小柳勇 参議院議員
9期国会発言一覧

小柳勇[参]在籍期 : 4期- 5期- 6期- 7期- 8期-| 9期|-10期-11期-12期-13期
小柳勇[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小柳勇参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

小柳勇[参]本会議発言(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 参議院本会議 第10号(1971/11/17、9期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま議題になりました法律案について、災害対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。  この法律案は、天災融資法について経営資金の貸し付け限度額を二倍に引き上げ、現行の三分資金及び六分五厘資金のほかに、減収率三割以上の被害農林漁業者を対象に、五分五厘資金の制度を設けるものであります。また、激甚災害法について、天災融資法の特例措置である貸し付け限度額及び中小企業者に対する貸し付け金の限度額をいずれも二倍に引き上げようとするものであります。  委員会における質疑の内容につきましては、会議録によって御承知願いたいと存じます。  質疑を終わり、討論に入り、別に発言もな……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第21号(1973/06/18、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案趣旨説明されました二つの法案に対しまして、総理並びに関係大臣に質問を行なうものであります。  第一の問題は、国鉄運賃値上げと物価政策の問題であります。  国鉄が今日まで果たしてまいりました役割り、その使命、その功績については、国民各位も十分承知しておられるものと考えるところであります。しかるに、昨年政府から提案された運賃値上げ及び国鉄再建法案が廃案となり、今日の改正案に対しましても、国民こぞって強い反対の意向を示しておるところであります。  その第一の原因は、物価暴騰に対する国民の怒りと恐怖から来ているものと思うのであります。国鉄運賃値上げを……

小柳勇[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

小柳勇[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1971/07/30、9期、日本社会党)

○小柳勇君 いまのに関連して質問いたしますが、先般、自動車新税が創設されますときに、これに反対の陳情をわれわれはいわゆる運送業界から受けまして、その公益法人、何々協会などの代表者がずらりと三十名くらい名前を連ねて陳情に見えたのでありますが、その中に国会議員が多数名前を連ねているわけです。したがいまして、いま全国法人が百五十八、地方法人が四百二十八の報告がありましたが、この中で全国法人の場合は、国会議員が代表になっているのは一体どれくらいあるのか、地方法人の場合は、県、市会議員など、いわゆる政界の第一線で働いている議員が代表になっているのがどれくらいあるのか、おわかりであれば御説明願いたいと思い……

第66回国会 運輸委員会 第閉会後4号(1971/10/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 運輸大臣と国鉄総裁に質疑を行ないます。  国鉄総裁、二時までだそうですから、総括的なものを運輸大臣にお尋ねして、あとはなるべく総裁に質問いたしまして、あとの問題はその後に譲ります。  いま沖繩国会の前に中国問題やドルショックでたいへん問題が緊迫しておりますが、同時に、この前の国会で積み残されました三K問題――健康保険法、米、国鉄の問題は、それに劣らぬ国内的な重要な問題だと、私はこういうふうに存じます。しかるに、健康保険の問題も米の問題も国鉄問題も、まだ臨時国会では十分な回答も出されておらぬまま時日が推移しております。私は、いま予算編成期の重量な段階でありますので、特に私どもは運輸委……

第66回国会 災害対策特別委員会 第1号(1971/07/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) それでは、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆さまの御推挙によりまして、前国会に引き続きまして委員長に選任されました。まことに微力でございますが、皆さまの御協力を得まして、この職を全うしてまいりたいと存じます。今後よろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に増田盛君、松永忠二君及び上林繁次郎君を指名いたします。なお残……

第66回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1971/08/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る七月二十二日、塚田大願君、中津井真君が委員を辞任され、その補欠として加藤進君、園田清充君が選任されました。  また七月三十一日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が選任されました。  また八月十二日、塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。  また本日、中村英男君、星野力君、熊谷太三郎君が委員を辞任され、その補欠として鶴園哲夫君、塚田大願君、寺本広作君が選任されました。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の……

第66回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/07/21、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題とし、兵庫県相生市などにおける集中豪雨による被害に関する件について調査を行ないます。  まず、総理府から本件についての説明を聴取いたします。内閣審議室長青鹿明司君。
【次の発言】 続いて、気象庁及び建設省から補足して説明を聴取いたします。大野主任予報官。
【次の発言】 次に、川崎河川局長。
【次の発言】 以上で説明が終わりました。  これより本件について質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第66回国会 災害対策特別委員会 第閉会後2号(1971/09/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八月二十六日、鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君が選任され、また、九月九日、塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任され、また九月十六日、増田盛君、中村英男君、佐藤隆君、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として渡辺一太郎君、加瀬完君、久保田藤麿君、多田省吾君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  最初に派遣委員の報告を聴取いたします。  先般、当委員会が行ないました千葉県における台風第二十五号による……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 運輸委員会 第2号(1971/10/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、ただいま調査団の報告がありました報告に関連いたしまして、三つの部面について質問いたします。一つは小倉空港関係、第二は板付空港関係、第三はバスターミナル関係であります。  まず、小倉空港関係から質問いたします。いま報告にもありましたように、小倉空港はその背後に人口二百万をかかえた北九州百万都市の空港であります。しかるに、代表的な欠陥空港の一つにあげられております。どういう理由で欠陥空港の一つにあげられておるのか、御説明を願います。
【次の発言】 欠航率が多くて当てにならない飛行場ということで、地元の者もたいへん困るのでありますが、この就航率は現在どのくらいであるか、これを就航率……

第67回国会 運輸委員会 第3号(1971/10/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 昨日、本会議でわが党の森中議員が国民にかわって質問いたしました。きょうは副社長がここに参考人として見えておりますので、細部の問題の質問をいたしまして、今後この種の事故が発生いたしませんように対策を立ててもらいたいと思います。  まず御質問に入ります前に、なくなられた方に心から御冥福を祈りますとともに、いま病院で治療しておられる方の早期の回復を祈るものでありますが、きのう、森中君の質問を聞いておりまして一番気にかかりましたのは、今回の事故にあわれました方たちが、病院に入りましても異口同音に、救援対策が非常に遺憾であって、怒りをぶちまけておられる、こういうことであります。この事故発生か……

第67回国会 運輸委員会 第4号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は近鉄事故の原因及びその後の状況について質問いたします。もっと早く質問しなければならなかったのでありますが、変則国会のため今日になりました。したがいまして、相当の時間が経過しておりますので、原因なども的確に御答弁を願いたいと思います。  まず運輸省に質問いたしますが、近鉄事故の原因はどのようなものでありましたか、御答弁を願います。
【次の発言】 先ごろの新聞に、ハンドスコッチを締めてブレーキをかけておいたが、それをだれかが取ったために転動したというような、そういう事実はなかったんですね。
【次の発言】 供給コックを締め切った現場は確認されてあるわけですね。

第67回国会 運輸委員会 第5号(1971/12/02、9期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの概要説明ですけれどもね、いま一日の午後五時現在の報告をなされましたですね。これだけ大事な問題をだな、そんなに簡単にきのうの五時の状態でなくて、それから運輸省としてはどういう対策をとっておるのか、もう少し詳細にですね、報告しなければ、質問のしようがありませんよ。
【次の発言】 ただいま報告がありました事件について質問いたします。  私は昭和四十二年の五月八日の参議院予算委員会でこの問題を質問いたしておるのであります。そのきっかけは、英仏海峡で起きました「トリー・キャニオン」号事件の直後でありましたので、このような事件が日本の近海、沿海であってはならぬという立場から、この問題を質……

第67回国会 運輸委員会 第6号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○小柳勇君 新潟で座礁いたしました「ジュリアナ」号の、その後の、事件の経過について海上保安庁長官から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 拡散しております油の消去、除去はどのくらいまでかかるか。それから船尾部分の残油の処理はいつごろまでかかりますか。
【次の発言】 海上に拡散いたしました油が阿賀野川の流域付近まで拡散しておるようでありまするが、これがまた北上するような危険性はないのか、なぜこう縮まったのか、これはいかがですか。
【次の発言】 サルベージの船首船尾の残油を抜き取る際に、火災などの危険性はございませんか。
【次の発言】 それから海上保安庁はヘリコプターを何機お持ちであるか。それ……

第67回国会 運輸委員会 第7号(1971/12/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  いまの問題、一緒にまとめて尋ねてまいりましょう。この前、私も質問したのですけれども、その後、今月号の航空時間表を見ましても改正されていない。私もきのうちょっと調べてみましたが、東京空港で七回、しかも三つの飛行機が同じ時刻に出るようになっておる。十八時に出る全日空の七一便、それからJALの一二三便、それから全日空の同じく福岡行、札幌行が同じ十八時に出るようになっておる。だからJALと全日空が違うのならわかるけれども、同じ全日空が札幌行と福岡行と同じ時刻に出ていくようになっておる。それから大阪空港が一回、福岡空港が三回。この前も指摘しましたように、これは一つの、国民と会社との……

第67回国会 災害対策特別委員会 第1号(1971/11/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) では、ごあいさつ申し上げます。  ただいま御選任いただきました小柳勇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは理事に小林国司君、世耕政隆君、松永忠二君及び上林繁次郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  前国会の災害対策特別委員会において、三重県における台風第二十三号による被害状況の実情調査のため……

第67回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/11/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月九日、八木一郎君が委員を辞任され、その補欠として河口陽一君が選任されました。
【次の発言】 天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。佐藤農林政務次官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第67回国会 災害対策特別委員会 第3号(1971/12/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行ないます。  請願第二一五号、北海道における冷害対策に関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしました結果、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。  ただいまの理事会の報告どおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会 第2号(1972/03/07、9期、日本社会党)

○小柳勇君 三月十五日から山陽新幹線の開通に伴いまして、地方ローカル線の列車ダイヤも大きく変更されました。本日は、この地方ローカル線のダイヤ改正の問題点について関係省、及び産炭地振興と日本国有鉄道の関連について通産省から、いろいろ御解明を願いたいと思うところであります。  まず第一に、運輸省に質問いたしますが、去る三月三日に、わが党の成田委員長名で運輸部会の衆参両院議員が運輸大臣に申し入れをいたしました。これは、今次のローカル線のダイヤ改正が国民生活を無視して、もうけ主義第一ではないか、したがって、早急に問題点を拾い上げて修正するものは、修正するし、復活するものは復活すべきであると、全国的な問……

第68回国会 運輸委員会 第5号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○小柳勇君 労働省の労政局長に質問いたしますが、ただいま運輸省の鉄監局長が報告しましたように、私鉄につきましては中労委が職権あっせんを行なっておるようでありますが、その現状及び見通しについて報告を求めます。
【次の発言】 見通し、なかなか労働省としても困難でしょうが、今後の進展状態についてどのように考えておられるか伺いたいと思います。
【次の発言】 私鉄労使間の解決の問題はあとで質問いたしますが、公労協関係の労使が公労委に調停申請したという話を承っておりますが、その後の実態について労政局長から報告願います。
【次の発言】 さっきの私鉄関係の労使間の関係について労働省の見解を聞いておきたいのです……

第68回国会 運輸委員会 第7号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○小柳勇君 新港湾整備五カ年計画の第二年目に、北海道の港湾工事の費用負担の改正法案が出ました。直接的な問題を質問いたします前に、いま緊急問題として発生いたしました、ベトナム各港の米軍による完全封鎖の問題を、港湾整備に関連する部面だけ質問いたしておきたいと思います。  ソ連船が北海道の海峡あるいは日本海を通りまして、日本の周辺を航行いたしています。ニクソンのベトナム海域の封鎖は、その大部分のねらいがソ連船の航行に警告を与えるという点にあると、われわれも推察をいたしています。けさ十時ごろソ連がこの完全封鎖に対する態度を決定して世界に声明するという情報がありましたから、お昼のニュースでソ連の態度が明……

第68回国会 運輸委員会 第8号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 貨物輸送の問題を中心に質問いたしますが、まず、その前に、輸送体制の秩序確立ということで、トラック輸送の分野、あるいは鉄道輸送の分野、海上輸送の分野、とりあえずこの三つの分野の現状、それから新全総の昭和六十年を目ざして一体、運輸省はどういう方向でおのおのの輸送分野を考えておるか、こういうものから先に質問してまいりたいと思います。  あと、貨物運賃を少し勉強しておりまして、これはあとの国鉄運賃の値上げとの関連もありますから、貨物運賃というのは一体、物に体してどういうものであろうかと、運賃の実態というものを少し質問すると。そのあとは、昨年、貨物運賃が、トラック運賃が、貨物自動車による運賃……

第68回国会 運輸委員会 第9号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私も、いま瀬谷君が質問したようなことから質問に入ってまいりたいと思います。直接この法律に関係のある具体的な問題だけきょうは質問いたしたいと思います。  この提案理由の中に「大都市における大規模住宅団地の建設に伴う輸送手段の確保及び通勤通学輸送需要の激増に伴う混雑の緩和をはかることは、現下の大都市交通におきまして緊急に解決すべき課題であります。」と書いてあります。私もそのとおりだと思うのであります。したがって、この大都市間における大規模住宅団地が相互に軽快に通える、通勤通学ができる、こういう体制をつくるために今回のこの法律改正がなされると思うのでございますが、でありますならば、国や地……

第68回国会 運輸委員会 第10号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この前、時間が制限されておりまして、具体的な問題を質問いたしました。きょうも直接関係する具体的な問題もありますが、もっと根本的に鉄道建設のあり方、あるいは現在、鉄道敷設法がいいかどうか、私はこれをあとで理由をあげて鉄道敷設法の廃止を検討してもらいたいという提案をいたしますけれども、そういう基本的な問題を、きょうは時間の許す限り質問さしていただきたいと存じます。まず、前回残しました具体的な問題から少しただしていきたいと思います。そのあと時間を見計らって根本的な問題を質問し、かつ、私の提案をしていきたいと思います。  まず第一は、この前、質問の段階で明らかになりましたが、とりあえずニュ……

第68回国会 運輸委員会 第11号(1972/05/24、9期、日本社会党)

○小柳勇君 初めに通産省に質問いたしますが、最近商工委員会を離れまして、勉強不足でありますから少し教えてもらいたいのでありますが、現在の自動車産業における最近の生産、販売の状況ですね。特に一般車、軽自動車とできれば分けて、ここ二、三年のところ増加の傾向であるか、減少の傾向であるか、また外国に輸出する車の動き、そういうものを概括的にまず御説明をお願いいたします。
【次の発言】 二輪車など――私ども諸外国をいろいろ見てまいりましたが、軽四輪につきましては日本の車はあまり見ないんですが、小型以上の車がいま大体外需の中心ではないかと思いますが、その点いかがでしょう。

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、去る五月の二十六日に新潟港で機雷によって爆破されました、しゅんせつ船海麟丸の事故について質問いたします。この事故について関係者から報告を求めます。
【次の発言】 大臣に見解を聞きたいんですが、私は、去る昭和四十五年の九月十一日と十一月の十六日、二回、参議院の交通対策特別委員会で、米軍投下による機雷爆発事件について問題を取り上げました。それは、昭和四十五年の五月九日に関門海峡でしゅんせつ作業中機雷が爆発した、及びその過去にも二、三回ありましたから、たいへんなことだということでこの問題を取り上げました。  そのときに閣僚から、政府の方針として次のようなことが発表されました。まず、……

第68回国会 運輸委員会 第14号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○小柳勇君 先日の委員会で、時間の関係で大事な問題を若干残しておりますから、きょうは重要な問題を確認しながら質問してまいります。  まず第一は、運輸省に対する質問でありますが、これからの港湾整備五ヵ年計画の中における各港のしゅんせつ作業について、その計画を御説明を願います。
【次の発言】 具体的にいま問題にしておりますのは、米軍による投下機雷が、防衛庁の資料によってもいまなお五千六十二発残っておる。それは日本の近海全海域にわたって残っております。しかも、未掃海区域が二千四百平方キロメートルあります。で、これから港湾整備のために日本の各地方の港をしゅんせつされるわけでありますが、たとえば来年度あ……

第68回国会 運輸委員会 第16号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  法律論争はあとに譲りまして、政治的な政府の見解を聞きたいんですが、いままでの瀬谷君の質員に対する竹下長官なり大蔵大臣の答弁は、いまの政府の態度は、現時点では資金上、予算上支出不可能と認めるから、国会に議決を求める案件を出して、国会のほうで出せとおっしゃるならば別途補正予算などで出しますが、出さぬでよろしいと思うならもう出しませんと、現時点では支出不可能であるという前提でこの議決を求める案件を出しましたと、このようにとれますが、それでいいですか。
【次の発言】 もう一回確認いたします。したがいまして、この運賃値上げ法案によって千七百八十億ばかりの増収を見込んでおる、だから、……

第68回国会 運輸委員会 第18号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまの報告に関して質問をいたします。  なお、その後キャセイ飛行機がバンコクから香港へ向かう途中、南ベトナムで墜落いたしました。空のこのような大きな二つの事故に対して、なくなった方に心から哀悼の意を表します。  この事故に対しまして、日航機に対しましては直ちに政府のほうで救援対策本部などつくられ、万全の対策をとっておられるようでありますが、原因がまだはっきりしないようであります。したがいまして、原因がはっきりいたしましたら、また新たな問題として論議をしなければならぬでありましょうが、いまの段階で気にかかるものを二、三質問いたします。  直接、日航機の事故を質問する前に、ついせん……

第68回国会 災害対策特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ごあいさつをいたします。  ただいま委員長に互選いただきました小柳勇でございます。今国会もよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に小林国司君、世耕政隆君、松永忠二君及び上林繁次郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  自然休会中、委員派遣を行なう必要が生じた場合は、……

第68回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/02/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十一日、松永忠二君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。  また二月五日、久保田藤麿君、園田清充君、八木一郎君、中村英男君、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として片山正英君、高橋文五郎君、増田盛君、戸田菊雄君、藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じますが、互選の方法は、投票によらないで、委員長にその指名を……

第68回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/04/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月八日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任されました。  また、去る二月十日、戸田菊雄君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君が選任され、また三月二十七日、高橋文五郎君が委員を辞任され、その補欠として園田清充君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和四十七年度における防災関係予算に関する件について、政府当局からその概要の説明を聴取いたします。砂田総理府総務副長官。

第68回国会 災害対策特別委員会 第4号(1972/05/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十六日、片山正英君、園田清充君、塚田大願君、中村英男君、杉山善太郎君、鈴木力君が委員を辞任され、その補欠として久保田藤麿君、佐田一郎君、須藤五郎君、松永忠二君、佐々木静子君、神沢浄君が選任されました。  きょう十七日、増田盛君、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として八木一郎君、向井長年君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  大阪千日デパートの火災に関する件について政府から説明を聴取いたします。降矢消防庁長官。

第68回国会 災害対策特別委員会 第5号(1972/06/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 小柳勇でございます。一年間、特別委員長の重責を果たさしていただきました、理事、委員各位が非常に熱心でありまして、楽しく有意義にこの一年間過ごすことができました。災害の予防なり、災害発生後の救済なり、今後とも当委員会の活躍を心から御祈念いたします。どうもありがとうございました。(拍手)


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○小柳勇君 去る七月十七日の十時五分ごろ、北九州港で、グラブしゅんせつ船第二十七瀬戸塩号が、投下機雷により爆発いたしましたので、その爆発事故について、その概況説明を求めます。
【次の発言】 その後、海上保安庁で事故の原因の調査と、それから関係者の捜査並びに調査をやっておられるようでありますが、その概要について御説明を求めます。
【次の発言】 法務省からいまの捜査の概況について御説明を求めます。
【次の発言】 もう一点法務省に質問いたしますのは、新潟で海麟丸の爆発事件がありました。なお関門航路などにも、過去に数例投下機雷による爆発事件が起こっております。ところが、いままでは刑事事件として扱ってお……

第69回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1972/09/21、9期、日本社会党)

○小柳勇君 では、国鉄の第一次、第二次処分発表に伴いまして、きのうまで順法闘争なるものが起こりました。そうしていろいろの批判がいま起こっています。この問題を取り上げまして、この際に、これを抜本的に何とか糸を断ち切らなければならぬ、こういう立場から質問いたします。  新聞の発表するところによりますと、第一次、第二次の処分された者の合計は三万八千七百七十二名。このようなばく大な処分が発表された。そこで反対順法闘争なるものが一週間組まれまして、約一千百二十六万人の足が混乱した。旅客列車の運休は九千百十六本、貨物列車の運休が八千百四十九本、合計一万七千二百六十五本。これによる減収見込み約三十五億円だと……

第69回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1972/10/17、9期、日本社会党)

○小柳勇君 第一班の派遣報告をいたします。  派遣されました委員は、長田委員長、橘委員と私の三人で、去る九月十一日から五日間にわたり、新潟県、富山県及び石川県所在の運輸省及び国鉄の各地方機関からの管内事情の説明聴取並びに三県内における港湾、空港の整備状況と海員学校等を視察してまいりました。  以下順次事項別に調査の概要を御報告したいと思いますが、それぞれの機関からは詳細な資料が提出されておりますので、現地の要望事項と調査事項のおもなる点について、その概略を御報告したいと思います。  まず、運輸省地方機関からの管内事情説明について申し上げます。  新潟陸運局からの説明によれば、当面の問題点の一つ……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 運輸委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○小柳勇君 具体的な問題を二、三質問しまして、あと基本的な問題を二、三質問いたします。  いま総裁が言われたように、私もこの事故発生以来の現地でとられた現場職員の処置は適切であったと考えています。そのことによって死傷が増大したのではないということも考えています。  そこで、この事故発生は、北陸のトンネルのもそうでありますが、日田彦山線の気動車も、考えてみまして車両故障ではないか、そういうふうに考えます。  そこで、その車両故障についての質問をするのでありますが、この気動車の場合に、この日田彦山線のやつは交番(A)を四十七年の九月十三日にやっています。交番検査の周期が四十五年の十二月に一ヵ月から……

第70回国会 予算委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。
【次の発言】 運輸大臣の発言の中に重要な問題を三つ含んでおるんでありますが、一つは特別監査ということば、もう一つは総点検ということば、もう一つは新聞で発表されました、国鉄に対する勧告書を出しておられます。この三つの問題を含んで一いま委員長からも注意がありましたから簡単に質問いたしますが、事件発生以来特別監査ということばが出ました。さっそく特別監査をやって、一切今後はこういう事件がないようにするという決意の表明をされました。口では特別監査と言われますが、一体どういうことをやろうとされるのか、そのようなシステムがあるのかどうかでrね。特別監査をやるということで、国民がもうこれで……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  総理に質問いたします。去る昭和三十九年の九月に臨時行政調査会が内閣に勧告いたしております。その勧告の内容は、これは国鉄と電電公社に対する取り扱いについての内閣に対する勧告ですね。こういうふうに書いてあります。審議会を設置し、「労働基本権の拡大を争議権を与える方向で検討し、特に、公社側の当事者能力の確立をはかること。」、これが当時の臨時行政調査会の内閣総理大臣に対する勧告でございます。この勧告は昭和三十九年に出ております。今日まで佐藤内閣がこれをサボリまして、この審議会も設けておりません。このことを先日、運輸委員会で質問いたしましたが、問題が大きいもんですから、総理でないと……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○小柳勇君 三点質問いたします。  一つは、在来の列車の脱線事故の復旧に比べて非常に時間がかかりました。おそらくいままでは、長年の経験で、非常に沿う救援車、その他支援施設等、支援の体制が長い歴史の中で積み重なっておるが、新幹線の場合、救援列車の編成なり、救援体制というものが十分でないのではないかと私は心配をしておりました。あれだけの脱線――あのくらいといいますと何ですが、あのくらいの脱線でこれだけの長時間かかるのは、実は解せないわけですね。したがって、その点で、現在なお救援組織の編成あるいは車両の増備などが足らぬのではないか、同時に、いまの車両の構造と違いますから、いままでの機関車脱線復旧に訓……

第71回国会 運輸委員会 第4号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して二問だけ質問しますが、一つはこの前、辻君の質問を聞いておりましても明らかにありますように、駅合理化、廃止あるいは貨物駅の統合の合理化などで、その基準を本社できめて、あとは各管理局にまかしてあると、こういうふうに理解するわけです。そうしますと、各管理局は競争しまして、本社からこれだけ与えられているからどうしてもこれをやらなきゃいかぬということで、無理をして、国鉄だけが罪人になりまして、全部住民を敵にして合理化が進められておるのではないかと思うが、その点いかがですか。
【次の発言】 国鉄が、どうして住民を敵にして強引にしなきゃならぬかという点、しみじみ考え、この前でも辻君が言っ……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○小柳勇君 総務長官には官房長官のかわりに来ていただきました。したがって、ます初めのほうは、政府としての官房長官にかわってのお答えを願いたいのであります。  きのうきょう、いわゆる年金ストで国民の足が相当とまっています。組合は世間に、これはもう前から宣言をして行動しております。なぜ政府が誠意をもってこのような事態が起こらないように、前もって解決する努力をされなかったか。特に、けさ森中委員が、閣議でこの問題が論議されましたか、と質問いたしましたら、運輸大臣のほうからは、具体的にこの問題が論議されたことはないような答弁がありましたが、それも含んで、政府の今日までとった誠意ある努力を御披瀝願います。

第71回国会 運輸委員会 第8号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この前の予算の分科会でも、私は取り上げましたから必要がないと思っていましたが、ただ、おとつい森中君がここで取り上げまして、大臣はまだこの問題について白紙だとおっしゃったんです。にもかかわらずけさ大きく新聞に出まして、おそらくきのうも森中君だけはオーケーしたんじゃないかと思って私も黙っておったけれども、森中君にいま意向を聞いてみますと、まだ大臣は白紙だと言っておったのにけしからぬというような意向も含まっておるから、私も一応質問し、かつ意見を申し述べたいと思う。  大体、あれだけの会社、しかもそれはやっぱり、なるべくならば自主的な会社の方向に発展すべきだと、運輸省ががちっとワクをはめな……

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○小柳勇君 時間がもうあと三十五分ぐらいしかないから、質問も簡単にしますので、答弁もひとつ要点を、簡単に答弁を願います。  まず、新幹線建設と関係主要駅の整備ということです。東北新幹線の建設状態、いまいかがですか。
【次の発言】 盛岡までの計画が明らかで、それから先、青函トンネルとどういうように結ぶかということがまだ明らかでないので、われわれのところにも秋田などから盛んに陳情があるんだが、その点はどうなっていますか。
【次の発言】 途中の経路はもう大体見当ついていますか。
【次の発言】 それから上越新幹線ですが、東京都なり、騒音などの問題でたいへんこれは苦労しているようですが、われわれとしても……

第71回国会 運輸委員会 第11号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。  せっかく長時間かけて審議しますから、やっぱりこの法案の論議の中で矛盾のある点は政府の方針を変えるなり修正するなりしていただいて、ただ聞きっぱなし言いっぱなしでは無意味ですから、いまの問題、私は先般、東北を視察したときによく感じました。したがって、その問題に限って質問いたしますが、第一の、この鹿島の例に見るようなものがいま全国的にどのくらいあるか、見解なり答弁を求めます。  それからもう一つは、東京湾の貯木場のそれも、これだけのスペースを貯木場として独占させていいかどうかという問題が提起されました。これに対して、やっぱり政治の問題として、大臣、どうされるか、ひとつ聞いて……

第71回国会 運輸委員会 第12号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 事故後の処理については説明ありませんでしたが、御説明を求めます。
【次の発言】 海上保安庁から、この事故の概要と、それから救援の状態について説明を求めます。
【次の発言】 当時のある新聞では、飛行機で現場写真をとっているのですね。で、海上保安庁としてヘリコプターの配置あるいは飛行機の使用などどういう体制になっているのですか。
【次の発言】 出動命令が出たのですか、出さぬのですか、その点はどうですか。
【次の発言】 これはほかの新聞社が出ていなければいいんだけれども、新聞社の飛行機が出てちゃんと写真をとっておるのに、大事な保安庁のヘリコプターがなぜ出動せなかったのか、ちょっとぼくはふ……

第71回国会 運輸委員会 第13号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。  ここに大湊港港湾管理者の計画書を持っているんですが、これにはあなたがおっしゃった百三十二万トンというのが書いてあります。昭和五十二年の目標です。昭和四十六年の実績ではわずかに八万七千トンですね。昭和四十六年現在大体八万トンから、九万トンしかないのが、昭和五十二年に百三十二万トンなんというのは、全然想像がつかぬのですね。こういうようなずさんな港湾管理者の計画書で、港湾審議会がオーケーをして、これをまたうのみにして運輸省が、港湾局が重要港湾に指定し、そしてこの指定は前やりまして、これだけの予算をつけている。しかも、それを大蔵省オーケーしておる。こういうことに伊部委員は問題……

第71回国会 運輸委員会 第14号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 本日は、岡山県の中鉄バスの問題について質問をいたします。  岡山県の中鉄バス、これは県下ほとんど独占的に大きな占有率を持つバス事業を経営しておりますが、いわゆる春闘の時期に賃金問題の交渉を中心にしてストライキが決行された。そのときにストライキを破るための暴力行為もあった。その場合に、団体交渉で和解のための協約をしたが、それを一方的に破棄したというような事件がありまして、私ども調査に行ったのでありますが、そのときに、労使間の問題だけではなくて、経営上に非常に欠陥があることが明らかになりました。たとえば、かってに欠行する、あるいは検査要員が少ないためにバスの検査が十分でない、したがって……

第71回国会 運輸委員会 第16号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して質問いたします。  一つは、経済企画庁の総合計画局長見えておりますから、これはあとの私の、あさってになるかどうかわかりません――あさっての質問に関連してお願いを申し上げるんだが、鵜崎県知事時代、昭和四十一年に経済企画庁に有明海の底質調査を依頼しておるわけです。水銀の含有量など。それで、ここに概数など説明がありますけれども、経済企画庁が調査した資料を私は持っていませんので、あさっての論議に必要でありますから、その資料をお調べになって、四十一年のとき及びその後も、亀井知事になりましてからも依頼をして、水銀含有量、有明海全部を調べているようです。したがって、その資料を御提出願いた……

第71回国会 運輸委員会 第17号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は初めに、いままでの質問に対する関連質問で、具体的な問題を三件ばかりやります。そのあと、その第三番目の問題に関連して、公有水面埋立法がこれから論議されますが、連合審査もできませんでしたので、この法案に関連する法律改正の問題点を触れて、そのあと港湾法の改正についての重要な問題最後に先般から修正意見を出しておりますから、その問題で十二項目修正を申し出ています。その問題で、簡単に修正できますと、それでもう早く質問終わるわけでありますが、修正できませんと、なぜできぬかということを速記録に残しておきませんと、この法律改正に非常に重要ですから、そういうことでこれから質問をさしてもらいます。 ……

第71回国会 運輸委員会 第18号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうはヘドロの除去の具体的な話と、それからあと港湾法の、この前に質問しました第一条の目的に対するもの、それから第三条の基本方針に関するもの、そのあと十二項目にわたりまして、先般来、修正案を提案しておりますから、これを具体的に質問いたします。それで大体きょう質問の最後になろうかと思います。  まず第一は、水俣湾のヘドロ除去の問題でありますが、昨日の各新聞紙に、水銀ヘドロ暫定基準が答申されて、環境庁長官がこれを受けた、そのあと、運輸省特に港湾局がヘドロの除去をやらなきゃならぬということが報道されています。それによりますと、水俣湾が百八十ヘクタールのうち六十ヘクタールが除去が必要である……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私いなかったから、どういうことかひとつ……。
【次の発言】 関連して。  これは国鉄運賃法全体の問題にも関連ありますから、いまちょうどいいですから関連質問いたします。  運賃は国会の議決を必要とする、料金は運輸大臣の認可でやる。こういうところに非常に複雑さがあると思うのですよ。いま伊部君の質問もそういうところにあるのですがね。旅客運賃もそういうものがありますね、運賃料金。いまの貨物の運賃と料金。そこで、いま局長が答弁されたのは、この料金の運輸大臣認可制度そのものについても検討しなきゃならぬと、こういう意味ですか。
【次の発言】 そういうのは理事会にまかせなさい。総理に対する質問など……

第71回国会 運輸委員会 第20号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連質問。  大臣も自民党員ですから、関連して質問いたしますが、これは都議選挙の前の日です。土曜日の読売新聞の広告です。まん中に国鉄運賃はこう使われる、そして運賃値上げの全部が国鉄職員のベースアップ分だという印象を都民に知らせ、国民に知らせるために広告を出したものだと思う。  私ども今日まで、この国鉄再建法及び運賃値上げ法を論議しておりますが、こういうような提案の説明は一回も聞いてない。今日まで労使紛争、いろいろありました。故意に国鉄の労使間にくさびを打ち込むような、こういう自民党の広告を見て、自民党員である運輸大臣はどういうふうにお考えになるか。私もけさ瀬谷君から相談を受けた、こ……

第71回国会 運輸委員会 第21号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  私は内容については質問いたしませんが、この新聞の扱いにつきまして大臣に質問したいと思います。  瀬谷君が十日のこの運輸委員会で、長い時間をかけて新幹線の建設について質問をいたしました。それが終わりまして、翌朝のこの朝日の朝刊にこんなに大きく、新幹線建設について運輸省、国鉄は妥協かと――それは、地上の高架式を地下にするようなこと、あるいは通勤線も併用するようなことで検討しておると、こういうふうな記事が出ました。これは記者会見するか、あるいは資料を記者に出さなければこんな記事が出るはずはないんだ。内容を詳しく書いてあります。十日の委員会では、瀬谷君があれだけ詳しく資料を示しな……

第71回国会 運輸委員会 第25号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 いま、岡垣射爆場の訓練が開始されまして、きのうから現地では町民やそれから民主団体がすわり込みなどを始めて基地撤去を要求しております。したがいまして、岡垣射爆場の基地撤去の問題が中心でありますが、撤去の話はあとで防衛庁長官にすることにいたしまして、民間の航空路と訓練空域がダブっておる、こういう問題が先般新聞にも出ておりますし、また私ども調査いたしましたところ、ダブっておりますので、先般の雫石の事故もありました。したがってこれを確かめて、航空路のダブっておるものは早急に修正し、かつ爆撃訓練を変更してもらわなきゃならぬ、そういうふうに考えますから、その問題に限って質問いたします。時間が少……

第71回国会 運輸委員会 第27号(1973/09/04、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私はハイジャック問題に対して質問いたします。  去る七月二十日にアムステルダムのスキポール空港を離陸した日航の四〇四便が二十分後に五人のハイジャッカーに乗っ取られて、そしてベニナ空港で爆被されたのはもうすでに新聞、ラジオで報道をいたしていますから、その内容については質問いたしません。ここに詳細な経過報告がありますし、また昨日資料として「空港警戒における銃刀類等危険物発見状況」及び「世界におけるハイジャック等航空機に対する不法妨害事件の発生状況」など七点の資料が出されておりますから、そういう問題についても詳しく質問したいのでありますが、本日はあの事件の事後処理と、それから今後に対する……

第71回国会 運輸委員会 第28号(1973/09/06、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  非常に重要な基本的な問題でありますし、私もこれはぜひ質問しなきゃならぬと思っております。きょうの森中君に対する政府の決意がどう示されるかわかりませんが、それによってまたあらためてやることもありますが、政府の姿勢が非常に不満です。運輸大臣の答弁も、大蔵政務次官の答弁も不満です。総裁がこのように言われたのは、いま初めて聞いたわけじゃないわけですね。総裁言っているように、もう四十四年の再建法を論議するときから口にしておるものです。そして昨年もそのようなことはちゃんと言っておる。あまり外国の例を言っても始まりませんが、たとえば一九六〇年にイギリスの国鉄は、借金を返済するために四分……

第71回国会 運輸委員会 第30号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、先般参議院の本会議で代表質問をいたしました。あの代表質問を骨子にして、それに不足するもの、あるいはもう少し深く聞きたいもの、そういうものを中心に質問いたします。大体八つばかり項目がありますが、まず総合交通体系の問題、特に貨物自動車の貨物運送の問題から質問をしていきたいと思います。  先般、私は武蔵野線の調査に参りましたときに、草加市の付近をバスが通ったときにバスの上から十一時五十分から十二時二十分までトラックの実態調査をいたしました。約三十分間の間に東京方面にトラックが三百五十台運行しています。その中で白ナンバーをつけました自家用トラックが二百五台、青ナンバーをつけました営業……

第71回国会 運輸委員会 第31号(1973/09/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 昨日、新線建設の問題で論議をいたしました。特にいままで投資をして、りっぱな農地を通って、今日までもう八割もでき上がったような線路がくさりかかっておる。最近の列島改造論を除外いたしまして考えなくても、地域的な変化が相当起こっています。昨日質問したので、地方から昨晩からけさにかけてじゃんじゃん電話がかかりまして、筑豊炭田に、御承知のように、油須原線というのが、もう竣工直前でいま押えられてあります。御存じのように、苅田港はこれから特定港湾になる。あすこに日立が進出いたしまして、数十社の下請け産業があの辺一帯に配置されることになります。田川から苅田港一帯に日立の工業がこれから根を張ってまい……

第71回国会 運輸委員会 第32号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この法案につきましては森中委員から詳しく質問がありました。したがって重ねて質問いたしません。ただ、この法案ができましたその原因は昭和四十六年七月の雫石の自衛隊機と全日空機の衝突によってこういう問題が発生したわけであります。それからちょうど二カ年たちました。で、ほんとうならば先般問題にいたしました岡垣射爆撃場の開始にいたしましても、もう少し慎重にやってもらいたかったわけです。あれだけ重大な事故を起こして、そして航空交通安全緊急対策要綱なるものができた。そしていま民間航空と自衛隊の訓練との間にいろいろ取りきめがなされておるのでありますから、この岡垣射爆撃場の使用開始については、いま少し……

第71回国会 運輸委員会 第33号(1973/09/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 総裁には御苦労ですが、ひとつ国鉄再建のためにがんばってもらいたいと思います。  総裁にお聞きする前に、大臣に御質問いたしておきますが、この前、財政再建法及び国鉄運賃値上げの審議の最後の段階で、順法闘争、ストライキなどの予告的なものが新聞に出てましたから、せっかくこれから国鉄が再建するんだから、でき得べくんば、もうこういう紛争をやめさしてもらいたいという希望をいたしました。ついに、きのう、きょう、たいへんな混乱状態でありますが、昨晩おそくまで国鉄総裁は直接組合の幹部と会われたようです。その実態もいろいろと報道をされておりました。ただ運輸大臣や運輸省が積極的に、この間の審議のあと始末に……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 参考人の皆さま、御苦労さまです。  経済の動き全般的なものを冒頭に経済企画庁長官からお聞きした上で、各業者なりあるいは仕事をされている方の御意見を聞きたかったのでありますが、長官がちょっとおくれておりますので、ぶっつけ本番で、セメント協会の原島さんのほうからまず第一問をお聞きいたします。  本年に入りましてから急速にセメント不足が叫ばれました。私どもとしては、昨年の暮れの臨時国会で補正予算を組みましたあと公共事業がうんとふえました、そういうところからすでにもうセメント不足の原因はあった、また傾向もあったと考えておるのでありますが、今年に入りまして急にセメント不足が叫ばれて、公共事業……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1973/09/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 経済企画庁長官にいまの竹田君の質問に関連して質問いたします。  長官、物価の上昇がいま異常なんですね。ここにグラフもあります、数字もありますが、消費者物価がことしの三月、四月ごろから急に上がっている。卸売り物価は、昨年はあまり上がらなかったのが、一月から急に七%から、最近は一五%も上がっている。それから輸入物価が昨年の暮れまでほとんど上がらなかったのが、一月から一三%八月は二四%上がっている。この物価の上昇というのが、過去二、三年の間の上昇のぐあいと、ここ半年ぐらいの上昇のぐあいというのは、非常に異常ではないかと思うが、経済企画庁として分析されたことがあるのかどうか、お答え願います……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、当面しておる問題を四つと、あと自家用トラックのはんらんによります物価問題について政府の見解を聞きます。  まず第一は、きのう早朝に起こりました佐世保海軍基地のタンカー爆発事件について、関係大臣の報告を求めます。
【次の発言】 その場合に、日本の官憲が立ち入り調査ができたのかどうかお聞きいたします。
【次の発言】 それじゃ、その問題は施設部長から聞きますが、この種の事故がほかの基地でも起こっておると聞いておりますが、過去の経緯をお聞きいたします。
【次の発言】 それでは外務大臣――外務大臣を呼んでもらいましょう。
【次の発言】 時間がもったいないから施設部長に質問しますがね。施……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 運輸委員会 第4号(1974/02/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  手続上はそれでいいが、問題はこういうことだと思うんです。運輸大臣のほうは運賃を上げたくなかったけれども、どうしても全体的な石油危機などで物価の閣僚会議のほうでは全般的なものをもって上げたという見方か、運輸大臣は上げたかったけれども物価の閣僚会議はどうかわからぬから持っていって相談したんだと、そういうことが問題だと思うんです。権限は確かに運輸大臣にあるはずです、道路運送法にありますから。物価に持っていったところが実はなぜかと聞きたい。そういうふうに現状の物価値上げの問題について、一切もう物価対策閣僚会議にかからぬ、各大臣の権限もない、田中内閣のときには一応そこで締めているん……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1973/12/01、9期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長、関連。
【次の発言】 私は総理に質問したいんですが、さっき戸叶さんも言われたように、緊急事態です。私は明日、労働問題全般について質問いたしますけれども、公務員が〇・三、まあ皆さんは来年の年度末手当の繰り上げだと言っているけれども、これだけのインフレで生活できないから〇・三の繰り上げをやったことは事実です。それに匹敵する失対労働者は基準がもっと低いんです。一般の公務員よりももっと低いベースの賃金で働いている労働者がその〇・三に匹敵するものが何かないか。そういう将来の問題じゃないですよ。もうきょうは十三日です。きょうきめなければ年内に支給できないでしょう。したがって、労働大臣だ……

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 午前、渡辺君から石油外交の話が相当ありましたから、私は具体的に聞きたいんですが、けさの新聞で見ましたあの外務省の情文局長の発表ですね。少なくとも、三木副総理が外国に特使として行っている。しかもこれだけ重大な問題ですから、少なくとも外務大臣が声明するぐらいのことはやるべきである。外交的にも非礼ではないか。あるいは三木副総理に対しても非礼ではないかと思うが、いかがですか。
【次の発言】 いま一番大事なことは、日本の外交姿勢が明確化することによって石油供給の正常化の道が開かれるのではないかと思いますが、この点について外務大臣の見解を聞きます。

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/03/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまのに関連して、一問質問をいたします。  いまのインフレ下における国民の最低生活保障というのは一体どういうことかということは、私の持ち時間の中で討議したいと思いますが、いまの生活扶助基準以下の年金生活者がどのくらいいるかということを先日から調査をいたしました。各省庁から書類を出してもらって調査したのでありますが、地方公務員共済とか国家公務員共済などは、先般、最低保障額ができました。しかし、この最低保障額は、現在、東京都における一級地七十歳の男は生活扶助額が二万七千六百九十一円でありますから、生活扶助額よりも最低保障額が少ないのです。国家公務員、地方公務員などもですね。それはそ……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/03/15、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私も物価問題で質問いたしますが、その私が質問いたします問題を究明するために、その前提として、政府の基本的な考えを三点だけ聞いておきたいと思うのであります。  第一の点は、石油がこのような状態で値上がりをしたものが日本に輸入されてまいります。現在の情勢では、すぐこの石油価格が下がるものとは予想されない。しかも量的にも、現在としては需要が、必要量が上昇の段階にあります。したがって、このような現状で、いまの総需要抑制だけで部分的に物価が安定して、ずっと一応安定して、これでまたそのまま現在の産業構造を維持していこうとされておるのかどうか、この基本的な問題を質問いたします。それは産業構造を変……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/03/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま発表になりました石油値上げの問題で一、二質問いたします。あと細部の問題は同僚前川議員が質問いたしますから、私は二、三点にしぼって質問いたします。  その前に、以前から閣僚は三月中に値上げはしないということを言明しておられた。しかも、きのうも上田委員がカルテル行為に類似した行為があったということで問題にした。きょう発表されたことは不満です。不満でありますが、発表されましたので、あと質問いたします。  先取り分を吐き出さしたと、詳細は資料を見ますが、六百五億円も累計の黒字があったのでありますから相当のものがあると思うが、その概要について一、二御報告願いたい。これが第一の問題です……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、大手商社が製糖事業を支配している問題を指摘して、このような状態では将来糖価は上がるのではないか、下がるはずはないというような見地から、具体的に質問をし、かつ、きょうは伊藤忠の社長さんを参考人としてお願いいたしました、お忙しいのにどうもありがとうございます。それから公取委員長と農林省の担当官も出席していますから、その三者に対しまして質問をして、独禁法違反的なものがあれば早急に直してもらうし、また公正取引委員会も独禁法の改正に早急に取り組んでもらいたい、こういう見地から質問いたしたいと思います。  まず伊藤忠の社長さんに質問をするのでありますが、去る一月の二十一日に公取委員会が総……


小柳勇[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院9期)

小柳勇[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第閉会後1号(1971/08/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 運輸大臣に二点関連して質問いたします。  午前中の答弁で、保安施設は五カ年整備計画を三カ年に繰り上げるが、空港整備そのもの、たとえば空港の滑走路などは三カ年整備計画を繰り上げないというふうに答弁されました。で、先般の閣議の決定の内容は、われわれが受けたところでは、全般的に空港を整備しなければ、たとえば保安設備だけを三カ年に繰り上げても、着陸の事故とかあるいは離陸の事故などは防げないわけです。したがって、あのときの閣議の内容は、細部は大蔵大臣からも聞かなければなりませんが、大臣不在のようでございますが、運輸省としてはあのときの閣議の受け取り方は、滑走路その他空港整備全般を三カ年に繰り……

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1971/10/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 午前中、田中委員が質問したときに、真鍋常務理事は日本生産性本部の指導を受けつつ学園などから生産性運動が自然発生的に始まりました、その運動が下部のほうで広がって自然と全国的になったんでございます。こういうような答弁がございました。鉄道の技術を教育する鉄道学園で、いつごろからどんな動機で、またどういう形でこの生産性運動というものが生まれてきたのか、そのことを簡明に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それで四十四年から始まって四十五年の三月に本社の養成課が能力開発課に改名されまして、かわりました。で、そのころから本格的ないわゆるマル生運動なるものが発生したと考えます。日本生産性本部……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、大蔵委員会、社会労働委員会、商工委員会、運輸委員会連合審査会 第2号(1971/12/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は運輸関係を中心に質問いたします。  審議すれば審議するだけ問題が非常に深いし、矛盾が出てまいります。したがって、総理に質問いたしますが、特にこの公用地収用あるいは基地縮小、VOAの撤去などですね、さまざま問題があっておりますが、運輸関係でもこれから各所、アメリカと交渉してもらいたい点がたくさんあります。だから、正月、サンクレメンテに行かれ、交渉される、ニクソンと再び会われるが、この今国会に出されておる法案を審議未了にして、この背景で、国民がたいへんきびしい、国会もたいへんである、こういうこの国民世論を背景にして再交渉するのがこれからの沖繩のしあわせであるし、日本のしあわせである……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。私も六問余り提出しておりましたが、もう時間がないようでありますから、簡単に二つだけ質問いたします。  一つは、日本国有鉄道の独立採算制は、この際検討、是正すべき段階にあるのではないか、これが一つ。  もう一つは、日本国有鉄道の現在の収入では、貨物が原価を割って赤字だといわれておるが、現在の貨物等級制度及び運賃率で妥当でしょうか、公共生産財の運賃を上げた場合経済的混乱を生ずるでしょうか、この二間だけを質問いたします。
【次の発言】 おそくなりましたが、非常に重要な問題でありますから、私も各公述人に質問をいたしたいと思います。なお、私どもの頭の中に、これから政府や国鉄に質問す……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは二つの問題を質問いたします。一つは公的年金の調整の問題、一つは、関東大震災程度の地震がいま発生した場合、その被害の状況の見込みなりあるいは緊急対策、その問題を質問いたします。したがいまして、公的年金制度の調整について約一時間、地震関係について約一時間、二時間時間をいただきましたので、そういう順序で質問いたしますので、関係各省忙しいからそういうふうに時間を配分して御出席願います。  まず第一の公的年金制度の調整であります。現在、わが国で年金制度が諸外国に比べて立ちおくれておることは、言うまでもありません。私が申すまでもなく、昭和四十二年の七月二十五日に、総理府におきまして、公……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/07/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私も各公述人に質問をいたしたいと思います。  貴重な時間を、せっかくおいでになりましたので、お忙しいと思いまするが一、二問ずつ質問いたします。  まず、佐藤公述人でございますが、民鉄協の理事長でございますから、そういう意味も考えながら御質問をいたします。さっき、物価は公共料金抑制では下がらぬということをおっしゃいました。ことばじりをとらえるわけではありません。澤公述人の意見では、貨物輸送のために運賃及びコストで十兆円もかかるのであるから、この貨物が、鉄道の貨物が運賃を上げれば当然トラック運賃も上がるであろう、したがって二四%のアップというのは物価に相当影響するという、そういう公述が……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/04/06、9期、日本社会党)

○小柳勇君 日航の社長にはお忙しいのにありがとうございました。  実は、日航から去る三月十四日に「安全運航確保のための業務改善具体策」というのをいただきました。これをいただきましてすぐ運輸委員会のほうには質問通告を出したのでありましたが、予算委員会の開会中で開けませんので、本日機会を得ておいで願ったわけであります。したがって、日航の社長を中心に航空の事故防止対策及び起こりました事故のその後の処理、そういう問題を中心に質問いたしまして、あと現在の日本航空株式会社法に対する社長の見解も聞いて、今後どのようにして日航が発展していくのか、そういう見解をもお聞きしたいところであります。  まず初めに、先……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この前、予算の一般質問で質問しました自家用トラックの増加に伴う物価問題、こういうことで質問するのでありますが、本題に入ります前に一つ質問をいたします。  それは、けさの新聞に値上がり衣料不買運動のために、消費者団体が不買運動をきめた、それは通産省もあるいは経済企画庁も支持して誘導しておるような印象ですが、これに対して政府として積極的に経済的援助でもして、この運動を活発にするお考えはあるのかどうかお聞きしておきます。
【次の発言】 不買運動は、われわれも過去にやったことがありますが、なかなか成功しないんですが、そこでいまの商品投機の摘発を総評などやろうとしておるのですが、これもいまの……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会公聴会 第2号(1974/04/01、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私、大木公述人と、それから逸見公述人に三問質問いたします。  一つは、いまの春闘で、もちろん大幅賃上げやスト権の問題、あるいは最低賃金制など、労働者の今後の問題については当然この解決に努力されるのは至当でありますが、いまの国民的な課題です、それもたくさん項目があります。この春闘が終結するには、これとこれだけはどうしても国民的な課題を解決しなければならぬと、そう決意しておられるものがあろうかと思います。で、ゼネスト体制を控えながらの非常に重要な時期でありますし、国民の前に、国会を通じて、これとこれとはどうしてもいわゆる春闘の中で解決する決意ですよと、そのことを明らかにしていただきます……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1974/04/04、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、公的年金の総合調整の問題について、先般の総括質問のあとを受けて質問いたします。先般の総括質問のときの速記録を拝見いたしまして、総理の答弁もしどろもどろでございまして、とるべきところもない。また、総務長官は前向きの答弁でございましたけれども、時間がなかったものですから、深く質問していません。したがって、この総括質問のあとを受けて、少し具体的に深く質問していきたいと思います。  御存じのように、現在の日本の公的年金は、十の省庁に分かれておってばらばらでございまして、スライドの制度の問題なり、最低保障の問題なり、あるいは給付額自体もばらばらでございます。また、国家公務員、地方公務員……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 昭和海運の社長さん、ありがとうございました、お忙しいところ。  私は、日本海運の、現在の海運企業の実態について質問をいたしますが、時間が限られておりますから――ほんとうは根本的にもう少し論議しなきゃならぬと思うんです。きょうはわずかの時間ですから、部分的にやる以外にありません。ほんとうは、総括質問か一般質問で政府に対してこれは質問しなければならぬ問題でありますが、きょうはここに時間を与えられまして、与えられた範囲内で質問いたしたいと思います。  計画造船に加えまして、現在、日本の海運企業というものが世界に劣らない発展をしてまいりました。ところが、最近に至りまして、急に海外売船が多く……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣並びに関係者、春闘でたいへん御苦労でございます。  冒頭に、春闘の解決に対して労働省としてどんなに取り組んでおられるか、その問題をまずお聞きいたします。
【次の発言】 先般、まだ数日前に春闘共闘委の事務局長の大木正吾君を国会に参考人に呼びまして、この春闘を解決するにはいま最小限度どのくらいの問題を解決したらいいのかという質問をいたしました。もちろん全般的なたくさんの要求がありますけれども、これこれはどうしても解決しなければいわゆる国民春闘の解決にならぬという決心があるだろうと、そういうことを大木事務局長にお尋ねして――私はここに記録しているのでありますが、労働省として、ある……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 防衛庁長官にお聞きいたしますが、これは板付基地及び雁の巣基地返還促進協議会からの陳情書です。再三ごらんになったと思いますが、こういうことが書いてあります。「板付基地は福岡空港として発足し早やくも三年目を迎えました。」、米軍から返還されたのでありますが、「九十万市民の生活環境を守るため、残存する基地の返還及び自衛隊機の福岡空港の使用中止等について要請を続けてまいりました。」と、しかしなお、現状としてはそれが達成していない。したがって第一は、「福岡空港の一部に存続する米軍基地の早期完全返還をアメリカ合衆国に対し強く要請し、福岡空港における軍事色を早急に一掃するよう努力」してもらいたい、……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、産炭地振興実施計画について主として質問したいのでありますが、その前に、先般の予算委員会で総括のときに質問いたしましたネオン業者の問題について一、二確かめておきたいので質問いたしますが、四月も三月と同じように制限し、かつ四月、五月、今後の電力制限なり、この種事業の制限についての大臣の御見解をお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 電力料金の値上げとも関連をして、電力の需要制限の問題は原油の縮小ということで一あるのか、あるいはその他に何か事情があるのか、あるいは将来のエネルギーの需要を見通しながら、この際にいわゆる節約的な電力消費をやるというのか、大体根本的な原因は何である……



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データ更新日:2022/12/18

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