このページでは青木薪次参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(青木薪次君) 菅野議員の御質問にお答えいたします。 機動的な雇用対策についてのお尋ねでありますが、国際化等を背景として産業構造の転換等が一層進むと見込まれる中で、雇用の安定を図るためには、構造的な問題を抱える業種からの失業なき労働移動を進めることとともに、新たに雇用の創出を図ることが極めて重要であると考えておるところであります。 このため、さきの国会で成立いたしました改正業種雇用安定法に基づきまして、構造的な要因により雇用調整を余儀なくされる業種の労働者ができるだけ失業を経ることなく労働移動することを支援するとともに、失業者の早期再就職に努めてまいりたいと考えておるところであり……
○国務大臣(青木薪次君) 労働大臣に任命されました青木薪次でございます。 現下の雇用失業情勢が極めて深刻であります。特に、円高不況あるいはまた産業構造の変化に伴うところの各種の情勢がここにまとめて参りまして、労働者が極めて雇用不安に陥っているというのが今回の実情でございます。 この問題に私は最も大きな重点を置きながら、今日までのこの経済のすばらしい興隆に果たしてくれた労働者の皆さんの期待と信頼にこたえると同時に、これらの皆さんの安らぎと豊かさを確保することができまするように、私は全身全霊をかけて頑張ってまいりたいと考えております。 委員長を初め、委員各位の皆様方に絶大なる御支援をお願い申……
○国務大臣(青木薪次君) お答えいたします。 九月の失業率は三・二%と、統計開始以来最悪の数字であります。それから、今もお話が出ましたけれども、有効求人倍率は〇・六〇倍ということでありまして、昭和六十一年の九月以来最も悪い現状にあると認識をいたしております。 このために、今、経企庁長官も言われましたように、景気循環的なものとそれから構造不況的なものとを兼ね加えまして、今の失業者を何としても早く就職させたいということを重点にしつつ、改正業種雇用安定法に基づきまして失業なき労働移転というようなこともやっておりますけれども、さらに先般の国会で決められましたところの改正中小企業労働力確保法で雇用の……
○国務大臣(青木薪次君) ただいま吉田先生から御指摘のありました雇用問題は極めて重大な問題であり、我が国の最も重要な問題として対応しなきゃならぬ問題だと決意いたしておるところであります。ある意味では、この問題は社会不安を起こす可能性さえあると私は考えているところでありまして、今日依然として三・二%、二百十六万人の失業者が存在する。 そしてまた、今御指摘ありましたように、学卒の未就業者等におきましては、これもまた大変深刻な問題であります。全体として有効求人倍率は〇・六一倍であるわけでありまして、両方ともこの雇用失業問題に対する統計をとって以来最大の数値を示していると言っても過言ではないと思うの……
○国務大臣(青木薪次君) 都築委員の質問にお答えいたしたいと思います。 きのうも申し上げましたように、最大の課題はこの雇用失業問題であるという立場に立って、村山内閣もその重要な政策として頑張っていることは御案内のとおりであります。 今御質問になりました、今日の経済状態下におきまして、午前中も審議されたわけでありますが、従来は循環的な対応でよかった。雇用が拡大すればそれでいいんだということで、景気が持ち直せば雇用が拡大するということでありましたけれども、今日の状態は産業空洞化という問題が一番懸念されるわけであります。したがって、その問題に集中しようということで、都築委員も御案内のように、改正……
○国務大臣(青木薪次君) 泉先生の質問にお答えいたしたいと思います。 私は、昭和十七年に国鉄に就職をいたしました。戦争中の大動乱期を経まして昭和二十年敗戦を迎えたわけでありますけれども、そのときに同僚相まって、戦争中にそれこそ大変な苦労をしたんだからなかなか勉強というものについてもおくれがちであった、ひとつ勉強し直そうじゃないか、そういう向学心に燃えた仲間がいろいろとあちらこちらを調べてまいりました。そのときに、私は静岡県の清水市でありますけれども、東海大学の前身であります東海科学専門学校が夜間部を開設するということをお聞きしたわけでございます。 そこで、みんなで相談いたしまして、ここに志……
○国務大臣(青木薪次君) ごあいさつを申し上げる前に、長年にわたりまして労働行政に極めて経験の深い田辺哲夫先生の突然の御逝去に対して、心からお悔やみを申し上げたいと思います。 このたび、労働大臣を拝命いたしました青木薪次でございます。就任に当たりましてのごあいさつを申し上げたいと思います。 我が国社会経済は、飛躍的な発展を遂げ国際社会でも大きな地位を占めるに至っておりますが、この繁栄は働く方々一人一人の御努力のたまものであると考えております。 私は、社会経済構造の変化に適切に対応し、働く方々すべてに働きがいとゆとりと安心のある社会を実現することが労働行政に課せられた責務であるとの基本的認……
○国絶大臣(青木薪次君) ただいま議題となりました中小企業における労働力の確保のための雇用管理の改善の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 経済活動の国際化、規制緩和の進展等を背景に産業構造の転換が進む中で、最近の雇用失業情勢は依然として厳しい状況にあります。しかしながら、こうした状況にあっても、なお中小企業における労働力の確保には困難なものがあり、中でも中小企業者の新たな事業分野への進出等を支える高度な人材の確保については特に厳しい状況となっております。この原因としては、中小企業の雇用管理全般の改善がおくれていること、さらには……
○国務大臣(青木薪次君) 松谷先生の御質問にお答え申し上げたいと思います。 バブル経済の崩壊以後、お話しのように日本の産業経済の現状というものは極めて厳しい局面に立たされております。それは、何といいましても国際化の進展あるいはまた国内における円高不況等と相まって、私は深刻な雇用失業情勢にあると思うのであります。 雇用問題については、特に失業率が三・二%という統計史上初めて出るところの大きなパーセンテージを示しているわけでありますので、この問題を私は労働大臣として最も深刻な問題ととらえまして、これから先生方の御意見をお聞きしつつ、本法律案の趣旨を踏まえてこれからも頑張ってまいりたい、このよう……
○国務大臣(青木薪次君) お答えいたします。 小山先生が労働問題の重要性について心から感じでおられることの御高見を拝聴いたしましたけれども、今後とも私ども、労働問題というものは今の国政の中の一番重要な、中心的な課題であるということを考えつつ対処いたしてまいりたいと思っております。したがいまして、いつの時代にありましても、雇用問題は国民生活の安定を図る上で最大の課題だと考えて対処いたしてまいりたいと思います。 このために、今後とも労使双方との意思疎通を十分に図りながら、雇用問題の解決に向けて、さらに万全を図っていくように努力いたしてまいりたいと考えております。
○青木薪次君 先ほどから岩井委員と、特に今市川委員が行政の責任者であった立場から、いろいろ提起され、貴重な体験と方針を述べられましたので鮮明になってきたと思うのでありまするけれども、特に今日、金融公庫法の目的の第一条に、住宅購入及び建設等について銀行その他いわゆる資金の提供を受けることが困難だというような場合において金融公庫が融資融通することを目的としているんだということでありまして、その点については住宅金融公庫の果たしてきた今日までの実績というのは高く評価されるべきであるというように私も考えております。 また、住都公団の話が今も市川委員から出ておりましたけれども、住都公団の現状等について、……
○青木薪次君 大臣にちょっと教えてもらいたいんですが、除却という言葉について、余り聞きなれない言葉なものですから、いろいろ文部省関係、それから文教の関係等についても一応調べてみました。確かに、却という名のつくのは委却から始まって違法性阻却とかなんとかもうたくさん何十と出してありますが、ついにこの除却という言葉が出てこない。 そこで、辞典を調べてみようということで辞典を調べたところが、岩波書店関係ではほとんどない。広辞苑にもないし、それから古い辞典にはほとんどない。小学館のこのごろの新しいやつですけれども、除却という言葉が出てきた。これは当用漢字にはないようですね。何でもそうですけれども、やっ……
○青木薪次君 青木であります。
今回の改正の最も特徴といたしまして、主眼点といたしましては、河川法の第一条に言う、従来の河川は利水と治水ということを中心といたしまして運営されてまいりました。特に、河川法はそういう意味で、国土の安全とそして繁栄と開発に役立つんだということを書いてあるわけでありますけれども、今回の改正点として、申し上げましたように河川環境の調整あるいはまた保全という問題が注視されておりますけれども、従来の方向とどういうように具体的に変わるのかという点について、まずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 従来の河川の工事実施基本計画というものから発展させたといいますか、それは……
○青木薪次君 私は、地震対策といえば静岡県というような余りありがたくもないようなニックネームをもらっている静岡県の出身なんでありますが、先ほども自民党の阿部先生、岩井先生それから平成会の渡辺先生と山崎先生の話を聞いておりまして、大体言おうとするようなことはお先にやっていただいたので、いろいろとこれからそれらに沿った形のものも考えつつ質問します。 ことしもいよいよ梅雨期に入ったわけでありますが、ペルーの海岸とそれから東南アジアの赤道の直下を中心といたしました、この辺のいわゆる世紀にまれな高温度の気流が日本へだんだん押し寄せてくるというときに、エルニーニョ現象の中において、ことしは冷夏が到来する……
○青木薪次君 大蔵省並びに自治省に質問したいと思いますが、先ほどの説明で、国の財政と地方財政が税収に占める依存度というものは非常に少なくなった、公債依存度が中央も地方も非常に大きいということなのでありますが、それぞれ国並びに地方の税収に占める財政の依存度について何%か、大ざっぱでよろしゅうございますが説明していただきたい。 それから、今の説明にありましたように、収入は大体国が二倍、地方が一倍ということで、三分の一対三分の二というような格好になるわけでありますが、支出の関係等については、国と地方の公共事業並びにいろんなプロジェクト等についての重点化が図られたにしても、これは地方の方が倍、中央の……
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