産党)

○橋本敦君 日本共産党の橋本でございますが、端的な御答弁をお願いして質問に入りたいと思います。  まず第一点は、平成五年の七月に長銀が撤退をするという、そのときに事態を具体的には把握したというお話ですが、それ以前に長銀に対する考査も行っていらっしゃったので状況的にはおつかみのことと思うんですね。  そこで、長銀が撤退すれば事態は極めて深刻になるという、こういう予想は当然お持ちになったと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 それはおかしいです。  なぜなら、けさ、ここへお越しになった長銀の頭取は、これを撤退するに当たってしばしば日銀にも行った、大蔵にも行ってよく説明をした、都に対しては、資……

第132回国会 予算委員会 第16号(1995/03/22、16期、日本共産党)

○橋本敦君 二億組事件の背景、後景に押しやられている感がありますが、日立、東芝など電機九社の談合事件で、日本下水道事業団にかかわる問題も極めて重大なことであります。  この点について質問をするわけですが、まず最初に公取委員会に、談合で告発をなさった事実と、そしてどうしても告発することが必要だと判断をされたその理由について、まず明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 その事実というのは、今お話しの下水道事業団が発注する予定の下水道関連電気設備工事に関連をして、これらの九社はドラフト会議という、こういうように称する会合を持って、そこで下水道事業団の発注予定の工事についてどの社がどう引き……

第132回国会 予算委員会 第17号(1995/03/29、16期、日本共産党)

○橋本敦君 日本共産党の橋本でございます。  証人は、先ほど長銀の「顧問団の役割と当行バックアップ」というこの文書について、その存在はお認めになりました。それは正式の文書でないと、こうおっしゃったんですが、正式の文書でないというのは当たり前で、まさに長銀の顧問団がその基本性格として長銀の駐留軍であるとか、最高意思決定機関であるとか、こんなことは外に出せませんわね。だから、したがって内部の文書であることは当たり前なんで、正式に表に出せないという意味で正式文書でないのは当然ですよね。  この文書によりますと、この顧問団というのは、これは他の銀行とのかかわりでの顧問団のことを言っているんじゃないんで……

第132回国会 予算委員会 第18号(1995/04/03、16期、日本共産党)

○橋本敦君 言うまでもありませんが、猛毒サリンによる何の関係もない市民に対する無差別の大量殺りく、そしてまた警察庁長官狙撃事件、こういった暴力とテロはまさに民主主義の敵であり、それがだれによるものか、どのような団体によるものかを問わず、断じて許すことができないのは当然であります。  したがって、現在、一日も早く捜査を事件の核心に進めて犯人の検挙に至るということは、まさに今、国民の命と安全を守る警察に課せられた緊急かつ重大な責務であることは言うまでもありません。この立場から捜査の幾つかの問題について質問をしたいと思います。  まず八九年十一月に起こった坂本弁護士一家拉致事件であります。七日には救……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 公職選挙法の一部を改正する法律案外三件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1994/01/26、16期、日本共産党)

○橋本敦君 私は、議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 議院運営委員会国会等移転小委員会 第1号(1994/06/21、16期、日本共産党)

○橋本敦君 今の片上先生の御意見と角度の違う方向からの質問をさせていただくことになるんですが、今やらなくちゃならぬという、時は今だというお話もございましたが、逆に冷静に考えてみますと、今なぜ首都機能の移転なのかということがやっぱり一番大きな問題だろうと思うんですね。  その背景を探っていきますと、私は結局行き当たるところは、今日の東京が巨大な一極集中という、こういうことになっている。その中で、この中間報告でも十二ページで記載されておりますように多数の大都市問題が山積みになっている。したがって、ここで居住する都民の皆さんにとっては、高遠狭と言われる住宅事情、通勤地獄、そしてまた深刻な交通渋滞、廃……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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