このページでは青木薪次参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○青木薪次君 私は、日本社会党を代表いたしまして、中曽根総理大臣に質問いたします。単なる総論でなくて、国民が最大関心を持っている幾つかの緊急の課題であります。包み隠さず本音で語り、真意で答えていただきたいのでございます。 まず最初に、十月十二日、いよいよ歴史的なロッキード判決が行われます。新聞その他マスコミの情報によりますれば、有罪説が濃厚であります。田中角榮元総理を初めといたしまして、汚職の政治構造に断罪が下されるのであります。政治は力なり、力は金なりといった論理に別れを告げるという意味で内外の注目を集めているゆえんでございます。野党はそろって田中角榮氏に対しまして議員辞職勧告決議案を提案……
○青木薪次君 ただいま議題となりました奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、奄美群島及び小笠原諸島の特殊事情にかんがみ、これらの地域の振興開発または振興を図るため、奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の有効期限を五カ年間延長して、新たに奄美群島振興開発計画の策定及び小笠原諸島振興計画の改定を行い、これらに基づく事業を推進しようとするものであります。 委員会におきましては、奄美群島並びに小笠原諸島における計画に基づく事業の成果と今後の方向、産業、教育文化……
○青木薪次君 ただいま議題となりました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、公共土木施設に係る災害復旧事業費の国庫負担制度の改善合理化を図るため、国庫 負担対象施設の追加、一箇所工事の採択限度額の引き上げ及び範囲の拡大並びに剰余金使用手続の簡素化等を行おうとするものであります。 委員会におきましては、大東水害訴訟の最高裁判決と今後の治水行政のあり方、本法施行に伴う地方公共団体の財政負担の増減、改良復旧制度の活用等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終わり、……
○青木薪次君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国の補助金等の臨時特例等に関する法律案について、総理並びに関係大臣に対し質問いたします。 まず、過日の日米会談について伺います。 中曽根総理は、先週末、サミット調整と経済摩擦解消を理由に訪米されました。キャンプ・デービッドでのロン・ヤス会談と歓待は、派手好みの総理にとって満足すべきものであったでありましょう。しかし、会談を通じて、中曽根総理自身が米国に約束し、背負った課題は極めて重いと言わざるを得ません。総理は、いわゆる前川レポートに沿い、日本の経済体質を輸出依存から内需中心、製品輸入拡大の方向に改めることを約束し、……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
去る七月十八日の本会議におきまして建設委員長に選任されました青木薪次でございます。皆様方の御協力をいただきまして職責を全ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩崎純三君、堀内俊夫君、増田盛君及び村田秀三君を指名……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、先国会閉会中に当委員会が行いました委員派遣……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第一号線引きの見直し等に関する請願外三十一件を議題といたします。 本委員会に付託されております請願は、お手元に配付のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一五三三号中央自動車道長野線・関越自動車道上越線の建設促進に関する請願は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第一号線引きの見直し等に関する請願外三十件は保留とすることに意見が一致いたしました。 以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○青木薪次君 青木であります。
中西総務長官は非常に熱心な長官として、長官就任後早速沖縄を訪問されたと新聞報道されまして、私も部屋が隣でありますからその意味でも敬意を払っておるのでありますが、特に長官が沖縄を訪問されて気づいた点、特に強烈な印象を持たれた点、その他今後に対して、今も予算の説明があったわけでありますが、この予算上の点等について、特に配慮されたこと等について御答弁を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 私は選挙区にも全く関係がない沖縄北方問題を相当期間選んでいるということは、沖縄がやはり日本本土に対して第二次世界大戦のときも献身的な犠牲的役割を果たしたという、この重大な犠牲……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
岩崎純三君が一たん委員を辞任されましたため、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩崎純三君を指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、この旨の調……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十一日、岩崎純三君が委員を辞任され、その補欠として増岡康治君が選任されました。
また、昨二十六日、服部信吾君が委員を辞任され、その補欠として白木義一郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
岩崎純三君が委員を辞任されたため、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨三十日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明につきましては去る二十七円に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分再開することとし、休憩いたします。
午前十一時四十六分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十一日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。
また、昨五日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として稲村稔夫君が選任されました。
【次の発言】 ここでご報告いたします。
去る四月三日、予算委員会から、本六日及び七日の二日間、昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告申し上げます。
昨六日、稲村稔夫君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として松本英一石及び山中郁子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日、日本道路公団、住宅・都市整備公団及び日本中央競馬会の役職員を参考人として出席を求めたいと存じます……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月七日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任をされました。
【次の発言】 公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。水野建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
速記をちょっととめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 午後一時二十五分に再開することとし、休憩いたし……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二十四分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。
質疑を続けます。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 上田委員、時間が来ましたから最後にしてください。
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
関西国際空港株式会社法案について、運輸委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会は本日午前十時から開会されることとなっておりますので、御了承願います。
本日はこれにて散会いたします。
午前九時四十三分散会
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
都市緑化促進法案を議題といたします。
発議者藤原房雄君から趣旨説明を聴取いたします。藤原君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は……
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 水野建設大臣、今のことについて答弁してください。
【次の発言】 では、国土庁長官の来たときに一問だけ村田委員に発言を許します。
【次の発言】 先ほどの村田委員の補充質問を許します。村田君。
【次の発言】 防衛庁いますかな、防衛庁。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後四時十六分散会
○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第二八号尾瀬の水の広域的運用に関する請願外百六十一件を議題といたします。 本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一九〇二号昭和五十九年度公共事業の上期前倒し執行及び下期事業量の確保に関する請願、第一九〇三号第四次全国総合開発計画策定における豪雪地帯振興対策確立に関する請願及び第五九一五号町村の実施する公共下水道の整備促進に関する請願外八十七件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に……
○青木薪次君 関連質問をいたしたいと思いますけれども、今も発言がございましたように、観測の予知体制、観測体制というものが全くなっていないということが言えると思うんです。私はかつて災害対策委員長もやったわけでありますけれども、大規模地震対策特別措置法で東海関係六県が指定されているわけでありますが、特にこの観測の強化地域にはこの地域はなっていない。 それから観測の関係では、観測体制のいわゆるコクのある観測体制ということになりますと、地震計があるでしょう。その地震計の中にも強震計、震度計とか微小地震計から海底地震計に至るまで地震計が備えられなければならない。あるいはまた、体積のひずみ計とかあるいは……
○青木薪次君 青木であります。 第一班は、八月二十日から三日間にわたって、小山委員長、増田理事、古賀委員、馬場委員、山中委員と私が参加して、本年七月に発生した長野市の地すべり災害、及び昨年九月の長野県西部地震災害の復旧状況、上高地の砂防事業、中部地方における道路事業等を調査してまいりました。 以下、主な事項について報告いたします。 まず、長野県の概況について簡単に申し述べます。 長野県は、全国第四位の広さを保有し、また工業出荷高が五兆円を超え、全国平均を上回る伸びを示すなど、急速に工業県に変貌しつつありますが、県土が南北に長く、山脈によって県内の経済圏が分断され、交通網の整備がおくれて……
○青木薪次君 私は、木部建設大臣に所信をお伺いいたしたいと思うのでありますが、木部建設大臣は私のうちのすぐそばの出身でありまして、質問すること自体について大変ある意味ではちゅうちょするし、それから木部建設大臣は人柄も立派で非常に小まめな人でありますし、地元も木部さんが大臣になった、しかも建設大臣になったということで大変喜んでおりますが、国民の立場から考えますと大臣、やっぱり正すべきところは正さなければいけないという立場に立ちまして、まず第一に、水野前建設大臣は建設諸行政に対する公共事業費を中心といたしまして大蔵省との折衝や、あるいはまた各地における各種会合等におきまして、今後の社会資本の創出に……
○青木薪次君 本格的な道路整備に関する論議は別に後で法案も準備されているようでありますので、時間の関係もありますので、私は今回の、今大臣から趣旨説明のありました二百六十九億円問題を中心といたしまして、この法案を提出するに至った目的というものと理由についてまず質問いたしたいと思います。 近年の財政抑制によって各種の社会資本の整備率が極端におくれてきているわけでありまして、道路整備五カ年計画についてどのような状況にあるか、まずこの法案の提案した目的、理由、それから社会資本整備計画、特に道路整備五カ年計画の進捗状況についてひとつ明らかにしていただきたい、このように考えております。
○青木薪次君 青木であります。 住宅着工の統計を見てまいりますと、最近の住宅建設は持ち家系の住宅が非常に減少しております。そして、貸し家住宅が急速に伸びてきているわけであります。実は、賃貸住宅ブームとさえ言われているわけでありますが、最近のこの賃貸住宅の好調原因というものをどういうように建設省として見ているかということは非常に大きな問題だと思うのであります。 ちなみに、五十七年には持ち家が五十八万四千百八十二軒、貸し家が三十一万五千四百四十八軒ということであります。五十八年には持ち家が四十七万八千八百三十三軒、少しずつ落ち込んでまいりました。それから貸し家が三十九万四千四百九十五軒というこ……
○青木薪次君 大蔵省を呼んでおったのでありますが、理財局次長おりますか。――大蔵委員会でもダブって質問があるようですから、先に取り上げます。 私は、中曽根内閣の最も大きなテーマでありますところの民間活力の活用という問題について先に質問をいたしたいと思います。 今、申し上げましたように、政策の一番大きなテーマとして取り上げられておりますけれども、その中心は都市再開発、環境整備、そして他の公共事業だということになっているわけでありますが、建設省の役割は極めて大きいと思います。建設省はこれまで開発をしやすくするための宅地開発要綱の緩和とか、あるいはまた用途地域の見直し等の規制緩和を図ってきたわけ……
○青木薪次君 私は、質問に入る前に木部建設大臣に対しまして、今問題になっております対外経済摩擦の解消をめぐりまして、海外から市場開放と並んで内需の拡大を迫る声が非常に強くなってきているわけであります。安倍外務大臣がOECDに出られて、その後アメリカに寄ってシュルツ・アメリカ国務長官と会談をされた際にも、日本の黒字基調というものは輸出の規制とかなんとかという問題だけではない、日本のいわゆる内需拡大という方式をやらなかったらこれは永久に続くのだ、したがってアメリカの景気がよくなったとか日本の景気が上向いたとかいう問題以外に、この問題については日本のいわゆる公共投資の問題とか、あるいはまた減税もやる……
○青木薪次君 私は冒頭に大臣に見解を伺いたいと思うのでありますが、住宅政策の拡充を図るためには、何といっても住宅基本法の制定が必要だと思うのであります。この点については前回の改正時等における衆参の附帯決議にも盛られているわけでありまして、各方面からも要望されておるのであります。 前回の改正時の国会論議では、臨調の結論を待って検討したいと答弁をされているわけでございます。臨調答申も出た今日の段階において、住宅基本法の制定は一体どうなっているのか。国の責務をきちんとしてもらいたい。検討中ということだけでは済まされないということになっているわけでございます。 昭和五十七年でしたか、我が党の大木正……
○青木薪次君 青木でありますが、時間がありませんので、簡潔に要領よく御答弁をお願いいたしたいと思います。 半島振興法案については、昨年の国会で自民党の有志議員によって一度提出され、我が党もこの案については賛成なのでありますが、私はあの当時こちらの参議院の建設委員長としていろいろ皆さんと相談をいたしてまいりました。突如として衆議院の提案者であるべき人がいなくなってしまったというようなハプニングがありまして大変問題になったわけでありますが、いろいろ論議されたようであります。衆議院建設委員長の提案という形で法案がまとめられたことについて、行財政改革と称しまして大変弱いところに犠牲がしわ寄せされがち……
○青木薪次君 現在の日本経済が輸出主導型で成長を続けまして、貿易収支が大幅な黒字を続けている状況にあることは御案内のとおりでありますが、諸外国から強い反発を受けておることも御承知のとおりであります。そこで、我が国の経済運営を何とかして内需に重点を移して経済発展を持続していくということが極めて大きな政治課題となっているわけでございます。 内需の振興となりますと、個人消費や民間設備投資、そして住宅投資、公共事業とあるわけでありまするけれども、住宅と社会資本は諸外国に比べまして極めておくれた分野でもあるし、我が国の経済社会の発展を図る上でこれらを拡大することが最も重要なことだと私は考えているわけで……
○青木薪次君 私は、議題となっております地方公共団体の事務に係る国の関与等の整理、合理化等に関する法律案について、主に建設省並びに国土庁関係の事項について若干お伺いいたしたいと思っております。 まず、総務長官にお聞きいたしたいと思うんでありますが、この法律案は、地方公共団体の自主性を尊重いたしまして、事務運営の簡素化を図る観点から、地方公共団体の事務に係る国の関与、必置規制、それから許認可等の整理合理化を行おうとするものでありますけれども、全体像を把握する意味から、国の関与並びに必置規制、許認可等が国全体でそれぞれ何項目あるのか、そのうち行革審等で廃止あるいは緩和すべしと指摘されたのがそれぞ……
○青木薪次君 私は、まず大臣に質問いたしたいと思うのでありますが、来年度の住宅対策は内需拡大策の柱として、またこの第五期住宅建設五カ年計画のスタートの年として特に重要な位置づけが必要だと思うのであります。その意味があってか、六十一年度の概算要求の住宅対策を見てまいりますると、国費ベースでは伸び率ゼロに終わっているのでありますが、事業費ベースでは一・一〇倍と他の事業予算に比べて大きく伸びているわけであります。 住宅建設計画の戸数でも四万戸増を要求いたしておるわけでありまするけれども、その中身を検討いたしてまいりますと、結局のところ住宅金融公庫の事業費や融資戸数をふくらませた結果であって、住宅対……
○青木薪次君 私は、まず地代家賃統制令の廃止について質問いたしたいと思うのであります。 政府は、今国会に提出している許認可の一括処理法案の中で地代家賃統制令の一部改正を行いまして、六十一年十二月三十一日限りをもって効力を失わせることとしているのでありますけれども、現在なお住宅総数の三%に相当する百二十四万戸もの対象戸数が存在して、その影響するところが大きいのであります。地代家賃統制令の廃止を許認可の整理という政策的判断を伴わない行政手続の簡素化法案の中に繰り込んで一括法として国会に提案することは了承することができないのであります。何ゆえ許認可整理法案の中に入れて提出したのか、その間の経緯を説……
○青木薪次君 今大臣から御提案のありました、昭和五十九年度において二百九十九億円の決算調整額が生じたわけでありまして、これを一年早めて道路整備に充当しようというものであるわけであります。補正予算の関係については、昨年の十月十五日に決定されました内需拡大策、これに基づくものであるわけでありますが、最近の経済の状況というものは内需拡大の必要性というものを、これはもう今までも言い尽くされてまいりましたけれども、今度は演説だけじゃいけないということだと思うのであります。 今回の二百九十九億円を含めまして、建設省関係補正予算の概況についてちょっとおっしゃっていただきたいと思います。
○青木薪次君 この法案は花と緑でありますから、余りむきになって議論するような話ではないし、なるべく内容を添えたものにしていきたいという立場に立ちまして質問をいたしたいと思います。 大阪は我が国第二の大都市でありますのでそういう意味で京阪神の中心的な都市であり、昨年の筑波の科学博覧会に次いで昭和六十五年に開かれることになったようでありますが、大阪で開かれるようになった経緯というものは、今私が申し上げた、いわゆる我が国第二の都市であるという立場から、立地条件全体の立場から、あるいはまた鶴見緑地というものが大阪のすぐそばにある、こういったような問題のもとに大阪に決められたのかどうなのか、その経緯に……
○青木薪次君 私は、まず冒頭に大臣に御質問いたしたいと思うのであります。 第四次の都市公園等整備五カ年計画によりますと、総事業規模は三兆一千百億円で、第三次計画に比べまして八%の伸び率となっているのでありまするけれども、中身に二つの問題点があるのであります。 一つは、調整費を非常に大きくふやしております。第三次五カ年計画の五十六年から六十年までの額でいきますと千九百億円、これが第四次五カ年計画でいきますと五千七百億円となっているわけでございます。したがって、調整費を除く実質的な事業規模では、前期計画の二兆六千九百億円から二兆五千四百億円に今度はダウンするという内容になっているわけであります……
○青木薪次君 建設大臣、参議院は、交通安全対策特別委員会がなくて、所管の委員会としては建設常任委員会でやらざるを得ないわけですから、本来なら当然総務庁長官である江崎大臣は出席すべきであると思うのでありまするけれども、御見解はいかがですか。
【次の発言】 参議院は国民生活と外交安保の方に委員会が移行しましたのでね、そういう事情で衆議院とは違いますので、それらの関係についてまたこれから御意見も申し上げますので、その旨ひとつ江崎大臣に申し上げていただきたい。これからそういうようにしてもらうということで、きょうはやむを得ない。
そこで、我が国の交通安全対策の基本となる交通安全対策基本法に基づく交通安……
○青木薪次君 私は、まず建設大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。 今、我が国経済は、急激な円高対策を立てなければならぬ必要性に迫られているわけであります。自民党や産業界などでは早急に総合対策を打ち出すべきなどのことがよく新聞記事に載るわけでありますが、政府は、六十一年度予算案や関連法案が国会で通らなければやっぱり打ち出すことについてはこれは問題があるというようなことのようであります。既に言い尽くされた感もあるわけでありますが、ことしの政策課題は何としても内需の拡大であります。したがって、そのことは、GNPの六〇%、押し上げる力を持つところの消費の拡大、もう一つの片方の課題は何かと言った……
○青木薪次君 私は民営化に当たっての大臣所見をまず聞いてまいりたいと思うのでありますが、これは特殊法人から民間会社に移ることになるわけでありますが、この会社は、東北地方の開発を促進いたしまして国民経済の発展に寄与するのだということと、東北地方における殖産興業に必要な事業を行うことをその主眼として、未利用資源を有効に活用いたしまして、そしてセメント事業やハードボード事業を行うとともに、産業基盤の整備を図るために工業用地の開発事業等を推進してきたところであると思うのであります。 ところが、特殊法人の整理合理化を図る措置といたしまして、昭和五十四年の十二月二十八日に閣議決定された行政改革計画により……
○青木薪次君 下水道の整備は近年特にその重要性を増してきていると思うのでありまして、現に、地方を回っても下水道整備の促進についての要請が非常に多いのであります。このことについては、国土庁の調査を見ましてもそのことが歴然と出ているわけでありまして、これからの、特に地方における下水道整備の問題については、従来の道路よりもよほど多くなってきているということを指摘せざるを得ないと思うのであります。 ところで、我が国の下水道とか公園など生活環境の施設整備という問題については、高度成長期を通じまして、大変軽視をされてきたのであります。ある人が言いました。ヨーロッパはいいいいと言うけれどもヨーロッパは戦災……
○青木薪次君 東京湾の横断道路の建設が、昨年来中曽根総理の掲げるいわゆる民活の目玉事業として話題を提供いたしました。ここに法案が提案されて審議に至ったわけでありまするけれども、私どもは横断道そのものが全く不必要だというようには考えておりませんけれども、環境問題、公共事業の優先順位といったような問題についてなお問題が残っているというように考えているわけでありますから、現在、横断道の着工の機会というものがまさしく熟しているというようには考えることができないのであります。 今回提案されておりますところの建設方式、すなわち民間会社が建設と管理を行って道路公団が所有するという方式にも、大きな問題がある……
○青木薪次君 建設省の事業は、素人にはわかりにくいくらい非常に煩雑でありまして、勉強していきますと、初めから大体覚えておったら、しまいがわかったら前の方を忘れてしまうというくらい難解なことが多いのでありますが、何で市街地開発事業とか既成市街地開発事業、再開発事業を含めまして、こんなに事業手法が必要なのか、簡明にできないのかどうか、これをまず第一に聞きたいと思います。
【次の発言】 幾つかならいいですけれども、何十、何百ということになってくると、これはやっぱりなかなか難しいんですね。例えばニュータウンを開発する場合に、この新住宅市街地開発法でやるのか、あるいは区画整理事業でやるのか、あるいはまた……
○青木薪次君 時間がありませんので、要点だけ質問いたしたいと思います。
まず、私は関西国際空港の建設に関しまして、成田の建設の状況の主要経緯を調べたわけでありますが、これは昭和四十一年の七月三十日に公団が発足をいたしました。そして、昭和五十三年の五月の二十日に開港ということになったわけでありまして、この問丸十二年有余というものがかかっている、こういうことで確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、この関西国際空港株式会社が設立をするのはいつで、それからこの国際空港が始動を始めるのはいつかということについてひとつ答弁してください。
○青木薪次君 私は、許可、認可等民間活動に係る規制の整理及び合理化に関する法律案中、地代家賃統制令の一部改正に関する事項について質問をいたしたいと思うのであります。
まず、議題となっているいわゆる規制緩和一括法案の中に地代家賃統制令廃止法案が織り込まれているわけでありますが、この地代家賃統制令の廃止というものは、他の一般的な規制緩和とは内容、性格を全く異にしているものであります。この点について総務庁長官、どうお考えになりますか。
【次の発言】 今総務庁長官から説明があったわけでありますが、趣旨、目的が大体同一であるという解釈は、これは総務庁が行革審あたりの意見を聞いて、この際そのまま乗せて持……
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