このページでは小柳勇参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○小柳勇君 私は、日本社会党を代表いたしまして、鈴木総理大臣に国政の基本的な諸問題について幾つか伺いたいのであります。 まず第一は、鈴木内閣の政治姿勢についてであります。 その初めに、総理、あなたの総理・総裁としての指導性について伺います。 鈴木内閣は、無謀な衆参同時選挙というあの選挙の結果を受けて、多数をとったおごりと高ぶりの中に三カ月前に発足いたしました。内閣の評価はまだ定かでありませんが、鈴木総理、あなたに対する一般的な評価は、「哲学がなく、リーダーシップに欠けている」ということのようであります。原因はいろいろありましょうが、哲学がないということのその一つの例は、あの閣議で決めて閣……
○小柳勇君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま政府から提案されました行革を推進するための補助金等縮減法案に関連して、総理ほか関係閣僚に基本的な問題をただすものであります。 私は、まず最初に、総理の政治姿勢について三つの点を伺いたいのであります。 その一つは、この臨時国会の冒頭における代表質問で、わが党の同僚議員がH・J・ラスキの言葉を引いて、政治のよしあしを見るには、「老いたる者を見よ、そして幼き者を見よ」と、鈴木総理に政治の哲学と理念の確立を求めたのであります。総理、いかがでございますか。思い出していただけますでしょうか。約一カ月の間、衆議院における審議の過程で、そして南北サミ……
○小柳勇君 私は、日本社会党を代表して、国政の基本的問題について総理に質問いたします。 最初に、私は、総理の政治姿勢の基本として、政治倫理について厳しく総理を追及しなければなりません。 総理、ロッキード事件が発生して以来、世紀の汚職事件、総理の犯罪として、また大規模な政官財の癒着による構造汚職として内外を震撼させ、国民の政治不信を高めたのであります。その焦点である田中角榮元総理の論告求刑が一昨日行われ、実刑五年、追徴金五億円という最高刑が求められました。憲政史上、悲しむべき汚辱のページを加えられたものと言わなければなりません。 しかるに、きのうの衆議院本会議におけるわが党飛鳥田委員長に対……
○小柳勇君 お許しをいただきまして、一言お礼を申し上げます。 ただいまは、永年在職のゆえをもちまして光栄ある表彰をいただき、さらに町村先生より身に余る御祝辞を賜りまして、感激ひとしおでございます。 昭和三十三年八月、故山本経勝先生の急逝に伴い、福岡地方区の補欠選挙に当選させていただきました。やけつくような暑い、厳しかった選挙がきのうのように思い出されますのに、なすこともないままに二十五年の歳月が過ぎ去ってしまいました。 その間、安保、日韓、教育二法、警職法など、幾つかの激しい国会論争の場面にも遭遇いたしましたが、幸いに、先輩、同僚議員各位の温情と御教導に支えられまして、大過なく、今日のこ……
○小柳勇君 私は、委員長に安孫子藤吉君を推薦することの動議を提出いたします。
○小柳勇君 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブの共同提案にかかる石炭政策促進に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 石炭政策促進に関する決議(案) 石油代替エネルギーにおける石炭の重要性の増大に伴い、国産エネルギー資源としての石炭の安定供給を図る必要性は今日ますます大きくなっているが、採掘条件の悪化による生産の困難性と生産コストの上昇、内外炭価格差等国内石炭鉱業の置かれている環境並びに産炭地域の厳しい実態にかんがみ、政府は、石炭鉱業合理化臨時措置法等石炭関係諸法について必要な改正及び期限延長を行……
○小柳勇君 私は、委員長に安孫子藤吉君を推薦することの動議を提出いたします。
○小柳勇君 第一班について、その概要を御報告申し上げます。 派遣地は長崎県、佐賀県及び大分県、派遣期間は九月一日から三日までの三日間、派遣委員は中尾理事、井上理事、竹内委員、福岡委員、阿具根委員、森田委員及び私の七名で、安孫子委員長、河本委員及び三浦委員が現地参加されました。 また、視察先は三菱重工業株式会社長崎研究所、電源開発株式会社松島火力発電所、佐賀大学理工学部海洋熱エネルギー変換実験実習施設、九州電力株式会社の玄海原子力発電所と八丁原発電所及び大分大学工学部エネルギー工学科研究棟であります。 以下、その概況について申し上げます。 三菱重工業株式会社長崎研究所は昭和四十九年から石……
○小柳勇君 きょうは長期エネルギー需給暫定見通しの問題と、それから放射性廃棄物の海洋投棄の問題、二つの問題を質問をいたします。 まず、先般来、昨年八月に発表された総合エネルギー調査会需給部会の長期エネルギー需給暫定見通しが論議されてまいりました。この委員会でも論議されておりますが、まだ通産大臣もおかわりになりましたし、非常に不安定である。したがって、国民の前にその性格をもう少し明らかにする必要があろうと思うわけであります。これはエネルギー政策の基本方針に関しますし、日本の経済成長の根底になるものですから、努力目標的なものであると言っておられますが、この長期エネルギー暫定需給見通しというものは……
○小柳勇君 危険ぼた山の崩壊防止及び整備に関する緊急措置法案の提案理由を説明いたします。 危険ぼた山の崩壊防止及び整備に関する緊急措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 わが国の石炭鉱業は、敗戦後の経済復興の担い手として、昭和二十二年度より傾斜生産方式が採用され、夜を日に継ぐ増産政策が推し進められてまいりました。しかし、三十年代後半から進行したエネルギー革命によって石炭鉱業は壊滅的な打撃を受け、その後は御承知のとおりなだれ閉山と称せられる状況を呈し、今日に至っております。そして、その後に残ったものは、疲弊した産炭地域と無数のぼた山であります。 ぼた山は、石炭また……
○小柳勇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○小柳勇君 きょうは先般の大臣の所信表明に対しまして質問をいたします。 まず、通産大臣の所信表明から質問に入ってまいります。昨年の十月二十二日に、ここでエネルギー需給見通しについて質問いたしました。このエネルギー需給見通しから質問に入りたいと思います。 政府は昨年の十一月二十八日に、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律の規定に基づきまして、石油代替エネルギーの供給目標を閣議決定した。この供給目標の内容を見ると、一昨年の八月に政府が総合エネルギー調査会の需給部会につくらせました長期エネルギー需給暫定見通しと全く同じと言ってよい内容であります。この需給暫定見通しは、五十四年六月の……
○小柳勇君 参考人に質問いたします。 先般、OECDのエネルギーのシンポジウムがありまして脱石油、省石油の代替エネルギーは、石炭と原子力とLNGと三本の柱であるということは、大体各国とも一応の合意を得たにかかわりませず、原子力発電の安全性についてはけんけんごうごうで合意がありません。それほど世界で原子力発電を使っておるにかかわりませず、安全性についてなお意見が非常に分かれている、そういうことは非常に人類の不幸であります。 特にきょう五人の参考人の御意見を聞きながら、現在千数百万キロの原子力発電の電力を使っておる日本の国内で、これだけの意見の分かれがあると、こういうことを考えています。同時に……
○小柳勇君 報告をさせていただきます。 短時間に御報告をさせていただきますが、お手元に、私が社会党に報告書を出しました要点を、「社会新報」という私どもの新聞が要約してこてに掲載してくれましたので、それをいまお手元に配ってあるようであります。その中から二、三問題点だけを報告させていただきます。 ここに書いてございませんけれども、OECDの代表部に三十八名でございますか、宮崎大使を中心にして精鋭が勉強しておられる。そしてIEAの議長に昨年暮れに宮崎大使がなっておられる。言うならば、国際的に日本の宮崎大使を中心にしてIEAの、各省から出ておられる若手の諸君が非常な触角を鋭敏にして情報とって、国際……
○小柳勇君 質問をさしていただきますが、私は資料を持っていますし、質問通告してないのに細かい問題を質問してもなかなか的確な答弁も御無理の点もあろうかと思いますけれども、主に自民党関係のもの、及びいま政府の持っておられる自民党の交通のベテランの先生方のこれからの国鉄再建なり国鉄経営に対する基本的な考え方、そういうものをお伺いしたいと思います。 まず初めに、私ここに昨年の十二月十九日に自由民主党国鉄基本問題調査会整備新幹線財源検討小委員会及び同自民党の交通部会の報告なるものを持っています。「整備五新幹線については、」云云という書き出しで、「当小委員会としては、そのような状況をふまえ、慎重審議の結……
○小柳勇君 ただいまから行財政改革に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの峯山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に玉置和郎君を指名いたします。(拍手)
○小柳勇君 いまの問題について関連質疑をいたします。 これは昨年の十月七日の官報の号外でございます。私が社会党代表で本会議で質問いたしましたときの演説がそのままこれに記録されています。奥野法務大臣はすでに大臣であったにかかわりませず再三にわたって憲法改正の発言をされた。したがいまして、私は演説の最後に総理大臣に対しましてこういう演説をいたしています。「憲法第九十九条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と明記されております。また、特定公務員である人事官は、最高裁判所長官の面前において憲法尊重擁護の宣誓書に署名してからでなければ……
○小柳勇君 私は日本社会党の小柳勇でございます。 土光会長並びに圓城寺会長代理、御多用の中御出席いただきましてありがとうございます。私は総論的なものを二、三質問いたしたいと存じます。 今回の答申、大変御苦労かけました、先般私、本会議で鈴木総理に質問いたしました。行政改革の哲学、哲理、あるいはその方向性というのは一体どうでしょうかと。総理は、臨調の方にそのようなものは一切お任せしてある、われわれは答申が出たものを法案として処理するだけだというような意味の答弁でありました。したがいまして、これからまた根本的な臨調答申がありますが、行政改革の基本的な理念、方向性について、まず第一にお話し願いたい……
○小柳勇君 私は、日本社会党を代表いたしまして、締めくくりの総括質問を行うものであります。 まず、総理に見解を求めるのでありますが、十月三十日以来今日までの一カ月間に近い審議の中で、いまなお不明な点あるいは不審な点も多々あるのでありますが、こうして一ヵ月間近く、総理並びに閣僚の皆さんとつき合いながら論議してまいりました。引き続き総理の人柄にも触れました。いまは亡い池田元総理、大平元総理にも接してまいりましたが、特に一段と人間的なものを総理に感じながら審議してまいりました。ただ、この行革の問題についてはたくさん意見があります。ありますが、それは後で質問をすることにいたしまして、具体的に質問に入……
○小柳勇君 関連して大臣に一問質問いたしますが、航空法ができましたのが昭和二十七年。それから船員法というものがございます。これは昭和二十二年にできたんですが、この船員法によりますと、船長、それからその他の船員――幹部職員ですね、それから部員と、ちゃんと分かれて法律で船長の任務というのが決まっているわけですね。 それから航空法によりますと、パイロットも副操縦士も機関士も、その権限がないんです。航空法では航空乗務員というのは別の法律がない。航空乗務員は国際的な問題もあります。それからその数からいきましても、今度船員法の改正で、あの大型タンカーなどでも十七、八人で全体を運航するようになりますが、数……
○小柳勇君 今回から予算の委嘱審査ということで新しい試みでありますが、そういう意味で、予算委員会的な運輸省関係の問題を質問したいと思います。したがいまして、時間は少のうございますが、総合交通体系に対する運輸省全体の取り組み、それから地域交通、物流対策、特に自動車局関係、1それから港湾局、海運局、航空局は日米航空交渉と、こういうところをかいつまんで質問いたします。関係省庁は運輸省と建設省、労働省、経済企画庁を呼びました。各省とも審査をやっていますから、局長、課長、大変でしょうけれども要領よく御答弁を願います。まず最初に、運輸省自体の総合交通体系に対する取り組みでありますが、元の田村運輸大臣のとき……
○小柳勇君 私は、ただいま可決されました旅行業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 旅行業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項につき適切な措置を講ずべきである。 (一) 旅行業者の実情にかんがみ、特に中小企業者の育成について配慮すること。 (二) 旅行者保護のため、無登録業者の取締りに努めること。 (三) 国際航空運賃の収受の適正化については、 関係事業者に適切な指導を……
○小柳勇君 関連。 これは以前から便宜置籍船の事故が非常に多い。それで、もう十年も前に事故がありまして、一体リベリアには本当にそんな会社があるのかと言ったら、全然会社はないと、もうペーパーカンパニーだというわけですね。幻の会社、そこに船が籍を置いて、それが世界の海を乗り回しているという、先般の銃撃を受けたものもそうでしたけれども。したがって、この運輸委員会でも再三再四便宜置籍船の問題が問題になっています。いま竹田君の質問は非常に重要なところですから、運輸省はこの便宜置籍船を減らそうとするのか、これを自由化の方向でもう承認しておるのか。大臣がはっきり方向を決めて、その上で国内的な問題と国際的な……
○小柳勇君 提出者を代表し、ただいま議題となりました貨物自動車に係る道路運送秩序の確立に関する特別措置法案について、提案の理由及びその内容について簡単に御説明いたします。 今日、貨物自動車運送事業者は三万数千にも及び、その大多数は中小零細事業者であります。さらに、最近の傾向として、法令で禁止されている自家用自動車による運送行為が横行し、そのことによる事業者の経営の圧迫も強まり、そのため輸送秩序全体がきわめて憂慮すべき事態を招いており、そのことが今日の道路交通事情の悪化と事故、公害の多発といった社会問題にまで発展してきています。 よって、こうした現状にかんがみ、現行道路運送法の目的をよりよく……
○小柳勇君 初めに、遠間参考人に質問をいたします。 いま、この法律を附帯決議をつけて通すよりも継続審議にしてくれと、でないとユーザーとしては困るというお話がございました。附帯決議の問題はきょう理事会で話が決まっただけでございますが、私どもも、私は社会党でございますけれども、この法案には反対をしてまいりました。しかし、御存じのように与党と野党との議席の差、これが法案の運命を左右するものでございますから、今日までどうしたらユーザーの皆さんのために一番プラスであるかという道を探ってきたわけです。それで自民党の皆さんとも御相談をして、私ども、あの十万円の実施については一応保留して、きょうは最終的には……
○小柳勇君 午前中の青木委員の質問に対する政府並びに国鉄の答弁を、われわれいま、昼の時間に寄りましていろいろ検討いたしました。問題がたくさんあります。しかし、それは追って臨時国会に国鉄再建監理委員会など法案が出ましたときにまた十分論議いたしますが、一口に言いますと、いまの公共性を十分に持っている国鉄を頭から分割及び民間に委託する、民営にするという点については冒険であるし、暴論であるという、そういうことがわが党の大勢の意見であります。したがいまして、監理委員会設置につきましてもわれわれは納得できない。それは、分割民営を前提にする監理委員会の設置というものを臨調の答申の中で断定的に政府に出される。……
○小柳勇君 四十分の時間でありますから、問題を簡潔にいたします。したがって、答弁も簡潔に願います。 いま中標津空港の事故の報告がありましたが、部屋には報告書をもらったように記憶しておりますが、やっぱりそれだけ説明するならば、きょう、ちゃんとこの委員会に文書で報告を出すぐらいの誠意があってしかるべきだと思います。いま資料を見ましたけれども、入っていない。以後、運輸委員会をもっと大事にしてもらいたい。 それでは質問いたします。 一つは、乗務員の非常に初歩的なミスだと考える、いろいろ報告、新聞など見まして。ほかにも過去に事故があっておりますが、運航乗務員、飛行機の乗務員が初歩的なミスで事故を起……
○小柳勇君 向井さん、御苦労でございます。 トラック運送事業が余り芳しくないというのが一般の常識であります。特に、ダンピングで中小企業の運送事業者などは倒産寸前にあるというのが事実であります。私自身、北九州で貨物運送、トラック運送事業のめんどうを見ておりますので、そういうものを、トラック事業者の苦悩を腹に入れながら、全日本トラック協会の理事長である向井さんにいろいろ実情をお尋ね申し上げたいと思います。 なお、午後、社会党が提案いたしております貨物自動車に係る道路運送秩序の確立に関する特別措置法、この法律の論議をするその前段の質問でございます。午後は、私に対しまして自民党などから御質問がある……
○小柳勇君 国鉄再建監理委員会法案に対しまして、社会党は反対であります。その反対の立場を明らかにして、その反対の理由の主なる問題について質問をしていきたいと思います。 まず、反対いたします第一の理由は、現在、第四次五カ年計画、再建計画第四次の経営改善計画で国鉄の再建の方途が着々と進行しつつある。言うならば、列車がいま進行中であります。その進行中であるにかかわりませず、臨調から答申が出たので、これを受けて、その臨調答申の内容を十分に内閣で検討することもなくこの法案を出しておられるとわれわれは判断する。言うなら、屋上屋を重ねた法律である。 国鉄問題は、私が言うまでもございません。昭和三十九年、……
○小柳勇君 官房長官が三十分しか時間がないそうですから冒頭に質問いたしますが、先般、私は長々とわが党のこの法案に対する態度を表明いたしました。そして、私どもはこの法案は必要ない、そういうことを言いました。 その前提じゃありませんが、いままで十数年間、衆参の運輸委員会で徹底的に論議しておりまして、国鉄の問題というのは明らかになっているわけです。いまさらこの非常勤の監理委員の先生方五人任命いたされましても、これから五年間、もう時間待てません。一番大事なのは、閣議決定あるいは総理大臣の答弁あるいは委員会の決議などを政府が重んじてない。軽んじてこれを実施しなかったから、きょうの国鉄を招来しているんで……
○小柳勇君 この前、私は質問の途中で行管長官に、臨調の委員の審議された議事録を公開すべきであるということを提案いたしました。再三要求いたしましたが、行管長官は提出ができないということでありました。したがって、私は質問を中断しております。その後、理事会でいろいろ協議されたのでありますが、どうしても議事内容の公開はできないということのようであります。そのかわり、監理委員会が設置されたら委員の皆さんがこの運輸委員会に出ていろいろ意見を開陳されることはあり得る、そういうことを社会党の理事から聞きました。 将来の問題については、またこの参議院の運輸委員会理事会その他で善処されると存じますが、百何年にわ……
○小柳勇君 いまの汚染の問題で、関連して一問ですが、ことしの四月にペルシャ湾に油が流出しまして相当汚染をいたしました。それで、わが国も大変影響がありますし、国際協力の関係から海上保安庁や関係省庁並びに民間からもその専門家が派遣されまして現地調査をしております。その結果、どういうことを勉強してお帰りになったか。将来、日本の沿岸でそういうものが起こった場合に、ペルシャ湾のような大きな汚染が起こった場合に早急にこんな対策があるのだというような具体的なものが、勉強になって、しかも具体的に活動ができるのかどうか、そういう点を御説明ください。
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