このページでは田中角栄衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○田中角榮君 ただいま議題となりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案外二件につき、商工委員会における審議の経過並びに結果を概略御報告申し上げます。 自転車競技法等の実施の実情につき種々検討を加えて参った結果、現行法に基き通商産業大臣の諮問機関として設置されておる競輪運営審議会におきまして、競輪に関する基本問題、すなわち将来における競輪のあり方等のごときことを調査審議できる機能を付与しますとともに、その結論が得られますまでは、自転車振興会連合会等の業務及び会計に関する規定を整備いたしまして、この法律は当分の間存続せしめることとなしたのであります。 次に、改正の主要……
○田中角榮君 ただいま議題と相なりました中小企業金融公庫淡の一部を改正する法律案外二件につき、商工委員会における審議の経過並びに結果を概略御報告申し上げます。 まず、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案ついて申し上げます。 中小企業金融公庫は、中小企業者の行う事業の振興に必要な長期資金を供給するために昭和二十八年八月に設立せられたものでありますが、近来とみに窮迫を告げつつある中小企業の金融難を打開し、その近代化を促進し、積極的にその振興をはかるために、資本金を百七十億円に増資、元利金回収とあわせてその運用資金量を増大確保せんとしたものであります。さらに、日本開発銀行からの承継債権で借入……
○田中角榮君 ただいま議題となりましたアルコール専売法の一部を改正する法律案及び中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案の、商工委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 まず第一に、アルコール専売法の一部を改正する法律案について申し上げます。 アルコール専売法が実施せられましたのは昭和十二年であります。従いまして、当時制定された現行法の罰則規定は、その後における物価の著しい騰貴のため、現在ではほとんど有名無実となり、アルコール専売に関する違反取締りに多大の支障を生じておるのでありまして、このような状態に対処して、取締りの徹底を期するために罰則関係の諸規定を強化整備しようとい……
○田中角榮君 ただいま議題となりました輸出入取引法の一部を改正する法律案外二件につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果を概略御報告申し上げます。 まず、輸出入取引法の一部を改正する法律案について申し上げます。 最近のわが国輸出貿易の現状は、輸出商社等においてお互いに無用の競争を行ういわゆる過度競争の結果、必要以上の安値輸出を行う傾向がますます強くなり、一面において、わが国輸出品の声価を失墜させると同時に、相手方の関係業界に不測の損害を与えることともなり、他面、わが国としては得ぺかりし外貨の喪失という二重の国家的損失をこ与むつているわけであります。しかるに、最近、国際貿易の潮流に……
○田中角榮君 ただいま議題となりました石炭鉱業合理化臨時措置法案外二案の、商工委員会における審議の経過並びに結果につき報告いたします。 まず、石炭鉱業合理化臨時措置法案につき申し上げます。 一昨年来、わが国石炭鉱業は深刻な不況に悩まされており、しかも、この不況はとどまるところを知らざるありさまであります。元来、わが国の石炭は賦存状況や品質等において諸外国に比し不利な条件にありますが、さらに、戦時、戦後の経済条件を無視した強行出炭等によりまして、炭価は一そうの高騰を招来したのであります。しこうして、このような高炭価は、昭和二十七年末の炭鉱の長期ストライキを契機として、必然的に割安な外油及び外……
○田中角榮君 ただいま議題となりました重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案の、商工委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 わが国のエネルギー資源の賦存状況は、石炭及び水力がその大部分を占めておるのでありますが、ここ数年来、石油需要の急激な増大に伴い、わが国におけるエネルギー構成は著しく変化し、石油、特に重油消費の占める割合が年を迫って大きくなってきたのであります。しかし、このような傾向は、石油の自給度のきわめて小さいわが国におきましては、必然的に国際収支上の負担を増大いたしまするとともに、一方において、国内エネルギー資源、特に石炭その他の燃料資源……
○国務大臣(田中角榮君) 放送法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 現行放送法が制定されましたのは昭和二十五年五月であります。当時の放送界は日本放送協会の独占の状態でありまして、いわゆる民間放送なるものは一局も存在しなかったのであります。ただ、漸次民間放送局の出現の機運は予見できる情勢でありましたので、放送法は、かかる事態に備えて、民間放送局に対する二、三カ条の条文を設けるほかは、すべて日本放送協会を規律する条文のみより成り立っているのでありまして、いわばこの放送法は日本放送協会法であると申しましても過言ではないのであります。加うるに、当時としては、協会におき……
○国務大臣(田中角榮君) お答えいたします。 合法にして正常な労働運動の発達を願っている私でございますから、労働運動の不当干渉となるような警察権の介入は不当にいたしておりません。先般来の警察官の出動は、違法行為の未然防止と、組合運動が行き過ぎて公安を害したり、社会秩序を乱さないための予防措置として、最小やむを得ない限度のものであることを御了承願います。(拍手)
○田中委員長 これより会議を開きます。 本日の日程に入ります前に私から一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 委員諸君には御当選おめでとうございます。私が諸君の御推挙で本委員会の委員長に就任いたしました田中角榮であります。若輩もとよりその任ではありませんが、諸君の御高配にこたえるため、誠意をもってその任務を全うするつもりであります。格別の御指導と御協力を心からこいねがうわけであります。 なお本委員会は前国会における国会法の改正により、旧国会法による通商産業、経済安定の両委員会を統合なしたものでありまして、通商産業及び各省にわたる基本的総合経済政策の審議をなす委員会でありまして、敗戦日本……
○田中委員長 これより会議を開きます。 日程に入ります。国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。衆議院規則第九十四条によりまして、常任委員会は会期中に限り、議長の承認を得てその所管に属する事項について国政に関する調査をすることができることになっております。なお、議長の承認を求めるには、その調査する事項、目的、方法及び期間等を記載して、書面を議長に提出しなければなりません。つきましては、委員長の手元において作成をいたしました要求書の案文がありますので、これを朗読いたします。 国政調査承認要求書、調査する事項、一、日本経済の総合的基本施策に関する事項、二、国土総合開発に関する事項、三、電……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際通商産業政務次官島村一郎君より発言を求められておりますので、
これを許します。通商産業政務次官島村一郎君。
【次の発言】 この際小委員会設置の件についてお諮りいたします。
昨日の理事会の協議に基きまして、日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する調査をなすため、日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会を、中小企業に関する調査をなすため、中小企業に関する小委員会を、私的独占の禁止並びに公正取引に関する調査をなすため、私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員会を、木材利用の合理化に関する調査をなすため木材利用の合理化に関する……
○田中委員長 これより会議を開きます。 本日は、前会に引き続き日本経済の総合的基本施策及び通商産業行政の基本方針について調査を進めます。 この際お諮りいたします。前会の一般質問の通告がなお六名残っております。電気料金改訂問題につきましては、時日も切迫しており、昨年来の懸案の重要問題でもありますので、一般質問を続行する前に、本問題についてその調査を進めることとなし、その質疑の順序につきましては、前会の通告者六名の中で電気料金改訂問題に関する御質疑があれば、これを先にしていただき、本問題に関する質疑が終りましたら、残余の一般質問を前会の通告順にもどって行うことにしたいと存じますが、御異議ありま……
○田中委員長 これより会議を開きます。
日本経済の総合的基本施策及び通商産業行政の基本方針に関する件について調査を進めます。
まず電気料金改定問題について質疑を続行いたす前に、提出の資料に基く政府委員の説明を聴取することにいたします。公益事業局長中島征帆君。
【次の発言】 皆様に申し上げます。が、大臣はあと五分くらいでお見えになる予定であります。それまでの間、ただいまの説明に対して御質問があれば許します。
【次の発言】 そのようにいたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き、日本経済の総合的基本施策及び通商産業行政の基本方針について調査を進めます。電気料金改訂問題に関する通告者の質疑は、昨日一応終了したのでありますが、理事会の申し合せにより、さらに本問題について総括質疑を行うことにいたします。ただし午後一時まで休憩といたし、同時刻より再開し、質疑を行います。
午前十一時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま日本民主党、自由党及び両派社会党共同提案にかかる電気料金に関する決議案が委員長の手元に提出いたされました。まず提案者よりその趣旨の説明を求めます。中崎敏君。
○田中委員長 これより会議を開きます。 この際、委員会の開会について一言申し上げます。先般の理事会の申し合せにより、本日より十三日までの五日間商工委員会を開き、最初の三日間は通商産業の基本施策に関し、次の二日間は日本経済の総合的基本施策に関し、それぞれ調査を進めることにいたしたいと存じます。さよう御了承願います。なお理事会の申し合せにより、各党の持ち時間は、おおむね質疑答弁を含めて一人約一時間でございますから、御協力をお願いいたしておきます。 通商産業の基本施策に関し調査を進める前に、去る四月二十五日本委員会に付託せられました計量法等の一部を改正する法律案並びに去る六日本委員会に付託されま……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず小委員の辞任の件及び補欠選任の件についてお諮りいたします。中小企業に関する小委員小笠公韶君及び科学技術振興に関する小委員野田武夫君より、それぞれ小委員辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたします。
なおただいま小委員の辞任を許可いたしました結果、中小企業に関する小委員及び科学技術振興に関する小委員が、それぞれ一名欠員となりましたが、その補欠として、野田武夫君を中小企業に関する小委員に、小笠公韶君を科学技術振興に関する小委員にそれぞれ指名いたしたいと存じますが、御異議ありませ……
○田中委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたし、提案理由の説明を求めます。石橋通商産業大臣。
【次の発言】 本法案に関する質疑は後日に行うことといたします。
【次の発言】 前会に引き続き、通商産業行政の基本施策に関し調査を進めます。質疑を継続いたします。佐々木良作君。
【次の発言】 八木昇君。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後は一時から会議を開きます。
午後零時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を継続いたします。佐々木良作君。
○田中委員長 これより会議を開きます。 議事に入る前にちょっと皆さんに御報告申し上げておきますが、先ほどの理事会の決定によりまして、本委員会の会議を開く日は、原則として毎週水、木、金の三日間連続開会をいたしたいということであります。第二は、来週からの議題としては、ただいま付託をせられております法律案のうち、商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案、自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案、以上三件を一括議題として政府に対して質疑を行うことに決定いたしました。なおこの質疑にあわせて、通産省及び経審、公取等に対しての一般質問を取り行う……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。昨十二日、理事内田常雄君が委員を辞任せられ、再び本委員に選任せられましたので、同君を再び理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定いたします。
なお小委員及び小委員長の補欠選任の件についてお諮りいたします。委員の辞任によりまして小委員及び小委員長に欠員を生じました場合、そのつど委員会においてその補欠選任を行うことは繁雑であり、また小委員会の開会に支障を生ずる場合もありますので、今後その補欠選任は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませ……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。中小企業に関する小委員長永井勝次郎君より、中小企業金融に関し、今十七日小委員会において参考人より意見を求めたいとの申し出があります。小委員長のこの申し出の通り決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
なお参考人の選定につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって参考人として、全国相互銀行協会常務理事島崎政勇君、全国信用金庫連合会代表理事志津義雄君、全国信用保証協会協議会嘱託木畠英一君、全国信用保証協会協議会主事松……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際小委員会設置の件についてお諮りいたします。先ほどの理事会の協議に基きまして、総合燃料対策及び地下資源開発に関する調査をなすため、小委員十五名よりなる総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会を設置することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたします。なお小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって小委員長及び小委員の氏名は追って公報をもってお知らせいたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き計量法等の一部を改正する法律案及び自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を一括議題となし質疑を続行いたします。質疑は通告順によってこれを許します。永井勝次郎君。
【次の発言】 伊藤卯四郎君。
【次の発言】 八木昇君。
【次の発言】 両案に対する残余の質疑は次会に引き継ぐことにいたします。
【次の発言】 この際お諮りいたします。原子力の平和的利用に関する件を議題といたし、審議を進めたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたします。
原子力の平和的利用に関する件を議題といた……
○田中委員長 これより会議を開きます。
日程に入り、計量法等の一部を改正する法律案、自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案、商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案を一括議題といたし、質疑を許します。質疑は通告順によってこれを許します。田中武夫君。
【次の発言】 あとから理事会に諮りまして、ただいまの発言の趣旨を適当に処置いたします。永井勝次郎君。
【次の発言】 小平君。
【次の発言】 お諮りいたします。木材利用の合理化に関する小委員長中崎敏君より、次回の小委員会に木材利用の合理化対策等に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず小委員辞任の件についてお諮りいたします。前田正男君より、総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員を辞任いたしたいとの申し出があり、また私も中小企業に関する小委員を辞任いたしたいと存じますので、両小委員の辞任を許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
なおただいま小委員の辞任を許可いたしました結果、総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員、及び中小企業に関する小委員がそれぞれ一名欠員となりましたが、その補欠として神田博君を総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員に、前田正男君を中小企業に関する小委……
○田中委員長 これより会議を開きます。
去る二十五日に本委員会に付託になりました特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案を議題となし、その趣旨の説明を求めます。島村政務次官。
【次の発言】 本案に対する質疑を許します。小笠公韶君。
【次の発言】 小平久雄君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
本案に対する残余の質疑は次会に引き続き行うことといたします。次会は来たる六月一日水曜日午前十時より会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前十一時十三分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際理事の補欠選任についてお諮りをいたします。去る五月二十七日理事首藤新八君が委員を辞任せられましたので、理事の補欠選任をいたさなければなりません。後任として田中彰治君を理事に指名いたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、木材利用の合理化に関する小委員長、科学技術振興に関する小委員長及び総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員長より、それぞれ小委員会の中間報告をいたしたい旨の申し出がありますので、この際順次これを許します。
木材利用の合理化に関する小委員長中崎敏君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案、商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案及び特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案、通商産業行政の基本施策に関する件及び日本経済の総合的基本施策に関する件を一括議題となし、質疑を続行いたします。質疑は通告順にこれを許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 小平久雄君。
【次の発言】 片島港君。
【次の発言】 中崎敏君。
【次の発言】 各案に対する残余の質疑は次会に引続き行うことといたします。
この際お諮りいたします。ただいま大蔵委員会において審査中の特殊物資……
○田中委員長 これより会議を開きます。
日程に従い、アルコール専売法の一部を改正する法律案、内閣提出第一一二号を議題といたし、提案理由の説明を求めます。通商産業政務次官島村一郎君。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会に行うことといたします。
【次の発言】 次に中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案及び商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案の質疑を終了することに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、両案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に国内石油資源総合開発に関し御出席の参考人各位より御意見を伺うことにいたします……
○田中委員長 これより会議を開きます。 この際連合審査会開会の件についてお諮りをいたします。さきに本委員会は、特殊物資納付金処理特別会計法案について大蔵委員会に、砂糖の価格安定及び輸入に関する臨時措置に関する法律案について農林水産委員会に、それぞれ連合審査会開会の申し入れを行なったのでありますが、この申し入れに応じ、大蔵委員会は特殊物資納付金処理特別会計法案について本委員会と連合審査会を開くことを協議決定し、さらに特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案について、本委員会に連合審査会開会の申し入れを行なって参ったのであります。この際大蔵委員会、農林水産委員会並びに本委員会におのおの付託……
○田中委員長 これより会議を開きます。 日程に先だち理事会の結果を御報告申し上げます。本日は通商産業行政の一般質問に兼ね、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案及び中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案を議題となして審議を進めたいと思います。なお明十日はアルコール専売法の一部を改正する法律案及び中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。なお来週の水曜日には石油資源開発会社法及び繊維に関する一般質問を行います。翌木曜日、金曜日は石炭鉱業合理化臨時措置法案及び重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案を議題とすることに決定いたしましたから、さよう御了……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。ただいま委員長の手元に、各派共同提出にかかる本案に対する修正案が提出されております。この際その趣旨弁明を許します。内田常雄君
【次の発言】 以上で趣旨弁明は終りました。本修正案は国会法第五十七条の三の規定に該当するものでありますので、内閣に意見があれば、この際その意見を求めることにいたします。
【次の発言】 討論の通告がありませんので直ちに採決に入ります。
まず修正案を採決いたします。本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって本修正案は可決せられました。
次……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りをいたします。科学技術振興に関する小委員長前田正男君より、科学技術振興対策調査の必要上、本十五日小委員会において、参考人経済同友会産業政策部会長進藤武左工門君より、科学技術開発公社の構想について説明を求めたいとの申し出があります。小委員長の申し出通り決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
繊維に関し調査を進めます。質疑は通告順によってこれを行います。阿左美廣治君
【次の発言】 加藤清二君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、明十六日は午前十時より会議を開くことといたします。
本日はこれ……
○田中委員長 これより会議を開きます。
昨日本委員会に付託になりました輸出入取引法の一部を改正する法律案を議題となし審議に入ります。まず政府よりその趣旨の説明を求めます。島村政府委員。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会に行います。
【次の発言】 次に、アルコール専売法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑を許します。中崎敏君。
【次の発言】 他に質疑の申し出がないようでありますので、これをもって本案の質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、質疑は終了いたしました。
アルコール専売法の一部を改正する法律案を討論に付します。――討論の通告があり……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際理事辞任の件についてお諮りをいたします。理事田中彰治君より、理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
なお理事辞任に伴う補欠選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、首藤新八君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、連合審査会開会申し入れの件についてお諮りをいたします。ただいま外務委員会において審査中の、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求める……
○田中委員長 これより会議を開きます。
連合審査会開会申し入れの件についてお諮りをいたします。たただいま農林委員会に付託をせられております愛知用水公団法案について、農林委員会に連合審査会開会の申し入れをいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定をいたします。
日程に入る前にお諮りをいたします。伊藤卯四郎君より石油資源開発会社法に関し緊急質問をいたしたいとの申し出があります。これを許可いたします。伊藤卯四郎君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十一時十七分休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。
念のため申し上げますが、理事会の申し合せによりまして、石炭、重油を定例日交互に行うことに決定しましたから御了承を願います。
石炭鉱業合理化臨時措置法案を議題となし審議を進めます。質疑に入ります。本日は理事会の申し合せにより各派の質問時間をおのおの一時間となし、総括質問を行うことにいたしますから御了承願います。質疑の通告があります。順次これを許します。淵上房太郎君。
【次の発言】 田中彰治君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度とし、午後一時より再開いたします。
午前十一時二十三分休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。
お諮りをいたします。ただいま本委員会において審議中の石炭鉱業合理化臨時措置法案について、昨二十三日社会労働委員会より連合審査会開会の申し入れがありました。これを受諾することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、受諾することに決定いたしました。
なお連合審査会開会の日時につきましては、社会労働委員長と協議の上、追って公報をもってお知らせすることといたします。
【次の発言】 次にお諮りをいたします。先日当委員会で議決をいたしまして本会議を通過し、参議院に送付いたしました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対しまして、参議院は、「第……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。木材利用の合理化に関する小委員長より、小委員会において、木材利用の合理化に関し、参考人山陽パルプ株式会社社長難波経一君及び日本瓦斯協会会長本田弘敏君より参考意見を聴取いたしたい旨の申し出があります。小委員長の申し出の通り参考人の出頭を求めることといたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に議事進行に関し、永井委員より発言を求められております。これを許します。永井君。
【次の発言】 石炭鉱業合理化臨時措置法案を議題となし質疑を続行いたします。質疑は通……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りをいたします。ただいま本委員会において審査中の中小企業安定法の一部を改正する法律案について、昨日農林水産委員会より連合審査会開会の申し入れがありました。この申し入れを受諾することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。なお連合審査会開会の日時につきましては、農林水産委員長と御協議の上、追って公報をもってお知らせすることにいたします。
日程に入り、過度経済力集中排除法等を廃止する法律案、特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案、輸出入取引法の一部を改正する法律案、以上三法案を一括議題となし、審議を……
○田中委員長 これより会議を開きます。
過度経済力集中排除法等を廃止する法律案を議題となし、質疑を続行いたします。質疑は通告順にこれを許します。田中武夫君。
【次の発言】 中崎敏君。
【次の発言】 永井勝次郎君。
【次の発言】 本案に対する残余の質疑は後日行うことにいたします。次会は明七月一日午前十時より会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前十一時十七分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りをいたします。木材利用の合理化に関する小委員長中崎敏君より、来たる四日小委員会において、木材利用の合理化に関し、参考人鋼材倶楽部副理事長清水芳夫君より意見を聴取いたしたい旨の申し出があります、小委員長の申し出の通り参考人の出頭を求めることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に昨六月三十日本委員会に付託になりました繊維製品品質表示法案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、工業品検査所の出張所の設置に関し承認を求めるの件を一括議題となし審議に入ります。まずその趣旨の説明を求めま……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。石炭鉱業合理化臨時措置法案審査のため、炭鉱地帯の現地調査を行いたいと存じますので、衆議院規則第五十五条により議長に委員派遣の承認を求めることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
なお開会中のことでもあり、航空機往復利用についても、議長にあわせて承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
委員派遣承認申請書に記載する派遣の目的、派遣委員の氏名、期間、地名につきましては、委員長に御一任願いたいと存じま……
○田中委員長 佐々木良作君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。残余の質疑は後日に行うことといたしまして、本日の会議はこの程度にとどめます。
次会は明八日午前十時より開会いたすこととなし、本日はこれをもって散会いたします。
午後零時十七分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。 本日はまず輸出入取引法の一部を改正する法律案を議題となし、御出席の参考人各位より御意見を伺うことにいたします。御出席の参考人の諸君は、三菱レイヨン株式会社社長賀集益蔵君、日本毛織工業協会常務理事高好一君、第一物産株式会社業務部次長堀井清章君、関谷産業株式会社東京支店長新保英一君、早稲田大学教授堀江忠男君、全日本中小企業協議会貿易専門部会長山下保市君、東京教育大学教授楫西光速君、日本綿糸布輸出組合常務理事長谷稔君、以上八名の方々であります。 申すまでもなく輸出入取引法は、貿易の基本法としての役割を果すものであり、わが国貿易の消長は本法いかんにかかってい……
○田中委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き、石油資源開発株式会社法案並びに石油及び可燃性天然ガス資源開発法の一部を改正する法律案を一括議題となし質疑を進めます。齋藤憲三君。
【次の発言】 南好雄君。
【次の発言】 南君に申し上げますが、法案に関する各党の最後の質疑がありますし、時間が十二時半に終りですから、この問題は継続してもけっこうですから、なるべく整理してお尋ねください。
【次の発言】 南君に申し上げますが、時間が十二時半まででありますから、そのつもりで願います。
【次の発言】 南さんの大臣に対する残余の質疑は後日また許します。永井勝次郎君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
中小企業安定法の一部を改正する法律案、繊維製品品質表示法案、下請関係調整法案、百貨店法案を一括議題にいたします。質疑を許します。中崎敏君。
【次の発言】 小笠公韶君。
【次の発言】 下請関係調整法案及び百貨店法案両案に対する質疑は次会にまた行います。提案者春日一幸君には御多用中のところ御苦労でございました。
【次の発言】 次に田中武夫君より中小企業安定法の一部を改正する法律案について質疑の申し出がありますからこれを許します。田中武夫君。
【次の発言】 帆足計君。
【次の発言】 中小企業安定法の一部を改正する法律案に対して質疑はありませんか。――質疑なし……
○田中委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き繊維製品品質表示法案を議題となし質疑を続行いたします。質疑は通告順にこれを許します。中崎敏君。
【次の発言】 ちょっと速記を中止して。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に前会に引き続き輸出取引法の一部を改正する法律案を議題となし質疑を続行いたします。質疑は通告順によってこれを許します。帆足計君。
【次の発言】 片島港君。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 帆足君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。繊維製品品質表示法案及び輸出入取引法の一部を改正する法律案につきましては、各党申し合せの質問時間も終了し、おおむね質……
○田中委員長 これより会議を開きます。 この際議事に入ります前に御報告申し上げます。昨十三日、農林水産委員会より、中小企業安定法の一部を改正する法律案について修正意見を申し入れて参りました。この際この修正意見を朗読いたします。 昭和三十年七月十三日 農林水産 委員長 綱島 正興 商工委員長 田中角榮殿 修正意見申入れの件 中小企業安定法の一部を改正する法律案について、別紙の通り修正せられるよう申入れる。 (別紙)中小企業安定法の一部を改正する法律案に対する修正意見 一、中小企業安定法中「通商産業大臣」とあるを、指定業種に属する事業の所管大臣たる……
○田中委員長 これより会議を開きます。
繊維製品品質表示法案を議題といたします。ただいま加藤清二君より民自両社各派共同提案にかかる本案に対する修正案が提出せられました。この際提案者よりの説明を求めます。加藤清二君。
【次の発言】 これより加藤清二君提出の修正案及び政府原案を一括して討論に付したいと思いますが、別に討論の通告がありませんので、討論は省略いたします。
これより採決に入ります。まず修正案について採決をいたします。本修正案を可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって本修正案は可決せられました。
次にただいま決定いたしました修正部分を除いた政府原案に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事永井勝次郎君が去る十二日委員を辞任せられましたので、理事が一名欠員となっておりましたが、永井君は去る十五日再び本委員に選任せられておりますので、この際同君を再び理事に指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
次に去る十四日本委員会に付託をせられました臨時石炭鉱業安定法案を議題となし審議に入ります。
まず提案者より趣旨の説明を求めます。多賀谷真稔君。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日行うことといたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
去る十六日本委員会に付託せられましたガスの普及に関する臨時措置法案を議題となし、まず提出者よりその趣旨の説明を求めます。多賀谷真稔君。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日行うことといたします。
【次の発言】 次に石炭鉱業合理化臨時措置法案を議題となし、審議を進めます。
まず、本法律案について御出席の参考人各位より御意見を伺うことといたします。
御出席の参考人の方々の氏名を申し上げます。常磐炭礦株式会社社長大越新君、東部石炭協会専務理事長岡孝君、常磐市長矢吹莊司君、全国石炭鉱業労働組合常磐地方本部執行委員長齋藤茂雄君、日本炭鉱労働組合常磐地方本部執……
○田中委員長 これより会議を開きます。
本日本委員会に付託せられました株式会社科学研究所法案を議題となし、審議に入ります。まず提案者より趣旨の説明を求めます。小平久雄君。
【次の発言】 本案に対する質疑はあと回しにいたします。
【次の発言】 前会に引き続き石炭鉱業合理化臨時措置法案を議題となし、質疑を続行いたします。質疑は通告順によってこれを許します。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記開始。多賀谷真稔君。
【次の発言】 ちょっと速記中止。
【次の発言】 速記開始。五分間休憩いたします。
午前十一時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際石橋通商産業……
○田中委員長 これより会議を開きます。
前会に引き続き、石炭鉱業合理化臨時措置法案を議題とし、質疑を続行いたします。質疑の通告がありますので、順次これを許します。田中利勝君。
【次の発言】 小平久雄君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 永井勝次郎君。
【次の発言】 伊藤卯四郎君。
【次の発言】 十二時半までにお願いできればけっこうであります。
【次の発言】 これをもって本案に対する質疑は終了いたしました。
この際お諮りをいたします。多賀谷真稔君外十三名提出の臨時石炭鉱業安定法案につきましては、別に質疑及び政府の発言の通告もございませんので、この際ただいま議題となっております……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際理事辞任の件についてお諮りをいたします。理事前田正男君より、理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
なお理事辞任に伴う補欠選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、南好雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 去る二十二日本委員会に付託をせられました百貨店法案、小笠公韶君外十四名提出衆法第六七号を議題となし、審議に入ります。
まず提出者よりその趣旨の説明を求めます。小笠公韶君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案、百貨店法案、下請関係調整法案、ガスの普及に関する臨時措置法案、百貨店法案(小笠公韶君外十四名提出、衆法第六七号)を一括議題といたします。
【次の発言】 ただいまの永井君の動議に対して、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは本日はこの程度といたし、これより懇談に入ることにいたします。
明日は午前十時より会議を開くこととし、本日はこれをもって散会をいたします。
午前十時五十八分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案を議題とし質疑を続行いたします。質疑は通告順によってこれを許します。永井勝次郎君。
【次の発言】 ちょっと速記を中止願います。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
この際お諮りをいたします。ただいまの永井君の発言通り、修正案の説明を求め、本案とあわせ審議するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
ただいま南好雄君外二十六名提出、民自共同提案にかかる重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案に対する修正案が提出せられておりますので、その趣旨の説明を求めます。南……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際木材利用の合理化に関する小委員長中崎敏君、科学技術振興に関する小委員長前田正男君より、それぞれ小委員会の経過について報告いたしたいとの申出があります。この際順次この発言を許します。木材利用の合理化に関する小委員長中崎敏君。
【次の発言】 前田正男君。
【次の発言】 ただいま各小委員長より御提案ありました各決議案についてお諮りをいたします。
まず中崎小委員長から御提案のありました風倒木の処理等に関する決議案につきましては、小委員長の提案の通り本委員会において決議するに御異議ありませんか。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りをいたします。委員席は、必要のあるとき委員長において適宜変更いたすことといたしまして、ただいま御着席の通り決定いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
次に国政調査承認要求の件についてお諮りをいたします。今国会におきましても、会期中従前通り、一、日本経済の総合的基本施策に関する事項、二、国土総合開発に関する事項、三、電気及びガスに関する事項、四、鉱業、鉄鋼業、繊維工業、化学工業、機械工業その他一般鉱工業及び特許に関する事項、五、通商に関する事項、六、中小企業に関する事項、七、私的……
○田中委員長 これより会議を開きます。 前会に引き続き中小企業年末金融に関して調査を進めます。 質疑に入ります前に、念のため本日の政府側の出席者を申し上げます。石橋通産大臣は午後一時から出席の予定であります。現在中小企業庁長官佐久洋君、同振興部長秋山武夫君が出席しております。一萬田大蔵大臣及び河野理財局長は後刻出席をいたします。銀行局長は出席をしております。以上であります。他に中小企業金融公庫より理事國府田守登君、国民金融公庫より総裁櫛田光男君の両君が出席をされております。 なお商工組合中央金庫より、参考人として副理事長佐藤環君の御出席を願うことといたしたいと思いますが、御異議ありません……
○田中(角)委員 ただいま上程せられております日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に関連をして、二、三の質問をいたしたいと思うのであります。 時間がありませんから端的に申し上げますと、私は終戦後十年間国会議員としての職責を果しておるわけでありますが、十年間を顧みて非常に多難な道を歩いた国有鉄道の育成ということに対しては、私自身は池坊鉄道に関係しております関係上、好意ある立場で、しかも理解ある議員の一人として行動して参ったつもりであります。御承知の通り、かつて決算委員会で問題になり、戦後国有鉄道が最も大きな事件にぶつかったといわれた鉄道会館問題の審議に際しましても、当時の速記録を見ればおわかり……
○田中(角)委員 関連してちょっと我妻先生に伺いたいのですが、この負担は当事者の協議によらなければならない。現在審議しておるこの原案の前のものには調整機関を置いたわけであります。協議が整わぬ場合には通産大臣がこれを裁定する、これについていろいろな議論があって、一応当分の間裁定機関を設けないようにしよう、こういうことで、先ほど一つの穴ができておるようだという御意見がありましたが、こういうようになっておるのでありますが、私はこの問題は最後に協定がつかない場合は民法上の争いになるというふうに考えておるわけであります。この法律では負担をしなければならないと規定してありますが、協議が整わない場合の処置が……
○田中国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。 このたび内閣改造に際し、はからずも郵政大臣の重任を拝命することになったわけでありますが、御承知の通り若輩でありますし、郵政問題に対しては全くのしろうとであり未経験者でありますが、幸いにも当委員会には、郵政に関係をせられた方々が多数おいでになりますし、専門的な方々がたくさんおいでになりますので、委員会の御支援のもとに大過なく職責を果したい、こう考えるわけであります。私もおいおい勉強いたして参り、おしかりを受けないように努力をいたすつもりでございます。参議院からは有能な最上政務次官をちょうだいしたわけでありますので、政務次官ともに、どうぞ将来ともよ……
○田中国務大臣 仙台が八月十五日の目標が十二日に返還をされますので、名古屋も本年十一月三十日という回答でありますが、これよりもさきに返還をされるだろうということを期待しておるわけであります。なおただいま調達庁から御回答もありましたが、できるならばあなたの今の御意見を郵政当局として米軍関係に折衝してもよろしいと、こういうように考えております。一案を今ちょっとここで書いてみたのですが、「さきに本院逓信委員会で決議をなし、貴官より本年十一月三十日以前に返還される予定である旨御回答をわずらわした名古屋郵政局庁舎については、地元民の要望もあり、加えて八月十二日衆議院逓信委員会で再びこれが促進方要望があり……
○田中国務大臣 電波管理機構の拡充整備が必要だということは、何人もが異論がないところでありますが、ただ現段階におきまして外局として電波庁を設置するかもしくは現行の電波監理機構を内局のまま整備をするかという二つの問題がありますが、将来は当然電波に関しましては一省を設くべきだという考えは御説の通りだと思います。ただ現段階におきまして電波庁というようなものができるかできないかということは、予算の問題もありますし、いろいろな問題もありますので、私の機構整備の考え方からいたしますと、来たる通常国会では内局のまま補正をとることによりまして、機構を整備いたしたいという一応の方針を立てておるわけであります。
○田中国務大臣 お答えを申し上げます。第一番目の私が矢つぎばやに労働組合弾圧を行なっているということは、一つお取り消しを願いたいと思います。九十日余にわたる短かい間ではありますが、今までの態度において労働組合に対する弾圧などをやったという考えは毛頭持っておりません。将来もそういう気持はありません。これは例をあげなくてもいいと思いますが、今までも団体交渉の回数は、一番よく団体交渉に応ずるといわれて、中闘の諸君からも感謝をせられておるのであります。もう一つは、まだ三公社五現業の中で解決しないいろいろな問題がありますが、郵政現業としては全部解決しております。そういう意味では非常に速度も速いし、できな……
○田中国務大臣 第二十七臨時国会の当初に当り、私から所管事項につきまして概略御説明申し上げます。 まず郵便事業について申し上げます。郵便事業の運営は依然として順調に進んでおりまして、これを取扱い物数の面から見ますと、本年四月から九月までの実績は二十三億八千万通で、昨年の同期に比して約六・六%の増加を示しておるのでございます。従いまして収入の面におきましてもおおむね好成績を上げているような現状であります。一方業務の運行につきましても、ほほ順調な歩みを続けておりまして、社会の要請に対応するようサービスの向上を目ざして努力をいたしております。 次に去る八月十四日から十月三日までカナダ国のオタワに……
○田中国務大臣 お答えをいたします。第一の問題としましては、金利制度の問題に対しては通常国会で全般的な問題として考えたいという政府の考えでございます。特に郵便貯金以外に普通銀行、相互銀行、信用組合、協同組合の問題等、関連事項がたくさんございますので、内閣としましては次の通常国会には、当然三十三年度の予算編成の基本となるべき貯蓄増強の施策を抜本的に考えたい考えでございすが、それに先行いたしましてこの臨時国会に郵便貯金法の一部改正法律案だけはいっときでも早い方がいいということで、提出をすることにきめたわけでございます。通常国会で総体的な金利問題を研究、結論を出すまでにはまだ時間もありますし、いろい……
○田中国務大臣 私は利上げをしないでも今年度で千百五十億できるという考えを持っておりましたのに、今回の法律改正ができれば、今年度内においても百億くらいできるなと個人的に思っておって御答弁申し上げましたが、事務当局といろいろ話し合い、実際の問題に対して調査をいたしましたところ、年間百億は下らない増加を見られると思いますが、いずれにしても今年度に百億プラスをして千二百五十億ということはむずかしいかもわからない、こういうような報告もありましたので、前回申し上げましたように今年度千百五十億にプラスしてこの法律改正によって今年度内に百億増加ができるでありましょうということに対しては、訂正を申し上げます。
○田中国務大臣 お答えいたします。新聞にはいろいろなことが報道せられておるようでありますが、御承知の通り放送法の規定によりまして、協会の会長は経営委員会がこれを任命する、こういうことに明確になっておりますので、いろいろなことが報道せられておりますが、法律の通り経営委員会が任命することであります。私もそれに対して異論を差しはさんでおるのではありません。ただいまの御発言にもありましたが、総理大臣云々ということがありましたが、そのような事実は毛頭ありません。
【次の発言】 新聞が全部事実無根というふうには私は断定はいたしませんが、あの新聞の中にでておりますいろいろな方々に対して私は全然関知しておらな……
○田中国務大臣 昭和三十年の夏に郵便関係改善のため直接会談を開きたいという中共側の提案を受けまして、これに対して日本側より、三十一年の五月に、往復文書によって話をつけようということを返事を出してあります。これに対して三十一年の八月に、北京または東京で開きたいということを向うから言って参っております。その提案に対して、日本側より、万国郵便連合関係の諸条約の規定の範囲内で行うのであって、ジュネーヴで実務者の会談をやりたい、こういう提案をしてございます。三十二年の九月に、中共側よりまた東京を除いて北京でやりたい、こういう提案がございましたが、日本側は第三国でやりたいという提案をしておりますので、外務……
○田中国務大臣 昭和三十一年度日本電信電話公社決算書類を会計検査院の検査報告とともに、第二十八回国会に提出いたしましたが、その大要を御説明申し上げます。 昭和三十一年度における公社事業収入は予定収入をかなり大幅に上回ったのでありますが、これは施設の拡充、サービス分野における企業努力と相まって、経済界の好況に幸いされたためと考えられます。これに対しまして、事業支出の面におきましては合理的、能率的な業務運営がはかられ、経費の節減を見た結果、良好な経営状態を示したのでありまして、損益計算上、二百三十五億円弱の利益金を生じたのであります。また、建設勘定の支出額は、予算現額の九三%に当りまして、着々そ……
○田中国務大臣 私の代になってから免許を与えたものは民放親局に対して三十四社、三千六局であります。なおNHKに対して七局の免許を行なっておりますから、合計四十三局であります。その前に、前大臣のときに富士テレビ及び日本教育テレビ、大阪における大関西テレビがありまして、その三社の合計が三十六、七億であります。私が予備免許を行なったものの総工事費の総計がNHK七局を合せて七十七、八億ないし八十二、三億というふうに考えております。合せますと百二、三十億ということになるわけでありますが、これは三十三年から三十五年までという計画で予備免許を行なっておるわけであります。大蔵省が銀行協会に対して何か出しておる……
○田中国務大臣 それでは私から所管事項につきまして概略御説明申し上げます。去る十一月に開催されました本委員会におきまして、一応業務につきまして御報告申し上げましたので、本日はその後に生じました当面の重要課題等につきまして御説明申し上げます。まず今国会に提出を予定いたしております法律案等について申し上げます。今国会に提出を予定いたしております法律案は、ただいまのところ十一件でありますが、このほかに条約が数件ございます。 第一は、郵政省設置法の一部を改正する法律案でありますが、そのおもな内容は、大臣官房に官房長を置くこと、電気通信監理官を廃止して新たに電務局を置くこと、電波監理局に新たに部制を設……
○田中国務大臣 お答えいたします。金額においては千五百万円減ったようになっておりますが、国際電電の機械を使うのが、二台のものが一台になるというように、使用料がちょうど千五百万円ばかり減っておりますので、実際問題としては去年と同額ということになるわけでございます。
【次の発言】 NHKから、まだ三十年度の予算案及び事業計、画が出ておりませんので、明確には御答弁できませんが、先年から委会員の方々及び省側、NHK等との連絡のもとで、現在の十五方向、十五時間をもう少し上げたいという考えを持っておったわけであります。
【次の発言】 今度放送法改正がございますので、その審議の過程においてこの問題は解決せら……
○田中国務大臣 郵便制度が、戦後国民各位が思う通りに整備拡充せられておらないということは、御説の通りでございます。今年度からは郵便の問題に対しては、できれば五カ年計画ぐらいを立てて、早急に整備拡充をいたしたいという考えを持っておるわけでございます。三十三年度予算につきましては、窓口の拡充、現在までは年間大体三十局ないし五十局の特定局の置局でありましたが、これを二百局に引き上げました。同時に四等局というようものをおおむね二千局以上作ろうということも考えて、鋭意作業を進めておるわけであります。配達度数の問題は、二回を四回にし、四回を六回にしということを考えておりますが、配達度数を多くするということ……
○田中国務大臣 そういう問題も十分調査をいたしたのでありますが、収入印紙をたくさん買うということで手数料をよけいに支出しなければならぬという問題が過去においてもありました。この調整をどうするかという問題でありますが、これは一人に対して幾らしか売らないというわけにもいきませんので、実際問題を調査しますと、やはり必要な限度以外のものは買っておらぬ。一時手数料の関係でたくさん買ったような例もありますが、実際問題としては金券でありますから、保管をするのに大へんであったり、そういう問題で、実際はそう思惑で買うということはないようでございます。ただ裁判所その他は相当たくさん使いますから、こういうふうに引き……
○田中国務大臣 この際一言ごあいさつを申し上げます。簡易生命保険法の収正案につきましては、常に逓信委員会の方々の御配慮を願っておるものでありますが、ただいま改正案について御可決いただきましてまことにありがとうございました。附帯決議につきましては、十分趣旨を体して万遺憾なき措置をとりたいと存じます。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいまの御発言の通りでございまして、この改正案を提出いたす過程におきまして、もっと上げたいと考えたのでありますが、財政事情の関係でひとまずこういう改正案を提出したわけでございます。ただいまの御趣旨通り次の国会、その次の国会と引き続いてこれがために万全の措置を講じた……
○田中国務大臣 お答えいたします。郵政従業員組合と官側との間には幾多の問題があったようでありますが、御承知の通り昨年年末の給与問題を片づける際にお互いに団体交渉を円満に行いまして、現在のところは組合と官側で対立しているような大きな問題はございません。非常に円満に行っておる、こういうふうにお考えになっていただいてけっこうだと思います。ただ組合から現在特定局制度等に関し六、七件の要求が出ておりますが、この要求に対しては過日回答を行なってございます。その回答の大要を申し上げますと、特定局制度の調査会の答申はなされましたが、この問題は非常に長い歴史を持つものでありますし、私も大臣就任の当時申し上げまし……
○田中国務大臣 ただいま議題になりました日本電信電話公社法の一部を改正する法律案について、提案理由の説明を申し上げます。 この法律案は日本電信電話公社に新たに監事制度を設けようとするものであります。御承知の通り電信電話に対する熾烈な要望にこたえるために、公社では第一次計画に引き続き、さらに大幅な第二次五カ年計画を遂行しようとしているのでありますが、この際、経営委員会のもとに執行系統から独立した監査権能を有する監事を設けて公社の監査機能を確立し、もって経営の合理化を一そうはかっていくことが必要と存ずるのであります。このような監査制度はすでに国鉄、専売の二公社はもちろん、他の公団、公庫等にも見ら……
○田中国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十三年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由と、これらに対する郵政大臣の意見書の提出につきまして御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条の規定によりまして、国会の承認を受けるため協会から提出され、郵政大臣はこれに意見を付することになっているのであります。郵政大臣といたしましては、この収支予算、事業計画等につきまして、放送法の趣旨、放送事業の現状、聴取者の要望等各方面からこれに慎重な検討を加えました結果、お手元にお配りいたしました通りの意見書を付して、国会の御審議をお願いすることになったのであり……
○田中国務大臣 ただいま議題となりました放送法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明もうしあげます。 放送法の施行後、わが国における放送事業は、一般放送事業、いわゆる民間放送が発足し、きわめて顕著な発展を示しつつあるほか、日本放送協会および民間放送を通じて、テレビジョン放送の飛躍的な普及を見ており、その発達はまことに著しいものがあります。従いまして放送が国民生活に及ぼす役割、影響力もまた重大なものとなっており、しかもこの傾向は将来さらに増大するものと予想されます。右の事情にかんがみまして、日本放送協会につきましては、公共の福祉のため、放送及びその受信の進歩発達をはかるように、一そう積極的な……
○田中国務大臣 私は就任後国会に対して承認を求めるものに対しては修正権ありということを考えておりましたが、法律的に現行法の条文をそのまま正しく解釈すると、承認か不承認か、人事の案件に対して国会の承認を求むる場合には承認か不承認かということと同じことであり、また決算報告も承認を求めるか不承認になるかということだけであって、NHKの予算に対しては現行法では修正権がないというふうにいわれております。
【次の発言】 この法律がやはり万全ではないということでそういう問題が起きるのですが、国会でもって承認をされなかった場合の救済規定も全然現行法にはないのです。そうしますと、NHKから出たものは自動的に承認……
○田中国務大臣 ただいま議題となりましたお年玉つき郵便葉書等の発売に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 現行の法律は、郵便はがきにお年玉をつけることと、郵便はがきや郵便切手に寄付金をつけることとの二つの内容を持っている法律でありますが、今般改正しようといたしておりますのは寄付金に関する部分でございます。現行法は昭和二十四年に制定されたのでございまして、当時は終戦後日浅く、社会情勢はいまだ十分安定しておらなかったため、寄付金額にいたしましてもそう多くを望み得ない試行的状況のもとに、さしあたり急いで現行法のような内容をもって立法せられたものであります。従……
○田中国務大臣 御説の通り郵便振替貯金法の一部を改正する法律案は、二十四国会、昭和三十一年の三月に一部改正の御審議を願ったわけでありまして、その節三万円を五万円に引き上げてはどうかというお話がございました。その際は送金に利用される金額は大体三万円でいいだろうという見通しでありましたが、その後実績等を調べますと、五万円にした方がいいという、いわゆる森本さんの御説の方が正しいということがわかりましたので、直ちに改正案の提案をいたした、こういうことで、これは院議尊重ということでございます。もう一つは私が就任してから郵政省関係で立法処置を行い、また改正等をしなければならないのは、一つたなおろしをしてで……
○田中国務大臣 職場大会は二十七日ばかりでなく、その前は二十日にもやられております。二十七日は第三波でありますか、四波でありますか、そういうことがスケジュールによって進められております。二十日は非常に強硬な状況が起きましたので、特に二十七日には職場大会等違法行為はやらないようにということを、厳重に組合側に申し入れをしております。でありますので、きのうは警官隊も出動いたしましたが、実害がないように、特に違法行為はできるだけ少く済むようにということを考えておりましたら、二十日の中央郵便局問題等に比べれば二十七日は平穏でありまして、国民に対する実害も非常に少かったという状態で、私としては非常に喜んで……
○田中国務大臣 私は野党、与党というような区別をいたしておりません。国会で問題になったものに対してはできるだけ――法律改正を必要とするものは法律の改正をやって、公共の福祉の増進に資して参りたいという考え方でございます。なお、私が提案しているものはいつでも超党派的に――この委員会で御発言のあるものを逐次出しているのでありますから、今までの連絡の仕方では不十分のところもあったように今御発言でございましたが、できるだけ広く意見を聞こうということでありますから、将来再びおしかりを受けないような方法で円満を期して参りたい、こういう考えでございます。
○田中国務大臣 この際一言申し上げます。ただいまはまことにありがとうございました。ただいま可決すべきものと御議決をいただきました公衆電気通信法の一部を改正する法律案の施行につきましては、議院における御発言等その趣旨を十分体し、遺徳なきを期すつもりでございます。
【次の発言】 先ほど申し上げた通り、常労に指定されておる者は当然翌年度には定員化されていくのが実情でございます。ただ画一的にやるということになると、中で定員に入らないような職種に働いておって永年勤続の者もあるでしょうから、技術的に見て当然常労に上る者は非常勤の職員から常労に上り、常労から定員化されていくということでありますから、郵政省と……
○田中国務大臣 御承知の通り郵便法によりますと、年賀はがきは四円とするということになっておりますが。お年玉つき郵便葉書等の発売に関する法建によりまして一円の寄付金を付することができるということでありますから、私は全額一円の寄付金をつけても、郵便法による年賀はがきは四円とするということと何ら競合しないというふうに、法律的には考えます。でありますが、いずれにしても郵便法に年賀はがきは四円とするということでありますので、在米は四円のものと一円の寄付金をつけたものとを分けて発行してございます。御承知の通り三十二年度は、七億のうち寄付金のつくものが四億五千万枚、寄付金のつかないものが二億五千万枚でござい……
○田中国務大臣 御承知の通り公衆電気通信法では、電話の加入質が認められておりません。原則的に質権を設定することができないということになっております。私もこの公衆電気通信法の禁止規定をとってしまってもいいとは考えておらないのでございます。なぜといいますと、電電公社から一般の加入者が継続的に給付を受けるということで加入をしておるわけでございますが、質権が原則的に認められるということになりますと、言うまでもなく一般民法上の規定によりまして、質権の設定がなされ、また転質もおのずから行われるわけでございますが、それほど大きな質権の対象になるものでもありませんし、しかも質権の設定がなされ、転質が次々と行わ……
○田中国務大臣 私は提案の責任者として国会の審議を仰いでおりますから、私の方で修正する意見、気持はありませんが、国会でもって御修正になる場合には一向それでも変りがないという考えであります。私自身も思想的には電電公社の自主性を侵さないという考えでありますから、監事をして調査をせしむるなどということだけでどうなるわけではありませんから、削除せられるということであればけっこうであります。
【次の発言】 その間の事情を明確にいたしておきますが、私は公社の監事制度を設けたことによって不必要に公社を監督し、監査を強化しようという考えは毛頭ありません。御承知の通り公共企業体等の組織をどうするかという審議会が……
○田中国務大臣 森本議員の御発言ごもっともでございます。一割程度、これは常識的な問題だと思います。でありますが、私も改正法律案の立案当時十分考えたのでありますが、今日の段階ではこういう表現をもっていたしたわけであります。でありますが、私はこの改正案が通過したら、郵政事業のために幾らか使わせてもらおうという考えを持っておりますし、この改正案を通していただければ使わしてもらえるという考えでございます。でありますが、院議で皆さんがより明確にすることが必要であるということであれば、院議は尊重いたしますし、問題はないということをお答えしていいと思います。
○田中国務大臣 御承知の通り監事二名が増員になります。なお事務機構としては現在監査局がありますから、こういう人員を適当に監事の下に再配分を行うということもありますから、総体的な人員としては監事二名だけがふえるという考えであります。
【次の発言】 御承知の通り郵政事業は窓口が非常に多いのでありますし、特に郵便貯金等現金を取り扱っており、事務が複雑多岐でありますから、七百名でも現在では少いというぐらいな状態であります。昭和二十四年でありますか、郵政省設置法が改正せられたときの定員そのままであります。しかし郵政事業に比べて経理も単一的であるところの公社は、約四割ぐらいの人員を持っておりますが、これは……
○田中国務大臣 お答えいたします。先回の委員会においても御同様の発言がございましたので、すでに厚生大臣との間にはその件に関して話し合いをしてございますので、御意見でございますから、一応破棄いたしまして、後に協定書を作るようにいたします。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 財団法人の郵政関係保健もしくは保養に関する団体を設立しまして、その団体の行う業務というものは、郵政関係の特殊な疾病、ガンとかその他いろいろな治療を行わなければならないような目的を明確にいたしまして、この団体に交付を行なって、その団体をしていろいろな事業を行わしめる、こういうことであります。
○田中国務大臣 ただいま議題になりました郵政省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 この法律案は、郵政省の省名を逓信省に改めること、電気通信監理官を廃し、内部部局として電務局を設けること、電波監理局の局名を電波局に改め、次長二人を廃して同局に企画部、放送部、無線部の三部を置くこと、並びに大臣官房に官房長を置くことをそのおもな内容とするものであります。 改正の第一点は、省名を逓信省に改めることであります。郵政省という省名は、昭和二十四年旧逓信省が郵政省と電気通信省とに分離された際に名づけられたものでありまして、今日のように電気通信ないし電波に関する行……
○田中国務大臣 私も岸内閣の閣僚であって、提案した法律に対しては連帯責任を負っておるのですから、私から修正をするような意見を申し上げられる段階ではありません。しかし院議ですから、院議でおきまりになればこれはいかようなものでも私は賛成をしなければいかぬ、こういうことになるわけでありまして、院議がきまらないうちに閣僚の一人として意見を申し上げる段階でないことを明確に申し上げておきます。 それから定員の問題、先ほども御質問がございましたが、私も今回の定員法の問題に対しては万全なものだとは考えておりません。理想的なものだとは考えておりませんが、大体定員法そのものに対して抜本的にものを考えなければなら……
○田中国務大臣 お答えいたします。ただいまのような事実はないようでございます。そのあった事実はこういうことであります。一時ないし一時半に、中央闘争委員一、二名を含むその他の諸君が――中央郵便局に所属をしない諸君が十五、六名組合事務室に参りまして、職場離脱の問題でありますか、放棄の問題でありますか、いろいろな問題に対して喧騒きわまるような態度で事務室を使っておったようであります。でありますので、管理者は中郵に所属する組合員以外は建物外に退去してもらいたいということを再三勧告をしたのでございます。しかし、そのあと、今度局長室に団体交渉の名をもってなだれ込もうとする気配がありましたので、局長室のとび……
○田中国務大臣 お答えいたします。テレビ、ラジオを通じての教育のあり方というものは、非常に重要な問題として、もうすでに考えなければならない段階に至っております。現在の状況を申し上げますと、日本における現在のラジオの聴取者数は千四百五十万台でございますなおテレビは七十万台ということでありますが、実際問題から申し上げますと、百万台を突破いたしておるのが実情でございます。十月の二十二日に民放三十六局に対して、予備免許を与えておりますので、昭和三十五年末になりますと、テレビの聴取者の実際の数は、大体四百万台をこす予定でございます。そうしますと、これから七、八年後の日本のラジオがどの程度になるかというと……
○田中国務大臣 お答え申し上げます。私が分科会で申し上げた通り、初めは昭和三十三年の第四四半期から退職年金制度を切りかえたいということで、私の方から強く要求をして郵政特別会計への四億一千万円の計上がいたしてございます。この四億一千万円の問題について私が分科会で答えた後において、大蔵事務当局との話し合いの結果、郵政大臣は四億一千万円が退職年金法に切りかえるための単独経費を盛られておるということを明確に答弁されたが、大蔵省としては退職年金法に切りかえられる場合は、各省とも処置ができるように幅を持たせてあるが、その金が退職年金法だけのために計上したとは私の方は考えておりませんからと、こういう話が私に……
○田中国務大臣 お答えいたします。日ソの間にそのような協定ができれば、当然アメリカとソ連との間に結ばれておるように、番組その他の交換等ができると思います。なおこの国会に提案いたしております放送法の改正にも、NHKをして外国の放送会社に対しても、番組の提供をすることができる道を開いておりますので、協定ができれば自然そういう道が開けるということを申し上げておきます。
○田中国務大臣 お答えいたします。予算は御承知の通り大蔵事務当局が事務的に立案をいたしますが、内閣の閣僚は連帯して責任を負い、予算は内閣が編成するのでありますから、各閣僚は十分意見を述べて、理想的な予算を作るように、こういう意味の発言をしたのであります。
○田中委員長 これより商工委員会、社会労働委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして案件を所管する委員会の委員長である私が委員長の職務を行います。
石炭鉱業合理化臨時措置法案を議題となし、審議に入ります。まず石橋通商産業大臣よりその趣旨の説明を求めます。石橋通商産業大臣。
【次の発言】 引き続き本案について質疑に入ります。念のため委員諸君に申し上げますが、本日政府委員及び政府説明員として、経審より長官高碕達之助君、政務次官田中龍夫君、調整部長松尾金藏君。大蔵省より主計局長森永貞一郎君、銀行局長河野通一君。通産省より大臣石橋湛山君、官房長岩武照彦君、石炭局長齋藤正年君、鉱山局長川上……
○田中委員長 これより商工委員会貿易振興に関する調査特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例により、案件を所管する委員会の委員長である私が本連合審査会の委員長の職務を行います。
輸出入取引法の一部を改正する法律案を議題といたし、まず政府側よりその趣旨の説明を求めます。石橋通商産業大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑は通告順によってこれを許します。田原春次君。
【次の発言】 中村高一君。
○田中国務大臣 重大なことでありますので、はっきりと御答弁を申し上げます。さようなことは一切ございません。テレビに関しては今まで閣議でそういうこまかい問題を他の閣僚から発言があったことは全然ありません。私が郵政大臣としてテレビの免許に対し基本的なものの考え方を表明いたしまして、私の責任において免許を与えるということを報告したにすぎないのでありまして、社会党云々とか、それからテレビに対してこういうような方法をとりますとかということに対しては一切申しておりませんから、誤解のないように明確に御記憶願いたいと考えます。
【次の発言】 これは松前先生にちょっとお願いでありますが、私は閣僚の一員として閣議……
○田中国務大臣 先日の省議で郵政省設置法の一部を改正いたしたいということを決定いたしまして、次の国会に同法の一部改正を提案をする予定でございます。なお改正の方向といたしましては、終戦直後いわゆる三省分離がありましたが、昭和二十七年に電電公社の創立とともに、電信電話に関する監督業務が現郵政省の所管事項として移され、なお電波監理委員会であったものが郵政省の内局になっておりますのと、郵政省設置法制定当時と業務の内容が非常に変っておりまして、その一つの大きなものは電波行政であり、また非常にテンポの速いいろいろな行政事項が付加されておりますので、そういう意味で名実ともに行政庁としての機構を整備いたしたい……
○田中国務大臣 それでは、私から、昭和三十三年度郵政省所管予算案と、これに付随する若干の問題につきまして説明申し上げたいと存じます。 まず郵政事業特別会計予算について申し上げますと、この会計の予算総額は千六百七億九千七百万円でありまして、前年度の千四百三十五億二千五百万円に比して百七十二億七千二百万円の増加となりますが、その歳出予算の内訳を申し上げますと、郵政省において取り扱う郵便、郵便貯金、簡易生命保険及び電気通信等の諸業務に要する業務費が千百七十六億七千九百万円、収入印紙、失業保険印紙等の収入をそれぞれの会計に繰り入れる業務外の支出額が三百七十七億五千八百万円、公債及び借入金の償還金が一……
○田中国務大臣 お答えいたします。四等局というのは俗にいわれる四等局でありまして、現行からいいますと、特定局と簡易局との中間をいくものというふうに考えておるわけであります。特定郵便局制度調査会の答申によりますと、現行の簡易局制度を拡充して窓口整備を行うべし、こういう明確な答申が出ておるわけであります。三十三年度の予算編成の過程におきまして、現行特定局は三十三年度に二百局設置をすることにいたしましたが、そのほかに、窓口整備のために、おおむね三十三年度中に二千局新たに設置を行いたい、こういう考えでございます。この二千局は、将来五ヵ年計画として一万局程度を五ヵ年間に行うこととするか、昭和三十三年度だ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。