田中角栄 衆議院議員
26期国会発言一覧

田中角栄[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
田中角栄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中角栄衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
田中角栄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 決算委員会 第3号(1953/06/22、26期、自由党)

○田中(角)委員 関連して大沢局長に簡単に一つだけお聞きしたいのですが、二十五年度を今やつておるのです。現在は電気通信省は公社になつたわけでありますが、二十五年度と二十六年度、近くでき上る二十七年度を比較して、大体不正事実というようなものは、どういうふうな数字になつておるかということを、簡単にお聞きしてみたいと思います。
【次の発言】 二十六年度、二十七年度のもので、刑事訴追を受けておるものの数はわかりますか。
【次の発言】 二十五年、六年で、すでに決算ができておるものの中で、架空名義で支払つておるものというものは、これは直営工事は各省とも全部あると思うのでありますが、このうちから本省に吸い上……

第16回国会 決算委員会 第11号(1953/07/10、26期、自由党)

○田中(角)委員 関連してちよつとお聞きしたいのでありますが、ただいままでの質疑応答で、債権が確定しているのでありますから、その支払い先がわかるのがあたりまえであろうということ持して、なかなか支払い先がおわかりにならないような答弁であるから、どこまで行つても二本の並行線だと思います。そこで伺いたいのでありますが、まず当時の進駐軍の物資に対しては、二つの方法があつたわけであります。それは特別調達庁を通じて一終戦処理費でもつてまかなうものと、もう一つは直接ドル調達というものであつたわけですが、このうちのいずれによつてこの債権確定のものはまかなわれておるかということに、集約すればなると思います。前者……

第16回国会 決算委員会 第14号(1953/07/17、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま野党委員の諸君から、委員長の発言にかかる総理の出席要求に対するいろいろな議論がありましたが、まさにその通りであります。前回の委員会において総理大臣の出席について議決になつておつたということでありますから、委員長がその議決に従つて職務を執行することは当然であり、われわれも異議をさしはさむものではありません。にもかかわらず、今日開会劈頭委員長が総理が出席をせられない事情に対して判断を求められて、しかもその冒頭目分の発言に対しで諸君の意見を求めるという発言がありましたから、新しく採決の段階を要するようになつたのでありますが、ただいまの野党委員諸君の発言のようりに、前回の委員……

第16回国会 決算委員会 第18号(1953/07/23、26期、自由党)

○田中(角)委員 私から二つ三つ質問したいのでありますが、どうも提出された表によつて、いろいろな混線をした質問があり答弁があるようでありますが、普通の国鉄私鉄の連帯勘定等に対しては標準の契約がありまして、これに対してはもう待つたなしで、日歩四銭の延滞利子をとつておるわけであります。その場合問題が起きるのでありますが、この委託販売の売上金の納入に対する契約に対して、国鉄と交通公社との間に行われておる契約はどういう契約が行われておるのだということをお聞きすれば、この問題に対する結論が出るのじやないか、というのがこういう問題であります。いわゆる翌々月の月末に支払わなければならないという条件は、相互の……

第16回国会 決算委員会 第20号(1953/07/28、26期、自由党)

○田中(角)委員 委員長、議事進行について……。私は一つただしておきたいのでありますが、先ほど当委員会の理事会において、発言は申込みの順序によつて行こうということになつておりまして、先ほどの理事会においては、第一は天野君、第二は杉村君、第三は安井君、第四は吉田君、第五は田中、第六に柴田君、このようになつておつたのですが、この理事会へ申し込まれた順位をいかなることによつてだれがおくずしになつたのですか。
【次の発言】 そうすると委員長は、先ほどの理事会の終つた開会の劈頭の、発言は通告順によつて行うという宣言と、いわゆる理事会の申込みとの間にどういうふうな事情があつて……。

第16回国会 決算委員会 第22号(1953/07/30、26期、自由党)

○田中委員 長証人は、この鉄道会館の工事に限つて、総裁が直接指揮をし、直接いろいろな例外の法律を特別に出しているというように良心的に考えませんか。
【次の発言】 長委員長が先に聞くことになつております。
【次の発言】 長委員長として、柴田君の動議に対しても、ただいまの杉村沖治郎君の発言に対してももつともと思いますけれども、しかし本日は長崎総裁が病気で休んでおられて正式な診断書その他理由書をもつて欠席されておるのであります。(「おかしいぞ」と呼ぶ者あり)そこでこれは重大な問題でありますから、ここで改進党諸君の御意見も聞いてみますと、やはり理事会にかけてから、こういう御趣旨であります。そこでこの問……

第16回国会 決算委員会 第31号(1953/09/04、26期、自由党)

○田中(角)委員 ちよつと関連質問で一、二点ただしておきたいと思うのでありますが、第一点は十二階案は三十一メートルを越すということは、大体一階の高さを四メートルとして換算しますれば、四十八メートルになりますから、日本の在来の建築からすれば非常に高いものになるということは、一般常識からわかるわけであります。そこでまず第一として、十二階の最終案ののき高は、三十一メートルの制限高さを越すこと幾らになつておりますか。
【次の発言】 それから現在許可になつている七階といいますと、三十一メートル以下ですか。
【次の発言】 そうしますと、現在の建築線をそのままにして、五十七条の適用除外例を設けて、審査会でも……

第16回国会 建設委員会 第1号(1953/05/27、26期、自由党)

○田中(角)委員 関連質問――私も質問いたしたいと思つておつたのでありますが、佐藤君が質問をされましたので、関連質問として簡単に建設省当局の所見をただしておきたいと考えるわけであります。本日は特別国会の第一回目の委員会でありますから、当然建設大臣が出席をせられて、所信を述ぶべきでありますが、先ほど政務次官が言われた通り、所用のため御出席になれないというのでありますから、次会に本特別国会に対する建設省の所見をあらためてただしたいと考えております。しかし、ただいまの佐藤君の発言にかかわる、いわゆる建設省が今国会に対する提出法案の準備をいたしておるということにつきまして、過日省議をやつたわけでありま……

第16回国会 建設委員会 第2号(1953/05/29、26期、自由党)

○田中(角)委員 簡単に大臣に対して二、三の点につきまして所見をただしておきたいと思います。  まず第一に申し上げたい問題は、歴代建設大臣が国会の当初、常に建設行政に対して所見をお述べになりますときに申される通り、多年の懸案であつた道路法も改正せられ、特に建築に関する諸法律もおおむね改正せられたのでありますが、最も建設省所管の中で大きなものとされております水の憲法ともいうべき河川法の改正が残つており、また国土計画法の改正も論じられているわけであります。それに続いて長い間の懸案になつておりますところの水道法及び公園法の制定も非常に大きな問題として残されているわけであります。道路法の改正が成りまし……

第16回国会 建設委員会 第3号(1953/06/19、26期、自由党)

○田中(角)委員 ちよつと簡単に、質問というよりも意見を申し上げてみたいと思うのであります。この災害の問題に対しては、当委員会も長年にわたつて、建設省と一体になつて、これが復旧の処置に対しても協力して来ておるつもりでありますが、もうここまで来ましては、抜本的な改革方法を考えなければならぬのではないかということを考えておるわけであります。幸いに戸塚建設大臣は、旧内務省系統としては、実に勇断をもつて鳴つた方でありますし、特にこの災害亡国ともいわれておる日本であり、水を治める者は国を治める、まさにその通りの日本の現状であることを考えまして、これが所管大臣として戸塚建設大臣を得たことは、非常に心強く感……

第16回国会 建設委員会 第4号(1953/06/23、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になりました道路整備費の財源等に関する臨時措置法案につきまして、提案理由を簡単に説明申し上げます。  わが国の道路の現況を見まするに、国道、都道府県道を合せましてその延長約十三万八千キロに達するのでありますが、このうち一応改良されたものはその約三〇%にすぎないのでありまして、残る七〇%すなわち延長九万六千三百キロは未改良の道路であります。しかもその中には約一万六千キロの自動車交通不能の区間を含んでおるりであります。また鋪装道の状況は簡易鋪装を含めて六千三百キロでありまして、改良済み延長の一五%にすぎない状態であります。  しかるに最近目ざましく発達しつのる自動車は……

第16回国会 建設委員会 第5号(1953/06/25、26期、自由党)

○田中(角)委員 お答えいたします。昨日の連合審査会でも、大蔵委員側の発言は、おもにこの問題に主点が置かれての質疑応答であつたのでありますが、当委員会においても私から明確に申し述べております通り、第三条は、第二条の、建設大臣は道路整備五箇年計画をつくらなければならないということを受けて立つている条文でありますので、税制の根本を乱るものでもなく、また明確に目的税ではないという見解をとつております。しかも大蔵当局の言明にもあります通り、主税局長及び主計局次長も、目的税ではないということを言明しておるのでありますから、大蔵委員会の申入れに対しては、前段の道路整備の必要を認めるということが意思表示の重……

第16回国会 建設委員会 第8号(1953/07/03、26期、自由党)

○田中(角)委員 この際動議を提出いたします。本法案並びに修正案に対する討論は省略して、ただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 九州の災害について、詳細な現地の報告を建設大臣から伺つたわけでありますが、いつも当委員会で申し上げている通り、災害は起きてからいかに考えても、手の施しようがないわけであります。そればかりではなく、今年は非常に早く災害が参つたわけでありますが、ただいま瀬戸山君が言われたように、これから十一月までは、これよりも大きな災害がいつ来るかもわからない。災害は来るものであるという前提で考えなければならぬのが、戦後の日本の実情であります。昨年の予算編成に際しまして、昨年……

第16回国会 建設委員会 第12号(1953/07/16、26期、自由党)

○田中(角)委員 建設大臣がおいでになつておりますから、建設業法の改正案につきまして、根本的な問題に対して二・三ただしておきたいと思うのであります。  建設業法を制定いたします当時から、問題になつておつたわけでありますが、この法律は、国家予算面に非常に大きな地位を占めておるところの建設業に対して、当時準拠法がなかつたのでありまして、国家的な見地からこの法律を立法いたしたわけであります。当時は建設業者に対する一つの育成指導という面も大きく出されておつたのでありますが、業法の成立以来の状況を考えてみますと、審議当時も問題になつておつた穴と申しますか、多少この法律の不備の現象が随所に発見せられるよう……

第16回国会 建設委員会 第13号(1953/07/17、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になつております建設業法の一部を改正する法律案につきまして、各党を代表し、賛成の意見を述べるものであります。  昨日の委員会におきましても、建設大臣に種々な問題についてただしたのでありますが、本法制定の当初より、本委員会において研究して参りました通り、現行法における登録制は、当然許可制にしなければならないという問題、次には、不正工事の防止等を目的とする落札価格の最低額をきめる、いわゆるフロア・リミツトの問題、第三には、入札資格の制限及び業者の格付の問題、第四としましては、公共事業の直営施工の規制及び無登録業者すなわち村請負等についての幾多の問題、第五といたしまして……

第16回国会 建設委員会 第14号(1953/07/18、26期、自由党)

○田中(角)委員 提案者に伺いたいのでありますが、ただいま議題になつております法律案の第六条、すなわち関係行政機関等の意見の聴取という問題であります。これは当然こうあらなければならないとは考えておるのでありますが「市町村の長並びに学識経験を有する者の意見を聞かなければならない。」という、この条文の具体的なねらいは、どこにあるのかという問題と、もう一つは、どういうふうな機構でこの第六条を生かしたいと思つておられるのか。それからもう一つ「意見を聞かなければならない」という場合の定義をお聞きしたい、こう考えております。
【次の発言】 この市町村の長並びに学識経験を有する者と利害関係者の関係は、どうい……

第16回国会 建設委員会 第15号(1953/07/22、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になりました建築士法の一部を改正する法律案について御説明申上げます。  改正の第一点は、一級建築士の受験資格に関するものであります。建築士法第十四条によりますと、一級建築士の受験資格としては、学校教育法による大学の卒業者に対しては、建築に関する実務の経験二年以上が必要であり、短期大学の卒業者に対しては、建築に関する実務の経験四年以上が必要になつております。しかし、短期大学には、修業年限が二年のものと三年のものとがありますので、三年制の短期大学卒業者については、四年制の大学卒業者との均衡上、実務の経験年数を一年短縮して三年とすることとした次第であります。但し、夜間に……

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/28、26期、自由党)

○田中(角)委員 ちよつと次官にお聞きしたいのであります。今まで建設省の予算等を編成する場合の基本的問題としては、結局その年度の治水に対する工業量をどうきめるかというような見方からだけでありましたが、かつて経済安定本部と建設省その他関係省がやつておりましたように、日本の治水、利水の問題を解決するためには、根本的な調査をまず第一段階に行わなければならぬ。今まで内務省時代から、建設当局においても治水に対する調査資料は完備しているとは思うのでありますが、この調査というものを予算科目に別個な形式をとつて、五箇年間だつたならば五箇年間日本の国土保全という立場から、また新しい日本の国土利用という面から抜本……

第16回国会 建設委員会 第23号(1953/09/08、26期、自由党)

○田中(角)委員 いまさら治山治水の議論でもないわけでありますが、今次の、明治より第三回目の非常に大きな災害を契機として、われわれ委員会及び建設省当局等が、多年にわたつて研究をして来ておつた種々な問題に対して、結論が急がれておるようでございまして、はなはだ欣快にたえない次第であります。なお、ただいま米田河川局長から、具体的な方式等に対する御説明を徴したわけでありますが、私は、もうここまで来たならば、議論の段階ではない、そして政府も国会も、特にこの問題については、与野党の別なく、ひとつ勇敢に、これをいかに実施をするかというところに結論づけられておると考えておるわけであります。ただいま十三項目にわ……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 建設委員会 第6号(1953/11/09、26期、自由党)

○田中(角)委員 ちよつと関連質問を一、二したいと思います。少しダブるかもわかりませんが、恐縮ですが御答弁を願います。  この道路の許可にあたつては、建設大臣は関係をせられなかつたのですか。
【次の発言】 共管事項であるならば、当然許可をする場合には、審議をなすつたのではないですか。
【次の発言】 道路の完成した後は、道路法の適用はどうなるのですか。
【次の発言】 これは法律の不備かもわかりませんが、常識的に考えて、そういうことだけで片づけていいのですか。もしそのような場合には特別立法を必要とするという……。私はこれは非常に大きな問題だと思うのであります。私たちはこういう問題にぶつかつて、率直……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第11号(1954/02/24、26期、自由党)

○田中(角)委員 私は森脇メモというような問題で申し上げるのではなく、いわゆる国会法に基く決算委員会の審議の件について申し上げたい。今動議か提出せられたというのでありますか、この動議は明らかに違法であります、なぜかと申しますと、これは非常に重大な問題でありますから申し上げるりでありますが、この動議は採決をすべきものではありません。しかも採決しても、これをもつて委員長が個人的に受取つたメモの発表に対しては強制力はありません。なぜかと申しますと、議院の運営というものはお互いが規則及び法律に基いて運営をせられておるのでありまして、河野金昇君が言われたように、委員長はお出しになつたらどうですかという発……

第19回国会 決算委員会 第12号(1954/03/01、26期、自由党)

○田中(角)委員 関連して。藤田君から大体私の質問の要旨の質問がありましたから、あらためて申すまでもありませんが、非常に重大な問題でありますので、重複するかもしれませんが、ちよつと時間を借りて質問をし、開発銀行側及び海運局長の所見をただしておきたいと考えるのであります。  海運行政、なかんずく第十次造船計画の成功不成功についてこう考えております。第九次までにおける造船計画につきましては、現在検察庁において取調べ中でありますので、不法行為があればおのずから明らかになり、将来のこの種の案件に関する国策面について幾多改めらるべきものが出ると考えております。しかし戦後の日本海運界の増強推進もまたゆるが……

第19回国会 決算委員会 第44号(1954/09/06、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま鍛冶理事から理事会の開会を要求されており、かつ野党委員諸君から、時間のために理事会を開く必要なしと言われるのでありますが、私はここで一言委員長に申し上げておきたいのは、この委員会は委員長が開会頭総括質問をやられると思うのであります。不当財産取引調査特別委員会当時から、この種の委員会に対しては、例として委員長が各党を代表して証人に対して質問をするわけであります。その原則といたしましては、理事会を開いて各党理事に対して質問の条項を示し、各党の理事が異議がない場合に、その質問条項に基いて委員長が各委員にかわつて質問をするというのが前提であります。その意味において私は、理事会……

第19回国会 決算委員会 第53号(1954/10/11、26期、自由党)

○田中(角)委員 参考人の方々おいでいただきまして、非常にりつぱな御意見を拝聴し、将来の国政運営のために喜ばしいことだと考えておるわけであります。私はこの委員会で行いましたいろいろな問題に対しまして、将来の国会のあり方はどうあるべきかという大きな問題に対してだけ、ひとつ諸先生方の御意見が承れれば幸いだと考えておるわけであります。  新しい憲法が施行せられまして、日本の政治のやり方というものが根本的にかわつたわけであります。なお国会法とか、衆議院規則とか、いろいろな法律がありますが、これも占領軍治下に定められたものでありまして、将来の日本の政治をいかにうまく円滑に進めて行くかということに対しては……

第19回国会 決算委員会 第56号(1954/11/16、26期、自由党)

○田中(角)委員 証人お疲れでありましようから、簡単に三点ばかり御質問を申し上げたいと思います。これはこの委員会においてのこの種の国政調査に対する将来の問題を考えまして、法務大臣、検事総長、検事正に伺いたい問題でありましたが、今までその機会もなく、今日に至りましたが、特に第一線の河井さんがおいでになりましたので、過去の問題とひつくるめて重大な問題に対して簡単に所見をお聞きしたいと思うわけであります。  その第一点は、国会開会中における議員逮捕の問題であります。この議員逮捕の問題に対してはいろいろなことが言われておりますし、またいろいろな説もなされておりますが、このたびの佐藤榮作君に対する逮捕許……

第19回国会 建設委員会 第2号(1954/01/13、26期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が不在でありますので、暫時私がかわつて委員長の職務を行います。  昭和二十九年度建設関係予算について、政府より説明を聴取いたしたいと存じますが、都合によりまして、本件については懇談会を開きたいと存じます。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて懇談会に移ります。

第19回国会 建設委員会 第3号(1954/01/27、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま建設大臣及び建設政務次官より、昭和二十九年度予算編成につきまして御説明を聴取したわけでありますが、それに関上二、三簡単に質疑を試みてみたい、こう感ずるわけであります。  まず第一番に申し上げたいことは、もちろん均衡予算編成という前提は、何人もこれを承認しておるのでありますが、建設委員会所管の事項であり、特に経済復興の基盤となるべき災害復旧につきまして、予算編成の過程においても、主務官庁である建設省が認定をした過年度災害の事業費の総額及び大蔵事務当局の査定額とについては、相当の開きがあるようであります。この問題をこのままにして将来に遷延することは、ひいては政治への不信を……

第19回国会 建設委員会 第4号(1954/01/29、26期、自由党)

○田中(角)委員 関連して一言簡単に伺います。私ちよつとおそく来まして、ダブるかもわかりませんが、まず自治庁当局に伺いたいと思います。法案は提出されたのですか。
【次の発言】 あらかじめ事務的に委員長に申し上げておきますが、この種の法律案が提案をされた場合、間髪を入れず連合審査会の要求をしていただきたい。
【次の発言】 次に伺いたいのは、原さんとさんさんやり合つたあとで、少しやりにくいのですが、こういうふうな法律案を出すこと自体が、おかしいのじやないですか。私も与党の一人であるから、こういうふうな発言をするには、相当腹をきめてやつているわけでありますが、こういうふうな重大な法律違反を起すおそれ……

第19回国会 建設委員会 第5号(1954/02/01、26期、自由党)

○田中(角)委員 私からひとつ簡単に……。私はもう前にも申し上げておりますし、これからも当分予算が通過するまで申し上げなければならぬと思いますから、きようはひとつ簡単に申し上げます。  原さんにまず承つておきたいのは、昭和二十六年、二十七年は、もうすでに決算確定というところまで行つておるわけでありますが、二十六年度のガソリンの税収入額の総額は幾らですか。
【次の発言】 二十七年度は。
【次の発言】 二十八年度は。
【次の発言】 それが問題でありまして、二十六年から二十七年だけで約七〇%もふえておりますし、二十八年度すでに十二月末で二百億を突破するような情勢であることは、主計局で十分その数字を押……

第19回国会 建設委員会 第6号(1954/02/05、26期、自由党)

○田中(角)委員 建設政務次官に、前段の道路整備費の財源等に関する臨時措置法に関係する部面について、建設委員の一員として注文を申し上げておきます。政府当局が二十九年度予算は道路整備費の財源等に関する臨時措置法という現行法律に対立するような譲与税法を提出することを前提に組まれておるわけでありまして、政府委員の一員として考えてみれば、当然この予算を提出した責任、また通さなければならない責任があるわけでありますから、この譲与税法の提出に異議を申せない立場は、よくわかるのでありますが、臨時措置法をつくるときにも、しばしば、御注意を申し上げておる通り、道路はこの法律の適用を受けなければ、整備ができないの……

第19回国会 建設委員会 第8号(1954/02/26、26期、自由党)

○田中(角)委員 関連してちよつとお聞きしておきたいのです。塚田長官が非常に明快に答弁をしておられることを、もう一ぺん私が確かめておきたいのは、いわゆる地方財政計画として四十八億を何とかしなければならぬが、何とかできない場合――できない場合ということに、うんとしぼつた場合のことを御質問申し上げますが、あなたの言われるようにして、公募債もできない、資金運用部資金のわくもふえない、またいろいろな財源措置が全然できない場合であつても、そのわくの中で、ほかの事業には影響があるかもわからないが、この法律できめた道路費の四十八億というものだけは、あらゆるものを犠牲にしても確保する、こう考えてよろしゆうござ……

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/03/11、26期、自由党)

○田中(角)委員 建設省に関連質問をしておきたいのですが、道路法を改正したときに、今までの都市と都市を結ぶ線であるというような道路の基本観念を改めて、新しく産業開発を行う、いわゆる人口の再分布を行うという基本観念にかえなければいかぬというのが、新しい道路法をつくる当時の観念であつたわけであります。そういう意味で、吉田内閣が五年間も外資導入によつて行いたいと言つている、いわゆる建設省原案である既存の東海道の国道と並行した高速道路をつくろうという案に対して、ただいま田中氏が言われた開発道路のアイデアというものは、非常におもしろいと考えているわけであります。もちろん政府が考えている既存国道に対する並……

第19回国会 建設委員会 第12号(1954/03/13、26期、自由党)

○田中(角)委員 本日は大臣がおいでになつておりませんから、南政務次官に意見を申し上げて、この次ぐらいの委員会において結論を得たら、省議にかけて研究していただきたい。  というのは、今度住宅金融公庫法の一部を改正する法律案が提出をせられておりますが、現在は字句の修正とか条文を整理するとか、こういうものをお出しになる段階ではなく、もうすでに住宅金融公庫法そのものを抜本的に再検討しなければならないときじやないかということを、前から申し上げておるわけであります。土地がないから、土地に対しても融資の対象にするとか、七割五分ではもう建たないから、八割にする、八割五分にする、九割にする、やがて全額を貸すと……

第19回国会 建設委員会 第15号(1954/03/29、26期、自由党)

○田中(角)委員 最後でありますから、二、三点伺つておきたいのですが、これはこの法律の実施上に起きて来る大きな問題でありますから、見解をただしておかなければ、将来また問題になるし、またこの法律を上げる事務的な面において、非常に大きな支障がありますので、伺つてみたいと思います。  その第一番目は、道路整備費の財源等に関する臨時措置法の第三条を規定しますときに、当該年度の揮発油税収入相当額ということを規定しております。これは当時、私が提案理由の説明を、衆参両院の建設委員会で申し述べている途次においても、この問題は議論になつたの、でありますが、法律上から申しますと、当該年度の税収入額という問題は、二……

第19回国会 建設委員会 第18号(1954/04/08、26期、自由党)

○田中(角)委員 時間が非常に過ぎましたから、簡単に一言だけ重要な問題に対して質問をし、これに対して建設当局から、次の機会にでも答弁をいただきたいと思います。  それは瀬戸山君がただいま御質問申し上げたところの帝都高速度交通営団法に関する問題であります。共管事項でありますから、当然人事問題にも相当大きく発言をせられることが、私は必要であると考えております。特に東京都市計画、首都建設法の関係を考えた場合、しかもわれわれはああいうような交通機関の整備という問題を討議をする段階において、平面都市よりも立体都市、こういうふうな方向に移行しなければ、国でもつてだんだんとこういう機関の整備をしてやらなけれ……

第19回国会 建設委員会 第20号(1954/04/13、26期、自由党)

○田中(角)委員 議事進行について、委員長に一言要望しておきたいのであります。建設機械抵当法案は本日提案になる予定であり、また法律関係でありますので、特に法務委員会付託を法務委員会理事会等において希望しておられるようでありますが、この法案はただいま提案理由の説明がありました法律案と、うらはらの法律案でありますから、当然この委員会に付託せらるべきだと思いますので、議長との間の折衝を委員長においてしかるべくやられて、万遺憾なきを期せられたいと存じます。

第19回国会 建設委員会 第21号(1954/04/15、26期、自由党)

○田中(角)委員 私は自由党を代表いたしまして、本法案に賛成の意見を申し述べます。  本法律は、道路整備の必要性のために、長い間の懸案であつたものが、ようやく去る国会において衆参両院を通過し、その実施年度であります本年度に、財政措置のためとはいいながら、かかる種の改正をなさなければならないことは、提案委員会であつた建設委員会の委員としては、はなはだ不本意でありますが、政府の二十九年度予算編成にあたつての超緊縮財政の確立という大目的のために、二十九年度に限りかかる措置をとらざるを得なかつた事情も、遺憾ながら了としなければならない現段階におきましては、二十九年度に限りやむを得ざる措置として、本改正……

第19回国会 建設委員会 第23号(1954/04/21、26期、自由党)

○田中(角)委員 二、三政府の意見をただしておきたい。公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部を改正する法律案も、同時にあわせ提案せられておるのでありますが、この法律を改正することによつて、なお建設機械抵当法と同時に法律として施行することによりまして、大体何箇年間にどの程度の機械量を新しく整備をするという計画があるか、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 数字を聞いて、あまり小さいのにびつくりしたわけであります。四、五年間に七、八十億であれば、こんな法律をつくらなくてもやれるのではないかという気持が私はいたします。どうも立案の当局は、現在ある業者の手持ち機械に対して抵当法をつくつて、い……

第19回国会 建設委員会 第25号(1954/04/24、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になりました建設省関係法令の整理に関する法律案につきまして動議を提出いたします。本法律の趣旨は、すでに整理をせらるべき法令がまだ整理せられなかつたのでありますから、当然のことであり、質疑討論を省略し、ただちに採決せられんことを望みます。

第19回国会 建設委員会 第30号(1954/05/13、26期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 ただいまの説明に対し、何か御質問がありましたら、これを許します。――質問なしと認め、次の議題に移ります。
【次の発言】 日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制限等に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 お諮りいたします。本案につきまして、所管上特に深い関係を有します水産委員会より連合審査会開会の申入れがありましたが、連合審査会を開くに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。  なお開会の日時等につきましては、両委員長に御一任を願います。

第19回国会 建設委員会 第31号(1954/05/21、26期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより建設委員会を開きます。  ただいま委員長が不在でありますので、暫時私がかわつて委員長の職務を行います。  お諮りいたすことがあります。すなわち、住宅に関する小委員会において、宅地建物取引業法の改正について調査中でありますが、本件につきまして、小委員会に東京都建築局建設業部長川船勲君、警視庁防犯部長養老絢雄君を参考人として招致し、意見を聴取いたしたいとの申出がありますが、これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。  本日はこれをもつて散会いたします。    午後零時三分散会

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/31、26期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が不在でありますから、暫時かわつて私が委員長の職務を行います。  お諮りいたします。日程に先だち只野直三郎君の建設行政一般に対する質問を許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よつてさよう決定いたします。只野直三郎君。
【次の発言】 次に東京高速道路に関しまして調査を進めます。  本件につきましては、先回の理事会におきまして、東京都の方で一応の結論が出てから委員会において取上げようということになつておりましたが、都議会におきましても一応の結論が出たやに聞きますので、本日は都並びに都議会方面より参考人を招致いた……

第19回国会 建設委員会 第38号(1954/06/03、26期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより会議を開きます。  本日委員長が不在でありますので、暫時私がかわつて委員長の職務を行います。  東京高速道路に関しまして、前回に引続きまして調査を進めます。  本件に関しまして、参考人として東京都副知事岡安彦三郎君の代理として河川部長佐藤九郎君を招致して、参考意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めてさよう決定いたしました。
【次の発言】 本日は参考人として、東京都建設局河川部長佐藤九郎君、東京都議会建設委員長内田道治君を招致いたしております。  参考人の方々には、御多忙中のところを御出席いただきまして、まこと……

第19回国会 行政監察特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、自由党)

○田中(角)委員 簡単に四点ばかりお尋ねいたします。まず第一番目に、証人が解雇せられたのは何年何月でありますか。
【次の発言】 第二点は、先ほどの証人の証言によりますと、保全経済会はりつぱにやつて行けるという信念を最後までお持ちになつておるようであります。しかし、新聞のその後の状況と見るまでもなく、異常経営であつたこいうことは、証人も在職中認められたと思うのであります。異常経営を続けて行くところのこの種業務が、立法化によつて助けられるか、あるいは第二会社的ないわゆる再建方策を考えるか、いずれかの方法をとらなければならないということは当然考えられるわけでありますが、証人はこのいずれを予想したかと……



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各種会議発言一覧(衆議院26期)

第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 建設委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1953/06/24、26期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になりました道路整備費の財源等に関する臨時措置法案につきまして、簡単に提案の理由を説明いたします。  わが国の道路の現況を見まするに、国道、都道府県道を合せましてその延長約十三万八千キロに達するのでありますが、このうち一応改良されたものはその約三〇%にすぎないのでありまして、残る七〇%、すなわち延長九万六千三百キロは未改良の道路であります。しかもその中には約一万六千キロの自動車交通不能の区間を含んでおるのであります。また鋪装道の状況は簡易鋪装を含めて六千三百キロでありまして、改良済み延長の一五%にすぎない状態であります。しかるに最近目覚ましく発達しつつある自動車は……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 建設委員会水産委員会連合審査会 第1号(1954/05/21、26期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これにて本連合審査会を終了するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて本連合審査会は終了いたしました。  この際水産委員会の委員諸君に申し上げます。本案に対する水産委員会としての総合的御意見がありましたなら、できるだけもみやかに文書をもつて建設委員長までお申出くださるよう、念のため申し添えます。  本日はこれをもつて散会いたします。    午後零時一分散会

第19回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/03/15、26期、自由党)

○田中(角)委員 それと、同じ問題で、塚田長官に関連して質問をいたしたいと思います。  今の答弁と村瀬君の質問との間に食い違いがありますが、そこが建設委員会の連合審査会を申し込んだポイントでありますから、今のような政治的な御答弁ではなく、ひとつ勇敢に、はつきりとした割切つた答弁をしていただきたいと思う。そうすれば、きようの連合審査会の目標は達せられるわけであります。その意味で重ねて伺いますが、建設委員会といたしましては、この二十九年度予算編成につきまして、揮発油譲与税の法案が提案せられることに対しては初めは賛成しておりません。賛成しておりませんが、二十九年度予算の総額を一兆円に押えるというこの……




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データ更新日:2023/02/05

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