このページでは秋田大助衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○秋田委員 ただいまの参考人の方々の御意見大体賛成なのですが、先ほど中村君から綿紡の話が出ましたので、関連して、ちよつと事実問題で参考人の方々の御意見を伺つてみたいと思います。やはり独禁法だけでは始末のつかない、それ以前の問題があると思う。要するに一般の経済政策なり、金融政策なりで独禁法の趣旨を貫くためには、考えなければならない問題がたくさんある。しかも重要な、根本的な問題があると思います。綿紡のあの行政措置は公約だから、私的独占禁止法とは違うのだということで、こういう現状になつておるのではないかと思うのです。化繊の場合の取扱いはこれはおかしいと思う。これは事実問題として、綿紡績会社などは非常……
○秋田委員 ただいま内田君並びに成田君から綿紡の操短に関する問題からいろいろやりとりもあつたのですが、ちよつとそれに関連して公取委員長の御意見を伺つておきたいと思います。この綿紡の場合、通産省のおとりになつた措置、これは公的のものであります。これが―私的独占禁止に関する法律が今問題だが、公取委員長の先ほどのお答えは、実質的にはこの法の精神から見て遺憾だ、しかし公的の面からいつてどうも取扱いにくいというような結論も出せる、そういう観点からやむを得ずこれを許しておる、見逃した、しかしいろいろ申込議強くしてもいい、こういうことにとどまつたということになつたのですが、この問題はまた将来起きないとは限ら……
○秋田委員 最初に、各国のいわゆる私的独占禁止法に関する規定の状況並びに今回提案されましたいわゆる独占禁止法の一部を改正する法律案との関係等について、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、ただいま委員長のお言葉の中に、カルテルは悪であるか、善であるか、西独においては悪なりと考える考え方に基いた規定になつておるというような御説明がありましたが、それでは今回提案されましたこの独禁法の改正法律案の根本趣旨は、その点についてどういう観点に立つて改正されたのですか。その点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの横田さんの御説明で、今回の独占禁止法の一部改正法案の中……
○秋田委員 人間社会のことは、政治も経済も文化も思想もすべてこれは土地に制約をされておるということが言えるのであります。従つて国の政治を行うにあたりまして根本的なことは、わが国の国土の実態を正確に把握しておくということであろうと思います。わが国土の実態の正確なる把握、それがためには調査を必要とするのであります。従つて国土調査ということは非常に地味ではあるが、重要な問題だと思います。従来わが国の国土調査に関してどういうふうな状況であつたか、その実態並びに将来政府はどういう計画をもつてわが国の国土を調査しようとしておるか、その将来の計画についてまずお尋ねいたします。
○秋田委員 経審長官お急ぎのようでございますから、先に経審長官に一、二お尋ねいたします。 不況カルテルを容認する規定が二十四条の三に提案されたわけでありまして、趣旨として私どもけつこうだと思います。それで不況カルテルを容認するときの認可権の問題について多少われわれ異論がありますので、その点繰返しの形になりますが、経審長官にお尋ねいたしたいことは、この不況カルテルを認めようという提案をされた以上、やはり時局に対してこれが必要性を認められたんだろうと思う。そこで不況カルテルの容認を求める申請が相当出て来るんじやないかと私は思いますが、どうお考えですか。
○秋田委員 公取一本のお説を拝聴したのでありますが、現状の公正取引委員会の組織、実情で、本案を改正される場合、よろしいとお考えになるかどうかこの点、ちよつと御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 公取一本でいいということはわかつておるのでありますが、現在のような陣容あるいは人数、その構成の内容、それでなおかつ一本でよろしい、こうお考えになりますか。
【次の発言】 業界の方にはなお一部に、委員会の下に審議会というものを設けたらどうかというような意見があるように聞いております。この点どういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 ただいまカルテル容認の問題に関して届出主義を御希望になつたので……
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