このページでは魚住裕一郎参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○魚住裕一郎君 私は、公明党、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました貸金業法等の改正案に関し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 本来、金融の在り方、特に庶民向け金融は、その国の経済、社会、文化の在り方に深く根差したものであります。イスラム教圏においては、金利の概念が否定されながら、その教義にかなったイスラム金融が発達してきております。ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行などに代表されるマイクロクレジットは、途上国の貧困層向けの無担保融資として、生活の向上、発展に大きな役割を果たしております。 我が国について振り返りますと、かつて庶民金融の代表といえば質屋であ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先行委員に若干タブる部分があろうかと思いますが、若干質問をさせていただきます。 先ほどもございましたけれども、この法律が施行になって四年八か月でしょうか、たちました。それで、大臣、十三年九月には、アクションプログラムということで、十七年度には五〇%の住宅についてこの住宅性能表示制度が活用されることを目標とすると。ところが、十六年度はどのぐらいかちょっと分かりませんが、十五年度では一一・七%だと、新設の着工戸数のうちですね、そういうような状況になっているようでございます。 当委員会のこの法律の附帯決議の第一項目も周知徹底というふうになってい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 今この場で論戦をしているわけでございますけれども、ただ、今この時間帯、台風二十三号で被害が出ている、行方不明者も出ている、あるいは避難して本当に震えているという方がおられるわけでありまして、そういう災害に遭われている方に心からお見舞いを申し上げるものであります。また、一連の台風の集中豪雨の中でお亡くなりになった方、また被災者の方に衷心よりお見舞いを申し上げるものでございます。 さて、最初に防災について、災害についてお聞きしたいんですが、先ほど国土交通大臣の答弁によれば十個目の台風だということになると思い……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 若干質問をさせていただきますが、やはり国土交通政策、去年、災害多い年でございましたし、大臣もそのように、災害というものを中心に据えられているというふうにお伺いをしております。 それで、年末にスマトラの津波というのが大きな被害をもたらしたわけでありますが、NHKでもこの間、テレビ見ておりますと、CGを使って巨大な津波が押し寄せたというような絵を見て驚いてしまいましたし、また映像を見ますと、大変な、水というよりは木材であるとか、そういう全身打撲で多くの方が亡くなっているなということが分かるわけであります。 そういうのを見ておりますと、日本も大……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 良質な公共工事は国民の願いでございますし、また国民経済上も大事なことだと思っておりまして、今まで各機関、長年の努力を積み上げられてきておりまして、今回の法案もその集大成の一つではないかなというふうに思っておりまして、その意味で各先生方のおまとめに心から敬意を表するものでございます。 今、先行質問の中でも、過当競争等ということで、ダンピング受注が後を絶たないというような現状を踏まえての適正な入札の執行を促すべく提案されたというふうに認識をしておりますが、ただ先ほど、先行の北澤先生の方からは、公共工事調達特例法ですか、そういう名前の方がいいんじ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 若干質問をさしていただきますが、安全問題、今不具合というのか、トラブルということでございますから、何かこうざっと資料を一気に読みますと、何か同時多発トラブルみたいな、何かうんざりするような気持ちになります。 ただ、一つ一つの事案等を見ていきますと、何かその各企業の体質というものがにじみ出るような、そういう結果になっているんではないのかなというふうに思いますし、また、先ほどの佐藤理事のお話のように、ETCの辺まで含めちゃうと、この交通行政自体の全体の緩みもやはり看過できないんではないかなというふうに考えております。 それで、先ほど大臣の御報……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まあ私も、報道あるいはこの委員会での審議を通じて、本当にこんなにたくさん不具合というかトラブルが次から次へ出るものだろうかと思うような思いでございました。佐藤理事からもお話がありましたように、日本の安全、安心の神話の最たるものがあのツル丸だったなというふうに思っておりますが、今は大分そういう状況ではないといいますか、そんな思いがいたします。 また、あらゆる局面にわたってトラブルが出ているようでありまして、整備あるいは運航、客室という状況でございますが、まず最初に局長にお尋ねしたいんですけれども、この整備体制、今もお話ございましたけれども、一……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、昨日起きました福知山線の大惨事につきまして、冒頭、亡くなられた方々に対しまして御冥福をお祈り申し上げるとともに、負傷された方々に対しまして心からお見舞いを申し上げるものでございます。 我が党といたしましても直ちにこの対策本部を設置をいたしまして、冬柴幹事長、また当委員会の山本香苗理事を昨日派遣したところでございます。 これから原因究明を徹底をする、もちろんその前に人命救助でございますし、負傷された方々への手厚い対応というのが大事でございます。また、復旧、さらには再発防止策と、そういうような段取りといいますか、しっかりやってもらわなき……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 また質問に立たせていただきますが、もう先行の質問者からも出てきていることでございますが、ヒューマンエラーというのが随分出てきました。午前中の参議院の決算委員会でも出てきたところでございますけれども、またテレビのインタビューに答えて新町さんもヒューマンエラーという言葉を使っているのを聞いたことがございますが、クローズアップされてきたことは間違いございません。 ただ、いろんな会社内の風通しの良さ、悪さといいますか、あるいは行政の責任を含めて、ヒューマンエラーということだけに事寄せるようなことではあってはいけないというふうに思いますが、ただやはり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 お三方の参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございます。それでは、早速でございますが質問させていただきます。 まず、浅見参考人、お願いいたします。 我が国の住宅政策というのは、どうしても今まで持家のための政策ということになっていたと思いますけれども、翻って、逆に言えば、賃貸住宅の政策というのが十分ではなかったのか、十分ではなく、また良質な民間賃貸住宅のストックあるいは市場というものも形成されてこなかったんではないかと思うんですが、最近、データによりますと、若干都市部、東京を中心に大型のマンションもできて持家比率上がってきたようでございま……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。二、三、質問をさせていただきたいと思います。 住宅金融公庫が十九年の四月頭には廃止されて、そして独立行政法人設置という形になるわけでございますが、先行質問者の質問の中にもございましたけれども、昭和二十五年からこの公庫の果たしてきた役割は非常に大きいものがあろうかと思います。この昭和二十五年のころというのは、戦後復興期の大変な中で、裁判所の判決だって借家法の判決たくさん出ておって、大変住宅が逼迫していた時代であり、また庶民感覚からいっても、持家しっかりできるんだと、そういう希望の金融機関であったというふうに思います。 また、いろんな業務形態含め……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 三人の先生方、今日はありがとうございます。早速質問させていただきたいと思います。 まず、中村先生からお聞きしたいと思うんですが、今度、国土形成計画ということでございますけれども、何か何とか計画というのは余り、何といいますか、信用できないなというのが率直な感覚なんですね。今、先ほど御説明いただきましたけれども、例えば社会的不安定を招くというところで、若手の流出あるいは地域の高齢化というお話ございましたけれども、今の日本の姿は文字どおりそのような姿になっているなと思いますし、また、これは国土計画ではないかもしれないけれども、例えば旧ソ連のカスピ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。早速、質問をさせていただきます。 まず、先ほど来からありましたが、災害、台風とか地震とかあるいは大量な降雨ということがございましたが、これは十月四日の予算委員会でも質問をさせていただいたことでもございますが、まず山陽自動車道路の山口県岩国市廿木における盛土のり面崩落、九月九日発生したようでございますが、上りの走行車線も追越し車線も含めて崩落して、幅五十メーター、高さ二十三メーターにわたって路面が陥没して、大変な八千立米の土砂が流出したと、市道へ更に五メーター堆積をする、また民家二棟巻き込んで三名の方が亡くなっているというのが発生をいたしました。……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の耐震構造計算のこの偽装問題、今大きな社会問題となっておりますし、また国の根幹を揺るがすようなシステム上の大問題に発展してきているなというふうに思います。まずは、住民を中心にした行政による支援策の、支援の方向性が打ち出されたスピーディーな、スピード感を持って対応されたことについて、十二月六日の日に当面の対応を出されたわけでありますが、この点につきましては私は評価できるというふうに考えております。 ただ、個人の資産に対して税金を投入するというのは今まで余りなかったことでありますし、なかったというか、それはもう大原則でやらないという方向でや……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 総選挙が終わって特別国会でございますけれども、予算委員会、何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、九月十一日の今回の衆議院選挙、解散前の事前の予想を覆して与党勝利という結果だったというふうに思います。我が党も大善戦したなというふうに思いますし、また公明党は、日本を前に、改革を前にというキャッチフレーズ、また自民党は、改革を止めるなと、そういうコピーで戦ったわけでございますし、また改革という言葉がタレントの言葉にものるような流行も見えたなというふうに思っておりまして、結果として与党三百二十七という議席を確保したわけでございますが、こ……
○委員以外の議員(魚住裕一郎君) 今回の四増四減による定数是正は、投票価値の平等の要請にこたえるというだけではなくして、過去の改正との整合性、また今後の人口の動態、あるいは参議院の組織、在り方に影響を及ぼし得るような諸改革の動向も考慮して総合的に検討した結果、次の十九年の通常選挙に向けて当面の措置として妥当なものとして判断をしたものでございます。 おっしゃるように、総定数をいじらない、あるいは比例と選挙区の枠組みも維持した上で平等原則を最大限に考慮して是正を行うとすれば、十四増十四減案が最も較差を縮小され得るものとして評価し、また私どもも提案したところでございますが、他方で、国勢調査の速報値……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速何点か質問をさせていただきたいと思います。 ちょっと前に二〇〇七年問題というようなことがよく言われたところでございますが、団塊の世代の人たちが現役を退かれるということで、民間も役所も大量の退職者が出るというようなことが言われております。いろんな問題点があるだろうと思います。仕事上のノウハウをどう後輩に承継をさしていくのか、あるいは財・サービスの提供のレベル維持をどう図っていくのか。これは公務員であれば住民サービスの維持をどう図っていくかということになるだろうというふうに思いますけども、そういう問題もある。 で、やはり一番切実な問題は、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は予算の委嘱審査ということでバッターをいただいたわけでございますけれども、若干質問をさせていただきたいと思います。 予算でございますので、やはり無駄遣いは駄目よということで、当然どの会派もそこをしっかり質疑をしているわけでありますが、私ども公明党も、無駄は排除ということで、かつまた行政改革あるいは公務員の総人件費削減というような要請もございます。 ただ、私は仕事、職員だけ減らせばいいという話ではなくて、やはりその前提として仕事を減らさない限り、やはりむやみに人を減らしても大変なことになるなというところでございまして、私ども公明党は、事……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は国際放送ということについて若干質問をさせていただきたいと思います。 今日、もう既に先行の委員からの質問もございましたし、また先日もございました。やはり小泉総理が、日本がどういう国なのか発信するのは重要だと、情報発信力の強化であるということで皆さんも質問に立っていると思いますけれども、やはり国家戦略の一環として私も強化していく必要があると思います。 現状、世界の九九%をカバーしているという御報告でございますけれども、しかし、これを使っているのはCバンドというんですかね、何かでっかい、二メートル半ぐらいのパラボラアンテナを付けないと見れ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 消防の広域化ということで、この法案自体賛成でございますが、広域化というふうになると、今の市町村合併等も含めて、いわゆる火災が起きてから駆け付けるというのが非常に大事な要素になってくるなと、あるいはまた、個別にしっかり消火していくということが大事になろうかと思っております。 そこで、今、先行の木村委員からもお話ございましたけれども、この高齢者施設の消火について、若干時間をもらいまして質問をさせていただきたいと思います。 一月八日のこの長崎県大村市におけるグループホームの火災がありました。九名入所者がおられて七名が死亡されている。二人が病院で……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先行の伊藤先生の本質的な迫った御質問でございますが、私も確かに意欲と成果でありますとか、あるいはやりがいとか、あるいは人材育成というようなことも考えて、この留学制度というものも本当に慎重に扱っていく必要があるなというふうには思っておりますが、ただ、一般国民、税金を払っているという立場からすると、かつて五、六年前ですかね、新聞には踏み倒しであるとか、あるいは食い逃げみたいな言われ方をしておりました。留学から帰って早期に退職すること自体いかがということで、そういう新聞論調だったというふうに記憶をしておりますが。しかし、先ほど来、いつごろから多くな……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。三参考人の貴重な御意見、本当にありがとうございました。 まず、堀部先生からお願いをしたいと思いますが、堀部参考人の長年限にわたるプライバシー権あるいは情報、知る権利等を含めて、この分野に長年携わってこられたことを心から敬意を表するものでございますが、今回、このような検討会の座長をお引き受けになられたということでございますが、制度をつくる場合、やはり行政の利便性というか需要の部分と、やはり扱われる側の住民サイドの個人情報の、この辺の調整を本当に図っておられるなというふうに私は承知をするものでございますが、この検討会の中で、このプライバシー権を自己……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この法律案、平成三年に施行されて十五年、途中、十三年に期限を延長して、今回更に延長しようという法律案でございますが、その間の我が国のIT政策といいますと、十三年に五年以内に世界最先端のIT国家になるというe―Japanというのができました。また、十五年にはe―Japan戦略Uというんでしょうか、そして現在はu―Japanというふうにつながっているわけでありますが、これまで我が国のIT政策実現に向けて本法律案が担ってきたものを総務省としてどのように評価しておられるのか。また、今回はこの期限を五年延長ということでありますけれども、本当にそれだけで……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の地方自治法、地方制度調査会第二十八次の答申を踏まえた改正だというふうに承知をしておりますが、若干これに関連して質問をさせていただきたいと思います。 今年の春は市町村合併がどんどん進んで、それに基づくといいますか、合併と伴う地方選挙が一杯あって大変な思いをしたわけでございますが、今年の二月ですか、地方制度調査会で、道州制のあり方に関する答申ということが出されまして、道州と市町村の二層制が適当であるというふうなことがありました。国の事務を道州に渡す、また、今県が持っている事務事業について大幅に市町村に移譲するということだと思いますが、やは……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。若干質問をさせていただきたいと思います。 いわゆる官民交流法、平成十二年施行されまして、六年たつわけでございますが、実績として、去年の十二月末の現在で、交流派遣が四十名、交流採用が百七十九というふうに承知をしてございますが、ちょっと総括的な評価をお聞きしたいと思いますけれども、やはり日本、これから人材立国をしっかり打ち立てていく必要があるなと。この官民交流も組織の活性化とかいろいろありますが、やはり人材育成も大きな側面かなと思っております。また、団塊の世代がリタイアしていく中で、今後人材、官民の交流というか人材の取り合いみたいなことも考えなきゃいけな……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。四人の参考人の先生方、今日は大変にありがとうございます。 若干質問をさせていただきますが、画期的な制度として取りまとめられました山本先生には大変敬意を表するものでございます。確かに、起こってもいない被害を事前に差し止めるために、最も適格性を有する団体に一定の権限を持たせて訴訟という形で未然に防止していくというのは本当に大事な制度だなというふうに思っているわけでございますが、日弁連の山口先生が御紹介していただいた中で、複数適格消費者団体があるという中で、訴訟上の手続保障もないまま訴訟をする権利が奪われるという批判があるわけであります。 たしか民……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 四人の先生方、御苦労さまでございます。 早速質問をさせていただきたいと思いますが、八月三十一日の審議会の答申には、建築士の業務報酬、賃金水準というのが低いというのが指摘がございました。確かに答申で紹介されている金額を見ると、余り高いとは言えないなというふうに思いますが、それじゃ、あえてこの耐震偽装の問題、構造計算書偽装問題を契機とした今回の建築士制度の見直しにおいて本当に言及すべきことであったのかというふうにちょっと疑問と思わざるを得ません。 ちょうど去年の十二月ですか、姉歯氏が証言されましたけれども、ある意味じゃ衝撃的でありました。そこ……
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。 今日で基本的質疑最終日というふうになるわけでございますけれども、しっかり質問をさせていただきたいと思います。 総理、自民党総裁選を勝ち抜いて、また総理大臣に御就任されました。誠におめでとうございます。私も若い部類かなと思っておりましたけれども、更に総理はお若くて、またしっかり、また誠実に御答弁している姿をテレビを通じて国民の皆様見ておられまして、非常にしっかり次の時代、次の日本をつくってくれるというふうな、そんな期待が集まっているのではないかなというふうに思うところでございます。 また、私ども公明党も新しい代表、太田昭……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 これは決算委員会でございまして、何か年金特別委員会のような様相を呈してございますが、ただ、私もあちらこちら行かせていただいているわけでございますが、やはり国民の怒りというのは本当に強いなというのが実感でございます。自分たちの本当に、総理のお言葉をかりればこつこつと納めてきたこの年金も、本当に自分の今いただいている年金に反映しているんだろうか、あるいはこれから将来もらう年金もしっかりもらえるんだろうか。それにしても、社会保険事務所の対応も非常に冷たいといいますか、お役所仕事そのものだ。また、新聞報道等によれば、社会保険庁の長官も天下りやわたりと……
○魚住裕一郎君 五分遅れとなりましたけれども、早速質問をさせていただきたいと思います。 先月の八日、政府の中心市街地活性化本部、青森市と富山市から上がっておりました中心市街地活性化基本計画、これを認定をいたしまして、両市が計画に盛り込んだこの再生、活性化に向けた取組を重点的に支援するということを決定をいたしました。 富山市においては、私も森市長とお会いをして、いろいろるる説明を受けたところでございますが、人口減少や商業機能の衰退、また市街地の外延化と、要するに郊外に出ていくということでございますが、そのことによって世帯当たりの自動車保有台数も全国第二位の一・七台、そういうふうになるなど、公……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 三人の参考人の先生方、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 早速、本法律案に関連して質問を若干させていただきたいと思います。 まず、村上参考人にお願いしたいところでございますが、長年この密集住宅地の市街化、まちづくりに携わってこられた経験、まず敬意を表するものでございますし、また蚕糸試験場とか若葉とか聞くと、何となく毎日のように通っているというか目の前を通っているものですから、ああそうなんだなと思いながらお話をお伺いさせていただきました。 私、密集市街地というのは、ある意味では庶民が寄り集まって町がつくられてきて、町独特の……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。若干質問をさせていただきたいと思います。 一年半前でございますけれども、十七年の十一月に耐震偽装事件というのが公表をされまして、大変な騒ぎになったところでございますが、現場第一主義と言っている私ども公明党、直ちに対策本部つくりまして、私はそこのグランドステージ東向島というところ飛んでいきました。たしか耐震性の検証では〇・三八だったと思いますけれども、震度五で大体倒壊すると。 この間、能登半島地震ありましたけれども、六強だったと思うんですね。そのときの富山が大体五ぐらいだった。富山の状況を見ますと、コンビニとか商品が崩れるぐらいで、家がつぶれる……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 私からも、このたびの平成十九年能登半島地震によりまして亡くなられた方に御冥福を、また被災された方に心からお見舞いを申し上げるものでございます。 また、防災担当の大臣として溝手先生には当日直ちに現場に入られて、また平沢副大臣も現場で陣頭指揮を執っておられることに対しまして、心から敬意を表するものでございます。 また、今、水岡先生からも学校の耐震の問題について御質問がございましたけれども、政府挙げて、たしか平成十八年度補正予算だったと思いますけれども、二千八百六億円ですか、補正で計上してございまして、野党の皆さん、補正に参加されなかったから覚……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は、日本国憲法に関する調査特別委員会、改正手続の法律案につきましての最初の日でございます。衆議院の先生方、本当に御苦労さまでございます。また、先ほど来から御答弁の中でも御紹介をしていただいておりますけれども、長期間にわたっていろんな場面で審議を尽くし、また議論を詰めてこられて、今日衆議院から送付されたような法律案を作られました。私もいろんな段階で大変な御努力をされているということを仄聞をしておりましたことから、心から諸先生方に敬意を表するものでございます。 私ども参議院においては、第二院ではございますけれども、上院として下院に負けない深……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、国土交通大臣から質問をさせていただきたいと思います。 ちょっとこれ通告できなかったんですが、先ほど、三十分ほど前に高知の飛行場で、全日空一六〇三便ボンバルディアDHC8型、乗客が五十六人、乗員四名、前輪が出ないまま緊急着陸をしたという情報が入ってきたところでございますが、幸い炎上はしなかったと。この間、ガルーダか何かで炎上事故があったと。本当に、多分乗客はもちろん、国民各層、肝を冷やしたと、そういうことだろうというふうに思っておりますが。 二年ほど前、航空機のいろんな細かいミスといいますか、最近もありました。滑走路じゃないところに着……
○魚住裕一郎君 参議院が二院制の下で財政統制、どのような役割を果たすべきかということを考えるならば、やはり決算重視ということを考えるべきだろうと思っております。特に、さきの常会の決算審査が早期に審議を終えたことは、参議院の長年の努力が結実したものであって、参議院、二院制の存在意義を示すものとして財政学会等でも高く評価されていると聞いております。ただ、現在の憲法の規定では、決算は単なる報告事項にすぎないわけで、フィードバック機能が確保をされているわけではなく、圧倒的に劣る扱いを受けているということは非常に残念なことだと思っております。 かつてのプロイセン憲法のように、決算の承認により内閣の責任……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日はありがとうございます。 今、話にも出てきましたけれども、やはりシビリアンコントロールが十分機能するというためには、国会が果たすべき役割、非常に重要だと思っております。 今、先生もお話しになりましたように、このルイス・スミスの五つの機能しているかどうかという判定基準の中でも、国会が、和戦の決定でありますとか緊急事態における権限の付与、予算の議決及び軍事政策執行に対する究極的な監督権の行使を行うこと、これを述べられているところでございますし、また我が国にも現在、国会によるシビリアンコントロールは十分機能しているというふうに考えるところであり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日はありがとうございます。 まず、赤坂参考人にお願いしたいんですけれども、憲法上のこの人権というのは、国家と国民の間を規律するものという形で伝統的に考えられてきたわけであり、今いろいろ話出ておりますプライバシー権であるとか環境権という物の言い方は、やはり憲法上の権利として議論されているだろうと思います。 ただ、プライバシー権、環境権といった場合、公権力による侵害というよりは、むしろ、例えばマスコミであるとかあるいは私企業であるとか、いわゆる憲法の私人間の、憲法規定の私人間における効力という、そういう論点になってくる、オーバーラップをするんだ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。両先生、今日はありがとうございます。 私どもは、この憲法調査会、二年前に派遣議員団を送りまして、イタリア、フランス、ベルギー各国においてこの憲法裁判所に相当する機関、訪問をいたしました。事前審査制を始めとするいろんな憲法裁判制度を勉強してきたところでありますが、特にベルギーで、永田先生のこの一覧表に載っておりますが、仲裁裁判所に行ったときに、スーパー立法者、そういう自負を持って憲法判断に、裁判に当たるという、そんなお話もございまして、よく聞いてみますと、形式的な三権分立の発想を放棄して、よりこの憲法の持つ価値観を実質化させる取組だと、そういうふ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 本調査会は、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うために設置されました。取り上げられた憲法の論点はそれぞれ重要であります。五年有余の歳月と膨大なエネルギーを費やした調査ではありましたけれども、改めてその議論のレベルの高さを思う次第であります。 さて、数多い重要なテーマの中でも、二院制と参議院の在り方は、私ども参議院の憲法調査会にとってやはり特別に重いテーマであり、この最後の締めくくり自由討議で再度取り上げたいと思います。 先月の九日、二院制と参議院の在り方に関する小委員会から報告書が出されました。多くの重要な指摘がなされたわけであり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 早速質問させていただきます。 まず、五十嵐公述人にお願いをいたします。 非常に示唆に富む、また知的刺激の強いお話を承りまして、非常に参考になりました。そこで、確かに、市民立法あるいは国民投票制、さらにこの国民主権制、もっと前面に出ていくであろうというふうな流れの中で、この国会の在り方でございますけれども、特に参議院ですね、第二院の在り方として現時点で求められているということはどういうことなのか。そしてまた、先生がおっしゃる長期スパンの、五十年、六十年という話の中で、将来あるべき参議院の姿といいますかね、どういうふうにお考えなのか、お聞かせ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。