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秦豊 参議院議員
12期国会発言一覧

秦豊[参]在籍期 : 10期-11期-|12期|-13期
秦豊[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは秦豊参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院12期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
秦豊[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院12期)

秦豊[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/10/24、12期、新政クラブ)

○秦豊君 しんがりの質問というのはなかなかハンディキャップが多くて、答弁する側もマスコミの取材陣もげんなりしている。そういう中で質問をするわけなんだが、最初に具体的な問題からちょっと伺っておきたい。  例の作業中の日米防衛協力小委員会の下部機構、作戦、情報、後方支援、この三部会の作業の進みぐあい、どこまでまとまったのか。もう一つは作業がまとまる終了見込み、あわせて聞いておきたい。
【次の発言】 間は省いて、要点だけ答えてください。
【次の発言】 ならば、作戦構想も完全に日米間の合意を見たと、こういうことですね。
【次の発言】 だからあなたの答弁が的確でないの、角度が甘いの。どこまで進んだかとい……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/10/31、12期、新政クラブ)

○秦豊君 外務大臣、最近の防衛論議なんですが、私の見方は、一言で言って悪乗り。きわめて意図的。しかもあなたのおひざ元の局長クラスが檜町、防衛庁の参事官クラスあるいは局長クラスとコーラスをしたがる。これも悪乗りというふうに私は見ている。あえてもっと言えば、きわめて意図的なキャンペーン、悪質、こういうふうに見ている。  そこで、生前、大平前総理がたしか逝去される少し前であったと記憶しますけれども、こういうことを言っていらっしゃる。ぼくは国際情勢に悪乗りした防衛力強化ムードには賛成できない、近ごろの議論には昭和二十年八月十五日を忘れたのが多過ぎる、こういう発言をされたわけです。私によれば、大平さんの……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/11/12、12期、新政クラブ)

○秦豊君 総理、何分十分間ですから、アンダンテじゃなくてアレグロぐらいで御協力を願いたいと思うんです。  最初に、例の総理構想の総合安全保障構想、その前段とも言うべき関係閣僚会議、これはそろそろ、臨時国会は何日延長かわからぬが、臨時国会が終わる、来月から予算編成は今度はピークを迎える。その前あたり、たとえば十二月初旬から中旬にかけて開催をされて昨今の防衛論議を束ねる、総理らしいガバナビリティを発揮される場にぜひしていただきたいと思うんですけれども、どうでしょう。
【次の発言】 議題は、まだ煮詰まっておりませんか。
【次の発言】 いま伊東外相が横に座っていらっしゃいます。外務省は例のベトナムに対……

第93回国会 内閣委員会 第4号(1980/11/04、12期、新政クラブ)

○秦豊君 きょうはどうも御苦労さまです。秦でございますけれども、最初に片岡参考人にちょっと伺わしていただきたい。  いま、中曽根康弘さんが言うまでもなく長官でいらっしゃいまして、大方の受けとめ方は、大物長官だから何かやってくれるだろうというムードがちょっと広がった。ただ、行政管理庁長官について申し上げれば、これは、そういうことはむなしい表現であって、大物だろうが小物だろうが変わらない、長官であれば。なぜかといいますと、やっぱり行政管理庁長官といえども、時の官僚の許容範囲が行政管理庁長官のなし得る限度になっているんです。歴代そうなんですよ。先生はもちろん行政学の権威でいらっしゃるけれども、私は門……

第93回国会 内閣委員会 第6号(1980/11/11、12期、新政クラブ)

○秦豊君 私は九州の財務局問題をまず取り上げてみたいと思いますけれども、これは御高承のとおりであって、今度は逆転が演じられたわけですね。五十一年の行革では熊本が福岡にという話であったのが、今回はまさに逆転して熊本に福岡をと、こうなったわけだから、九州ではこれを南北戦争と呼んだわけですね。  それで、私は最初に中曽根さんに伺っておきたいんだけれども、最初は、たとえば当該所轄の大蔵省のある首脳にしても、あたかもいま九州場所だけれども、これはまあありていに言って、横綱と十両の勝負だろうと、こう見ていたわけだ。ところが、ことしの三月十二日ごろにどうやら大きな転機があって、三月二十八日だと記憶しますけれ……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/27、12期、新政クラブ)

○秦豊君 大村長官、足早に帰っていただいて恐縮であったんですが、もう長官になられてかなりになりますし、背の軍隊で言えば一期の検閲はとっくに終わったわけだから、成績優秀かどうかは別として。そこで、ちょっと最初に古典的な設問をあえて長官に一つ二つお答えを願いたい。  大村長官の中では、防衛論議における非常に定型的なパターンがありますね、何から何をどのようにして守るのかと。これは非常に古典的な命題なんですよね。あなたの中ではどう整理されていますか。
【次の発言】 何からがぼやけていますのと、どのようにが全く欠け落ちていますね、重ねて。
【次の発言】 何からというのはなぜ答弁のらち外なんですか。


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 安全保障特別委員会 第閉会後1号(1981/09/03、12期、新政クラブ)

○秦豊君 私は、これから政府がいやおうもなく直面しなければならない北東アジアでのいわゆるTNF、戦域核の配備問題、それから、もし時間が許せば日韓の問題に踏み込んでいきたいと思います。  大村長官、御記憶をよみがえらしていただきたいんだが、あなたはワインバーガー氏に会われる前にハワイに寄られましたね。六月二十七日というのが私の記憶です。そのときに、ロング太平洋軍司令官と会談をされたことも覚えていらっしゃる、紛れもなく。そのときの大きな命題がソビエト極東赤軍の展開、その実態の説明、その最後の方にこういうことがあったでしょう。アメリカもまたソ連に対抗をして核戦力の均衡を保たねばならない、まだ結論は出……

第94回国会 安全保障特別委員会 第3号(1981/04/17、12期、新政クラブ)

○秦豊君 ちょっと委員長。北米局長、恐縮ですが、あなたに通告してなかったのですが。もし可能ならば、頭で聞きますから、ちょっとおっていただけますか。  委員長、失礼しました。  がらっと変えましょうね、がらっと。  日米首脳会談を控えまして、防衛庁としては、外務省としては、総理並びにその周辺には言うべきことはもう全部言ったのか。つまりこの意味は、もうちゃんと設定されているわけだから、防衛庁としてはまだまだ焦点になる防衛問題について言うべき意見あるいは提出すべき資料、こういうものについては総理から何か言われていますか。あるいは、訪米を控えて外務、防衛を含めて日米会談に備えた会談の日程は持たれていま……

第94回国会 安全保障特別委員会 第4号(1981/04/27、12期、新政クラブ)

○秦豊君 外務省、最初に原潜をちょっと伺っておきたい。  「ジョージ・ワシントン」の修理は終わったらしいのですが、損害の程度等についての把握はありますか。
【次の発言】 外務大臣、さっきからずっと伺っていて確認したくなったのですが、連日御苦労と存じますが、しかし、首脳会談を控えてやはり外務大臣としてなすべき余地がまだあると私は思う。もっともアメリカとしては報告のしようがないというデリケートな時期だと思う。しかし、外交チャンネルを通じ大河原氏から、あるいは伊東外務大臣からマンスフィールド駐日大使に等々、さまざまなチャンネルを通じて、場合によっては大村防衛庁長官からペンタゴンの長官にという感じで日……

第94回国会 外務委員会 第4号(1981/04/21、12期、新政クラブ)

○秦豊君 最初に、これ確認の意味で伺っておきますが、一次産品の協定に絡んで一つだけ。  日本はアメリカに次ぐ高額を拠出すると言われていますけれども、一と二を合わした合計額、拠出分担、拠出をする時期、これを確認のために聞いておけばいいと思います。
【次の発言】 わかりました。  それでは一般の問題に移ります。アジア局長お見えですね。ちょっとお座りください。余り愉快なことを申し上げませんので、外務大臣もちょっとこれ、私も愉快な質問とは認識しておりませんので、ただ許しがたいと思っているから伺います。  日本と韓国にまつわる問題ですが、アジア局長、前田現大使の赴任はいつでございましたか。

第94回国会 内閣委員会 第3号(1981/04/16、12期、新政クラブ)

○秦豊君 質問に入る前に、防衛庁長官、取り消してもらいたい。  あなたのさっきの発言はきわめて重大ですよ。これだけ世論が沸騰して、これだけ鋭い非難の対象になりながら、両国関係において、いいですか、いまごろ、この段階の当委員会における答弁で、何ですかあなた、加害者か被害者かわからない、含めて調べるとは何事ですか。予算委員会でそんな一言述べてみなさい。何時間でも審議中断だ。権威ある内閣委員会における答弁において、あなたからあんな話を聞くとは思わなかった。穏当をはなはだしく欠いている。取り消していただきたい。重大な認識の過ちだ、感覚のそごだ、認められない。納得できない。取り消していただきたい。

第94回国会 内閣委員会 第10号(1981/05/26、12期、新政クラブ)

○秦豊君 私が農業問題を質問するのは、これ初めてなんだけれども、まさに歴史的なんだけれども、それにしては質問時間が三十分というのは何とも皮肉だと思いますから、私はテンポ早く質問を投げますから、大臣初め皆さんにおかれては協力あられたいと思います。  いま柄谷委員から指摘があった連続です。大臣、あなた方々で遠慮がちに発言をされておりますけれども、本音は十分わかっています。第二臨調の土光会長が行政改革問題を考えた場合、冷静に、最大のガンは農水行政だとまで言い切っているんですよね。あの人らしいはばかりのない認識と発言だと思うんだが、そんな発言を聞かされる最高責任者のあなたは、この発言をどう受けとめてい……

第94回国会 内閣委員会 第12号(1981/06/02、12期、新政クラブ)

○秦豊君 最初に総理府に伺います。  総理府の今年度予算の中で世論調査関係の費用の総額、それから調査予定項目、分野――ジャンルですね。これをちょっと最初に伺っておきたい。
【次の発言】 遠慮しないでもっと具体的に。  まだ要求が相次いでいるのかどうか。常識的にもうあなた六月でしょう。だから各省とも調整が終わってきていると思うから、具体的にどういう調査をするのかぐらいははっきりできるでしょう、それを聞いている。
【次の発言】 いや、私は、官庁のことだからもう年次計画というのがびしっとあって、いつは何、アイテムも分野も決まっているかと思ったから聞いたんだが、茫漠としていればかえって好都合だが、中山……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 安全保障特別委員会 第2号(1981/11/13、12期、新政クラブ)

○秦豊君 外務大臣、私はまず対韓援助の問題から少し聞いておきたいと思います。  園田さんね、対韓援助については、確かに青瓦台周辺その他に微妙に変化の兆しもあります。特に大統領府の補佐官グループ、許文道を頂点にしたあのグループですが、あと外務部、経済企画院、窓口が多くてなかなか真意がつかめないと思うが、だからこそ外務省もいま天羽氏を派遣している。やがてあすあたり帰ってくるんじゃないですか。  そこで、大臣にまず伺っておきたいのは、たしか国会で述べられた、対韓援助については安保がらみであればびた一文もという、私に言わせれば胸のすくような、まあたんかとは言いませんが、あの大臣の答弁ですね、見解、認識……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/11/11、12期、新政クラブ)

○秦豊君 多忙な大蔵大臣の日程を尊重しまして、質問の順序をがらっと変えまして、まずあなたに。  本特例法案第二章の厚生年金保険の問題、例の国庫負担を四分の一削るという条文の解釈についてまずあなたに伺っておきたい。この削減措置というのは、これは言うまでもなく広く政府の歳出削減の一環であるべきであると、そうでしょう。ところが、後になって削った分に相当する金額プラス遅延利息をつけて返すという場合ですよ、というのであれば、国の財政全体としてはつまりプラス・マイナス・ゼロになると、政府のこの政策の意図がきわめて私は腰だめ的、あいまい、わからぬと思うんだが、まずこの点どうですか。

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/10/15、12期、新政クラブ)

○秦豊君 最初に、中曽根行官庁長官に伺っておきたいことが二、三あります。  長官は、この夏、七月のたしか二十七日だと思いますけれども、矢次さんが主宰していらっしゃる国策研究会で行革に絡んだ講演をされたと思います。御記憶でしょうか。
【次の発言】 私はそのメモをちょっとある機会に拝見しました。むしろあなたのなすった講演、矢次さんがあなたになされた励ましの言葉か、これを絡めて言いますと、行革の全体像か理念のようなものにかかわってくるわけです。つまり明治維新が第一維新だと、敗戦が第二の維新、今行革はまさに第三の維新であると、それぐらいの意気込みで行官庁は取り組んでもらいたいという意味の激励があなたに……

第95回国会 内閣委員会 第6号(1981/10/29、12期、新政クラブ)

○秦豊君 委員会の質問も、私あたりまで来ると大体論点が尽くされてくる。いまも柄谷質問に若干あったんだけれども、私はあえて退職手当の性格にしぼってみたい。また同時に、私は賛成法案でもあるし、四十分マイナスアルファで進めてみたいと思う。  藤井総裁、あなたたしか先日の委員会で退職手当の性格にちょっと触れられまして、私のもし聞き違いでなければ、確かに退手については諸説があると、さまざまあるが、まず給与の後払い説それから長期勤続に対する報償説があって、しぼれば二つですね、どっちかと言えば第二の説の立場の方がより強いと、もし仮に最初の方の後払い説をとった場合には、毎月の賃金と一体どういう関係があるのか、……

第95回国会 内閣委員会 第7号(1981/10/30、12期、新政クラブ)

○秦豊君 せっかくこの無慮十三分を活用しましょう。  総理、これは言うまでもなく自明のことなんだけれども、本法案と行革は実は深々と絡み合っているし、あなた方が熱望している防衛力の増強と行革の進め方は、またこれいよいよもって絡み合ってくる。小さな政府というものと防衛力の一定の水準というのは、本来二律背反なんです。それほど国家財政は硬直の極に達している、これが私どもの認識。したがって、あなた方は相当むずかしい局面に来年度以降追い込まれていくであろうと私は思う。  そこで、具体的な質問だけれども、総理、いま吉田茂総理の再評価ブームで少しにぎやか過ぎるけれども、保守本流と言われる系譜に列する人々は、在……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 安全保障特別委員会 第3号(1982/04/16、12期、新政クラブ)

○秦豊君 渋谷先生、恐縮です。  官房長官、ミッテラン絡みの厳しい日程を縫っていただいて恐縮です。  端的に伺いますけれども、昨年鈴木総理がワシントンでされた発言の中で、特に例の一千海里シーレーン防衛論につきましては、日本政府の判断と反応はともかくとして、公約ないし準公約としての受けとめ方が大統領から一下院議員、上院議員に至るまでの平均的反応です。日本政府としてはそれでよろしいのかどうか、その辺をまず官房長官に政府サイドとして伺っておきたい。
【次の発言】 非常に明確な御答弁だと思います。同盟国の義務というよりは自助努力である、判断はそれでいいと思うのです、まさにシーレーンは。先般のナショナル……

第96回国会 安全保障特別委員会 第4号(1982/08/04、12期、新政クラブ)

○秦豊君 がらっと変わりますが、私の場合は。  官房長官、最初にちょっと確認しておきたいのです。今度のこの五六中業ですが、これがなぜ国防会議の場で確たる決定にならないで了承にとどまったのか。私はかつてそういう例を知らないので、冒頭に念のために確認をさしていただきたい。
【次の発言】 官房長官、政権中枢の取り決め決定、デシジョンメーキングとしては私非常に許されないような雑駁さであるとまことに失礼ながら思うのです。つまり国防会議は防衛政策、一国の装備計画の最高方針を決める場の一つだ。もちろん国会のチェックポイントはありますよ。それが了承にとどまったのはなぜかと聞いた私の真意は、ではちょっと角度を変……

第96回国会 安全保障特別委員会 第5号(1982/08/10、12期、新政クラブ)

○秦豊君 外務大臣、私できょうは終わりですから、もうすぐです。  朝から教科書問題やっておりますけれども、私はあえて球筋を変えてみたいと思います。外務大臣、あなたの歴史観にかかわりますけれども、柳条溝以来の十五年戦争についてはわが国の方がむしろ被害者であったというふうなことはよもやお考えではないでしょうね。
【次の発言】 なるべく間を省いていただいて、大臣結論を伺いたいのです。
【次の発言】 政府は、特にあなたは間接叙法と言うのですね、これを。直接認めることによる責任の波及を恐れていらっしゃるとは思わないけれども、私は端的に伺っているのです。  国際常識、理念の、通念の常識として、私の申し上げ……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1982/04/23、12期、新政クラブ)

○秦豊君 きのうあたりから本法案をめぐる雲行きがかなり微妙になりまして、ある紙面では「風雲急」「新自ク、賛成表明へ」「警戒強める公・民「自民、強行採決しかねぬ」」など、かなり物騒だけれども、ずばりポイントをついた見出しが躍っておるわけです。  きょうは前回の同僚前島委員の残り時間を私が消化いたしますけれども、念のために、申し上げるまでもないと思いますけれども、私のきょうの三十九分によって新政クラブの質問がすべて終わったわけではなくて、たまたま一巡目が終わろうとしているという段階にすぎないと思います。  そこで発議者に伺いますけれども、去る十九日に鈴木総理が自民党の首脳をお呼びになって、幹部をお……

第96回国会 内閣委員会 第2号(1982/03/23、12期、新政クラブ)

○秦豊君 最初に防衛庁、いまの委員長発言を特に留意してください。  ソビエトのバックファイアの最近の動向についてちょっと伺っておきたいが、ウラジオ周辺を含めた極東への配備数に変更があったのかどうか。それから、昨年から実施をしているらしい沿海州、千島列島それから太平洋方面、この方面への訓練飛行の頻度、これは最近どうなっているか。また、何を目指した訓練飛行なのか、知るところがあれば述べてもらいたい。
【次の発言】 配備数はふえていないわけね。
【次の発言】 バッジXとポストナイキの問題を少し確認しておきたい。  一昨年十一月二十七日の当委員会で、私の質問に対して塩田さんが、バッジXは五十六年度には……

第96回国会 内閣委員会 第5号(1982/04/01、12期、新政クラブ)

○秦豊君 伊藤長官、いま霞が関の各省庁は国会終了直後の高級幹部の人事異動をめぐってもう内定期に入っている。ところが、ひとり六本木檜町かいわいのみは逆にある意味の臨戦態勢ね、ハワイの事務協議、続く伊藤訪米、これが終わるまではもう現体制でやる以外にないと、川の真ん中で馬は乗りかえられぬというふうな心境のようだし、体制のようだし、常識的にはぼくはそうであろうと、しばらく塩漬けでしょう、違いますか。
【次の発言】 その答弁でいいんですよ。私はきょう本論はシーレーンに当然集中したい。しかし、これは国家の総合安全保障に関するし、一防衛庁マターではない、政府マターである。したがって宮澤官房長官の出席を求めて……

第96回国会 内閣委員会 第8号(1982/04/20、12期、新政クラブ)

○秦豊君 恩給法もきょうで二日目でありまして、しんがりの私のところまで参りますと、先輩同僚議員の勉強によってほとんどの論点は尽くされております。あとの焦点は、与党の皆さんが、後ほど提案されるであろうわれわれ野党の共同提案修正案に卒然として歩み寄るかどうかが最大の焦点であって、あとはほとんど尽くされている、こう思います。それは、後ほど先輩議員から提案があるはずでありますけれども、私は与えられた時間が六十分でありますが、なるべく六十分マイナスアルファという感じで恩給法そのもの、それからその解釈をめぐる問題、これを総理府と法制局長官にもっぱらお伺いしたいと思います。  私の質問の大前提としまして、事……

第96回国会 内閣委員会 第12号(1982/07/06、12期、新政クラブ)

○秦豊君 きょうは、私としましては大変たっぷりした時間を珍しく与えられておりますので、ひとつじっくりと中曽根さんの久々の答弁も伺ってみたい、こう思います。法案に即した具体的な質問は後ほどまとめて政府側に伺いたいと思いますが、その前に、中曽根行政管理庁長官にホットな私の疑義をただしておきたいと思うんです。一これは、まあホットといっても非常に新しいわけであって、あなたがきのうある経済団体で発言をされた、表向きはオフレコ発言となっているんだが、広くマスメディアに伝播されている。で、焦点は行政改革の眼目であるとあなた自身がとらえていらっしゃるらしい国鉄改革の成否を左右しかねないような仮称国鉄再建監理委……

第96回国会 予算委員会 第3号(1982/02/17、12期、新政クラブ)

○秦豊君 ファントムに入る前に、外務大臣と官房長官にちょっと伺いたいことがあります。  それは日本と韓国の経済協力問題でありますけれども、いよいよあすから第二回の実務者会談が開かれます。ところが、それに先立った櫻内発言が看過できない。それはつまり、せんじ詰めて言えば、政治決断で総枠提示という櫻内さんの発言なんです。このことは、前任の園田外相を引き合いに出すまでもなく、プロジェクトごとの積算積み上げ、厳重な審査という在来の日本外務省 方針を大幅にこれは転換するものではないかと私は考える、したがって看過できないと言っているんだけれども、私はこの問題は例の安保絡みの論点もあり、急ぐべきではないという……

第96回国会 予算委員会 第15号(1982/03/26、12期、新政クラブ)

○秦豊君 何さま無慮九分ですからね、答弁の方も九分的なテンポに合わせていただきたい。アンダンテじゃなくてアレグロぐらいで願いたいと思います。  外務省にまず伺いますけれども、ODA全体の中で北東アジアへの援助というのは何%くらいになっているのか、それが第一点。もう一つ、また韓国への円借款ですね、それは北東アジアの中でどんな比率なのか、これをまず。テンポを早くやってくださいよ。
【次の発言】 御協力に感謝をします。  いま日韓双方の作業は現在そのプロジェクトをめぐってどこまで煮詰まっているのか、逆に言えば何がどのように残されているのか、この点はいかがですか。


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 安全保障特別委員会 第3号(1983/04/11、12期、無党派クラブ)

○秦豊君 お疲れでしょうが、これで終わりますから、北村さん、ちょっと確認さしてください。  いま柄谷委員に対するあなたの御答弁の中で、自衛隊にはかなりむだがある、見直せば財源が浮いてくるだろうと言われた真意は、海出身のあなたとして、たとえば陸上の大幅削減、海空重視を貫くという思想が根底にあり、そういうことを意図されたものですか。
【次の発言】 国政全般ね。
【次の発言】 それからもう一つ、さっきたしか八個護衛隊群が望ましいという意味に私は聞こえたんですがね、これは一体どういう見積もりを踏まえたものですか。
【次の発言】 それから、念のためですが、海幕がかつて分析班でデータを出しましたね、一定の……

第98回国会 安全保障特別委員会 第4号(1983/05/16、12期、無党派クラブ)

○秦豊君 外務、防衛に入る前に、レフチェンコ証言問題について警察庁側に一問だけ聞いておきたい。御出席ですね。  外務省は、すでにこのレフチェンコ問題なるものについての調査を打ち切ったと聞いておりますが、衆議院側はあすにも議運レベルの訪米調査団の派遣も考えているやに聞いている。しかしこの問題の場合の大前提は、特に私における大前提は、CIA側に完全コントロールされている亡命スパイのいわゆる証言という括弧つきで私は受けとめているのだけれども、この段階で警察庁側に改めて、だから、伺っておきたいんです。つまり政府内部にも若干感じの受けとめ方の差があるんだけれども、警察庁としては改めてこの段階で今後の捜査……

第98回国会 決算委員会 第7号(1983/04/18、12期、無党派クラブ)

○秦豊君 二十五分間だから、答弁側も二十五分的テンポでお願いしたい。  まず外務省、対韓経済援助問題。  いま対韓経済援助の交渉は実務的にどこまで進んでいますか。つまり、煮詰まっていますか。
【次の発言】 経過を簡潔に。
【次の発言】 そうしますと、実務的というか、実際的な中身の詰めは四月中に固まる。  では、五月には外交慣例によって交換公文の取り交わしというようなテンポで進んでおりますか。
【次の発言】 あなたの御答弁を演繹すれば、では、五月が無理でも対韓経済援助についての交換公文は六月下旬も含め七月は大いにあり得ると、こういう理解でよろしいですか。

第98回国会 内閣委員会 第5号(1983/03/24、12期、無党派クラブ)

○秦豊君 まとまった質問は予算委員会の締めくくり総括があるから、きょうは断片的な質問をしてみたいと思います。  まず、海峡封鎖に関連しまして防衛庁、アメリカ軍単独による海峡封鎖、たとえば宗谷海峡などの封鎖作戦に当たって、アメリカ側から日本政府あるいは自衛隊に対して警戒、哨戒、護衛等の具体的な協力を要請された場合には一体どんな対応があり得るのでしょうね。
【次の発言】 すでに今国会の審議で、日本有事でなくてアメリカが単独でというところまでは政府は一歩踏み込んだわけだ。  そこで伺っているんだけれども、これは日本有事の大前提ではなく、中東またはその他の極東地域における有事の際にと、改めて聞き直しま……

第98回国会 内閣委員会 第12号(1983/05/19、12期、無党派クラブ)

○秦豊君 きょうの質問の前に念のために戦後の行政改革の歴史を一応引っ張ってみたんですが、長官もこの時代の記憶はどうかわかりませんが、敗戦直後の東久邇内閣から幣原喜重郎内閣、それから第一次の吉田茂政権、この間非常にめまぐるしくて、二十年の八月十七日から翌年の十月二十七日までの間に内閣が三段跳びしまして、それでそのころに戦時行政機構の廃止問題を抱えまして三内閣を縦に貫いた改革が行われた。もしこれを第一回の行政改革に算入するならば、現在の中曽根内閣の行政改革は十七回目になるわけですよ。それぞれ時代の年輪を刻み込んでいるわけですけれども、私の概括的な印象は、残念ながらどの場合にも総論あって各論なし、理……

第98回国会 予算委員会 第14号(1983/04/01、12期、無党派クラブ)

○秦豊君 中曽根総理、総理の基本的な認識の中では、防衛計画の大綱というのは不磨の大典のごときものか、あるいは非核三原則のような国是にも当たる重い恒久的な重要な方針の一つと、このようにお考えですか。
【次の発言】 かなり微妙なニュアンスがにじみ出しております。  では総理、さらに聞きますが、防衛計画大綱の水準というのは、わが国が備えるべき戦力の上限とお考えか、それともとりあえず何としても到達をしたい最低限、つまり下限とお考えですか。
【次の発言】 総理、これは総理にお答えいただきたい理由があります。昨年八月四日、参議院安保特、当時の宮澤官房長官、秦に対する答弁の中で、大綱水準の戦力は、これはわが……

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/04/04、12期、無党派クラブ)

○秦豊君 中曽根総理、あなたは大変足速でいらっしゃるし、しかもかなり大またでいらっしゃる。そのために在任四カ月半にして国民との隔たりは、特に防衛問題については大きくなる一方だと、私の認識ですが、いかがです。
【次の発言】 それはマスコミ用語では軌道修正というのですが、客観的には毎日新聞調べ三月二十一日、中曽根内閣の防衛姿勢に不安七二%、これが現実です。あなたのイメージチェンジにかかわりはない。これをどう思われますか。
【次の発言】 大方の世論を癖と切り捨てる感覚に問題が大きいが、総理は防衛については国民の間にどのような合意がすでに形成されているとお考えでしょう。


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各種会議発言一覧(参議院12期)

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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 外務委員会、内閣委員会、安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1981/06/01、12期、新政クラブ)

○秦豊君 鈴木総理は外交音痴であって、魚のこと以外には感度ゼロであるというふうな、まことに失礼な論評が横行する中で、私は、決してそういう認識は持っていない一人です。むしろ訪欧とサミットを控え、長期政権に向かって堂々と胸を張って歩いていらっしゃる、いまや国際政治家の一人というイメージであなたに聞きますがね、これは午前中の確認です。  あなたは、終始一貫、平時、有事を問わず非核三原則を堅持すると、剣で鍛えた胸を張っていらっしゃる。しかし、日米同盟路線、日米共同作戦、そして、日米を基軸とする国の方向という方向は、まさに非核三原則等との絶対矛盾ではないのか。その点はあなたの俊敏な頭脳ではどのように整理……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、内閣委員会、地方行政委員会、大蔵委員会連合審査会 第3号(1981/11/26、12期、新政クラブ)

○秦豊君 大蔵大臣に最初に伺っておきたいと思いますが、渡辺大蔵大臣、税制調査会はすでに始まっています。いろんな構想が打ち上がっています。その中で私が伺いたいのは、来年度からの増税ないし新税構想と言われる八つ近い項目の中で私が伺いたいのは広告税です。これについてはかなり必須なものとして大蔵側としては相当の執着を示しているのか、あるいはそれほどでもないのか、この辺はどういうお考えでしょうか。
【次の発言】 けれども、大蔵大臣、すでにかなり党内でも論議の積み重ねがあったわけですから、大臣個人としてはかなり魅力のある財源構想の一つというふうな受けとめ方でしょうか。

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/11/20、12期、新政クラブ)

○秦豊君 最初に、文部省に確認をしておきたいわけですけれども、財団法人日本美術刀剣保存協会というのがありますけれども、そこと文部省との法的なつながり、行政指導上の日常のつながり、これはどうなっています。
【次の発言】 そのとおりだと思います。  事柄は文教行政の一環であることは、いまの長官の御答弁で明らかでありますが、日本刀というのは、言うまでもないことですけれども、きわめてすぐれた民族遺産である。またその美しさ、気品あるいは力強さ、あらゆる意味で美術工芸品としても、伝統文化としても最高の水準にあると私は思っている。だからこそ、現に百数十万の愛刀家が存在しているし、いまもなお百数十人の現代刀工……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 社会労働委員会、内閣委員会、地方行政委員会、文教委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(1982/07/08、12期、新政クラブ)

○秦豊君 この法案は、衆参両院の審議を経て、しかも大詰めともなると、われわれの質問点に若干の重複が出るのは避けがたい。なぜかと言いますと、これまでの審議を通ずる政府側の答弁に必ずしも説得力がない。これがまず一番大きな原因であると心得て答弁をしていただきたい。  私のまず取り上げておきたい問題は、質問時間が延々十八分もあるから(笑声)、厚生省に集中をしたい。  私なりに考えてみた場合のこの法案の基本的な矛盾点ですね。矛盾点はたくさんある、矛盾だらけだけれども、あえて一つ選んでみると、たとえばおたくからいただいた資料、社会局のデータ、老人健康調査、これを想起していただきたいが、七十歳以上の老人の中……



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データ更新日:2022/12/18

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