受田新吉 衆議院議員
33期国会発言一覧

受田新吉[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期
受田新吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは受田新吉衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院33期)

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第5号(1973/01/30、33期、民社党)

○受田新吉君 私は、民社党を代表して、田中総理の本院における施政方針演説に対し、重要な問題点を提示いたしまして、国民のための明確な答弁を要求するものでございます。(拍手)  総理は、この施政演説におきまして、あえて困難に挑戦し、結果については責任をとる、と断言されました。しかるに、昨年七月、総理が御就任以後、地価並びに株価の上昇、諸物価の高騰は異常度を加えて、マイホームを夢みる庶民には、まさに宅地を求めることはるけき遠山を望むがごときでございます。  こうした首相の提案した日本列島改造論の影響は、わが国の産業構造をどうすべきかという基本的な問題の検討なしに、国民的合意を得ることなしに、その基本……

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院33期)

受田新吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 決算委員会 第25号(1973/09/19、33期、民社党)

○受田委員 お二人の大臣、お急ぎのようですから、私、外務大臣と通産大臣、合わせて二十分間、外務大臣の持ち分の中へ通産大臣を入れてお尋ねします。協力いたしますから。  外務大臣、先ほど原委員からお尋ねの金山前大使の行くえがわからぬということでございますが、こういうことは、やっぱり政府当局として問題になった場合には、不問に付してはいけないと思うのです。どこかで健在である。韓国にいまおいでるのか、また日本へ帰ったのかぐらいのことは、元大使としての身分のある人だし、十分心得ておられなければならぬ。すなおにこういうものは考えて、質問があったときにはお答えをすべきだと私は思うのであります。第二の金大中事件……

第71回国会 内閣委員会 第2号(1973/01/16、33期、民社党)

○受田委員 立川基地に強制移駐した自衛隊の問題に直接触れる法律問題を取り上げてみたいと思います。  この立川基地は、もちろん地位協定によって米軍が使用することになっているのですけれども、立川のような、いまや副都心といわれるような重大な町の中心にはべる形になった、こうした情勢の変化。立川基地ができた当時から二十数年たった今日、副都心の中心に基地があるというような状態になったかかる段階において、この基地の返還を求めるための情勢の変化による強力な要請というものがされておるのかどうか。地位協定第二条の二項にある、この日本国内の施設、区域の使用を許されるそのことに対して、「日本国政府及び合衆国政府は、い……

第71回国会 内閣委員会 第3号(1973/02/21、33期、民社党)

○受田委員 十分だけで終わります。  長官、非常にややこしい問題に発展しているこの立川基地の自衛隊使用問題で、長官は国務大臣として別の角度からこの問題の処理を考えられたことがあるかどうか。それは、自衛隊のヘリコプター部隊がここへやってくることは、首都を中心とした災害対策だという御趣旨のようですし、その災害対策というものは、地震その他いろいろあると思うのですけれども、それは海上保安庁のヘリコプターをこれに代行せしめる方法もあると思う。つまり災害目的だけであるならば、ちょうど今度用意されている十機ないし二十機程度のヘリコプターであれば、ごく簡単に海上保安庁に任務を転換できると思うのです。それは自衛……

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/02/27、33期、民社党)

○受田委員 今度の設置法の改正案のポイントはわずか二、三点にすぎないのでございますが、この中で非常に簡単で、しかし内容の点において問題になりそうな日本住宅公団監理官の制度の簡素化という問題をまず取り上げてみたいと思います。  これは定数二名を一名にするということでございますから、きわめてあっさり片づけられるポイントでございますが、監理官という職種は、建設省でどういう経歴を有し、そしてどの程度の地位を持ったものか、まず御答弁を願います。
【次の発言】 住宅公団を監理、監督なら、監督権もあるのですか。
【次の発言】 そうしますと、大臣の監督権の行使と監理官の監督権の行使との相違点は。

第71回国会 内閣委員会 第6号(1973/03/01、33期、民社党)

○受田委員 国家公務員の寒冷地手当に関する法律の審査を久しぶりにやらせていただくわけですが、寒冷地手当の対象になる地域に、実際は、旧市町村の中で、部落的にいえば、対象になる地域よりももっと寒冷地手当を支給する条件の熟している旧部落があるわけですね。そういう実態が現実にひそんでいる。たとえば私の郷里の山口県に、錦町の旧高根村の全域というのがありますが、同時に同じ錦町でも、部落的にいえばちょっと飛び散ったような大野地区というようなのがあるわけです。それはただ一例にすぎませんが、そうした飛び地で、行政区域上、その町村から見ると、もちろんその町村の区域内ではあるが、該当される町村よりも部落的には条件が……

第71回国会 内閣委員会 第9号(1973/03/27、33期、民社党)

○受田委員 国民の祝日という法律の名称、これは非常に意味があるものでありまして、国民全体がこぞって慶祝の意を表明するという意味におきましては、単なる従来の官製の祝日とは違った民主主義国家の典型的なお祝い日だ、こういう意味で、国民ということばに私は非常にウエートを置いて考えたいと思うのです。したがって、この法案の提出につきましても、国民の祝日が日曜日に重なった場合、できるだけ国民がこぞって慶祝の意を表明するということを前提にしてお休みが一つふえる、こういうふうに理解しておる、これが大事だ。昭和二十三年に法律ができたときの性格もそういうところであって、民主国家の祝日に求める意義を非常に平易に述べ、……

第71回国会 内閣委員会 第11号(1973/04/03、33期、民社党)

○受田委員 時間切れが迫っておるようでございますが、簡明直截にお尋ねしますので、簡明にお答え願います。私は、これは公務員に非常にサービスするような形の法案でありますが、問題点が幾つもころがっておりますので、そのポイントだけつきます。  国家公務員がやめていく場合に、退職手当と退職年金の二つの退職法の処遇の問題があるのですが、民間給与との比較という立場から、今回も二割アップを勧奨退職者に支給しようという法の趣旨であります。ところが民間の退職年金のほうは、これはやはり調査をやっておられると思うのですけれども、比較検討される資料としてどういうふうに受けとめておられるのか、長官と総裁と両方から御答弁を……

第71回国会 内閣委員会 第14号(1973/04/12、33期、民社党)

○受田委員 この外務省関係の二つの法案の直接関連する問題はあと回しにして、先に外交問題のポイントについて外務大臣の信念をただしてみたい点がございます。  あなたは、昨年、田中総理と御一緒に中国へ行かれて、日中の平和への一つの拠点を築かれた功労者であります。ところが、現に中国政府自身は、日本のいま置かれている日米安保体制、そういうものに対してはどういう考えを持っているのか。アジアにおける現戦力、権力政治の仕組みをそのままにしておいて、そして日本と中国の間の友好親善をはかりたいと考えておると判断してよいのかどうかを、あなたが直接日中国交回復に乗り出された当事者であるだけに、お尋ねを申し上げておきた……

第71回国会 内閣委員会 第15号(1973/04/13、33期、民社党)

○受田委員 息抜きをしないで質問を続けさしてもらいます。会合へ出席の予定もあるようですから、端的に時間をかけないで質問します。  櫻内農林大臣、あなたは今度の農林省の設置法の改正の中で、水産庁の機構の改革に思い切った新構想の力点を置かれておるわけですが、日本の国民の食資源の確保の上から、また自給自足体制という形を目ざす上から、水産業の地位をどこに置いておられるか。もう一つは、食資源を別の面でどう置いておられるか、基本構想を伺いたいと思います。
【次の発言】 食資源、たん白資源の確保、水産資源については自治自足で完全にやれるというめどをつけておられるか、また他の食資源についてはどう考えておられる……

第71回国会 内閣委員会 第16号(1973/04/17、33期、民社党)

○受田委員 ほんに数分間で終わります。先回の委員会で私から質問申し上げて、資料提出をお願いしたその資料が、われわれの手元に届けられました。これに関連する質問だけにとどめさしていただきます。  元首のない国が国際的にあるのかという意味でお尋ねをしたわけです。そうしたら、御答弁を願ったこの記事を見ると――日本の国のことを言うておったんじゃないのです。外国を指摘したのですけれども、わざわざ日本の場合も、元首の機能のうち、外国使臣の接受の機能については天皇が元首の機能を持っておる、こういうよけいなことが書かれておりますので、質問をさしていただくことにしたわけです。私がお尋ねしているのは、日本の天皇は元……

第71回国会 内閣委員会 第17号(1973/04/19、33期、民社党)

○受田委員 私、中途で会合から出てきておりますので、間もなく帰りますので、時間をかけません。そのかわり、御答弁も明快に、簡潔にお願いしたいと思います。  中曽根先生、お久しぶりにまたお目にかかるのですが、いまやあなたは、次期総理大臣の候補の一人として、衆目の見るところ、大きく期待される人材であることを私大いに敬意を表するわけですが、通産行政の長官になられた国務大臣として、まずあなたのお役所の名称が適切であるかどうかを尋ねてみたいと思います。通商産業省という役所の名称は適切であると御判断されるかどうかを、まず御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 産業という概念の中には、あなたの省の所管でない……

第71回国会 内閣委員会 第20号(1973/04/25、33期、民社党)

○受田委員 小坂先生、御苦労さまですね。あなたは経済閣僚としては非常にスマートで、他の閣僚諸君を適当に調整してあなたの信念の実践につとめられるお方でありますが、今度のこの法改正案を拝見しますと、現在のあなたに一つの特権が付加されるようになっておるわけですね。この特権である勧告権に対する報告ということと、それから内閣法第六条による意見具申権というものがこれへ新設されたのですが、このあなたに与えられる、長官に与えられる重い任務というものが、いままではなぜよいかげんに放置されておったのか。いままではこういう必要はなかったのか。経済企画庁というのはたいした存在意義がないもので、特に実効を伴う具体性を欠……

第71回国会 内閣委員会 第24号(1973/05/11、33期、民社党)

○受田委員 恩給法の改正が累次重ねられて、毎年のごとく年金額の改定等がなされておるのですが、私は基本的問題をもう一度ここで明確にしておきたいのでございます。  恩給法という法律が、現行法は大正十二年にできて、自来昭和八年、十三年と抜本的改正が戦前になされてきたわけです。戦後も、昭和二十八年の改正をはじめ、たびたびなされてきておるわけですが、私はまず、恩給法の文章の上でしばしば指摘してきたのですけれども、もっとわかりやすく口語体方式で一貫していけるような形はとれないものか。六法の中にも、新体制に入ったのもあれば、旧体制依然たるものもあるわけですが、恩給法は大正十二年に一応形が近代的に移行しつつつ……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、民社党)

○受田委員 齋藤厚生大臣さん、この厚生行政というものは非常に国民に喜ばれる行政で、この厚生行政を誠実になさったお方は極楽往生間違いなしといわれるような、ありがたいポストに齋藤先生はついておられる。そのかわり、もし庶民をいたわらぬようなことであれば地獄に転落するというほど、人を喜ばせるにはほんとうによい、国民のしあわせのための行政をいま齋藤先生は担当しておられるわけです。  この厚生省という、ちょっといま私、思いついたのですが、この省名はどこからか、ちょっとどなたか御存じの方おりますか。生を厚くする、利用厚生。社会省とかいうようなことがよいのか。あるいは厚生省というのは何だか範囲が限られたように……

第71回国会 内閣委員会 第26号(1973/06/05、33期、民社党)

○受田委員 基本に関する総理府の権限関係の問題から、この法案につながる諸問題をまずお尋ねしたいと思います。  総理府設置法の中に「総理府は、左に掲げる国の行政事務を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする」、これは坪川さん、あなたの御任務ですね。「一 栄典、恩給及び統計に関する事務二 人事行政に関する事務 三 北方地域に関する事務 四 各行政機関の施策及び事務の総合調整 五 他の行政機関の所掌に属しない行政事務並びに条約及び法律で総理府の所掌に属せしめられた行政事務」、こういうのが一つあるのでございますが、このたびのこの国家公務員災害補償法の一部改正案を担当しておられる総理府として明確にしてお……

第71回国会 内閣委員会 第27号(1973/06/07、33期、民社党)

○受田委員 総理、この増原発言をめぐる事件の結末をつけるべき大事な当委員会に御苦労をしていただいておるわけですが、私は限られた時間の中で、まず第一に、現在の憲法、新憲法が定着して国民の中へ溶け込んでおる、この時点において、憲法を擁護する立場にある総理以下閣僚たち、われわれ国会議員、真剣に取っ組んでいるかどうかという問題を、もう一度考え直してみたいと思うのです。  田中総理も、終戦直後のあの新憲法制定当時の論議をよく御存じのはずです。相当混乱した中で、敗戦の痛苦の中で、新しい祖国の行くえをどうするかという形の中で、古い頭の人、新しい感覚の人、それらが入りまじって、結局、現在の憲法が、祖国の再建と……

第71回国会 内閣委員会 第30号(1973/06/15、33期、民社党)

○受田委員 たいへん皆さんお疲れです。こんなに熱心に審議しておいでの委員会というのはそうざらにはないわけです。今週は月曜日から三日間、沖繩に実地調査をいたしまして、引っ返してこうしてほとんど二十四時間勤務を五日間続けておるわけであります。  では、ひとつ質問をさしていただきますが、防衛庁長官、防衛庁がスタートして、また陸海空の自衛隊がスタートしてここに満十九年、数えでいえば二十年、ようやく成年に達した自衛隊であり防衛庁である。ようやく一人前になったということです。国民生活の中に自衛隊の存在というものがある程度定着されつつあるといってもいいようなところへある程度来た、このように長官はお考えかどう……

第71回国会 内閣委員会 第34号(1973/06/26、33期、民社党)

○受田委員 田中総理、あなたは終戦直後の混乱の中からおいでになられて、引き続き今日まで政治家として生き抜いてこられたお方です。私はまず基本的な問題として日本の政治の姿勢についてお尋ねを申し上げたい。  敗戦直後の祖国は、あの苦難の戦いのあと始末のために、すべての国民が非常なうつろな気持ちでありました。みなまる裸であった。引き揚げてこられた人も、国におった人も、戦いに疲れて帰った人もみんなまる裸であった。そのまる裸であった国民が、今日二十数年の政治の結論として、いまや富み栄えておる階級の方と、下町には四畳か五畳の小さな部屋で寝返りをして赤ちゃんが圧死するという悲惨な家庭も残っている。人間を大事に……

第71回国会 内閣委員会 第36号(1973/06/29、33期、民社党)

○受田委員 田中先生、あなたは法務大臣二度のおつとめです。したがって、前任時代の法務大臣としての施策、それをどうこなしていくだろうかを深く反省し、足らざるを補い、新しい構想を持っていま法務大臣の任務をおつとめになっておられると思いますが、ひが目であるかを御答弁願います。
【次の発言】 国家行政組織法上、法務省といけ役所は、内閣総理大臣の直接の所管である総理府をトップにして何番目の地位にあるか、順序がどこにあるか、御記憶でございますか。
【次の発言】 イエス、そのとおり。したがって、内閣の新しい構成がされると、内閣総理大臣の次に法務大臣が書かれる。人これをもって副総理と誤解する人もある。また、そ……

第71回国会 内閣委員会 第41号(1973/07/13、33期、民社党)

○受田委員 まず、この法案に直接関係する委員会構成等に関する質問をいたしたいと思います。  今度の法案が成立しましてさっそく設置される委員会の構成、非常に権威ある委員会になって、国家公安委員会等と大体均衡のとれたような権威を持っているわけで、それほどこの問題を重視しているという法案でありますが、常動の委員と非常動の委員とがあるわけですか。
【次の発言】 常勤の委員の待遇と非常勤の委員の待遇の比較ですが、常勤の委員の待遇は、特別職の委員として一応高位の給与をもらうという形のようになっております。しかし非常勤の委員はどうなっておるのですか。

第71回国会 内閣委員会 第43号(1973/07/16、33期、民社党)

○受田委員 順序を変えていただいて質問をさしていただきます。  私、文部大臣とは文教委員会でたびたびお目にかかれますので、これは内閣委員として重要なポイントだけにとどめて質問をさしていただきたいのですが、最近、私立大学の医系の大学にいろいろな事件が起こっている。しかし根源を確かめてみると、文部省の認可方針とか認可手続等かに何か欠陥がある。つまり文部行政の欠陥からここにこうした残念な収賄、汚職事件というものが発生する、こう私は思うのです。これは、決して私立大学側の責任のみを追及するのでなくして、文部省自身の責任もあると私は思う。大学設置審議会とか私立大学審議会、その委員の方々も、私、個人的にはず……

第71回国会 内閣委員会 第48号(1973/08/28、33期、民社党)

○受田委員 夏の午後ですから皆さんお疲れでございましょうから、きわめて短時間できょうは終わります。  主計局次長さん、ちょっとだけ最初に、いま鈴切さんがお尋ねになったことで、今度の給与改善に伴う所得税の増徴部分がどれだけと計算されておりますか。これだけひとつ。
【次の発言】 給与改善に伴う税の自然増というのはどれくらい出るか、ちょっと比較検討させてもらいたかったのですが、御担当以外でございますので、それじゃどうぞお帰りをいただきまして……。
【次の発言】 どうも御苦労でございました。  総務長官及び人事院総裁、お疲れの色がありありと見えるのですが、すかっと短時間でやるからすかっとお答え願いたい……

第71回国会 内閣委員会 第49号(1973/08/31、33期、民社党)

○受田委員 私、ポイントを三つにしぼって、端的に短時間に質問をいたします。  最初に金大中事件、他の議員各位の質問と同じような形のものではありますが、いろいろとニュアンスの相違のある質問をしたいと思いますので、御答弁願いたいと思います。  この金大中氏は、再来日が可能であるという期待が持てる方向に現在進行しておると了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 韓国当局の説明によると、金大中氏と梁一東、金敬仁という二人の人たちとの間に供述に相違点がある、そういう趣旨のことが報ぜられていると了解しているが、いかがでしょう。
【次の発言】 その三人の供述が相違しているという点についての供述書の提出……

第71回国会 内閣委員会 第50号(1973/09/21、33期、民社党)

○受田委員 この給与関係諸法案が一括上程されている段階で、一般職の場合は人事院勧告を十分尊重した結論で出ておりまするし、特別職も一般職と対応号俸などを考慮しながら改善されていると見受けるのでありますが、特別職の場合の一つの問題点として私、特に指摘したいことは、特別職の別表に規定されてあるところの職種とその俸給表の中に、この前と変わった問題点が幾つか出ておるのであります。それは特に、公害等調整委員会委員長、これが公害等調整委員会の常勤の委員との間に非常な格差が生まれておる。この理由はどういうところにあるわけですか。
【次の発言】 公害だけが重要で、あとはそのままに据え置いたというのは、重要度が低……

第71回国会 内閣委員会 第52号(1973/10/09、33期、民社党)

○受田委員 先ほどからの質疑応答を通じて、私、非常に遺憾の意を表明したいのは、極東条項の解釈、その周辺の意義、きわめてあいまいもことなって、六〇年安保当時に、この国会で論議された当時、私の質問等にもお答えをいただいたころを顧みるのでございますが、当時とは非常にあいまいもことなった現象を拝聴しました。残念です。日本政府は、日米安保条約の本質的な意義を――アメリカのニクソン・ドクトリン政策の、ばく然と極東の周辺をどんどん広げていって、無限に拡大される方向へこれを持っていこうとされておるような危倶を抱かざるを得ません。この問題でまず質問をします。  安保協議委員会なる機能を発揮する機関ができておりま……

第71回国会 内閣委員会 第53号(1973/11/16、33期、民社党)

○受田委員 それでは、総裁にお尋ねさせてもらいます。  佐藤総裁、人事院の第一次勧告が終わって後に、物価の上昇等で公務員の給与の実態が民間給与との間で新しいアンバランスが出たと私は判断をいたします。このことについて、率直な御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 人事院の勧告義務の中に、法律に基づく規定として、民間との給与差が五%をこえてきた場合に勧告する、そして毎年少なくとも一回以上。一回以上ということは、つまり二回でも三回でもという意味が含まれているのかどうかです。
【次の発言】 一回以上、二回、三回とやる場合に、人事院の現在の機構として、人的資源の確保も十分できていないと私は思うの……

第71回国会 内閣委員会 第54号(1973/11/21、33期、民社党)

○受田委員 大平外務大臣、あなたは先般、田中総理とヨーロッパの諸国を訪問されたわけですが、西独において田中総理とブラント総理との会見にお立ち会いなされ、その後における記者会見に、同席されておられましたかどうですか。
【次の発言】 そこで、お聞きしますが、総理はボンで西独の首相と会談をして、シベリア開発について次のような発言をしておる。間違っておれば御指摘願いたい。「チュメニの石油は日本と西独が競合する問題では全くなく、共同開発が必要な、大きな、長期にわたるプロジェクトだ。開発に加わり、石油の供給を受けられない国はどうするかという問題は、私がいっているようにスワップの一環として考えるということだ……

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/06/15、33期、民社党)

○受田委員 四先生、御苦労さまでございました。きょうは、文部大臣、局長御一緒の席で国立大学の先生方が参考意見を述べられるということは、ちょっと私から見ると、非常に厳粛ではあるけれどもたいへん奇妙な――と言っては失礼でございますが、特別の状態であると思います。  そこで、一言だけ……。東京教育大学は、戦前の日本の教育をささえた人材を育成されたところでありまして、その名のとおり、教育を大切にする大学であるとわれわれも考えてまいりました。そこで、教育を担当しておられる先生方が、今度東京教育大学が筑波大学に変わることについての一つの夢もお持ちでしょうし、またそれに対してきびしい反対の気持ちの方もあると……

第71回国会 文教委員会 第23号(1973/06/20、33期、民社党)

○受田委員 三先生どうもきょうはありがとうございます。時間がおくれて申しわけないのですが、十分前後で質問を終わらしていただきますから、お許しを願いたいと思います。民社党の受田新吉でございます。  私、こうした教育の制度的な大改革ともいっていいようなこういう問題は、できるだけ国民の合意を得、できれば党派をこえて、そして教育の永久性という意味から、次代の担当者を養成するという形に進むべきだと思っております。こうした崇高な教育の世界が、政党政派あるいはいろいろな派閥等で対立抗争の中に国会できめられていくというような形は、嘆かわしいものであると思っているわけです。そういう意味で、この問題、いわゆる筑波……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/06/22、33期、民社党)

○受田委員 文部大臣、大学学術局長の昨日の国立大学長会議における発言、これは非常に軽率であったと私は思います。少なくとも一国の文部大臣が、こうした国立大学の学長という良識を持った方々の会合で不用意なことばを使うなどということは、国会の審議が重大な段階にあるだけに、よけいな伴奏が入ったわけで、この点非常に私は残念に思います。  大臣、いま他の野党の皆さんの御質問の中にもあなたの発言の中に、けち、勉強してほしい、というような、ちょっと良識の線を逸脱した発言があった、これは率直に反省すると言われた。また大学学術局長も、これはあなたはまだ反省のことばがないようです。  ちょっとあなたに聞きますが、あな……

第71回国会 文教委員会 第26号(1973/06/28、33期、民社党)

○受田委員 私、今回提案され、目下審査が進められておりますこの国立学校設置法等の一部改正、なかんずくいわゆる筑波大学法案と称せられるポイントについてお尋ねをいたします。  文部省は、いま日本の大学教育がどういう形で行なわれておるのか、近代国家の優秀な人材育成の場における高等教育の拠点としての大学教育の理想像というものは、どこへねらいを置いておられるか、基本的な問題として御質問をしたいと思うのです。  ばく然とした質問でありますが、中身に触れさせていただくならば、いま日本の青年層で、現に大学に学んでおる学生数と、一般国民当該年齢の人々との比率、それから過去における戦前の大学教育のそうした形におけ……


■ページ上部へ

第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 内閣委員会 第2号(1973/12/13、33期、民社党)

○受田委員 総務長官、総理府の総務長官におなりになって御苦労でございますが、ひとつ御健闘願いたい。  総務長官は、総理府の長との関係はどういう形になっておられるか、任務の関係で御説明願います。
【次の発言】 総理府の長と、それからあなたとの関係です。権限、任務関係。もう御勉強されておられると思うのです。
【次の発言】 それを御説明願いたいのです。長官として御自身の御任務の基本を、ひとつ御説明願いたいのです。
【次の発言】 もう一ぺん明確にひとつ。
【次の発言】 総理府の長たる内閣総理大臣の仕事のうちで総務長官に与えられたる職務を遂行する、こういうことでございますか。

第72回国会 内閣委員会 第3号(1974/01/18、33期、民社党)

○受田委員 できるだけ要約して質問します。要約してお答えを願いたいと思います。  きょう論議されている事件に関係する問題を取り上げまして質問いたします。  去年の一月二十三日、ちょうど一年になるわけですが、第十四回日米安全保障協議委員会で、日米間の合意を見た在日米軍基地の整理統合をはかる問題でございます。この一年間に在日米軍基地の縮小の具体的な事例をおあげいただきたい。
【次の発言】 その中で――われわれ野党から強い要望もあったわけで、沖繩返還協定の際にも政府に強い要請決議案も採択されている。つまり基地の縮小にあたりまして、われわれの要望である、返還されたものは、国民の要請にこたえて民間あるい……

第72回国会 内閣委員会 第4号(1974/02/14、33期、民社党)

○受田委員 総務長官は、総務長官として宮内庁との関係は、いかなる立場に立っておられるのか、御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 規定をひとつ読んでいただきます、あなたは非常に大事な仕事をお持ちなんで。
【次の発言】 国家行政組織法の第三条第二項の規定に基づいて、総理府の置かれる外局はいま御指摘のとおりです。そうしますと、その宮内庁を含む外局に対して、長官、いま監督権があるわけですか。国務大臣を置く庁と置かないところと区別して御答弁願いたい。
【次の発言】 ちょっとその前とうしろのつながりを明確にしておいていただきたい。
【次の発言】 国務大臣をもって充てる外局の庁も監督できますか。

第72回国会 内閣委員会 第7号(1974/02/22、33期、民社党)

○受田委員 四十八年八月一日の日米共同声明の中の「大統領は、天皇、皇后両陛下の御訪米に対する以前よりの招待を再確認し、御訪米が近い将来日米双方にとって都合の良い時期に実現することを希望した。」、これに対して宮内庁長官は、「御訪米が近い将来」ということについては、このあとにも条件はついておるのですが、本年、つまり昭和四十九年、一九七四年末までというニクソン大統領の訪日とのかね合いから、七四年じゅうにも行なわれるということが考えられるということにお考えであったか。これはニクソン大統領が訪日した後の七五年以後というふうにおくみ取りになっておられたか。  陛下の御行動に関する基本的な問題でありましたか……

第72回国会 内閣委員会 第8号(1974/02/26、33期、民社党)

○受田委員 総理府設置法に関連して、宮内庁、外務省等と一緒にお尋ね申し上げます。  今度の設置法の改正のポイントは、迎賓館の設置でございますが、この迎賓館のある赤坂離宮は、戦後、皇室財産から一般国有財産に移管された。ところが、そのお隣にある旧大宮御所は、皇室用財産というかっこうで残されておるのですか。名称は赤坂御用地というのですか。つまり、あそこの財産の形態及び名称をお教え願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、赤坂離宮と赤坂御用地の間は、続いておりますが、自由に通行ができるようになっておるのか、どうなっておるのですか。
【次の発言】 国賓が来られて、赤坂御用地を見たいと申し出があった……

第72回国会 内閣委員会 第9号(1974/02/27、33期、民社党)

○受田委員 中小企業庁設置法の一部改正案に対して、直接の質問を若干しまして、引き続き通産行政の基本に触れる大問題を二つ、三つ取り上げまして、大臣にお尋ねをいたします。  なお、公正取引委員長の出席もあわせていまお願いしてありますので、それに関連する質問はあと回しにして、通産大臣にまず伺いたいと思うことは、通産大臣、昨年、通産省の設置法の大改正をやったわけですが、私は、基本的な大改正の際に、特に指摘をいたしまして、この改正の中に、いま庶民の生活に直接つながる中小企業庁関係の改正点がさっぱり取り上げられていないがどうか、他の各局は、まさに全山春景色のような改正要求をしながら、なぜ国民に身近なところ……

第72回国会 内閣委員会 第10号(1974/03/05、33期、民社党)

○受田委員 初めに、この法案に直接関係する問題を取り上げまして、お尋ねをいたします。  毎年のごとく、国会にその改正案をお出しになる政府、今回の改正趣旨、われわれ一応ごもっともであると考えます。在外公館の設置と諸手当関係の改善、特に在勤手当の額についての弾力的な調整措置など、一応ごもっともであると了承するものであります。  そこで、私、昨年大平先生にお尋ねしたのですけれども、中国の広州という町は、日本とのつながりが非常に深くなって、中国における日中国交の一応の拠点になる、こういうところに総領事館の設置というものは、当然すみやかに考えるべきであると提案したのでございます。もちろん、あちらに総領事……

第72回国会 内閣委員会 第13号(1974/03/12、33期、民社党)

○受田委員 きわめて短時間で質問をさせてもらいます。  いま大出議員からもお話しのように、小野田元少尉がルバング島から無事に帰還をしてくれることになりました。われわれ、生存者を救済するという意味において、政府が力をいたされたことにつきましても、また国民がこれにあと押しをしたことについても、ほんとうにありがたいことだと思っております。  ただ、ここで特に指摘したいことは、この生存未帰還者というもの、生命をいま保っておるというのが明確になった場合には、大いに総力をあげてその救出をはかるということは、これはたいへん大事なことなんでございますが、もともと、このフィリピンのルバング島の元日本兵につきまし……

第72回国会 内閣委員会 第15号(1974/03/26、33期、民社党)

○受田委員 総務長官、この法案の質問に先立ちまして、すでに昨年の九月三日に、第三次公務員制度審議会の前田会長から田中総理に、「国家公務員、地方公務員及び公共企業体の職員の労働関係の基本に関する事項について」という答申書が出されております。そして、その答申書の中には、いろいろの意見が並列してあるところもあるわけでございますが、その中で、特に「労使関係の改善は、制度の運用にまつところが大である。この答申による制度改正が行なわれるまでの間においても、答申の趣旨にのっとり、労使関係の改善のために、」云々と、こう政府の努力責任がうたってあるのですが、答申による制度改正は、いつごろ行なわれる見通しでござい……

第72回国会 内閣委員会 第17号(1974/04/02、33期、民社党)

○受田委員 防衛庁職員の給与を改善する法案につきまして、私、改正趣旨に大いに共鳴します。特に隊員の退職手当の増額措置、私も多年、これは一つの懸案として防衛庁にも要望した問題でございます。  ただ、防衛庁職員は、特に自衛官の場合は、国土、国民を守るために生命をささげる職種です。これは非常に重大な職務を持っている。生命をささげる職務というのは、最も崇高な使命感を持った職種ですが、その方々に対する手当が、大体、現状において少し冷遇だ。これは退職手当だけじゃないです。特に防衛出動をしたような場合に、昼夜を分かたず戦闘に参加して、国家の存立のために、国民の生命、財産、身体の保護のために、防衛の任に当たっ……

第72回国会 内閣委員会 第24号(1974/04/25、33期、民社党)

○受田委員 佐藤先生、あなたは国家公務員法によって人事院を統轄し、総理する立場ですね。そうすると、三人の人事官で、総裁を兼ねておられるあなたは、他の人事官に対してどのような権限を持っておられますか。
【次の発言】 国家公務員法には、人事院総裁の権限に「総理」ということばが使ってあるわけです。内閣総理大臣の総理とよく似通ったことばが使ってあるのですが、そうすると、三人の人事官、これは御自身の職務を、いまじっと認識していただく段階でございますが、この三人の人事官の中で、総裁だけは給与も高いのです。他のお二人よりも高い。高い給与を持っておられることは、他の人事官より、どこか高い部分だけ責任が重いと思……

第72回国会 内閣委員会 第25号(1974/04/26、33期、民社党)

○受田委員 きわめて短い、能率のあがる質問をしますので、答弁もそうしていただいて、できるだけ所要時間を縮めて質問を終わりたいと思います。  運輸省設置法の改正案に直接触れる問題、その第一は、付属機関として海員学校を波方に設ける点でございます。これに関連して、この海員学校という下級船員養成目的、これは教育的にはどうですか、高等海員に道が開けるという夢を持たせて、この船員養成をやっておられるのかどうかでございます。
【次の発言】 人間すべて夢がなければなりません。夢を失った人間は、抜けがらのような人生になるのです。そういうことでございまするから、この機会に、私はさらに掘り下げてお尋ねしたいのですが……

第72回国会 内閣委員会 第28号(1974/05/10、33期、民社党)

○受田委員 法律案そのものについて、質問をまずいたします。  防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律案の中身を拝見すると、新構想が幾つか盛り込まれているわけです。大体この防衛施設周辺の生活環境の整備等に関するという、この生活環境ということばの意義は一体どこにあるのか。防衛計画、国防、安全保障、こういうような問題の中における生活環境の意義を御説明願いたいです。
【次の発言】 基本的な御説明を承りました。  そこで、この生活環境を整備する、地域住民に御協力を願うという意味、また考え方によるならば、地域住民に迎合して防衛力の整備計画を推進しょうという考えを持つ人もあらわれてくる、そのやり方を、真……

第72回国会 内閣委員会 第29号(1974/05/14、33期、民社党)

○受田委員 十一時までということでございますが、質疑応答を通じていろいろな問題が発生して、答弁が長引いたりして、十二時を過ぎるようなことにでももしなった場合には、すでに内閣委員会でも先例のあるような、明日午前零時五分から開会する手続をとるか、そのときは、余分は次の日に回すということでよろしいかどうかということを、まず委員長にお尋ねいたします。
【次の発言】 委員会のいろいろな運営に、委員長の職権でやれることもあるし、特に、このように電灯をつけて審査するのは、私は不賛成なんです。前に提案したことがありますね。太陽の光を最高に利用しよう、石油危機を救うためには、それがよいという提案をしたわけでござ……

第72回国会 内閣委員会 第30号(1974/05/16、33期、民社党)

○受田委員 国土総合開発庁設置の体制が固まってきたわけでございますが、この機会に私、総理に端的にお尋ねしたいことは、この国土利用におきまして、日本は地震国である。この間、南伊豆でもあれだけの大事件を起こしておる。これが大がかりな大地震となったならば、どのようなことになるかという不安があるわけですが、国土利用の前提として、全国的に地質の厳密な調査、地勢その他を明確にして、その上に国土利用を考えるべきではないか。そういう対策を私、提案しておきたいのですが、南伊豆の場合も、初め地盤が岩盤と思っておったら砂質土壌であったというので、見通しの誤りです。川崎の山くずれ実態調査の山くずれ事件の大失敗等にかん……

第72回国会 内閣委員会 第32号(1974/05/21、33期、民社党)

○受田委員 恩給法の改正案につきまして、これに直接関連するポイントに触れていきたいと思います。  総理府は、昨年当委員会において恩給法の通過に際しまして、附帯決議を付したことを御記憶しておられると思います。その附帯決議の御朗読をお願いします。
【次の発言】 その目玉商品ともいわれるべき附帯決議の中の、「恩給法第二条ノ二について、その制定の趣旨にかんがみ、国家公務員の給与にスライドするようその制度化を図る」ということについては、どういう考慮をされましたか。
【次の発言】 われわれの満場一致できめた附帯決議の趣旨は、国家公務員の給与にスライドするよう、その制度をつくるということにあるのです。したが……

第72回国会 内閣委員会 第33号(1974/05/23、33期、民社党)

○受田委員 長官、行管長官として久しぶりに大ものを迎えたと世人は期待しておるのです。由来、行管長官は大ものがちょいちょいあらわれて、思い切った改革にも乗り出されたわけでございますが、しかし、その計画実行において竜頭蛇尾に終わった事例少なしとせずということです。はしなくもわが敬愛する保利先生、長官に御就任以来何カ月たちますかね。
【次の発言】 半年に及ぶ行管長官として、その職務の内容については十分御存じに至ったと思います。  そこで、今回のこの改正案について、まずお尋ねしたいのでございますが、行政管理庁というお役所の職責が、行政機構全般にわたる監察、管理体制を行使するお立場にあるのでございますが……

第72回国会 文教委員会 第9号(1974/02/25、33期、民社党)

○受田委員 二十二日の当文教委員会の事件というものは、私がその渦巻きの中に参加させていただいただけに、私、きわめて不明朗、不愉快を感じている問題でありますので、事務総長にすかっと核心に触れたお尋ねをいたします。  当日、私は、安里積千代委員の奄美大島出張の責任がある関係で折小野委員にこの文教委員の交代が行なわれ、そしてさらに私が、二日続きの民社党大会終了とともに内閣委員会で発言をいたしまして、午後七時半、当委員会に向かってきたわけです。そこで民社党国会事務局では、私の委員の差しかえはその直後に行なわれまして、この委員会が開会した八時十七分までには四十分以上の時間があったわけでございますから、通……

第72回国会 文教委員会 第11号(1974/03/01、33期、民社党)

○受田委員 学校教育法の一部改正法案につきまして、これよりある程度時間をかけてお尋ねをさしていただきます。  それに先立ちまして、文部大臣にお尋ねしたいことがあるのですが、大臣はいわゆる人材確保法案に対する認識が今日どういうふうに固まっておるかであります。人材を確保するという、教育水準を維持向上させるためにというこの法律の趣旨で、従来の学校の職員はときにデモシカ先生などもあって人材が少ない、そこでこれからのこの法律の適用を受ける人々は人材であるという認識かどうかです。
【次の発言】 文部大臣のおことばの中に、ちょっと気にかかることがあるのですが、現在の先生方も人材であるようにというと、現時点で……


■ページ上部へ

第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 内閣委員会 第2号(1974/08/08、33期、民社党)

○受田委員 だんだん時間が進行して、皆さんお疲れでしょう。御疲労があまり重ならぬ間に質問を終わるようにします。  総務長官、あなたは給与担当をされる国務大臣でもいらっしゃるわけです。きょうは相当念入りな各委員の質問もありましたので、なるべく重複を避けますが、はっきりしておきたいことは、人事院という中央人事行政機関、独立性を持った機能を発揮しているこの機関が勧告をした、その勧告は、この数年忠実にこれを実行している、したがって、ことしもまた忠実に実行するというのが原則であるということには変わりはないですね。
【次の発言】 そのことは、先ほどから大平さんからもお聞きしたわけですが、誠意をもって対処す……

第73回国会 内閣委員会 第3号(1974/09/06、33期、民社党)

○受田委員 夜もいよいよふけてきまして、皆さんお疲れでございます。一時間の予定でございますが、少し短縮さしていただいて、皆さんの御苦労を少しでも軽くして差し上げたいと存じます。  私、敬愛する、与野党をこえた立場で人気のある山中防衛庁長官に、実はたいへん失礼ではございますが、冒頭御意見を承りたいことがございます。  それは、ちょうど私、先月アメリカの旅をしております際に、ロサンゼルスでアメリカの新聞に、鹿児島の自民党県連大会におきましてのあなたの発言が相当の大きさで出ていたわけです。つまり防衛庁長官である自分が、田中内閣の改造にあたっては居残る意思がない、こういう発言があったと。これは、ちょう……

第73回国会 内閣委員会 第4号(1974/12/06、33期、民社党)

○受田委員 総務長官、最初二、三分だけ、二時半から御用があるそうですから。  はっきり申し上げて、人事院勧告の実施がおくれた理由はどこにあるか、ずばりお答え願います。
【次の発言】 給与担当国務大臣として聞いておるというかっこうではいけない。やはり小坂先生が先頭へ立って、この問題の解決に対する国会対策その他財政対策等に御努力をされなければならなかったのですが、その御努力の経緯を御説明願います。
【次の発言】 閣内における御努力の経緯を、簡単でよろしゅうございますから、どういうふうに努力され、それが報いられなかったにせよ、大臣としてどういうところへどのようにして当たったかということを……松、歴代……


■ページ上部へ

第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 内閣委員会 第1号(1974/12/18、33期、民社党)

○受田委員 委員各位からすでに重要なポイントは御質問になっておりまして、私、できるだけこれを繰り返さないようにします。  総務長官、人事院総裁が欠けているときには、いま島田先生が現在の場合代行しておられるそうですが、そういう場合に、人事院のあり方に対しては、総裁が欠けていても機能は常に生き生きとしておるとお考えですか。総裁が欠けておると、思うように仕事ができにくいものであると感じますか。
【次の発言】 あなたが総務長官に御就任はいつでございましたか。
【次の発言】 御就任以来、人事院総裁の新しい補充について、どのように動いてこられましたか。

第74回国会 内閣委員会 第2号(1974/12/23、33期、民社党)

○受田委員 民社党を代表して、ただいままで審議されてまいりました一般職、特別職、防衛庁、このそれぞれの給与法に賛成をいたします。同時に、中路委員の提案の修正案に反対の意思を表します。  私ここで、先ほどからの議論を承っておりまして明確にしておきたいことは、一般職の職員は人事院によってその基礎的な給与の体系をつくってもらっている。その人事院というものの存在を認めているわが国家としては、人事院の勧告を最高に尊重して初めて正当な運営が国政の上に行なわれるわけでありますから、人事院勧告を即座に実施するためには、少なくとも法律をもってこれを定めようとするならば直ちに国会を開くべきだ、この慣行をまず行なえ……


■ページ上部へ

第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 内閣委員会 第4号(1975/02/25、33期、民社党)

○受田委員 永井先生が民間人の中から選ばれて、三木内閣の国務大臣になられたということは、非常に清新の血をたぎらせた意味で私も歓迎します。また一方では、永井文部大臣には非常に使命の重さが、自民党員である国会議員がなるよりも、変わった意味で振りかかっておることもおわかりのとおりでありまして、国民の期待にこたえて、りっぱな文部行政を長官としてやっていただきたいと要望させてもらいます。  そこで永井先生、あなたは文部大臣になられた瞬間に、文部省という役所を、文教とかいろいろとあるが、大宝律令の中に出た式部、治部、民部、兵部、刑部、大蔵などという旧式の名称が用いられていることに対して、素直にどういう感じ……

第75回国会 内閣委員会 第6号(1975/03/14、33期、民社党)

○受田委員 提出された法案に関連して重要な問題点をお尋ねします。  宮内庁次長は、就任されたばかりでございますが、御就任以来ずいぶん御勉強されたと思います。瓜生さんが二十年にもわたってその任にあられた御苦労をここに謹んで感謝したい。同時に、富田さんにかける期待が非常に大きいことを申し上げて、御健闘を祈りたいと思う。よろしゅうございますね。  そこで、宮内庁長官は、すでに二十年にわたる御就任ですが、一つのお役所に二十年以上も御勤務された例が内閣にほかにあるかどうか、お答え願いたいのです。
【次の発言】 国家行政組織上、認証官もしくは一等級の指定職にある地位の高級管理職が、二十年以上も同一のポスト……

第75回国会 内閣委員会 第7号(1975/03/18、33期、民社党)

○受田委員 先般の委員会でお尋ねを申し上げた件で、重ねて政府の真意をただしたい点がございます。  いま行われている現行の皇室典範と旧皇室典範と比較すると、現行は法律であり、旧典範は国の大典であった、憲法と同列にあった国の基本法でありまして、この皇室典範が法律をもって制定されている現行法というものは、庶民の中に象徴天皇として御存在になっている陛下に対する親愛の情がまことに細やかにこの皇室典範そのものにも規定されているわけです。ところが、皇室典範の中に「天皇が崩じたときは、大喪の礼を行う。」こう書いてあるのですけれども、即位の礼の場合も同様ですが、その具体的な規定がまだできていない。このことについ……

第75回国会 内閣委員会 第8号(1975/03/25、33期、民社党)

○受田委員 私しんがりの質問でございますので、いままでは、しんがりができるだけ早く切り上げて皆さんに気楽にやっていただこうと、過去においては非常に謙虚な気持ちでございましたが、きょうは、重大な問題でございますから、じっくりと時間をいただいて、もし明日に繰り延びた場合は、延長手続がされるぎりぎりまでやらしてもらいます。政府御当局も大変お疲れだと思います。疲労こんぱいその極に達しておられると思いますが、あえてお尋ねを続けさしていただきます。  この今回提出されている法案は、いわゆる人材確保法の趣旨に沿った改善措置である、こういうことでございますが、私、いわゆる人材確保法の趣旨に沿うてこれが出されて……

第75回国会 内閣委員会 第10号(1975/03/28、33期、民社党)

○受田委員 宮澤外務大臣は、御就任以来多忙な日々でいらっしゃるし、加うるに今夜はサウジアラビアへ、ファイサル国王の逝去を哀悼し、両国の親善に貢献されようとしてお立ちになるのであります。非常にお疲れですが大任を果たしてこられることをお願いしておきます。  と同時に外務省に、この法案に直接関係する問題をまずお尋ねしたい。  この在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の改正案が最近は毎年のごとく出ておる。この長ったらしい法律の改正で、最近、外務省はずいぶんたくさんの国に大使館を置き、専任大使を置き、また総領事館を設置しておられる。今回もグレナダ、バハマ、ギニア・ビ……

第75回国会 内閣委員会 第14号(1975/05/06、33期、民社党)

○受田委員 この法案の審査に当たりまして基本的な問題点として、特に恩給制度を行政運営しておられる恩給局のあり方をお尋ねしてみたいと思うのです。  海軍退隠令がスタートして以来百年、恩給法が本格的にスタートして五十年という歴史を持っているそのお役所が、恩給局として長期にわたって退職公務員の処遇に貢献された歴史は、まことにとうといものがあると思います。しかるところ、共済年金制度が発足をしました昭和三十四、五、六年辺から、いわゆる恩給受給者が共済年金受給者に転移した時点で、恩給法の適用を受ける人は過去の人になってきておるわけです。将来の退職公務員は国家公務員の共済組合制度の方へ吸収をされまして、恩給……

第75回国会 内閣委員会 第15号(1975/05/07、33期、民社党)

○受田委員 鬼木委員の質問に関連して、ちょっぴり質問をさしていただきます。  私がきのうお尋ねした問題、またいま鬼木議員が質問した問題、なるべく重複を避け、関連した面に触れていきますが、初めに非常に事態が急迫しておるストの問題等に関連して、公務員共闘の動き等にも関連する問題ですが、人事院勧告があった場合に、きょう大出委員に御答弁があったようですが、できれば、こそく手段でなく、この勧告の解決は、政府が法案として、勧告があってできれば一カ月以内に臨時国会が召集され、短期間の審査でこれが法律として成立するという本道を歩むのが私はいいと思うのです。長官、そうお考えですね。

第75回国会 内閣委員会 第17号(1975/05/22、33期、民社党)

○受田委員 これは法律論争の基本に触れる問題でありますが、今回提出された法案に関連して「許可、認可等」の許可とは何か、認可とは何か、等とは何かを御説明願いたいと思うのです。これは実定法上の用語もあるし、いわゆる行政法上の一般論もあるわけでございまするが、国民にわかりやすく説明するために、許可とは何か、認可とは何か、そしてその等という中には、きょう私がいまからお尋ねしようとする登録、確認その他いろいろな問題があるのですが、行管が用意された許可、認可及び等の御説明を願いたいのです。
【次の発言】 そしてその中で許可とはどういうものか、認可とはどういうものか。許可の場合は、不作為義務を解除するとか、……

第75回国会 内閣委員会 第22号(1975/06/05、33期、民社党)

○受田委員 まずこの改正法案に関連した重要な問題を取り上げ、最後に法案に質問を移していきたいと思います。  外務大臣、防衛庁長官、おそろいでありますので、特に外務大臣、時間切れの日程を割いて御苦労いただいておりますので、外務大臣に集中質問をさせていただきたいと思います。これにあわせて坂田大臣、及び事務当局で結構な場合にはそちらでお答えをいただきます。  三月二十八日、当委員会で、私、南ベトナム解放戦線の存在意義についてお尋ねをいたしました。当時、大臣も、また局長も、南ベトナム解放戦線を承認するような段階ではないし、またこれを承認している国はほんに幾つかしかないということでございました。そのとき……

第75回国会 内閣委員会 第25号(1975/06/18、33期、民社党)

○受田委員 三木総理、先般はどうも大変な災難で、されど非常に御健康で質問を受けてもらえますので安心してお尋ねをいたします。  三木さん、最初に、天皇陛下が今秋米国を訪問されるわけですが、その目的はどう理解しておられますか。
【次の発言】 陛下のアメリカ御旅行は、アメリカから見れば日本の元首が訪問されるという形になりますか。
【次の発言】 日本からは象徴天皇、アメリカからは元首という判断での御旅行ということについて一つお尋ねしておきたいことがあるわけです。  私自身、陛下が日米親善のために、国際親善のために御旅行されることは非常に結構であると思いまするし、お年を召された陛下が御本人御希望されてい……

第75回国会 内閣委員会 第26号(1975/06/20、33期、民社党)

○受田委員 どうも御苦労です。なるべく時間を短縮します。濃縮して質問します。  科学技術庁長官、あなたは原子力センターの親玉でいらっしゃったわけだし、科学技術庁が生い立ってことしでちょうど何年になりますかね。聞かれないであなたでひとつ……。
【次の発言】 三十一年に科学技術庁設置法が生まれたわけです。当委員会で審査しました。つまり、長官が現在長をなさっておられるお役職が、大体ということでごまかせば満十九年、数えの二十ということでございますが、それだけの日月がたったわけです。そこで、いわば大人になった、成人に達したということである。  ところが私、冒頭お尋ねしたいのですが、科学技術庁というお役所……

第75回国会 内閣委員会 第27号(1975/06/24、33期、民社党)

○受田委員 私は、民社党を代表しまして、この安全局を設置する政府案に対しまして、条件つき賛成の意思表示をしたいと思います。  こちらの委員会で、質疑を通じてわが党の立場を明白にしておきました。つまり、原子力の開発利用はいまや国家的必然性を持った要請である。しかし、わが国の原子力開発利用体制が、まず原子力委員会の独自性が欠如されておること、専任の安全審査委員が不足しておること、原子炉の安全審査とそれ以後の規制監督行政が科学技術庁と通産省その他の官庁とに分離して一貫性が欠如しておることなど、安全確保体制が、こういうところで確立されていない現状を指摘いたしました。  特に、原子力船「むつ」の放射能漏……

第75回国会 内閣委員会 第31号(1975/07/30、33期、民社党)

○受田委員 ごく短い時間で二、三の問題点をお尋ねしましよう。  自治省、あなたの方で来月全国の人事委員長会議を開催されますか。
【次の発言】 その日取りは、勧告があって直後、通告をしてすぐ招集できる態勢にしておるのか、あるいはいま人事院総裁は十三日か十四日のうちには勧告するという答弁のようでございます。十五日以後にはならぬ。こうなれば、十五日という日を予定してでも集めてよいわけですね。全然そういう日取りについてはまだ未定ですか。
【次の発言】 そこらあたりというのは、十五日以後にはならぬということですが、十五日以後にはならぬということは、十五日が入らない、十三日か十四日ということですね、総裁。

第75回国会 内閣委員会 第32号(1975/08/19、33期、民社党)

○受田委員 長官のお時間が迫っておりますから、十分しかないですね。  総務長官は給与担当の国務大臣でいらっしゃる、したがって、国務大臣として給与については政府を代表して責任をもって答弁できるお方であることを前提としてお尋ねいたします。  この人事院勧告を給与法案として御提出をされるための作業は、どのぐらいの日数があればできるものでございますか。
【次の発言】 給与法案を提出する閣議は、おおむね見通しとしてはいつごろ開かれ、そして閣議で決まるということですか。
【次の発言】 事務当局にお尋ねしますが、長官の御答弁はいまのとおりですけれども、閣議決定を見た、それからスピードを上げてこの法案の作成、……

第75回国会 内閣委員会 第33号(1975/08/26、33期、民社党)

○受田委員 外務省へ先にということでありますが、私きょうは少し猛烈な行動でここへ危うく滑り込んだわけでございまして、いささか疲労しているわけですが、答弁に立たれる政府の方々もまさに疲労その極に達せんとしておると思います。一時間半ほどお尋ねをいたします。  きょう議題になっている国の防衛の問題の中で、基本的な問題として憲法と安保条約の関係から法律論を少し展開してみたいと思うのでございます。  特に今度、坂田長官がシュレジンジャー長官と御懇談をされる、相談をされる前に外交的にも大事な問題として御認識を願っておきたいことがあります。それはわが憲法は海外派兵を禁止しているわけなんです。その例外というも……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/06/26、33期、民社党)

○受田委員 いませっかく問題になっている十三項の問題を私からも指摘したいと思うのです。  いま量的拡大を質的転換への規定にもなるというお話でございましたが、私は量の問題で国立、公立、私立のこの五年間の凍結期間中における学生数の伸びぐあい、それを私立はストップということになるならば、国立と公立でどれだけ増員せしめるのか。昭和五十六年の時点において、現在三二%の同年齢の大学入学の率がどこまでいくか、それをあわせて、五年後の見通しをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 文部省に対して。文部省はこの五年間に国立学校の学生定数をどこまで伸ばそうとしておるのか、御答弁を願います。


■ページ上部へ

第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 内閣委員会 第1号(1975/10/28、33期、民社党)

○受田委員 先国会ですでに論議のほとんどが言い尽くされておるわけで、あえてきょうこうした情勢の中で質問申し上げるという点につきましては、観点を新しくしてお尋ねしてみたいのです。  過ぐる国会で、私からも何回かここで問題点を提起してその実践を迫ってまいりましたが、総理府を中心にしてその私が指摘した幾つかの要求に対しても具体的に問題を取り上げて予算概算要求をしておられるようです。たとえば、女子公務員が死亡した場合にその配偶者である御主人に年金を支給するという、私が提案した問題であったのですが、それも一応概算要求を出しておられる。また、例の特別による傷病恩給の受給者の場合、四十六年の改正で誕生したが……

第76回国会 内閣委員会 第2号(1975/10/30、33期、民社党)

○受田委員 時間を余りかけません。採決を急いでやるように、政府の答弁次第では二十分以内に終わるようにします。  総務長官、今度の法改正の中で、特別職の中に国務大臣と総理大臣の俸給額は据え置きになっております。この理由を御説明願います。
【次の発言】 従来、閣僚の皆さんは国に対して俸給の一割を寄付しておられますね。これは今度の新しい法律、公職にある立場の皆さんの寄付に関する制約の中で、全国区の参議院議員たる国務大臣は国に対して寄付をすることが、地方公共団体に地方選出の議員が制約を受けると同様の制約を受けるのではないかということをお尋ねします。

第76回国会 内閣委員会 第3号(1975/11/11、33期、民社党)

○受田委員 許認可整理法というこういう法律は、また新しく法律ができるたびにこういう問題が何年かすると起こるわけですから、五年も十年もするとまたこういうものをやる。つまり許認可整理法は終始継続するものであるということになりますか。
【次の発言】 終始とどまるところを知らない、許認可の方は継続するのであるということですね。だから、そうなるとできるだけきちっと、余り後へ尾を引かないように整理をしておく、その都度整理をしておく、やむを得ないものが出たときにまたこれを扱うというようなかっこうにしなければいけない。これは調査会の答申の中にもそういうことが書いてあるわけでございますが、そこで私、先国会でお尋……

第76回国会 内閣委員会 第7号(1975/12/05、33期、民社党)

○受田委員 ただいま上程されている法案はきわめて簡単な問題を含んだ法案であります。直接この法案に関連してお尋ねをします。  外務大臣、在外公館に勤務される外交官、それらの方々が転任をするとき、旅費が本当の実費が弁償されているかどうか、また住宅に住まうとき、国によっては住宅事情の非常によい国もあれば厳しい国もある、そういうものに対して適切公平な措置が加えられておるかどうか、お答えを願います。
【次の発言】 私も何回か海外の実情を調べておるのですけれども、非常に優遇されている立場の外交官となかなか厳しい立場にある外交官がある。そういうものをできるだけ公平にということで従来何回か法改正、在勤法の改正……

第76回国会 内閣委員会 第10号(1975/12/16、33期、民社党)

○受田委員 坂田先生、お元気で何よりです。ひとつあなたにすかっとお尋ねしたいのですが、ポスト四次防構想について、私いろいろな方面で坂田構想を承っておるわけです。坂田先生はその構想の中に、いまの日本の財政事情等も勘案して、陸上の十八万を少し量よりも質的転換を図って、経費の節約と優秀な隊員の獲得を図りたいというお考えがあるやに承っております。これは私、当委員会でしばしば、十八万という固定した数字にとらわれないで、現実に十五万五、六千人しか確保できない陸上自衛隊は、十五万とか十三万とかにむしろ減少して、精鋭をすぐって、選抜による優秀な隊員によって陸上自衛隊を構成すべきであると提案を何回かした、それに……

第76回国会 文教委員会 第1号(1975/12/12、33期、民社党)

○受田委員 文部大臣永井道雄先生にひとつ。永井文部大臣は議員に対して終始先生という言葉を用いられます。私もその意味では先生と言われる危険がありますので、永井先生として対等のごあいさつをさしていただきます。  永井先生、文部大臣御就任一年をけみせられたのでございまして、この一年間を顧みるとき、お仕事をなさる上で大変御苦労をされた思い出が残っておられると思います。ただ、先般の争議行為が起こったことに対しては、永井先生の心にないことであったと思うか、予期していたことであるか、お答えを願います。
【次の発言】 文部大臣として、国民待望のもとに出現をした議員にあらざる大臣として、対話と協調の中で教育問題……


■ページ上部へ

第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 内閣委員会 第4号(1976/03/04、33期、民社党)

○受田委員 総務長官、あなたの御所管の事項の中に、公務員の退職年金が総括的に含まれておるのか、あるいは部分的にしかないのか、お答え願います。
【次の発言】 公務員の退職後の年金についてお答えを願っておるわけです。
【次の発言】 公務員の退職後の年金支給の中に大蔵省の所管がある。それから総理府の所管がある。そういうふうに分離されておる。そこで、人事院が国家公務員法第百八条により退職後の公務員の年金制度の検討をした結果、勧告権が百八条にある。その百八条で勧告された扱いは大蔵省と総理府に分かれて扱わなければならないかどうかです。
【次の発言】 国家公務員法第八節第百七条にある退職年金制度に対する第百……

第77回国会 内閣委員会 第5号(1976/05/06、33期、民社党)

○受田委員 今回の改正法案の中身の中に特色の一つとして取り上げられている改正点、「神経系統の機能または精神の障害等について、障害等級表の改正を行うこととした」という提案理由の説明のもとに、五等級に掲上されてあるわけです。私、ここでちょっと指摘したいことは、公務執行中神経系統もしくは精神の障害ということはどういう状態を示すものであるか御答弁を願いたい。
【次の発言】 ノイローゼになった場合は神経系統の問題、しかし精神の障害とはどういう場合ですか。
【次の発言】 公務に起因して精神分裂の症状を呈するということですね。公務に起因しなくてもいいわけですか。

第77回国会 内閣委員会 第6号(1976/05/11、33期、民社党)

○受田委員 きょうは余り時間をかけないで、三、四十分の質問にとどめて、残余は次回に回すという御了解をいただいて、主として当面する外交問題にまずきょうは質問を集中し、設置法関係の質問は次回に譲らしていただくということにいたします。  外務大臣お疲れでございますが、あなたも日本の外交を背負うて、衆望を背負うて御健闘いただいておるわけですが、もうしばらくがまんをしてください。  そこで、外務大臣も御就任以来一年半に近い日月をけみせられました。この長期にわたる外務大臣の御勤務において、もはやいまさら、私はまだ経験が浅いなどという逃避的な御発言はないと思いますので、ずばり質問にお答え願いたいのです。  ……

第77回国会 内閣委員会 第7号(1976/05/13、33期、民社党)

○受田委員 稻葉先生今晩は。御苦労でございます。  私、稻葉法務大臣は先生という名称が非常に当たる大臣であると思うのです。御自身大学の教授でいらっしゃるし、法学の権威でもあるし、めったに言わぬことですが、きょうはあえて稻葉先生に先生という名称を用いて質問さしていただきます。  稻葉先生は、現在の日本国憲法に対する御認識におきまして、ある意味の憲法学者としての定見を持っておられることを私はよく知っております。それで、あえて稻葉先生のお話を導き出すというような意図でなくて、本当に日本国の憲法の制定の由来等を考えて、この憲法の掲げている自由主義、平和主義、基本的人権の尊重、こうした基本原理が新しい国……

第77回国会 内閣委員会 第8号(1976/05/17、33期、民社党)

○受田委員 先回の質問に続きまして質問を続行いたします。  まず、経済外交について政府の所信をただしたいと思いますが、外務省の関係の特殊法人に国際協力事業団なるものがある。そこには、かつて外務省の事務次官をなさった法眼さんが総裁の任にいらっしゃる。この国際協力事業団、十五人の理事を擁して従来の技術協力、移住事業等を包含した強力な機構になっているのですが、発足以来のお仕事の上でこの点をどうしたらよいかという問題点がある程度出たと思います。 それについてひとつお答えを願いたいのでございますが、それに先立ちまして、海外に対する経済協力についてポイントを確かめておきたいのでございます。  わが国の国際……

第77回国会 内閣委員会 第12号(1976/07/14、33期、民社党)

○受田委員 総務長官、せっかく御苦労いただいている機会に、総務長官の御所管である皇室の行事についてちょっとだけお尋ねしておきたいと思うのであります。  天皇陛下御在位五十年という年をことし迎えておるわけです。満五十年、これは半世紀にわたる画期的な事柄でございまして、憲法一条を尊奉ずる立場にある日本国民としては、統合の象徴である天皇の五十年の御在位ということについては、心からおめでとうございますという祝福の意を表していくのが使命であると思うのであります。これは別に政治的意図というような意味に解することでなくして、素直な気持ちで陛下御在位五十年おめでとうございます。ますます御健康でいらっしゃいます……

第77回国会 内閣委員会 第13号(1976/07/29、33期、民社党)

○受田委員 きょうは、先般の委員会で質問して、答えを確認してない問題に一、二触れまして、当面する国政上の当委員会に関連のある問題に触れていきます。  この前お尋ねした問題の中に、公務員にひがみや不都合、不安を与えないために、できるだけ公務に従事する職員に給与の適正を図るべきである、この提案をいたしました。そして、憲法も男女の同権をうたっておるし、労働基準法においても男女の同権の原則をうたっているわけです。しかるところ、現在公務員になっている男女の比較論をちょっとお尋ねしたいのですが、女性の公務員は、行政(一)におきましてもおおむね四等級どまりが普通のようである。まあ高校卒、初級試験合格、二十三……

第77回国会 内閣委員会 第14号(1976/08/11、33期、民社党)

○受田委員 植木先生、あなたはきのうの閣議で、天皇在位五十年記念式典行事についての御了承を得られた。私もこの委員会で何回も、毎回この問題を取り上げて大臣の真意をお伺いしたのですが、一応十一月十日という決定を見て、大体予測した日をお決めいただいたようです。筋として通ると思います。  そこで、この日をどういう形式をもってお祝いするか、つまり、この日はお祝い日として休日にするのかどうか。先般も私ここで指摘しました。皇太子明仁親王は、その結婚の式を行われる日を休日という法律をもって国民がお祝いしたわけです。昭和三十四年三月十七日、法律第十六号でございました。私もそのときの賛成議員の一人でございまするか……

第77回国会 内閣委員会 第15号(1976/08/26、33期、民社党)

○受田委員 最初に板門店事件を議題にしたお尋ねをいたします。  先般、板門店において起こりました南北朝鮮の境界線における事件、これに対して政府の見解をさき伺いました。私ただ一つ気にかかることは、この事件におきまして当然関係する問題として、韓国にある国連軍の性格の問題でございます。韓国にある国連軍は、これは国連憲章の精神を尊奉して行動する部隊であるか、あるいは日米安保条約に基づきまして、その行動は日米安保体制の関連において許されるという立場がございますので、国連憲章の精神とはいささか異なる行為も認められるのかどうか、この問題を伺ってみたいと思います。  特に国連憲章第二条の四項に、「その国際関係……

第77回国会 文教委員会 第1号(1976/02/13、33期、民社党)

○受田委員 五分間以内に質問を終わります。  文部大臣、先般の教育委員会委員長会議で、いま高橋委員の指摘された主任制度の対象になる職種を拡大しようという御意図があることを承っております。さらにこれから図書主任、給食主任等へも広がっていくとなりますと、この主任制度の対象になる職種がずいぶんたくさんになって、最後には手当を出すのにしては半分以上出さなければならぬというような事態が起こってくると思うのです。そういうことになる危険があるということを了解しての先般の御発言であったかどうか、お答え願います。
【次の発言】 小学校で十八学級という一応の基準、それをだんだん十二学級という方向へ下げていく、こう……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/05/07、33期、民社党)

○受田委員 文部大臣にお尋ねする分は笠岡政務次官にお尋ねします。  私立学校の教職員の処遇、これは国公立とバランスがとれるようにしなければならないことだし、教育基本法の六条にもその基本精神が明記されてあります。ところが、現実に私立学校の先生方の処遇は著しく低水準に置かれている。また、私立学校の経営も困難であるというところで、実際は全体の奉仕者として教育者が尊重されるような待遇になっていないのですね。  笠岡先生、このいわゆる人確法、人材確保法案が成立したときに参議院側で附帯決議を付せられた。それには、国立や公立の先生方の待遇が人材確保を目的とするために大いに前進するに伴うて、私立学校の教職員の……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/12、33期、民社党)

○受田委員 この国立学校設置法の一部改正法案に直接つながる問題をまずお尋ねいたします。  例の技術科学大学の新設計画でございますが、目標とするところまことに結構に存じます。と同時に、入学資格者に実践的な技術教育をねらいとしておる高等専門学校に接続するような教育内容を持ったものとするという関係から工業高専の卒業者を入れる、それからもう一つ国立学校には国立短期大学部というものがあるわけです。全国にたくさんの工業短期大学がある。これは工業高専と同様に工業高校から工業短期大学へ行っておる。その数においても非常に多数の工業短期大学があるのでございますが、その方はどうなるわけですか。

第77回国会 文教委員会 第6号(1976/05/14、33期、民社党)

○受田委員 大臣お疲れでしょうが、しばらくごしんぼうを願いたい。  文部大臣御就任以来一年六カ月になんなんとされるわけでございますが、私、歴代文部大臣の中では比較的長期勤務の文部大臣と申し上げることができると思うのです。と同時に、永井先生の場合は、どこかにクリーン文部大臣の印象を与えておる。そしてまた新鮮な感覚で教育改革にも乗っかってくれるという期待もある。その期待を裏切らざるべく一年半御奮闘されたと思うのです。しかしながら施策の上では、遅々としてなかなか思うように御所信の断行ができないということで、御自身で焦られるお気持ちもおありだと思います。  そこで、私は祖国日本の文教政策の基本に触れる……


■ページ上部へ

第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 内閣委員会 第1号(1976/10/07、33期、民社党)

○受田委員 できるだけ時間を縮めます。  今度のミグ不法侵入事件について、防衛庁長官がおいでになるまでに部分的な問題をお尋ねします。  ソ連の戦闘機が日本へやってきて、その搭乗員であるベレンコ中尉が扱われた身分的処理、私、これを十分解明しておかなければならぬと思うのですが、少なくともわが国の領空へ不法に侵入して、しかも日本の空港へ不法な着陸をしたということにおいては、明らかに不法入国である。この不法入国に対して、当然出入国管理令の違反者として逮捕し、処分すべき性質のものがまず考えられるわけですが、逃亡先をアメリカという発言をしたために、この不法入国の処分を簡単に引っ込めて、逃亡先へきわめて人権……

第78回国会 内閣委員会 第2号(1976/10/12、33期、民社党)

○受田委員 大臣六時までということでございますから四十五分しかありませんが、急ぎ質問をいたします。  まず日中問題について質問をしたいと思いますが、さっきの報道によると、中国に文革派の四人の人が逮捕された事件が起こっておるようでございます。ポスト毛沢東の中国においてこうして政治的動揺あるいは政治的混乱が発生するかもしれないという予測をする向きがあったわけでございますが、こうした状態をながめたときに、政府としては中国の将来についてどういう認識を持っておられるか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 小坂大臣は御就任以来非常に意欲的な熱意を持ってこの日中平和友好条約の締結へ努力を続けておられ……

第78回国会 内閣委員会 第4号(1976/10/21、33期、民社党)

○受田委員 一般職の関係の方には、質疑の通告がおくれた関係がありますので、給与法につきましては防衛庁職員給与法案から話を進めてみたいと思います。  防衛庁の職員の処遇については一般職に準じた扱いが恒例としてされておるわけで、別に新しいものが生まれておるわけではありません。ただ、ここで基本的な問題として、防衛庁というお役所は国家の最も強力なる権力団体です。そこで、その部内の統制力という面におきましては、他の省庁に見ることのできないほど厳しいものがなければならぬお役所なんです。この統制、規律が崩れたときに日本の防衛に大変不安が起こるわけでございまして、この点は前の委員会でも、私からその指揮命令系統……

第78回国会 内閣委員会 第5号(1976/10/26、33期、民社党)

○受田委員 総務長官西村先生、郵政省の局長さん時代以来長い間おつき合いいただいておるわけです。ただ、国務大臣になられると特別の任務をお持ちになっておられるわけで、国の最高の行政長官になってこられたわけです。  そこで、特別職の給与にちょっと触れておくのですが、国務大臣の給与が今度九十万から百五万になった。総理大臣が百二十五万から百四十五万になった。この金額、大幅昇給の根拠がどこにあるか、お示しをいただきます。
【次の発言】 国会議員は行政(一)の最高の号俸をもらう者と同等、それは法の精神で、そうなっておる。われわれも議員の給与がそうした根拠に基づいて引き上げられるのを内心大変相済まぬと思ってお……

第78回国会 文教委員会 第3号(1976/10/20、33期、民社党)

○受田委員 私、文部大臣に国家百年の教育大計の基本問題に触れた質問をいたします。  私たちの党ですでに天下に公表しております教育国家建設という大目標、これはすでに七年前に文部省へもお届けしてあるわけです。その目標を裏づけるために、さらに二年前に、混乱の世相の中から本当に国民的自覚に基づくすばらしい国づくりをする教育体制をどうすべきかを重ねて宣言しました。そして、今回また、高度の倫理観に基づく教育国家建設を提唱しておるわけでございますが、大臣、あなたが幸い民間人として自由民主党政府の唯一の中立的性格を有する閣僚として御在任まさに二年になんなんとしていること、これはスタート以来、国民が大変期待をか……


受田新吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院33期)

受田新吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、民社党)

○受田分科員 文部大臣、限られた時間ですから、ポイントを三つにしぼって簡明直截に御答弁を仰ぐように御質問いたします。  私は国の教育を、国の政治の上で非常に高いウエートに置くように、文化国家として新しく立ち上がった戦後の日本は、戦争も放棄し、軍備を持たないという形で文化の高揚に力点を置き、福祉の増進につとめてきたわけですが、しかし現実には国政の上の文教のウエートは依然として低水準に置かれている。文部大臣は油断をすると伴食大臣のそしりを従来受けてきておるような立場に置かれておったわけです。私は、文教教育というものを国政の中核にするような国家に、教育国家にしなければ日本の使命が果たされないと思うの……


■ページ上部へ

第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、33期、民社党)

○受田委員 先ほどからの質疑応答を伺っておりましても、明確にされているのは、三木総理はいかなる場合も無条件に全面的に非核三原則の遵守をやる、こういうこと、この理解は、三木内閣が続く限りだけでなく、大体自民党政権が続く限りはという意味に理解してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 かつて鳩山総理は憲法を改正する宣言を国会でやられました。ちょうどこの予算委員会で私大いに御議論を申し上げた思い出があるわけであります。憲法調査会をつくる根底にも、現在のこの憲法に改むべきところが数々ある。占領軍の政策の欠点を是正する必要があるという趣旨の憲法改正の御意見を持っておられました。これは本会議でもその意……

第75回国会 内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/23、33期、民社党)

○受田委員 連合審査でありますので、内閣委員の方の発言をできるだけ差し控えたいと思っていましたが、どうしても、いま内海議員の質問に対して私から関連質問せざるを得ない点がありますのでお伺いいたします。  いま責任問題が盛んに論議されました。「むつ」を今日の状態に追い込んだ責任の最高の地位にある人はだれでしょうか。
【次の発言】 私もそう思います。現時点においては佐々木先生に責任がおわりである。鈴木善幸氏は、昨年の秋この問題に乗り出して、むつ市及びむつ漁協等とも協定を結ばれました。半年以内に新母港を決定する、二年半以内に船体をそこへ移す。鈴木善幸氏の責任はどうあるのか、そして今後、鈴木善幸氏はいか……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、民社党)

○受田分科員 田中厚生大臣、将来のとうとい経験と信念で、ひとつしっかり厚生行政の長官として御健闘を祈ります。  さて、三十分の枠内で大事な問題点を数点指摘して、政府の所信をただし、私の要望をここで宣言さしてもらいたいと思います。  私たちの人生にはいろいろと不幸な立場で、そのとうとい人生に大きなハンディを受けている人がたくさんあるわけであります。その中には、生まれながらにして身体の故障を持っている者、あるいは途中で故障を受けた者、心身のさわやかな生活のできない不幸な人、これらの方々は余りにも痛々しい人生をいま歩んでいるわけです。同じ人間と生まれて、この不幸を補ってあげる、そこに政治の原則があり……


■ページ上部へ

第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1976/04/07、33期、民社党)

○受田分科員 先ほどいろいろと政府側の説明を承りました。その中で、総理府の予算に関係する問題で、一つお尋ねをしたいことがございます。  昨年、ここにおられる稻葉法務大臣の発言をめぐって――憲法を遵守し、擁護する義務がある憲法第九十九条の規定に基づきまして、憲法が日本国で基本法として誕生して以来、最初の五年間は記念行事をやって憲法の普及徹底を図ってきた。しかるところ、自後、自民党内にも憲法改正論者もおられまして、また組織的に党内に機関もできまして、いつの間にか、この現行憲法を大いに尊重し、そしてそれを祝福する行事等が中断をしてきたわけです。それで、稻葉法務大臣の発言に関連して、三木総理及び稻葉法……

第77回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1976/04/07、33期、民社党)

○受田分科員 文部大臣、国立学校設置法一部改正が提案されてあります。これでちょっと私気にかかることなんですが、その審査がまだ始まっていないわけなんで、この中には、福島大学の大学院、埼玉大学の理工学部の分離、岡山大学の薬学部を医学部から分離する問題等、非常に急ぐ提案がされているのですが、これは一体新学年を始めるタイムリミット、つまりぎりぎり国会でいつまでにこれが通ればやれるという自信があるのか、お示しを願いたいのです。
【次の発言】 一日も早くといって、新しい学年を始めるのにいつから始めればぎりぎり間に合うと見られるか、それによって法案の審査に配慮があるわけです。



受田新吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

受田新吉[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期
受田新吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 33期在籍の他の議員はこちら→33期衆議院議員(五十音順) 33期衆議院議員(選挙区順) 33期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。