このページでは受田新吉衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○受田新吉君 ただいま議題となりました交通安全対策基本法案につきまして、交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、わが国における交通事故の現況にかんがみ、陸上交通、海上交通及び航空交通の安全に関し、総合的かつ計画的な対策の推進をはかり、もって公共の福祉の増進に寄与することを目的とするものでありまして、そのおもな内容は、 第一に、交通の安全に関し、国並びに地方公共団体等の責任を明らかにするとともに、政府は、交通の安全に関する施策の実施に必要な財政措置等を講ずること、また、毎年国会に交通事故の状況、交通の安全に関する施策にかかわる計画等について報告を提出……
○受田新吉君 山荘の管理人として、平凡で、しかも平和な生活を営んでおりました一主婦が、十日間人質として監禁せられ、世間の批判を集めたやさき、さらにリンチ事件が発覚された、いわゆる連合赤軍リンチ殺人事件は、狂気の行動といわれ、人間における残虐性の極点とさえ思われる悲しむべき事件であります。いま警察の手によってその全貌が現らかにされつつあります。国民一人一人が、人間の中にひそむ魔性に身ぶるいをいたしております、あの浅間山荘における荒々しい、しかも長時間にわたる武力抗争、及び、残虐きわまりなき、かつ、わが国の犯罪史上、社会運動史上において類例を見ない血の大粛清の全容が、日一日と当局の手によって解明し……
○受田委員長 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私がこの特別委員会の委員長たる重責をになうことにさせていただきました。 交通事故の現状が年々深刻化し、まことに憂慮にたえないものがございます。私は、この機会に、この問題の解決のために、皆さまの御協力を願いまして、一そう総合的成果をあげていきたいと思います。幸い御経験豊かな皆さま方の御支援によりまして、この対策の樹立並びに委員会運営の重責をりっぱに果たさせていただくようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 次回は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします……
○受田委員長 これより会議を開きます。
これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 おはかりいたします。
ただいまの河野洋平君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
それでは、
加藤 六月君 木部 佳昭君
小峯 柳多君 河野 洋平君
丹羽 久章君 後藤 俊男君
田中 昭二君 河村 勝君
以上八名の諸君を理事に指名いたします。
次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時四十七分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、山中総理府総務長官及び荒木国家公安委員会委員長から、交通安全対策についてそれぞれ説明を聴取いたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、荒木国家公安委員会委員長。
【次の発言】 この際、湊総理府総務副長官より発言を求められておりますので、これを許します。湊総理府総務副長官。
【次の発言】 次に、昭和四十五年度における陸上交通安全対策関係予算等について説明を求めます。平川陸上交通安全調査室長。
【次の発言】 次に、昭和四十五年における交通警察の運営について説明を求めます。久保交通局長。
○受田委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、根本建設大臣から、交通安全対策について説明を聴取いたします。根本建設大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十五年度における海上交通及び航空交通安全対策関係予算等について説明を求めます。内村審議官。
【次の発言】 次に、橋本運輸大臣から交通安全対策について説明を聴取いたします。橋本運輸大臣。
【次の発言】 以上で説明聴取を終わります。
次回は公報でお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時二十分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出にかかる交通安全対策基本法案及び久保三郎君外四名提出にかかる交通安全基本法案を一括議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、後藤俊男君。
【次の発言】 次に、内閣提出にかかる交通安全対策基本法案の補足説明を聴取いたします。平川陸上交通安全調査室長。
【次の発言】 これにて説明聴取は終わりました。
次回は公報でお知らせすることとして、本日はこれにて散会いたします。
午後一時九分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出にかかる交通安全対策基本法案及び久保三郎君外四名提出にかかる交通安全基本法案の両案を一括して議題とし、質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。加藤六月君。
【次の発言】 田中昭二君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 次回は明九日木曜日、理事会午後一時、委員会午後一時十分より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時四十五分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出にかかる交通安全対策基本法案及び久保三郎君外四名提出にかかる交通安全基本法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。小峯柳多君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとして、暫時休憩いたします。
午後一時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。長谷部七郎君。
【次の発言】 ただいま三方面の質問がありましたが、総務長官に一番最後に締めくくりで答弁してもらうことにして、まず労働省賃金部長藤縄君。
○受田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出にかかる交通安全対策基本法案及び久保三郎君外四名提出にかかる交通安全基本法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。松本忠助君。
【次の発言】 いまの答弁は目標がちょっとズレているので……。
【次の発言】 丹羽久章君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 次回は、来たる十三日月曜日午後一時より理事会、午後一時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出にかかる交通安全対策基本法案及び久保三郎君外四名提出にかかる交通安全基本法案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。
ほかに質疑の通告もありませんので、両案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより内閣提出にかかる交通安全対策基本法案及び久保三郎君外四名提出にかかる交通安全基本法案を一括して討論に付します。
討論の申し出がありますので、これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決に入ります。
まず、内閣提出にかかる交通安全対策基本法案について採決いたします。
本案に賛成の諸……
○受田委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。
目下地方行政委員会において審査中の道路交通法の一部を改正する法律案について、連合審査会の開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、連合審査会が開会されます場合の日時につきましては、地方行政委員長と協議の上、お知らせすることといたします。
次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時十二分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
交通安全対策に関する件について、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、参考人の人選及び日時等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。小峯柳多君。
○受田委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件について調査を進めます。 本日は海上交通の安全対策について、参考人として日本海事協会常務理事松平直一君、日本造船工業会副会長古賀繁一君、日本船主協会大型鉱石船対策特別委員青山三郎君、以上三名の方々の御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。参考人各位には御多用中にもかかわらず本委員会に御出席をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。本日は海上交通の安全対策、特に大型船の海難事故の現状及び今後の対策等につきまして、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと思います。 次に議事……
○受田委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。加藤六月君。
【次の発言】 左藤恵君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 審判庁は来ていないのですが、内村審議官がかわって答弁できるそうです。
【次の発言】 久保君、発言をちょっと待ってください。――その動議は質疑終了後取り扱いを検討いたしますから……。
【次の発言】 緊急動議ですか。
【次の発言】 その扱いは……。
【次の発言】 その案はそれじゃ委員各位におはかりを……。
【次の発言】 それをひとつ拝見して、委員各位におはかりいたします。
○受田委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。横路君。
【次の発言】 松本君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後三時二十四分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 私、この機会に、警察庁並びに外務省当局に対しまして、先般開通しました関釜フェリー、この開通に伴って、多数のドライバーが自動車を積んで韓国に旅行するということが現実の問題となってまいりましたので、これに関する重要な問題点を指摘して、当局の説明を伺いたいと思います。
第一に、この関釜フェリーは、大量の乗客と同時に車を積み込んで、韓国の各地をドライブする人々を乗せております。これらの諸君がことばのわからない韓国で、右側通行であり、文字が李承晩以来独特の韓国語で表示されて、日本人には理解しがたい標……
○受田委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。丹羽久章君。
【次の発言】 田中昭二君。
【次の発言】 林百郎君。
【次の発言】 長官、御苦労さまでした。
【次の発言】 委員のかり出しを直ちに措置するように……。
それでは、委員のかり出しをいま指示しましたから、いまから田中君と林君との国務大臣以下に対する質問を行ないます。田中昭二君。
【次の発言】 林百郎君。
【次の発言】 持ち時間が過ぎましたので、結論を急いでください。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時十七分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
交通安全対策に関する件について、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、参考人の人選及び日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。
先般地方における交通事情及び交通安全施設の整備状況等調査のため、福岡県、山口県、岡山県及び大阪府に……
○受田委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
先般、地方における交通事情及び交通安全施設の整備状況等調査のため、宮城県及び北海道に委員を派遣いたしました。
この際、派遣委員から報告を求めます。田中昭二君。
【次の発言】 これにて派遣委員よりの報告は終わりました。
派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。
なお、ただいまの派遣委員よりお申し出のありました詳細なる報告書について、参照として本日の会議録に掲載することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
○受田委員 鬼木委員の質問にお答えになった山中長官の御答弁、私、一昨年のこの法改正の当時、毎年ベースアップをすべきである、この内廷費について皇族費について提案しました。その前年は、四年目に改正されておったのです。長期にわたって皇室だけ御苦労を一身に引き受けられることは、仁徳天皇の民のかまどの愛情を思わせるものがあるが、しかし近代的国家の皇室として、がまんに限度があることをわれわれ国民の側から考えてあげるべきだという、憲法第一条の象徴天皇御一家を大事にすることにわれわれ国会議員の責任があることを提案しましたが、これは二年に 一ぺん、ちょっとテンポが早まりましたけれども、いまお説のような点でまだ……
○受田委員 中曽根長官、御就任以来非常に活発に御所見の開陳があり、かつ、みずから先頭に立って、指揮官としての行動まことにすばらしいものがあることを認めます。国土、国民を守るための責任者として、そうした熱心な発言、熱心な行動、それには敬意を表するものであります。と同時に、その発言、行動は非常に慎重を期して、国民の信頼の上に立ち、かつ、国民がこれを支持するという形に持っていかなければならない。一時的な思いつきでその場しのぎの発言であってもならないし、場当たり的な国民のごきげんとりであってもならないということを願ってやまないものでありますが、長官御自身の発言、行動をされた上における問題点を一、二指摘……
○受田委員 私は、民社党を代表して、ただいま審議中の防衛庁設置法案の反対討論をいたします。 民社党は多年にわたりまして、当委員会を通じまして、はっきり国民の前に宣言していることは、国土、国民を守るための最小限の自衛措置を肯定している憲法第九条の解釈を基点に置いていること。しかし、それは最小限の自衛措置であって専守防衛である。これまた国民の前にはっきりと御提示申し上げております。同時に、日米安保条約につきましては、わが国の防衛力の補完的任務を持つものにすぎないものであって、いわゆる基地なき安保を提案し、駐留なき安保を提案いたしまして、日米安保条約の改定を宣言しております。 その意味におきまし……
○受田委員 たいへん短時間でありますから、速射砲的な質疑、それに対する答弁をお願いして、任務を果たしたいと思います。 恩給法の性格は、国家補償方式である。国家公務員法第百七条にも退職年金制度の性格がうたってありますが、それは、在職中に国家社会に奉仕した、その期間中に自分の所得を蓄積する能力を喪失されておる、その減損を補てんするというような意味を含めて、退職後の生活を十分満たそうという趣旨であるように毛書いてあります。そこで恩給法という法律そのものについても一つの限界が来ていることは長官いま指摘されたとおり、かたかなで非常にむずかしい文語体、「スヘカラス」というようなことになっておる旧式の法律……
○受田委員 委員長、もう三十分しかありませんので、もしはみ出たら午後、本会終了後ちょっとだけ質問を続行さしていただくようにお願いをしておきます。できるだけ短時間で能率を上げます。 この法案とあわせてお尋ねをさしていただきたい。前回の恩給法の残余の質問でございますが、幸いにこの法律は現職の法律の問題点であり、恩給法は退職後の公務員の問題点でありまして、現職と退職者を一貫した意味で質問のできるという形を私実は感謝しております。 そこで、私きわめて明快に質問しますので、ごく端的に要点を御答弁願って能率をあげたいと思います。 最初に、この法律案が出ておりますので、この法律案のほうをちょっとだけ触……
○受田委員 政府当局お疲れでございましょうが、ちょっとの間がまんしていただきましょう。
私、すでに質問を終わられた委員の皆さんの質問となるべく重複を避けるお尋ねをしてみたいと思うのですが、基本的問題としては、五月完全実施という形を政府はおとりになる。そうすると、人事院が勧告したらそのままを法案にするという意味であるのか、あるいは法案には多少人事院の勧告した内容について修正する場合もあるという意味であるのか、御答弁を願いたいのであります。
【次の発言】 そうしますと、八月上旬勧告がされた場合に、直ちにそのままを法案にするという意味の臨時国会を召集することが適当であるという御判断かどうかもお答え……
○受田委員 中曽根長官、重要使命を帯びて明日は渡米されるわけですが、世間ではあなたをタカ派と称する人もある。しかしあなたは平和なハトの使節として祖国の興隆のために御苦労されるという意味で、健闘してのお帰りを祈ります。 ここで渡米にあたりまして、長官としての認識を一そう深めていただく問題点を一つだけ取り上げて私の質問を終わりたいと思いますので、明答をお願いしたい。 中曽根長官は、就任以来、在日米軍の基地の整理方式を、先ほど質疑応答に言われるようなわが国の管理のもとにこれを統括したいという意欲を持っておられる。しかし、地位協定の規定などもあって思うようにいかない節がありますけれども、われわれは……
○受田委員 関連。私、和田委員の質問の中で釈然とせぬ点が発生しておるので、一点だけ。 防衛庁長官、あなたはいま、日本の周辺に、日本に対して影響力のある間接侵略のおそれのあるという懸念を持っている場合はないかという和田委員の質問に対して、すべての国を平等に見ておられるようでございますが、日本の防衛白書の中の「極東における軍事情勢」―中共とソ連、ソ連と北鮮、北鮮と中共との間に結ばれているそれぞれの友好同盟条約の中には、明白に日本を仮想敵国としている規定のあることは御存じのとおりと思うのです。そうした日本を仮想敵国にしているアジアの国があるというこのことを「極東における軍事情勢」の中で一応あげて、……
○受田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上
げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度
私が本特別委員会の委員長の重責をになうことに
なりました。幸い御経験豊かな委員各位の御支援
によりまして、委員会の円滑な運営をはかってま
いたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申
し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないま
す。
【次の発言】 おはかりいたします。
ただいまの加藤六月君の動議に御異議ありませ
んか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、
さよう決しました。
それでは、
加藤 六月君 木部 佳昭君
小峯 柳多君 ……
○受田委員長 これより会議を開きます。
連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。
地方行政委員会において審査中の道路交通法の一部を改正する法律案について、連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、地方行政委員会との連合審査会は、本日午後二時、第七委員室で開会される予定ですので、御了承ください。
次回は、明八日火曜日午後一時二十分理事会、一時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十三分散会
○受田委員長 これより会議を開きます。
本日の請願日程全部を議題といたします。
これらの各請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしましたのでありますが、これより直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これより採決いたします。
本日の請願日程第一ないし第一一の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○受田委員 私最初にこの法案に直接関係する問題をお尋ねして、最後に関連した別の外交重大問題を二、三お尋ねしたいと思います。
この法律案を拝見して、まず問題として提起したいことは、兼轄大使館の新設でございますが、スワジランドという南アフリカの国に兼轄大使館を置くということです。この兼轄大使館というものは、一体どういうものか、御説明願いたい。
【次の発言】 兼轄大使の在勤手当というものは、これにちゃんと新設されておるわけですが、その実館のないところに手当があるのですか。
【次の発言】 どうもよくわからないのですが、兼轄大使館というのは実館がないのですね、ないところに在勤手当というものがあり、住宅……
○受田委員 法務省設置法の一部改正法案に直接つながる問題として、各委員からお尋ねのあった刑務所に関係する問題で三百お尋ねをいたします。
監獄法という法律は名称が適当でないということで、先国会以来、また私も長期にわたってこの名称の変更を求めてきたのでございますが、まだ依然としてこれが残っておる。そしてその中に拘置所、刑務所、こういうものが現に重要な地域に置かれてあるわけでございますが、死刑の刑の確定をみた者を置く監獄はどことどこになっておるかお答え願いたい。
【次の発言】 ここにあなたのほうから出された法律案参考資料に、「東京拘置所の現施設及び収容者収容状況」が書いてある。そしてその次に「東京……
○受田委員 人事院総裁、この勧告案につきまして、これを政府がそのまま採用という段階になったわけでございますが、総裁に一言だけお聞きしておきたいことがある。それは、勧告案を作成される民間給与実態調査の時点は四月である。そうすると勧告は五月実施でなくて四月実施が筋として通るという形になるのではございませんか。
【次の発言】 長官、四月実施が検討される段階になり、それが勧告案として表面に出た場合は、完全実施というのは当然四月という形をとられるわけですね。
【次の発言】 私は、もう一つ、このたびの高年齢職員の昇給延伸措置について、大出委員に続いて、ちょっとお尋ねしておきたいのですが、これは管理職の地位……
○受田委員 質問の前半を一般職、特別職の給与法案、後半を防衛庁の給与法と防衛関係の問題点を取り上げる質問に充当します。 総裁、昨日の質問に続きまして質問の残余の部分に触れてまいりますが、あなたのほうからこの夏勧告案をお出しになり、あわせて報告をしていただいておる中に、民間における役員の報酬及び特別給の状況という一項があるわけですね。その中に、選任役員のうちでいわゆる社長相当格とそれ以外のものとの月収というものがここへ指摘してあり、特別給も書いてあるのでございますが、上記以外の選任役員という、いわゆる指定職の比較対象にされたこれらの皆さんの給与と、公務員の指定職との給与比較において問題点として……
○受田委員 官房長官、お時間が迫っておるようでありますから、あなたにまずお尋ね申し上げて、引き続き総務長官以下お尋ねを申し上げたいと思います。 総理府設置法の一部を改正する法律案の中に、国立公文書館の新設を見るわけでございますが、その中で、宮内庁の公文書なるものがいかに多いか、私、数字の上で政府から出された資料を見て目をみはるものがあるわけです。それほど宮内庁には日本の歴史に残る公文書が豊かに残されているということがいえる。この問題は後ほど詳しくお尋ねすることとして、この国立公文書館を中心の具体的なお尋ねを後回しにすることにして、まず、この法案に関係した大事な宮内庁所管の問題をお尋ね申し上げ……
○受田委員 建設省設置法改正案に関連して、建設省の所管事項の基本的な問題点の幾つかの課題の解決のためにお尋ねをいたします。 第一点は、土地の価格をどう抑止するかという問題、これは政府としても、すでに相当宅地を用意するための諸施策が講じられておるようでありますが、ここで端的にお尋ねしたい。まず、土地のうちで宅地という問題を取り上げてみますと、地価の高騰というものが依然として抑止されていない。この地価の上昇を食いとめるために、建設省としても大臣以下首脳部が相当苦労しておられると思うのですが、現実には庶民からほど遠い雲の上に土地があぐらをかいているという現状であります。勤労者がその生涯をかけた、三……
○受田委員 運輸省設置法の改正法案に関連しまして、重要な運輸政策の問題点を取り上げまして、時間にして四十分ほどお尋ねいたします。 大臣非常に有能なお方ですけれども、お疲れで御迷惑ですが、国家のために御答弁を願いたい。私、橋本さんのような実力を持たれる閣僚が運輸省におられる間にいろいろな仕事をなさろうとするお気持ちがよくわかります。今回は任期が相当長くなっておりますので、手腕、力量を発揮されるよいチャンスでもあるわけですが、ひとつ交通政策の中で新総合交通政策を推進されるお気持ちの大臣に、その点からお尋ねをしたいことがあるわけです。 先ほどから質疑応答をされていることを聞いていてその片りんを伺……
○受田委員 文部大臣御苦労しておられますので、文部省設置法の改正案に関連する基本的な文部行政の問題をお尋ねしたいと思うのです。 文部大臣は、長期にわたってといっていい程度に文部大臣の任にいらっしゃって、ある程度文部行政に自信を深めておいでだと思います。学校紛争のさなかに大臣に就任されて、異常なばかりの苦労を重ねられ、よく耐え抜いて今日を迎えられたことに深く敬意を払いたいと思うのです。それだけに文部行政に精魂を打ち込まれた大臣の方寸をめぐる夢が大きくわき出ているとも思うので、その点、基本的な文部行政をお尋ねしてもお答えがすぐできると思うのです。 いまの日本の国の現状というものの中に、著しく技……
○受田委員 私は今回の誤射事件に対しまして、外交上及び防衛上の両面からきわめて端的に問題点をしぼってお尋ねします。
まず、事件の内容については、先ほど来の論議である程度全貌が明らかにされましたようです。したがって、冒頭にお尋ねしてみたのですが、ここまで誤射であることが明白になった事件を四十日も無視してきた理由はどこにあるのか、またこの発表を四十日も控えた責任は防衛庁がになうのか外務省がになうのか、その立場を明白にお示し願いたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官と私は見解を異にいたします。つまりこういう重大事件の発生に対処して、事件が落着して後に公にすべきであるというただいまの防衛庁長官の……
○受田委員 これは毎年当委員会で繰り返し質問されているポイントでございますけれども、この恩給法の一部改正案で最も大事な問題点とされている恩給法二条の二の公務員給与その他との調整をどう扱うかという問題をまずお尋ね申し上げたいと思います。 昨年も当委員会で引き続き附帯決議が付せられまして、その附帯決議の趣旨は、公務員の給与を基準として、退職者の恩給年金額がきめられるようにという国会の意思表明がされております。その附帯決議の扱いをどういうふうにされようとしているのか、政府のそれぞれの、大臣及び局長の御発言によって意思表明をしていただきたいと思います。
○受田委員 それじゃ短時間にやります。結論の出るような質問を二つ申し上げたいと思います。 先般の委員会における質問にちょっと残った大事な問題でございますが、公務の扶助料の中で、旧軍人、つまり英霊の遺族に対する公務扶助料の支給について、多年の私の持論があるわけです。長官、これは初めて御披露申し上げますが、靖国の神となられた英霊に対する法案の御提出もいまあるわけでございますが、それに当然関連する問題だ、こう思います。それは、英霊となられた方の御遺族に対する公務扶助料に、依然として兵の階級、下士官の階級、準士官の階級というものが残っておる。神となられた英霊の差はないわけです。神としては同等である。……
○受田委員 中曽根防衛庁長官、国務大臣としての立場からの御意見と合わせて明快な御答弁を要請したいと思います。 私、まず基本的に中曽根さんはわが現代日本における最も将来を期待される有力な政治家であり、閣僚中総理としての将来に夢を自他ともに認めるという立場のお一人であるという意味において、いまから、中曽根長官が過去において夢を持ち、現になおその夢を持続しておる重大な国政に関する基本問題のその内容について、この時点で大臣として、また防衛庁長官としてお答え願いたい点があります。 あなたはかつて首相公選論を唱えられました。現時点においてこの夢を捨てておりませんかどうか。まずお答え願いたいのです。
○受田委員 御苦労さま。私、厚生省設置法の一部改正案の内容に関係する質問をまず一、二点申し上げまして、引き続き厚生行政に関連する重要な問題点を取り上げてお尋ねをさしていただきます。 いま鬼木委員からお尋ねのあった四つの審議会を一括するこの改正案の中で、特に中央精神衛生審議会の果たした役割りがどうなっているかということに関係する質問をいたします。大臣、率直にお尋ねしますが、身体と精神は車の両輪のようなものである。健康の条件は身体にも精神にも同様にかけられるものでございます。ところが身状障害者の福祉法は誕生しているが、精神障害者の福祉法ができていない理由はこれいかに、お答えを願います。
○受田委員 長官は時間がないようですから、長官だけに取り急ぎまして十分間だけお尋ねいたします。 山中先生は、こうして引き続き改造内閣にお残りになり、唯一の残留閣僚として活動していただくわけですが、皆さんの期待も大きいわけですから、御健闘願いたい。特に給与担当国務大臣も引き続き御苦労願うわけで、官職の職務と責任に応じた適正な給与が実施されるように御苦労願いたい。そのことでお尋ねをいたします。 第一に、あなたは給与担当国務大臣の重責をになっておいでになるのですが、一般職及び特別職にわたっての給与担当国務大臣と了解さしていただいております。ところが、一般職の中に検察官というのがありまして、これは……
○受田委員 今度人事院勧告並びに報告書を拝見しまして、先般の委員会で論議したポイントについてのある程度の満足が得られ、また同時に予想外の不満が見られる内容であることを指摘したいと思います。 基本的な問題点だけで質問を終わりたいと思いますが、第一に、こうした人事行政、人事管理上の基本問題として、総理府に人事局がある、同時に人事院が、長期にわたって公務員のよき保護者として、その機関の任務を果たしてきておるという関係について、ちょっとだけお尋ねしたい点があるのです。 総理府に人事局がありまして、そこで公務員の服務関係を含めた重大な基本問題にあわせて、行政各部のこうした人事行政上の総括的、調整的役……
○受田委員 法務省設置法の一部改正案は、前国会からのつながりもありますことですから、法案そのものに対する質問はごく簡単にこれを処理しまして、関連する諸問題についてお尋ねを進めていきたいと思います。
この法案から当然予想される出張所等の設置に伴う定員増というものは、どういうふうにお考えになっておいでになるのか、お示しを願いたいと思います。
【次の発言】 事務量の増加とこれに伴う事務処理能力というもののつながり。事務量が非常にふえたので出張所を置くのだ、にもかかわらず定員はふやさないのだ。そうしますと、事務量の処理能力を過重に公務員に与えることになるのでございましょうか。
○受田委員 新長官御苦労さまですが、しっかり職務御精励を願って、御健康でがんばっていただきたいと思います。 長官は、再度にわたる御就任で、科学技術行政について一応確たる信念をお持ちだと思いますので、御経験を加えた上の御信念を加えながら御答弁をいただきたいと思います。 わが国の科学技術行政というものが、大臣のお役所がスタートがおくれただけに、国民の中にも十分理解、浸透の度合いが薄いという問題があると思うのです。先般の川崎における科学技術庁の山くずれ実験の失敗というような問題を一つ取り上げてみましても、科学技術行政の中にどこか抜けているところがあるのではないか。技術者、研究者と行政面との間に結……
○受田委員 法律案が三つあるのでございますが、総理府総務副長官にまずお尋ね申し上げて、引き続き特別職へ入っていきたいと思います。 人事院はきょうはおいでになりますね。――総務長官の職務を代行して副長官においでいただいたわけですが、私いまから、せっかく総裁来られたので、総裁にお尋ね申し上げ、確認を得た上で政府の決意を伺うということにさせていただきましょう。 佐藤総裁、長く精勤をしていただいて、総裁が長期にわたる御苦労によって、公務員の給与というものに非常に確固たる基盤をつくっていただいておることを、一応敬意を払います。と同時に、私がいつも質問で繰り返し疑点を投げかけておるのですけれども、公務……
○受田委員 江崎長官、私も先般立川基地を拝見しにうかがいました。長官は就任された当時、隊員を集められて、私はハト派の長官である、ハト派の長官がおる限りは、平和の維持できる部隊であることをどうか信頼してほしいという、あなたの熱烈なるあいさつがあったと聞いております。ことに、ハト派とわざわざ指摘してごあいさつのあったということにおいて、あなたが防衛庁長官として、平和的な長官として猛烈な意欲をわかしておったことがよくわかります。そのあなたに一言お尋ねしたいことがあるのですが、今回、立川基地の事件の際に、制服から連絡を受け、あなたがオーケーを出される過程で、内局の人々がそれぞれの立場で真剣にチェックす……
○受田委員 法案に関連する国の基本に関する問題、特に憲法第一条、象徴天皇の御身分に関する基本問題をお尋ねしてみたいと思います。 憲法の第一条、それを受けて皇室典範が法律として誕生をしております。憲法の規定から、特に第一章の天皇の規定から皇室典範が生まれている。そのことの中に、法律的に解釈を明確にしておかなければならない諸点があるわけです。私、従来しばしばお尋ねしていることでありますけれども、きょうは宮内庁長官として、法律論争という意味でなくして、通常の形で宮内庁が解釈されている法律の解釈を承りたい点があります。 それは、憲法の第七条に書かれてある十に及ぶ天皇の国事行為というものは、一部委任……
○受田委員 外務大臣、私今の段階でぜひ再確認をしておきたいことがあるのですが、例の安保条約に伴う交換公文の規定に基づく、さっきから質疑応答が繰り返されている事前協議事項、特にその中でも、日本国の米軍の基地から戦闘作戦行動に移る場合の事前協議については、少なくとも日本の中における米軍が戦闘行動を起こすという意味においては、防衛出動に近い危険が起こる可能性があるわけでございますので、その点の扱い方が、どうも議論を承っておって釈然としない点がありますので、簡単にお答え願いたい。 事前協議の提案が起こる形はどうか。それを受ける日本国は、受けた場合に閣議できめるのか。あるいはもう一つ、少なくとも国防会……
○受田委員 最初に、総務長官連日御苦労ですが、所管事項についてお尋ねをしたいと思います。 あなたの御所管の沖繩の復帰に伴う内政上の諸問題で私、非常に興味があり、またきわめて重大に考えていかなければならない問題の一つに交通関係があります。沖繩の道路は進行路線というものが右側通行になっておる。これは左側通行、本土並みに切りかえる。本土並み政策の一環として、この切りかえに相当の経費が必要であることも伺っておるのですけれども、現実の問題として、この左側通行を実施するための現時点における所要経費と、その経費に対する国の財政援助。つまりこれは国策できめるのであって、地元に一文も負担させてはいけないわけで……
○受田委員 長官、あまり時間をかけませんから……。 あなたは長い間の友人であり、かつ論議をたびたび繰り返しておりまして、大体基本的な問題は質問を終わっておる。きょうは締めくくりという意味で、いま日本の自衛隊そのものが、国会の論議などを通じて国民の上に一応安住しつつある傾向の上に、かすみがかかったようなかっこうで、自衛隊の存在意義に対する疑念が起こっている傾向がある。同時に、主脳部のぶざまな統制能力の欠如というようなことが災いして、自衛隊の内部に自衛隊の士気にかかわるような傾向がある懸念が私はあると思うのです。これであってはならない。国土、国民を守るための自衛隊の士気が十分高まって、自主防衛の……
○受田委員 廣瀬郵政大臣は、御就任以来、非常に精励恪勤して、郵政事業という大事な仕事を国務大臣としてやっておられるわけですが、郵政省設置法の一部改正に対する問題点を一、二点、及び郵政行政全般に影響する基本的問題数点を取り上げて御質問申し上げ、名答をいただきたいと思います。 最初に、この法案そのものに関係するのですが、東京における郵政局を関東と二つにするという御計画、これは郵政局だけであって、郵政監察局や関東電波監理局のごときものはそのままにしておくという理由。特に郵政局だけが仕事が多くなっておって、郵政監察局や電波監理局は仕事がそうたいしてふえない、明確に郵政局のほうだけが事務量が非常に多く……
○受田委員 総理、七年有余にわたりまして、国政の責任者で非常に御苦労されて、たとえいろいろな批判はあろうとも、あなたは執念を完全になし遂げたという点において、同郷のよしみで深い敬意を払いたいと思います。しかし私は、きょうはその御苦労であったあなたに、時間の関係でポイントだけ押えたお尋ねをしますので、すかっと端的にお答えを願いたいことがあります。 まず沖繩が返還された喜びの中に、一九六九年のニクソン・佐藤共同声明、その中に台湾・韓国条項があるのでございますが、これは今日も必要かどうかということでございます。沖繩返還の行なわれたこの時点では、この総理がおきめになられた韓国・台湾条項は任務が軽くな……
○受田委員 この法律改正案は、非常に愛情に富んだ政治の一翼であると感じます。私たちも、こうした公務に精励する諸君に希望をわかしめるような法律の審査をすることは、きわめて楽しいわけでございます。ただ、この法律案の審査にあたって問題点が幾つか出ております。伊藤議員の質問されたこととなるべく重複しないように心を使いながら、お尋ねをしてみたいと思います。
国家公務員法二十三条の規定による人事院総裁としての政府に対する意見の申し出、これがいままで歴史的に幾つくらいございましたか、人事院創始以来の件数をお示し願いたいのです。
【次の発言】 「この法律目的達成上、法令の制定又は改廃に関し意見があるときは」……
○受田委員 農林省設置法の改正案のつど思うことですけれども、わが国の国策が農業立国から漸次工業立国へ移行して、かつて瑞穂の国と称せられて農は国のもとといわれた時代から、農業は国策のサブタイトル方式に転落をしつつある懸念を、私、悲しむものです。よい青年、よい思想の持ち主、また健康で勤勉な若人が農村から育ってくる、これはもう歴史の事実でございますが、そういう意味で、空気がよくて、健康で、土に親しむ古来のわが国の美風を存続する農林行政というものへ国家は十分力を入れていかなければならない。そういう意味で、私、そういう観点に立つ質問をいたしますので、御理解の上御答弁願いたいと思います。 赤城農林大臣、……
○受田委員 恩給法の改正案につきまして質問を続行します。 最初に、この恩給制度というものを、私たちは創設以来の歴史を基礎に再検討する時期が来ているのではないか。恩給法という法律の根拠はどういうものであったか。それが現在どのように用いられておるか。こうした制度を前提として、私企業に関与もできない。ちょっとしたそそうがあっても、公務員であったという方々に対しての風当たりは非常に強い。こういう時世が今日なお続いておるのでございますが、この機会に、そうした長期にわたって公務に従事した人々に対する国家の報い方として、現在行なわれている制度そのものが適切かどうかというところへ及ぶような形で質問をいたしま……
○受田委員 一時間以内に質問を終わりたいと思いますから、能率をあげます。 労働行政の担当者であられる大臣以下政府委員の皆さんに大体御出席いただいておりますので、労働行政のおもなポイントである諸問題を三つ、四つ指摘してお尋ねをいたします。 労働省設置法によって、労働行政が能率的に適正に運営されることがきめられておるのですけれども、現在の労働力市場というものの状態をまずお聞きしておきたいのです。それは、いま木原委員からも質問がありました、中高年齢層を含む労働力の供給と需要の状況はいま一体どうなっているのか。求人と求職とのバランスは、いま一体どうなっているのか。大まかな御答弁を願います。
○受田委員 先般お尋ねをして、基本的な問題は、質問に対するお答えでほぼ解明をさせてもらっております。特に食品流通局というものの新設などにも興味を感じているわけですけれども、農蚕園芸局という農業、蚕、園芸というようなものが、蚕糸園芸局へ農の局が入って、一ぺんにスケールの大きな局になってくる。こういうふうな非常に急速に機構が変えられていくという危険を、私、一方で感じているわけです。食品流通局などは、最近の国民の要望にこたえる意味で非常に味のあるセクションができたと喜んでおります。しかし 一方で、小さな家に、一局に農、蚕、園芸が押し込められて、多くの仕事をかかえた、屋台骨がゆらぐような仕事も持って……
○受田委員 熱心に質疑応答を繰り返されてる過程ですが、最初にこの設置法につきましてお尋ねいたします。
今度の法律の改正のポイントは、航空局に次長を置くということである。その次長を置かなければならない提案理由をいま承っておるのですが、これはいまに始まったものでなくて、もう少し早目に思いついて法改正を提案すべきものではなかったか。昨年の大事件において急に思いつかれたのか。御答弁を願います。
【次の発言】 この次長は行政職の一等級の対象になるのか、あるいは指定職になるかもしれないのか、どちらでございますか。
【次の発言】 そのワクは人事院で承認がとってあるのかどうか。
○受田委員 政府御提案のこの法律は、地方制度調査会委員の任期を一年を二年に延ばすというだけのことでございますが、いままで一年でよく済んだものですね。済まされた事情を説明願いたい。
【次の発言】 ちょっと委員の顔ぶれを拝見さしてもらいましょう。大体同じようなのが毎年続いておるという御答弁でございましたが、毎年同じような者ではあじけないなと思っておりますか……。
【次の発言】 いま地方制度調査会の第十五次委員の顔ぶれを見せていただいておるのですが、学識経験者二十一名、このマルがついているものは、これはかわった顔ぶれでございますか。
【次の発言】 臨時の委員。
○受田委員長 東中光雄君。
○受田委員 昨年、あなた方よく御存じのような交通安全の基本法ができて、そして中央交通安全対策会議がりっぱに構成されておりながら、一年たって、航空の基本的な対策さえも用意しないでこういう事件を起こしたことに対して、政府は、一体法律ができてもなぜ傍観しておるかというずるいあり方に、心から私は警告とそしておしかりを申し上げたいと思うのです。 まずそのことについて、和田議員の質問に関連することでありまするので、一、二関連事項として指摘したいことは、航空管制の基本的な対策としては、これが一元化しなければならぬということは、もう火を見るよりも明らかな大衆の要望である。技術的にもそうである。ところが、日本……
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