このページでは林芳正参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○林芳正君 平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、林芳正が、副議長に岩城光英君がそれぞれ選任されました。 なお、衆議院におきましては、中井洽君が協議委員議長に、中川正春君が副議長に選任されました。 両院協議会の初会の議長はくじにより決することとなっておりますので、開会に先立ち抽せんを行いました結果、衆議院側協議委員議長の中井洽君が議長に当選されました。 協議会におきましては、衆議院側から……
○林芳正君 平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、林芳正が、副議長に岩城光英君がそれぞれ選任されました。 なお、衆議院におきましては、中井洽君が協議委員議長に、中川正春君が副議長に選任されました。 両院協議会の初会の議長はくじにより決することとなっておりますので、開会に先立ち抽せんを行いました結果、衆議院側協議委員議長の中井洽君が議長に当選されました。 協議会におきましては、衆議院側から、二十三年度予……
○国務大臣(林芳正君) ツルネン議員の御質問にお答えをいたします。 有機農業の推進についてのお尋ねでありましたが、議員自ら制定にも携わられたと質問でもおっしゃいました、平成十八年に議員立法で制定をされました有機農業の推進に関する法律及び同法に基づき平成十九年に農林水産省が策定、公表いたしました有機農業の推進に関する基本的な方針、これに基づきまして、まず有機農業に関する技術体系の確立、有機農業に取り組む農業者の育成、有機農業により生産される農産物の販路の開拓などを推進するほか、平成二十三年度からは有機農業も対象に環境保全型農業直接支払交付金による支援も講じてきたところでございます。 今後とも……
○国務大臣(林芳正君) 加賀谷議員の御質問にお答えをいたします。 補助金の返還についてのお尋ねでありますが、土地改良事業によりまして国の補助を受けて整備した農地については、事業完了後八年を経過しない間に農地転用を行う場合には原則として補助金返還を行うものとしておりますが、八年未経過であっても、特にやむを得ないと認められる場合は補助金返還を行わないことができることの運用を行っております。 御指摘の被災地の案件につきましても、個別の事業に即して検討いたしまして、震災からの迅速な復興を図る観点からやむを得ないものと認められる場合は、関係省庁とも連携をし、補助金返還を必要としない弾力的な運用を今後……
○国務大臣(林芳正君) 風間議員の御質問にお答えいたします。 農林水産省の委託事業についてのお尋ねでありますが、本件については、平成十六年度から二十年度にかけて、一般社団法人地域環境資源センターの前身の社団法人農村環境整備センターに対し、農林水産省から委託を行った調査等の人件費について、実際に支払った以上の人件費を同センターに対して支出していたことが会計検査院の検査により確認されたものであり、極めて遺憾であります。 平成二十二年度において、農林水産省として人件費算定のルールを明確化したところであり、また、現在、同センターにおいては過大に支払われた額を返還する手続を進めているところであります……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。よろしくお願いいたします。 峰崎副大臣には、私も三年遅れるところ九五年にこちらに参りまして以来、ずっと御指導をいただきまして、本当にありがとうございました。しみじみと今のお話を聞かせていただきました。 津村政務官がお見えでありましたら、そこから始めさせていただきたいと思いますが、今、峰崎副大臣もおっしゃったように、経済のたうち回っているという言葉がありましたが、非常に危機的な状況であるという認識をしておるわけでございますが、このまず今の現状をどう考えるかということをきちっと踏まえた上で、こういう現状であるからこういう対策が必要だと、こういう姿勢が必要……
○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。 予算委員会、選挙を明けて参議院では今日から始まるわけでございますが、菅総理、この予算委員会は、本来ならば御就任あってすぐ、先国会で代表質問をやらせていただきましたが、それに引き続いてやっておくべきだったものということを改めてこの場で申し上げておきたいと、こういうふうに思います。 その上で、まずは導入ということでございますが、総理とは参議院予算委員会では初めてのやり取りでございますけれども、今申し上げましたように、本来選挙の前にやるべきことであったことが選挙を経ての予算委員会になったわけでございますので、この参議院選挙の選挙結……
○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。 今日は三十分ほど時間をいただいておりますので、G20、御苦労さまでした、大臣。近くですから余り時差はないと思いますけれども、行ってこられたということで、このことについてと、それから、今日、我が党は国会に財政健全化責任法、先国会では参議院に提出させていただきましたが、残念ながらこの財政金融委員会には付託をされませんでした。大変大事な法案でございますので、この国会にもう一度出そうということで、このことについても大臣の所見をお伺いしたいと、こういうふうに思っております。 まず、G20でございますが、非常に残念だったのは、アメリカが経常……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 同僚の山本議員に引き続きまして、今度はシャドーキャビネットの財務大臣ということを拝命いたしましたので、経済問題を中心にお聞きをしていきたいと、こういうふうに思いますし、それに加えて、今、尖閣問題について少し刑事訴訟法の関係でお伺いをしたいことがございますが、官房長官が退席をしておられますので、官房長官が帰ってからの方がよかろうと。私は、官房長官と柳田法務大臣両方に最初から通告をしておりますので、官房長官出てきていただいても結構でございますので、そちらは帰られてからということにいたしたいと、こういうふうに思っております。 まず、経済対策ということが議……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。世耕委員に続きまして質問をしたいと思います。 まず、補正予算の中身について質問をしたいと思いますが、この補正、緊急経済対策が必要であるという前提でお組みになったということであります。 我々は、九月の頭に、官房長官そして政調会長のところへ申入れを野党のほかの皆様方と一緒に参りました。そのとき以来ずっと申し上げ、そして衆議院でも修正動議を、組替え動議を出させていただきましたが、ずっと言い続けてきたことは、これだけの緊急な経済対策をやる必要があるということであれば、まずアクセルを踏む前にブレーキを外すべきだろうと、まさに景気を冷やすような政策をまずやめてか……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 この財源確保法案につきまして、今日は質疑のお時間をいただきました。先ほど予算委員会で補正予算案が成立したところであります。また、この法案につきましても、四月二十九日に民主党、自由民主党、公明党の政調会長の確認文書というものがあって、この前提で衆議院でもこの法案については我が党も賛成をさせていただいたところでございますが、これは、こういう震災後ということで特に歳出の方が急ぐと、この財源確保法案が成立しない場合にいささかも、その歳出の執行に一円でも停滞があってはならないという、ある意味では苦渋の決断をさせていただいたということをまず申し上げておきたいと思……
○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。 今日は特例公債法の質疑ということで、多分、野田財務大臣に御質問をするのは今日が最後になるのかなと、こういうふうに思っておりますが、まず質問に入る前に、ちょっと通告をしておりませんが、先ほど日経の電子版でニュースが流れておりまして、与謝野大臣が今日の閣議後の記者会見で、菅首相が三十日に内閣総辞職をすることになるとお述べになって、それで閣僚に対して引継ぎや残務について全力を挙げるようにというふうに指示したということを閣議後の会見でお述べになったということでございますが、野田大臣も同じような御指示を受けておられるのか、もし御披露できれば……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 随分乱暴な答弁で時間がかなり押しております。もう少しきちっと質問に簡潔に答えてください。参議院は、御存じだと思いますが、往復ではありません、片道ですから、幾ら長々とくだらない答弁しても我々の時間は減りませんから、そのことをよく閣僚の皆さんは承知の上で答弁していただきたいと思います。 一問だけ午前中にやらせていただきたいと思いますが、(資料提示)これ、この間の予算委員会でも使わせていただきましたが、一行だけ追加をさせていただきました。 TPPについて先ほど議論がありましたけれども、二〇一〇年の三月に米国が新たにTPPの交渉に参加しています。しかし、……
○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。 同僚の御推挽によりまして締めくくり総括に立たせていただくことができましたことを御礼を申し上げながら、まずは犠牲になられた皆様に御冥福をお祈りをするとともに、被災に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。 そこで、総理、これは通告いたしておりませんが、五月一日の東京新聞、共同通信だと思いますけれども、世論調査が出ておりました。支持率はいつもの傾向でだんだん下がっておりますが、私、これで支持率が低いということよりももっと気になったのは、政府の対応についてそれなりに評価をするという声がある一方で、総理御自身のリーダーシップにつ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。総理以下、閣僚の皆様、御苦労さまでございます。 今、長浜先生らしい、久しぶりに与党らしい質問をお聞きをしておったわけでございますが、少しいい社会保障の勉強をさせていただいたというふうに聞いておったわけでございます。私も、与えられた時間の中で、今日は予算の執行状況に関する調査、懸案事項についてということですから、全般にわたってということでありますが、一つは復旧復興について議論をいたしたいと、こういうふうに思いますが、その前に若干、先週、衆議院の方ではありますが、不信任案提出されて、いろんなことがございました。 私も、いろんな同僚議員の話を聞いております……
○林芳正君 皆さん、おはようございます。閣僚の皆様方もお疲れさまでございます。自民党の林芳正でございます。予算のこの二次補正につきまして質問に立たせていただきたいと思います。 今回、衆議院でも我が党、この二次補正に賛成をしたところでございますが、例えが適当かどうか分かりませんけれども、昼間少し食事を軽くして、今日、夜はがっつり焼き肉を食いに行くぞと、こう思っていて焼き肉屋へ行っていろんなものを注文したら、今日はキムチしかありませんと、こんなような予算だと言わざるを得ない。まさに我々、十七兆円の大きなパッケージを提案をしておるわけでございますが、この中でほんの一部、これ今から御質疑をしますけれ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 佐藤委員に続きまして、安住大臣に御質問を中心にしていきたいと思います。 まず、安住大臣、御就任おめでとうございました。副大臣、それから国対委員長と、やっていた仕事と大分違って戸惑っておられるんじゃないかなと、こういうふうに思いますが、ちょっと先ほどの佐藤委員とのやり取りを聞いていまして、私もかねてから言っていることでもあるので、G7、G20のEUの関係は今もう既にやり取りがありましたので、分かる範囲でということで御通告していませんので結構ですが、日中、日米欧、G20にはいろんな方が来ていらっしゃいます。 それで、中国の人民元の話をするのに会議のオ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。与えられた時間の中で、私と、関連に佐藤先生にも立っていただきまして質疑を進めていきたいと思います。早速、時間も限られておりますので中身に入りたいと思いますが。 総理、ちょっと眠そうな感じがするんですが、多分、昨夜は眠れない一夜を過ごしたんではないかと、こういうふうに思います。昨日決めるというふうに我々も思っておりましたし、また国民の多くも固唾をのんで見守っていたんではないかと思いますが、急に、今日は決めない、明日に延ばすと、こういうことになったというふうに報道で接したわけでございまして、なぜ一日決定を延ばされたのか、その理由をお聞かせください。
○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。 今日は、今委員長からもお話がありましたように、往復方式でございますので、是非簡潔に御答弁をお願いをしたいと冒頭申し上げておきたいと思います。 今回、我々の同志も答弁席の方にも座っていただいて審議をする、すなわち三党合意をしたものについて審議をするということでございますから、今日はこの三党合意によって何が変わったのかということを明らかにしていくような質疑をしたいと、こういうふうに思っております。 そういう意味で、この衆議院での採決につきまして、七月十二日の予算委員会で我が党の茂木政調会長から総理へ幾つか質問があって、いろいろ……
○林芳正君 脇委員に続きまして質問を続けたいと思います。
まず、今の脇委員とのやり取りを聞いておりまして本当にいいかげんだなという気がいたしたんですが、もう一つ、菅前総理を思い出しました。菅前総理は、日本国憲法にはどこにも三権分立というのが書いていないので日本は三権分立ではないと、こういうふうに、これは参議院の財政金融委員会の議事録に残っておりますが、おっしゃっておりますが、野田総理は、日本は三権分立であるかどうか、どうお考えでしょうか。総理のお考えを聞きたいと思います。(発言する者あり)
【次の発言】 この問題、深入りしませんが、菅前総理は、三権分立、また三権の間の抑制と均衡はないというと……
○林芳正君 林芳正でございます。 今日は、質問の機会をいただきました。税と社会保障、社会保障と税というふうに先ほど総理言い直されておられましたが、これの集中審議ということで、重要な事項につきまして質問をしていきたいと思っております。 まず、もう先月でございますが、自民党は二月の二十四日に、わが党の政策ビジョンと平成二十四年度予算という、我が党の政策それからこの予算についてどう考えるか、かなり具体的に数字も入れてお示しをさせていただきまして、そして、茂木政調会長が前原政調会長にも御説明に伺っているというふうに聞いております。 残念ながら、三月の九日が衆議院の採決だったと思いますけれども、随……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。引き続いて質問に入っていきたいと思います。 報道でもありますように、今、消費税を含む税制の抜本改革、また税と社会保障の一体改革法案の修正協議ということに我々入っていっているわけでございますが、なかなか理解に苦しむようなこともあるわけでございまして、今日はせっかく国民の皆さんもテレビで御覧になっておりますので、何が論点になっているかということをなるべく分かりやすくお聞きしたいと思っております。 社会保障と税ということを一体としてやるということですから、我々のスタンスは、今、山本委員もお触れになりましたけれども、社会保障が決着をする、それと税の話は一体で……
○国務大臣(林芳正君) この度、農林水産大臣を拝命いたしました林芳正でございます。 農林水産業は国の本であり、食料生産はもとより、多面的機能の発揮といった重要な役割を担っている一方で、農業生産額の減少や担い手の高齢化など課題が山積しているというふうに認識をしております。 今月の十三日には、就任後最初の出張として被災地の宮城、福島両県を訪れてまいりました。東日本大震災で被災地の復旧復興の状況を直接視察し、また、被災された方々の生の声を聞いて改めて感じましたのは、やはり現場あっての農林水産業ということであるということであります。私自身、大変農林水産が盛んである山口県の出身で、これまでも現場を大……
○国務大臣(林芳正君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。 私は昨年末に農林水産大臣を拝命し、農林水産政策に携わることとなりました。農は国の基という言葉があるように、農林水産業は食料生産のみならず、国土や自然環境の保全、集落機能の維持といった多面的機能の発揮を通じ、国民の暮らしに重要な役割を担っています。農林水産大臣としての任務の重大さに身が引き締まる思いであるとともに、職務に邁進する決意を新たにしているところです。 現在、農林水産業、農山漁村は、農業生産額の減少や担い手の高齢化など課題が山積しております。一方で、私は、農林水産業は潜在的に非常に大きな可能性……
○国務大臣(林芳正君) お話がありましたように、我々、選挙のときに、聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加には反対すると、党としてはこういう公約を作りまして選挙戦をやってきたということであります。 衆議院の方の質疑でもございましたけれども、個別にJAさんと政策協定ですか、何かひな形を見せていただいて衆議院の方では質疑をいただきましたけれども、そういうこともいろいろあると、こういうことでございました。 したがって、そういういろんな声、それから総理が訪米から帰ってこられた最初の閣議でお会いするタイミングがございましたので、私の方からも、非常にこれはセンシティブな問題であると、こういう品目がセ……
○国務大臣(林芳正君) 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法は、北洋における外国政府による漁業水域の設定等に伴い、水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化したことに対応するため、水産加工施設の改良等に必要な長期かつ低利の資金の貸付けを行うことを目的として、昭和五十二年に制定されたものであります。 その後、国際的な水産資源の保存管理措置の強化や、我が国周辺水域における水産資源の減少、水産加工品の輸入の増大等に対処するため、貸付けの内容について所要の見直しを行いつつ、水産加工業……
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省とも連携を図りつつ、政府一体として最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。
以上でございます。
【次の発言】 外国政府に対して有する米穀の売渡しに係る債権の免除に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。
我が国は、過去、外国政府に対して、政府所有米穀の売渡しを行ってまいりました。この売渡しを行った相手国のうち、マダガスカル、マリ、モザンビーク、シエラレオネ及びタンザニアの五か国については、重債務貧困国と認定されております。
重債務貧困国に対しては、国際的協調の下……
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 この米債権の免除に当たっては、法律や条約で名実共に免除という措置をするのか、若しくは債務救済無償方式といいまして、相手国から一回返してもらって、その後に同額の無償資金を供与すると、こういう方式で実質免除するか、こういう方式をどうするのかということと、それからその場合の財源をどのように手当てをするのかということで関係省庁間で調整が行われてきたということでございます。 今、一川先生おっしゃったように、平成十一年のケルン・サミットで決まった後、当時は債務救済無償方式、一回返してもらって返す、こちらは無償で出すということで対応する方針が決まっておったと……
○国務大臣(林芳正君) 平成二十五年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 平成二十五年度における農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆二千九百七十六億円となっております。その内訳は、公共事業費が六千五百六億円、非公共事業費が一兆六千四百六十九億円となっております。農林水産予算の編成に当たっては、攻めの農林水産業の展開に向けた第一歩とするため、農林水産基盤の整備、輸出拡大対策や競争力強化対策、経営所得安定対策等に予算を重点的に措置したところです。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。 第一は、国土強靱化・農林水産業の競争力強化です。 老朽化した農業水利施設、漁港……
○国務大臣(林芳正君) 郡司前大臣、よく存じ上げておりますが、大変に御縁をいただいておりまして、実は、たしか議院運営委員会でも御一緒させていただいたわけでございまして、大変丁寧な引継ぎをいただきまして、しっかりとその後をやっていきたいと思っておりますが、今、郡司先生からは、もう少し時間があれば取り組みたいということでこの質問をいただきました。 このFAOの数字でございますと、世界の栄養不足人口というのが八・七億人ということでございます。これが、世界人口七十億の中の八・七ということでございますが、一九九〇年ぐらいが十億、それから九九年が九・二億ということで、人口が増えていく中で減ってはおります……
○国務大臣(林芳正君) 一川先生、お地元では大変、森林、中心的な活躍をしていらっしゃるというふうに私も承知をしておりますが、実は私も地元で森林組合の下っ端の一メンバーでございますが、メンバーでございます。名前が林だからということではなくて、しっかりとこの問題取り組んでいかなければならないと思っておりますが、おっしゃるとおり、近年、戦後造成された森林資源が本格的に利用可能な段階を迎えていると。 イメージが湧きやすいようにということで例えて言いますと、百メートル四方のところに一年で増える森林を積み上げていきますと、大体スカイツリー十六個分の高さになると。それぐらいはもう使っていけるし、使っていか……
○国務大臣(林芳正君) おはようございます。 食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 本法は、食品の安全性の向上と品質管理の徹底に対する社会的要請を踏まえ、国際的にも推奨されている管理手法であるHACCPについて、その導入に必要な施設の整備に対する金融上の支援措置を講ずること等により、食品の製造過程の管理の高度化を図るため、平成十年に、その有効期限を限った臨時措置法として制定されたものです。 本法の下で、食品の製造又は加工を行う事業者において、HACCPに基づく高度な製造過程の管理の考え方が着実……
○国務大臣(林芳正君) 今、るる徳永先生から御質問いただきまして、課題等を明らかにしていただきましたが、まさに、ちょっとO157の話ありましたが、そもそもの発端が平成八年の、記憶に新しいところでありますが、O157の事件、これでやはり食品に対する安全性への関心が高まって、消費者からの声が高まったことによって製造業者がその対応を迫られたと。ここからいろんな議論を経て、十年にこの法律が始まったわけでございます。 したがって、まずはやはり国民に安全な食品を安定的に供給するということが極めて重要だということでございまして、ここまでやってきて、今度は高度化基盤整備ということで裾野を広げるということで、……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 海上保安庁と連携を図りながら、農林水産省では現在、漁業取締り船三十九隻体制、このうち官船が六隻、用船が三十三隻でありますが、これらで外国漁船及び日本漁船の漁業取締りを実施しております。これを強化するという必要がございますので、民間から借り上げる漁業取締り船の二隻増隻を、平成これは二十五年度予算ですが、概算決定をしております。また、今お尋ねの二十四年度補正予算におきましては、最新鋭の漁業取締り官船、官船の方ですね、これの建造に着手するための事業を計上しておるところでございます。 二隻の増隻につきましては、補正でも措置を検討したんでございますが、船舶……
○国務大臣(林芳正君) 昨日の産業競争力会議では、僅かな時間というよりも、私のプレゼンテーションとそれに対する質疑にかなりの時間を費やしていただいて、その後の議題が全部飛んでしまったというぐらい熱心な議論をいただいたというふうにうれしく思っております。 先ほど競争力会議のメンバーについて委員からお話がありましたが、いろんな観点からの御意見はあったんですが、私はなるほどなと思いましたのは、やっぱり現場重視ということで、実際に企業経営者の方の中で農業に既に会社としても取り組んでおられる事例を御紹介していただきました。 その中で、私ははっとしたのは、やっぱり製造業のDNAというのは実は農業から来……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 この件につきましてはもう委員から質問主意書もいただいておるところでございますが、警戒区域を見直して、平成二十四年の四月に新たな総理指示というのが出ておりまして、今お話がありました二十キロ圏内の警戒区域で飼われていた家畜については、原則として、苦痛を与えない方法で処分をするということを原則としておりますが、今お話がありましたように、この所有者、飼っておられる方がその処分に同意しない場合は、出荷や繁殖の制限とか個体識別の実施等の徹底を要請した上で継続して飼養することを認めておるわけでございます。 今、この継続飼養を希望する農家等が約二十戸ぐらいいらっ……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。
TPPにつきましては、我が党、自民党の公約で示した聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対というのが基本的な考え方でございます。したがって、今お尋ねのように、仮に聖域なき関税撤廃が前提でないと確認されたとしても、それで直ちに交渉参加するということではないというふうに考えております。
この交渉に参加するかどうかについては、これまでの関係国との協議の内容、それから参加した場合の影響を精査、分析して、与党での議論も十分に踏まえた上で検討していくことが必要だと考えております。
【次の発言】 お答えいたします。
TPPについては先ほど申し上げたよう……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 今委員からお話がありましたように、漁業は燃油代が非常にその支出の中で高いものですから、浜の皆さんは非常に気にしておられるということでございます。したがって、今お話があったように、漁業者と国が両方で積立てを行って、セーフティーネットということを二十二年度から実施をしております。この補正に三十九億円、それから来年度当初に三十五億円、国の積立てを計上しております。したがって、今後の高騰に対しても一定の対応が可能であるというふうに考えております。 今後とも、漁業者の皆様の御意見も伺いながら、漁業用の燃油価格の動向を注視しまして、燃油価格高騰に対して適切に……
○国務大臣(林芳正君) 今総理が御答弁されたとおり、その三パラグラフから成る日米の首脳会談においてTPPに関する日米共同声明が出されたということは既に承知をしております。今、どういう経緯で出されたかは総理から御答弁があったとおりでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
今委員お話がありましたように、農業で特に土地利用型の農業が持続可能になっていくためには、やはり担い手への集積化、農地集積というのが大事だというふうに思っております。
実は、既に、法人経営体が増えます、それから家族経営体も増えて、二十ヘクタール以上が実は三割になっている、面積ベースでですね。ということで、これを加速して……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 仮の、仮定ということでございますが、汚染水がもし放出された場合、まず水産物の安全性への影響と、こういうものが懸念をされますし、それからいわゆる風評被害、この拡大が懸念をされるというふうに思っておりますので、平成二十三年の十二月に原子力対策本部が取りまとめました中長期ロードマップ、ここには、汚染水の海への安易な放出を行わないというようなことが書いてありますので、それに従って対応していきたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 一川先生は我が省御出身でもいらっしゃいますので釈迦に説法だと思いますけれども、今お話がありましたように、国立社会保障・人口問題研究所の資料で今お示しいただいたような人口の動態が推移していくということ、出ております。 御案内のように農業は、実は従事者が減少する、高齢化するという意味では、まあ、いいことかどうかというか、余りいいことではないかもしれませんが、これ先取りをもうしてしまっているという状況がございまして、まさに農業を活性化していくためにはもう待ったなしの状況になっているということでございます。 したがって、減少、高齢化、従事者がする中で……
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 今委員からお話があったように、TPP交渉いかんにかかわらず、農業従事者が減少する、高齢化するということになっていく中で、国内の農業の活性化を図っていく、これはもう待ったなしの極めて重要な課題だと思っております。やはり農や食を取り巻く関連産業分野を含めまして、農業者が十分な所得を確保できる環境を整えていくと、これが重要であるというふうに思っております。 このため、農林水産省の中に攻めの農林水産業推進本部を置きまして、需要サイドとそれから供給サイド、それをつなぐところ、バリューチェーンと言っておりますが、これを一体的に進めていくという観点で、まず、……
○国務大臣(林芳正君) まさに寺田先生おっしゃったように、もうこれTPPいかんにかかわらず従業者は減っています。それから生産額も減っておりまして、一方、耕作放棄地も増えていると、こういうことでございますから、やはり今おっしゃったように流動化をして担い手を増やして、そして集積をしていくと、このことが大変大事だと思っておりまして、ここ何年かずっとやってきた結果、今担い手の利用面積は農地全体の五割まで来ておりますし、また、二十ヘクタール以上の経営体が大体三割、これは土地利用型ですが、こういうふうになってきておりますので、しっかりと、民主党時代に始めていただいた人・農地プラン等々も活用しながら進めてい……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 櫻井委員が林委員とおっしゃったのは多分私のことだと思いますが、今は閣僚をやっておりますが、今お話のあったように、異常高騰というのは、円安もその原因の一つもあるかもしれませんが、もう一つは原油の価格自体が相場でございますので上がっていくと、こういうことも両方あって、そういうことがあり得るということで、今御指摘があったように、そういうことに対して六月中を目途に検討したいと、こういうふうに申し上げたところでございます。 委員も御案内だと思いますけれども、今既に積立てをやって、そして、それぞれ、国と漁業者一対一でやっておりますので、今やっていらっしゃる方……
○国務大臣(林芳正君) 自民党の方で参議院選挙に向けまして今公約を作っておられるということは承知しておりまして、その中で倍増というような報道もあったわけでございますが、まだ最終的にこれが固まったということでは承知をしておりませんので、どういうものがどういうふうにどういう範囲で倍増になるのかということについても、与党の公約でございますのでしっかり見守っていきたいと、こういうふうに思っております。
【次の発言】 先ほど申し上げたように、まだ今から詳細な検討されるというふうに思いますが、先ほど申し上げましたように、所得の定義をどうするかと、所得をもし倍増するのならどういうところの所得というふうなこと……
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 山田委員、さすがに現場のことをよく御存じで、よく今全国飛び回っていらっしゃる中で現場の本当のポイントをついた御苦労を指摘いただきました。 生産継続に向けて、やっぱり作ったキノコが食品の基準値を超えないようにするために、栽培管理に関するガイドライン、考え方はお示しさせていただいております。例えば、原木・ほだ木の放射性物質の検査ですとか原木・ほだ木の洗浄をする、ほだ場の除染等の環境整備をする、こういうことを示させていただいているわけでございます。 まさに、このガイドラインに沿った取組を実施しますと追加的な費用が発生すると、こういうことになりますの……
○国務大臣(林芳正君) 今国土交通大臣からお話がありましたように、一六・四%の方が手続をしていなかったということで、例えば森林について言えば不動産登記、森林組合への届出、こういうことはしていなかったということがこの中に含まれているわけでございます。したがって、森林の方で所有者が不明な方が増えますと、施業を集約化していく、こういうことをやる場合に非常に支障になりかねない問題であると、こういうふうに思っております。 平成二十三年に森林法改正をいたしまして、創設された森林所有者の届出制度、こういうことがございますし、それから、二十五年度の予算案の中には、市町村が中心となって所在不明な森林所有者の探……
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