このページでは水田三喜男衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○水田三喜男君 私は、自由党を代表して、政府に対し、財政金融の方針並びに綱紀粛正の問題に関して質問をなさんとするものであります。(拍手) 質問の第一点は、本日わが党の緒方総裁並びに河上委員長からも指摘された問題でありますが、国法の規定するところによつて、政府は通常国会に予算案を提出する義務を負うておるのにかかわらず、何ゆえにこれを怠つたのであるかについて、大蔵大臣からあらためて明快な答弁を承わりたいことであります。 鳩山総理は、組閣の劈頭において少数与党の組閣を僭越であるとして、非常に謙遜されましたことにつきましては敬意を表するものでありますが、しかしながら、たとい国民の審判を経ていない少……
○水田委員 御説の通り予算案の提出権は政府にございますが、国会は修正権を持つておりますので、これに与党が参加するかどうかは、私どもも非常に問題でございまして、与党は参加しない方針で臨みましたが、いろいろ三党で話合いをしました結果、また私どもも政府に対して同意を得たために、三党の修正案ということになつた次第でございます。それで今後の責任というような問題でございますが、三党の妥協によつて予算を修正するという以上は、今後のいろいろな問題についても、相当他党の緊密な協力を得られるものと期待して臨んだ次第でございます。
○水田委員 今の長官の答弁は少しおかしいのです。法律論としたら、公布の日から施行する法律が過去にさかのぼつて適用されるということはあり得ないので、適用されない。ただしかしこういう法律ができたら、過去に起つた事実については、あとからこういう法律ができているのだから、過去の事実をやはりこの法律の精神に照らして損失を補償してやろうという行政措置一でやられるのならかまわないのですが、この法律が過去の事実に適用されるのだというような説明だとしたら、これは問題であつて、今後大きい問題が起ると思う。今中村委員は了承する言われたが、これをあなたが承知したらたいへんなことになる。もう一ぺん答弁をし直す必要がある……
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