このページでは水田三喜男衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○水田国務大臣 御質問の中で一番最後の再び特権産業を擁護するという意図へ逆転するのではないかというようなお話がございましたが、明治政府以来今まで日本でとつて来た政策というものは、日本の資本主義が非常に遅れて世界の仲間入りをするということになつて来ましたために、近代的な資本主義国家を急速につくり上げるというためにはあらゆる助成方策を政府はとらなければならなかつた、そうしてだんだんに基礎産業の充実を行つて、その関連した産業規模を拡大して行くという政策を一貫して明治政府以来とつて来たことは事実であります。従つてそのために日本の産業も近代化して、外国との競争ができるところまで伸びたかわりに、一面日本に……
○水田国務大臣 認可権を公取に与えるか、通産大臣に与えるかという問題は、政府部内でも非常に研究されたようですが、結局カルテルの認可をやるかやらないかという問題は、その一つの業種だけの問題ではなくて、関連産業への波及とかあるいはいろいろな産業全般に関係する問題でございます。従つて全体の産業管理をやつている主管大臣が、そういう広いいろいろの面を考慮して決定するのがやはり妥当だ、従つて産業の主管大臣がこれを決定するのがやはり妥当であるという結論におちつきました。しかし主管大臣がそれを認可する際でも、この公取委員会という、使命を持つた委員会がございますので、この認定によるということにすれば、この措置が……
○水田国務大臣 考え方はさつき公取委員長がお答えしたことと同じでございますが、経済審議庁のこれに対する考え方は政府委員に答弁してもらいます。
【次の発言】 そうたくさん出て来るような情勢でもないと思つております。
【次の発言】 非常に経済の変動がはなはだしいので、この必要性はむしろ過去の一定時期に非常にあつたと思うのですが、こういう改正がなされていなかつた、従つて業界の実情に応じて、何らか産業官庁がこれに対処しなければいかぬということが、この間ごろから問題になつた。いろいろな勧告とか指導の措置が、その必要性によつてとられたのですが、これは先ほどから問題になつておりますように、やはりいろいろな問……
○水田委員 私もうつかりしておりまして、あの予算をきめるときには、一万五千坪計画はくずさない。部分的にやつて、全体の計画のうちの一部から完成して行くという意味の予算だと了解しておつたのですが、そうでなくて、各党がここできめて、計画があそこまで行つたのを、かつてに大蔵省が坪数を減らすという権限はないので、これは簡単に引込められない。
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