秋田大助 衆議院議員
32期国会発言一覧

秋田大助[衆]在籍期 : 23期-25期-27期-28期-29期-30期-31期-|32期|-33期-35期-36期
秋田大助[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは秋田大助衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

秋田大助[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第8号(1970/03/10、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) ただいま松沢議員から私に御要求の各種の数字につきましては、御承知のとおり、ただいま土地需要に関する緊急調査をいたしておりますので、その結果をひとつ待たさしていただきたいと思うのでございます。  なお、これに関する資金計画につきましては、御承知のとおり、地方公共団体にただいま土地開発基金なるものがございますので、これの活動に期待するとともに、既定の地方債計画ともにらみ合わせまして、必要に応じましてはワク外債を認める等、別途弾力的運用を期してこれに対処いたしてまいりたいと考えておる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 監査、検査その他の用務で中央官庁の職員が地方に出張……

第63回国会 衆議院本会議 第10号(1970/03/17、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 昭和四十五年度の地方財政計画の概要、並びに地方交付税法の一部を改正する法律案、及び地方税法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  昭和四十五年度の地方財政につきましては、最近の経済情勢の推移及び地方財政の現状にかんがみ、国と同一の基調により、行政経費の効率化と重点化に徹し、節度ある行財政運営を行なう必要があります。  昭和四十五年度の地方財政計画は、このような考え方を基本とし、次の方針に基づいて策定することといたしました。  第一は、地方税負担の現状にかんがみ、個人の住民税、事業税等についてその軽減合理化をはかることであります。  第二は、行政の広……

第63回国会 衆議院本会議 第19号(1970/04/10、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 今回の事件に、不幸、人命を失われました方々に対し、その御冥福をお祈り申し上げます。また、傷害を受けられ、その他罹災者の方々に対しましては、心からお見舞いを申し上げるものでございます。  私に対する御質問は、この事件等によりまして、都市開発上、都市の地下鉄の延長工事を遅滞せしめたり、あるいはこれが延長について渋滞するようなことがあってはならない。大都市からの郊外への地下鉄の延長について、自治省は反対の態度をとっておるのではなかろうかというような御質問でございますが、さようなことはございません。ケース・バイ・ケースに従いまして、都市の再開発によるところの地下鉄事業の敏速な……

第63回国会 衆議院本会議 第21号(1970/04/23、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 地方財政法第三十条の二の規定に基づき、地方財政の状況を御報告申し上げます。  まず、昭和四十三年度の地方財政のうち、普通会計の決算について申し上げますと、決算規模は、歳入六兆九千五百八十九億円、歳出六兆七工二百九十六億円でありまして、前年度に比べますと、歳入において一兆三百二十六億円、一七・四%、歳出において一兆四十一億円、一七・五%、それぞれ増加しております。  収支状況について見ますと、全体では千九十八億円の黒字であります。その内訳は、黒字団体は三千百二十九団体で、その黒字額は千三百三億円、赤字団体は二百十八団体で、その赤字額は二百四億円であります。  地方公営企……

第63回国会 衆議院本会議 第22号(1970/04/24、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 御承知のとおり、電気ガス税は、電気、ガスの消費と消費者の担税力との相関関係に着目をいたしまして、その支出面からその担税力を捕捉しておる税でございまして、現在のところは、地方税におきまして、住民税、また固定資産税を補完する意味をもちまして、市町村の有力な財源になっておりますので、いま直ちにこれを全廃いたしましては、現実的に市町村行財政の運営に及ぼす影響等を十分顧慮しなければならないと思われるのであります。しかしながら、ただいま総理からもお話のありましたとおり、この税につきまして納税者に関し一そうの負担軽減をはかることは、中小企業対策の意味も含めましてその必要性が痛感いた……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 衆議院本会議 第5号(1970/12/03、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 公害対策の推進、ことに公害防止計画事業の推進をはかるためには、国の責任を明らかにいたしまして、地方公共団体が所定の、予定の期間内にその防止計画事業を達成できまするように国の負担補助制度と財政上の必要な措置を拡充していくことが必要であろうと考え、その点せっかくいろいろ検討をいたしておりますが、次の国会までにこの点について所要の結論を得べくせっかくただいま関係機関と協議をいたし、努力をいたしておるところでございます。(拍手)
【次の発言】 住民の健康を維持いたしまして、快適な生活環境を保全することは、国と並びまして地方公共団体の重要な任務でございます。この意味におきまして……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第8号(1971/02/18、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 住民税の課税最低限の問題でございますが、自治省といたしましては、逐年これが引き上げ、すなわち、住民の税負担の軽減に努力をいたしております。  ただいま、何もしていないというようなお話でございましたが、御承知のとおり、夫婦、子三人の給与所得におきまして、四十五年度におきましては、所得税と住民税の課税最低限においては一万円差を縮めております。四十六年においては二万円縮めておりますので、相当努力をいたしておるということを御了解願いたいのであります。  今後の問題でございますけれども、税制調査会の長期答申もありまして、この所得税と住民税との税の性格が必ずしも同一でございません……

第65回国会 衆議院本会議 第9号(1971/02/19、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 昭和四十六年度の地方財政計画の概要、並びに地方税法の一部を改正する法律案、及び地方交付税法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  昭和四十六年度の地方財政につきましては、最近の経済情勢の推移及び地方財政の現状にかんがみ、国と同一の基調により行政経費の効率化と重点化に徹し、適切な行財政運営を行なう必要があります。  昭和四十六年度の地方財政計画は、このような考え方を基本とし、次の方針に基づいて策定することといたしました。  第一は、地方税負担の現状にかんがみ、個人の住民税、個人の事業税などについてその軽減合理化をはかることであります。  第二は、地域……

第65回国会 衆議院本会議 第11号(1971/02/25、32期、自由民主党)【政府役職:自治大臣】

○国務大臣(秋田大助君) 昨年の九月現在で、児童手当といわれる手当を出しておった地方団体は、自治省の調査では二百八十一ございます。元来、この種の児童手当は、国の責任のもと、全国統一的な制度のもとに確立されるべきものと考えまして、そのように指導してまいりましたのでありますが、今回、政府提案の児童手当におきましては、児童福祉という点を主眼にいたしました新しい社会制度の創設に踏み切りました。しこうして、この児童福祉という点を通じまして、住民の福祉の向上に資するわけでありまして、このことはまさに新しい自治行政の責務でございますので、思いを新たにし、地方財政といたしましても、国とともに児童手当の一部を負……

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委員会発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 決算委員会 第13号(1970/04/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま御決議の事項につきましては、当省といたしましては、十分その御趣旨を尊重いたしまして、今後一そう改善に努力して、遺憾なきを期してまいりたいと存じます。(拍手)

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1970/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 私は先般の内閣改造に際し、自治大臣に就任いたしたのでありますが、選挙の関係につきましては皆さま方にかねてから格別の御高配にあずかり、この機会に厚く御礼を申し上げます。  選挙は申すまでもなく民主政治の基盤であり、民主政治を発展させ国民の政治に対する信頼を高めるためには、公明にして自由に表明された国民の意思が正しく国政に反映されるような制度を確立することはもちろん、政党の近代化、国民の政治意識の高揚につとめることが何より必要と考えておる次第でありまして、責任の重大さを痛感するとともに、できるだけの努力を傾注する所存でございます。  何とぞ今後格別の御指導と御協力を賜わりますようお……

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1970/05/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 一番印象的なのは、政党の活動の自由に関連して、文書合戦が少し過度にわたったのではなかろうかという批判が起こっておりますので、この点につきましては選挙活動の自由という基本的な方針は基礎にありましても、この点について何らかの節度を守っていただくためには、何らかの公職選挙法上における規定の必要があるのではなかろうか、ここいらはよく検討してみなければいかぬということが感ぜられる次第でございます。
【次の発言】 告示前の政党の政治活動につきまして騒音はなはだしく、京都市民、ことに学生諸君に迷惑をかけたのじゃなかろうか、こういう問題についての所見いかんというお尋ねでございます。私は十分その……

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1970/06/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 もちろんその答申の趣旨を政府といたしましては尊重をいたしまして、よくさらに検討の上なるべく早い機会に国会に立法化して提出をいたしたい、こう考えております。
【次の発言】 できるだけそういたしたいと考えておりますが、いろいろ今後事情によりまして、次の国会に間に合うかどうかという場合は必ずしもはっきりしない場合もあろうと思いますが、しかしそれにしても必ず次の選挙には相当前広く余裕を持って間に合うように、その機会は少なくとものがさないようにいたしたい、こう考えております。
【次の発言】 さよう御了解願いましてけっこうでございます。そのつもりで作業をいたしたいと考えております。

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1970/07/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 主としては費用の公開という原則を主要に考えられておるのではなかろうかと存じております。しかしそればかりでもないと思いますが、その内容を明らかにしていくことが好ましいという考えに基づく面が多かろうと思います。
【次の発言】 表面上あるいはそういう観測も見方も成り立つかもしれません。しかし同時に、政党その他政治団体はときとともに組織化をされてまいりまして、会費で経常的にまかなわれていくというような状態はだんだん進んでいくという点もあろうかと存ぜられるのであります。
【次の発言】 原則的には確かに個人の寄付等によってあるいは会費等によってまかなわれていくというほうが好ましいと私も思い……

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1970/09/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 たいへん奇抜なふうに見える御意見で、事実私もいま伺いまして戸惑っておるところであります。しかし同時に、非常に啓発される示唆に富む御意見でありまして、とくと研究はさせていただきますが、しかし具体的に個人演説会は全廃しろ、あるいは街頭演説会は全廃しろという点につきましては、全然無意味ということはないと思うのでありまして、さればこそ現状これが行なわれておるのでありますが、これらについてはいろいろ工夫を要する点はございましょう。また人によりますと立ち会い演説全廃論もあるわけで、ここいらをよく検討をいたさなければならぬ。概して選挙の自由と金のかからない選挙というものが一つの矛盾であるとい……

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1970/10/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 片一方は営利会社の職員あるいは役員、片一方は一種の公職選挙の議員、その点においては形式的には違いましょうけれども、その精神においてはほぼ同趣旨ではなかろうかと考えられます。
【次の発言】 かつてそれらの問題は論議されたところと承知をいたしております。しかし、全然公職選挙法の候補者として選挙に出られないということもまた問題になる、禁止されない。ただ、そのやり方が地位利用にわたらざる範囲においては、これは自由なる意思を許したのだと思います。ことに公の選挙によるわけでありますから、関係の会社等に行く場合とはやや違う点もあろうかと思います。しかし、厳重に地位利用にわたって運動をすること……

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1970/11/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 高級官僚の地位利用と公職選挙法抵触との問題は、具体的事例に即しまして検討さるべき問題であると思います。しかし御質問の趣旨は、それが具体的に公職選挙法の条項に触れるかいなかということを問わず、政治的、道義的責任といたしまして、高級官僚の地位利用による公職選挙法違反のおそれをいやしくも世人をして感ぜしむるような、疑惑を起こさしむるような行為は、えりを正してこれは慎むべきものであると私は考えております。
【次の発言】 なかなか有効適切な具体的なこれが対策ということになりますと、むずかしい問題であろうと思いますが、自治省が選挙機構につきまして格段の予算の概算要求をいたしましたのも、そこ……

第63回国会 社会労働委員会 第25号(1970/08/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 私は、医者は十分足りておるとは考えておりません。したがいまして、御承知のような医学専門高等学校の構想を打ち出したわけでございます。
【次の発言】 自治省といたしましては、医療行政の主務官庁ではございませんから、直接その内容についての批判はお許しを願いたいと思いますけれども、過疎地域のいわゆる無医地区の医療確保という見地からは、われわれはその責めを持っておるわけであります。そういう見地から、大体ただいまの報告は好ましいものと考えております。
【次の発言】 いわゆる医専の構想内容は大体いま小林先生仰せのとおりでございますが、なお若干つけ加えたい点がございます。それは中卒後六カ年間専……

第63回国会 大蔵委員会 第25号(1970/04/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 御承知のとおり、住民税と所得税とは税の性格が多少違いますので、必ずしも両税の課税最低限を一致せしめなければならないということは税の性格上考えられないのでございます。しかしながら住民税におきましても、課税最低限には生活上の最低生活費というものを十分考慮しなければならないことはもちろんでございまして、その点は考慮しておるのであります。そこで、いま二十八、九万の差がここにございます。これは差を縮めよという御意見でございまして、われわれもできるだけこの差を縮めたいと思います。しかし一挙にこれを縮めることは地方財政に及ぼす影響等もございます。それは税制調査会の御意見等も伺いながら検討して……

第63回国会 地方行政委員会 第1号(1970/02/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 私は、このたび自治大臣を命ぜられました秋田でございます。何ぶんともによろしくお願いを申し上げます。  さて、内政の充実の年代を迎えるにあたりまして、自治大臣を拝命いたし、地方自治の重要性をあらためて認識するとともにその責務の重大さを痛感いたしております。  この機会に所管行政の当面する諸問題につきまして、所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格別の御協力を賜わりたいと存ずるものでございます。  一九六〇年代における経済の高度成長とこれに伴なう急速な都市化、工業化の進展は、一面において国民所得の増大と生活水準の向上をもたらしましたが、他方において過密・過疎を中心とする地域問題を……

第63回国会 地方行政委員会 第4号(1970/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 お説のとおり、広域市町村圏の施策を中心に地方行財政を進めてまいりたいと考えておりまして、それにつきましては、ただいまお説のとおり、関係の諸官庁、それから公社、公団等と十分な連絡をとって、脈絡のある、総合性のある行政を推進することの必要なるは言をまちません。したがって、自治省関係だけの施策にとどまることなく、この計画を各省に十分熟知、PRする措置をとるとともに、御了解を願いまして、各省協力体制をつくり上げるように十分配意をいたしまして、連絡を密にし、その実があがるように連絡を十分とってまいりたいと考えております。
【次の発言】 各省庁間の連絡をとる場合に、二段階あると思います。一……

第63回国会 地方行政委員会 第5号(1970/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 御承知のように、本法案の中には保全区域に対して特別の財政援助をいたす規定はございません。しかしながら、ただいまお読み上げになりました趣旨にありますとおり、この保全区域は貴重な日本の自然の財産でもございます。これをいかに保全するかは慎重に考慮さるべき問題であり、また同時に、至急その計画立案、策定をすべき問題でございましょう。したがいまして、この点に対する財政援助はもちろん必要な場合が十分予想されるのでございますが、それに対する措置はこの保全区域の整備計画の策定を持ちまして、適当な手法をもって適当な施策を施すために、われわれとしては検討を進めてまいりたいと考えております。

第63回国会 地方行政委員会 第6号(1970/03/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 いわゆる中部圏に関する法案につきましては、慎重な御審議、御可決賜わりまして、まことにありがとうございました。政府といたしましては、ただいまお示しの附帯決議の趣旨を十分尊重いたしまして、善処いたしたいと存じております。

第63回国会 地方行政委員会 第7号(1970/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 一九七〇年代は、まさに内政充実の年代であるべきであると考えております。そこで、地方行財政の基本の運用にあたりましても、この点をしっかりと自覚いたしまして、地方の行政水準の向上に施策のポイントを合わしていきたいと考えております。すなわち、国土全体にわたりまして、均衡のとれ、かつ豊かな地域をつくり上げていかなければならぬ。国、地方自治団体の中でも、都道府県、市町村、おのおの所を得た形とその行政事務と、これに見合う財源の合理的な配分ということを十分考えましてまいらなければならぬと思います。そうして過密・過疎の問題、公害あるいは交通問題の処理に当たらなければならないことも申すまでもない……

第63回国会 地方行政委員会 第8号(1970/03/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、いわゆる新東京国際空港に関する法案につき、慎重審議の上すみやかに御可決を賜わりまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。  つきましては、政府といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、善処してまいりたいと考えております。
【次の発言】 東京都美濃部知事が東京都の人事委員会の勧告に従って五月支給を考えられたということは、それなりに私は十分納得されることであろうとは存じます。しかし、同時に地方公務員法の精神あるいは国家公務員法の精神等との関係から、やはり国家公務員の一般給与に、いわゆる準じて……

第63回国会 地方行政委員会 第12号(1970/03/31、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま議題となりました地方財政法及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案について、その提案理由と内容の要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、競馬、競輪、小型自動車競走、モーターボート競走などのいわゆる公営競技につきましては、近年その収益が年ごとに相当程度の増加を示してまいりましたので、一部の地方公共団体にその偏在を一そう増す結果となっております。このような事情からこれを是正して、公営競技収益の均てん化をはかるべきであるとする要請もまた近年強くなってまいっているのであります。  このような状況にかんがみまして、政府としては種々検討を続けてまいりました結果、この際、公……

第63回国会 地方行政委員会 第13号(1970/04/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 確かにこれはこの法案に関する問題点の一つであり、また大きな問題であろうと思うのであります。お話しのとおり世間でも問題にもし、地方公共団体においてもいろいろ希望もある問題かと思うのでございます。党内にも問題があった。それだけにこれが解決をここで抜本的にはかろうといたしますと、非常に困難もありますし、時間も要するわけでございまして、要すれば、まことに遺憾であるが、次善の策としてこの法案の成案を得た、こういうものでございます。
【次の発言】 今後さらに関係方面と検討をし、努力を続けてみたいと思っております。
【次の発言】 阪上先生の第一の理由から、時代はまさに第二の理由によってこの問……

第63回国会 地方行政委員会 第14号(1970/04/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 水道事業のみならず一般に公営企業におきましては、その利子負担が非常に過重である、また公営企業におきましては政府資金が少ない。それが傘下の投資先の公営企業の経営を悪化せしめ、利子負担を過重ならしめておるという事情にございますので、今後政府資金等優良なる資金を豊富に公営企業金融公庫に供給することによりまして、利子負担を軽減せしめ、公営企業の内容の健全化をはからなければならない。せいぜいそれに努力してまいりたいと考えております。
【次の発言】 地方財政法及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案につきましては、慎重審議を賜わりまして、かつすみやかな御可決に接しまして、まことにありが……

第63回国会 地方行政委員会 第15号(1970/04/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 過疎・過密の問題は、二にして一でありまして、表裏の問題になっている。同時にこれは今日における重大な社会問題の一つでもあるし、一応行財政における重点的な重点的な問題でありまして、これに対する対策は重要な国策の一つをなすと申しましても決して過言でございません。自治省といたしましては、これが対策のための立法の必要性を十分痛感もいたしておりますし、またこれが立案、成立の暁において、またこれを待たずいたしましても、今日の段階、また過去から意を用いて過疎対策には精力的な行財政の配分をいたしてまいったわけでございますが、今後ますますこの強化充実の必要を痛感いたしております。また個人的に申しま……

第63回国会 地方行政委員会 第16号(1970/04/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 「ある程度」と申しましたとすれば、それは間違いでありまして、さようなことは私考えておりません。何かことばのあやで申したかもしれませんが、それは私の本意ではございません。なお、小畑さんの御提案につきましては、いろいろ考えてみたらいいと思いましたので率直にその感じを申したわけでございます。
【次の発言】 国より大きくなろうと必要なものは差しつかえないし、また、ただいま言われておりますとおり、地方におけるいろいろ社会資本の充実をはからなければならない時代でございますから、今日の時点においては、ある程度国の予算規模より大きくなり得る可能性が大いにある。それは必ずしも悪いとは言えない。ま……

第63回国会 地方行政委員会 第17号(1970/04/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 今回の事件、まことに遺憾でございまして、不幸この犠牲になられましたとうとい犠牲者の霊に対しまして、つつしんでお悔やみを申し上げると同時に、また一命は取りとめられましたが、重傷、軽傷を負われた方に対しましても、心からお見舞い申し上げる次第でございます。  さて、いつもこういう事件が起こりますたびに、再びこういう事故を繰り返さないようにと政府当局者が申しておるわけでありますが、今回の事件に関しましては、いろいろ特別の感慨なきを得ないのでございます。  経済、社会の急激な変化、それに対応いたしまして、防災に対する考え方がいかにも薄かったのではないかということを痛感させられるのでありま……

第63回国会 地方行政委員会 第19号(1970/04/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、慎重御審議の上すみやかに御可決賜わりまして、まことにありがたく、御礼を申し上げます。  つきましては、今後本法の施行に際しましては、ただいまちょうだいをいたしました附帯決議の御趣旨を尊重いたしまして、善処いたしたいと存じます。

第63回国会 地方行政委員会 第21号(1970/04/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度、昭和四十三年度及び昭和四十四年度における地方公務員等共済組合法の規定による年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由とその概要を御説明申し上げます。  政府は、恩給の年額を増額するため、恩給法等の一部を改正する法律案を今国会に提出し、御審議を願っておりますが、これに伴い地方公務員の退職年金制度についても、恩給法等の改正内容に準じて所要の措置を講ずるとともに、地方団体関係団体職員共済組合が支給する年金の額を地方公務員にかかる年金の額の改定措置に準じて改定する必要があります。このほか公務による廃疾年金の最低保障……

第63回国会 地方行政委員会 第24号(1970/05/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 最近までは知らなかったのですが、数日前に知らされてはおります。退職年金のスライド制は私も賛成で、大いに皆さまとともに要望をしておりまする一人でございます。ただいま総務長官からも、真摯な検討を続けてすみやかな結論を得たいという旨の所信の御披瀝がございました。そのすみやかな結論を大いに期待をいたし、またそれに、微力でありますが、御支援を申し上げ、結論を得ましたならば、関係審議会等の意見も聞きまして、なるべくすみやかにこれに対する施策を打ち立てたいと考えております。
【次の発言】 東京都の問題をお述べになりましたが、またこの問題についてお話しする機会もありましょうが、総じて私どもは地……

第63回国会 地方行政委員会 第25号(1970/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 新聞等に、報復手段に出た、大体そういう見出しで世間の大かたにそういう印象を与えた観がありますことは、たいへん私といたしまして遺憾でございます。私としてはそういうことは本旨ではございません。  御承知のとおり、昨年末都の職員のベースアップの処置に関しまして、例の国の措置と違いまして、一月さかのぼって五月から支払うつもりであるという東京都知事の御意向が明らかになりましたので、その他の地方公務員並びに国家公務員との処遇の均衡上、ひとつそれはお考え願いたいということを申し上げました。  そこで、そういうことができるというのならば、これは財政上の余裕がおありであろうということになりまして……

第63回国会 地方行政委員会 第27号(1970/06/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいまお話しのとおりだと思います。また建設省もその考え方であるように伺っておりますし、わが自治省もその考えでございますので、必要に応じましては閣議でそのことを申すつもりでございます。
【次の発言】 各近接の大都市間を地下鉄で結ぶべきであるということは、地上の既設の連絡鉄道輸送機関との関連もございましょうし、同時に非常に示唆に富む御提案でございまして、時期を失せず検討をし、かつその検討の次第によっては実施に移すべきものであろうと存じておりますので、至急検討をいたしてみたいと思っております。
【次の発言】 個々の都市における計画、答申が出ているものは実施をすべきものである、急速に……

第63回国会 地方行政委員会 第28号(1970/07/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 地方公務員につきましても、ただいま山中総務長官から言われたのと同趣旨に考えておりまして、関係人事委員会の勧告を完全実施するに必要な財源措置を講ずる所存でございます。
【次の発言】 類似の公営企業については、企業の給与を参酌しまして、当然考慮すべきでありますが、問題は、例の十賃の措置であろうと思います。これがおくれておるわけなんです。この分につきましては、ひとつ極力おくれを取り戻すように事務当局にも命じ、いま極力検討をいたしております。なるべく、おくればせながら、解決するように前向きに努力いたしたいと思います。
【次の発言】 十賃につきましては、私の前向きの気持ちはこの委員会で申……

第63回国会 地方行政委員会 第29号(1970/08/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 例が少ないからそれだけで不適当であるとは言い切れないだろうと思います。要は良識上の問題でございまして、責任を持って知事さんがおやりなさっていることに対しまして、自治省として十分御信頼を申し上げて知事の善処におまかせする。これを直ちに、ほかから不適当であってどうこうするというべき筋合いのものでもなし、また事態もそこまでいっておるとも考えておらない次第でございます。
【次の発言】 原子力発電所の用地の問題でございますが、そういうものを招致することが悪いのだ、住民のためにならないのだというふうには必ずしも言い切れない。また、こういう法律上権限があるという、またどういう性格のものかとい……

第63回国会 地方行政委員会 第30号(1970/09/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 原則的にはもちろん条例は法律のもとにあるべきで、しかし、事柄は国民及び住民の健康の保持に関する問題、また生活環境の良好な状態の保持にかかわる問題であります。いろいろ具体的な問題についてはなかなか解釈上もむずかしい問題がある。百般の事情に事実即しましていろいろ問題点が出てくることもまたやむを得ない点があろうかと存じます。したがいまして、自治省といたしましては、法体系におきまして法律と条例との乖離矛盾のないような仕組みをつくり上げていくことがまず第一必要なことだと考えまして、この間の調整ということを考えまして、内閣において公害対策に関する会議なり、あるいは今日それが対策本部となった……

第63回国会 地方行政委員会 第31号(1970/10/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 公害対策に関しまして、地方に権限が委譲された場合、事務処理につきまして、これに十分なる経費の裏打ちがなければならぬことは当然でございます。この点につきましては、国からの委託費で処理さるべきものも、権限が委譲された場合には、あろうかと存じます。これらにつきましては、関係方面と十分連絡をとってまいりたいと思いますが、地方交付税でその他のものをまかなう、これにつきましては、所要の経費を十分まかなうように処置をいたしたいと考えております。その他の対策に関する事務費以外のいろいろの経費につきましては、先刻来お話のありましたとおり、事業者負担以外の国の一部費用負担等につきましては、今後話し……

第63回国会 地方行政委員会 第32号(1970/11/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 四十六年度の地方債計画案の策定にあたりましては、大きな柱として三本立てておりまして、例の公害対策の推進、それから第二番目には都市対策の推進、第三番目には過疎対策の推進、三本の柱を立てて、総額一兆二千四百五億円を計上しております。  公営企業関係につきましても、住民の生活環境等の整備を促進する見地から積極的に増額をはかることといたしまして、公営企業分及び準公営企業分の、合計七千九百九十五億円を計上いたしておりまして、その建設、改良を推進することといたしております。  なお、その資金区分といたしましては、地方債計画案のうち、政府資金八千六百七十六億円、公募資金三千七百二十九億円と計……

第63回国会 予算委員会 第2号(1970/02/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 公共用地等を先行取得してまいりまして、あるべき町づくり、地域づくりを実現してまいりたいとかねて考えておりますので、自治省としましては、御承知のとおり、ただいま建設大臣からお話もございましたが、土地開発基金の制度もございますし、また、ごく緊急の要望にこたえるための土地の先行投資債の制度もございますので、この際水田の買い上げということとからめまして、積極的に、地方公共事業のため、その他必要な公共用地等を先行取得していくように地方公共団体を指導、御援助をしてまいりたい。今年度の補正予算にも一部その施策があらわれておりますが、三百五十億円程度、四十五年度は、まだこれは地方財政計画をただ……

第63回国会 予算委員会 第6号(1970/02/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 調査したものはございまして、昭和四十三年度には国の予算の中でたしか三百二十億円、それから四十四年度で三百十二億円ですか、解消の措置を講じております。
【次の発言】 二、三年のうちに解消すべく、四十五年度においても相当の必要額を計上するつもりでございます。
【次の発言】 地方自体が調査したものについては、私遺憾ながらただいま承知いたしておりません。

第63回国会 予算委員会 第7号(1970/02/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 前大臣時代に覚え書きがかわされたことは聞いております。したがいまして、いわゆる貸し借りはこれをいたさないよう、これを避けるよういろいろ配慮をいたしましたが、大蔵省側とのいろいろ折衝をいたしました結果、万やむを得ざるものといたしまして、御承知のとおりいわゆる三百億円の貸し借りを繰り返したわけでございます。まことに遺憾でございますが、しかし、交付税の自然増収も十分ございますし、したがって、行政水準のある程度の向上を期するに十分なる――十分とは申し上げかねるかもしれませんが、ある程度の財源も確保できることであり、いろいろ大蔵省との要求の折衝の諸般の事情を考慮いたしまして、かつはまた今……

第63回国会 予算委員会 第10号(1970/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 四十五年度の六百億を予定いたしております土地開発基金の対象町村は、大都市周辺の町村を予定いたしております。
【次の発言】 大都市周辺の町村とそれ以外の町村におきましては、先行取得に対する緊急の需要度が多少違おうと思いますが、しかし、一がいに申されません。したがいまして、いま対象に予定いたしております千二百市町村以外の分につきましては、別に地方債の制度の中で先行取得債の制度がございますから、これを活用いたしまして、それでこの分につきましても需要が相当あり、また、これに対する供給があります場合には、ワク外債、縁故債あるいは交付債というようなもので、その要望を満たしてまいりたい、こう……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 経済なり、産業なり、社会の目まぐるしい発展に対応いたしまして、地方公共団体のあり方がどうあるべきかという問題に関連いたしまして、道州制は検討に値する問題でありまして、ただいま地方制度調査会においても、論議をされておるところであり、私どもといたしましても、十分これとの関連のみならず、また地方自治体といたしましても、いろいろと検討をいたしておるところであります。  なお、第十次の地方制度調査会の御答申に基づきまして、政府といたしましては、さきに都道府県合併特例法案を出しましたいきさつもございますが、これとの関連等も十分考慮いたしまして、道州制について検討をいたしてまいりたいと思って……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/03/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 駐留軍人並びにその家族の住民税がただいま非課税になっておりまして、そこで当該市町村が財政上の影響を受けておることは事実でございますので、今回施設等所在市町村調整交付金なる制度を創設をいたしまして、これによって考慮をしていきたい、こう考えております。  なお、基地が所在することに伴ういろいろ特別の財政需要につきましては、特別交付税によって措置してまいりましたが、今後も同様に措置をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 ただいま大蔵大臣からもお話のありましたとおり、義務教育において国及び地方団体で負担すべき、いわゆる公費で負担すべき額ある……

第63回国会 予算委員会 第13号(1970/03/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 その事実は承知しておりませんでした。
【次の発言】 その政治団体の目的とするところ、その可否は国民一般によって批判されてくることであって、その届け出につきまして、公職選挙法なり、あるいは政治資金規正法の政治団体としての届け出はわれわれは受理をしておりますけれども、その内容の可否につきましては、政治行動をして悪いということは、宗教的な行動との関連においては言えないことは、ただいま法制局長官も話したとおりで、その実質は国民の判断によるものと考えております。
【次の発言】 国の委任事務でございます。
【次の発言】 政治団体としての献金は認められまして、制限は別段ございません。

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 一般的に地方自治団体の条例、規則は国の法令に違反しない範囲において制定をできるわけでございます。そこで、いま問題は、その地方自治法十四条の関係でございます。(田中(武)委員「一項と二項の……」と呼ぶ)一項と二項、そこらは、現実にケース・バイ・ケース、その法律がそういう余地を残しておるか、残しておらないかという点にかかわると思いますが、何と申しましても、いま問題になっている公害等の問題については、やはり人間尊重の精神等も加味して、関係機関において慎重研究協議すべきものと心得ております。
【次の発言】 私に対する御質問につきましては、最近の不動産取得税の収入額の決算及び計画の数字を……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/03/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 地方税全体では八百三、四十億の減税をいたしたいと考えております。
【次の発言】 その事実は存じておりません。調査をいたしてみたいと思います。


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1970/12/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  政党その他の政治団体の政治活動につきましては、選挙の期間中におきましても、選挙の秩序を害しない限り、なるべく自由に行なわれることが望ましいことは申し上げるまでもございません。しかしながら、最近の選挙では、政治活動の形による選挙運動がますます活発かつ大規模に行なわれる傾向が見られ、このままでは、文書図画等選挙運動の方法手段について一定のルールを定めている公職選挙法の建前が失われてしまうことになると思われますので、政府といたしましては、政治活動のうち、特に選挙の秩序……

第64回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1970/12/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいまの丹羽先生のお考え、大体私も同じような考え方をいたしております。民主政治確立のために、その基礎となる各種の選挙が公正に正しく行なわれることが必要であり、それがためにはいろいろの点が考えられますが、要すれば個人本位の選挙であったためにいろいろの問題が出、また今日問題とされておる弊害もその点に胚胎しているのではないかと考えらます。  そこで、やはり政党本位、政策本位の争いであり、そういう点に立脚をいたしました選挙が行なわれるということが必要ではないか。要すれば公正にして金のかからない、正しく民意を反映する選挙のためには、個人本位から政党本位、政策本位の選挙体制を確立する必要……

第64回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1970/12/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 この法案のほんとうのねらいといたしますところを誤解されておられるのではないかと思うのです。あえて曲解されておるのではないかとは申しませんけれども、誤解されておられるのではないかと思います。この文字にあらわれたとおり私どもは解釈をいたしておる。また思ったとおりをここで述べたわけで、すなわち、今回のような規制と申しますか、規制といえば規制でございましょうが、を加えることは、決して政党の活動の自由を制限してしまおう、ほかの党が自由に活動することはわが党に不利だから、これを抑圧していこうというような意図に出たものでは決してございません。過去の経験によりまして、自由の原則はもちろん確立さ……

第64回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1970/12/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 今回のこの公職選挙法の一部改正法律案、これが政党の政治活動、特に選挙の際における選挙運動の自由を害するものじゃないか、その方針に反するものではないか、反道義的であるという御批評が一部にございますが、私どもは、過度な行き過ぎを是正をいたしまして、選挙制度の秩序と公正を維持するものであって、決して自由の原則に違反するものではない、こう考えております。  しこうして、これが提出に至りましたいきさつにつきましては、先刻林先生もお述べになりましたとおり、京都の知事選挙に端を発しまして、ビラ等のあるいは機関紙等の散布の行き過ぎと、その他自動車あるいは事務所の設置個数等いろいろ多過ぎるじゃな……

第64回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1970/12/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案について、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。  御承知のように、都道府県及び市区町村を通じて、全国大多数の地方公共団体におきましては、議会の議員または長の任期が明年三月、四月または五月中に満了することとなるのでありまして、現行法によりますと、その任期満了前三十日以内にこれらの地方選挙が集中して行なわれることになるのであります。  政府といたしましては、前例にもかんがみ、これらの選挙の円滑な執行と執行経費の節減を期するとともに、国民の地方選挙に対する関心を高める意味において、これ……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1970/12/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 放出税なるお考えは、一種の公害税と考えられるわけでありまして、地方公共団体等が公害防止事業を行なう費用の負担を、企業者の負担に求めるか一般的な税に求めるかという間額になろうかと思います。  ただいま外国の考え方等いろいろお示し願いまして、お考えの御提示があったわけでございますが、税の形をとりますれば、税制一般とのいろいろ関係を検討しなければなりませんし、また一長一短があろうかと存じます。事業者のその該当公害に対する責任感の強弱につきまして、その他一長一短があろうと思うのでございまして、さしありは、御承知のとおり、企業者に直接負担を求めるという考え方でまいっておるわけでございます……

第64回国会 商工委員会 第2号(1970/12/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 たいへんむずかしい事態を御設例なさったように思います。しかし、自然的、社会的条件という点において――自然的ということはわかっておりますが、「社会的条件」に、いま先生のおっしゃるような、その地域住民の特別の主観的な意思を含めて解釈をすべきであるということは、私は一応、住民の意思を尊重するという地方自治のたてまえからは、十分わかるわけであります。しかしながら、政令に定める範囲以上を越えて強いことを要求していくという点につきましては、法律的にはその点問題があるのであって、ここらははなはだむずかしい、デリケートな問題がございますけれども、法律解釈といたしましては、ここに書いてあるように……

第64回国会 地方行政委員会 第1号(1970/12/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十五年度分の地方交付税の特例等に関する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  国家公務員について給与改定が行なわれる場合、地方団体も国に準じ地方公務員の給与改定を行なう必要があり、このため本年度においては、行政経費の節約及び法人関係の税の増収を見込んでも、なお地方交付税の交付団体において総額五百五十億円の財源不足が生じる見込みであります。  このような財源不足に対する措置として、交付税及び譲与税配付金特別会計において五百五十億円を借り入れて本年度の普通交付税の総額に加算し、これを地方団体に交付することにより、地方団体の給与改定財源を付与……

第64回国会 地方行政委員会 第5号(1970/12/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 広域市町村圏の構想及び施策を、われわれ自治省は進めてまいっております。その中で大都市あるいは大都市周辺の衛星都市の点がまだ十分、意識はしておりますけれども、これに対する対策、これに対する措置が確立されてない現状であります。これはそう言えると思う。この点についてのまさに御指摘であろうかと存じます。地方制度調査会におきましても大都市問題を検討されまして、先般答申ができましたが、東京及び大阪を中心にしていろいろ中間的な結論が出されました。他府県との連合的な結合についていろいろ御示唆がありまして、ただいま中山先生の御指摘のような点に関する的確な施策の答申には、まだ触れてないわけでありま……

第64回国会 地方行政委員会 第6号(1970/12/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 実は私の家でも水洗便所にしろと女房から言われて、さあその金をどうしようかというので、私も苦労しておるのです。ほんとうでございまして、隣のうちがやるからすぐしなければいけない、これをしてくれないと、あともうやってくれないのだということで、なかなかこれは私も切実な問題です。それで、内地では大体平均五万円、北海道では六万円かかるという標準施設費だそうでございますが、そこで、地方ではやはり融資の制度を確立いたしまして、償還年限五年、月額千円という程度で済むような融資制度をとっておるところが多いそうですが、これが完全にいきません場合には、ただいま和田先生のおっしゃったとおりの問題が出てく……

第64回国会 予算委員会 第1号(1970/12/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 田川市以外にそういう事例はあるように聞いております。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1971/01/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 結論から申し上げたいと存じます。  新聞にもしそういう伝えがあるといたしますならば、私はまだ読んでおりませんが、それは誤りでありまして、まだ決定はいたしておりません。しかし、この間のことについての感じを話せという御趣旨に受け取れましたが、御承知のとおり、答申当時と四十五年十月一日実施されました国調の概数の報告されました結果とは、人口別、県別の配列等において違いがございます。答申そのものをそのまま採用することは、これはいささかナンセンスであるという点が考えられる。したがって、どうしたら答申の趣旨を尊重したことになるのであろうか、いろいろの案が考えられますが、この点について苦慮をい……

第65回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1971/02/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま議題となりました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。  この改正法案は、国会議員の選挙等の執行について、国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの現行の基準が、実情に即さないものになりましたので、今回これに所要の改定を加えようとするものであります。すなわち、最近における公務員の給与の改定、賃金及び物価の変動、運賃の改定等にかんがみまして、執行経費の基準を改正し、もって国会議員の選挙等の執行に遺憾のないようにしたいと存ずるものであります。  次に、この法律案による改正の内容につい……

第65回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1971/02/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 私も堀先生の御意見に賛成でございます。今後はそういう気持ちで、またそのつもりで検討をして、直すべきものは直していく、こう考えます。
【次の発言】 もちろんでございまして、超過負担につきましては、これを実質に合わせるよう、過重な負担を地方公共団体にかぶせざるよう十分今後も注意してまいりたいと存じます。
【次の発言】 従来そのつもりで、毎年予算措置等につきまして常時啓発の予算を要望いたし、かつまた選挙庁等の機構改革をも心がけておる次第でございますが、諸般の事情でわれわれの理想の実現に至っておりません。今後努力を重ねて御趣旨に沿いたいと存じております。

第65回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1971/02/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 お説のとおり、国のかわりに選挙事務を執行して、それでマイナスが出たというのでは申しわけない。このたび人件費の単価、その他物価変動による諸経費の増を十分見たつもりでございますが、しかし凡百のいろいろな仕事をさせるについて、正確な調査の結果、それが正当妥当なもので、さらに合理的な仕事であるというものについては、調整費の活用をはかりたい。それで大体まかなえる数字を計上いたしたつもりでございます。しかし今後、それがなお足りないということが調査の万全を期してわかりました場合には、さらに改正をするなりいたしたいと思いますが、調整費以上にさらに足らない……

第65回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1971/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 申すまでもなく、明るく正しい選挙が行なわれることを期待をいたしておりますし、またそういう選挙が行なわれるよう、私も明正選挙推進本部長にも任じておりますので、ことさら強く、もちろん自治大臣の職責にある者として、二重の意味で強く希望をいたしております。いじけない明るい選挙、そして同時に正しい選挙、そしてこの明るく正しい選挙が行なわれることにつきましては、与野党いずれの候補者の場合も全く同じく希望するところでございます。
【次の発言】 具体的に申せとのお話でございますが、一言にして言えば、やはり法規に即し、かつ常識に従いまして、適正にして適当な、公正だと思われるものである、こう一応申……

第65回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1971/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 選挙の執行管理の公正につきまして疑惑を生ぜしめる事態、それがほんとうに事実であるかどうかは別といたしまして、こういう点につきいろいろ疑惑があるということはまことに遺憾でございます。鯵ケ沢の問題にいたしましても、特殊の政治風土である云々ということは別といたしまして、いやしくも選挙管理上に法律手続上の不備を選挙管理当局がおかすというようなことは、これまた遺憾であると同時に、あってはならぬことでございます。こういう点についての指導と申しますか啓蒙と申しますか、また一般の社会通念の向上ということもやはりその基本的条件として必要なことでございましょうが、こういう点につきましてはひとつ一そ……

第65回国会 地方行政委員会 第1号(1971/02/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 委員各位には、平素から地方自治の進展のため御尽力をいただいておるところでありますが、この機会に所管行政の当面する諸問題について所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格別の御協力を賜わりたいと存じます。  一九六〇年代におけるわが国経済の高度成長に伴う社会的、経済的諸条件の急激な変化は、地方自治の基盤にも大きな変貌をもたらし、過密・過疎を中心とする地域問題をはじめ、住民の日常生活に密接な関連を有する道路、上下水道、清掃施設等の社会資本の著しい立ち遅れ、公害、物価、交通安全、総合農政等緊急に解決を要する内政上の諸問題を提起いたしております。  一九七〇年代は、社会資本のおくれを取……

第65回国会 地方行政委員会 第2号(1971/02/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 今回の沖繩に対する措置は、国の大幅な沖繩復帰対策予算の増額計上にあわせ、地方公共団体においても、復帰後は当該地方公共団体の一員となられるわけである琉球政府及び沖繩の市町村に対し、復帰を記念して何らかの援助措置を講ずべきであると考えまして、種々検討を重ねました結果、今回の補正予算により特別交付税が増加した機会に、その一部を地方公共団体の総意として沖繩に交付することとしたものでございます。  今回の措置は、このような趣旨に基づくものでありまして、三十億円の配分は、琉球政府分と市町村分とおおむね半額ずっと予定いたしておるわけでございます。なお、市町村分の市町村ごとの配分につきましては……

第65回国会 地方行政委員会 第3号(1971/02/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 御質問を途中から拝聴いたしましたので、十分お答えになるかどうかと思いますが、貸し借りはすべきものでないと考えまして、今回取りやめた次第でございまして、今後この方針を貫いてまいりたいと考えております。  なお、六百億につきましては約束がございますので、その約束の範囲に違反しない限りの措置をとりたい、こう考えております。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、十分その御趣旨を尊重してまいりたいと存じます。

第65回国会 地方行政委員会 第4号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 やや詳しく展望を聞かせろというお話でございますが、一応私の考えております、これから施策してまいろうとする私の考え方の基礎について申し上げてみたいと存じます。  確かに日本の国家は過去軍国主義であった。それの反省の上に立ちまして、戦後経済主義であったと私は思います。ただいま山本先生からるるお話のありましたとおり、企業の誘致を最も大事とし、これの要請のもとに国民経済の発展をはかり、地域の開発をはかるという態度があったわけでございます。しかしながら、一九七〇年代に入りますと、もはやそういう過去の態度は許されないのであって、やはり住民福祉、これが国家目的でありまして、内政充実の時代とい……

第65回国会 地方行政委員会 第6号(1971/02/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 昭和四十六年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  昭和四十六年度におきましては、最近の経済情勢の推移及び地方財政の現状にかんがみ、国と同一の基調により、行政経費の効率化と重点化に徹し、適切な行財政運営を行なう必要があります。  地方財政については、かねてからその健全化と行政水準の向上をはかるため、各般の措置を講じてきたのでありますが、昭和四十六年度におきましては、以上のような基本的な考え方のもとに、地方財源の確保に配慮しつつ住民負担の軽減合理化を推進するとともに、長期的、計画的に地方の行政水準の一そうの向上をはかり、あわせて地方公営企業の健全化をさらに促進するこ……

第65回国会 地方行政委員会 第7号(1971/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 最近におきます社会、経済のいろいろ激しい変化、また政治、行政上内政の充実が叫ばれており、かつその中におきましても地方自治体の活動すべき分野がだんだんと拡張されつつある傾向がございます。公害問題とかあるいは交通の問題等、もちろん国が補助負担の程度を厚くいたしまして、地方公共団体の権限委譲に基づくいろいろの事務量の増大に対処をして措置すべきものがあると同時に、地方公共団体の自主的な財源を強化いたしまして、これら時勢の要望に応ずる必要があると思っております。すなわち、事務配分量の練り直し、これに基づく税源、財源処置の見直し等、不断に時勢におくれないようなくふうをし、改善を加えていく必……

第65回国会 地方行政委員会 第8号(1971/02/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 電気ガス税につきましては、いろいろ因縁がございます。電気ガスという日常生活必需物資、これに課することはけしからぬじゃないか、したがってこれは天下の悪法である、こういうふうにいわれておるいきさつもございます。これは考え方でございますが、はたして言うがごとく悪法であるかどうかという点につきましては、考え方によりましていろいろ説が成り立つと思います。  しかしながら、何と申しましても電気ガスそのものが生活必需物資であるという、普遍的な生活必需物資であることに変わりはございません。すなわちそれに課することは単純に理屈は成り立つと思います。しかし、考えてみますと、これは何も電気ガスのその……

第65回国会 地方行政委員会 第11号(1971/03/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 およそ四つの場合があろうと思います。一つは、市街化区域の見直しの措置でございまして、少なくとも五年ごとに市街化区域の見直しをして、その際市街化の見通しのつかない地域は市街化調整区域に変更をする、こういうふうにして市街化調整区域に変更されれば固定資産税は増加しない、農業が依然として続いてできる。また第二番目には、十ヘクタール以上の集団農地で長期にわたって農地のまま保全することが確実と見られる農地につきましては、市街化調整区域に編入する措置をとる道がございますので、この方法によって農業が維持できるという場合があり得るわけであります。また、都市計画上の緑地として適当な農地につきまして……

第65回国会 地方行政委員会 第12号(1971/03/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいまいただきました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重し、その実現に努力いたしたいと存じます。

第65回国会 地方行政委員会 第13号(1971/03/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 先生の御意思、御意図は大体、私、了解をいたしたつもりでございますが、財政年度末に自然増収したものを、一点は、交付税の本旨に沿わないむしろ国が負担すべきものを措置することの問題、そういうことをするようなら、むしろ地方公共団体の財政増高に悩んでおるところに適正に配分できるように特別の措置を配慮すべきだ、こういうお考えのようであります。それが特交への配分を増して、そこにおいて正しい処置をしろ、こういう御意見だと思います。ただ、特交を六%以上に増してくるという法的措置を講じなければならぬ。その点につきましては、ただいま門司先生自身からも陳情政治を馴致するようなことがあってもならぬという……

第65回国会 地方行政委員会 第15号(1971/03/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重して善処してまいります。

第65回国会 地方行政委員会 第16号(1971/03/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 この法律は公害基本法二十三条の趣旨によりましてできておるわけですから、それなら全公害の領域に及んでないじゃないかという点の御批判であろうと存じます。  特別の負担、かさ上げにつきまして全部に及び得るにこしたことはございませんけれども一、いろいろ折衝上のいきさつもこれあり、かつ財政上の都合もあり、典型的なものから順次進みたいということになったのでございますが、しかし、典型的な主要なものについてもカバーできてないじゃないかという御批判がけだしあるのではなかろうかと存じますが、それらの点につきましては、典型的なものはきめ得た、こう考えておる次第でございます。  なお、農用地土壌汚染の……

第65回国会 地方行政委員会 第17号(1971/03/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 私も必ずしも詳細に経過を承知いたしておりませんが、初めてのことであるということでございまして、今後はしたがって従前のようなことはない、手ぎわよくいくと期待をいたしております。  また、こういう面もあったようでございます。自治省からある程度指示をいたしまして、規模につきましても内容につきましても、むしろある程度、自治省は御承知のとおり積極的な態度を公害については持っておりますから、そういう点につきましてアドバイスをした面もある。そういう点で、いろいろ原案につきまして修正等の時間も要した。万事最初でふなれであったということが結局いえるのではなかろうかと存ずるのであります。

第65回国会 地方行政委員会 第18号(1971/03/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 さきの二十二日の連合審査におきまして、古寺委員の御質問に対し不明確な御答弁をいたしましたが、安中のような地域は、農用地土壌汚染防止法の対策地域に指定されてしかるべきものと思うという趣旨で述べたものであります。
【次の発言】 政府といたしましては、公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案の修正案につきましては、現段階における公害の防止に関する事業の状況から見まして、賛成することはできないのでございます。
【次の発言】 ただいまいただきました附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重いたしまして善処いたしたいと存じます。

第65回国会 地方行政委員会 第23号(1971/04/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由とその概要を御説明申し上げます。  政府は、恩給の年額の増額をはかるため、恩給法等の一部を改正する法律案を今国会に提出し、御審議を願っておりますが、これに伴い地方公務員の退職年金制度についても、恩給法等の改正内容に準じて所要の措置を講ずるとともに、地方団体関係団体職員共済組合が支給する年金の額を地方公務員にかかる年金の額の改定措置に準じて改定する必要があります。このほか遺族年金を受けることができる遺族の範囲の拡大及び退職年金等の最低……

第65回国会 地方行政委員会 第24号(1971/05/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 道州制につきましては近時非常にやかましく叫ばれております。ただいま御所論にもありましたとおり、経済、社会の変革に応じまして、広域的にものを処理し考えなければならない時代でございますので、従来の行政区画に跼蹐してものを考え、処理をしておれないことは申すまでもございません。しかしながら、それならば直ちに道州制に移行していいかどうかということにつきましては、いろいろの点から慎重に考慮を要すべき点があろうかと存ずるのであります。したがいまして、十四次の地方制度調査会の御答申でも、道州制につきましてはさらに検討をすべしという結論になっておるかと存ずるのでございます。われわれは、財界の御要……

第65回国会 地方行政委員会 第25号(1971/05/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 この法案の主眼とするところは、やはり最近の社会経済情勢に応じまして地方行政機構の一つとしてこういう御提案を申し上げておるような連合制度、特殊な一部事務組合の形成、こういうものの必要性を叫ばれ、またそれに着眼してやったわけであります。その前提条件と申しますか、背後に財政上の十分な措置を講ずべしということは、一般論として当然のことであろうかと存ずるのでございます。それはそれとして、一般論として従来も考慮いたしておったところでございます。今回は、ただいま申し上げましたような行政機構の問題としてこの法案を取り上げた、こういうことになっております。  ただ、この特殊な機構に何か特別の財政……

第65回国会 地方行政委員会 第26号(1971/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 いろいろ各地方公共団体、それも市町村を構成しておるわけでございますが、やはり社会経済の進展の現況に応じまして、広域的に、総合的にいろいろ計画を立て事務を処理していく必要が出てまいりました。この実情を踏まえまして、従前の一部事務組合では応じ切れない面がございますので、その点を考えまして、御提案申し上げたような地方自治法の一部改正案を出したわけでございます。
【次の発言】 やはり従来の一部事務組合では、事実上、一つ一つ事項によりましてくくっていかなければならない。今回のものならば、それを包括的につかまえまして、そして連合的な処置をすることが便宜であるというような点に着目したわけでご……

第65回国会 地方行政委員会 第27号(1971/05/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、一部の特殊土壌地帯における急傾斜地の崩壊防止事業の状況にかんがみ、政府といたしましてはやむを得ないものと考えるものでございます。
【次の発言】 御質問でございますが、事務当局からお答えをいたさせます。
【次の発言】 まことに微力でございまして申しわけなく思っておりますが、この問題につきましては、各省間で何とか話し合いをつけまして実現に努力をしてまいりたいと考えております。

第65回国会 地方行政委員会 第28号(1971/05/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 さらによく検討いたし、できるだけ御趣旨に沿えるように、また御趣旨を尊重して検討を前向きにしてみたいと思います。
【次の発言】 社会保険という考え方でおります。
【次の発言】 まだそういうことを政府としては申し上げる段階になっておりません。従来から申しておる基本的な態度をまだ変えるような事態にはなっておらないわけであります。
【次の発言】 ただいま申し上げたようなことに立っておりますが、国の負担につきましては、ただいま公務員部長がおっしゃいましたとおり、百分の十五というものについて二十まで上げたい。この点は政府部内の意見の統一がまだ出ておりませんが、自治省といたしましては努力して……

第65回国会 地方行政委員会 第29号(1971/05/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 私、直接政府税調の場に出席いたしておりませんので、具体的な事情を存じておりませんが、ただいま局長から御説明したようなことでございましょう。  そこで、御承知のとおり、第六次の道路整備計画の実行その他道路政策上時代の要求に応ずべくいろいろの施策と、これに対する財源の必要なことは申すまでもありません。しこうして種々検討の結果、何らかの負担を自動車の利用者にしていただかなければならないという結論に到達いたしましたが、しかし、それが負担の方法につきましては、いろいろの案が百出いたしました。これらの事情を踏まえまして答申が抽象的になったものかと存じておるわけでありますが、その中において特……

第65回国会 地方行政委員会 第30号(1971/05/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 私の文相臨時代理のため、十分法案の審議に参れませんで、私もたいへん遺憾に存じております。いろいろ御配慮賜わっております点は厚くお礼を申し上げます。  さて、消防のことでございますが、私、就任以来一年数カ月になりますが、消防のことはその他の災害と関連をいたしまして、これはたいへん大事なものである。また単純な、火災という形だけで発生しない、その他の災害とこれが同時に並び起こってくるという点を考えたり、またただいま御指摘のとおり、いろいろの爆発物、劇物等がだんだんと都会その他の地域におきましても充満をしてくる、また公害等の問題がある、また石油コンビナート、特殊な地帯がだんだんたくさん……

第65回国会 内閣委員会 第1号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案の改正点の第一は、入国管理事務所の廃止及び設置についてであります。千葉県成田市に新東京国際空港が設置されることに伴いまして、羽田入国管理事務所が東京都大田区に所在する現在の東京国際空港において行なっている出入国審査等の業務は、新空港において行なわれることとなりますので、羽田入国管理事務所を廃止し、新たに成田入国管理事務所を設置しようとするものであります。  改正点の第二は、北海道苫小牧市ほか三カ所に入国管理事務所の出張所を置こうとするものであります。近時、苫小牧港、相生港、土生港および喜入……

第65回国会 文教委員会 第18号(1971/05/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 ただいまいただきました附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重いたしまして、誠意をもって検討してまいりたいと存じます。

第65回国会 法務委員会 第1号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 委員各位には、平素から法務行政の諸問題につきまして種々御尽力いただいており、この機会に深く感謝いたす次第でございます。  本日は、法務大臣に就任いたしまして初めて法務委員会に出席いたしましたので、御審議に先立ちまして、私が日ごろ考えておりますことを申し上げてみたいと思います。  私は、法秩序の維持、確保と国民の権利の保全、擁護が法務行政の使命と考えてわるものであり、全力を尽くしまして、法務行政の最高責任者としての責めを果たしたい所存でございます。何とぞよろしく御協力くださいますようお願い申し上げます。  以下、当面、重要と考えております二、三の点について申し述べたいと思います。……

第65回国会 予算委員会 第3号(1971/01/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 消防団員の消防、防災に関する御活動及び御労苦に対しては心から感謝をいたします。これに対する処遇は改善をしなければならぬと考えております。出動手当、その他を中心といたしまして昨年来私は積極的にこれが改善に乗り出しているわけであります。自治省といたしましては、御承知のとおり地方交付税の措置を中心にして、処遇改善を考えておるわけでありますが、たとえば今年四十五年度でありますが、四十四年度に比較いたしまして、年報酬二千円であったものを、平団員、これは一番最低でございますが、五千円に増額を交付税措置ではいたしておるわけであります。それから、出動手当は五百円を七百円にいたしました。簡単に申……

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 なるべく早く提出すべくいま事務的に処理を急がしておりますので、ごく最近のうちに出させるようにいたします。
【次の発言】 五日までにというお話でございますが、それを目途に努力をいたしますが、あるいは五日をおくれるかもしれませんが、しかしながら、それから去ること決して遠くないなるべく早い期日に出したいと懸命に努力をさしております。  なお、計画と実際の決算額との乖離の問題につきましては、昨年もお話しがございました。やむを得ざる点もございますが、極力この乖離をこれまたとどめるように、事務当局には指示し、またそのことを実行いたしたいと期しておる次第でございます。

第65回国会 予算委員会 第5号(1971/02/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 広域市町村圏の施策を推進、実施をいたしておりますが、その中でやはり人口五千ないし一万丁一小学校区単位程度の地域社会を考えまして、ここにおいてこの域内のいろいろの生活環境に関連する社会資本、設備の充実、あるいは教育設備、あるいは文化設備、あるいはレクリエーション施設等を住民の連帯意識を基礎といたしまして、自意識のもとにひとつつくり上げていくというような体制をつくっていったらどうだろう。そこに線単位の考え方も必要であると同時に、先生のおっしゃる面を考えた施策及びそういう行政組織及びそういう生活環境体制というものをつくり上げる、そういう点を指導してまいりたい、こう考えております。

第65回国会 予算委員会 第6号(1971/02/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 外国人の登録事務に関する経費につきましては、ただいま先生御指摘のとおり、これは地方の公共団体、市町村あるいは府県で引き受けるべきものじゃない、全額国でこれを補償すべきものであろうと心得ております。  御指摘のとおり、いわゆるこれは法律上違反だとおっしゃいますが、財政上から見れば超過負担でございまして、これが解消については年来つとめておりまして、四十六年もつとめましたが、まだ十分でございませんので、関係方面とも連絡御相談を申し上げまして、これが解消につとめてまいりたいと考えております。
【次の発言】 確かに機関委任事務につきましては、地方自治法の第百五十条の規定によりまして、地方……

第65回国会 予算委員会 第7号(1971/02/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 最近火災が多いばかりでなく、死傷者、ことに死者が多いということにつきましては深く憂慮をいたしております。  建築の材料あるいは建築の構造あるいは新建材あるいはいろいろものがたくさんあるという、これは一般の家庭における問題のみならず、いろいろの施設、多数の方が集まっておる旅館、ホテル、こと精神病院等問題深刻でございます。これにつきましては、一般的に建築の構造、資材等その他水利の便あるいは消防器材あるいは消防、査察、訓練等各般にわたりまして法制上の規定の点もございまして、これらについて注意をいたし、かつホテル等の事件の頻発にもかんがみまして、最近消防署に十分注意するよう厳重な示達を……

第65回国会 予算委員会 第9号(1971/02/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 労働基準法の関係は労働大臣の御解釈にまかせたいと思いますが、消防組織法でいきます市町村の消防事務に従事する消防団員の職務は、これは公の職務だ、消防法を扱う関係からはそう考えております。これの手当は消防事務に従事する消防団員の実務を弁償する実費弁償的な性格を持っておるものだ、こう解釈をいたしております。

第65回国会 予算委員会 第11号(1971/02/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 お気持ちはわからないではありませんが、元来入国審査というものは、外国人個個につきまして、日本への入国の適否を審査する性質のものでございます。したがいまして、一団の人を一括して審査をするということは、入国審査の趣旨にも沿わないのでありまして、適当でないと考えられます。国交のない国の方の入国でありますので、日本への国益の影響等も十分考えて、真に日本の国益に合うということを審査する必要もありますので、一括審査ということは適当でない、やらない、こう考えております。
【次の発言】 日中スポーツを通じまして、文化の交流、平和の促進という趣旨に反しない、それに合致する方々の入国は十分歓迎をす……

第65回国会 予算委員会 第13号(1971/02/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 小林前法務大臣すでにおやめになっておりますので、批評がましいことはこの際避けたいと存じます。西郷元法相に関しましては、手形事件に関連し、刑事事件等も派生して、ただいま真相究明中でございますので、いずれ真相の究明を待って批判さるべきものかと存ぜられるのでありますが、いずれにいたしましても、法の秩序維持、法務省の権威の上からいって遺憾なきを得ないのでございます。この重大な法秩序を維持すべき法務大臣の後任に任ぜられました以上、私といたしましては、ただいまもお話しのありましたとおり、自粛の上に自粛、自戒の上に自戒をいたしまして、進退厳正、公正、明朗を旨といたしまして、法の権威を、また法……

第65回国会 予算委員会 第15号(1971/02/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 人口急増市町村の義務教育所要経費につきましては、自治省といたしましても文部省と相談を申し上げまして、少し差し出がましいぐらいでございましたが、私のほうからもいろいろ具体案を御提案をし、相ともにこれが実現をはかってまいったわけであります。  そこで、いまお尋ねの四十六年度の児童、生徒急増市町村の用地費でございますが、御承知のとおり四百二十億を所要額として計上いたしております。それを埋める方法として国庫補助金二十億円、つなぎ融資四十億円、地方債は百八十一億円を計上いたしております。 また水田債もございまして、これを八十億これに充当いたします。そうしますと一般財源としてあと九十九億を……

第65回国会 予算委員会 第16号(1971/02/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 交通安全施設の整備ということは、国と協力いたしまして至急に解決すべき緊急の課題であります。そこで交通の実態に即した措置を講じなければなりませんが、国からいただいておる補助金をもってする補助事業、その補助裏は地方公共団体で負担をしなければなりませんので、その地方負担分がございます。それから地方単独ですべき事業もございます。これらの所要経費につきましては年次計画を立てまして、いやしくも地方の持ち出しにならないように配慮を重点的に講じております。また単価等につきましても実情に即したものを考慮いたしておりまして、今後その点について不都合がありますれば改善をしてまいりたいと考えております……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 昭和四十五年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  第一に、一般会計予算でありますが、歳入は、二千五百万円、歳出は、一兆六千八百七十二億八千七百万円を計上しております。歳出予算額は、前年度の当初予算額一兆三千八百三億六千七百万円と比較し、三千六十九億二千万円の増額となっております。  また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省一兆六千八百四十七億二千三百万円、消防庁二十五億六千四百万円となっております。  以下、この歳出予算額のうち、おもな事項につきまして、内容の御説明を申し上げます。  最初に自治本省につきまして、御説明を申し上げ……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 法人事業税の分割基準につきましては、その事業の活動内容を地域的に適正に反映をさすことと、それから課税にあたっての計算事務が簡明であるということが要望されるわけでございます。ただいまお説のような、従業員割りによらないで、あるいは生産量によるとか、あるいは固定資産税の価額によれというような御意見もございます。こういうことが案外、事業事業で多少状態が違うようでございますが、計算事務に、申告当時に非常にかたきを事業者にしいるというような傾向もあろうかと思うので、何らか別途の方法で、簡明な方法で事業内容を適正に表現できる、しこうして地方にも適正な事業税がさらにふえる、全国的に均衡を得てい……

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/05、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 当面は基本法第十九条の該当地域に対する財政上の特別措置を講じてまいりたいと考えております。なお、おっしゃったその他の地域につきましてはさらに検討をしてまいりたいと思いますが、次の通常国会に考えておりますのは、さきに申しました十九条の該当地域についての措置を当面は考えてみたい、こう考えております。
【次の発言】 下水道整備事業が、快適な生活環境の整備、また公害、ことに水質問題のために重点的にしなければならない重要な事業であることは申すまでもありません。自治省としては、今後これに重点を置いてやってまいりたいと思います。  ただいま各大臣からもお話のありましたとおり、国庫の補助制度を……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 大蔵委員会地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/05/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 自動車税なり軽自動車税は自動車を持っておるということに対する課税でございまして、いわば固定資産税的なもの、自動車取得税のほうはその不動産取得に対して課税をしていくものでございますし、今回の自動車重量税はいわば登録免許的な性格を持っております。おっしゃるとおりおのおのその性格を異にし、沿革も異にして、課税の理由を異にいたしておりますので、これを一本にまとめるということは私は適当ではない、こう考えております。
【次の発言】 特定財源の率に関するただいまの数字は、私どもも大体そのように承知をいたしております。しこうしてこの点につきましては、ただいま大蔵大臣からお答えのありましたとおり……

第65回国会 地方行政委員会産業公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/03/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 はなはだ恐縮でございますが、金額的なことはただいま詰めておりませんので……。
【次の発言】 御趣旨に従いまして、配慮をいたしたつもりでございます。  しかしながら、いろいろこまかな点に至りましては議論があろうかと存じます。それらの点については、今後も検討し、関係官庁とも十分連絡をとってこれが改善を期してまいりたいと私どもとしては考えております。
【次の発言】 監視に関する行政費及び監視に関する人員の整備等々は地方財政計画及び交付税で十分配慮いたしたつもりでございまして、人数につきましても千八十四名でございますか、食料関係で五百何名かそれぞれ増員の配慮をいたしております。交付税で……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1971/02/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 昭和四十六年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  第一に、一般会計予算でありますが、歳入は、三千七百万円、歳出は、二兆九百六十一億七千八百万円を計上しております。  歳出予算額は、前年度の当初予算額一兆六千八百七十二億八千七百万円と比較し、四千八十八億九千百万円の増額となっております。  また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省二兆九百三十一億一千六百万円、消防庁三十億六千二百万円となっております。  以下、主要な事項について、その概要を御説明申し上げるのでございますが、ただいま主査からもお話もあり、また委員各位のお手元に資料を……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1971/02/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○秋田国務大臣 多年の御経験に基づきますたいへん示唆に富んだ、また適切なお話を承りまして、私もまことに参考になります。地方財政計画を都道府県市町村分に分けることができますならば、地方公共団体の当局者にとりましてたいへん便宜でもあるし、また地方行財政運営の将来に非常な貢献をいたすものであると思うのであります。これらにつきましての検討をいたしておるところでございますが、なお事務的に――むしろ先生のほうがお詳しい問題もいろいろありましょうが、その点につきまして事務当局からさらに詳細に述べてもらうことにいたしたいと思います。  つきましては、その交付税等に記されておる行政項目の内容、これの地方公共団体……



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