受田新吉 衆議院議員
26期国会発言一覧

受田新吉[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期
受田新吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは受田新吉衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第32号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○受田新吉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程せられておりまする一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして反対の討論を試みようとするものであります。(拍手)  もともと教育基本法によつて設置されましたるところの学校の教職員は、民主日本の教育を担当するという重責をにない、かつ国民全体の奉仕者としての使命を全うすべき立場にある人々でありまして、その身分の尊重と、その待遇の適正は、文化国家の名において特に力を注がなければならないのであります。(拍手)しかるがゆえに、一般職の職員の給与に関する法律の第十条にも、特に教育職員の待遇のために特別俸給表を設定して、国会並……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第29号(1954/03/29、26期、日本社会党(右))

○受田新吉君 私は、ただいま緊急上程せられましたるフィリピンにおける元日本軍人の討伐命令等に関する緊急質問を試み、ここにおいでになります岡崎外務大臣、草葉厚生大臣、できれぱ総理をと要求したのでありますが、総理及び副総理は出席できざる旨の通告がありましたので、この際両国務大臣にあわせ御答弁をいただきたいと思うのでありす。  去る二十一日にマニラのAFP特約通信は、こういうことを日本国に伝えております。「フィリピン陸軍参謀長ヴアルガス少将は二十一日、ルソン島東ミンドロ州山地の住民を悩ましている残存元日本兵討伐の促進を命じた。フィリピンにはまだ約千名の元日本兵が残存し、うち約八十名がミンドロ州とルバ……

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

受田新吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1953/05/29、26期、日本社会党(右))

○受田委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、山下春江君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七名とし、委員長において御指名せられんことを望みます。 山下委員長 ただいま受田君より提出されました動議に御異議ありませんか。

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/06/17、26期、日本社会党(右))

○受田委員 マヌス鳥で長い間御苦労いただいてお帰りになつたお三人の方に、われわれ国民として尽すことの足りなかつたおわびと、御健康なからだでお帰りになつたことを心からお喜びしたいと思います。  ちようど祖国は一応独立の形になつたのでありますが、今お話のように、われわれの同胞数百名の方がなお皆さんのおられたマヌス島とモンテンルパで御苦労いただいておるということは、ほんとうに悲しい現実であります。そこで私たちとしても、無実の罪でこのような御苦労をいただくということは人道的にも許されないことであるし、できれば即時釈放、なおその段階として内地にお帰りいただいて服務される、そういうことを強く願つて参りまし……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/06/22、26期、日本社会党(右))

○受田委員 遺骨の引揚げのことについては、遺骨を尊重するという点においては、日本国としても十分意を用いなければならない。なくなられた霊に対して深い敬意をささげ、その霊が静かに帰られるということに協力を日本国政府として惜しんではならないと思います。その点について、遺骨の祖国引揚げに関して三団体間に協調がとれないでごたごたしておるということは、はなはだ遺憾なことなのでありますが、政府の方へ入つている情報として、この三団体間のごたごたはどういうところから来ているか、何らかの情報は入つていないのでありますか、この点をまずお伺いしたいのであります。

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/06/23、26期、日本社会党(右))

○受田委員 平野さんがお帰りをお急ぎでありますので、平野さんに関する分だけお尋ねしておきたいと思います。なお、他に平野さんに対して質疑のある方にも、平野さんの場合はごく一、二問だけということでもけつこうですから、質問を許していただきたいと思います。  平野さんは中国で御苦労いただいたのですが、今仰せられたお言葉の中で、そのコミユニケを出された当時、遺骨をお送りすること、それから在日華僑のお帰りになること等の申合せをなさつた、そういうことを日本側の代表から発言をされたと仰せられたのですが、この点、日本側の代表としてどなたが発言をされて、それがその会の決定とされたのか、あるいはそれがコミユニケに含……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1953/06/24、26期、日本社会党(右))

○受田委員 時間が迫つておりますので、ごく簡単に質疑をいたします。平野さんと阿部さんがいらつしやらないので、関連したお尋ねができないのですが、新たに葛西さんがおいでになりましたので、葛西さんに、ことにあちらのコミユニケの問題とその後における遺骨問題との関連を質問したいと思うのです。  きのう平野さんは、私の質問に対して、コミユニケにはうたつてないが、あちらの交渉の際に日本側の代表者よりこの遺骨及び華僑の送還については特に好意的に申し出た、そうしたら、向の方もそれを歓迎してくれた、その際の話合いには、今の二つの送還については、こちらの三団体、特に日赤とうたつておられる、それで、別に日赤だけという……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1953/07/14、26期、日本社会党(右))

○受田委員 関連して、一緒にお尋ねしたいのですが、辻さんのお尋ねの中にありましたように、このたびの帰還について、向うからこつちへ帰る際に、乗船が若干遅れたわけですが、その乗船が遅れた期間中の経費負担をどちらがしているのか。帰国者が負担しておるのか、その期間を待機しておる間はあちらで負担したのか。そういうところへ相当の経費を使つて、持帰り金までそれにつぎ込んだとしたならば、それはまた大きな責任が起つて来ると思うのですが、その点はどういう情勢であつたのでしようか。それを辻さんの質問につけ加えてお尋ねします。
【次の発言】 向うから帰られるのが遅れたために帰国君たちが持金を使い込んだとするならば、こ……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1953/07/28、26期、日本社会党(右))

○受田委員 恩給局の方がお急ぎのようですから、留守家族に対する関係の未帰還公務員の普通恩給のことについてお尋ねいたしたいと思います。  今度、恩給法によりまして、未帰還政府職員が普通恩給を支給されるように規定されたのでありますが、未帰還政府職員及び地方公務員は、その給与が、一般職の職員の給与に関する法律の附則第三項で、未帰還公務員の給与はなお従前の例によるとして、三七ベースのときにおいて押えられておりまして、期末手当その他一切の手当が支給されておりません。この未帰還公務員の給与が非常に低いところで今日押えられておる不合理は、われわれたびたびこれを指摘したのでありますが、政府はそれを改めようとも……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1953/08/04、26期、日本社会党(右))

○受田委員 犬養さんは、先ほど、近く年末くらいまでには戦犯釈放について何らかの朗報があることをわしは信じておるというお言葉があつたのでありますが、その根拠はどこにありますか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 日本のキリスト教団の戦犯釈放運動の委員長加藤亮一牧師のところへ、アメリカの政府に最もつながりの深い人より、きわめて近い将来戦犯釈放の喜びがあるであろうというようなお便りが最近届いておることもお聞きしておるのですが、少くともそうした人道的な立場に立つ諸団体、宗教的団体等は、全面的にこの戦犯釈放に対しての熱意を持つておることはわれわれもうかがい知ることができるのであります。私は、昨年アメ……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1953/08/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 例の華僑があちらに帰るのに、舞鶴を指定されるのはどういうわけですか。各華僑に関しての返還方法は、向うから帰つて来る人の帰国船を利用し合おうという考え方ですが、こういうようなものは今後別に取扱う用意はないか。あるいは、華僑送還について一定の期限を切つて、それに対する打切り方策というようなものを用意して、華僑の人々をちやんと態度をきめてあちらに帰るように、区切りをつけるようにしてやる用意はないか。その点、御答弁いただきたいと思います。

第16回国会 人事委員会 第3号(1953/06/18、26期、日本社会党(右))

○受田委員 この期末手当の支給額をどれだけ用意すべきかについて、国家公務員、地方公務員それぞれの立場における予算の額を政府で調査されたものを御発表願いたいと思います。
【次の発言】 この合せた百九十億の予算的措置に苦慮しておられるということでありますが、昨日参議院の委員会において官房副長官は、何らかこの具体的な用意をほのめかされた発言があつたそうでありますが、それは事実でありますか。
【次の発言】 この期末手当については、何らかの形で要望の線に沿うようにしたいとか、沿いたいとかいうような発言をなさいましたか。
【次の発言】 その御要望にこたえたいという、こたえ方でありますが、あなたのお考えにな……

第16回国会 人事委員会 第4号(1953/06/19、26期、日本社会党(右))

○受田委員 大蔵大臣は、何とかしたいとは思つたが、百九十億もかかつてはたいへんだというので、おやめになつたということですが、百九十億ということでなくて〇・一か〇・二であれば、四十億、五、六十億で済むわけですが、百九十億もかかつてはというお言葉の裏には、四十億や五十億や百億くらいなら、何とかなるという伏線があるように思う。百九十億もかかつてはというお言葉の背後にひそむそれよりも低いものであれば、何とかしようというお気持を申していただきたいのであります。
【次の発言】  私が申し上げているのは、百九十億かかつてはというので、百九十億に驚いてお取下げになつたのか、百九十億でなければ何とかしようと思つ……

第16回国会 人事委員会 第6号(1953/07/15、26期、日本社会党(右))

○受田委員 最初に、失業問題についてお尋ねしたいと思います。国の方針として、働いて、最低の生活を営もうとする人たちに対する政策と、働かないで、その生活を保護しようとする政策との調整は、きわめて重要なことだと思うのであります。失業者が、一箇月二十日ないし二十一日就労をして、あとを失業保険で保護を受けられるとして、一方生活保護法の適用を受けて、生活扶助をしてもらう人の場合と比較して、相当高年令に達して、扶養家族をある程度持つている者の場合の、双方の収入の比較検討を、労働省としておられないか。生活保護法の適用を受ける場合の方が、二十日間せつせと職を求めて働く人の場合よりも、有利な結果が現われて来る資……

第16回国会 人事委員会 第9号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○受田委員 前者の質問と合致する点と、これに附加する点がありますが、この勧告が予算の衆議院通過の翌日になされたということに対しての批判は私も同様であります。ことに昨年も第十三回国会でしたか、七月三十一日に長い国会を終えて、翌八月一日に勧告がなされたと記憶しておりますが、これも国会が終つた翌日に勧告がなされたという意味で、あたかも今回の衆議院予算通過の翌日勧告がなされたことと軌を一にするものがある。昨年の場合は、給与水準の根拠を、五月のときの情勢を基礎にしてお出しになつておられたものと私は認めるのでありますが、それが総選挙、新国会の召集というようなことで、遂に年末に差迫つて十一月より実施というこ……

第16回国会 人事委員会 第11号(1953/07/27、26期、日本社会党(右))

○受田委員 柴沼さんにお尋ね申し上げます。先生の学校は大学の課程はもちろんのこと、附属の高校、中校、小校と各系列の学校全部を網羅しているという点においては、全国の学校系統のモデルになるところであると思います。従つてそこの教職員を統括しておられるあなたの見られたところで、先ほど御意見をちよつぴり伺つたのでありますが、また学校の卒業生を附属の高校、中校、小校と配置する際における学長としての心組みもお伺いしたのでありますが、同時に先ほどお話の中にあつた聾唖教育のごとき特殊学校についても言及されておつたのでありますが、高等学校、中学校、小学校という学校の種別を別にしてこの学校運営、つまり教員の待遇問題……

第16回国会 人事委員会 第13号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○受田委員 この法案の新しい第六条第六項第二号の高等学校教育職員紋別俸給表でありますが、これに「高等学校その他これに準ずるもので、人事院の指定するものに勤務する校長、教諭」云云ですが、この規定の中にいわゆる盲学校、聾学校、養護学校等を含んでおりますかどうですか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 しからば盲学校、聾学校及び養護学校等特殊学校に勤務する職員は、高等部であると中等部であると小学部であると幼稚部であると問わず、これを高等学校の切りかえられる号俸に当てはめるように用意されておりますか。
【次の発言】 そうしますと、文部省の所管である国立大学の附属高等学校、中学、小学、幼稚部、という……

第16回国会 人事委員会 第17号(1953/10/14、26期、日本社会党(右))

○受田委員 この地域給の問題は、もうずいぶん長く小委員会中心に審議された問題でして、結論を得たということは、櫻井君の説明通りにこれを尊重するということは、この委員会としては大事な問題だと思うのです。もう一つ、もう補正予算を組む、最後案をつくろうとする段階で、われわれの委員会が強力に取上げなければならぬところの給与改訂の問題、期末手当の問題、こういうものを合して、この地域給と並行的な立場で、政府のこうした給与関係に関する予算の構想を聞く必要がある。この点ただ地域給にとどまらず、そうした広い意味の給与政策をあすは伺うことにして、そこでうちの委員会としても、ある程度にそうした方面に関する大きな線の要……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○受田委員 一言だけ……。目下本予算の最終審議段階に入つているのですが、この重大事態に対して、政府としては、この際まだ衆議院で最終段階の審議の期間でありますので、大急ぎでその予算の追加修正をする用意はないか。これが来国会になると、民心の不安を一層高めることになるのですが、建設大臣として大蔵省と折衝を大急ぎでやる、また建設省として強力に主張して、この重大な災害に対して早急に打つ手を用意しておられるかどうか、これはたいへん大事な腹構えでありますが、大臣の御答弁を願いたいのであります。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/15、26期、日本社会党(右))

○受田委員 筑後川の上流に九州電力がつくつておる夜明ダムのとびらをとざしておつたために水が溢れて、筑後川の両岸を洗い、――福岡県の浮羽郡一帯の農民は、そのために農地を流失せしめられたというので、このダムの問題については強力に抗議を申入れしてあるのを、大臣は御承知だろうと思います。こうした農民にとつての重大な危害を加えた行為をなしたものに対する責任の所在は、どういうふうに今回の災害を通じて政府としてはお考えになつておられるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 調査の上、しかるべき回答を求めることを要求をいたしておきます。  次は、このたびの強力なる雨の結果、土地の流失などで根底からくつがえ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○受田委員 緒方さんに先にお尋ねして、あとから大蔵大臣にお伺いします。今まで質問されたことに少々関係することでありますが、この災害対策の総合的国家機関を設けるということに対しては、私も強力にこれを主張したいのであります。何となれば気象の速報というような問題が非常に等閑に付されておつて、災害地の山奥の村などは、ここへいつ大量の雨が降るというようなことの連絡がとれない。その村が孤立して非常な災害を受けているのが中央へ報告できないというような事態が、九州の山奥には各地に起つておりました。その際携帯無電機のようならば、ここに何名孤立している、この村はこういうふうな状況だという連絡がとれるのであるがとい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○受田委員 大野さんがおいでの機会にちよつと質問申し上げたい。大野国務大臣は、現地派遣の最高指揮官として、実情に即するために、中央の十億のつなぎ融資のほかに、さらに二十億の必要を認めて、さしあたり十億をあなたの権限で出され、帰られて後閣議でがんばつてさらに千億を出していただいたわけですね。その御努力は大いに感謝するのでありますが、この三十億の算定基礎は何に置かれたか。昨日建設省の官房長にお聞きしたところ、こうした公共施設の災害については、当面どうしてもいるつなぎ融資は最低一割である、こういうお答えがあり、また河川局長は、二割から三割はないと、次の大水が出たらすぐくずれるおそれがあるから、どうし……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、日本社会党(右))

○受田委員 大臣の御答弁になつたことと重ならないようにして、次の問題を一問だけお尋ねいたします。今回出された援護法関係の提出書類の府県から出されたものが、今次長の答弁では二万却下されたということであります。その二万却下された中には、遺族に該当しない、あるいは内地において死亡したというものが入つておるのですが、こういう人々の救済のために、再び何らかの書類を整え直して、そこで新しい事情が発見できたものが再提出された場合、これを再審査して裁定する用意があるかどうか。一ぺん却下したものについては、ほうりつ放しで、救う道がないかどうか。これはきわめて重大な問題でありまするので、この点をお尋ねしたい。何ら……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/11/04、26期、日本社会党(右))

○受田委員 ただいまの調査機関の予算はどの程度で出発されるのであるか。もう間もなく委員の任命はあろうという御用意がある以上は、予算措置について十分御検討が加えられておると思います。この点について構想を伺つておきます。
【次の発言】 もう一つ、この在外資産について、今の村瀬さんの御質疑の中に残されている問題で、外国における生命保険あるいは、これは御担当が違いますが、郵政省所管の郵便貯金、簡易生命保険というような問題は、一括して在外資産の処理をするような連絡調整機関がいるのではないか。各省の代表者をそれぞれ呼ばなければわからないということではなく、在外資産の総括処理者というものがこの際必要ではない……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/11/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 今度ソ連その他から戦犯と確認された人が帰つて来られるわけですが、その際に、国内の戦犯として服務された方々が恩給法上あるいは援護法上の恩典を受けているのと同じようなものが、新たに戦犯と確認された人たが釈放されて帰られた場合には適用されるようになりますか、どうですか。それは一般の復員者として取扱うか、戦犯として確認をされたけれども国内のとは違うという取扱いをされるか。これは恩給法の場合は恩給局長さん、援護法の場合は田邊さんにお答えいただきたいのであります。それから、今までしばしば申し上げたのですが、今度の恩給法で改正の要点の一つであつた未復員の公務員の場合における普通恩給の算定基礎額、……

第17回国会 人事委員会 第1号(1953/11/04、26期、日本社会党(右))

○受田委員 今の待命制度について関連してお尋ねしたいと思います。この制度をおつくりになつたことが人事院規則の立場からは、その時の政府の政策の都合によつて動かされるような弊害はないかということを私は心配しておる。国家公務員法に人事院の規則をつくる場合に対して法律の執行に関し必要な事項についてそれを制定することができると書いてあるのですが、そのときどきの政府の御都合によつて人事院規則が自由に制定され、改廃されるというようなことになると人事院の権威を失墜すると思うのです。これも世上伝うるところによりますれば、吉田さんの思いつきによつてこれの調査研究を命じたということを言われておりますが、そういう時の……

第17回国会 人事委員会 第3号(1953/11/17、26期、日本社会党(右))

○受田委員 滝本局長さんは給与準則の勧告がされていることに対して、この勧告を法律として実施する場合に、予算の裏づけがどうされるかを御検討。されておられると思います。従つて、人事院の勧告が実施されるときに、予算の措置を考慮しないで、公務員の生活を保障することができないことは、よく御承知であろうと思うのでありますが、事実上政府はこの勧告を実施するところの用意がない。給与準則に対してもまたベース・アツプに対しても用意がない。こうなりますと、この勧告が有名無実になるのでありますが、政府とその点について予算折衝をある程度されてから後の勧告であつたか、全然人事院の独自の見解に基いてやられたことであるか、そ……

第17回国会 人事委員会 第4号(1953/11/18、26期、日本社会党(右))

○受田委員 福永さんは非常に誠実を買われておる長官だそうですから、私もその意味でお伺いいたします。  政府部内において人事院の廃止を唱えようとする空気があるやに伺つております。これはいろいろな形で伺つておりますが、人事院の廃止、すなわち国家公務員法の改正をやるという意図がひそんでおるかどうか、これをひとつ伺いたいのであります。この点については御答弁があつてから、さらに追究いたします。  第二といたしましては、先ほど長官は期末手当については、すでにある程度のものは出す用意がされておると言われましたが、ある程度のものというのは、はつきり数字にこれを言うていただきたい。幾ら出すということを、はつきり……

第17回国会 人事委員会 第5号(1953/11/28、26期、日本社会党(右))

○受田委員 官房副長官がおいでになつておられますので、政府の給与改訂及び年末手当の増額に関する構想をお伺いいたしたいと思います。  今回の第二次補正予算案において、給与改訂の法律案を用意せられることになつておるようでありますが、これに対して政府としては最後的な案に到達しておるのか、あるいはまだ構想のみにとどまつておるのかをお伺いし、もし構想のみにとどまつておるのであるならば、どの程度の給与改訂及び年末手当増額の構想をお持ちであるかをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まだ最後案に到達していない趣でありますが、第十八臨時国会も目前に迫つておるので、おそらく最後案は今明日ぐらいに整理される段階……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、日本社会党(右))

○受田委員 皆さん方から今朝来たいへん御熱心に状況報告をしていただいて、私たちまことに得るところが多かつたのであります。わけて、皆様方は、私たちが過去八年にわたつてそのお帰りを一日千秋の思いでお待ち申し上げた方々であつて、よく苦難に耐えてお帰りくださいました。この特別委員会も満七年間国会の中に設置されまして、皆様のお帰りのためにあらゆる政治的な努力を続けて参つたのでありまするが、まのあたりに皆様をお迎えして、喜びこれに過ぐるものはありません。  今報告をお聞きしておりますると、あの朔北の曠野の中で、皆様方がお互いに美しい友情を発揮されまして、賃金の高い人はその余つた部分を弱い者にお与えになると……

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1953/12/09、26期、日本社会党(右))

○受田委員 社長さん以下、たいへん御苦労さまでございました。あなた方がおいでになつてからお帰りになるまでの間を、国民は命がけで御期待しておつたわけで、それだけに、今回お尽しいただいた御功績に対しては感謝を深くしている次第であります。  本日はせつかくよい機会にお話を伺いまして、私たちの日ごろから抱いておりましたソ連抑留者の送還に関するいろいろな問題をすみやかに解決する糸口ができたように思います。昨日もこの席に五名のお帰りのお方をお迎えしまして各地区の情勢を一通りお聞きしたのでありますが、それらを一括しまして重要な問題点は、ソ連が最近において抑留者に非常に好意を持ち始めているということで、これば……

第18回国会 人事委員会 第2号(1953/12/02、26期、日本社会党(右))

○受田委員 田中副長官にお尋ねします。あなたは去る二十八日のこの委員会におきまして、当委員会が党派を越えて決議した例の地域給の本俸組入れの趣旨を、十分尊重するように努力するというお約束をなさつてお帰りになられ、また当時用意されておつた政府案に対しても、できればこれを御要望に沿つた線に改めたい、今明日のうちに最後案を決定する工作を努力したい、とこの席で約束してお帰りになりました。ところができ上つたこの政府原案なるものには、あの二十八日、臨時国会二日前のこの委員会で構想をお漏らしになつたことはちつとも出ておらない、同じものを出しておられるわけです。あなたの努力されたという形跡があるかないか、これを……

第18回国会 人事委員会 第3号(1953/12/03、26期、日本社会党(右))

○受田委員 自治庁としては、地方公務員の給与が、その実績において国家公務員よりも三百数十円ずつ高いという算定を今日なお持つておられるかどうか、それを教育職員と府県職員・市町村職員にわけてお答えをいただきたい。  次は給与実績というものを根拠にして、ただいまのお説のような、地方公務員が一〇・二%のベース・アツプという計算をされておるのかどうか。そして平衡交付金の交付基準には、その給与実績を算定基礎にしておられるのかどうか、ここをお尋ね申し上げたいのであります。
【次の発言】 今お説の中にありました義務教育職員以外の地方公務員に対する給与実績と、それから実際中央から交付せられる算定基礎になる給与と……

第18回国会 人事委員会 第4号(1953/12/04、26期、日本社会党(右))

○受田委員 この法律の改正案に関して、別表の第六に教育職員級別俸給表が掲げられてあるのでありますが、これについて文部省の政府委員にお尋ねを申し上げ、しかる後に関係事項について他の政府委員にお尋ねいたします。  この別表の第六は、結局先国会で教員給与の三本建法案が通過した結果、こうした形で現われておるものであります。ところがこれがいよいよ実施せられるということになりますと、われわれといたしましては厳重にこの法律の影響するところを検討しておかなければなりません。文部省としては、昨年の九月以来この給与三本建に賛意を表せられ、鋭意これが実現に努力を傾注せられたのでありますが、この点につきましては自由党……

第18回国会 人事委員会 第5号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○受田委員 一応御説明をお聞きしたのでありますが、この二億六千六百万円の所要経費のほかに残された九千四百万円というものは高等学校のベース・アツプの部分に充当するようにしておられるのでありますか。さよう心得てよろしゆうございますか。そうしますと、三億六千万というこの予算は、三本建の所要経費としては九千四百万円という余剰が出たということになるのでありますが、この余剰がはつきりしておるような予算措置というものは、法律の制定とあわせ考えるとき、はなはだ当を得ておらぬものであると認めるが、次長さんはいかがお考えになりますか。
【次の発言】 この予算上の九千四百万円というお金が、自治庁で自由に操作されると……

第18回国会 人事委員会 第6号(1953/12/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 私から両派社会党共同提案にかかわる一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨弁明をいたします。お手元に差上げてある案文をごらんいただいて御判断を願いたいと思います。一応案文を朗読いたします。    一般職の職員の給与に関する法    律の一部を改正する法律案に対    する修正案    一般職の職員の給与に関する法律   の一部を改正する法律案の一部を次   のように修正する。    第十二条第二項第五号の改正に関   する部分を削る。    第十九条の四の改正に関する部分   を次のように改める。    第十九条の四第二項中「割合」を   「割合に百……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1954/02/05、26期、日本社会党(右))

○受田委員 今の政務次官の御答弁の中の一万二千の数字は、民間人と軍人軍属との比率はどうなつておるのですか、その点を明瞭にしていただきたいと思います。
【次の発言】 その一万二千名の生存資料のある者のうち、書簡によつて生存が確認されている者の数字と、それから帰還者によつて生存が確認された数字との分類をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今第二次船の帰還が遅れておるので、われわれ国民のすべてがはなはだしく憂慮しておるのでありますが、この方々の帰還促進に政府も民間団体である日赤その他もずいぶん努力していることは認めます。ところが、さらにここで私たちが新しい角度からこの両者の宥和をはかつて打開の道……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1954/03/02、26期、日本社会党(右))

○受田委員 日本赤十字社が中国紅十字との間においてこうした人道的問題の友好的処理を考えておられることに対しては、はなはだ時宜を得たものとして敬意を表します。ことに、赤十字社が昨年あちらへ御足労いただいて引揚げ促進に大いに役に立つていただいたということに対しては、国民は心から感謝しておるのです。それで、赤十字の立場から紅十字の李徳全さんを中心に社賓としてお迎えするということは、これは国民もすべて納得することだと思うのですが、問題は、日本赤十字が非常な努力を傾けてこれが実現をはかろうとして行く上に支障が起る心配はないか、すなわち李徳全さんがこちらへ進んでおいでいただくことに対して不安はないか、この……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1954/03/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 関連して。今利息の問題が出たので伺いますが、先ほど課長からお話になつた、今度出す法律に利息も考えてみたいということでありました。それは利率は幾らにして出すつもりであるか、この機会にお伺いいたします。
【次の発言】 今の利率の問題で、前の在外公館の借入金の返済に関する法律について、国家として、債務確定額を基準にして、そうして大体あれは六年くらいたつていましたかね。本邦の通貨表示価格一〇〇に対する三一〇くらいの割合でお返しになつたと私は思つている。これは法定の五分に基いておると思いますが、これがまだ不安定だというお言葉があつたのですが、五分になるかならぬかわからぬ、諸般の情勢を考慮して……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1954/03/16、26期、日本社会党(右))

○受田委員 ちよつと援護法と恩給法との関連について両政府当局に御答弁願いたいのであります。まず、恩給法では、公務扶助料をもらう順位が、父、母、妻という段階から始まつて、しかも親においては六十歳未満であつてももらえる、また二十歳未満の者ももらえるという規定が書いてあります。ところが、援護法では、六十歳以上にならなければ扶助料をもらうことができないようになつておるし、また十八歳未満の者しかもらえないのであるが、ここで年齢差ができたのは、双方の政府当局としてはどういう御協議の結果そういう年齢差ができたのでありますか。
【次の発言】 その年齢の差等をつけることは、今日においてはもう不当であると思います……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1954/03/25、26期、日本社会党(右))

○受田委員 きようおいでいただきました工藤さんを入れまして六名の方々より、それぞれの立場であちらの様子をよくお聞かせいただいたのですが、一括いたしましてお伺い申し上げたいことは、今度お帰りになられた皆さんは、昨年末にお帰りになられた方々に比べられて、先ほど来の御報告を聞いておりますと、長期の刑をお受けになられた方でなくして、短期刑の方、しかもラーゲルから直接にお帰りになつて来て、一応釈放された後民間人としての生活を体験された方々であるというようにお伺いしたのです。従つて、お尋ね申し上げたいことは、皆さん方の先ほど来のお話をお聞きしておりますと、一般的な国内情報の交換とか、御研究いただく機会に、……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1954/04/03、26期、日本社会党(右))

○受田委員 関連して。朝鮮銀行と台湾銀行に関して現地人の預金関係はどうなつており、これがどう処理されたか、この点ちよつとお尋ねしておきます。
【次の発言】 議事進行について。村瀬委員からきわめて熱心な専門的な御質問がなされ、政府委員より詳細に答弁されておるのでありますが、この三つの法案は、この特別委員会としては、在外資産の補償の出発点としてもきわめて重要であり、また大蔵委員会においても、この三つの法案については引揚特別委員会の知恵も十分借りなければならぬと思うので、できるならば大蔵委員会と当委員会の連合審査によつてその審議を徹底せしめることが妥当ではないかと思うのでありますが、いかがでしようか……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 関連して。今引揚げ学生の入学の問題について文部省側の御意見を表明されたわけでありますが、終戦当時学生の身分のままで応召もしくは入営した学生が、その後ソ連とか中共とかに連れて行かれて、最近もどつて来たという場合に、その学生の身分はまだ在学中のままに置かれてあると思うのです。で、最近のこれらの学生が帰つて来た後における大学復帰措置の実例、あるいは目下大学のとりつつある処置等についてお伺いしておきたいのであります。
【次の発言】 今後ソ連、中共等から帰つた場合もその規定でずつと続けて行くつもりですか。あるいは適当な機会にこれを打切るような形になつていますか。

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1954/07/14、26期、日本社会党(右))

○受田委員 私も派遣委員の一人として、山下委員長一行に加わりまして現地の視察をしたのでありますが、今長谷川君からまとめて御報告いただいたように、北海道は引揚者の住宅あるいは入植の問題等については全国で第一位の責任を持つたところでありますし、また道といたしましても非常に力を入れているということも確認できたし、加うるに政府としましても北海道開発庁を設けてこれが国策推進に協力していただいておるということも、われわれとしてはこれは十分確認したのです。ただ問題は、今指摘してもらつたごとく、早急に手を打たなければならないところの諸問題がひそんでおります。  私は、まず第一に、せつかく開発庁の政務次官がおい……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第14号(1954/09/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 疎開住宅の問題は、引揚者疎開住宅として厚生省が計画したものが二十七年に打切られたという関係があるので、全国的に、北海道のみでなくて、木造でけつこうですけれども、当然疎開住宅をつくるべきところがまだ残されている。これは北海道だけではないのです。ただ、北海道は特別の法律をつくりまして、簡易耐火住宅のブロック建築で出発をしたわけであるのですが、さしあたりここで問題にしたいと思うのは、その疎開をするまでに、今の家が雨漏りしたり風に吹かれたりする、これを補修する工事、もうこの冬も越せないというような当面の問題については、開発庁としてはどう考えておりますか。この点次長から御答弁願いたいと思いま……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第15号(1954/09/07、26期、日本社会党(右))

○受田委員 荒船新政務次官殿より御決意のほどを拝聴したわけなんでありまして、その御努力に大いなる御期待を申し上げるわけなんでありますが、昨日以来のわれわれの非常に大きな願いというのは、臼井さんも御指摘のごとく、さしあたり今寒さにこごえておる人々をあのそまつな旧軍事施設などを利用した住宅からせめて最低の独立家屋にお移し申し上げたいというわれわれの人道的熱情なんです。そこなんです。それは委員長からもあなたにとくとお話があつたと思います。きのう開発庁政務次官からも、何とか努力したいということがあつたのですが、厚生省、建設省及び大蔵省がよく相談をして問題の処理に当るという今の御決意ははなはだけつこうで……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第16号(1954/10/07、26期、日本社会党(右))

○受田委員 それでは、これから中共地区よりの引揚者受入れ援護状況調査のため舞鶴に参りました結果について御報告いたしたいと存じますが、後ほど参考人よりの御意見の御開陳もあることと存じますので、ごく簡単に御報告申し上げたいと存じます。  今度の中共よりの引揚げにあたりましては、折あしく台風第十五号に見舞われましたので、入港が予定より遅れ、新聞の報道するところによりますと、全員船酔いし、二十七日午後六時か十時ごろに到着の見込みとのことでありましたので、船の安否を気づかつておつたのでありますが、幸い何の事故もなく、二十七日正午に入港ということになりましたので、一同ほつと安堵の胸をなでおろした次第であり……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第17号(1954/10/30、26期、日本社会党(右))

○受田委員 今の福田さんの質問に関連するのですが、この間英国労働党の議員がやつて来たときに、羽田空港においてその取扱いがはなはだ冷淡であつて、税関その他の調査なども非常に厳重であつて、英国議員団も、中共やソ連に行つたときと違つた日本の冷淡さに、入国手続の上におけるはなはだ不親切なるやり方に、不満があつたようですが、これに対しては、日本政府としては、そうした外国のお客さんを迎える場合には、特に筋のわかつたお客さんを迎える場合には、もう少し紳士的な取扱いをしてあげるように、入国した人に悪い印象を与えないようなお取扱いをされてはいかがかと思うのでありますが、さしあたり今晩おいでになる李徳全さんの入国……

第19回国会 人事委員会 第3号(1954/03/10、26期、日本社会党(右))

○受田委員 加藤国務大臣は、先ほど人事院の所管内にある職員の給与に関することを担当するのだということを仰せられましたが、この一般職の職員だけの給与でありますか、あるいは特別職の職員の給与も別に含むことにしてあるかどうか、これをお伺いしたいのであります。
【次の発言】 しからば、この人事院の所管内にある職員の給与のみならず、特別職の職員の給与も御担当ということになると、はなはだ広範囲にわたつて責任をお持ちになつた国務大臣であるのであります。そこで当然国務大臣の給与にも関係をして来ると思うのでありまするが、先ほど永田委員から御指摘になりましたように、ここにあげられておりまする国務大臣、政務次官など……

第19回国会 人事委員会 第4号(1954/03/13、26期、日本社会党(右))

○受田委員 議事進行に関して。今日ははなはだ重要なる議案並びに地域給に関する説明を聞く委員会であるにかかわらず、担当国務大臣である加藤さんは御出席になつておりません。また人事院総裁もかつまた委員会の主宰者である委員長も欠席という状況で、この委員会が少数の委員のもとに進められておるということは、私ははなはだ遺憾であると思います。この点については先般この委員会で加藤国務大臣に対して、せつかく担当の国務大臣となつた以上は誠心誠意よく御勉強を願つて、そして政府部内において御努力願いたいと要望し、それに対して十分努力する。次会からは出席を確実にすると約束してくださつたのでありますが、御欠席であります。こ……

第19回国会 人事委員会 第6号(1954/03/20、26期、日本社会党(右))

○受田委員 政府提出二法案について種々検討が続けられ、審査が続行されて来ておるのですが、この法案に関して、特に教育公務員特例法の改正案なるものは国家公務員法に関連を持つて参りまするので、きわめて重要な関連の諸点について、政府委員に政府の意図するところをただしたいと思います。  まずこの二つの法案を出したこと、特に教育公務員特例法の改正案は、地方公務員たる教育職員の政治的活動の制限については、いわゆる国家公務員たる教育職員の規定を準用するということなつておる。それをわざわざ法文に書き立てて、国立学校の職員にならつて罰則を規定して、政治活動の制服をするということにされた政府の意図は、地方公務員では……

第19回国会 人事委員会 第8号(1954/03/23、26期、日本社会党(右))

○受田委員 議事進行に関しまして……。ちよつと事前に、この間、私から、赤城さんが委員長代理でやられたことに、おいて、地域給勧告に関する人事院総裁と左派社会党の幹部との会見のてんまつを、できるだけすみやかな機会に、報告していただくようになつておつたのですが、その方をひとつ先にやつてください。
【次の発言】 左派社会党に対する御調査の結果はいかがですか。
【次の発言】 この人事院総裁の談話として左派社会党のスポークスマンより発せられたるあの新聞記事は、全国に非常に期待的な影響を与えたわけなんです。すなわち人事院は、四月一日を基準に勧告をするであろうという期待です。この期待によつてわれわれのところへ……

第19回国会 人事委員会 第11号(1954/04/02、26期、日本社会党(右))

○受田委員 関連して。本格的にはまた次の機会にやりますが、今大臣の御答弁を承り、岡部さんの御答弁を承つておりますと、私はなはだ奇怪に感ずる点が発生したのです。それは今岡部さん御指摘のごとく、私も昭和二十二年九月に、この国家公務員法が衆議院に提出されたときに、その委員の一人として終始審査の衝に当つたのであります。古い話で、まる七年昔の話ですが、この法案が国会に出されたときには、ここにおられる浅井さんも、政府側を代表した委員として、また岡部さんも、今の佐藤法制局長官も、もつぱらこの法案が通過することに汲々として努力されておつた人です。ところがこの法律が通つて行くときの事情は、私はあちらさんとの交渉……

第19回国会 人事委員会 第13号(1954/04/12、26期、日本社会党(右))

○受田委員 行政管理庁管理部長に要求しておきました各種行政委員会の職務権限等に関する調査事項をお出しいただきたいと思います。そしてこれに基いて関連的な基本問題をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 各国の行政委員会の性格と、日本における行政委員会の性格とを大まかに指摘していただいたわけでありますが、この資料によりまして各種行政委員会なるものの独立性がどういうところにあるか、憲法上の地位は行政権の中に含まれておるのではあるが、内閣との関係はどうであるかという点について、今から一、二お伺い申し上げたいと思います。  まず浅井人事院総裁にお尋ね申し上げたいのでありますが、浅井さんは人事院が発足する……

第19回国会 人事委員会 第15号(1954/04/20、26期、日本社会党(右))

○受田委員 関連してちよつと総裁にお尋ねしておくのですが、公務員法の二十三条の「法令の制定改廃に関する意見の申出」でありますが、「この法律の目的達成上、法令の制定又は改廃に関し意見があるときは、」とあり召す。今回この法律を改正することになりましたけれども、人事院総裁として意見を提出されましたでしようか、
【次の発言】 この法律の執行に関して全権を人事院にまかせられたと同じことになつておるわけでありますが、その人事院が法律の改正を妥当であると認めないという立場であるにかかわらず、行革本部が独自の見解をもつてこの法案を出されたということに対しては、よほどの自信があつたことだろうと存じます。そこでこ……

第19回国会 人事委員会 第17号(1954/04/23、26期、日本社会党(右))

○受田委員 大臣は昨日以来法務大臣の重職におつきになられたわけでありますが、このお仕事は、大臣みずからが就任の弁で申されたごとく、鬼門のいすにみずから行くのだということで悲壮な決意で行つていらつしやるようです。こういう固い決意でこの大事な法相のポストにおつきになつたわけでありますが、この委員会で大臣が給与に関する国策をお述べいただく際にもしばしば手違い等が起りまして、この審議に支障を起すような結果がありますのですが、さらにこの重職におつきになつた関係上、この給与に関する国務に対して、加藤国務大臣は依然としてその方を御担当なさるのか、あるいは他の方へおかわりになるようになつておるのか、その点が第……

第19回国会 人事委員会 第19号(1954/05/07、26期、日本社会党(右))

○受田委員 大体加賀田、櫻井両君のお話で尽きておるのですが、私から追加して基本的な問題でお尋ねしておいて終りたいと思います。たとえば国の経営する企業に従事する職員の中に、国家公務員を存置しておる法理論的根拠を政府並びに人事院から御説明いただきたい。
【次の発言】 最近国家公務員、地方公務員というようなそれぞれの基本的な法体系の上に混同される傾向が多分に起つておる。たとえば今度の警察法案のごときを見ましても、地方の警察職員の中に国家公務員を少数置いてみたりして、その国家公務員が地方公務員を事実上任免するような形に持つて行つてあるような事態が起つておるのです。また政府は地方公務員の身分のあるものを……

第19回国会 人事委員会 第20号(1954/05/10、26期、日本社会党(右))

○受田委員 立法技術の上で加藤国務大臣にこの法案の考慮の余地はないかをただしてみたいと思います。ことに給与総額の問題に触れてみたいのですが、大体特別会計予算には予算総則があつて、それなんかに給与総額や、あるいは業績賞与の規定が掲げてあります。ところが公労法の三十五条及び例の十六条は今まで国会でしばしば問題にされて、政府が仲裁裁定の決定に対して、当事者双方をはつきり拘束しているときに、十六条の予算上、資金上の立場から支出が不可能であるというので、国会にその承認を求めて来るというようなことをしばしばやつて来たわけですが、ちようどその規定がこのままここへ出てあるのじやないかと思います。こうなると、私……

第19回国会 人事委員会 第31号(1954/10/08、26期、日本社会党(右))

○受田委員 せつかく明日専門員からの御説明があるようでありますれば、地域給ももちろん含めた給与関係の諸問題について、大蔵省の給与課長その他人事院の給与担当の人々を招いて、特に早急に懇談したいような事項もありまするので、給与課長その他の委員会出席についておとりはからいを願いたいと思います。

第19回国会 人事委員会 第32号(1954/10/09、26期、日本社会党(右))

○受田委員 第一点として、公務員の給与関係の重要問題をお尋ねしたいと思います。これはちようどここへ人事院と大蔵省の関係担当責任者がおいでになりますので、おわかりになる範囲内で、その責任の範囲内でお答え願いたいのでありますが、大体公務員の給与体系が、その勤務する官省別によつてわけられている傾向がある。たとえば一般職の職員の給与体系というようなもの、あるいは物別職の職員の給与、外交官あるいは今度の防衛庁の職員の給与、こうつけられておることについて、何らかこれに一貫した体系を打立てたいということを、前から申し上げてあるのであります。 政府当局の方においてもそれに対して、できるだけ近い機会にその整理統……

第19回国会 大蔵委員会 第36号(1954/04/07、26期、日本社会党(右))

○受田新吉君 われわれ引揚特別委員会の委員は、この際できれば大蔵委員会と合同審査によつて、この関係三法案の審査の徹底を期したいという要望をしており、申し出たところ、大蔵委員長においては、委員外発言を自由に認めるから、どんどん出て発言してもらいたい、時間はいくらでも与えるという御回答があつたわけでございます。従つてきよう時間がなければ次会でもゆつくり質問をしたいと思います。今非常にあせつておられるようでありますから、きようはその入口だけお尋ねして、次会に質問を留保することにします。  この閉鎖機関令の一部を改正する法律案の第十九条の二十八の問題が今問題になつておるのでありますが、私この際大蔵関係……

第19回国会 文部委員会 第8号(1954/02/24、26期、日本社会党(右))

○受田委員 文部大臣は今宗教に関する御見解を表明されたのでありますが、私はこの機会に伺いたい。文部省はかねて日本の宗教団体に対する財産上の保護、その他の法的効力をあらしめるための宗教法人法案を提出し、二十六年四月以来これが法律として実施されておるわけであります。その法律を運用する責任にある文部大臣といたしましては、国家の法律によりまして免税でのその他税法上のを受けておるこの宗教法人が、その認証にあたつてはその宗教団体の所在地の都道府県知事がこれを認証することになつておるけれども、その認証にあたつてはなはだしく不正が行われ、策謀が行われ、誤られた判断に基いて認証がされたという場合には、これを取消……

第19回国会 文部委員会 第9号(1954/02/26、26期、日本社会党(右))

○受田委員 文部大臣がおいでになりますので、この前質問を保留しておきました政教分離に関する問題についてさらにお尋ねを続けたいと思います。  この間文部大臣は、宗教の世界に政治を介入せしめることは絶対にあるまじきことである。宗教団体に対しては信教の自由の立場から絶対に違法的な政治的策謀を行うものではないという意味のお言葉がありました。ことに淫祠邪教に対しては絶対に承服できないものであるから、そういうものの横行を許すことのないような情勢に持つて行きたいということを述べられました。そこで現在宗教法人法によりますると、この前大臣も御発言なさつたように、宗教法人を認証するに当りまして、一通りの形式が整つ……

第19回国会 文部委員会 第15号(1954/03/11、26期、日本社会党(右))

○受田新吉君 ただいまの国庫負担で行くか、あるいは起債でやるかという問題は、これはきわめて重大な本案の中心課題だと思うのです。今きわめてあつさり大蔵省は御答弁になりましたが、この補助金で行く場合と起債でやる場合には、それを受入れる方の側としましてはきわめて差異があつて、そのいずれをとるかによつて市町村の受ける影響力ははなはだ大きいものがあるのです。従つてこの補助金か起債か、その不公平を是正する方途は、われわれとしては結局起債をやめて、一本の補助を中心にするという基本的なものに持つて行かないと、これを受け入れる側の、引受ける側の地方公共団体としてはきわめて困る段階になると思うのですが、文部当局と……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 大蔵省の御意向によつて北海道の疎開住宅の基本的な考え方を明らかにしていただいたのでありますが、私ついこの間北海道へまた参りまして、この疎開を必要とする住宅地帯の函館、旭川の市長などと直接会つたのですが、差迫つたこの冬をどう越すかという切実な問題もあるのでありますから、少くとも千八百戸という疎開をする住宅のうち、三箇年計画で来年度六百戸だけはどうしても確保しなければならぬ。よしそれが木造であろうと簡易耐火構造であろうと、いずれにせよ六百戸というこの戸数だけは確保しておかないと、北海道の現実はまさにあわれむべき状況にあるのであります。この点大蔵省としては六百戸確保という基本線をはつきり……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 人事委員会 第1号(1954/12/14、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、一言ごあいさつ申上げます。このたび不肖私が人事委員会の委員長の職を汚すことと相なりましたが、もともと不敏不徳でありまして、皆様の御懇切な御指導と御鞭撻がなければその任を全うし得ないと思います。どうぞ大過なくこの重任を果すことができまするように、格段の御支援をお願い申し上げます。(拍手)  理事の補欠選任についてお諮りいたします。当委員会の理事は現在三名欠員となつておりますが、この補欠選任につきましては、先例により委員長において御指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第21回国会 人事委員会 第2号(1954/12/15、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 これより開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題とし調査を進めます。ただいま給与担当の国務大臣三好英之君が出席されました。三好国務大臣に対する質疑を許します。樫井君。
【次の発言】 加賀田君。
【次の発言】 石山君。
【次の発言】 中村君。
【次の発言】 池田君。
【次の発言】 三好国務大臣に申し上げます。委員会の総意は十分お聞きの通りでありますし、すでに今日は年末手当支給の当日に当つておるという段階でございますので、法律改正の余裕がありません。従つて三好国務大臣におかれましては、法律及び予算上の国会の意思を決定することのできないこの段階において、できるだけの行政措置をお……

第21回国会 人事委員会 第3号(1954/12/17、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題とし調査を進めます。本日は三好国務大臣、安藤文部大臣及び西田自治庁長官がこの委員会に出席して意見を述べられることになつておりますが、目下閣議進行中で、終了次第ただちに出席するという連絡が来ております。浅井総裁が見えておりますので、浅井人事院総裁に対する質疑を許します。櫻井君。
【次の発言】 委員長からも申し上げますが、当委員会におきましては、公務員の期末手当等の実質的増額について政府の善処方を求める決議を行つたことは、すでに御承知の通りであります。本問題につきましては、当委員会のみならず、本院においては地方行政委員会、はたまた文部委……

第21回国会 人事委員会 第4号(1954/12/18、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題とし、調査を進めます。当委員会におきましては、年末手当に関する政府の態度決定を待つて、ただいままで開会に至らなかつたのでありますが、根本官房長官がお見えになつておりまするので、その後の経緯について御説明を願いたいと存じます。根本官房長官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。横路節雄君。
【次の発言】 なお根本官房長官は非常な御多忙の時間をさいて特に御出席に相なり、誠意のあるお答えがありまして、委員一同大いに感謝しているわけでありますが、最後段階における徹底的な御努力によつて、美しい実が結ばれるように最善の御……

第21回国会 人事委員会 第5号(1954/12/20、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題とし、調査を進めます。公務員に対する年末手当のプラス・アルフアの問題について三好国務大臣の発言を求めます。三好国務大臣。
【次の発言】 ただいまの三好国務大臣の発言に関し、質疑の通告がありまするから順次これを許します。櫻井君。
【次の発言】 辻原君。
【次の発言】 なおただいま大蔵省理財局地方資金課長牧野誠一君が出席しておられますので、関連的な説明は牧野君にお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま辻原君の御要望の点に関しましては、三好国務大臣が次官会議閉会直前に出席して意見をまとめ、この席に参るとのことであります。従つて午後……

第21回国会 人事委員会 第6号(1954/12/21、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題とし、調査を進めます。質疑の通告がありますからこれを許します。樫井奎夫君。
【次の発言】 本日はこの程度にて終ります。年末を控え、はたまた政務きわめて御多忙の中を、御熱心に公務員の年末手当等について御討議を続けられ、数百万公務員のために御健闘いただいたことを、委員長より深く感謝いたす次第であります。ことに委員長就任早々のこととて、ふなれのところを御協力をくださいましたことを、重ねて感謝いたします。  当委員会は本日をもつて本年の審議は終りたいと存じます。各位にはよい新年を迎えられ、来るべき昭和三十年には心機一転、政務に御活動くださる……

第21回国会 人事委員会 第7号(1955/01/19、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  調達庁職員の人員整理の問題に関し、調達庁次長山内隆一君が出席せられておりますので、その説明を聴取いたします。調達庁次長山内隆一君。
【次の発言】 調達庁当局の説明は終りました。ただいまの説明に質疑がありますれば、これを許します。
【次の発言】 加賀田君。
【次の発言】 池田君。
【次の発言】 ただいま三好給与担当国務大臣の出席を要求いたしておりまするが、しばらく待ってもらいたいという返答が来ております。  この間、内閣審議室統括参事官田上辰雄君が出席しておられます。公務員制度その他の問題に対して質疑がありまするならばこれを許したいと思います……

第21回国会 人事委員会 第8号(1955/01/21、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 開会いたします。  公務員の給与に関する件を議題とし調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。櫻井君。
【次の発言】 この際委員長から三好国務大臣にお尋ね申し上げたい点がございます。  それはただいまの櫻井君の御質問に関連することですが、国家公務員の期末手当、プラス・アルファの処理状況が各省ばらばらになっておる現実であります。ことに行政管理庁職員のごとき、プラス・アルファが一文もないというところもある。あるいは会計検査院のごときも、ほんに申しわけ的の数百円のものもある。また省によっては、超過勤務手当などの多い省などでは二千円を越えているところもある。こういうふ……

第21回国会 人事委員会 第9号(1955/01/23、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○受田委員長 これより人事委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案起草の件を議題といたします。  当委員会におきましては、旧年より勤務地手当の支給区分について、勤務地手当制度の根本的検討とともに、現行支給区分の不均衡是正についても検討を進めつつあったのでありますが、昨年十月、川島前委員長在任中に一応当委員会の意見として是正の最終的な案を作成し、去る五月に行われた人事院勧告による改訂文と合せて当委員会の最終是正案として発表いたしたのであります。この委員会の研究の成果を内容といたしました給与法の一部改正案がお手元に配付してありますように、ただいまその案が提案……

第21回国会 郵政委員会 第1号(1954/12/13、26期、日本社会党(右))

○受田委員 期末手当に関連してちよつとお尋ねしたのでありますが、郵政省の職員の中で臨時的な性格の仕事をしておられる人々、これは常勤的な臨時職員もまた非常勤の形の職員もあると思うのでありますが、そういう人々に対する期末手当は、一般職員と同等あるいはこれに準ずるというような、いずれの便法がとられておるのか、御方針を、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 準ずるということは同率ということになりますか。あるいは減額されることになるのでありますか、正確な比率を示していただきたいと思います。
【次の発言】 政府で考えておられる臨時職員の数は郵政省でどのくらいあるのか、概数をひとつ御報告願つておきたいと思……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/07/20、26期、日本社会党(右))

○受田委員 弔慰金の規定につきまして、この法律には配偶者とか子とか兄弟とかいう関係の面以外には支給しないことになつておりますが、一人の尊い人命をささげたという立場から、その祭祀をつかさどるおじとかおばとか、あるいは非常に身近にお世話して来た者とか、そういう人にも、五万円の弔慰金が無理であるならば幾らでも差上げて、なくなられた霊をまつつてあげる、この精神はきわめて重大であると思うのであります。ところが法律に規定したもの以外にはこれを支給しないことになりますので、おじ、おばのごとく、子のように世話をしておつた人も、その霊をまつる費用がないという現実が起つて来るのであります。昨年このことについて私厚……

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○受田委員 附則第二十七条の未帰還公務員についてお尋ねしたいのであります。この法案によると、未帰還の公務員は、昭和二十八年七月三十一日において、普通恩給についての最短恩給年限に達している場合は、その日から普通恩給を給することになつておりますが、この未帰還公務員の恩給金額の算定基礎はどこへ置くか。国家公務員は未帰還公務員給与規定によりまして、三七ベース以上に上つておりません。その低い線の俸給をどういうふうに是正するのか。これは非常に重大な問題で、不公平を来してはいけませんので、政府が意図しておられる恩給金額の算定基礎をお伺いしたいのであります。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 地方行政委員会人事委員会法務委員会連合審査会 第1号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○受田委員 人事委員会の委員といたしまして、この警察法案の審査にあたつては、国家公務員及び地方公務員に及びまする重大なる法案でありまするので、特にその身分関係については政府の真意を十分ただしておいて、その誤りなきを期したい、こう考えております。最初にこの法案をお出しになつた政府の御意図は、警察庁の職員と府県警察の職員と二つの立場に置いておられるのでありますが、警察庁の関係職員と都道府県警察関係の職員との身分において、国家公務員たる地方警務官と国家公務員でない、すなわち地方公務員である地方警察職員とをわけております。この点、国家公務員法の精神と地方公務員法の精神をつまびらかに政府が御研究なさつた……

第19回国会 内閣委員会人事委員会連合審査会 第1号(1954/03/24、26期、日本社会党(右))

○受田委員 定員法の改正案につきまして、総体的に数字の上でお尋ね申し上げたいのでありますが、全体を通じて約六万減員で、警察庁の職員の差額三万を除いたあとの三万が実際の減員という形になると解してよろしうございますか。
【次の発言】 そういたしますると、実際の首切りの不安はない、この点においては行政官庁の職員は安心してよろしいのだという前提のもとにこの改正案をお出しになつたと解してよろしゆうございますか。
【次の発言】 かなり円滑に行く見通しのもとにこの定員法の改正案をお出しになつたという政府の意図を伺つたわけであります。ところで実際の問題として、予算定員と実人員との間における差が政治的なかけ引に……



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データ更新日:2023/02/05

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