このページでは魚住裕一郎参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる再生可能エネルギー特別措置法二案に関連し、関係大臣に質問いたします。 法案に入ります前に、急激な超円高について質問いたします。 一昨日の本会議で指摘がありましたとおり、このところの円高に対する政府の対応は全く緊張感が欠落していると言わざるを得ません。生産現場は悲鳴を上げております。ある自動車メーカーは、国内生産は理屈上成り立たないと言っております。そして、対ドル一円の円高で営業利益が三百四十億円吹き飛ぶ。想定レート一ドル八十円に対し、一ドル七十五円なら影響額は一千七百億円。また、部品……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度決算について、安倍総理並びに関係大臣に質問いたします。 二十三年度の一般会計のプライマリーバランスは三十四・四兆円の赤字、公債依存度は五三・七%と、いずれも過去最悪となりました。その背景に、二十三年三月に東日本大震災が発生した影響もあります。四次にわたって補正予算が組まれ、復旧・復興予算として大規模な追加支出が求められたことはやむを得ません。しかし、菅内閣が編成した二十三年度予算は、既に当初予算からプライマリーバランスが二十二・七兆円の赤字、公債依存度は四七・九%に達していました……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 片山大臣、御就任おめでとうございます。また、自見大臣、留任おめでとうございます。 何か片山大臣は前にこの委員会の参考人においでになりましたものですから、何かもう旧知のような、そんな印象を持つわけでございますが、ただ、あのときかなり過激な参考意見をおっしゃっていたなというふうに思いまして、例えば地方六団体は総務省の天下り先だみたいな、そんな趣旨のことをはっきりとおっしゃったものだから、これは期待できるぞみたいな、そういうような、民主党員でもないと思いますけれども、片山大臣の就任を本当に地方自治という観点からも期待をするところでございます。 ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。地方交付税法、若干質問をさせていただきます。
今の山崎先生の御質問にかなり重複する部分がありますけれども、大臣、そうなりますと今回の交付税、要するに三千億、あと一兆百二十六億ですか、は来年度だよと、こういうふうになるわけでございますが、これもまた緊急経済対策だから、緊急という意味合いが、これはどういうふうに説明すればいいんですか。一兆、本体部分は向こうなんだから、向こうって来年度なんだから。
【次の発言】 だから、内心じくじしているから一兆三千億引いて括弧書きで三・八と書いてあると、そういう趣旨ですか。
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 放送法は衆議院から送ってこないのかなと思っておりましたけれども、衆議院の段階で修正を行い、また電監審の建議制度を削除するということもあり、クロスメディアも削除、本当に賢明な修正をされました。修正者に、関係者に敬意を表したいと思います。 この放送法につきましては、我が党の澤雄二前議員が大変心配をしておりました。建議制度も含めまして、るる質問をさせていただいたところでございます。それはなぜかといいますと、この表現の自由、憲法に保障された表現の自由について、例外的な、この我が国の唯一の言論規制立法とも言われている放送法について、やはりこれ厳格にしっかり……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 多くの人が質問をということでございますので、まとめて質問をさせていただきたいと思います。 今日は、コンサルティングの戦前からの経験を踏まえて貴重な東日本大震災への対応まで含めてコメントをいただきまして、心から敬意を表したいと思っております。 今月の頭に第一次補正予算通りまして、その財源で、ODA予算、二割カットすると。えっと思ったわけでございますが、中村委員長を先頭に当然与野党問わず反対論が多かったわけでございますが、どうして大震災になっているときにODA予算を削減するのに反対するんだという声もまたいっぱい来たわけですね、私どもに。ですか……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は政府側出席者、多くは防災服というか、着ておいでになりまして、私も亡くなられた方々に哀悼の意と、そしてまた被災者に心からお見舞いを申し上げるものでございます。 また、復旧復興へ懸命な努力をしておられます総務省また自治体職員の皆さん、消防や消防団員の皆様に、その努力に心から敬意を表するものでございます。一日も早い復旧を心から祈るものでございます。 片山大臣、やっぱりこういう災害のときに一番大事なことは、現場に希望と勇気を与えることだろうと思うんですね。そこには手を具体的に差し伸べていくということが一番大事だろうというふうに思っております……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。 今日は地方交付税法でございますけれども、震災に関連してお聞きしたいと思います。 今回の大規模震災による影響は甚大なものがあると思っておりますけれども、地方財政に与える影響も大変厳しいものがあるなというふうに思っております。阪神・淡路のときは直接的被害というのは約十兆、九兆九千億ですか、というふうに言われておりますけれども、被災自治体の経常収支比率あるいは起債制限比率、大幅に上昇している、また地方債の現在額というものも大幅に二倍というような形で上っていったわけでございまして、ここは、例えば芦屋市等を考えてみたら、比較的財政にも余裕があったところでご……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 世耕委員に続いて、まず災害と通信ということでお聞きしたいと思いますが、先般、防災無線についてお聞きしたんでございますが、各自治体によって全然状況が違うんでありますけれども、例えば宮城の気仙沼、防災行政無線百八十台のスピーカーのうち三〇%に当たる五十四台が機能していないというような発表がございました。原因は、だから津波であったり、地震で倒れたり、停電ということでございますけれども、復興に向けていろいろ作業をしなきゃいけませんが、津波情報がいつ来るか分からないことを考えますと、これ早急に復旧させていかなきゃいけないんだろうというふうに思っておりま……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。
この法案は、東日本大震災への緊急の税制上の対応ということで承知をしているものでございますけれども、一か月半たちました。どういう基本的な考えで税制面においてやろうとしているのか。また今回、阪神・淡路大震災のときにもなかったような特例であったり、あるいは拡充したものというふうに、採用されているということを承知しておりますが、どういう基準でこの内容を選定されたのか、まずその点からお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 先ほど片山理事からの質問の中にもありましたけれども、野党自民党あるいは野党公明党からいろんな提言をして、そういう中でこの内容も採用……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 私も、まず冒頭、今委員長席に藤末理事が座っておいでになりますけれども、今回、三・一一東日本大震災を受けてこの二か月、国会、特に参議院においても真摯にこの震災にどう対処するか議論を深めてきたところでございまして、文字どおり、補正また補正関連含めて、ゴールデンウイークを潰しながらやってきたところでございます。 今回、那谷屋委員長においては、海外渡航をされて、国外だったからということだったんでしょうかゴルフに興じておいでになって、辞表を提出されたということでございますけれども、誠に参議院として、参議院の役員ですから、その真摯に取り組んできた我々参……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先ほど委員派遣報告がありました。先週の木曜日に女川町まで一緒に行かせていただいたところでございますけれども、震災がなければ本当にすばらしいところなんだろうなと。東松島から牡鹿半島を越えて、天然の良港、リアス式海岸だと、そういうことでですね。 ただ、天然の良港はいいんだけど、今回の震災で大変な損害を受けられた。やっぱり町中入って、ビルの上に自動車がひっくり返ってとどまっているという姿を見ると、あそこまで水があるということを通路で、地べたで見ると大変な、まあ二十メートル級という御報告あったわけでございますが、たまらぬなというのが実際の姿で、確か……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 NHKに対しては、与党、野党とどまらず、国民の立場でしっかり質問をさせていただきたいと思います。 まず、震災がございました。大きな被害が出たところでございますけれども、当初は百か所ほどの中継局が停波になったというふうに伺っておりますが、総務省の調べによると、五月二十三日夕方現在では、宮城県で中継局二か所、一か所が損壊、一か所が停電により停波していると。ラジオは、福島の例のあの原発から二十キロ圏内ですか、あそこの双葉中波第一中継所が停波中であるということでございますが、今現在、NHKの庁舎あるいは放送設備、被害状況はどういう状況でございましょ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は久しぶりの一般質疑ということで、皆さん御案内のとおり、内閣不信任案政局から二週間、死んだふり作戦とかペテンに遭ったとかいろいろなことが言われているわけでございますが、そんな中で、あの二週間前の動きの中で、辞表を出した人、撤回された方、いや、そうじゃなくて信念を貫いて欠席された方、いろいろありますわね。今日は内山政務官にわざわざおいでいただいたところでございますが、同じ役所の中で辞表を撤回された方もおいでになるようでございますけれども、先般、ちょっとテレビ見ておりましたら、ちょうどそのお顔を見まして、だから、どういう立場なのかって自分でも……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先般、法案の趣旨説明とともにデジタル放送のスタートの御報告がございました。まずはそのデジタルテレビについて質問をさせていただきたいと思います。 七月二十四日、アナログを停波して、それから約一週間、問合せ等が七月中に集中したというふうな御報告がありましたけれども、おおむね全体としては円滑に進んでいるという、そういう評価がありました。私どももほっと胸をなで下ろしているところでございます。 平成十三年で電波法改正をいたしましてデジタル化の推進に取り組んできたわけでございますけれども、野党ではございますけれども、それを推進してきたという立場で自民……
○魚住裕一郎君 石川委員にお答えをさせていただきます。 真に使い勝手の良い自由度の高い交付金をということで原案を起草していただいたわけでございますが、内容的にはそのとおりになっているわけでございますが、その中に、いわゆる予算補助の地方負担分につきまして交付金が渡ることは支障がないものとなっておったわけでございますけれども、いわゆる法律補助の地方負担分についてはこれを行わないものとするという趣旨の規定があえて八条の一項に規定されていたところでございます。国を挙げてしっかり応援をしていこうという中で、これはないんではないのか。その法律補助の裏負担も、それは判断するのは自治体だと思いますけれども、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 発災から七十日が経過をいたしました。私も、先週五月十二日に本院の総務委員会の一員として、仙台から東松島、石巻、そして女川町というふうに視察をさせていただいたところでございますけれども、本当にあの瓦れきの山、大変な状況だなと。その中で、この石巻の日和山から見たら愕然としました、本当に敗戦後の焼け野原のような感じでございましたし。ただ、この石巻の中で、降りていったら「がんばろう!石巻」という立て看板があった。涙出ましたね、あれは。被災された方がその中でも雄々しく立ち上がって、本当にやらなきゃいけないな、頑張ろうという意志が本当に出ておりました。 ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 ちょっと十分早まって、心の準備がというところがあるわけでございますけれども、私自身かつて法務委員会に所属しておりまして、十年ぶりぐらいに戻ってきたなということがございまして、懐かしいといいますか、江田先生も目の前に座っておいでになるということでございます。 また、平岡大臣は以前総務副大臣やっておいでになって、総務委員会で御答弁いただいたわけでございますが、大臣の所信とか、副大臣の所信って余り聞かないですよね、挨拶だけで。ですから、今日は大臣の所信に対する質疑ができるということで楽しみにして参りました。 先般の大臣の御挨拶、いろいろるる問題……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 昨日、オウム事件の裁判がございました。遠藤誠一被告の上告棄却というものでございますが、新聞報道等でも十三人目という形になったわけでございまして、共犯者がこれでいつでも死刑執行できるという状況になったわけであります。 松本サリン事件が平成六年ですか、そして地下鉄サリン事件が平成七年。平成七年というのは参議院選挙があった年でございまして、よく覚えております。三月二十日が地下鉄にサリンまかれたと。今日の報道によれば、あのオウムはサリン七十トンだと、あるいは自動小銃千丁だというような、国家転覆も可能だみたいな形で書いてあったわけでございますけれども……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 ただいま松下先生から立法趣旨をしっかりということでございましたので、まず、私もその点からお伺いをさせていただきたいと思います。 既にこの審議の中で出てきている話でございますが、これは法制審議会にかけられていたわけですよね。しかも、その部会もあった。平成十八年の七月に諮問第七十七号ということで、先ほど局長からも御紹介があったわけでございますが、被収容人員の適正化を図るとともにというのがまず第一の観点だと、その後、第二の観点で、再犯防止、社会復帰を促進するという観点からという、二つの観点が一応並んでいるわけだけれども、まず被収容人員の適正化とい……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日、三人の参考人の先生方、本当に貴重な意見、ありがとうございます。 早速、質問をさせていただきたいと思います。 まず、川端先生、本当に先ほどの御意見の中でも多く語られたところでございますが、例の法務大臣の諮問が、人員の適正化ということと再犯防止という両観点から方策をという、そういう諮問であったわけでございますが、今回の法案の提案理由がこの収容人員の適正化という文言が落ちているわけですね。もちろん、答申の中でもそういう、方策としてあの答申が出されているわけでございますけれども、どうもこの入口が予算的な嫌らしさが付きまとうといいますか、純粋に刑……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。前回に引き続き、質疑をさせていただきます。 まず、前回もお伺いをいたしましたけれども、本法案の立法趣旨、提案理由でございます。 例の諮問の第七十七号、被収容人員の適正化を図るとともに、犯罪者の再犯防止と社会復帰の促進という、そういう諮問にもかかわらず、提案理由は再犯防止と社会復帰という、この収容人員については捨象しているというような状況で、ちょっとそれは違うんじゃないのかという角度から質問をさせていただきました。 おとといにこの委員会で参考人の方々においでいただきまして、参考意見を聴取をさせていただいたわけでございますが、刑事政策の藤本参考……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。よろしくお願いをいたします。 まず、先行の今、大江先生からお話がありました、大臣、台湾の件ね、台湾、この間の一周年の式典の中で本当に異様な雰囲気だったなと。指名献花の件もそうでございますし、それから、献花の中で両院の委員長の御指名がなかったなと、両院の委員長ね。えっ、何なんだと。閣僚の皆さんと行ったとき政務官までぞろぞろ出ていったということもございますけれども、ちょっと異様な雰囲気だったなと思いますし、やはり諸外国、地域とお付き合いをする中で、先ほども、配慮が足りなかった、いや、誠実さがなかったというか、やはり私も同じ意見で、やはり誠意というも……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日は本当にありがとうございます。 先生の世界の平和と安定に寄与された本当に御努力と、また我が国の国際協力に尽くされた御功績に深く敬意を表しますし、また心から感謝を申し上げるものでございます。 そういう御経験の上で何点か質問をさせていただきたいと思いますが、御案内のとおり参議院は第二院でございまして、アッパーハウスでございますが、やはり任期が一定、解散がありませんので長期的視野に立ってしっかり議論しようと、で、決算とODAの参議院にしようという形で実は取り組んでまいりました。 ですから、かつては国際問題調査会というところがあって、そこで小委……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この給与関係につきましては、去年の六月に法案出されまして、その後、九月三十日ですか、人事院勧告があって、その後、十月の二十八日、この人事院勧告を実施しないという、そういう閣議決定がなされたと。与野党協議をずっとやって、いわゆる自公案、衆議院の方で、去年の十二月ですよね、出して、協議されて、今月の十七日、二月十七日に与野党合意になったと。新聞報道では自公案の丸のみというような形になったわけでございますけれども。 そこで、この人事院勧告をどういうふうに考えておいでになるのか、法務大臣として、内閣の一員として大臣にお聞きをしたいんですが、これ、こ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 東日本大震災から一年経過をいたしました。本当に今なお多くの課題が残されているわけでございますが、その一つが福島の原発事故の賠償問題でございます。本当に福島は大変だなということで、私ども公明党も、先々週、三月十日、全国の県代表を郡山に集めまして、党の大会として、少しでも福島大丈夫なんだよということを示そうと思いましてそういう活動をしたわけでございますけれども、一年たって、本当に福島、また東北、震災地の復興に力を入れようと、そういうふうに決意を固め合ったところでございます。 ただ、やはり岩手や宮城と違って福島は原発事故の賠償が一番大事だなと、福……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 予算の審議ということでございますが、今、司法制度改革ずっとやってきて、たしか司法制度改革の意見書が出たのは平成十三年六月だと思うんですね。選挙の前の月だったからよく覚えているわけでございますが。あれからもう十一年たつわけでございます。うまくいったところ、うまくいっていないところあるだろうと思いますけれども。 たしか、国際的な状況にもしっかり対応しようというふうな意見、もちろん事前規制型から事後救済型にしようという、そういう理念の下で改革を推し進めたと思うんですね。ですから、特に国際化という観点からも、例えば知財高裁であるとか、そういうことを……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 一か月半ぶりぐらいの法務委員会だと思いますが、また大臣所信からという本当に、私も西田委員長が就任されて、この法務委員会に戻ってきたんですが、三人目の大臣という形になるわけでございまして、その前の方は余り、まあ江田先生は著名ですからよく覚えておりますけれども。ただ、三人目とはいえ真面目な滝先生が大臣になられる、もちろんその前の方も真面目だと思いますが、殊のほか真面目な滝先生が大臣になられたこと、喜びたいというふうに思っているところでございます。 そこで、午前中の質問もございました。前大臣と余り事務引継がしっかりなされていなかったのかなというよ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 この司法修習生に対する給費制また貸与制の話については、もうここ数年ずっとかかわってきているといいますか、やっているなとは思っておりまして、一年一年延ばしながらこの議論を進めてきたというような思いがございます。 今回の法案についても、衆議院の段階で与野党協議を行って成案を得たということは心から敬意を表したいと思いますが、もちろん我が公明党は、一旦給費制に戻して、そしてしっかり一年間議論をしましょうと、こういうような考え方に立った修正案を出させていただきましたけれども、次善の案として今送られてきた法案という形になっているところでございます。 ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は一般調査ということでございますが、先般、七月二十七日に参議院本会議で、当委員会で採決いたしました裁判所法の一部を改正する法律が可決、成立をいたしました。本委員会の各委員の先生方、あるいは法務当局にも届いていると思いますが、いろんな方々が運動をしておりまして、給費制是非続けてもらいたいとか、そういう方でございますが、例えばこの司法修習生に対する給与の支給継続を求める市民連絡会、労働者福祉中央協議会、これは笹森さんが会長をやっていたところでございますし、あるいは山口二郎さん、北海道大学教授、あるいは本多良男さん、クレ・サラ被害者連絡会の事務……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今回の裁判所職員定員法の改正案でございますが、まず、下級裁の民事事件の適正迅速な処理を図るため、判事の三十名増員ということでございます。これによって下級裁の定員が二千八百五十七になるということになるわけでございますが、今回、この三十名の増員の根拠、趣旨、これはどういうことなのか。去年は四十五名でしたよね。大体五十名とか四十名とかそんな具合でずっとこの十年間ぐらい推移してきたと思っておりますが、三十名というのはこれはどういうことなんでしょうか。十五名減らした理由について御説明願います。
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。総括質疑、バッターに立たせていただきました。 早速質問をさせていただきます。 昨日から、あるいはおとといから大きく新聞報道、報じられておりますけれども、まず総理、普天間問題でございますけれども、今朝の新聞だと岩国分散化かというような、それがぽこんと出てくるわけですね。昨日の質疑でもございましたけれども、この普天間の固定化はしないというふうに明言されました。 二〇〇六年の日米合意で、やはり普天間の話と、それから嘉手納以南の六施設統合、返還という合意があって、さらに岩国への分散とか、あるいは普天間の補修費とか、いろんなことが……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 随分押しているような状況でございますが、総理、何か久しぶりに総理のお顔を生で見るなという感じでございますけれども。 ようやく参議院においても正常化したなと。四月二十日ですか、参議院におきまして二大臣の問責決議を行いました。それで、衆議院で送っていただいたやっぱり重要な法案であります郵政改革法案、何とかゴールデンウイークまでに、四月中にということで四月二十七日に成立をさせました。当然、五月から国会議員の歳費を災害対応でということで、その法案も通したわけでございます。 私、国会対策をやらせていただいて、ゴールデンウイーク明けたら、これはもう本……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 谷垣大臣の御就任、誠におめでとうございます。 私も、ここ一年四か月、一年半ぐらいですか、法務委員会におりまして、何か法務大臣の所信に対する質疑ばっかりやっているといいますか、大臣がたくさんお替わりになるものですから、そのたびに。谷垣先生には、もう長くしっかりやっていただきたいなと。誠実なお人柄で尊敬申し上げておりますので、しっかり応援をさせていただきたいと思っているところでございます。 まず最初に、成年後見に関連して質問をさせていただきます。 去る三月十四日、東京地方裁判所民事三十八部におきまして、原告、名児耶匠さんという方でございます……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 委嘱審査ということでございますが、今日は午前中、有田委員の質疑、ヘイトスピーチということでございますが、質疑を伺っておったときに、ナチス時代のドイツのルター派の牧師だったマルティン・ニーメラーという人の、戦後、ホロコーストを出た後の自戒を込めた詩を思い出しておりまして、本当に闘う民主主義というか、そういう観点で与党、野党関係なくしっかり見ていかなきゃいけないなということを自戒をするものでございまして、そういう観点から人権というものもしっかり取り組んでいきたいなというふうに思うところでございます。 さて、今日は委嘱ということでございますもので……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 いよいよハーグの質疑に入るわけでございますが、子の監護をめぐる問題を解決する上で最も重視すべきなのは子の利益だと思います。しかし、具体的に何が子の利益になるかという判断は、人によって、あるいは国や文化によっても異なります。この点、このハーグの定めるルールは、個別具体的な子の利益についての判断までは踏み込まないで、国境を越えた不法な子の連れ去りは、それ自体子に有害である、そうやって子の返還を原則として個別具体的な子の利益は子が元いた国で判断をするという、そういう立て付けになっているわけでございますが、この理念は正しいとして、他方の親の監護権を侵……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。先週の六日に続きまして質問をさせていただきます。
今、子の返還の強制執行ということが議論になっておりましたけれども、今回、子の返還の代替執行、間接強制にとどまらずに新たな制度としてこの代替執行というのを設けるわけでございますが、もう一度確認でございますが、この制度を設けるに至った理由について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 外国では、子の奪取について厳しい態度を取るということが多いわけでございますが、他方で、子供の利益については非常に敏感で、特に有形力の行使については慎重であるとも聞いているわけでございますが、常居所地国への返還に……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。本当に短い時間でございますが、質問させていただきます。 まず、先行質問に関連をしてちょっと発言をさせていただきたいと思いますが、先ほど一年前の国会との対比が述べられたところでございますが、私の印象は、一年前の通常国会は何か大臣所信に対する質疑ばかりやっていたなといいますか、しょっちゅう大臣が替わったという印象が強くて、それが法案の成立率の問題にもなったのかもしれません。 また、先ほど第三者保証の制限についての法律についての言及が、我が党のマニフェストまで含めて論及があったわけでございますが、ただ、可視化であるとかあるいは第三者保証の制限とか、……
○魚住裕一郎君 おはようございます。公明党の魚住裕一郎でございます。 まず、安倍総理、御就任おめでとうございます。私も第一次安倍内閣の改造内閣で総務副大臣拝命をいたしまして、総理の下で指導を賜ったところでございますが、この選挙を経て自公政権になりました。ここ数年、六年ばかり、毎年総理が替わるという状況を本当に脱却しなきゃいけない、しっかりお支えをしたいと思っておりますので、是非、体力も温存しながら頑張っていただきたいなというふうに思っているところでございます。 まず最初に、経済の関係で、アベノミクス、大変な注目で、先般、この週末にG20があって、議題の中心といいますか、話題の中心がこの日本……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。今日は、再びこの場に立たせていただきまして感謝申し上げます。 総理、二か月前、二月の十九日、この場に立たせていただきまして、ちょうど補正のスタートの質疑をさせていただいたわけでございますが、あのときも直前にモスクワでG20がありましてその関係の質問をさせていただいて、また今回ワシントンであったということで、財務大臣の帽子が何かすごく目に付くなというそんな思いがするわけでございますが。 今回のG20の共同声明がございますけれども、事前に、通貨安戦争じゃなくて、日本のこの金融緩和というものがデフレを止め内需を支えることを意図したものであるという、……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 関谷先生、本当に今日はありがとうございました。 私も、二〇〇〇年、平成十二年に憲法調査会が設置されまして、幹事ではありませんがその末席に入れていただきまして、以来、憲法調査特別委員会にも参加させていただいて、十数年ぶりという形になりますが、経過いたしまして、感慨深いものがございます。 今日は、第一回の憲法審査会で発言させていただく機会をいただきまして、心から感謝申し上げます。 まず、公明党の現行憲法に対する考え方を申し述べたいと思います。 御承知かと思いますけれども、先ほども共通認識として御紹介ございましたが、憲法の三原則、国民主権主……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 今日は、両参考人の先生、貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。 中山先生の本当に情熱を傾けた御発言、本当に感銘をしたところでございますが、先ほど強行採決云々という、決して手続的に私も瑕疵はないとは思っているところでございますが、しかし、それをきっかけとして今日まで四年半たつわけでございます。凍結期間三年間というのがありましたわけでございますが、参議院においては特に、この憲法審査会規程が議決されたのが去年の五月でございます。ちょうど四年目のときでございまして、本当に情けないなというふうに思っておりますが、長年憲法の議論をされてこら……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 先ほど民事局長からお話しいただきましたけれども、この法制審議会の答申がよう分からぬのです。先ほども前川さんからもありましたが、要するに、民法の定める成年年齢は十八歳が適当だということでありますけれども、消費者保護というそういう施策が前提だと、こういうような内容であったわけでありますが、内閣総務官の方から示された資料三の、いろいろな施策のあれが御紹介いただいています。 ただ、例えば法務省、法教育の推進、二十三年度当初予算八百三十二万、二十四年度予算案六百十六万ですか、これで本当にこの答申に載っているようなしっかりした消費者教育や法教育をやろう……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住でございます。御指名ありがとうございます。 東日本大震災からの基本理念、人間の復興ということで、復興基本法にも記させていただきました。先ほど出されました憲法十三条の個人としての尊重と人間の尊厳、それを中心概念としてやったわけでございますが、また一方で、二〇〇五年八月ですか、ハリケーン・カトリーナでアメリカでも大変な惨事があったわけでありますが、あのときも人間の安全保障という言葉が出てきましたし、また我が国のODAも人間の安全保障というような観点から出てきている、それが今注目されているわけでございます。 経済学者のアマルティア・セン博士と緒方貞子さんが共同議長をさ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎と申します。 今日は、三人の参考人の先生方、ありがとうございます。 前回の憲法審査会は大震災と人権保障という形でやらせていただいたわけでございますが、憲法は、価値として人権、そしてそのための統治機構という形で制定されているわけでございますが、本来、人権、そしてまた更に深く言えば人間の安全保障という観点から、もう一度この統治機構というものを見直すべきじゃないかというふうな思いがあるところでございます。 井戸川参考人には、この一年間の思いというのを、本当に真情を吐露していただいたなと思っております。 日本の行政システムの立て方は、供給サイドといいますか、例……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。御指名ありがとうございます。 両先生、今日は貴重な意見、本当にありがとうございます。 それでは、まず西先生からお願いをしたいと思いますが、緊急事態に対処していくに当たって、いろいろ法体系を考える場合、個別法の制定と運用、あるいは、その上の一般法あるいは基本法で制定をしていく、さらには憲法典の中に規定をして、そして下位規範を作っていくと、いろいろ思考過程があると思いますが、この基本法なり一般法を含めて法律による対応では限界があるというふうに西先生はお考えなのか、具体的にどこにあるか御所見をお伺いをしたいと思います。 反対に、今度、高見先生にお……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 二院制につきまして意見を申し述べるものでございます。 かつての憲法調査会において一旦決着を見たといいますか、全会一致、当時の全ての会派が一致して、この二院制の存在が必要であるということで一致していたわけでございますが、憲法調査会の報告書が提出されてから既に八年経過いたしました。この間、政治の世界は大きく変わり、また一院制論につきましても活発に議論がされるようになってきたところでございます。公明党の党内におきましても逐条的に議論をしてきたところでございますが、公明党、私ども公明党、二院制を継続をしていくということで、全く今も揺るぎのないところ……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 白川参考人、また鈴木参考人、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 まず、白川参考人にお伺いをしたいと思います。 先ほどアベノミクスの話が出ましたけれども、参考人は日銀出身ということもあって、積極的な金融緩和による景気回復にはどちらかといえば慎重な見方をされていたのかなと。 かつて、二つの大きな副作用があるのではないかと。つまり、この円安株高が日本企業の将来期待を過度に改善させてしまって、不必要な設備投資拡大をもたらす可能性があるという指摘がございました。また、もう一方、この円安で、輸入品の値上がり等々で個人の実質所得が目減……
○魚住裕一郎君 公明党の魚住裕一郎でございます。 持続可能な経済社会と社会保障の在り方についての意見を表明をさせていただきます。 我が国の経済は、バブル崩壊以来、長期にわたって低迷を続けてまいりました。また、先日政府から二〇四〇年までの将来推計人口が公表されまして、二〇四〇年には七割の市町村で人口減少率が二〇%以上になる、また、六十五歳以上の高齢者の割合が全体の人口の三六%を占める超少子高齢化社会の到来が推計されているわけでございまして、我が国の社会保障制度の持続可能性が再度問われている、そういう状況にあろうかと思っております。 そんな中で、私は、持続的な経済成長がなければ持続的な社会保……
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