田中角栄 衆議院議員
24期国会発言一覧

田中角栄[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
田中角栄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中角栄衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

田中角栄[衆]本会議発言(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第35号(1950/04/08、24期、自由党)

○田中角榮君 ただいま議題と相なりました建築士法案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  まず本法案の趣旨を簡單に御説明申し上げます。建築物の災害等に対する安全性を確保し、質の向上をはかることは、個人の生命財産の保護と、社会公共の福祉の増進に重大なる関係を有するものであります。そのためには、專門の知識、技能を有する技術者がその設計及び工事監理を行うことが必要であります。本法案は、その趣旨にのつとり、建築物の設計及び工事監理をつかさどる技術者の資格を定めて、試験制度により建築士の免許登録をすることにより一定の技術水準を確保するとともに、その業務に対す……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第7号(1950/12/02、24期、自由党)

○田中角榮君 ただいま議題となりました、山本利壽君外百七名提出の松江国際文化観光都市建設法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  最初に本法案の提案の理由及び法案の要旨について申し上げます。松江市は日本文化発祥の地として広く知られ、古典的日本美を残存し、その明媚なる風光と、さらにわが国の歴史文化等を理解する上に欠くことのできない多くの文化財を有する都市であります。またラフカデイオ・ハーンの文筆を通じて世界的に著名であり、一名ハーンの町として世界に広く喧伝せられ、国際的観光都市としての名声がほうはいとして高まりつつあるのであります。以上の理由によりまして、……

第9回国会 衆議院本会議 第8号(1950/12/04、24期、自由党)

○田中角榮君 ただいま議題となりました、川端佳夫君外百二十名提出の松山国際観光温泉文化都市建設法案並びに原健三郎君外四名提出の芦屋国際文化住宅都市建設法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果につき御報告を申し上げます。  両法案は、その内容において類似のものでありますので、本委員会におきましては一括して審議を行つた次第であります。最初に松山国際観光温泉文化都市建設法案について申し上げます。  本法案の要旨は、松山国際観光温泉文化都市を建設することを目的とし、これが事業の促進と完成に対して、国及び関係諸機関が国有財産の讓與その他により援助し助成すべしとするものであります。しかして……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第27号(1951/03/29、24期、自由党)

○田中角榮君 ただいま議題となりました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案につきまして、建設委員会における審議の経過並びにその結果について御報告を申し上げます。  まず、本法案を政府が提出するに至りましたおもなる理由を申し上げます。昭和二十五年度は、一昨年シヤウプ氏の勧告の次第もありまして、公共土木施設の災害復旧事業は、合理的なる恒久的負担制度を確立するまでの暫定措置といたしまして、とりあえず全額国庫負担の特例を設け、実施して参つたのであります。その間、地方行政調査委員会議において、シヤウプ勧告を基礎として恒久的制度を調査審議の結果、昨年十月、国会及び政府に対して、これに関する勧告が提出せら……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第39号(1952/05/08、24期、自由党)

○田中角榮君 ただいま議題となりました道路法案及び道路法施行法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を簡單に御報告申し上げます。  両法案提案の理由並びにその要旨をまず申し上げますと、現行道路法は大正八年に制定されたまま、現在に至る約三十年間、ほとんど改正らしき改正を加えられることなく、わが国の道路管理の基本法として存続して参つたのでありますが、新憲法下、近代的な法律形態として不適当な幾多の点が明らかになりましたので、今回その全面的改正の要に追られた次第であります。その要点は次の通りであります。  すなわち第一には、現行法を改正し、国道を一級国道及び二級国道にわけ、幹線の基準を……

田中角栄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第5号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○田中角榮君 ただいま議題となりました只見線全通促進の請願について御紹介を申し上げます。本請願の要旨は、只見線は昭和十七年十一月に一部開通したのでありますが、大白川駅から福島縣南会津郡伊北村只見に至る区間が未完成のため、沿線一帯の林、鉱資源並びに水力発電事業の開発に多大の支障を来しているのであります。ついては本線の全通を推進されたいというのであります。
【次の発言】 ただいま議題になりました大巻村に簡易停車場設置の請願について御紹介申し上げます。本請願の要旨は、上越線六日町駅と五日町駅との間は、遠距離のため新潟縣南魚沼郡五十澤、城内及び大巻三村の物資の搬出並びに村民の不便は多大である。ついては……

第5回国会 建設委員会 第1号(1949/03/19、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 動議を提出いたします。理事は、その数を七名といたしまして、選挙を省略し、委員長において指名せられんことを望みます。

第5回国会 建設委員会 第3号(1949/03/31、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 ちよつと御質問申し上げたいのですが、住宅の必要性は私が申し上げるまでもなく、今御説明の通りでありまするが、この住宅建設の施策といたしましては、自己資金をもつてまかなえるものに対しては、できるだけ自己資金をもつて建設意欲を増すような処置をとつてもらいたいということと、もう一つは、申すまでもなく政府融資による、特別の処置によるところの、國家が保障する庶民住宅の建設があるのでありますが、終戰後できました約百五十万戸の建設の状況を顧みますときに、住宅営團その他が非常な努力をなされたことは十分承知するのでありますが、私は今このような段階に立ち至りましたときには、政府が國費をもつて、また……

第5回国会 建設委員会 第4号(1949/04/05、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 庶民住宅の資金に対して三点だけ御質問を申し上げます。第一点は公共事業費中の特に庶民住宅建設資金の配分内容について伺いたいのであります。それから昭和二十四年度の庶民住宅建設計画十四万戸に対して、どういう資金の見通しを持つておるかということを、まず第一に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そういうふうにこまかい数字を伺いたいのではなく、いわゆる昭和二十四年度十四万戸の計画に対して、資金の用意があるかないか。しかも六・三制の費用等で庶民住宅の十四万戸というものが、非常に危いというような状況になつておるのでありまして、特に建設省から出ておりますものは、十四万戸の五箇年計画の第一……

第5回国会 建設委員会 第5号(1949/04/07、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 建設省の機構改革に対して私見を申し述べるとともに、本多大臣の御所見を承りたいと思うのであります。  私が申し上げるまでもなく、建設行政の一元化というものは、終戰後におけるわが國の行政機構改革という問題に対しては、その拠点をなすというくらいに重要な問題であると思うのであります。当委員会におきましても、一昨年來この建設行政の一元化という問題に対しては種々論議を重ねて参つたのでありまするが、建設行政の一元化というものに対して非常にいい段階になつたのは、内務省の解体であります。しかし当時建設行政の一元化というものは各党派とも賛成しておつたのでありまするが、内務省の解体が当時十月一日以……

第5回国会 建設委員会 第6号(1949/04/12、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 簡単に一つだけ伺いたいのであります。ただいまの問題に関連しまして、三十間堀、眞田堀というような問題がたくさんあると思うのでありますが、緑地、風致、美観という法規的に拘束をされる方面ばかりでなく、日本人的な感覚において、緑地、風地、美観というような立場に対しては、実施計画をつくる場合に、東京都に移管をしたから、風致美観の立場から支障のないものに対しては文句を言わないということによくわかるのでありますが、この根本問題を決定してあのほりを埋めようというような場合を決定するまでには、どういうような処置をおとりになつて決定するかということに対して、ご説明願いたいと思います。

第5回国会 建設委員会 第8号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 今の点に対して政府委員に質問をいたします。総合的建設省の実現の努力に対しては、今さら申し上げるまでもたく、本委員会は二箇年にわたつて、これが実現に努力をして参つたのでありますが、第一回、第二回、第三回と、遂に時間的、技術的に間に合わないということをもつて今日に至つておるわけであります。総合的建設省ができる一番いいきつかけというものは、私が申し上げるまでもなく、建設省の母体になるところの当時の土木局を含んでおりました内務省の解体ということが命ぜられたときが、一番この可能性があつたのでありますが、時間的に、しかも技術的に間に合わないというのと、特に政府の勇断を欠いたために、遂にで……

第5回国会 建設委員会 第9号(1949/04/28、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 建設大臣に一、二御質問申し上げます。  総合的建設省の設置ということは、先ほど今村君が申された通り、われわれ当委員会といたしましては、すでに二年半にわたつてこれに賛成しておるのでありますが、もうすでに片山内閣、芦田内閣とずつと続きまして現在の状態まで二回三回の好機があつたのでありますが、ついにチヤンスを逸し、現在に至つておるのであります。しかも今度の行政機構の改革というのは、絶好のチヤンスであると思つておりまするが、先ほど大臣の答弁によりますると、近く行政審議会をつくつて、必ずや総合的建設省の実現に努力をされるという御答弁でございましたので、私ども與党の立場といたしまして、大……

第5回国会 建設委員会 第14号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 一つだけ御意見を承りたいと思います。十七條に工事差止ということがありますが、こういう問題を行えますときに、やはり育成という面でこの法律が非常に大きな役目を果しておると同時に、どの法律でもそうでありよするが、やはり制裁罰則というような面が非常に大きく出るようであります。その意味で第十七條の工事の差止といようなものが出ておるのでありますが、私もこの問題に対しては非常に疑義があるのでありまして、こういう問題は工事差止というものだけではない、いろいろな工事に対する紛争処理、苦情処理というようなものは、別にあとに建設業審議会というものがありますが、こういうようなものでこの経済界の変動に……

第5回国会 建設委員会 第23号(1949/07/12、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 政府に対する質問はこのくらいで打切りまして、デラ台風を含ね災害復旧費その他に対して委員会の態度決定その他を協議するために、懇談会に移されんことを望みたいと思います。
【次の発言】 デラ台風に関する応急予算につき、当委員会として政府に対する要望事項の成案につきましては、理事会に一任せられんことを望みます。

第5回国会 建設委員会 第24号(1949/08/25、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 三点だけ伺いたいのであります。第一点は臨時建築制限規則でありますが、これに資材が、現在統制の状態としては撤廃するというわけには行かないのですけれども、関係方面との関係は、もう少し材料緩和の見通しがつけば、原則的に二十二年度省令二号を撤廃するという問題に対して、お見通しはどうですか、改正案を出すという意見も委員会に出たのですが、これに対する御見解はどうですか。
【次の発言】 御提出になりました資料によりますと、八月中に大体着工になるようになつておりますが、各府縣の二十四年度の公営住宅の建設状況を見ますと、すでに四月から八月になつておりますが、大体八月の末ごろから資材購入をやり、……

第5回国会 建設委員会 第25号(1949/08/26、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 労働大臣にひとつ伺いたいのですが、失業対策事業と公共事業と同じわくでやるという場合、失業対策費は労働大臣の所管になつておるようなことを、この間安本で言つておられましたのですが、建設省の係官としては、実際労働者がその費用をもらつてしまわなければわからないのだ、それだからどちらの方に振り向けていいのかもさつぱりわからない、こういうふうな答弁がありましたので、私はそのときに、これは労働問題の対策を樹立するのはもちろん労働大臣であるけれども、これを直接吸収する事業は当然建設大臣が所管すべきである、だからもちろん向うの方に出される前に、密接なる連絡を建設省で持つて、共管事項であるという……

第5回国会 建設委員会 第28号(1949/09/15、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 地方開発問題のうち、なかんずく電力問題というのは非常に大きな問題だと思います。しかも経済再建、國土復興という面から見ましても、この電源開発ということをおいて地方開発ということは論じられないという問題であります。御承知の通り見返資金特別会計の中からはすでに鉄道、逓信に重点的に振り向けられておるのでありますが、第三次の資金は残るところ電源開発というところまで参つておるのであります。この電源開発問題に対しましては、過般來参議院の建設委員会その他で公聴会まで開いていろいろな問題を討議しておるようでありまするが、電源の開発、なかんずく最も大きい新潟縣並びに福島縣境にあるところの奥只見電……

第5回国会 建設委員会 第29号(1949/09/16、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 住宅小委員会でもつて討議をするつもりでおりましたが、局長がおいでになりましたので、二、三点こまかいことでありますが、御質問を申したいと思います。現在半統制の状況にあるわが國の状況として、いわゆる臨時建築制限令等がただちに撤廃できない、その御事情もわかります。しかし十二坪が十五坪になり、三十坪になり、近い將來には、ほとんど臨時建築制限令交付前のような状態が、十二月ごろには來るのではないかということ、私自身も考えておるのでありますが、住宅の不足ということは、もう私が今さら申し上げるまでもなく、非常に大きな不足の数字があげられております。私は過日、公共事業費のうちで一部をさいてもら……

第5回国会 建設委員会 第30号(1949/10/19、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 会を終る前に地方総合開発小委員会の小委員長として、一応の小委員会の方針並びに運営につきまして、報告をかね御了解を得たいと思います。去る九月十五日本建設委員会において、地方総合開発小委員会を設置せられまして十月十三日小委員会を開催、建設省の監理局企画課長の出席を求め、地方開発に関し事情を聽取したのでありますが、この件につきましては通産省、建設省、経済安定本部、農林省、その他の各省にそれぞれ分割されておりまする部分が非常に多いのであります。しかも現在までの地方総合開発に関しましては、県別に各個ばらばらの計画を立てておる状態であります。地方開発に関しまして、小委員会としての根本態度……

第5回国会 建設委員会 第31号(1949/10/24、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 ただいまより地方総合開発小委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  本小委員会は去る九月十五日設置、十月十二日第一回小委員会を開いてより以来、四回にわたり地方総合開発問題について、あらゆる角度より慎重に審議いたしたのでありますが、その分野の広きにわたるため、今にしてなお全分野にわたり審査を完了できないことは、はなはだ遺憾でありますが、休会中設置せられた小委員会でありますので、一応の御報告と相なつた次第であります。  第一回小委員会において、地方開発について調査官庁である建設省管理局企画課長を招致、地方開発に対する計画、方針、実績等に関し説明を聴取しました……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 決算委員会 第3号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 ただいままでの批難事項に対する説明が、三百二十六から三百三十一まで各項別にあるのでありますが、このうち昭和二十二年当時の状況として、やむを得ないのではないかというふうに納得される部分もあります。特にこのうち三百二十九、三百三十の二項に対しては、これは相当研究もし、かつ深く掘り下げてみる必要があるのではないかというふうに考えておるのであります。結論的に申し上げて、この二項に対して関係者の処分、その他に対していかなる処置がなされたかということに対して御答弁を煩わしたいと思います。
【次の発言】 この二項目だけを取上げて追究するのではありませんが、いわゆる国費を不当に支出をする、科……

第6回国会 決算委員会 第6号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 二百五十二の予備費の支出当を得ないもののうち、石炭購入代金として科目を決定せられているものから相当額の支給をしたと言つておりまして、石炭購入のための運搬費、人夫賃に使用し、あるいは他の経費に流用するとありますが、このあるいは他の経費というものの内訳を御存じでございましたら……。今おあげになつた二百五十から二百六十七までは、統制経済下においてはやむを得ないものとか、現在の情勢下においてはやむを得ないようなものがずつとあるのですが、この予備費の不当支出というのは、文部省だけの問題ではなく各省にもこういうものがあるようであります。特に石炭購入資金として科目が決定せられているもので、……

第6回国会 建設委員会 第1号(1949/10/27、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 動議を提出いたします。理事はその数を十名とし委員長において指名せらんことを望みます。

第6回国会 建設委員会 第2号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 住宅営団法の廃止ということは、ただに住宅営団法の廃止問題にとどまるのではなく、今後のわが国における住宅政策に非常に大きな問題を残すものであり、かつまた基本的な一つのラインになるものである、こういう重点的な考えから、住宅営団の実績、功罪、そういうものは、この法律を廃止する前に、相当深く研究究明せらるべきであると思うのであります。その意味において住宅営団のこの法律の主管官庁であつた建設省としては、住宅営団はいかに住宅政策に対して功績があつたか、かつまた運営その他の結果において、どのような住宅政策に対するマイナスがあつたかという点を、数字的にひとつ御説明を願いたい。  もう一つは、……

第6回国会 建設委員会 第5号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 関係の方々に四、五点御質問を申し上げたいと思います。住宅営団が閉鎖機関に指定されました今日、営団法の廃止は当然であると思うのでありまして、この廃止法案に対しましては異論のないところでありまするが、昭和十六年から閉鎖日まで長い間、日本の住宅政策面に非常に大きな位置を占めておつた住宅営団の功罪というものを、われわれがこの際十分きわめておきまして、近くつくられる運びになつておりますところの住宅公社法の審議に対しても、十分の資料にいたしたい、かように考えておるのであります。その意味におきまして現在整理の過程におきましては、政府出資金の一億円並びに社債等は、ほとんど返還できないというよ……

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 建設省当局に対して、六点だけ簡単に御質問をいたします。第一番目は、五年間で大体戰災地整備を行うということでありますが、これは時間的に延びるだろう、こう思つておるのですが、まず整備の中で最も大きな対象であるところの幹線街路の整備についてであります。この幹線街路の整備だけは五箇年間に行える方針と自信をお持ちであるか、ないかという問題を、まず一番にお伺いいたします。
【次の発言】 この問題についてもう少しつつ込んでお聞きしたいのですが現在幹線街路の整備が五箇年間で行えないということが言われておるのでありますが、大体そうだろうと思います。もしこれが五箇年間で行えるとすると、現在建築申……

第6回国会 建設委員会 第7号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 動議を提出いたします。本日の日程を建設行政に関する件に交更せられんことを望みます。
【次の発言】 少し本質的な問題を二、三点御質問申したいと思います。研究過程にあるのでありまするから、はつきりした御答弁ができないかもわかりませんが、国土総合開発法というがごとき立法をなすについて、当然考えなければならないいろいろな問題に対して承りたいと思います。まず第一番目に管理部長に対して、この国土開発法もしくは地方計画法のごときものがつくられて――これはもちろんただいま内海委員が言われたのは勧告であるからというのでありますが、私の考えでは勧告であるから多少そこに緩和ができるのではないかと思……

第6回国会 建設委員会 第8号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題に相なりました請願日程第一、岡山県下各何川の砂防工事施行の請願外十九件、大村清一君紹介、文書表第一号ないし日程第一八四、旭川改修及び旭川合同用水工事促進の請願逢澤寛君紹介、文書表第一二一三号及び陳情書日程第一道路整備費に関する陳情書、青森県上北郡六箇村連合青年団長二本柳正一君提出、文書表第五号ないし日程第四一、和歌山県下災害復旧事業に対し国庫補助の陳情書、海南市長森本伊助外八名提出、文書表第二七六号に関する請願小委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  請願小委員会においては、慎重審議の上審査済みと相なりました請願の総数は、一七八件で、其の内訳は一、河……

第6回国会 文部委員会 第15号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○田中角榮君 文部委員会に付託になつております教育委員会法の一部を改正する法律案の一部修正に関しまして、建設委員会でも多少の意見がありまして、先日当文部委員会との間に連合審査会をお開きを願つたのであります。建設委員会の要望に対しまして、当委員会としていろいろ御便宜をはからいくださいましたことに対しましては、厚く御礼を申し上げます。当日から二回にわたり委員会を開きました結果、本法律案の一部修正に対しまして、これから読み上げまする修正をぜひともお取上げ願いたい。こういうふうに決定いたしましたので、よろしく御審議の上、なるべく建設委員会の要望をお入れになつて御審議くださらんことを、全員を代表いたしま……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 決算委員会 第4号(1950/02/13、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 二、三伺いたいのですが、二十三年度末における損失の数字が明らかにされたのでありまして、もちろん事情やむを得ない損失のあることも認めるのでありますが、当時の処置といたしまして、事業所別に検査報告、たなおろし仮決算というようなものを、年度区分を明確にするためには当然出さなければならないと思うのであります。そういうことをなさなかつたということに対しては、ただ單なる批難事項としてあげられるということだけではなく、非常に大きな国庫の予算を持つておられるものだけに、この線に対しては非常に嚴密な会計検査院としての態度も必要であろうというように考えております。  なお二十三年度の総決算をやる……

第7回国会 決算委員会 第7号(1950/03/08、24期、自由党)

○田中(角)委員 二、三点御意見を伺いたいと思うのですが、この問題は非常に大きな問題であろうと思います。特にこれが解決はいろいろな視野から考えなければとても解決できないと思います。この決算制度の問題に対しては、私が申し上げるまでもなく、もうすでに六、七回の議会で、明治二十五、六年からこの問題がずつと論議せられておりまするが、現在までたつても、大元締めであるところの憲法が大きく改正せられたのにもかかわらず、この決算制度の問題だけは遂に解決を見ず、現在に至つております。そこに先ほどもいろいろな御質問があつたようでありますが、委員会に人が出ないというようなところまで来ておるのだと思いますが、私はこの……

第7回国会 決算委員会 第10号(1950/04/21、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより開会いたします。  本日は委員長が不在でありますので、私がかわりまして暫時委員長の職務を行います。前会には、昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算、昭和二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書、以上三件について大蔵省及び会計検査院当局から説明を聴取いたしたのでありますが、本日は右三件を一括議題といたし質疑に入りたいと存じます。なお本日御出席の政府委員は、大蔵省吉田管財局長、平井司計課長、忠調査課長の三君、会計検査院より東谷事務総長が出席せられております。川端佳夫君。

第7回国会 決算委員会 第11号(1950/04/30、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。委員長が不在でありますので、私が暫時かわつて委員長の職務を行います。  日程第一、昭和二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書を議題といたします。本件につきましてはすでに前回において質疑がなされておりますので、この際質疑を打切りまして、討論に付したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて質疑は終局いたしました。  これより討論に入ります。討論は通告順によつてこれを許します。藤枝泉介君。
【次の発言】 ただいまの藤枝泉介君の動議を採決いたしたいと思います。

第7回国会 建設委員会 第2号(1949/12/20、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 私が申し上げるまでもなく、ただいままで御説明を煩わした第七国会提出予定の法案約十件を数えております。これは法案の数だけによつて驚くのではありませんが、いわゆる第七国会に建設行政関係で十件近い法案が提出を予定されておるということを考えるときに、私たちはここで相当はつきりした目標を持つておらなければならないということを感ずるのであります。すなわち建築物の基準としております市街地建築物法、すなわち大正八年より三十年間もかわらなかつたところのいわゆるわが国建築行政の拔本的な改革を第七国会においてなそうとしておるのであります。すなわち建築基準法の設定並びに改正道路法、それから災害復旧費……

第7回国会 建設委員会 第4号(1950/02/03、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 建築制限令が大幅に緩和されるという、まことに適切な処置をとられたことに対しては、同感の意を表するものでありますが、これに対して現在住宅局内の監督課に配属せられておるところの機関は、どういうふうに処理なさるおつもりであるか伺いたいと思います。なおその人員を、現在の住宅局でもつて配置転換をする場合、どのような方針をお持ちになつておるかということを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま水道法に対しまして、八嶋局長からいろいろお話がございました。私から申しますと、建設省がこういうお話を当委員会に出されるのが非常に遅かつたと私たちは考えております。これは第一国会の片山内閣当時から……

第7回国会 建設委員会 第5号(1950/02/07、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 建設省都市局でもつて提案の運びに至りまして、現在厚生省といろいろ御折衝申し上げておるところの水道法案に対する厚生省側の御見解を承りたいのであります。
【次の発言】 厚生省でも、これと同じような水道法を御提出になるようなお話があるようでありますが、現在はどういう程度まで行つておられるのか。もし御提出になるということであるならば、今国会に御提出になる意思があるか、ないか、伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ最後にお聞きしたいのは、水道條例で現在運営されておる水道に対しては、衛生立法と事業法との区別は、ただいまの局長のお話で、いろいろ見解の相違があるようでありますが、時代的……

第7回国会 建設委員会 第7号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 政務次官がお見えになられたので、一言御質問申し上げたいのでありますが、災害品復旧費に対する全額国庫負担というものに対して、現在のわが国の災害状況から考えると、なお一考の余地があるというふうに私たちも考えるのでありますが、これに対する安本の具体的なお考えをひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 公共事業課長にちよつとお尋ねしたいのですが、災害復旧費というものが非常に大幅にふえたので、各災害地における国民も、工事の施行に対して非常な安定感を持ち、かつ希望も持つておつたのでありますが、結果としましては全額国庫負担というような面から考えてみると、工事量においてわれわれが当初考えたよ……

第7回国会 建設委員会 第9号(1950/02/21、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 一つだけ簡單な御質問を申し上げます。解除物件に対して現在公売をやつておられますが、この公売の方法に対して、もう少し考えなければならないじやないかということを考えております。それは非常にこの解除物件というものの数量が厖大であり、かつこれを早く生産部門に転用したいという主目的を達するために、これを大口に拂い下げておられるようであります。なお一箇月ごとに、その拂下げ方法というものが、一括拂下げというふうになつておるようでありますが、これは現在のところ三百万円なり、五百万円なりという大きな金を動かすためには、この主目的に反した使い方がせられるのではないかというおそれが多分にあります。……

第7回国会 建設委員会 第10号(1950/02/22、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 飯沼さんに一点だけお聞きしたい。先ほど瀬戸山君がいろいろ御質問になつたように、行政権との関係がいろいろ論議せられるのでありますが、非常に大きな仕事をしなければならないこの委員会の事務局は、一体どういうものをお使いになるお考えでありましようか。現在経済安定本部における審議会が、法律の裏づけはないけれども、大体これと同じことをやつているわけであります。それを法律をもつて裏づけるというふうに考えるのでありまして、この法案の必要性ということは特に私たちも感じているのですが、現在建設省の管理局企画課においてもこれを行つており、かつ経済安定本部でも同じことをやつている。また各県が各個ばら……

第7回国会 建設委員会 第12号(1950/03/07、24期、自由党)

○田中(角)委員 国土開発法につきましては、私が申し上げるまでもなく、長い間本法の制定を各界で願つておるようなわけであります。建設委員会といたしましても、前の議会に国土開発小委員会をつくりまして、私が小委員長に任命せられ、国土開発法のごときものを制定しなければならないという結論を得て、委員会にもこれを報告してあるのであります。  爾来、私も国土総合開発の立場から考えまして、開発法のごときものの制定をこいねがつておつたのでありますが、西村次官の言明によりますと、近く国会に御提出になる御意向のようでありまして、まことに同慶にたえないと思つております。しかし私は先輩であり、かつ非常に大きな政治力をお……

第7回国会 建設委員会 第14号(1950/03/17、24期、自由党)

○田中(角)委員 さつきの定員の問題なんですが、私たちも行政管理庁といろいろ折衝もいたしておるのでありますが、建設省一万数百名の中から、百名たらずのものを整理をするということは、一応のことはわかるのであります。しかし住宅局の関係だけで、九十数名を一挙に整理をするということになると、住宅行政に対しましては、根本的な――いわゆる基準法の制定、住宅制限令の廃止、その他私たちが現在企画しておりますところの、提出を予定しておりますところの建築士法の通過ということを見込んでおるときに、一挙に減らすということに対しては、多少難があるのではないかとわれわれ自身も考えておるのであります。その意味において、われわ……

第7回国会 建設委員会 第15号(1950/03/23、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。  淺利委員長が旅行不在でありますので、暫時私がかわりまして委員長の職務を行います。  日程第一をあとまわしにいたしまして、日程第二、水道法に関する小委員長より中間報告を聽取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 ではさよういたします。水道法に関する小委員長内海安吉君。
【次の発言】 ただいまの水道法に関する小委員長内海安吉君の中間報告を了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて了承することに決しました。お諮りいたします。この際ただいまの内海安吉君の中間報告に関し、建設省都市局長八嶋君より発言を求めら……

第7回国会 建設委員会 第17号(1950/03/25、24期、自由党)

○田中(角)委員 私はこの法律の提案者の一人といたしまして、この法律案の目的の一つである財政的裏づけというものに対して、大蔵当局の所信をただしたいと思うのであります。質問の要点は二点であります。まず第一点は、首都に対して特別の法律を制定するということは、わが国だけでなく、他の国においてもこのような例があるのでありまして、現存荒廃せる戰後の日本といたしまして、特に首都建設法案を提出するということは、私たち提案者といたしましては、非常に大きな意義があると自覚しておるのであります。われわれもこの法律案を提案するまでに、幾多の曲折を経て来たのでありますが、最後に国会に提案しました法律案は、諸種の事情に……

第7回国会 建設委員会 第18号(1950/03/27、24期、自由党)

○田中(角)委員 特別鉱害の復旧臨時措置法に対して、西村経済安定本部政務次官の御意見を、もう一度お尋ねしておきたいと思います。それは現在政府提案になつております原案に対し、主管委員会である通産委員会において、小委員会を設け、これが改正試案を検討中であるようであります。当委員会といたしましても、これが公共事業的な立場からいいまして、多大な関心を持つておるのであります。特に政府提案の原案でも、昭和二十五年度八億九千万円という工事量は、これがいかに修正されても、絶対に少くしたくない、こういうような見方から、強くこれを主張して参つておるのであります。しかも過般来災害対策並びに建設及び通産の三委員会の理……

第7回国会 建設委員会 第19号(1950/03/28、24期、自由党)

○田中(角)委員 政府提出にかかる連合国軍人等住宅公社法案の原案に対しましては、ただいま修正案提案者瀬戸山君が申し述べられました條項に対し多少の疑問を持つておつたのでありますが、この修正案が出されました以上、修正案並びに修正部分を除いた原案に対して、自由党を代表いたしまして賛成の意を表します。
【次の発言】 かねて当委員会に付託せられ審議中でありました、熱海、伊東温泉都市建設法案につきましては、さきに別府温泉都市法案の衆議院通過に際しましても、この種法案の整理について、基準法のごときものを設けることが至当であるとの意見が多数であつたのであります。よつて当委員会といたしましては、同法案審議に対し……

第7回国会 建設委員会 第20号(1950/03/30、24期、自由党)

○田中(角)委員 北海道開発法案に関しまして、昨日内閣委員会との合同審議を開いたのでありますが、この法案の主管委員会は内閣委員会であることは申すまでもありません。しかしこの法案に対して、当委員会といたしましても重大なる関心を持つものであります。よつて委員会といたしましても、昨日これが関連法であるところの総合国土開発法の提出に対して、官房長官の意見を求めましたところ、当委員会の考えているような意見を政府が目下持つておられ、早急に国会に提案する運びであるという答弁でありました。よつて当委員会といたしましては、内閣委員会に対しまして、この法律案審議に関し、次のような申入れをいたしたらいかがかと思うの……

第7回国会 建設委員会 第22号(1950/04/06、24期、自由党)

○田中(角)委員 過般来より当委員会で各党議員提案といたしまして、法案の立案にあたつておりました建築士法も、諸君の格段の御協力を得まして、一昨四日本院に提出、昨五日本建設委員会に付託に相なりましたので、提案者を代表いたしまして、提案理由の御説明を申し上げたいと思います。  建築物の災害等に対する安全性を確保し、質の向上をはかることは、個人の生命財産の保護と社会公共の福祉の増進に重大な関係を有するものであります。そのためには専門の知識、技能を有する技術者が、その設計及び工事監理を行うことが必要であります。建築士法はこの趣旨にのつとり、建築物の設計及び工事監理をつかさどる技術者の資格を定めて、試験……

第7回国会 建設委員会 第23号(1950/04/08、24期、自由党)

○田中(角)委員 砂間君に御答弁申し上げます。  御承知の通り、建築物の質を向上するためには、設計及び監理その他施工の面に大別せられるわけであります。施工の面に対しましては、当委員会を通りましたところの建設業法がありますので、施工面は法律において適正が保持せられておるわけであります。しかし現在までには設計及び工事監理に対しては法律がなかつたので、これを適正に調整をするということができなかつたわけであります。その面におきましてこの建設業法に対応いたしまして建設の点で大きな面を占めるところの設計及び監理の適正合理化をはかるために、設計並びに工事監理を行う人たちに対してこの法律を規定したわけでありま……

第7回国会 建設委員会 第24号(1950/04/10、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 次に瀬戸山三男君。

第7回国会 建設委員会 第28号(1950/04/18、24期、自由党)

○田中(角)委員 議事進行について発言を求めます。本法案は当委員会におきましても小委員会までつくり、十分審議をいたしたのでありますし、加えて大蔵委員会とも前後二回にわたり合同審査会を開き、大体において議論は盡されておつたのであります。昨大蔵委員会との合同審議において、砂間君が一部発言を保留せられておつたのでありますが、本日すでに長時間にわたつて御発言でありますので、本法案に対する質疑は以上をもつて打切ることが妥当であると思います。よつて質疑を打切り討論に入られんことを望みます。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして、両案に対して賛成の意見を簡單に申し述べます。熱海、伊東国際観光温泉文化都……

第7回国会 建設委員会 第30号(1950/04/24、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより会議を開きます。委員長が不在でありますので、私がかわつて暫時委員長の職務を行います。日程第一を議題といたします。水道法に関する小委員長の報告を求めます。水道法に関する小委員長内海安吉君。
【次の発言】 ただいまの内海小委員長の報告を了承することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて小委員長の報告を了承することに決定いたします。なお小委員長より提出の水道法制定に関する決議は速記録に掲載することにいたします。     〔田中(角)委員長代理退席、委員  長着席〕

第7回国会 建設委員会 第33号(1950/04/28、24期、自由党)

○田中(角)委員 国土開発法に関する小委員の大要を御報告申し上げます。  国土開発に関する基本法案制定の必要性の増大及びこれに拍車をかける地方団体あるいは民間の熱烈なる輿論にこたえ、かつわが委員会多年の研究結論を出さんといたしまして、去る三月十七日の国土開発法に関する小委員会を設置いたし、十五人の小委員をもつてその目的達成を期したのであります。ただいまより同小委員会の審議経過及びあわせて開発法に関する一般状況を御報告申し上げたいと存じます。  御承知のごとく昨年来より建設省においては地方計画法の作成を準備し、また内閣に設けられた総合国土開発審議会において、国土開発法の制定に関する必要性を昨年十……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 決算委員会 第2号(1950/07/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 高橋、井之口両君から、兵器処理の問題に対してしていろいろ御質問があつたようでありますが、私もかつて隠退蔵物資等に関する特別委員会で、これに対し相当深く研究し、調査もいたしたこともあります。しかし決算委員会といたしましては、もちろんただいまのような重要な問題は、これを追究し、研究し、調査をするということも、重要な議題ではあると思いますが、私の申し上げたいことは、もうすではこの兵器処理の問題は、いろいろなスキヤンダルその他は検察庁が手を入れつつある、手を入れつつあると言うよりも、一番大きな問題は、すでに最高検に移つているというようなことでありますので、この問題に対しては、私たちが……

第8回国会 決算委員会 第4号(1950/07/28、24期、自由党)

○田中(角)委員 委員長及び有田委員から質問がありましたので、重複するところがあるかもわかりませんが、公団の経理の問題に対して二、三質疑をいたします。  公団経理の不正事件摘発の現況にかんがみまして、国費の適正支出をはかるため、その原因を探究するとともに、責任の所在を明確にし、さらにこの種事件の絶滅を期すべく、具体的な方策を早急に立てることが決算委員会の重大なる使命であると考えておるのであります。その意味におきまして、本日は会計検査院長並びに公団に関する責任官庁の責任者の御出席を願つて、その方々に対し若干の質問を試みると同時に、私の意見を申し述べ、かつ責任ある御回答を要求したいと考えておつたの……

第8回国会 建設委員会 第2号(1950/07/19、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題となりました昭和二十五年度災害復旧費支出の問題に対しまして、経済安定本部長官の意見をただし、私の希望を申し述べたいと思います。  先ほど瀬戸山君より、建設大臣にもこの問題に対する御質問並びに御意見が述べられましたので、簡單に申し上げたいと思います。申すまでもなく本年は災害時期とも申すべき八月、九月が近づいて参りましたし、本日の新聞は台風の南九州襲来の警報を発しておるような状態であります。その意味におきまして、昭和二十四年度、二十二年度を顧みるまでもなく、本年度の災害も非常に大きくあろうということは考えられるのであります。それに対して政府は万全なる対策をとられておる……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/21、24期、自由党)

○田中(角)委員 私は人事交流という意味から申しましても、住宅金融公庫のようなものに恩給法を適用するということは妥当であると思つております。私たちが第七国会で審議しました建築基準法によりまして、各市町村等に建築主事が行つた場合は、これと同じような問題が起るのでありまして、その当時私たちも十分考えておつたのでありますが、これは官庁から出向した場合の方々が、そのまま恩給法の適用を受けると同時に、今度新しく金融公庫に入られた人であつて、この改正法律案によつて共済組合だけでもつてまかなわれておる人が官庁に転職した場合、恩給法によると同じ加算になるかならないかという点だけちよつと伺いたいと思います。はつ……

第8回国会 建設委員会 第4号(1950/07/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 簡單に二、三点御質問を申し上げたいと思います。  まず第一番目に、この種法律案を第七国会に審議をいたしましたときに、この両法律案にも第六条に「国有財産法第二十八条の規定にかかわらず」ということを書いてあるのであります。これは国有財産法を改正した方がいいということを考えておるのですが、当時から大蔵当局でも、国有財産法の改正を現在立案中でありますという御答弁でありましたが、もちろん基本法規でもつてこういうことを改正するのが一番いいと考えておるのですが、現在の段階においてはどうでしようか。なお将来この種のものに対しては、国有財産法を改正する意思があるかないかということだけをお伺いい……

第8回国会 建設委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより会議を開きます。委員長が不在でありますので、私がかわつて暫時委員長の職務を勤めます。  日程によつて請願の審査を行います。紹介議員の都合によりまして、日程を適宜委員長において変更いたしますので、あらかじめ委員諸君の御了承を願いたいと思います。  日程第一、福島、大渕両橋を永久橋に架替促進の請願、川野芳滿君紹介、文書表第一八号、日程第二、宮崎、延岡両市間国道路線変更の請願、川野芳滿君紹介、文書表第一九号、日程第十一、南九州総合開発事業促進に関する請願、川野芳滿君紹介、文書表第一一五号、日程第十二、水防法の一部改正に関する請願、川野芳滿君紹介、文書表第一一六号、以上……

第8回国会 建設委員会 第11号(1950/09/01、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより会議を開きます。  会議に入る前に一言皆さんに申し上げます。本日委員長が不在でありますので、私がかわりまして暫時委員長の職務を行いたいと思います。  なお議題は災害復旧に関する件でありますが、本日は午前中建設省関係、午後は経済安定本部関係、明日午前中は大蔵省関係、こういうような予定で議題に対し質疑を行いたいと思つております。  なお本日午後一時より第十三委員室において映画「水魔宮城県を襲う」を上映する予定であります。諸君奮つて御参会を願いたいと思います。  では日程に入ります。災害復旧に関する件を議題といたします。本日出席の説明員は八嶋都市局長、目黒河川局長、植……

第8回国会 建設委員会 第13号(1950/09/11、24期、自由党)

○田中(角)委員 さきに本委員会より派遣を命ぜられたる只見川水域中、なかんずく奥会津総合開発に関する部分の調査を報告いたします。  只見川班出張議員は砂間一良君と私の二名でありましたが、中ごろより委員長藥師神君が参会し、專門員室より坂本君、建設省より井上君が同行いたし、去る八月九日出発、同月十二日帰京いたした次第であります。  今回新潟、福島両県へ国政調査に参り、只見川流域のいわゆる奥会津地域の総合開発につきましては次回の委員会において報告いたすことにしたいと存じますが、その報告の一部として総合開発地域に関係ない建設行政について、特に災害を中心として先に御報告申し上げたいと思います。  まず第……

第8回国会 建設委員会 第14号(1950/10/18、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより会議を開きます。藥師神委員長が病気のため出席できませんので、本日は私が委員長の職務を代行いたします。  日程により国土総合開発に関する件を議題といたします。最初に去る第七国会に成立いたしました国土総合開発法の公布に伴いまして、先般国土総合開発審議会が総理府に設置せられたのでありますが、その後の審議会の活動方針等に関し、会長飯沼一省君より説明を聽取したいと思います。なお国土総合開発法関係につきまして、政府側よりの出席者といたしまして、国土開発審議会会長飯沼一省君、経済安定本部佐々木義武君、同じく経済安定本部建設交通局次長山崎小五部君、以上三君が出席されております。……

第8回国会 建設委員会 第15号(1950/10/19、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 昨日に引続き、これより会議を開きます。委員長が不在のため、私が暫時かわつて委員長の職を行います。  ジエーン及びキジア台風関係派遣委員の調査報告に関する件を議題といたします。この際まずキジア台風関係の報告を聽取いたします。派遣委員中島茂喜君。
【次の発言】 以上の報告に対する政府側の意見はあとまわしにいたしまして、引続きジエーン台風関係の報告を求めます。派遣委員瀬戸山三男君。
【次の発言】 以上報告二件につきまして、建設省側より技監稲浦鹿藏君、河川局次長伊藤大三君、河川局防災課長賀屋茂一君、住宅局住宅企画課長鬼丸勝之君以上四君が出席せられております。ので、これについて政……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)

○田中(角)委員 政府側より澁江建設省監理局長がおいでになつておるようでありますから、一言御質問を申し上げて、御答弁を煩わしたいと思います。  ただいま利根川開発法案または北上川、只見川開発法案というごとき、單独立法をなされようという意見が、各方面に現れておるようでありますが、第七国会の終末に国土開発法が制定せられておりますし、しかも第八條第四項に基いて、政府が地方総合開発計画の区域の設定を都府県に助言できるような規定があるのであります。これを早急に行わないところに、かかる單独立法が企図せられるのでありまして、私の考えまする状態におきましては、このなまぬるい政府の態度を打破しまして、これを国土……

第9回国会 建設委員会 第3号(1950/12/02、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。本日委員長病気欠席のため、私がかわつて委員長の職務を行います。  日程の衆法第二号、星島二郎君、淺沼稻次郎君、苫米地義三君外百五名提出、松江国際文化観光都市建設法案を議題といたします。  前会に引続き質疑を続行いたします。発言を許します。――お諮りいたします。発言の通告がありませんので、この程度で本法案に対しては質疑を終了いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて質疑は終了いたしました。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、通告順によつてこれを許します。砂間一良君。

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/04、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が病気欠席のため、私が暫時委員長の職務を行います。  去る二日付託に相なりました芦屋国際文化住宅都市建設法案、原健三郎君外四名提出、衆法第七号、及び松山国際観光温泉文化都市建設法案、川端佳夫君外百二十名提出、衆法第八号を一括議題といたします。この際、提案理由の説明を求めます。提案者原健三郎君。
【次の発言】 提案者川端佳夫君。
【次の発言】 以上をもちまして提案者の趣旨説明を終ります。  これより質疑に入りますが、提案者のほかに建設省都市局の八巻計画課長、大蔵省吉田管財局長、衆議院法制局福原第二部長、以上三君が御出席になつておりますので、当局……

第9回国会 建設委員会 第5号(1950/12/06、24期、自由党)

○田中(角)委員 時間がありませんので行政管理庁、大蔵省に対して簡單に御質問申し上げます。要点のみ申し上げますから、ひとつ的確な御答弁を煩わしたいと思います。  昨五日の参議院予算委員会において、池田大蔵大臣は、公共事業費並びに見返り資金住宅に対する出資金等に対して言明をしておられますので、大蔵大臣にもう一度建設委員会でただそうと思つておつたのでありますが、今日あいにく大臣が御出席にならないようでありますので、所管の責任者であられる主計局の次長さんにひとつお聞き申し上げたいと思います。いろいろ理由は申し述べなくとも、もうおわかりだろうと思いますので、端的に申しますと、耐火建築物に対する助成金を……

第9回国会 建設委員会 第6号(1950/12/07、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。  委員長病気欠席のため、私が暫時かわつて委員長の職務を行います。  この際お諮りいたします。請願の審査につきましては、先ほど理事会においてお諮りしたのでありますが、請願第一より第八二まで計八十二件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそのようにとりはからいます。  日程第一、文言表第四四号、佐藤重遠君紹介、五ヶ瀬川に河川法適用並びに国直轄改修工事施行の請願、ないし日程第八二、文書表第五四八号、池田正之輔君紹介、丹生川流域に治山事業及び防災事業施行の請願を一括議題といたします。  この際お……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 決算委員会 第2号(1951/02/02、24期、自由党)

○田中(角)委員 私は決算の問題に対しては、過去二、三年関係をしておるのでありますが、最も根本的な問題として、決算を憲法上の疑義ありという人もありますが、私は新憲法の建前上、当然これを議決案件として衆参国会に提出すべきものであるというくらいに強い信念を持つておるのであります。申すまでもなく主権在民という現在であつて、決算の最終確定は国会においてなさるべきである。もちろん講和会議が行われ、われわれの自主独立が許された場合、当然そのような結果になることは火を見るよりも明かであります。その意味におきまして、かつての帝国議会当時の決算委員会は、私が言うまでもなく、予算委員会に対立する決算委員会として最……

第10回国会 決算委員会 第4号(1951/02/07、24期、自由党)

○田中(角)委員 簡單に二、三の点をただしたいと思うのであります。現在徴税機構の改革、それから徴税方法の改善と、簡單な言葉で表現をせられておりますが、これは非常にむずかしい問題だろうと思います。しかし過日の施政方針演説によつても、吉田総理大臣は、税法の改正、徴税機構の拔本的改革、いわゆる国民の納得するところの税制を立て、徴税方法の改善を行うということを言つておるのですが、直接その衝に当つておられるところの主税局長並びに国税庁長官は、これが具体的な処置に対して、どういう御意見を持つておられるかということをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 当決算委員会の任務として、毎年度々々々の決算の状況が……

第10回国会 決算委員会 第5号(1951/02/09、24期、自由党)

○田中(角)委員 一つだけ希望を申し上げておきますが、管理当を得ないことに対しての質問ではなく、いわゆるこのような事態から来るところの所有権という問題に対して、希望があるのであります。これは終戦後一時的に相当好意をもつて貸したものが、そのまま長くずつと所有権が自分のものに移るまで要求するというようなことが、非常になくさんあります。これは一つの社寺仏閣の境内においてのみではなく、ちよつと間借りをさせてくれ、十日か十五日でいいのだというのが、ずるずるべつたりになつてしまつて、最後は法定によるところの立ちのき料を要求する。これは私は古来からの日本人の淳風美俗をこわすものであつて、こういうものに対して……

第10回国会 決算委員会 第6号(1951/02/12、24期、自由党)

○田中(角)委員 特別調達庁の特殊の性格と、それから戦後、かつての財政法や会計の規則で律せられない行き方をしなければならないということは、十分わかるのでありまして、ここにあげられた多数の批難事項も、私たちは専門でありますので、その当、不当の軽重もよくわかるつもりであります。しかし総括的な意味から、多少の質問を試みたいと思うのであります。大体ここにあげられておるところの各批難事項は、かつての日本の、いわゆる国費の支弁に基く行為を行う場合の基準であるところの入札制度をとつておらないということに基因して、こういうことになるのでありますが、何分にも発注者が連合軍であるということにより、いろいろなこうい……

第10回国会 決算委員会 第7号(1951/02/14、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 井之口君に申し上げますが、先ほども申し上げましたように、前回の申合せによりまして、本日で終戦処理費はすでに三回にわたつておりますので、本日中で審議を終了いたしたい、こういうことでありますから、ひとつピツチを上げて御質問願います。
【次の発言】 この際井之口君に申し上げます。発言を封殺する意思は毛頭ないのでありますが、報告三九七号は、いわゆる二重煙突事件といたしまして、参議院の委員会において十分審議されたのでありますし、しかも明敏な井之口君のことでありますから、これが事情は十分承知をされておることでありますので、もつと本質的な質問を簡潔に願いたいと思いますが、いかがでしよ……

第10回国会 決算委員会 第8号(1951/02/16、24期、自由党)

○田中(角)委員 二、三点お聞きしたいと思います。ただいま批難せられておることではなく、文部省所管の事項に対して、二、三お答えを願います。戰後道義の高揚のために、教育機関の発達、拡充強化ということが叫ばれておることは当然でありますし、私たちも、現在においてもなおかつ私学振興に対して、国の努力の足らざるを嘆いておるのでありますが、その反面、またいわゆる教育機関としての重要性を認識されたために、ある一部の間においては、特殊な恩恵もまた受けておるわけであります。しかるに、いわゆる教育機関の拡充、発達、強化ということに対して、一面非常に叫ばれていながら、また反面、二、三の者であろうとは思いますが、その……

第10回国会 決算委員会 第13号(1951/03/02、24期、自由党)

○田中(角)委員 簡単に一、二点お聞きしたい。大臣がおいでにならないので、お答えができないかもしれませんが、先ほどの質問とも関連いたしますので承りたいのです。二、三日前の新聞に出ておりましたところの二松学舎が、あのような問題で廃校になる状況にあるようでありますが、こういう問題に対して、文部省は何かお力添えをするというようなことをお考えになつておるかどうか。私たちは、現在の文部省の立場として、介入できないのではないかというふうに考えておりますが、国民的な気持から見て、こういうふうになるまでに、何とかうまく再建できないだろうか。特に文部省の方々が中に入つていただけば、あの歴史ある名誉あるところの文……

第10回国会 決算委員会 第15号(1951/03/07、24期、自由党)

○田中(角)委員 林野庁長官がおいでになつておりますので、国有林野の将来の問題に対して、一言だけお聞きをいたしたいと思います。前の三浦長官の時にお話したのでありますが、非常に話が大きいので、また林野庁としてはどうも反対せざるを得ないような立場にあるというようなお話で、そのままになつておつたのであります。これは非常に長い間の懸案であつて、これほその衝におられるところの林野庁の方々としては、あまりおもしろくない言い分であるかもわかりませんが、いわゆる国有物件の払下げという問題は、常に物議をかもしつつあるわけであります。本年は、幸いにして国有林野の払下げに対して、僅少なりといえども千数百万円の黒字が……

第10回国会 決算委員会 第23号(1951/06/01、24期、自由党)

○田中(角)委員 大上君の質問に関連しまして、簡単に一つだけ希望を申し述べ、同時に、政府当局の答弁を求めたいと思うのであります。二八七、税額の算出を誤つたもの。━━これは忠さんが今言われるのですが、なかなかうまく行つておらぬのです。大蔵大臣に対しても、これは決算委員会の一人の質問ではなく、全国民の要望として、強く長い間言われておるのであります。この税額の算出を誤るということは、ただ字句に表現しますと、簡単なものでありまして、いわゆる実際よりも多く徴收した場合、それから少く徴收した場合である。少く徴收した場合は、特に共産党の諸君がいうようにして、大事業者のみを政府が擁護するために、特別少く徴收し……

第10回国会 建設委員会 第1号(1950/12/12、24期、自由党)

○田中(角)委員 建設大臣に簡單に希望を申し上げておきます。ちようど河川、道路の両局長がお見えになつておりますので、特にひとつ大臣に希望を申し上げたいと思います。見返り資金は来年度において打切られるというような事態になつておりますが、私たちの希望といたしましては、まだ最終決定までには四箇月近い日があるのでありますから、見返り資金の継続工事に対する支出というものは、われわれもともにまた努力するつもりであります。ので、これが最小限の支出に対しては大いに努力をしていただきたい。しかもこれができない場合の次善的方策としては、預金部資金等のいわゆる短期の融資なり、起債のわくを広げるなりという別途の道があ……

第10回国会 建設委員会 第2号(1951/01/31、24期、自由党)

○田中(角)委員 住宅局長にお伺いしたいのでありますが、耐火建築助成法案を出すのと、もう一つは建築基準法の中の、いわゆる特殊地域の耐火建築に対して助成金が出せないということになると、一部変更もしくは暫定的な特例法を設けるというふうに考えられるのですが、これに対してはどういう考えを持つておられますか。私たちは建築基準法をかえたくないという考えがありまして、できるならば耐火建築助成法を出しておいて、現在提出の法律案でもつて予算的措置を講じられない場合は、一年だつたら一年の猶予期間を設けて、二十七年度からこれを行うというふうにして、なるべく基準法の改正を行つて、いわゆる逆行するような法律案をつくりた……

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/02、24期、自由党)

○田中(角)委員 これは私がもう五年間ばかりかかつて経済安定本部を対象にして言つておることを、またむし返すようでありますが、もうすでに相当時日も過ぎておりますので、私がかつて経済安定本部に要求したことが実現をしているかどうかということをひとつ小峯政務次官にただしておきたい、こう思うのであります。ただいままでいろいろな質問がありました。これは要約して公共事業費の増額一つにかかつておるのでありますが、公共事業費の増額という問題は、国民全部の熱望でありながら、国家財政の許す範囲においてということを政府は常に答弁をしております。これはまつたくその通りでありますが、私は第二段の策として、すなわち最善の策……

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/08、24期、自由党)

○田中(角)委員 鈴木さんに簡単に四、五間御質問を申し上げますから、要点だけお答え願えればけつこうです。一月十日現在貸付済みの融資額は大体五十億九千二百余万円ということになつておるのですが、二月の初めまでにどの程度お貸付けになつたか、おわかりでしたらお願いします。
【次の発言】 そうしますと、約六十億弱ということになるわけだと思いますが、すでに二月の半ば近い現在、二十五年度末までに消化できる分のお見通しについてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 もちろん二十五年度において全額を消化できないと思いますが、この未消化に終つた資金をどうされるおつもりであるか、もちろん二十六年度に繰越されるだろ……

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/13、24期、自由党)

○田中(角)委員 いろいろ御質問がありましたが、私は予算執行面に対して簡単に五、六間質問を申し上げますから、簡単にお答えになればけつこうです。ただ時間が非常にありませんので、簡単な答弁でけつこうではありますが、相当深刻な問題でありますので、ひとつ十分――答弁は簡単でも省内に帰られてから適切な処置をお考えになつていただきたいと考えておるのであります。  これは建設当局に対して関心を持つておらるる専門の方々の意見を大体総合して、その観点から申し上げるのでありまして、この問題は建設省の実行面に携わつておられる方々としては相当動揺を来す問題だろうと思いますから、ひとつその意味で、河川局長もおられるので……

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/02/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になりました白神岬道路開設促進の請願外二件につきまして簡單に御紹介を申し上げます。  白神岬道路開設促進の請願は、北海道松前郡大沢村長山本竹蔵君であります。  本請願の要旨は、北海道松前郡大沢村字白神を起点とし、白神岬を経て吉岡村に至る海岸道路は、白神岬に中心とする魚田地帶の開発上、また本地帶の観光コースの一環として、本年七月より開設起工の運びとなつたが、その延長は一キロ余りであつて、全線の六分の一に過ぎず、かくてはその目的を達することはできない。ついては、昭和二十六年度においても、本工事を継続施行し、すみやかに本道路の全通を図られたいというのであります。  第二……

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/06、24期、自由党)

○田中(角)委員 経済調査庁法の一部を改正する法律案は、記録によりますれば、昭和二十五年四月十八日、時の内閣委員長鈴木明良君と、当時の建設委員長淺利三朗君、両君の話合いによりまして、本法律案につきましては連合審査会を開いておるのであります。しかもこの法律案は、その当時の連合審査会と密接不可分の関係を持つておる法律案でありまして、当委員会といたしましては、これが関連につきましては、十分慎重に審議しなければならないのであります。特に建設委員会所管事項であるところの特別調達庁の業務に対する件でありますので、本委員会といたしましても相当議論もあるところでありますから、これが連合審査会は、両委員会の都合……

第10回国会 建設委員会 第10号(1951/03/10、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が不在でありますので、暫時私が委員長の職務を行います。耐火建築に関する件及び公営住宅に関する件を一括議題といたします。両件につきましては、各小委員会において審議中でありますけれども、本日は特に委員会において審議をいたしたいと存じます。  この際お諮りいたします。耐火建築に関する件及び公営住宅に関する件以外の、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案及び建築士法の一部を改正する法律案、河川法の一部を改正する法律案、官庁営繕法案、以上の案件につきましても各小委員会において立案中でありますが、本件も一括して議題に供したいと思いますが、御異議ありませんか……

第10回国会 建設委員会 第11号(1951/03/12、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。  本日委員長不在でありますので、暫時私がかわつて委員長の職務を行います。  この際小委員の追加選任についてお諮りいたします。耐火建築助成法案起草小委員及び官庁営繕法案起草小委員は各十名となつておるのでありまするけれども。審議の都合上、この際六名追加いたしたいと存じますが、追加いたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、六名追加いたすに決しました。  なお人選につきましては、先例によりましてこの際委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは私より指名いたしま す。  耐火建築助……

第10回国会 建設委員会 第12号(1951/03/14、24期、自由党)

○田中(角)委員 大蔵大臣が御出席でありますので、二点にわけて御質問をいたしたいと思います。第一点は、わが建設委員会において第七、第八、第九、第十国会と続けて研究して参りましたところの、耐火建築助成という意味から、耐火建築助成法案なるものを今用意しておるわけであります。これが助成につきましては、いろいろな意味で大蔵省当局の御協力を必要といたすのでありまして、これが正式提案をいたす前に、当局の意見を十分承知をいたしたいという意味において、過般一回、二回と委員会を開きまして、第一回には銀行局長の出席を求め、なおかつ先日の委員会においては佐竹主計官及び高橋資金課長の出席を求めて、当局の意見をただした……

第10回国会 建設委員会 第15号(1951/03/23、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になりました鹿峠村飯田より午ヶ首間の道路開設費国庫補助の請願及び県道長岡、桂谷線改良工事費国庫補助の請願に対し、簡単に紹介御説明申し上げます。  まず鹿峠村飯田より牛ヶ首間の道路開設費国庫補助の請願に対して申し上げます。請願老け新潟県南蒲原郡鹿峠村長蒲澤藤太郎君外一名であります。本請願の要旨は、新潟県南蒲原郡の東北端に位する鹿峠村は、村の中央を縦貫する五輪峠など一連の小山脈によつて前谷部落と外谷部落とに両断されているため、文化の文流、産業の開発に大なる影響を及ぼし、経済上の損失も大きい。幸い昭和二十五年度中、失業救済事業として国費で五輪峠の山腹に隧道の開設を実施さ……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 村瀬君に申し上げますが、増田建設大臣のほかに、大蔵省より佐竹主計官、経済安定本部より今泉建設交通局次長「建設省より伊藤河川局次長、賀屋防災課長、前田説明員の諸君が来ておられますので、事務的なことはこの諸君から御答弁願うことにいたします。
【次の発言】 池田峯雄君。
【次の発言】 瀬戸山三男君。
【次の発言】 本日通告せられた質問者の質問は一応終了いたしました。その他の委員諸君には御質問ありませんか。
【次の発言】 その他御質疑はありませんか。――次会は明二十九日午前十時より開会いたすこととし、本日はこれにて散会いたします。     午後四時十四分散会

第10回国会 建設委員会 第18号(1951/03/31、24期、自由党)

○田中(角)委員 私は自由党を代表して本案に賛成の意を表するものであります。  本河川法の一部を改正する法律案に盛られた法律の改正部分につきましては、つとにその改正が要望せられておるものであり、河川改修について一貫性を持たせることは、河川改修の一大進捗が要求せられておる今日、時宜を得たものでありまして、治山、治水対策として一大進歩を来すものとし、提案者の賢明な処置に深く敬意を払うものであります。以上の理由によりまして、自由党は賛成をいたすものであります。
【次の発言】 ただいま議題となつております軽井沢国際親善文化観光都市建設法案につきましては、私個人といたしましてはいろいろ意見もあるのであり……

第10回国会 建設委員会 第20号(1951/05/15、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題となりました公営住宅法案につきまして、提案の理由、及び要旨について御説明申し上げたいと思います。  御承知のごとく、政府は戦後毎年地方公共団体に建設費の半額に当る補助金を交付して、低家賃の庶民向賃貸住宅を建設させているのでありますが、それは、ただ年々公共事業費予算のうちに、国庫補助金を計上するという予算措置だけに依存するものでありまして、恒久的な国の政策として確立されたものではないのであります。外国の例を見ますると、イギリスでは今から百年前、すなわち一八五一年に早くもシヤフツベリー法と称する労働者住宅法が制定されて、地方団体が低家賃の賃貸住宅を労働者に供給する道を……

第10回国会 建設委員会 第21号(1951/05/17、24期、自由党)

○田中(角)委員 この法案をつくります当時から質問者の村瀬君ともいろいろ御討議をいたしたのでございまして、十分御承知だと思うのでありますが、実際ここに提案されました官庁営繕法案をつくるまでには、一案、二案、三案とあつたのであります。私たちの考えておりましたのは、これよりももつともつと強い官庁営繕統一法とでも申すものでありますが、これは官庁営繕の現状にかんがみまして、実に不規則な管理が行われておるために官庁営繕を完全に行うことができない。できることならば現在国費の支弁に基くところの官庁営繕に対しては統一的なものを多少つくりたいということと、大衆の官庁であるという面から統一的な企画のもとにこれを行……

第10回国会 建設委員会 第22号(1951/05/19、24期、自由党)

○田中(角)委員 池田君にお答えいたします。本法律案を提出いたしましたおもなる目的の一つとして、国費の濫費を防ぐというのが目的であることは申すまでもありません。その意味におきまして、四条、五条、六条に規定しておることを行うことによりまして、逆に国費が節減できると思つておるのであります。なぜならば、合同庁舎といたしますために、大体の想定といたしましては、二分の一程度に減るつもりでおりますので、敷地の買収費その他を見ましても、当然これが経費節減になるという見込みであります。
【次の発言】 お答えいたします。一面から考えると池田君の理論が成り立つと思いますが、現実的な営繕の費用は、現在の予算の編成の……

第10回国会 建設委員会 第24号(1951/05/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 今村君の質問に関連して、会計検査院から第四局長が来ておられますから、ちよつとだけ会計検査院の行き方ということにつきまして私の意見を申し上げますから、お聞きいただきたいと思います。今村君がいろいろ事情を述べられましたが、私たちも、公共事業として尨大なる国費の支弁に基く諸工事の遂行ということに対しては、多大な関心を持つておるわけであります。これらの遂行上にいろいろなトラブルが起きておるということも事実でありますし、これが改善に対して建設委員会でも長いことを研究もし、これが結論をつけたいということを考えておつたわけでございます。ところが大体こういう面の是正ということを考えた場合には……

第10回国会 建設委員会 第28号(1951/05/30、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 ちよつと村瀬君、その条項が済みましたら、先刻委員長に対して出席を要求してありました土地調整委員会事務局長の豊島陞君が出席しておりますから、御質問を願います。
【次の発言】 この際お諮りいたします。議員坂本泰良君より委員外の発言の申し出があります。これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて発言を許可いたします。坂本泰良君。
【次の発言】 明三十一日午後一時より委員会を開き、本案についての審議を続行することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後四時十一分散会


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 建設委員会 第1号(1951/09/17、24期、自由党)

○田中(角)委員 本日の議題にかかりまする災害復旧費関係の事項に対し、所管大臣及び経済安定本部の方々に二、三質疑を行いたいと思います。  昭和二十六年二月二十二日の本建設委員会におきまして、災害復旧に関する法律の審議をいたしたのでありますが、当委員会におきましては、前田、西村、瀬戸山委員等の質疑に対しまして、増田前建設大臣、周東経済安定本部長官から、種々答弁を願つているのでありますが、その中から拾つてみますと、災害費国庫負担率三分の二から四分の三に変更することによつて起るところの事業量の減少部分に対しては、当然補正予算で補うということを言明せられているわけであります。特に増田建設大臣は、当時前……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 決算委員会 第1号(1951/10/17、24期、自由党)

○田中(角)委員 ちよつとその前に、私は意見を申し上げたいと思います。ただいま三宅君からいろいろ言われたのでありますが、特に一般政府機関というよりも、各種公団等の事件を見ますと、ほとんどが出納官の專断によつて事件が起きておるようであります。これは特に会計検査院に注意いたしたいのですが、ただ会計検査院が、会計検査院の義務を果すという意味において批難をする、こういう考え方でなく、いわゆるこういう轍を再びふまないためには、適切な処置を慫慂していただきたい。そういう意味から、三宅君が言われたように、出納官吏のあり方そのものについて論議が出るということは、会計検査院自体の、まつたく怠慢とは申し上げません……

第12回国会 決算委員会 第2号(1951/10/19、24期、自由党)

○田中(角)委員 委員長から発言の要求がありましたので、私の前回の本委員会における発言を要約いたしまして、検査院側の意見をただしたいと思うのであります。  会計検査院は、憲法上規定するところの唯一無二の会計、経理に対する検査機関であることは申すまでもないのであります。特に現在、講和会議後は自立しなければならない、そうして国民負担を軽減するために、できるだけ国家予算を縮減しなければならないというような場合、再建のために使われる国家の予算が適正に執行せられておるかいなかという問題は、国民の非常に大きな関心事であります。それにつきましては、ただ会計検査院のやり方いかんを見ておるのでありますが、私たち……

第12回国会 決算委員会 第3号(1951/10/24、24期、自由党)

○田中(角)委員 簡單に私の意見だけを申し上げておきます。国有財産の拂下げ問題に対しましては、当委員会として、前の吉田管財局長当時から、相当警告を発しておつたわけであります。しかも、この三三二に対しては、適切なる処置が講ぜられておるようでありますが、実際表面に出る事件に対して、適切な処置がとられておるということではなく、私の申し上げたいのは、一般的物納財産を含む国有財産の拂下げという問題に対する実際的な処置に対して、意見を申し述べたいと思うのであります。それはただいまの物納財産の問題に対しては、法規の関係上、実際は国が直接やらなければならないという建前で、実際の金銭授受も国が行うということであ……

第12回国会 決算委員会 第4号(1951/10/29、24期、自由党)

○田中(角)委員 総括的に四、五点お尋ね申し上げたいと思います。第一番目は、解除物件の売渡しにつきまして、いろいろな問題が惹起しております。特に特別調達庁に対する悪評は、どうも解除物件から来ておるというようにとられておりますので、私はこの間の事情を解明しておきたいと考えるわけであります。そうして当委員会の使命といたしましては、申し上げるまでもなくこういう批難をこれからされたくないという気持を持つておるわけでありますので、二、三ただしておきたいと思います。  解除物件の売渡しにつきましては、倉庫のスペース等がない、次に必要なる物件を入れなければならないというようなために、非常に早く売渡しを命ぜら……

第12回国会 決算委員会 第7号(1951/11/07、24期、自由党)

○田中(角)委員 会計検査員に伺いたいのですが、四九七、四九八の両案の内容を簡單に御説明願います。
【次の発言】 会計検査院に伺いますが、四九七の阿閉某、四九八の谷野某外一名の、会計事務に対する経験年数及び事件を起した当時の年齢を伺いたい。
【次の発言】 うしろの方で政府の係員が二十五、六歳だというようなお話でありますが、私もそれをお聞きしたかつたのであります。各省で二十三年度、二十四年度、特に終戰後の批難せらるべき事項、特に職員の不正によるものは、ほとんどが二十歳代のものであります。これは各省とも私は一言ずつ言つておるのでありますが、いわゆる戰争に負けてから、金に対する観念が非常に薄くなつた……

第12回国会 決算委員会 第8号(1951/11/09、24期、自由党)

○田中(角)委員 五一九に対して、責任者の処分はどういうふうにやられておるか。説明書に書いてありませんが、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 五一七まではあるけれども、一九がない。
【次の発言】 わかりました。  先ほどから委員長が十何件一括して質疑を許しておつても、毎日々々、各省とも同じようなことがあるので、もう質問してもしようがないと思つておつたのでありますが、特に五一九を取上げられましたので、つつ込んで御質問すれば、幾らでも質問があるわけであります。ただ私たちの質問は、決算委員会として、ただすべきところはただし、将来かかる批難が行われないようにいたしたい、こういうふうに考えるので……

第12回国会 決算委員会 第10号(1951/11/16、24期、自由党)

○田中(角)委員 一、二点会計検査院に伺いたいと思います。架空名義で工事費を不当に支出した、すなわち幽霊人夫賃支払い事件でありますが、この問題はただ建設省だけではなく、農林省等現業官庁には、相当批難事項が列記せられておるようであります。これが根絶をいたすためには、もちろん言うまでもなく正すべきは正し、これが直接の責任者の処罰は免れないのでありますが、これをも全然なくしてしまうということを考えるのには、どうしても根本的な直営工事の形態、制度という問題から研究して行かなければならない問題であろうと思います。その意味におきましても、この問題に対しては、建設省側の意見――特に衆参両院の建設委員会でも研……

第12回国会 建設委員会 第1号(1951/10/18、24期、自由党)

○田中(角)委員 一点だけ伺つておきたいのですが、二十六年度の予備費八十億の使途についてでありますが、私たちはルース台風が起つたからというのではなく、七月、八月当時から経済安定本部等の今年度の災害予備費は八十億で足りるという感覚を持つことは、まずいのではないかという警告を発しておつたのでありますが、当時としては八十億で大体間に合うのだということが政府部内で強く考えられておつたようであります。それから一箇月、二箇月後の台風期の九月がうまく過ぎたので、政府はそのような状態であるかもしれないというようなことを考えておるときに、最も大きなルース台風が参つたわけであります。まだこれから十月末、十一月にも……

第12回国会 建設委員会 第4号(1951/11/12、24期、自由党)

○田中(角)委員 大臣がお見えになりませんので、その間事務的な問題でちよつと伺いたいと思います。  河川総合開発と電源開発との関連性についてまず伺います。河川総合開発をやつて参りますと、必然的に電源の開発が起きて来るわけであります。現在の経済情勢から考えましても、電源をまず第一番目に取上げなければならないといわれておるようなわけでありますが、経済安定本部としては、電源開発を考える場合、河川の総合開発と並行して調査、審議を行つておられるかどうか。それから河川の総合開発を行うことを原則として、必然的に起る電源開発を進める場合は、非常に合理的に行くと思うのでありますが、電源開発だけを主目的として行う……

第12回国会 建設委員会 第5号(1951/11/17、24期、自由党)

○田中(角)委員 経済安定本部長官がおいでになりますから、公共事業費、なかんずく災害予算に限定をして簡単に御質問を申し上げたいと思います。  災害復旧の緊急性ということは私が申し上げるまでもありません。ただ大ざつぱな数字で申し上げますと、過年度災害が千二百数十億、それに九月までの本年度災害が三百三十七億、ルース台風の災害が五百三十四億というのでありますから、総額二千億の重荷がわれわれの予算の上にかかつておるわけであります。これを戦前のように災害復旧は原則として三箇年で行う、しかも現在考えておる初年度は三、次年度は五、三年度は二ということになりますと、驚くなかれ一年度六百億、二年度千億、三年度四……

第12回国会 建設委員会 第7号(1951/11/28、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいまより道路に関する小委員会における調査の経過につきまして簡単に御報告申し上げます。  本委員会は去る十月三十一日設置せられ、十一月十四日に小委員会を、同月二十日に打合会を開催いたしまして、主といたしまして現行道路法の改正に関して調査をいたしたのであります。その間基礎資料の整備、建設省当局との意見の交換等慎重を期したのであります。本問題に関する小委員会の方針といたしましては、なお中間的報告の域を出ないうらみがありますが、一応次のごとき方針をとることといたしたのであります。  すなわち一、新憲法の趣旨にのつとり、国ど地方公共団体の事務の配分を合理化し、それぞれの責任を明確な……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 決算委員会 第3号(1952/02/06、24期、自由党)

○田中(角)委員 簡単にちよつと伺つておきますが、これはただ国有鉄道のこの批難事項だけを申し上げるのではなく、私たち過去ずつとこの委員会の委員としてやつておるのですが、この六五三も同種のものでありますし、それから特別会計の逓信関係で、よくこういうのがあるのであります。現業庁でもつて大体問題になるのは、こういう種のものであります。それでそういうものを総括的に伺いたいのでありますが、これはそこにおいでになる三木さんではなく、資材部長がおいでになれば一番いいのであつて、資材部長に、こういう事件を契機にして注意を喚起したいのです。実際こういうのはやはりおかしいのです。この前にもこういう問題があつたので……

第13回国会 決算委員会 第5号(1952/02/13、24期、自由党)

○田中(角)委員 六九六に対して、会計検査院に二、三質問を行います。六九六は、金額にしては小さい問題でありますが、私たちが常にこの問題を取上げておりますので、特に肥料配給公団というものでなく、一般的なこの種のものに対する会計検査院の見解をただしたい、こう考えております。これは予算を費目流用をしたという六九八と違つて、ある意味においては特別給付、すなわち詐欺行為を行つた、こういうふうに見られるのでありますが、これに対して会計検査院はどういうふうに処置をせられたか。なおこの種の批難がたくさんあります。なおこういうふうなことを行つておるものが、現在まだ刑事事件として引続き係争中のものもあるのでありま……

第13回国会 決算委員会 第7号(1952/02/20、24期、自由党)

○田中(角)委員 二、三点伺いたいと思います。各省関係は大体済んだようでありまして、いよいよ各種公団の批難事項に入つて参たわけでありますが、私たちはこの公団というものに対しては、非常に深刻な考えを持つておるわけであります。私は、公団の設立に対して反対を唱えた一員でありまして、私などそのために、この種のものには、事件に関係しまして、刑事訴追を受けたこともあります。しかし、そういう意味で感情的に申し上げるのではありませんが、私たちの立場から言うと、日本の現状で計画的な経済を行うということに対して、ただ観念的なイデオロギー的な意味から反対をしたのではなく、当時の日本の実情にそぐわない組織に対しては、……

第13回国会 決算委員会 第8号(1952/02/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 ありません。
【次の発言】 七四四は、詐欺にかかつたわけでありますが、特別詐欺事件としては取扱わなかつたのですか。
【次の発言】 この塚越金属興業株式会社ばかりでなく、一切のかかる品物の入札に対しては、入札保証金を徴収しなかつたのですか。
【次の発言】 そうすると五分にしても、二百万円の五分で約十万円、一割にして二十万円、その程度の保証金をとられたのですか。
【次の発言】 繊維貿易公団の清算段階は、今どの程度に進んでおるのですか。
【次の発言】 清算結了の見込み期において、赤字が出るのですか、出ないのですか。もし出るならばその見込みを伺いたい。

第13回国会 建設委員会 第2号(1952/01/28、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいまの建設大臣の二十七年度予算概略説明に対して、二、三簡単に御質問を申し上げたい。まず第一に質問申し上げたいことは、数字の点においては二〇%以上二十六年度予算よりふえてはおりますが、実際上は、物価の値上りその他によつて、事業量が二十六年度よりもふえない、こういうふうに見えるのでありますが、これに対しては、限られた国家財政の中で、これ以上望むことは不可能であることも承知するのでありますが、国土の再建整備という重任をになつておられるだけに、事業内容の改善、実施上の方途等について、具体的に二十七年度に炭をあげるべく建設大臣の御抱負があられましたらお聞きしたい。  第二は、道路局……

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/01/30、24期、自由党)

○田中(角)委員 簡單に二、三点伺います。まず第一点は、建設省所管予算執行上の重要な案件について建設大臣の意見をただしておきたいと思います。なお私の発言は本委員会として三、四年前から坂上げた問題でありまして、また再燃のきざしがありますので、特に新建設大臣の意見をただしておきたいと思います。  それは地方公務員法施行に伴う地方公共団体の職階制の制定にあたりまして、中央官庁当局、特に地方自治庁におきまして、都道府県の土木部長、建築部長を一般行政職にしたいという内示を近く送達をする、しかも当委員会が過去二、三年来にわたつていろいろ考えかつ議論をして来たにもかかわらず、何らの連絡もなく一方的な内示を行……

第13回国会 建設委員会 第5号(1952/02/08、24期、自由党)

○田中(角)委員 上林山君から非常に適切な御質問が出ましたので、特別調達庁ではなく国務大臣としての野田国務大臣の御意見がありましたら伺いたい。これはいろいろな問題が出て来るであろうと思うのでありますが、私もこの問題を深く研究しておるわけであります。ただポツダム宣言受諾に伴い云々という法律は、日米安全保障條約及び平和條約締結に基いて、日米行政協定ができるまでの間の過渡的な現象として、今まで通り九十日間駐留する。もちろん駐留した場合はそのままずつと必要なる物資の調達等をなせるような法律を出すわけでありますが、ここに独立をする日本政府としては相当考えておかなければならない問題がある。問題は日米安全保……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日委員長が不在でありますので、私がかわつて暫時委員長の職務を行います。  本日の日程に入ります前に、小委員の補欠選任についてお諮りをいたします。すなわち篠田弘作君が去る十一日委員を辞任せられ、その補欠として小平久雄君が本委員となられたのであります。従いまして河川に関する小委員が一名欠員となつておりますので、この補欠選任を行いたいと思います。この補欠選任につきましては、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よつて河川に関する小委員に小平久雄君を指名いたします。  この際お諮りいたします。耐……

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、24期、自由党)

○田中(角)委員 関連して……。野田建設大臣は直接関係者でありますので意見を述べられないということは当然と思います。これは與党から応援をやるわけじやありませんから、村瀬君にはひとつ御承知いただきたいと思いますが、今行政機構の改革、特に建設行政の一元化ということに対しまして、閣内においてその担当の一員としておられる野田建設大臣に対しまして、所信を伺うというよりも、かえつて本委員会過去の事情を御説明して大臣の奮起を促し、応援を申し上げたい、こういう意味で私の意見を簡単に申し上げておきます。  行政機構の改革が、多年歴代内閣によつて叫ばれて参つたわけでありますが、これは結論酌には全部うまく行かなかつ……

第13回国会 建設委員会 第8号(1952/02/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題になました別山川に改修工事施行の請願の請願要旨を御紹介申し上げます。請願者は新潟県刈羽郡刈羽村長安藤純正君外四名であります。本請願の要旨は、別山川は新潟県刈羽郡の鯖石川と西中通村字山本部落で合流し、この流域は西中通、中通、刈羽、二田、内郷村の五箇町村に関係を有し、年々鯖石川が逆流するため、多数の屈曲及びせきの工事の不備により、県道新潟富山線並びに柏崎新潟を結ぶ越後線及びその他の諸所に浸水し、その被害は多大で、約一千五百町歩に及び、関係町村民は困却している。ついては別山川を上流まで改修し、災害を防止されたいというのであります。何とぞ御審議の上採択せられんことを希望す……

第13回国会 建設委員会 第9号(1952/03/07、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日は委員長が不在でありますので、私がかわつて暫時委員長の職務を行います。  本日の日程に入ります前に理事の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち前田榮之助君は去る三月一日委員を辞任せられ、三月三田再び本委員となられたのでありますが、同君は理事でありましたので、これが補欠選任を行わねばなりません。理事の補欠選任につきましては、前例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは理事に前田榮之助君を指名いたします。  次に小委員及び小委員長の補欠選任についてお諮りいたします。すなわ……

第13回国会 建設委員会 第10号(1952/03/11、24期、自由党)

○田中(角)委員 十勝沖の地震災害に対して、現地を視察して参られた報告を今お聞きしたのでありますが、これが応急及び恒久的復旧費の予算的措置及び方法に対してのお考えがあつたらお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これが恒久及び応急の復旧費に対しては、政府は万遺憾なき手をとられると思うのでありますが、十分なる処置をこの際とられることをお願いしたいと考えるわけであります。  もう一つは、ただいま審議中の二十七年度予算のうちの予備費の問題であります。この問題も前年通り八十億というようなものでありますが、この災害は非常に突発的なものであり、日本の災害時期からはずれておりますが、このような災害に対し……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/18、24期、自由党)

○田中(角)委員 私は自由党を代表し、本法案施行に際し、立ちのき等に対し、政府において適切なる処置をとらるることを希望し、政府原案に賛成いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。屋外広告物法の一部を改正する法律案につきましては、質疑を終了し、討論を省略し、採決に入られんことを望みます。

第13回国会 建設委員会 第18号(1952/04/02、24期、自由党)

○田中(角)委員 道路に関する小委員会の報告を簡單に申し上げます。  道路に関する小委員会は、昭和二十六年十二月十四日に設置され、爾来数回にわたり小委員会を開催いたし、現行道路法の改正案に関し慎重に調査いたしたのであります。同案の詳細に関しましては、正式提案の際に譲ることといたし、今回はその概要と一、二の問題点に関し、簡単に御報告いたしたいと存じます。  御承知のごとく、現行道路法は大正八年に制定されて以来、現在に至る約三十年間、ほとんど改正らしき改正を加えることなく、わが国道路管理の基本法として続いて来たのでありますが、近代的な法律形態として不適当な幾多の点が明らかになりましたので、その全面……

第13回国会 建設委員会 第21号(1952/04/17、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題となりました道路法案につきまして、提案の理由並びにその趣旨を簡單に御説明申し上げます。  現行道路法は大正八年に制定されたまま現在に至るまで約三十年間、ほとんど改正らしい改正を加えられずにわが国の道路管理の基本法として続いて来たのでありますが、近代的な法律形態として不適当な幾多の点が明らかになりましたので、今回その全面的改正の要に迫られた次第でありまして、そのおもな点は次の通りであります。  第一点といたしましては、わが国の現段階におきましては、国の幹線道路網中最も重要な部分を緊急に整備しなければならないので、現行法を改正し、これらの最重要道路を一級国道または二級……

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 お答えいたします。ただいま西村君の発言の通り、当然軌道法が同時に改正せらるべきであります。本法案は議員立法でありますので、軌道法の改正につきましては議員立法を促すか、もしくは政府をして改正案を提出せしむるつもりであります。
【次の発言】 お答えいたします。この法律案の新しい改正要点の一つとして、第三十一條に国有鉄道の鉄道または地方鉄道と道路との交叉の場合を規定してあるのでありますが、これからの交通様式を考えます場合、当然立体交叉でなければならないという基本的な理念に立ちまして、三十一條を規定したわけであります。もちろん施行法第十條第一項に規定してある通り、本案は現在までに平面……

第13回国会 建設委員会 第23号(1952/04/23、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が不在でありますので、暫時私が委員長の職務を行います。  日程によりまして公共工事の前払金保証事業に関する法律案、内閣提出第一五〇号、及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法案、内閣提出第一六四号、右二件を一括議題といたし、前会に引続き質疑を続行いたします。質疑は通告順によつてこれを許します。村瀬宣親君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたして散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後零時二十七分散会

第13回国会 建設委員会 第25号(1952/04/26、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日は委員長不在でありますので、私がかわつて暫時委員長の職務を行います。  日程に従い日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法案、内閣提出第一六四号を議題といたします。  本案につきましては昨日質疑を終了いたしております。これより本案につき討論に入ります。討論は通告順によつてこれを許します。前田榮之助君。
【次の発言】 動議を提出いたします。本法律案は、当委員会において小委員会を設けて十分審議の上、結論を得て立法せられたものでありますから、以上をもつて質疑を終了し、討論を……

第13回国会 建設委員会 第26号(1952/04/30、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日は委員長が不在でありますので、私が委員長にかわつて暫時委員長の職務を行います。  日程追加の件に関してお諮りいたします。この際日本国との平和條約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律案、内閣提出第一七八号を議題とすることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。  日本国との平和條約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を……

第13回国会 建設委員会 第27号(1952/05/06、24期、自由党)

○田中(角)委員 お答えいたします。十四条と十五条の都道府県知事と都道府県に区別いたしましたのは、都道府県知事は知事に委託するのでありますから、都道府県議会の議決を経なくてもいいわけであります。都道府県は都道府県の議会の議決に基くものであります。
【次の発言】 お答えいたします。二十条に書いてありますのは、新設の軌道が交叉する場合でありますので、これはもちろん本法が基準になるわけでありますが、三十一条の場合は、建設、運輸両省共管であるところの軌道法によるべきものでありますので、二十条に書いてあるから三十一条に書かないでいいというような軽い気持でなく、かえつて三十一条は、このような重要なものに対……

第13回国会 建設委員会 第30号(1952/05/14、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開きます。  本日委員長が不在でありますので、暫時私がかわつて委員長の職務を行います。  日程に従い公共工事の前拂金保証事業に関する法律案、内閣提出第一五〇号を議題といたし、前会に引続き質疑を続行いたします。村瀬宣親君。
【次の発言】 次に住宅金融公庫法の一部を改正する法律案、内閣提出第一四九号を議題といたし、これより質疑に入ります。質疑は通告順によつてこれを許します。淺利三朗君。
【次の発言】 池田君、ひとつ質問の焦点を簡略に、明確にお願いいたします。
【次の発言】 呼びます。
【次の発言】 この際お諮りいたします。日程を追加いたしまして、建設行政に関す……

第13回国会 建設委員会 第31号(1952/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日は委員長不在のため、私がかわつて委員長の職務を行います。  本日の日程に入ります前に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち前田榮之助君が去る十三日委員を辞任され、十四日再び委員となられたのでありますが、同君は理事でありましたので、理事が一名欠員になつております。つきましては理事の補欠選任をいたさねばなりませんが、これは委員長において御指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは理事に前田榮之助君を御指名いたします。
【次の発言】 次に小委員の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち前田榮……

第13回国会 建設委員会 第32号(1952/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開きます。  本日委員長が不在でありますので、私が暫時かわつて委員長の職務を行います。  まず日程に従い、日本国との平和條約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。法律案につきましてはすでに質疑が終了いたしておりますので、討論に移りたいと存じます。西村英一君。
【次の発言】 村瀬宣親君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。ただいまより本案につき採決いたします。  本案を原案の通り可決するに賛成の方は、起立を願います。

第13回国会 建設委員会 第34号(1952/05/22、24期、自由党)

○田中(角)委員 関連して……。ちよつと政府委員に御注文申し上げておきたいと思うのであります。私たちこの建築基準法を通過せしめるときに当該委員会の委員として審議に当つたのでありますが、これはちようど今期終末でありまして、懸案の大法律を短かい時間に審議をしてとかくのことを参議院にいわれた関係上、一応御注意をしておきたいと思います。私もこれが立法に対しては関係をした一員でありますが、ただいま言われた二重行政になるというお話であります。これはできるならば大阪市と大阪府というようなものは直接の方がよろしい。ただ地方財政の過重負担になつてはいかぬという問題と、もう一つ、高度の技術を要するために、建築主事……

第13回国会 建設委員会 第36号(1952/05/28、24期、自由党)

○田中(角)委員 私は簡單に住宅金融公庫の総裁と住宅局長に、質問ではなく、希望を兼ねて申し上げておきたいと思います。本日は参考人の御意見を聽取する会でございますので、こういう発言はどうかと思いますが、私はこの次の機会に出席できないかと思つておりますので、私の意見を申し上げておきたいと考えます。  いろいろと御議論がありますが、私はこの法律案につきましては、公庫住宅の利用者の負担を軽減したいために補償制度を設けるという原則的理論には賛成であります。しかし、住宅金融公庫の現在の状況において、補償制度をつくつて、保險の加入を解消するということに対しては、全面的に賛成をするわけには行かない。そう申し上……

第13回国会 建設委員会 第39号(1952/06/03、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日委員長不在でありますので、私が暫時かわつて委員長の職務を行います。  この際お諮りいたします。日程に先だち、河川小委員長内海安吉君より発言を求められております。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさよう決しました。内海安吉君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。河川に関する小委員会委員長内海安吉君の御報告を了承することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて了承することに決しました。  なお内海君御提案の通り小委員会において成案を得ましたので、河川法に関する改正……

第13回国会 建設委員会 第40号(1952/06/05、24期、自由党)

○田中(角)委員 私は共産党を除く各派を代表し、本案に賛成の意見を述べるものであります。  本案は災害復旧促進の対策として多年懸案のものであり、本法成立後は、地方公共団体の財政面に対するプラスともなり、災害復旧の促進のための具体的処置として歩一歩を進めるものであり、以上の趣旨により、賛成の意を表するものであります。

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/06/23、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  本日は委員長不在のため私が暫時かわつて委員長の職務を行います。本日の請願及び陳情書日程全部を議題といたします。  まず請願及び陳情書審査小委員長よりその審査の経過並びに結果を御報告願います。内藤隆君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。請願及び陳情書につきまして、内藤小委員長の報告の通り決するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたします。  なお報告書の作成につきましては、委員長に御一任願います。  この際、残余の請願及び陳情書につき、発言があればこれを許します。

第13回国会 建設委員会 第45号(1952/06/27、24期、自由党)

○田中(角)委員 補正予算等の問題についてちよつと委員長に申し上げておきたいのでありますが、前の国会で通過した官庁営繕法の実施の状況について建設省から資料の提供をお願いしたいと思います。なかんずく総合庁舎の計画、工事の進行状況及び補正予算に対する考え等の詳細な報告を承り、本委員会において審議いたしたいと考えております。でき得れば本日でも建設大臣に御出席願つて質問を申し上げたいと思つておつたのでありますが、行政機構の改革、それから講和後の行政機関として縮小されるところ、また拡大をされるところがありまして、間借りをし、借家をしているような官庁が各所に散在をしておりますために、地方公共団体から陳情に……

第13回国会 建設委員会 第47号(1952/07/01、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長代理 これより建設委員会を開会いたします。  委員長不在のため、私が暫時かわつて委員長の職務を行います。  これより懇談に入るに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、懇談に入ります。     
【次の発言】 以上をもつて懇談をとじます。  本日はこれをもつて散会いたします。     午前十一時二十四分散会

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/02/13、24期、自由党)

○田中(角)委員 日米安全保障條約に基いて、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊すなわち駐屯軍のための調達、及び昭和二十七年度予算に計上せられました防衛関係費と治安関係費中、おもに調達に関する事項につきまして、若干の意見を申し述べるとともに、政府関係大臣の所信をここに明らかにせられたいと存ずるのであります。  終戰以来六箇年にわたる終戰処理費の経理は、昭和二十年九月二日調印の降伏文書に基きまして、同月三日指令第二号及び十月二日連合国最高司令部よりの覚書によりまして、調達物資、役務の要求等連合軍の日本政府に対する調達要求の基礎が明示されたのであります。その調達における状態も、占領軍と占領軍治下の国……



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各種会議発言一覧(衆議院24期)

第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 私は総合國土計画、災害対策の基本的問題の二、三につきまして所信を述べ、政府の所信をただしたい、こういうふうに思つております。  この問題は基本的な問題も相当入つておりますので、大藏大臣、経済安定本部長官並びに総理大臣の所信を伺いたいと思つておつたのでありますが、今日総理大臣が御出席にならない、しかもおかわりとしての官房長官もおそくなられるというような現状でありますので、総合企画廳の長官としての青木國務大臣にお願いいたしまして、このことはひとつ総理大臣にも直接お申込みを願いたい。こういうふうに考えております。  お隣の中華民國四千年の歴史を見ますと、治山治水問題の解決が政治の焦……

第5回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 建設省設置法案の一部を改正する法律案に対しまして、私見を申し述べるとともに、関係大臣の所見をただしたいのであります。  建設省設置法一部改正法律案は、今次政府の行政機構整備の線に沿いまして提案されたのでありまするが、建設省機構整備につきましては、第一國会当初より大いに研究、討論しておるところであります。敗戰によりまして、わが國は國土狹隘となりまして、加うるに戰時十年の國土保全対策の完全を欠いておりましたために、まつたく國土は荒廃の極に達しておるのであります。祖國再建の道は、荒廃せる國土の復興と、狹隘なる國土の高度利用以外に求めがたいことは、私が申し上げるまでもないところであり……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 文部委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○田中(角)委員 法律第百七十号、教育委員会法の一部を改正する案件中、ただいま村瀬委員の質問された第四十四條第一項並びに第四十九條のこの二字の改正に対して、意見を申し述べます。この問題について文部当局の意見を聞くことは、不見識もはなはだしいと思う。文部当局からは、どうせ文部当局者としての意見しか聞けないはずであります。こういう問題は、文部関係の教育委員会法改正の問題によつて起る問題ではなく、他にこういう問題がある。すなわち農林省で建設局を設けるということが、前の国会で踏みつぶしになつた事例があります。現在教育委員会法の一部を改正するということ、この法律が通つたならば、各省は全部このような法律を……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 経済安定委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/04/30、24期、自由党)

○田中(角)委員 国土総合開発法案につきまして、四、五点政府の所信をただすとともに、私の意見を申し述べたいと思います。  衆議院建設委員会におきましては、第六回国会の当初より、国土総合開発法案の制定に関する必要を認め、小委員会を設置し、これが実現に努力をして参つたのであります。なお第六国会と第七国会との間における期間を利用いたしまして、各界の権威者を招致し御意見をただし、その速記録も相当大部のものにわたつておりまして、これが内容の研究調査等につきましては、一年有半にわたつて相当の資料を收集しておるのであります。なお国土総合開発法案の制定に関しましては、委員会におきましてはこれが重要性を認めまし……

第7回国会 建設委員会大蔵委員会連合審査会 第2号(1950/04/17、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより第二回建設委員会、大蔵委員会連合審査会を開きます。本日は委員長不在のため、暫時私が委員長の職務を行います。熱海国際観光温泉文化都市建設法条、及び伊東国際観光温泉文化都市建設法案を一括議題といたします。提案者を代表して小松勇次君より逐條説明の申出があります。これを許します。
【次の発言】 前会に引続きまして提案者及び関係政府委員に対しましての質疑を続行いたします。本日御出席の政府委員は、大蔵省関係といたしまして、吉田管財局長が出席をせられております。なお建設省関係は後刻出席の予定であります。通告順によつて発言を許します。三宅則義君。

第7回国会 大蔵委員会決算委員会連合審査会 第1号(1950/04/25、24期、自由党)

○田中(角)委員 予算執行職員等の責任に関する法律案に対して当局の意見をただしたいと思います。  決算委員会におきましては本法律案に対してまだ十分審査を行つておりませんが、過日決算に関連する重要なる法律案であるというようなゆえをもちまして、大蔵当局の出席を求め、提案理由の説明を聽取いたしたのでありまするが、私は逐條の御質問を申し上げる前に本法律案に対する総括的なる御意見をまず承りたいと思うのであります。国費の支出に当つておりまする出納官弁償法ともいうべき本法律案が会期末になつて提案されたのでありまするが、この法律案を見まするときに非常に新しい性格を持つた、新しい感覚の上に立つた法律案であるとい……

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/30、24期、自由党)

○田中(角)委員 まず大蔵省の方方に昭和二十五年度における災害復旧事業費国庫負担の特例に関する法律案第一條第三項並びに第二條の後段すなわち「前條第三項」というところから「金額に相当する金額」という、その問題に対する定義を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいまの御答弁によりますと、第二條の後段すなわち前條第三項に規定する事業については、当該事業の事業費が、当該施設を原形に復旧するものとした場合に要する金額を超える場合においては、その超過金額の三分の二に相当する金額という、現行法通りに解釈しなければならないというふうに聞きとれるのであります。もちろん括弧内はそういうことを意味するであ……

第7回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/29、24期、自由党)

○田中(角)委員 増田官房長官に簡単に二点だけ伺いたいと思います。  北海道開発法を御提出になりましたいきさつとその目的は十分了承できるのでありますが、現在建設委員会といたしましても国土総合開発法という基準法的な問題に対して審議をいたしておるのであります。その意味におきましてまず第一点に承りたいのは、この北海道開発法がうわさに上りました当時、本多国務大臣の談話として壱岐、対馬等特殊な地域に対しても、特別法を制定して開発に当りたいというようなことが報道せられたのでありますが、こういう特殊な地域に対して特別立法をなさるというお考えがあるのかどうかまず伺います。

第7回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第2号(1950/04/18、24期、自由党)

○田中(角)委員 経済調査庁法の一部を改正する法律案第一条の二に対して当局の説明を求めます。この第一条の二「経済調査庁は、前条に規定する事務の外、特別調達庁及び法令による公団の業務の調査及び経理の監査を行うことができる。」と規定せられておりまするが、第一条の二における特別調達庁は、公法人として考えられておられるかどうかという点に対して、まず意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 第二に伺いたいことは、業務の調査及び経理の監査ということを規定されておりますが、これは実際に行う場合どういうことを意味しておられるか、承りたいと思います。
【次の発言】 第一問に申し上げましたように、特別調達庁は公法……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、自由党)

○田中(角)委員 本日経済調査庁法一部改正法律案につきまして、内閣・建設の連合審査会を開かれたのでありまして、本日は経済調査庁及び特別調達庁、会計検査院の方々もおいでになつておりますから、この法律案に対する私の考えを申し述べたいと思うのであります。  本法律案につきましては、私は原則的にまず反対の意見であります。その原因と理由を簡単に申し述べますと、本法律案が本国会に提案せられる前に、去る国会に経済調査庁法の一部を改正する法律案が提案せられましたときに、当時の建設委員会といたしましては、これが改正に対して反対の意見を表明しておつたわけであります。当時の建設委員長は淺利三朗君であり、当時の内閣委……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定委員会建設委員会連合審査会 第2号(1952/04/24、24期、自由党)【議会役職】

○田中(角)委員長代理 これより経済安定委員会、建設委員会連合委員会を開会いたします。  両委員長不在でありますので、私がかわつて暫時委員長の職務を行います。  国土総合開発法の一部を改正する法律案を議題とし質疑を行います。質疑は通告順によつてこれを許します。池田峯雄君。

第13回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1952/04/23、24期、自由党)

○田中(角)委員 ただいま議題となりました道路法案並びに道路法施行法案につきまして、提案の理由を簡單に御説明申し上げます。  現行道路法は大正八年に制定されたまま、現在に至るまで約三十年間、ほとんど改正らしい改正を加えられずにわが国の道路管理の基本法として続いて来たのでありますが、近代的な法律形態として不適当な幾多の点が明らかになりましたので、今回その全面的改正の要に追られた次第でありまして、そのおもな点は次の通りであります。  第一点として、わが国の現段階におきましては、国の幹線道路網中最も重要な部分を緊急に整備しなければならないので、現行法を改正し、これらの最重要道路を一級国道または二級国……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第6号(1952/04/03、24期、自由党)

○田中(角)委員 私は電源開発法の制定にあたりまして、この会社の運営とか、それから政府はこれに対してどういう開発方式をとるかという技術的な面について御質問申してみたいと思います。  今電力の開発が日本の現状において何よりも優先的に取上げられなければならないということは私が申し上げるまでもありません。その意味におきまして、かかる法律案が提出せられておりますが、日本の過去を顧みますときに、あまり目的を遂行することに汲々であるために、ほかのことを全然考えないで動くことが往々あります。軍需生産ということを考えた場合には軍需生産一辺倒になりまして、ほかのマイナスも何も考えない。やめた場合の転用も、将来の……




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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

田中角栄[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
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