松本七郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

松本七郎[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-34期
松本七郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松本七郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

松本七郎[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第15号(1947/07/10、23期、日本社会党)

○松本七郎君 私は、まず最初に自由討議に関しまして、次の三点を希望したいのであります。  第一に、全議員に発言の機会を與えねばなりませんから、質問時間の制限はやむを得ませんが、答弁すべき大臣を一人に限定したり、答弁時間を制限することには反対であります。討論においても、質問を要する場合は多いのでありますから、質問するかどうかは、議員の自由でなければなりません。從つて、大臣を一人に限定すれば、多角的質疑が不可能となるからであります。答弁はできるだけ簡潔に、との申合せで足りるでありましよう。かりに質問にのみ終始したといたしましても、わずか十分の質問に対する答弁は、さほど長くを要しません。指定された答……

第1回国会 衆議院本会議 第66号(1947/11/25、23期、日本社会党)

○松本七郎君 私より、日本社会党、民主党、國民協同党、三派共同修正案の趣旨を御説明申し上げます。詳細はお手もとに配付されておりまする印刷物によつて御了解願うことといたしまして、ごくおもなる点のみ申し述べたいと思います  まず、政府原案第五條では、炭鉱の事業主が所轄石炭局長に届け出るところの事業計画を、石炭局長が地方炭鉱管理委員会に諮つて変更を命ずることができるということに相なつておりますが、これでは石炭局長の一方的な権限が濫用されるおそれがありまするので、この石炭局長の変更命令に対して、事業主に不服の申出のできる途を開くとともに、その不服の申立により、商工大臣が全國炭鉱管理委員会に諮つた上で石……

第1回国会 衆議院本会議 第67号(1947/11/27、23期、日本社会党)

○松本七郎君 お答えいたします。私が修正案につきまして御説明申し上げますにあたりましては、時間の制限もございましたので、多くの点を省略いたしました。議長のもとに提出したしました修正案には、全部正確に書いてございます。

松本七郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

松本七郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第4号(1947/08/26、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 新憲法になりましてから、主權が國民に移つたということで、皇族に對する考え方というものが相當國民の間に變つてきていることは事實でありますが、依然として國家の統合の象徴であり、國民の象徴である天皇の地位は確立されております。その象徴である天皇の御一族のこれからの經費、そういうものについては、國民全般が非常な深い關心を拂つているのであります。今後の皇室經濟法及びその施行法による定額などにつきましても、少きに過ぎるような感があるでのありまするが、大切なものを守るために、ひいきの引倒しになるというようなおそれもありますし、時世が時世で國民が全部耐乏生活をして國の再建に進んでいかなければ……

第1回国会 鉱工業委員会 第3号(1947/08/01、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 昨日輕工業小委員會を開きまして、所管ならびに運營方針等について打合せました。非常に範圍が廣うございますが、大體大きく生活物資工業と纖維工業と分けまして、生活物資工業の方には、日用品、ゴム、皮革、建材、製紙、纖維工業の方は、綿絲、絹人纖、纖毛を含み、さらに中小工業一般、それから貿易輸出産業というようなものも輕工業小委員會で扱うことになりました。しかしこういうものは非常に範圍が廣いのでありまして、輕工業委員會としても、他の小委員會と密接な連絡をとらなければなりませんので、その都度連絡をとるということに大體きめました。さしあたり國政調査の要求をしなければなりませんので、これは最初輕……

第1回国会 鉱工業委員会 第5号(1947/08/07、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 職場規律の問題で、先ほど當局からの説明によりますと、一般的にあまりよくいつてないが、一、二いい例を復興會議あたりに勧告したいという御意見であります。その具體的な内容について伺いたい。

第1回国会 鉱工業委員会 第7号(1947/08/16、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 この改正案は當然なことだと思うのでありますが、せつかくこういう改正をされるならば、この際もつと根本的に改正をされる必要がなかつたかどうかという點をお伺いしておきたいと思います。從來わが國でいろいろな科學的な發明その他で相當優秀なものができておつたにかかわらず、特許においてこれが實用化、活用を非常に妨げておつた點があつたのであります。つまり軍事祕密特許というものがあつたために、日本で特許が得られずにそれが外國によつて採用されたり、あるいは軍事の祕密を保持するために、どの程度のものが許されておるかわからないというようなことで、その内容が不明のままに軍事の方で採用されておるものが認……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/18、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 今囘の特許法の改正案は、ごく一小部分に限られておりますが、新しい日本の發足にあたり、特許法もまた當然全面的に改正する必要があると思います。この點はすでにせんだつての質問の際に政府委員の答辯によつて政府もまたその必要を認められておることが明らかになつたのであります。つきましては、この全面的改正に關しましては、國會として至急立案すべきものと考えるのでありますが、諸般の現實の情勢に鑑みましても、政府側でも至急これが實現のために努力せられんことを望みます。なお改正にあたりましては發明の助長獎勵が單に發明者の利益を護るだけに墮することなく、それが眞に國の經濟力に寄與し、公共の福祉を増進……

第1回国会 鉱工業委員会 第17号(1947/10/10、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 この問題を眞劍に討議するということは、どなたも御異存ないわけですが、委員會を連日開いてやるか、あるいは委員會を開いたこと必ずしも即眞劍な勉強とはならない、自分らが十分に檢討するために、もつと時間の餘裕を與えてほしいという御意見も、もつともだと思います。しかしながら、何と申しましても、先ほど英國のお話もありましたが、現在の日本では、時阪的にも制限されております。政府の答辯によつては増産、減産というような問題も、十分釋然としないというお言葉もありましたが、今後審議を重ねていくうちには、府府の答辯によつて、これがだんだん明らかになつていくだろうと思います。そういう意味で、連日という……

第1回国会 鉱工業委員会 第38号(1947/11/25、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 私より日本社會黨、民主黨、國民協同黨三派共同修正案の趣旨を御説明申し上げます。時間もございませんから、中で省略させていただくこともあると思います。あらかじめ御了承願いたいと思います。  まず政府原案第五條では、炭鑛の事業主が所轄石炭局長に届け出るところの事業計畫を、石炭局長が地方炭鑛管理委員會に諮つて變更を命ずることができるということに相なつておりますが、これでは石炭局長の一方的な權限が濫用されるおそれがありまするので、この石炭局長の變更命令に對して、事業主に不服の申出のできる途を開くとともに、その不服の申立により、商工大臣が全國炭鑛管理委員會に諮つた上で、石炭局長の變更命令……

第1回国会 鉱工業委員会 第40号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○松本委員 輕工業小委員會における纎維工業に關する調査の報告をいたします。  本小委員會におきましては、まずその所管事項中、纎維工業に關しまする事項について調査に著手いたしましたるところ、纎維工業中、大企業に屬する紡績等の面におきましては、輸入原料との關係をにらみ合わせまして、不十分ながらも何とかやつている状態にして、かえつて第二次製品製造業者、特に輸出關係も中心とする中小工業の面におきまして緊急施策を要する問題が多く、他の輕工業すなわち雜貨工業その他の一般中小企業の問題解決が緊急を要するものと判明し、政府及び民間各方面より事情を聽取するとともに、明細なる資料を要求し、あらゆる角度よりこれに檢……

第1回国会 文教委員会 第1号(1947/06/28、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 理事はその數を三名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第1回国会 文教委員会 第2号(1947/07/12、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 先ほど懇談會で、大藏當局でなくても、文部當局からでも大藏省の査定基準等を伺いたかつたのですがそれに満足なお話を伺えませんので、大體のお話によつて大藏當局の態度というものがわかつたのですが、それに對してわれわれは非常に不満に思うのであります。要するに文教に對する認識がいかに足りないかという一語に盡きるように思うのであります。しかし六・三制實施に對しては、文部大臣その他非常に熱意をもつて努力されているということが十分わかりまして、非常に心強い感じがします。しかし大藏當局その他一般の認識が高まれば、財源の捻出ということについては、何らかまだ方法の余地があるものと考えられるのでありま……

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/07/24、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 お話の趣旨はよく諒解できますし、同感と思いますが、先般の決議案は、追加豫算の中に、ぜひこのわくを獲得しようといふ意味での決議案提出であつたわけでありますが、お話のように今後はより以上に六・三制の完全實施その他根本的の問題について重要なる問題があると思うのであります。一應追加豫算の入れるためのこの決議案というものは撤囘して、あらためて十分に檢討の上で、文教刷新振興という意味の決議を出して政府を鞭撻するということにしたらいかがでございましよう。
【次の発言】 今の問題と關連するのですが、教育委員會法ばかりでなく、すべて關係者において立案しつつあるものについて、少くとも國會でこれを……

第1回国会 文教委員会 第5号(1947/08/07、23期、日本社会党)【議会役職】

○松本委員長 では會議を開きます。  本日の會議の豫定に先だちまして、故紙囘収に關する疑義が、新聞その他にも出ておりますが、それにつきまして、文部當局の方から説明したいという御通告がありますので、その點を先に御説明を求めたいと思います。それに續きまして先般來日教組との間に多少の紛議があつたように聞き及んでおりますが、これに對しましても、文部當局から一應説明をいたしたいという通告でございますので、この點をも御説明を求めたいと思います。  つきましては最初に故紙囘収に關する問題につきまして御説明を求めます。永江政務次官。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたします。この故紙囘収問題につきましては、まだ……

第1回国会 文教委員会 第6号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 この新制高等學校については、もつと早くこの方針を明らかにしていただきたかつたのですが、福岡縣では今までの中學校の一部分しか高等學校になれないということを、文部省の方針として知事が発表して、問題を起しておるようですが、御存知ならばその経過を承りたいと思います。
【次の発言】 そうすると今囘決定された方針と、局長の個人的な意見と、大分食い違うようですが、その点について局長はどういうふうに考えておりますか。
【次の発言】 ただいまの點は委員長にお願いするのですが、できれば打合會等でも開かれまして、成案を得る前に、いろいろな方面との交渉などもあるでしようから、それの経過をひとつ承つて……

第1回国会 文教委員会 第7号(1947/08/28、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 六・三制の實施を迎えることになりまして非常に喜ばしいのですが、特殊學校の義務制度實施ということが最近これに伴つて各方面から問題になつているのであります。これは別に法律で定めるということになつているようでありますが、文部省は一體どういう方針で進まれるのか、その點をこの際明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 二十三年度の豫算は、どれくらい必要だとお見込みでありますか。
【次の発言】 聾唖の児童というものは、數からいえば大した人數じやないために、全般的な影響は大して大きくないという考え方から、等閑視されているような方面も、大分あるやに聞いているのであります。すでに教育……

第1回国会 文教委員会 第8号(1947/09/22、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 この機會に二、三お伺いしておきたいのですが、青年學校は今年限りなくなるわけですが、来年度の新制度の實施については、いかなる御方針ですか。
【次の発言】 定時制高等學校は、全日制高等學校と併置されるお考えですが。それとも別途に設置されますか。
【次の発言】 地方では勤労青年が非常に向學心に然えておりまして、青年學校を定時制高等學校に移すために、縣当局にも非常に運動しているというようなところもあるのですが、文部省の基準がまだきまらずに、縣当局としても返事ができないというので、勤労青年が非常に迷つているという状態です。この基準は、いつごろ指示できるお見込みですか。

第1回国会 文教委員会 第14号(1947/10/18、23期、日本社会党)【議会役職】

○松本委員長 御異議がなければさよう決定いたします。日時は明後二十日午後一時、參議院の第三委員室で開催いたします。他の日程はこれを延期いたします。  本日はこれにて散會いたします。     午後零時八分散會

第1回国会 文教委員会 第16号(1947/11/01、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 紹介議員豐澤君が、あいにく郷里の方に歸つておりますので、私が代つて御紹介申し上げたいと思います。この請願の要旨は、平和日本再建のために、産業復興の基盤である六百萬の勤勞青年大衆の指導者、すなわち定時制高等學校教員及び中學校職業科教員の養成を目的とする實業大學を、各都道府縣に現在の青年師範學校の施設を利用して速やかに設置せられたいというのであります。これはさきに政府委員からも御説明もありました通りに、教員養成機關の中の一つに屬しまするものではありますが、特に定時制の高等學校の教員養成には大きな要請があるのでありまして、その條件は實はよほどむずかしいのであります。單なる今日までの……

第1回国会 文教委員会 第20号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 新制中學の教室不足は、まことに深刻なものがありまして、各縣とも、これが打開策に腐心しておるのでありますが、去る十一月十日に、福岡縣で教室不足に惱み抜いた中學生たちが大擧して國立病院を占據したという事件が起つたことを、十一月十二日附の西日本新聞が報じております。すでに日時も相當經過いたしておりますから、政府も、事件の内容については、詳細御調査濟みのことと存じますので、その眞相を伺うとともに、二、三質問をいたしたいと思うのであります。  新聞の報道その他で承知いたしましたところによりますと、問題の三宅新制中學は教室不足のために、すでに本年の六月ごろから同校より約二キロ離れた國立筑……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 鉱工業委員会 第14号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 軽工業小委員会における調査につきまして、その概要を御報言いたします。中小工業に関しましては、すでに中小企業廳に関する立法措置が講ぜられておりまして、第一回國会において本委員会がこれに関しまして調査をいたしまして、詳細御報告をいたしました通りでありまして、その後別に緊急を要する問題もないと認められた次第でありまして、今しばらくこれが成行きを静観するのが妥当と考えられます。よつて調査の重点を、わが國輸出産業の王座を占めている繊維工業に関しまして、綿糸及び綿製品の現況とその見透しにつきにまして調査を進めてまいつた次第でありますが、今般一應調査の結論を得ましたから、以下その大要を御報……

第2回国会 鉱工業委員会 第16号(1948/09/24、23期、日本社会党)【議会役職】

○松本委員長代理 これより開会いたします。  諸君の御推挙によりまして委員長がお見えなるまで、私が委員長の職務を行います。  本委員会が閉会中引続き実施いたしていおりまする石炭鉱業に関する國政調査の必要上、去る七月末より八月上旬にかけて、北海道並びに山口、九州地区の炭鉱の実地調査を行つたのでありましたが、これに関運いたしまして、石炭鉱業と密接な関連があり、石炭生産に重大な影響を與えている中小工業対策、特に中小鉄工業対策について、本日これより御協議を願いたいと存ずる次第であります。  本日は商工大臣初め関係官その他の御出席を得ておりまするから、本問題について御質疑なり、その他隔意なき御意見の交換……

第2回国会 鉱工業委員会 第17号(1948/10/09、23期、日本社会党)【議会役職】

○松本(七)委員長代理 これより開会いたします。諸君の御推挙によりまして委員長がお見えになるまで私が委員長の職務をを行います。  本日の議題は本委員会が、第二回國会会期末に院議によつて、閉会中に審査することと決定いたしまして、これが審査を行つてまいりました石炭鉱業に関する件と、鉱業法改正案起草に関する調査の件につきまして、これらの結論をまとめたいと思います。  まず石炭鉱業に関する件につきましては、去る七月末より八月上旬にわたりまして炭鉱その他関係施設の実地調査のためて、北海道班及び山口・九州班の委員を派遣して、それぞれ実地に調査をお願いいだしたのでありますから、まず派遣委員よりその報告を聽取……

第2回国会 文教委員会 第13号(1948/06/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○松本委員長 会議を開きます。  本日は教育委員会法案を議題にいたします。これより質疑に入ります。水谷昇君。
【次の発言】 ただいまの圓谷さんの議事進行の御動議は、もつともだと思うのであります。文部省側におかれては、今圓谷さんのおつしやつた点をこの機会に明らかにされますか、それとも明日でも機会を得て明らかにしていただきますか。
【次の発言】 午後1時からこの委員室を文化委員会に使うのでありまして、ほとんどもう時間がございませんが、今の問題で何か御質問がありますか。
【次の発言】 ただいまの問題は、すでに委員長の取計らいで先般秘密会を開いておりますし、そのときには、われわれの滿足し得る答弁を得ら……

第2回国会 文教委員会 第14号(1948/06/22、23期、日本社会党)【議会役職】

○松本委員長 会議を開きます。  前会に引続きまして、教育委員会法案について質疑を続行いたします。高津君。
【次の発言】 高津君より、公聽会を開くという動議が出たのでありますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさようにすることに決定いたします。
【次の発言】 大分まだ質問が残つておりますが、今日は数点だけ質しておきたいと思います。その前に大臣の提案理由の説明の中にございましたように、この問題については、アメリカの教育使節團の報告書に基いた草案、それから教育刷新委員会の建議、そういうものを相当考慮しながら案を練られたということでございましたが、昨年からこの問題が起つて、委員会法という……

第2回国会 文教委員会 第15号(1948/06/23、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 この「不当な支配」ということについては、いろいろ御意見もあると思いますが、やはりこれは從來の明治維新以來の文部省教育というものが、軍國主義、國家主義に基いて國策の具に供しておられたということが、私は一番大きな点ではなかろうかと思う。從つて將來でもこの教育基本法に基いた教育が行われ、どこまでもこれを守つていくならば、教育が國策の具に供されるということを除かなければならぬ、その意味でもしそういう意味が含まれているとすれば、私はこの「不当な支配に服することなく、」ということが重要な意味があると思うので、これはどうしても入れておかなければならぬと思うのですが、そういう意味と解釈して差……

第2回国会 文教委員会 第16号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 政府の答弁を通じて感ぜられますことは、あまりにもプリンシプルに重きを置き過ぎて、現実を無視しておるのであります。六條においてもやはり同じことが言えると思うのでありまして、この委員の数の七名及び五人ということも、プリンシプルから言えば、行政執行機関としてあまり人数が多くては困るということは言えると思いますが、政府の提案理由の説明にもありましたように、アメリカなどでこれまでやつてきた経驗から、ここでこの程度が適当であろうというようなことから七人、五人きめられたということでございますが、アメリカでも聞くところによると、以前はもつと多かつたのがだんだん減つてきたというように聞いており……

第2回国会 文教委員会 第17号(1948/06/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○松本委員長 会議を開きます。前会に引続きまして、教育委員会法案の審査を進めます。  質疑に入ります前に、岩木政務次官から発言を求められておりますから、これを許します。岩木政務次官。
【次の発言】 それでは法案の審査を進めます。
【次の発言】 それではこの問題は適当な機会まであとに譲つてまいります。法案の審査を進めます。  第十一條 通常選挙は、二年ごとに、選挙による委員の定数の半数についてこれを行う。 御異議ありませんか。
【次の発言】 次に移ります。  第十二條 委員の選挙においては、選挙区を設けない。 御異議ありませんか。
【次の発言】 よろしゆうございますか。それでは次に移ります。  ……

第2回国会 文教委員会 第18号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 將來國定教科書を廃止するという考えがあるか。
【次の発言】 檢定制の弊害防止策として、どういうことを考えているか。
【次の発言】 見本展示会に出品しないで、目録のみで教科書の選択をすることになると、賣込み競爭等で弊害を生じはしないか。

第2回国会 文教委員会 第19号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 「需要者の意思を考慮して」とございますが、いかなる手段によつて文部大臣はこれを考慮せられますか。
【次の発言】 かりにこの條項がなくとも、実際問題としては、先ほどお話のようないろいろな機関を経なければやれないことになると思いますが、一應これを除いて、当分さらに檢討するということはできませんか。

第2回国会 文教委員会 第21号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 ただいまの御答弁では、第四條の各項目については日本学術会議に諮問することができるというので、諮問するだろうという希望で、この程度でいいのじやないかというお話でしたが、この中で一番かんじんなのは「研究、試驗等の助成」それから「科学の振興を図るために政府の支出する交付金、補助金等の予算及びその配分」この点にあろうかと思います。今までも科学者をもつと優遇して、十分研究が安心してできるようにしさえすれば、もつと日本の科学も発達したでありましよう。せつかくこういうものを独立してつくりながら、予算の面でまた優遇されないということになつたのでは、形ばかりつくつても、実際に研究が発達するとは……

第2回国会 文教委員会 第22号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 「祕密会を開くことができる。」という規定を置いた理由をお尋ねいたします。
【次の発言】 これはこうではないのですか。議事に参與すると会いてあるが、意見があるなら出席して発言するけれども、終始その議事に参與するわけにはいかないのでしよう。参與ということは、そういうことでない。決議に加わることができないという意味ではないように解釈されるのです。だから意見があるなら意見を陳述できるが、始終議事に参與しておるわけにはいかないというふうに解釈されるわけではないのですか。そこのところをもう一度お尋ねいたします。
【次の発言】 さつきの局長の答弁では、はつきりした教育職員の免許法ができるま……

第2回国会 文教委員会 第23号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 質問の前にちよつと委員長にお願いしておきたいのですが、政府はこの法律案の審議を非常に急いで早く通したいというのでありますが、政府委員が四十分も遅れてやつと來るというような状態ではまことに困る、政府委員の怠慢だと思いますから、委員長からぜひ嚴重に申入れをしていただきたいと思います。  それから四十九條の第八号ですが、「建物の営繕、保全の計画、及びその実施の指導に関すること。」とありますが、この特に「指導」ということを入れた理由がはつきりいたしません。「実施に関すること」でよいではないか。むしろ「指導」ということを入れたために、その指導あるいは監督というものが十分に行われないで、……

第2回国会 文教委員会 第24号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 これに対して先ほどこれを削除すべきであるという意見がございました。それに対して政府の御意見を伺います。
【次の発言】 五十四條第二項に関して有力な修正意見が出ておりました。これらは全部まとめて政府で御研究願うことになつておつたのですが、その研究の結果について御説明願いたいと思います。それは第二項の「法律に」とあるのを「この法律に別段の定がある」云々と改めよという修正意見であります。もしもこの修正意見のように「この法律に」ということになりますと、文部大臣の責任、権限というものが非常に薄くなる。五十四條の一項にあるような、ただ報告を提出させるというようなことだけが残りはしないか。……

第2回国会 文教委員会 第25号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 本委員会は政府提案の教育委員会法案に対しまして愼重審議を重ねましたが、その結果、各党から出ておる全委員が一致して強調した点は、なるほど原案は、案としては理想的であるけれども、日本の現状からすれば、あまりにも現実から遊離し過ぎる感が強い。こういう観点から、重要な点を相当修正する必要があるということでございました。こういう観点に立とまして、委員会では愼重審議を重ねて、次の数項目について修正案を提案するに至つた次第であります。  詳細なことは省きまして、そのおもな点だけを御説明申し上げますならば、第一に設置の範囲でございます。現在のような教育の大改革を行いますときに、この原案のよう……

第2回国会 文教委員会 第28号(1948/10/08、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 本案第十五條の休職の問題ですが、休職の期間中の俸給については、これも人事院規則で縛られるようになるのですか。
【次の発言】 私も皆さんと同意見であります。実際に調査した時と現在とは相当事情も異なつておりますし、たとえば福岡の学藝大学についても、地元民は当局者がどんな内容の申請書を出しているか注意をもつて見守つているような状態でありまして、早急に結論は出さない方がいいと思います。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 文部委員会 第2号(1948/11/12、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 先だつて大学設置の問題を衆議院からも各地に派遣されて調査したのですが、そのときに、これは学藝大学の問題でありますが、学藝大学のシーニア・コースの設置場所について、方々で問題が起きているようであります。地元でまとまらないで、一應申請書だけは設置委員会に提出しているような事情にあるところが、相当にあるようであります。福岡縣のごときは地元でまとまらずに、現在も福岡と小倉の両方で運動し合つておる実情であります。われわれの見たところでも、それぞれ特色がある。小倉は設備のいいものを持つておる。福岡の方は設備に欠けておるのでありますが、九州大学が近く文化の中心であるという点から、それぞれ自……

第3回国会 文部委員会 第5号(1948/11/19、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 委員長にちよつと伺いますが、これは全般にわたつて質問を一括してやりますか。それとも逐條審議をやりますか。
【次の発言】 最初に一括重点的な質問をやつて、後逐條審議をしていただきましようか。
【次の発言】 文部大臣の人事権の発動について審議機題を設けてないのですが、その必要は認められないのですか。
【次の発言】 第三條ははなはだまわりくどい規定ですが、この重複しないことを原則とするということは、これはこういう研究調査には当然のことで、わざわざ規定しないでもそうなるだろうと思う。原則とするとわざわざ規定している以上は、必要があれば重複してもやるという意味だろうと思う。そうすれば、……

第3回国会 文部委員会 第7号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 動議を提出いたします。すなわち日程第一、日程第二、日程第三、日程第五、日程第六の請願は採択の決定を留保せられんことを望みます。なお日程第四の請願は議院の会議に付することを要するものとして採択し、内閣に送付せられんことを望みます。
【次の発言】 それでは田中施設局次長に御説明願います。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。――御質疑がなければこの程度にとどめたいと思いますが、大学校に関しましては、本委員会として特に関心をよせておりますので、次会においてさらに議題に供して、当局の説明を求めたいと思います。  なおこの際委員長より文部当局に要望しておきます。大学校に関する資料……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 文部委員会 第2号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 第一点は黒岩議員が指摘された点ですが、先ほどの提案理由の説明でも大臣からお話がありましたように、特に教員の職務と責任の特殊性にかんがみて、こういう特例を設ける必要があるというお話ですが、やはり黒岩委員の御指摘のようにどうしても國家公務員、それから地方公務員と教育公務員という三つを三本建にして、單独法をつくる必要があるのぢやないかと思います。現在はこういう特例で行つてもさしつかえありませんが、將來單独法で三本建で行く御意向が、多少でもおありかどうかどうかということをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その必要性を將來も全然お認めにならないかどうか。

第4回国会 文部委員会 第3号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 今のには大学の副手、それからインターンの学生などはどうなのでありますか。
【次の発言】 こういう時勢に副手の保護については前國会でも特に問題になつたのですが、インターンについて何か保護する方針はございますか。
【次の発言】 再三繰返す点ですが、本來ならば、この大学管理機関の内容を示した大学法が提出されてから、並行審議すべきものだと思いますが、現下の特殊の状況のもとにおいてそれは不可能でありますし、またせつかく教員の任免等に特例を設けようというのですから、なるべくすみやかに審議を進めて行きたいと思うのですが、それにしてもこの大学管理機関の内容を定めるところの大学法というものは、……

第4回国会 文部委員会 第4号(1948/12/11、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 教職員の配置轉換は、新制大学の行方と密接な関係があるわけですが、先般の新聞紙の報ずるところによれば、何だか新制大学の設置が非常に見通しが困難で、そのために推進本部というようなものを文部省に設けるというようなことでありますが、その内容等を詳細に御報告願いたい。

第4回国会 文部委員会 第5号(1948/12/12、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 例のレマルクの凱旋門が飜訳として市場に出ておるのでありますが、これは聞くところによると正式の飜訳権料を拂つていないということであります。しかもそれはある年はベスト・セラーに数えられた書物でありますが、こういうものの用紙の割当はどうなつておるのでありますか。
【次の発言】 問題のない條件のときというのはどういうときですか。
【次の発言】 そうすると飜訳権の調査なしにどんどん割当てられるのですか。
【次の発言】 そうするとあとから飜訳権の問題が出たときに、もし正式の飜訳権がないというときには、その割当のあつたものはどうなりますか。

第4回国会 文部委員会 第6号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○松本(七)委員 小宮校長が提出された藝術大学の案を決定するには、どういう機関でやられたか、おわかりですか。
【次の発言】 私のお伺いしたいのは、小宮校長が文部省に案を出された。その文部省に出された案を音樂学校できめるわけでしよう。そのときに邦樂科の人たちも参加して会議を開いてやつたものかどうか。そういう事情がおわかりでしたら……。
【次の発言】 すでに文教委員会では邦樂科の生徒の陳情を聞きました。大体「世界」だとかああいう雜誌で発表された小宮校長の意見、それから日高局長を通して大体の意向はわかりますけれども、先ほど私から質問いたしましたように、案を出したときにどういうふうなやり方をやつたか。……


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データ更新日:2023/02/05

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